JP4555689B2 - 消費税届出書管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、消費税トータルシステム、および消費税届出書管理用プログラムに関するものであり、特に、消費税届出書を管理することが可能な消費税トータルシステム、および消費税届出書管理用プログラムに関する。
消費税額の申告にあっては、該当する課税期間が始まる前に適切な申告方法(原則/簡易、個別対応/一括比例配分等)を検討し、必要となる各種消費税届出書(以下、消費税届出書を「届出書」とも称する)や申請書を所轄の税務署へ提出しなければならない。よく提出される届出書としては、以下の5組10種類がある。
(1−1)「消費税課税事業者届出書」
(1−2)「消費税の納税義務者でなくなった旨の届出書」
(2−1)「消費税簡易課税制度選択届出書」(継続義務期間2年)
(2−2)「消費税簡易課税制度選択不適用届出書」
(3−1)「消費税課税事業者選択届出書」(継続義務期間2年)
(3−2)「消費税課税事業者選択不適用届出書」
(4−1)「消費税課税期間特例選択届出書」(継続義務期間2年)
(4−2)「消費税課税期間特例選択不適用届出書」
(5−1)「消費税課税売上割合に準ずる割合の適用承認申請書」
(5−2)「消費税課税売上割合に準ずる割合の不適用届出書」
これらの届出書は税務署へ提出されると、その届出書に記載されている適用開始日から適用されるようになっている(その開始日を適用開始日あるいは適用日とも呼ぶ)。また、上記5組のように対になった届出書の場合、提出された届出書によりその適用が開始されると、相対応する届出書(組になっている相手側)が提出され、その相対応する届出書の適用開始日の前日までが有効であるとして継続される。従って、その届出書が適用されている期間を、有効期間あるいは継続期間とも呼ぶ。また、届出書によっては、その提出により選択した制度を適用開始から決められた期間は継続しなければならない継続義務期間があるものがある。この継続義務期間内に相対応する届出書を提出して適用中の制度を途中でやめることは、原則として出来ないことになっている。
自治体や官庁に電子申告し、その履歴を管理する技術としては、例えば、特許文献1が公知である。
また、平成15年消費税法改正により、免税業者判定基準および簡易課税適用基準が引
き下げられたことにより、消費税を納めなければならない事業者の急増(個人88万人、
法人48万社)が予想されるため、会計事務所の消費税申告業務の作業量が急増するとと
もに、会計事務所の届出書失念により顧問先から損害賠償を求められる事件が増えることが予想される。
従来の届出書の履歴管理は、過去に提出のあった「届出書名称」、「税務署受領日(提出日)」、「適用開始日」等に該当する届出書の情報を保持しておき、届出書の一覧表に届出日と適用開始日を並べた一覧形式で表示して、それを元に本年度以降提出すべき届出書を検討していた。ここで、「年度」とは、事業年度のことをいう(ただし、1年を単とする)。例えば、個人事業者の場合は、1月1日〜1月31日となる。
特開2003−91578号公報
しかしながら、従来の届出書の履歴管理では、該当届出書の継続期間・継続義務期間、関係する届出書の必要性・継続義務期間、来期・来々期の経営状況(含設備投資)等を考慮しながら、本年度提出すべき届出書を決定しければならないため、提出が必要な届出書の失念や提出時期の判断ミスが生じやすいという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、提出が必要な消費税届出書の失念や消費税届出書の提出時期の判断ミスを防止することが可能な消費税トータルシステム、および消費税届出書管理用プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる消費税トータルシステ
ムは、各種消費税届出書(以下、消費税届出書を「届出書」と称する)を管理する消費税トータルシステムにおいて、少なくとも、前々期、前期、および当期の課税売上高および届出書の提出日・適用日を含む届出書履歴データを年度別に各々登録した消費税ファイルを記憶する第1の記憶手段と、前記年度別の消費税ファイルに登録されている課税売上高および届出書履歴データを読み出して、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に纏めた届出書管理表データを第2の記憶手段上に作成する届出書管理表データ作成手段と、前記第2の記憶手段上に作成された届出書管理表データに基づいて、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に記述した届出書管理表画面を、表示手段の表示画面に表示する制御を行う表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る消費税届出書管理用プログラムは、各種消費税届出書(以下、消費税届出書を「届出書」と称する)を管理する消費税届出書管理用プログラムにおいて、少なくとも、前々期、前期、および当期の課税売上高および届出書の提出日・適用日を含む届出書履歴データを年度別に各々登録した消費税ファイルを第1の記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記年度別の消費税ファイルに登録されている課税売上高および届出書履歴データを読み出して、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に纏めた届出書管理表データを第2の記憶手段上に作成する届出書管理表データ作成ステップと、前記第2の記憶手段上に作成された届出書管理表データに基づいて、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に記述した届出書管理表画面を、表示手段の表示画面に表示する制御を行う表示ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも、前々期、前期、および当期の課税売上高および届出書の提出日・適用日を含む届出書履歴データを年度別に各々登録した消費税ファイルを記憶しておき、前記年度別の消費税ファイルに登録されている課税売上高および届出書履歴データを読み出して、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に纏めた届出書管理表データを作成し、作成された届出書管理表データに基づいて、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に記述した届出書管理表画面を、表示手段の表示画面に表示することとしたので、消費税届出書の適用効力期間の変遷や不備が一目でわかり、消費税届出書の提出要否、提出期間の確認・判断を容易かつ正確に行うことができ、提出が必要な消費税届出書の失念や提出時期の判断ミスを防止することが可能な消費税トータルシステム、および消費税届出書管理用プログラムを提供することが可能となるという効果を奏する。
また、本発明によれば、届出書の適用開始日、継続義務期間、課税区分の可否を自動判断するため、届出書提出失念・課税区分選択の判断ミスを軽減するためのツールとして活用することができる。
また、本発明によれば、来期以降適用するために、当期に提出すべき届出書については、「予定届出書」として仮設定することにより、来期、来々期にわたりその適用範囲・課税区分が不整合チェック付きで自動判断表示され、届出書提出による課税区分選択の簡易シミュレーションを行うことができる。
以下に、本発明にかかる消費税トータルシステム、消費税届出書管理用プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。本明細書において、「年度」とは、事業年度や会計年度をいう。
(計算機システムの概要)
図1は、本発明にかかる消費税トータルシステムとして動作し、本発明の消費税届出書管理用プログラムを実行可能な一般的な計算機システムの構成を示す図である。
この計算機システムは、たとえば、CPUを含む制御ユニット101と、メモリユニッ
ト102と、表示ユニット103と、入力ユニット104と、CD−ROMドライブユニ
ット105(DVDドライブユニット、FDドライブユニットであってもよい)と、ディ
スクユニット106と、外部I/Fユニット107と、印刷ユニット108とを備え、これらの各ユニットは、それぞれシステムバスAを介して接続されている。
図1において、制御ユニット101は、本発明の消費税届出書管理用プログラムを実行する。メモリユニット102は、RAM、ROM等の各種メモリを含み、制御ユニット101が実行すべきプログラム、処理の過程で得られた必要なデータ等を記憶する。表示ユニット103は、CRTやLCD(液晶表示パネル)等で構成され、計算機システムの使用者に対して各種画面を表示する。印刷ユニット108は、電子写真方式やインクジェット方式のプリンタで構成され、表示ユニット103の画面に表示されたデータ等を転写紙に印刷出力する。入力ユニット104は、キーボード、マウス等で構成され、計算機システムの使用者が、各種情報の入力を行うために使用する。また、図示のCD−ROM200には、後述する本実施例の処理を記述した本発明の消費税届出書管理用プログラムが格納されている。
ここで、上記本発明にかかる消費税届出書管理用プログラムが実行可能な状態になるまでの上記計算機システムの動作例について説明する。まず、上記のように構成される計算機システムには、CD−ROMドライブユニット105にセットされたCD−ROM200から、消費税届出書管理用プログラムがディスクユニット106にインストールされる。そして、計算機システムの起動時またはプログラムの実行時に、ディスクユニット106から読み出されたプログラムがメモリユニット102に格納される。この状態で、制御ユニット101(CPU)は、メモリユニット102に格納されたプログラムにしたがって、消費税届出書管理表作成処理を実行する。
なお、本発明においては、CD−ROM200にて上記消費税届出書管理表作成処理を記述したプログラムを提供しているが、このプログラムの記録媒体は、これに限定されることなく、システムを構成するコンピュータに応じて、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク等の磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ等の他の記録媒体を用いることも可能である。また、電子メール、インターネット等の伝送媒体により提供されたプログラムを用いることとしてもよい。
(消費税トータルシステムの概要)
つづいて、上記消費税トータルシステムの概要について説明する。図2−1は、上記消費税トータルシステムの機能(メインメニュー)を示す図である。なお、上記消費税トータルシステムは、従来の消費税の申告に関する処理に加えて、さらに平成15年消費税法改正に対応する。具体的には、
(1)免税業者判定基準引き下げ
(2)簡易課税適用基準引き下げ
(3)中間納付税額および納付回数の改正
(4)消費税等の内税表示
に対応する。そして、上記消費税トータルシステムは、制御ユニット101の制御により
、既知の会計システムにて生成された会計ファイルと連動して消費税申告書を作成する。具体的には、図3に示すすべての申告方式による消費税額を試算できる。
ここで、上記消費税トータルシステムの機能について簡単に説明する。図示の「1.消費税ファイル作成」は、消費税ファイルを作成する機能を示す。消費税ファイルとして登録されるデータは、たとえば、会社の基礎情報、消費税の計算条件、各種届出書や消費税申告書等の提出年月日、その年度の申告書等のデータ、当期前数年前(2年以上)までの提出済み申告データ(作成した消費税申告書)の金額等である(後述する「基礎情報」、「申告情報」、「履歴情報」等に相当)。また、消費税ファイルには、シミュレーションデータ(後述するシミュレーションメイン画面、消費税一覧表、簡易課税計算書に関する情報)も登録される。この機能には、サブメニューとして、「新規作成」、「訂正」等がある。
また、「2.申告書作成」は、上記消費税ファイルを用いて消費税申告書を作成し、申告データ(実申告税額等)を消費税ファイルに登録する機能を示す。この機能には、サブメニューとして、「申告データ新規(会計ファイル連動)」、「申告データ呼出」、「申告データ管理」等がある。「3.消費税ファイルの次期繰越」は、来期の申告時のために上記で作成した消費税ファイルを繰り越す(過年度実申告税額等)機能を示す。「4.ファイルの保守」は、たとえば、旧バージョンのデータが存在する場合のコンバート機能を示す。「5.処理方法の設定」は、顧客毎の処理を設定する機能を示す。「6.税務代理書面作成」は、代理書面(税額申告全般)を作成する機能を示す。「7.シミュレーション」は、各種申告方式(原則/簡易、個別対応/一括比例配分等)から最適な申告方式を選択するために、課税期間が始まる前に、以前の実績、来期以降の営業予測や特殊事情、を考慮し、各種申告方式による消費税額を計算する機能を示す。「8.申告方式選択検討書」は、現状の提出済消費税届出書、および過去の申告消費税額またはシミュレーションデータ、を「前々期」、「前期」、「当期」、「来期」、「来々期」別に表示し、選択可能な申告方式、税額を一覧表示する機能を示す。このシミュレーション機能および申告方式選択検討機能については、本願出願人の特願2003−434496がある。
「9.消費税届出書」を選択すると、図2−2に示すサブメニューが表示される。「01.届出書作成」は、各種消費税届出書作成(以下、消費税届出書を「届出書」とも称する)を作成する届出書作成機能を示す。「02.届出書管理表」は、届出書提出の失念や提出時期の判断ミスを防止するための届出書管理表データを作成する届出書管理表作成機能を示す。
(消費税届出書管理用プログラム)
つづいて、本発明にかかる消費税届出書管理用プログラムによる処理の概略を図4〜図6−2を参照して説明する。
個人事業者においては、原則課税⇔簡易課税、課税⇔免税の変更が頻繁に発生し、その都度必要な届出書を提出することになる。届出書提出は、その提出失念で納付すべき消費税額が増えたり、消費税の還付が受けられないこと等による訴訟問題発展の観点からも消費税申告業務における重要な位置を占めるものであり、消費税届出書管理用プログラムは、その届出書の提出変遷が明確に分かるように時系列で出力する機能を実現する。
消費税届出書管理用プログラムの機能を説明する。
(1)過年度データ連動機能
過年度に年度別で登録されている「課税売上高」および「届出書履歴」情報を自動収集して複数年度における「課税売上高」、「届出書履歴データ」を時系列データとして作成する。
(2)年度別情報計算処理機能
収集した過年度の各年度「課税売上高」および「届出書履歴」情報により、各年度の「基準期間の課税売上高」、課税区分(免税/簡易/原則)を自動計算(判定)する。
(3)時系列届出書管理表表示・訂正機能
具体的には、自動計算した結果及び各年度の「届出書履歴」情報を時系列一覧表形式の「届出書管理表」として表示する。また、利用者は、過年度における届出書の「提出日」、「適用日」状況および「課税売上高」、「基準期間の課税売上高」、「設備投資等の有無」を必要に応じて、追加・訂正することができる。この追加・訂正が行われた場合に、「基準期間の課税売上高」、「他の届出書の提出・適用状況」、「有効期間」等からその整合性を判定し、不整合と判定した場合には、不整合要因の警告メッセージを表示し、該当する入力項目をエラーマーキングする。また、利用者は、当期、来期、来々期に提出する予定の届出書がある場合は、その適用日を仮設定することができる。仮設定された適用日と「基準期間の課税売上高」、「他の届出書の提出・適用状況」、「有効期間」等からその「整合性」を判断し、「不整合」と判断される「金額」、「適用日」が入力された場合は、不整合要因の注意メッセージが表示され、該当する入力項目をエラーマーキングする。また、利用者は当期、来期、来々期に適用予定の「課税区分」(免税/簡易/原則)がある場合は、その「課税区分」を仮設定することができる。仮設定された課税区分に対し、「基準期間の課税売上高」、「他の届出書の提出・適用状況」等からその「整合性」を判定し、「不整合」と判定される「課税区分」が選択された場合は、不整合要因の警告メッセージが表示され、「課税区分」の仮設定を禁止する。
(4)消費税届出書作成機能
提出すべき届出書が確定した場合は、提出書類を作成して印刷する。
(5)時系列届出書管理表印刷・保持機能
訂正・仮設定した時系列届出管理表を印刷する。訂正・仮設定した時系列届出管理表を当期用の「届出書管理表」データとして保存する。保存したデータは任意に読み出し・変更可能である。
図4は、メモリユニット102に記憶される消費税ファイルのフォーマットを示す図である。消費税ファイルは、年度別に作成される。消費税ファイルには、図4に示すように、基礎情報(データ識別情報・計算条件)、消費税申告データ(作成された申告データ)、過年度申告データ(過去4年提出済み申告データ)、消費税額シミュレーションデータ、届出書データ(提出届出書作成データ)、届出書履歴データ(単年度届出書提出年月日・適用年月日データ)、届出書管理表データ等が登録されている。届出書管理表データは、消費税ファイル内の必要な情報を自動収集することによって作成され、利用者によって編集することができるようになっている。
届出書管理表データは、届出書管理表名称データと、届出書管理データからなる。届出書管理表名称データは、1レコード1届出書情報とし、1レコード内に「届出書ID」、」、「名称」、「有効期間(相対届出書が適用されるまで有効)」、「継続義務期間」、「相対届出書ID」、「届出書属性(0:なし、1:適用、2:不適用)」等を保持している。
届出書管理データは、1レコード内に、「処理年月日(事業年終了日)」、「課税区分」、「課税売上高」、「基準期間の課税売上高」、「設備投資等の有無(0:無し、1:有り)」、「届出書提出状況」等を保持している。「届出書提出状況」には、届出書ごとに表示および印刷するための全届出書分(図6の例では15件になっている)のデータ領域があり、「提出年月日」、「適用開始日」、「エラー状況」、「継続状況(0:背景なし、1:不適用、2:提出予定、3:適用継続義務有、4:適用、この継続状況は、背景色番号としても利用する)」等の届出書の各設定情報を保持している。ここで、継続状況は後述の図9の判定処理の結果が反映される。また、エラー状況は後述の図13〜図16、図19〜図25、図28、図30〜図32においてエラーの有無を反映している。
図5−1は、本発明にかかる消費税届出書管理用プログラムによる処理を示すフローチャートである。図5−2は、本発明にかかる消費税届出書管理用プログラムによる処理の概要を示す図である。図6は、届出書管理表画面の表示例を示す図である。
図5−1〜図6を参照して、届出書管理用プログラムによる処理を詳細に説明する。図5−1において、まず、利用者により、上記メインメニューより、「9.消費税届出書」が選択された後、そのサブメニューで「02.届出書管理表」が選択されると、届出書管理表を作成(編集)する消費税ファイルを選択するメニュー画面を表示する。この画面で、利用者により、該当年度の消費税ファイルが指定された場合には(ステップS1)、制御ユニット101は、図5−2に示すように、メモリユニット102から前4期〜当期の消費税ファイル1の消費税申告データ、課税売上高、届出書データ、届出書履歴データ等を読み出して収集し、メモリユニット102の所定領域に、これら内容を時系列に纏めた届出書管理表データ2を作成する。そして、制御ユニット101は、この届出書管理表データ2に基づく届出書管理表画面を表示ユニット103に表示する(ステップS2)。すなわち、制御ユニット101は、少なくとも、前々期、前期、および当期の課税売上高および届出書の提出日・適用日を含む届出書履歴データを年度別の消費税ファイル1から読み出して、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に纏めた届出書管理表データをメモリユニット102の所定領域に作成し、この届出書管理表データに基づいて、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に記述した届出書管理表画面を表示ユニット103に表示する。
図6は、届出書管理表画面の一例を示す図である。この届出書管理表画面には、各項目”「課税区分(免税/簡易/原則)」、「課税売上高」、「基準期間の課税売上高」、「設備投資等」、「各種届出書(消費税課税事業者届出書、消費税の納税義務者でなくなった旨の届出書、消費税簡易課税制度選択届出書、消費税簡易課税制度選択不適用届出書、消費税課税事業者選択届出書、消費税課税事業者選択不適用届出書、消費税課税期間特例選択・変更届出書、消費税課税期間特例選択不適用届出書、消費税課税売上割合に準ずる割合の適用承認申請書、消費税課税売上割合に準ずる割合の不適用届出書、その他の届出書・申請書で5件まで任意に選択可能)」”について、7期分(4期前、3期前、前々期、前期、当期、来期、来々期)のデータが時系列に線表形式で表示されている。これらの表示には、図4の届出書管理データを用いている。「課税区分」については、免税/簡易/原則のデータが表示されている。「課税売上高」、「基準期間の課税売上高」については、金額のデータが表示されている。「設備投資等」については、「設備投資有り」の場合に「有」が表示されている。各種届出書には、提出日、適用日の日付データが表示されている。また、届出書管理表示画面には、「訂正」ボタン、「印刷」ボタン、「連動」ボタン、「届出書」ボタン、「設定」ボタン、「登録」ボタン、「選択」ボタン、「終了」ボタンが表示されている。
届出書管理表画面の各項目の表示方法について具体的に説明する。
「課税区分(免税/簡易/原則)」:基準期間の課税売上高および届出書提出状況より自動判定する。当期以降のみ訂正可能となっている。必要届出書が提出されていない場合は注意メッセージ表示後該当届出書の日付欄を警告表示する。判定基準金額を満たしていない場合、または継続義務期間等で区分変更できない場合は、注意メッセージを表示する。期中で課税区分が変わる場合は期首と期末の課税区分自動判定により、「免税/簡易」のように双方が表示される。
「課税売上高」:該当年度の課税売上高が表示され、変更することができる。変更された金額は2年後の基準期間の課税売上高に連動する。
「基準期間の課税売上高」:該当年度の基準期間の課税売上高が表示され、変更することができる。2年前の課税売上高と金額が異なる場合は、金額を訂正する。
「設備投資等」:設備投資等を行った年度または予定している年度は「有」と入力する。
届出書」:10種類の届出書が表示される。それ以外の届出書・申請書は5つまでガイダンスより選択または任意に入力可能となっている。
「提出(税務署受領日)」:各届出書の各年度の欄において、税務署受領日(提出日)を入力する。来期・来々期の提出予定となる税務署受領日は入力不可となっている。各期の課税期間内の日付のみ有効となる(前4期のみ過去履歴として課税期間以前も可)。
「適用(適用開始日)」:入力された「提出(税務署受領日)」の翌期の期首年月日が初期表示される。期中から適用される場合等必要に応じて修正する。当期・来期・来々期の提出予定届出書は適用開始日のみ入力する。同一届出書内で適用開始日が暦上前後する日付は入力不可となっている。適用開始日(対象年度)以降、有効期間内は表内の背景色が変わる。該当期の期首年月日から翌期の期首年月日まで入力可能となっている。
消費税届出書管理用プログラムは、届出書の提出状況を利用者が識別し易い形態で表示している。すなわち、提出状況(適用開始日以降の提出届出書の継続状況)は、配色を変えることにより、その届出書の有効期間および継続義務期間、提出予定状況、不整合状況を容易に確認できるようにしている。
(1)届出書有効期間
届出書管理表データの継続状況を参照して、届出書の適用開始日以降、有効期間内を届出書有効期間色で表示する。適用/不適用届出書といった相対関係のある届出書では、不適用届出書の継続期間を別色で表示する。「不適用届出書の継続期間」表示は、利用者により任意選択することが可能となっており、選択結果をフラグとして、「不適用表示」という領域(図示せず)に保存する。
(2)届出書の継続義務期間
有効期間内のうち、継続義務期間のある届出書はその継続義務期間を表示する。
(3)届出書の提出予定
提出予定である届出書(適用開始日のみ入力されている届出書)は、提出開始日以降の有効期間を表示する。
(4)不整合
提出状況に不整合が生じている届出書は、不整合となっている箇所を警告色表示(エラーマーキングとも称する)する。
(5)期中開始・終了
期中からの適用開始又は期中に終了する期間は開始:下段、終了:上段で色づけして表示する。
なお、提出状況は、色の有無、配色の違いによりその継続状況を識別表示しているが、識別表示する態様はこれに限られるものではなく、継続状況に応じたマーク表示を行う構成としてもよい。例えば、(1)適用届出書の継続期間(記号:○)、(2)適用届出書の継続義務期間(記号:◎)、(3)不適用届出書の継続期間(記号:□)、(4)提出予定の届出書の継続期間(記号:▽)、(5)警告エラー(記号:◆)とすることにしてもよい。
また、届出書管理表画面では、来期以降のシミュレーションを行うことができる。(1)来期以降の予想される売上高の入力、来期提出しようと考えている届出書を該当年度の列に設定する。設定不可能な場合、さらに別の届出書が必要な場合はメッセージ表示後、該当箇所がエラーマーキングされる。(2)来期以降の該当課税区分欄(免税/原則/簡易)を選択しようと考えている課税区分へ仮設定する。利用者は、予定される設備投資等を考慮しながら適切な課税区分を検討し、仮設定する。設定不可能な場合、さらに別の届出書が必要な場合はメッセージ表示後、該当箇所がエラーマーキングされる。
さて、図5−1に戻り、届出書管理表画面で、利用者によって「訂正」ボタンが選択された場合、制御ユニット101は、訂正処理を実行する(ステップS3)。この訂正処理では、訂正用のカーソルを点滅させ、利用者により、届出書管理表画面を訂正を可能な状態とし、データ入力(訂正)時に整合性の判定を行う。整合性の判定では、「基準期間の課税売上高>届出書提出状況>課税区分」の優先順位で判定を行い、不整合が生じた場合は注意メッセージを表示する。注意メッセージが表示された場合は、税務署受領日(提出日)、適用開始日に関しては警告色で不整合箇所を表示する。訂正された内容が整合している場合には、制御ユニット101では、上記でメモリユニット102に記憶された届出書管理表データを、最新の状態に更新する。
また、利用者によって「届出書」ボタンが選択された場合、制御ユニット101では、届出書作成画面を表示し(ステップS4)、利用者は届出書の作成が可能となる。また、利用者によって「連動」ボタンが選択されると、制御ユニット101は、任意の年度の消費税ファイルより、課税売上高、基準期間の課税売上高、税務署受領日(提出日)、適用開始日を連動する(ステップS5)。利用者は、初期表示段階で消費税ファイル未セット等により自動検索されなかった場合、申告データの訂正等により連動元データに変更が生じた場合など、単年度単位で消費税ファイルより連動し直したい場合に実行する。
また、利用者によって、「設定」ボタンが選択されると、制御ユニット101では、継続状況の表示・印刷において「継続期間のマーク」、「不適用届出書の継続期間」を出力するか否かの選択を行うための選択画面を表示し(ステップS6)、利用者が継続状況の表示・印刷において「継続期間のマーク」、「不適用届出書の継続期間」を出力するか否かの選択が可能となる。また、利用者によって、「選択」ボタンが選択されると、制御ユニット101では、操作ガイドを表示し(ステップS7)、利用者が操作ガイドで任意の処理の選択が可能となる。
また、利用者によって「登録」ボタンが選択された場合、制御ユニット101では、確認画面「届出書管理表データを登録します。よろしいですか」を表示し、登録済みの場合は、たとえば、「届出書管理表データは既に登録されています。上書登録しますか」を表示する。そして、利用者からの「YES」の応答を受けて、制御ユニット101では、届出書管理表データを当期の消費税ファイルに登録する(ステップS8)。
また、利用者によって「印刷」ボタンが選択された場合、制御ユニット101では、利用者からの指示に従って、上記届出書管理表画面上に表示された全情報、または一部の情報を、メモリユニット102の所定領域から読み出し、該当する情報を印刷するための制御を行って、印刷ユニット108から印刷させる(ステップS9)。
つぎに、消費税届出書管理用プログラムの具体的な処理アルゴリズムを図7〜図33を参照して説明する。
[各届出書の継続義務期間、提出条件、有効期間、判定条件]
各届出書の継続義務期間、提出条件、有効期間、判定条件を説明する。「届出書管理表」は以下の条件で提出の整合性をチェックして作成されるので、届出書の提出状況ならびに当期以降の届出書提出を検討する参考資料となる。
(1)消費税課税事業者届出書
継続義務期間:なし
提出条件 :事業者が、基準期間における課税売上高が1、000万円(平成16年4月1日前に開始する課税期間については3,000万円)を超えたことにより、その課税期間について免税義務が免除されないこととなる場合に提出する。ただし、既にこの届出書を提出している事業者は、提出後引き続き課税事業者である限り再度提出する必要はない。
有効期間 :「消費税の納税義務者でなくなった旨の届出書」が適用されるまで
判定条件 :適用期間が免税事業者の場合は警告エラーとなる。
(2)消費税の納税義務者でなくなった旨の届出書
継続義務期間:なし
提出条件 :それまで課税事業者であった事業者が、その課税期間の課税売上高が1,000万円(平成16年4月1日前に開始する課税期間については3,000万円)以下となったことにより、その課税期間を基準期間とする課税期間において納税義務が免除されることとなる場合に提出する。
有効期間 :「消費税課税事業者届出書」が適用されるまで
判定条件 :適用期間が課税対象事業者の場合は警告エラーとなる。
(3)消費税簡易課税制度選択届出書
継続義務期間:2年間
提出条件 :事業者が、その基準期間における課税売上高が5、000万円(平成16年4月1日前に開始する課税期間については2億円)以下である課税期間について、簡易課税制度を適用しようとする場合に提出する。なお、簡易課税制度を選択した場合は、事業を廃止した場合等を除き、2年間継続した後でなければ簡易課税制度の選択をやめることができない。
有効期間 :「消費税簡易課税制度選択不適用届出書」が適用されるまで、ただし、適用開始より2年間は継続義務がある。期間短縮適用中でも継続状況は年度単位で表示する。
判定条件 :適用期間が簡易課税制度を適用できない(原則)場合は警告エラーとな
る。
(4)消費税簡易課税制度選択不適用届出書
継続義務期間:なし
提出条件 :簡易課税制度の適用を受けている事業者が、その適用をやめようとする
場合または事業を廃止した場合に提出する。なお、簡易課税制度を選択した場合は、事業を廃止した場合等を除き、2年間継続した後でなければ簡易課税制度の選択をやめることはできない。
有効期間 :「消費税簡易課税制度選択届出書」が適用されるまで
判定条件 :適用期間が簡易課税制度継続義務期間内の場合は警告エラーとなる。
(5)消費税課税事業者選択届出書
継続義務期間:2年間
提出条件 :事業者が、基準期間における課税売上高が1、000万円(平成16年4月1日前に開始する課税期間については3、000万円)以下である課税期間においても納税義務の免除の規定を受けないこと、すなわち、課税事業者になることを選択しようとする場合に提出する。
有効期間 :「消費税課税事業者選択不適用届出書」が適用されるまで、うち、適用開始より2年間は継続義務がある。
判定条件 :適用期間が課税対象事業者の場合は警告エラーとなる。
(6)消費税課税事業者選択不適用届出書
継続義務期間:なし
提出条件 :消費税課税事業者選択届出書を提出している事業者が、その選択をやめようとする場合又は事業を廃止した場合に提出する。なお、課税事業者を選択した場合は、事業を廃止した場合を除き、2年間継続した後でなければ課税事業者をやめることができない。
有効期間 :「消費税課税事業者選択届出書」が適用されるまで
判定条件 :適用期間が課税事業者選択継続義務期間内の場合は警告エラーとなる。
(7)消費税課税期間特例選択届出書
継続義務期間:2年間
提出条件 :課税期間特例の適用を受けようとする、又は変更しようとする場合に提
出する。
有効期間 :「消費税課税期間特例選択不適用届出書」が適用されるまで、うち、適用開始より2年間は継続義務がある。
判定条件 :継続義務期間中の再提出(期間変更)は警告エラーとなる。
(8)消費税課税期間特例選択不適用届出書
継続義務期間:なし
提出条件 :課税期間特例の適用を受けている事業者が、その適用をやめようとする場合又は事業を廃止した場合に提出する。なお、課税期間特例を選択した場合は、事業を廃止した場合を除き、2年間は課税期間特例をやめることができない。
有効期間 :「消費税課税期間特例選択届出書」が適用されるまで
判定条件 :適用期間が課税期間特例継続義務期間内の場合は警告エラーとなる。
(9)消費税課税売上割合に準ずる割合の適用承認申請書
継続義務期間:なし
有効期間 :「消費税課税売上割合に準ずる割合の不適用届出書」が適用されるまで
判定条件 :警告エラーとなる判定条件はない。
(10)消費税課税売上割合に準ずる割合の不適用届出書
継続義務期間:なし
有効期間 :「消費税課税売上割合に準ずる割合の適用承認申請書」が適用されるまで
判定条件 :警告エラーとなる判定条件はない。
(11)消費税法別表第三に掲げる法人に係る資産の譲渡等の時期の特例の承認申請書
継続義務期間:なし
有効期間 :「消費税法別表第三に掲げる法人に係る資産の譲渡等の時期の特例の不適用届出書」が適用されるまで。
判定条件 :警告エラーとなる判定条件はない。
(12)消費税法別表第三に掲げる法人に係る資産の譲渡等の時期の特例の不適用届出書
継続義務期間:なし
有効期間 :「消費税法別表第三に掲げる法人に係る資産の譲渡等の時期の特例の承認申請書」が適用されるまで
判定条件 :警告エラーとなる判定条件はない。
(13)消費税法別表第三に掲げる法人に係る申告書の提出期限の特例の承認申請書
継続義務期間:なし
有効期間 :「消費税法別表第三に掲げる法人に係る申告書の提出期限の特例の不適用届出書」が適用されるまで
判定条件 :警告エラーとなる判定条件はない。
(14)消費税法別表第三に掲げる法人に係る申告書の提出期限の特例の不適用届出書
継続義務期間:なし
有効期間 :「消費税法別表第三に掲げる法人に係る申告書の提出期限の特例の承認申請書」が適用されるまで
判定条件 :警告エラーとなる判定条件はない。
(15)上記以外の届出書・申請書
継続義務期間:なし
有効期間 :適用開始年月日の課税期間のみ
判定条件 :警告エラーとなる判定条件はない。
[継続情報判定例:XXX届出書n年度色付け判定]
図7は、XXX届出書n年度色付け判定を説明するためのフローチャートである。これにより、図6の届出書管理表の各届出書の年度ごとの欄の表示色を決めている。図7において、届出書管理データ[n]の届出書提出状況、エラー状況にエラーあるか否かを判定し(ステップS101)、エラーがある場合には(ステップS101の「Yes」)、「警告色」を表示する(ステップS114)。
エラーがない場合には(ステップS101の「No」)、[継続状況]に届出書管理データ[n]の届出書提出状況の継続状況を代入する(ステップS102)。[継続状況]=不適用、かつ、不適用表示=「しない」であるか否かを判断し(ステップS103)、[継続状況]=不適用、かつ、不適用表示=「しない」である場合には(ステップS103の「Yes」)には、「無色」とする(ステップS113)。他方、[継続状況]=不適用、かつ、不適用表示=「しない」でない場合には(ステップS103の「No」)には、[継続状況]=提出予定であるか否かを判定する(ステップS104)。この判定の結果、[継続状況]=提出予定である場合には(ステップS104の「Yes」)、「予定継続色」を表示する(ステップS112)。他方、[継続状況]=提出予定でない場合には(ステップS104の「No」)、[継続状況]=適用継続義務有であるか否かを判定する(ステップS105)。この判定の結果、[継続状況]=適用継続義務有である場合には(ステップS105の「Yes」)、「適用義務継続色」を表示する(ステップS111)。他方、[継続状況]=適用継続義務有でない場合には(ステップS105の「No」)、[継続状況]=不適用であるか否かを判断する(ステップS106)。この判定の結果、[継続状況]=不適用である場合には(ステップS106の「Yes」)、「不適用継続色」を表示する(ステップS110)。他方、[継続状況]=不適用でない場合には(ステップS106の「No」)、[継続状況]=適用であるか否かを判断する(ステップS107)。この判断の結果、[継続状況]=適用である場合には(ステップS107の「Yes」)、「適用継続色」を表示する一方(ステップS109)、[継続状況]=適用でない場合には(ステップS107の「No」)、[無色]とする(ステップS108)。
[届出書の日付判定]
図8は、届出書の日付判定を説明するためのフローチャートである。図8において、
日付入力があるか否かを判定し(ステップS121)、日付入力がない場合には(ステップS121の「なし」)、入出用へ転送せず、日付表示を行わない(ステップS127)。他方、日付入力がある場合には(ステップS121の「あり」)、処理年度を判定し(ステップS122)、処理年度が管理先頭年度である場合には、継続期間中であるか否かを判定し(ステップS123)、継続期間中である場合には、入出用へ転送し、日付を表示する(ステップS126)。他方、継続期間中でない場合には、適用開始日が処理年度以降であるか否かを判定する(ステップS124)。
適用開始日が処理年度以降である場合には、入出用へ転送し、日付を表示する一方(ステップS126)、適用開始日が処理年度以前である場合には、入出用へ転送せず、日付表示を行わない(ステップS127)。上記ステップS122において、処理年度が管理先頭年度以外の場合には、前年度と日付が一緒であるか否かを判定する(ステップS125)。前年と日付が一緒である場合には、入出用へ転送せず、日付表示を行わない一方(ステップS127)。前年度と日付が一緒でない場合には、入出用へ転送し、日付を表示する(ステップS126)。以上の処理により、届出書管理表において継続されている届出書は、適用年月日以降継続している年度は年月日表示をさせないことで見易さを確保することができる。
[継続状況の判定]
図9は、継続状況の判定を説明するためのフローチャートである。継続状況は、届出書の提出状況より判定する。判定課税期間を(Symd〜Eymd)、判定対象の届出書(T1)の適用開始日(T1ymd)の含まれる課税期間を(T1Symd〜T1Eymd)、相対関係の届出書(T2)の適用開始日(T2ymd)の含まれる課税期間を(T2Symd〜T2Eymd)とする。ただし、相対関係の届出書の無い場合はT2Symd=0、T2Eymd=0とする。
図9において、T1ymdが「0」であるか否かを判定し(ステップS131)、T1ymdが「0」の場合には、継続なし(継続色で反転しない)と判定する(ステップS135)。他方、T1ymdが「0」でない場合には、判定課税期間(Symd〜Eymd)、判定対象の届出書(T1)の適用開始日(T1ymd)の含まれる課税期間(T1Symd〜T1Eymd)、相対関係の届出書(T2)の適用開始日(T2ymd)の含まれる課税期間を(T2Symd〜T2Eymd)を取得する。継続年数があるT1Eymd、T2Eymdの年に、その継続年数を加算する。また、無制限の場合(相対応届出書が適用されるまでの場合)は「最大値」に設定する。(ステップS132)。
そして、Eymd<T1SymdならばT1Symd=T1Eymd=0とし、Eymd<T2SymdならばT2Symd=T2Eymd=0とし、T1Symd<T2SymdならばT1Symd=T1Eymd=0とし、T2Symd<T1SymdならばT2Symd=T2Eymd=0とし、T1Symd=T2Symdならば不適用届出書=0とする(ステップS133)。届出書(T1)の適用期間内に課税期間が含まれているか否かを判定し(ステップS134)、T1Symd<=Symd<=T2Symdの場合には、継続ありと判定し、継続色で反転する。(ステップS136)、T1Symd<=Symd<=T2Symdでない場合には、継続なしと判定し、継続色では反転しない。(ステップS135)。ここで、「色を反転する」とは、例えば所定の継続色で識別表示することを意味し、「色を反転しない」とは背景色を変えないことを意味する。
[課税区分の判定]
図10は、課税区分の判定を説明するためのフローチャートである。課税区分は、判定年の基準期間の課税売上高および届出書の提出状況により判定する。図10において、基準期間の課税売上高を判定する(ステップS141)。基準期間の課税売上高が、平成16.4.1以降の開始課税期間なら1000万円以下、あるいは平成16.3.31以前の開始課税期間なら3000万円以下で(ステップS142)、課税事業者選択届出書が不適用の場合には(ステップS145の「不適用」)の場合には、「免税」と判定する(ステップS146)。
また、基準期間の課税売上高が、平成16.4.1以降の開始課税期間なら5000万円以下、あるいは平成16.3.31以前の開始課税期間なら2億円以下で(ステップS141、S143)、簡易課税制度選択届出書が適用の場合には(ステップS147の「適用」)、「簡易」と判定する。また、基準期間の課税売上高が、平成16.4.1以降の開始課税期間なら1000万円以下、あるいは平成16.3.31以前の開始課税期間なら3000万円以下で(ステップS142)、課税事業者選択届出書が適用で(ステップS145の「適用」)で、かつ、簡易課税制度選択届出書が適用の場合には、(ステップS147の「適用」)、「簡易」と判定する(ステップS148)。
また、基準期間の課税売上高が、平成16.4.1以降の開始課税期間なら1000万円以下ではなく、かつ、平成16.3.31以前の開始課税期間なら3000万円以下ではなく、かつ、平成16.4.1以降の開始課税期間なら5000万円以下ではなく、かつ、平成16.3.31以前の開始課税期間なら2億円以下でない場合には、「原則」と判定する(ステップS149)。また、簡易課税制度選択届出書が不適用の場合には(ステップS147の「不適用」)、「原則」と判定する(ステップS149)。
「届出書管理表」の各入力項目の入力時には、提出状況の整合性判定を行う。不整合が生じた場合は、警告メッセージを表示し、また、不整合となった日付入力欄には警告色にて背景を変更する。図11は、警告メッセージの一覧を示している。以下、整合性の判定および警告メッセージの表示について説明する。
[基準期間の課税売上高]
図12〜図15は、基準期間の課税売上高の整合性判定を説明するための図である。「基準期間の課税売上高」または「課税売上高」を変更した場合に、課税区分の自動判定および各届出書の提出状況のチェックを行う。
図12において、入力値が変更された場合には(ステップS201の「あり」)、入力値が、平成16.4.1以降開始課税期間なら1000万円以下、あるいは平成16.3.31以前開始課税期間なら3000万円以下である場合は(ステップS202、S204)、免税判定を実行する(ステップS205)。入力値が、平成16.4.1以降開始課税期間なら5000万円以下、あるいは平成16.3.31以前開始課税期間なら2億円以下である場合には(ステップS202、S206)、簡易判定を実行する(ステップS207)。入力値が、平成16.4.1以降開始課税期間が1000万円以下ではなく、かつ、平成16.3.31以前開始課税期間なら3000万円以下ではなく、かつ、平成16.4.1以降開始課税期間なら5000万円以下ではなく、かつ、平成16.3.31以前開始課税期間なら2億円以下でない場合には(ステップS202、S208)、原則判定を実行する(ステップS209)。
図13は、図12のステップS205の免税判定を詳細に説明するためのフローチャートである。図13において、納税義務者でなくなった旨の届出書提出があるか否かを判定し(ステップS211)、納税義務者でなくなった旨の届出書がある場合には(ステップS211の「有り」)、警告メッセージを表示しない(ステップS211)。納税義務者でなくなった旨の届出書の提出がない場合には(ステップS211の「無し」)、課税事業者選択不適用届出書提出があるか否かを判定し(ステップS212)、課税事業者選択不適用届出書の提出がある場合には(ステップS212の「有り」)、警告メッセージを表示しない(ステップS216)。課税事業者選択不適用届出書の提出がない場合には(ステップS212の「無し」)、課税事業者届出書の提出が有るか否かを判定し(ステップS213)、課税事業者届出書の提出がない場合には(ステップS213の「無し」)、警告メッセージを表示しない(ステップS216)。課税事業者届出書の提出が有る場合には(ステップS213の「有り」)、課税事業者選択届出書の提出があるか否かを判定し(ステップS214)、課税事業者選択届出書の提出がある場合には(ステップS214の「有り」)、警告メッセージを表示しない(ステップS216)。課税事業者選択届出書の提出がない場合には(ステップS214の「無し」)、「納税義務者で無くなった旨の届出書の提出が必要です」という警告メッセージを表示する(ステップS215)。
図14は、図12のステップS207の簡易判定を詳細に説明するためのフローチャートである。図14において、課税事業者選択届出書の提出が有るか否かを判定し(ステップS221)、課税事業者選択届出書の提出が有る場合には(ステップS221の「有り」)、ステップS223に移行する。他方、課税事業者選択届出書の提出がない場合には(ステップS221の「無し」)、課税事業者届出書が有るか否かを判定する(ステップS222)。この判定の結果、課税事業者届出書が有る場合には(ステップS222の「有り」)、ステップS223に移行する一方、課税事業者届出書がない場合には(ステップS222の「無し」)、「課税事業者届出書の提出が必要です」という警告メッセージを表示するとともに(ステップS224)、前期分「課税事業者届出書」日付欄を警告表示する(ステップS225)。
ステップS223では、簡易課税制度選択届出書の提出があるか否かを判定し、簡易課税制度選択届出書の提出がある場合には(ステップS223の「有り」)、”原則課税を選択する場合は、「簡易課税選択不適用届出書」の提出が必要です”という確認メッセージを表示する(ステップS227)。また、簡易課税制度選択届出書の提出がない場合には(ステップS223の「無し」)、”簡易課税を選択する場合は、「簡易課税選択届出書」の提出が必要です”という確認メッセージを表示する(ステップS226)。
図15は、図12のステップS209の原則判定を詳細に説明するためのフローチャートである。図15において、簡易課税制度選択届出書の提出があるか否かを判定し(ステップS231)、簡易課税制度選択届出書の提出が無い場合には(ステップS231の「無し」)、ステップS233に移行する。他方、簡易課税制度選択届出書の提出がある場合には(ステップS231の「有り」)、”「管理課税選択届出書」は提出されていますが、基準額を超えているため原則課税額となります”という確認メッセージを表示して(ステップS232)、ステップS233に移行する。
ステップS233では、課税事業者選択届出書の提出があるか否かを判定し、課税事業者選択届出書の提出が有る場合には(ステップS233の「有り」)、警告メッセージを表示しない一方(ステップS237)、課税事業者選択届出書の提出がない場合には(ステップS233の「無し」)、課税事業者届出書の提出があるか否かを判定する(ステップS234)。課税事業者届出書の提出がある場合には(ステップS234の「有り」)、警告メッセージを表示しない一方(ステップS237)、課税事業者届出書の提出がない場合には(ステップS234の「無し」)、”課税事業者届出書の提出が必要です”という警告メッセージを表示するとともに(ステップS235)、前期分の「課税事業者届出書」日付欄を警告表示する(ステップS236)。
[届出書適用開始年月日]
図16〜図28を参照して、届出書適用開始年月日の整合性の判定を説明する。各届出書の適用開始年月日を入力訂正した場合に、その届出書の提出状況が正しいか否かのチェックを行う。
図16は、適用開始日入力判定を説明するためのフローチャートである。図16において、適用開始年月日が入力訂正された場合には、前回入力値と同じであるか否かを判定する(ステップS241)。前回入力値と同じである場合には(ステップS241の「同じ」)、ステップS246に移行する一方、前回入力値と異なる場合には(ステップS241の「異なる」)、入力日付前後関係の整合性を判定する(ステップS242、243)。入力日付前後関係の整合性は適用開始日の入力日が入力期に準じて暦日順になっていない場合は整合性エラーとする。具体的には、入力した適用開始日をymd、適用開始日を入力した期より前の期に入力済みの適用開始日をfrom、適用開始日を入力した期より後の期に入力済みの適用開始日をtillとした場合に、(ymd<from)または(till<ymd)の場合は整合性エラーとする。
整合性が無い場合には(ステップS243の「エラー」)、入力エラー(日付再入力)を表示する(ステップS247)。整合性がある場合には(ステップS243の「整合」)、届出書別提出状況を判定し(ステップS244)、メモリを更新して、継続状況再設定を行った後(ステップS245)、判定結果を再描画する(ステップS246)。
図17は、適用開始の課税期間の課税区分の判定(判定1)を説明するためのフローチャートである。該当課税期間の「基準期間の課税売上高」より課税区分を判定する。図17において、適用開始日が含まれる課税期間を取得し(ステップS251)、期首日が平成16.4.1以降の場合には、免税基準金額:1000万円、簡易課税制度基準:5000万円とし(ステップS252、S253)、期首日が平成16.4.1より前の場合には、免税基準金額:3000万円、簡易課税制度基準:20000万円と設定する(ステップS252、S254)。つづいて、基準期間の課税売上高を判定し(ステップS255)、基準期間の課税売上高が、未入力の場合は対象外(ステップS256)、免税基準額以下の場合には免税(ステップS257)、簡易基準以下の場合には簡易(ステップS258)、左記以外の場合には原則(ステップS259)と判定する。
図18は、(入力)適用開始日が適用義務期間内に含まれるかの判定(判定2)を説明するためのフローチャートである。入力された適用開始日が指定届出書(nID)の適用義務期間内に含まれるかを判定する。図18において、継続義務期間が有るか否かを判定し(ステップS261)、継続義務期間がない場合には(ステップS261の「なし」)、義務期間外と判定する(ステップS268)。継続義務期間がある場合には(ステップS261の「あり」)、判定年=前4期とし(ステップS262)、判定年≦来々期であるか否かを判定する(ステップS263)。判定年≦来々期でない場合、すなわち判定年終了である場合には(ステップS263の「No」)、義務期間外と判定し(ステップS263)、判定年≦来々期である場合には(ステップS263の「Yes」)、適用開始日をfrom、適用開始日+義務期間をtillとする(ステップS264)。そして、from≦入力適用開始日<tillであるか否かを判定し(ステップS265)、from≦入力適用開始日<tillである場合には(ステップS265の「Yes」)、義務期間内と判定し(ステップS267)、from≦入力適用開始日<tillでない場合には(ステップS265の「No」)、判定年+1年として(ステップS266)、ステップS263に戻り、判定年終了となるまで同じ処理を繰り返し実行する。
図19は課税事業者届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。図19において、上記図17で判定された適用開始の課税期間の課税区分(判定1)が免税である場合には(ステップS271の「免税」)、”免税事業者の場合、「課税事業者選択届出書」の提出となります”という警告メッセージを表示する(ステップS273)。それ以外の場合には(ステップS271の「以外」)、警告メッセージを表示しない(ステップS272)。
図20は納税者で無くなった旨の届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。図20において、上記図17で判定された適用開始の課税期間の課税区分(判定1)が簡易、原則である場合には(ステップS281の「簡易」、「原則」)、”適用期間は課税対象です。提出できません。”という警告メッセージを表示し(ステップS283)、それ以外の場合には(ステップS281の「以外」)、警告メッセージの表示を行わない(ステップS282)。
図21は簡易課税制度選択届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。図20において、上記図17で判定された適用開始の課税期間の課税区分(判定1)が原則である場合には(ステップS291の「原則」)、”基準期間の課税売上高がxxx万円を超えています。簡易課税制度の適用はできません”という確認メッセージを表示し(ステップS293)、それ以外の場合には(ステップS291の「以外」)、確認メッセージの表示を行わない(ステップS292)。
図22は簡易課税制度選択不適用届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。図22において、上記図18の(入力)適用開始日が適用義務期間内に含まれるかの判定(判定2)において、簡易課税制度選択届出書の継続義務期間内である場合には(ステップS301の「期間内」)、”簡易課税制度は2年間の適用継続義務があります。継続義務期間内にやめることはできません。”という警告メッセージを表示する(ステップS303)。期間外の場合には(ステップS301の「期間外」)、警告メッセージの表示を行わない(ステップS302)。
図23は課税事業者選択届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。図23において、上記図17で判定された適用開始の課税期間の課税区分(判定1)が原則、簡易の場合には(ステップS311の「原則、簡易」)、”免税事業者が課税対象事業者となった場合は、「課税事業者届出書」の提出となります”という確認メッセージを表示し(ステップS313)、それ以外の場合には(ステップS311の「以外」)、確認メッセージの表示を行わない(ステップS312)。
図24は課税事業者選択不適用届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。図24において、上記図18の(入力)適用開始日が適用義務期間内に含まれるかの判定(判定2)において、課税事業者選択届出書の継続義務期間内である場合には(ステップS321の「期間内」)、”免税事業者が課税を選択した場合、2年間の適用継続義務があります。“継続義務期間内にやめることはできません。”という警告メッセージを表示し(ステップS323)、課税事業者選択届出書継続義務期間内でない場合には(ステップS321の「期間外」)、警告メッセージの表示を行わない(ステップS322)。
図25は課税期間特例選択届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。図25において、上記図18の(入力)適用開始日が適用義務期間内に含まれるかの判定(判定2)において、課税期間特例選択届出書の継続義務期間内である場合には(ステップS331の「期間内」)、”課税期間の特例を選択した場合、2年間の適用継続義務があります。課税期間の変更はできません”という警告メッセージを表示し(ステップS333)、課税期間特例選択届出書の継続義務期間内でない場合には(ステップS331の「期間外」)、警告メッセージを表示しない(ステップS322)。
ここで、期間特例の継続義務期間の算出方法を説明する。期間特例を変更する場合、通常継続義務期間に変更(再提出)することはできない。ただし、その特例として、「3ヶ月ごとの課税期間特例の適用を受けている事業者(平成16年4月1日以降最初に開始する課税期間の開始の日の前日までに3ヶ月ごとの課税期間特例の届出書を提出している事業者に限る)が、はじめて1ヶ月ごとの課税期間特例に変更する場合には2年以内であっても変更することができる。」ことになっている。この特例を考慮した期間特例の継続義務期間を以下のようにして算出する。
図26は、課税期間特例の継続義務期間の算出方法を説明するためのフローチャートである。図26において、継続義務期間(自)・・・適用開始日、継続義務期間(至)・・・適用開始日+2年−1日に設定し(ステップS341)、継続義務期間(自)<平成16.4.1、かつ、継続義務期間(至)≧平成16.4.1であるか否かを判定する(ステップS342)。この判定の結果、継続義務期間(自)<平成16.4.1、かつ、継続義務期間(至)≧平成16.4.1である場合には(ステップS342の「Yes」)、継続義務期間(至)←平成16.3.31までとする(ステップS345)。継続義務期間(自)<平成16.4.1、かつ、継続義務期間(至)≧平成16.4.1でない場合には(ステップS342の「No」)、平成16.4.1≦適用開始日≦平成17.3.31であるか否かを判定し(ステップS343)、平成16.4.1≦適用開始日≦平成17.3.31である場合には(ステップS343の「Yes」)、継続義務有無判定処理を行い(ステップS346)、平成16.4.1≦適用開始日≦平成17.3.31でない場合には(ステップS343の「No」)、継続義務期間は2年間とする(ステップS344)。
図27は、上記図26のステップS346の継続義務有無判定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。図27において、判定適用開始日以前に、平成16.4.1≦適用開始日≦平成17.3.31の提出済みの回数を判定する(ステップS351)。提出済みの回数が2回以上の場合、または、提出済みの回数が1回の場合で、平成16.3.31現在特例が適用されている場合は(ステップS352の「いる」)継続義務期間を2年間と判定する(ステップS353)。提出済みの回数が1回の場合で、平成16.3.31現在特例は適用されていない場合(ステップS352の「いない」)、または、提出済みの回数が0回の場合には継続義務期間無しと判定する(ステップS354)。
図28は課税期間特例選択不適用届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。図25において、上記図18の(入力)適用開始日が適用義務期間内に含まれるかの判定(判定2)において、課税期間特例選択届出書の継続義務期間内である場合には(ステップS361の「期間内」)、”課税期間の特例を選択した場合、2年間の適用継続義務があります。継続義務期間内にやめることはできません”という警告メッセージを表示し(ステップS363)、課税期間特例選択届出書の継続義務期間内でない場合には(ステップS361の「期間外」)、警告メッセージの表示を行わない(ステップS362)。
[課税区分チェック判定]
図29〜図32を参照して、課税区分チェック判定について説明する。課税区分項目は、当期以降のみ入力可能となっている。課税区分を変更することにより、どの条件で適していないかをチェックすることができる。入力された課税区分の整合性判定を行い、不整合の場合には警告メッセージを表示する。不整合となった課税区分には変更することができない。
図29において、入力値が変更された場合には(ステップS371の「あり」)、入力値を判定する(ステップS372)。入力値が免税である場合には免税判定を(ステップS373)、簡易である場合には簡易判定を(ステップS374)、原則である場合には原則判定を実行する(ステップS375)。
図30は、図29のステップS373の免税判定を詳細に説明するためのフローチャートである。図30において、課税免税判定を行う(ステップS381)。この判定では、基準期間の課税売上高で免税業者の判定を行い、平成16年4月1日以降開始課税期間なら1000万円以下、あるいは平成16年3月31日以前開始課税期間なら3000万円以下の場合に「免税」と判定する。課税免税判定が「課税」の場合には(ステップS381の「課税」)、”課税事業者です免税選択できません”という警告メッセージを表示する(ステップS386)。
課税免税判定が「免税」の場合には(ステップS381の「免税」)、新設法人に該当する届出書があるか否かを判定し(ステップS382)、新設法人に該当する届出書がある場合には(ステップS382の「有り」)、”新設法人に該当する場合は免税選択できません”という警告メッセージを表示する(ステップS387)。新設法人に該当する届出書がない場合には(ステップS382の「無し」)、課税事業者選択届出書の継続義務期間内であるか否かを判定する(ステップS383)。課税事業者選択届出書の継続義務期間内である場合には(ステップS383の「有り」)、”課税事業者選択継続義務期間(2年間)中です”という警告メッセージを表示する(ステップS388)。
課税事業者選択届出書の継続義務期間内でない場合には(ステップS383の「無し」)、課税事業者選択届出書があるか否かを判定する(ステップS384)。課税事業者選択届出書がある場合には(ステップS384の「有り」)、”課税事業者選択不適用届出書の提出が必要です”を表示する(ステップS389)。課税事業者選択届出書がない場合には(ステップS384の「無し」)、課税事業者届出書があるか否かを判定する(ステップS385)。課税事業者届出書がある場合には(ステップS385の「有り」)、”納税義務者でなくなった旨の届出書に提出が必要です”という警告メッセージを表示し(ステップS390)、課税事業者届出書がある場合には(ステップS385の「無し」)、警告メッセージの表示を行わない(ステップS391)。
図31は、図29のステップS374の簡易判定を詳細に説明するためのフローチャートである。図30において、簡易課税適用判定を行う(ステップS401)。簡易課税適用判定は、基準期間の課税売上高で判定を行い、平成16年4月1日以降開始課税期間なら5000万円以下、あるいは平成16年3月31日以前開始課税期間なら2億円以下の場合に簡易課税適用可とする。簡易課税適用が不可の場合には(ステップS401の「適用不可」)、”基準期間の課税売上高がxxx円を超えています。簡易課税制度の適用はできません”という警告メッセージを表示する(ステップS407)。
他方、簡易課税適用可の場合には(ステップS401の「適用可」)、課税免税判定を行う(ステップS402)。課税免税判定は、基準期間の課税売上高で判定を行う。平成16年4月1日以降開始課税期間なら1000万円以下、あるいは平成16年3月31日以前開始課税期間なら3000万円以下の場合には、免税と判定する。一方、課税と判定された場合には(ステップS402の「課税」)、課税事業者届出書および新設法人に該当する届出書があるか否かを判定し(ステップS403)、課税事業者届出書および新設法人に該当する届出書がある場合には(ステップS403の「有り」)、ステップS408に移行する一方、課税事業者届出書および新設法人に該当する届出書がない場合には(ステップS403の「無し」)、”課税事業者届出書の提出が必要です”という警告メッセージを表示した後、ステップS408に移行する。
免税と判定された場合には(ステップS402の「免税」)、課税事業者選択届出書の提出の有無(有効か)を判定し(ステップS404)、課税事業者選択届出書の提出がある場合には(ステップS404の「有り」)、ステップS408に移行する一方、課税事業者選択届出書の提出がない場合には(ステップS404の「無し」)、”課税事業者選択届出書の提出が必要です”という警告メッセージを表示した後(ステップS406)、ステップS408に移行する。
ステップS408では、簡易課税選択届出書の提出の有無(有効中)を判定する。「簡易課税選択届出書」提出の判定は、平成15年消費税法改正の適用基準引き下げにより該当した場合の特例及び、期間短縮特例適用を考慮して、該当課税期間中の提出も「可」で判断する。簡易課税選択届出書の提出が有る場合には(ステップS408の「有り」)、ステップS409に移行する一方、簡易課税選択届出書の提出がない場合には(ステップS408の「無し」)、”簡易課税選択届出書の提出が必要です”という警告メッセージを表示した後、ステップS409に移行する。ステップS409では、ステップS402〜ステップS409へ至るまでにエラーが有ったか否か(警告メッセージを表示したか否か)を判定し、エラーが無い場合には(ステップS409の「無し」)、メッセージ表示を行わない一方(ステップS410)、エラーが有る場合には(ステップS409の「有り」)、エラーメッセージの表示および日付警告表示(その日付欄を、警告エラー表示色で反転表示する)を行う(ステップS412)。
図32は、図29のステップS375の原則判定を詳細に説明するためのフローチャートである。図32において、簡易課税適用判定を行う(ステップS421)。簡易課税適用判定は、基準期間の課税売上高で判定を行い、平成16年4月1日以降開始課税期間なら5000万円以下、あるいは平成16年3月31日以前開始課税期間なら2億円以下の場合に簡易課税適用可とする。簡易課税適用が不可の場合には(ステップS421の「適用不可」)、ステップS428に移行する。簡易課税適用が可の場合には(ステップS421の「適用可」)、簡易課税の継続義務期間内であるか否かを判定し(ステップS424)、簡易課税継続義務期間中である場合には(ステップS424の「有り」)、”簡易課税継続義務期間(2年間)中です”という警告メッセージを表示し(ステップS427)、簡易課税の継続義務期間内でない場合に(ステップS424の「無し」)、簡易課税選択届出書の提出がある場合には(ステップS425の「有り」)、”簡易課税選択不適用届出書の提出が必要です”という警告メッセージを表示した後(ステップS426)、ステップS428に移行する。
ステップS428では、課税免税判定を行う。課税免税判定は、基準期間の課税売上高で判定を行う。平成16年4月1日以降開始課税期間なら1000万円以下、平成16年3月31日以前開始課税期間なら3000万円以下の場合には、免税と判定する。課税と判定された場合には(ステップS428の「課税」)、課税事業者届出書および新設法人に該当する届出書があるか否かを判定し(ステップS429)、課税事業者届出書および新設法人に該当する届出書がある場合には(ステップS429の「有り」)、ステップS433に移行する一方、課税事業者届出書および新設法人に該当する届出書がない場合には(ステップS429の「無し」)、”課税事業者届出書の提出が必要です”という警告メッセージを表示した後、ステップS433に移行する。
免税と判定された場合には(ステップS428の「免税」)、課税事業者選択届出書の提出の有無(有効か)を判定し(ステップS431)、課税事業者選択届出書の提出がある場合には(ステップS431の「有り」)、ステップS433に移行する一方、課税事業者選択届出書の提出がない場合には(ステップS431の「無し」)、”課税事業者選択届出書の提出が必要です”という警告メッセージを表示した後(ステップS432)、ステップS433に移行する。
ステップS433では、ステップS421〜ステップS433に至るまでにエラーが有ったか否か(警告メッセージを表示したか否か)を判定し、エラーが無い場合には(ステップS433の「無し」)、メッセージ表示を行わない一方(ステップS434)、エラーが有る場合には(ステップS433の「有り」)、エラーメッセージの表示および日付警告表示を行う(ステップS435)。
(変形例)
図33は、変形例に係る届出書管理表画面の表示例を示す図である。制御ユニット101は、届出書管理表画面と、上述のシミュレーション機能で作成した5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の各種申告方式(原則課税方式の全額控除方式、個別対応方式(課税売上割合、課税売上割合に準ずる割合)、一括比例配分方式、簡易課税方式)に対応した消費税額を計算した消費税額シミュレーション画面とを、表示ユニット103の同一一画面上に表示することにしてもよい。これにより、届出書管理表画面と消費税額シミュレーション画面を一度に検討することができ、利用者の利便性が向上する。
以上説明したように、本実施例の消費税トータルシステムおよび届出書管理用プログラムによれば、少なくとも、前々期、前期、および当期の課税売上高および届出書の提出日・適用日を含む届出書履歴データを年度別に各々登録した消費税ファイルを記憶しておき、前記年度別の消費税ファイルに登録されている課税売上高および届出書履歴データを読み出して、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に纏めた届出書管理表データを作成し、作成された届出書管理表データに基づいて、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および届出書履歴データを時系列に記述した届出書管理表画面を、表示手段の表示画面に表示することとしたので、届出書の適用効力期間の変遷や不備が一目でわかり、消費税届出書の提出要否、提出期間の確認・判断を容易かつ正確に行うことができ、提出が必要な消費税届出書の失念や提出時期の判断ミスを防止することができる。
また、本実施例の消費税トータルシステムおよび届出書管理用プログラムによれば、届出書の適用開始日、継続義務期間、課税区分の可否を自動判断するため、届出書提出失念・課税区分選択の判断ミスを軽減するためのツールとして活用することができる。
また、本実施例の消費税トータルシステムおよび届出書管理用プログラムによれば、来期以降適用するために、当期に提出すべき届出書については、「予定届出書」として仮設定することにより、来期、来々期にわたりその適用範囲・課税区分が不整合チェック付きで自動判断表示され、届出書提出による課税区分選択の簡易シュミュレーションを行うことができる。なお、以上の実施例では、個人事業者の課税期間である暦の一年(1月1日から12月31日まで)を用いて説明しているが、法人の場合は、その事業年度に置き換えることにより対応できる。
以上のように、本発明にかかる消費税トータルシステム、および消費税届出書管理用プログラムは、消費税の申告業務に携わる会計事務所に有用であり、特に、増大する消費税届出書提出業務の軽減を図る会計事務所にて採用するシステムおよびソフトウェアとして適している。
本発明にかかる消費税トータルシステムとして動作する一般的な計算機システムの構成を示す図である。 消費税トータルシステムの機能(メインメニュー)を示す図である。 サブメニューを示す図である。 消費税計算方式を示す図である。 消費税ファイルの一例を示す図である。 本発明にかかる消費税届出書管理用プログラムによる処理を示すフローチャートである。 本発明にかかる消費税届出書管理用プログラムによる処理の概要を示す図である。 届出書管理表画面の一例を示す図である。 XXX届出書n年(年度)色付け判定を説明するためのフローチャートである。 届出書の日付判定を説明するためのフローチャートである。 継続状況の判定を説明するためのフローチャートである。 課税区分の判定を説明するためのフローチャートである。 警告メッセージの一覧を示す図である。 基準期間の課税売上高の整合性判定を説明するためのフローチャートである。 基準期間の課税売上高の整合性判定を説明するためのフローチャートである。 基準期間の課税売上高の整合性判定を説明するためのフローチャートである。 基準期間の課税売上高の整合性判定を説明するためのフローチャートである。 適用開始日入力判定を説明するためのフローチャートである。 適用開始の課税期間の課税区分の判定(判定1)を説明するためのフローチャートである。 (入力)適用開始日が適用義務期間内に含まれるかの判定(判定2)を説明するためのフローチャートである。 課税事業者届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。 納税義務者で無くなった旨の届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。 簡易課税制度選択届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。 簡易課税制度選択不適用届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。 課税事業者選択届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。 課税事業者選択不適用届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。 課税期間特例選択届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。 課税期間特例の継続義務期間の算出方法を説明するためのフローチャートである。 図26の継続義務有無判定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 課税期間特例選択不適用届出書の適用開始日の整合性の判定を説明するためのフローチャートである。 課税区分チェック判定を説明するためのフローチャートである。 図29の免税判定を詳細に説明するためのフローチャートである。 図29のステップの簡易判定を詳細に説明するためのフローチャートである。 図29の原則判定を詳細に説明するためのフローチャートである。 変形例に係る届出書管理表画面の表示例を示す図である。
符号の説明
1 消費税ファイル
2 届出書管理表データ
101 制御ユニット
102 メモリユニット
103 表示ユニット
104 入力ユニット
105 CD−ROMドライブユニット
106 ディスクユニット
107 外部I/Fユニット
108 印刷ユニット
200 CD−ROM

Claims (3)

  1. 各種消費税届出書(以下、消費税届出書を「届出書」と称する)を管理する消費税届出書管理装置において、
    少なくとも前々期、前期、当期の課税売上高および各種届出書の提出日および適用日を含む届出書履歴データと、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高および前記届出書履歴データを時系列に纏めた届出書管理表データと、を含む消費税ファイルを記憶するための記憶手段と、
    記消費税ファイルに登録されている課税売上高および届出書履歴データを前記記憶手段から読み出して前記届出書管理表データを生成し、当該届出書管理表データを前記消費税ファイルに登録する制御手段と、
    を備え、
    前記届出書管理表データとして、提出日、適用日、および適用日以降の継続状況、を含む全届出書分の届出書提出状況を、年度毎の各届出書に対応して個別に設けられた前記記憶手段内のそれぞれのデータ領域に、届出書毎に設定可能とし、
    前記制御手段は、
    前記記憶手段に記憶された消費税ファイルに基づいて、各年度の基準期間の課税売上高および課税区分(免税/簡易/原則)を判定し、判定した基準期間の課税売上高および課税区分(免税/簡易/原則)を前記届出書管理表データに設定し、
    また、届出書毎かつ年度毎に、前記消費税ファイルに登録されている届出書履歴データに基づいて、前記届出書の有効期間および継続義務期間を判定し、当該届出書の適用日以降の継続状況として、当該届出書の有効期間および継続義務期間を示す情報をさらに前記届出書管理表データに設定し、
    また、届出書毎かつ年度毎に、適用日以降の継続判定を行うこととし、
    前記継続判定の際には、継続判定対象である所定年度の開始日が、判定対象の届出書の適用日を含む課税期間である適用課税期間の開始日から、相対関係の届出書の適用日を含む課税期間である相対適用課税期間の開始日まで、の期間内である場合に、継続ありと判定し、当該期間内以外の場合には、継続なしと判定し、これらの判定結果を、当該届出書の適用日以降の継続状況として前記届出書提出状況に含めて前記届出書管理表データに対して設定し、
    さらに、前記届出書管理表データに基づいて、少なくとも5期分(前々期、前期、当期、来期、来々期)の課税売上高、各届出書の提出日、適用日、基準期間の課税売上高、課税区分(免税/簡易/原則)、および各届出書の適用日以降の継続状況を時系列に纏め、年度毎に、少なくとも課税売上高の表示領域、基準期間の課税売上高の表示領域、課税区分の表示領域、および届出書毎に前記データ領域に設定された前記届出書提出状況を表示するための表示領域を有する、表形式で表示可能な届出書管理表画面を生成し、当該届出書管理表画面を表示手段の表示画面に表示する制御を行う、
    ことを特徴とする消費税届出書管理装置
  2. 前記届出書提出状況に、さらに、届出書管理表画面を構成する前記表示領域毎のエラー状況を含めることとし、
    前記制御手段は、
    用者の操作により、前記表示手段に表示された前記届出書管理表画面で、過年度の情報の入力・訂正が行われた場合に、その整合性を判定し、この判定結果を、前記エラー状況として前記届出書提出状況に含めて前記届出書管理表データに対して設定し、
    前記整合性の判定結果が不整合であった場合、前記届出書管理表データに設定されたエラー状況に基づいて、さらに、不整合であったことを識別表示可能な届出書管理表画面を生成し、当該届出書管理表画面を前記表示手段の表示画面に表示する制御を行い、また、当該届出書管理表画面に不整合要因のメッセージを表示する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の消費税届出書管理装置
  3. 前記届出書提出状況に、さらに、届出書管理表画面を構成する前記表示領域毎のエラー状況を含めることとし、
    前記制御手段は、
    用者の操作により、前記表示手段に表示された前記届出書管理表画面で、当期、来期、来々期に提出する予定の届出書がある場合にその適用日を仮設定した場合、または、当期、来期、来々期に適用予定の課税区分(免税/簡易/原則)がある場合にその課税区分を仮設定した場合に、その整合性を判定し、この判定結果を、前記エラー状況として前記届出書提出状況に含めて前記届出書管理表データに対して設定し、
    前記整合性の判定結果が不整合であった場合、前記届出書管理表データに設定されたエラー状況に基づいて、さらに、不整合であったことを識別表示可能な届出書管理表画面を生成し、当該届出書管理表画面を前記表示手段の表示画面に表示する制御を行い、また、当該届出書管理表画面に不整合要因のメッセージを表示する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項に記載の消費税届出書管理装置
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