JP4555132B2 - エンコードプログラムおよびエンコーダ - Google Patents

エンコードプログラムおよびエンコーダ Download PDF

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Description

この発明は、複数のカメラが撮像した各入力画像を、ローカルデコード処理を経て記憶されている各参照画像を用いることによりエンコードし、エンコードしたデータを出力するエンコードプログラムおよびエンコーダに関し、特に、異常を検出していないカメラの画質を劣化させることなく出力データ量を抑制することができるエンコードプログラムおよびエンコーダに関するものである。
従来、建物などの複数箇所に設置された監視カメラからの動画像を一括して圧縮(以下、「エンコード」と呼ぶ)し、管理センターなどに設置されたデコーダに送信する画像処理装置(以下、「エンコーダ」と呼ぶ)が知られている。このエンコーダでは、接続された複数のカメラからの動画像を時分割処理で順次取り込み、各動画像に含まれるフレームを、以前取得したフレームと対比しつつエンコードする。
しかし、高い圧縮率を有するエンコード手法を用いた場合であっても、エンコーダに接続するカメラ数が多い場合には、このエンコーダから出力されるストリームデータの量も膨大となる。かかるデータ量の増加は、管理センター側の負担を増加させるとともに、ネットワークにも負荷をかけてしまうので好ましくない。このため、エンコーダから出力されるストリームデータ量を低減しようという試みがなされている。
たとえば、特許文献1には、カメラ画像を解析して侵入者の有無を検出し、侵入者を検出したカメラ画像については高精度なエンコードをおこなうとともに、侵入者を検出していないカメラ画像についてはエンコードの精度を落とすことにより、全体として出力データ量の抑制を図ったエンコーダが開示されている。
特開2002−262273号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、侵入者を検出していないカメラ画像の画質を落とすことと引き換えに、侵入者を検出したカメラ画像の画質を確保するものである。したがって、侵入者を検出していないカメラ画像の画質が低下することは避けられないという問題があった。
このため、管理センターの管理者は目視確認がしづらく、エンコーダ側で侵入者の自動検出に失敗してしまうと、画質を低下させたカメラに侵入者が撮像されていても見逃してしまうという結果になる。
これらのことから、侵入者や障害物といった異常を検出した場合であっても、異常を検出していないカメラの画質を劣化させることなく出力データ量を抑制することができるエンコード手法をいかにして実現するかが大きな課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、異常を検出していないカメラの画質を劣化させることなく出力データ量を抑制することができるエンコードプログラムおよびエンコーダを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため請求項1に係る発明は、複数のカメラが撮像した各入力画像を、ローカルデコード処理を経て記憶されている各参照画像を用いることによりエンコードし、エンコードしたデータを出力するエンコードプログラムであって、前記カメラが撮像した前記入力画像に基づいて異常検出をおこなう異常検出手順と、前記異常検出手順が異常を検出したカメラ画像については前記ローカルデコード処理を通常通りおこなうとともに直前の前記参照画像を参照してエンコードし、前記異常検出手順が異常を検出していないカメラ画像については前記ローカルデコード処理を中止するとともに前記参照画像を直前の参照画像に限らず参照することによりエンコードするエンコード手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記エンコード手順は、前記異常検出手順が異常を検出した旨をあらわすフラグに基づいて前記エンコードをおこない、該フラグを出力データに付加することを特徴とする特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記エンコード手順は、前記異常検出手順が異常を検出していないカメラ画像について前記ローカルデコード処理を中止したことにより不要となったデコード時間を、前記異常検出手順が異常を検出したカメラ画像のエンコード時間に振り分けることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記エンコード手順は、前記ローカルデコード処理を中止した場合であっても所定時間ごとに該中止を解除して前記参照画像を更新することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、複数のカメラが撮像した各入力画像を、ローカルデコード処理を経て記憶されている各参照画像を用いることによりエンコードし、エンコードしたデータを出力するエンコーダであって、前記カメラが撮像した前記入力画像に基づいて異常検出をおこなう異常検出手段と、前記異常検出手段が異常を検出したカメラ画像については前記ローカルデコード処理を通常通りおこなうとともに直前の前記参照画像を参照してエンコードし、前記異常検出手段が異常を検出していないカメラ画像については前記ローカルデコード処理を中止するとともに前記参照画像を直前の参照画像に限らず参照することによりエンコードするエンコード手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1または5の発明によれば、カメラが撮像した前記入力画像に基づいて異常検出をおこない、異常を検出したカメラ画像についてはローカルデコード処理を通常通りおこなうとともに直前の参照画像を参照してエンコードし、異常を検出していないカメラ画像についてはローカルデコード処理を中止するとともに参照画像を直前の参照画像に限らず参照することによりエンコードするよう構成したので、異常を検出していないカメラの画質を劣化させることなく出力データ量を抑制することができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、エンコード手順は、異常検出手順が異常を検出した旨をあらわすフラグに基づいてエンコードをおこない、このフラグを出力データに付加するよう構成したので、エンコーダ側では効率良くローカルデコード処理の必要性の有無を判定できるとともに、出力データを受信したデコーダ側でデータサイズを容易に把握することによりデータ管理を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、エンコード手順は、異常検出手順が異常を検出していないカメラ画像についてローカルデコード処理を中止したことにより不要となったデコード時間を、異常検出手順が異常を検出したカメラ画像のエンコード時間に振り分けるよう構成したので、異常を検出していないカメラにおいて不要となったローカルデコード時間を、異常を検出したカメラのエンコード時間として使用することにより、異常を検出したカメラの画像について高精度なエンコード処理をおこなうことができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば、エンコード手順は、ローカルデコード処理を中止した場合であっても所定時間ごとに中止を解除して参照画像を更新するよう構成したので、効率的に参照画像の入れ替えをおこなうことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るエンコードプログラムおよびエンコーダの好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本発明に係るエンコード手法の概念について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係るエンコード手法の概念を示す図である。従来のエンコード手法(図1の<従来>参照)は、エンコーダに接続されたカメラが侵入者などの異常を検出したか否かを判定する異常検出処理をおこない、異常を検出していないカメラの画質を落とすことにより、エンコーダから出力されるストリームデータ量を全体として抑制するものであった。
まず、上記した従来のエンコード手法が登場した背景について説明する。近年のセキュリティへの関心の高まりと、インターネットなどのネットワーク環境の発展により、ネットワークを介した画像監視システムが市場に広がってきた。
たとえば、エンコーダ側では、一台のカメラから入力された撮像映像をMPEG1/2/4といった画像符号化方式で圧縮したうえでストリームデータを生成し、管理センターなどの遠隔地にネットワークを介して送信する。そして、センター側でストリームデータを受信/復号し、復号した映像を監視者が監視するというシステムがあった。
また、人による映像監視だけではなく、エンコーダ自体に侵入物体の検知をおこなう機能を持たせ、異常を検出した旨の情報をセンター側に送信することで、アラームを発生させる装置やシステムも存在した。
ところで、監視装置や監視システムの市場の発展に伴い、複数の地点にカメラを設置し、これらの地点を1台のエンコーダで監視したいというユーザニーズが発生した。このような背景から登場したのが図1の<従来>に示したエンコーダである。なお、同図に示したエンコーダから出力されたストリームデータは、ネットワークを介して管理センターなどに送信され、管理者がディスプレイを介してモニターしたり、ディスク装置などに蓄積されたりすることになる。
具体的には、この従来のエンコード手法は、複数のカメラから取り込んだ映像を時分割処理で切り替えて選択し、選択した映像を異常検出処理部とエンコード処理部の双方に渡す。そして、異常検出処理部が人や物体といった異常を検出した場合には、エンコード処理部が、異常を検出したカメラの符号化レートを高く設定(高画質設定)するとともに、異常を検出していないカメラの符号化レートを低く設定(低画質設定)する。
すなわち、侵入者などの異常を検出していないカメラ画像に係る出力データ量を削減し、削減した分を異常を検出したカメラ画像に係る出力データに割り当てたり、エンコーダの出力データを全体として抑制したりしようというものである。
しかし、このようなエンコード手法を用いると、異常を検出したカメラの映像は明瞭に復号化(デコード)できるものの、異常を検出していないカメラの映像は不鮮明となってしまう。このため、上記した異常検出処理が異常検出に失敗した場合などに、管理センターの管理者が映像を目視することができず、異常を見過ごしてしまうという問題があった。このため、エンコーダから出力されるストリームデータ量を抑制しつつ、異常を検出していないカメラ画像の画質も低下させないエンコード手法が求められていた。
そこで、本発明に係るエンコード手法(図1の<本発明>参照)では、エンコーダ内部でおこなわれるローカルデコード処理に着目し、このローカルデコード処理を適宜省略するとともに、ローカルデコード処理を省略した場合であっても画質の低下を招かないエンコード手法を提供することとした。
次に、本発明に係るエンコード手法を適用したエンコーダの構成について図2を用いて説明する。図2は、本実施例に係るエンコーダの構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、エンコーダ1は、時分割処理部2と、出力部3と、制御部10と、記憶部20とを備えている。
また、制御部10は、侵入検知部11と、フラグ設定処理部12と、エンコード処理部13と、ローカルデコード処理部14とをさらに備えており、記憶部20は、ローカルデコード中止フラグ21と、参照フレーム記憶部22とをさらに備えている。
時分割処理部2は、接続された各カメラが撮像した画像データを時分割処理により順次切り替えつつ、この画像データを侵入検知部11およびエンコード処理部13に渡す処理をおこなうデバイスである。
出力部3は、LAN(Local Area Network)ボードなどの通信デバイスにより構成され、エンコード処理部13から渡されたエンコード済みのデータをストリームデータとして、ネットワークに送信する処理をおこなうデバイスである。
制御部10は、時分割処理部2を介して各カメラが撮像した画像を受け取り、この画像をエンコードしてストリームデータを生成し、出力部3を介してネットワーク上の監視装置などに送信する処理をおこなう処理部である。また、この制御部10は、侵入検知部11において異常を検出したカメラと異常を検出していないカメラとでエンコード処理の処理手順を適宜変更することにより、すべてのカメラ画像において画像劣化を起こさないようエンコードをおこなう処理部でもある。
侵入検知部11は、時分割処理部2を介して受け取ったカメラ画像を画像解析し、異常検出の有無をフラグ設定処理部12に通知する処理部である。たとえば、この侵入検知部11は、カメラが建物の通路を撮像している場合には、通路のみを撮像した画像データを基準画像として保持し、この基準画像と撮像した画像とを対比することにより人の侵入を検出する。そして、侵入者を検出した場合には、その旨をカメラの識別IDとともにフラグ設定処理部12に渡す。
フラグ設定処理部12は、侵入検知部11から通知された情報に基づいて記憶部20のローカルデコード中止フラグ21の更新をおこなう処理部である。具体的には、このフラグ設定処理部12は、侵入を検出したカメラ以外のカメラに対応するフラグをONにする処理をおこなう。このように、侵入を検出していないカメラに対応するフラグをONにすることにより、エンコード処理部13は、フラグがONのカメラについてのローカルデコード処理を中止することとなる。
エンコード処理部13は、上記したローカルデコード中止フラグ21がOFFであるカメラ(異常を検出したカメラ)については、通常通りローカルデコード処理をおこない、かかるフラグがONであるカメラ(異常を検出していないカメラ)については、ローカルデコード処理をおこなうようにするとともに、エンコード処理後の画像データを出力部3に出力する処理部である。
ここで、このエンコード処理部13がおこなう処理の特徴点について図3および図4を用いて説明しておく。図3は、エンコード配分時間を説明する図であり、図4は、参照フレームを説明する図である。なお、図3に示す「Tenc1〜Tenc3」は、各カメラにおけるエンコード処理時間(以下、単に「エンコード時間」と呼ぶ)をあらわしており、同じく「Tdec1〜Tdec3」は、各カメラにおけるローカルデコード処理時間(以下、単に「ローカルデコード時間」と呼ぶ)をあらわしている。
図3に示すように、本実施例に係るエンコード処理部13は、侵入者を検出していないカメラ(ローカルデコード中止フラグ21がONのカメラ)のデコード処理を省略し、省略したデコード処理時間を、侵入者を検出したカメラ(ローカルデコード中止フラグ21がOFFのカメラ)のエンコード処理時間に振り分ける処理をおこなう。
たとえば、図3に示したカメラAが侵入者を検出した場合には、フラグ設定処理部12により、このカメラAに対応するローカルデコード中止フラグ21はOFFに設定されるとともに、同図に示したカメラBおよびカメラCのフラグはONに設定される。エンコード処理部13は、このフラグ状態を読み出し、カメラBおよびカメラCのローカルデコード処理を中止することを決定し、時間配分処理をおこなうことにより、カメラBのローカルデコード時間をあらわす(Tdec2)と、カメラCのローカルデコード時間をあらわす(Tdec3)を、カメラAのエンコード時間に割り当てる。
このようにすることで、時間配分後のカメラAのエンコード時間は、時間配分前のエンコード時間と比較して「Tdec2+Tdec3」だけ延長されることになる。したがって、侵入者を検出したカメラAについては、この時間を利用して高精度なエンコード処理をおこなうことが可能となる。一方、侵入者を検出していないカメラBおよびカメラCについてはローカルデコード時間を省略しているものの、図4に示す理由により画質の劣化をおこすことはない。
図4に示すように、各カメラが撮像した動画像は、フレーム(図4のn−3〜n−1など)の集合体としてあらわされる。これらの各フレームは、エンコード処理部13を経由することにより圧縮データに変換されるが、さらにローカルデコード処理部14を経由すると元のフレームに復元される。通常、MPEG方式のエンコードをおこなう場合には、直前にエンコードおよびデコードをおこなった画像(フレーム)を参照画(参照フレーム)として記憶しておき、あらたなフレームをエンコードする際には、直前の参照フレームとの差分をとることにより効率的なエンコード処理をおこなうこととしている。
たとえば、MPEG2では、フレームの情報から符号化をおこなうIピクチャ、前のフレームの情報を参照画として利用するPピクチャ、前後のフレームの情報を参照画として利用するBピクチャを用いており、PピクチャおよびBピクチャは前後の情報を利用することによって圧縮効率を高めている。このため、PピクチャおよびBピクチャが利用する参照画をローカルデコード処理によって生成し、次画像のエンコード処理のために記憶しておく必要がある(図4の25参照)。
しかし、本実施例に係るエンコード手法では、参照画として参照するフレームを直前のフレームに限定せず、2つ前(図4の26参照)あるいは3つ前(図4の27参照)、さらに以前のフレームを参照画として用いることとしている。なお、参照画として用いるフレームは、カメラごとに区分けして参照フレーム記憶部22に記憶される。
このため、各フレームのエンコード処理をおこなうたびに毎回ローカルデコード処理をおこなう必要性はない。そもそも、異常を検出していない(侵入者を検出していない)カメラ画像は、時間経過にともなう画像変化がおこっていない画像である。したがって、このようなローカルデコード処理の省略をおこなっても画質が低下することはない。
なお、本実施例に係るエンコード手法を、MPEG−4Part10/H.264に適用する場合には、参照/非参照画像の選択を上記したローカルデコード中止フラグ21と対応づけることになる。
具体的には、ローカルデコード中止フラグ21がOFFのカメラ(侵入者を検出したカメラ)では、「参照画像」を選択することにより高画質のエンコードをおこない、ローカルデコード中止フラグ21がONのカメラ(侵入者を検出していないカメラ)では、「非参照画像」を選択することによりローカルデコード処理を省略する。なお、「非参照画像」を選択すると、ローカルデコード時間に加えて動き探索処理も削減することができるので、これらの時間を侵入者を検出したカメラのエンコード処理に振り分けることが可能となる。
このように、本実施例に係るエンコード手法では、直前以外のフレームを参照画として用いることとしたので、カメラからの入力映像の解像度を落としたり(画素間引き)、フレームレート落としたり(フレーム間引き)する手法と比較して、高画質な映像を出力することができる。
図2の説明に戻り、ローカルデコード処理部14について説明する。ローカルデコード処理部14は、エンコード処理部13からの指示により、受け取ったエンコード済データをデコードして記憶部20の参照フレーム記憶部22に記憶させる処理をおこなう処理部である。また、このローカルデコード処理部14は、ローカルデコード中止フラグ21がOFFのカメラ(侵入者を検出したカメラ)画像についてのみ動作する。なお、所定のリフレッシュ時間が経過した場合には、すべてのカメラ画像についてローカルデコード処理部14が動作することになる。
記憶部20は、RAM(Random Access Memory)などのメモリーから構成される記憶部であり、上記したローカルデコード中止フラグ21および参照フレーム記憶部22をさらに備える記憶部である。
次に、本実施例に係るエンコード処理の処理手順について図5を用いて説明する。図5は、エンコード処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、このフローチャートでは、1フレームごとのエンコード処理開始から終了までを示している。
同図に示すように、侵入検知部11がカメラ画像から侵入を検知すると(ステップS101,Yes)、フラグ設定処理部12は、他のカメラ(侵入を検知していないカメラ)のデコード中止フラグ(ローカルデコード中止フラグ21)をONに設定する(ステップS102)。
つづいて、エンコード処理部13は、図3を用いて説明した時間配分をおこなうことにより、侵入を検知していないカメラ(ローカルデコード中止フラグ21がONであるカメラ)のデコード時間を、侵入を検知したカメラ(ローカルデコード中止フラグ21がOFFであるカメラ)のエンコード時間に振り分ける「エンコード処理時間調整処理」をおこなう(ステップS103)。
一方、侵入を検知していない場合には(ステップS101,No)、デコード中止フラグ(ローカルデコード中止フラグ21)がONであるか否かを判定する(ステップS109)。そして、デコード中止フラグがOFFである場合には(ステップS109,No)、ステップS104以降の処理をおこなう。
また、デコード中止フラグがONである場合には(ステップS109,Yes)、通常エンコード時間を設定し(ステップS110)、この通常エンコード時間に対応したエンコード処理をおこない(ステップS111)、エンコード済データをストリーム送信して(ステップS112)処理を終了する。
つづいて、ステップS104以降の処理について説明する。エンコード処理時間調整処理がおこなわれ、優先エンコード時間が設定されると(ステップS104)、この優先エンコード時間に対応したエンコード処理をおこない(ステップS105)、エンコード済データをストリーム送信する(ステップS106)。さらに、ローカルデコード処理部14がローカルデコード処理をおこなって(ステップS107)、デコード済のデータを参照フレーム記憶部22に参照画として記憶させ(ステップS108)処理を終了する。
次に、本実施例に係るエンコーダの適用例について図6を用いて説明する。図6は、エンコーダの適用例を示す図である。同図では、エンコーダ1とネットワークを介して接続される監視装置30を設け、この監視装置30が、エンコーダ1から受け取ったストリームデータを蓄積データ31として蓄積する場合について説明している。
本実施例に係るエンコーダ1は、上記したローカルデコード中止フラグ21のON/OFF状態を出力するストリームデータに含ませることとしている。したがって、ストリームデータを受信する監視装置30は、かかるフラグを参照することにより侵入検知があったのか否かを認識することができる。
たとえば、ローカルデコード中止フラグ21がOFFであれば、このカメラが異常を検出した(侵入を検出した)ことがわかる。このカメラの映像は、侵入検知があった部分についてのデータ量が膨大であり、蓄積データ31の容量を多く使ってしまっている。そこで、監視装置30が、ローカルデコード中止フラグ21がONからOFFに変化した回数をカウントすることとすれば、このカウント値が所定の閾値を超えた場合に蓄積データを削除するなどの処理をおこなうことが可能となる。
なお、閾値を0に設定し、ローカルデコード中止フラグ21がONからOFFに変化するごとに、蓄積データを削除するなどの処理をおこなうこととしてもよい。また、監視装置30側でかかるカウントをおこなわず、エンコーダ1側でカウントをおこない、蓄積データの削除指示などをおこなうこととしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、時分割処理部を介して接続された複数のカメラにより撮像された画像を侵入検知部およびエンコード処理部に渡し、侵入検知部は異常を検知したカメラをフラグ設定処理部に通知し、フラグ設定処理部は異常を検出していないカメラについてローカルデコード処理を中止すべき旨のフラグを立て、エンコード処理部はかかるフラグの状態に基づいてローカルデコード処理を適宜中止するよう構成した。また、エンコード処理部は異常を検出していないカメラ画像について省略したローカルデコード処理を省略した時間を、異常を検出したカメラ画像についてのエンコード時間に振り分けるよう構成した。したがって、複数のカメラを接続した場合であっても異常を検出していないカメラの画質を劣化させることなく出力データ量を抑制することができる。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図7を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するエンコードプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図7は、エンコードプログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すようにエンコーダとしてのコンピュータ50は、入力部51、通信I/F52、CPU(Central Processing Unit)53、ROM(Read Only Memory)54、RAM55をバス56で接続して構成される。ここで、入力部51は図2に示した時分割処理部2に対応し、通信I/F52は同じく出力部3に対応する。
ROM54には、エンコードプログラム54aがあらかじめ記憶されており、CPU53が、このプログラムを読み出して実行することで、図7に示すように、エンコードプログラム54aはエンコードプロセス53aとして機能するようになる。また、エンコードプロセス53が動作すると、RAM55にはフラグ55a(図2のローカルデコード中止フラグ21に対応)と、参照フレーム55b(図2の参照フレーム記憶部22に対応)が記憶される。
ところで、上記したエンコードプログラム54aについては、必ずしもあらかじめROM54に記憶させておく必要はなく、たとえば、コンピュータ50が読み出し可能なフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、光磁気ディスクなどの「可搬用の物理媒体」、または、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ50に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておき、コンピュータ50がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)複数のカメラが撮像した各入力画像を、ローカルデコード処理を経て記憶されている各参照画像を用いることによりエンコードし、エンコードしたデータを出力するエンコードプログラムであって、
前記カメラが撮像した前記入力画像に基づいて異常検出をおこなう異常検出手順と、
前記異常検出手順が異常を検出したカメラ画像については前記ローカルデコード処理を通常通りおこなうとともに直前の前記参照画像を参照してエンコードし、前記異常検出手順が異常を検出していないカメラ画像については前記ローカルデコード処理を中止するとともに前記参照画像を直前の参照画像に限らず参照することによりエンコードするエンコード手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とするエンコードプログラム。
(付記2)前記エンコード手順は、
前記異常検出手順が異常を検出した旨をあらわすフラグに基づいて前記エンコードをおこない、該フラグを出力データに付加することを特徴とする付記1に記載のエンコードプログラム。
(付記3)前記エンコード手順は、
前記異常検出手順が異常を検出していないカメラ画像について前記ローカルデコード処理を中止したことにより不要となったデコード時間を、前記異常検出手順が異常を検出したカメラ画像のエンコード時間に振り分けることを特徴とする付記1または2に記載のエンコードプログラム。
(付記4)前記異常検出手順が異常を検出したカメラが複数である場合に、
前記エンコード手順は、
前記異常検出手順が異常を検出していないカメラ画像について前記ローカルデコード処理を中止したことにより不要となったデコード時間を、前記異常検出手順が異常を検出したカメラ画像のエンコード時間に等分して振り分けることを特徴とする付記3に記載のエンコードプログラム。
(付記5)前記エンコード手順は、
前記ローカルデコード処理を中止した場合であっても所定時間ごとに該中止を解除して前記参照画像を更新することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のエンコードプログラム。
(付記6)複数のカメラが撮像した各入力画像を、ローカルデコード処理を経て記憶されている各参照画像を用いることによりエンコードし、エンコードしたデータを出力するエンコーダであって、
前記カメラが撮像した前記入力画像に基づいて異常検出をおこなう異常検出手段と、
前記異常検出手段が異常を検出したカメラ画像については前記ローカルデコード処理を通常通りおこなうとともに直前の前記参照画像を参照してエンコードし、前記異常検出手段が異常を検出していないカメラ画像については前記ローカルデコード処理を中止するとともに前記参照画像を直前の参照画像に限らず参照することによりエンコードするエンコード手段と
を備えたことを特徴とするエンコーダ。
(付記7)前記エンコード手段は、
前記異常検出手段が異常を検出した旨をあらわすフラグに基づいて前記エンコードをおこない、該フラグを出力データに付加することを特徴とする付記6に記載のエンコーダ。
(付記8)前記エンコード手段は、
前記異常検出手段が異常を検出していないカメラ画像について前記ローカルデコード処理を中止したことにより不要となったデコード時間を、前記異常検出手段が異常を検出したカメラ画像のエンコード時間に振り分けることを特徴とする付記6または7に記載のエンコーダ。
(付記9)前記異常検出手段が異常を検出したカメラが複数である場合に、
前記エンコード手段は、
前記異常検出手段が異常を検出していないカメラ画像について前記ローカルデコード処理を中止したことにより不要となったデコード時間を、前記異常検出手段が異常を検出したカメラ画像のエンコード時間に等分して振り分けることを特徴とする付記8に記載のエンコーダ。
(付記10)前記エンコード手段は、
前記ローカルデコード処理を中止した場合であっても所定時間ごとに該中止を解除して前記参照画像を更新することを特徴とする付記6〜9のいずれか一つに記載のエンコーダ。
以上のように、本発明に係るエンコードプログラムおよびエンコーダは、侵入者監視、災害監視、交通監視などに用いられる動画像処理装置への適用に有用であり、特に、接続するカメラ数が多い場合であっても各カメラ画像の画質を劣化させることなく出力データを抑制したい場合に適している。
本発明に係るエンコード手法の概念を示す図である。 エンコーダの構成を示す機能ブロック図である。 エンコード配分時間を説明する図である。 参照フレームを説明する図である。 エンコード処理の処理手順を示すフローチャートである。 エンコーダの適用例を示す図である。 エンコードプログラムを実行するコンピュータを示す図である。
1 エンコーダ
2 時分割処理部
3 出力部
10 制御部
11 侵入検知部
12 フラグ設定処理部
13 エンコード処理部
14 ローカルデコード処理部
20 記憶部
21 ローカルデコード中止フラグ
22 参照フレーム記憶部
30 監視装置
31 蓄積データ
50 エンコーダ(コンピュータ)
51 入力部
52 通信I/F
53 CPU
53a エンコードプロセス
54 ROM
54a エンコードプログラム
55 RAM
55a フラグ
55b 参照フレーム

Claims (5)

  1. 複数のカメラが撮像した各入力画像を、ローカルデコード処理を経て記憶されている各参照画像を用いることによりエンコードし、エンコードしたデータを出力するエンコードプログラムであって、
    前記カメラが撮像した前記入力画像に基づいて異常検出をおこなう異常検出手順と、
    前記異常検出手順が異常を検出したカメラ画像については前記ローカルデコード処理を通常通りおこなうとともに直前の前記参照画像を参照してエンコードし、前記異常検出手順が異常を検出していないカメラ画像については前記ローカルデコード処理を中止するとともに前記参照画像を直前の参照画像に限らず参照することによりエンコードするエンコード手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするエンコードプログラム。
  2. 前記エンコード手順は、
    前記異常検出手順が異常を検出した旨をあらわすフラグに基づいて前記エンコードをおこない、該フラグを出力データに付加することを特徴とする請求項1に記載のエンコードプログラム。
  3. 前記エンコード手順は、
    前記異常検出手順が異常を検出していないカメラ画像について前記ローカルデコード処理を中止したことにより不要となったデコード時間を、前記異常検出手順が異常を検出したカメラ画像のエンコード時間に振り分けることを特徴とする請求項1または2に記載のエンコードプログラム。
  4. 前記エンコード手順は、
    前記ローカルデコード処理を中止した場合であっても所定時間ごとに該中止を解除して前記参照画像を更新することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のエンコードプログラム。
  5. 複数のカメラが撮像した各入力画像を、ローカルデコード処理を経て記憶されている各参照画像を用いることによりエンコードし、エンコードしたデータを出力するエンコーダであって、
    前記カメラが撮像した前記入力画像に基づいて異常検出をおこなう異常検出手段と、
    前記異常検出手段が異常を検出したカメラ画像については前記ローカルデコード処理を通常通りおこなうとともに直前の前記参照画像を参照してエンコードし、前記異常検出手段が異常を検出していないカメラ画像については前記ローカルデコード処理を中止するとともに前記参照画像を直前の参照画像に限らず参照することによりエンコードするエンコード手段と
    を備えたことを特徴とするエンコーダ。
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