JP4555069B2 - Aori stop - Google Patents
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Description
本発明は、揺動開閉可能なドアや窓に適用されるあおり止め具、なかでもワイヤーを規制要素とするあおり止め具に関する。
BACKGROUND OF THE
ワイヤーを規制要素とするあおり止め具は特許文献1に公知である。そこでは、ワイヤーの一端をボールチャックと取付金具とを介してドア枠に固定し、ワイヤーの他端をドアに固定している。取付金具は、平面から見て横長コ字状に形成してあり、一方の腕にボールチャックがねじ込み固定される。他方の腕にはガイド孔を通設してあり、ドア側からガイド孔に通したワイヤーの端をボールチャックに差し込み連結している。
A tilt stopper using a wire as a regulating element is known from
本出願人は同様のあおり止め具を先に提案している(特許文献2参照)。そこでは、ワイヤーの一端をボールチャックで固定するが、ボールチャックをL字型のホルダーに対してコイルばねを介して取り付ける点に特長を有する。このあおり止め具によれば、ドアを開放した状態において、コイルばねがワイヤーの張り方向へ撓み変形するので、ワイヤーが急な角度で折れ曲がるのを防止できる。ドア開放時に、緊張したワイヤーによってボールチャックの操作軸が押し込み操作されて、ワイヤーのクランプ状態が解除されることもない。 The present applicant has previously proposed a similar tilt stopper (see Patent Document 2). In this case, one end of the wire is fixed with a ball chuck, which is characterized in that the ball chuck is attached to an L-shaped holder via a coil spring. According to this tilt stopper, since the coil spring is bent and deformed in the wire tension direction in a state where the door is opened, the wire can be prevented from being bent at a steep angle. When the door is opened, the operation shaft of the ball chuck is pushed in by the tensioned wire, and the clamped state of the wire is not released.
特許文献1のあおり止め具は、ボールチャックに対するワイヤーの差し込み量を加減することにより、ドアの限界開放開量を自由に変更できる。しかし、ドアを開放した状態において、取付金具のガイド孔の開口縁でワイヤーがく字状に折れ曲がるため、ドアが風にあおられてがた付くような場合に、ワイヤーが反復屈曲されて傷みやすく、短期間で切断しやすい。開きかけたドアが、風にあおられて全開位置まで急に開放揺動するとき、先の折れ曲がり部分に応力が集中するので、ワイヤーが損傷しやすい。切断したワイヤーは長さが不足するので、新規ワイヤーと交換する以外になく、その交換に手間とコストが掛かる。
The tilt stopper of
ドアを開放した状態においては、ワイヤーが両端の取付金具に対して斜めに交差する状態で緊張するため、ワイヤーの両端は、それぞれく字状に折れ曲がってくせ付けされる。そのため、本来、ガイド孔やボールチャックに対して出入り自由であるワイヤーが、取付金具のガイド孔に引っ掛かり、あるいはくせ付け部分がボールチャックに引っ掛かって、ワイヤーの有効長さを短くすることが困難になる。 In the state where the door is opened, the wire is strained in a state of obliquely intersecting the mounting brackets at both ends, so that both ends of the wire are bent into a square shape. Therefore, it is difficult to shorten the effective length of the wire because the wire that is originally free to enter and exit from the guide hole and the ball chuck is caught in the guide hole of the mounting bracket, or the hooked part is caught in the ball chuck. Become.
上記のように、ワイヤーの両端が取付金具に引っ掛かった状態では、取付金具間のワイヤー全体がたるんだ状態で垂れ下がり、ドア近傍に設けられた機器類に絡まることがある。このようにワイヤーが他物に絡まってしまうと、ドアを開放操作するとき全開放できないのはもちろん、最悪の場合にはドアの開放量が極端に小さくて、人が出入りできないこともある。 As described above, in a state where both ends of the wire are caught by the mounting bracket, the entire wire between the mounting brackets hangs down and may be entangled with devices provided in the vicinity of the door. If the wire is entangled with other objects in this way, not only cannot the door be fully opened when the door is opened, but in the worst case, the amount of opening of the door may be extremely small, and people may not enter or exit.
本発明の目的は、ドア開放時のワイヤーの折れ曲がりを緩和して、ワイヤーを規制要素とするあおり止め具の耐久性を向上することにある。本発明の目的は、開きかけたドアが風にあおられて全開位置まで急に開放揺動する場合や、ドアが風にあおられてがた付くような場合に、ワイヤーに作用する曲げ外力と衝撃力とを緩和吸収して、ワイヤーの損傷を解消できるあおり止め具を提供することにある。本発明の目的は、全体構造が簡単で、コストが少なくて済むあおり止め具を提供することにある。本発明の目的は、ドア開放時にワイヤーがく字状にくせ付けされるのを解消して、各ブラケットに対するワイヤーの出入りを円滑化し、以て、ドアの開放量の調整を常に確実に行え、さらに、ドアを閉じた状態において、たるんだワイヤーが他物に絡まり、あるいは引っ掛かるのを確実に防止して、ドアの開閉を常に円滑に行えるあおり止め具を提供することにある。 An object of the present invention is to alleviate the bending of the wire when the door is opened, and to improve the durability of the tilt stopper using the wire as a regulating element. The object of the present invention is to provide a bending external force acting on the wire when the door that is about to open is suddenly opened and swung to the fully open position, or when the door is rattling against the wind. An object of the present invention is to provide a tilt stopper that can absorb and absorb impact force to eliminate damage to the wire. An object of the present invention is to provide a tilt stopper having a simple overall structure and low cost. The object of the present invention is to eliminate the fact that the wire is hooked in the shape of a letter when the door is opened, and to facilitate the entry and exit of the wire with respect to each bracket. An object of the present invention is to provide a tilt stopper that can reliably prevent the slack wire from being tangled or caught by another object when the door is closed, so that the door can be opened and closed smoothly.
本発明のあおり止め具は、ワイヤー5を開放規制要素としており、図1ないし図4に示すごとく、ワイヤー5の一端を固定保持する第1ワイヤーホルダー6と、ワイヤー5の他端を固定保持する第2ワイヤーホルダー7と、第1ワイヤーホルダー6および第2ワイヤーホルダー7を、ドア1およびドア枠2に固定する第1ブラケット8および第2ブラケット9とを備えており、第1・第2の両ワイヤーホルダー6・7のワイヤー導出端には、それぞれワイヤー5の折れ曲がりを緩和する屈曲緩和具10が装着されている。
The tilt stopper of the present invention uses the
図3において屈曲緩和具10は、密巻状のコイルばねであり、第1・第2のワイヤーホルダー6・7のワイヤー導出端に装着されるねじ軸部23と、第1・第2のワイヤーホルダー6・7のワイヤー導出端から突出して、ワイヤー5の折れ曲がりを緩和する屈曲部24とを備えていることを特徴とする。
In FIG. 3, the
ワイヤー5の両端には、エンド金具13が固定されており、第1ワイヤーホルダー6と、第2ワイヤーホルダー7とは、それぞれエンド金具13を受け止める筒状のケース14と、ケース14に形成されて屈曲緩和具10のねじ軸部23が螺合する取付ねじ16とを備えている。
本発明の別のあおり止め具は、図5ないし図6に示すごとく、第1ワイヤーホルダー6が、ワイヤー5の一端に固定したエンド金具13を受け止める筒状のケース14と、ケース14に形成されて屈曲緩和具10のねじ軸部23が螺合する取付ねじ16とを備えており、第2ワイヤーホルダー7は、ワイヤー5の自由端側を捕捉固定するボールチャックで構成する。
As shown in FIGS. 5 to 6, another tilt stopper of the present invention is formed in a
この場合も、図3に示すように、エンド金具13とケース14のワイヤー導出端側の端壁との間に、衝撃吸収ばね26を配置することができる。
Also in this case, as shown in FIG. 3, the
本発明の更に別のあおり止め具は、図9ないし図12に示すごとく、一端にエンド金具13が固定してあるワイヤー5と、ドア1およびドア枠2にそれぞれ締結固定される第1・第2のブラケット8・9と、各ブラケット8・9の支持腕20にそれぞれ装着固定されるワイヤー受具41およびボールチャック42とを備えている。第1・第2のブラケット8・9の各支持腕20には、ワイヤー5の折れ曲がりを緩和する屈曲緩和具10がそれぞれ装着されている。ワイヤー受具41と屈曲緩和具10とに挿通したワイヤー5の自由端側は、屈曲緩和具10を介してボールチャック42で捕捉固定する。かくして、ドア1を閉じた状態における各ブラケット8・9の支持腕20が、図9に示すごとくドア1の面壁と直交する状態で平行に配置されるようにしたことを特徴とする。
As shown in FIG. 9 to FIG. 12, another tilt stopper according to the present invention includes a
屈曲緩和具10は、図11に示すごとく密巻状のコイルばねであり、各ブラケット8・9の支持腕20にねじ込み装着されるねじ軸部23と、支持腕20から突出してワイヤー5の折れ曲がりを緩和する屈曲部24とを備えている。
As shown in FIG. 11, the
第1・第2のブラケット8・9は、ドア1およびドア枠2に締結される締結座19と、締結座19の一端に連続して折り曲げ形成される支持腕20とを備えたL字状のプレス金具で構成する。図11および図12に示すごとく、支持腕20のねじ穴21にねじ込み装着した屈曲緩和具10のねじ軸部23に、ワイヤー受具41およびボールチャック42がねじ込み装着されている。
The first and
ボールチャック42を支持する第2ブラケット9は、閉じ状態のドア1の面壁と平行な締結座19と、締結座19の辺部に連続して直交状に折り曲げ形成される支持腕20とを備えている。
The
第2ブラケット9の締結座19の対向辺部に、一対の支持腕20・20を折り曲げ形成し、各支持腕20・20に、屈曲緩和具10のねじ軸部23をねじ込み装着可能なねじ穴21を貫通状に形成する。A pair of
本発明によれば、ドア1およびドア枠2に装着される第1・第2のワイヤーホルダー6・7のワイヤー導出端に屈曲緩和具10を装着して、ドア1を開放した状態において、ワイヤー5の折れ曲がりを屈曲緩和具10で緩和できるようにした。ワイヤー5が屈曲する部分では、屈曲緩和具10が弾性変形して、その変形応力によってワイヤー5の屈曲力に対抗する。そのため、ワイヤー5は、屈曲緩和具10から受ける反発力の分だけ屈曲部分の角度が緩やかになり、しかも屈曲緩和具10の変形形状に沿って湾曲状に屈曲する。その結果、ワイヤー5が急な角度でく字状に折れ曲がるのを解消して、あおり止め具の耐久性を向上できる。
According to the present invention, in a state where the
本発明によれば、屈曲緩和具10が密巻状のコイルばねで形成されているので、隣接するばね線材どうしが密着しているため、屈曲部分の内側においてばね線材どうしが収縮して接近する余地がなく、その分だけ屈曲緩和具10の屈曲応力が大きくなる(このことは、ばね線材の間に隙間があるコイルばねが屈曲する場合を想定すると理解しやすい)。したがって、より大きな反発力をワイヤー5の屈曲部分に作用させて、さらに効果的にワイヤー5の折れ曲がりを解消できる。ワイヤー5の緊張力が開放されると、コイルばねは自己の弾性によって直線姿勢に戻るので、ドア1を閉じた状態においてコイルばねがドア1に接触緩衝するのを防止できる。更に、密巻状のコイルばねで屈曲緩和具10が形成されていると、その螺旋構造を利用してねじ軸部23を設けることができるので、屈曲緩和具10の取り付け構造が簡素化し、その分だけあおり止め具全体の製作コストを削減できる。
According to the present invention, since the
本発明によれば、あおり止め具の全体構造を簡素化して、その製造コストを減少できる。とくに、第1・第2のワイヤーホルダー6・7のケース14が共通部品化してある場合には、製造コストをさらに減少して、あおり止め具を安価に提供できる。
According to the present invention, by simplifying the overall structure of the tilt stop it can reduce its manufacturing cost. In particular, when the
本発明によれば、ボールチャックに対するワイヤー5の差し込み量を加減することにより、ドア1の開放量を大小に変更できるうえ、ワイヤー5を長めにしておくことにより、あおり止め具を大小のドア1に共通して適用できる。
According to the present invention, the opening amount of the
本発明によれば、開きかけたドアが風にあおられて全開位置まで急に開放揺動する場合や、ドアが風にあおられてがた付くような場合に、衝撃吸収ばね26が変形することで、ワイヤー5に作用する衝撃力を緩和吸収できるので、ワイヤー5および第1・第2の両ワイヤーホルダー6・7に過大な外力が作用するのを解消し、あおり止め具の耐久性が向上する。
According to the present invention, the
本発明によれば、ドア1を開放した状態において、ワイヤー5の折れ曲がりを屈曲緩和具10で緩和できるようにした。ワイヤー5が屈曲する部分では、屈曲緩和具10が弾性変形して、その変形応力によってワイヤー5の屈曲力に対抗する。そのため、ワイヤー5は、屈曲緩和具10から受ける反発力の分だけ屈曲部分の角度が緩やかになり、しかも屈曲緩和具10の変形形状に沿って湾曲状に屈曲する。その結果、ワイヤー5が急な角度でく字状に折れ曲がるのを解消して、あおり止め具の耐久性が向上する。
According to the present invention, the bending of the
更に本発明によれば、上記のようにドア開放時にワイヤー5がく字状にくせ付けされるのを解消できることに加えて、ドア閉じ状態における各ブラケット8・9の支持腕20を、ドア1の面壁と直交する状態で平行に配置して、ドア1を開閉操作するときの各ブラケット8・9に対するワイヤー5の出入りを円滑化するので、必要に応じてワイヤー5の有効長さを短縮し、あるいは増加して、ドア1の開放量の調整を常に確実に行える。さらに、ドア1を閉じた状態においては、エンド金具13の側のワイヤー端をワイヤー受具41から遠ざかる側へ退入させて、一対の屈曲緩和具10で支えられるワイヤー5の全長を短くできる。これにより、ワイヤー5の殆どの部分をヘアーピン状に屈曲する状態でドア1の内面にコンパクトに収めることができる。したがって、ワイヤー5の屈曲部分が大きく垂れ下がるのを解消して、ワイヤー5が他物に絡まったり、あるいは引っ掛かったりするのを確実に防止でき、ドア1の開閉を常に円滑に行える。
According to a further the invention, in addition to being able to eliminate from being imprint the
本発明によれば、屈曲緩和具10が密巻状のコイルばねであるから、隣接するばね線材どうしが密着するため、屈曲部分の内側においてばね線材どうしが収縮し接近する余地がなく、その分だけ屈曲緩和具10の屈曲応力が大きくなる。したがって、より大きな反発力をワイヤー5の屈曲部分に作用させて、さらに効果的にワイヤー5の折れ曲がりを解消できる。ワイヤー5の緊張力が開放されると、コイルばねは自己の弾性によって直線姿勢に戻るので、ドア1を閉じた状態においてコイルばねがドア1に接触緩衝するのを防止できる。密巻状のコイルばねで屈曲緩和具10を形成すると、その螺旋構造を利用してねじ軸部23を設けることができるので、屈曲緩和具10の取付構造を簡素化し、その分だけあおり止め具全体の製作コストを削減できる。
According to the present invention, because the bending
本発明によれば、屈曲緩和具10のねじ軸部23を利用してワイヤー受具41およびボールチャック42を、第1・第2のブラケット8・9の支持腕20に装着できるので、ワイヤー受具41およびボールチャック42の取り付け構造を簡素化できる分だけ、あおり止め具全体の製作コストを削減できる。
According to the present invention, the wire bracket as 41 and bow
本発明によれば、第2ブラケット9に装着したボールチャック42や、ボールチャック42側の余分なワイヤー端を、ドア1やドア枠2に沿ってコンパクトに配置できる。
According to the present invention, the
本発明によれば、1個の第2ブラケット9を用意するだけで、右用のブラケットと左用のブラケットとのいずれにも適用できるので、その分だけあおり止め具の製作コストを削減して、安価に提供できる。なお、ボールチャック42側の余分なワイヤー端は、支持腕20に設けたねじ穴21で支持して第2ブラケット9の側方へ突出させることができる。
According to the present invention, since only one
(実施例1) 図1ないし図4は本発明に係るあおり止め具の実施例1を示す。図1および図2において符号1はドア、2はドア枠、3はドア1を揺動開閉自在に支持するヒンジである。
(Example 1) FIG. 1 thru | or FIG. 4 shows Example 1 of the tilt stopper based on this invention. 1 and 2,
実施例1のあおり止め具は、ワイヤー5を開放規制要素として構成している。ワイヤー5のドア側の端部は第1ワイヤーホルダー6で固定保持される。ワイヤー5のドア枠側の端部は第2ワイヤーホルダー7で固定保持される。
The tilt stopper according to the first embodiment includes the
第1ワイヤーホルダー6は、ドア1に締結固定した第1ブラケット8に支持する。第2ワイヤーホルダー7はドア枠2に締結固定した第2ブラケット9に支持する。第1・第2の両ワイヤーホルダー6・7のワイヤー導出端には、それぞれワイヤー5の折れ曲がりを緩和する屈曲緩和具10を装着する。ワイヤー5の両端には、球状のエンド金具13をかしめ固定してある(図3参照)。
The first wire holder 6 is supported by the
第1ワイヤーホルダー6および第2ワイヤーホルダー7は、図3に示すように、それぞれ一端が開口する円筒状のケース14と、ケース14の開口を塞ぐケース蓋15とを有し、ケース14のワイヤー導出端側の端壁に取付ねじ16を貫通状に形成してある。ケース14およびケース蓋15は、それぞれステンレス鋼を素材とする旋削品からなる。両ワイヤーホルダー6・7のケース14およびケース蓋15は共通部品であり、ケース蓋15は、ケース14に圧嵌固定する。
As shown in FIG. 3, each of the first wire holder 6 and the
第1ブラケット8および第2ブラケット9は、ステンレス板材を素材とするL字状のプレス金具であり、図3に示すように、締結座19の一端から支持腕20を直交状に折り曲げ形成してある。
The
支持腕20には、屈曲緩和具10をねじ込み装着するためのねじ穴21が貫通状に形成されている。図1において締結座19をドア1の内面上部、およびドア枠2の上框にあてがってビス22で締結することにより、第1ブラケット8と第2ブラケット9とは、それぞれの支持腕20が垂直になる姿勢でドア1とドア枠2とに固定する。ねじ穴21の呼び径およびねじピッチは、先の取付ねじ16の呼び径およびねじピッチと一致している。第1ブラケット8と第2ブラケット9とは共通部品である。
The
屈曲緩和具10は密巻状のコイルばねからなり、図3に示すように、第1・第2のワイヤーホルダー6・7のワイヤー導出端に装着されるねじ軸部23と、ワイヤー導出端から突出する屈曲部24とを一体に備えている。ねじ軸部23における素線の隣接ピッチは、先の取付ねじ16およびねじ穴21のねじピッチに一致させてある。屈曲部24は、その内面がワイヤー5の周面に密着できる内径寸法に設定した。
The bending
第1・第2の各ブラケット8・9のねじ穴21に屈曲緩和具10のねじ軸部23をねじ込むことにより、屈曲緩和具10を第1・第2の各ブラケット8・9と一体化する。さらに、支持腕20から突出するねじ軸部23にケース14の取付ねじ16をねじ込むことにより、第1・第2のワイヤーホルダー6・7を各ブラケット8・9に固定して一体化する。このとき、ねじ軸部23より小径とした屈曲部24は、ねじ込む必要がなく、その分だけ屈曲緩和具10をねじ穴21に簡単にねじ込める。
By screwing the
例えば、開きかけたドア1が風にあおられて全開位置まで急に開放揺動するような場合に、ワイヤー5に作用する衝撃を緩和吸収するために、エンド金具13とケース14のワイヤー導出端側の端壁との間には、衝撃吸収ばね26を配置する。衝撃吸収ばね26は、圧縮コイル形のばねからなり、自由状態においてエンド金具13をケース蓋15の近傍位置で受け止めている。
For example, when the
あおり止め具は、第1・第2のブラケット8・9に、屈曲緩和具10と各ワイヤーホルダー6・7とを組み付けた後、各ケース14内に衝撃吸収ばね26を装填したうえでワイヤー5を挿通し、その両端にエンド金具13をかしめ固定し、ケース14の開口にケース蓋15を圧嵌固定した状態、すなわち全ての構成部品を分離不能に組み付けた状態で供給する。したがって、施工時には、第1・第2の両ブラケット8・9をビス22でドア1とドア枠2とに締結固定するだけでよく、施工の手間を著しく省くことができる。
The tilt stopper is assembled with the first and
このように、同一部品とした第1・第2のワイヤーホルダー6・7でワイヤー5を固定保持すると、あおり止め具の全体構造を簡素化して、製造コストを減少できる。ドア1を開放した図1の状態においては、屈曲緩和具10の屈曲部24が図4に示すごとくたわみ変形して、ワイヤー5の屈曲変形に反発するので、ワイヤー5および屈曲部24は、緩やかに湾曲する以外になく、したがってワイヤー5がく字状に折れ曲がるのを解消できる。屈曲部24においては、ワイヤー5とコイル部分との隙間が小さい分だけ、ワイヤー5の折れ曲がりを効果的に規制できる。
Thus, if the
いま、ドア1が急開放するときは、図4に示すように衝撃吸収ばね26が圧縮変形して衝撃を吸収する。同時に、屈曲緩和具10も屈曲変形して衝撃吸収作用を助ける。したがって、ワイヤー5および第1・第2のワイヤーホルダー6・7に過大な外力が作用するのを解消でき、全体としてあおり止め具の耐久性が向上する。
Now, when the
屈曲緩和具10のねじ軸部23をねじ穴21にねじ込んで、屈曲緩和具10を各ブラケット8・9に装着し、さらに支持腕20から突出するねじ軸部23にケース14をねじ込むことにより、第1・第2のワイヤーホルダー6・7を各ブラケット8・9に固定してあるので、各ワイヤーホルダー6・7と、各ブラケット8・9と、屈曲緩和具10とを一体化するための構造を簡略化でき、その分だけあおり止め具の製造コストを削減できる。屈曲緩和具10を各ブラケット8・9にねじ込んだのち、ケース14を増締めすることにより、ロックナットで屈曲緩和具10を固定したのと同様の効果が得られ、屈曲緩和具10をより確実に固定できる。
By screwing the
(実施例2) 図5ないし図7は、本発明に係るあおり止め具の実施例2を示す。ここでは、第2ワイヤーホルダー7がボールチャックを含み、このボールチャックでワイヤー5の自由端側を捕捉固定できるようにし、ボールチャックに対するワイヤー5の差し込み量を加減することにより、ドアの限界開放開量を自由に変更できるようにした。第1ブラケット8は平板状に形成した。第1ワイヤーホルダー6は一端が開放する円筒状のケース14で形成するが、その長さは実施例1のケース14に比べて幾分短い。先のケース蓋15および衝撃吸収ばね26は省略した。
(Example 2) FIG. 5 thru | or FIG. 7 shows Example 2 of the tilt stopper based on this invention. Here, the
ボールチャックは、図6に示すごとく、内面にテーパー壁30が形成されたケース本体31と、ケース本体31内に挿嵌されて3個のスチール製のボール32を保持するボールホルダー33と、ボールホルダー33をテーパー壁30に向かって押し付け付勢する圧縮コイル形のばね34と、ケース内面のねじ穴にねじ込み装着されるばね受35とを含む。テーパー壁30の小径端に隣接するケース31の端壁には、屈曲緩和具10をねじ込むためのねじ穴37が貫通状に形成されている。
As shown in FIG. 6, the ball chuck includes a case
ケース本体31に形成した前記ねじ穴37と、支持腕20に形成した前記ねじ穴21とは、同じ呼び径、同じねじピッチに設定する。ボールホルダー33には、ボール32をクランプ解除するための操作軸38を一体に設けておく。操作軸38は、ばね受35側からケース外へ突出しており、その突端寄りに摘みを備えている。ケース本体31は、先の実施例1と同様に、支持腕20から突出するねじ軸部23にねじ穴37をねじ込むことにより、第2ブラケット9に固定できる。
The
常態において、3個のボール32はテーパー壁30に押されてボールホルダー33の中心へ移動し、ボールホルダー33の中心の挿通孔に差し込んだワイヤー5をクランプ固定する。
In a normal state, the three
この状態で、ケース本体31の端部から突出する操作軸38を、ばね34の付勢力に抗して外側へ引っ張り操作すると、ボール32によるクランプ状態が解除されてワイヤー5を自由に出し入れできる。他は実施例1と同じであるので、同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。以下の各実施例においても同様に扱う。
In this state, when the
(実施例3) 図8は第1ワイヤーホルダー6を変更した本発明の実施例3を示す。そこでは、実施例2で説明した第1ワイヤーホルダー6を、実施例1で説明した第1ブラケット8で支持するようにした。
(Example 3) FIG. 8 shows Example 3 of the present invention in which the first wire holder 6 is changed. There, the first wire holder 6 described in the second embodiment is supported by the
(実施例4) 図9ないし図12は本発明に係るあおり止め具の実施例4を示す。実施例4のあおり止め具は、一端にエンド金具13を固定してあるワイヤー5と、ドア1およびドア枠2にそれぞれ締結固定される第1・第2のブラケット8・9と、各ブラケット8・9の支持腕20・20にそれぞれ装着固定される屈曲緩和具10と、ワイヤー受具41およびボールチャック(第2ホルダー)42などを含む。
(Example 4) FIGS. 9-12 shows Example 4 of the tilt stopper based on this invention. The tilt stopper according to the fourth embodiment includes a
ボールチャック42は、実施例2のそれと実質的に同じ構造であるが、後述するように、そのケース本体31に設けたねじ穴37が異なる。
第1ブラケット8は、締結座19の一側下端から支持腕20を直交状に折り曲げ形成してなる。支持腕20には屈曲緩和具10のねじ軸部23をねじ込み装着するためのねじ穴21を形成してある。図10に示すように、締結座19はドア1の内面上部に、ドア面壁と平行になるようにあてがって、ビス22で締結することにより、ドア1に固定する。このときの支持腕20はドア1の吊元側(ヒンジ側)を指向する。
The
ワイヤー受具41は、基本的に六角ナットであるが、ねじ軸部23と螺合するねじ穴43が特殊化してある。すなわちねじ穴43は、部分円弧状の谷部43aと、隣接する谷部43aで挟まれる幅狭の山部43bとをねじ状に連続して形成してあり、一般的なナットに形成される三角ねじ、あるいは丸ねじとは構造が異なる。
The
谷部43aの隣接ピッチは、ねじ軸部23のコイルピッチと同じに設定し、谷部43aの円弧面の半径を、ねじ軸部23を構成するばね線材の半径と同じに設定した。谷部43aの直径は、ねじ軸部23の外直径と同じに設定した。ねじ穴43の谷部43aから山部43bまでの高さは、ねじ軸部23を構成するばね線材の半径より僅かに小さく設定して、ねじ軸部23を密巻き状態でねじ込めるようにした。
The adjacent pitch of the
各ブラケット8・9の支持腕20に形成されるべき前記ねじ穴21、およびケース本体31に設けられるべき前記ねじ穴37も、ワイヤー受具41のねじ穴43と同じ構造になっている。このように、特殊な形状のねじ穴21を形成できるタップは市販されていないので、本出願人は上記の螺旋仕様を満足できる螺旋タップをタップメーカーに特注して、各部品の加工を行った。
The screw holes 21 to be formed in the
第1ブラケット8の支持腕20に屈曲緩和具10のねじ軸部23をねじ込み、さらに、支持腕20から突出するねじ軸部23にワイヤー受具41をねじ込むことにより、屈曲緩和具10とワイヤー受具41とを第1ブラケット8に一体化する。第2ブラケット9は実施例2で説明した第2ブラケットと同じ構造であって、同じ形態でドア枠2に締結固定され、その支持腕20に屈曲緩和具10とボールチャック42とが実施例2と同様にしてねじ込み装着される。
By screwing the
実施例4のあおり止め具によれば、図10に示すように、開放されたドア1の開放限界をワイヤー5で規制できる。このときの屈曲緩和具10は、図12に示すように屈曲部24がたわみ変形して、ワイヤー5の屈曲変形に反発するので、ワイヤー5および屈曲部24は緩やかに湾曲する。
According to the tilt stopper of the fourth embodiment, the opening limit of the opened
これにより、湾曲部分がく字状にくせ付けされるのを防止でき、ワイヤー5を弛緩させた状態では、湾曲部分を自己の弾性力で直線状に復帰させることができる。したがって、ワイヤー5をボールチャック42に対して出し入れして、ドア1の開放量の調整を支障なく行うことができる。
Thereby, it is possible to prevent the curved portion from being curled into a square shape, and in a state where the
ブラケット8・9間のワイヤー5は、ドア1が閉じ移動するのに伴って徐々に屈曲するが、屈曲応力が増すのに伴って、エンド金具13側のワイヤー端は屈曲緩和具10の内部をくぐり抜けて、ワイヤー受具41から徐々に遠ざかる。つまり、ドア1が全閉位置に近づくほど、エンド金具13はワイヤー受具41から遠ざかるので、一対の屈曲緩和具10で支えられるワイヤー5の全長が短くなる。
The
これにより、ドア1を全閉した状態において、ワイヤー5の殆どの部分は、ヘアーピン状に屈曲する状態でドア1の内面にコンパクトに収まり、屈曲部分が大きく垂れ下がることもない。したがって、ワイヤー5が他物に絡まったり、あるいは引っ掛かったりするのを確実に防止して、ドア1の開閉を常に円滑に行える。上記のような屈曲部24におけるワイヤー5の潜り抜けを容易化するために、両者の間に僅かな隙間を設けるとよい。
Thereby, in the state which closed the
ワイヤー5は、ドア1を開閉する毎に屈曲緩和具10の内部を出入りする向きにくぐり抜けるが、このくぐり抜けを円滑に行うために、ドア1を閉じた状態において、第1・第2のブラケット8・9の各支持腕20・20をドア1の面壁と直交する平行姿勢にして、ワイヤー5をドア1の面壁に沿って退縮できるようにしている(図9参照)。仮に、実施例2で示すように第2ブラケット9が平板状に形成され、ドア1の面壁と平行に配置してある場合には、同様にワイヤー5は屈曲緩和具10をくぐり抜けることができるが、すぐにエンド金具13がドア1の面壁で受け止められるので、ワイヤー5の退縮量は小さい。
Each time the
なお、先に説明した第1ブラケット8をドア枠2に表裏反転した状態で締結し、第2ブラケット9として利用してもよい。必要があれば、図13に示す実施例5の第2ブラケット9に、ボールチャック42を装着することができる。実施例5の第2ブラケット9と、実施例4で説明した第1ブラケット8とは、左右対称の関係にあり、右用と左用とで使い分けることができる。
The
図14に示す実施例6のブラケットは、締結座19の対向辺部に一対の支持腕20を折り曲げ形成した第2ブラケット9である。この第2ブラケット9によれば、右用のブラケットと左用のブラケットとを兼ねることができるので、上記のように右用と左用とで使い分ける必要はない。
The bracket of the sixth embodiment shown in FIG. 14 is a
上記の実施例以外に、ケース14の一端に設けたねじ軸を各ブラケット8・9のねじ穴21にねじ込んで、ケース14を各ブラケット8・9に固定することができる。その場合には、ケース14に設けた取付ねじ16に屈曲緩和具10のねじ軸部23を直接ねじ込んで、屈曲緩和具10をケース14と一体化する。
In addition to the above embodiment, the
屈曲緩和具10としてはフレキシブルパイプを適用できる。エンド金具13は球状である必要はなく、例えば短軸状に形成してもよい。ボールチャックで構成した第2ワイヤーホルダー7はドア1側に取り付けることができる。屈曲緩和具10は密巻したコイルばねで形成するのが好ましいが、コイル素線間に僅かな隙間があっても実用上は問題なく使用できる。ケース14およびケース本体31は、ロックナットを併用して緩み回動不能に固定することができる。
A flexible pipe can be applied as the bending
1 ドア
2 ドア枠
5 ワイヤー
6 第1ワイヤーホルダー
7 第2ワイヤーホルダー
8 第1ブラケット
9 第2ブラケット
10 屈曲緩和具
13 エンド金具
14 ケース
16 取付ねじ
19 締結座
20 支持腕
23 ねじ軸部
24 屈曲部
26 衝撃吸収ばね
41 ワイヤー受具
42 ボールチャック
43 ねじ穴
DESCRIPTION OF
Claims (9)
ワイヤー(5)の一端を固定保持する第1ワイヤーホルダー(6)と、ワイヤー(5)の他端を固定保持する第2ワイヤーホルダー(7)と、第1ワイヤーホルダー(6)および第2ワイヤーホルダー(7)を、ドア(1)およびドア枠(2)に固定する第1ブラケット(8)および第2ブラケット(9)を備えており、
第1・第2のワイヤーホルダー(6・7)のワイヤー導出端に、それぞれワイヤー(5)の折れ曲がりを緩和する屈曲緩和具(10)が装着されており、
屈曲緩和具(10)が密巻状のコイルばねであり、
屈曲緩和具(10)が、第1・第2のワイヤーホルダー(6・7)のワイヤー導出端に装着されるねじ軸部(23)と、第1・第2のワイヤーホルダー(6・7)のワイヤー導出端から突出して、ワイヤー(5)の折れ曲がりを緩和する屈曲部(24)とを備えていることを特徴とするあおり止め具。 A tilt stop with the wire (5) as an opening restriction element,
A first wire holder (6) for fixing and holding one end of the wire (5), a second wire holder (7) for fixing and holding the other end of the wire (5), the first wire holder (6) and the second wire A first bracket (8) and a second bracket (9) for fixing the holder (7) to the door (1) and the door frame (2);
A bending relief tool (10) for relaxing the bending of the wire (5) is attached to the wire lead-out ends of the first and second wire holders (6, 7) .
The bending relaxation device (10) is a closely wound coil spring,
The bend relief (10) is mounted on the wire lead-out ends of the first and second wire holders (6, 7), and the first and second wire holders (6, 7). And a bent portion (24) that protrudes from the wire lead-out end and relaxes the bending of the wire (5) .
第1ワイヤーホルダー(6)と、第2ワイヤーホルダー(7)とが、エンド金具(13)を受け止める筒状のケース(14)と、ケース(14)に形成されて屈曲緩和具(10)のねじ軸部(23)が螺合する取付ねじ(16)とを備えている請求項1記載のあおり止め具。 End metal fittings (13) are fixed to both ends of the wire (5),
The first wire holder (6) and the second wire holder (7) are formed in a cylindrical case (14) for receiving the end fitting (13), and the case (14), so that the bending relaxation device (10) The tilt stopper according to claim 1, further comprising a mounting screw (16) to which the screw shaft portion (23) is screwed .
第2ワイヤーホルダー(7)が、ワイヤー(5)の自由端側を捕捉固定するボールチャックで構成されている請求項1記載のあおり止め具。 A cylindrical case (14) in which the first wire holder (6) receives the end fitting (13) fixed to one end of the wire (5), and a screw of the bending relaxation tool (10) formed in the case (14) A mounting screw (16) to which the shaft portion (23) is screwed,
The second wire holder (7) is a wire (5) tilt stop of claim 1 Symbol placement is constituted by a ball chuck for capturing fixing the free end side of the.
第1・第2のブラケット(8・9)の支持腕(20)に、ワイヤー(5)の折れ曲がりを緩和する屈曲緩和具(10)がそれぞれ装着されており、
ワイヤー受具(41)および屈曲緩和具(10)に挿通したワイヤー(5)の自由端側が、屈曲緩和具(10)を介してボールチャック(42)で捕捉固定されており、
ドア(1)を閉じた状態における各ブラケット(8・9)の支持腕(20)が、ドア(1)の面壁と直交する状態で平行に配置されていることを特徴とするあおり止め具。 Wire (5) having an end fitting (13) fixed to one end, first and second brackets (8, 9) fastened and fixed to door (1) and door frame (2), and each bracket (8, 9) a tilt stopper provided with a wire receiver (41) and a ball chuck (42) which are respectively mounted and fixed to the support arm (20).
Bend relaxation tools (10) for relaxing the bending of the wire (5) are mounted on the support arms (20) of the first and second brackets (8, 9), respectively.
The free end side of the wire (5) inserted through the wire receiver (41) and the bending relaxation tool (10) is captured and fixed by the ball chuck (42) through the bending relaxation tool (10),
A tilting stopper characterized in that the support arms (20) of the brackets (8, 9) in a state in which the door (1) is closed are arranged in parallel so as to be orthogonal to the face wall of the door (1) .
屈曲緩和具(10)が、各ブラケット(8・9)の支持腕(20)にねじ込み装着されるねじ軸部(23)と、支持腕(20)から突出してワイヤー(5)の折れ曲がりを緩和する屈曲部(24)とを備えている請求項5記載のあおり止め具。 The bending relaxation device (10) is a closely wound coil spring,
Bend relaxation tool (10) eases bending of wire (5) protruding from support arm (20) and screw shaft (23) screwed into support arm (20) of each bracket (8, 9) 6. The tilt stopper according to claim 5, further comprising a bent portion (24) .
支持腕(20)のねじ穴(21)にねじ込み装着した屈曲緩和具(10)のねじ軸部(23)に、ワイヤー受具(41)およびボールチャック(42)がねじ込み装着されている請求項6記載のあおり止め具。 The first and second brackets (8, 9) are formed by being continuously bent at one end of the fastening seat (19) fastened to the door (1) and the door frame (2) and one end of the fastening seat (19). An L-shaped press fitting provided with a support arm (20),
The wire receiver (41) and the ball chuck (42) are screwed and attached to the screw shaft (23) of the bending relaxation tool (10) screwed into the screw hole (21) of the support arm (20). 6. The tilt stop according to 6.
各支持腕(20・20)に、屈曲緩和具(10)のねじ軸部(23)をねじ込み装着可能なねじ穴(21)が貫通状に形成されている請求項8記載のあおり止め具。 A pair of support arms (20, 20) are formed at the opposite sides of the fastening seat (19) of the second bracket (9),
9. The stopper according to claim 8, wherein a screw hole (21) into which the screw shaft portion (23) of the bending relaxation device (10) can be screwed and attached is formed in each support arm (20, 20) .
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