JP4554214B2 - 成形されたタンポンを製造する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、成形された生理用タンポンを製造する方法に関する。
多種多様な吸収性生理用タンポンが当該技術分野において長い間既知である。膣への挿入を容易にするために、市販のほとんどのタンポンは、使用前はほぼ円筒形である。膣内部は、なめらかでも線状ではなく、非常に起伏があることは周知である。指で挿入するタンポンには、先細になっている挿入末端部を有し、挿入をより快適にするものがある。おそらくは、挿入時にユーザが押すためのより広い面積を提供するために、フレアになっている引き抜き末端部を有するものもある。にもかかわらず、本発明の発明者は、タンポンの快適さ及び/又は挿入の容易さが、消費者の満たされていない重要な必要性であることを認識している。一旦起伏のある膣内部に入ると快適であるタンポンを有することも重要である。更に、タンポンを快適に及び/又は挿入を容易にする特徴が、使用中のタンポンの流体獲得能力を損なわない、又はその能力を高めることが望ましい。従って、新規で改善された、快適な成形されたタンポンの必要性がある。成形されたタンポンは、挿入の容易さ及び/又は快適さを助ける。
従って、成形されたタンポンを形成する、新規で改善された方法の必要性がある。まっすぐな又は平行な側面のタンポンより、タンポンが、女性の膣の湾曲によりぴったりと調和する湾曲(又は輪郭)を有することを可能にする本発明の方法が開発された。
本発明は、成形されたタンポンを製造する方法に関する。本発明の方法は、次の工程を特徴とする:内側表面、外側表面、第1末端部、第2末端部、及び第2末端部に位置する開口部を有する金型を提供する工程;タンポンプレジットを提供する工程;移動部材を使用して金型の第2末端部における開口部を通ってタンポンプレジットを移動させて、タンポン金型を生じる工程;アンダーカットを有する成形されたタンポンを自己支持化する工程;及び、成形されたタンポンをタンポン金型から取り出す工程。
本発明の方法はまた、次の工程を特徴としてもよい:第1分割キャビティ金型部材及び第2分割キャビティ金型部材を加熱して、加熱された第1分割キャビティ金型部材及び加熱された第2分割キャビティ金型部材を提供する工程;加熱された第1分割キャビティ金型部材と、加熱された第2分割キャビティ金型部材とを組み合わせることによって、第1末端部と、開口部を有する第2末端部とを有する加熱された分割キャビティ金型部材を生じる工程;タンポンプレジットを提供し;タンポンプレジットを圧縮ジョー内に配置する工程;圧縮ジョーを作動させて、タンポンプレジットを高縦横比形に圧縮して、その結果、圧縮されたタンポンプレジットを生じる工程;圧縮部材を使用して、作動したジョーから、加熱された分割キャビティ金型部材内まで、圧縮されたタンポンプレジットを移動させる工程;成形されたタンポンが自己支持化されるまで、成形されたタンポンを加熱された分割キャビティ金型部材において加熱する工程;加熱された第1分割キャビティ金型部材を、加熱された第2分割キャビティ金型部材から部分的に分離する工程;及び成形されたタンポンを取り出す工程。
本発明の方法はまた、次の工程を特徴としてもよい:第1内側表面及び第1外側表面を有する第1分割キャビティ金型部材を提供する工程;第2内側表面及び第2外側表面を有する第2分割キャビティ金型部材を提供する工程;第1分割キャビティ金型部材の第1内側表面を、第2分割キャビティ金型部材の第2内側表面の隣に向けることによって、第1末端部、第2末端部、及び第2末端部に位置する開口部を有する分割キャビティ金型を生じる工程;タンポンプレジットを提供する工程;第1分割キャビティ金型部材と、第2分割キャビティ金型部材との間にタンポンプレジットを配置する工程;第1分割キャビティ金型部材と、内側にタンポンプレジットを有する第2分割キャビティ金型部材とを閉じる工程;第1分割キャビティ金型部材と、内側にタンポンプレジットを有する第2分割キャビティ金型部材とを開ける工程;及び成形されたタンポンを自己支持化する工程。
本発明は、生理用タンポン、より具体的には、成形されたタンポンを製造する方法に関する。参考として本明細書において関連部分に組み込まれる全ての引用された文書;任意の文書の引用は、それが本発明に関する先行技術であるということの承認として解釈されるべきではない。
本明細書は、本発明を形成するとみなされる対象を特に指摘して明確に請求する特許請求の範囲をもって結論とするが、本発明は添付図面と関連させた次の説明で更に十分に理解されると考えられる。
本発明は、成形されたタンポンを作成する、新規で改善された方法を提供する。まっすぐな又は平行な側面のタンポンよりも女性の膣の湾曲によりぴったり調和する湾曲(又は輪郭)を、タンポンが有することを可能にする方法が開発された。
セクションAは、読者が本発明の特徴を最良に理解するのに役立つ用語を提供するもので、本明細書においてそれらの用語が使用されている文脈と矛盾する用語における制限をもたらすものではない。これらの定義は制限することを意図していない。セクションBは、図面の詳細な説明である。セクションCでは、可能な限りの明確さを提供するという見地で、成形されたタンポンを製造する方法の様々な段階を検討する。セクションDでは、成形されたタンポンを作成する方法から生じる成形されたタンポンについて検討する。
(A)用語
一般に本明細書では、用語「タンポン」は、次に言及する圧縮工程の後に完成したタンポンを指すために使用される。本明細書で使用される時、用語「タンポン」とは、流体を吸収するために、膣内部又は他の体腔に挿入されるあらゆるタイプの吸収性構造体を指す。典型的に、タンポンは、吸収性材料の一つ以上の部分を使用する一つ以上の工程において、放射方向、長手方向軸線及び横方向軸線に沿う軸線方向、又は放射方向及び軸線方向の両方向に圧縮されてタンポンを提供する吸収性材料から構成され、膣又は他の体腔内への挿入を可能にする寸法及び安定性である。そのように圧縮されたタンポンは、本明細書では、「自己支持」形体と呼ばれる。用語「自己支持化」は、次のように定義される。
本明細書で使用される時、「自己支持化」は、タンポンプレジットの吸収性材料に適用された圧縮をタンポンが保持する程度の、又は保持するのに十分な状態の尺度であり、次に外力がなくなっても、生じるタンポンは、その一般的形及び寸法を保持する傾向がある。華氏73°(22.8℃)の温度及び50%の相対湿度の周囲の室内条件で観察される時、例えば、外力を取り除いた後の、生じるタンポンの全体積の増加は、外力で圧迫された形の200%を超えない、好ましくは150%未満、更に好ましくは外力で圧迫された形の125%を超えなくてもよい。タンポンについて、タンポン内の湿り気のレベルを制御することは、外部の圧縮力がなくなった後、タンポンがその形を保持するのを助けるための要因であることが判明した。一実施形態では、湿り気のレベルが10%未満である場合、そのタンポンには自己支持性がある。この自己支持形体は、タンポンの実際の使用中には必要がなく、好ましくは持続しないことは、当業者には明らかである。すなわち、タンポンが挿入されて流体を獲得し始めると、タンポンは拡張し始めて、その自己支持形体を失ってもよい。
本明細書で使用される時、用語「プレジット」又は「タンポンプレジット」は、互換性があると共に、構成体が上記のようなタンポンに圧縮される前の吸収性材料の構成体を指すことを意図している。タンポンプレジットは、タンポン半加工品、又はソフトワインド(巻き)、又はパッドと呼ばれることがあり、用語「プレジット」は、そのような用語も同様に含むことを意図している。
本明細書で使用される時、用語「膣腔」、「膣内」、及び「膣内部」は、同義であることを意図し、また人間の女性の外陰部における体内部生殖器を指す。用語「膣腔」が本明細書で使用される時、膣口(膣の括約筋と呼ばれることもある)と子宮頚部との間に位置する空間を指すことを意図し、膣前庭の床部を含む陰唇間空間を含むことを意図していない。外から見える生殖器は一般に、本明細書で使用される時の用語「膣腔」内には含まれない。本明細書で使用される時、「膣に挿入可能な形」は、圧縮後の吸収性タンポンの幾何学的形を指す。次のような寸法には制限されないものの、人への使用に典型的な圧縮されたタンポンは、吸収性によって、幅10〜16mm及び長さ40〜50mmである。他の哺乳動物では、典型的なタンポンの寸法は、膣腔の外形の違いに基づいて変化することがある。タンポンは、ほぼ円筒形の形体に圧縮されてもよいものの、他の形も可能である。これらは、四角形、三角形、台形、半円形、砂時計形、又は他の好適な形として説明されてもよい横断面又は横断面要素を有する形を含んでもよい。
本明細書で使用される時、「圧縮された」とは、プレスする、圧密する、若しくは共に押しつぶす、又は押しつぶす場合のように寸法若しくは体積を低減することを指す。圧密の一方法には、空気又は水圧によって作動する可撓性部材の動きが挙げられる。本明細書のタンポンは典型的に、タンポンプレジットを横方向に圧密又はロールすることによって形成され、加工処理された形態は、膣への挿入可能な形で圧縮された構造体を生じる。
本明細書で使用される時、用語「折り畳んだ」とは、吸収性材料の圧密に付随して又は意図的に起こる、圧縮された吸収性部材の形体である。折り畳んだ形体は、タンポンプレジットの少なくとも一部分における少なくとも一つの屈曲を特徴とし、タンポンプレジットの一部分は、前とは異なる平面に位置し、折り畳みが起こった後、屈曲近くの表面領域は、互いに異なる遠位の関係及び角度の関係にあると観察される。一般に平坦なタンポンプレジットの横方向の圧密の場合、ほぼ180°の一つ以上の屈曲又は折り畳みが存在してもよく、屈曲のどちらの側の表面領域も、並置されてもよく、又は互いに面する接触であってもよい。
本明細書で使用される時、「金型」は、圧縮可能な又は圧密可能な(又はなめらかな)材料を成形することを意図する構造体であり、同構造体は、圧縮可能な材料を保持するための空間又はキャビティを画定するように配置されると共に、最初は、異なる形又は明確でない形を有する圧縮可能な材料が、圧縮可能な材料上の金型構造体の圧迫する力によって空間又はキャビティの形に適合して、好ましくは、金型構造体から取り出した後に自己支持形に変わる。この結果において画定されるように、金型キャビティ又は空間は、圧縮されたタンポンの十分な表面を、ほぼ又は十分に画定する。金型は、タンポンプレジットが金型キャビティ内に導入される入口又は開口部を有してもよい。
本明細書で使用される時、「共に保持する」とは、二つの物体が互いにぴったりした結合又は関係にあって、二つの物体が統一体と考えられてもよい時である。
本明細書で使用される時、「タンポン圧縮機」とは、タンポンプレジットを圧縮してもよい部分を含む機械組立て品である。典型的に、タンポン圧縮機において圧縮されたタンポンプレジットは、次に、膣に挿入可能な形の自己支持形体に最終成形するために金型まで移動させられ、そこで、必要とされないことが多いが、金型は、タンポン圧縮機が先に達成した以上に、タンポンの部分を更に圧縮する。
本明細書で使用する時、タンポン圧縮機の「Vブロック」は、ほぼ平坦なタンポンプレジットを圧縮するために使用される。
本明細書で使用する時、「移動部材」とは、圧縮されたタンポンプレジットを移動させる時に使用され得る任意の部材である。
本明細書で使用される時、「圧縮部材」とは、タンポンプレジットを圧縮するために使用され得る任意の部材である。同部材は任意に、移動部材としても機能し得る。
本明細書で使用する時、「作動する」とは、電動モータ、機械的伝達、空気式、線状駆動、手動、及び/又は水力によって伝えられる任意の力である。
本明細書で使用する時、「高縦横比形」とは、その形の長さがその形の直径又は幅よりも長い任意の形である。形は、画定された円、弧、又は断面部分を必ずしも含まなくてもよい。
本明細書で使用する時、用語「山形」とは、「V」、逆さの「V」、幅の広い「U」、又は逆さの「U]の形を有する図、模様、又は物体である。
本明細書で使用する時、「面する」とは、もう一つの物体の近くに、並置又は実際に接触して横たわることであり、第1の物体のいずれかの部分が、もう一つの物体のいずれかの部分の近くに、並置又は実際に接触している。
本明細書で使用する時、「分割キャビティ金型部材の内側表面」とは、タンポンを成形するために材料に接触する表面である。内側表面は、タンポンの所望の形を達成するように成形されるか、又は外形が作られる。制限するわけではないが、金型の内側表面は、所望するいかなる形であってもよい。凹部分を有する内側表面の例が、図1に示されている。
本明細書で使用する時、「半分割キャビティ金型の外側表面」とは、内側表面に対して外側の表面であると共に、いかなる方法で外形が作られても、又は成形されてもよい。好ましい外側表面の形は、いかなる形体又は形が、製造者が円滑に製造するために最も便利であるか、及び/又は最も経費が少ないかのいずれかによって決められることが多い。凸部分を有する外側表面の例が、図4に示されている。
本明細書で使用する時、用語「分割キャビティ金型」とは、合わされる時、金型の内側表面を完成する二つ以上の部材からなる金型であり、圧縮可能な又は圧密可能な(又はなめらかな)材料を成形することを意図し、完全な金型構造体は、空間又はキャビティを画定するように配置される。金型の各部材は、合わされる時、又は閉じられる時、金型構造体を完成する内側表面の少なくとも一部分を含む。分割キャビティ金型は、好ましくはタンポンが自己支持形を獲得した後で、金型部材の少なくとも二つ以上が、十分に分離しない場合でも、少なくとも部分的に分離し得るように設計されており、内側表面によって境界を画されるキャビティ体積を拡大して、金型から容易にタンポンを取り出すのを可能にする。二つの金型部材の一部分のみは分離するものの、二つの金型部材の他の部分は接触したままである時、部分的な分離が発生し得る。一方の部材の内側表面部分が、もう一方の部材の内側表面部分と接合する場合、これらの隣接点は、線、曲線、又は複雑な交差の継ぎ目、又は規則的な若しくは不規則な形体の継ぎ目を画定し得る。本発明の目的のために、タンポンの中央部分の全長に沿ってそこから移動し、好ましくはタンポンの挿入末端部及び/又は挿入先端部88及び/又は引き抜き末端部(すなわち、基部又は底部)66近くまで伸びる少なくとも一つの完全な経路(進路が曲がりくねっているにもかかわらず)がある。
用語「半分割キャビティ」とは、少なくとも二つの主要部材を含む金型を指す。用語「半」とは、合わせられる時、金型構造体を完成する二つの金型部材の一つを指す。用語「半」は、これらの部材が、寸法、形、体積、重さなどにおいて、互いにほぼ又は全く等しいことを必ずしも意味しない。
本明細書で使用する時、「外スリーブ」は、任意の要素である。外スリーブは、金型要素を部分的に取り囲み、好ましくは、互いに関して適切な位置で金型要素を保持する。外スリーブは、運送部材又は輸送部材であってもよい。外スリーブは、工具鋼、アルミニウム、又は製造環境に好適なポリマー若しくは樹脂の任意の形体を含むがこれらに制限されない任意の好適な材料から構成されてもよい。図3及び図5に示される外スリーブ40は一般に円筒形であるものの、三角形、半円形、及び四角形など、他の形も容認可能である。
本明細書で使用する時、「接合したスリーブキャビティ金型」は、外スリーブ及び分割キャビティ金型を含む。
本明細書で使用する時、「タンポン金型」は、圧縮されていない又は圧縮されたタンポンプレジットと、分割キャビティ金型とを含む。
「連結された分割キャビティ金型部材」は、分割キャビティ金型部材であり、金型部材の少なくとも二つが、一つの又は一連の連結要素によって物理的に連結されている一方、連結要素の少なくとも一つが、線状の及び/又は放射状の動きで移動可能であり、その結果、二つの金型部材が、連結性又は接合性を維持しつつ、互いに関連する空間において位置を変えるのを可能にする。連結要素は、例えば、製造サイクルにおいて、繰り返し、二つの金型部材を合わせるか又は共に保持し(例えば、閉じる)、次に、所望の程度まで分離し(例えば、部分的に開口し)、次に、合わせられるか又は共に保持される(例えば、閉じられる)ように戻す。連結要素は、いずれの形体(例:バー、ロッド、連結されたカム、鎖、ケーブル、ワイヤ、楔、スクリューなど)であってもよく、いずれの材料又は材料の組み合わせ(例:工具鋼、アルミニウム、木、ポリマー、樹脂など)から構成されてもよく、連結要素への直接的な力の伝達、又は金型部材の一つ以上(又は、金型の開口サイクル中に、完成したタンポン自体)による力の伝達を含むあらゆる手段によって作動してもよい。
用語「熱硬化」とは、圧縮後にタンポンが自己支持形を維持するのを助けるために使用されることがある技術を指す。熱硬化とは、存在する水の分子に依存する一つ以上の手段(例えば、熱温度勾配伝導、又はマイクロ波加熱)による熱エネルギーの導入であり、マイクロ波エネルギーを不均衡に吸収して、水素結合によると考えられる繊維(小繊維間又は小繊維内)結合を引き起こす。
タンポンの一部分の「周囲」は、タンポンの外側表面の周りでX軸線に垂直に測定された距離である。周囲を、例えば、走査型電子顕微鏡検査法(Scanning Electron Microscopy)S.E.M.と共に、樹脂を埋め込んだミクロトーム(Resin Embedded Microtome)(レゾリューションサイエンス社(Resolution Sciences Corporation )(カリフォルニア州 Corte Madera)などの会社によって提供されている)を使用して測定してもよい。
「成形されたタンポン」とは、アンダーカットを有するタンポンを指す。用語「アンダーカット」とは、一個の金型からの引き抜きを妨げる突出部又はへこみを有するタンポンを指す。例えば、本発明の方法によって作られた成形されたタンポンは、挿入末端部周囲及び引き抜き末端部周囲のどちらよりも小さい、タンポンの中央部における少なくとも一つの周囲を有してもよい。
(B)図面の詳細な説明
図1は、第1外側表面24(図示せず)及び第1内側表面26を有する第1分割キャビティ金型部材22を示している。しかし、本発明は、図面に示された特定の形体を有する構造体に制限されない。第1内側表面26は、生じる成形されたタンポン20の所望の形(図6に示されている)を含む。生じる成形されたタンポン20の形は、自己支持性があると共に、アンダーカット62(図6に示されている)を有してもよい。
図4及び図13に示されるように、第2分割キャビティ金型部材28は、寸法、形、及び面積において、第1分割キャビティ金型部材22と同一ではないにしても、ほぼ類似しており、第2外側表面30及び第2内側表面32を有する。図13に示されるように、第1分割キャビティ金型部材22と第2分割キャビティ金型部材28とは組み合わされて、分割キャビティ金型34を形成する。第1分割キャビティ金型部材22の金型末端部85と、第2分割キャビティ金型部材28の金型末端部86とは、分割キャビティ金型34の挿入末端部の金型末端部87と、分割キャビティ金型34の引き抜き末端部89とを形成する。分割キャビティ金型34の引き抜き末端部89に位置する金型末端部89は、二つの半分割キャビティ金型22、28を接合することによって形成され、この例における分割キャビティ金型34の金型末端部87は、十分に閉じられると共に、タンポン先端部を形成するために使用される。分割キャビティ金型34の金型末端部89は、部分的に閉じられて、入口を残し、そこからタンポンプレジットが金型キャビティ内に導入される。
図2は、成形されたタンポン20を製造する機械の実施形態を説明している。図2は、タンポン圧縮機54の図を示している。非制限的な一実施形態において、タンポン圧縮機54は、圧縮ジョー56、圧縮ロッド58、及びVブロックホルダ60を具備してもよい。成形されたタンポン20を作成する工程において、中で分割キャビティ金型(図示せず)が共に保持されている、接合されたスリーブキャビティ金型48が、移動末端部52を有するタンポン圧縮機54のVブロックホルダ60内に、又はタンポン圧縮機54の圧縮ジョー56に面する入口内に配置される。接合されたスリーブキャビティ金型48は、図2において円で囲まれている。タンポンプレジット50は、圧縮ジョー56内に配置されている。圧縮ジョー56は、作動して、タンポンプレジット50を高縦横比形のタンポンプレジット50に圧縮する。高縦横比形に圧縮されたタンポンプレジット50は、圧縮ロッド58によって、作動した圧縮ジョー56から、接合したスリーブキャビティ金型48内まで、移動する。次に、接合したスリーブキャビティ金型48を、圧縮機54から取り外す。次に、生じる成形されたタンポン20を、接合したスリーブキャビティ金型48から取り出し、結果的に自己支持化される。
図3は、図2における接合したスリーブキャビティ金型48の拡大図を示している。分割キャビティ金型34が、外スリーブ40内に挿入されて、分割キャビティ金型の第2末端部38又は入口(図13及び図5に示されている)は、外スリーブ40の第2末端部44(図5に示されている)を通して見ることができる。外スリーブ40は、分割キャビティ金型34を共に保持して、移動末端部52を有する接合したスリーブキャビティ金型48を形成する。接合したスリーブキャビティ金型48は、タンポン圧縮機54のVブロックホルダ60上に配置され、タンポンプレジット50は、移動末端部52内まで移動し得る。
図4は、生じるタンポン20が、第1分割キャビティ金型部材22と第2分割キャビティ金型部材28との間に配置された、分割キャビティ金型34の分解図を示している。第1分割キャビティ金型部材22と第2分割キャビティ金型部材28とが組み合わされて、分割キャビティ金型34(図13に示されている)を形成する。図4に示されるように、非制限的な一実施形態では、半分割キャビティ金型が形成されて、第1内側表面26と第2内側表面32とは、互いに面している。これらの内側表面は、生じる成形されたタンポン20の所望の形であるキャビティを作り上げる。図13に示されるように、分割キャビティ金型34は、第1末端部36、及び第2末端部38又は入口を有する。
図5は、外スリーブ40内に挿入された分割キャビティ金型34を示している。本明細書で説明される工程では、分割キャビティ金型34は、第1末端部42及び第2末端部44を有する外スリーブ40内に挿入される。分割キャビティ金型34は、外スリーブ40内に挿入されて、分割キャビティ金型の第2末端部38は、外スリーブ40の第2末端部44を通して見ることができる。外スリーブ40は、分割キャビティ金型34を共に保持して、移動末端部52を有する接合したスリーブキャビティ金型48を形成する。
図6は、本明細書で説明され、請求される方法から製造されてもよい成形されたタンポン20を示している。製造されたタンポン20は、アンダーカット62を有する。タンポン20は、挿入末端部64、引き抜き末端部66、及び挿入末端部64と引き抜き末端部66との間に位置するアンダーカット62を有する。
(C)方法
これまでのタンポンは、従来の方法を使用して、従来型の金型で製造される一方、成形されたタンポンは、特定の新しい製造方法を必要とする。制限的ではなく説明的であるあるように、次の事柄は、方法の工程における他の例の変化形を検討した、成形されたタンポンを作成する方法である。
図4に関し、第1分割キャビティ金型部材22が提供される。第1分割キャビティ金型部材22は、第1内側表面26及び第1外側表面24を有する。第2分割キャビティ金型部材28が提供されてもよい。提供される場合、第2分割キャビティ金型部材28は、第2内側表面32及び第2外側表面30を有する。熱硬化技術の選択次第で、金型は、一般にステンレス鋼又はマイクロ波透過材料など、多種多様な材料から構成されてもよい。
図4及び図13に関し、第1分割キャビティ金型部材22の第1内側表面26は、第2分割キャビティ金型部材28の第2内側表面32の隣に配置される。第1分割キャビティ金型部材22と第2分割キャビティ金型部材28との組み合わせが、分割キャビティ金型34を生じる。分割キャビティ金型34は、第1末端部36及び第2末端部38を有する。分割キャビティ金型34の第2末端部38は、開口部96又は入口96を有する。
もう一つの実施形態では、図5に示されるように、分割キャビティ金型34を共に保持するために、外スリーブ40が使用されてもよい。外スリーブ40は、第1末端部42及び第2末端部44を有する。第2末端部44は、開口部を有する。
分割キャビティ金型34を共に保持するのを達成するために、外スリーブ40が使用される場合、次の工程が発生する。分割キャビティ金型34の第1末端部36が、最初に外スリーブ40内に挿入されてもよい。分割キャビティ金型34の開口部は、外スリーブ40の第2末端部44を通して見ることができる。分割キャビティ金型34と外スリーブ40との組み合わせは、移動末端部52を有する接合したスリーブキャビティ金型48を形成する。次に、図2及び図3に関し、接合したスリーブキャビティ金型48は、接合したスリーブキャビティ金型48の移動末端部52がタンポン圧縮機54の圧縮ジョー56に面するように、タンポン圧縮機54のVブロックホルダ60内に装填される。
図11A及び図11Bに関し、もう一つの実施形態では、金型部材を共に保持するために、連結された分割キャビティ金型部材が使用されてもよい。連結された分割キャビティ金型部材の長所は、連結が、成形サイクルの部分的な開口時と、開口時及び閉鎖時との両方で、互いに関する金型部材の連続的に繰り返し可能な配置を提供し得ることである。これによって、一つのタンポンから次のタンポンまで、高速で、確実に繰り返して製造することが可能になる。
図11A及び図11Bに関し、二つの半分からなる分割キャビティ金型34は、ほぼ四角い外側表面の外形を有し、ほぼ凹状の内側キャビティを画定する。金型の継ぎ目の一つに沿って長いヒンジ93、例えば、ピアノタイプのヒンジが配置されている。図11Aは、末端部94における開口部又は入口を通してタンポンプレジットを受け入れる用意ができている、閉じて組み合わされた金型のキャビティの二つの図を示している。図11Bに関し、タンポンが自己支持化された後、ヒンジ旋回運動によって一方の部材をもう一方の部材から旋回して離すことにより、金型からタンポンを取り出すことを可能にする程度の分離まで、金型は手動で、機械で、及び/又は水力で開放される。必要とされる場合、タンポンを取り出す操作中に、金型は、開放して保持され得る。次に、金型はもう一つのタンポンプレジットを受け入れるために閉じられる用意ができている。閉じられると、金型部材(連結されていても、されていなくても)は、金型自体の一部分として噛み合う表面若しくはタブ、最初に金型部材に取り付けられて、互いにロックし得る第三要素部材などが挙げられるが、これらに制限されない任意の既知の手段によってロックされ得る。金型の分離及び閉鎖の運動は、必要な場合に力の伝達を助けるために提供される外部の金型要素を有する任意の既知の手段又は推進力によって達成され、動くアーム、螺子、楔、鎖、ロープ、カム、ピストン、リフタ(持ち上げるもの)、ロッド、ギアなどが挙げられるが、これらに制限されない。
図12A及び図12Bは、ほぼ四角い外側表面の外形を有しほぼ凹状の内側キャビティを画定する、二つの半分からなる分割キャビティ金型を示し、金型の対向する側面上の対を有する二対の旋回アーム93を含む連結のもう一つの形体を描いている。旋回アームは、二つの縦方向の金型部材の継ぎ目を横切ってまたがる。図12Aは、末端部95における開口部又は入口を通してタンポンプレジットを受け入れる用意がある、閉じて組み合わされた金型キャビティの一つの図を示している。タンポンが自己支持化された後、金型は、金型からタンポンを取り出すのを可能にする程度の分離まで、手動で、機械で、及び/又は水力で開放される。開放は、一つの金型部材を一つの末端部に向かって移動させつつ、もう一つの金型部材からも移動させることによって達成される。この例では、これは、最初の傾斜した位置から、より正常な方向まで旋回アームを向けて、その結果、二つの金型部材の間に開口部又は溝を作る。図12Bに示されるように、必要な場合、金型は、タンポンを取り出す操作の間、開放して保持され得る。次に、金型は、もう一つのタンポンプレジットを受け入れるために閉じられる用意ができている。閉じられると、金型部材(連結されていても、されていなくても)は、任意の既知の手段によってロックされ得、金型自体の一部分として噛み合う表面若しくはタブ、最初に金型部材に取り付けられて互いにロックし得る第三要素などが挙げられるが、これらに制限されない。金型の分離及び閉鎖の運動は、必要な場合に力の伝達を助けるために提供される外部の金型要素を有する任意の既知の手段又は推進力によって達成され得、動くアーム、螺子、楔、鎖、ロープ、カム、ピストン、リフタ、ロッド、ギアなどが挙げられるが、これらに制限されない。
タンポンプレジットが提供される。本発明のタンポン20は、図7に示されるタンポンプレジット50などの、任意の好適なタンポンプレジットから形成されてもよい。もう一つの実施形態では、タンポンプレジット50は、引き抜き手段89を有してもよい。実施形態が引き抜き手段89を含む場合、引き抜き手段89は、好ましくはジョーの動きの経路から外れて取り外される。引き抜き手段はタンポンに接合されると共に、使用後に指で取り外すためにつかむことができる。引き抜き手段は、タンポン上の任意の好適な位置に接合されてもよい。引き抜き手段は、ループで結ぶ、結ぶ、縫う、接着剤で取り付ける、又は既知の結合方法の組み合わせが挙げられる、当該技術分野において既知である任意の好適な方法で取り付けられてもよい。引き抜き手段は、吸収性材料と一体化していてもよい。現在、当該技術分野において既知である引き抜き手段のいずれが、好適な引き抜き機構として使用されてもよい。更に、引き抜き手段は、リボン、ループ、タブなど、他の形体を取り得る。引き抜き手段は、タンポンコードであってもよい。
圧縮されてタンポン20を形成するタンポン20のタンポンプレジット50部分は、任意の好適な形、寸法、材料、又は構成であってもよい。図7に示される実施形態では、タンポンプレジット50は、吸収性材料のほぼ「山形」のパッド90である吸収性材料の芯である。図7に示されるプレジット50はほぼ山形90であるが、台形、三角形、半円形、及び四角形など、他の形も容認可能である。
この変化形を作る傾向もある他の形も可能である。例えば、プレジットは、図8に示されるようなほぼ「H」形91であってもよい。図9に示されるような「蝶ネクタイ」形92も好適である。山形のプレジット50が好適であるが、高速の製造操作を促進するために、山形の縁部は多少「丸くなって」いてもよい。上記で説明されたプレジットの形のもう一つの例として、本発明のタンポンプレジット50は、四角形など、均一の形を有してもよいが、プレジットの軸線の伸びに沿って、吸収性材料の密度又は厚さにおいて変化してもよい。液体吸収性材料、及びプレジットの形及び寸法のより詳細な説明は、整理番号8757の、アギアポン(Agyapong)らによる、「改善された防御性及び快適さのタンポン(Improved Protection and Comfort Tampon) 」という発明の名称で、2001年10月24日に出願された同時係属出願第10/039,979号に見出され得る。
多種多様な吸収性生理用タンポンが当該技術分野において長い間既知である。現在、市販されているタンポンの多くは、ほぼ円筒形の形体に圧縮されたタンポンプレジットから作成されている。種々のタイプ及び構造のタンポンプレジットが当該技術分野で説明されている。圧縮前に、プレジットは、吸収性材料の四角形の又は層状のパッドとしてロールされるか、螺旋状に巻かれるか、折り畳まれるか、又は集められてもよい。
好ましい実施形態では、タンポンプレジット50は、一体的な又は別個の層からなる層状構造であってもよい。図10においてより明確に示されるように、タンポンプレジット50は、外側層79と、外側層79の間に配置された少なくとも一つの中間層81とを含んでもよい。他の実施形態では、パッドは、層状構造を有する必要は全くない。タンポンプレジット50は、折り畳んだ構造を含んでもよく、ロールされてもよく、「花弁」構造又はタンポンプレジットに関して当該技術分野において既知である他の任意の構造を含んでもよい。
タンポンプレジット50と、その結果生じるタンポン20は、レーヨン、綿、又は一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプなどの、吸収性物品に一般に使用される多種多様な液体吸収性材料から構成されてもよい。他の好適な吸収性材料の例としては、縮みセルロース詰め物、コフォームを含むメルトブローンポリマー、化学的に剛化、変性若しくは架橋されたセルロース系繊維、けん縮ポリエステル繊維などの合成繊維、ピートモス、発泡体、ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、又はあらゆる同等の材料若しくは材料の組み合わせ、又はこれらの混合物が挙げられる。
好ましい吸収性材料には、綿、レーヨン(3葉及び従来のレーヨン繊維、並びにニードルパンチレーヨンを含む)、折り畳まれたティッシュ、織布材料、不織布ウェブ、合成及び/又は天然繊維が挙げられる。タンポン20、及びそのいずれかの構成成分は、単一材料又は複数材料の組み合わせを含んでもよい。更に、超吸収性ポリマー又は吸収性ゲル材料などの超吸収性材料が、タンポン20内に組み込まれてもよい。
タンポンプレジット50及び生じるタンポン20は、レーヨン、綿(長繊維綿又は綿リンターのどちらも含む)、又は他の好適な天然若しくは合成繊維又はシートなどの柔軟な吸収性材料から形成されてもよい。タンポン20の材料は、エアレイイング、カーディング、ウェットレイイング、水流交絡、又は他の既知の技術などのいずれか好適な方法によって、タンポンプレジット50において使用するのに好適であるファブリック、ウェブ、又は芯に形成され得る。
プレジットは、吸収性物品において一般に使用される多種多様な液体吸収性材料から構成されてもよい。そのような材料には、レーヨン(どちらもアコ−ディスファイバー社(Acordis Fibers Ltd,)(英国 Hollywall)から入手可能な、6140レーヨンとして入手可能なギャラクシー(GALAXY)レーヨン(3葉レーヨン構造);又はサリル(SARILLE)Lレーヨン(丸繊維レーヨン))、綿、折り畳んだティッシュ、織布材料、不織布ウェブ、合成及び/又は天然繊維又はシート、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプ、又はこれらの材料の組み合わせが挙げられるが、それらに制限されない。更に、超吸収性ポリマー又は吸収性ゲル材料などの超吸収性材料がタンポンに組み込まれてもよい。
タンポンプレジット50は、圧縮されて、圧縮されたタンポンプレジットを作ってもよい。もう一つの実施形態では、圧縮は、タンポンプレジット50を圧縮ジョー56内に配置することによって達成され得る。次に、圧縮ジョー56が作動する。圧縮ジョー56を作動させると、タンポンプレジット50は、高縦横比形を有する圧縮されたタンポンプレジットに圧縮されるが、他の形も可能である。これらは、四角形、三角形、台形、半円形、又は他の好適な形として説明されてもよい横断面、又は横断面要素を有する形を含んでもよい。
圧縮は、当該技術分野における任意の既知の手段によって行われ得る。一般には好まれないが、圧縮は、人の手によってなど、手動で行われ得る。
図2に示されるように、圧縮されたタンポンプレジットは、任意に及び、好ましくは金型においてタンポンを軸線方向に圧縮するために使用され得るプッシャーロッドなどの移動部材58を使用して、分割キャビティ金型34の移動末端部(又は入口)内に移動する。レバー、放射状に及び軸線方向に配置された小さい直径の複数のロッド、又はゴム若しくは他の変形可能なプラスチック材料のベローズも、移動部材として使用されてもよい。タンポンプレジットを分割キャビティ金型34内まで移動させることによって、タンポンプレジットを成形する。圧縮されたタンポンプレジット及び分割キャビティ金型によってタンポン金型を生じる。タンポン金型は、第1末端部及び第2末端部を有してもよい。タンポン金型の第2末端部は、開口部を有してもよい。もう一つの実施形態では、移動部材を取り外す。圧縮部材の非制限的な一実施形態は、圧縮プッシャーロッドである。圧縮ロッドは、適切な場合は、力を使用してもよい。この例としては、50〜1000lbf(222N〜444N)の力が好適である。全体的に、移動の機能と軸線方向の圧縮の機能とは、明確に異なる必要があるが、両方の機能を提供する単一プッシャーロッドが好ましい。移動部材は、上述のように、人間の指、ロッドなどであってもよい。圧縮に好適な圧力及び温度は、当該技術分野において周知である。これらの目的のために多種多様な技術が既知であり容認可能であるが、東レエンジニアリング社(Toray Engineering Co,Ltd,)(大阪)から入手可能な改良されたタンポンコンプレッサが好適である。
成形されたタンポンは、自己支持化される。タンポンは、金型自体の圧力及び圧迫で自己支持化され得ることがあるが、熱硬化工程を加えて、好ましくは、タンポンが少なくとも部分的に金型の内側にある時にその熱硬化工程を行うことが望ましいことが多い。熱硬化とは、存在する水の分子に依存する一つ以上の手段(例えば、熱温度勾配伝導、又はマイクロ波加熱)によって熱エネルギーを導入することであり、マイクロ波エネルギーを不均衡に吸収して、水素結合によると考えられる繊維(小繊維間又は小繊維内)結合を引き起こす。熱硬化について、タンポン内部の湿り気の制御(ある湿り気レベルまで予め湿らせるか又は予め乾燥させるなど)が、生じる自己支持性を制御するために使用され得る。
熱硬化は、マイクロ波、熱伝導、超音波加熱、高周波加熱、電波などの使用しようとすれば使用できる電磁エネルギーの入力、及び赤外線による熱を透過する金型での赤外線加熱によって達成され得る。セクションiでは、マイクロ波による熱硬化方法を検討する。セクションiiでは、熱伝導方法の熱硬化を検討する。セクションiiiでは、完成したタンポンを取り出す工程を検討する。
i.マイクロ波
自己支持化する方法としてマイクロ波が使用される場合、タンポン金型は、マイクロ波ユニットに配置され、そこでは、金型及び外スリーブ(使用される場合)は、マイクロ波透過材料から作成されている。次に、成形されたタンポンが自己支持化される(すなわち、適切に熱硬化される)まで、タンポン金型にマイクロ波を当てる。タンポンが自己支持化された後、タンポン金型をマイクロ波ユニットから取り外すことによって、成形されたタンポン20が取り出されてもよい。次に、外スリーブが使用される場合、分割キャビティ金型34は、外スリーブ40の第2末端部を通して外スリーブ40から排出されてもよい。次に、分割キャビティ金型34が分割される、すなわち、少なくとも部分的に分離するか、又は所望の程度まで分離して(例えば、部分的に開放される)、タンポンを取り出す次の工程を助ける。最後に、成形されたタンポン20が分割キャビティ金型34から取り出される。
ii.熱伝導
熱伝導が使用される場合、最初に、第1分割キャビティ金型部材及び第2分割キャビティ金型部材が加熱され、そこでは、金型及び外スリーブ(使用される場合)は、容易に熱を伝導する材料から作成されている。第1分割キャビティ金型部材及び第2分割キャビティ金型部材が加熱された後、それらの部材はどちらも、加熱された分割キャビティ金型部材と呼ばれる。非制限的な例では、金型は、70〜140℃の温度まで加熱されてもよい。
加熱された第1分割キャビティ金型部材及び加熱された第2分割キャビティ金型部材は組み合わされて、加熱された分割キャビティ金型部材を生じる。あるいは、分割キャビティ金型は組み合わされた後、加熱されてもよい。加熱された分割キャビティ金型部材は、第1末端部及び第2末端部を有する。第2末端部は、開口部又は入口を有する。
タンポンプレジットが提供される。あるいは、熱伝導技術としては、タンポンプレジットが金型キャビティ内に導入された後に、金型が加熱されてもよい。
タンポンプレジットが、上記に従って、圧縮ジョー内に配置される。
圧縮ジョーが作動して、その結果、タンポンプレジットを、他の形も可能ではあるが、高縦横比形に圧縮する。この圧縮されたタンポンプレジットが、結果として、圧縮されたタンポンプレジットとなる。これらは、四角形、三角形、台形、半円形、又は他の好適な形として説明されてもよい横断面を有する形を含んでもよい。
圧縮されたタンポンプレジットは、圧縮部材を使用して、作動したジョーから、加熱された分割キャビティ金型部材内まで移動する。もう一つの実施形態では、圧縮部材を取り外す。
東レエンジニアリング社(Toray Engineering Co,Ltd,)(大阪)から入手可能なタンポンコンプレッサなどの標準装置を使用する、従来の圧縮温度及び圧力が好適である。好ましくは、圧縮の方向は主に、上記で説明したような横方向である。
成形されたタンポン20は、同タンポン20が自己支持化されるまで、加熱された分割キャビティ金型部材において加熱される。
加熱された第1分割キャビティ金型部材及び加熱された第2分割キャビティ金型部材は、分割される、すなわち、少なくとも部分的に分離するか、又は所望の程度(例えば、部分的に開放される)まで分離して、タンポンを取り出す次の工程を助ける。
成形されたタンポン20が取り出される。もう一つの実施形態では、タンポンプレジット50は、引き抜き手段を有してもよい。その実施形態が引き抜き手段を含む場合、同手段は、ジョーの運動の経路から外されるべきである。
iii.完成したタンポンの取り出し
前記方法の工程にかかわらず、金型が分割された後、すなわち、部分的に分離するか又は所望の程度(例えば、部分的に開放する)まで分離して、タンポンを取り出す次の工程を助けた後に、完成したタンポンを取り出す様々な代替方法がある。タンポンが引き抜きコードを有する場合、同コードは、手で又は機械でつかまれて、金型又は金型の部材からタンポンを引っ張るか、持ち上げるか、又は引き抜き得る。あるいは、タンポンは本体上のどこかを、手で又は機械でつかまれる、ひっかけられる、摘まれる、挟まれるなどして、次に、金型から引っ張られるか、持ち上げられるか、又は抜き取られることができる。引き抜く前に、タンポン本体に接着するように、真空道具も使用されてもよい。
あるいは、タンポンが、一つ以上の金型部材に並置される場合、その部材は、重力を助長する方向を向き、タンポンを金型から落とす。金型部材本体に単独で又は連続して適用されるコツン、又はピューンという衝撃など、震動性の衝撃が使用されて、タンポンを金型部材から放してもよい。あるいは、単数又は複数の金型部材は、典型的に射出成形技術などで、対応するぴったり適合するエゼクタピンの穴を好ましくは有する、ノックアウトピン又はエゼクタ(排出装置の)ピンの例などの、タンポン排出手段を組み込むことができ、同ピンは、適切な時にタンポン本体を押して、タンポン本体を内側表面から離す。金型部材に組み込まれるタンポン排出手段のもう一つの例は、適切な時に空気圧がタンポン本体を押す、エゼクタの空気透過穴、又はミクロ孔質の穴若しくは孔を使用することである。
(D)成形されたタンポンの説明
本発明によって作成されるタンポンは、引き抜きコード、第2吸収性部材、液体透過性うわ包み材料、及び/又はアプリケータを任意に含んでもよい。タンポンプレジットは、圧縮前は、四角形、又は他のいかなる形であってもよい。本発明の方法によって作成されるタンポンのこれらの特徴のより詳細な説明は、整理番号8758の、アギアポン(Agyapong)らによる、「改善された防御性及び快適さのタンポン(Improved Protection and Comfort Tampon)」という発明の名称の、2001年10月24日に出願された同時係属出願第10/039,979号に見出され得る。
本発明の方法は、いずれの寸法又は形のタンポンの製造にも有用であり得る一方、本発明の方法は、例えば、図6において容易に見られる少なくとも一つの「腰部」又は「アンダーカット」(引きぬき末端部及び挿入末端部と比較して、中央領域において狭くなっている部分)を有するタンポンを製造するために特に有用である。より詳細には、そのような「アンダーカット」タンポンは、フレアになっている(引き抜き末端部に向かって周囲が増大している)引き抜き末端部の少なくとも一部分と、最大挿入末端部周囲より小さい、中央領域における少なくとも一つの周囲とを有するものを含む。このデザインを有するタンポンが、コルウィッツ(Kollwitz)らによる、「成形されたタンポン(Shaped Tampon)」という発明の名称で2002年3月18日に出願された同時係属出願第60/365,672号に、より詳細に説明されている。一個の金型を使用してタンポンを圧縮及び/又は成形する現在既知の方法は、アンダーカットがある場合、このタイプのアンダーカットを有するタンポンは、金型から容易に排出されないので、同タンポンを形成するのに典型的には役立たない。
本発明の特定の実施形態について説明し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正が可能であることが当業者には自明である。
第1分割キャビティ金型部材の平面図。 説明された工程において使用されるタンポン圧縮機の斜視図。 接合したスリーブキャビティ金型の拡大斜視図。 分割キャビティ金型の分解図。 外スリーブ内に挿入された分割キャビティ金型の斜視図。 アンダーカットを有する成形されたタンポンの斜視図。 本発明のタンポンが好適な圧縮によって作成されてもよいタンポンプレジットの斜視図。 タンポンプレジットのもう一つの形の斜視図。 タンポンプレジットの更にもう一つの形の斜視図。 プレジットの層を示す、図7に示されるタンポンプレジットの斜視図。 ヒンジで連結された分割キャビティ金型部材の斜視図。 ヒンジで連結された分割キャビティ金型部材の斜視図。 旋回アームで連結された分割キャビティ金型部材の側面図。 旋回アームで連結された分割キャビティ金型部材の側面図。 分割キャビティ金型の側面図。

Claims (7)

  1. 次の工程を含む成型されたタンポンを形成する方法であって、
    a.内側表面、外側表面、第1末端部、第2末端部、及び前記第2末端部に位置する開口部を有する金型を提供する工程であって、前記内側表面は前記の成型されたタンポンに対応する外形を有し、前記金型が分割キャビティ金型を含み、
    b.タンポンプレジットを提供する工程、
    c.移動部材を使用して、前記タンポンプレジットを、前記開口部を通って前記金型の前記第2末端部内まで移動させて、前記タンポンプレジットと前記金型を使って前記タンポンを成型する工程、
    d.前記タンポンプレジットを前記成形されたタンポンに形成する方法であって、前記成形されたタンポンは、1つの挿入端部と、1つの引き戻し端部と、1つのアンダーカット部とを含み、前記挿入端部は、前記引き戻し端部に対向しており、前記アンダーカット部は、前記挿入端部と前記引き戻し端部の間に配置される工程、
    e.前記成形されたタンポンを自己支持化する工程であって、前記成形されたタンポンはその最終的に望ましい形態が前記アンダーカット部を備え、そして
    f.前記成形されたタンポンを前記タンポン金型から取り出す外す工程、
    を含む、成形されたタンポンを形成する方法。
  2. 前記移動部材が圧縮ロッドである請求項1記載の方法。
  3. 前記タンポンプレジットが圧縮される請求項1記載の方法。
  4. 前記自己支持化工程が、前記タンポン金型をマイクロ波ユニット中に配置し、前記成形されたタンポンが自己支持化されるまで、前記タンポン金型にマイクロ波をあてることによって行われる請求項1記載の方法。
  5. 前記タンポンプレジットを前記成形されたタンポンに形成する工程が、前記タンポンプレジットを圧縮ジョー中に配置し、前記圧縮ジョーを作動して前記タンポンプレジットを、それにより、高縦横比形に圧縮して、圧縮されたタンポンプレジットを生じることによって行われる請求項1に記載の方法。
  6. 前記タンポンプレジットは、前記タンポンプレジットを前記成形されたタンポンに形成する工程の間に、前記圧縮ジョーの通路から取り外す引き戻し手段を有する請求項5記載の方法。
  7. 工程cの後、前記移動手段を前記タンポン金型の開口部から取り外す引き続く工程が生起する請求項1記載の方法。
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