JP4548640B2 - Fluid pipe cutting device that can discharge chips - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば水道管やガス管等の既設流体管を切断するときに発生する切り粉を、外部に排出できるようにした切り粉が排出可能な流体管の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、流体管を切断するとき、切断時に生じる切り粉が散乱して切断口を介して流体管内に侵入してしまい、特に水道管に入り込んだときは不純物の混入の問題があり、また、流体管に付随しているバルブ等の機器に対しても切り粉が損傷の原因となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、切断直後の切り粉が散乱して切断口から流体管内に侵入することがないよう、効率よく外部へ排出できるようにした切り粉が排出可能な流体管の切断装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置は、切断工具を挿通する作業孔を有する回転スリーブを、流体管の外周面に外装し、前記回転スリーブと一体回転する前記切断工具を前記作業孔より挿入して前記流体管の中心に向かって送り込むとともに、前記回転スリーブを回転させて、前記回転スリーブにより囲まれた前記流体管を切断する流体管の切断装置であって、前記作業孔が前記流体管の切断部近傍まで延びていて、切断時に切り粉を前記作業孔を介して回転スリーブの外に流体とともに排出することを特徴としている。
この特徴によると、作業孔が切断部近傍まで延びており、切断工具と共に回転するから、切断直後の切り粉が作業孔内に集められ、管内の流体の流れにより切り粉を外部に排出することができる。
【0005】
本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置は、前記作業孔は、前記回転スリーブに形成した孔と、回転スリーブに着脱自在に装着した前記孔と連通する筒状体であることが好ましい。
このようにすれば、内径と長さの異なる各種筒状体を用意することで、流体管の大きさや、切断工具のサイズが異なっても的確に対応できる。
【0006】
本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置は、前記筒状体は軸方向に移動可能であることが好ましい。
このようにすれば、筒状体の軸方向の装着位置が調節できるので、流体管や、回転スリーブの径方向のサイズがある程度異なっても的確に対応できる。
【0007】
本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置は、前記回転スリーブのハウジングに、前記作業孔と連通する排出口が形成されているのが好ましい。
このようにすれば、作業孔に集められた切り粉は排出口を介して外部に排出できる。
【0008】
本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置は、前記排出口には開閉弁を備えた導出管が接続されていることが好ましい。
このようにすれば、切り粉を排出したいときだけ、切断のタイミングに合わせて開閉弁を開くことで、流体の排出制御を外部で操作できる。
【0009】
本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置は、前記作業孔の流体管側先端部をラッパ状に拡開することが好ましい。
このようにすれば、切り粉が作業孔内により確実に捕獲することができる。
【0010】
本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置は、前記作業孔の少なくとも流体管側先端部を屈曲自在な弾性部材で構成することが好ましい。
このようにすれば、切断時や切断後において、万一、作業孔先端が流体管の端部と触れたとしても、回転スリーブの損傷は避けられ、その移動も阻害されない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置について、まず、図1及び図2を参照して説明する。図1は切断工具が上昇位置にセットされた切断前の状態を示す本発明の流体管の切断装置の一部拡大断面図であり、図2は切断工具が下降して流体管を切断している状態を示す本発明の流体管の切断装置の一部拡大断面図である。
【0012】
1は切断対象である流体管であって、上昇位置にセットされている、例えばエンドミル等の切断工具2により切断される。流体管1の外周に回動自在に支持されている回転スリーブ3は、本実施例においては4つのケーシング3−1,3−2,3−3,3−4をボルト等で一体化して組み付けたものであり、最上のケーシング3−4は、切断工具2を流体管1の中心に向かって進退させ且つ回転させる機構を備えた切断工具駆動ハウジング4とねじ部材5等の締結具により連結固定されている。最下方のケーシング3−1は半割り構造の円筒状のケーシングであり、円周上の一部は半径内方に突出して、中心部には作業孔3a−1が穿設されている。
【0013】
他のケーシング3−2,3−3及び3−4は、それらケーシング3−2,3−3及び3−4の作業孔3a−2,3a−3及び3a−4の中心が最下方のケーシング3−1の作業孔3a−1の中心と一致するように、半径方向外方に積み重ねられている。したがって、各ケーシングにより形成した作業孔は全体で一つの作業孔3aとして形成されることになり、この作業孔3a内を切削工具2が上下動する。
【0014】
流体管切断時には、図2に示すように、切断工具2が作業孔3a内を流体管1の中心に向かって降下し、流体管1の外表面に到達時には、切断工具2はその回転中心線O−Oまわりに回転しながら、回転スリーブ3と共に流体管1のまわりを1回転することで、流体管1は切断される。
【0015】
流体管切断時に切削粉である切り粉は散乱しようとするが、本発明においては、作業孔3a―1が流体管1の切断部近傍まで延びており、しかも、切り粉は、切断工具2より切断された切断口1aから流出する流体流の作用を受けて、作業孔3a―1の先端部内に捕獲され、切断工具2と各作業孔3a−2,3a−3,3a−4とで形成される貫通路を介してケーシング3−4に設けた排出口3bより流体と共に排出される。この排出口3bには、開閉弁(図示せず)を備えた導出ダクト6を設けることもできる。この場合、流体管切断時に開閉弁を開いて切り粉を流体と共に排出し、それ以外は開閉弁を閉止しておけば、切り粉を排出したいときだけ、切断のタイミングに合わせて開閉弁を開くことで、流体の排出制御を外部で操作できる。
【0016】
上記実施例においては、切断部近傍まで延びる作業孔3aは回転スリーブ3に直接形成されたものであるが、図3に示すように、回転スリーブ3’に形成した孔3a’とこの孔に着脱自在に装着した筒状体7であってもよい。筒状体7を孔3a’に装着する手段は公知の如何なる手段も採用でき、本実施例においては、筒状体7が径方向に伸縮できるもので構成され、頭部7aが孔3a’に形成した溝3a”に拡径して係止するようにして装着している。このように筒状体7を回転スリーブ3’に形成した孔3a’と連通するように回転スリーブ3’に着脱自在に装着することで、流体管の大きさや、切断工具のサイズが異なっても各種筒状体を用意することで、的確に対応することができる。
【0017】
また、別の実施例としては、図4に示すように、筒状体7を孔3a’に対し軸方向に移動できるように回転スリーブ3’に装着するとよい。このようにすれば、筒状体7の先端部と流体管外周部までの距離が回転スリーブ3’の装着位置によって調節でき、流体管や、回転スリーブの径方向のサイズがある程度異なっても的確に対応できる。更に別の実施例としては、図5に示すように、回転スリーブ3’の外周部に筒状体7’を着脱自在に取付けるようにしてもよい。そして、筒状体7’の流体管側先端部をラッパ状に拡開した拡径部7’aとすると、切り粉をより確実に捕獲することができる。
【0018】
更に別の実施例として、作業孔の少なくとも流体管側先端部を屈曲自在な弾性部材で構成するとよい。このようにすれば、切断時や切断後において、万一、作業孔先端が流体管の端部と触れたとしても、回転スリーブの損傷は避けられ、その移動も阻害されない。
【0019】
ここで、本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置を、既設流体管の伸縮可撓化装置に適応した例について、図6ないし図11に基づいて説明する。まず、図6及び図7を参照して、伸縮可撓化装置について説明する。1は、地盤12を掘削して所要長さに亘り露出させた既設流体管、例えばスチール製の水道管で、その適所の外周面には、上下2分割構造の球状ガイドスリーブ13と直管状ガイドスリーブ14が、互いに所定寸法離間して外嵌され、それらの両端開口部を水道管11の外周面に溶接するとともに、上下の突合わせ面を溶接することにより、密封状に固着されている。
【0020】
左方の球状ガイドスリーブ13の外周面は、管軸を中心とする球面13aに形成され、その左右の両端には環状ストッパ13bが連設されている。また、右方の直管状ガイドスリーブ14は、直円筒形をなし、その左右両端の外周面にも、環状ストッパ14aが連接されている。左右のガイドスリーブ13,14間の水道管1の周囲には、上下2分割構造の円筒形をなすスチール製の左右1対の筐体15,15が、互いの対向面間に所要の環状隙間C(図8参照)が形成されるとともに、水道管1の外周面との間にも環状空間Sが形成されてようにして外嵌され、上下の突合わせ面を溶接することにより一体化されている。
【0021】
各筐体15の対向端には、外向きの短寸のフランジ15aが連設され、左方の筐体15の左端部内周面は、左方のガイドスリーブ13の球面13aのほぼ中間部に摺接し、筐体15の左端に形成された環状凹溝16内に挿入したパッキン17を2つ割り環状リング18と筐体15に螺挿した複数のボルト19とで押圧することにより、ガイドスリーブ13と左方の筐体15との摺接面の水密性が保持されている。
【0022】
右方の筐体15の右端部内周面は、右方の直管状ガイドスリーブ14の外周面の右端寄りに摺接し、筐体15の右端に形成された環状凹溝16内に挿入したパッキン17を、上述と同様の環状リング18とボルト19とで押圧することにより、ガイドスリーブ14と右方の筐体15との摺接面の水密性が保持されている。
【0023】
左右の筐体15,15における対向端の外周面には、上下2分割構造の回転スリーブ3が、その内周面の1対の環状溝21を両筐体15のフランジ15aに遊嵌することにより、管軸方向への移動を規制されて回転可能に外嵌され、かつ互いの対向面に形成された取付フランジ3c同士をボルト22とナット23により締結することにより一体化されている。
【0024】
回転スリーブ3の両端の内周面に形成された環状凹溝24内にはパッキン25が挿入され、このパッキン25を、回転スリーブの両側面にボルト止めされた押輪26により押圧することにより、両筐体15の外周面と回転スリーブ3の内周面との水密性が保持されている。
【0025】
上記パッキン25は、筐体15に対し摺動抵抗の小さい硬質ゴム等が好ましく、後述するように、回転スリーブ3を筐体15回りに回転させる際の抵抗を小さくするとともに、パッキン25がよじれるなどして損傷するのが防止されている。
【0026】
回転スリーブ3の周壁上部の中央部には、両筐体15の対向面に形成された環状隙間Cよりも若干小径の作業孔3aが穿設され、その上方の開口端部には、仕切弁装置28と、その上部に切断装置29とが密封状に取り付けられ、下方の開口端部は水道管1の外周部近傍まで延びている。仕切弁装置28は、作業孔3aと連通する管路を開閉可能な弁体30と、これをねじ送りにより管路と直交する方向に進退移動させる移動機構31(図7参照)とを備えている。
【0027】
切断装置29は、回転切削工具であるエンドミル2と、これを水道管1の中心に向かって進退移動させるねじ送り式の昇降機構33と、エンドミル2を回転させる油圧モータ34と備えている。
【0028】
地盤12上に敷設したベース板35における回転スリーブ3の下方には、管軸と平行をなす駆動軸36の両端部が、ブラケット37,37により固定され、駆動軸36の両端部には1対の駆動スプロケット38,38が軸支されている。駆動軸36は、その左端部をギヤードモータ39の回転軸39aに取り付けることにより、緩速で回転させられる。
【0029】
回転スリーブ3における取付フランジ3cを挟む外周面には、水道管1と平行をなす4本の支持軸40(図6、図7参照)が、ブラケット41により対称的に固定され、各支持軸40の両端部には、従動スプロケット42が回転不能として軸着されている。
【0030】
左右の各従動スプロケット42と、上記左右の駆動スプロケット38とには、それぞれチェーン43が、回転スリーブ3を巻回するようにして掛け回されている。なお、各チェーン43は、1本のチェーンを各従動スプロケット42と駆動スプロケット38とに掛け回したのち、両端部を結合して無端状に形成されている。
【0031】
モータ39により両駆動スプロケット38を回転させ、各チェーン43を回走させると、各従動スプロケット42がチェーン43と共に回動することにより、回転スリーブ3は筐体15の回りを回転することができる。
【0032】
次に、上記伸縮可撓装置による流体管の伸縮可撓化方法について説明する。まず上述したように、地盤12を掘削して露出させた水道管1に、左右のガイドスリーブ13,14、筐体15,15、回転スリーブ3の順に取り付けたのち、ガイドスリーブ13,14の両側方の水道管1を、ベース板35に立設した左右1対の支持体44により支持する。
【0033】
ついで、回転スリーブ3の作業孔3aの上方開口部に、仕切弁装置28と切断装置29とを取り付けたのち、回転スリーブ3の下方のベース板35上に、駆動スプロケット38やモータ39等の駆動手段を設置するとともに、回転スリーブ3の外周面に、各支持軸40及び従動スプロケット42を取付け、両スプロケット38,42にチェーン43を掛け回す。
【0034】
この状態(図6及び図7の状態)において、油圧モータ34を作動させてエンドミル2を回転させるとともに、昇降機構33の上端に取り付けたハンドル(図示略)を回転させてエンドミル2を水道管1の上端面に向かって下降させる。
【0035】
エンドミル2の先端部により水道管1の上端を油圧モータ34により穿孔すると同時に、モータ39を作動させて両チェーン43を回走させ、回転スリーブ3を一定方向に1回転させる。この際、回転スリーブ3の両側面を、水道管1に別途装着した保持手段のガイドローラ等により保持し、管軸方向にがた付くのを防止するようにしてもよい。
【0036】
なお、水道管1が厚肉のときは、エンドミル2に段階的に送りを与えつつ、回転スリーブ3を正逆方向に交互に複数回転させて切断するようにしてもよい。上記のように、回転スリーブ3を回転させると、図8に示すように、水道管1は、エンドミル2の外径の幅で切断される。
【0037】
切断時に発生する切り粉は、切断口1aから流出する流体流の作用を受けて、作業孔3aの先端部内に捕獲され、回転スリーブ3の上方に設けた排出口3bより流体と共に排出される。
【0038】
水道管1を切断したのち、図9に示すように、切断装置29の昇降機溝33を操作して、エンドミル2を仕切弁装置28の弁体30の上方まで上昇させ、移動機構31の操作により(図7参照)弁体30を突出させて作業孔3aの上方の管路を密閉する。
【0039】
ついで、切断装置29を取り外して図示しない止水栓取付装置を装着したのち、弁体30を開放し、図10に示すように、回転スリーブ3の作業溝3a内に止水栓45を圧入して密封する。ついで、止水栓取付装置及び仕切弁装置28を取り外し、回転スリーブ3の作業孔3aの上方開口面に抜け止め板46を止着する。
【0040】
最後に、回転スリーブ3の外周面に取り付けられた支持軸40や従動スプロケット42,チェーン43,駆動スプロケット38やモータ39等の駆動手段、左右の支持体44及びベース板35等を撤去し、露出させた水道管1を埋め戻せば、工事は終了する。
【0041】
地震や地盤沈下等により水道管1に引張力や圧縮力が加わったり、管と直交する方向に曲げモーメントが作用するなどすると、図11に示すように、水道管1における切断部の右方側が、直管状ガイドスリーブ14と右方の筐体15との間で相対的に伸縮しうるとともに、左方の球状ガイドスリーブ13の球面13aと摺接している左方の筐体15が、球状ガイドスリーブ13を中心として左右いずれかの方向にも撓曲しうるため、水道管1に作用する応力が吸収され、その破損等が防止される。
【0042】
また、左方の球状ガイドスリーブ13の外周面を球面13aとして、水道管1の可撓量を大きくしているため、その上下方向等の相対変位量が大となっても破損する恐れはない。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0044】
(a)請求項1項の発明によれば、作業孔が切断部近傍まで延びており、切断工具と共に回転するから、切断直後の切り粉が作業孔内に集められ、管内の流体の流れにより切り粉を外部に排出することができる。
【0045】
(b)請求項2項の発明によれば、内径と長さの異なる各種筒状体を用意することで、流体管の大きさや、切断工具のサイズが異なっても的確に対応できる。
【0046】
(c)請求項3項の発明によれば、筒状体の軸方向の装着位置が調節できるので、流体管や、回転スリーブの径方向のサイズがある程度異なっても的確に対応できる。
【0047】
(d)請求項4項の発明によれば、作業孔に集められた切り粉は排出口を介して外部に排出できる。
【0048】
(e)請求項5項の発明によれば、切り粉を排出したいときだけ、切断のタイミングに合わせて開閉弁を開くことで、流体の排出制御を外部で操作できる。
【0049】
(f)請求項6の発明によれば、切り粉が作業孔内により確実に捕獲することができる。
【0050】
(g)請求項7の発明によれば、切断時や切断後において、万一、作業孔先端が流体管の端部と触れたとしても、回転スリーブの損傷は避けられ、その移動も阻害されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断工具が上昇位置にセットされた切断前の状態を示す本発明の流体管の切断装置の一部拡大断面図でありる。
【図2】切断工具が下降して流体管を切断している状態を示す本発明の流体管の切断装置の一部拡大断面図である。
【図3】回転スリーブに形成した孔に着脱自在に筒状体を装着した本発明の他の実施例を示す流体管の切断装置の一部拡大断面図である。
【図4】回転スリーブに形成した孔に筒状体が軸方向に移動できるように装着した本発明の他の実施例を示す流体管の切断装置の一部拡大断面図である。
【図5】回転スリーブの外周部に着脱自在に筒状体を装着した本発明の更に別の実施例を示す流体管の切断装置の一部拡大断面図である。
【図6】既設流体管の伸縮可撓化装置に本発明の切り粉が排出可能な流体管の切断装置を適応した装置における、流体管の切断開始前の状態を示す一部切欠側面図である。
【図7】図5のII−II線の縦断正面図である。
【図8】同じく、流体管の切断後の状態を示す一部切欠側面図である。
【図9】図じく、切断後においてエンドミルを上昇させ、作業孔の管路を仕切弁により閉塞した状態を示す縦断側面図である。
【図10】同じく、切断装置、仕切弁装置等の附属装置を取外し、作業孔を密封した状態を示す縦断側面図である。
【図11】同じく、流体管が撓んだ状態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 流体管(水道管)
1a 切断口
2 切断工具(エンドミル)
3、3’ 回転スリーブ
3a(3a−1,3a−2 作業孔
3a−3,3a−4)
3a’ 孔
3a” 溝
3b 排出口
3c 取付けフランジ
3−1,3−2,3−3, ケーシング
3−4
4 切断工具駆動ハウジング
5 締結具(ねじ部材)
6 導出ダクト
7、7’ 筒状体
7a 頭部
7’a ラッパ状拡径部
12 地盤
13 球状ガイドスリーブ
14 直管状ガイドスリーブ
15 筐体
15a フランジ
16 環状凹溝
17 パッキン
18 環状リング
19 ボルト
21 環状凹溝
22 ボルト
23 ナット
24 環状凹溝
25 パッキン
26 押輪
27 作業孔
28 仕切弁装置
29 切断装置
30 弁体
31 移動機構
33 昇降機構
34 油圧モータ
35 ベース板
36 駆動軸
37 ブラケット
38 駆動スプロケット
39 ギヤードモータ
40 支持軸
41 ブラケット
42 従動スプロケット
43 チェーン
44 支持体
45 止水栓
46 抜け止め板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fluid pipe cutting device capable of discharging chips, which can discharge chips generated when cutting existing fluid pipes such as water pipes and gas pipes to the outside.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when cutting a fluid pipe, chips generated at the time of cutting are scattered and enter the fluid pipe through the cutting port, and particularly when entering the water pipe, there is a problem of contamination of impurities. Chips also caused damage to devices such as valves attached to the pipe.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems. Chips that can be efficiently discharged to the outside can be discharged so that chips immediately after cutting are not scattered and enter the fluid pipe from the cutting port. An object of the present invention is to provide a fluid pipe cutting device.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a cutting device for a fluid pipe capable of discharging chips according to the present invention includes a rotating sleeve having a working hole through which a cutting tool is inserted on an outer peripheral surface of the fluid pipe, The cutting tool that rotates integrally is inserted into the working hole and fed toward the center of the fluid tube, and the rotating sleeve is rotated to cut the fluid tube surrounded by the rotating sleeve. In the apparatus, the working hole extends to the vicinity of the cutting portion of the fluid pipe, and chips are discharged together with the fluid to the outside of the rotating sleeve through the working hole at the time of cutting.
According to this feature, since the work hole extends to the vicinity of the cutting part and rotates together with the cutting tool, the chips immediately after cutting are collected in the work hole, and the chips are discharged to the outside by the flow of fluid in the pipe. Can do.
[0005]
In the fluid pipe cutting device capable of discharging chips according to the present invention, the working hole is a cylindrical body communicating with a hole formed in the rotating sleeve and a hole detachably attached to the rotating sleeve. preferable.
In this way, by preparing various cylindrical bodies having different inner diameters and lengths, it is possible to accurately cope with different sizes of fluid pipes and cutting tools.
[0006]
In the fluid pipe cutting device capable of discharging chips according to the present invention, the cylindrical body is preferably movable in the axial direction.
In this way, since the axial mounting position of the cylindrical body can be adjusted, it is possible to accurately cope with the fluid pipe and the rotational sleeve having different radial sizes to some extent.
[0007]
In the fluid pipe cutting device capable of discharging chips of the present invention, it is preferable that a discharge port communicating with the working hole is formed in the housing of the rotary sleeve.
By doing so, the chips collected in the work hole can be discharged to the outside through the discharge port.
[0008]
In the fluid pipe cutting device capable of discharging chips according to the present invention, it is preferable that a discharge pipe having an on-off valve is connected to the discharge port.
In this way, only when it is desired to discharge the chips, the fluid discharge control can be operated externally by opening the on-off valve in accordance with the cutting timing.
[0009]
In the fluid pipe cutting device capable of discharging chips according to the present invention, it is preferable that the fluid pipe side tip of the working hole is expanded in a trumpet shape.
In this way, the chips can be reliably captured in the working hole.
[0010]
In the fluid pipe cutting device capable of discharging chips according to the present invention, it is preferable that at least the fluid pipe side tip of the working hole is formed of a flexible elastic member.
In this way, even if the tip of the working hole touches the end of the fluid pipe at the time of cutting or after cutting, damage to the rotating sleeve can be avoided and its movement is not hindered.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. A fluid pipe cutting device capable of discharging chips according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a partially enlarged cross-sectional view of a cutting device for a fluid pipe of the present invention showing a state before cutting in which the cutting tool is set at a raised position, and FIG. 2 shows that the cutting tool is lowered to cut the fluid pipe. It is a partially expanded sectional view of the cutting device of the fluid pipe | tube of this invention which shows the state which is present.
[0012]
[0013]
The other casings 3-2, 3-3 and 3-4 are the casings in which the centers of the
[0014]
At the time of cutting the fluid pipe, as shown in FIG. 2, when the
[0015]
In the present invention, the
[0016]
In the above embodiment, the working
[0017]
As another embodiment, as shown in FIG. 4, the
[0018]
As yet another embodiment, at least the fluid tube side tip of the working hole may be formed of a flexible elastic member. In this way, even if the tip of the working hole touches the end of the fluid pipe at the time of cutting or after cutting, damage to the rotating sleeve can be avoided and its movement is not hindered.
[0019]
Here, an example in which the cutting apparatus for fluid pipes capable of discharging chips according to the present invention is applied to an existing flexible expansion / contraction apparatus for fluid pipes will be described with reference to FIGS. First, with reference to FIG.6 and FIG.7, the expansion-contraction flexible apparatus is demonstrated.
[0020]
The outer peripheral surface of the left
[0021]
An outward
[0022]
The inner peripheral surface of the right end of the
[0023]
On the outer peripheral surface of the opposite ends of the left and
[0024]
A packing 25 is inserted into
[0025]
The packing 25 is preferably made of hard rubber or the like having a low sliding resistance with respect to the
[0026]
A
[0027]
The cutting
[0028]
Below the
[0029]
Four support shafts 40 (see FIGS. 6 and 7) that are parallel to the
[0030]
[0031]
When both drive
[0032]
Next, a method for expanding and contracting the fluid pipe using the expansion and contraction flexible device will be described. First, as described above, the left and right guide
[0033]
Next, after attaching the
[0034]
In this state (the state shown in FIGS. 6 and 7), the
[0035]
The upper end of the
[0036]
When the
[0037]
Chips generated at the time of cutting are trapped in the distal end portion of the working
[0038]
After cutting the
[0039]
Next, after removing the cutting
[0040]
Finally, the
[0041]
When a tensile force or compressive force is applied to the
[0042]
Further, since the outer peripheral surface of the left
[0043]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
[0044]
(A) According to the invention of
[0045]
(B) According to the invention of
[0046]
(C) According to the invention of
[0047]
(D) According to the invention of
[0048]
(E) According to the invention of
[0049]
(F) According to the invention of
[0050]
(G) According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially enlarged cross-sectional view of a fluid pipe cutting device of the present invention showing a state before cutting in which a cutting tool is set at a raised position.
FIG. 2 is a partially enlarged cross-sectional view of the fluid pipe cutting device of the present invention showing a state in which the cutting tool is lowered to cut the fluid pipe.
FIG. 3 is a partially enlarged cross-sectional view of a fluid pipe cutting device according to another embodiment of the present invention in which a cylindrical body is detachably attached to a hole formed in a rotating sleeve.
FIG. 4 is a partially enlarged cross-sectional view of a fluid pipe cutting device according to another embodiment of the present invention mounted so that a cylindrical body can move in an axial direction in a hole formed in a rotary sleeve.
FIG. 5 is a partially enlarged cross-sectional view of a fluid pipe cutting device showing still another embodiment of the present invention in which a cylindrical body is detachably attached to an outer peripheral portion of a rotating sleeve.
FIG. 6 is a partially cutaway side view showing a state before starting cutting of a fluid pipe in an apparatus in which the cutting apparatus for fluid pipe capable of discharging chips according to the present invention is applied to an expansion / contraction flexible device for an existing fluid pipe. is there.
7 is a longitudinal sectional front view taken along the line II-II in FIG. 5;
FIG. 8 is a partially cutaway side view showing the state after cutting the fluid pipe.
FIG. 9 is a longitudinal sectional side view showing a state where the end mill is raised after cutting and the pipe line of the working hole is closed by the gate valve after cutting.
FIG. 10 is a longitudinal side view showing a state in which an attachment device such as a cutting device and a gate valve device is removed and the working hole is sealed.
FIG. 11 is a longitudinal side view showing a state where the fluid pipe is bent.
[Explanation of symbols]
1 Fluid pipe (water pipe)
3, 3 '
3a '
4 Cutting
6 Leading
Claims (7)
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