JP4543455B2 - パターン認識方法及びパターン認識装置、並びにパターン照合方法及びパターン照合装置 - Google Patents

パターン認識方法及びパターン認識装置、並びにパターン照合方法及びパターン照合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4543455B2
JP4543455B2 JP29505899A JP29505899A JP4543455B2 JP 4543455 B2 JP4543455 B2 JP 4543455B2 JP 29505899 A JP29505899 A JP 29505899A JP 29505899 A JP29505899 A JP 29505899A JP 4543455 B2 JP4543455 B2 JP 4543455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
matrix
feature extraction
feature vector
feature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29505899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001118068A (ja
Inventor
健司 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP29505899A priority Critical patent/JP4543455B2/ja
Publication of JP2001118068A publication Critical patent/JP2001118068A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4543455B2 publication Critical patent/JP4543455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像や音声等の認識を行うパターン認識方法及びパターン認識装置並びにパターン照合方法及びパターン照合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パターン認識とは、カメラやイメージスキャナ、マイクなどのセンシグデバイスを介してコンピュータに取り込まれた、実体の表現、例えば、実体として人物の顔や、文字人の声などを想定すれば、顔の画像や、音声のシグナルを、その実体などとの対応を基本に分類したりすることである。従って、(1)同一の実体にに由来しながらも、センシング時の状況などに依存して、見かけ上、異なった様相の散らばりを呈すること、即ち、クラス内の分散、と(2)実体の相違ゆえに、パターンに現れる相違、即ち、クラス間の分散の、2つの変動要因を扱う技術であると言える。従来、パターン認識の技術分野において、評価の高い方法は、まず、パターン全体の集合に対応した一つの標本空間を仮定し、その上で、クラス内の分散を最小化し、クラス間の分散を最大化するような一貫した関数を個々の入力データに対して適用することで、特徴抽出を実行するという基本的なモデルに基づくものであった。例えば、Fisher の判別分析法(Fukunaga: Introduction to Statistical Pattern Recognition, Academic Press, 1972)、はその代表例として極めてよく知られており、実際、文字認識や音声認識、顔画像認識などの分野ではしばしば利用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来法における仮定、即ち、パターン全体が大域的な一つの分布から引かれているとするモデルは、しばしば、現実の問題から見ると無理のある設定となっている。例えば、身分証の顔写真と、ビデオカメラで直接取り込んだ顔画像の照合を実行するシステムを考察すると、一方は、対象を直接撮影したのに対して、他方は、印刷物などから間接的に取り込まれた画像であり、これらを比べて同一性を判定する必要があるわけである。しかしながら、全く異なったプロセスから生成された全ての画像の集合を一つの分布に由来すると仮定するには、画像の変貌があまりに大きく、実際、身分証写真と本人の照合は、我々人間にとってもしばしば困難な作業となる。従って、従来のモデルにおける、パターン全体を一つの分布で記述し、分類すべき入力データに対して一貫して共通の特徴抽出関数を適用するというアプローチには限界がある。
【0004】
本発明は、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散を最小化し、クラス間分散を最大化するという統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン認識を可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、異なるクラス(異なる実体)に対応するパターン間の散らばりであるクラス間分散を最大化し、同一のクラスに対応するセットA1、セットB1のパターンの間のクラス内の散らばりであるクラス内分散を最小化するセットA1の特徴抽出行列AF、及びセットB1の特徴抽出行列BFを求める特徴抽出行列生成手段を有する。
【0006】
これにより、従来法に比べ格段に高精度なパターン認識/照合装置が実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、2つのセンシングプロセスを通して獲得されたパターンのペアの集合である教示用パターンセット(A1、B1)から、異なるクラスに対応するクラス間分散と、同一のクラスに対応するクラス内分散とからセットA1の特徴抽出行列AF及びセットB1の特徴抽出行列BFを求め、教示用パターンセットB1のそれぞれのパターンB1iに対して、前記特徴抽出行列BFを用いて特徴量fB1iを計算し、これら特徴量fB1iの集合{fB1i}と前記特徴抽出行列AFとBFを予め参照データベースFB1に保存し、入力されたパターンA2jに対して前記特徴抽出行列AFを適用して抽出した特徴量fA2jと、前記参照データベースFB1に保存された特徴量の中で最も類似した要素を決定するようにしたもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散とクラス間分散とから統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン認識を可能にするという作用を有する。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のパターン認識方法において、特徴抽出行列AF及び特徴抽出行列BFは、前記教示用パターンセット(A1、B1)から、異なるクラスに対応するパターン間の散らばりであるクラス間分散を最大化し、同一のクラスに対応するパターン間のクラス内の散らばりであるクラス内分散を最小化するセットA1の特徴抽出行列AF及びセットB1の特徴抽出行列BFを求めるもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散を最小化し、クラス間分散最大化するという統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン認識を可能にするという作用を有する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載のパターン認識方法において、特徴抽出行列AF及びBFは、2つのプロセスで獲得したパターンの集合である教示用パターンセットA1とB1を獲得し、教示用パターンセットA1及びセットB1のパターンセットから、それぞれのパターン空間のクラス間分散行列 Ca, Cbを推定する工程と、パターンセットA1とB1のそれぞれの対応する要素のペアの集合から、それらのA1、B1にまたがったクラス内分散 Cabを計算する工程と、前記2つの分散行列 Ca, Cb のそれぞれ平方根行列の逆行列 Ca sqrt inv, Cb sqrt inv を計算する工程と、前記3つの行列 Ca sqrt inv, Cab, 及び、Cb sqrt inv の積 Cdを計算する工程と、 Cd の特異値分解を行なう工程 から計算するようにしたもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散を最小化し、クラス間分散を最大化するという統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン認識を可能にするという作用を有する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、2つのセンシングプロセスを通して獲得されたパターンのペアの集合である教示用パターンセット(A1、B1)から、異なるクラスに対応するパターン間の散らばりであるクラス間分散を最大化し、同一のクラスに対応するパターン間のクラス内の散らばりであるクラス内分散を最小化するセットA1の特徴抽出行列AF、及びセットB1の特徴抽出行列BFを求め、2つのプロセスで獲得した入力パターンa、bから前記特徴抽出行列AF、BFを用いてそれぞれ特徴量fa、fbを計算し、特徴量faとfbの類似度から2つのパターンaとパターンbが同一のものであるかどうかを判定するようにしたもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散を最小化し、クラス間分散を最大化するという統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン照合を可能にするという作用を有する。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項4記載のパターン照合方法において、特徴抽出行列AF及びBFは、2つのプロセスで獲得したパターンの集合である教示用パターンセットA1とB1を獲得し、教示用パターンセットA1及びセットB1のパターンセットから、それぞれのパターン空間のクラス間分散行列 Ca, Cbを推定する工程と、パターンセットA1とB1のそれぞれの対応する要素のペアの集合から、それらのA1、B1にまたがったクラス内分散 Cabを計算する工程と、前記2つの分散行列 Ca, Cb のそれぞれ平方根行列の逆行列 Ca sqrt inv, Cb sqrt inv を計算する工程と、前記3つの行列 Ca sqrt inv, Cab, 及び、Cb sqrt inv の積 Cdを計算する工程と、 Cd の特異値分解を行なう工程 から計算するようにしたもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散を最小化し、クラス間分散を最大化するという統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン認識を可能にするという作用を有する。
【0012】
請求項6に記載の発明は、2つのセンシングプロセスを通してパターンのペアの集合である教示用パターンセット(A1、B1)を獲得するパターン入力手段と、異なるクラスに対応するパターン間の散らばりであるクラス間分散を最大化し、同一のクラスに対応するパターン間のクラス内の散らばりであるクラス内分散を最小化するセットA1の特徴抽出行列AF、及びセットB1の特徴抽出行列BFを求める特徴抽出行列生成手段と、教示用パターンセットB1のそれぞれのパターンB1iに対して、前記特徴抽出行列BFを用いて特徴量fB1iを計算し、これら特徴量fB1iの集合{fB1i}と前記特徴抽出行列BFとを予め参照データベースFB1に保存し、入力されたパターンA2jに対して前記特徴抽出行列AFを適用して抽出した特徴量fA2jと最も類似した要素を前記参照データベースFB1の中から選ぶ最適マッチ決定手段とを具備するもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン認識を可能にするという作用を有する。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項6記載のパターン認識装置において、特徴抽出行列AF及びBFは、2つのプロセスで獲得したパターンの集合である教示用パターンセットA1とB1を獲得し、教示用パターンセットA1及びセットB1のパターンセットから、それぞれのパターン空間のクラス間分散行列 Ca, Cbを推定する工程と、パターンセットA1とB1のそれぞれの対応する要素のペアの集合から、それらのA1、B1にまたがったクラス内分散 Cabを計算する工程と、前記2つの分散行列 Ca, Cb のそれぞれ平方根行列の逆行列 Ca sqrt inv, Cb sqrt inv を計算する工程と、前記3つの行列 Ca sqrt inv, Cab, 及び、Cb sqrt inv の積 Cdを計算する工程と、 Cd の特異値分解を行なう工程 から計算するようにしたもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散を最小化し、クラス間分散を最大化するという統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン認識がを可能にするという作用を有する。
【0014】
請求項8に記載の発明は、2つのセンシングプロセスを通してパターンのペアの集合である教示用パターンセット(A1、B1)を獲得するパターン入力手段と、異なるクラスに対応するパターン間の散らばりであるクラス間分散を最大化し、同一のクラスに対応するパターン間のクラス内の散らばりであるクラス内分散を最小化するセットA1の特徴抽出行列AF、及びセットB1の特徴抽出行列BFを求める特徴抽出行列生成手段と、パターン入力手段から入力された入力パターンa、bから前記特徴抽出行列AF及びBFを用いてそれぞれ特徴量fa、fbを計算する特徴抽出手段と、特徴量faとfbの類似度から2つのパターンaとパターンbが同一のものであるかどうかを判定する同一性判定手段を具備するもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散を最小化し、クラス間分散を最大化するという統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン照合を可能にするという作用を有する。
【0015】
請求項9に記載の発明は、請求項8記載のパターン照合装置において、特徴抽出行列AF及びBFは、2つのプロセスで獲得したパターンの集合である教示用パターンセットA1とB1を獲得し、教示用パターンセットA1及びセットB1のパターンセットから、それぞれのパターン空間のクラス間分散行列 Ca, Cbを推定する工程と、パターンセットA1とB1のそれぞれの対応する要素のペアの集合から、それらのA1、B1にまたがったクラス内の分散 Cabを計算する工程と、前記2つの分散行列 Ca, Cb のそれぞれ平方根行列の逆行列 Ca sqrt inv, Cb sqrt inv を計算する工程と、前記3つの行列 Ca sqrt inv, Cab, 及び、Cb sqrt inv の積 Cdを計算する工程と、Cd の特異値分解を行なう工程 から計算するようにしたもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、クラス内分散を最小化し、クラス間分散を最大化するという統一的な基準を満足する、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン照合を可能にするという作用を有する。
【0016】
請求項10に記載の発明は、コンピュータに記録媒体から読み込まれたプログラムによって動作するもので、コンピュータによりパターン認識を行うプログラムを記録した記録媒体であって、2つのセンシングプロセスを通してパターンのペアの集合である教示用パターンセット(A1、B1)を獲得するパターン入力手段と、異なるクラスに対応するパターン間の散らばりであるクラス間分散を最大化し、同一のクラスに対応するパターン間のクラス内の散らばりであるクラス内分散を最小化するセットA1の特徴抽出行列AF、及びセットB1の特徴抽出行列BFを求める特徴抽出行列生成手段と、教示用パターンセットB1のそれぞれのパターンB1iに対して、前記特徴抽出行列BFを用いて特徴量fB1iを計算し、これら特徴量fB1iの集合{fB1i}と前記特徴抽出行列BFとを予め参照データベースFB1に保存し、入力されたパターンA2jに対して前記特徴抽出行列AFを適用して抽出した特徴量fA2jと最も類似した要素を前記参照データベースFB1の中から選ぶ最適マッチ決定手段とを具備するもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン認識を可能にするという作用を有する。
【0017】
請求項11に記載の発明は、コンピュータに記録媒体から読み込まれたプログラムによって動作するもので、コンピュータによりパターン照合を行うプログラムを記録した記録媒体であって、2つのセンシングプロセスを通してパターンのペアの集合である教示用パターンセット(A1、B1)を獲得するパターン入力手段と、異なるクラスに対応するパターン間の散らばりであるクラス間分散を最大化し、同一のクラスに対応するパターン間のクラス内の散らばりであるクラス内分散を最小化するセットA1の特徴抽出行列AF、及びセットB1の特徴抽出行列BFを求める特徴抽出行列生成手段と、教示用パターンセットB1のそれぞれのパターンB1iに対して、前記特徴抽出行列BFを用いて特徴量fB1iを計算し、これら特徴量fB1iの集合{fB1i}と前記特徴抽出行列BFとを予め参照データベースFB1に保存し、入力されたパターンA2jに対して前記特徴抽出行列AFを適用して抽出した特徴量fA2jと最も類似した要素を前記参照データベースFB1の中から選ぶ最適マッチ決定手段とを具備するもので、比較する2つのデータセットA1、B1の分布に応じて、それぞれ最適な特徴抽出行列が得られるため、高精度なパターン照合を可能にするという作用を有する。
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0019】
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1におけるパターン認識装置を身分証照合に適用した顔画像認識装置のブロック構成図を示し説明する。
図1は、顔画像認識装置をコンピュータシステムで実現したものである。図1において、1は人物の顔画像(パターンA)を直接撮影するためのビデオカメラ、2は身分証の顔写真(パターンB)から顔画像を取り込むためのイメージスキャナ、3、4はビデオカメラ1およびイメージスキャナ2からの画像信号を記憶する画像メモリA、B、5はプログラムの格納やワーク用のメモリ、6はCPU、7、8はそれぞれA、Bの画像パターンや、特徴抽出の実行によって計算された特徴パターンを記憶するパターンメモリA、B、9はシステムコンソールとしてのキーボード&ディスプレイ、10は画像パターン情報など大規模なデータを保存するための2次記憶装置(光磁気ディスクなど)、11は参照画像データベース、12〜16は外部機器とのデータのやり取りを行うインタフェース(I/F)、17はシステムバス、18は認識結果を出力する出力端子、19、20はそれぞれパターンA、パターンBのための特徴抽出行列AF、BFを格納する特徴抽出行列メモリ、21はコンピュータシステムで構成されている。
【0020】
顔画像認識装置は、予め多くの人の身分証がイメージスキャナ等により顔画像をデータベースに登録しておき、ビデオカメラで撮像した顔画像の人物の該当者がデータベースの中にいるか、あるいは登録された身分証のどれに一番類似しているかを認識するものである。その処理は、ビデオ画像用の特徴徴抽出行列AFの計算と身分証画像用の特徴抽出行列BFの計算、さらに、参照画像データベースFB1の構築を行うオフライン処理と、入力された顔画像が参照画像データベースFB1に登録済みの人物かどうかの判定と、登録済みであればその最も類似したものをデータベースのエントリから選ぶオンライン処理とに大別される。
【0021】
まず、最初にオフライン処理について、図2のオフライン処理動作フローを用いて説明する。オフライン処理の目的は、画像メモリに一旦蓄えられた教示画像は、ビデオカメラからの顔画像はセットA1(ビデオ顔画像)と、イメージスキャナからの身分証の顔画像はセットB1(身分証写真)として、例えば顔画像データは1次元のデータ列としたパターンAとパターンBに変換してパターンメモリAとパターンメモリBに保持する(S11)。
【0022】
特徴抽出行列AF及びBFは、以下のステップ12(S12)〜ステップ16(S16)の手順で計算される。まず、パターンAの標本空間共分散行列 Caが、(数1)に従って計算され、並行して、パターンBの標本空間共分散行列 Cbが、(数2)に従って計算される(S12)。
【0023】
【数1】
Figure 0004543455
【0024】
【数2】
Figure 0004543455
続いて、(数3)に従って計算されるパターンAとパターンBの相互相関行列 C ab が計算される(S13)。
【0025】
【数3】
Figure 0004543455
続いて、Ca 及び、Cb のそれぞれの平方根行列 Ca sqrt,Cb sqrt が、それぞれ(数4)、(数5)に従って計算される。
【0026】
【数4】
Figure 0004543455
【0027】
【数5】
Figure 0004543455
さらに Ca sqrt, Cb sqrt の逆行列 Ca sqrt inv, Cb sqrt inv と、先に求めた、パターンAとパターンBの相互相関行列 C ab の積である基礎行列 C 0 が(数6)に従って計算される(S14)。
【0028】
【数6】
Figure 0004543455
続いて、基礎行列 C 0 の特異値分解 が(数7)のように計算される(S15)。
【0029】
【数7】
Figure 0004543455
最後に、この特異値分解に現れる正規直交行列 U, V 、並びに、先に求めた、Ca sqrt inv, Cb sqrt inv を用いて(数8)及び(数9)に従って、特徴抽出行列AF、BFが計算される(S16)。
【0030】
【数8】
Figure 0004543455
【0031】
【数9】
Figure 0004543455
続いて、参照画像データベースFB1構築のために、教示画像入力の場合と同様に身分証顔画像をイメージスキャナから取り込み、そのおのおののパターンB1iに対して特徴抽出行列BFを用いて(数10)に従って特徴ベクトルfB1iを計算し、参照画像データベースFB1に登録する(S17)。
【0032】
【数10】
Figure 0004543455
以上がオフラインで実行されるプロセスである。
【0033】
次に、オンライン処理について、オンライン処理の動作フローを図3に示し説明する。オンライン処理の目的は、入力された顔画像が参照画像データベースFB1に登録済みの人物かどうかの判定と、登録済みであればその最も類似したものをデータベースのエントリから選ぶことである。
【0034】
ビデオカメラ1から直接取り込まれた顔画像は、画像メモリA7に記憶され、パターンa2に変換してパターンメモリAに転送する(S30)。パタンメモリAに保持されたパターンA2jは、オフライン時に求めた特徴抽出行列メモリ19からの特徴抽出行列AFが適用され、(数11)に従って特徴ベクトルfA2jが計算される(S31)。
【0035】
【数11】
Figure 0004543455
次に、最適マッチ処理で、参照データベースFB1のエントリのインデックスiを変化させ、特徴ベクトルfA2jに類似した特徴ベクトルを参照画像データベースから選びだし、これら(1つ以上)を認識結果として、出力端子18に出力するものである(S33)。
【0036】
ここで、特徴抽出手段の処理の効果は以下のように説明される。
【0037】
特徴抽出行列 AF、及び、BFは(数1)から(数9)に示されたように、基礎行列 C 0 の特異値分解の構成要素から計算され、パターンA、Bに対して、それぞれ(数8)(数9)に従って計算された特徴抽出行列 AF、BF を適用することは、基礎行列のトレースを最大化するという意味を持つ。ここで、(数12)に示す、評価量Jに注目すると、(数13)に示されるように基礎行列のトレースが最大化されるときJは最小化されるという性質を持つ。
【0038】
【数12】
Figure 0004543455
【0039】
【数13】
Figure 0004543455
(数13)に定義される行列のトレースの最小化は、異なるクラス(異なる人物)に対応するパターン間の散らばりであるクラス間分散を最大化し、同一のクラス(人物)に対応するセットA1(ビデオ画像)、セットB1(写真画像)のパターンの間のクラス内の散らばりであるクラス内分散を最小化するため、結局、基礎行列のトレースの最大化が、最適な特徴抽出変換を与える。
【0040】
なお、参照画像データベースは、身分証からイメージスキャナによりその顔画像をデータベース化したが、ビデオカメラから顔画像を入力しデータベースを構築しても構わない。また、パターン入力手段として、イメージスキャンとビデオカメラを用いたが、どちらか1方であっても良く、他の入力手段であっても構わない。
【0041】
また、顔画像データ、パターンセットA、B及び参照画像データベースFB1をオフラインで作成したが、二次記憶装置10から入力することも可能である。
さらに、オフラインで獲得、作成した、顔画像データ、パターンセットA、B及び参照画像データベースFB1を二次記憶装置10に格納することも可能である。
【0042】
なお、本実施の形態では、顔画像認識装置を例にして説明したが、顔以外に車、組み立て部品等の画像データ、あるいは音声データ、文字データ等、パターンデータ化することによりパターン認識装置として幅広く応用が可能である。
【0043】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2のパターン照合装置を身分証照合に適用した顔画像照合装置のブロック構成図を示し説明する。顔画像照合装置のブロック構成図は、実施の形態1の顔画像認識装置と同じ、コンピュータシステムを用いて実現したもので、ブロック構成図の説明は省略する。
【0044】
顔画像照合装置は、身分証の顔画像とビデオカメラの顔画像が同一のものかどうかを判定するもので、その処理は予め多くの人の身分証がイメージスキャナ等により顔画像と、ビデオカメラで撮像した顔画像とを獲得し、特徴抽出行列AF、BFの計算を行うオフライン処理と、イメージスキャナから入力された顔画像(パターンA)とビデオカメラから入力した顔画像(パターンB)から特徴抽出行列を用いて特徴量を計算し、特徴量同士の類似度から同一かどうかを判定するオンライン処理とに大別される。
【0045】
まず、最初にオフライン処理について、図4のオフライン処理動作フローを用いて説明する。オフライン処理の目的は、特徴抽出行列AF、BFの計算にある。
【0046】
まず、ビデオカメラ1から得られた人物顔の画像信号がI/F12を介してデジタル変換された画像メモリA3に蓄積される。並行して、当人の身分証顔写真からイメージスキャナ2によって身分証の顔画像が獲得されI/F13を介して画像メモリB4に蓄積される(S10)。この過程は、特徴抽出行列Fの学習に必要な十分な教示画像の数が得られるまで(例えば15000人分程度)収集される。
【0047】
画像メモリに一旦蓄えられた教示画像は、ビデオカメラからの多数の顔画像はセットA1(顔画像)として、イメージスキャナからの多数の身分証の顔画像はセットB1(身分証写真)として、例えば1次元のデータ列としてパターンAとパターンBに変換してパターンメモリAとパターンメモリBに保持する(S11)。
【0048】
特徴抽出行列AF、及び、BFは、以下のステップ12(S12)〜ステップ16(S16)の手順で計算される。まず、パターンAの標本空間共分散行列 Caが、(数1)に従って計算され、並行して、パターンBの標本空間共分散行列 Cbが、(数2)に従って計算される(S12)。
【0049】
続いて、(数3)に従って計算されるパターンAとパターンBの相互相関行列 C ab が計算される(S13)。
続いて、Ca 及び、Cb のそれぞれの平方根行列 Ca sqrt,Cb sqrt が、それぞれ(数4)、(数5)に従って計算される。
【0050】
さらに Ca sqrt, Cb sqrt の逆行列 Ca sqrt inv, Cb sqrt inv と、先に求めた、パターンAとパターンBの相互相関行列 C ab の積である基礎行列 C 0 が(数6)に従って計算される(S14)。
【0051】
続いて、基礎行列 C 0 の特異値分解 が(数7)のように計算される(S15)。
最後に、この特異値分解に現れる正規直交行列 U, V 、並びに、先に求めた、Ca sqrt inv, Cb sqrt inv を用いて(数8)及び(数9)に従って、特徴抽出行列AF、BFが計算される(S16)。
【0052】
以上がオフラインで実行されるプロセスである。
【0053】
次に、オンライン処理について、オンライン処理の動作フローを図5に示し説明する。オンライン処理の目的は、イメージスキャナ1から入力された身分証の顔画像とビデオカメラ2からの顔画像とが同一人物かどうかを判定するものである。ビデオカメラ1から直接取り込まれた顔画像(A/D変換後)とイメージスキャナ2から得られた顔画像は、画像メモリA3、画像メモリB4に入力され、入力された顔画像は画像メモリA3、画像メモリB4から読み出され、例えば一次元のデータ列に変換され、パターンメモリA7及びパターンメモリB8に転送される(S50)。
【0054】
パターンメモリA、Bのパターンa2及びパターンb1は、オフライン時に予め求めた特徴抽出行列メモリ19、20からの特徴抽出行列AF、BFから(数10)、(数11)により、それぞれ特徴ベクトルfB1、fA2を求める(S51)。
【0055】
次に、特徴ベクトルfA2、fB2の両者の類似度からこれらが同一人物に由来するものであるかどうかを判定する(S52)。判定結果 Y/N をパターン照合のアウトプットとして、出力端子18に出力する(S53)。なお、顔画像データ、パターンセットA、Bをオフラインで獲得、作成したが、二次記憶装置10から入力することも可能である。さらに、オフラインで獲得、作成した、顔画像データ、パターンセットA、Bを二次記憶装置10に格納することも可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上のように本発明では、比較するパターンデータセットの分布の相違を前提とし、その上で、それぞれの分布に応じて、2つの分布にまたがるサンプルのクラス内分散を最小化し、クラス間分散を最大化するという統一的な基準を満足する、最適な特徴抽出を実行するため、従来法に比べ格段に高精度なパターン認識及びパターン照合が実現でき、その効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における顔画像認識装置のブロック構成図
【図2】顔画像認識装置のオフライン処理を説明する動作フローチャート
【図3】顔画像認識装置のオンライン処理を説明する動作フローチャート
【図4】本発明の実施の形態2の顔画像照合装置のオフライン処理を説明する動作フローチャート
【図5】顔画像照合装置のオンライン処理を説明する動作フローチャート
【符号の説明】
1 ビデオカメラ(パターンA入力手段)
2 イメージスキャナ(パターンB入力手段)
3 画像メモリA
4 画像メモリB
5 高速アクセスメモリ
6 CPU
7 パターンメモリA
8 パターンメモリB
9 コンソール(キーボード+ディスプレイ)
10 二次記憶手段(光磁気ディスク)
11 参照画像データベース
12 I/Fユニット
13 I/Fユニット
14 I/Fユニット
15 I/Fユニット
16 I/Fユニット
17 システムバス
18 出力端子
19 特徴抽出行列AFメモリ
20 特徴抽出行列BFメモリ
21 コンピュータシステム

Claims (3)

  1. パターンBとの比較により、パターンAの認識を行うパターン認識方法であって、
    パターンAの標本空間共分散行列Caの平方根行列と、パターンBの標本空間共分散行列Cbの平方根行列と、パターンAとパターンBとの相互相関Cabと、に基づき算出される基礎行列C0を特異値分解することで得られる(1)正規直交行列Υと、(2)前記平方根行列Caの逆行列とにより、パターンAの特徴ベクトルを算出に用いる特徴抽出行列AFを算出するステップと、
    前記基礎行列C0を特異値分解することで得られる(1)正規直交行列Ψと(2)前記平方根行列Cbの逆行列とにより、パターンBの特徴ベクトルを算出に用いる特徴抽出行列BFを算出するステップと、
    パターンBの複数の画像B1iそれぞれに対して前記特徴抽出行列BFを用いて、特徴ベクトルfB1iを算出するステップと、
    パターンA画像A2jに対して前記特徴抽出AFを用いて、特徴ベクトルfA2jを算出するステップと、
    前記特徴ベクトルfA2jに類似する、前記特徴ベクトルfB1iを認識結果として出力するステップとを、有するパターン認識方法。
  2. 前記基礎行列 C0は、
    前記パターンAと前記パターンBのそれぞれに対応する要素のペアの集合から算出される前記相互相関Cabと、前記標本空間共分散行列 Caの平方根行列の逆行列 Ca sqrt invと、前記標本空間共分散行列Cbの平行根行列の逆行列Cb sqrt invと、の積である、請求項1記載のパターン認識方法。
  3. パターンBとの比較により、パターンAの認識を行うパターン認識装置であって、
    パターンAの標本空間共分散行列Caの平方根行列と、パターンBの標本空間共分散行列Cbの平方根行列と、パターンAとパターンBとの相互相関Cabと、に基づき算出される基礎行列C0を特異値分解することで得られる(1)正規直交行列Υと、(2)前記平方根行列Caの逆行列とにより、パターンAの特徴ベクトルを算出に用いる特徴抽出行列AFを算出する第1の算出部と、
    前記基礎行列C0を特異値分解することで得られる(1)正規直交行列Ψと(2)前記平方根行列Cbの逆行列とにより、パターンBの特徴ベクトルを算出に用いる特徴抽出行列BFを算出する第2の算出部と、
    パターンBの複数の画像B1iそれぞれに対して前記特徴抽出行列BFを用いて、特徴ベクトルfB1iを算出する第3の算出部と、
    パターンA画像A2jに対して前記特徴抽出AFを用いて、特徴ベクトルfA2jを算出する第4の算出部と、
    前記特徴ベクトルfA2jに類似する、前記特徴ベクトルfB1iを認識結果として出力する出力部とを、有するパターン認識装置。
JP29505899A 1999-10-18 1999-10-18 パターン認識方法及びパターン認識装置、並びにパターン照合方法及びパターン照合装置 Expired - Fee Related JP4543455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29505899A JP4543455B2 (ja) 1999-10-18 1999-10-18 パターン認識方法及びパターン認識装置、並びにパターン照合方法及びパターン照合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29505899A JP4543455B2 (ja) 1999-10-18 1999-10-18 パターン認識方法及びパターン認識装置、並びにパターン照合方法及びパターン照合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001118068A JP2001118068A (ja) 2001-04-27
JP4543455B2 true JP4543455B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=17815779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29505899A Expired - Fee Related JP4543455B2 (ja) 1999-10-18 1999-10-18 パターン認識方法及びパターン認識装置、並びにパターン照合方法及びパターン照合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4543455B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1431915B1 (en) * 2001-09-25 2008-05-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Parameter estimation apparatus and data collating apparatus
EP1639522B1 (en) * 2003-06-30 2007-08-15 HONDA MOTOR CO., Ltd. System and method for face recognition
JP5020763B2 (ja) * 2007-09-28 2012-09-05 Kddi株式会社 音声合成のための決定木を生成する装置、方法及びプログラム
CN108595927B (zh) * 2018-04-04 2023-09-19 北京市商汤科技开发有限公司 身份认证、解锁及支付方法、装置、存储介质、产品和设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10171988A (ja) * 1996-12-05 1998-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン認識・照合装置
JPH10228543A (ja) * 1996-12-11 1998-08-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン照合装置
JPH11272862A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン認識方法及びパターン認識装置並びにパターン照合方法及びパターン照合装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10171988A (ja) * 1996-12-05 1998-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン認識・照合装置
JPH10228543A (ja) * 1996-12-11 1998-08-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン照合装置
JPH11272862A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン認識方法及びパターン認識装置並びにパターン照合方法及びパターン照合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001118068A (ja) 2001-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5901244A (en) Feature extraction system and face image recognition system
US8284985B2 (en) Interactive device for processing documents
US6243492B1 (en) Image feature extractor, an image feature analyzer and an image matching system
EP0944018B1 (en) Method and apparatus for recognizing image pattern, method and apparatus for judging identity of image patterns, recording medium for recording the pattern recognizing method and recording medium for recording the pattern identity judging method
CN100492397C (zh) 人脸元数据生成设备和生成方法、人脸识别系统和方法
JP3938872B2 (ja) データ分類装置および物体認識装置
CN110598008B (zh) 录制数据的数据质检方法及装置、存储介质
EP1830308A2 (en) Pattern recognition apparatus and method therefor
CN110427972A (zh) 证件视频特征提取方法、装置、计算机设备和存储介质
CN109740417A (zh) 发票类型识别方法、装置、存储介质和计算机设备
JP2001351104A (ja) パターン認識方法及びパターン認識装置、並びにパターン照合方法及びパターン照合装置
JP4543455B2 (ja) パターン認識方法及びパターン認識装置、並びにパターン照合方法及びパターン照合装置
JPH0520442A (ja) 顔画像照合装置
CN115984968A (zh) 一种学生时空动作识别方法、装置、终端设备及介质
CN114612919A (zh) 一种票据信息处理系统及方法、装置
JP2000030066A (ja) 顔画像照合方法及び顔画像照合装置
KR20110088851A (ko) 사용자 인증을 위한 특징벡터 추출장치 및 방법
Tyagi et al. Face Recognition Based Student Attendance System
Charishma et al. Smart Attendance System with and Without Mask using Face Recognition
JP3708383B2 (ja) パターン認識方法及びパターン認識装置
JP3322216B2 (ja) パターン認識方法及びパターン認識装置並びにパターン照合方法及びパターン照合装置
JP3322208B2 (ja) パターン認識方法及びパターン認識装置並びにパターン照合方法及びパターン照合装置
Bin Hamed et al. A secure attendance system using raspberry pi face recognition
Ballary et al. Deep learning based facial attendance system using convolutional neural network
KR100362228B1 (ko) 작업 활동 분석 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060914

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20061012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees