JP4539021B2 - Paper binding method with stapler - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンター等の電子機器で複写又は印刷した複数の用紙をステープラによって綴じる際に、ステープルの打ち込み荷重を低減させることにより、ステープラ自体を大型化したり強度の高いステープルを用いたりすることなしに綴ることができるステープラによる用紙綴じ方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
最近、事務機にもデジタル機器が急速に普及し始め、複写機にもカラー化が求められ、それに伴ない、カラー複写機にも電動ステープラが内蔵されたものが要求されている。電動ステープラも、普通紙用の複写機に装備されたものと同じ機種でカラー紙用複写機に対応することができるのであれば問題はない。
【0003】
ところが、普通紙とカラー紙とでは、厚さ、密度、表面コート等が異なり、ステープラで綴るときにはカラー紙の方がステープルの貫通抵抗が高い。そのため、同じ枚数を綴じる場合に、普通紙用のステープラではカラー紙を綴じることはできないことがある。したがって、カラー複写機に装備される電動ステープラは、カラー紙の貫通抵抗に耐えられるように設計的に改善しなければならない。例えば、パワーを上げる、ステープルの脚が座屈しないように針脚ガイドを強化する、強度を高めて耐久性を強化させる等が、その対象になっているのが実状である。また、ステープラ自体の部品や機構の設計を改善するだけでは足りない。さらに、カラー用紙そのものの物性も解明されなければならない。このため、複写機のカラー化は複写機メーカーだけでなく、ステープラメーカーにも種々の改善、改良の負担を強いることになる。
【0004】
ステープラメーカー側の対応としては、ステープラの機構の改善で対処していた。例えば、ステープラ自体を大型化する、ステープルの強度を上げる、使用するバネのバネ力を大きくする、ステープルの針脚が綴り用紙に座屈せずに貫通するようにガイドする機構を採用するなどの解決策が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−180710号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点を解消し、ステープルで複数の用紙を綴る際にステープルの打ち込み時の貫通抵抗を低減させることにより、ステープラ自体を大型化したり、強度の高いステープルを用いたりすることなしに良好な綴りを実現することができるステープラによる用紙綴じ方法を提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るステープラによる用紙綴じ方法は、複写機、プリンター等の画像形成装置で複写又は印刷した用紙をステープラで綴じる際、複数の用紙の、ステープルが打ち込まれる部位であって、打ち込まれるステープル自体の綴じ範囲よりも大きい範囲に設定された綴じ部に、予め貫通抵抗低減剤であるトナーを前記用紙のうち最上部の用紙を除いて付着させた後、上記綴じ部にステープルを打ち込むことを特徴とする。
【0008】
前記貫通抵抗低減剤であるトナーは、前記画像形成装置内に設けられた付着装置によって付着されるものであるのが好ましい。
【0009】
また、本発明に係るステープラによる用紙綴じ方法は、複写機、プリンター等の画像形成装置で複写又は印刷した用紙をステープラで綴じる際、上記画像形成装置により複数の用紙に複写又は印刷すると同時に上記複数の用紙の、ステープルが打ち込まれる部位であって、打ち込まれるステープル自体の綴じ範囲よりも大きい範囲に設定された綴じ部に、予め貫通抵抗低減剤であるトナーを前記用紙のうち最上部の用紙を除いて付着させ、その後、上記画像形成装置に装備されたステープラで上記綴じ部にステープルを打ち込むことを特徴とする。
【0010】
また、前記貫通抵抗低減剤であるトナーの付着は前記用紙に対する画像形成によって行なわれるものであるのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、ステープラで複数の用紙を綴る際にステープルの打ち込み時の貫通抵抗を低減させることにより、ステープラやステープル自体の能力を上げなくても容易に多数枚の用紙を綴ることができるものである。このようにステープルの打ち込み荷重を軽減するためには、ステープルの貫通抵抗を低減させる貫通抵抗低減剤によって行なう。
【0012】
綴られるべき用紙の枚数が多くなればなるほど、打ち込まれたステープルが用紙を貫通するときに大きな抵抗を受けるが、上記貫通抵抗低減剤は、この貫通時の抵抗を低減させて打ち込み荷重を小さくするもので、綴り動作をさせる前に、予め上記用紙のステープルが貫通する部分、つまり綴じ部に予め貫通抵抗低減剤を付着させることによって貫通抵抗を低減させようとするものである。
【0013】
このような貫通抵抗低減剤としては、例えば複写機の複写用トナーの一部に認められる。このことは、図1の表に示すような貫通荷重の実験データによって知ることができる。
【0014】
なお、上記実験は、気温10°C、湿度5%の環境条件下で行なった。綴られる用紙の枚数はカラー紙40枚で、用紙はカラー紙A(90g/m2)とカラー紙B(90g/m2)の2種類であった。前者は図1の左側、後者はその右側に表示されている。それぞれの種類は、次の4種類a、b、c、dに分けられる。
a:開封したままの無垢の用紙
b:カラープリンタで両面印刷した用紙の画像が載っていない部分を綴じ部としたものc:画像の色が濃い部分(トナーが多く乗っていると思われる部分)を綴じ部としたものd:画像の色が薄い部分(トナー乗りが少ないと思われる部分)を綴じ部としたもの結果は、トナーを施しておいた方がトナーを施さなかったものに比べて貫通荷重が約45%も減少した。
【0015】
これにより、次の事実を知ることができる。1つは、何もない無垢のままの用紙や、カラープリンタ内を通過して乾燥状態にある用紙よりも、印刷した部分の方が貫通抵抗がはるかに小さいことが明らかである。次に、上記トナーにはステープルの貫通荷重を小さくし、ステープルの貫通抵抗を低減する低減剤が含まれているということである。さらに、トナー以外にも貫通抵抗低減剤が存在するかもしれないという可能性である。
【0016】
以上のことから、少なくともカラープリンタ用トナーには、ステープルの貫通抵抗低減剤が含まれることが明白であるから、この場合、印刷又は複写された用紙をステープルで綴じるときは、プリンター又は複写機にステープラを装備させておき、綴じ機能付き複写機の場合と同様にして印刷又は複写と同時に用紙の綴じ部にもトナーを付着させ、その直後に綴じ作業をするのが最も効率がよい。もちろん、モノクロのプリンターや複写機においても、同じ効果が得られる。
【0017】
そこで、次に複写機によって印刷された用紙をステープルで綴じる場合の実施形態を、図2に簡略して示す複写機と後述のフローチャートに基づいて説明する。
【0018】
図2の複写機1は、外部に接続されているホストコンピュータから供給されるコピー情報や、フォーム情報や命令等を記憶するとともに、これらの情報に対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、モノクロ用又はカラー用トナーによって用紙に複写画像を形成するほか、ステープラを装備し、コピー後に複写された複数の用紙を綴じる機能を有するものである。上部には操作のための操作パネル2が設けられている。
【0019】
用紙4は複写機本体から送出されて印刷され、ステープルトレイ5に排出されてコレート処理により揃えられた後、ステープラ6により綴じられ、スタッカの排紙部7に排紙される。
【0020】
なお、図3(a)(b)(c)(d)はステープルを打ち込む綴じ部の位置を示す。綴じ部8は通常は用紙のコーナー部や左右の一側部に設けられる場合が多い。上記綴じ部への貫通抵抗低減剤の付着は画像印刷によって行なわれている。このような画像は、同図(a)(b)のように綴じ部の位置に局部的にステープルの綴じ範囲よりもやや大きい程度に印刷する。また、この場合、同図(c)のように綴じ部を含む側部に帯状に形成してもよい。さらに、同図(d)のように、用紙中央を綴じる中綴じタイプの用紙4では、用紙4の中央部に帯状に形成してもよい。なお、複数の用紙4は複数のステープル可能な位置の中から選択されてステープル位置に揃えられて綴じられる。
【0021】
次に、図4は本発明の実施の形態を説明するフローチャートであり、カラー複写機のCPUの動作を示す。このフローチャートに基づいて本発明の実施の一形態について述べる。
【0022】
なお、この例では、ステープルジョブ時にカラーコピー用紙に貫通抵抗低減剤を付着させるものとし、貫通抵抗低減剤は複写用のカラートナーとする。また、複写済み用紙の最上部の第1頁にも貫通抵抗低減剤を付着させてもよいが、ここでは外観上の観点から、貫通抵抗低減剤を付着しないものとして説明する。さらに、印刷すべき用紙の枚数は印刷前にカウンターでカウントされるものとする。
【0023】
まず、前処理工程で印刷機の表示画面で濃度、用紙サイズ、コピー枚数等を選択した後、開始ボタンを押す。
【0024】
まず、ステップS1で、これから処理するジョブがステープルジョブであるか否かを判別する。ステープルジョブでない場合は、ステップS2に進み、コピー処理を行なう。そして、次のステップS3で最終頁かどうかを判別し、最終頁でないときは、ステップS2に戻ってコピー処理を繰り返す。そして、最終頁であるときは、ステップ11へと進み、用紙を排出し、終了する。
【0025】
これに対し、ステープルジョブである場合は、ステップS4に進み、ステープラを綴り位置にセットする。そして、ステップS5に進み、第1頁かどうかを判別する。第1頁であるときは、ステップS6に進み、コピー処理だけで貫通抵抗低減剤を付着しないでステップS8に進む。第1頁でないときは、ステップS7に進み、コピー処理をするとともに、貫通抵抗低減剤を付着する。そして、ステップS8で最終頁かどうかを判別し、最終頁でないときは、ステップS7に戻って印刷と貫通抵抗低減剤の付着を繰り返す。そして、最終頁であるときは、ステップ9、10、11へと進み、印刷済みの用紙を揃えるコレート処理を行ない、ステープラで綴り処理をした後、排出し、終了する。
【0026】
以上の実施形態によれば、綴じ部に対するステープルの打ち込みによる貫通抵抗は低減するので、カラーコピーにもかかわらず、カラー複写機に装備されたステープラがモノクロコピーの複写機と同じステープラであっても、良好な綴り作業が可能となる。このように、第1頁に貫通抵抗低減剤の付着跡がないステープル綴りされた用紙束ができあがる。
【0027】
上記実施形態は、もちろんモノクロコピーの複写機にも適用することができる。この場合は、同じステープラでも多くの枚数の用紙に貫通して綴ることができる。
【0028】
次に、図5は、モノクロとカラーの両方のコピーができる複写機の場合の例であって、貫通抵抗低減剤はモノクロコピーの場合は付着させず、カラーコピーの場合にのみ付着させる例について説明する。
【0029】
なお、この例においても、ステープルジョブ時にカラーコピー用紙に貫通抵抗低減剤を付着させるものとし、貫通抵抗低減剤は複写用のカラートナーとする。また、第1頁には貫通抵抗低減剤を付着しないものとする。さらに、印刷すべき用紙の枚数は印刷前にカウンターでカウントされるものとする。
【0030】
まず、前処理で適宜の選択をした後、開始ボタンを押す。そして、ステップS21でこれから処理するジョブがステープルジョブであるか否かを判別する。ステープルジョブでない場合は、ステップS22のコピー処理とステップS23の最終頁かどうかの判断処理を行なう。コピー処理が済んで最終頁のときは、さらにステップS35に進んで排出し、終了する。
【0031】
ステープルジョブである場合は、ステップS24に進み、ステープラを綴り位置にセットする。次に、ステップS25においてカラーコピーの処理かどうかを判断する。
【0032】
カラーコピーの処理ではない場合は、ステップS26に進み、貫通抵抗低減剤を付着させるかどうかを判断する。付着させるときは、後述のステップS29に進む。付着させないときは、ステップS27でモノクロコピーの処理を行ない、ステップS28において最終頁かどうかを判断し、最終頁でないときは、ステップS27に戻って印刷処理をする。これを繰り返して最終頁であるときは、ステップS33に進んでコピー済みの用紙を揃えるコレート処理を行ない、さらにS34、S35に進んでステープラで綴り処理をした後、排出し、終了する。
【0033】
次に、カラーコピーの処理である場合は、ステップS29に進み、第1頁かどうかを判別する。第1頁であるときは、ステップS30に進み、コピー処理だけで貫通抵抗低減剤を付着しないでステップS32に進む。第1頁でないときは、ステップS31に進み、コピー印刷処理をするとともに、貫通抵抗低減剤を付着する。そして、ステップS32で最終頁かどうかを判別し、最終頁でないときは、ステップS31に戻って印刷と貫通抵抗低減剤の付着を繰り返す。そして、最終頁であるときは、ステップS33に進んでコピー済みの用紙を揃えるコレート処理を行ない、さらにステップS34、S35に進んでステープラで綴り処理をした後、排出し、終了する。
【0034】
上記実施形態によれば、カラーコピーの場合は貫通抵抗が小さくなるので、同じステープラによってカラーコピーもモノクロコピーも綴ることが可能となる。
【0035】
次に、図6のフローチャートは、用紙の枚数によって貫通抵抗低減剤を付着させる必要がある場合とない場合とに分け、所定の枚数を越えた場合にのみ貫通抵抗低減剤を付着させる例である。
【0036】
すなわち、綴り作業を行なうにあたって、まずステップS41において用紙枚数を読み込んでカウントアップする。そして、ステップS42においてその枚数が所定の枚数かどうかを判別し、所定の枚数以下のときはステップS43に進んでコピー処理だけを行なう。所定の枚数以上のときはステップS44、S45に進んで上述に示したようなコピー処理と貫通抵抗低減剤付着のルーチンを行なう。そして、ステップS46、S47、S48へと進み、印刷済みの用紙を揃えるコレート処理を行ない、ステープラで綴り処理をした後、排出し、終了する。なお、この例では第1頁にも貫通抵抗低減剤が付着される。
【0037】
上記実施形態によれば、所定の枚数を越えて貫通抵抗が大きくなるときには貫通抵抗低減剤を付着させることにより、ステープラに過度の負担をかけなくても良好な綴りを実現することができる。
【0038】
上述のように、複写された用紙をステープルで綴じるときは、複写機にステープラを装備させておき、複写機側でコピーと同時に用紙の綴じ部にもトナーを付着させ、その直後に綴じ作業をすることになるので、非常に効率がよい。
【0039】
なお、トナーの付着装置は、複写機側で綴りのための画像を形成することにより簡単に実現することができるが、複写機側にスタンパーを配置し、スタンプによって貫通抵抗低減剤を付着させる構成であってもよい。
【0040】
また、上述の例は、画像形成装置として複写機を取り上げたが、レーザービームプリンタ等でもよい。
【0041】
また、貫通抵抗低減剤としては、コピー用のトナーの例を上げたが、本発明はこれに限定されるものではない。インクジェットプリンター用インクであっても、熱転写型インク、熱昇華型インクであってもよく、あるいは水分、油分等を含むだけで画像に関係しないものであってもよい。
【0042】
さらに、貫通抵抗低減剤は、ステープラだけでなく、パンチにも応用することができる。この場合、複写機、プリンター等の画像形成装置で複写又は印刷した複数の用紙にパンチング処理する際、上記用紙の穴あけ部に予め貫通抵抗低減剤を付着させた後、上記穴あけ部にカッターを打ち込むようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ステープルの貫通荷重の実験結果を示す表図
【図2】 複写機を簡略に示した説明図
【図3】 (a)(b)(c)はステープルの綴りの態様を示す説明図
【図4】 本発明の1つの実施形態を示すフローチャート図
【図5】 本発明の他の実施形態を示すフローチャート図
【図6】 本発明の別の実施形態を示すフローチャート図
【符号の説明】
1 複写機
4 用紙
6 ステープラ
8 綴じ部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, when a plurality of sheets copied or printed by an electronic device such as a copying machine or a printer is bound by a stapler, the stapler itself is enlarged or a high-strength staple is used by reducing a staple driving load. The present invention relates to a sheet binding method using a stapler that can be bound without doing.
[0002]
[Prior art and its problems]
Recently, digital devices have begun to spread rapidly in office machines, and copiers are required to be colorized. Accordingly, color copiers are also required to have an electric stapler built-in. There is no problem as long as the electric stapler is compatible with the color paper copying machine with the same model as that installed in the copying machine for plain paper.
[0003]
However, plain paper and color paper differ in thickness, density, surface coat, and the like, and color paper has higher staple penetration resistance when bound with a stapler. For this reason, when binding the same number of sheets, it may not be possible to bind color paper with a stapler for plain paper. Therefore, the electric stapler installed in the color copying machine must be improved in design so that it can withstand the penetration resistance of the color paper. For example, the actual situation is to increase the power, to strengthen the needle leg guide so that the staple leg does not buckle, or to increase the strength and durability. Also, it is not enough to improve the design of the parts and mechanisms of the stapler itself. Furthermore, the physical properties of the color paper itself must be clarified. For this reason, colorization of copiers imposes various improvements and burdens not only on copier manufacturers but also on stapler manufacturers.
[0004]
As a response from the stapler manufacturer side, it was handled by improving the stapler mechanism. For example, increasing the stapler size, increasing the strength of the staple, increasing the spring force of the spring to be used, and adopting a mechanism that guides the staple legs so that they pass through the stapled paper without buckling. A measure is considered (for example, refer to Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-180710 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves the above-described problems and reduces the penetration resistance when driving staples when binding a plurality of sheets with staples, without increasing the size of the stapler itself or using high-strength staples. It is an object of the present invention to provide a paper binding method using a stapler that can realize good binding.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, a paper binding method using a stapler according to the present invention is a method in which staples of a plurality of papers are driven when a paper copied or printed by an image forming apparatus such as a copying machine or a printer is bound by a stapler. Then, after the toner as a penetration resistance reducing agent is previously attached to the binding portion set to a range larger than the binding range of the staple to be driven , except for the uppermost paper among the paper , the binding portion It is characterized in that staples are driven into.
[0008]
The toner as the penetration resistance reducing agent is preferably attached by an attaching device provided in the image forming apparatus.
[0009]
Further, the sheet binding method using the stapler according to the present invention is a method of copying or printing on a plurality of sheets by the image forming apparatus when the sheets copied or printed by the image forming apparatus such as a copying machine or a printer are bound by the stapler. of paper, a site where the staple is driven, the binding unit which is set to a larger range than binding range of staple itself, which are discharged, the uppermost sheet of the sheet the toner in advance through resistance reducing agent It is characterized in that it is removed and attached, and then staples are driven into the binding portion with a stapler provided in the image forming apparatus.
[0010]
Further, it is preferable that the toner as the penetration resistance reducing agent is attached by image formation on the paper.
[ 0011 ]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present invention, when a plurality of sheets are bound with a stapler, the penetration resistance at the time of stapling is reduced, so that a large number of sheets can be easily bound without increasing the capacity of the stapler or the staple itself. is there. In order to reduce the driving load of the staple in this way, a penetration resistance reducing agent that reduces the penetration resistance of the staple is used.
[0012]
The greater the number of sheets to be bound, the greater the resistance when the driven staple penetrates the paper, but the penetration resistance reducing agent reduces the resistance during penetration and reduces the driving load. Therefore, before the binding operation is performed, the penetration resistance is reduced by attaching a penetration resistance reducing agent in advance to a portion where the staple of the paper penetrates, that is, a binding portion.
[ 0013 ]
As such a penetration resistance reducing agent, for example, it is found in a part of copying toner of a copying machine. This can be known from the experimental data of the through load as shown in the table of FIG.
[ 0014 ]
Note that the above experiment was performed under environmental conditions of an air temperature of 10 ° C. and a humidity of 5%. The number of sheets to be spelled was 40 color sheets, and there were two types of sheets, color paper A (90 g / m 2 ) and color paper B (90 g / m 2 ). The former is displayed on the left side of FIG. 1, and the latter is displayed on the right side thereof. Each type is divided into the following four types a, b, c, and d.
a: Solid paper that has been opened b: A portion of the paper that has been printed on both sides by a color printer is used as a binding portion c: A dark portion of the image (a portion that seems to have a lot of toner on it) ) With the binding part d: The part with the light color of the image (the part where the amount of toner is considered to be less) is the binding part. The result is compared with the case where the toner is applied but the toner is not applied. As a result, the through load was reduced by about 45%.
[ 0015 ]
Thereby, the following fact can be known. For one thing, it is clear that the printed part has a much lower penetration resistance than an empty sheet of paper or a sheet of paper that passes through a color printer and is in a dry state. Next, the toner contains a reducing agent that reduces the penetration load of the staple and reduces the penetration resistance of the staple. Furthermore, there is a possibility that a penetration resistance reducing agent may exist in addition to the toner.
[ 0016 ]
From the above, it is apparent that at least the toner for color printers contains a staple penetration resistance reducing agent. In this case, when binding printed or copied paper with staples, the printer or copier is used. It is most efficient to equip the stapler, attach toner to the binding portion of the paper at the same time as printing or copying as in the case of a copying machine with a binding function, and perform the binding operation immediately after that. Of course, the same effect can be obtained in a monochrome printer or copier.
[ 0017 ]
Therefore, an embodiment in the case of binding sheets printed by a copying machine with staples will be described based on a copying machine shown in a simplified manner in FIG. 2 and a flowchart described later.
[ 0018 ]
The copying
[ 0019 ]
The
[ 0020 ]
3A, 3B, 3C, and 3D show the positions of the binding portions into which staples are driven. In many cases, the binding
[ 0021 ]
Next, FIG. 4 is a flowchart for explaining the embodiment of the present invention, and shows the operation of the CPU of the color copying machine. One embodiment of the present invention will be described based on this flowchart.
[ 0022 ]
In this example, a penetration resistance reducing agent is attached to the color copy paper during a staple job, and the penetration resistance reducing agent is a color toner for copying. Further, although the penetration resistance reducing agent may be attached to the first page at the top of the copied paper, it is assumed here that the penetration resistance reducing agent is not attached from the viewpoint of appearance. Further, the number of sheets to be printed is counted by a counter before printing.
[ 0023 ]
First, after the density, paper size, number of copies, etc. are selected on the display screen of the printing press in the pre-processing step, the start button is pressed.
[ 0024 ]
First, in step S1, it is determined whether or not the job to be processed is a staple job. If it is not a staple job, the process proceeds to step S2 to perform a copy process. Then, in the next step S3, it is determined whether or not it is the last page. If it is not the last page, the process returns to step S2 to repeat the copy process. If it is the last page, the process proceeds to step 11 where the paper is discharged and the process ends.
[ 0025 ]
On the other hand, if it is a staple job, the process proceeds to step S4, and the stapler is set at the binding position. Then, the process proceeds to step S5, and it is determined whether it is the first page. When it is the first page, the process proceeds to step S6, and the process proceeds to step S8 without attaching the penetration resistance reducing agent only by the copy process. If it is not the first page, the process proceeds to step S7 to perform a copy process and attach a penetration resistance reducing agent. In step S8, it is determined whether or not it is the last page. If it is not the last page, the process returns to step S7 to repeat the printing and the adhesion of the penetration resistance reducing agent. If it is the last page, the process proceeds to
[ 0026 ]
According to the above embodiment, since the penetration resistance due to the staple driving into the binding portion is reduced, the stapler installed in the color copying machine is the same stapler as the monochrome copying copier, despite the color copying. Good spelling work is possible. In this way, a staple-bound paper bundle having no adhesion trace of the penetration resistance reducing agent on the first page is obtained.
[ 0027 ]
The above embodiment can of course be applied to a monochrome copying copier. In this case, even with the same stapler, it is possible to penetrate a large number of sheets to be bound.
[ 0028 ]
Next, FIG. 5 shows an example in the case of a copying machine capable of both monochrome and color copying, and an example in which the penetration resistance reducing agent is not attached in the case of monochrome copying but only in the case of color copying. explain.
[ 0029 ]
In this example as well, a penetration resistance reducing agent is attached to the color copy paper during a staple job, and the penetration resistance reducing agent is a color toner for copying. In addition, the penetration resistance reducing agent is not attached to the first page. Further, the number of sheets to be printed is counted by a counter before printing.
[ 0030 ]
First, after making an appropriate selection in the preprocessing, the start button is pressed. In step S21, it is determined whether or not the job to be processed is a staple job. If it is not a staple job, a copy process in step S22 and a process for determining whether it is the last page in step S23 are performed. When the copy process is completed and the page is the last page, the process further proceeds to step S35, and the process is discharged and the process ends.
[ 0031 ]
If it is a staple job, the process advances to step S24 to set the stapler at the staple position. Next, in step S25, it is determined whether it is a color copy process.
[ 0032 ]
If it is not a color copy process, the process proceeds to step S26 to determine whether or not the penetration resistance reducing agent is to be adhered. When making it adhere, it progresses to below-mentioned step S29. If not attached, monochrome copy processing is performed in step S27, and it is determined in step S28 whether or not it is the last page. If it is not the last page, the process returns to step S27 to perform printing processing. If this is the last page, the process proceeds to step S33 to perform collation processing for aligning the copied sheets, and further proceeds to S34 and S35 to perform the staple processing with the stapler, and then ejects and ends.
[ 0033 ]
Next, in the case of color copy processing, the process proceeds to step S29 to determine whether or not it is the first page. If it is the first page, the process proceeds to step S30, and the process proceeds to step S32 without attaching the penetration resistance reducing agent only by the copy process. If it is not the first page, the process advances to step S31 to perform a copy printing process and attach a penetration resistance reducing agent. In step S32, it is determined whether or not the page is the last page. If the page is not the last page, the process returns to step S31 to repeat the printing and the adhesion of the penetration resistance reducing agent. If it is the last page, the process proceeds to step S33 to perform collation processing for aligning the copied sheets, and further proceeds to steps S34 and S35 to perform the binding process with the stapler, and then ejects and ends.
[ 0034 ]
According to the above embodiment, in the case of a color copy, the penetration resistance is reduced, so that it is possible to spell both a color copy and a monochrome copy with the same stapler.
[ 0035 ]
Next, the flowchart of FIG. 6 shows an example in which the penetration resistance reducing agent is attached only when the penetration resistance reducing agent needs to be adhered depending on the number of sheets. .
[ 0036 ]
That is, when performing the binding operation, first, in step S41, the number of sheets is read and counted up. In step S42, it is determined whether or not the number is a predetermined number. If the number is less than the predetermined number, the process proceeds to step S43 and only the copy process is performed. When the number is greater than or equal to the predetermined number, the process proceeds to steps S44 and S45 to perform the copy processing and penetration resistance reducing agent attachment routine as described above. Then, the process proceeds to steps S46, S47, and S48, collating processing for aligning printed sheets is performed, and after the binding processing is performed by the stapler, the paper is ejected and the processing is ended. In this example, the penetration resistance reducing agent is also attached to the first page.
[ 0037 ]
According to the above-described embodiment, when the penetration resistance increases beyond the predetermined number, a good penetration can be realized without applying an excessive burden to the stapler by attaching the penetration resistance reducing agent.
[ 0038 ]
As described above, when stapling the copied paper with staples, the copying machine is equipped with a stapler, and at the same time as copying, toner is attached to the binding portion of the paper, and the binding operation is performed immediately thereafter. It will be very efficient.
[ 0039 ]
The toner attachment device can be easily realized by forming an image for binding on the copying machine side. However, the stamper is arranged on the copying machine side and the penetration resistance reducing agent is attached by a stamp. It may be.
[ 0040 ]
In the above example, a copying machine is taken as an image forming apparatus, but a laser beam printer or the like may be used.
[ 0041 ]
In addition, as the penetration resistance reducing agent, an example of toner for copying is given, but the present invention is not limited to this. The ink may be an ink for an ink jet printer, may be a thermal transfer type ink, a thermal sublimation type ink, or may contain only moisture, oil, etc. and is not related to an image.
[ 0042 ]
Furthermore, the penetration resistance reducing agent can be applied not only to a stapler but also to a punch. In this case, when punching a plurality of sheets copied or printed by an image forming apparatus such as a copying machine or a printer, a penetrating resistance reducing agent is attached in advance to the punched portion of the paper, and then a cutter is driven into the punched portion. You can do that.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a table showing experimental results of the through load of staples. FIG. 2 is an explanatory diagram showing a copying machine in a simplified manner. FIGS. 3A, 3B, and 3C are explanatory views showing how staples are bound. FIG. 4 is a flowchart showing one embodiment of the present invention. FIG. 5 is a flowchart showing another embodiment of the present invention. FIG. 6 is a flowchart showing another embodiment of the present invention. ]
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