JP4534392B2

JP4534392B2 - rice cooker

Info

Publication number: JP4534392B2
Application number: JP2001189244A
Authority: JP
Inventors: 正人佐野; 政博小山
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-06-22
Filing date: 2001-06-22
Publication date: 2010-09-01
Anticipated expiration: 2021-06-22
Also published as: JP2003000428A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯器本体内に着脱自在に収納した鍋を加熱して炊飯する炊飯器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は図４に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【０００３】
図４に示すように、炊飯器本体５１は内部に鍋収納部５２を有し、この鍋収納部５２に鍋５３を着脱自在に収納している。外蓋５４は鍋５３の上方部を覆うもので、この外蓋５４の下部に樹脂製である外蓋カバー５５を爪嵌合などで取り付けている。また、外蓋カバー５５の下部には、鍋５３の上方部を加熱する鍋蓋５６を配置し、外蓋カバー５５には、鍋蓋５６を電磁誘導加熱する蓋加熱コイル５７を配設している。
【０００４】
また、鍋蓋５６には、鍋５３のフランジ部５８と鍋蓋５６をシールする鍋パッキン５９を配設している。また、外蓋５４と炊飯器本体５１とをヒンジ軸６０で軸支し、外蓋５４を開閉自在に構成している。このような構成にしているため、外蓋５４と炊飯器本体５１の合わせ部６１には隙間が発生し、鍋蓋５６に配設している鍋パッキン５９と鍋のフランジ部５８は、外気に触れる構成となっていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
近年の社会の動向として、エネルギー問題、環境問題に対する関心が大きくなり、炊飯器に対しても、省エネルギーが強く求められるようになってきている。しかしながら、従来の炊飯器の構成では、鍋蓋５７に配設している鍋パッキン５９と鍋５３のフランジ部５８が、直接外気と触れているため、炊飯時においては、鍋５３のフランジ部５８の熱気が、外蓋５４と炊飯器本体５１の合わせ部６１にある隙間から外部へ放出されるので、炊飯中に外蓋５４と炊飯器本体５１の合わせ部６１に触れると、熱気により熱いという問題があった。
【０００６】
また、保温時においては、鍋蓋５６に配設している鍋パッキン５９と鍋５３のフランジ部５８が、直接外気とふれているため、どうしても外気により冷やされてしまうために、鍋パッキン５９と鍋５３のフランジ部５８につゆが付着する。この鍋パッキン５９に付着したつゆは、蓋を開けたときに、炊飯器本体５１に滴下して不衛生であり、また、鍋５３のフランジ部５８に付着したつゆは、保温中にご飯まで滴下して、ご飯のふやけや白化といった現象を生じ、保温したご飯の味を落していた。
【０００７】
このようなつゆをなくすために、従来は、鍋５３と鍋蓋５６に、つゆをなくすことを目的とした加熱を行うと、必要以上に加熱をすることになり、逆に、ご飯の表面の黄変や乾燥がひどくなり、ぱさつくご飯になっていた。
【０００８】
また、鍋５３や鍋蓋５６に余分な加熱を行こなうと、保温時における消費電力が高くなるという問題につながっている。
【０００９】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、蓋体の内部に空気の移動がない空間を生み出し、炊飯時に鍋のフランジ部の熱気が外部へ放出されるのをなくし、保温時には、保温における消費電力を低減するとともに、ご飯が黄変したり、乾燥したりすることがなく、また、鍋内のご飯がふやけたりすることがなく、保温性能を向上することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、炊飯器本体内に着脱自在に収納した鍋を加熱手段により加熱し、炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に軸支した蓋体により覆い、この蓋体の下面にパッキン付きの第１のシール蓋を着脱自在に装着し鍋の上面開口部を覆い、この第１のシール蓋と区分して第１のシール蓋の外方にパッキン付きの第２のシール蓋を設け、第２のシール蓋は、蓋体と炊飯器本体との合わせ部の内側で、炊飯器本体と外気とを遮断するよう構成したものである。
【００１１】
これにより、蓋体の内部に空気の移動がない空間を生み出すことができ、炊飯時に鍋のフランジ部の熱気が外部へ放出されるのをなくし、保温時には、保温における消費電力を低減できるとともに、ご飯が黄変したり、乾燥したりすることがなく、また、鍋内のご飯がふやけたりすることがなく、保温性能を向上することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項１に記載の発明は、炊飯器本体と、この炊飯器本体内に着脱自在に収納した鍋と、この鍋を加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の上面開口部を覆う開閉自在に軸支した蓋体と、この蓋体の下面に着脱自在に装着し前記鍋の上面開口部を覆うパッキン付きの第１のシール蓋と、この第１のシール蓋と区分し第１のシール蓋の外方に設けたパッキン付きの第２のシール蓋とを備え、前記第２のシール蓋は、前記蓋体と炊飯器本体との合わせ部の内側で、炊飯器本体と外気とを遮断するよう構成したものであり、蓋体の内部に、空気の移動がない空間を生み出すことができる。そこで、炊飯および保温中に加熱された鍋の熱量が空気の移動がない空間に溜り、それ以上の外方に熱量がもれることがないため、炊飯時においては、鍋のフランジ部の熱気が蓋体と炊飯器本体の合わせ部にある隙間から外部へ放出されることがなくなるので、炊飯中に蓋体と炊飯器本体の合わせ部に触れても、熱気を感じることがなくなる。また、保温時においては、第１のシール蓋と鍋のフランジ部が冷やされることがないため、ご飯が必要としている熱量以上の加熱をする必要がなく、保温における消費電力を低減することができる。また、保温時において、ご飯に必要以上の熱量を与えないため、ご飯が黄変したり、乾燥したりすることがなく、保温性能を向上することができる。また、蓋体の内部に空気の移動がない空間を設けることにより、第１のシール蓋に具備したパッキンに炊飯および保温中に発生する水蒸気が付着することが少なくなるため、鍋内のご飯がふやけたりすることがなくなり、保温性能を向上することができる。
【００１３】
請求項２に記載の発明は、上記請求項１に記載の発明において、第１のシール蓋と第２のシール蓋の炊飯器本体への装着を互いに関連づけ、２個のシール蓋が装着されたときのみ、蓋体の閉成を可能としたものであり、消費者が第１のシール蓋と第２のシール蓋を蓋体に確実に装着して蓋体を閉成し、炊飯、保温することができるため、炊飯時、保温時に発生する蒸気が外方に漏れるこがなくなるので、炊飯中に蓋体と炊飯器本体の合わせ部に触れても、熱気を感じることがなく、保温性能を向上することができる。
【００１４】
請求項３に記載の発明は、上記請求項１または２に記載の発明において、第２のシール蓋は、炊飯器本体の上面開口部を覆う蓋体を閉成する係合部を有するものであり、消費者が第１のシール蓋を装着した上で第２のシール蓋の係合部により蓋体を閉成することができ、炊飯時、保温時に発生する蒸気が外方に漏れることがなくなるので、炊飯中に蓋体と炊飯器本体の合わせ部に触れても、熱気を感じることがなく、保温性能を向上することができる。
【００１５】
請求項４に記載の発明は、上記請求項３に記載の発明において、係合部は、第２のシール蓋のパッキンより蓋体と炊飯器本体との合わせ部側に配設したものであり、第１のシール蓋のパッキンがへたり、炊飯時、保温時に発生する鍋内の蒸気が漏れたときでも、係合部に配設された炊飯器本体の穴から炊飯器本体に蒸気が侵入することがないため、炊飯器本体内部に蒸気が侵入するには、２個のパッキンがへたらないとあり得ないことで、２重の安全性を確保することができる。
【００１６】
請求項５に記載の発明は、上記請求項１〜４に記載の発明において、蓋体を閉成したとき、第１のシール蓋のパッキンは、第２のシール蓋のパッキンよりも変形量を大きく設定したものであり、炊飯時、保温時に発生する鍋内の蒸気が漏れることをなくすことができるとともに、第２のシール蓋のパッキンの変形量を少なくすることにより、蓋体を閉成する際のロックする力を少なくすることができ、蓋体を閉成しやくすくすることができる。
【００１７】
請求項６に記載の発明は、上記請求項１〜５に記載の発明において、蓋体を閉成したときの第２のシール蓋の反発力を第１のシール蓋よりも小さく設定したものであり、蓋体を閉成する際のロックする力を少なくすることができ、蓋体を閉成しやくすくすることができる。
【００１８】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【００１９】
（実施例１）
図１に示すように、鍋１１は、炊飯器本体１２の内部に形成した鍋収納部１３に着脱自在に収納し、鍋収納部１３に鍋１１を電磁誘導加熱する加熱コイル（加熱手段）２７を配設し、炊飯器本体１２の内部に加熱コイル２７に高周波電力を供給する加熱基板ユニット２０を配設している。
【００２０】
鍋１１と鍋収納部１３の接触する鍋フランジ部１４に、上枠キャップ１５を配設している。蓋体１６は鍋１１の上方部を覆うもので、内方には蓋体１６をカバーする外蓋カバー１７を配設し、外蓋カバー１７の鍋側に、鍋１１の上方部を加熱する第１のシール蓋１８を設置しており、取りつけ・取り外し自由自在の構成としている。
【００２１】
また、外蓋カバー１７の上方に、第１のシール蓋１８を電磁誘導加熱する部材として、蓋加熱コイル１９を配設し、加熱基板ユニット２０より高周波電力を供給するよう構成している。
【００２２】
ここで、炊飯において蓋を加熱するプロセスについて説明する。炊飯工程の中に、炊飯の最後の工程であるむらし工程があり、このむらし工程において、加熱基板ユニット２０より蓋加熱コイル１９に高周波電力を供給することで、第１のシール蓋１８を電磁誘導加熱し、第１のシール蓋１８の温度を約１００℃に制御し、鍋１１の内部のご飯の上部を加熱することにより、おいしいふっくらしたご飯を炊くことができる。
【００２３】
つぎに、保温において蓋を加熱するプロセスについて説明する。保温工程のおいては、第１のシール蓋１８を約７５℃の温度に制御して、鍋１１内のご飯を保温している。この保温中において、鍋１１と第１のシール蓋１８をシールする鍋パッキン２１と鍋１１のフランジ部２２に、ご飯から発生している鍋１１の内部の蒸気が多大なつゆとして付着している。
【００２４】
このため、つゆにより鍋１１の内部にて保温しているご飯の側面部をつゆにより、ふやけさせてしまうので、従来の炊飯器では、つゆをなくすために、第１のシール蓋１８を電磁誘導加熱を行って、ご飯のふやけや白化を防止していたが、本来の保温に必要とされる加熱より余分に加熱してしまっているために、ご飯が黄変や乾燥し、保温性能を悪化させるといった問題があった。
【００２５】
本発明はこのような課題を解決するために、外蓋カバー１７の外周部に、パッキン２８を有する第２のシール蓋２３を配設し、この第２のシール蓋２３により炊飯器本体１２と蓋体１６との合わせ部２５の内側で、炊飯器本体１２と外気とを遮断するよう構成している。ここで、第１のシール蓋１８が、外蓋カバー１７に装着されていなければ、第２のシール蓋２３が外蓋カバー１７に装着できないような構成にする。
【００２６】
ここで、第２のシール蓋２３に蓋体１６を閉めるための係合部２６を配設することで、蓋体１６を開閉するためには、第１のシール蓋１８と第２のシール蓋２３が必要となり、消費者が確実に、蓋体１６に第１のシール蓋と第２のシール蓋とを装着することができる。ここで、蓋体１６に装着する第１のシール蓋１８と第２のシール蓋２３の装着する順番はどちらでも成り立つといえる。
【００２７】
このような構成をとることで、空気の流れを完全に遮断してしまう保温空間２４を形成することができる。この保温空間２４を形成することで、炊飯時においては、鍋１１から発生した熱量を保温空間２４の内部に溜めることができるため、炊飯器本体１２と蓋体１６の間の合わせ部２５から熱気を外方に放出することがなくなるために、炊飯中において、炊飯器本体１２と蓋体１６の間の合わせ部２５に人が触れたとしても、熱気を感じることがなくなる。
【００２８】
また、保温空間２４を設けることで、炊飯中における鍋１１の温度を冷やすことがなくなるため、炊飯時の消費電力を低減することができる。
【００２９】
また、保温時においては、保温空間２４を設けることで、保温中の鍋１３のフランジ部１４および鍋蓋１８に配設した鍋パッキン２１が、冷やされにくくなるため、鍋１１の内部の水蒸気はつゆとして付着しにくくなる。そのため、保温性能の一つであるつゆの発生やご飯の白化の発生がなくなる。また、つゆの発生がなくなることで、つゆをなくする加熱工程が削減できるため、保温時にける消費電力を低減させることができるとともに、ご飯に対して、余分な加熱をする必要がないため、ご飯の黄変や乾燥をなくすことができため、保温性能を向上することができる。
【００３０】
ここで、第２のシール蓋２３が炊飯時および保温時にて、汚れが発生したとしても、手洗いすることができ、手入れ性も向上することができる。
【００３１】
（実施例２）
図２に示すように、第１のシール蓋１８ａは、蓋体１６ａをカバーしている外蓋カバー１７ａにまず装着し、つぎに第２のシール蓋２３ａを外蓋カバー１７ａに装着するよう構成している。
【００３２】
すなわち、外蓋カバー１７ａにピン付き部材３０を配設し、このピン付き部材３０は、コイルばね３１により前後方向に摺動するよう構成している。ここで、第１のシール蓋１８ａが装着されていないときは、ピン付き部材３０と鍋フランジ２２が干渉し、蓋体１６ａが閉まらない構成となっている。
【００３３】
つぎに、第１のシール蓋１８ａをピン付き部材３０の溝３２にセットして、外蓋カバー１７ａに装着することができる。この装着の際に、ピン付き部材３０は、鍋フランジ２２と干渉しない位置まで移動する構成にすることで、蓋体１６ａの開閉を行うことができる。
【００３４】
つぎに、第２のシール蓋２３ａは、第１のシール蓋１８ａの装着後に外蓋カバー１７ａに装着し、この第２のシール蓋２３ａに係合部３３を配設し、この係合部３３を炊飯器本体１２ａのフック部３４と係合し、蓋体１６を閉成できるよう構成している。他の構成は上記実施例１と同じである。
【００３５】
このような構成にすることで、消費者が確実に蓋体１６ａに、第１のシール蓋１８ａと第２のシール蓋２３ａとを装着することができ、この状態で係合部３３をフック部３４に係合して蓋体１６ａを閉成し、炊飯・保温することができるため、炊飯時・保温時に発生する蒸気が外方に漏れることがなくなるので、炊飯中に蓋体１６ａと炊飯器本体１２ちの合わせ部２５ａに触れても、熱気を感じることがなく、保温性能を向上することができる。
【００３６】
（実施例３）
図３に示すように、第２のシール蓋２３ｂは係合部３３ｂを有し、この係合部３３ｂと炊飯器本体１２ｂのフック部３４ｂとを、第２のシール蓋２３ｂのパッキン２８ｂより、蓋体１６ｂと炊飯器本体１２ｂとの合わせ部２５ｂ側に配設している。
【００３７】
また、鍋１１のフランジ２２と第１のシール蓋１８ｂとをシールするパッキン２１ｂのシールの変形量ｄ1は、第２のシール蓋２３ｂのパッキン２８ｂのシールの変形量ｄ2よりも大きく設定している。他の構成は上記実施例１または２と同じである。
【００３８】
このような構成にすることにより、炊飯時、保温時において、第１のシーレ蓋１８ｂのパッキン２１ｂがへたり、鍋１１の内部の蒸気が外方に漏れたとしても、第２のシール蓋２３ｂのパッキン２８ｂが配設されているために、炊飯器本体１２ｂのフック部３４ｂに配設している穴４３から、蒸気が炊飯器本体１２ｂの内部に侵入することがなくなり、安全性を確保することができ、炊飯器本体１２ｂの内部に蒸気が侵入するには、２個のパッキン２１ｂ、２８ｂがへたらないとあり得ないことで、２重の安全性を確保することができる。
【００３９】
また、蒸気のシールのレベルとしては、第１のシール蓋１８ｂのパッキン２１ｂの方が重要度が高く、第１のシール蓋１８ｂのパッキン２１ｂのシールの変形量ｄ1を第２のシール蓋２３ｂのパッキン２８ｂのシールの変形量ｄ2よりも大きく設定することで、炊飯時、保温時に発生する鍋１１の内部の蒸気の漏れを確実に防ぐことができる。また、蓋体１６ｂを閉めるとき、蓋体１６ｂをロックする力が少なくてすみ、消費者が蓋体１６ｂを閉めやすくなるという利点もある。
【００４０】
（実施例４）
図４に示すように、外蓋カバー１７ｃは、蓋体１６ｃをカバーしており、この外蓋カバー１７ｃに、第１のシール蓋１８ｃと第２のシール蓋２３ｃとを装着している。ここで、第２のシール蓋２３ｃに配設しているパッキン２８ｃの蓋体１６ｃを閉めたときの反発力は、第１のシール蓋１８ｃに配設しているパッキン２１ｃの反発力よりも小さく設定している。
【００４１】
このために、パッキン２８ｃは、パッキン２１ｃより肉厚を薄くした構成をとっている。また、パッキン２８ｃの反発力をパッキン２１ｃより少なく設定する方法として、ゴムの硬度を変化させたり、材質自体をまったく別の材料を選定し、パッキン２８ｃの方が、柔らかい材料を選定し、使用しても差し支えない。他の構成は上記実施例１〜３と同じである。
【００４２】
このような構成にすることにより、まず、蓋体１６ｃを閉めるときに、蓋体１６ｃをロックする力が少なくてすみ、消費者が蓋体１６ｃを閉めやすくなり、また、蒸気漏れなどを未然に防ぐことができ、安全性を向上することができる。
【００４３】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項１に記載の発明によれば、炊飯器本体と、この炊飯器本体内に着脱自在に収納した鍋と、この鍋を加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の上面開口部を覆う開閉自在に軸支した蓋体と、この蓋体の下面に着脱自在に装着し前記鍋の上面開口部を覆うパッキン付きの第１のシール蓋と、この第１のシール蓋と区分し第１のシール蓋の外方に設けたパッキン付きの第２のシール蓋とを備え、前記第２のシール蓋は、前記蓋体と炊飯器本体との合わせ部の内側で、炊飯器本体と外気とを遮断するよう構成したから、蓋体の内部に、空気の移動がない空間を生み出すことができ、炊飯および保温中に加熱された鍋の熱量が空気の移動がない空間に溜り、それ以上の外方に熱量がもれることがないため、炊飯時においては、鍋のフランジ部の熱気が蓋体と炊飯器本体の合わせ部にある隙間から外部へ放出されることがなくなるので、炊飯中に蓋体と炊飯器本体の合わせ部に触れても、熱気を感じることがなくなる。また、保温時においては、第１のシール蓋と鍋のフランジ部が冷やされることがないため、ご飯が必要としている熱量以上の加熱をする必要がなく、保温における消費電力を低減することができ、また、ご飯に必要以上の熱量を与えないため、ご飯が黄変したり、乾燥したりすることがなく、保温性能を向上することができる。また、蓋体の内部に空気の移動がない空間を設けることにより、第１のシール蓋に具備したパッキンに炊飯および保温中に発生する水蒸気が付着することが少なくなるため、鍋内のご飯がふやけたりすることがなくなり、保温性能を向上することができる。
【００４４】
また、請求項２に記載の発明によれば、第１のシール蓋と第２のシール蓋の炊飯器本体への装着を互いに関連づけ、２個のシール蓋が装着されたときのみ、蓋体の閉成を可能としたから、消費者が第１のシール蓋と第２のシール蓋を蓋体に確実に装着して蓋体を閉成し、炊飯、保温することができるため、炊飯時、保温時に発生する蒸気が外方に漏れることがなくなるので、炊飯中に蓋体と炊飯器本体の合わせ部に触れても、熱気を感じることがなく、保温性能を向上することができる。
【００４５】
また、請求項３に記載の発明によれば、第２のシール蓋は、炊飯器本体の上面開口部を覆う蓋体を閉成する係合部を有するから、消費者が第１のシール蓋を装着した上で第２のシール蓋の係合部により蓋体を閉成することができ、炊飯時、保温時に発生する蒸気が外方に漏れることがなくなるので、炊飯中に蓋体と炊飯器本体の合わせ部に触れても、熱気を感じることがなく、保温性能を向上することができる。
【００４６】
また、請求項４に記載の発明によれば、係合部は、第２のシール蓋のパッキンより蓋体と炊飯器本体との合わせ部側に配設したから、第１のシール蓋のパッキンがへたり、炊飯時、保温時に発生する鍋内の蒸気が漏れたときでも、係合部に配設された炊飯器本体の穴から炊飯器本体に蒸気が侵入することがないため、炊飯器本体内部に蒸気が侵入するには、２個のパッキンがへたらないとあり得ないことで、２重の安全性を確保することができる。
【００４７】
また、請求項５に記載の発明によれば、蓋体を閉成したとき、第１のシール蓋のパッキンは、第２のシール蓋のパッキンよりも変形量を大きく設定したから、炊飯時、保温時に発生する鍋内の蒸気が漏れることをなくすことができるとともに、第２のシール蓋のパッキンの変形量を少なくすることにより、蓋体を閉成する際のロックする力を少なくすることができ、蓋体を閉成しやくすくすることができる。
【００４８】
また、請求項６に記載の発明によれば、蓋体を閉成したときの第２のシール蓋の反発力を第１のシール蓋よりも小さく設定したから、蓋体を閉成する際のロックする力を少なくすることができ、蓋体を閉成しやくすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例の炊飯器の縦断面図
【図２】本発明の第２の実施例の炊飯器の要部縦断面図
【図３】（ａ）本発明の第３の実施例の炊飯器の要部横断面図
（ｂ）同炊飯器の要部縦断面図
【図４】従来の炊飯器の縦断面図
【符号の説明】
１１鍋
１２炊飯器本体
１６蓋体
１８第１のシール蓋
２１パッキン
２３第２のシール蓋
２５合わせ部
２７加熱コイル（加熱手段）
２８パッキン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice cooker that cooks rice by heating a pot that is detachably stored in a rice cooker body.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of rice cooker has been configured as shown in FIG. Hereinafter, the configuration will be described.
[0003]
As shown in FIG. 4, the rice cooker body 51 has a pot storage portion 52 inside, and a pot 53 is detachably stored in the pot storage portion 52. The outer lid 54 covers the upper portion of the pan 53, and an outer lid cover 55 made of resin is attached to the lower portion of the outer lid 54 by claw fitting or the like. In addition, a pan lid 56 for heating the upper portion of the pan 53 is disposed below the outer lid cover 55, and a lid heating coil 57 for electromagnetically heating the pan lid 56 is disposed on the outer lid cover 55. Yes.
[0004]
The pot lid 56 is provided with a pot packing 59 for sealing the flange portion 58 of the pot 53 and the pot lid 56. Further, the outer lid 54 and the rice cooker body 51 are pivotally supported by a hinge shaft 60, and the outer lid 54 is configured to be freely opened and closed. Because of such a configuration, a gap is generated in the mating portion 61 of the outer lid 54 and the rice cooker body 51, and the pot packing 59 and the pot flange portion 58 disposed on the pan lid 56 are exposed to the outside air. It was a touching configuration.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As social trends in recent years, interest in energy issues and environmental issues has increased, and energy saving is strongly demanded for rice cookers. However, in the structure of the conventional rice cooker, since the pot packing 59 and the flange portion 58 of the pan 53 arranged on the pan lid 57 are in direct contact with the outside air, the flange portion 58 of the pan 53 is used during rice cooking. Is released to the outside through a gap in the mating portion 61 of the outer lid 54 and the rice cooker main body 51, and when the outer lid 54 and the mating portion 61 of the rice cooker main body 51 are touched during cooking, the hot air is said to be hot There was a problem.
[0006]
Moreover, since the pot packing 59 and the flange portion 58 of the pot 53 that are disposed on the pot lid 56 are in direct contact with the outside air during the heat insulation, the pot packing 59 and the pot packing 59 Soup adheres to the flange 58 of the pan 53. When the lid is opened, the soup that adheres to the pot packing 59 is dropped on the rice cooker body 51 and is unsanitary. Also, the soup that adheres to the flange 58 of the pan 53 drops to the rice during the heat insulation. As a result, phenomena such as rice burntness and whitening occurred, and the taste of the heated rice was lost.
[0007]
In order to eliminate such soup, conventionally, if the pan 53 and the pan lid 56 are heated for the purpose of eliminating the soup, the pan will be heated more than necessary. Yellowing and dryness became severe, and it became rice that was crispy.
[0008]
In addition, excessive heating of the pan 53 and the pan lid 56 leads to a problem that power consumption during heat retention increases.
[0009]
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, creates a space where there is no movement of air inside the lid, eliminates the release of hot air from the flange portion of the pan during rice cooking, The purpose is to improve the heat insulation performance while reducing power consumption, preventing the rice from yellowing or drying, and preventing the rice in the pan from swelling.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention heats a pan detachably housed in a rice cooker body with heating means, and covers the upper surface opening of the rice cooker body with a lid that is pivotally supported to be opened and closed. A first seal lid with packing is detachably attached to the lower surface of the body, covers the top opening of the pan, and is separated from the first seal lid, and a second seal with packing is provided outside the first seal lid. The second seal lid is configured to shut off the rice cooker body and the outside air inside the mating portion of the lid body and the rice cooker body.
[0011]
As a result, it is possible to create a space where there is no movement of air inside the lid, eliminate the release of hot air from the flange portion of the pan during rice cooking, and reduce the power consumption during heat insulation during heat insulation, The rice does not turn yellow or dry, and the rice in the pan does not swell, improving the heat retaining performance.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention according to claim 1 of the present invention covers the rice cooker body, the pan detachably accommodated in the rice cooker body, the heating means for heating the pan, and the upper surface opening of the rice cooker body. A lid body that is pivotally supported to be openable and closable, a first seal lid with packing that is detachably attached to the lower surface of the lid body and covers the upper surface opening of the pan, and a first seal lid that is separated from the first seal lid. A second sealing lid with packing provided on the outside of the sealing lid, wherein the second sealing lid is inside the mating portion of the lid and the rice cooker body, and the rice cooker body and the outside air It is constructed so as to block the air, and a space without air movement can be created inside the lid. Therefore, since the amount of heat of the pot heated during cooking and heat insulation accumulates in a space where there is no movement of air, and the amount of heat does not leak further outside, during cooking, the heat from the flange part of the pot Since it will not be released to the outside through the gap between the lid and the rice cooker body, it will not feel hot even if the lid and rice cooker body are touched during cooking. Moreover, since the first seal lid and the flange portion of the pan are not cooled at the time of heat retention, it is not necessary to heat more than the amount of heat required for rice, and power consumption for heat retention can be reduced. . In addition, since heat is not given to the rice more than necessary during heat retention, the heat retention performance can be improved without yellowing or drying of the rice. In addition, by providing a space without air movement inside the lid body, water vapor generated during cooking and heat retention is less likely to adhere to the packing provided in the first seal lid, so that the rice in the pan There is no need to sneak up and heat retention performance can be improved.
[0013]
The invention according to claim 2 relates to the attachment of the first seal lid and the second seal lid to the rice cooker body in the invention according to claim 1, and two seal lids are attached. Only when the lid can be closed, the consumer securely attaches the first seal lid and the second seal lid to the lid, closes the lid, cooks rice, and keeps the heat. Therefore, the steam generated during cooking and heat insulation will not leak outward, so even if you touch the mating part of the lid and the rice cooker during cooking, you will not feel hot air and have heat insulation performance. Can be improved.
[0014]
The invention according to claim 3 is the invention according to claim 1 or 2, wherein the second seal lid has an engaging portion for closing a lid that covers the upper surface opening of the rice cooker body. Yes, the consumer can attach the first seal lid and then close the lid by the engaging portion of the second seal lid, and steam generated during cooking and heat retention may leak outward. Since it disappears, even if it touches the joining part of a cover body and a rice cooker main body during rice cooking, it does not feel hot air and can improve heat retention performance.
[0015]
The invention according to claim 4 is the invention according to claim 3, wherein the engaging portion is disposed closer to the mating portion side of the lid body and the rice cooker body than the packing of the second seal lid. Even when the seal of the first seal lid is sunk, or when steam in the pan generated during cooking or heat retention leaks, the steam enters the rice cooker body from the hole in the rice cooker body disposed in the engaging part. Therefore, in order for the steam to enter the inside of the rice cooker main body, it is impossible for the two packings to sag, so that double safety can be ensured.
[0016]
According to a fifth aspect of the present invention, in the first to fourth aspects of the invention, when the lid is closed, the packing of the first seal lid is deformed more than the packing of the second seal lid. It is set large, and it can prevent the steam in the pan generated during cooking and warming from leaking, and close the lid by reducing the deformation amount of the packing of the second seal lid. The locking force at the time can be reduced, and the lid can be easily closed.
[0017]
The invention according to claim 6 is the invention according to any one of claims 1 to 5, wherein the repulsive force of the second seal lid when the lid is closed is set smaller than that of the first seal lid. Yes, the locking force when closing the lid can be reduced, and the lid can be easily closed.
[0018]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0019]
Example 1
As shown in FIG. 1, the pan 11 is detachably stored in a pan storage portion 13 formed inside the rice cooker body 12, and a heating coil (heating means) 27 that electromagnetically heats the pan 11 in the pan storage portion 13. The heating substrate unit 20 for supplying high-frequency power to the heating coil 27 is provided inside the rice cooker body 12.
[0020]
An upper frame cap 15 is disposed on a pan flange portion 14 where the pan 11 and the pan storage portion 13 are in contact with each other. The lid body 16 covers the upper part of the pan 11, and an outer lid cover 17 that covers the lid body 16 is disposed on the inner side, and the upper part of the pan 11 is heated on the pan side of the outer lid cover 17. A first seal lid 18 is provided, and is configured to be freely attached and detached.
[0021]
In addition, a lid heating coil 19 is provided as a member for electromagnetic induction heating of the first seal lid 18 above the outer lid cover 17, and high frequency power is supplied from the heating substrate unit 20.
[0022]
Here, the process of heating the lid in cooking rice will be described. In the rice cooking process, there is an uneven process which is the last process of cooking rice. In this uneven process, the first sealing lid 18 is attached by supplying high frequency power from the heating substrate unit 20 to the lid heating coil 19. By heating by electromagnetic induction, controlling the temperature of the first seal lid 18 to about 100 ° C., and heating the upper part of the rice inside the pan 11, delicious plump rice can be cooked.
[0023]
Next, a process for heating the lid during heat insulation will be described. In the heat retaining step, the first sealing lid 18 is controlled to a temperature of about 75 ° C. to keep the rice in the pan 11 warm. During this heat retention, the steam inside the pan 11 generated from the rice is attached to the pot packing 21 sealing the pan 11 and the first seal lid 18 and the flange portion 22 of the pan 11 as a large soup. .
[0024]
For this reason, since the side part of the rice kept warm in the pot 11 by the soup is burnt by the soup, in the conventional rice cooker, the first seal lid 18 is electromagnetically induced to eliminate soup. Heating was used to prevent the rice from spreading and whitening, but because it was heated more than necessary for the original heat retention, the rice was yellowed and dried, and the heat retention performance deteriorated. There was a problem of letting.
[0025]
In order to solve such a problem, the present invention arranges a second seal lid 23 having a packing 28 on the outer periphery of the outer lid cover 17, and the second seal lid 23 allows the rice cooker body 12 and the The rice cooker body 12 and the outside air are shut off inside the mating portion 25 with the lid body 16. Here, if the first seal lid 18 is not attached to the outer lid cover 17, the second seal lid 23 cannot be attached to the outer lid cover 17.
[0026]
Here, in order to open and close the lid body 16 by disposing the engaging portion 26 for closing the lid body 16 on the second seal lid 23, the first seal lid 18 and the second seal lid 23 is required, and the consumer can reliably attach the first seal lid and the second seal lid to the lid body 16. Here, it can be said that the order in which the first seal lid 18 and the second seal lid 23 are attached to the lid body 16 is established.
[0027]
By taking such a configuration, it is possible to form the heat insulation space 24 that completely blocks the air flow. By forming the heat retaining space 24, the amount of heat generated from the pan 11 can be stored inside the heat retaining space 24 during rice cooking, so hot air is generated from the mating portion 25 between the rice cooker body 12 and the lid body 16. Is not released to the outside, so that even if a person touches the mating portion 25 between the rice cooker body 12 and the lid body 16 during rice cooking, the user will not feel hot air.
[0028]
Moreover, since the temperature of the pan 11 during rice cooking is not cooled by providing the heat insulation space 24, the power consumption during rice cooking can be reduced.
[0029]
In addition, at the time of heat insulation, by providing the heat insulation space 24, it becomes difficult for the pot packing 21 arranged on the flange portion 14 and the pot lid 18 of the heat-preserving pan 13 to be cooled. It becomes difficult to adhere as soup. Therefore, the occurrence of soy sauce and whitening of rice, which are one of the heat retaining performances, are eliminated. In addition, since the heating process to eliminate soup can be reduced by eliminating the occurrence of soup, it is possible to reduce the power consumption during the heat insulation, and it is not necessary to heat the rice extra, so rice The yellowing and drying of the water can be eliminated, so that the heat retaining performance can be improved.
[0030]
Here, even if the second seal lid 23 is cooked and kept warm, and dirt is generated, it can be hand-washed and the careability can be improved.
[0031]
(Example 2)
As shown in FIG. 2, the first seal lid 18a is first attached to the outer lid cover 17a covering the lid body 16a, and then the second seal lid 23a is attached to the outer lid cover 17a. is doing.
[0032]
That is, the pinned member 30 is disposed on the outer lid cover 17 a, and the pinned member 30 is configured to slide in the front-rear direction by the coil spring 31. Here, when the 1st seal | sticker lid | cover 18a is not mounted | worn, the member 30 with a pin and the pan flange 22 interfere, and it has the structure which the cover body 16a does not close.
[0033]
Next, the first seal lid 18a can be set in the groove 32 of the pinned member 30 and attached to the outer lid cover 17a. At the time of this mounting, the pinned member 30 can open and close the lid 16a by moving to a position where it does not interfere with the pan flange 22.
[0034]
Next, the second seal lid 23a is attached to the outer lid cover 17a after the first seal lid 18a is attached, and the engaging portion 33 is disposed on the second seal lid 23a. Is engaged with the hook portion 34 of the rice cooker body 12a so that the lid 16 can be closed. Other configurations are the same as those of the first embodiment.
[0035]
With such a configuration, the consumer can surely attach the first seal lid 18a and the second seal lid 23a to the lid body 16a, and in this state, the engaging portion 33 is connected to the hook portion. 34, the lid body 16a can be closed and cooked and kept warm, so that steam generated during cooking and keeping warm will not leak outward, so the lid body 16a and the rice cooker during cooking Even if it touches the mating portion 25a of the main body 12, the heat retention performance can be improved without feeling hot air.
[0036]
(Example 3)
As shown in FIG. 3, the second seal lid 23b has an engagement portion 33b, and the engagement portion 33b and the hook portion 34b of the rice cooker body 12b are connected to the packing 28b of the second seal lid 23b. It arrange | positions at the matching part 25b side of the cover body 16b and the rice cooker main body 12b.
[0037]
The deformation d1 of the seal of the packing 21b that seals the flange 22 of the pan 11 and the first seal lid 18b is set larger than the deformation d2 of the seal of the packing 28b of the second seal lid 23b. . Other configurations are the same as those in the first or second embodiment.
[0038]
By adopting such a configuration, even when cooking or keeping warm, even if the packing 21b of the first seal lid 18b sags or the steam inside the pan 11 leaks outward, the second seal lid 23b Since the packing 28b is provided, steam does not enter the inside of the rice cooker body 12b from the hole 43 provided in the hook portion 34b of the rice cooker body 12b, thereby ensuring safety. In order for the steam to enter the inside of the rice cooker body 12b, double safety can be ensured because the two packings 21b and 28b cannot be swept.
[0039]
Further, as the level of the steam seal, the packing 21b of the first seal lid 18b is more important, and the deformation d1 of the seal of the packing 21b of the first seal lid 18b is set to the level of the second seal lid 23b. By setting it to be larger than the deformation d2 of the seal of the packing 28b, it is possible to reliably prevent the leakage of steam inside the pan 11 that occurs during rice cooking and heat retention. Further, when the lid 16b is closed, the force for locking the lid 16b can be reduced, and there is an advantage that the consumer can easily close the lid 16b.
[0040]
Example 4
As shown in FIG. 4, the outer lid cover 17c covers the lid body 16c, and a first seal lid 18c and a second seal lid 23c are attached to the outer lid cover 17c. Here, the repulsive force when the cover 16c of the packing 28c disposed on the second seal lid 23c is closed is smaller than the repulsive force of the packing 21c disposed on the first seal lid 18c. It is set.
[0041]
For this reason, the packing 28c has a configuration in which the wall thickness is thinner than that of the packing 21c. Further, as a method of setting the repulsive force of the packing 28c to be smaller than that of the packing 21c, the hardness of the rubber is changed, or a completely different material is selected, and a softer material is selected for the packing 28c. There is no problem. Other configurations are the same as those in the first to third embodiments.
[0042]
With this configuration, first, when closing the lid body 16c, the force for locking the lid body 16c can be reduced, and it becomes easier for the consumer to close the lid body 16c. Can be prevented and safety can be improved.
[0043]
【The invention's effect】
As mentioned above, according to invention of Claim 1 of this invention, the rice cooker main body, the pan accommodated in this rice cooker main body detachably, the heating means which heats this pan, and the said rice cooker main body A lid that is pivotally supported to cover the upper opening of the lid, a first seal lid with packing that is detachably attached to the lower surface of the lid and covers the upper opening of the pan, and the first seal A second seal lid with packing provided on the outside of the first seal lid and separated from the lid, the second seal lid is inside the mating portion of the lid and the rice cooker body, Since the rice cooker body and outside air are configured to be cut off, a space without air movement can be created inside the lid, and the amount of heat in the pan heated during rice cooking and heat insulation does not move air. So that the amount of heat does not leak outside, so when cooking rice, The hot air of the flange part of the rice bowl will not be released to the outside through the gap between the lid and the rice cooker body, so you can feel the hot air even if you touch the lid and the rice cooker body during cooking. Disappears. Moreover, since the first seal lid and the flange portion of the pan are not cooled at the time of heat insulation, it is not necessary to heat more than the amount of heat required for rice, and power consumption for heat insulation can be reduced. Moreover, since heat more than necessary is not given to rice, the heat retention performance can be improved without yellowing or drying the rice. In addition, by providing a space without air movement inside the lid body, water vapor generated during cooking and heat retention is less likely to adhere to the packing provided in the first seal lid, so that the rice in the pan There is no need to sneak up and heat retention performance can be improved.
[0044]
Further, according to the invention described in claim 2, the attachment of the first seal lid and the second seal lid to the rice cooker body is associated with each other only when the two seal lids are attached. Since the closure is possible, the consumer can securely attach the first seal lid and the second seal lid to the lid body, close the lid body, cook rice, and keep warm. Since the steam generated at the time of heat insulation does not leak to the outside, even if the lid and the rice cooker body are touched during cooking, the heat insulation performance can be improved without feeling hot air.
[0045]
According to the invention described in claim 3, the second seal lid has the engaging portion that closes the lid that covers the upper surface opening of the rice cooker body, so that the consumer can use the first seal lid. The lid can be closed by the engaging part of the second seal lid and the steam generated at the time of cooking and warming will not leak outside, so the lid and rice cooked during cooking Even if you touch the mating part of the vessel body, you will not feel hot air and can improve the heat retention performance.
[0046]
According to the invention described in claim 4, since the engaging portion is disposed closer to the mating portion side of the lid body and the rice cooker body than the packing of the second seal lid, the packing of the first seal lid is provided. Even when steam in the pot that occurs during hot water, rice cooking, or warming leaks, steam does not enter the rice cooker body from the hole in the rice cooker body arranged in the engaging part. In order for the vapor to enter the inside of the main body, double safety cannot be ensured unless the two packings sag.
[0047]
Further, according to the invention of claim 5, when the lid is closed, the packing of the first seal lid is set to have a larger deformation amount than the packing of the second seal lid. It is possible to prevent the steam in the pan generated during the heat insulation from leaking, and to reduce the locking force when closing the lid by reducing the deformation amount of the packing of the second seal lid. The lid can be easily closed.
[0048]
According to the sixth aspect of the present invention, since the repulsive force of the second seal lid when the lid is closed is set smaller than that of the first seal lid, when the lid is closed The locking force can be reduced, and the lid can be easily closed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a rice cooker according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of an essential portion of a rice cooker according to a second embodiment of the present invention. Cross-sectional view of the main part of the rice cooker of the third embodiment (b) Vertical cross-sectional view of the main part of the rice cooker [FIG. 4] Vertical cross-sectional view of the conventional rice cooker [Explanation of symbols]
11 Pan 12 Rice Cooker Main Body 16 Lid 18 First Seal Lid 21 Packing 23 Second Seal Lid 25 Matching Portion 27 Heating Coil (Heating Means)
28 Packing

Claims

A rice cooker body, a pan that is detachably stored in the rice cooker body, a heating means that heats the pan, a lid that is pivotally supported to cover the upper surface opening of the rice cooker body, and the lid A first sealing lid with packing that is detachably attached to the lower surface of the body and covers the upper opening of the pan, and a packing with packing provided outside the first sealing lid that is separated from the first sealing lid. A rice cooker comprising a second sealing lid, wherein the second sealing lid is configured to shut off the rice cooker body and the outside air inside the mating portion of the lid body and the rice cooker body.

The rice cooker according to claim 1, wherein the first seal lid and the second seal lid are associated with each other in the rice cooker body, and the lid can be closed only when two seal lids are attached. .

3. The rice cooker according to claim 1, wherein the second seal lid has an engaging portion that closes a lid that covers the upper surface opening of the rice cooker body.

The rice cooker according to claim 3, wherein the engaging portion is disposed closer to the mating portion between the lid body and the rice cooker body than the packing of the second seal lid.

The rice cooker according to any one of claims 1 to 4, wherein when the lid is closed, the packing of the first seal lid is set to have a larger deformation amount than the packing of the second seal lid.

The rice cooker according to any one of claims 1 to 5, wherein a repulsive force of the second seal lid when the lid is closed is set to be smaller than that of the first seal lid.