JP4523737B2 - Damper device - Google Patents

Damper device Download PDF

Info

Publication number
JP4523737B2
JP4523737B2 JP2001130715A JP2001130715A JP4523737B2 JP 4523737 B2 JP4523737 B2 JP 4523737B2 JP 2001130715 A JP2001130715 A JP 2001130715A JP 2001130715 A JP2001130715 A JP 2001130715A JP 4523737 B2 JP4523737 B2 JP 4523737B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal tube
shaft
rotor
stator
rotor body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001130715A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2002327800A (en
Inventor
廣司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP2001130715A priority Critical patent/JP4523737B2/en
Priority to TW91103977A priority patent/TW505752B/en
Publication of JP2002327800A publication Critical patent/JP2002327800A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4523737B2 publication Critical patent/JP4523737B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロータ体と、このロータ体の回転軸を軸穴から外部に突き出させるようにした状態で当該ロータ体の一部を内部に納める容器状をなすステータ体と、このステータ体の内部に封入されて前記ロータ体の回転又は相対的な回転に制動を付与する粘性流体とを備え、かかるロータ体の回転軸に一方部材を組み付け、あるいは、組み合わせると共に、かかるステータ体に他方部材を組み付け、あるいは、組み合わせて、かかる他方部材の移動に伴って前記回転軸を中心として回転される当該ステータ体の当該回転に制動を付与して当該他方部材の移動に制動を付与するなどの用途に用いられるダンパ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転ダンパーとして、特許公報所載の特許第2884267号に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、かかる従来の回転ダンパーにあっては、制動ロータの回転軸を通すハウジングの窪みを塞ぐキャップの中心孔と当該回転軸との間のシールについての配慮は特になされていない。すなわち、かかる従来の回転ダンパーにあっては、かかる回転ダンパーの内部においてかかる回転軸にはOリングがはめ付けられており、このOリングによって外部からの塵芥などの進入と回転ダンパー内部に封入された粘性流体の漏れだしが防止されてはいるものの、このOリングと回転軸との摺接部分への塵芥などの進入については特に配慮がなされておらず、この摺接部分に塵芥などが入り込んだ場合、Oリングが損傷してダンパの耐久性を低下させてしまうことが予想される。
【0004】
このため、かかる従来の回転ダンパーは、手押し車やベビーカーの車輪の制動など、ダンパー内に常時塵芥や水などが進入してくる可能性のある物品の部位における回転の制動などに用いることには必ずしも向いていなかった。
【0005】
そこで、この発明は、ロータ体と、このロータ体の回転軸を軸穴から外部に突き出させるようにした状態で当該ロータ体の一部を内部に納める容器状をなすステータ体と、このステータ体の内部に封入されて前記ロータ体の回転又は相対的な回転に制動を付与する粘性流体とを備えるダンパ装置において、かかる回転軸を突き出させる軸穴を、当該ステータ体内に塵芥や水などが入り込まないように容易且つ適切にシールできるようにすることを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、ダンパ装置が以下の(1)〜(5)の構成を備えたものとした。
(1)ロータ体と、
(2)このロータ体の回転軸を軸穴から外部に突き出させるようにした状態で当該ロータ体の一部を内部に納める容器状をなすステータ体と、
(3)このステータ体の内部に封入されて前記ロータ体の回転又は相対的な回転に制動を付与する粘性流体と、
(4)このステータ体の前記軸穴から外部に突き出されたロータ体の回転軸の外側にはめ付けられて、当該ステータ体の外側において当該軸穴を覆うゴム又はゴム状弾性を備えたプラスチック製のシールチューブ体とを備えていると共に、
(5)前記ロータ体の回転軸に、この回転軸の末端からはめ込まれる前記シールチューブ体に対し、当該シールチューブ体の両チューブ端間において当該シールチューブ体の内周面に押し付けられる周回段差面が形成してある。
【0007】
かかる構成によれば、前記周回段差面でシールチューブ体が引っかかるので、ステータ体の外面側にある軸穴を覆うチューブ端が必要以上にステータ体の外面に押し付けられない。この結果、シールチューブによってロータ体の回転又は相対的な回転を妨げることなく、軸穴の防塵性、防水性を適切に確保することができる。
【0008】
また、前記周回段差面によって、前記回転軸の末端側からの当該回転軸とシールチューブ体との間を通じたステータ体内への塵芥や水などの進入を確実に阻止することができる。
【0009】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載のダンパ装置の、シールチューブ体におけるロータ体の回転軸の末端側に向けられるチューブ端側が、当該チューブ端に向かうに連れて当該シールチューブ体の内径を細めさせるように構成されていることを特徴としている。
【0010】
かかる構成によれば、前記回転軸の末端側においてシールチューブ体の内面を当該回転軸により強固に密着させることができる。
【0011】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2記載のダンパ装置の、シールチューブ体におけるステータ体の外面側に向けられるチューブ端側が、当該チューブ端に向かうに連れて当該シールチューブ体の内外径を広げさせるスカート状をなすように構成されていることを特徴としている。
【0012】
かかる構成によれば、前記軸穴をシールチューブ体によって確実に覆うことができる。また、スカート状をなすチューブ端側から前記回転軸にシールチューブ体を容易にはめ付けることができる。
【0013】
また、請求項4記載の発明にあっては、請求項3記載のダンパ装置の、シールチューブ体におけるロータ体の回転軸の末端側に向けられるチューブ端側が、当該回転軸に形成された周回段差面の周回縁部の太さ以上には弾性的に拡大することがない太さに構成されていることを特徴としている。
【0014】
かかる構成によれば、前記回転軸に対するシールチューブ体の逆向きのはめ付けを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図15に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0016】
なお、ここで図1は、実施の形態にかかるダンパ装置を斜視の状態として示しており、また、図4は、シールチューブ体3を回転軸10にはめ付ける前の状態を斜視の状態として示している。また、図2は、ダンパ装置を回転軸10の突き出し側から見て示しており、また、図3は、断面の状態として示している。また、図5は、シールチューブ体3をはめ付ける前の状態を断面として示している。
【0017】
また、図6ないし図8は、ダンパ装置を構成するロータ体1を、図9及び図10は、ステータ体2を構成するキャップ23を、図11ないし図13は、ステータ体2を構成するベース22を、さらに、図14及び図15は、シールチューブ体3を、それぞれ示している。
【0018】
この実施の形態にかかるダンパ装置は、ロータ体1と、このロータ体1の回転軸10を軸穴から外部に突き出させるようにした状態で当該ロータ体1の一部を内部に納める容器状をなすステータ体2と、このステータ体2の内部に封入されて前記ロータ体1の回転又は相対的な回転に制動を付与する粘性流体4とを備えており、かかるロータ体1の回転軸10に一方部材を組み付け、あるいは、組み合わせると共に、かかるステータ体2に他方部材を組み付け、あるいは、組み合わせて、典型的には、かかる他方部材の移動に伴って前記回転軸10を中心として回転される当該ステータ体2の当該回転に制動を付与して当該他方部材の移動に制動を付与し、あるいは、かかる一方部材の移動に伴って前記軸穴にガイドされて回転される前記ロータ体1の当該回転に制動を付与して当該一方部材の移動に制動を付与するように用いられるものである。
【0019】
かかる粘性流体4としては、典型的には、グリスオイルやシリコンオイルを用いることが予定される。
【0020】
この実施の形態にあっては、前記ロータ体1は、(1)前記回転軸10と、(2)前記ステータ体2の内部に納められるウイング体11とを備えている。
【0021】
かかるウイング体11は、この実施の形態にあっては、長辺側と短辺側とを持った板状体として構成されている。
【0022】
また、前記回転軸10は、かかるウイング体11の一面側のほぼ中央部から当該ウイング体11の一面に対しほぼ直交する向きに突き出すように当該ウイング体11と一体に形成されている。
【0023】
かかるウイング体11は、その長辺側にある向き合った一対の縁を互いにほぼ平行をなすように形成させている。また、かかるウイング体11は、その短辺側にある向き合った一対の縁11a、11aを、当該ウイング体11の中央部側を湾曲内側とするように湾曲させた弧状縁とするように形成されている。
【0024】
また、かかるウイング体11における前記回転軸10を挟んだ両側には、ほぼ円形をなす貫通孔12が形成されており、前記ステータ体2の内部においてこの貫通孔12内にも前記粘性流体4が入り込むように構成されている。
【0025】
また、前記回転軸10は、この実施の形態にあっては、突き出し端(回転軸10の末端10a)を閉塞させた中空の筒状をなすように構成されていると共に、前記ウイング体11の当該回転軸10が設けられた一面側と反対の他面側には、当該回転軸10の内部空間に連通した開放部13が形成されており、後述するステータ体2の支持突部22cを当該内部空間に入り込まされた状態で、当該ステータ体2とロータ体1とが組み合わされる構成としてある。
【0026】
一方、前記ステータ体2は、この実施の形態にあっては、一面側に前記ロータ体1の回転軸10の突き出される軸穴20を備えた円盤状体として構成してある。また、その内部に、前記ロータ体1の一部、この実施の形態にあっては、おおむね、前記ウイング体11を回転可能に納めるように構成されている。すなわち、この実施の形態にあっては、かかるステータ体2は、前記ロータ体1のウイング体11の短辺側にある一対の縁11a、11a間の寸法よりもやや直径を大きくする円形の内部空間21を有するように構成されており、前記軸穴20から回転軸10を突き出させた状態で当該ステータ体2に回転可能に組み付けられるロータ体1の当該回転又は相対的な回転によって回転又は相対的に回転される当該ウイング体11の当該回転又相対的な回転に対し当該内部空間21に封入された前記粘性流体4によって抵抗を付与し、この抵抗を通じて当該ロータ体1の回転又は相対的な回転に制動を付与するものとなっている。
【0027】
この実施の形態にあっては、かかるステータ体2は、一面を開放させたケース状をなすベース22と、このベース22に対して前記ロータ体1におけるウイング体11の回転隙間を形成させた状態で当該ベース22の開放部22aを塞ぐように取り付けられる円形のプレート状をなすキャップ23とから構成されている。
【0028】
具体的には、かかるベース22は、周回状をなす立ち上がり部22bを有しており、この立ち上がり部22bの先端を前記キャップ23の周縁部に液密状態に固着させることにより、当該キャップ23によって前記開放部22aを塞がれる構成とされている。かかる固着は、かかるベース22とキャップ23とをプラスチック成形品として構成している場合には、前記ベース22の立ち上がり部22bとキャップ23の周縁部とを高周波溶着などの手法により溶着させることにより、なすことができる。
【0029】
また、かかるキャップ23の中央部には円形をなす前記軸穴20が貫通状態に形成されていると共に、前記ベース22の中央部には円柱状をなす前記支持突部22cが形成されている。
【0030】
そして、この実施の形態にあっては、前記ベース22の支持突部22cを前記ロータ体1の回転軸10の内部空間に入れ込ませると共に、かかるロータ体1の回転軸10を前記キャップ23の軸穴20に差し通し、かつ、当該ベース22とキャップ23との間に前記粘性流体4を入れ込ませた状態において、当該ベース22とキャップ23とを前記のように固着することにより、かかるロータ体1の回転又は相対的な回転に当該粘性流体4による制動を付与させるように当該ロータ体1とステータ体2とが組み付け合わされる構成となっている。
【0031】
なお、この実施の形態にあっては、前記ロータ体1の回転軸10の基部に、前記キャップ23の軸穴20におけるステータ体2の内側にある穴縁をシールするOリング24をはめ付け、このOリング24によって前記粘性流体4の漏れ出しをステータ体2の内側から阻止させた状態で、当該ロータ体1とステータ体2とを組み付け合わすようにしている。
【0032】
また、この実施の形態にあっては、前記のようにステータ体2の前記軸穴20から外部に突き出されたロータ体1の回転軸10の外側にはめ付けられて、当該ステータ体2の外側において当該軸穴20を覆うゴム又はゴム状弾性を備えたプラスチック製のシールチューブ体3が備えられていると共に、かかるロータ体1の回転軸10に、この回転軸10の末端10aからはめ込まれる前記シールチューブ体3に対し、当該シールチューブ体3の両チューブ端30、30間において当該シールチューブ体3の内周面に押し付けられる周回段差面10cが形成してある。
【0033】
具体的には、この実施の形態にあっては、かかるロータ体1の回転軸10における前記軸穴20から外部に突き出された部分は、当該軸穴20の内径とほぼ等しいか、それよりもやや小さい外径を備えた大径部10dと、当該回転軸10の突き出し端(回転軸10の末端10a)から当該大径部10dに至るまでの箇所に形成された小径部10eとを有しており、この大径部10dと小径部10eとの連接箇所に両者の径寸法差分の当該回転軸10の突き出し端側に向けられると共に、当該回転軸10の軸線にほぼ直交する向きに面を配させたた前記周回段差面10cを形成させている。
【0034】
一方、前記シールチューブ体3は、両チューブ端30、30間において、その内側に一方のチューブ端30a側に向けられた周回状をなす段差面31を備えている。かかる段差面31は、かかるシールチューブ体3の中心軸に対しほぼ直交する向きの面となるように形成されている。
【0035】
また、かかるシールチューブ体3は、前記段差面31を挟んだ両側にそれぞれ、当該シールチューブ体3の中心軸にそれぞれほぼ平行をなす第一及び第二の平坦内面部32、33を有すると共に、当該段差面31が向けられた一方のチューブ端30a側にある第一の平坦内面部32における内径を前記回転軸10の大径部10dよりもやや大きくすると共に、他方のチューブ端30側にある第二の平坦内面部33における内径を前記回転軸10の小径部10eよりもやや小さくするように構成されている。
【0036】
この結果、この実施の形態にあっては、前記ステータ体2の軸穴20から突き出されている前記ロータ体1の回転軸10に対し、当該回転軸10の末端10aから前記一方のチューブ端30a側より前記シールチューブ体3を、当該シールチューブ体3の段差面31が当該回転軸10の周回段差面10cに引っかかる位置まで、当該シールチューブ体3を弾性的に押し広げながらはめ込むことができる。
【0037】
このようにはめ込まれるシールチューブ体3は、前記周回段差面10cによって引っ掛かり支持されるので、かかるシールチューブ体3における前記ステータ体2の外面側にある軸穴20を覆う一方のチューブ端30aが必要以上にステータの外面に押し付けられることがない。これにより、かかるシールチューブ体3の一方のチューブ端30aによって、前記ロータ体1の回転又は相対的な回転を妨げることなく、塵芥や水などが入り込まないように前記軸穴20を適切にシールすることができる。
【0038】
また、前記周回段差面10cによって、前記回転軸10の末端10a側からの当該回転軸10とシールチューブ体3との間を通じた塵芥や水などの進入を確実に阻止することができる。
【0039】
また、この実施の形態にあっては、前記のようにはめ付けられるシールチューブ体3におけるロータ体1の回転軸10の末端10a側に向けられる他方のチューブ端30b側が、当該他方のチューブ端30bに向かうに連れて当該シールチューブ体3の内径を細めさせるように構成されている。
【0040】
具体的には、この実施の形態にあっては、前記第二の平坦内面部33と他方のチューブ端30b側との間にあるシールチューブ体3の内径が、当該他方のチューブ端30bに向かうに連れて次第に小さくなるように構成されており、(以下、この第二の平坦内面部33と他方のチューブ端30bまでの箇所を内窄まり部34という。)前記回転軸10に当該シールチューブ体3をはめ付けた状態において当該内窄まり部34の内面が第二の平坦内面部33とほぼ同面となるまで当該内窄まり部34が弾性変形させられる構成としてある。(図3)
【0041】
この結果、この実施の形態にあっては、前記回転軸10の末端10a側においてシールチューブ体3の内面を当該回転軸10により強固に密着させることができ、この回転軸10とシールチューブ体3との間からの塵芥や水などの進入を十分に阻止することができる。
【0042】
また、この実施の形態にあっては、前記シールチューブ体3におけるステータ体2の外面側に向けられる一方のチューブ端30a側が、当該一方のチューブ端30aに向かうに連れて当該シールチューブ体3の内外径を広げさせるスカート状をなすように構成されている。
【0043】
具体的には、この実施の形態にあっては、前記第一の平坦内面部32と一方のチューブ端30a側との間にあるシールチューブ体3の内外径が、当該一方のチューブ端30aに向かうに連れて次第に広くなるように構成されており、(以下、この第一の平坦内面部32と一方のチューブ端30aまでの箇所をスカート部35という。)前記回転軸10に当該シールチューブ体3をはめ付けた状態において当該スカート部35の末端部が当該スカート部35をより外向きに弾性的に押し広げさせるように前記ステータ体2の外面に押し付けられ、このように押し広げさせられたスカート部35によって前記軸穴20を巡るステータ体2の外面部を周回状に覆う構成としてある。(図1、図3)
【0044】
この結果、この実施の形態にあっては、かかるシールチューブ体3を前記回転軸10にはめ付けることによって、かかるシールチューブ体3により前記軸穴20を確実にシールすることができる。
【0045】
また、このスカート部35の側はシールチューブ体3の内径が大きいことから、このスカート部35の側からの前記回転軸10へのシールチューブ体3のはめ付けを容易に行うことができる。
【0046】
なお、この実施の形態にあっては、前記シールチューブ体3の中央部が当該シールチューブ体3の外側に張り出す周回突部36によって厚肉に構成されていると共に、このように厚肉に構成された箇所の下端との間に前記第一の平坦内面部32を介して前記スカート部35が一体に設けられており、この第一の平坦内面部32と前記段差面31との接し合う部分を中心に当該スカート部35が弾性的に押し広げやすいようになっている。
【0047】
また、この実施の形態にあっては、前記シールチューブ体3におけるロータ体1の回転軸10の末端10a側に向けられる他方のチューブ端30b側が、当該回転軸10に形成された周回段差面10cの周回縁部(すなわち、当該周回段差面10cと太径部10dとの接し合うエッジ部)の太さ以上には弾性的に拡大することがない太さに構成されている。
【0048】
この結果、この実施の形態にあっては、前記回転軸10に対し、前記他方のチューブ端30b側からはシールチューブ体3をはめ付け切ることができないことから、前記スカート部35を前記軸穴20側に向けた状態での当該回転軸10に対するシールチューブ体3の適切なアッセンブリーの実行を常に担保させることができる。
【0049】
なお、この実施の形態にあっては、前記回転軸10の末端10a部が、平面視の状態において十文字状をなすように形成されており、このように十文字状に形成される当該末端10a部の各凹部10b、10b…にそれぞれ納まる対応する突起を連結穴内に備えた一方部材の当該連結穴(図示は省略する。)に当該凹部10bに当該突起を納めた状態で当該末端10a部を入れ込むことにより、当該一方部材とロータ体1とを接続できるようにしてある。
【0050】
【発明の効果】
この発明にかかるダンパ装置によれば、ロータ体の回転軸の末端からはめ込まれるシールチューブ体によって、かかる回転軸が突き出されるステータ体の軸穴を、当該ステータ体内に塵芥や水などが入り込まないように容易且つ適切にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダンパ装置の斜視図
【図2】同平面図
【図3】同断面図
【図4】シールチューブ体3をはめ付ける前の状態を示す斜視図
【図5】同断面図
【図6】ロータ体1の平面図
【図7】同断面図
【図8】同底面図
【図9】キャップ23の平面図
【図10】同断面図
【図11】ベース22の平面図
【図12】同断面図
【図13】同底面図
【図14】シールチューブ体3の断面図
【図15】図14における右側からシールチューブ体3を見て示した側面図
【符号の説明】
1 ロータ体
10 回転軸
10a 末端
10c 周回段差面
2 ステータ体
20 軸穴
3 シールチューブ体
30 チューブ端
4 粘性流体
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotor body, a stator body having a container shape in which a part of the rotor body is housed in a state in which the rotation shaft of the rotor body is projected from the shaft hole, and the interior of the stator body. And a viscous fluid that applies braking to the rotation or relative rotation of the rotor body, and one member is assembled to the rotating shaft of the rotor body, or the other member is assembled to the stator body. Or, in combination, it is used for applications such as applying braking to the rotation of the stator body rotated about the rotation axis as the other member moves and applying braking to the movement of the other member. The present invention relates to an improved damper device.
[0002]
[Prior art]
As a rotary damper, there is one disclosed in Japanese Patent No. 2884267 described in Japanese Patent Publication.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional rotary damper, no special consideration is given to the seal between the central hole of the cap that closes the recess of the housing through which the rotary shaft of the brake rotor passes and the rotary shaft. That is, in such a conventional rotary damper, an O-ring is fitted to the rotary shaft inside the rotary damper. The O-ring is enclosed inside the rotary damper with the entry of dust and the like from the outside. Although leakage of viscous fluid is prevented, no particular consideration is given to the entry of dust or the like into the sliding contact portion between the O-ring and the rotating shaft, and dust or the like enters the sliding contact portion. In this case, it is expected that the O-ring is damaged and the durability of the damper is lowered.
[0004]
For this reason, such a conventional rotary damper is used for braking of rotation in a part of an article where dust or water may constantly enter the damper, such as braking of a wheelbarrow or a baby stroller wheel. It was not always suitable.
[0005]
Therefore, the present invention provides a rotor body, a stator body having a container shape in which a part of the rotor body is housed in a state where the rotation shaft of the rotor body is protruded to the outside from the shaft hole, and the stator body In a damper device including a viscous fluid that is sealed inside and applies a viscous fluid that applies braking to the rotation or relative rotation of the rotor body, a shaft hole for projecting the rotation shaft enters dust, water, or the like into the stator body. The main purpose is to enable easy and appropriate sealing.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the damper device has the following configurations (1) to (5).
(1) a rotor body;
(2) A stator body having a container shape in which a part of the rotor body is housed in a state where the rotation shaft of the rotor body is protruded to the outside from the shaft hole;
(3) a viscous fluid that is enclosed within the stator body and applies braking to the rotation or relative rotation of the rotor body;
(4) Rubber or rubber-made plastic that is fitted on the outer side of the rotating shaft of the rotor body protruding outside from the shaft hole of the stator body and covers the shaft hole outside the stator body. And a seal tube body,
(5) A circumferential step surface pressed against the inner peripheral surface of the seal tube body between the tube ends of the seal tube body with respect to the seal tube body fitted to the rotary shaft of the rotor body from the end of the rotary shaft Is formed.
[0007]
According to such a configuration, the seal tube body is caught on the circumferential step surface, so that the tube end covering the shaft hole on the outer surface side of the stator body is not pressed against the outer surface of the stator body more than necessary. As a result, the dust resistance and waterproofness of the shaft hole can be appropriately ensured without hindering the rotation or relative rotation of the rotor body by the seal tube.
[0008]
In addition, the circumferential step surface can reliably prevent entry of dust, water, and the like from the distal end side of the rotating shaft into the stator body through the rotating shaft and the seal tube body.
[0009]
In the invention according to claim 2, the tube end side of the damper device according to claim 1 directed toward the distal end side of the rotating shaft of the rotor body in the seal tube body moves toward the tube end. The seal tube body is characterized in that the inner diameter is narrowed.
[0010]
According to this configuration, the inner surface of the seal tube body can be firmly adhered to the rotating shaft on the end side of the rotating shaft.
[0011]
In the invention according to claim 3, as the tube end side of the damper device according to claim 1 or 2 directed toward the outer surface side of the stator body in the seal tube body moves toward the tube end. The seal tube body is configured to have a skirt shape that expands the inner and outer diameters.
[0012]
According to this configuration, the shaft hole can be reliably covered with the seal tube body. Further, the seal tube body can be easily fitted to the rotary shaft from the tube end side forming the skirt shape.
[0013]
In the invention according to claim 4, the tube end side of the damper device according to claim 3 which is directed to the distal end side of the rotating shaft of the rotor body in the seal tube body is formed on the rotating step. It is characterized by having a thickness that does not elastically expand beyond the thickness of the circumferential edge of the surface.
[0014]
According to such a configuration, it is possible to prevent the reverse fitting of the seal tube body with respect to the rotating shaft.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, typical embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0016]
Here, FIG. 1 shows the damper device according to the embodiment as a perspective state, and FIG. 4 shows the state before the seal tube body 3 is fitted to the rotary shaft 10 as a perspective state. ing. 2 shows the damper device as seen from the protruding side of the rotating shaft 10, and FIG. 3 shows the state of a cross section. FIG. 5 shows a state before the seal tube body 3 is fitted as a cross section.
[0017]
6 to 8 show the rotor body 1 constituting the damper device, FIGS. 9 and 10 show the cap 23 constituting the stator body 2, and FIGS. 11 to 13 show the base constituting the stator body 2. 22 and FIG. 14 and FIG. 15 show the seal tube body 3, respectively.
[0018]
The damper device according to this embodiment includes a rotor body 1 and a container shape in which a part of the rotor body 1 is housed in a state where the rotating shaft 10 of the rotor body 1 is protruded from the shaft hole to the outside. A stator body 2 formed therein, and a viscous fluid 4 enclosed within the stator body 2 to apply braking to the rotation or relative rotation of the rotor body 1. One of the members is assembled or combined, and the other member is assembled to or combined with the stator body 2, and the stator is typically rotated about the rotation shaft 10 as the other member moves. A brake is applied to the rotation of the body 2 to apply a brake to the movement of the other member, or the robot is guided and rotated by the shaft hole as the one member moves. By applying a braking to the rotation of the motor body 1 and is used to apply braking to the movement of the contrast member.
[0019]
As the viscous fluid 4, it is typically planned to use grease oil or silicone oil.
[0020]
In this embodiment, the rotor body 1 includes (1) the rotating shaft 10 and (2) a wing body 11 that is housed in the stator body 2.
[0021]
In this embodiment, the wing body 11 is configured as a plate-like body having a long side and a short side.
[0022]
The rotating shaft 10 is integrally formed with the wing body 11 so as to protrude from a substantially central portion on one surface side of the wing body 11 in a direction substantially orthogonal to the one surface of the wing body 11.
[0023]
The wing body 11 is formed so that a pair of facing edges on the long side thereof are substantially parallel to each other. Further, the wing body 11 is formed so that the pair of facing edges 11a and 11a on the short side thereof are arcuate edges that are curved so that the center side of the wing body 11 is curved inside. ing.
[0024]
In addition, a substantially circular through hole 12 is formed on both sides of the wing body 11 with the rotary shaft 10 interposed therebetween, and the viscous fluid 4 is also contained in the through hole 12 inside the stator body 2. It is configured to enter.
[0025]
Further, in this embodiment, the rotary shaft 10 is configured to have a hollow cylindrical shape in which the protruding end (the end 10a of the rotary shaft 10) is closed, and the wing body 11 On the other surface side opposite to the one surface side on which the rotation shaft 10 is provided, an open portion 13 communicating with the internal space of the rotation shaft 10 is formed, and a support protrusion 22c of the stator body 2 described later is disposed on the support protrusion 22c. In this state, the stator body 2 and the rotor body 1 are combined in a state of being inserted into the internal space.
[0026]
On the other hand, in this embodiment, the stator body 2 is configured as a disk-like body provided with a shaft hole 20 through which the rotating shaft 10 of the rotor body 1 protrudes on one surface side. Further, a part of the rotor body 1, in this embodiment, the wing body 11 is generally configured to be rotatable therein. In other words, in this embodiment, the stator body 2 has a circular interior that is slightly larger in diameter than the dimension between the pair of edges 11a, 11a on the short side of the wing body 11 of the rotor body 1. It is configured to have a space 21, and is rotated or relative by the rotation or relative rotation of the rotor body 1 that is rotatably assembled to the stator body 2 with the rotating shaft 10 protruding from the shaft hole 20. A resistance is applied to the rotation or relative rotation of the wing body 11 that is rotated by the viscous fluid 4 enclosed in the internal space 21, and the rotation or relative rotation of the rotor body 1 is performed through this resistance. The brake is applied to the rotation.
[0027]
In this embodiment, the stator body 2 has a base 22 having a case shape with one surface opened, and a state in which a rotation gap of the wing body 11 in the rotor body 1 is formed with respect to the base 22. And a cap 23 having a circular plate shape attached so as to close the open portion 22a of the base 22.
[0028]
Specifically, the base 22 has a rising portion 22b having a circular shape, and the tip of the rising portion 22b is fixed to the peripheral portion of the cap 23 in a liquid-tight state by the cap 23. The opening 22a is closed. In the case where the base 22 and the cap 23 are configured as a plastic molded product, the fixing is performed by welding the rising portion 22b of the base 22 and the peripheral portion of the cap 23 by a technique such as high-frequency welding. Can be made.
[0029]
Further, the shaft hole 20 having a circular shape is formed in the center portion of the cap 23 so as to penetrate therethrough, and the support protrusion 22c having a cylindrical shape is formed in the center portion of the base 22.
[0030]
In this embodiment, the support protrusion 22 c of the base 22 is inserted into the internal space of the rotating shaft 10 of the rotor body 1, and the rotating shaft 10 of the rotor body 1 is inserted into the cap 23. By inserting the viscous fluid 4 between the base 22 and the cap 23 and inserting the viscous fluid 4 between the base 22 and the cap 23, the base 22 and the cap 23 are fixed as described above, thereby the rotor. The rotor body 1 and the stator body 2 are assembled so that braking by the viscous fluid 4 is applied to the rotation or relative rotation of the body 1.
[0031]
In this embodiment, an O-ring 24 for sealing a hole edge inside the stator body 2 in the shaft hole 20 of the cap 23 is fitted to the base of the rotating shaft 10 of the rotor body 1, The rotor body 1 and the stator body 2 are assembled together in a state where leakage of the viscous fluid 4 is prevented from the inside of the stator body 2 by the O-ring 24.
[0032]
Further, in this embodiment, the outer side of the stator body 2 is fitted on the outer side of the rotating shaft 10 of the rotor body 1 protruding outside from the shaft hole 20 of the stator body 2 as described above. The plastic seal tube body 3 having rubber or rubber-like elasticity covering the shaft hole 20 is provided, and the rotary shaft 10 of the rotor body 1 is fitted into the rotary shaft 10 from the end 10a. A circumferential step surface 10 c that is pressed against the inner peripheral surface of the seal tube body 3 is formed between the tube ends 30 and 30 of the seal tube body 3 with respect to the seal tube body 3.
[0033]
Specifically, in this embodiment, the portion of the rotating shaft 10 of the rotor body 1 that protrudes to the outside from the shaft hole 20 is substantially equal to or larger than the inner diameter of the shaft hole 20. A large-diameter portion 10d having a slightly smaller outer diameter, and a small-diameter portion 10e formed at a position from the protruding end of the rotating shaft 10 (the end 10a of the rotating shaft 10) to the large-diameter portion 10d. The large-diameter portion 10d and the small-diameter portion 10e are connected to the connecting portion of the large-diameter portion 10d and the small-diameter portion 10e toward the projecting end of the rotary shaft 10 with a difference in diameter between the two. The arranged circumferential step surface 10c is formed.
[0034]
On the other hand, the seal tube body 3 is provided with a stepped surface 31 having a circular shape directed toward the one tube end 30 a side between the tube ends 30, 30. The step surface 31 is formed so as to be a surface substantially orthogonal to the central axis of the seal tube body 3.
[0035]
The seal tube body 3 has first and second flat inner surface portions 32 and 33 that are substantially parallel to the central axis of the seal tube body 3 on both sides of the stepped surface 31, respectively. The inner diameter of the first flat inner surface portion 32 on the one tube end 30a side to which the stepped surface 31 is directed is made slightly larger than the large diameter portion 10d of the rotary shaft 10 and on the other tube end 30 side. The inner diameter of the second flat inner surface portion 33 is configured to be slightly smaller than the small diameter portion 10 e of the rotary shaft 10.
[0036]
As a result, in this embodiment, with respect to the rotating shaft 10 of the rotor body 1 protruding from the shaft hole 20 of the stator body 2, the one tube end 30 a from the end 10 a of the rotating shaft 10. The seal tube body 3 can be fitted from the side while the seal tube body 3 is elastically pushed and spread to a position where the step surface 31 of the seal tube body 3 is caught by the circumferential step surface 10c of the rotary shaft 10.
[0037]
Since the seal tube body 3 fitted in this way is hooked and supported by the circumferential step surface 10c, one tube end 30a covering the shaft hole 20 on the outer surface side of the stator body 2 in the seal tube body 3 is necessary. Thus, it is not pressed against the outer surface of the stator. Accordingly, the shaft hole 20 is appropriately sealed by one tube end 30a of the seal tube body 3 so that dust or water does not enter without disturbing the rotation or relative rotation of the rotor body 1. be able to.
[0038]
Further, by the circumferential step surface 10c, it is possible to reliably prevent entry of dust, water, and the like through the rotary shaft 10 and the seal tube body 3 from the end 10a side of the rotary shaft 10.
[0039]
Moreover, in this embodiment, the other tube end 30b side of the seal tube body 3 that is fitted as described above is directed to the other tube end 30b side toward the end 10a of the rotary shaft 10 of the rotor body 1. It is comprised so that the internal diameter of the said seal tube body 3 may be made narrow as it goes to.
[0040]
Specifically, in this embodiment, the inner diameter of the seal tube body 3 between the second flat inner surface portion 33 and the other tube end 30b is directed toward the other tube end 30b. (Hereinafter, the portion between the second flat inner surface portion 33 and the other tube end 30b is referred to as an inner constricted portion 34). In the state where the body 3 is fitted, the inner constricted portion 34 is elastically deformed until the inner surface of the inner constricted portion 34 is substantially flush with the second flat inner surface portion 33. (Figure 3)
[0041]
As a result, in this embodiment, the inner surface of the seal tube body 3 can be firmly adhered to the rotary shaft 10 on the end 10a side of the rotary shaft 10, and the rotary shaft 10 and the seal tube body 3 can be tightly adhered. It is possible to sufficiently prevent the entry of dust and water from between.
[0042]
Moreover, in this embodiment, the one tube end 30a side directed to the outer surface side of the stator body 2 in the seal tube body 3 moves toward the one tube end 30a, so that the seal tube body 3 It is configured to have a skirt shape that expands the inner and outer diameters.
[0043]
Specifically, in this embodiment, the inner and outer diameters of the seal tube body 3 between the first flat inner surface portion 32 and the one tube end 30a side become the one tube end 30a. The seal tube body is configured so as to gradually become wider as it goes (hereinafter, the portion up to the first flat inner surface portion 32 and one tube end 30a is referred to as a skirt portion 35). In the state where 3 is fitted, the end portion of the skirt portion 35 is pressed against the outer surface of the stator body 2 so as to elastically push and spread the skirt portion 35 outward, and thus spread. The outer surface portion of the stator body 2 that goes around the shaft hole 20 is covered by the skirt portion 35 in a circular manner. (Fig. 1, Fig. 3)
[0044]
As a result, in this embodiment, the shaft hole 20 can be reliably sealed by the seal tube body 3 by fitting the seal tube body 3 to the rotating shaft 10.
[0045]
Further, since the inner diameter of the seal tube body 3 is large on the skirt portion 35 side, the seal tube body 3 can be easily fitted to the rotary shaft 10 from the skirt portion 35 side.
[0046]
In this embodiment, the central portion of the seal tube body 3 is thickly formed by the circumferential protrusion 36 projecting to the outside of the seal tube body 3, and thus thick. The skirt portion 35 is provided integrally with the lower end of the configured portion via the first flat inner surface portion 32, and the first flat inner surface portion 32 and the stepped surface 31 are in contact with each other. The skirt portion 35 is easily elastically pushed and spread around the portion.
[0047]
In this embodiment, the other tube end 30 b side of the seal tube body 3 facing the terminal end 10 a of the rotating shaft 10 of the rotor body 1 is the circumferential step surface 10 c formed on the rotating shaft 10. The thickness of the circumferential edge portion (that is, the edge portion where the circumferential step surface 10c and the large diameter portion 10d contact each other) is not thickened elastically.
[0048]
As a result, in this embodiment, since the seal tube body 3 cannot be fitted to the rotary shaft 10 from the other tube end 30b side, the skirt portion 35 is attached to the shaft hole. Execution of an appropriate assembly of the seal tube body 3 with respect to the rotary shaft 10 in a state directed toward the 20 side can be ensured at all times.
[0049]
In this embodiment, the end 10a portion of the rotating shaft 10 is formed in a cross shape in a plan view, and the end 10a portion thus formed in a cross shape. The corresponding end of the end 10a is inserted into the connecting hole (not shown) of one member provided with a corresponding protrusion in the connecting hole. By inserting, the one member and the rotor body 1 can be connected.
[0050]
【The invention's effect】
According to the damper device of the present invention, the seal tube body fitted from the end of the rotating shaft of the rotor body prevents the shaft hole of the stator body from which the rotating shaft protrudes from entering the stator body. Can be sealed easily and appropriately.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a damper device. FIG. 2 is a plan view. FIG. 3 is a cross-sectional view. FIG. 4 is a perspective view showing a state before a seal tube body 3 is fitted. 6] Plan view of rotor body 1 [FIG. 7] Cross section view [FIG. 8] Bottom view [FIG. 9] Plan view of cap 23 [FIG. 10] Cross section view [FIG. 11] Plan view of base 22 [FIG. FIG. 13 is a bottom view. FIG. 14 is a sectional view of the seal tube body 3. FIG. 15 is a side view of the seal tube body 3 as viewed from the right side in FIG.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Rotor body 10 Rotating shaft 10a Terminal 10c Circumferential step surface 2 Stator body 20 Shaft hole 3 Seal tube body 30 Tube end 4 Viscous fluid

Claims (4)

ロータ体と、
このロータ体の回転軸を軸穴から外部に突き出させるようにした状態で当該ロータ体の一部を内部に納める容器状をなすステータ体と、
このステータ体の内部に封入されて前記ロータ体の回転又は相対的な回転に制動を付与する粘性流体と、
このステータ体の前記軸穴から外部に突き出されたロータ体の回転軸の外側にはめ付けられて、当該ステータ体の外側において当該軸穴を覆うゴム又はゴム状弾性を備えたプラスチック製のシールチューブ体とを備えていると共に、
前記ロータ体の回転軸に、この回転軸の末端からはめ込まれる前記シールチューブ体に対し、当該シールチューブ体の両チューブ端間において当該シールチューブ体の内周面に押し付けられる周回段差面が形成してあることを特徴とするダンパ装置。
A rotor body;
A stator body having a container shape in which a part of the rotor body is housed in a state in which the rotation shaft of the rotor body is protruded to the outside from the shaft hole;
A viscous fluid that is enclosed within the stator body and applies braking to the rotation or relative rotation of the rotor body;
A plastic seal tube having rubber or rubber-like elasticity that is fitted on the outer side of the rotating shaft of the rotor body protruding outside from the shaft hole of the stator body and covers the shaft hole on the outer side of the stator body. With the body,
A rotating step surface that is pressed against the inner peripheral surface of the seal tube body between the tube ends of the seal tube body is formed on the rotary shaft of the rotor body with respect to the seal tube body fitted from the end of the rotary shaft. The damper device is characterized by that.
シールチューブ体におけるロータ体の回転軸の末端側に向けられるチューブ端側が、当該チューブ端に向かうに連れて当該シールチューブ体の内径を細めさせるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のダンパ装置。The tube end side directed toward the distal end side of the rotating shaft of the rotor body in the seal tube body is configured to narrow the inner diameter of the seal tube body toward the tube end. The damper device as described. シールチューブ体におけるステータ体の外面側に向けられるチューブ端側が、当該チューブ端に向かうに連れて当該シールチューブ体の内外径を広げさせるスカート状をなすように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のダンパ装置。The tube end side directed toward the outer surface side of the stator body in the seal tube body is configured to form a skirt shape that expands the inner and outer diameters of the seal tube body toward the tube end. The damper device according to claim 1 or 2. シールチューブ体におけるロータ体の回転軸の末端側に向けられるチューブ端側が、当該回転軸に形成された周回段差面の周回縁部の太さ以上には弾性的に拡大することがない太さに構成されていることを特徴とする請求項3記載のダンパ装置。The tube end side of the seal tube body, which is directed toward the end of the rotation axis of the rotor body, has a thickness that does not elastically expand beyond the thickness of the circumferential edge of the circumferential step surface formed on the rotation shaft. 4. The damper device according to claim 3, wherein the damper device is configured.
JP2001130715A 2001-04-27 2001-04-27 Damper device Expired - Fee Related JP4523737B2 (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001130715A JP4523737B2 (en) 2001-04-27 2001-04-27 Damper device
TW91103977A TW505752B (en) 2001-04-27 2002-03-05 Damper device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001130715A JP4523737B2 (en) 2001-04-27 2001-04-27 Damper device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002327800A JP2002327800A (en) 2002-11-15
JP4523737B2 true JP4523737B2 (en) 2010-08-11

Family

ID=18979027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001130715A Expired - Fee Related JP4523737B2 (en) 2001-04-27 2001-04-27 Damper device

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4523737B2 (en)
TW (1) TW505752B (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5922446B2 (en) * 2012-03-08 2016-05-24 株式会社ニフコ Rotating damper
CN105422715B (en) * 2015-12-31 2018-02-02 江苏铁科新材料股份有限公司 Hydraulic auxiliary elastic support device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09144795A (en) * 1995-11-21 1997-06-03 Totsuku Bearing Kk Rotary damper
JPH1048950A (en) * 1996-07-31 1998-02-20 Ricoh Co Ltd Sealing structure of rotary member
JP2884267B2 (en) * 1991-03-11 1999-04-19 株式会社ニフコ Rotary damper

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2884267B2 (en) * 1991-03-11 1999-04-19 株式会社ニフコ Rotary damper
JPH09144795A (en) * 1995-11-21 1997-06-03 Totsuku Bearing Kk Rotary damper
JPH1048950A (en) * 1996-07-31 1998-02-20 Ricoh Co Ltd Sealing structure of rotary member

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002327800A (en) 2002-11-15
TW505752B (en) 2002-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6243155Y2 (en)
JP3781624B2 (en) Rotating damper
JP2000329183A (en) Hinge damper
US5653545A (en) Ball-and-socket joint for motor vehicles
JP4523737B2 (en) Damper device
WO2012137778A1 (en) Damper
KR100446424B1 (en) Rotary damper and Assist grip device
JPH02680B2 (en)
KR960034798A (en) Rotary damper
JPS6417066U (en)
KR0151508B1 (en) Rotation damper
KR100368337B1 (en) oil type cylindrical rotary damper
JP6150737B2 (en) Damper device
JP4418581B2 (en) Rotating damper and assist grip device
JPH0798035A (en) Rotation damper
JP5025947B2 (en) Rotating damper
KR100368336B1 (en) oil type cylindrical rotary damper
JPH09144795A (en) Rotary damper
KR101986651B1 (en) Oil Seal for Rotating Shaft Seal
JPH0456165B2 (en)
JP3750818B2 (en) Damper with rotation resistance
JP4278143B2 (en) Rotating damper
JPH0710574U (en) Rotating damper
JP2000042845A (en) Inertial press-in method
KR100221731B1 (en) Sealing grommet for a car

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4523737

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees