JP4523243B2 - Radio wave absorption panel - Google Patents

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JP4523243B2 JP2003123309A JP2003123309A JP4523243B2 JP 4523243 B2 JP4523243 B2 JP 4523243B2 JP 2003123309 A JP2003123309 A JP 2003123309A JP 2003123309 A JP2003123309 A JP 2003123309A JP 4523243 B2 JP4523243 B2 JP 4523243B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電波吸収パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高速道路交通システムの一分野である有料道路の自動料金収受(ETC)システムが全国的に採用されている。このETCシステムによれば、料金所での自動車のノンストップによる渋滞解消、キャッシュレス化への対応、料金所での無人化等を図ることが可能となる。
【0003】
このETCシステムは、料金所のアーチ状のゲート(ガントリー)の上辺に設置した路側アンテナから道路に向けて電波を発信し、この道路を走行通過する自動車の車載器と上記路側アンテナとの間で双方向通信を行うものである。その際、路側アンテナから直接的に車載器へ電波が到達するのみであれば、問題は生じないのであるが、上記路側アンテナから発信された電波が一旦道路面等で反射し、さらに料金所の天井面や料金所付近の構造物(高架道路の桁裏等)で再反射すると、再び上記車載器へ電波が到達し、一度の通過にかかわらず、二度の料金徴収を行う等の誤操作のおそれがあった。
そこで、上記料金所及びその近傍において電波の反射を低減乃至無くするための電波吸収パネルを取り付ける必要がある。
【0004】
また、従来より知られている電波吸収特性を備える電波吸収シートとしては、以下のようなものがある。(1) 高分子材料(塩素化ポリエチレン、EVA、ポリエチレン等の樹脂材料、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム等のゴム材料)に、磁性粉末(フェライト粉末、カルボニル還元鉄粉等)や導電性カーボンを配合した組成物を圧延やプレス成形によりシート状にしたもの(例えば、特許文献1、特許文献2参照)や、(2) 火山噴出物や炭酸カルシウム等の無機材料に、フェライトや導電性カーボンを配合した組成物を型枠にてシート状に成形したもの(例えば、特許文献3、特許文献4参照)や、(3) 高分子材料に磁性粉体を配合した組成物で、電波入射面に凹凸を設け、対応周波数を高周波数域「GHz帯域」での電波吸収特性を有するように加工したもの(例えば、特許文献5、特許文献6参
照)がある。
【0005】
そして、これらシート状の電波吸収シートが近年多く使用されるようになり、屋外においても使用される機会が増えてきた。シート状の電波吸収シートは、可撓性があり、曲面部における施工に適しており、施工場所によってはスペースが取れない場所においても、その薄さを活かして施工ができるという利点がある。
また、電波吸収シートの裏面には、電波反射層が接着剤等により積層状に接着されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−151177号公報
【特許文献2】
特開2000−151183号公報
【特許文献3】
特開2001−326491号公報
【特許文献4】
特開平11−349720号公報
【特許文献5】
特開平7−106785号公報
【特許文献6】
特開2001−339190号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、シート状の電波吸収シートを、エキスパンドメタル面や、取付面の形状が複雑な部位に施工するのは難しく、また、屋外において電波吸収シートが露出するため、電波吸収シートと反射層との間に雨水等が浸入して接着界面の強度が低下し、相互が剥がれ、電波吸収特性を低下させるおそれがある。
【0008】
そこで本発明は、電波吸収シートの薄さをそのまま活かせ、また、電波吸収シートが薄くて直接設けることができない場所においても簡単に設置が可能となり、さらに、耐環境性に優れた電波吸収パネルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る電波吸収パネルは、表て面が下方向きであって露出状の電波入射面となる電波吸収シートと該電波吸収シートの裏面に積層状に接着した反射層とからなるシート状電波吸収体と、該シート状電波吸収体の裏面が接着される底壁部と該シート状電波吸収体の周端縁を囲う周囲壁部とを有する倒立浅皿状の筐体と、を具備する電波吸収パネルであって、上記筐体の深さ寸法Dと、上記シート状電波吸収体の厚さ寸法Tを、D>Tに設定したものである。
また、表て面が下方向きであって露出状の電波入射面となる電波吸収シートと、該電波吸収シートの裏面が接着される底壁部と該電波吸収シートの周端縁を囲う周囲壁部とを有する倒立浅皿状の金属製筐体と、を具備する電波吸収パネルであって、上記筐体の深さ寸法Dと、上記電波吸収シートの厚さ寸法tを、D>tに設定している。
【0010】
また、上記筐体の裏面に補強部材を設けたものである。また、上記電波吸収シートの上記表て面を凹凸形状としてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施の形態に基づき、本発明を詳説する。
【0012】
図1と図2は、本発明に係る電波吸収パネルPの実施の一形態を示す斜視図であり、図1は電波吸収パネルPを表て面側から見た図であり、図2は裏面側から見た図である。
本発明では、表て面とは電波(電磁波)が入射する面側を言い、裏面がその反対側の面であり取付面となる側である。従って、図5の設置状態にある電波吸収パネルPの断面図に示すように、矢印Aを(道路等にて反射した)電波の進行方向とし、電波吸収パネルPが天井面である取付部9に設置されると、電波吸収パネルPの表て面が下方向きとなり、裏面が上方向きとなる。
【0013】
図3は、本発明の電波吸収パネルPの断面図であり、この電波吸収パネルPは、シート状電波吸収体1と、そのシート状電波吸収体1を収容する浅皿状の筐体4と、を具備する。そして、シート状電波吸収体1は、表て面2aが電波入射面側となる電波吸収シート2と、電波吸収シート2の裏面2bに積層状に設けた反射層3とからなる。
【0014】
電波吸収シート2は電磁波吸収シートとも呼ばれ、従来より知られるものが適用できるが、具体的に説明すると、電波吸収シート2は、例えば、バインダー(樹脂やゴム等の高分子材料)に電波損失剤(導電性カーボン、磁性粉体)を配合し、混練して得られた組成物をプレス加工やロール圧延加工等によって引き延ばし、厚さが 1mm〜10mm程度のシート状に成形したものがある。
【0015】
バインダーは、樹脂材料やゴム材料が使用でき、樹脂材料としては、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエチレン等が好ましく、電波吸収特性を向上させることができる。また、ゴム材料としては、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム等が好ましく、電波損失剤を多量に配合でき電波吸収特性を向上させることができる。
電波損失剤として使用する磁性粉体は、フェライト粉末や、カルボニル還元鉄粉等としている。
【0016】
配合割合について説明すると、例えば、バインダー 100重量部に対して、(バインダー及び電波吸収剤の種類によって多少異なるが)電波損失剤の配合は10重量部〜1000重量部とすればよい。下限値未満であると、十分な電波吸収特性を得ることが困難となり、上限値を超えると、シート状に加工することが困難となる傾向にある。
【0017】
また、電波吸収シート2の他の具体的な例としては、火山噴出物(シラス)や炭酸カルシウム等の無機材料に、フェライト粉末、カルボニル還元鉄粉や導電性カーボンを配合した組成物を型枠にて薄いシート状に成形したものがある。
なお、これら電波吸収シート2には、電波吸収特性に影響しない範囲で、充填剤、可塑剤、着色剤等を適宜配合してもよい。
【0018】
このようにして得られた電波吸収シート2と積層状に設けられる反射層(電波反射層)3は、電波吸収シート2の電波入射面(表て面2a)と反対側の面(裏面2b)に設けられ、反射層3は、導電材料とされ、例えば、金属板、金属シート、金属箔や、電波吸収シート2の裏面2bに塗布された導電塗料としている。
反射層3は、入射してきた電波を反射して、続いて新たに入射してきた電波を相殺するために設けられるものであり、導電性を有し、電波吸収シート2の終端インピーダンスが0(ゼロ)となるものであれば特に制限はなく使用できる。
【0019】
反射層3の具体的材質としては、アルミニウム、銅、鉄等の金属箔が好ましく、特にアルミニウム箔が良い。このような反射層3は、優れた電波吸収特性をシート状電波吸収体1に供えさせるために、電波吸収シート2と反射層3とを隙間無く隣接させて積層状に配置するのが好ましい。
また、電波吸収シート2と反射層3との接着は、熱圧着による手段や接着剤を用いる手段等がある。
【0020】
次に、筐体4について説明すると、図1と図2と図3に示すように、筐体4は、シート状電波吸収体1の裏面1bを覆う底壁部5と、シート状電波吸収体1の周端縁6の全周を囲う周囲壁部7とを有し、浅皿状としている。
筐体4は、広面積の底壁部5の周縁に直角に立設状となる周囲壁部7が形成されるため、周囲壁部7が補強リブとして作用するため、電波吸収パネルPの剛性を高めることができる。
【0021】
そして、シート状電波吸収体1と筐体4とは、接着剤を用いて相互を接着してもよく、又は、小ネジ(ドリリングネジ)やビス等の連結部材により接続を行ってもよく、又は、接着剤にて接着を行うと共に連結部材による接続を行うことで、一体のパネル状(パネル体)とされている。接着剤による接着の場合は、シート状電波吸収体1の裏面1bの全面に渡って、接着界面が形成されるよう接着剤を塗布するのが好ましく、連結部材にて固定する場合は、シート状電波吸収体1の複数箇所に貫通孔を設け、連結部材を挿通状として全体に弛みが生じないよう固定すればよい。
【0022】
筐体4は、金属製や、樹脂製等とすることができ、金属製の場合は、薄板の側縁を折り曲げて周囲壁部7を形成すればよく、例えば、矩形の金属板の四辺をシート状電波吸収体1の厚さ寸法T以上の寸法で折り曲げて、一方が開口する浅い箱状の皿形容器とすればよい。具体的な材質としては、鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金等がある。
また、筐体4を樹脂製とする場合は、金型により成形すればよく、例えば射出成形により、一工程にて底壁部5及び周囲壁部7とを同時に作製できる。材質としては、ポリカーボネイト樹脂やアクリル樹脂が好ましく、特には、これら樹脂と無機繊維との複合材であるFRP製が好ましい。
【0023】
また、筐体4を金属製とした場合、筐体4自身が上記説明した作用を有する反射層3の役割を有するので、図6の他の実施の形態を表す断面図に示すように、(図3の反射層3を省略して)金属製の筐体4に直接電波吸収シート2を設けてもよい。この場合、筐体4と電波吸収シート2とは、図3の場合と同様に、接着剤及び/又は連結部材による接続にて、一体のパネル状にすればよい。
【0024】
即ち、図6に示すように、電波吸収パネルPは、表て面2aが電波入射面側となる電波吸収シート2と、電波吸収シート2の裏面2bを覆う底壁部5と電波吸収シート2の周端縁11を囲う周囲壁部7とを有する浅皿状の金属製筐体4と、を具備する。
【0025】
なお、筐体4(電波吸収パネルP)の形状は、平面視矩形状以外にも切欠部を有するものとしてもよく、さらには、平盤状のパネル体とする以外にも、例えば、電波入射面(シート状電波吸収体1の表て面1a)が複数段状となる段付き構造や、全体乃至一部が曲面状となる曲面構造としてもよく、シート状電波吸収体1(電波吸収シート2)に可撓性が有ると、このような構成も自在である。
【0026】
さらに、図1及び図2に示すように、筐体4の裏面4bに補強部材8を設けてもよい。補強部材8としては、型鋼(溝型鋼、アングル材、ダクター等)、角パイプ、軸部材等の長尺補強梁部材があり、1本又は複数本設けており、図2では、2本を平行にパネルPの長手方向に沿って配設している。又は図示省略するが、井桁状に配設してもよい。
【0027】
図4は、本発明の電波吸収パネルPの他の実施例を示す断面図であり、このパネルPが備えるシート状電波吸収体1では、電波吸収シート2の表て面2aを凹凸形状としている。図4では、断面三角凹凸形状としているが、これに限らず、図示省略するが、断面四角形の凹凸形状とし、凹部が複数のスリットを形成するような形状としてもよい。なお、図示省略するが、図6に示した電波吸収パネルPの電波吸収シート2の表て面2aを凹凸形状としてもよい。
【0028】
また、図3及び図4の実施の形態において、筐体4の深さ寸法Dを、シート状電波吸収体1の厚さ寸法Tより大きく設定している(D>T)。また、図6の実施の形態において、筐体4の深さ寸法Dを、電波吸収シート2の厚さ寸法tより大きく設定している(D>t)。つまり、電波吸収シート2の表て面2aは、筐体4の周囲壁部7の端面10より突出せず、表て面2aは、周囲壁部7の端面10より内方へ控えた状態となる。具体的には、深さ寸法Dは、厚さ寸法T(t)の 1.1倍〜10倍の寸法であることが、電波吸収特性の点、及び、耐候、雨水の水切りの点からみて好ましい。
【0029】
以上説明した電波吸収パネルPは、図5に示す設置状態にある電波吸収パネルPの断面図のように、有料道路の料金所の天井や料金所近傍の高架道路の桁裏等の取付部9に布設される形態が、最も適した使用形態であり、電波吸収パネルPは、図示省略のボルトナット等の連結用部材等を用いて取付部9に、電波吸収シート2の表て面2aが下方向き(下面)となるよう固定される。
【0030】
【発明の効果】
本発明は上述の構成により次のような効果を奏する。
【0031】
(請求項1によれば)厚さの薄い電波吸収パネルPを構成することができ、電波吸収シート2のみでは直接設けることができない箇所や、スペースの小さい隙間においても、パネル化することによりシート状電波吸収体1を簡単に配設することが可能となる。
電波吸収シート2と反射層3との接合面が筐体4内に収容状態となるため、パネルPが屋外に設置され、風雨にさらされても、その接合面に雨水が入ることがなく、接合面の強度低下のおそれがない。つまり、周囲壁部7が水切りとなり、接合面から水が浸入することを防ぎ、電波吸収シート2と反射層3とが剥がれるのを防止でき、耐環境性が求められる場所において設置が可能となる。
また、シート状電波吸収体1の裏面1bの広面において接着剤による接着を行うことで、全体がしっかり弛みがないよう筐体4の底壁部5にシート状電波吸収体1を固定できる。
また、シート状電波吸収体1の側周面への水の浸入を防止でき、また、直射日光が当たらず、耐環境性の優れたものとできる。
【0032】
(請求項2によれば)厚さの薄い電波吸収パネルPを構成することができ、電波吸収シート2のみでは直接設けることができない箇所や、スペースの小さい隙間においても、パネル化することにより、簡単に配設することが可能となる。
電波吸収シート2が筐体4内に収容状態となるため、パネルPが屋外に設置され、風雨にさらされても、雨水が入ることがない。つまり、周囲壁部7が水切りとなり、耐環境性が求められる場所において設置が可能となる。
金属製の筐体4が電波に対する反射層としての機能を有するため、構成を簡素化でき、コストダウンが可能となる。
また、電波吸収シート2裏面2bの広面において接着剤による接着を行うことで、全体がしっかり弛みがないよう金属製の筐体4の底壁部5に電波吸収シート2を固定できる。
また、電波吸収シート2の側周面への水の浸入を防止でき、また、直射日光が当たらず、耐環境性の優れたものとできる。
【0033】
(請求項3によれば)電波吸収パネルPが薄くて広面積であっても、パネルPの剛性を高めることができ、施工に際し扱いやすく、また、設置後も安定し強固なものとできる。
(請求項4によれば)吸収する電波の周波数が高周波数域「GHz帯域」に対応できる電波吸収特性を供えさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電波吸収パネルの実施の一形態を示す表て面側からの斜視図である。
【図2】 裏面側からの電波吸収パネルの斜視図である。
【図3】 電波吸収パネルの断面図である。
【図4】 電波吸収パネルの他の実施例を示す断面図である。
【図5】 設置状態にある電波吸収パネルの断面図である。
【図6】 電波吸収パネルの他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シート状電波吸収体
1b 裏面
2 電波吸収シート
2a 表て面
2b 裏面
3 反射層
4 筐体
4b 裏面
5 底壁部
6 周端縁
7 周囲壁部
8 補強部材
11 周端縁
D 深さ寸法
T 厚さ寸法
t 厚さ寸法
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a radio wave absorption panel.
[0002]
[Prior art]
In recent years, an automatic toll collection (ETC) system for toll roads, which is a field of highway traffic systems, has been adopted nationwide. According to this ETC system, it is possible to eliminate traffic congestion due to non-stop of cars at a toll gate, cope with cashless, unmanned at a toll gate, and the like.
[0003]
This ETC system transmits radio waves toward a road from a roadside antenna installed on the upper side of an arched gate (gantry) of a toll gate, and between the vehicle-mounted device and the roadside antenna that travels on this road. Two-way communication is performed. At that time, there will be no problem if the radio wave only reaches the vehicle-mounted device directly from the roadside antenna, but the radio wave transmitted from the roadside antenna is reflected once on the road surface etc. Re-reflecting on the ceiling or structures near the toll booth (such as the underside of an elevated road) will cause radio waves to reach the on-board device again, resulting in incorrect operation such as collecting charges twice regardless of whether the vehicle passes once. There was a fear.
Therefore, it is necessary to attach a radio wave absorption panel for reducing or eliminating radio wave reflection at the toll gate and its vicinity.
[0004]
In addition, the following radio wave absorbing sheets having conventionally known radio wave absorption characteristics include the following. (1) Magnetic powder (ferrite powder, carbonyl reduced iron powder, etc.) and conductive carbon are blended with polymer materials (resin materials such as chlorinated polyethylene, EVA, polyethylene, and rubber materials such as silicon rubber and ethylene propylene rubber). Ferrite and conductive carbon are blended into a material obtained by rolling or press-molding the resulting composition into a sheet (for example, see Patent Document 1 and Patent Document 2), and (2) Inorganic materials such as volcanic ejecta and calcium carbonate (3) A composition in which a magnetic powder is blended with a polymer material, and a radio wave incident surface is uneven. And the corresponding frequency is processed so as to have radio wave absorption characteristics in the high frequency range “GHz band” (for example, see Patent Document 5 and Patent Document 6).
[0005]
And these sheet-like electromagnetic wave absorbing sheets have been frequently used in recent years, and the opportunity to be used outdoors has increased. The sheet-like electromagnetic wave absorbing sheet is flexible and suitable for construction on a curved surface portion, and has an advantage that construction can be performed by utilizing its thinness even in a place where space is not available depending on the construction place.
In addition, a radio wave reflection layer is adhered to the back surface of the radio wave absorbing sheet in a laminated form with an adhesive or the like.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2000-151177 A [Patent Document 2]
JP 2000-151183 A [Patent Document 3]
JP 2001-326491 A [Patent Document 4]
JP-A-11-349720 [Patent Document 5]
JP-A-7-106785 [Patent Document 6]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-339190
[Problems to be solved by the invention]
However, it is difficult to construct a sheet-shaped electromagnetic wave absorbing sheet on an expanded metal surface or a complex part of the mounting surface, and since the electromagnetic wave absorbing sheet is exposed outdoors, the electromagnetic wave absorbing sheet and the reflective layer There is a risk that rainwater or the like may enter between the layers and the strength of the adhesive interface may be reduced, and may be peeled off to deteriorate the radio wave absorption characteristics.
[0008]
Therefore, the present invention makes use of the thinness of the radio wave absorbing sheet as it is, and can be easily installed even in a place where the radio wave absorbing sheet is thin and cannot be directly provided. Further, the radio wave absorbing panel having excellent environmental resistance is provided. The purpose is to provide.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the radio wave absorption panel according to the present invention has a radio wave absorption sheet that faces downward and is an exposed radio wave incident surface, and is bonded in a laminated manner to the back surface of the radio wave absorption sheet. An inverted shallow dish having a sheet-like wave absorber comprising a reflective layer, a bottom wall portion to which a back surface of the sheet-like wave absorber is bonded, and a peripheral wall portion surrounding a peripheral edge of the sheet-like wave absorber And a depth dimension D of the casing and a thickness dimension T of the sheet-shaped wave absorber set to D> T.
Also, a radio wave absorbing sheet that faces downward and is an exposed radio wave incident surface, a bottom wall portion to which the back surface of the radio wave absorbing sheet is bonded, and a peripheral wall that surrounds the peripheral edge of the radio wave absorbing sheet And an inverted shallow dish-shaped metal casing having a portion, wherein the depth dimension D of the casing and the thickness dimension t of the radio wave absorbing sheet satisfy D> t . It is set.
[0010]
Further, a reinforcing member is provided on the back surface of the casing. The surface of the radio wave absorbing sheet may have an uneven shape.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on the illustrated embodiment.
[0012]
FIG. 1 and FIG. 2 are perspective views showing an embodiment of a radio wave absorption panel P according to the present invention. FIG. 1 is a diagram showing the radio wave absorption panel P as seen from the surface side, and FIG. It is the figure seen from the side.
In the present invention, the expression surface refers to the surface side on which radio waves (electromagnetic waves) are incident, and the back surface is the opposite surface and the mounting surface. Therefore, as shown in the cross-sectional view of the radio wave absorption panel P in the installed state of FIG. 5, the arrow A is the traveling direction of the radio wave (reflected by a road or the like), and the radio wave absorption panel P is the ceiling 9 When installed, the surface of the radio wave absorption panel P faces downward and the back surface faces upward.
[0013]
FIG. 3 is a cross-sectional view of the radio wave absorption panel P of the present invention. The radio wave absorption panel P includes a sheet-like wave absorber 1 and a shallow dish-like housing 4 that houses the sheet-like wave absorber 1. Are provided. The sheet-shaped radio wave absorber 1 is composed of a radio wave absorption sheet 2 whose surface 2a is on the radio wave incident surface side, and a reflective layer 3 provided on the back surface 2b of the radio wave absorption sheet 2 in a laminated manner.
[0014]
The radio wave absorbing sheet 2 is also called an electromagnetic wave absorbing sheet, and conventionally known ones can be applied. Specifically, the radio wave absorbing sheet 2 is, for example, a radio wave loss in a binder (polymer material such as resin or rubber). In some cases, a composition obtained by blending an agent (conductive carbon, magnetic powder) and kneading is stretched by press working or roll rolling and formed into a sheet having a thickness of about 1 mm to 10 mm.
[0015]
As the binder, a resin material or a rubber material can be used, and the resin material is preferably chlorinated polyethylene, ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA), polyethylene, or the like, and can improve radio wave absorption characteristics. The rubber material is preferably silicon rubber, ethylene propylene rubber, or the like, and can contain a large amount of a radio wave loss agent to improve radio wave absorption characteristics.
Magnetic powder used as a radio wave loss agent is ferrite powder, carbonyl reduced iron powder, or the like.
[0016]
The blending ratio will be described. For example, with respect to 100 parts by weight of the binder, the blending of the radio wave loss agent may be 10 parts by weight to 1000 parts by weight (although it varies slightly depending on the type of the binder and the radio wave absorber). If it is less than the lower limit, it is difficult to obtain sufficient radio wave absorption characteristics, and if it exceeds the upper limit, it tends to be difficult to process into a sheet shape.
[0017]
Another specific example of the radio wave absorbing sheet 2 is a composition in which an inorganic material such as volcanic ejecta (shirasu) or calcium carbonate is blended with ferrite powder, carbonyl reduced iron powder or conductive carbon. Is formed into a thin sheet.
The radio wave absorbing sheet 2 may be appropriately blended with a filler, a plasticizer, a colorant and the like as long as the radio wave absorption characteristics are not affected.
[0018]
The thus obtained radio wave absorption sheet 2 and the reflection layer (radio wave reflection layer) 3 provided in a laminated form are the opposite surface (rear surface 2b) to the radio wave incident surface (represented surface 2a) of the radio wave absorption sheet 2. The reflective layer 3 is made of a conductive material, for example, a metal plate, a metal sheet, a metal foil, or a conductive paint applied to the back surface 2 b of the radio wave absorbing sheet 2.
The reflection layer 3 is provided to reflect the incident radio wave and subsequently cancel out the newly incident radio wave. The reflection layer 3 has conductivity and has a terminal impedance of 0 (zero). ) Can be used without particular limitation.
[0019]
As a specific material of the reflective layer 3, a metal foil such as aluminum, copper, or iron is preferable, and an aluminum foil is particularly preferable. Such a reflective layer 3 is preferably arranged in a laminated manner with the radio wave absorbing sheet 2 and the reflective layer 3 adjacent to each other without a gap in order to provide the radio wave absorber 1 with excellent radio wave absorption characteristics.
The radio wave absorbing sheet 2 and the reflective layer 3 can be bonded by means such as thermocompression bonding or using an adhesive.
[0020]
Next, the housing 4 will be described. As shown in FIGS. 1, 2, and 3, the housing 4 includes a bottom wall portion 5 that covers the back surface 1 b of the sheet-like wave absorber 1, and a sheet-like wave absorber. 1 and a peripheral wall portion 7 surrounding the entire periphery of the peripheral edge 6, and has a shallow dish shape.
Since the casing 4 is formed with a peripheral wall portion 7 that stands upright at the periphery of the bottom wall portion 5 having a large area, the peripheral wall portion 7 acts as a reinforcing rib. Can be increased.
[0021]
And the sheet-like electromagnetic wave absorber 1 and the housing 4 may be bonded to each other using an adhesive, or may be connected by a connecting member such as a small screw (drilling screw) or a screw, Or it is set as the integral panel shape (panel body) by bonding with an adhesive agent and connecting by a connection member. In the case of bonding with an adhesive, it is preferable to apply an adhesive so that an adhesive interface is formed over the entire back surface 1b of the sheet-shaped radio wave absorber 1, and when fixing with a connecting member, a sheet-like What is necessary is just to provide a through-hole in the several places of the electromagnetic wave absorber 1, and fix it so that a slack may not arise in the whole by making a connection member into insertion shape.
[0022]
The casing 4 can be made of metal, resin, etc. In the case of metal, the side wall of the thin plate may be bent to form the peripheral wall portion 7. For example, the four sides of a rectangular metal plate may be formed. What is necessary is just to make it the shallow box-shaped dish-shaped container which bends by the dimension more than the thickness dimension T of the sheet-like electromagnetic wave absorber 1, and one side opens. Specific materials include steel, stainless steel, aluminum, aluminum alloy and the like.
Further, when the housing 4 is made of resin, it may be molded by a mold. For example, the bottom wall portion 5 and the peripheral wall portion 7 can be simultaneously manufactured in one step by injection molding. As the material, polycarbonate resin and acrylic resin are preferable, and in particular, FRP made of a composite material of these resins and inorganic fibers is preferable.
[0023]
In addition, when the housing 4 is made of metal, the housing 4 itself has the role of the reflective layer 3 having the above-described function. Therefore, as shown in a cross-sectional view showing another embodiment of FIG. The wave absorbing sheet 2 may be provided directly on the metal housing 4 (omitting the reflective layer 3 in FIG. 3). In this case, the housing 4 and the radio wave absorbing sheet 2 may be formed into an integral panel by connecting with an adhesive and / or a connecting member, as in the case of FIG.
[0024]
That is, as shown in FIG. 6, the radio wave absorption panel P includes a radio wave absorption sheet 2 whose surface 2 a is the radio wave incident surface side, a bottom wall portion 5 that covers the back surface 2 b of the radio wave absorption sheet 2, and the radio wave absorption sheet 2. A shallow dish-shaped metal housing 4 having a peripheral wall portion 7 surrounding the peripheral edge 11 of the metal plate.
[0025]
The shape of the housing 4 (the radio wave absorption panel P) may have a notch in addition to the rectangular shape in plan view. Further, in addition to the flat plate-like panel body, The surface (surface 1a of the sheet-shaped electromagnetic wave absorber 1) may have a stepped structure having a plurality of steps, or a curved structure in which the entire surface or a part thereof has a curved surface. If 2) is flexible, such a configuration is also possible.
[0026]
Furthermore, as shown in FIGS. 1 and 2, a reinforcing member 8 may be provided on the back surface 4 b of the housing 4. As the reinforcing member 8, there are long reinforcing beam members such as a steel plate (groove steel, an angle material, a ductor, etc.), a square pipe, a shaft member, and the like, and one or a plurality are provided. In FIG. Are arranged along the longitudinal direction of the panel P. Alternatively, although not shown, they may be arranged in a cross beam shape.
[0027]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing another embodiment of the radio wave absorption panel P of the present invention. In the sheet-like radio wave absorber 1 provided in the panel P, the surface 2a of the radio wave absorption sheet 2 is formed in an uneven shape. . In FIG. 4, the triangular cross-sectional concavo-convex shape is used. However, the shape is not limited to this, but the cross-sectional concavo-convex shape may be used, and the concave portion may form a plurality of slits. Although not shown, the surface 2a of the radio wave absorption sheet 2 of the radio wave absorption panel P shown in FIG.
[0028]
3 and 4, the depth dimension D of the housing 4 is set to be larger than the thickness dimension T of the sheet-like wave absorber 1 (D> T) . In the embodiment of FIG. 6, the depth dimension D of the housing 4 is set to be larger than the thickness dimension t of the radio wave absorbing sheet 2 (D> t) . In other words, the front surface 2 a of the radio wave absorbing sheet 2 does not protrude from the end surface 10 of the peripheral wall portion 7 of the housing 4, and the front surface 2 a is kept inward from the end surface 10 of the peripheral wall portion 7. It becomes. Specifically, the depth dimension D may be 1.1 times to 10 times the dimension of the thickness T (t) is, in terms of radio wave absorbing characteristic, and, preferably from the standpoint of weather resistance, rainwater draining .
[0029]
The radio wave absorption panel P described above has a mounting portion 9 such as the ceiling of the toll gate on the toll road or the underside of the elevated road near the toll gate as shown in the cross-sectional view of the radio wave absorption panel P in the installed state shown in FIG. The radio wave absorption panel P has a mounting surface 9 on the mounting portion 9 using a connecting member such as a bolt and nut (not shown). It is fixed so that it faces downward (lower surface).
[0030]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects by the above-described configuration.
[0031]
(According to claim 1) A thin wave absorbing panel P can be formed, and a sheet can be formed by forming a panel even in a place that cannot be directly provided only by the wave absorbing sheet 2 or in a small space. The shaped wave absorber 1 can be easily disposed.
Since the joint surface between the radio wave absorbing sheet 2 and the reflective layer 3 is housed in the housing 4, even if the panel P is installed outdoors and exposed to wind and rain, rainwater does not enter the joint surface. There is no risk of a decrease in strength of the joint surface. That is, the peripheral wall 7 is drained, water can be prevented from entering from the joint surface, the radio wave absorbing sheet 2 and the reflective layer 3 can be prevented from being peeled off, and can be installed in a place where environmental resistance is required. .
Moreover, the sheet-like radio wave absorber 1 can be fixed to the bottom wall portion 5 of the housing 4 so that the whole is not loosened by bonding with an adhesive on the wide surface of the back surface 1 b of the sheet-like radio wave absorber 1.
In addition, it is possible to prevent water from entering the side peripheral surface of the sheet-shaped wave absorber 1, and it is not exposed to direct sunlight and has excellent environmental resistance.
[0032]
(According to claim 2) A thin radio wave absorption panel P can be constructed, and even in places that cannot be directly provided only by the radio wave absorption sheet 2 or in small gaps in the space, It can be easily arranged.
Since the radio wave absorbing sheet 2 is housed in the housing 4, rainwater does not enter even if the panel P is installed outdoors and exposed to wind and rain. That is, the surrounding wall portion 7 is drained and can be installed in a place where environmental resistance is required.
Since the metal housing 4 has a function as a reflection layer for radio waves, the configuration can be simplified and the cost can be reduced.
Moreover, the radio wave absorbing sheet 2 can be fixed to the bottom wall portion 5 of the metal housing 4 so that the whole is not loosened by bonding with the adhesive on the wide surface of the radio wave absorbing sheet 2 back surface 2b.
In addition, it is possible to prevent water from entering the side peripheral surface of the radio wave absorbing sheet 2 and not to be exposed to direct sunlight and to have excellent environmental resistance.
[0033]
(According to claim 3) Even if the radio wave absorption panel P is thin and has a large area, the rigidity of the panel P can be increased, it is easy to handle at the time of construction, and it can be made stable and strong after installation.
(According to claim 4) It is possible to provide a radio wave absorption characteristic in which the frequency of the radio wave to be absorbed can correspond to the high frequency range “GHz band”.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view from the front surface side showing an embodiment of a radio wave absorption panel according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a radio wave absorption panel from the back side.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a radio wave absorption panel.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing another embodiment of the radio wave absorption panel.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a radio wave absorption panel in an installed state.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing another embodiment of the radio wave absorption panel.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Sheet-like electromagnetic wave absorber 1b Back surface 2 Radio wave absorption sheet 2a Front surface 2b Back surface 3 Reflective layer 4 Case 4b Back surface 5 Bottom wall part 6 Peripheral edge 7 Peripheral wall part 8 Reinforcement member
11 Perimeter edge D Depth dimension T Thickness dimension t Thickness dimension

Claims (4)

表て面(2a)が下方向きであって露出状の電波入射面となる電波吸収シート(2)と該電波吸収シート(2)の裏面(2b)に積層状に接着した反射層(3)とからなるシート状電波吸収体(1)と、該シート状電波吸収体(1)の裏面(1b)が接着される底壁部(5)と該シート状電波吸収体(1)の周端縁(6)を囲う周囲壁部(7)とを有する倒立浅皿状の筐体(4)と、を具備する電波吸収パネルであって、上記筐体(4)の深さ寸法(D)、上記シート状電波吸収体(1)の厚さ寸法(T)を、D>Tに設定したことを特徴とする電波吸収パネル。The wave absorbing sheet (2) whose surface (2a) faces downward and becomes an exposed radio wave incident surface, and the reflective layer (3) adhered in a laminated manner to the back surface (2b) of the radio wave absorbing sheet (2) A sheet-like wave absorber (1) comprising: a bottom wall (5) to which the back surface (1b) of the sheet-like wave absorber (1) is bonded; and a peripheral edge of the sheet-like wave absorber (1) edge peripheral wall portion surrounding the (6) (7) and an inverted shallow dish-shaped housing having a (4) and, a radio wave absorbing panel having a, the housing (4) of the depth (D) And the thickness dimension (T) of the said sheet-like electromagnetic wave absorber (1) was set to D> T , The electromagnetic wave absorption panel characterized by the above-mentioned. 表て面(2a)が下方向きであって露出状の電波入射面となる電波吸収シート(2)と、該電波吸収シート(2)の裏面(2b)が接着される底壁部(5)と該電波吸収シート(2)の周端縁(11)を囲う周囲壁部(7)とを有する倒立浅皿状の金属製筐体(4)と、を具備する電波吸収パネルであって、上記筐体(4)の深さ寸法(D)、上記電波吸収シート(2)の厚さ寸法(t)を、D>tに設定したことを特徴とする電波吸収パネル。A radio wave absorbing sheet (2) whose front surface (2a) faces downward and becomes an exposed radio wave incident surface, and a bottom wall portion (5) to which the back surface (2b) of the radio wave absorbing sheet (2) is bonded. And an inverted shallow dish-shaped metal casing (4) having a peripheral wall (7) surrounding the peripheral edge (11) of the radio wave absorbing sheet (2), A radio wave absorption panel, wherein a depth dimension (D) of the casing (4) and a thickness dimension (t) of the radio wave absorption sheet (2) are set to D> t . 上記筐体(4)の裏面(4b)に補強部材(8)を設けた請求項1又は2記載の電波吸収パネル。  The radio wave absorption panel according to claim 1 or 2, wherein a reinforcing member (8) is provided on the back surface (4b) of the casing (4). 上記電波吸収シート(2)の上記表て面(2a)を凹凸形状とした請求項1,2又は3記載の電波吸収パネル。  The radio wave absorption panel according to claim 1, 2, or 3, wherein the surface (2a) of the radio wave absorption sheet (2) has an uneven shape.
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