JP4522912B2 - トラヒック測定装置、トラヒック測定方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
これにより、前述のトラヒック測定装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
図1は、本発明の一実施形態に係るトラヒック測定装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施形態では、汎用的なパーソナルコンピュータ(PC)を利用してトラヒック測定装置1を実現している。
図3において、トラヒック測定装置1は、パケット取得部31、パケット取得通知部32、パケット数カウンタ33、1次サンプリング部41、バッファ42、2次サンプリング部43、トラヒック測定処理部44及び統計処理部45を有する。
なお、バッファ42には、パケットの全情報を格納してもよく、或いは所定の部分を抽出した情報(例えばヘッダ情報)のみを格納してもよい。
また、2次サンプリング部43は、2次サンプリングレートの更新を行う。
以下に、2次サンプリングレートの計算方法を示す。
(y/m)/p=x/n ・・・(1)
の関係式が成り立つpを求めればよい。(1)式を変形すると、(2)式が得られる。
p=(y/m)×(n/x) ・・・(2)
ここで、バッファ42内に格納中のパケットの個数bは、1次サンプリング部41へ入力するパケットの単位時間当たりの個数yの一次サンプリング結果「y/m」であるので、「b=y/m」である。これを(2)式に代入すると、(3)式が得られる。
p=b×(n/x)=(b×n)/x ・・・(3)
この(3)式を用いて、2次サンプリングレートpを計算する。
図4において、まず、1次サンプリング部41は、1次サンプリングレートで入力パケットをサンプリングしてバッファ42に格納する(ステップS1)。次いで、1次サンプリング部41は、一定周期か判断する(ステップS2)。この判断の結果、一定周期ならば1次サンプリング部41はトリガ信号を出力し、これにより、統計処理部45は単位時間当たりのパケット数を更新して出力する(ステップS3)。一方、一定周期でなければステップS1に戻る。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
例えば、本発明は、ルータのパケット処理部等、各種の通信装置のサンプリング処理部に適用することができる。
Claims (4)
- 通信ネットワークから取得されたパケットを受け取りサンプリングして処理するトラヒック測定装置において、
前記受け取ったパケットを1次サンプリングレートでサンプリングする1次サンプリング手段と、
前記1次サンプリングされたパケットを格納するバッファ手段と、
前記バッファ手段に格納されているパケットを2次サンプリングレートでサンプリングする2次サンプリング手段と、
前記通信ネットワークから取得されたパケットのカウント値を受け取り、前記1次サンプリング手段が一定周期と判断した場合に、単位時間当たりのパケット数を更新する統計処理手段と、を備え、
前記2次サンプリング手段は、前記2次サンプリングした結果が、前記単位時間当たりのパケット数をトラヒック測定用の所定の目標サンプリングレートによりサンプリングしたサンプリング結果に等しくなるように前記2次サンプリングレートを算出して、前記2次サンプリングレートを更新する、
ことを特徴とするトラヒック測定装置。 - 前記2次サンプリングレートは、前記目標サンプリングレートと前記バッファ手段に格納中のパケットの個数との積を前記単位時間当たりのパケット数で除する演算式に基づいて算出される、
ことを特徴とする請求項1に記載のトラヒック測定装置。 - 通信ネットワークから取得されたパケットを受け取りサンプリングして処理するトラヒック測定方法であって、
前記受け取ったパケットを1次サンプリングレートでサンプリングする過程と、
前記1次サンプリングされたパケットをバッファ手段に格納する過程と、
前記バッファ手段に格納されているパケットを2次サンプリングレートでサンプリングする過程と、
前記通信ネットワークから取得されたパケットのカウント値を受け取り、前記1次サンプリングレートでサンプリングする過程が一定周期と判断した場合に、単位時間当たりのパケット数を算出する過程と、
前記2次サンプリングレートでサンプリングした結果が、前記単位時間当たりのパケット数をトラヒック測定用の所定の目標サンプリングレートによりサンプリングしたサンプリング結果に等しくなるように前記2次サンプリングレートを算出して、前記2次サンプリングレートを更新する過程と、
を含むことを特徴とするトラヒック測定方法。 - 通信ネットワークから取得されたパケットを受け取りサンプリングして処理するためのコンピュータプログラムであって、
前記受け取ったパケットを1次サンプリングレートでサンプリングする機能と、
前記1次サンプリングされたパケットをバッファ手段に格納する機能と、
前記バッファ手段に格納されているパケットを2次サンプリングレートでサンプリングする機能と、
前記通信ネットワークから取得されたパケットのカウント値を受け取り、前記1次サンプリングレートでサンプリングする機能が一定周期と判断した場合に、単位時間当たりのパケット数を算出する機能と、
前記2次サンプリングレートでサンプリングした結果が、前記単位時間当たりのパケット数をトラヒック測定用の所定の目標サンプリングレートによりサンプリングしたサンプリング結果に等しくなるように前記2次サンプリングレートを算出して、前記2次サンプリングレートを更新する機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2005170586A JP4522912B2 (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | トラヒック測定装置、トラヒック測定方法及びコンピュータプログラム |
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