JP4517562B2 - Printer apparatus and fixing method thereof - Google Patents
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Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真プロセスを用いて文字、画像等を記録紙上に印刷するプリンタ装置とその定着方法に関し、特に、光定着器の前段でプレヒートを行うプリンタ装置及びその定着方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複写機やレーザプリンタなどにおいて採用されている電子写真法は、一般には、光導電性の絶縁体層上に一様な静電荷を与え、この絶縁体層上に光像を照射することにより、静電荷を部分的に除去して静電潜像を形成する。次に、静電荷の残った部分にトナーと呼ばれる微粉末を付着させて潜像を可視化したトナー画像を形成(現像)し、このトナー画像を記録紙に転写した後に定着して印刷物を得る。
【0003】
一般に、電子写真プロセスにおいて良好な定着性を得るためには、定着工程において用紙上に転写されたトナーを効率良く熱溶融させ、用紙上に固着させることが重要となる。この定着方法として従来の光定着器を使用した非接触の定着方法が知られており、フラッシュランプによる強力な光をトナーに吸収させることでトナーそのものを溶融させる定着を行いっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】
実願昭54−13731号(実開昭55−116353号)のマイクロフィルム
【特許文献2】
特開平1−172981号公報
【特許文献3】
特開昭58−95372号公報
【特許文献4】
特開平11−305637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、光定着方法は、紙の厚さや用紙の搬送速度、あるいは環境温湿度等の条件により十分な定着性が得られず定着不良が発生する場合がある。また、昨今の省エネルギ化の観点からも、フラッシュ電圧を上昇させることは不可能に近く、プリンタの高速化によるフラッシュエネルギ不足で発生するトナー定着不良等を回避するためには、プレヒートを用いる必要がある。
【0006】
従来、プレヒートは、熱媒体として電熱線やセラミックヒータを用いてプレヒートを行っている。しかし、これらの熱媒体では細かな温度制御が難しい。また、応答時間が長いため、用紙ジャムが発生した際に、プレヒート部の温度を急激に下げることができず、用紙が発火に至る可能性がある等の問題がある。
【0007】
またトナー定着不良等を回避するために光定着器の出力を上げようとした場合、フォーム印刷に多く用いられるUVインクが変色し、印刷不良になる問題も多く発生する。さらに、光定着器の出力を上げると、光定着器の温度が上昇し、光定着器の破損を招く場合があり、また、対向する用紙搬送路の異常加熱が発生する問題がある。更にプリンタにおける主熱源である光定着器が異常加熱するような状態になった場合、プリンタ装置内の温度も上昇し、トナーの感光体フィールミング(トナーのこびり付き)や現像器内のトナー溶融固着等の障害が発生しやすくなる。
【0008】
本発明の目的は、電子写真プロセスを用いた場合の光定着において、プレヒートによって安定したトナーの定着性を維持すると共にプレヒートにおける細かな温度制御を可能とするプリンタ装置及びその定着方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
発明の開示この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、感光体上に形成された静電潜像をトナーにより現像した後に用紙上に転写する電子写真ユニットと、用紙上に転写されたトナー画像を強い光の照射によるトナーの溶融で定着する光定着器とを備えたプリンタ装置であって、ペルチェ素子を加熱媒体に用いたプレヒートユニットを光定着器の前段に設けたことを特徴とする。このようプレヒートユニットの発熱媒体に本発明はペルチェア素子を用いたことで、ペルチェ素子の廃熱を利用した用紙のプリヒートによって光定着器の定着性を向上させることができる。またペルチェ素子の温度制御は、ペルチェ素子に流す電流値によって決まり、応答時間も例えば2℃/秒(25℃環境)と早いため、より細かな温度制御でき、安定したトナー定着性を維持する。
【0010】
ここでペルチェ素子の廃熱によるプレヒート温度を50℃乃至100℃の範囲に設定する。またペルチェ素子の吸熱により冷却された空気を用いて光定着器の冷却する冷却ユニットを設けたことを特徴とする。この冷却ユニットは、ペルチェ素子の吸熱面に接触配置されたチャンバと、ブロワファンによる吸引で装置内の空気をチャンパに導入して冷却した後に光定着器内を通過させる冷却系統とを備える。更に冷却ユニットで冷却された空気を装置の電源ユニット及び制御回路の冷却に用いる。このようにペルチェ素子の廃熱面を用紙面に向け用紙搬送下部に設置してプレヒートすると同時に、ペルチェ素子の吸熱面に冷却エア用のチャンバを配置して冷却した空気を作り、光定着器の冷却に用いることで、異常加熱による光定着器の破損を確実に防止し、更に電源ユニットや制御回路を冷却することもできる。
【0011】
また本発明は、光定着器で発生する廃熱を用いてプレヒートユニットのペルチェ素子を予熱する余熱ユニットを設けたことを特徴とする。この余熱ユニットは、ペルチェ素子の吸熱面に余熱空間を介して配置されたチャンバと、ブロワファンによる吸引で外部の空気を光定着器内を通してチャンパに導入して余熱させる余熱系統とを備える。この余熱ユニットは更に電源ユニットや制御回路から発生する廃熱を用いてプレヒートユニットのペルチェ素子を予熱するようにしてもよい。
【0012】
このように装置から得られる廃熱をペルチェ素子及び印刷媒体の余熱に使用することで、ペルチェ素子の吸熱面の冷接点温度を上げ、廃熱面の高接点温度を高くして効率良くプリヒートすることができる。同時に、外部から取込んだ空気を光定着器、電源ユニット、制御回路等を冷却した後にペルチェ素子の余熱に利用することで、装置内の温度上昇を抑制でき、フラッシュ電圧を高くした場合の光定着器の破損等を確実に防止する。またプレヒートユニットは、矩形シート状のペルチェ素子をプレート面の複数並べた構造をとる。
【0013】
また本発明は、電子写真ユニットにより感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像した後に用紙上に転写した後に定着するプリンタ装置の定着方法を提供するものであり、このプリンタ装置の定着方法として、光定着器による強い光の照射でトナーを溶融して用紙上にトナー画像を定着する前に、ペルチェ素子を加熱媒体に用いてプレヒートすることを特徴とする。
【0014】
このペルチェ素子の廃熱によるプレヒート温度を50℃乃至100℃の範囲に設定する。またペルチェ素子の吸熱により冷却された空気を用いて光定着器を冷却する。さらに、光定着器で発生する廃熱を用いてペルチェ素子を予熱する。これ以外の点の詳細は、装置の場合と同じになる。
【発明の効果】
【0015】
このように本発明のプリンタ装置にあっては、ペルチェ素子の廃熱によって光定着器前の段階で用紙を温めるプレヒートを行うことで、光定着器のフラッシュ電圧を下げてもトナーの定着性を安定して維持することができる。またペルチェ素子の廃熱を利用した用紙のプレヒートと同時にペルチェ素子の吸熱を利用して光定着器にエアを冷却して供給することで、光定着器の温度上昇を十分に抑えることができ、光定着器の温度上昇による破損を確実に防止できる。
【0016】
またペルチェ素子の廃熱による光定着器前での用紙のプレヒートと同時に光定着器や電源ユニット制御回路等の廃熱を利用してペルチェユニット及び用紙を予熱することで、光定着器のフラッシュ電圧を下げてもトナーの定着性を損なわず良好な定着性を維持し、同時に光定着器、電源ユニット制御回路等の内部の冷却を行うこともできる。
【0017】
更にペルチェ素子に流す電流によって温度に対する高い応答性が得られる点を利用し、より細かで正確なプレヒートの温度制御ができ、安定した定着正を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】ペルチェ素子を用いてプリヒートと冷却を行う本発明のプリンタ装置の内部構造の説明図;
【図2】図1の感光体ドラムと現像機ユットの説明図;
【図3】図1のペルチェユニットと冷却機構を取出した説明図;
【図4】図3のペルチェユニットの説明図;
【図5】ペルチェ素子の原理説明図;
【図6】図1はペルチェユニットを余熱する本発明のプリンタ装置の内部構造の説明図;
【図7】図6のペルチェユニットと余熱系統を取出した説明図;
【図8】図7の余熱用チャンバーの説明図;
【図9】本発明におけるプレヒート温度とトナー定着率の特性図;
【発明を実施するための形態】
この感光ドラム16及び現像器ユニット18により、本発明の電子写真プロセスの主要部を構成している。感光ドラム16はLEDプリントヘッド等の光ビームの走査により、ドラム表面に形成された光漏電性絶縁体層上に静電潜像を形成し、この感光ドラム16上の静電潜像に対し現像器ユニット18が現像剤としてトナーを使用して現像を行い、その後に用紙搬送路24を通って送られてくる連続用紙12上に転写ユニット22でトナー像を転写した後、光定着器28で定着固定することで印刷する。
【0019】
図2は、図1の感光ドラム16と現像器ユニット18の詳細構造を取り出している。感光ドラム16は図示しないモータにより一定速度で反時計回りに回転駆動される。感光ドラム16の周囲には上部左側に2台の前帯電器64,66が配置され、感光ドラム16の表面を一様に帯電させる。続いてLEDプリントヘッド68が設けられる。
【0020】
LEDプリントヘッド68にはドラム長手方向に多数のLEDを配置したLEDアレイを使用しており、印刷情報に応じたLEDアレイの発光駆動により印刷パターンの露光を行って感光ドラム16上に静電潜像を形成する。感光ドラム16上に形成された静電潜像は、現像器ユニット18の位置でキャリアとトナーを含む2成分現像剤のトナー成分により現像されてトナー像となる。
【0021】
一方、印刷を行うための連続用紙は、用紙搬送ユニット20により感光ドラム16の転写位置に送られている。この転写位置には感光ドラム16に対向して転写帯電器22−1が配置され、感光ドラム16上のトナー像が用紙上に転写される。用紙上に転写されたトナー像は図1に示す光定着器28において定着される。
【0022】
転写帯電器22−1により用紙に対するトナー像の転写が済んだ感光ドラム16上には転写されずに残った残留トナーがあり、残留トナーを除去するためにクリーニングブラシ58とクリーニングブレード60を設け、機械的に感光ドラム16上の残留トナーを除去している。続いて除電LEDが設けられ、感光ドラム16上の電位を0ボルトに戻す除電を行う。
【0023】
再び図1を参照するに、光定着器28は内部に例えば4本のフラッシュランプ30を用紙搬送方向に並べて配置しており、このフラッシュランプ30の発光駆動による強力な光をトナーに吸収させることで、トナーそのものを溶融させて用紙上に定着させている。
【0024】
光定着器28の手前には、本発明にあってはプレヒートユニットとしてペルチェユニット26を設け、光定着器28の前で連続用紙12を温めるプレヒートを行っている。ペルチェユニット26は廃熱面を用紙搬送路24側に向けて配置され、下側が吸熱面となる。ペルチェユニット26の吸熱面側には冷却チャンバ36が配置されている。
【0025】
冷却チャンバ36は、下部に設置されたエアブロワ52による空気の吸い込みを受け、ペルチェユニット26の吸熱面に対向した冷却チャンバ36によって吸入した空気を冷却し、光定着器28に冷却空気を送り込んで冷却している。即ち冷却チャンバ36は、空気導入口38を右側に持ち、冷却チャンバ36を適った冷却空気は排出口40からダクトを通って光定着器28内にダクト開口42を設け、ここから冷却空気を光定着器28内に入れている。また光定着器28には吸込み口44が設けられ、ダクト46を通ってダッシュフィルタ48に至り、更にダクト50を通ってエアブロワ52により吸引される。
【0026】
このためペルチェユニット26は、その廃熱によって光定着器28に送り込む連続用紙12を温めるプレヒートを行うと同時に、エアブロワ52で吸引した空気が冷却チャンバ36を通るときにペルチェユニット26の吸熱により空気を冷却し、冷却した空気を光定着器28を通すことで光定着器28の冷却を行っている。
【0027】
ここでペルチェユニット26による温度制御のため、プレヒート温度を検出する温度センサ45−1、冷却温度を測定する温度センサ45−2、更に光定着器28の内部温度を測定する温度センサ45−3を設けている。更にラインプリンタ10にはコントロールユニット54と電源ユニット56が設けられている。このコントロールユニット54と電源ユニット56に対しても冷却チャンバ36からダクト55が接続され、エアブロワ52による吸引で冷却空気を送り込んで冷却している。
【0028】
図3は、図1のラインプリンタ10のペルチェユニット26及び光定着器28の部分を取り出して拡大している。ペルチェユニット26は、その廃熱面74を用紙搬送路24側に向けて配置し、廃熱面74からの熱によって搬送路24に沿って通過する連続用紙12を温めた後に、光定着器28に入るようにしている。ペルチェユニット26の下側は吸熱面76であり、この吸熱面76に接触して冷却チャンバ36を配置している。
【0029】
図4は図3のペルチェユニット26を取り出して平面で示している。このペルチェユニット26はMarlow Indastries Inc.製であり、縦×横=38mm×30mmサイズの薄型矩形のペルチェ素子26−1〜26−40を、搬送方向に直行する方向に10個、搬送方向に4個の合計40個並べて配置している。このペルチェ素子26−1〜26−40のそれぞれは次の仕様となる。
最大熱量 110W
最大発熱量 95℃
最大冷却能力 −36℃
応答速度 10℃/分(25℃環境で冷却,加熱共に)
となる。もちろんペルチェユニット26に使用するペルチェ素子の数は、図1に示したラインプリンタ10の用紙搬送路24の横幅を越える適宜のサイズとなるように枚数を決める。
【0030】
図5は、図4のペルチェユニット26に使用したペルチェ素子26−11の構造であり、異種の金属Nと金属Pを接合し、直流電源27に接続して電流を流すようにしている。このペルチェ素子の詳細を説明すると、ペルチェ効果による発熱を現わす式として、通常、次式が知られている。
E=ρ・I+S・gradT ・・・(1)
Q=π・I−κ・gradT,π=S・T ・・・(2)
Q=τ・I・gradT,τ=T・(dS/dT) ・・・(3)
但し、Sはそれぞれゼーベック係数
πはペルチェ係数
τはトムソン係数
κはそれぞれ熱伝導率
ρは電気抵抗率
Eは電界の大きさを示すベクトル量
Iは電流の大きさを示すベクトル量
Qは熱量
Q0は熱の吸収率
Tは温度
gradTは温度勾配
【0031】
(1)式では、温度勾配が無い時の電界の大きさを示すベクトル量Eは、通常良く知られているオームの法則によって求められた値
E=ρ・I
に等しくなる。
【0032】
温度勾配がある時の電界の大きさを示すベクトル量Eは、温度の高い場所の電子は大きな運動量を持つので、電子は温度の高い方から低い方へ流れ込み、温度が高い方が正の電位を持ち、温度の低い方が負の電位を持つようになる。正孔の時はその逆となって、その値に相当する右辺2項の(S・gradT)が右辺1項の(ρ・I)に加算される。
【0033】
したがって、図5の異種の金属Nと金属Pを接合したペルチェ素子26−11に電源27を接続し、電源27から電流Iを流さない場合、(1)式によって電界の大きさを示すベクトル量は
E=S・gradT
となり、金属P,Nによって(T1−T2)の温度差を与えると、その結果、(V1−V2)の電位差を生じる。これが熱電発生器の原理である。
【0034】
(2)式では、温度勾配がなく、電流Iを流した時の熱量は
Q=π・I
となる。これは低いエネルギを持った電子を有する物質から高いエネルギを持った電子を有する物質へ電子を引き出すと、エネルギの高い電子のみが出てくるために、後には低いエネルギを持った電子が残ることになる。
【0035】
その際の熱量を考えると、両物質に熱量の差が生じることになって低いエネルギを持つ電子を有する物質では温度が下がる。これがペルチェ効果である。このときペルチェ熱Qは、電流Iの方向と同じ方向に運ばれることから、ペルチェ係数πは電流Iの方向によって正負の符号をとる。
【0036】
ペルチェ素子26−11に電源によって電流Iを流すと、ペルチェ素子26−11の金属Nの領域では
Qn=πn・I
の熱量が流れ、金属Nと異なる種類の金属Pの領域では
Qp=πp・I
の熱量が流れる。このため金属NとPの接合部のところでは
(πn−πρ)・I
の熱量の差が出てくる。
【0037】
この熱量は、接合部の一方で熱を発生し、もう一方では熱を吸収するが、その差が接合部分の温度を変えるので、これが負のとき電子冷却の原理となる。このためペルチェ素子26−11の金属P側が吸熱面76となり、金属N側が廃熱面74となる。
【0038】
ここで、熱電効率の良いペルチェ素子を作るには、負荷から奪われる熱と消費した電力の比、即ち次式に示す冷却効果係数(COP:Coefficient of Performance of a refrigerator)を大きくすれば良い。
【0039】
【数1】
但し、Zは熱電材料の良否を判断するための性能指数
Tcは冷接点の温度Thは高温接点の温度
Tmは冷却素子の平均温度
【0040】
実際のペルチェ素子は、これらの値を元に、Bi(ビスマス)、Sb2(アンチモン)、Te3(テルル)、Bi+Te(ビスマス+テルル)などの金属を用いられて作られている。また、温度制御は、ペルチェ素子に流す電流値によって決まり、応答時間も例えば2℃/秒(25℃環境で冷却、過熱共に)と速いため、簡単なフィードバック制御により細かな温度制御が可能である。
【0041】
図6はプレヒートユニットとして設けたペルチェユニット26を光定着器28からの廃熱を利用して予熱するようにした本発明の他の実施形態のラインプリンタである。このラインプリンタ10にあっては、光定着器28の手前に設けたペルチェユニット26の下側に予熱チャンバ82を設け、予熱チャンバ82にエアブロワ52による吸引で光定着器28を通して外部から導入した空気を通すことでペルチェユニット26を予熱している。
【0042】
即ち光定着器28は外気導入口84を有し、エアブロワ52により外部から導入された空気は光定着器28の内部を通過して冷却し、導入口86から予熱チャンバ82に送られる。このため予熱チャンバ82には、光定着器28のフラッシュランプ30の発光駆動による廃熱で温められた空気が送り込まれる。予熱チャンバ82の上部の予熱空間86の中にはペルチェユニット26が設けられている。
【0043】
さらに余熱チャンバ82の吸込側にはダクト94によってコントロールユニット54と電源ユニット56が接続される。このため予熱チャンバ82には、更にコントロールユニット54や電源ユニット56で温められた空気も送り込まれ、ペルチェユニット26を余熱すると同時に、コントロールユニット54と電源ユニット56の冷却を行う。
【0044】
図7は、図6のペルチェユニット26と光定着器28の部分を取り出して拡大している。ペルチェユニット26は廃熱面74を用紙搬送路24に向けて配置し、下側の吸熱面76を予熱チャンバ82の上部の仕切られた予熱空間102に配置している。
【0045】
予熱チャンバ82は、導入部88、チャンバ部96,98,100、更に排出部90を備えている。導入部88側のチャンバ部96と排出部90側のチャンバ部100は用紙搬送路24側に面しており、このためチャンバ部96,100からの熱によって用紙搬送路24に沿って通過する連続用紙12のプレヒートを行う。
【0046】
チャンバ部98は予熱空間102に面しており、ここにはペルチェユニット26の吸熱面76が位置していることから、チャンバ部98からの予熱によってペルチェユニット26の吸熱面76の温度を上げる予熱を行っている。
【0047】
このように予熱チャンバ82によってペルチェユニット26の吸熱面76の温度が上がると、前記(4)式の冷却効果係数COPの右辺における冷接点温度Tcが高くなり、これによって冷却効果係数COPを高め、ペルチェユニット26における廃熱面74の温度をより高温にすることができる。同時に、予熱チャンバ82に光定着器28の廃熱を利用しているため、この予熱のための光定着器28を通す空気の流れによって、光定着器28を冷却する効果が得られる。
【0048】
図8は図7の予熱チャンバ82を取り出している。予熱チャンバ82は上部に箱型にくりぬいた予熱空間102を持っており、この予熱空間102の上部にペルチェユニット26を嵌込み固定している。ペルチェユニット26は図4に示したように、例えば40枚のペルチェ素子26−1〜26−40を4×10の40枚配列している。
【0049】
予熱チャンバ82のほぼ対角となる位置には導入部88と排出部90が設けられており、導入部88から導入した光定着器28の廃熱で温められた空気を、予熱チャンバ82内を通した後、排出部90からエアブロワで吸引するようにしている。
【0050】
次に本発明の具体的な実施形態を説明する。図4の構成をもつペルチェユニット26を、図1のラインプリンタ10に搭載する。この場合、ラインプリンタ10として5000LPM(秒/分)のラインプリンタの搭載を例にとる。ペルチェユニット26を搭載した5000LPMのラインプリンタの光定着器28として1950ボルトのフラッシュ電圧を印加した場合、ペルチェユニット26によるプレヒート温度に対する光定着器28によるトナーの定着率(%)として、図9の特性が得られる。
【0051】
ここで光定着器28を用いた場合の目標定着率を80%とすると、プレヒート温度が40℃を越えると目標定着率80%を上回り、その後、50℃付近で定着率85%が維持され、更にプレヒート温度が上昇すると定着率は90%まで上昇するが、プレヒート温度が100℃を越えると定着率が低下するようになる。そこで本発明で使用するペルチェユニット26によるプレヒート温度としては、図9の特性から使用下限温度をT1=50℃、上限温度をT2=100℃とし、T1=50℃〜T2=100℃の範囲にプレヒート温度を設定すれば良い。
【0052】
ここで図1のラインプリンタについて、次の実施例1と実施例2を行う。
(実施例1)
【0053】
図1のラインプリンタについて、光定着器28に1950ボルトのフラッシュ電圧を印加し、図9におけるプレヒート温度と定着率の関係からペルチェユニットにおけるペルチェ素子の廃熱面温度が90℃となるように冷却面温度を−35℃に設定し、更に光定着器28に冷却用エアを1m3/分で供給する。
【0054】
この条件によるプレヒートと定着器冷却を用いて5000LPMの印刷を行った結果、用紙上のトナー付着量が0.9mg/cm2でも良好な定着性を示した。また連続印刷においても、図10のように印刷枚数の増加に対し光定着器温度は70℃程度までしか上昇せず、光定着器28の内部温度は十分に低く、光定着器の破損等は発生しなかった。
(実施例2)
【0055】
図1のラインプリンタについて、フラッシュ電圧を1500ボルトに下げ、それ以外の条件は実施例1と同じにして印刷を行った結果、用紙上のトナー付着量が0.9mg/cm2でも良好な定着性を示した。
(実施例3)
【0056】
図6の光定着器28の廃熱を利用したペルチェユニット26の予熱を行うラインプリンタについて、フラッシュ電圧は実施例2と同様1500ボルトとし、光定着器28、コントロールユニット54、更に電源ユニット56で発生する熱をペルチェユニット26の予熱に用いて印刷を行った結果、用紙上のトナー付着量が0.9mg/cm2でも良好な定着性を示した。
(実施例4)
【0057】
図6のラインプリンタ10について、フラッシュ電圧を1950ボルトに設定し、実施例3と同じ条件で光定着器28、コントロールユニット54及び電源ユニット56の廃熱を利用した予熱を行った状態で印刷を行った結果、用紙上の上のトナー付着量が0.9mg/cm2でも良好な定着性を示し、また温度上昇による光定着器28の破損は発生しなかった。
【0058】
このような実施例1〜4の有効性を明確にするため、次の比較例1〜5の印刷を行った。
(比較例1)
【0059】
図1のラインプリンタについて、ペルチェユニット26によるプレヒート及び光定着器28の冷却を行わずに、実施例1と同じ条件で印刷を行った結果、用紙上のトナー付着量が0.9mg/cm2では満足な定着性が得られず、また図11の特性106のように、連続印刷において光定着器28の温度が上昇し、光定着器28の光源であるフラッシュランプ30が破損した。
(比較例2)
【0060】
プレヒートユニットとしてセラミックパネルヒータを用いて、実施例1と同じ条件により印刷を行った結果、光定着器の温度が低い初期段階では用紙上のトナー付着量が0.9mg/cm2で満足な定着性が得られるものの、図11の特性108のように、連続印刷により光定着器の温度が上昇し、光定着器28の光源であるフラッシュランプ30が破損した。
(比較例3)
【0061】
図1のラインプリンタについて、プレヒートを行わずに実施例2と同様な条件により印刷を行った結果、用紙上のトナー付着量が0.9mg/cm2〜0.4mg/cm2までのトナー付着量において定着量が発生した。
(比較例4)
【0062】
図6のラインプリンタについて、プレヒートを行わなかった以外は実施例3と同じ条件により印刷を行った結果、用紙上のトナー付着量が0.9mg/cm2〜0.4mg/cm2までのトナー付着量において定着量が発生した。
(比較例5)
【0063】
図6のラインプリンタについて、プレヒート及び予熱を行わない以外は実施例4と同じ条件により印刷を行った結果、用紙上のトナー付着量が0.9mg/cm2では満足な定着性が得られず、また図11の特性106の場合と同様、連続印刷において光定着器26の温度が上昇し、光定着器26の光源であるフラッシュランプ30を破損した。
【0064】
以上の実施例1〜4及び比較例1〜5をまとめると、図12の表のようになる。
【0065】
図13は、図1及び図6のラインプリンタ10に設けたコントロールユニット54によるペルチェユニット26に対するプレヒート温度制御のフローチャートである。ラインプリンタの電源投入等により装置スタートを行うと、ステップS1で装置スタンバイ状態の有無をチェックし、スタンバイ状態でなければ、ステップS2で印刷開始の有無をチェックする。印刷開始が行われるまではステップS7〜S11の待機温度設定制御110が行われている。
【0066】
即ちステップS7でプレヒート待機温度設定が行われ、ステップS8で温度センサによる検出温度がプレヒート設定温度に一致したか否かチェックし、一致しなければステップS9で測定温度がプレヒート設定温度より高いか低いかチェックする。高い場合にはステップS10で、ペルチェ素子に流している制御電流を下げて温度を下げる。
【0067】
温度が低い場合にはステップS11で、ペルチェ素子に流している制御電流を上げて温度を高くする。これによって印刷開始前の待機状態でペルチェユニット26によるプレヒート温度は設定温度に維持される。
【0068】
ステップS2で印刷開始が判断されると、ステップS3でプレヒート温度設定を行う。この実施形態にあっては、プレヒート設定温度を例えば90℃としている。続いてステップS4で温度センサによってプレヒート温度を測定し、ステップS5で設定温度と比較する。設定温度に一致していれば、ステップS6で印刷スタートを行い、印刷中においてはステップS4,S5の処理を繰り返す。
【0069】
ステップS5でプレヒート測定温度が設定温度に一致していない場合には、ステップS12〜S17のプレヒート温度設定制御112を行う。即ちステップS12で印刷ストップを行い、ステップS13でプレヒート温度を設定温度と比較し、温度が高い場合にはステップS14で、ペルチェ素子に流す印加電流を例えば10mA下げ、ステップS15でプレヒート温度を測定し、ステップS17でプレヒート設定温度に一致したか否かチェックする。
【0070】
それでも温度が高ければ再びステップS14に戻って、更に10mAペルチェ素子に流す電流をダウンし、ステップS10で測定温度が設定温度に一致するまで、ステップS12,S13,S14,S15,S17の処理を繰り返す。
【0071】
一方、ステップS13で測定温度がプレヒート設定温度より低かった場合には、ステップS16でペルチェ素子に対する印加電流を10mAアップする。そしてステップS15でプレヒート温度を測定して、ステップS17で設定温度を比較し、測定温度が設定温度に一致するまで、ステップS12,S13,S16,S15,S17の処理を繰り返す。
【0072】
尚、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なわない適宜の変形を含む。更に本発明は、上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。【Technical field】
[0001]
The present invention relates to a printer apparatus that prints characters, images, and the like on a recording paper using an electrophotographic process and a fixing method thereof, and more particularly, to a printer apparatus that performs preheating before a light fixing device and a fixing method thereof.
[Background]
[0002]
2. Description of the Related Art Conventionally, electrophotographic methods employed in copying machines and laser printers generally apply a uniform electrostatic charge on a photoconductive insulator layer and irradiate a light image on the insulator layer. Thus, the electrostatic charge is partially removed to form an electrostatic latent image. Next, a fine powder called toner is attached to the remaining portion of the electrostatic charge to form (develop) a toner image that visualizes the latent image, and this toner image is transferred to a recording sheet.AfterTo obtain a printed matter.
[0003]
In general, in order to obtain good fixability in the electrophotographic process, it is important to efficiently heat-melt the toner transferred onto the paper in the fixing step and fix it on the paper. As this fixing method, a non-contact fixing method using a conventional optical fixing device is known, and fixing is performed by melting the toner itself by absorbing strong light from the flash lamp into the toner.
[Prior art documents]
[Patent Literature]
[0004]
[Patent Document 1]
Microfilm of Japanese Utility Model No. 54-13731 (Japanese Utility Model Application No. 55-116353)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 1-172981
[Patent Document 3]
JP 58-95372 A
[Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-305637
SUMMARY OF THE INVENTION
[Problems to be solved by the invention]
[0005]
However, in the optical fixing method, sufficient fixing properties may not be obtained depending on conditions such as the thickness of the paper, the conveyance speed of the paper, the environmental temperature and humidity, and fixing failure may occur. Also, from the viewpoint of energy saving in recent years, it is almost impossible to increase the flash voltage, and it is necessary to use preheating in order to avoid a toner fixing failure caused by a shortage of flash energy due to high speed printer. There is.
[0006]
Conventionally, preheating is performed using a heating wire or a ceramic heater as a heat medium. However, fine temperature control is difficult with these heat media. In addition, since the response time is long, there is a problem that when the paper jam occurs, the temperature of the preheating portion cannot be rapidly lowered, and the paper may be ignited.
[0007]
In addition, when trying to increase the output of the optical fixing device in order to avoid toner fixing failure or the like, there are many problems that the UV ink often used for form printing changes color and causes printing failure. Further, when the output of the optical fixing device is increased, the temperature of the optical fixing device increases, and the optical fixing device may be damaged, and there is a problem that abnormal heating of the opposing paper conveyance path occurs. Furthermore, when the optical fixing unit, which is the main heat source in the printer, becomes abnormally heated, the temperature in the printer unit also rises, causing the toner photoconductor filming (with toner sticking) and the toner melting and fixing in the developing unit. It becomes easy to cause troubles such as.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a printer apparatus and a fixing method therefor that can maintain a stable toner fixing property by preheating and perform fine temperature control in preheating in light fixing using an electrophotographic process. With the goal.
[Means for Solving the Problems]
[0009]
DISCLOSURE OF THE INVENTION To achieve this object, the present invention is constituted as follows. The present invention relates to an electrophotographic unit that develops an electrostatic latent image formed on a photoreceptor with toner and then transfers the image onto a sheet, and fixes the toner image transferred onto the sheet by melting the toner by irradiating strong light. A preheating unit using a Peltier element as a heating medium is provided in front of the optical fixing device. Since the present invention uses the Peltier element as the heat generating medium of the preheating unit, the fixability of the optical fixing device can be improved by preheating the paper using the waste heat of the Peltier element. The temperature control of the Peltier element is determined by the value of the current flowing through the Peltier element, and the response time is as fast as 2 ° C./second (25 ° C. environment), for example, so that finer temperature control can be performed and stable toner fixing properties are maintained.
[0010]
Here, the preheating temperature due to the waste heat of the Peltier element is set in the range of 50 ° C to 100 ° C. Further, a cooling unit for cooling the optical fixing device using air cooled by heat absorption of the Peltier element is provided. The cooling unit includes a chamber disposed in contact with the heat absorption surface of the Peltier element, and a cooling system that allows the air in the apparatus to be introduced into the champ by suction by a blower fan and then cools and then passes through the optical fixing device. Further, the air cooled by the cooling unit is used for cooling the power supply unit and the control circuit of the apparatus. In this way, the waste heat surface of the Peltier element is installed at the lower part of the sheet conveyance toward the sheet surface and preheating is performed. At the same time, a cooling air chamber is arranged on the heat absorption surface of the Peltier element to create cooled air, By using it for cooling, the optical fixing device can be reliably prevented from being damaged by abnormal heating, and further the power supply unit and the control circuit can be cooled.
[0011]
Further, the present invention is characterized in that a preheating unit for preheating the Peltier element of the preheating unit using waste heat generated in the optical fixing device is provided. This preheating unit includes a chamber disposed on the heat absorption surface of the Peltier element via a preheating space, and a preheating system that introduces external air into the chamber through the optical fixing device by suction with a blower fan and preheats the air. The remaining heat unit may further preheat the Peltier element of the preheating unit using waste heat generated from the power supply unit or the control circuit.
[0012]
In this way, waste heat obtained from the apparatus is used for the residual heat of the Peltier element and the print medium, so that the cold junction temperature of the heat absorption surface of the Peltier element is raised and the high contact temperature of the waste heat surface is increased to efficiently preheat. be able to. At the same time, the air taken in from outside can be used for the residual heat of the Peltier element after cooling the optical fixing device, power supply unit, control circuit, etc., so that the temperature rise in the device can be suppressed and the light when the flash voltage is increased Prevent damage to the fuser. The preheat unit has a structure in which a plurality of rectangular sheet-like Peltier elements are arranged on the plate surface.
[0013]
The present invention also provides a fixing method of a printer apparatus in which an electrostatic latent image formed on a photoconductor by an electrophotographic unit is developed with toner and then transferred onto a sheet and then fixed. As a fixing method, toner is irradiated by strong light from a light fixing device.TheBefore the toner image is fixed on the paper by melting, preheating is performed using a Peltier element as a heating medium.
[0014]
The preheating temperature due to the waste heat of the Peltier element is set in the range of 50 ° C to 100 ° C. In addition, a light fixing device using air cooled by heat absorption of the Peltier elementTheCooling. Further, the Peltier element is preheated using waste heat generated in the optical fixing device. The other details are the same as those of the apparatus.
【The invention's effect】
[0015]
As described above, in the printer device of the present invention, the toner is fixed even if the flash voltage of the optical fixing device is lowered by performing preheating to warm the paper in the stage before the optical fixing device by the waste heat of the Peltier element. It can be maintained stably. In addition, by preheating the paper using the waste heat of the Peltier element and simultaneously using the heat absorption of the Peltier element to cool and supply the air to the optical fixing unit, the temperature rise of the optical fixing unit can be sufficiently suppressed, The damage due to the temperature rise of the optical fixing device can be surely prevented.
[0016]
Also, the pre-heating of the Peltier unit and the paper using the waste heat of the optical fixing unit and the power supply unit control circuit at the same time as the pre-heating of the paper in front of the optical fixing unit due to the waste heat of the Peltier element, the flash voltage of the optical fixing unit Even if the temperature is lowered, good fixability can be maintained without impairing toner fixability, and at the same time, the inside of the optical fixing device, the power supply unit control circuit, etc. can be cooled.
[0017]
Furthermore, by utilizing the fact that high responsiveness to temperature can be obtained by the current flowing through the Peltier element, finer and more accurate preheating temperature control can be performed, and stable fixing positiveness can be obtained.
[Brief description of the drawings]
[0018]
FIG. 1 is an explanatory diagram of the internal structure of a printer apparatus of the present invention that performs preheating and cooling using a Peltier element;
FIG. 2 is an explanatory diagram of the photosensitive drum and the developer unit of FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory view of the Peltier unit and the cooling mechanism in FIG. 1 taken out;
4 is an explanatory diagram of the Peltier unit of FIG. 3;
FIG. 5 is a diagram illustrating the principle of a Peltier element;
FIG. 1 is an explanatory diagram of the internal structure of a printer apparatus of the present invention for preheating a Peltier unit;
7 is an explanatory diagram showing the Peltier unit and the residual heat system in FIG. 6 taken out;
8 is an explanatory diagram of the preheating chamber of FIG. 7;
FIG. 9 is a characteristic diagram of preheating temperature and toner fixing rate in the present invention;
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The photosensitive drum 16 and the developing
[0019]
FIG. 2 shows the detailed structure of the photosensitive drum 16 and the developing
[0020]
The LED print head 68 uses an LED array in which a large number of LEDs are arranged in the longitudinal direction of the drum. The printed pattern is exposed by light emission driving of the LED array in accordance with the print information, and the electrostatic latent image is formed on the photosensitive drum 16. Form an image. The electrostatic latent image formed on the photosensitive drum 16 is developed with a toner component of a two-component developer including a carrier and toner at the position of the developing
[0021]
On the other hand, continuous paper for printing is sent to the transfer position of the photosensitive drum 16 by the
[0022]
There is residual toner that remains without being transferred onto the photosensitive drum 16 after the transfer of the toner image onto the paper by the transfer charger 22-1. In order to remove the residual toner, a cleaning brush 58 and a
[0023]
Referring again to FIG. 1, the optical fixing
[0024]
In the present invention, a
[0025]
The cooling chamber 36 receives air sucked by the air blower 52 installed in the lower part, cools the air sucked by the cooling chamber 36 facing the heat absorbing surface of the
[0026]
For this reason, the
[0027]
Here, for temperature control by the
[0028]
FIG. 3 shows the
[0029]
FIG. 4 shows the
Maximum heat 110W
Maximum heat generation 95 ° C
Maximum cooling capacity -36 ° C
It becomes. Of course, the number of Peltier elements used in the
[0030]
FIG. 5 shows the structure of the Peltier element 26-11 used in the
E = ρ · I + S · gradT (1)
Q = π · I−κ · gradT, π = S · T (2)
Q = τ · I · gradT, τ = T · (dS / dT) (3)
Where S is the Seebeck coefficient
π is the Peltier coefficient
τ is the Thomson coefficient
κ is the heat conductionrate
ρ is electrical resistivity
E is a vector quantity indicating the magnitude of the electric field
I is a vector quantity indicating the magnitude of the current
Q is the amount of heat
Q0 is the heat absorption rate
T is temperature
gradT is the temperature gradient
[0031]
In equation (1), the vector amount E indicating the magnitude of the electric field when there is no temperature gradient is a value obtained by Ohm's law, which is usually well known.
E = ρ · I
Is equal to
[0032]
The vector quantity E, which indicates the magnitude of the electric field when there is a temperature gradient, is such that electrons in a place with a high temperature have a large momentum, so the electrons flow from a higher temperature to a lower one, and a higher temperature has a positive potential. The lower temperature has a negative potential. In the case of a hole, the reverse is true, and (S · gradT) in the second term on the right side corresponding to the value is added to (ρ · I) in the first term on the right side.
[0033]
Therefore, when the
E = S · gradT
When a temperature difference of (T1-T2) is given by the metals P and N, a potential difference of (V1-V2) is generated as a result. This is the principle of the thermoelectric generator.
[0034]
In equation (2), there is no temperature gradient and the amount of heat when current I is applied is
Q = π · I
It becomes. This is because when a electron is extracted from a substance having an electron with low energy to a substance having an electron with high energy, only the electron with high energy comes out, so that an electron with low energy remains behind. become.
[0035]
Considering the amount of heat at that time, a difference in the amount of heat occurs between the two materials, and the temperature of the material having electrons with low energy decreases. This is the Peltier effect. At this time, since the Peltier heat Q is carried in the same direction as the direction of the current I, the Peltier coefficient π has a positive or negative sign depending on the direction of the current I.
[0036]
When a current I is supplied to the Peltier element 26-11 from the power source, in the region of the metal N of the Peltier element 26-11,
Qn = πn · I
In the region of metal P, which is different from metal N,
Qp = πp · I
The amount of heat flows. For this reason, at the junction of metal N and P
(Πn−πρ) · I
The difference in the amount of heat comes out.
[0037]
This amount of heat generates heat on one side of the junction and absorbs heat on the other side, but the difference changes the temperature of the junction, so it becomes the principle of electron cooling when this is negative. For this reason, the metal P side of the Peltier element 26-11 becomes the
[0038]
Here, in order to make a Peltier element with high thermoelectric efficiency, the ratio of the heat deprived from the load and the consumed electric power, that is, the cooling effect coefficient (COP: Coefficient of Performance of a Refrigerator) shown in the following equation may be increased.
[0039]
[Expression 1]
However, Z is a figure of merit for judging the quality of thermoelectric materials.
Tc is the temperature of the cold junction Th is the temperature of the hot junction
Tm is the average temperature of the cooling element
[0040]
The actual Peltier element is based on these values, Bi (bismuth), Sb2(Antimony), TeThree(Tellurium), Bi + Te (bismuth + tellurium) and other metals are used. Moreover, temperature control is determined by the value of the current flowing through the Peltier element, and the response time is as fast as 2 ° C./second (both cooling and overheating in a 25 ° C. environment), so fine temperature control is possible with simple feedback control. .
[0041]
FIG. 6 shows a line printer according to another embodiment of the present invention in which a
[0042]
That is, the
[0043]
Further, a control unit 54 and a
[0044]
FIG. 7 shows the
[0045]
The preheating chamber 82 includes an
[0046]
The chamber portion 98 faces the preheating
[0047]
When the temperature of the
[0048]
FIG. 8 shows the preheating chamber 82 of FIG. The preheating chamber 82 has a preheating
[0049]
An
[0050]
Next, specific embodiments of the present invention will be described. The
[0051]
If the target fixing rate when the optical fixing
[0052]
Here, the following Example 1 and Example 2 are performed for the line printer of FIG.
Example 1
[0053]
For the line printer shown in FIG. 1, a flash voltage of 1950 volts is applied to the optical fixing
[0054]
As a result of printing at 5000 LPM using preheating and fixing device cooling under these conditions, the toner adhesion amount on the paper was 0.9 mg / cm.2But it showed good fixability. Also in continuous printing, as shown in FIG. 10, the temperature of the optical fixing device only rises to about 70 ° C. as the number of printed sheets increases, and the internal temperature of the
(Example 2)
[0055]
With respect to the line printer of FIG. 1, the flash voltage was lowered to 1500 volts, and printing was performed under the same conditions as in Example 1 except that the toner adhesion amount on the paper was 0.9 mg / cm.2But it showed good fixability.
(Example 3)
[0056]
As for the line printer that preheats the
Example 4
[0057]
For the
[0058]
In order to clarify the effectiveness of Examples 1 to 4 as described above, the following Comparative Examples 1 to 5 were printed.
(Comparative Example 1)
[0059]
With respect to the line printer of FIG. 1, printing was performed under the same conditions as in Example 1 without performing preheating by the
(Comparative Example 2)
[0060]
As a result of printing using a ceramic panel heater as the preheating unit under the same conditions as in Example 1, the toner adhesion amount on the paper is 0.9 mg / cm at the initial stage when the temperature of the optical fixing device is low.2However, as shown in the characteristic 108 of FIG. 11, the temperature of the optical fixing device rose due to continuous printing, and the
(Comparative Example 3)
[0061]
With respect to the line printer of FIG. 1, printing was performed under the same conditions as in Example 2 without performing preheating. As a result, the toner adhesion amount on the paper was 0.9 mg / cm.2~ 0.4mg / cm2The amount of fixing occurred up to the toner adhesion amount up to.
(Comparative Example 4)
[0062]
For the line printer of FIG. 6, the amount of toner adhered on the paper was 0.9 mg / cm as a result of printing under the same conditions as in Example 3 except that no preheating was performed.2~ 0.4mg / cm2The amount of fixing occurred up to the toner adhesion amount up to.
(Comparative Example 5)
[0063]
For the line printer of FIG. 6, printing was performed under the same conditions as in Example 4 except that preheating and preheating were not performed. As a result, the toner adhesion amount on the paper was 0.9 mg / cm.2However, satisfactory fixing performance could not be obtained, and the temperature of the optical fixing
[0064]
When the above Examples 1-4 and Comparative Examples 1-5 are put together, it will become like the table | surface of FIG.
[0065]
FIG. 13 is a flowchart of preheat temperature control for the
[0066]
That is, the preheat standby temperature is set in step S7, and it is checked in step S8 whether the temperature detected by the temperature sensor matches the preheat set temperature. If not, the measured temperature is higher or lower than the preheat set temperature in step S9. To check. If it is higher, in step S10, the control current flowing through the Peltier element is lowered to lower the temperature.
[0067]
If the temperature is low, in step S11, the control current flowing through the Peltier element is increased to increase the temperature. As a result, the preheat temperature by the
[0068]
If the start of printing is determined in step S2, preheat temperature setting is performed in step S3. In this embodiment, the preheat set temperature is set to 90 ° C., for example. Subsequently, the preheat temperature is measured by the temperature sensor in step S4, and is compared with the set temperature in step S5. If the temperature matches the set temperature, printing is started in step S6, and steps S4 and S5 are repeated during printing.
[0069]
If the preheat measurement temperature does not match the set temperature in step S5, the preheat temperature setting control 112 in steps S12 to S17 is performed. That is, the printing is stopped in step S12, the preheat temperature is compared with the set temperature in step S13, and if the temperature is high, the applied current passed through the Peltier element is reduced by, for example, 10 mA in step S14, and the preheat temperature is measured in step S15. In step S17, it is checked whether or not it matches the preheat set temperature.
[0070]
If the temperature is still high, the process returns to step S14 again, and the current passed through the 10 mA Peltier element is further reduced, and the processes of steps S12, S13, S14, S15, and S17 are repeated until the measured temperature matches the set temperature in step S10. .
[0071]
On the other hand, if the measured temperature is lower than the preheat set temperature in step S13, the applied current to the Peltier element is increased by 10 mA in step S16. Then, the preheat temperature is measured in step S15, the set temperature is compared in step S17, and the processes in steps S12, S13, S16, S15, and S17 are repeated until the measured temperature matches the set temperature.
[0072]
In addition, this invention is not limited to said embodiment, The appropriate deformation | transformation which does not impair the objective and advantage is included. Further, the present invention is not limited by the numerical values shown in the above embodiments.
Claims (9)
感光体上に形成された静電潜像をトナーにより現像した後に用紙上に転写する電子写真ユニットと、
用紙上に転写されたトナー画像を強い光の照射によるトナーの溶融で定着する光定着器と、
前記光定着器の前段に設けられ、ペルチェ素子を加熱媒体に用いたプレヒートユニットと、
前記ペルチェ素子の吸熱により冷却された空気を用いて前記光定着器を冷却する冷却ユニットと、
を備えたことを特徴とするプリンタ装置。In the printer device,
An electrophotographic unit that develops an electrostatic latent image formed on a photoreceptor with toner and then transfers the image onto a sheet;
An optical fixing device for fixing the toner image transferred on the paper by melting the toner by irradiation of strong light;
A preheating unit provided in the front stage of the optical fixing device, using a Peltier element as a heating medium;
A cooling unit that cools the optical fixing device using air cooled by heat absorption of the Peltier element;
A printer apparatus comprising:
前記ペルチェ素子の廃熱によるプレヒート温度を50℃乃至100℃の範囲に設定したことを特徴とするプリンタ装置。In the printer device of claim 1,
A printer apparatus, wherein a preheat temperature due to waste heat of the Peltier element is set in a range of 50 ° C to 100 ° C.
前記ペルチェ素子の吸熱面に接触配置されたチャンバと、
装置内の空気を前記チャンバに導入して冷却した後に前記光定着器内を通過させる冷却系統と、
を備えたことを特徴とするプリンタ装置。The printer device according to claim 1, wherein the cooling unit includes:
A chamber disposed in contact with the heat absorbing surface of the Peltier element;
A cooling system that introduces air in the apparatus into the chamber and cools it, and then passes through the light fixing device; and
A printer apparatus comprising:
前記冷却ユニットは冷却された空気を更に装置の電源ユニット及び制御ユニットの冷却に用いることを特徴とするプリンタ装置。In the printer device of claim 1,
The printer apparatus according to claim 1, wherein the cooling unit further uses the cooled air for cooling the power supply unit and the control unit of the apparatus.
前記光定着器で発生する廃熱を用いて前記プレヒートユニットのペルチェ素子を予熱する余熱ユニットを設け、
前記余熱ユニットは、前記ペルチェ素子の吸熱面に余熱空間を介して配置されたチャンバと、外部の空気を光定着器内を通して前記チャンパに導入して余熱させる余熱系統と、
を備えたことを特徴とするプリンタ装置。In the printer device of claim 1,
Setting the residual heat unit to preheat the Peltier element of the pre-heating unit using waste heat generated by the fixer,
The residual heat unit includes a chamber disposed on the heat absorption surface of the Peltier element via a residual heat space, a residual heat system that introduces external air into the champ through an optical fixing device and preheats,
Printer apparatus comprising the.
前記余熱ユニットは更に電源ユニットや制御ユニットから発生する廃熱を用いて前記プレヒートユニットのペルチェ素子を予熱すること、 The preheating unit further preheats the Peltier element of the preheating unit using waste heat generated from a power supply unit or a control unit;
を特徴とするプリンタ装置。A printer apparatus characterized by the above.
光定着器による強い光の照射でトナーを溶融して用紙上にトナー画像を定着する前に、ペルチェ素子を加熱媒体に用いてプレヒートし、 Before the toner image is melted and fixed on the paper by irradiating with strong light from the light fixing device, the Peltier element is preheated using a heating medium,
前記ペルチェ素子の吸熱により冷却された空気を用いて前記光定着器を冷却すること、を特徴とするプリンタ装置の定着方法。 A fixing method for a printer apparatus, characterized in that the optical fixing device is cooled using air cooled by heat absorption of the Peltier element.
前記ペルチェ素子の廃熱によるプレヒート温度を50℃乃至100℃の範囲に設定したことを特徴とするプリンタ装置の定着方法。In the fixing method of the printer device according to claim 7 ,
A fixing method for a printer apparatus, wherein a preheat temperature due to waste heat of the Peltier element is set in a range of 50 ° C to 100 ° C.
前記光定着器で発生する廃熱を用いて前記ペルチェ素子を予熱することを特徴とするプリンタ装置の定着方法。 A fixing method for a printer apparatus, wherein the Peltier element is preheated using waste heat generated by the optical fixing device.
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