JP4516448B2 - 領域抽出装置及び領域抽出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像中の所望の対象領域を抽出する領域抽出装置及び領域抽出方法に関する。
走行中の車両から前方を撮像した場合における画像中の所望の対象領域を抽出する従来技術が下記の特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている技術は、入力画像の水平ラインごとに統計値(例えば、輝度値の統計量、平均値、ヒストグラムをとった場合のピーク値など)を算出し、統計量に関数を当てはめ、関数との差を基にして所望の領域である走行路領域を抽出するものである。
特許第3219053号公報(段落0008)
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、水平ラインごとに求められた統計量が縦方向にほぼ連続的に変化することが必要であり、道路上の縦方向に模様やノイズが存在した場合、関数を当てはめることが困難になるという問題がある。また、時間的な連続性を考慮していないため、道路上に模様やノイズが存在した場合、抽出結果が時間的に安定しない場合がある。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、ノイズの影響及び時間的な連続性を考慮し、例えば道路に相当する対象領域に模様やノイズが存在した場合でも、対象領域を安定して抽出することができる領域抽出装置及び領域抽出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、観測領域を2次元の時系列データとして取得する2次元時系列データ取得手段と、取得された前記時系列データの所定の時刻における2次元データにより構成される2次元データ構成領域に対して、所望の対象領域が存在すると推測される領域に注目領域を設定する注目領域設定手段と、設定された前記注目領域の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記特徴情報に基づいて前記注目領域における前記特徴情報の確率密度を算出する観測確率密度算出手段と、算出された前記確率密度と、前時刻において算出された前記対象領域の特徴を表す特徴情報の確率密度である対象領域確率密度とに基づいて、前記対象領域確率密度を更新する対象領域確率密度更新手段と、前記2次元データ構成領域全体の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記2次元データ構成領域全体の特徴情報と更新された前記対象領域確率密度とに基づいて、前記2次元データ構成領域の前記対象領域以外の領域である背景領域の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記背景領域の前記特徴情報に基づいて前記背景領域における前記特徴情報の確率密度を算出する背景領域確率密度算出手段と、更新された前記対象領域確率密度と前記背景領域における前記特徴情報の確率密度とに基づいて、前記対象領域を抽出する領域抽出手段とを備える領域抽出装置が提供される。この構成により、例えば道路に相当する対象領域に模様やノイズが存在した場合でも、一般的な確率密度関数を使用し、時系列情報を使用することにより、対象領域を安定して抽出することができる。
また、本発明において、前記2次元時系列データ取得手段が前記観測領域を撮影する手段又は前記観測領域を検知する手段であることは、本発明の好ましい態様である。この構成により、カメラやセンサなどを用いて観測領域を撮影、検知することができる。
また、本発明において、前記注目領域が前記領域抽出手段によって抽出された前記対象領域の結果に基づいて更新されることは、本発明の好ましい態様である。この構成により、より適切に注目領域を設定することができる。
また、本発明において、前記特徴情報が画素の濃淡値の情報であることは、本発明の好ましい態様である。この構成により、それぞれの確率密度関数を容易に評価することができる。
また、本発明において、前記対象領域確率密度更新手段がベイジアンフィルタリング手法を用いて前記対象領域確率密度を更新することは、本発明の好ましい態様である。この構成により、確率密度関数がガウス分布でない場合に有効である。
また、本発明において、前記領域抽出手段がレベルセット法によって前記対象領域を抽出することは、本発明の好ましい態様である。この構成により、対象領域を連続領域として抽出することができると同時に、微小領域の発生を抑制することができる。
また、本発明によれば、画像中の所望の対象領域を抽出する領域抽出装置により実行される領域抽出方法であって、観測領域を2次元の時系列データとして取得するステップと、取得された前記時系列データの所定の時刻における2次元データにより構成される2次元データ構成領域に対して、所望の対象領域が存在すると推測される領域に注目領域を設定するステップと、設定された前記注目領域の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記特徴情報に基づいて前記注目領域における前記特徴情報の確率密度を算出するステップと、算出された前記確率密度と、前時刻において算出された前記対象領域の特徴を表す特徴情報の確率密度である対象領域確率密度とに基づいて、前記対象領域確率密度を更新するステップと、前記2次元データ構成領域全体の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記2次元データ構成領域全体の特徴情報と更新された前記対象領域確率密度とに基づいて、前記2次元データ構成領域の前記対象領域以外の領域である背景領域の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記背景領域の前記特徴情報に基づいて前記背景領域における前記特徴情報の確率密度を算出するステップと、更新された前記対象領域確率密度と前記背景領域における前記特徴情報の確率密度とに基づいて、前記対象領域を抽出するステップとを有する前記領域抽出装置により実行される領域抽出方法が提供される。この構成により、例えば道路に相当する対象領域に模様やノイズが存在した場合でも、一般的な確率密度関数を使用し、時系列情報を使用することにより、対象領域を安定して抽出することができる。
また、本発明において、前記観測領域を2次元の時系列データとして取得するステップが前記観測領域を撮影するステップ又は前記観測領域を検知するステップであることは、本発明の好ましい態様である。この構成により、カメラやセンサなどを用いて観測領域を撮影、検知することができる。
また、本発明において、前記注目領域が抽出された前記対象領域の結果に基づいて更新されることは、本発明の好ましい態様である。この構成により、より適切に注目領域を設定することができる。
また、本発明において、前記特徴情報が画素の濃淡値の情報であることは、本発明の好ましい態様である。この構成により、それぞれの確率密度関数を容易に評価することができる。
また、本発明において、ベイジアンフィルタリング手法を用いて前記対象領域確率密度を更新することは、本発明の好ましい態様である。この構成により、確率密度関数がガウス分布でない場合に有効である。
また、本発明において、レベルセット法によって前記対象領域を抽出することは、本発明の好ましい態様である。この構成により、対象領域を連続領域として抽出することができると同時に、微小領域の発生を抑制することができる。
本発明の領域抽出装置及び領域抽出方法は、上記構成を有し、ノイズの影響及び時間的な連続性を考慮し、例えば道路に相当する対象領域に模様やノイズが存在した場合でも、対象領域を安定して抽出することができる。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態について図1から図7を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置の構成を示す構成図である。図2は本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置の撮像手段によって撮像された映像のある時刻における画像フレームを示す図である。図3は本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置におけるROIの特徴を示す濃淡値のヒストグラム及びその観測確率密度を示す図である。図4は本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置における画像フレーム全体の特徴を示す濃淡値のヒストグラム、対象領域特徴確率密度、背景ヒストグラム、背景特徴確率密度を示す図である。図5は本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置におけるレベルセット法を用いた抽出の方法について説明するための図である。図6は本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置における領域抽出のフローについて説明するためのフローチャートである。図7は本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置における対象領域特徴確率密度及び背景特徴確率密度の他の一例を示す図である。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置の構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、領域抽出装置100は、2次元時系列データ取得手段101、ROI設定手段102、観測確率密度算出手段103、対象領域特徴確率密度更新手段104、背景確率密度設定手段105、領域抽出手段106、記憶手段107から構成されている。ここで、以下に示す第1の実施の形態では、走行する車両に搭載した場合の領域抽出装置100について説明するが、これに限られるものではなく、抽出する領域がある程度決められた範囲内で時間と共に変化する場合の領域抽出であれば領域抽出装置100を用いることが可能である。また、本発明の第1、第2の実施の形態では、2次元時系列データ取得手段101として後述する撮像手段を例にとって説明するが、2次元時系列データ取得手段101はこれに限られるものではなく、対象物を検知するセンサなどの手段であってもよい。
撮像手段101は、車両の所定の位置に配置され、車両前方の映像を撮像する。撮像された映像は、静止画の画像フレームとされ、その画像フレームに対してROI設定手段102によって注目領域が設定される。撮像手段101としては、例えばCCDカメラなどの撮像機器が挙げられる。ここで、撮像手段101によって撮像された映像のある時刻における画像フレームを図2に示す。図2に示すように、画像フレーム200内には、所望の対象領域である走行路領域201と、走行路領域201以外の領域である背景領域202から構成されている。また、走行路領域201内には、後述するROI設定手段102によって設定される矩形の注目領域203(ROI203とも言う)が示されている。このROI203は、対象領域である走行路領域201が存在すると期待される位置に設定される。また、図2では、ROI203の形状を矩形としているが、これに限られるものではなく、円形や楕円などの形状であってもよい。
ROI設定手段102は、上述したように、撮像手段101によって撮像された映像の画像フレーム200に対して、所望の対象領域(走行路領域)201が存在すると推測される領域にROI203を設定する。観測確率密度算出手段103は、設定されたROI203の画像の特徴を表す画像特徴情報を算出し、算出された画像特徴情報に基づいてROI203の画像における統計的性質を表す観測確率密度を算出する。画像特徴情報とは、例えば各画素の濃淡値の情報などである。ここで、具体的に画像特徴情報に基づいて観測確率密度を算出する方法について説明する。
観測確率密度算出手段103は、画像特徴情報、例えば各画素の濃淡値を算出し、図3(a)に示すような濃淡値のヒストグラムを求める。なお、このヒストグラム値の総和が値1となるように正規化する。ヒストグラムの横軸は濃淡値I、縦軸はその頻度Hを示している。そして、このヒストグラムを基に観測確率密度を、例えば下記の式(1)によって算出する。ただし、式(1)に示すNはヒストグラム値が存在する点の個数、Hはヒストグラムの値、{ EMBED Equation.3 , }は窓関数、ωは窓関数の幅である。この窓関数は、例えば式(2)のように表される。
Figure 0004516448
Figure 0004516448
式(1)によって算出される観測確率密度は図3(b)のように表される。対象領域特徴確率密度更新手段104は、観測確率密度算出手段103によって算出された観測確率密度と、現時刻に対する前時刻(例えば、現時刻が時刻tであれば前時刻は一期前の時刻t−1)の対象領域である走行路領域201の画像特徴を表す画像特徴情報の確率密度である対象領域特徴確率密度とに基づいて、対象領域特徴確率密度を更新する。この更新は、例えばパーティクルフィルタなどのベイジアンフィルタリング手法を用いることによって実現することができる。この手法については公知の技術であり、IEEE Transactions on Signal Processing,50(2),2002の「A tutorial on particle filters for online nonlinear/non-gaussian bayesian tracking」(Simon Maskell M.Sanjeev Arulampalam,Neil Gordon,and Tim Clapp著)に記載されているため、説明を省略する。
背景確率密度設定手段105は、まず画像フレーム200全体の画像特徴情報を算出する。この画像特徴情報は、上述したように、例えば各画素の濃淡値の情報などである。そして、背景確率密度設定手段105は、画像特徴情報、例えば各画素の濃淡値の情報に基づいて、図4(a)に示すような濃淡値のヒストグラムを求める。図3(a)と同様、ヒストグラムの横軸は濃淡値、縦軸はその頻度を示している。次に、背景確率密度設定手段105は、対象領域特徴確率密度更新手段104によって更新された、図4(b)に示す対象領域特徴確率密度(pF)に対して、所定の閾値THを設定する。
そして、背景確率密度設定手段105は、対象領域特徴確率密度が閾値THより高くなる点を図4(a)のヒストグラムから取り除き、図4(c)に示すような背景の特徴を示す背景ヒストグラムを生成する。このとき、背景確率密度設定手段105は、背景ヒストグラムのヒストグラム値の総和が1になるような正規化を施し、上述した式(1)及び式(2)を用いて同様の方法で連続した、背景領域202における画像特徴情報の確率密度である背景特徴確率密度(pB)を算出する。
領域抽出手段106は、更新された対象領域特徴確率密度と背景特徴確率密度とを用いて、画像フレーム200内の対象領域(走行路領域)201を抽出する。画像フレーム200内の対象領域(走行路領域)201の抽出には、例えばレベルセット法を用いる。以下では、レベルセット法を用いた抽出の方法について図5を用いて説明する。図5に示すように、画像フレーム200の座標系において、ある初期領域、例えば円を設け、初期領域の内部に正の値、領域の境界で0、領域の外部で負の値を持つような関数(レベルセット関数)φを設定する。これにより、領域の境界500はレベルセット関数のゼロ等位集合(0の等高線)となり、φの正負により領域の内部と外部とを判定することができる。具体的には、レベルセット関数を、下記の式(3)に示す微分方程式に従って逐次的に更新する。ただし、pB及びpFは、それぞれ上述した背景特徴確率密度及び対象領域特徴確率密度であり、αとβは実数定数である。
Figure 0004516448
式(3)によってレベルセット関数φを更新することにより、対象領域(走行路領域)201の形状も変化し、pBとpFがバランスの取れた状態(すなわち、対象領域(走行路領域)201の画素は内部、背景の画素は外部となる形状)に収束する。そして、領域抽出手段106は、レベルセット関数φの更新が収束した段階で抽出された領域を出力する。記憶手段107は、上述した対象領域特徴確率密度の情報や領域抽出装置100自身を制御するための制御プログラムなどを格納しておくメモリなどである。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置における領域抽出のフローについて図6を用いて説明する。図6に示すように、まず、撮像手段101が車両前方映像を撮像し、現時刻における画像フレームを取得する(ステップS601)。ROI設定手段102は、画像フレーム内に、対象領域が存在すると期待される場所にROI203を設定する(ステップS602)。観測確率密度算出手段103は、ROI203が設定された領域において、観測確率密度を算出する(ステップS603)。対象領域特徴確率密度更新手段104は、観測確率密度算出手段103によって算出された観測確率密度と、現時刻に対する前時刻の対象領域である走行路領域201の画像特徴を表す画像特徴情報の確率密度である対象領域特徴確率密度とに基づいて、対象領域特徴確率密度を更新する(ステップS604)。
背景確率密度設定手段105は、画像全体のヒストグラムを求め、pFが閾値THより高い濃淡値を取り除く。その後、ヒストグラム値の総和が1になるような正規化を施し、上述した式(1)及び式(2)を用いて、連続した背景領域202における画像特徴情報の確率密度である背景特徴確率密度(pB)を算出する(ステップS605)。領域抽出手段106は、レベルセット関数φの更新が収束した段階で領域を抽出(出力)する(ステップS606)。そして、領域抽出手段106又は不図示の判定手段が、処理終了の条件(例えば、次画像フレームの有無など)が成立したか否かを判定し(ステップS607)、処理終了の条件が成立したと判定された場合には処理を終了する。一方、処理終了の条件が成立しないと判定された場合には、ステップS601に戻り処理を続行する。
なお、上述した第1の実施の形態において、ステップS606でレベルセット法による領域抽出を行う代わりに、各画素について対象領域特徴確率密度(pF)と背景特徴確率密度(pB)との大小関係によって対象領域を抽出するようにしてもよい。また、ステップS602において、固定のROI203を用いる代わりに、前時刻で抽出された対象領域を用いるようにしてもよい。また、ステップS605において、背景特徴確率密度(pB)を全画像フレームから求める代わりに、図7に示すように、対象領域特徴確率密度(pF)が閾値THより小さい箇所を、例えば一定値で近似することによって簡略化した背景特徴確率密度(pB)を求めることも可能である。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について図8を用いて説明する。図8は本発明の第2の実施の形態に係る領域抽出装置の構成を示す構成図である。図8に示すように、第2の実施の形態では、領域抽出手段106によって抽出された過去の対象領域結果を、ROI設定手段102において最新の画像フレームにおけるROI203として設定するようにしたものである。このような構成にすることで、より適切にROI203を設定することができる。なお、第2の実施の形態における各構成要素の機能などは第1の実施の形態における各構成要素と同様であるため説明を省略する。
本発明に係る領域抽出装置及び領域抽出方法は、ノイズの影響及び時間的な連続性を考慮し、例えば道路に相当する対象領域に模様やノイズが存在した場合でも、対象領域を安定して抽出することができるため、画像中の所望の対象領域を抽出する領域抽出装置及び領域抽出方法などに有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置の撮像手段によって撮像された映像のある時刻における画像フレームを示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置におけるROIの特徴を示す濃淡値のヒストグラム及びその観測確率密度を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置における画像フレーム全体の特徴を示す濃淡値のヒストグラム、対象領域特徴確率密度、背景ヒストグラム、背景特徴確率密度を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置におけるレベルセット法を用いた抽出の方法について説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置における領域抽出のフローについて説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る領域抽出装置における対象領域特徴確率密度及び背景特徴確率密度の他の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る領域抽出装置の構成を示す構成図である。
符号の説明
100 領域抽出装置
101 2次元時系列データ取得手段(撮像手段)
102 ROI設定手段(注目領域設定手段)
103 観測確率密度算出手段
104 対象領域特徴確率密度更新手段(対象領域確率密度更新手段)
105 背景確率密度設定手段(背景領域確率密度算出手段)
106 領域抽出手段
107 記憶手段
200 画像フレーム
201 対象領域(走行路領域)
202 背景領域
203 ROI(注目領域)
500 領域の境界

Claims (12)

  1. 観測領域を2次元の時系列データとして取得する2次元時系列データ取得手段と、
    取得された前記時系列データの所定の時刻における2次元データにより構成される2次元データ構成領域に対して、所望の対象領域が存在すると推測される領域に注目領域を設定する注目領域設定手段と、
    設定された前記注目領域の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記特徴情報に基づいて前記注目領域における前記特徴情報の確率密度を算出する観測確率密度算出手段と、
    算出された前記確率密度と、前時刻において算出された前記対象領域の特徴を表す特徴情報の確率密度である対象領域確率密度とに基づいて、前記対象領域確率密度を更新する対象領域確率密度更新手段と、
    前記2次元データ構成領域全体の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記2次元データ構成領域全体の特徴情報と更新された前記対象領域確率密度とに基づいて、前記2次元データ構成領域の前記対象領域以外の領域である背景領域の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記背景領域の前記特徴情報に基づいて前記背景領域における前記特徴情報の確率密度を算出する背景領域確率密度算出手段と、
    更新された前記対象領域確率密度と前記背景領域における前記特徴情報の確率密度とに基づいて、前記対象領域を抽出する領域抽出手段とを、
    備える領域抽出装置。
  2. 前記2次元時系列データ取得手段は、前記観測領域を撮影する手段又は前記観測領域を検知する手段である請求項1に記載の領域抽出装置。
  3. 前記注目領域は、前記領域抽出手段によって抽出された前記対象領域の結果に基づいて更新される請求項1又は2に記載の領域抽出装置。
  4. 前記特徴情報は、画素の濃淡値の情報である請求項1から3のいずれか1つに記載の領域抽出装置。
  5. 前記対象領域確率密度更新手段は、ベイジアンフィルタリング手法を用いて前記対象領域確率密度を更新する請求項1から4のいずれか1つに記載の領域抽出装置。
  6. 前記領域抽出手段は、レベルセット法によって前記対象領域を抽出する請求項1から5のいずれか1つに記載の領域抽出装置。
  7. 画像中の所望の対象領域を抽出する領域抽出装置により実行される領域抽出方法であって、
    観測領域を2次元の時系列データとして取得するステップと、
    取得された前記時系列データの所定の時刻における2次元データにより構成される2次元データ構成領域に対して、所望の対象領域が存在すると推測される領域に注目領域を設定するステップと、
    設定された前記注目領域の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記特徴情報に基づいて前記注目領域における前記特徴情報の確率密度を算出するステップと、
    算出された前記確率密度と、前時刻において算出された前記対象領域の特徴を表す特徴情報の確率密度である対象領域確率密度とに基づいて、前記対象領域確率密度を更新するステップと、
    前記2次元データ構成領域全体の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記2次元データ構成領域全体の特徴情報と更新された前記対象領域確率密度とに基づいて、前記2次元データ構成領域の前記対象領域以外の領域である背景領域の特徴を表す特徴情報を算出し、算出された前記背景領域の前記特徴情報に基づいて前記背景領域における前記特徴情報の確率密度を算出するステップと、
    更新された前記対象領域確率密度と前記背景領域における前記特徴情報の確率密度とに基づいて、前記対象領域を抽出するステップとを、
    有する前記領域抽出装置により実行される領域抽出方法。
  8. 前記観測領域を2次元の時系列データとして取得するステップは、前記観測領域を撮影するステップ又は前記観測領域を検知するステップである請求項7に記載の領域抽出方法。
  9. 前記注目領域は、抽出された前記対象領域の結果に基づいて更新される請求項7又は8に記載の領域抽出方法。
  10. 前記特徴情報は、画素の濃淡値の情報である請求項7から9のいずれか1つに記載の領域抽出方法。
  11. ベイジアンフィルタリング手法を用いて前記対象領域確率密度を更新する請求項7から10のいずれか1つに記載の領域抽出方法。
  12. レベルセット法によって前記対象領域を抽出する請求項7から11のいずれか1つに記載の領域抽出方法。
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