JP4515939B2 - プラント監視方法 - Google Patents
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Description
σi<ασ1、|Ai−A1|<Nσ1
(ただし、i:データ採取のタイミング、α:正数、N:正数)
図1は本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監視方法の流れ図である。プラントを構成するプロセスあるいはプラント構成機器の分解点検後の定常状態になった後、すなわち、点検後のj番目(j:正整数)のデータが得られた時点で、それまでの間に蓄積されたプロセスデータP1から標準偏差σiおよび平均値Ai(i<j)を算出する(S1)。一方、過去に蓄積されたプロセスデータP2から標準偏差σ1および平均値A1を算出する(S2)。そして、標準偏差σiおよび平均値Aiと、標準偏差σ1および平均値A1との関係が下記の条件式(1)、(2)を満たしているか否かを判定する(S3)。
|Ai−A1|<Nσ1 …(2)
α:正数、N:正数
プロセスデータP1から求めた標準偏差σiが過去に蓄積されたプロセスデータP2から求めた標準偏差σ1に正数αを乗算した値より小さく、プロセスデータP1から求めた平均値Aiと過去に蓄積されたプロセスデータP2から求めた平均値A1との差の絶対値が標準偏差σ1に正数Nを乗算した値より小さい場合には、プロセスデータP1から求めた標準偏差σiと平均値Aiとからしきい値L1を演算する(S4)。一方、(1)式や(2)式の条件が成立しない場合にはアラートを発する(S5)。そして、ステップS4で算出されたしきい値L1によるプラント監視を行う(S6)。
図2は本発明の第2の実施の形態に係わるプラント監視方法の流れ図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、新しいプロセスデータP1から求めた標準偏差σiと平均値Aiとからしきい値L1を求めることに代えて、新しいプロセスデータP1から得られる平均値Aiと予め定めたしきい値の所定値daとを用いてしきい値L1を算出するようにしたものであり、しきい値L1により監視する対象が正規性のないプロセスデータである場合に適している。図1と同一ステップには同一符号を付し重複する説明は省略する。
図3は本発明の第3の実施の形態に係わるプラント監視方法の流れ図である。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、プラント点検後の定常状態になった後の期間j(正整数)を規定することに代えて、プロセスデータP1から収集周期毎に、随時、標準偏差σiおよび平均値Aiを算出し、i周期のプロセスデータの直前のi+1周期に収集したプロセスデータP1の標準偏差σi-1と標準偏差σiとを比較し、|σi―σi-1|が予め設定した定数β(正数)より小さくなった時点で、(1)式および(2)式の条件の判定をするようにしたものである。図1と同一ステップには同一符号を付し重複する説明は省略する。
図5は、本発明の第4の実施の形態に係わるプラント監視方法の流れ図である。図5において、プラントの点検後に蓄積されたプロセスデータP1およびプラントの点検前の所定期間に蓄積されたプロセスデータP2を母集団として、プロセスデータの平均値Aiを算出する(S11)。すなわち、プロセスデータの平均値Aiを算出するための母集団として、プラントの点検前の所定時期からプラントの点検後の最新データまでとし、最新データが採取される毎にプロセスデータの平均値Aiを求める。
図6は本発明の第5の実施の形態に係わるプラント監視方法におけるしきい値の検証処理内容の流れ図である。この第5の実施の形態は、第1の実施の形態ないし第4の実施の形態で算出したしきい値L1を検証する機能を追加したものである。
図7は本発明の第6の実施の形態に係わるプラント監視方法におけるしきい値の検証処理内容の流れ図である。この第6の実施の形態は、第5の実施の形態と同様に、算出したしきい値L1を検証する機能を有したものである。
Claims (4)
- プラントのプロセスデータを入力し、しきい値を用いてプラントを監視するプラント監視方法において、プラントの点検前のプロセスデータの統計的な処理では、プラントの点検前に蓄積していたプロセスデータの平均値A1および標準偏差σ1を求め、前記プラントの点検後のプロセスデータの統計的な処理では、プラントの点検後の運転が定常安定状態となってから蓄積したプロセスデータを母集団としてプロセスデータの平均値Aiおよび標準偏差σiを求め、下記の条件を満たしているか否かを判定し、下記の条件を満たしている場合には新しいプロセスデータから得られる平均値Aiと標準偏差σiを用いてしきい値を算出し、新しいしきい値を用いてプラントを監視し、下記の条件を満足しなかった場合にはアラートを発生させることを特徴とするプラント監視方法。
σi<ασ1、|Ai−A1|<Nσ1
(ただし、i:データ採取のタイミング、α:正数、N:正数) - プラントのプロセスデータを入力し、しきい値を用いてプラントを監視するプラント監視方法において、プラントの点検前のプロセスデータの統計的な処理では、プラントの点検前に蓄積していたプロセスデータの平均値A1および標準偏差σ1を求め、前記プラントの点検後のプロセスデータの統計的な処理では、プラントの点検後の運転が定常安定状態となってから蓄積したプロセスデータを母集団としてプロセスデータの平均値Aiおよび標準偏差σiを求め、下記の条件を満たしているか否かを判定し、下記の条件を満たしている場合には新しいプロセスデータから得られる平均値Aiと予め定めたしきい値の所定値daとを用いてしきい値を算出し、それ以後新しいしきい値を用いてプラントを監視し、下記の条件を満足しなかった場合にはアラートを発生させることを特徴とするプラント監視方法。
σi<ασ1、|Ai−A1|<Nσ1
(ただし、i:データ採取のタイミング、α:正数、N:正数) - プラントのプロセスデータを入力し、しきい値を用いてプラントを監視するプラント監視方法において、プラントの点検前のプロセスデータの統計的な処理では、プラントの点検前に蓄積していたプロセスデータの平均値A1および標準偏差σ1を求め、前記プラントの点検後のプロセスデータの統計的な処理では、プラントの点検後の運転で蓄積したプロセスデータを母集団としてプロセスデータの平均値Aiおよび標準偏差σiを求め、標準偏差の今回値σiと前回値σi-1との差分の絶対値|σi−σi-1|が所定値より小さくなったとき、下記の条件を満たしているか否かを判定し、下記の条件を満たしている場合には新しいプロセスデータから得られる平均値Aiと標準偏差σiを用いてしきい値を算出し、新しいしきい値を用いてプラントを監視し、下記の条件を満足しなかった場合にはアラートを発生させることを特徴とするプラント監視方法。
σi<ασ1、|Ai−A1|<Nσ1
(ただし、i:データ採取のタイミング、α:正数、N:正数) - プラントのプロセスデータを入力し、しきい値を用いてプラントを監視するプラント監視方法において、プラントの点検前のプロセスデータの統計的な処理では、プラントの点検前に蓄積していたプロセスデータの平均値A1および標準偏差σ1を求め、前記プラントの点検後のプロセスデータの統計的な処理では、プラントの点検後の運転で蓄積したプロセスデータを母集団としてプロセスデータの平均値Aiおよび標準偏差σiを求め、標準偏差の今回値σiと前回値σi-1との差分の絶対値|σi−σi-1|が所定値より小さくなったとき、下記の条件を満たしているか否かを判定し、下記の条件を満たしている場合には新しいプロセスデータから得られる平均値Aiと予め定めたしきい値の所定値daとを用いてしきい値を算出し、新しいしきい値を用いてプラントを監視し、下記の条件を満足しなかった場合にはアラートを発生させることを特徴とするプラント監視方法。
σi<ασ1、|Ai−A1|<Nσ1
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