JP4513146B2 - Manufacturing method of wearing band seat - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として、トンネル掘削坑道などの地山側面に、剥落防止用のコンクリートによる1次覆工を施した上で、遮水シートと不織布などよりなる通水性緩衝層とを重合させた構造の止水用複合シートを、通水性緩衝層を地山側面にして張設したトンネル工事などの土木工事用止水構造に使用する止着用帯座の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
土木工事現場としてのトンネル施工現場において、その掘削坑道の地山からの湧水を坑道の側底に集排水させるために、所定幅の止水シートを、釘打ちなどの止着手段を介して、コンクリートの吹き付けによる1次覆工の面に展張止着する構造が、既に知られている(実公昭62−35760号公報を参照)。ここで使用される止水シートは、塩化ビニルシートやEVAシートなどのプラスチック遮水シートと不織布などの通水性緩衝層とを重合させて構成した複合シートであり、その通水性緩衝層をトンネル地山側に対面させ、展張止着することで、湧水を止水シート面に沿って、坑道の側底に集排水することができる。また、通水緩衝層が2次覆工時に止水シートにかかる充填圧を緩和し、止水シートの破損を防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の止水のための施工に際して、止水シートの展張止着には、従来、止水用複合シートを構成する通水性緩衝層の縁を、金属製の帯座(座板バー)を介して、釘打ちなどの止着手段で止着する方法が採用されている。しかし、前記帯座を通水性緩衝層の縁部に合わせて、釘打ちなどの止着手段を用いて止着する施工は、前記止水用複合シートと共に、前記帯座を作業者が手で支えながら行わなければならない。このような作業形態では、止水用複合シートは重量的にも重く、また、金属製の帯座(座板バー)は短尺であって、作業性が悪く、施工時間、施工精度にも悪影響が及ぶ恐れがある。
【0004】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、止水用複合シートを構成する不織布などよりなる通水性緩衝層に、面ファスナーのような係合が可能な係合面を持った止着用帯座を、予め係合保持させておいてから、釘打ちなどの止着手段により、前記止着用帯座を介して止水用複合シートを地山側に対して容易に止着できるようにした土木工事用止水構造に用いる止着用帯座の製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、図示の実施例でも明らかにしたように、遮水シートと不織布などよりなる通水性緩衝層とを重合させた構造の止水用複合シートを、トンネル掘削坑道などの地山側に前記通水性緩衝層を対面させて展張し、遮水シートが剥離された状態の通水性緩衝層の縁部を地山側に釘打ちなどの止着手段により止着した土木工事用止水構造であって、可撓性のある硬質合成樹脂性の帯板により形成され、裏面には多数の係合突起が帯板の長手方向に沿って断続状に一体に形成された構造の係合面を有する止着用帯座を用い、前記止水用複合シートは、前記通水性緩衝層の前記縁部に沿った表面に前記止着用帯座の前記係合面が予め係合止着された状態で、通水性緩衝層の縁部が、前記止着用帯座を介して、前記止着手段により前記地山側に止着された土木工事用止水構造に用いる前記止着用帯座の製造方法を前提としている。
【0006】
本発明では、上記止着用帯座の製造方法において、前記止着用帯座を、可撓性のある硬質合成樹脂性の帯板により形成し、その裏面には多数の係合突起が帯板の長手方向に沿って断続状に一体に形成された構造の係合面を設け、前記係合面は、前記帯座本体の長手方向に延びる係合形状の突条を、前記長手方向に交叉して数mm間隔で切り込みを入れて形成することにより、該突条を断続状に形成させるようにしたことを特徴としている。
【0007】
さらに、本発明では、上記止着用帯座の製造方法において、前記止着用帯座を、可撓性のある硬質合成樹脂性の帯板により形成し、その裏面には多数の係合突起が帯板の長手方向に沿って断続状に一体に形成された構造の係合面を設け、表面には長手方向に沿って一列若しくは複数列のリブ片を一体に形成し、前記係合面は、前記帯座本体の長手方向に延びる係合形状の突条を、前記長手方向に交叉して数mm間隔で切り込みを形成することにより該突条を断続状に形成させるようにするとともに、前記リブ片は、前記帯座本体の長手方向に延びる突条を、前記長手方向に交叉して数mm間隔で切り込みを形成することにより該突条を断続状に形成させるようにしたことを特徴としている。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
このような構成の止水構造および止着帯座5では、トンネル掘削坑道などの地山側面に対して止水用複合シート1を展張止着する際、釘打ちなどの止着手段4を用いる前に、予め、帯座5を、その面ファスナー方式による係合によって、止水用複合シート1の通水性緩衝層3の面に保持しておける。従って、止着作業時に手で帯座5を保持する必要がほとんどなく、止着作業が容易になり、作業時間の短縮、作業精度の向上などが期待できる。
【0012】
上記止着帯座5は、上記土木工事用止水構造の他、不織布の類を釘打ち等により止着するための、各種用途の止着用帯座として使用することができる。例えば、防音あるいは遮音用の内装あるいは外装用の不織布の類を、建造物の壁面あるいは床面に止着するための止着用帯座、ジュウタンの周縁を止着固定するための止着用帯座などに用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を、図1乃至図4の実施の形態1を参照して説明する。
【0014】
本発明に係る土木工事用止水構造が適応されるトンネルは、概略、図1に示す構成である。即ち、トンネル地山11に対して、吹き付けコンクリートよりなる1次覆工層12が形成され、その上に、止水用複合シート1が展張止着され、その上に、コンクリートの2次覆工層13が打設される。止水工事の施工に際しては、所定幅の止水用複合シート1がトンネルの幅方向(上下方向)に沿って、一側部から他側部にかけて展張止着され、順次他の止水用複合シート1が、その前後の縁部どうしをトンネルの前後方向に水密的に接合した状態で展張止着されている。
【0015】
止水用複合シート1は、塩化ビニルシートやEVAシートなどのプラスチック性の遮水シート2と不織布などからなる通水性緩衝層3とを重合させた構造であり、地山側に通水性緩衝層3を対面させて展張し、地山側面に、釘打ちなどの止着手段4で止着している。
【0016】
止水用複合シート1の止着構造は、図2及び図3に示すように、止水用複合シート1の縁部において、遮水シート2の一部が剥離され、通水性緩衝層3の縁部3aが露出される。この縁部3aが、後述する止着用帯座5を介して、釘打ちなどの止着手段4によりトンネルの地山側面である1次覆工面に止着される。
【0017】
そして、この実施形態1では、隣接する止水用複合シート1の縁部のそれぞれを上記の構造で止着後、隣接する遮水シート2の耳縁2aの外面(トンネル内側面)に、これと同様のプラスチックシートにより形成されたオーバーラップシート9を水密に溶着あるいは接着することにより、隣接する止水用複合シート1が水密に接続されて、水密な止水被覆が実現できる。
【0018】
上記実施形態1の止着用帯座5は、図4に示すように、可撓性のある硬質合成樹脂性の帯板により形成され、帯座本体5aの裏面(地山側面)には多数の係合突起6aが一体に形成された構造の係合面6を有し、表面(トンネル内側面)には長手方向に沿って連続する複数列のリブ片7が一体に形成されている。係合突起6aは、先端部がフック形に折曲形成された鉤状突起よりなり、複数列断続状に形成されている。各列の係合突起6a間には、切り込み6bが形成され、切り込み6bの幅は略1mm〜数mmとされている。隣接する各列毎に係合突起6aのフックの方向が前後逆方向(1列目のフックの折り曲げ方向が前方向なら、2列目のフックの折り曲げ方向は後方向)とされている。
【0019】
係合突起6aは、長手方向に沿った連続突条に略mm間隔でカッティング加工を施すことにより切り込み6bを入れて形成することが、製造上好ましい。
【0020】
上記止水用複合シート1の止着作業時、露出された通水性緩衝層3の縁部3aに沿って、上記止着用帯座5の裏面の係合面6を押しつけ、係合突起6aを通水性緩衝層3の不織布の縁部3aに面ファスナ−方式により予め係着保持させておく。この押しつけ作業時に、係合突起6aが弾性的に変形して不織布の繊維に係合するのである。このようにして予め係着保持部させた止着用帯座5を介して、釘打ちなどの止着手段4により、トンネルの地山側面である1次覆工面に、通水性緩衝層3の縁部3aを止着させる。
【0021】
図5又は図6は、実施の形態2又は3に係る止着用帯座5を示す。
図5の実施の形態2の止着用帯座5は、係合突起6aが矢印形に形成されている。矢印形は、2段に形成され、弾性を有している。
【0022】
また、図6の実施の形態3の止着用帯座5は、表面に複数列形成されるリブ片7が、帯座本体5aの長手方向に延びる突条を、前記長手方向に交叉して所要間隔(1mm〜数mm間隔)で切り込み7aを形成することにより断続状に形成されている。
【0023】
リブ片7を断続状に形成することにより、帯座5のトンネル内面に沿った曲げ作業が容易になり、止着作業中、通水性緩衝層3からの反発力により脱落することを防止できる。
【0024】
図7及び図8は、隣接する止水用複合シートどうしの接続構造の他の実施の形態を示す。
図7の実施の形態では、隣接する一方の止水用複合シート1におけるプラスチック遮水シート2の耳縁2aよりも、その通水性緩衝層3の耳縁3aを、カッティングなどの手段(図示せず)で、予め、短くしておき、上述のような止着の後、その遮水シート2の耳縁2aの延長縁部を隣接する止水用複合シート1の遮水シート2の露出面に、接着あるいは溶着などの手段で液密に装着する。これによって、隣接の止水用複合シート1、1間での水密な被覆が実現できる。
【0025】
図8の実施形態では、隣接する両方の止水用複合シート1における遮水シート2の耳縁2aよりも、その通水性緩衝層3の縁部3aを、カッティングなどの手段(図示せず)で、予め、短くしておき、上述のような止着の後、その両者の遮水シート2の耳縁2aの裏面どうしを互いに接合し、接着あるいは溶着などの手段で水密に装着する。これによって、隣接の止水用複合シート間での水密な被覆が実現できる。
【0026】
上記の各実施形態では、止水用複合シート1をトンネルの左右方向にア−チ状に展張した例について説明している。しかしながら、止水用複合シート1をトンネルの長手方向(前後方向)に直線状に展張し、左右方向(上下方向)に隣接する止水用複合シート1の左右縁部(上下縁部)どうしを本発明にかかる止着用帯座5を介して固定し溶着するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したようになり、トンネル掘削坑道の地山側面に対して、止水用複合シートを展張止着する際、釘打ちなどの止着手段を用いる前に、予め、本発明の方法により製造した止着用帯座を、その面ファスナー方式による係合によって、止水用複合シートの通水緩衝層の面側に保持しておけるので、止着作業が容易になり、作業時間の短縮、作業精度の向上などが期待できる。止着用帯座は、本発明の方法により、その係合面又はリブ片を構成する突条を長手方向に交叉して数mm間隔で切り込みを入れて形成することにより、該突条を断続状に形成させるようにしているため、トンネル内面に沿った曲げ作業が容易になり、止着作業中、通水性緩衝層からの反発力により脱落することを防止できる長尺の止着用帯座を容易に製造することができ、製造上好ましい。
【0028】
また、本発明の方法により製造された止着用帯座は、不織布やジュウタンを止着するための帯座として広く用いることができ、該止着作業の能率と精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適応されるトンネルの構造を示す断面図である。
【図2】 本発明に係る土木工事用止水構造の実施の形態1を示す分解断面図である。
【図3】 同じく、要部の断面図である。
【図4】 同じく、実施の形態1にかかる止着用帯座の縦断面図(A)と横断面図(B)である。
【図5】 同じく、実施の形態2にかかる止着用帯座の縦断面図(A)と横断面図(B)である。
【図6】 同じく、実施の形態3にかかる止着用帯座の縦断面図(A)と横断面図(B)である。
【図7】 同じく、止水用複合シートの接続構造の他の実施の形態を示す断面図である。
【図8】 同じく、止水用複合シートの接続構造のさらに他の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 止水用複合シート
2 遮水シート
2a 耳縁
3 通水性緩衝層
3a 縁部
4 止着手段
5 止着用帯座
5a 帯座本体
6 係合面
6a 係合突起
6b 切り込み
7 リブ片
7a 切り込み
9 オーバーラップシート
11 トンネル地山
12 1次覆工層
13 2次覆工層[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention mainly has a structure in which a water-permeable buffer layer composed of a water-impervious sheet and a nonwoven fabric is polymerized after a primary lining with concrete for preventing peeling is applied to a natural ground such as a tunnel excavation tunnel. the waterproof composite sheet, in which relates to the manufacturing method of the stop wearing strip seat to use water-permeable buffer layer construction works for water stopping structures such as tunnel construction which is stretched in the natural ground side.
[0002]
[Prior art]
In the tunnel construction site as a civil engineering construction site, in order to collect and drain the spring water from the ground of the excavation mine shaft to the bottom of the mine shaft, a waterproof sheet with a predetermined width is attached via a fastening means such as nailing. A structure is known which is stretched and fixed to the surface of the primary lining by spraying concrete (see Japanese Utility Model Publication No. 62-35760). The water-stop sheet used here is a composite sheet formed by polymerizing a plastic water-proof sheet such as a vinyl chloride sheet or EVA sheet and a water-permeable buffer layer such as a non-woven fabric. By facing the mountain side and spreading and fixing, the spring water can be collected and drained to the side bottom of the tunnel along the water-stop sheet surface. Moreover, the water-permeable buffer layer relieves the filling pressure applied to the water-stop sheet during secondary lining, and prevents the water-stop sheet from being damaged.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described construction for the water stop, the water stop sheet is stretched and fixed by connecting the edge of the water-permeable buffer layer constituting the water stop composite sheet through a metal belt seat (seat bar). Therefore, a method of fastening with fastening means such as nailing is employed. However, the construction in which the belt seat is fitted to the edge of the water-absorbing buffer layer by using a fastening means such as nailing is performed by the operator with the water-stopping composite sheet together with the hand. Must be done while supporting. In such a working mode, the water-stop composite sheet is heavy in weight, and the metal belt seat (seat bar) is short, so that workability is poor and construction time and construction accuracy are also adversely affected. There is a risk that.
[0004]
The present invention has been made based on the above circumstances, and is fastened with an engagement surface that can be engaged like a hook-and-loop fastener on a water-permeable buffer layer made of a nonwoven fabric or the like constituting a composite sheet for waterstop. The band seat is pre-engaged and held, and then the water-stop composite sheet can be easily fixed to the natural ground side via the fixing band seat by fastening means such as nailing. They are intended to provide a method of manufacturing a stop wearing band seat to be used for civil engineering work for the water stop structure.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
For this reason, in the present invention, as has been clarified in the illustrated embodiment, a water-stopping composite sheet having a structure in which a water-impervious sheet and a water-permeable buffer layer made of non-woven fabric or the like are polymerized is used for a ground such as a tunnel excavation tunnel. The waterproofing water for civil engineering work, where the water-permeable buffer layer is faced and spread on the mountain side, and the edge of the water-permeable buffer layer is peeled off from the water-proof sheet, and the edge of the water-permeable buffer layer is fixed to the natural mountain side by fixing means such as nailing. Engagement of the structure , which is formed by a flexible hard synthetic resin strip, and a plurality of engagement protrusions are formed integrally on the back surface intermittently along the longitudinal direction of the strip with stop wearing strip seat to have a surface, the waterproof composite sheet, said mating surface of the stop wearing strip seat is previously Kakarigotome wear surface along said edge of the through aqueous buffer layer In this state, the edge of the water-permeable buffer layer is placed on the fastening means by the fastening means via the fastening belt seat. It assumes a method of manufacturing the stop wearing band seat for use in secured been civil engineering for water stopping structure mountainside.
[0006]
In the present invention, in the manufacturing method of the fastening belt seat, the fastening belt seat is formed of a flexible hard synthetic resin belt plate, and a plurality of engagement protrusions are formed on the back surface of the belt plate. An engagement surface having a structure integrally formed intermittently along the longitudinal direction is provided, and the engagement surface intersects an engagement-shaped protrusion extending in the longitudinal direction of the belt seat body in the longitudinal direction. In other words, the ridges are formed in an intermittent manner by forming incisions at intervals of several millimeters.
[0007]
Furthermore, according to the present invention, in the method for manufacturing the fastening band seat, the fastening band seat is formed of a flexible hard synthetic resin band plate, and a plurality of engagement projections are formed on the back surface thereof. An engagement surface having a structure integrally formed intermittently along the longitudinal direction of the plate is provided, and one or more rows of rib pieces are integrally formed on the surface along the longitudinal direction. The ribs are formed intermittently by forming incisions at intervals of several millimeters by crossing the longitudinally extending protrusions extending in the longitudinal direction of the belt seat body in the longitudinal direction. The strip is characterized in that the ridges extending in the longitudinal direction of the belt seat body are formed in an intermittent manner by forming incisions at intervals of several mm across the longitudinal direction. .
[0008]
[0009]
[0010]
[0011]
In the water stop structure and the
[0012]
The
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the present invention will be described with reference to the first embodiment shown in FIGS.
[0014]
A tunnel to which the water-stopping structure for civil engineering work according to the present invention is applied has a configuration schematically shown in FIG. That is, a
[0015]
The water-stop composite sheet 1 has a structure in which a plastic water-
[0016]
As shown in FIGS. 2 and 3, the fastening structure of the water-stop composite sheet 1 is such that a part of the water-blocking
[0017]
And in this Embodiment 1, after each of the edge part of the adjacent water-stop composite sheet 1 is fixed by the above-mentioned structure, it is applied to the outer surface (inner side face of the tunnel) of the edge edge 2a of the adjacent water-
[0018]
As shown in FIG. 4, the
[0019]
It is preferable in manufacturing that the engagement protrusion 6a is formed by cutting the continuous protrusion along the longitudinal direction with a cut process of approximately mm intervals.
[0020]
During the fastening operation of the water-stop composite sheet 1, the
[0021]
FIG. 5 or FIG. 6 shows the
In the
[0022]
Further, in the
[0023]
By forming the rib pieces 7 in an intermittent manner, bending work along the inner surface of the tunnel of the
[0024]
FIG.7 and FIG.8 shows other embodiment of the connection structure of the composite sheet for water stop adjoining.
In the embodiment of FIG. 7, the ear edge 3 a of the water-permeable buffer layer 3 is cut by means such as cutting (not shown) rather than the ear edge 2 a of the plastic
[0025]
In the embodiment of FIG. 8, the edge portion 3 a of the water-permeable buffer layer 3 is cut by means such as cutting (not shown) rather than the ear edge 2 a of the water-
[0026]
In each of the above-described embodiments, an example in which the water-stop composite sheet 1 is extended in an arch shape in the left-right direction of the tunnel is described. However, the composite sheet for water stop 1 is linearly extended in the longitudinal direction (front-rear direction) of the tunnel, and the left and right edges (upper and lower edges) of the water stop composite sheet 1 adjacent in the left-right direction (up-down direction). You may make it fix and weld via the
[0027]
【The invention's effect】
The present invention is now described in detail above, with respect to the natural ground side of the tunnel boring galleries, the waterproof composite sheet when stretched fastened, before the use of fastening means such as nailing, previously, this Since the fastening band seat manufactured by the method of the invention can be held on the surface side of the water-permeable buffer layer of the composite sheet for waterproofing by the engagement by the hook-and-loop fastener method, the fastening work is facilitated and the work Expected to shorten time and improve work accuracy. According to the method of the present invention, the fastening band seat is formed by cutting the ridges constituting the engagement surface or rib piece in the longitudinal direction by cutting them at intervals of several millimeters. This makes it easy to bend along the inner surface of the tunnel, and it is easy to create a long fastening belt seat that can be prevented from falling off due to the repulsive force from the water-permeable buffer layer during fastening work. It is preferable in terms of manufacturing.
[0028]
Moreover, the fastening belt seat manufactured by the method of the present invention can be widely used as a belt seat for fastening a nonwoven fabric or jutan, and the efficiency and accuracy of the fastening operation can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the structure of a tunnel to which the present invention is applied.
FIG. 2 is an exploded cross-sectional view showing Embodiment 1 of the water stop structure for civil engineering work according to the present invention.
FIG. 3 is also a cross-sectional view of the main part.
FIG. 4 is also a longitudinal sectional view (A) and a transverse sectional view (B) of the fastening band seat according to the first embodiment.
FIG. 5 is also a longitudinal sectional view (A) and a transverse sectional view (B) of a fastening band seat according to a second embodiment.
FIG. 6 is also a longitudinal sectional view (A) and a transverse sectional view (B) of a fastening band seat according to a third embodiment.
FIG. 7 is also a cross-sectional view showing another embodiment of a connection structure for a water stop composite sheet.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing still another embodiment of the connection structure for the water stop composite sheet.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Composite sheet for
Claims (2)
前記止着用帯座を、可撓性のある硬質合成樹脂性の帯板により形成し、その裏面には多数の係合突起が帯板の長手方向に沿って断続状に一体に形成された構造の係合面を設け、前記係合面は、前記帯座本体の長手方向に延びる係合形状の突条を、前記長手方向に交叉して数mm間隔で切り込みを入れて形成することにより、該突条を断続状に形成させるようにしたことを特徴とする止着用帯座の製造方法。 A water-stopping composite sheet having a structure in which a water-permeable sheet and a water-permeable buffer layer made of nonwoven fabric or the like are polymerized is spread with the water-permeable buffer layer facing the ground such as a tunnel excavation tunnel, a civil engineering for waterproofing structures fastened by fastening means such as nailing the edges of the water permeable buffer layer of the release state to the ground mountain side, the flexible hard synthetic resin of the strip is formed, the back surface using a stop wearing strip seat to have a mating surface of the structure formed integrally with the longitudinal direction along intermittently like a number of engaging projections strip to the waterproof composite sheet The edge of the water-permeable buffer layer is in the state in which the engagement surface of the fastening band seat is pre-engaged and secured to the surface along the edge of the water-permeable buffer layer. through the stop wearing band seat for use in secured been civil engineering for water stopping structure on the ground mountainside by the fastening means In the manufacturing method,
The fastening band seat is formed of a flexible hard synthetic resin band plate, and a plurality of engaging projections are integrally formed intermittently along the longitudinal direction of the band plate on the back surface thereof. The engagement surface is formed by forming an engagement-shaped ridge extending in the longitudinal direction of the belt seat body by cutting at intervals of several mm across the longitudinal direction. A method for manufacturing a fastening band seat, wherein the protrusions are formed in an intermittent manner.
前記止着用帯座を、可撓性のある硬質合成樹脂性の帯板により形成し、その裏面には多数の係合突起が帯板の長手方向に沿って断続状に一体に形成された構造の係合面を設け、表面には長手方向に沿って一列若しくは複数列のリブ片を一体に形成し、前記係合面は、前記帯座本体の長手方向に延びる係合形状の突条を、前記長手方向に交叉して数mm間隔で切り込みを形成することにより該突条を断続状に形成させるようにするとともに、前記リブ片は、前記帯座本体の長手方向に延びる突条を、前記長手方向に交叉して数mm間隔で切り込みを形成することにより該突条を断続状に形成させるようにしたことを特徴とする止着用帯座の製造方法。The fastening band seat is formed of a flexible hard synthetic resin band plate, and a plurality of engaging projections are integrally formed intermittently along the longitudinal direction of the band plate on the back surface thereof. The surface is formed integrally with one or more rows of rib pieces along the longitudinal direction, and the engaging surface is provided with an engaging-shaped protrusion extending in the longitudinal direction of the belt seat body. The ribs are formed in an intermittent manner by forming incisions at intervals of several mm crossing in the longitudinal direction, and the rib piece is a protrusion extending in the longitudinal direction of the belt seat body. A method of manufacturing a fastening band seat, characterized in that the protrusions are formed in an intermittent manner by forming incisions at intervals of several mm across the longitudinal direction.
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