JP4510539B2 - 特定話者音声出力装置及び特定話者判定プログラム - Google Patents
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今井亨、外3名、「ニュース番組自動字幕化のための音声認識システム」、音声言語情報処理技報、1998年10月17日、23−11、p.59−64 DPR−522:BSS Audio Manual,p.18−25 馬屋原将明、外2名、「非線形逐次最小2乗法に基づく耐クロストークノイズキャンセラ」電子情報通信学会論文誌、2002年2月、A Vol.J85−A,No.2,p.162−169
図1を参照して、本発明の実施の形態であるクロストーク音声認識装置1の構成について説明する。図1は、本発明におけるクロストーク音声認識装置の構成を示したブロック図である。クロストーク音声認識装置1は、話者Xと話者Yとの各々に設けられたマイクMx、Myに入力された話者Xと話者Yとの音声を変換した音声データx(x(t))、y(y(t))を、当該マイクMx、Myから入力し、話者Xのみの音声の音声認識結果と話者Yのみの音声の音声認識結果とを出力するものである。ここで、tは、音声データに対応する音声が、マイクMx、Myに入力された時間の時間軸(以下、時間軸という)上における所定の時刻を始点とした時間を示している。ここでは、クロストーク音声認識装置1は、音声データ入力手段2と、フレーム抽出手段3と、フレームパワー算出手段4と、相互相関係数算出手段5と、平滑処理手段6と、話者音声判定手段7と、減衰器8と、記憶手段9と、音声認識手段10と、音声認識結果出力手段11とを備える。
次に、図3及び図4(適宜図1参照)を参照して、本発明におけるクロストーク音声認識装置1が、マイクMx、Myによって変換された音声データを入力し、当該音声データからクロストーク成分を除去して、話者Xと話者Yの各々の音声データを音声認識する動作について説明する。図3は、本発明におけるクロストーク音声認識装置の動作を示したフローチャートである。図4は、本発明におけるクロストーク音声認識装置が、フレームごとに話者X、Yの音声データであるか、クロストーク成分であるかを判定し、クロストーク成分を減衰させる減衰率を設定する動作(話者判定・減衰率設定動作)を示したフローチャートである。
次に図4を参照(適宜図1参照)して、クロストーク音声認識装置1が、音声データx、yのフレームごとに話者X、Yの音声データであるか、あるいは、クロストーク成分であるかを判定し、クロストーク成分を減衰させるように減衰器8a、8bの減衰率を設定する、話者判定・減衰率設定動作(図3のステップS13)について説明する。なお、ここでは、音声データx、yの時間軸上において同一の区間の、1組の音声データx、yのフレームに対する動作について説明する。
2 音声データ入力手段
3 フレーム抽出手段
4 パワー算出手段
4a 音声データパワー算出部(パワー算出手段)
4b 音声データパワー算出部(パワー算出手段)
5 相互相関係数算出手段
6 平滑処理手段
7 話者音声判定手段
8a、8b 減衰器(音声データ出力手段)
9a、9b 記憶手段
10a、10b 音声認識手段
11 音声認識結果出力手段
Mx、My マイク
FUx、FUy フェーダユニット
Ax、Ay 増幅器
Claims (2)
- 話者ごとに設けられたマイクから音声データをそれぞれ入力し、少なくとも1つの前記音声データから当該音声データを出力したマイクに対応する話者の音声データを出力する特定話者音声出力装置であって、
前記マイクから前記音声データを入力する音声データ入力手段と、
この音声データ入力手段から入力された前記音声データの各々から、所定データ長のフレームを抽出するフレーム抽出手段と、
このフレーム抽出手段から出力されたフレームのパワーの大きさを算出するパワー算出手段と、
前記フレーム抽出手段によって抽出された、複数の前記音声データのうちの1つの音声データのフレームである対象フレームの時間軸に対して、他の音声データの各々について、当該他の音声データのフレームの時間軸を所定の時間幅ずつずらしたフレーム間の相関を示す相互相関係数を算出する相互相関係数算出手段と、
前記パワー算出手段によって算出された各々の音声データのフレームのパワーの大きさと、前記相互相関係数算出手段によって算出された相互相関係数のうち、前記対象フレームの時間軸に対して、当該他の音声データのフレームの時間軸を所定の時間幅ごとに早める方向にずらした相互相関係数である進み相互相関係数と、当該他の音声データのフレームの時間軸を所定の時間幅ごとに遅らせる方向にずらした相互相関係数である遅れ相互相関係数とに基づいて、当該対象フレームが、当該対象フレームの音声データを出力したマイクに対応する話者である特定話者の音声データであるかを判定する話者音声判定手段と、
この話者音声判定手段によって前記特定話者の音声データであると判定された対象フレームを出力する音声データ出力手段とを備え、
前記話者音声判定手段が、前記他の音声データの各々について、前記進み相互相関係数の合計と、前記遅れ相互相関係数の合計との差分が閾値を超える場合に、当該対象フレームが前記特定話者の音声データであると判定することを特徴とする特定話者音声出力装置。 - 話者ごとに設けられたマイクから音声データをそれぞれ入力し、少なくとも1つの前記音声データから当該音声データを出力したマイクに対応する話者の音声データを出力するためにコンピュータを、
前記マイクから前記音声データを入力する音声データ入力手段、
この音声データ入力手段から入力された前記音声データの各々から、所定データ長のフレームを抽出するフレーム抽出手段、
このフレーム抽出手段から出力されたフレームのパワーの大きさを算出するパワー算出手段、
前記フレーム抽出手段によって抽出された、複数の前記音声データのうちの1つの音声データのフレームである対象フレームの時間軸に対して、他の音声データの各々について、当該他の音声データのフレームの時間軸を所定の時間幅ずつずらしたフレーム間の相関を示す相互相関係数を算出する相互相関係数算出手段、
前記パワー算出手段によって算出された各々の音声データのフレームのパワーの大きさと、前記相互相関係数算出手段によって算出された相互相関係数のうち、前記対象フレームの時間軸に対して、当該他の音声データのフレームの時間軸を所定の時間幅ごとに早める方向にずらした相互相関係数である進み相互相関係数と、当該他の音声データのフレームの時間軸を所定の時間幅ごとに遅らせる方向にずらした相互相関係数である遅れ相互相関係数とに基づいて、当該対象フレームが、当該対象フレームの音声データを出力したマイクに対応する話者である特定話者の音声データであるかを判定する話者音声判定手段、
この話者音声判定手段によって前記特定話者の音声データであると判定された対象フレームを出力する音声データ出力手段として機能させ、
前記話者音声判定手段が、前記他の音声データの各々について、前記進み相互相関係数の合計と、前記遅れ相互相関係数の合計との差分が閾値を超える場合に、当該対象フレームが前記特定話者の音声データであると判定することを特徴とする特定話者判定プログラム。
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