JP4509595B2 - 膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造 - Google Patents

膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造 Download PDF

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本発明は、計量室内を往復動する計量膜の前後に膜板をそれぞれ配置し、計量膜を挟んだ状態の両膜板に軸受を止めるための構造に関する。
膜式ガスメーターの作動原理を説明する。先ず、図7に示すようにガスがメーター本体Mの入口1よりバルブ2、分配室3を通過して、前後の計量室4,5の一方に突入する。各計量室4,5は計量膜6によって前部屋7,8、後部屋9,10に仕切ってあり、ガスが突入した部屋は圧力差によって計量膜6が移動して広くなり、一方、計量膜6の移動によって狭くなった部屋のガスが再度、分配室3、バルブ2を経て出口11に排出される。計量膜の往復運動は図8に示すように、ガスが突入した計量室内の翼12の揺動運動に変えられた後に計量室外のリンク機構13に伝えられ、最終的にメーター指示部(図示省略)が駆動する。また、図8の(イ)から(ニ)に示すようにリンク機構13の動きに伴ってバルブ2が所定角度回転すると、バルブ2と分配室3との連通の仕方が変わり、入口に連通する計量室の部屋が切り換わると共に、出口に連通する部屋が切り換わる。従って、ガスの使用によってガスの出入りする部屋が図7の(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の順番に変わり、それに伴って前後の計量膜が順々に往復運動することになり、ガスの計量が行われる。なお、図7と図8の各図は対応している。
ところで、揺動可能な翼12と計量膜6を連結する部分については図9又は図10に示すように、翼12の先部の軸14に軸受15を係合し、計量膜6とその前後を挟持する二枚の膜板16に対して軸受15をネジ止めする構造となっている。軸受15によるネジ止め構造をさらに詳細に説明すれば、軸受15から突出する一本のネジ17を、計量膜6及び膜板16の中央部の抜穴に貫通させ、反対側からナット18で締め付ける構造である。
特開2003−14521号公報(図1から図3、図6)
ところが、軸受は単に一本のネジで止められているので、組立時に軸受を軸に装着する際に軸受に対して力がかかると、軸受の回転に伴ってネジの締め付けが緩んだり、ネジを貫通させる抜穴の遊び範囲内で微妙に取り付け位置がズレたりするおそれがある。締め付けが緩めば、計量膜によって仕切られたはずの前後の部屋が、わずかに連通することになって、計量誤差が発生する要因となる。また、取り付け位置のズレが生ずれば、計量膜にしわ等が発生し、計量誤差が発生する要因となる。
本発明は上記実情を考慮して開発されたもので、計量誤差の要因となるネジの締め付けの緩みを防止することのできる膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造を提供することを目的とする。
本発明は、メーター本体内には前後の計量室を有し、各計量室を計量膜で前後の部屋に仕切り、部屋へのガスの流入に伴って計量膜を往復動させ、計量膜の往復動を翼の揺動運動に変換させるために、翼の先部の軸に軸受を係合し、計量膜を前後から挟んだ膜板の中央部に軸受をネジ止めしてある膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造を前提とする。
そして、膜板には計量膜から離れるリブを同心円状に形成し、ネジ止め箇所を中心にして軸受が回転するのを規制する回り止め手段を、軸受と膜板のリブに設け、回り止め手段が、凹部と凸部による嵌め合わせであって、膜板のリブと軸受の一方に凹部を、他方に凸部を設け、嵌り合った凹部及び凸部が計量膜から離れていることを特徴とする。
また、請求項2のように、軸受は、膜板に押し付けてネジ止めする当板に対して上下にアームを、当板から離れる方向に屈曲して形成し、アームの先部には軸を収容する軸通し孔を設け、上下対称的な軸受の上部については、アームの付け根手前部分から延長板を上方に向かってリブにまで突出し、延長板の先とリブの一方に凹部を、他方に凸部を設けてあるものでも良い。
本発明は、回り止め手段によって膜板に対する軸受の回転を防げるので、軸受を軸に装着する際に軸受に対して力が加わっても、軸受の回転を防止でき、それに伴ってネジの緩みを防止でき、その結果、精度の高い計量を確保できる。
以下本発明の膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造を図面に基づいて説明する。なお、従来例と共通する構成要素には同一の符号を付けるものとする。
計量膜用軸受止め構造は図1に示すように、計量膜6を前後から挟む二枚の膜板16に対して、軸受15をネジ止めすると共に、軸受の回り止め手段21である凹部19と凸部20を、軸受15と膜板16の双方に分けて設けたものである。
軸受15は図2に示すように、膜板16に押し付ける当板22の上下にアーム23を、当板22から離れる方向に屈曲して形成し、当板22側から凸部20を膜板側に向かって突出してある。詳細に言えば軸受15の上部は、アーム23の付け根手前部分から延長板24を上方に突出し、延長板24の先にピン状の凸部20を膜板側に向かって突出し、アーム23の先部には軸14を収容する軸通し孔25を設けてある。軸通し孔25はC字状であって、軸14をスナップ式に嵌め込むことが可能となっている。軸受15の下部は、軸受15の上部と対称的に形成してある。また、当板22は、その中央部にネジ止め用の抜穴26をあけてある。
膜板16は図3又は図4に示すように円盤状であって、計量膜6から離れるリブ27を同心円状に形成し、リブ27の上下に凹部19を形成してある。また、膜板16の中央部にはネジ止め用の抜穴28があけてある。凹部19に嵌り込んだ凸部20は図1に示すように計量膜6から離れているので、計量膜6に影響を与えない。
計量膜6は、弾性を有する素材で皿状に形成され、その外周縁部を前後から挟持することでシールを確保し、挟持された部分以外がガスの圧力によって前後に往復動する(図1、図5参照)。また、計量膜6の中央部にもネジ止め用の抜穴(符号省略)があけてある。
なお、軸受15が係合する翼12は図5又は図6に示すように、その先部に軸14をそれぞれ上下に突出してある。従って、軸受15の下側の軸通し孔25を下側の軸14に通し、上側の軸通し孔25を上側の軸14に通すことで、翼12の先部の軸14に軸受15が係合する。ちなみに、翼12の根元部分は図9に示すように、計量室4,5外から計量室4,5内に突入する翼軸29の下部に固定してある。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、膜板16に凸部20を設け、軸受15に凹部19を設ける構造であっても良い。
本発明の膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造を示す縦断面図である。 (イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)、(ヘ)の各図は、軸受の平面図、左側面図、正面図、右側面図、A−A線断面図、底面図である。 膜板に軸受を取り付けた状態を示す図面である。 (イ)、(ロ)図は、膜板の正面図、A−A線端面図である。 翼と軸受との係合関係を示す平面図である。 (イ)、(ロ)図は翼と軸受との係合関係を示す正面図、A−A線断面図である。 (イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の各図は、ガスの出入りする部屋が切り換わることを示す断面図である。 (イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の各図は、リンク機構の動き及びバルブの回転運動と翼の揺動運動との関係を示す説明図である。 従来の膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造を示す断面図である。 従来の膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造を示す別方向の断面図である。
符号の説明
M メーター本体
4,5 計量室
6 計量膜
7,8 部屋(前部屋)
9,10 部屋(後部屋)
12 翼
14 軸
15 軸受
16 膜板
19 凹部
20 凸部
21 回り止め手段

Claims (2)

  1. メーター本体(M)内には前後の計量室(4,5)を有し、各計量室を計量膜(6)で前後の部屋(7〜10)に仕切り、部屋へのガスの流入に伴って計量膜を往復動させ、計量膜の往復動を翼(12)の揺動運動に変換させるために、翼の先部の軸(14)に軸受(15)を係合し、計量膜を前後から挟んだ膜板(16)の中央部に軸受をネジ止めしてある膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造において、
    膜板には計量膜から離れるリブ(27)を同心円状に形成し、ネジ止め箇所を中心にして軸受が回転するのを規制する回り止め手段(21)を、軸受と膜板のリブに設け、
    回り止め手段(21)が、凹部(19)と凸部(20)による嵌め合わせであって、膜板のリブと軸受の一方に凹部を、他方に凸部を設け、嵌り合った凹部及び凸部が計量膜から離れていることを特徴とする膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造。
  2. 軸受は、膜板に押し付けてネジ止めする当板(22)に対して上下にアーム(23)を、当板から離れる方向に屈曲して形成し、アームの先部には軸を収容する軸通し孔(25)を設け、上下対称的な軸受の上部については、アームの付け根手前部分から延長板(24)を上方に向かってリブにまで突出し、延長板の先とリブの一方に凹部を、他方に凸部を設けてあることを特徴とする請求項1記載の膜式ガスメーターの計量膜用軸受止め構造。
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