JP4509309B2 - Shutter curtain mounting structure of shutter device - Google Patents

Shutter curtain mounting structure of shutter device Download PDF

Info

Publication number
JP4509309B2
JP4509309B2 JP2000177773A JP2000177773A JP4509309B2 JP 4509309 B2 JP4509309 B2 JP 4509309B2 JP 2000177773 A JP2000177773 A JP 2000177773A JP 2000177773 A JP2000177773 A JP 2000177773A JP 4509309 B2 JP4509309 B2 JP 4509309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter curtain
shutter
winding shaft
winding
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000177773A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2001355380A (en
Inventor
伸一 村山
厚二 中島
憲昭 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2000177773A priority Critical patent/JP4509309B2/en
Publication of JP2001355380A publication Critical patent/JP2001355380A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4509309B2 publication Critical patent/JP4509309B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空間を仕切るシャッターカーテンを巻き取って収納する巻取軸に、シャッターカーテンを取り付けるシャッター装置のシャッターカーテン取付構造に係り、巻取軸の軸方向中間位置に巻取軸を支持する支持部材が設けられている場合に利用できる。
【０００２】
【背景技術】
従来より、シャッターカーテンを巻取軸に巻き取って収納する巻取式のシャッター装置では、巻取軸が長尺化した場合には、その撓みを抑えて巻取軸が円滑に回転することができるようにするため、巻取軸の軸方向中間位置の一箇所または複数箇所に補助ローラを設け、この補助ローラにより巻取軸およびこれに巻き取られるシャッターカーテンを下方から支持する構造が採られている。
【０００３】
このような補助ローラは、シャッターカーテンを挟んで巻取軸に接触し、かつ、巻取軸と軸芯が平行になるように配置され、巻取軸が回転してシャッターカーテンが巻取軸に巻き取られ、または巻取軸から繰り出されると、それに伴ってシャッターカーテンとの摩擦力により回転するようになっている。
【０００４】
一方、巻取式のシャッター装置では、シャッターカーテンの上端部は、吊り元部材と称されるカーテン取付部材を用いて巻取軸に取り付けられている。この吊り元部材は、通常、巻取軸の外周面を形成する母線に沿って巻取軸の軸方向の略全長に渡って設けられている。そして、この吊り元部材は、巻取軸とともにシャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当するものとなり、シャッターカーテンは、巻取軸とともに吊り元部材を巻き取りの中心に含んだ状態で、これらの外周に巻き取られるようになっている。
【０００５】
従って、前述した補助ローラは、シャッターカーテンを挟んで巻取軸に接触するとともに、巻取軸の回転に伴い、シャッターカーテンを挟んで周期的に吊り元部材とも接触することになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の吊り元部材を用いたシャッターカーテン取付構造では、吊り元部材が硬質材料により形成された定形性を有する部材であるため、巻取軸の回転に伴って、次のような問題が生じるおそれがある。
【０００７】
すなわち、巻取軸を支持する補助ローラが設けられている場合には、巻取軸が回転すると、シャッターカーテンを挟んで補助ローラと吊り元部材とが周期的に接触することになるが、この際には、巻取軸の外周表面から外側に突出する状態で設けられた吊り元部材を補助ローラが乗り越えていくような状況となるので、巻取軸の円滑な回転およびシャッターカーテンの円滑な巻き取り・繰り出しが妨げられるおそれがあるうえ、シャッターカーテンの巻きが不安定になるおそれもある。
【０００８】
本発明の目的は、巻取軸の円滑な回転およびシャッターカーテンの円滑な巻き取り・繰り出しを実現でき、シャッターカーテンの巻きの安定化を図ることができるシャッター装置のシャッターカーテン取付構造を提供するところにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、空間を仕切るシャッターカーテンを巻き取って収納する巻取軸に、シャッターカーテンを取り付けるシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、巻取軸の軸方向中間位置には、巻取軸を支持する支持部材が設けられ、シャッターカーテンの端部は、薄膜状の結合用材料により巻取軸に取り付けられていることを特徴とするものである。
【００１０】
ここで、軸方向中間位置とは、中央（全長の２分の１の位置）のみを指す意味ではなく、巻取軸の軸方向端部を除いた全ての部分、すなわち途中の部分を指す意味である。
【００１１】
また、支持部材には、主として、巻取軸の回転に伴って回転するローラ等の回転体を用いることができるが、この他にも、回転しない不動体を用いることもできる。前者の回転体としては、最も一般的なものとして、シャッターカーテンを挟んで巻取軸に接触し、かつ、巻取軸と軸芯が平行若しくは略平行になるように配置される円柱状若しくは円筒状のローラが挙げられるが、この他に、例えば球状部材や瓢箪状部材や円錐台形状部材等のような軸対称部材も挙げられ、これらの各部材の軸芯の方向についても、巻取軸の軸芯と平行若しくは略平行になる場合のみならず、交差している場合（例えば、円錐台形状部材を支持部材とする場合等）も本発明の対象となる。後者の不動体としては、例えば、平板状部材や角柱状部材等の平坦面を有する部材であって、その平坦面がシャッターカーテンを挟んで巻取軸に接触するように配置されたもの、あるいは、円柱状部材や蒲鉾状部材等の曲面（凸面でも凹面でもよい。）を有する部材であって、その曲面がシャッターカーテンを挟んで巻取軸に接触するように配置されたもの等が挙げられる。
【００１２】
そして、シャッターカーテンを間に挟んでの巻取軸と支持部材との接触形態は、支持部材の形状および設置姿勢により定まり、主として線接触となるが、面接触や点接触となる場合も本発明の対象となる。例えば、支持部材が、巻取軸と軸芯が平行若しくは略平行になるように配置される円柱状のローラの場合には、線接触となり、凹面状の曲面を有する部材の場合には、面接触となることがあり、球状部材の場合には、点接触となる。
【００１３】
さらに、薄膜状の結合用材料としては、例えば、両面粘着テープ、片面粘着テープ、マジックテープ（登録商標）、マグネット、接着剤（固形状のものを熱を加えることにより溶かして薄膜状に拡げて使用するもの等も含む。）等が挙げられる。なお、接着剤の場合には、シャッターカーテンの端部または巻取軸に塗布されて拡げられた状態で薄膜状に形成されるという意味である。
【００１４】
そして、薄膜状の結合用材料は、例えば、両面粘着テープ、マジックテープ（登録商標）、マグネット、接着剤等の場合のように、シャッターカーテンの端部と巻取軸との間に配置される場合のみならず、例えば、片面粘着テープ等の場合のように、シャッターカーテンの端部の外周側の面と巻取軸の外周面とに跨って配置される場合もある（例えば、後述する図１０の場合等）。なお、片面粘着テープの場合であっても、例えば粘着面を外向きにしてリング状にする等すれば、シャッターカーテンの端部と巻取軸との間に配置される場合もある。
【００１５】
さらに、「シャッターカーテンの端部は、薄膜状の結合用材料により巻取軸に取り付けられている」とは、シャッターカーテンの端部が、中間部材を介して薄膜状の結合用材料により巻取軸に取り付けられている場合、すなわち、シャッターカーテンの端部に中間部材が取り付けられ、この中間部材が薄膜状の結合用材料により巻取軸に取り付けられている場合をも含むものとする。このような中間部材としては、巻取軸の軸方向につき間隔を置いて配置されてシャッターカーテンの巻き取り・繰り出し方向に延びる複数の帯状部材等が挙げられる。
【００１６】
このような本発明においては、シャッターカーテンの端部が、薄膜状の結合用材料により巻取軸に取り付けられているので、シャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分は、巻取軸および薄膜状の結合用材料により構成されることになる。
【００１７】
このため、従来のように巻取軸および吊り元部材をシャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分とする場合に比べ、芯部に相当する部分が、より円形断面に近づくので、巻取軸が円滑に回転し、シャッターカーテンが円滑に巻き取り・繰り出され、シャッターカーテンの巻きが安定するようになり、これにより前記目的が達成される。
【００１８】
また、前述したシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、シャッターカーテンの巻取軸取付側の端部の近傍には、空間を仕切る機能を有しない捨て巻き部が形成され、この捨て巻き部は、シャッターカーテンの全閉時であっても巻取軸に巻き取られたままの状態に置かれて結合用材料を少なくとも一回覆うようになっていることが望ましい。
【００１９】
ここで、シャッターカーテンの全閉時とは、シャッターカーテンが繰り出し限界まで繰り出された状態となる時をいい、最も普通の場合としては、シャッター装置が設けられている開口部分をシャッターカーテンが全て塞いでしまう状態となる時（例えば、後述する図５のように座板２２１が床面１に当接した状態となる時等）が挙げられるが、これに限定されるものではなく、例えば、開口部分のうち天井寄りの部分のみを塞ぐ防煙垂れ幕等のように、もともとシャッターカーテンが開口部分の一部のみを塞ぐ構成のものである場合には、その予め定められた開口部分の一部のみが塞がれた時のことをいう。つまり、そのシャッター装置の本来の目的や機能あるいは構成からして、シャッターカーテンがそれ以上は巻取軸から繰り出されることがないという繰り出し限界まで繰り出された状態となる時をいう。なお、以下においてシャッターカーテンの全閉時というときも同様である。
【００２０】
このような捨て巻き部を形成した場合には、捨て巻き部と巻取軸との摩擦力または捨て巻き部同士の摩擦力により、シャッターカーテンの端部の巻取軸への取り付けが、より強固なものとなるうえ、結合用材料は、シャッターカーテンの全閉時であっても、捨て巻き部により少なくとも一回覆われるので、シャッター装置が防災用シャッター装置の場合には、捨て巻き部が耐火用の被覆部材として機能するようになり、結合用材料によるシャッターカーテンの端部と巻取軸との結合箇所が保護されるとともに、巻取軸全体も保護されるようになる。
【００２１】
さらに、前述したシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、結合用材料は、支持部材の配置位置を避けて配置されていることが望ましい。なお、シャッターカーテンの端部が、中間部材を介して薄膜状の結合用材料により巻取軸に取り付けられている場合も同様である。
【００２２】
このように結合用材料を支持部材の配置位置を避けて配置した場合には、巻取軸が回転した際に、支持部材がシャッターカーテンを間に挟んだ状態で結合用材料と接触することはなくなり、支持部材は、シャッターカーテンを間に挟んだ状態で巻取軸のみと接触するようになる。このため、巻取軸が、より一層円滑に回転し、シャッターカーテンの巻きが、より一層安定するようになる。
【００２３】
また、本発明は、空間を仕切るシャッターカーテンを巻き取って収納する巻取軸に、シャッターカーテンを取り付けるシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、巻取軸の軸方向中間位置には、巻取軸を支持する支持部材が設けられ、シャッターカーテンの端部は、硬質材料により形成されたカーテン取付部材を用いて巻取軸に取り付けられ、カーテン取付部材は、支持部材の配置位置を避けて配置されていることを特徴とするものである。
【００２４】
ここで、カーテン取付部材とは、巻取軸の外周面よりも外側に突出する状態で設けられ、かつ、巻取軸の軸方向を長手方向として有する部材（巻取軸が円筒状または円柱状の場合には、巻取軸の外周面を形成する母線に沿って設けられる部材）であり、シャッターカーテンが上下動する場合には、吊り元部材と称されるものである。
【００２５】
また、カーテン取付部材の長手方向に直交する断面における形状は、従来の吊り元部材と同じ形状としてもよいが、より好ましくは、従来の吊り元部材に比べて巻取軸の半径方向についての厚さが薄くなる形状としておくのがよい。さらに、巻取軸の外周形状になるべく沿わせた形状としておくのがよく、例えば、巻取軸が円形断面であれば、略円弧状にしておくのがよく、巻取軸が多角形断面であれば、略直線状または略山形状にしておくのがよい。
【００２６】
なお、軸方向中間位置の意味および支持部材の構成は、前述したシャッターカーテンの端部を薄膜状の結合用材料により巻取軸に取り付ける発明の場合と同様である。
【００２７】
このような本発明においては、カーテン取付部材が、支持部材の配置位置を避けて配置されているので、巻取軸が回転した際に、支持部材がシャッターカーテンを間に挟んだ状態でカーテン取付部材と接触することはなくなり、支持部材は、シャッターカーテンを間に挟んだ状態で巻取軸のみと接触するようになる。このため、巻取軸を円滑に回転させ、シャッターカーテンの巻き取り・繰り出しを円滑なものとし、シャッターカーテンの巻きを安定させることができるようになり、これによっても前記目的が達成される。
【００２８】
さらに、本発明は、空間を仕切るシャッターカーテンを巻き取って収納する巻取軸に、シャッターカーテンを取り付けるシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、シャッターカーテンの端部の近傍には、空間を仕切る機能を有しない捨て巻き部が形成され、この捨て巻き部は、シャッターカーテンの全閉時であっても巻取軸に巻き取られたままの状態に置かれて巻取軸の外周を少なくとも一周覆い、シャッターカーテンの端部は、捨て巻き部の巻取軸への巻き付け圧により巻取軸に取り付けられていることを特徴とするものである。
【００２９】
ここで、「捨て巻き部の巻取軸への巻き付け圧」とは、捨て巻き部の巻き付け作用によって生じる圧力のことであり、巻取軸の半径方向（巻取軸が円形断面であることを意味するものではない。）の中心に向かって働く押圧力と、捨て巻き部と巻取軸との摩擦力または捨て巻き部同士の摩擦力とを含むものである。なお、摩擦力を増大させるため、巻取軸の外周の表面粗さを大きくしたり、外周表面に加工を施したりしてもよく、あるいは捨て巻き部の材質を摩擦抵抗の大きなものとしてもよい。
【００３０】
このような本発明においては、シャッターカーテンの端部が、捨て巻き部の巻取軸への巻き付け圧により巻取軸に取り付けられているので、シャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分は、巻取軸だけとなる。このため、従来のような巻取軸および吊り元部材をシャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分とする場合とは異なり、芯部に相当する部分が円形断面若しくはそれに近い断面となるので、巻取軸が円滑に回転し、シャッターカーテンが円滑に巻き取り・繰り出され、シャッターカーテンの巻きが安定するようになり、これによっても前記目的が達成される。
【００３１】
また、本発明は、空間を仕切るシャッターカーテンを巻き取って収納する巻取軸に、シャッターカーテンを取り付けるシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、シャッターカーテンの端部は、溶着により巻取軸に取り付けられていることを特徴とするものである。
【００３２】
ここで、溶着とは、熱や圧力等のエネルギを加えることにより、あるいは薬品等を用いて化学反応を起こさせることにより、シャッターカーテン自体および／または巻取軸自体を溶かしてこれらを直接に結合することをいい、圧着、融着、融接等を含むものである。なお、金属同士の結合のみを意味するものではなく、金属と合成樹脂との結合、合成樹脂同士の結合、金属と布との結合、合成樹脂と布との結合等を広く含むものである。また、巻取軸の外周面および／またはシャッターカーテンの端部の表面の表面粗さは、溶着による結合力が高まるように、大きくしておくことが好ましい。
【００３３】
このような本発明においては、シャッターカーテンの端部が、溶着により巻取軸に取り付けられているので、シャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分は、巻取軸だけとなる。このため、従来のような巻取軸および吊り元部材をシャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分とする場合とは異なり、芯部に相当する部分が円形断面若しくはそれに近い断面となるので、巻取軸が円滑に回転し、シャッターカーテンが円滑に巻き取り・繰り出され、シャッターカーテンの巻きが安定するようになり、これによっても前記目的が達成される。
【００３４】
なお、このような溶着により取り付けを行う発明と、前述した捨て巻き部を形成する発明とを組み合わせてもよい。
【００３５】
以上において、本発明は、任意の幅を有するシャッターカーテンの取付構造として適用することができるが、特に、シャッターカーテンの幅が大きくなり、巻取軸が長尺化した場合に、支持部材の設置の必要性が高くなることから、本発明は、いわゆる大開口用シャッターカーテンの取付構造に好適である。
【００３６】
ここで、大開口用シャッターカーテンとは、シャッターカーテンの移動方向に直交するカーテン幅方向（厚み方向ではない。）につき標準的な内法寸法よりも大きな内法寸法を有し、かつ、断面幅の大きな空間を仕切るシャッターカーテンをいう。なお、内法寸法とは、シャッターカーテンのカーテン幅方向の全幅のうち、案内手段（例えば、ガイドレール、あるいは壁や柱に直接形成された溝部等）に呑み込まれる部分を除いた部分の幅寸法、すなわち外部に露出する部分（シャッターカーテンにより仕切られる空間から見える部分）の幅寸法をいう。
【００３７】
そして、より具体的には、大開口用シャッターカーテンとは、次に挙げられた各条件のうち少なくとも一つを満たすものをいう。
【００３８】
第一の条件としては、「建築基準法施行令第１１２条第１４項第４号に基づく建設省告示（昭和４８年告示２５６４号）」に基づく幅を超えているもの、すなわち内法幅が５ｍを超えているもの（いわゆる鉄製の防火防煙シャッターの標準仕様よりも大きいもの）であることが挙げられる。
【００３９】
第二の条件としては、「建築基準法施行令第１１２条第１４項第４号に基づく建設省告示（昭和４８年告示２５６４号）」に基づく幅を超えているもの、すなわち内法幅が８ｍを超えているもの（乙種防火戸に近接する位置に併設した鉄製シャッターよりも大きいもの）であることが挙げられる。
【００４０】
第三の条件としては、道路法第４７条第１項に基づく政令（車両制限令第３条第１項第４号、平成５年最終改正の政令３７５）で定める車両（貨物が積載されている場合にあってはその状態におけるもの）の長さの最高限度を超えるもの、すなわちカーテン幅方向の全幅寸法が１２ｍを超えるものであることが挙げられる。
【００４１】
第四の条件としては、道路法第４７条第１項に基づく政令（車両制限令第３条第３項、平成５年最終改正の政令３７５）で定める高速自動車国道を通行するセミトレーラ連結車又はフルトレーラ連結車で、その積載する貨物が被けん引車の車体の前方又は後方にはみ出していないものの長さの最高限度を超えるもの、すなわちカーテン幅方向の全幅寸法が１６．５ｍ（セミトレーラ連結車に積載する場合）又は１８ｍ（フルトレーラ連結車に積載する場合）を超えるものであることが挙げられる。
【００４２】
第五の条件としては、巻取軸が軸方向について二以上に分割されているものであることが挙げられる。なお、分割した状態で製造し、分割した状態のままで建築現場まで運搬した後、建築現場において接続して一本の軸にしたもの、分割した状態で製造し、工場において接続して一本の軸にした後、一本の軸とした状態で建築現場まで運搬したもの、一本の軸として一体的に製造し、これを工場において切断して分割した状態としてから建築現場まで運搬した後、再び建築現場において接続して一本の軸にしたもの等は、いずれのものも含まれる。
【００４３】
また、本発明におけるシャッターカーテンの構成部品や構成部材の材質は、巻取軸に巻き取ることが可能であれば任意であり、例えば、金属製スラット、硬質パネル、あるいはリンク部材およびパイプ部材により構成されたシャッターカーテンを巻き取る場合に本発明を適用してもよいが、特に、本発明は、可撓性部材を含んで形成されたシャッターカーテンの取付構造として好適である。これは、可撓性部材を含んで形成されたシャッターカーテンは軽量であるので、大開口用シャッターカーテンとして用いるのに好適であり、巻取軸が長尺化する機会が多いため、支持部材の設置の必要性が高くなるからである。
【００４４】
ここで、可撓性部材とは、布、ゴム、塩化ビニール等の合成樹脂、紙等を原材料として形成されたシート状部材、ネット状部材、多孔を有するスポンジ状部材等のことを意味し、部材を形成する原材料そのものが比較的軟質のものである場合が該当する。従って、例えば、複数の金属片等の剛性部材を屈曲自在に連結してキャタピラ（登録商標）のようにしたとしても、それは本発明における可撓性部材には含まれないので、複数の金属製スラットを連設して形成された通常のシャッターカーテンは、巻取軸に巻き取ることが可能であるとしても、それは本発明における可撓性部材には含まれない。なお、シート状部材は、防火や防煙等の防災目的に使用する場合には、例えば、シリカクロスまたはガラスクロス、あるいはこれらに耐火被覆材としての耐火塗料や防水被覆材を吹き付け若しくは塗布しまたは含浸させたもの等を好適に用いることができる。さらに、シート状部材は、ワイヤーメッシュ等の補強用の金属あるいは樹脂線材等と組み合わされたものであってもよく、このような補強を行えば、防災目的に使用する場合のみならず通常使用の場合でもシートが損傷しにくくなり、シートの耐久性を向上させることができるので有効である。
【００４５】
さらに、本発明のシャッターカーテン取付構造が適用されるシャッター装置の設置目的は任意であり、例えば、防火や防煙等を目的とする防災用シャッター装置が主なものとして挙げられるが、これに限定されるものではなく、日射遮蔽目的のシャッター装置、防犯目的のシャッター装置、あるいは、暗室、クリーンルーム、保冷庫、保温室等の特殊空間を形成するためのシャッター装置等であってもよく、要するに、シャッターカーテンを巻き取って収納する巻取軸を備えた巻取式のシャッター装置であればよい。
【００４６】
そして、本発明のシャッターカーテン取付構造が適用されるシャッター装置の設置場所は任意であり、例えば、通常の一般家屋、ビル、車庫、工場、倉庫、保冷庫等の各種出入口用シャッター装置、窓用シャッター装置、建物内の通路途中や通路とホールとの境界位置に設けられるシャッター装置等のように、各種建築物に設けられるシャッター装置としてもよく、あるいは、例えば、地下街、駅の構内、トンネル内、船舶内等の各種構造物に設けられるシャッター装置としてもよい。
【００４７】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
【００４８】
［第一実施形態］
図１には、本発明のシャッターカーテン取付構造が適用された第一実施形態のシャッター装置１０の全体構成が立面図で示され、図２〜図４には、シャッター装置１０の要部の詳細構成が示されている。
【００４９】
図１において、シャッター装置１０は、上下動して空間を仕切るシャッターカーテン２０と、このシャッターカーテン２０を巻き取って収納する巻取軸３０と、シャッターカーテン２０の図１中における左右両側端縁部分が挿入されてシャッターカーテン２０の上下動を案内する左右の案内手段であるガイドレール４０，４１と、シャッターカーテン２０の上下動および停止を行うためのモータおよびブレーキ等からなる開閉機５０とを備えている。このシャッター装置１０は、左右方向の断面幅の大きな空間を仕切ることができるものであり、建物内の大きな開口に設置される大開口用シャッター装置である。
【００５０】
シャッターカーテン２０の下端部には、金属製の座板２１が設けられ、シャッターカーテン２０を全閉にした状態では、この座板２１が床面１に当接するようになっている。そして、開閉機５０により巻取軸３０を回転駆動させると、シャッターカーテン２０は、座板２１が天井２の位置に来るまで巻取軸３０に巻き取られて収納され、この状態で全開状態となるようになっている。
【００５１】
シャッターカーテン２０は、可撓性部材であるシート状部材により形成されている。シート状部材としては、シャッター装置１０が防災用シャッター装置の場合には、例えば、シリカクロスまたはガラスクロス、あるいはこれらに耐火被覆材としての耐火塗料や防水被覆材を吹き付け若しくは塗布しまたは含浸させて形成された布製のスクリーン等を好適に用いることができる。このような布製のスクリーンは、耐火性、遮熱性、遮煙性、防水性、耐風圧性等に優れたものであり、防災用シャッター装置としての機能を十分に果たすことができるものである。
【００５２】
なお、シャッターカーテン２０は、シャッター装置１０が設置される建物内の開口面積と略同じ面積を有する大きな一枚の連続するシート状部材により形成されていてもよく、あるいは複数枚のシート状部材を縫着や接着や溶着で一体化して形成されていてもよく、若しくは複数枚のシート状部材を縫着や接着や溶着で一体化することなく単に並べて配置（重なり部分があるか否かは問わない。）して形成されていてもよく、さらには、連結または補強用の中桟により連結されて形成されていてもよい。以下の実施形態においても同様とする。
【００５３】
また、巻取軸３０の軸方向中間位置の複数箇所（ここでは、二箇所とする。）には、巻取軸３０および巻取軸３０に巻き取られた状態のシャッターカーテン２０を下方から支持する支持部材である複数個（ここでは、合計で四個とする。）の円柱状若しくは円筒状の補助ローラ６０が設けられている。
【００５４】
図２は、巻取軸３０の近傍の拡大断面図であり、図１のＡ−Ａ線断面図である。図２において、軸方向中間位置の各箇所に設けられた補助ローラ６０は、二つで一組の支持部材群である補助ローラ群６１を構成している。この補助ローラ群６１を構成する二つの補助ローラ６０は、図中左側位置の構造物躯体３に固定された略コの字状の取付体７０の下部に設けられたブラケット７１により回転自在に支持され、巻取軸３０の周方向の二箇所、例えば、時計の５時および７時の位置に配設されている。この際、巻取軸３０の中心と各補助ローラ６０の中心とを結んでなす角は、約６０度であることが好ましい。すなわち、これらの三つの中心が、略正三角形の頂点位置にくるように配置することが好ましい。そして、各補助ローラ６０は、巻取軸３０と軸芯が平行になるように配置され、かつ、シャッターカーテン２０を挟んで巻取軸３０に接触転動するようになっている。
【００５５】
なお、以下の実施形態も含め、本願において、「シャッターカーテンを挟んで巻取軸に接触」というときは、補助ローラ６０等の支持部材がシャッターカーテンを介して間接的に巻取軸に接触するという意味である。但し、支持部材が常にシャッターカーテンを間に挟んだ状態で巻取軸に接触することを意味するものではなく、シャッターカーテンの略全体が繰り出される状態となるシャッターカーテン全閉時若しくはそれに近い状態において、支持部材が直接的に巻取軸に接触することがあってもよい趣旨である。
【００５６】
二つの補助ローラ群６１の配置箇所、すなわち二つの取付体７０の設置箇所は、図１に示すように、巻取軸３０を軸方向に略三等分する位置とされているが、これに限定されるものではない。但し、シャッターカーテン２０の重量バランスが左右略対称である場合には、左右対称の位置、すなわち巻取軸３０の軸方向両端部を保持する保持部材である左右のブラケット８０，８１から等しい間隔を置いた位置に配置することが好ましい。
【００５７】
図３は、シャッターカーテン２０を巻取軸３０に取り付けた状態を示す斜視図であり、図４は、その状態の拡大断面図（図１のＡ−Ａ線における拡大断面図）である。
【００５８】
図３において、シャッターカーテン２０の上端部２０Ａは、巻取軸３０の外周面を形成する母線に沿って設けられた複数個（ここでは、三個とする。）のカーテン取付部材である吊り元部材９０，９１，９２により、巻取軸３０に取り付けられている。各吊り元部材９０，９１，９２は、図１および図３に示すように、巻取軸３０の軸方向につき、補助ローラ６０と配置位置が重なっておらず、補助ローラ６０の配置位置を避けた位置に配置されている。
【００５９】
図４において、吊り元部材９０は、例えば金属製の板状部材等の硬質材料を屈曲させて形成され、図中の上側に位置して巻取軸３０の外周面３０Ａから外向きに突出する状態で設けられた略逆Ｕ字断面形状を有する第一突出部９０Ａと、図中の下側に位置して巻取軸３０の外周面３０Ａから外向きに突出する状態で設けられた略逆コの字断面形状を有する第二突出部９０Ｂと、これらの間に位置して巻取軸３０の外周面３０Ａに密着して設けられた中間部９０Ｃとを備えて構成されている。吊り元部材９１，９２の構成も同様である。
【００６０】
各吊り元部材９０，９１，９２は、中間部９０Ｃをボルト９３で巻取軸３０の外周面３０Ａに押付固定することにより、巻取軸３０に固定されている。また、第二突出部９０Ｂの内部には、シャッターカーテン２０の上端部２０Ａに形成された袋状部分およびこの袋状部分の内部に挿通された係止棒２２が挿入設置されている。そして、この係止棒２２が、第二突出部９０Ｂの端部９０Ｄに引っ掛かって係止されることにより、シャッターカーテン２０の上端部２０Ａが、巻取軸３０に取り付けられるようになっている。
【００６１】
このような第一実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、各吊り元部材９０，９１，９２が、補助ローラ６０の配置位置を避けて配置されているので、巻取軸３０が回転した際に、補助ローラ６０がシャッターカーテン２０を間に挟んだ状態で吊り元部材９０，９１，９２と接触するという状況を回避することができる。
【００６２】
このため、巻取軸３０の一回転につき、補助ローラ６０が吊り元部材９０，９１，９２を一回乗り越えなければならないという状況を回避でき、補助ローラ６０は、シャッターカーテン２０を間に挟んだ状態で巻取軸３０のみと接触するようになるので、巻取軸３０を円滑に回転させることができるとともに、シャッターカーテン２０の円滑な巻き取り・繰り出しを行うことができ、シャッターカーテン２０の巻きの安定化を図ることができる。
【００６３】
また、各吊り元部材９０，９１，９２が、補助ローラ６０の配置位置を避けて配置されているので、吊り元部材と補助ローラとの配置位置を一致させた場合に比べ、シャッターカーテン２０にかかる負担を軽減でき、シャッターカーテン２０の耐久性を向上させることができる。
【００６４】
［第二実施形態］
図５には、本発明のシャッターカーテン取付構造が適用された第二実施形態のシャッター装置２００の全体構成が立面図で示されている。図６は、シャッターカーテン２２０を巻取軸２３０に取り付ける直前の状態を示す斜視図であり、図７は、シャッターカーテン２２０を巻取軸２３０に取り付けた状態の拡大断面図（図５のＢ−Ｂ線断面図）である。
【００６５】
シャッター装置２００は、前記第一実施形態のシャッター装置１０と略同様な構成を備え、シャッターカーテン２２０の巻取軸２３０への取付構造が異なるのみであるので、同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略し、以下には異なる部分のみを説明する。
【００６６】
図５〜図７において、シャッターカーテン２２０の上端部２２０Ａは、薄膜状の結合用材料である両面粘着テープ２９０により巻取軸２３０に取り付けられている。両面粘着テープ２９０は、図５および図６に示すように、巻取軸２３０の軸方向を長手方向とし、巻取軸２３０の軸方向の略全長に渡る長さを有している。また、両面粘着テープ２９０は、図７に示すように、シャッターカーテン２２０の上端部２２０Ａと巻取軸２３０との間に挟まれる状態で配置され、一方の面がシャッターカーテン２２０の上端部２２０Ａに付着し、他方の面が巻取軸２３０に付着している。
【００６７】
シャッターカーテン２２０の上端部（巻取軸２３０寄りの端部）２２０Ａの近傍には、空間を仕切る機能を有しない捨て巻き部２２３が形成されている。この捨て巻き部２２３は、図７に示すように、シャッターカーテン２２０の全閉時（座板２２１が床面１に当接した時）であっても巻取軸２３０に巻き取られたままの状態になるようになっている。そして、捨て巻き部２２３の上下方向（シャッターカーテン２２０の移動方向）の長さについては、上端部２２０Ａから図６中の一点鎖線の位置まで確保され、巻取軸２３０の外周の周方向長さの例えば約二倍に相当する長さとなっている。従って、シャッターカーテン２２０の全閉時において、両面粘着テープ２９０は、捨て巻き部２２３により、例えば二回覆われるようになっている。
【００６８】
このような第二実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、シャッターカーテン２２０の上端部２２０Ａが、両面粘着テープ２９０により巻取軸２３０に取り付けられているので、シャッターカーテン２２０の巻き取りの際の芯部に相当する部分を、巻取軸２３０および両面粘着テープ２９０により構成することができる。
【００６９】
このため、従来のように巻取軸および吊り元部材をシャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分とする場合に比べ、芯部に相当する部分を、より円形断面に近づけることができるので、巻取軸２３０を円滑に回転させることができるとともに、シャッターカーテン２２０の円滑な巻き取り・繰り出しを行うことができ、シャッターカーテン２２０の巻きの安定化を図ることができる。
【００７０】
また、シャッターカーテン２２０の上端部２２０Ａの近傍には、捨て巻き部２２３が形成されているので、捨て巻き部２２３と巻取軸２３０との摩擦力または捨て巻き部２２３同士の摩擦力により、シャッターカーテン２２０の上端部２２０Ａの巻取軸２３０への取り付けを、より強固なものとすることができる。
【００７１】
さらに、両面粘着テープ２９０は、シャッターカーテン２２０の全閉時であっても、捨て巻き部２２３により例えば二回覆われるため、シャッター装置２００が防災用シャッター装置の場合には、捨て巻き部２２３を耐火用の被覆部材として機能させることができるので、両面粘着テープ２９０によるシャッターカーテン２２０の上端部２２０Ａと巻取軸２３０との結合箇所を保護することができるとともに、巻取軸２３０の全体も保護することができる。
【００７２】
［第三実施形態］
図８には、本発明のシャッターカーテン取付構造が適用された第三実施形態のシャッター装置３００の全体構成が立面図で示されている。図９は、シャッターカーテン３２０を巻取軸３３０に取り付ける直前の状態を示す斜視図である。
【００７３】
シャッター装置３００は、前記第二実施形態のシャッター装置２００と略同様な構成を備え、シャッターカーテン３２０の巻取軸３３０への取付構造が異なるのみであるので、同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略し、以下には異なる部分のみを説明する。
【００７４】
前記第二実施形態では、両面粘着テープ２９０は、巻取軸２３０の軸方向の略全長に渡る長さを有していたが（図５、図６参照）、本第三実施形態では、図８および図９に示すように、シャッターカーテン３２０の上端部３２０Ａは、薄膜状の結合用材料である複数（ここでは、三つとする。）の両面粘着テープ３９０，３９１，３９２により巻取軸３３０に取り付けられている。
【００７５】
各両面粘着テープ３９０，３９１，３９２は、巻取軸３３０の軸方向につき、補助ローラ６０と配置位置が重なっておらず、補助ローラ６０の配置位置を避けた位置に配置されている。そして、各両面粘着テープ３９０，３９１，３９２は、前記第二実施形態の両面粘着テープ２９０と同様に、シャッターカーテン３２０の上端部３２０Ａと巻取軸３３０との間に挟まれる状態で配置され、一方の面がシャッターカーテン３２０の上端部３２０Ａに付着し、他方の面が巻取軸３３０に付着している。
【００７６】
また、シャッターカーテン３２０の上端部（巻取軸３３０寄りの端部）３２０Ａの近傍には、前記第二実施形態の捨て巻き部２２３（図７参照）と同様な捨て巻き部３２３が形成されている。この捨て巻き部３２３は、シャッターカーテン３２０の全閉時（座板３２１が床面１に当接した時）であっても巻取軸３３０に巻き取られたままの状態になるようになっている。そして、捨て巻き部３２３の上下方向（シャッターカーテン３２０の移動方向）の長さについては、上端部３２０Ａから図９中の一点鎖線の位置まで確保され、巻取軸３３０の外周の周方向長さの例えば約二倍に相当する長さとなっている。従って、シャッターカーテン３２０の全閉時において、両面粘着テープ３９０，３９１，３９２は、捨て巻き部３２３により、例えば二回覆われるようになっている。
【００７７】
このような第三実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、前記第二実施形態の場合と同様に、シャッターカーテン３２０の上端部３２０Ａが、両面粘着テープ３９０，３９１，３９２により巻取軸３３０に取り付けられているので、シャッターカーテン３２０の巻き取りの際の芯部に相当する部分を、巻取軸３３０および両面粘着テープ３９０，３９１，３９２により構成することができる。このため、従来のように巻取軸および吊り元部材をシャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分とする場合に比べ、芯部に相当する部分を、より円形断面に近づけることができるので、巻取軸３３０を円滑に回転させることができるとともに、シャッターカーテン３２０の円滑な巻き取り・繰り出しを行うことができ、シャッターカーテン３２０の巻きの安定化を図ることができる。
【００７８】
また、各両面粘着テープ３９０，３９１，３９２が、補助ローラ６０の配置位置を避けて配置されているので、巻取軸３３０が回転した際に、補助ローラ６０がシャッターカーテン３２０を間に挟んだ状態で両面粘着テープ３９０，３９１，３９２と接触するという状況を回避することができる。このため、巻取軸３３０の一回転につき、補助ローラ６０が両面粘着テープ３９０，３９１，３９２を一回乗り越えなければならないという状況を回避でき、補助ローラ６０は、シャッターカーテン３２０を間に挟んだ状態で巻取軸３３０のみと接触するようになるので、巻取軸３３０を円滑に回転させることができるとともに、シャッターカーテン３２０の円滑な巻き取り・繰り出しを行うことができ、シャッターカーテン３２０の巻きの安定化を図ることができる。
【００７９】
そして、各両面粘着テープ３９０，３９１，３９２が、補助ローラ６０の配置位置を避けて配置されているので、両面粘着テープと補助ローラとの配置位置を一致させた場合に比べ、シャッターカーテン３２０にかかる負担を軽減でき、シャッターカーテン３２０の耐久性を向上させることができる。
【００８０】
さらに、前記第二実施形態の場合と同様に、シャッターカーテン３２０の上端部３２０Ａの近傍には、捨て巻き部３２３が形成されているので、捨て巻き部３２３と巻取軸３３０との摩擦力または捨て巻き部３２３同士の摩擦力により、シャッターカーテン３２０の上端部３２０Ａの巻取軸３３０への取り付けを、より強固なものとすることができる。
【００８１】
また、前記第二実施形態の場合と同様に、両面粘着テープ３９０，３９１，３９２は、シャッターカーテン３２０の全閉時であっても、捨て巻き部３２３により例えば二回覆われるため、シャッター装置３００が防災用シャッター装置の場合には、捨て巻き部３２３を耐火用の被覆部材として機能させることができるので、両面粘着テープ３９０，３９１，３９２によるシャッターカーテン３２０の上端部３２０Ａと巻取軸３３０との結合箇所を保護することができるとともに、巻取軸３３０の全体も保護することができる。
【００８２】
［第四実施形態］
図１０は、本発明のシャッターカーテン取付構造が適用された第四実施形態のシャッター装置４００において、シャッターカーテン４２０を巻取軸４３０に取り付けた状態を示す斜視図である。
【００８３】
シャッター装置４００は、前記第一、第二、第三実施形態のシャッター装置１０，２００，３００と略同様な構成を備え、シャッターカーテン４２０の巻取軸４３０への取付構造が異なるのみであるので、同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略し、以下には異なる部分のみを説明する。
【００８４】
前記第一、第二、第三実施形態では、シャッターカーテン２０，２２０，３２０の上端部２０Ａ，２２０Ａ，３２０Ａは、吊り元部材９０，９１，９２や両面粘着テープ２９０，３９０，３９１，３９２により巻取軸３０，２３０，３３０に取り付けられていたが、本第四実施形態では、シャッターカーテン４２０の上端部４２０Ａは、薄膜状の結合用材料である複数（ここでは、三つとする。）の片面粘着テープ４９０，４９１，４９２により巻取軸４３０に取り付けられている。
【００８５】
各片面粘着テープ４９０，４９１，４９２は、巻取軸４３０の軸方向につき、補助ローラ６０と配置位置が重なっておらず、補助ローラ６０の配置位置を避けた位置に配置されている。そして、各片面粘着テープ４９０，４９１，４９２は、シャッターカーテン４２０の上端部４２０Ａの外周側の面と巻取軸４３０の外周面とに跨って配置されている。
【００８６】
また、シャッターカーテン４２０の上端部（巻取軸４３０寄りの端部）４２０Ａの近傍には、前記第二、第三実施形態の捨て巻き部２２３，３２３（図６、図９参照）と同様な捨て巻き部４２３が形成されている。この捨て巻き部４２３は、シャッターカーテン４２０の全閉時（座板４２１が床面１に当接した時）であっても巻取軸４３０に巻き取られたままの状態になるようになっている。そして、捨て巻き部４２３の上下方向（シャッターカーテン４２０の移動方向）の長さについては、上端部４２０Ａから図１０中の一点鎖線の位置まで確保され、巻取軸４３０の外周の周方向長さの例えば約二倍に相当する長さとなっている。従って、シャッターカーテン４２０の全閉時において、片面粘着テープ４９０，４９１，４９２は、捨て巻き部４２３により、例えば二回覆われるようになっている。
【００８７】
このような第四実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、シャッターカーテン４２０の上端部４２０Ａが、片面粘着テープ４９０，４９１，４９２により巻取軸４３０に取り付けられているので、シャッターカーテン４２０の巻き取りの際の芯部に相当する部分を、巻取軸４３０および片面粘着テープ４９０，４９１，４９２により構成することができる。このため、従来のように巻取軸および吊り元部材をシャッターカーテンの巻き取りの際の芯部に相当する部分とする場合に比べ、芯部に相当する部分を、より円形断面に近づけることができるので、巻取軸４３０を円滑に回転させることができるとともに、シャッターカーテン４２０の円滑な巻き取り・繰り出しを行うことができ、シャッターカーテン４２０の巻きの安定化を図ることができる。
【００８８】
また、各片面粘着テープ４９０，４９１，４９２が、補助ローラ６０の配置位置を避けて配置されているので、巻取軸４３０が回転した際に、補助ローラ６０がシャッターカーテン４２０を間に挟んだ状態で片面粘着テープ４９０，４９１，４９２と接触するという状況を回避することができる。このため、巻取軸４３０の一回転につき、補助ローラ６０が片面粘着テープ４９０，４９１，４９２を一回乗り越えなければならないという状況を回避でき、補助ローラ６０は、シャッターカーテン４２０を間に挟んだ状態で巻取軸４３０のみと接触するようになるので、巻取軸４３０を円滑に回転させることができるとともに、シャッターカーテン４２０の円滑な巻き取り・繰り出しを行うことができ、シャッターカーテン４２０の巻きの安定化を図ることができる。
【００８９】
そして、各片面粘着テープ４９０，４９１，４９２が、補助ローラ６０の配置位置を避けて配置されているので、片面粘着テープと補助ローラとの配置位置を一致させた場合に比べ、シャッターカーテン４２０にかかる負担を軽減でき、シャッターカーテン４２０の耐久性を向上させることができる。
【００９０】
さらに、前記第二、第三実施形態の場合と同様に、シャッターカーテン４２０の上端部４２０Ａの近傍には、捨て巻き部４２３が形成されているので、捨て巻き部４２３と巻取軸４３０との摩擦力または捨て巻き部４２３同士の摩擦力により、シャッターカーテン４２０の上端部４２０Ａの巻取軸４３０への取り付けを、より強固なものとすることができる。
【００９１】
また、前記第二、第三実施形態の場合と同様に、片面粘着テープ４９０，４９１，４９２は、シャッターカーテン４２０の全閉時であっても、捨て巻き部４２３により例えば二回覆われるため、シャッター装置４００が防災用シャッター装置の場合には、捨て巻き部４２３を耐火用の被覆部材として機能させることができるので、片面粘着テープ４９０，４９１，４９２によるシャッターカーテン４２０の上端部４２０Ａと巻取軸４３０との結合箇所を保護することができるとともに、巻取軸４３０の全体も保護することができる。
【００９２】
［他の実施形態］
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は本発明に含まれるものである。
【００９３】
すなわち、前記各実施形態では、シャッターカーテン２０，２２０，３２０，４２０には、例えば防災用シャッター装置の場合の非常用の出入口等のようなカーテン表裏の空間を連通する連通部が設けられていなかったが、本発明は、連通部が設けられたシャッターカーテンの取付構造に適用してもよい。
【００９４】
また、前記各実施形態では、シャッターカーテン２０，２２０，３２０，４２０は、上下方向に移動するようになっていたが、これに限定されるものではなく、本発明におけるシャッターカーテンの移動方向は、左右方向、斜め方向、水平方向、あるいはこれらを複合した方向等、任意である。但し、防災用シャッター装置とする場合には、自重降下可能な方向としておくことが好ましい。従って、前記各実施形態では、巻取軸３０，２３０，３３０，４３０の軸方向は、水平方向となっていたが、これに限定されるものではなく、本発明における巻取軸の軸方向についても、上下方向、斜め方向等、任意である。例えば、巻取軸が上下方向に配置された場合には、水平方向に配置された場合のような巻取軸の自重やシャッターカーテンの重量による撓みが生じることはなくても、巻取軸の回転に伴って軸振れが生じることはあるので、それを抑えるために補助ローラ等の支持部材が必要とされることがあるからである。
【００９５】
さらに、前記各実施形態では、巻取軸３０，２３０，３３０，４３０の軸方向中間位置の二箇所に、補助ローラ群６１が設けられていたが、本発明における支持部材の設置箇所は、軸方向中間位置の二箇所に限定されるものではなく、軸方向中間位置の一箇所または三箇所以上に支持部材を設けるようにしてもよく、要するに、巻取軸の長さや撓み量等に応じ、適宜な設置個数とすればよい。
【００９６】
そして、前記各実施形態では、一つの補助ローラ群６１は、巻取軸３０，２３０，３３０，４３０の周方向の二箇所に配置された二つの補助ローラ６０により構成されていたが、補助ローラの周方向についての配置個数は、二個に限定されるものではなく、例えば、時計の４時、６時、８時の各位置に配置する等、三個以上としてもよい。
【００９７】
また、前記第二、第三、第四実施形態では、両面粘着テープ２９０，３９０，３９１，３９２や片面粘着テープ４９０，４９１，４９２は、シャッターカーテン２２０，３２０，４２０の全閉時であっても、捨て巻き部２２３，３２３，４２３により例えば二回覆われるようになっていたが、本発明における捨て巻き部は、薄膜状の結合用材料を一回または三回以上覆う長さとしてもよい。但し、捨て巻き部を過度に長く設けることはシャッターカーテンの重量を増大させることになるので、薄膜状の結合用材料を一回または二回覆う程度の長さとしておくことが好ましい。
【００９８】
さらに、前記第二、第三、第四実施形態では、シャッターカーテン２２０，３２０，４２０の上端部２２０Ａ，３２０Ａ，４２０Ａの近傍には、捨て巻き部２２３，３２３，４２３が形成されていたが、このような捨て巻き部２２３，３２３，４２３の形成を省略してもよい。しかし、捨て巻き部２２３，３２３，４２３を形成しておくことが、シャッターカーテン２２０，３２０，４２０の上端部２２０Ａ，３２０Ａ，４２０Ａの巻取軸２３０，３３０，４３０への取り付けをより強固なものとし、また、耐火用の被覆部材として機能させることができるという点で好ましい。
【００９９】
そして、前記第四実施形態では、各片面粘着テープ４９０，４９１，４９２は、補助ローラ６０の配置位置を避けて配置されていたが（図１０参照）、薄膜状の結合用材料として片面粘着テープを用いる場合でも、前記第二実施形態の両面粘着テープ２９０（図５、図６参照）のように、片面粘着テープを巻取軸の軸方向の略全長に渡る長さとしてもよい。
【０１００】
また、前記第二実施形態では、図７に示すように、シャッターカーテン２２０の上端部２２０Ａは、捨て巻き部２２３による巻き付けだけではなく、薄膜状の結合用材料である両面テープ２９０によっても巻取軸２３０に取り付けられていたが、両面テープ等の薄膜状の結合用材料を用いずに、単にシャッターカーテンの端部の近傍に形成された捨て巻き部による巻き付けだけにより、シャッターカーテンの端部を巻取軸に取り付けるようにしてもよい。この際、捨て巻き部は、シャッターカーテンの全閉時であっても巻取軸に巻き取られたままの状態に置かれて巻取軸の外周を少なくとも一周覆う長さとしておけばよい。なお、巻取軸の外周を何周分覆う長さとするかは、巻取軸の外周の表面粗さやシャッターカーテンの材質並びにシャッターカーテンの重量等に応じて決定すればよい。
【０１０１】
さらに、前記各実施形態では、吊り元部材９０，９１，９２、両面粘着テープ２９０，３９０，３９１，３９２、片面粘着テープ４９０，４９１，４９２を用いることにより、シャッターカーテン２０，２２０，３２０，４２０を巻取軸３０，２３０，３３０，４３０に取り付けていたが、これらを用いずに、溶着によりシャッターカーテンの端部と巻取軸とを直接に結合するようにしてもよい。
【０１０２】
また、前記各実施形態では、一本の巻取軸を備えた一軸式のシャッター装置に本発明が適用されていたが、本発明は、二軸（多軸）が平行に配置された二軸式（多軸式）のシャッター装置における巻取軸に、シャッターカーテンの端部を取り付ける場合に適用してもよい。
【０１０３】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明によれば、薄膜状の結合用材料によりシャッターカーテンの端部を巻取軸に取り付け、または、硬質材料により形成されたカーテン取付部材を用いてシャッターカーテンの端部を巻取軸に取り付けるとともにこのカーテン取付部材を支持部材の配置位置を避けて配置し、あるいは、捨て巻き部を形成してシャッターカーテンの端部を巻取軸に取り付け、若しくは、溶着によりシャッターカーテンの端部を巻取軸に取り付けたので、巻取軸の円滑な回転およびシャッターカーテンの円滑な巻き取り・繰り出しを実現でき、シャッターカーテンの巻きの安定化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一実施形態のシャッター装置の全体構成を示す立面図。
【図２】第一実施形態の巻取軸の近傍の拡大断面図（図１のＡ−Ａ線断面図）。
【図３】第一実施形態のシャッターカーテンを巻取軸に取り付けた状態を示す斜視図。
【図４】第一実施形態のシャッターカーテンを巻取軸に取り付けた状態の拡大断面図（図１のＡ−Ａ線における拡大断面図）。
【図５】本発明の第二実施形態のシャッター装置の全体構成を示す立面図。
【図６】第二実施形態のシャッターカーテンを巻取軸に取り付ける直前の状態を示す斜視図。
【図７】第二実施形態のシャッターカーテンを巻取軸に取り付けた状態の拡大断面図（図５のＢ−Ｂ線断面図）。
【図８】本発明の第三実施形態のシャッター装置の全体構成を示す立面図。
【図９】第三実施形態のシャッターカーテンを巻取軸に取り付ける直前の状態を示す斜視図。
【図１０】本発明の第四実施形態のシャッター装置においてシャッターカーテンを巻取軸に取り付けた状態を示す斜視図。
【符号の説明】
１０，２００，３００，４００ シャッター装置
２０，２２０，３２０，４２０ シャッターカーテン
２０Ａ，２２０Ａ，３２０Ａ，４２０Ａ シャッターカーテンの端部であるシャッターカーテンの上端部
３０，２３０，３３０，４３０ 巻取軸
６０ 支持部材である補助ローラ
９０，９１，９２ カーテン取付部材である吊り元部材
２２３，３２３，４２３ 捨て巻き部
２９０，３９０，３９１，３９２ 薄膜状の結合用材料である両面粘着テープ
４９０，４９１，４９２ 薄膜状の結合用材料である片面粘着テープ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a shutter curtain mounting structure of a shutter device that mounts a shutter curtain on a winding shaft that winds and stores a shutter curtain that partitions a space, and supports the winding shaft at an intermediate position in the axial direction of the winding shaft. It can be used when a member is provided.
[0002]
[Background]
Conventionally, in a take-up type shutter device that winds and stores a shutter curtain on a take-up shaft, when the take-up shaft is elongated, the take-up shaft can rotate smoothly while suppressing its bending. In order to make this possible, an auxiliary roller is provided at one or a plurality of intermediate positions in the axial direction of the winding shaft, and the auxiliary roller supports the winding shaft and the shutter curtain wound around this from below. ing.
[0003]
Such an auxiliary roller is arranged such that the shutter curtain is in contact with the take-up shaft and the take-up shaft and the shaft core are parallel, and the take-up shaft rotates and the shutter curtain becomes the take-up shaft. When it is wound or unwound from the winding shaft, it is rotated by the frictional force with the shutter curtain.
[0004]
On the other hand, in the winding shutter device, the upper end of the shutter curtain is attached to the winding shaft using a curtain mounting member called a suspension base member. This suspension member is usually provided over substantially the entire length in the axial direction of the take-up shaft along a generatrix that forms the outer peripheral surface of the take-up shaft. And this suspension member is equivalent to the core part when winding the shutter curtain together with the winding shaft, and the shutter curtain includes the suspension member together with the winding shaft in the center of winding, These are wound around the outer periphery.
[0005]
Therefore, the above-described auxiliary roller contacts the winding shaft with the shutter curtain interposed therebetween, and periodically contacts the suspension member with the shutter curtain interposed therebetween as the winding shaft rotates.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the shutter curtain mounting structure using the conventional suspension base member described above, the suspension base member is a member having a fixed shape formed of a hard material. Problems may arise.
[0007]
That is, when an auxiliary roller that supports the winding shaft is provided, when the winding shaft rotates, the auxiliary roller and the suspension member periodically come into contact with each other with the shutter curtain interposed therebetween. In this case, since the auxiliary roller gets over the suspension member provided so as to protrude outward from the outer peripheral surface of the winding shaft, the winding shaft smoothly rotates and the shutter curtain smoothly Winding and unwinding may be hindered, and the shutter curtain winding may become unstable.
[0008]
An object of the present invention is to provide a shutter curtain mounting structure of a shutter device capable of realizing smooth rotation of a winding shaft and smooth winding and unwinding of a shutter curtain, and stabilization of winding of the shutter curtain. It is in.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a shutter curtain mounting structure of a shutter device in which a shutter curtain is attached to a winding shaft that winds and stores a shutter curtain that partitions a space, and the winding shaft is supported at an intermediate position in the axial direction of the winding shaft. A support member is provided, and an end portion of the shutter curtain is attached to the take-up shaft by a thin film-like bonding material.
[0010]
Here, the intermediate position in the axial direction does not mean only the center (a position that is a half of the entire length), but means the whole part except the axial end of the winding shaft, that is, the middle part. It is.
[0011]
In addition, a rotating body such as a roller that rotates with the rotation of the winding shaft can be mainly used as the support member, but a non-rotating non-rotating body can also be used. As the former rotating body, the most common one is a columnar or cylindrical shape that is in contact with the take-up shaft with the shutter curtain interposed therebetween, and the take-up shaft and the axis are parallel or substantially parallel. In addition, for example, an axially symmetric member such as a spherical member, a bowl-shaped member, a truncated cone-shaped member, or the like can be used. The present invention is applicable not only in the case of being parallel or substantially parallel to the axis of the shaft but also in the case of crossing (for example, a case where a truncated cone-shaped member is used as a support member). The latter non-moving body is, for example, a member having a flat surface such as a flat plate member or a prismatic member, and the flat surface is disposed so as to contact the winding shaft with the shutter curtain interposed therebetween, or A member having a curved surface (a convex surface or a concave surface) such as a columnar member or a bowl-shaped member, which is disposed so that the curved surface is in contact with the winding shaft with the shutter curtain interposed therebetween. .
[0012]
The contact form between the winding shaft and the support member with the shutter curtain interposed therebetween is determined by the shape and installation orientation of the support member, and is mainly line contact, but the present invention also applies to surface contact or point contact. It becomes the object of. For example, in the case where the support member is a cylindrical roller arranged so that the winding shaft and the shaft core are parallel or substantially parallel to each other, a line contact is made, and in the case of a member having a concave curved surface, the surface In the case of a spherical member, it is a point contact.
[0013]
Furthermore, as a thin film-like bonding material, for example, a double-sided adhesive tape, a single-sided adhesive tape, a magic tape (registered trademark), a magnet, an adhesive (a solid material is melted by applying heat and spreads into a thin film shape) Including those used). In the case of an adhesive, it means that it is formed into a thin film in a state where it is applied and spread on the end of the shutter curtain or the winding shaft.
[0014]
The thin film-like bonding material is disposed between the end portion of the shutter curtain and the winding shaft as in the case of, for example, a double-sided adhesive tape, a magic tape (registered trademark), a magnet, or an adhesive. In addition to the case, for example, as in the case of a single-sided adhesive tape or the like, it may be disposed across the outer peripheral surface of the end portion of the shutter curtain and the outer peripheral surface of the take-up shaft (for example, a diagram described later 10). Even in the case of a single-sided adhesive tape, it may be disposed between the end portion of the shutter curtain and the take-up shaft, for example, if the adhesive surface is turned outward to form a ring shape.
[0015]
Furthermore, “the end of the shutter curtain is attached to the winding shaft by a thin film-like bonding material” means that the end of the shutter curtain is wound by the thin film-like bonding material via an intermediate member. The case where the intermediate member is attached to the shaft, that is, the case where the intermediate member is attached to the end of the shutter curtain and the intermediate member is attached to the take-up shaft with a thin film-like bonding material is included. Examples of such an intermediate member include a plurality of belt-like members that are arranged at intervals in the axial direction of the take-up shaft and extend in the take-up / feed-out direction of the shutter curtain.
[0016]
In the present invention, since the end portion of the shutter curtain is attached to the take-up shaft by the thin film-like bonding material, the portion corresponding to the core portion when the shutter curtain is taken up is not taken up. The shaft and the thin film-like bonding material are used.
[0017]
For this reason, as compared with the case where the winding shaft and the suspension base member are portions corresponding to the core portion at the time of winding the shutter curtain as in the past, the portion corresponding to the core portion is closer to a circular cross section, The winding shaft rotates smoothly, the shutter curtain is smoothly wound and unwound, and the winding of the shutter curtain becomes stable, thereby achieving the object.
[0018]
Further, in the shutter curtain mounting structure of the shutter device described above, a waste winding portion having no function of partitioning the space is formed in the vicinity of the end of the shutter curtain on the winding shaft mounting side. Even when the curtain is fully closed, it is desirable that the curtain be placed on the winding shaft so as to cover the bonding material at least once.
[0019]
Here, when the shutter curtain is fully closed, it means the time when the shutter curtain is extended to the limit, and in the most usual case, the shutter curtain is completely closed by the shutter curtain. (For example, when the seat plate 221 is in contact with the floor 1 as shown in FIG. 5 to be described later), but is not limited to this. If the shutter curtain is originally configured to block only a part of the opening part, such as a smoke proof curtain that closes only the part near the ceiling, only a part of the predetermined opening part is used. It is the time when was blocked. That is, when the shutter curtain is extended to the extension limit that the shutter curtain is not extended from the take-up shaft in view of the original purpose, function or configuration of the shutter device. The same applies when the shutter curtain is fully closed.
[0020]
When such a discarded winding portion is formed, the end of the shutter curtain is more firmly attached to the winding shaft due to the frictional force between the discarded winding portion and the winding shaft or the frictional force between the discarded winding portions. In addition, even when the shutter curtain is fully closed, the bonding material is covered at least once by the discarded winding part. Therefore, if the shutter device is a disaster prevention shutter apparatus, the discarded winding part is fireproof. Thus, the connecting portion between the end portion of the shutter curtain and the winding shaft by the connecting material is protected, and the entire winding shaft is also protected.
[0021]
Furthermore, in the shutter curtain mounting structure of the shutter device described above, it is desirable that the coupling material is disposed avoiding the position where the support member is disposed. The same applies to the case where the end portion of the shutter curtain is attached to the take-up shaft with a thin film-like bonding material via an intermediate member.
[0022]
When the binding material is arranged so as to avoid the position of the support member in this way, when the take-up shaft rotates, the support member may contact the binding material with the shutter curtain interposed therebetween. The support member comes into contact with only the winding shaft with the shutter curtain sandwiched therebetween. For this reason, the winding shaft rotates more smoothly, and the shutter curtain winding becomes more stable.
[0023]
Further, the present invention provides a shutter curtain mounting structure for a shutter device in which a shutter curtain is mounted on a winding shaft that winds and stores a shutter curtain that partitions a space. In the shutter curtain mounting structure of the shutter device, a winding shaft is provided at an intermediate position in the axial direction of the winding shaft. A supporting member is provided for supporting, and an end of the shutter curtain is attached to the winding shaft using a curtain attaching member formed of a hard material, and the curtain attaching member is arranged so as to avoid the arrangement position of the supporting member. It is characterized by being.
[0024]
Here, the curtain mounting member is a member provided in a state of projecting outward from the outer peripheral surface of the winding shaft, and having the axial direction of the winding shaft as a longitudinal direction (the winding shaft is cylindrical or columnar) In this case, it is a member provided along a generatrix that forms the outer peripheral surface of the winding shaft), and when the shutter curtain moves up and down, it is called a suspension member.
[0025]
Further, the shape of the curtain mounting member in the cross section orthogonal to the longitudinal direction may be the same as that of the conventional suspension base member, but more preferably the thickness in the radial direction of the winding shaft as compared with the conventional suspension base member. It is better to make the shape thinner. Furthermore, it is preferable to make the winding shaft as close as possible to the outer peripheral shape. For example, if the winding shaft has a circular cross section, it is preferable that the winding shaft has a substantially arc shape, and the winding shaft has a polygonal cross section. If there is, it is preferable to make it into a substantially linear shape or a substantially mountain shape.
[0026]
The meaning of the intermediate position in the axial direction and the structure of the support member are the same as in the case of the invention in which the end portion of the shutter curtain is attached to the take-up shaft with a thin film-like bonding material.
[0027]
In the present invention, since the curtain mounting member is disposed so as to avoid the position of the support member, when the winding shaft rotates, the curtain mounting member is sandwiched between the shutter curtain and the support member. There is no contact with the member, and the support member comes into contact only with the take-up shaft with the shutter curtain sandwiched therebetween. For this reason, the winding shaft can be smoothly rotated to smoothly wind and unwind the shutter curtain, and the shutter curtain can be stably wound. This also achieves the object.
[0028]
Furthermore, the present invention provides a shutter curtain mounting structure for a shutter device in which the shutter curtain is mounted on a winding shaft that winds and stores the shutter curtain that partitions the space, and has a function of partitioning the space in the vicinity of the end of the shutter curtain. A waste winding portion is formed, and the waste winding portion is placed in a state of being wound around the winding shaft even when the shutter curtain is fully closed, and covers the outer periphery of the winding shaft at least once. The end portion of the shutter curtain is attached to the take-up shaft by a winding pressure around the take-up winding portion.
[0029]
Here, the “winding pressure around the winding shaft of the discarded winding portion” is a pressure generated by the winding action of the discarded winding portion, and the radial direction of the winding shaft (that the winding shaft has a circular cross section). It includes a pressing force acting toward the center of the center and a frictional force between the discarded winding portion and the winding shaft or a frictional force between the discarded winding portions. In order to increase the frictional force, the surface roughness of the outer periphery of the winding shaft may be increased, the outer peripheral surface may be processed, or the material of the discarded winding portion may have a high frictional resistance. .
[0030]
In the present invention, since the end portion of the shutter curtain is attached to the winding shaft by the winding pressure around the winding shaft of the discarded winding portion, it corresponds to the core portion at the time of winding the shutter curtain. The part is only the winding shaft. For this reason, unlike the conventional case where the winding shaft and the suspension base member are portions corresponding to the core portion when the shutter curtain is wound, the portion corresponding to the core portion has a circular cross section or a cross section close thereto. Therefore, the winding shaft rotates smoothly, the shutter curtain is smoothly wound and unwound, and the winding of the shutter curtain becomes stable, and this also achieves the object.
[0031]
Further, the present invention provides a shutter curtain mounting structure of a shutter device in which a shutter curtain is attached to a winding shaft that winds and stores a shutter curtain that partitions a space, and an end portion of the shutter curtain is attached to the winding shaft by welding. It is characterized by that.
[0032]
Here, welding means that the shutter curtain itself and / or the take-up shaft itself is melted by applying energy such as heat or pressure, or by causing a chemical reaction using chemicals, etc., and directly connecting them. This includes pressure bonding, fusion bonding, fusion welding, and the like. In addition, it does not mean only a bond between metals, but includes a bond between metal and synthetic resin, a bond between synthetic resins, a bond between metal and cloth, a bond between synthetic resin and cloth, and the like. Further, it is preferable that the surface roughness of the outer peripheral surface of the winding shaft and / or the surface of the end portion of the shutter curtain is increased so that the bonding force by welding is increased.
[0033]
In the present invention, since the end portion of the shutter curtain is attached to the winding shaft by welding, the portion corresponding to the core portion when winding the shutter curtain is only the winding shaft. For this reason, unlike the conventional case where the winding shaft and the suspension base member are portions corresponding to the core portion when the shutter curtain is wound, the portion corresponding to the core portion has a circular cross section or a cross section close thereto. Therefore, the winding shaft rotates smoothly, the shutter curtain is smoothly wound and unwound, and the winding of the shutter curtain becomes stable, and this also achieves the object.
[0034]
In addition, you may combine the invention which attaches by such welding, and the invention which forms the discard winding part mentioned above.
[0035]
In the above, the present invention can be applied as a shutter curtain mounting structure having an arbitrary width. However, particularly when the width of the shutter curtain is increased and the winding shaft is elongated, the support member is installed. Therefore, the present invention is suitable for a so-called large opening shutter curtain mounting structure.
[0036]
Here, the shutter curtain for large opening has an internal dimension larger than the standard internal dimension in the curtain width direction (not the thickness direction) perpendicular to the moving direction of the shutter curtain, and has a cross-sectional width. A shutter curtain that partitions large spaces. The internal dimension is the width dimension of the portion of the entire width of the shutter curtain in the curtain width direction, excluding the portion inserted into the guide means (for example, a guide rail or a groove formed directly on a wall or a column). That is, the width dimension of the part exposed to the outside (the part visible from the space partitioned by the shutter curtain).
[0037]
More specifically, the large-aperture shutter curtain refers to one that satisfies at least one of the following conditions.
[0038]
As the first condition, it exceeds the width based on "Ministry of Construction Notification (Article No. 2564 of 1968) based on Article 112, Paragraph 14, Item 4 of the Building Standards Law Enforcement Ordinance". It is a thing exceeding 5 m (a thing larger than the standard specification of so-called iron fire and smoke / shutter).
[0039]
The second condition is that it exceeds the width based on the “Ministry of Construction Notification (Article No. 2564 of 1968) based on Article 112, Paragraph 14, Item 4 of the Building Standards Law Enforcement Ordinance”. It is mentioned that it is more than 8m (larger than the iron shutter provided near the Otsukaze fire door).
[0040]
The third condition is that the vehicle (cargo is loaded) specified by a Cabinet Order based on Article 47, Paragraph 1 of the Road Law (Vehicle Restriction Order Article 3, Paragraph 1, Item 4, Decree 375 of the final revision in 1993) In this case, the maximum length in that state) is exceeded, that is, the total width dimension in the curtain width direction exceeds 12 m.
[0041]
The fourth condition is a semi-trailer linked vehicle that runs on a high-speed motor vehicle national road specified by a government ordinance based on Article 47, Paragraph 1 of the Road Law (Decree 3 of the Vehicle Restriction Ordinance, Decree 375 of the final revision in 1993) or A full trailer-connected vehicle whose cargo does not protrude forward or rearward of the towed vehicle body, but exceeds the maximum length, that is, the total width dimension in the curtain width direction is 16.5 m (for semi-trailer connected vehicles) It is mentioned that it exceeds 18 m (when loaded on a full trailer coupled vehicle).
[0042]
The fifth condition is that the winding shaft is divided into two or more in the axial direction. In addition, after manufacturing in the divided state and transporting it to the building site in the divided state, it is connected at the building site and made into one shaft, manufactured in the divided state, connected at the factory, and one After being transported to the construction site as a single shaft, manufactured integrally as a single shaft, cut and divided at the factory, and then transported to the construction site Anything that is connected once again at the construction site into a single shaft is included.
[0043]
In addition, the material of the shutter curtain component and the component member in the present invention is arbitrary as long as it can be wound around the take-up shaft, for example, a metal slat, a rigid panel, or a link member and a pipe member. The present invention may be applied to the case where the shutter curtain is wound, but the present invention is particularly suitable as a shutter curtain mounting structure formed including a flexible member. This is because the shutter curtain formed including the flexible member is lightweight, so it is suitable for use as a shutter curtain for a large opening, and there are many opportunities for the take-up shaft to be elongated. This is because the necessity for installation becomes high.
[0044]
Here, the flexible member means a sheet-like member formed using cloth, rubber, synthetic resin such as vinyl chloride, paper, or the like as a raw material, a net-like member, a porous sponge-like member, and the like. This corresponds to the case where the raw material itself forming the member is relatively soft. Therefore, for example, even if a rigid member such as a plurality of metal pieces is flexibly connected to form a caterpillar (registered trademark), it is not included in the flexible member in the present invention. Even though a normal shutter curtain formed by connecting slats can be wound around a winding shaft, it is not included in the flexible member of the present invention. When the sheet-like member is used for disaster prevention purposes such as fire prevention and smoke prevention, for example, silica cloth or glass cloth, or a fire-resistant paint or waterproof coating material as a fire-resistant coating material is sprayed or applied thereto, or What was impregnated etc. can be used conveniently. Further, the sheet-like member may be combined with a reinforcing metal such as a wire mesh or a resin wire, and if such reinforcement is performed, not only when used for disaster prevention but also for normal use. Even in this case, the sheet is hardly damaged, and the durability of the sheet can be improved, which is effective.
[0045]
Furthermore, the installation purpose of the shutter device to which the shutter curtain mounting structure of the present invention is applied is arbitrary. For example, a shutter device for disaster prevention intended for fire prevention, smoke prevention and the like can be cited as a main one, but is not limited thereto. It may be a shutter device for the purpose of shielding solar radiation, a shutter device for crime prevention purposes, or a shutter device for forming a special space such as a dark room, a clean room, a cold storage, a warm room, etc. Any winding type shutter device provided with a winding shaft for winding and storing the shutter curtain may be used.
[0046]
And the installation location of the shutter device to which the shutter curtain mounting structure of the present invention is applied is arbitrary, for example, various ordinary shutter devices for entrances and exits of buildings, garages, garages, factories, warehouses, cold storages, etc. It may be a shutter device provided in various buildings such as a shutter device, a shutter device provided in the middle of a passage in a building or at a boundary position between a passage and a hall, or, for example, in an underground mall, a station premises, a tunnel The shutter device may be provided in various structures such as in a ship.
[0047]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0048]
[First embodiment]
FIG. 1 is an elevational view showing the overall configuration of the shutter device 10 of the first embodiment to which the shutter curtain mounting structure of the present invention is applied. FIGS. 2 to 4 show the main part of the shutter device 10. A detailed configuration is shown.
[0049]
In FIG. 1, the shutter device 10 includes a shutter curtain 20 that moves up and down to partition a space, a winding shaft 30 that winds and stores the shutter curtain 20, and left and right side edge portions of the shutter curtain 20 in FIG. 1. And guide rails 40 and 41 as left and right guide means for guiding the vertical movement of the shutter curtain 20 and an opening / closing device 50 including a motor and a brake for moving the shutter curtain 20 up and down and stopping. ing. This shutter device 10 can partition a space having a large cross-sectional width in the left-right direction, and is a large-aperture shutter device installed in a large opening in a building.
[0050]
A metal seat plate 21 is provided at the lower end of the shutter curtain 20, and the seat plate 21 comes into contact with the floor surface 1 when the shutter curtain 20 is fully closed. When the winding shaft 30 is rotationally driven by the opening / closing device 50, the shutter curtain 20 is wound and stored on the winding shaft 30 until the seat plate 21 comes to the position of the ceiling 2, and in this state, the fully open state is established. It is supposed to be.
[0051]
The shutter curtain 20 is formed of a sheet-like member that is a flexible member. As the sheet-like member, when the shutter device 10 is a disaster prevention shutter device, for example, a silica cloth or a glass cloth, or a fireproof paint or a waterproof coating material as a fireproof coating material is sprayed or applied or impregnated thereon. A formed cloth screen or the like can be suitably used. Such a cloth screen is excellent in fire resistance, heat shielding properties, smoke shielding properties, waterproof properties, wind pressure resistance and the like, and can sufficiently function as a shutter device for disaster prevention.
[0052]
The shutter curtain 20 may be formed by a single large sheet-like member having an area substantially the same as the opening area in the building where the shutter device 10 is installed, or a plurality of sheet-like members. It may be formed integrally by sewing, bonding or welding, or a plurality of sheet-like members are simply arranged side by side without being integrated by sewing, bonding or welding (whether or not there is an overlapping portion) And may be formed by being connected by connecting or reinforcing intermediate rails. The same applies to the following embodiments.
[0053]
In addition, the winding shaft 30 and the shutter curtain 20 wound around the winding shaft 30 are supported from below at a plurality of locations (here, two locations) in the intermediate position in the axial direction of the winding shaft 30. A plurality of (four in total here) columnar or cylindrical auxiliary rollers 60 are provided as supporting members.
[0054]
2 is an enlarged cross-sectional view in the vicinity of the winding shaft 30, and is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. In FIG. 2, the auxiliary roller 60 provided at each position in the intermediate position in the axial direction constitutes an auxiliary roller group 61 that is a pair of support member groups. The two auxiliary rollers 60 constituting the auxiliary roller group 61 are rotatably supported by a bracket 71 provided at a lower portion of a substantially U-shaped mounting body 70 fixed to the structure housing 3 on the left side in the drawing. The winding shaft 30 is disposed at two locations in the circumferential direction, for example, at 5 o'clock and 7 o'clock in the timepiece. At this time, an angle formed by connecting the center of the winding shaft 30 and the center of each auxiliary roller 60 is preferably about 60 degrees. That is, it is preferable to arrange these three centers so as to be at the apex positions of substantially equilateral triangles. Each auxiliary roller 60 is arranged so that the winding shaft 30 and the shaft core are parallel to each other, and is in contact with the winding shaft 30 with the shutter curtain 20 interposed therebetween.
[0055]
In addition, in the present application, including the following embodiments, when “contacting the winding shaft across the shutter curtain” is referred, the support member such as the auxiliary roller 60 indirectly contacts the winding shaft via the shutter curtain. It means that. However, this does not mean that the support member always contacts the take-up shaft with the shutter curtain sandwiched therebetween, and in the state where the shutter curtain is fully closed or in a state close to it, in which almost the entire shutter curtain is extended. The support member may be in direct contact with the winding shaft.
[0056]
The location where the two auxiliary roller groups 61 are arranged, that is, the location where the two attachment bodies 70 are installed, as shown in FIG. 1, is a position that divides the winding shaft 30 into approximately three equal parts in the axial direction. It is not limited. However, when the weight balance of the shutter curtain 20 is substantially symmetrical, the left and right brackets 80 and 81 that are holding members that hold both ends in the axial direction of the winding shaft 30 are equally spaced. It is preferable to arrange at the position where it was placed.
[0057]
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which the shutter curtain 20 is attached to the take-up shaft 30, and FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of the state (enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1).
[0058]
In FIG. 3, the upper end portion 20 </ b> A of the shutter curtain 20 is a suspension base that is a plurality (three in this case) of curtain mounting members provided along the generatrix that forms the outer peripheral surface of the winding shaft 30. The member 90, 91, 92 is attached to the winding shaft 30. As shown in FIGS. 1 and 3, the suspension members 90, 91, and 92 do not overlap with the auxiliary roller 60 in the axial direction of the winding shaft 30, and avoid the position of the auxiliary roller 60. It is arranged at the position.
[0059]
In FIG. 4, the suspension member 90 is formed by bending a hard material such as a metal plate member, and is located on the upper side in the drawing and protrudes outward from the outer peripheral surface 30 </ b> A of the winding shaft 30. The first protrusion 90A having a substantially inverted U-shaped cross-sectional shape provided in a state and the substantially reverse provided in a state of being protruded outward from the outer peripheral surface 30A of the winding shaft 30 located on the lower side in the figure. A second projecting portion 90B having a U-shaped cross-sectional shape and an intermediate portion 90C provided between the second projecting portion 90B and the outer peripheral surface 30A of the take-up shaft 30 so as to be located therebetween are provided. The structure of the suspension base members 91 and 92 is also the same.
[0060]
Each suspension member 90, 91, 92 is fixed to the winding shaft 30 by pressing and fixing the intermediate portion 90 </ b> C to the outer peripheral surface 30 </ b> A of the winding shaft 30 with a bolt 93. In addition, a bag-like portion formed at the upper end portion 20A of the shutter curtain 20 and a locking rod 22 inserted through the bag-like portion are inserted and installed in the second projecting portion 90B. Then, the upper end portion 20A of the shutter curtain 20 is attached to the take-up shaft 30 by the engaging rod 22 being hooked and engaged with the end portion 90D of the second projecting portion 90B.
[0061]
According to such 1st embodiment, there exist the following effects. That is, since each suspension member 90, 91, 92 is arranged avoiding the arrangement position of the auxiliary roller 60, when the winding shaft 30 rotates, the auxiliary roller 60 sandwiches the shutter curtain 20 therebetween. It is possible to avoid the situation of contacting the suspension base members 90, 91, 92 in the state.
[0062]
For this reason, it is possible to avoid a situation in which the auxiliary roller 60 has to go over the suspension base member 90, 91, 92 once per rotation of the winding shaft 30, and the auxiliary roller 60 sandwiches the shutter curtain 20 therebetween. Since it comes into contact with only the take-up shaft 30 in the state, the take-up shaft 30 can be smoothly rotated, and the shutter curtain 20 can be smoothly taken up and fed out. Can be stabilized.
[0063]
Also, since each suspension base member 90, 91, 92 is disposed avoiding the position where the auxiliary roller 60 is disposed, the shutter curtain 20 can be compared with the case where the placement positions of the suspension base member and the auxiliary roller are matched. This burden can be reduced and the durability of the shutter curtain 20 can be improved.
[0064]
[Second Embodiment]
FIG. 5 is an elevation view showing the overall configuration of the shutter device 200 according to the second embodiment to which the shutter curtain mounting structure of the present invention is applied. 6 is a perspective view showing a state immediately before the shutter curtain 220 is attached to the winding shaft 230, and FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the state in which the shutter curtain 220 is attached to the winding shaft 230 (B- in FIG. 5). B line sectional view).
[0065]
The shutter device 200 has substantially the same configuration as that of the shutter device 10 of the first embodiment, and only the mounting structure of the shutter curtain 220 to the winding shaft 230 is different. Detailed description will be omitted, and only different parts will be described below.
[0066]
5 to 7, the upper end 220A of the shutter curtain 220 is attached to the take-up shaft 230 with a double-sided adhesive tape 290 that is a thin film-like bonding material. As shown in FIGS. 5 and 6, the double-sided pressure-sensitive adhesive tape 290 has a length over the substantially entire length in the axial direction of the take-up shaft 230 with the axial direction of the take-up shaft 230 as the longitudinal direction. Further, as shown in FIG. 7, the double-sided adhesive tape 290 is disposed between the upper end portion 220A of the shutter curtain 220 and the take-up shaft 230, and one side faces the upper end portion 220A of the shutter curtain 220. The other surface is attached to the take-up shaft 230.
[0067]
In the vicinity of the upper end portion (end portion near the winding shaft 230) 220A of the shutter curtain 220, a discarded winding portion 223 having no function of partitioning the space is formed. As shown in FIG. 7, the discarded winding portion 223 remains wound on the winding shaft 230 even when the shutter curtain 220 is fully closed (when the seat plate 221 contacts the floor surface 1). It comes to be in a state. The length in the up and down direction (moving direction of the shutter curtain 220) of the winding part 223 is secured from the upper end part 220A to the position of the one-dot chain line in FIG. 6, and the circumferential length of the outer periphery of the winding shaft 230 For example, the length is approximately twice as long. Therefore, when the shutter curtain 220 is fully closed, the double-sided adhesive tape 290 is covered, for example, twice by the discarded winding part 223.
[0068]
According to such 2nd embodiment, there exist the following effects. That is, since the upper end portion 220A of the shutter curtain 220 is attached to the take-up shaft 230 by the double-sided adhesive tape 290, the portion corresponding to the core portion when the shutter curtain 220 is taken up is taken as the take-up shaft 230 and the double-sided surface. An adhesive tape 290 can be used.
[0069]
For this reason, compared with the case where the winding shaft and the suspension base member are portions corresponding to the core portion at the time of winding the shutter curtain as in the prior art, the portion corresponding to the core portion can be made closer to a circular cross section. Therefore, the winding shaft 230 can be smoothly rotated, and the shutter curtain 220 can be smoothly wound and fed out, so that the winding of the shutter curtain 220 can be stabilized.
[0070]
Further, since the waste winding part 223 is formed in the vicinity of the upper end part 220A of the shutter curtain 220, the shutter is caused by the frictional force between the waste winding part 223 and the winding shaft 230 or the frictional force between the waste winding parts 223. Attachment of the upper end portion 220A of the curtain 220 to the take-up shaft 230 can be made stronger.
[0071]
In addition, even when the shutter curtain 220 is fully closed, the double-sided pressure-sensitive adhesive tape 290 is covered, for example, twice by the discard winding unit 223. Therefore, when the shutter device 200 is a disaster prevention shutter device, the discard winding unit 223 is fireproofed. Since it can function as a covering member for the sheet, it is possible to protect the connecting portion between the upper end portion 220A of the shutter curtain 220 and the winding shaft 230 by the double-sided adhesive tape 290, and also to protect the entire winding shaft 230. be able to.
[0072]
[Third embodiment]
FIG. 8 is an elevation view showing the overall configuration of the shutter device 300 according to the third embodiment to which the shutter curtain mounting structure of the present invention is applied. FIG. 9 is a perspective view showing a state immediately before the shutter curtain 320 is attached to the winding shaft 330.
[0073]
The shutter device 300 has substantially the same configuration as the shutter device 200 of the second embodiment, and only the mounting structure of the shutter curtain 320 to the winding shaft 330 is different. Detailed description will be omitted, and only different parts will be described below.
[0074]
In the second embodiment, the double-sided pressure-sensitive adhesive tape 290 has a length that covers substantially the entire length of the winding shaft 230 in the axial direction (see FIGS. 5 and 6). As shown in FIG. 8 and FIG. 9, the upper end portion 320 </ b> A of the shutter curtain 320 is wound around a winding shaft 330 by a plurality of (here, three) double-sided adhesive tapes 390, 391, 392 that are thin film-like bonding materials. Is attached.
[0075]
Each double-sided adhesive tape 390, 391, 392 does not overlap with the auxiliary roller 60 in the axial direction of the take-up shaft 330, and is arranged at a position that avoids the arrangement position of the auxiliary roller 60. And each double-sided adhesive tape 390,391,392 is arrange | positioned in the state pinched | interposed between the upper end part 320A of the shutter curtain 320, and the winding shaft 330 similarly to the double-sided adhesive tape 290 of said 2nd embodiment, One surface is attached to the upper end portion 320 </ b> A of the shutter curtain 320, and the other surface is attached to the winding shaft 330.
[0076]
Further, a waste winding portion 323 similar to the waste winding portion 223 (see FIG. 7) of the second embodiment is formed in the vicinity of the upper end portion (end portion near the winding shaft 330) 320A of the shutter curtain 320. Yes. Even when the shutter curtain 320 is fully closed (when the seat plate 321 is in contact with the floor surface 1), the discarded winding portion 323 remains wound on the winding shaft 330. Yes. And about the length of the up-down direction (moving direction of the shutter curtain 320) of the winding part 323, it is ensured from the upper end part 320A to the position of the dashed-dotted line in FIG. 9, and the circumferential direction length of the outer periphery of the winding shaft 330 For example, the length is approximately twice as long. Therefore, when the shutter curtain 320 is fully closed, the double-sided adhesive tapes 390, 391, and 392 are covered, for example, twice by the discarded winding part 323.
[0077]
According to such 3rd embodiment, there exist the following effects. That is, as in the case of the second embodiment, the upper end portion 320A of the shutter curtain 320 is attached to the take-up shaft 330 by the double-sided adhesive tape 390, 391, 392. A portion corresponding to the core portion can be constituted by the winding shaft 330 and the double-sided adhesive tapes 390, 391, and 392. For this reason, compared with the case where the winding shaft and the suspension base member are portions corresponding to the core portion at the time of winding the shutter curtain as in the prior art, the portion corresponding to the core portion can be made closer to a circular cross section. Therefore, the winding shaft 330 can be smoothly rotated, and the shutter curtain 320 can be smoothly wound and fed out, so that the winding of the shutter curtain 320 can be stabilized.
[0078]
Further, since each double-sided adhesive tape 390, 391, 392 is arranged avoiding the arrangement position of the auxiliary roller 60, the auxiliary roller 60 sandwiches the shutter curtain 320 between them when the winding shaft 330 rotates. It is possible to avoid the situation of contacting the double-sided adhesive tape 390, 391, 392 in the state. For this reason, the situation where the auxiliary roller 60 has to go over the double-sided adhesive tape 390, 391, 392 once per rotation of the winding shaft 330 can be avoided, and the auxiliary roller 60 sandwiches the shutter curtain 320 therebetween. Since it comes into contact with only the take-up shaft 330 in the state, the take-up shaft 330 can be smoothly rotated, and the shutter curtain 320 can be smoothly taken up and fed out. Can be stabilized.
[0079]
Since the double-sided pressure-sensitive adhesive tapes 390, 391, and 392 are arranged so as to avoid the arrangement position of the auxiliary roller 60, the shutter curtain 320 has a larger position than when the double-sided pressure-sensitive adhesive tape and the auxiliary roller are arranged in the same position. This burden can be reduced and the durability of the shutter curtain 320 can be improved.
[0080]
Further, as in the case of the second embodiment, since the waste winding part 323 is formed in the vicinity of the upper end part 320A of the shutter curtain 320, the frictional force between the waste winding part 323 and the winding shaft 330 or Due to the frictional force between the discarded winding portions 323, the upper end portion 320A of the shutter curtain 320 can be attached to the winding shaft 330 more firmly.
[0081]
Similarly to the case of the second embodiment, the double-sided adhesive tapes 390, 391, and 392 are covered twice by the throwing winding part 323 even when the shutter curtain 320 is fully closed. In the case of the shutter device for disaster prevention, the discarded winding portion 323 can function as a fire-resistant covering member, so that the upper end portion 320A of the shutter curtain 320 and the winding shaft 330 by the double-sided adhesive tape 390, 391, 392 The coupling portion can be protected, and the entire winding shaft 330 can be protected.
[0082]
[Fourth embodiment]
FIG. 10 is a perspective view showing a state in which the shutter curtain 420 is attached to the winding shaft 430 in the shutter device 400 according to the fourth embodiment to which the shutter curtain attachment structure of the present invention is applied.
[0083]
The shutter device 400 has substantially the same configuration as the shutter devices 10, 200, and 300 of the first, second, and third embodiments, and only the mounting structure of the shutter curtain 420 to the winding shaft 430 is different. The same parts are denoted by the same reference numerals and detailed description thereof is omitted, and only different parts will be described below.
[0084]
In the first, second, and third embodiments, the upper end portions 20A, 220A, and 320A of the shutter curtains 20, 220, and 320 are formed by the suspension base members 90, 91, and 92 and the double-sided adhesive tapes 290, 390, 391, and 392, respectively. Although it was attached to the winding shafts 30, 230, and 330, in the fourth embodiment, the upper end portion 420A of the shutter curtain 420 is a plurality of (here, three) thin film-like coupling materials. A single-sided adhesive tape 490, 491, 492 is attached to the winding shaft 430.
[0085]
Each single-sided adhesive tape 490, 491, 492 does not overlap with the auxiliary roller 60 in the axial direction of the take-up shaft 430, and is disposed at a position that avoids the arrangement position of the auxiliary roller 60. Each single-sided adhesive tape 490, 491, 492 is disposed across the outer peripheral surface of the upper end portion 420 </ b> A of the shutter curtain 420 and the outer peripheral surface of the winding shaft 430.
[0086]
Further, in the vicinity of the upper end portion (end portion close to the take-up shaft 430) 420A of the shutter curtain 420, the same as the discarded winding portions 223 and 323 (see FIGS. 6 and 9) of the second and third embodiments. A discarded winding portion 423 is formed. Even when the shutter curtain 420 is fully closed (when the seat plate 421 is in contact with the floor surface 1), the discarded winding portion 423 remains wound on the winding shaft 430. Yes. And about the length of the up-down direction (moving direction of the shutter curtain 420) of the winding part 423, it is ensured from the upper end part 420A to the position of the dashed-dotted line in FIG. 10, and the circumferential direction length of the outer periphery of the winding shaft 430 is secured. For example, the length is approximately twice as long. Therefore, when the shutter curtain 420 is fully closed, the single-sided adhesive tapes 490, 491, and 492 are covered, for example, twice by the discarded winding portion 423.
[0087]
According to such 4th embodiment, there exist the following effects. That is, since the upper end portion 420A of the shutter curtain 420 is attached to the winding shaft 430 by the single-sided adhesive tape 490, 491, 492, the portion corresponding to the core portion when the shutter curtain 420 is wound is wound up. The shaft 430 and the single-sided adhesive tape 490, 491, 492 can be used. For this reason, compared with the case where the winding shaft and the suspension base member are portions corresponding to the core portion at the time of winding the shutter curtain as in the prior art, the portion corresponding to the core portion can be made closer to a circular cross section. Therefore, the winding shaft 430 can be smoothly rotated, and the shutter curtain 420 can be smoothly wound and fed out, so that the winding of the shutter curtain 420 can be stabilized.
[0088]
In addition, since the single-sided adhesive tapes 490, 491, and 492 are disposed so as to avoid the position where the auxiliary roller 60 is disposed, when the winding shaft 430 rotates, the auxiliary roller 60 sandwiches the shutter curtain 420 therebetween. It is possible to avoid the situation of contacting the single-sided adhesive tape 490, 491, 492 in the state. For this reason, the situation where the auxiliary roller 60 has to get over the single-sided adhesive tape 490, 491, 492 once per rotation of the winding shaft 430 can be avoided, and the auxiliary roller 60 sandwiches the shutter curtain 420 therebetween. Since it comes into contact with only the take-up shaft 430 in the state, the take-up shaft 430 can be smoothly rotated and the shutter curtain 420 can be smoothly taken up and fed out. Can be stabilized.
[0089]
And since each single-sided adhesive tape 490, 491, 492 is arranged avoiding the arrangement position of the auxiliary roller 60, compared with the case where the arrangement positions of the single-sided adhesive tape and the auxiliary roller are matched, the shutter curtain 420 is provided. This burden can be reduced and the durability of the shutter curtain 420 can be improved.
[0090]
Further, as in the case of the second and third embodiments, the waste winding portion 423 is formed in the vicinity of the upper end portion 420A of the shutter curtain 420, so that the waste winding portion 423 and the take-up shaft 430 are disposed. The attachment of the upper end portion 420A of the shutter curtain 420 to the winding shaft 430 can be made stronger by the frictional force or the frictional force between the discarded winding portions 423.
[0091]
Similarly to the second and third embodiments, the single-sided adhesive tapes 490, 491, 492 are covered twice by, for example, the discard winding portion 423 even when the shutter curtain 420 is fully closed. When the device 400 is a shutter device for disaster prevention, the scraping winding portion 423 can function as a fire-resistant covering member, and therefore the upper end portion 420A of the shutter curtain 420 and the winding shaft by the single-sided adhesive tape 490, 491, 492. The joint location with 430 can be protected, and the entire winding shaft 430 can also be protected.
[0092]
[Other Embodiments]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and modifications and the like within a range in which the object of the present invention can be achieved are included in the present invention.
[0093]
That is, in each of the above-described embodiments, the shutter curtain 20, 220, 320, 420 is not provided with a communication portion that communicates the space on the front and back of the curtain, such as an emergency doorway in the case of a shutter device for disaster prevention. However, the present invention may be applied to a shutter curtain mounting structure provided with a communication portion.
[0094]
In each of the above embodiments, the shutter curtains 20, 220, 320, and 420 move in the vertical direction. However, the present invention is not limited to this, and the movement direction of the shutter curtain in the present invention is as follows. Any direction such as a horizontal direction, an oblique direction, a horizontal direction, or a direction in which these are combined is arbitrary. However, when the shutter device for disaster prevention is used, it is preferable to set the direction so that the weight can be lowered. Accordingly, in each of the embodiments described above, the axial direction of the winding shafts 30, 230, 330, and 430 is the horizontal direction, but the present invention is not limited to this, and the axial direction of the winding shaft in the present invention Also, the vertical direction and the diagonal direction are arbitrary. For example, when the take-up shaft is arranged in the vertical direction, the take-up shaft does not bend due to the weight of the take-up shaft or the weight of the shutter curtain as in the case where it is arranged in the horizontal direction. This is because shaft runout may occur with rotation, and a support member such as an auxiliary roller may be required to suppress this.
[0095]
Furthermore, in each said embodiment, although the auxiliary roller group 61 was provided in two places of the axial direction intermediate position of winding shaft 30,230,330,430, the installation location of the supporting member in this invention is a shaft. It is not limited to two places in the direction intermediate position, and support members may be provided in one or more places in the axial direction intermediate position. In short, depending on the length of the winding shaft, the amount of deflection, etc. What is necessary is just to set it as an appropriate number.
[0096]
In each of the above-described embodiments, one auxiliary roller group 61 is constituted by two auxiliary rollers 60 arranged at two locations in the circumferential direction of the winding shafts 30, 230, 330, and 430. The number of arrangements in the circumferential direction is not limited to two, and may be three or more, for example, arranged at 4 o'clock, 6 o'clock, and 8 o'clock positions of the timepiece.
[0097]
In the second, third, and fourth embodiments, the double-sided adhesive tapes 290, 390, 391, and 392 and the single-sided adhesive tapes 490, 491, and 492 are when the shutter curtains 220, 320, and 420 are fully closed. However, the discarded winding portions in the present invention may have a length that covers the thin film-like bonding material once or three times or more. However, providing the thrown-up winding portion excessively increases the weight of the shutter curtain, and therefore it is preferable to set the length so as to cover the thin film-like bonding material once or twice.
[0098]
Further, in the second, third, and fourth embodiments, the discarded winding portions 223, 323, and 423 are formed in the vicinity of the upper end portions 220A, 320A, and 420A of the shutter curtains 220, 320, and 420, The formation of the discarded winding portions 223, 323, and 423 may be omitted. However, forming the discarded winding portions 223, 323, and 423 makes the attachment of the upper end portions 220A, 320A, and 420A of the shutter curtains 220, 320, and 420A to the winding shafts 230, 330, and 430 stronger. In addition, it is preferable in that it can function as a fireproof covering member.
[0099]
In the fourth embodiment, each single-sided adhesive tape 490, 491, 492 is arranged avoiding the arrangement position of the auxiliary roller 60 (see FIG. 10). However, the single-sided adhesive tape is used as a thin film-like bonding material. Even in the case of using the double-sided adhesive tape 290 (see FIGS. 5 and 6) of the second embodiment, the single-sided adhesive tape may have a length that extends over substantially the entire axial length of the winding shaft.
[0100]
Further, in the second embodiment, as shown in FIG. 7, the upper end portion 220A of the shutter curtain 220 is wound not only by the waste winding portion 223 but also by a double-sided tape 290 that is a thin film-like bonding material. Although it was attached to the shaft 230, the end of the shutter curtain was simply wound by a wrapping portion formed in the vicinity of the end of the shutter curtain without using a thin film-like bonding material such as double-sided tape. You may make it attach to a winding axis | shaft. At this time, the discarded winding portion may be set to a length that covers the outer periphery of the winding shaft at least once by being placed on the winding shaft even when the shutter curtain is fully closed. Note that the length of the winding shaft that covers the outer periphery of the winding shaft may be determined according to the surface roughness of the outer periphery of the winding shaft, the material of the shutter curtain, the weight of the shutter curtain, and the like.
[0101]
Furthermore, in each said embodiment, the shutter curtain 20,220,320,420 is used by using the suspension base members 90,91,92, the double-sided adhesive tapes 290,390,391,392, and the single-sided adhesive tapes 490,491,492. Are attached to the take-up shafts 30, 230, 330, and 430, but instead of using them, the end of the shutter curtain and the take-up shaft may be directly coupled by welding.
[0102]
In each of the above embodiments, the present invention is applied to a uniaxial shutter device having a single winding shaft. However, the present invention is a biaxial arrangement in which two axes (multi-axis) are arranged in parallel. You may apply when attaching the edge part of a shutter curtain to the winding axis | shaft in the type | formula (multi-axis type) shutter apparatus.
[0103]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the end portion of the shutter curtain is attached to the winding shaft by the thin film-like bonding material, or the end portion of the shutter curtain is formed using the curtain attachment member formed of a hard material. Is mounted on the take-up shaft and the curtain mounting member is arranged avoiding the position of the support member, or the end portion of the shutter curtain is attached to the take-up shaft by forming a waste winding portion, or the shutter curtain is welded. Since the end of the shaft is attached to the winding shaft, smooth rotation of the winding shaft and smooth winding and unwinding of the shutter curtain can be realized, and the shutter curtain winding can be stabilized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an elevation view showing the overall configuration of a shutter device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view in the vicinity of the winding shaft of the first embodiment (cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1).
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which the shutter curtain of the first embodiment is attached to a winding shaft.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of the shutter curtain of the first embodiment attached to a winding shaft (enlarged cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1).
FIG. 5 is an elevation view showing the overall configuration of the shutter device according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing a state immediately before the shutter curtain according to the second embodiment is attached to a winding shaft.
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the shutter curtain of the second embodiment attached to a take-up shaft (cross-sectional view taken along line BB in FIG. 5).
FIG. 8 is an elevation view showing the overall configuration of the shutter device according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view showing a state immediately before the shutter curtain according to the third embodiment is attached to the take-up shaft.
FIG. 10 is a perspective view showing a state in which a shutter curtain is attached to a winding shaft in the shutter device according to the fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10, 200, 300, 400 Shutter device
20, 220, 320, 420 Shutter curtain
20A, 220A, 320A, 420A The upper end of the shutter curtain which is the end of the shutter curtain
30, 230, 330, 430 Winding shaft
60 Auxiliary roller as support member
90, 91, 92 Suspension member which is a curtain mounting member
223, 323, 423
290, 390, 391, 392 Double-sided adhesive tape which is a thin film-like bonding material
490,491,492 Single-sided adhesive tape that is a thin film-like bonding material

Claims (5)

空間を仕切るシャッターカーテンを巻き取って収納する巻取軸に、前記シャッターカーテンを取り付けるシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、
前記巻取軸の軸方向中間位置には、前記巻取軸およびこの巻取軸に巻き取られた状態の前記シャッターカーテンを下方から支持する補助ローラが設けられ、
上下に移動する前記シャッターカーテンの上端部は、薄膜状の結合用材料である粘着テープにより前記巻取軸に取り付けられ、
前記シャッターカーテンの上端部の近傍には、前記空間を仕切る機能を有しない捨て巻き部が形成され、
この捨て巻き部は、前記シャッターカーテンの下端部に設けられた座板が床面に当接したこのシャッターカーテンの全閉時であっても前記巻取軸に巻き取られたままの状態に置かれて前記粘着テープの全体を少なくとも一回覆っており、
前記粘着テープは、前記補助ローラの配置位置を避けて配置されていることを特徴とするシャッター装置のシャッターカーテン取付構造。In the shutter curtain mounting structure of the shutter device for mounting the shutter curtain on the winding shaft that winds and stores the shutter curtain that partitions the space,
At an intermediate position in the axial direction of the winding shaft, an auxiliary roller that supports the winding shaft and the shutter curtain wound on the winding shaft from below is provided.
The upper end of the shutter curtain that moves up and down is attached to the winding shaft by an adhesive tape that is a thin film-like bonding material,
In the vicinity of the upper end portion of the shutter curtain, a discarded winding portion having no function of partitioning the space is formed,
The discarded winding portion is placed in a state where it is wound around the winding shaft even when the shutter curtain is fully closed when the seat plate provided at the lower end of the shutter curtain is in contact with the floor surface. It has Tsu covering at least once the whole of the adhesive tape,
The shutter curtain mounting structure for a shutter device, wherein the adhesive tape is disposed avoiding the position of the auxiliary roller . 請求項１に記載のシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、前記粘着テープは両面粘着テープであり、この両面粘着テープは、前記シャッターカーテンの上端部と前記巻取軸との間に配置されていることを特徴とするシャッター装置のシャッターカーテン取付構造。2. The shutter curtain mounting structure for a shutter device according to claim 1, wherein the adhesive tape is a double-sided adhesive tape, and the double-sided adhesive tape is disposed between an upper end portion of the shutter curtain and the winding shaft. A shutter curtain mounting structure for a shutter device. 請求項１に記載のシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、前記粘着テープは片面粘着テープであり、この片面粘着テープは、前記シャッターカーテンの上端部の外周側の面と前記巻取軸の外周面とに跨って配置されていることを特徴とするシャッター装置のシャッターカーテン取付構造。2. The shutter curtain mounting structure for a shutter device according to claim 1, wherein the adhesive tape is a single-sided adhesive tape, and the single-sided adhesive tape comprises an outer peripheral surface of an upper end portion of the shutter curtain and an outer peripheral surface of the winding shaft. A shutter curtain mounting structure for a shutter device, characterized in that the shutter curtain mounting structure is disposed between the two. 請求項１〜３のいずれかに記載のシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、前記シャッターカーテンは耐火性を有しているとともに、前記捨て巻き部も耐火性を有していることを特徴とするシャッター装置のシャッターカーテン取付構造。In the shutter curtain attachment structure of the shutter device according to any one of claims 1 to 3, together with the shutter curtain has a refractory, characterized in that said discarding windings also has a refractory Shutter curtain mounting structure for shutter device. 請求項１〜４のいずれかに記載のシャッター装置のシャッターカーテン取付構造において、前記シャッターカーテンは、左右方向となっているカーテン幅方向につき標準的な内法寸法よりも大きな内法寸法を有し、かつ、断面幅の大きな空間を仕切る大開口用シャッターカーテンであることを特徴とするシャッター装置のシャッターカーテン取付構造。The shutter curtain mounting structure for a shutter device according to any one of claims 1 to 4 , wherein the shutter curtain has an internal dimension larger than a standard internal dimension in a curtain width direction which is a horizontal direction. A shutter curtain mounting structure for a shutter device, wherein the shutter curtain is a large opening shutter curtain that partitions a space having a large cross-sectional width.
JP2000177773A 2000-06-14 2000-06-14 Shutter curtain mounting structure of shutter device Expired - Fee Related JP4509309B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000177773A JP4509309B2 (en) 2000-06-14 2000-06-14 Shutter curtain mounting structure of shutter device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000177773A JP4509309B2 (en) 2000-06-14 2000-06-14 Shutter curtain mounting structure of shutter device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001355380A JP2001355380A (en) 2001-12-26
JP4509309B2 true JP4509309B2 (en) 2010-07-21

Family

ID=18679316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000177773A Expired - Fee Related JP4509309B2 (en) 2000-06-14 2000-06-14 Shutter curtain mounting structure of shutter device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4509309B2 (en)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5015525B2 (en) * 2005-12-09 2012-08-29 文化シヤッター株式会社 Switchgear
JP5154164B2 (en) * 2007-08-06 2013-02-27 文化シヤッター株式会社 Shutter curtain winding structure and shutter device using the same
JP6675341B2 (en) * 2017-03-03 2020-04-01 小松電機産業株式会社 Seat shutter frame ventilation mechanism

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61107890U (en) * 1984-12-19 1986-07-08
JPH0988455A (en) * 1995-09-21 1997-03-31 Michiko Nagao Roll screen construction
JPH10169339A (en) * 1996-12-11 1998-06-23 Hayashiguchi Kogyo Kk Mounting and demounting device for screen in roll screen
JPH1162437A (en) * 1997-08-26 1999-03-05 Sanwa Shutter Corp Sheet winding diameter correcting structure for sheet shutter
JPH11131943A (en) * 1997-10-27 1999-05-18 Bunka Shutter Co Ltd Screen device
JP2000027565A (en) * 1998-07-06 2000-01-25 Nichias Corp Winding shaft for fire-resistant sheet

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61107890U (en) * 1984-12-19 1986-07-08
JPH0988455A (en) * 1995-09-21 1997-03-31 Michiko Nagao Roll screen construction
JPH10169339A (en) * 1996-12-11 1998-06-23 Hayashiguchi Kogyo Kk Mounting and demounting device for screen in roll screen
JPH1162437A (en) * 1997-08-26 1999-03-05 Sanwa Shutter Corp Sheet winding diameter correcting structure for sheet shutter
JPH11131943A (en) * 1997-10-27 1999-05-18 Bunka Shutter Co Ltd Screen device
JP2000027565A (en) * 1998-07-06 2000-01-25 Nichias Corp Winding shaft for fire-resistant sheet

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001355380A (en) 2001-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8807275B2 (en) Sound absorbent barrier
JP2006083688A (en) Deformation preventive roller tube housing assembly
JP4509309B2 (en) Shutter curtain mounting structure of shutter device
IE20060578A1 (en) Rolling barrier
KR102366511B1 (en) Waterproof device for cargo box of the wing-body turck
JP4459386B2 (en) Roller shaft support structure for shutter device
JP4805661B2 (en) Switchgear
JP4540798B2 (en) Roller shaft support structure for shutter device
JP2007146382A (en) Opening/closing device
JP2002070455A (en) Shutter curtain
JP3875146B2 (en) Noise suppression device for roll-up shutter device
JP4987293B2 (en) Switchgear
JP3499444B2 (en) Winding structure of shutter curtain
JP7467242B2 (en) Fire protection switchgear
JP3416541B2 (en) How to attach the switch body of the switchgear
JP3750078B2 (en) Screen shutter
JP3756990B2 (en) Expansion joint device
US11193329B1 (en) Quick release curtain closure system
JP4754233B2 (en) Opening and closing device with brake means
JPS6341008Y2 (en)
JP4979947B2 (en) Switchgear
JP2001082054A (en) Shutter device
JP4421072B2 (en) Shutter device and construction method thereof
JP4913412B2 (en) Switchgear
JP2006046026A (en) Opening and closing device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100428

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4509309

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160514

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees