JP4508510B2 - 第1の導管を第2の導管に固定する装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、第1の導管を第2の導管に固定するための装置及び方法、特に、限定されないが、一時的なアンカーを提供する膨張式デバイスを用いた装置及び方法に関する。
【0002】
井戸から炭化水素の回収をする間、従来、ボアホールが掘られ、そのボアホールは、典型的にはケーシングでライニングされる。ケーシングは、ボアホールの周囲の層が崩壊するのを防ぐために設置される。さらに、ケーシングは、周りの層からの望ましくない液体がボアホール中に流入するのを防ぎ、同様に、ボアホール内部の液体が周りの層中に逃げるのを防ぐ。
【0003】
ボアホールは、従来、段階的なやり方で掘られ、ケーシングされる。すなわち、ボアホールのケーシングは、井戸の頂点で比較的大きな外径のケーシングで始まる。続くより小径のケーシングが上のケーシングの内径を通され、従って、次のケーシングの外径は、前のケーシングの内径によって制限される。このように、ケーシングは、井戸の深さが増すにつれてケーシング長さの直径が減少するように段階的になっている。径のこの徐々の減少は、結果的に井戸の底部近くではかなり小さな内径のケーシングとなり、回収できる炭化水素の量を制限することになっていた。さらに、井戸の頂点でかなりの大直径のボアホールは、必要な大きなドリルビット、大きなケーシングを取扱うための重機、及び必要とされる多量の掘削液のせいでコストの増加をもたらす。
【0004】
各ケーシングは、典型的には、ケーシングと周りの層の間に生じる環状部中にセメントを充填することにより適所に固定される。薄いスラリーセメントが、セメントの頂部上のゴムプラグに続くケーシング中にポンプによって送り込まれる。その後、掘削液が、ケーシングの底部から環状部中へ押出されるセメント上でケーシングにポンプによって送り込まれる。掘削液の注入は、プラグがケーシングの底部に達したときに止められ、セメントが乾燥する間、その抗井は典型的には数時間そのまま放置されなければならない。この操作は、そのセメントのポンピングと硬化工程のため、さく井時間の増加が必要となり、実質的に生産コストを増加することになる。
【0005】
ケーシングの外面がボアホールの周囲の層と接するように半径方向に拡大できる柔軟なケーシングを使用することが知られている。その柔軟なケーシングは、典型的にはセラミックまたはスチールコーンなどのエキスパンダーデバイスをケーシングに通すことによって拡大するとき塑性変形を受ける。そのエキスパンダーデバイスは、パイプラインピグと同様のやり方でケーシングに沿って推進され、(例えば液体圧を用いて)押出され、または(ドリルパイプ、ロッド、コイルドチューブ、ワイヤラインなどを用いて)引き上げられる。
【0006】
数本の拡大可能なケーシングが(典型的にはねじ山が切られた連結により)一緒に連結されてケーシングストリングを生じる。ケーシングストリングが拡大されていない状態でボアホール中に挿入され、次いで拡大工程を容易にするためエキスパンダーデバイスを用いて、典型的には実質的な力を用いて拡大される。しかしながら、拡大されていないケーシングストリングは、過度の動きを防ぐために、拡大工程の間にその上端または下端、あるいはその近くのいずれかで固定される必要がある。これは、ケーシングストリングが拡大されていない状態にあるとき、ケーシングストリングの外面は周りのボアホール層、あるいは予め設置されたケーシングまたはライナーの内面と(少なくともケーシングの一部が半径方向に拡大し終えるまで)接触しないためであり、従って固有の最初のアンカー点は無い。
【0007】
従来、拡大工程において、拡大されていないケーシングをボアホールに一時的に固定するためにスリップが使用されている。スリップは、一般的にくさび形をしたスチールであり、使用のとき一時的なアンカーを提供するヒンジ部がある。スリップは、くさび形の部分が、周りのボアホール層またはケーシングもしくはライナーと係合するように作動される。
【0008】
しかしながら、スリップの機械的な形状は、しばしばケーシングまたはライナーにダメージを引き起こす。場合によっては、そのダメージは、機械的なグリップの損失のせいでスリップを役に立たなくする原因となる。層と係合しているオープンホール内のスリップタイプのデバイスは、しばしば、滑りがちでもある。
【0009】
本発明の第1の側面によれば、第1の導管を第2の導管に固定する装置であって、その装置が第1の導管と係合するための膨張式デバイスを含み、その膨張式デバイスが第1の導管を第2の導管に固定するのを容易にするように膨張させられることを特徴とする装置が提供される。
【0010】
本発明の第2の側面によれば、第1の導管を第2の導管に固定する方法であって、第1の導管を提供し、該第1の導管と接する膨張式デバイスを提供し、第1の導管と膨張式デバイスを第2の導管中に突っ込み、次いで膨張式デバイスを膨張させて第1の導管を第2の導管に固定するのを容易にする工程を含む方法が提供される。
【0011】
本発明の第3の側面によれば、拡大可能な導管を第2の導管に固定する方法であって、拡大可能な導管を提供し、第1の導管を第2の導管中に突っ込み、該導管中に膨張式デバイスを通し、次いで、膨張式デバイスを膨張させて拡大可能な導管を第2の導管に固定するのを容易にする工程を含む方法が提供される。
【0012】
第1の導管は、典型的には拡大可能な導管である。
【0013】
第1または拡大可能な導管は、塑性及び/又は弾性変形に耐えられるいずれのタイプの拡大可能な導管からなることができる。第1の導管は、典型的には拡大可能なライナー、ケーシングなどからなる。第2の導管は、いずれのタイプの導管からなることができる。第2の導管は、典型的にはライナー、ケーシング、ボアホールなどからなる。
【0014】
膨張式デバイスは、典型的には、リングに結合された膨張式バルーンタイプ部分を含む。これにより、ストリング等を、使用中、膨張式デバイスに通すことができる。
【0015】
選択的に、膨張式デバイスは、エキスパンダーデバイスを含む。エキスパンダーデバイスは、選択的に入れ子式に膨張式デバイスに結合され、それにより、エキスパンダーデバイスが一定の距離を移動されるとき、膨張式デバイスが収縮され、次いでエキスパンダーデバイスとともに移動する。
【0016】
あるいはまた、拡大可能なデバイスは、典型的には、ラッチ機構を用い、膨張式デバイスにはずれることができるように取り付けられても良い。
【0017】
膨張式デバイスは、拡大可能な導管内に置かれてもよい。あるいはまた、膨張式デバイスは、拡大可能な導管の上端もしくはその近く、または拡大可能な導管の下端もしくはその近くで結合されてもよい。膨張式デバイスは、いずれかの適切な接続を用いて拡大可能な導管に結合されてもよい。
【0018】
膨張式デバイスは、典型的には、拡大可能な導管を拡大するために膨張され、拡大可能な導管が第2の導管と接し、それによりアンカーを付与する。この態様では、その拡大可能な導管は、選択的に、拡大を容易にするためのスロット部が設けられている。このことは、拡大可能な導管と第2の導管との間の接触がアンカーを提供し、拡大可能な導管に適用される力が、膨張式デバイスではなく、拡大可能な導管を通じて第2の導管中に主に向けられるので有利である。
【0019】
あるいはまた、膨張式デバイスが膨張され、その部分が第2の導管と直接接してアンカーを提供する。
【0020】
エキスパンダーデバイスは、典型的にはスチールから製造される。あるいはまた、エキスパンダーデバイスは、セラミック、あるいはスチールとセラミックを組み合わせたものから製造されても良い。エキスパンダーデバイスは、選択的に柔軟性がある。
【0021】
エキスパンダーデバイスは、選択的に少なくとも1つのシールが設けられている。そのシールは、典型的には少なくとも1つのO−リングからなる。
【0022】
その方法は、選択的に、エキスパンダーデバイスを拡大可能な導管中に挿入すること、エキスパンダーデバイスを操作して拡大可能な導管を拡大させること、膨張式デバイスを収縮させること、及びエキスパンダーデバイス及び/又は膨張式デバイスを拡大可能な導管及び/又は第2の導管から取り除くこと、の付加的な工程のうちの一つ、いくつか、または全てを含む。
【0023】
その方法は、選択的に、エキスパンダーデバイスを膨張式デバイスに取り付けること、エキスパンダーデバイスを操作して拡大可能な導管を拡大させること、エキスパンダーデバイスを膨張式デバイスに再び取り付けること、膨張式デバイスを収縮させること、及びエキスパンダーデバイス及び/又は膨張式デバイスを拡大可能な導管及び/又は第2の導管から取り除くこと、の付加的な工程のうちの一つ、いくつか、または全てを含む。
【0024】
エキスパンダーデバイスは、典型的には、液体圧を用い、拡大可能な導管中にそれを推進させることにより操作される。あるいはまた、エキスパンダーデバイスは、従来のピグ又はトラクターを用い、拡大可能な導管に沿ってそれをピグすることにより操作されても良い。エキスパンダーデバイスは、(例えばストリングから)重りを用いてそれを推進させることにより、あるいは(例えば、ドリルパイプ、ロッド、コイルドチュービング、ワイヤラインなどを用いて)拡大可能な導管を通してそれを引き上げることにより操作されても良い。
【0025】
選択的に、膨張式デバイスは、液体圧がシールより下に加えられるようなシールとして作用してもよい。
【0026】
以下、単なる例として、添付図面を参照しながら本発明の態様を説明する。
【0027】
図1を参照すると、ボアホール(図示せず)に設けられたケーシング12に拡大可能な導管10を固定する連続段階が順に(図1aから1d)示されており、ボアホールは典型的には炭化水素の回収を容易にするように掘られている。拡大可能な導管10は、典型的には、拡大可能なライナーまたはケーシングであるが、いずれのタイプの拡大可能な導管が使用されても良い。
【0028】
ボアホールは、従来、ケーシング12でライニングされ、ボアホールの周囲の層が崩壊するのを防ぎ、そしてまた周りの層からの望ましくない液体がボアホール内に流入するのを防ぎ、そして同様に、ボアホールの内部の液体が周りの層へ逃げるのを防ぐ。ケーシング12は、パイプライン、ライナー、ケーシング、ボアホールなど、どのようなタイプの導管からなってもよい。
【0029】
膨張式デバイス14は、この態様ではそこに入れ子式に取り付けられたエキスパンダーデバイス16を有し、導管10がケーシング12中に挿入される前に拡大可能な導管10内に位置付けられる。
【0030】
図1aを参照すると、膨張式デバイス14とエキスパンダーデバイス16が中に置かれた導管10が、ホール内に必要な設定深さまで突っ込まれる。図1aに見られるように、拡大可能な導管10の下端10lが半径方向に拡大されて(概ね18で示される)、膨張式デバイス14とエキスパンダーデバイス16をそこに位置付けることができる。図1aから1dは、導管10の下端10lまたはその近くに置かれた膨張式デバイス14とエキスパンダーデバイス16を示しているが、膨張式デバイス14及び/又はエキスパンダーデバイス16は、導管10の上端またはその近くに置かれてもよいことが理解されるだろう。この場合、エキスパンダーデバイス16は、例えばストリングの重さ、液圧あるいは何らかの他の従来の方法を用いて下方へ推進される。
【0031】
膨張式デバイス14は、何らかの適切な形態であればよいが、典型的には、環状リング14rに設けられている膨張式の環状バルーンタイプ部分14bを有するデバイスである。環状リング14rは、ストリング、ワイヤラインなどを必要に応じて膨張式デバイス14に通過させることができる。このことは、膨張式デバイス14が、導管10の上端に位置する場合に特に有利である。こうして、実質的に完全なボアアクセスが一層可能となる。
【0032】
図1bを参照すると、膨張式デバイス14が、膨張式の環状バルーンタイプ部分14bを拡大するように膨張される。バルーンタイプ部分14bが拡大すると、導管10のアンカー部分10aも拡大される。アンカー部分10aは、図1bに示されるように、それがケーシング12と接するまで膨張式デバイス14により拡大される。拡大可能な導管10のアンカー部分10aとケーシング12との間のこの接触は、拡大可能な導管10とケーシング12との間にアンカー点及び/又はシールを提供する。アンカー部分10aの外面は、適切にプロファイリング(例えば、リブ)されるか摩擦及び/又はシール材100(図4aから4c)で覆われて、ケーシング12への導管10のグリップを高めても良い。摩擦及び/又はシール材100は、例えばいずれかの適切なタイプのラバー又は他の弾性材料から成ることができる。摩擦及び/又はシール材100は、導管10の外面10sに軸方向に間隔をあけて離れた様々な位置に設けることができることに注意されたい。
【0033】
図4aから4cを参照すると、摩擦及び/又はシール材100は、典型的には、導管12の長手方向の軸に沿って軸方向に間隔をあけて離れた第1及び第2のバンド102,104を含んでいる。第1と第2のバンド102,104は、典型的には、軸方向にやや距離、例えば3インチ(約76mm)あけられている。
【0034】
第1及び第2のバンド102,104は、好ましくは、導管10のアンカー点10aの周囲を囲むように延びる環状バンドであるが、この形態は必須ではない。第1及び第2のバンド102,104は、典型的には、第1のタイプのラバーの1インチ幅(約25.4mm)のバンドからなる。摩擦及び/又はシール材100は、導管10の周囲全体を取り囲むように延びている必要はない。
【0035】
第1と第2のバンド102,104の間に、第2のタイプのラバーの第3のバンド106が置かれている。第3のバンド106は、好ましくは、第1及び第2のバンド102,104との間に延び、従って、典型的には3インチ(約76mm)幅である。
【0036】
第1及び第2のバンド102,104は、典型的には第1の厚さである。第3のバンド106は、典型的には第2の厚さである。第1の厚さは、選択的には、第2の厚さより大きいが、それらは典型的には図4aに示されるように同じである。第1及び第2のバンド102,104は、第3のバンド106よりも表面10sからさらに突出してもよいが、これは必須ではない。
【0037】
第1のタイプのラバー(すなわち、第1及び第2のバンド102,104)は、第2のタイプのラバー(すなわち、第3のバンド106)より硬さが大きいことが好ましい。第1のタイプのラバーは、典型的には90デュロメーターラバーであり、第2のタイプのラバーは典型的には60デュロメーターラバーである。デュロメーターは、ラバー用の従来の硬度スケールである。
【0038】
ラバーの特性はいずれかの適切なタイプであればよく、示した硬さは単なる例に過ぎない。第1、第2及び第3のバンド102,104,106のそれぞれの寸法と間隔は単なる例に過ぎず、いずれかの適切な寸法と間隔とすれば良いことも注意されるべきである。
【0039】
特に図4cから分かるように、第3のバンド106の外面106sは、プロファイリングすることができる。外面106sは、ケーシング12の内面12iへの第3のバンド106のグリップを高めるようにリブが施されている。第1及び第2のバンド102,104の外面もプロファイリング(例えばリブ)されていて良いことが認められるであろう。
【0040】
より硬いラバーである2つの外側のバンド102,104は、比較的高温のシールと、第3のバンド106の比較的より柔軟なラバーへのバックアップシールを提供する。第3のバンド106は、典型的にはより低温のシールを提供する。
【0041】
図5を参照すると、導管10の代わりに使用できる他の導管120が示されている。導管120は実質的に導管10と同じであるが、外面120sに異なる形状の摩擦及び/又はシール材122が設けられている。
【0042】
拡大可能な導管120は予め拡大された部分120eが設けられており、導管120がボアホールなどに突っ込まれるときにエキスパンダーデバイス(例えばエキスパンダーデバイス16)及び/又は膨張式デバイス(例えばデバイス14)をそこに置くことができる。エキスパンダーデバイスは、導管がボアホール中に突っ込まれている間は導管120内に置かれる必要はなく、導管が所定の位置となったら、導管120内に置くとができることに注意されるべきである。
【0043】
図5に示されるように、拡大可能な導管100は、少なくとも1ヶ所に摩擦及び/又はシール材122が設けられている。摩擦及び/又はシール材122は、軸方向に間隔をあけて離れた位置、典型的には、他の一つから約12インチ(約305mm)の間隔をあけて導管120の外面120sに付けられる。
【0044】
摩擦及び/又はシール材122は、図6a及び6bに最もよく示されている。摩擦及び/又はシール材122は、ジグザグの形をしている。この態様では、摩擦及び/又はシール材122は、例えば90デュロメーター硬さであり、約2.5インチ(約28mm)幅で、厚さが約0.12インチ(約3mm)の単一の(好ましくは環状の)ゴムバンドからなる。
【0045】
ジグザグパターンを付与し、それゆえ層150が使用時に提供するグリップ及び/又はシールの強度を増すため、多数(例えば、20)のスロット124a,124bがラバーのバンド中に付与されている。スロット124a、124bは典型的には約0.2インチ(約5mm)幅、長さが約2インチ(約50mm)である。
【0046】
ジグザグパターンをつくるには、スロット124aが、バンドの一方の縁122aに沿ってそれぞれの間が約18°で、周囲に間隔をあけて離れた約20ヶ所に付与される。そのプロセスは、その後、バンドの他方側122bに別の20個のスロット124bを付与して繰り返され、122bの側のスロット124bは、他方の側122aのスロット124aから周辺で9°ずらされている。
【0047】
使用時には、摩擦及び/又はシール材122が、(拡大されていない)拡大可能な導管120の外面120sに付けられる。摩擦及び/又はシール材122の形状、数、及び間隔は、特定の用途に合うように選択することができることに注意されるべきである。
【0048】
例えば導管10,120の連続的な動き、すなわち、例えば導管10,120の押し込みや引き上げにより導管10,120にかかる力は、膨張式デバイス14を通してではなく、アンカー点を経て主にケーシング12へ移るであろうことに注意されるべきである。このことは、それが膨張式デバイス14へのダメージのリスクを減らすので有利である。加えて、これにより従来のスリップが使用される場合に生じたであろうケーシング12へのダメージのリスクも減らす。また、従来のスリップはダメージが起こるか、ケーシング12が弱い場合に、ケーシング12に対するそれらのグリップを失うであろう。その力の実質的に全てがアンカー点を経てケーシング12に直接移動することで、これらの不利が取り除かれる。
【0049】
その後、エキスパンダーデバイス16は、拡大可能な導管10,120中を引かれ、図1cに示されるように導管10,120を半径方向に拡大させることができる。そのエキスパンダーデバイス16は、いずれか従来の仕方で導管10,120中を推進させることができる。図1では、エキスパンダーデバイス16は、いずれかの従来の仕方でエキスパンダーデバイス16に取り付けられているストリング20を用いて導管10,120中を引き上げられる。
【0050】
図1に示される態様では、エキスパンダーデバイス16は、概して22で示される入れ子式結合を用い、膨張式デバイス14に入れ子式に結合されている。結合22は、膨張式デバイス14に取り付けられている一つ以上の入れ子式に結合された部材24を含んでいる。エキスパンダーデバイス16が上方に引き上げられると、入れ子結合22は一定の距離、例えば10フィート(約3メーター)伸び、その時点で、入れ子部材24が完全に伸ばされている。この時点で、膨張式のバルーンタイプの部分14bは自動的に収縮され、さらにエキスパンダーデバイス16の上方への移動により、図1dに示されるように、膨張式デバイス14も上方へと移動される。
【0051】
拡大された導管10(図1c及び1d)が(拡大された及び拡大されていない)導管10,120をケーシング12に固定するので、膨張式デバイス14は、もはや導管10,120をケーシング12に固定する必要がないことに注意されるべきである。摩擦及び/又はシール材100,122の使用により、使用中のケーシング12に対する導管10,120のグリップを高め、また、導管10,120とケーシング12との間に生じる環状部にシールを提供することもできる。
【0052】
エキスパンダーデバイス16は、拡大可能な導管10,120がケーシング12と接するように完全に拡大されるまで、地表に向って上方に連続的に引き上げられる。その後、膨張式デバイス14とエキスパンダーデバイス16は、地表で、拡大可能な導管10,120及び/又はケーシング12から取り除くことができる。
【0053】
拡大可能な導管10,120をこのように固定し、拡大させることは、いくつかの利点がある。図1に示した態様では、ボアホール内に置かれた膨張式デバイス14及び他のいずれかの装置の操作を制御するための制御ライン又はコイルドチューブを配置することができ、そして、制御ライン、ワイヤライン、またはコイルドチューブは、エキスパンダーデバイス16を推進させるため、あるいは引くために使用してもよい。図1に示した態様では、周りの層に圧力をさらすことが無く、リグは必要ない。環状のリング14rのような形をした膨張式デバイス14では、実質的に完全なボアアクセスがさらに可能である。
【0054】
図1を参照しながら説明した方法は、拡大可能な導管10,120内のエキスパンダーデバイス16の1回の通過で、その拡大可能な導管10,120を拡大させることが意図されているが、複数の通過及び/又は拡大が可能であることに注意されるべきである。
【0055】
図2を参照すると、ケーシング32に拡大可能な導管30を掛ける(すなわちライナーをタイバックする)連続段階が順に(図2aから2d)示されており、拡大可能な導管30は、典型的には拡大可能なライナーからなり、ボアホール34の下方部分をライニングまたはケーシングするために使用され、ボアホール34は、典型的には炭化水素の回収を容易にするために掘られている。ボアホール34の下方部分はライニングされたり/ケーシングされたりしてなく、ボアホール34の上方部分が既存のケーシングまたはライナー36でライニングされている。
【0056】
図2に示される態様では、拡大可能な導管30は、その外面に摩擦及び/又はシール材38が設けられている。摩擦及び/又はシール材38の機能は、拡大可能な導管30と既存のライナーまたはケーシング36との間に(摩擦及び/又はシール)結合を提供することである。摩擦及び/又はシール材38は、ボアホール34の(ライニングされていない)下方の及び(ライニングされた)上方の部分との間にもシールを提供することもできる。摩擦及び/又はシール材は、例えば、いずれか適切なタイプのラバーまたは他の弾性材料からなることができる。例えば、摩擦及び/又はシール材38は、図4から6を参照しながら上で説明した摩擦及び/又はシール材100,122と同じように形成することができる。
【0057】
さらに、導管30には、導管30の下端30lに摩擦及び/又はシール材(例えば、材料100,122)を設け、導管のこの部分でのアンカー効果を高めてもよい。さらに、摩擦及び/又はシール材を、導管30の長さに沿って様々な間隔をあけて離れた位置に設け、導管30とボアホール34またはケーシング36との間の結合を高めることができる。
【0058】
図2を参照すると、膨張式デバイス40は、エキスパンダーデバイス42がはずすことができるようにそこに取り付けられており、導管30がボアホール34中に挿入される前に拡大可能な導管30内に位置付けられる。導管30には、ケーシングまたはライナーの拡大可能な部分44が設けられており、部分44には、複数の縦のスロット48が設けられている。その部分44は、導管30の下端30lに位置していてもよく、あるいはそれと一体となっていてもよい。
【0059】
図2aを参照すると、膨張式デバイス40とエキスパンダーデバイス42が下端またはその近くにはずれるように取り付けられた導管30が、ボアホール34中に、必要な所定の深さまで突っ込まれている。図2aに見られるように、導管30の下端30lが(概して50で示される)半径方向に拡大されており、エキスパンダーデバイス42をそこに位置させることができる。図2aから2dは、導管30の下端30lまたはその近くに置かれた膨張式デバイス40及びエキスパンダーデバイス42を示しているが、膨張式デバイス40及び/又はエキスパンダーデバイス42は、導管30の上端またはその近くに置かれてもよいと理解されるであろう。この場合、エキスパンダーデバイス42は、例えば、ストリングの重さ、液体圧または他の何らかの従来の方法を用いて下方に推進される。
【0060】
膨張式デバイス40は、いずれかの適切な形状であればよいが、典型的には、環状リング40rに設けられている環状バルーンタイプ部分40bを有するデバイスである。環状リング40rは、必要に応じてストリング、ワイヤーラインが膨張式デバイス40を通り抜けるのを可能にする。このことは、膨張式デバイス40が導管30の上端に位置する場合に特に有利である。
【0061】
図2bを参照すると、膨張式デバイス40が膨張され、膨張式の環状バルーンタイプ部分40bを拡大させる。バルーンタイプ部分40bが拡大するので、導管30の拡大可能な部分44も拡大する。図2bに見られるように、部分44が拡大すると、縦のスロット48は幅が広がる。部分44はケーシング30のアンカーとして作用し、図2bに示されるように、それがボアホール34と接するまで拡大される。部分44とボアホール34との間のこの接触は、(部分44が取り付けられているか、一体となっている)拡大可能な導管30とボアホール34との間のアンカー点及び/又はシールを提供する。
【0062】
前の態様のように、エキスパンダーデバイス42は、そのあと拡大可能な導管30中を引き上げられ、図2cに示されるように導管30を半径方向に拡大させる。エキスパンダーデバイス42は、何らかの従来のやり方で導管30中を推進させることができる。図2では、エキスパンダーデバイス42は、何らかの従来のやり方でエキスパンダーデバイス42に取り付けられているドリルパイプ又はストリング52を用いて導管30中を引き上げられている。
【0063】
エキスパンダーデバイス42が上方に引き上げられるとき、その上への動きは所定の時間または距離の後で止められ、その時点で、エキスパンダーデバイス42は、エキスパンダーデバイス42と膨張式デバイス40との間の結合が掛かるまで下げられる。前の態様のように、膨張式の環状バルーンタイプ部分40bが自動的に収縮され、さらにエキスパンダーデバイス42の上方への動きにより、図2dに示されるように、膨張式デバイス40も上方へと移動される。導管30の十分な長さが拡大されて十分なアンカーを提供すると、エキスパンダーデバイス42の上方への動きは、単に停止されるに過ぎないことに注意されるべきである。
【0064】
拡大された導管30(図2c及び2d)は、導管30をボアホール34にとめるので、部分44はもはや導管30をボアホール34に固定する必要はないことにも注意されるべきである。(ここで使用される)摩擦及び/又はシール材は、それが拡大している間、そしてまた使用時に、導管30に対し確かなアンカーを提供するのに役立つことができる。
【0065】
エキスパンダーデバイス42は、図2dに示されるように導管30が十分拡大されるまで上方に連続して引き上げられる。その後、膨張式デバイス40とエキスパンダーデバイス42は、拡大可能な導管30とボアホールから地表面で取り除くことができる。図2dに示されるように、導管30は、摩擦及び/又はシール材38がケーシング36と接触するように拡大する。これにより、材料38の組成に応じ、ケーシング36にタイバックを提供し、抗井の上方の(ライニングされた)部分と下方の(ライニングされた)ボアホール34との間に選択的にシールを提供する。
【0066】
図2に示される態様では、層に圧力をさらすことはなく、全ボアアクセスが一層可能となり、導管30は1回の通過(複数の通過が可能)で拡大させることができ、それはオープンホールに固定及び設置するために使用してもよい。さらに、それはエキスパンダーデバイス42の1回の通過でタイバックをケーシング36に提供する。図2を参照しながら説明した方法は、1回の通過でケーシングをタイバックすることが意図されているが、複数の通過及び/又は拡大が可能である。
【0067】
連続する長さの拡大可能な導管が、同じ方法を用い、その上のケーシングまたはライナーに連結させることができることも注意されるべきである。従って、ここで記載した方法は、セメントを使用することなしにボアホールをライニングしたり、ケーシングするために使用することができる。
【0068】
図3を参照すると、ボアホール(図示せず)に設けられたケーシング82に拡大可能な導管80を固定する連続段階が順に(図3aから3d)示されており、ボアホールは、典型的には炭化水素の回収を容易にするために掘られている。
【0069】
膨張式デバイス84は、導管80がケーシング82中に挿入される前に、拡大可能な導管80の下端80lにはずすことができるように取り付けられている。エキスパンダーデバイス86は、導管80の下端80lの内部に置かれ、下端80lは、エキスパンダーデバイス86を収容するように拡大されている。前の態様と同様、膨張式デバイス84はカップリング88を通じてはずすことができるようにそこに結合されたエキスパンダーデバイス86を有する。他の点では、膨張式デバイス84とエキスパンダーデバイス86は、前の態様と実質的に同じである。
【0070】
図3aを参照すると、膨張式デバイス84が取り付けられ、エキスパンダーデバイス86が中に置かれたケーシング80が、ホールの中に必要な所定の深さまで突っ込まれている。図3aから3dは、導管80の下端80lにはずすことができるように取り付けられた膨張式デバイス84を示しているが、膨張式デバイス84は、導管80の上端またはその近くに外すことができるように取り付けてもよい。
【0071】
膨張式デバイス84は、何らかの適切な形状とすればよいが、典型的には、環状リング84rに設けられている膨張式の環状バルーンタイプ部分84bを有するデバイスである。環状リング84rは、ストリング、ワイヤラインなどを必要に応じて膨張式デバイス84に通すことを可能にする。このことは、膨張式デバイス84及び/又はエキスパンダーデバイス86が、導管80の上端に位置する場合に特に有利である。
【0072】
図3bを参照すると、膨張式デバイス84が膨張されて膨張式の環状バルーンタイプ部分84bを拡大させる。バルーンタイプ部分84bが拡大すると、それはケーシング82と接し、従って導管80とケーシング82との間にアンカーを提供する。バルーンタイプ部分84bとケーシング82との間のこの接触は、導管80とケーシング82との間のアンカー点及び/又はシールを提供する。
【0073】
この態様では、導管80の連続的な動き、すなわち、例えば導管80の押し込みや引き上げにより導管80にかかる力は、膨張式デバイス84を経てケーシング82へ移ることに注意されるべきである。しかしながら、従来のスリップと異なり、膨張されたバルーンタイプ部分84bは、ケーシングにダメージを与えることはほとんどない。さらに、バルーンタイプ部分84bのサイズは、膨張式デバイス84が上下に移動されるときでもケーシング82へのグリップを失わないような十分な大きさを選択することができる。
【0074】
エキスパンダーデバイス86は、図3cに示されるように、拡大可能な導管80中を引き上げられ、導管80を半径方向に拡大する。エキスパンダーデバイス86は、前の態様のように、何らかの従来のやり方で導管中を推進させることができる。
【0075】
また、前の態様のように、導管80の外面80sは摩擦及び/又はシール材を設けることができる。摩擦及び/又はシール材は、例えば、いずれか適切なタイプのラバーまたは他の弾性材料のからなることができる。例えば、摩擦及び/又はシール材は、図4から6を参照しながら上記した摩擦及び/又はシール材100,122と同じようにして形成することができる。
【0076】
さらに、導管80には、導管80の下端80lに摩擦及び/又はシール材(例えば、材料100,122)を設け、導管80のこの部分でアンカー効果を高めてもよい。さらに、摩擦及び/又はシール材を、導管80の長さに沿って様々な間隔をあけて離れた位置に設け、導管80とケーシング82との間の結合を高めることができる。
【0077】
エキスパンダーデバイス86が上方に引き上げられるとき、その上方への動きは所定の時間または距離の後で止められ、その時点で、エキスパンダーデバイス84はエキスパンダーデバイス86と膨張式デバイス86との間のカップリング88が掛かるまで下げられる。前の態様のように、膨張式の環状バルーンタイプ部分84bが自動的に収縮され、さらにエキスパンダーデバイス86の上方への動きにより、図3dに示されるように、膨張式デバイス84も上方へと移動される。十分な長さの導管80が拡大されて十分なアンカーを提供すると、エキスパンダーデバイス86の上方への動きが停止されるに過ぎないことに注意されるべきである。
【0078】
エキスパンダーデバイス86は、導管80が十分拡大されてケーシング82と接触するまで地表面に向けて上方に連続して引き上げられる。その後、膨張式デバイス84とエキスパンダーデバイス86は、ボアホールから地表面で取り除くことができる。
【0079】
この方法で導管80を固定して拡大させるのは、前の態様と同じ利点を有するが、図3の態様は、オープンホールよりむしろケーストホールに固定し設置するように設計されている。
【0080】
ここで記載した方法と装置は、拡大可能な導管の使用に関する複数の異なるダウンホール機能のために使用してもよい。例えば、それらは、元のライナーやケーシングがダメージ等のせいで修復する必要がある場合、そのダメージを受けた部分を一部の拡大可能な導管で覆うことにより使用してもよい。それらはまたここで説明したようなライナーまたはケーシングへのタイバックに使用してもよい。
【0081】
このように、ある態様では、拡大可能な導管を第2の導管に固定する装置と方法が提供される。ある態様の装置と方法は、スリップなど、従来の機械的な固定具と比べ、特に機械的なスリップが引き起こす導管へのダメージの可能性を減らすことで、大きな利点を提供する。装置と方法のある態様は、a)拡大可能な導管の頂部または底部にまたはその近くに直接取り付けることができるか、b)拡大可能な導管の頂部または底部内に置くことができるいずれかの膨張式デバイスの使用に関する。a)では、アンカー力が膨張式デバイスと第2の導管との間の摩擦の結果として発生し、その力は、膨張式デバイスを経て導管中に通される。b)では、アンカー力は、拡大可能な導管の外面と第2の導管との間の摩擦により発生し、その力は、拡大可能な導管を経て直接第2の導管中に実質的に通される。拡大可能な導管の外面は、アンカーの強度を増すため適切につくられ(すなわち、摩擦増強材料が設けられ)てもよい。
【0082】
本発明の範囲から逸脱せずに、前記のものに変更及び改良がなされてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1aから1dは、膨張式デバイスの第1の態様を用いて、第2の導管内部に拡大可能な導管を固定して拡大させる際の連続段階である。
【図2】 図2aから2dは、膨張式デバイスの第2の態様を用いて、拡大可能な導管をボアホール内に固定して拡大させ、拡大可能な導管をケーシングにタイバックする際の連続段階である。
【図3】 図3aから3dは、膨張式デバイスの第3の態様を用いて、拡大可能な導管を第2の導管の内に固定して拡大させる際の連続段階である。
【図4】 図4aは、図1から3に示されている導管の外面に付けられ得る摩擦及び/又はシール材の第1の形態を示す正面図であり、
図4bは、図4aの摩擦及び/又はシール材の端面図であり、
図4cは、プロファイリングされた外面を示す図4a及び4bの材料の一部の拡大図である。
【図5】 摩擦及び/又はシール材の他の形態を有する本発明で使用され得る拡大可能な導管の概略断面図である。
【図6】 図6aは、図5の摩擦及び/又はシール材の正面図であり、
図6bは、図6aの摩擦及び/又はシール材の端面図である。
【符号の説明】
10…導管、
10a…アンカー点、12…ケーシング、
14…膨張式デバイス、14b…バルーンタイプ部分、
14r…環状リング、16…エキスパンダーデバイス、20…ストリング、22…入れ子式結合、100…摩擦及び/又はシール材、
102…第1のバンド、104…第2のバンド、106…第3のバンド、124a,124b…スロット。

Claims (5)

  1. 第1の導管を第2の導管に固定する方法であって、第1の導管10、30、80、120を提供し、該第1の導管10、30、80、120と接する膨張式デバイス14、80、84を提供し、前記膨張式デバイスに取外し可能なように取付けられ、前記第1の導管10、30、80、120を半径方向に拡大するためのエキスパンダーデバイス16、42、86を提供し、前記第1の導管10、30、80、120、前記エキスパンダーデバイス16、42、86及び前記膨張式デバイス14、80、84を前記第2の導管12、32、34、82中に突っ込み、次いで前記膨張式デバイス14、40、84を膨張させて前記第2の導管12、32、34、82への前記第1の導管10、30、80、120の固定を容易にする工程を含む方法。
  2. 第1の導管を第2の導管に固定する方法であって、第1の導管を拡大可能な導管10、30、80、120として提供し、該拡大可能な導管10、30、80、120を第2の導管12、32、34、82中に突っ込み、該拡大可能な導管10、30、80、120中に膨張式デバイス14、40、84を通し、前記拡大可能な導管10、30、80、120中に前記膨張式デバイスに取外し可能なように取付けられ、前記拡大可能な導管10、30、80、120を半径方向に拡大するためのエキスパンダーデバイス16、42、86を通し、次いで前記膨張式デバイス14、40、84を膨張させて前記拡大可能な導管10、30、80、120を前記第2の導管12、32、34、82に固定するのを容易にする工程を含む方法。
  3. 前記方法が、
    前記エキスパンダーデバイス16、42、86を操作して前記第1の導管10、30、80、120を拡大させる工程(a)
    前記膨張式デバイス14、40、84を収縮させる工程(b)、及び、
    前記エキスパンダーデバイス16、42、86及び/又は前記膨張式デバイス14、40、84を前記第1の導管10、30、80、120及び/又は前記第2の導管12、32、34、82から取り除く工程(c)の少なくとも一つの付加的な工程を含み、前記少なくとも一つの付加的な工程は、前記膨張式デバイス14、40、84を膨張させて前記第2の導管12、32、34、82への前記第1の導管10、30、80、120の固定を容易にする工程の後に実施し、前記付加的な工程を複数含む場合には、前記工程(a)(b)、前記工程(a)(c)、前記工程(b)(c)、又は、前記工程(a)(b)(c)の順で実施することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 第1の導管10、30、80、120を第2の導管12、32、34、82に固定する装置であって、前記第1の導管は、拡大可能な導管10、30、80、120を含み、前記装置は、前記第1の導管10、30、80、120と係合するための膨張式デバイス14、40、84を含み、該膨張式デバイス14、40、84は、前記第1の導管10、30、80、120を前記第2の導管12、32、34、82に固定するのを容易にするように膨張させられるものであり、
    且つ前記装置は前記膨張式デバイスに取外し可能なように取付けられ、前記拡大可能な導管10、30、80、120を拡大するためのエキスパンダーデバイス16、42、86を具備するものであることを特徴とする装置。
  5. 前記膨張式デバイス14、40、84が、リング14r、40r、84rに結合された膨張式バルーンタイプ部分14b、40b、84bを含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。
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