JP4504050B2 - フィルター材料を製造するための結合剤としての水性ポリマー分散液の使用およびフィルター材料 - Google Patents
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Description
フィルター材料を製造するための結合剤としての、
少なくとも1種のエチレン系不飽和モノカルボン酸および/またはジカルボン酸50〜99.5質量%、
エチレン系不飽和モノカルボン酸と少なくとも1個のヒドロキシル基を有するアミンとのエステルおよびエチレン系不飽和ジカルボン酸と少なくとも1個のヒドロキシル基を有するアミンとの半エステルおよびジエステルから選択される少なくとも1種のエチレン系不飽和化合物0.5〜50質量%、
少なくとも1種のその他のモノマー20質量%まで
から合成されるポリマーA2の存在でのラジカル乳化重合により得られる少なくとも1種のポリマーA1の分散したポリマー粒子を有する水性ポリマー分散液の使用に関する。
少なくとも1種のエチレン系不飽和モノカルボン酸および/またはジカルボン酸50〜99.5質量%、
エチレン系不飽和モノカルボン酸と少なくとも1個のヒドロキシル基を有するアミンとのエステルおよびエチレン系不飽和ジカルボン酸と少なくとも1個のヒドロキシル基を有するアミンとの半エステルおよびジエステルから選択される少なくとも1種のエチレン系不飽和化合物0.5〜50質量%、
少なくとも1種のその他のモノマー20質量%まで
から合成されるポリマーA2の存在でのラジカル乳化重合により得られる少なくとも1種のポリマーA1の分散したポリマー粒子を有する水性ポリマー分散液の使用により解決される。
シクロアルキルは有利にC5〜C7シクロアルキル、特にシクロペンチル、およびシクロヘキシルである。
少なくとも1種のエチレン系不飽和主要モノマー、ポリマーに関するモノマーの全質量に対して80〜100質量%、有利に85〜99.9質量%および
少なくとも1種のエチレン系不飽和コモノマー、ポリマーに関するモノマーの全質量に関して0〜20質量%、有利に0.1〜15質量%
から合成される。
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸およびイタコン酸のような有利にC3〜C6−α、β−モノエチレン系不飽和モノカルボン酸またはジカルボン酸とC1〜C12−、有利にC1〜C8−アルカノールのエステル、特に前記エステルはメチル−、エチル−、n−ブチル−、イソブチル−、t−ブチル−、n−ペンチル−、イソペンチル−および2−エチルヘキシルアクリレートおよび/またはメタクリレートを含む、
ビニル芳香族化合物、有利にスチレン、α−メチルスチレン、o−クロロスチレンおよびビニルトルエン、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルn−ブチレート、ラウリン酸ビニルおよび/またはステアリン酸ビニルのようなC1〜C18−モノカルボン酸またはジカルボン酸のビニルエステル、
ブタジエン、
エテン、プロペン、ブテン、イソブテン、ペンテン、シクロペンテン、ヘキセン、またはシクロヘキセンのような線状1−オレフィン、分枝鎖状1−オレフィンまたは環状オレフィン、更にオリゴプロペンまたはオリゴヘキセンのような末端二重結合を有し、メタロセン触媒を使用して製造されるオリゴオレフィンも適している、
アクリロニトリルおよびメタクリロニトリル、
アルキル基に1〜40個の炭素原子を有するビニルおよびアリルアルキルエーテル、アルキル基は1個以上のヒドロキシル基、1個以上のアミノ基またはジアミノ基、または1個以上のアルコキシレート基のような他の置換基を有することが可能である、例えばメチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、および2−エチルヘキシルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、ビニルシクロヘキシルエーテル、ビニル4−ヒドロキシブチルエーテル、デシルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、2−(ジエチルアミノ)エチルビニルエーテル、2−(ジ−n−ブチルアミノ)エチルビニルエーテル、メチルジグリコールビニルエーテル、および相当するアリルエーテル、
およびこれらの混合物
から形成される。
エチレン系不飽和モノカルボン酸またはジカルボン酸またはこれらの無水物、有利にアクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸無水物、マレイン酸、マレイン酸無水物、フマル酸および/またはイタコン酸、
アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−t−ブチルアクリルアミド、およびN−メチルメタクリルアミドのようなアクリルアミドおよびアルキル置換アクリルアミド、
アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、アリルオキシベンゼンスルホン酸、これらの相当するアルカリ金属塩またはアンモニウム塩、およびこれらの混合物およびスルホプロピルアクリレートおよび/またはスルホプロピルメタクリレートのようなスルホ基を有するモノマー、
C3〜C6−モノカルボン酸またはジカルボン酸、特にアクリル酸、メタクリル酸またはマレイン酸のC1〜C4−ヒドロキシアルキルエステル、またはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドまたはこれらの混合物2〜50モルでアルコキシ化されたこれらの誘導体、またはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドまたはこれらの混合物2〜50モルでアルコキシ化された前記酸とC1〜C18−アルコールのエステル、例えばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ブタン−1,4−ジオールモノアクリレート、エチルジグリコールアクリレート、メチルポリグリコールアクリレート(EO11)、およびエチレンオキシド3,5,7,10または30モルと反応したC13/C15オキソアルコールの(メタ)アクリル酸エステル、
ビニルホスホン酸およびその塩、ジメチルビニルホスホネート、およびその他の燐含有モノマー、
2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル(メタ)アクリレートまたは2−(N,N,N−トリメチルアンモニオ)エチルメタクリレートクロリド、3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル(メタ)アクリレート、2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、3−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、3−トリメチルアンモニオプロピル(メタ)アクリルアミドクロリドのようなアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートまたはアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドまたはこれらの四級化生成物、C1〜C30−モノカルボン酸のアリルエステル、
N−ビニルホルムアミド、N−ビニル−N−メチルホルムアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニルイミダゾール、1−ビニル−2−メチルイミダゾール、1−ビニル−2−メチルイミダゾリン、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、N−ビニルカルバゾールおよび/またはN−ビニルカプロラクタムのようなN−ビニル化合物、
ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、塩化ビニリデン、塩化ビニル、アクロレインおよびメタクロレイン、
アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレートまたはジアセトンアクリルアミドのような1,3−ジケト基を有するモノマー、ウレイドエチル(メタ)アクリレートのような尿素基を有するモノマー、アクリルアミドグリコール酸およびメタクリルアミドグリコレートメチルエーテル、
トリメトキシシリルプロピルメタクリレートのようなシリル基を有するモノマー、
グリシジルメタクリレートのようなグリシジル基を有するモノマー、
およびこれらの混合物
から選択される。
RcNRaRb (I)
のアミンからなるアミン成分を基礎とする不飽和化合物を含有し、
上記式中、
RcはC6〜C22−アルキル、C6〜C22−アルケニル、アリール−C6〜C22−アルキルまたはアリール−C6〜C22−アルケニルであり、アルケニル基は1、2または3個の隣接していない二重結合を有し、
Raはヒドロキシ−C1〜C6−アルキルまたは式II:
−(CH2CH2O)x(CH2CH(CH3)O)y−H (II)
の基であり、式IIにおいてアルキレンオキシド単位の序列は任意であり、xおよびyは独立に0〜100の整数であり、xとyの合計は1より大きく、
Rbは水素、C1〜C22−アルキル、ヒドロキシ−C1〜C6−アルキル、C6〜C22−アルケニル、アリール−C6〜C22−アルキル、アリール−C6〜C22−アルケニル、またはC5〜C8−シクロアルキルであり、アルケニル基は1、2または3個の隣接していない二重結合を有し、または
Rbは式III:
−(CH2CH2O)v(CH2CH(CH3)O)w−H (III)
の基であり、式IIIにおいてアルキレンオキシド単位の序列は任意であり、vおよびwは独立に0〜100、有利に0〜50の整数である。
上記式中、
R1は水素原子、C1〜C10−アルキル基、C1〜C10−ヒドロキシアルキル基または式IV:
−(CH2CH2O)x(CH2CH(CH3)O)y−H (IV)
の基であり、式IVにおいてアルキレンオキシド単位の序列は任意であり、xおよびyは独立に0〜100の整数であり、xとyの合計は1より大きく、R2およびR3は独立にC1〜C10−ヒドロキシアルキル基である。
上記式中、
AはC2〜C18−アルキレンであり、該基は置換されていないかまたはアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、OH、およびNR6R7から独立に選択される1個以上の基により置換され、式中、R6およびR7は独立にH、ヒドロキシアルキルまたはアルキルであり、および中断されていないかまたは1個以上の酸素原子および/または基NR5により中断され、式中、R5はH、ヒドロキシアルキル、(CH2)nNR6R7であり、nは2〜5であり、R6およびR7は前記のものであり、またはアルキルであり、これは1個以上の基NR5により中断されてもよく、R5は前記のものでありおよび/または1個以上の基NR6R7により置換され、R6およびR7は前記のものであり、または
Aは式:
上記式中、
o、qおよびsは独立に0または1〜6の整数であり、
pおよびrは独立に1または2であり、および
tは0、1または2であり、
脂環式基は1,2または3個のアルキル基により置換されていてもよく、
R1、R2およびR3はおよびR4は互いに独立に水素、ヒドロキシアルキル、アルキルまたはシクロアルキルである。
ポリマーA1、70〜45質量%
ポリマーA2、25〜55質量%、および場合により
界面活性アルコキシル化アルキルアミン、0〜10質量%
ヒドロキシル含有架橋剤、0〜30質量%
反応促進剤、0〜5質量%
である。
I.本発明に使用するためのポリマー分散液の製造
例0(カルボキシル含有ポリマーA2の製造)
馬蹄型攪拌機を有する圧力反応器に完全脱イオン水0.55kg、無水マレイン酸0.36kgおよびエトキシル化オレイルアミン(平均エトキシル化度=12、例えばルテンソールFAグレード、BASF社)の40質量%水溶液0.91kgを予め入れた。この最初の装入物を窒素雰囲気下で125℃に加熱した。この温度に到達後、完全脱イオン水0.75kgおよびアクリル酸1.00kgからなる供給流1および完全脱イオン水0.22kgおよびH2O20.12kg(30質量%)からなる供給流2を均一の速度で、供給流1を4時間かけて、供給流2を5時間かけて計量供給した。供給流1の終了後、更に完全脱イオン水0.11kgを添加した。反応の終了後、溶液を室温に冷却した。得られた水性ポリマー溶液は固形分43.0%、pH1.7,および粘度450mPasを有する。K値(フィッケンチャー法により決定した)は13.3である。
馬蹄型攪拌機(120rpm)を有する4リットルガラス容器に水372gおよび供給流4、10質量%を予め入れ、この最初の装入物を85℃に加熱した。この温度で2分後、供給流3を3時間かけて計量供給し、供給流4の残りを3.5時間かけて計量供給し、2つの供給流を異なる位置で導入した。引き続きこの温度で30分以上後重合を実施し、反応混合物を冷却した。こうして製造したポリマー分散液は非揮発性成分50.3質量%を有し、pH2.1を有する。得られたポリマー分散液の粘度は982mPasである(250s−1)。引き続き2,2′,2′′−ニトリロトリエタノールの水溶液314g(50質量%)を添加した。水性NH3溶液を使用して混合物のpH値を6.0に調節する。
例0からのカルボキシル含有ポリマー1308g(43質量%)
スチレン525g
メチルメタクリレート188g
2−ヒドロキシエチルアクリレート38g
供給流4:
完全脱イオン水1003g
ペルオキソ二硫酸ナトリウム7.5g。
Iで製造したポリマー分散液を使用して含浸法により濾紙に塗装し(紙グレード105g/m2、塗装質量20質量%)、濾紙を50℃で5分乾燥し、引き続き180℃で3分間熱処理した。DIN53887またはDIN53120およびISO9237にもとづく方法によりアクストロン測定装置(W.Westerteiger Messgeraete Akustron)を使用して通気性を決定した。引張り試験器、Zwick、モデルZ2.5/TN1Sを使用して引張り強さ(極限引張り強さ)を決定した。破裂圧はISO2758により決定した。
+30%ffエポキシは付加的にエポキシ分散液30質量%を意味し、
+30%ffPUは付加的にポリウレタン分散液30質量%を意味し、
+1%ffシランは付加的にアミノプロピルトリメトキシシラン1質量%を意味する。
Claims (10)
- フィルター材料を製造するための結合剤としての、
少なくとも1種のエチレン系不飽和モノカルボン酸および/またはジカルボン酸50〜99.5質量%、
エチレン系不飽和モノカルボン酸と少なくとも1個のヒドロキシル基を有するアミンとのエステルおよびエチレン系不飽和ジカルボン酸と少なくとも1個のヒドロキシル基を有するアミンとの半エステルおよびジエステルから選択される少なくとも1種のエチレン系不飽和化合物0.5〜50質量%、
少なくとも1種のその他のモノマー20質量%まで
から合成されるポリマーA2の存在でのラジカル乳化重合により得られる少なくとも1種のポリマーA1の分散したポリマー粒子を有する水性ポリマー分散液の使用。 - ポリマーA2がエチレン系不飽和モノカルボン酸および/またはジカルボン酸としてC3〜C10−モノカルボン酸およびC4〜C8−ジカルボン酸から選択される少なくとも1種の化合物を含有する請求項1記載の水性ポリマー分散液の使用。
- 少なくとも1個のヒドロキシル基を有するアミンが式(I):
RcNRaRb (I)
のアミンおよびその混合物から選択され、
上記式中、
RcはC6〜C22−アルキル、C6〜C22−アルケニル、アリール−C6〜C22−アルキルまたはアリール−C6〜C22−アルケニルであり、アルケニル基は1、2または3個の隣接していない二重結合を有し、
Raはヒドロキシ−C1〜C6−アルキルまたは式II:
−(CH2CH2O)x(CH2CH(CH3)O)y−H (II)
の基であり、式IIにおいてアルキレンオキシド単位の序列は任意であり、xおよびyは互いに独立に0〜100の整数であり、xとyの合計は1より大きく、
Rbは水素、C1〜C22−アルキル、ヒドロキシ−C1〜C6−アルキル、C6〜C22−アルケニル、アリール−C6〜C22−アルキル、アリール−C6〜C22−アルケニル、またはC5〜C8−シクロアルキルであり、アルケニル基は1、2または3個の隣接していない二重結合を有し、または
Rbは式III:
−(CH2CH2O)v(CH2CH(CH3)O)w−H (III)
の基であり、式IIIにおいてアルキレンオキシド単位の序列は任意であり、vおよびwは互いに独立に0〜100の整数である請求項1または2記載の水性ポリマー分散液の使用。 - ポリマーA1とポリマーA2の固体に関する質量比が9:1〜1:9である請求項1から3までのいずれか1項記載の水性ポリマー分散液の使用。
- 架橋剤として付加的に少なくとも2個のヒドロキシル基を有するアルカノールアミンを添加する請求項1から4までのいずれか1項記載の水性ポリマー分散液の使用。
- 水性ポリマー分散液をその製造の後に有機塩基または無機塩基の添加により2〜8のpH値に調節する請求項1から5までのいずれか1項記載の水性ポリマー分散液の使用。
- 含浸法により塗装することにより水性ポリマー分散液をフィルター材料に被覆する請求項1から6までのいずれか1項記載の水性ポリマー分散液の使用。
- フィルター材料を塗装した後に水性ポリマー分散液を100〜250℃の温度でなお0.1〜60分間熱処理する請求項1から7までのいずれか1項記載の水性ポリマー分散液の使用。
- フィルター材料を製造するための結合剤としての請求項1から8までのいずれか1項記載の水性ポリマー分散液の使用。
- 請求項1から8までのいずれか1項記載の水性ポリマー分散液を含有するフィルター材料。
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