JP4502302B2 - 機器収納用ラック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
柱に天板と底板を取り付けた本体の側面を通気孔を設けたパネルで施蓋した各種機器を収納するための機器収納用ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術における機器収納用ラック21は、自然換気は図5に示すように、本体22の側面は、それぞれ一枚のパネル23で施蓋し、パネル23の上下端部には、スリット状の通気孔24を設けて行い、強制換気の必要がある場合は図6に示すように、天板25にファン26を取り付けるなどして行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術における機器収納用ラック21は、ファン26等で強制換気を行った場合、上側の通気孔24からファン26へ空気が流れ、ラック内全体の空気を循環させにくく、効率的に換気できなかった。また、効率的に換気を行うためには、通気孔24を下側だけに設けたパネル23を用いていた。
設置時には、自然換気を行い、その後、ファン26等を取り付け強制換気に変更し、空気がうまく循環しなくなったとき、パネル23を取り替えなくてはならず、手間がかかっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、簡単な構造で、方法に関わらず効率的に換気が行える機器収納用ラックを提供することを目的とし、その構造は、パネルを少なくとも上パネルと下パネルとに二分割し、それぞれのパネルの上下を入れ替え可能とすると共に、上パネルと下パネルとの入れ替えを可能とし、通気孔の位置を変更できるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係る機器収納用ラックは、柱に天板と底板を取り付けた本体は、側面をパネルで施蓋する。パネルは、少なくとも上下二分割し、それぞれに通気孔を設ける。大きなパネルには、端部に通気孔を設ける。パネルは上下逆さにしても取り付け可能であり、さらには上パネルと下パネルの取り替えも可能である。通常自然換気を行う場合は、通気孔を上側と下側とになるようにパネルを取り付ける。また、天板にファン等を取り付けて強制換気を行う場合は、通気孔が下側に集まるようにパネルを取り付け、機器収納用ラックの下側から給気し、天板のファンから排気するので、機器収納用ラック内部の空気が全体に循環する。
【0006】
【実施例】
本発明に係る実施例を図1〜図8の添付図面に基づいて説明する。
【0007】
機器収納用ラック1は、4本の柱2に天板3と底板4を取り付けて本体5を構成する。本体5の側面は、柱2にパネル6をねじ止め等により固定し施蓋する。
パネル6は少なくとも上パネル6aと下パネル6bとに大小二分割し、大きいパネルには端部に、小さいパネルには略中央に通気孔7を設ける。通気孔7は、スリット状の細かいものでも良い。
【0008】
パネル6は、上パネル6a、下パネル6bそれぞれを上下逆に取り付け可能であると共に、上パネル6aと下パネル6bとを入れ替えて取り付け可能となるように、柱2には、パネル6に対向させてねじ穴8を設ける。
【0009】
機器収納用ラック1を自然換気する場合は、通気孔7が上側と下側にくるように、パネル6を取り付ける。例えば、図1に示すように、大きい上パネル6aの通気孔7を上側にして取り付け、上パネル6aの下には小さい下パネル6bを取り付ける。矢印Aが示すように、下側の通気孔7から給気し、上側の通気孔7へ排気して換気する。
【0010】
機器収納用ラック1を強制換気する場合は、天板3にファン9を取り付ける。
通気孔7は下側に集まるように、パネル6を取り付ける。例えば、図2に示すように、大きい上パネル6aの通気孔7を下側にして取り付け、上パネル6aの下には小さい下パネル6bを取り付ける。矢印Bが示すように、下側に集められた通気孔7から給気し、天板3に取り付けられたファン9から排気される。
【0011】
また、上パネル6aと下パネル6bとの大きさは、図1〜図2に示したように、上パネル6aが大きく下パネル6bが小さいと限定されるものではなく、通気孔の位置が換気方法に合わせて変更できればよい。
【0012】
図3に、本発明に係る機器収納用ラックの第二実施例を示す。パネル10を少なくとも上パネル10aと下パネル10bとに二分割し、それぞれのパネル10の上下を入れ替え可能とすると共に、上パネル10aと下パネル10bとの入れ替えを可能とし、通気孔11の位置を変更できるようにした構造を、一つ以上の側面に設け、換気の効率をより上げる。
【0013】
図4に、本発明に係る機器収納用ラックの第三実施例を示す。パネル12は少なくとも上パネル12aと下パネル12bとに分割し、それぞれのパネル12の上下を入れ替え可能とすると共に、上パネル12aと下パネル12bとの入れ替えを可能とし、下パネル12bにファン13も取り付け可能とし、通気孔14とファン13とで換気の効率をより上げる。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るパネルを少なくとも上パネルと下パネルとに二分割し、それぞれのパネルの上下を入れ替え可能とすると共に、上パネルと下パネルとの入れ替えを可能とし、通気孔の位置を変更できるようにしたため、自然換気を行っても、強制換気を行っても、換気方法に関わらず、効率的に換気を行うことができる。特に、強制換気を行う場合、下側に通気孔を集めることができるので、効率的に換気を行うことができる。また、同じ部材を入れ替えるだけなので、機器収納用ラック設置後、現場で通気孔の位置を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器収納用ラックの自然換気の状態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る機器収納用ラックの強制換気の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る機器収納用ラックの第二実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る機器収納用ラックの第三実施例を示す斜視図である。
【図5】従来技術における機器収納用ラックの自然換気の状態を示す斜視図である。
【図6】従来技術における機器収納用ラックの強制換気の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 機器収納用ラック
2 柱
3 天板
4 底板
5 本体
6 パネル
6a 上パネル
6b 下パネル
7 通気孔
8 ねじ穴
9 ファン
10 パネル
11 通気孔
12 パネル
13 ファン
14 通気孔
Claims (1)
- 柱に天板と底板を取り付けた本体の側面を通気孔を設けたパネルで施蓋した各種機器を収納するための機器収納用ラックにおいて、前記パネルを少なくとも上パネルと下パネルとに二分割し、それぞれのパネルの上下を入れ替え可能とすると共に、前記上パネルと前記下パネルとの入れ替えを可能とし、前記通気孔の位置を変更できるようにしたことを特徴とする機器収納用ラック。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001108732A JP4502302B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 機器収納用ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001108732A JP4502302B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 機器収納用ラック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002305390A JP2002305390A (ja) | 2002-10-18 |
JP4502302B2 true JP4502302B2 (ja) | 2010-07-14 |
Family
ID=18960813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001108732A Expired - Fee Related JP4502302B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 機器収納用ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JPS63167795U (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-01 |
-
2001
- 2001-04-06 JP JP2001108732A patent/JP4502302B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2002305390A (ja) | 2002-10-18 |
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