JP4495296B2 - Polyurethane foam - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紫外線やNOxの作用に対して耐黄変性を有するとともに、気泡の均一性に優れたポリウレタンフォームを提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
ポリウレタンフォームは、軽量性、弾力性等の優れた性能により、クッション材等の資材用途、工業材料、肩パット等の衣料用途、その他種々の用途に幅広く使用されており、その製造に当たっては、通常トルエンジイソシアネート等の芳香族系のポリイソシアネートが使用されている。しかし、芳香族ポリイソシアネートを用いて得られるポリウレタンフォームは、太陽光線等の光によって比較的容易に変色(黄変)する傾向がある。
このような黄変を防止する手段として、芳香族ポリイソシアネートに代えて脂肪族ポリイソシアネートまたは脂環族ポリイソシアネートを使用したポリウレタンフォームが提案されている。
【0003】
例えば、特公昭52-30437号公報には脂肪族または脂環式のポリイソシアネートに対し、特殊な触媒を使用することによってポリウレタンフォームの物理的性質を保持しながら、耐候性および耐酸素性を改良する技術が記載されており、特公昭54-15599号公報には、イソシアネートとしてNCOが芳香族環に直接結合していないポリイソシアネートを使用して、特定の触媒を使用することにより、ポリウレタンの色安定性が得られることが開示されている。特開昭54-162795号公報には、脂肪族および/または脂環族ポリイソシアネートに対して、▲1▼アルカリ金属の水酸化物・アルコレートもしくはフェノレート・弱酸のアルカリ金属塩またはヘキサヒドロトリアジン-S-誘導体の群から選ばれる少なくとも1種の化合物、▲2▼スズ、亜鉛または鉄の有機化合物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物を併用することにより、光安定性が改良されること、すなわち光による黄変性が改良されることが記載されている。
【0004】
しかし、上記提案においてもなおいくつかの問題点が残されている。すなわち、脂肪族または脂環族ポリイソシアネートを用いてポリウレタンフォームを製造しようとする場合、反応のバランス調整、すなわち部位による反応の不均一性や重合と発泡のアンバランスの調整が困難であり、それによると推測される気泡の一部にセルの乱れが発生する場合もある。また、スラブブロックを製造した場合に、ブロックの上部と下部との間で大きな密度のばらつきが発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のポリウレタンフォームの欠点であった紫外線やNOxに対して耐黄変性があり、且つ均一な気泡構造を有するポリウレタンフォームを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ポリオール成分とポリイソシアネート成分とを反応させて得られるポリウレタンフォームにおいて、ポリイソシアネート成分が
(a)平均分子量が1000以下で末端に3個以上の活性水素を有する化合物50重量%〜80重量%と
(b)平均分子量が1000以下で末端に2個の活性水素を有する化合物20〜50重量%、
とからなるポリオールおよび/またはポリチオールによって変性された、NCO含有率が15%以上である脂肪族および/または脂環族ポリイソシアネートを含むことを特徴とするポリウレタンフォームに関する。
詳しくは、本発明は、上記の変性ポリイソシアネートが、上記ポリオールおよび/またはポリチオール(a)および(b)の混合物中で(a)および(b)の活性水素当量より過剰当量の脂肪族および/または脂環族ポリイソシアネートを反応させることにより得られ実質的にすべての活性水素がイソシアネート基と反応していることを特徴とするポリウレタンフォームに関する。
特に、本発明は、ポリイソシアネート成分およびポリオール成分に加えてイソシアネートの三量化触媒を更に含んで製造される上記のポリウレタンフォームに関する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、ポリイソシアネート成分として(a)平均分子量が1000以下で末端に3個以上の活性水素を有する化合物とおよび(b)平均分子量が1000以下で末端に2個の活性水素を有する化合物からなるポリオールおよび/またはポリチオールによって変性された脂肪族および/または脂環族ポリイソシアネートを用いるところに特徴がある。
【0008】
ここで用いる脂肪族および脂環族ポリイソシアネートは通常ポリウレタンフォームの製造に用いられるものをいずれも使用できる。脂肪族ポリイソシアネートの例としては、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、リジンジイソシアネート(LDI)、ブテンジイソシアネート、1,3-ブタジエン-1,4-ジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネート等のジイソシアネート類が、また脂環族ポリイソシアネートの例としては、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、水添ジフェニルメタンジイソシアネート(水添MDI)、水添キシレンジイソシアネート(水添XDI)シクロヘキサンジイソシアネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等のジイソシアネート類を挙げることができる。なお、芳香環を有するがイソシアネート基が直接芳香環に結合していないキシレンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシレンジイソシアネート(TMXDI)も脂肪族ジイソシアネートに属するものとして本発明で使用することができる。
これらのポリイソシアネートのうち特に好ましいものは、HDI、IPDIである。
【0009】
変性された脂肪族および/または脂環族ポリイソシアネートを調製するために用いる(a)平均分子量が1000以下で末端に3個以上の活性水素を有するポリオールおよびポリチオールの例としては、トリメチロールプロパン、グリセリン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等が挙げられる。
また、(b)平均分子量が1000以下で末端に2個の活性水素を有するポリオールおよび/またはポリチオールの例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール等が挙げられる。
【0010】
上記変性ポリイソシアネートを調製するために使用する活性水素含有化合物(a)および(b)の割合は(a):(b)が重量比で50〜80:50〜20であり、好ましくは50〜60:50〜40である。
【0011】
脂肪族ポリイソシアネートおよび/または脂環族ポリイソシアネートを活性水素含有化合物(a)および(b)によって変性して得られる上記変性ポリイソシアネートは、実質的にすべての活性水素がイソシアネート基と反応して水酸基およびチオール基が実質的に残存していないことが望ましい。変性ポリイソシアネート中のNCO含有率は好ましくは15%以上である。
【0012】
本発明のポリウレタンフォームは、上記変性ポリイソシアネートをポリイソシアネート成分とし、これとポリオール成分とを反応させて製造するが、ポリイソシアネート成分としては、上記変性ポリイソシアネートとともに未変性の脂肪族ポリイソシアネートおよび/または脂環族ポリイソシアネートを併用することができる。この場合併用する未変性ポリイソシアネートの割合は、全ポリイソシアネート中、80重量%以下、好ましくは20重量%以下である。使用できる未変性のポリイソシアネートは、水酸基および/またはチオール基によって変性されるポリイソシアネート類として上記した中から1種類または2種類以上を選ぶことができる。
【0013】
本発明でポリオール成分として使用できるポリオールは、1分子中に2個以上の水酸基を有するもので、従来からポリウレタンフォームを製造するために使用されているものであればいずれも使用できる。このようなポリオールには、例えばポリエーテルポリオ−ル、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリブタジエンポリオールが含まれる。ポリエーテルポリオールとしては1分子中に活性水素原子を少なくとも2個以上有する化合物の1種または2種以上を開始剤として、アルキレンオキサイド(例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドなど)を付加重合することによって製造される。ここに使用される活性水素原子を少なくとも2個以上有する化合物としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリエタノールアミン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、蔗糖などがある。
【0014】
ポリエステルポリオールとしては、ポリカルボン酸と、上記ポリエーテルポリオールの開始剤として使用され、1分子中に2個以上の水酸基を有する化合物、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、などとのエステルであり、ポリアルボン酸としてはアジピン酸、マレイン酸、コハク酸、マロン酸のごとく1分子中に少なくとも2個のカルボキシル基を有する1種以上の化合物を使用し、公知の方法で製造することができる。
これらポリオール類は1種類または2種類以上を組み合わせて使用することができる。
【0015】
また、本発明のポリウレタンフォームでは、ポリイソシアネート成分およびポリオール成分に加えて、更にイソシアネートの三量化触媒を添加して製造することが好ましい。三量化触媒を加えることにより、製造されたポリウレタンフォームは、樹脂化反応および泡化反応のバランスが一層改善されることになる。
この目的で使用できる三量化触媒としては、例えば、オクチル酸カリウム、酢酸カリウム等が挙げられる。これらの三量化触媒は、ポリオール成分に対して、一般に0.5〜5.0重量%、好ましくは1.0〜3.0重量%添加する。
【0016】
本発明のポリウレタンフォームを製造するに当たっては、上記のポリウレタンの骨格を構成するポリイソシアネートおよびポリオール成分、更には上記三量化触媒に加えて、一般には発泡剤、整泡剤、および触媒を配合する。
発泡剤としては、一般に、イソシアネート基と反応して炭酸ガスのような気体を発生することのできる水が使用されるが、その他ペンタン等、それ自体製造条件下で気体でありそのまま気泡を形成することのできる低沸点の有機溶剤も使用することができる。本発明においても上記いずれも使用できるが、特に好ましいものは水である。水の場合その配合量は、ポリオール成分に対して1.0〜7.0重量%程度である。
【0017】
整泡剤は、当業者に公知のシリコーン系整泡剤を用いることができる。このような整泡剤は市販されているものを利用することができ、具体例としてトーレシリコーン社製の「SH-190」、「SH-192」、「SF2904」、日本ユニカー社製の「L-5309」、「L-5305」、「L-520」、「S-726-10」等を挙げることができる。整泡剤の使用量は、ポリオール成分100重量部当たり0.1〜5重量部である。
【0018】
触媒は、特に制限はなく、本発明ではポリウレタンフォームの製造に通常使用されている、アミン系触媒、金属触媒、ジアザビシクロアルケン類またはその塩類がすべて使用できる。
アミン系触媒としては、トリエチレンジアミン、ジエタノールアミン、ビス-(2-アミノエチル)エーテル、N-エチルモルホリン、トリエチルアミン、テトラメチルヘキサメチレンジアミンなどが例示できる。
金属触媒としては、スタナスオクテート、ジブチルチンジアセテート、ジブチルチンジラウレート、等が例示できる。
ジアザビシクロアルカン類としては、1,8-ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン-7(以降、DBUとも略記する)、1,5-ジアザビシクロ(4,3,0)ノネン-5、6-ジブチルアミノ-1,8-ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン-7等が例示できる。
その他、弱酸のアルカリ金属塩等も使用できる。
【0019】
本発明には、また必要に応じて従来公知の他の添加剤として、界面活性剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、着色剤、抗菌剤、芳香剤等も使用することができる。
【0020】
これらの原料物質を用いて、本発明のポリウレタンフォームを製造するには、何ら特別の技術を必要とせず、従来からのポリウレタンフォームの製造方法例えばスラブ発泡法をそのまま適用することができる。すなわち、一般的には、別々の容器に保管または調製しておいたポリイソシアネート成分、ポリオール成分、触媒および水、およびその他の添加剤をひとつの反応容器に投入し、しっかり撹拌混合しながら反応を開始させる。発熱を伴ってウレタン化反応および発泡が始まるので混合物を、型枠や底紙を敷いたコンベア上に注入して、反応、発泡、および硬化を行わせる。上記説明中および下記の実施例において使用するNCO含有率とは、ポリイソシアネート分子中に含まれる全体NCOの重量百分率を意味する。
【0021】
【実施例】
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。
実施例 1
(1)変性ポリイソシアネートの調製
反応容器中に、31gのエチレングリコール、44.7gのトリメチロールプロパン(TMP)および804gのイソホロンジイソシアネート(IPDI)を投入し、窒素シールを吹き込みながら、混合撹拌し、約2時間反応させた。反応後、冷却して、NCO含有率25%の変性ポリイソシアネートを得た。
【0022】
(2)ポリウレタンフォームの製造
反応容器中に、ポリオール成分としてFA703〔三洋化成社製;ポリエーテルポリオール〕100重量部およびポリイソシアネート成分として上記で調製した変性ポリイソシアネート110重量部を仕込んだ。ポリオール成分には、あらかじめ発泡剤としての水を3重量部、触媒としてのDBUを1重量部、ジブチルチンジラウレートを0.2重量部、三量化触媒オクチル酸カリウムを1.5重量部、緩衝剤としてのリン酸第1ステアリルを0.1、整泡剤「L-5305」1重量部を添加しておいた。
混合とともに発熱し、発泡して、ポリウレタンフォームが形成された。
冷却後、発泡体を切り出し、ポリウレタンフォームの特性を評価した。評価結果を表1に合わせて示した。
【0023】
比較例 1
変性ポリイソシアネートの代わりにIPDIを用いた以外は実施例と同様にしてポリウレタンフォームを製造した。
【0024】
比較例 2
変性ポリイソシアネートの代わりにIPDIを100重量部用いた以外は実施例と同様にしてポリウレタンフォームを製造した。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】
本発明のポリウレタンフォームは、紫外線およびNOxに対して優れた耐黄変性を備えているとともに、反応均一性にも優れているため、均一で美しい気泡構造を有し、広い用途が期待できる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
An object of the present invention is to provide a polyurethane foam which has yellowing resistance against the action of ultraviolet rays and NOx and is excellent in bubble uniformity.
[0002]
[Prior art]
Polyurethane foam is widely used for materials such as cushioning materials, industrial materials, apparel for shoulder pads, and other various applications due to its excellent performance such as light weight and elasticity. Aromatic polyisocyanates such as toluene diisocyanate are used. However, polyurethane foams obtained using aromatic polyisocyanates tend to discolor (yellow) relatively easily by light such as sunlight.
As a means for preventing such yellowing, a polyurethane foam using an aliphatic polyisocyanate or an alicyclic polyisocyanate instead of an aromatic polyisocyanate has been proposed.
[0003]
For example, in Japanese Patent Publication No. 52-30437, a special catalyst is used for an aliphatic or cycloaliphatic polyisocyanate to improve the weather resistance and oxygen resistance while maintaining the physical properties of polyurethane foam. Japanese Patent Publication No. 54-15599 describes the color stabilization of polyurethane by using a polyisocyanate in which NCO is not directly bonded to an aromatic ring and using a specific catalyst. It is disclosed that the property can be obtained. Japanese Patent Application Laid-Open No. 54-162895 discloses (1) alkali metal hydroxides, alcoholates or phenolates, alkali metal salts of weak acids or hexahydrotriazines for aliphatic and / or alicyclic polyisocyanates. Light stability is improved by using at least one compound selected from the group of -S-derivatives, and (2) at least one compound selected from the group of organic compounds of tin, zinc or iron. In other words, it is described that yellowing due to light is improved.
[0004]
However, some problems still remain in the above proposal. That is, when a polyurethane foam is to be produced using an aliphatic or alicyclic polyisocyanate, it is difficult to adjust the balance of the reaction, that is, to adjust the non-uniformity of the reaction depending on the site and the imbalance between polymerization and foaming. Cell disturbance may occur in some of the bubbles estimated to be. Further, when a slab block is manufactured, a large density variation occurs between the upper part and the lower part of the block.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a polyurethane foam which has yellowing resistance against ultraviolet rays and NOx, which are disadvantages of conventional polyurethane foams, and has a uniform cell structure.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a polyurethane foam obtained by reacting a polyol component and a polyisocyanate component, wherein the polyisocyanate component (a) is an compound having an average molecular weight of 1000 or less and having 3 or more active hydrogens at the terminals. % By weight and (b) 20-50% by weight of a compound having an average molecular weight of 1000 or less and having two active hydrogens at its terminals,
The present invention relates to a polyurethane foam comprising an aliphatic and / or alicyclic polyisocyanate having an NCO content of 15% or more, which is modified by a polyol and / or polythiol consisting of:
Specifically, the present invention provides that the modified polyisocyanate is an excess equivalent of an aliphatic and / or an active hydrogen equivalent of (a) and (b) in the mixture of polyol and / or polythiol (a) and (b). Alternatively, the present invention relates to a polyurethane foam obtained by reacting an alicyclic polyisocyanate, wherein substantially all active hydrogen is reacted with an isocyanate group.
In particular, the present invention relates to the above-mentioned polyurethane foam produced by further comprising an isocyanate trimerization catalyst in addition to the polyisocyanate component and the polyol component.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention provides a polyisocyanate component comprising: (a) a compound having an average molecular weight of 1000 or less and having 3 or more active hydrogens at the end; and (b) a compound having an average molecular weight of 1000 or less and having 2 active hydrogens at the end. It is characterized by using aliphatic and / or alicyclic polyisocyanates modified with polyols and / or polythiols.
[0008]
As the aliphatic and alicyclic polyisocyanates used here, any of those usually used for the production of polyurethane foams can be used. Examples of aliphatic polyisocyanates include diisocyanates such as hexamethylene diisocyanate (HDI), lysine diisocyanate (LDI), butene diisocyanate, 1,3-butadiene-1,4-diisocyanate, octamethylene diisocyanate, and alicyclics. Examples of polyisocyanates include diisocyanates such as isophorone diisocyanate (IPDI), hydrogenated diphenylmethane diisocyanate (hydrogenated MDI), hydrogenated xylene diisocyanate (hydrogenated XDI) cyclohexane diisocyanate, methylcyclohexane diisocyanate, and dicyclohexylmethane diisocyanate. it can. Xylene diisocyanate (XDI) and tetramethylxylene diisocyanate (TMXDI) having an aromatic ring but having an isocyanate group not directly bonded to the aromatic ring can also be used in the present invention as belonging to the aliphatic diisocyanate.
Of these polyisocyanates, particularly preferred are HDI and IPDI.
[0009]
Examples of (a) polyols and polythiols used to prepare modified aliphatic and / or alicyclic polyisocyanates (a) having an average molecular weight of 1000 or less and having 3 or more active hydrogens at the end include trimethylolpropane, Examples include glycerin, diglycerin, pentaerythritol, sorbitol and the like.
Examples of (b) polyols and / or polythiols having an average molecular weight of 1000 or less and having two active hydrogens at the ends include ethylene glycol, propylene glycol, diethylene glycol, triethylene glycol, butylene glycol, neopentyl glycol and the like. Can be mentioned.
[0010]
The ratio of the active hydrogen-containing compounds (a) and (b) used to prepare the modified polyisocyanate is 50 to 80:50 to 20, preferably 50 to 50 (a) :( b) by weight. 60: 50-40.
[0011]
The modified polyisocyanate obtained by modifying an aliphatic polyisocyanate and / or an alicyclic polyisocyanate with the active hydrogen-containing compounds (a) and (b) is obtained by reacting substantially all active hydrogens with isocyanate groups. It is desirable that substantially no hydroxyl group and thiol group remain. The NCO content in the modified polyisocyanate is preferably 15% or more.
[0012]
The polyurethane foam of the present invention is produced by using the above-mentioned modified polyisocyanate as a polyisocyanate component and reacting this with a polyol component. The polyisocyanate component includes an unmodified aliphatic polyisocyanate and / or the above-mentioned modified polyisocyanate. Or alicyclic polyisocyanate can be used together. In this case, the proportion of the unmodified polyisocyanate used in combination is 80% by weight or less, preferably 20% by weight or less, based on the total polyisocyanate. As the unmodified polyisocyanate that can be used, one or two or more kinds can be selected from the above-mentioned polyisocyanates modified with a hydroxyl group and / or a thiol group.
[0013]
The polyol that can be used as the polyol component in the present invention has two or more hydroxyl groups in one molecule, and any of those conventionally used for producing a polyurethane foam can be used. Such polyols include, for example, polyether polyols, polyester polyols, polycarbonate polyols, and polybutadiene polyols. Polyether polyol is produced by addition polymerization of alkylene oxide (for example, ethylene oxide, propylene oxide, etc.) using one or more compounds having at least two active hydrogen atoms in one molecule as an initiator. The Examples of the compound having at least two active hydrogen atoms used herein include ethylene glycol, propylene glycol, glycerin, trimethylolpropane, triethanolamine, pentaerythritol, sorbitol, and sucrose.
[0014]
The polyester polyol is an ester of a polycarboxylic acid and a compound having two or more hydroxyl groups in one molecule, such as ethylene glycol, propylene glycol, trimethylolpropane, etc., used as an initiator for the polyether polyol. In addition, as the polyarbonic acid, one or more compounds having at least two carboxyl groups in one molecule such as adipic acid, maleic acid, succinic acid, and malonic acid can be used and can be produced by a known method.
These polyols can be used alone or in combination of two or more.
[0015]
The polyurethane foam of the present invention is preferably produced by adding an isocyanate trimerization catalyst in addition to the polyisocyanate component and the polyol component. By adding the trimerization catalyst, the produced polyurethane foam further improves the balance between the resinification reaction and the foaming reaction.
Examples of the trimerization catalyst that can be used for this purpose include potassium octylate and potassium acetate. These trimerization catalysts are generally added in an amount of 0.5 to 5.0% by weight, preferably 1.0 to 3.0% by weight, based on the polyol component.
[0016]
In producing the polyurethane foam of the present invention, in addition to the polyisocyanate and polyol components constituting the above-mentioned polyurethane skeleton, and in addition to the above-mentioned trimerization catalyst, generally, a foaming agent, a foam stabilizer and a catalyst are blended.
As the foaming agent, water that can react with an isocyanate group to generate a gas such as carbon dioxide gas is generally used, but other gas such as pentane itself is a gas under production conditions and forms bubbles as it is. Low boiling organic solvents that can be used can also be used. In the present invention, any of the above can be used, but water is particularly preferred. In the case of water, the blending amount is about 1.0 to 7.0% by weight with respect to the polyol component.
[0017]
As the foam stabilizer, a silicone foam stabilizer known to those skilled in the art can be used. Commercially available foam stabilizers such as “SH-190”, “SH-192”, “SF2904” manufactured by Tore Silicone, and “L” manufactured by Nippon Unicar Co., Ltd. can be used. -5309 "," L-5305 "," L-520 "," S-726-10 ", and the like. The amount of the foam stabilizer used is 0.1 to 5 parts by weight per 100 parts by weight of the polyol component.
[0018]
The catalyst is not particularly limited, and amine-based catalysts, metal catalysts, diazabicycloalkenes or salts thereof that are usually used in the production of polyurethane foams in the present invention can be used.
Examples of the amine catalyst include triethylenediamine, diethanolamine, bis- (2-aminoethyl) ether, N-ethylmorpholine, triethylamine, and tetramethylhexamethylenediamine.
Examples of the metal catalyst include stannous octate, dibutyltin diacetate, dibutyltin dilaurate, and the like.
Examples of the diazabicycloalkanes include 1,8-diazabicyclo (5,4,0) undecene-7 (hereinafter also abbreviated as DBU), 1,5-diazabicyclo (4,3,0) nonene-5, 6- Examples thereof include dibutylamino-1,8-diazabicyclo (5,4,0) undecene-7.
In addition, alkali metal salts of weak acids can be used.
[0019]
In the present invention, surfactants, antioxidants, ultraviolet absorbers, flame retardants, colorants, antibacterial agents, fragrances and the like can also be used as necessary, as other conventionally known additives.
[0020]
In order to produce the polyurethane foam of the present invention using these raw material materials, no special technique is required, and a conventional polyurethane foam production method such as a slab foaming method can be applied as it is. That is, in general, the polyisocyanate component, polyol component, catalyst and water, and other additives that have been stored or prepared in separate containers are put into one reaction container, and the reaction is carried out while thoroughly stirring and mixing. Let it begin. Since the urethanization reaction and foaming start with heat generation, the mixture is poured onto a conveyor laid with a formwork and a bottom paper to cause reaction, foaming and curing. The NCO content used in the above description and in the following examples means the weight percentage of the total NCO contained in the polyisocyanate molecule.
[0021]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples.
Example 1
(1) Preparation of modified polyisocyanate Into a reaction vessel, 31 g of ethylene glycol, 44.7 g of trimethylolpropane (TMP) and 804 g of isophorone diisocyanate (IPDI) were added, mixed and stirred while blowing a nitrogen seal, The reaction was performed for about 2 hours. After the reaction, the mixture was cooled to obtain a modified polyisocyanate having an NCO content of 25%.
[0022]
(2) Production of polyurethane foam In a reaction vessel, 100 parts by weight of FA703 (manufactured by Sanyo Chemical Co., Ltd .; polyether polyol) as a polyol component and 110 parts by weight of the modified polyisocyanate prepared above as a polyisocyanate component were charged. In the polyol component, 3 parts by weight of water as a blowing agent, 1 part by weight of DBU as a catalyst, 0.2 part by weight of dibutyltin dilaurate, 1.5 parts by weight of potassium trimerization catalyst, 1.5 parts by weight, buffer As the first stearyl phosphate, 0.1 and 1 part by weight of the foam stabilizer “L-5305” were added.
With mixing, heat was generated and foamed to form a polyurethane foam.
After cooling, the foam was cut out and the properties of the polyurethane foam were evaluated. The evaluation results are shown in Table 1.
[0023]
Comparative example 1
A polyurethane foam was produced in the same manner as in the Examples except that IPDI was used instead of the modified polyisocyanate.
[0024]
Comparative example 2
A polyurethane foam was produced in the same manner as in Example except that 100 parts by weight of IPDI was used instead of the modified polyisocyanate.
[0025]
[Table 1]
[0026]
【The invention's effect】
The polyurethane foam of the present invention has excellent yellowing resistance against ultraviolet rays and NOx, and also has excellent reaction uniformity, so it has a uniform and beautiful cell structure and can be expected to be widely used.
Claims (4)
(a)平均分子量が1000以下で末端に3個以上の活性水素を有する化合物50重量%〜80重量%と
(b)平均分子量が1000以下で末端に2個の活性水素を有する化合物20〜50重量%、
とからなるポリオールおよび/またはポリチオールによって変性された、NCO含有率が15%以上である脂肪族および/または脂環族ポリイソシアネートを含むことを特徴とするポリウレタンフォーム。In the polyurethane foam obtained by reacting the polyol component and the polyisocyanate component, the polyisocyanate component is (a) 50% by weight to 80% by weight of a compound having an average molecular weight of 1000 or less and having 3 or more active hydrogens at the ends ( b) 20 to 50% by weight of a compound having an average molecular weight of 1000 or less and having two active hydrogens at the ends,
A polyurethane foam comprising an aliphatic and / or alicyclic polyisocyanate having an NCO content of 15% or more, modified with a polyol and / or polythiol consisting of:
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