JP4492900B2 - Deck plate ceiling hanging bracket - Google Patents
Deck plate ceiling hanging bracket Download PDFInfo
- Publication number
- JP4492900B2 JP4492900B2 JP2000242242A JP2000242242A JP4492900B2 JP 4492900 B2 JP4492900 B2 JP 4492900B2 JP 2000242242 A JP2000242242 A JP 2000242242A JP 2000242242 A JP2000242242 A JP 2000242242A JP 4492900 B2 JP4492900 B2 JP 4492900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- deck plate
- dovetail
- hanging bracket
- deck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリートスラブの下側コンクリート型枠板を兼用する場合などに使用されるデッキプレート、即ち、蟻溝部を適当間隔おきに備えたデッキプレート(一般にスーパーEデッキと称される)の蟻溝部に取り付けて、吊りボルトにより各種配管やダクト、天井板取り付け用枠材などを吊るすのに使用される天井吊り金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の天井吊り金具として、貫通ねじ孔を有する底板部の左右両端から、前記貫通ねじ孔を螺合貫通する吊りボルトによって左右に押し広げられる左右一対の側壁部が連設され、両側壁部の上端には、吊りボルトで左右に押し広げられたときにデッキプレートの蟻溝部の左右両側入り隅部に嵌合する抜け止め用係止部が形成された天井吊り金具が考えられている。
【0003】
ところで、従来のこの種の天井吊り金具は、吊りボルトに作用する下向きの荷重は、両側壁部の抜け止め用係止部とデッキプレートの蟻溝部の左右両側入り隅部との嵌合により、当該デッキプレートの蟻溝部の左右両肩部に作用させて確実に支持させることが出来るが、デッキプレートの蟻溝部に対する両側壁部の抜け止め用係止部の嵌合深さは浅く、両側壁部の抜け止め用係止部とデッキプレートの蟻溝部底面との間には空隙がある状態であるから、吊りボルトに左右横向きの曲げ力が作用したとき、吊りボルトと天井吊り金具とが一体に回動し、一方の側壁部の抜け止め用係止部がデッキプレートの蟻溝部内から外れることになる。即ち、下向きの荷重が作用している吊りボルトに左右横向きの曲げ力が働くと、天井吊り金具がデッキプレートの蟻溝部から容易に外れ落ちる恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、その特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して示すと、本発明のデッキプレート用天井吊り金具は、貫通ねじ孔3を有する底板部4の左右両端から、前記貫通ねじ孔3を螺合貫通する吊りボルト4によって左右に押し広げられる左右一対の側壁部5が連設され、両側壁部5の上端には、吊りボルト2で左右に押し広げられたときにデッキプレート11の蟻溝部12の左右両側入り隅部14に嵌合する抜け止め用係止部7が形成された天井吊り金具であって、前記両側壁部5には、少なくとも前記抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の左右両側入り隅部14に嵌合したときに、当該蟻溝部12の左右両側肩部13の外側に当接する突出部9が設けられた構成となっている。
【0005】
上記構成の本発明のデッキプレート用天井吊り金具を実施するに際し、前記両側壁部5は、前記抜け止め用係止部7の直下位置での横断面での四隅を結ぶ四角形が傾倒平行四辺形となるように構成して、前記抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入した状態で前記吊りボルト2のねじ込み方向に両側壁部5を回転させたとき、前記傾倒平行四辺形の4つの角の内、対角線が長い方の2つの角に相当する両側壁部5の各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)が、デッキプレート11の蟻溝部12に於ける両肩部13の内側辺13aに当接して回り止めとなるように構成し、前記突出部9は、両側壁部5の前記回り止めとなる各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)にのみ突設することが出来る。
【0006】
又、前記両側壁部5の各両側辺それぞれから前記突出部9を突設することも出来る。更に、何れの場合も前記突出部9は、両側壁部5を構成する板材の一部を突出させて両側壁部5と一体に形成することが出来る。
【0007】
又、前記両側壁部5は、底板部4から一体に曲げ加工により立ち上がる板材を、上方程互いに接近する対面板部21と、当該対面板部21の上端側から外側へ互いに離間するように延出する上端板部22と、前記対面板部21の両側辺と前記上端板部22の両側辺とをつなぐ両側板部23と、から成る略左右対称形の外向きスプーン状に曲げ絞り加工して構成し、当該両側壁部5の前記両側板部23に切り欠き凹部24を設け、この切り欠き凹部24の上側を前記抜け止め用係止部7とすると共に、切り欠き凹部24の下側を前記突出部9とすることが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1Aに於いて、1は本発明に係る鋼板製の天井吊り金具で、吊りボルト2が螺合貫通する貫通ねじ孔3を有する底板部4と、この底板部4の左右両側辺から上向きに折曲連設された側壁部5とを有する。貫通ねじ孔3は、底板部4から上向きに一体成形された円筒部4aの内側にねじ溝を加工して構成しているが、底板部4に設けた貫通孔に合致するように当該底板部4の上側又は下側にナットを固着して構成することも出来る。
【0009】
各側壁部5は、底板部4から一体に連なる板材の曲げプレス加工により一体成形されたもので、内向き突出部から成る押し広げ用操作部6と、当該押し広げ用操作部6の上側に形成された外向き突出部から成る抜け止め用係止部7と、当該抜け止め用係止部7の上端の内向き対向板部から成る吊りボルト当接部8と、各側壁部5の互いに反対側に位置する側辺から連設された翼状突出部9とを備えており、前記内向き突出部から成る押し広げ用操作部6は、中央縦断面が略くの字形で且つその頂部位置での横断面が略台形状となるように、3次元の曲げプレス加工により形成され、その左右両側の略三角形の斜め側壁部6a,6bの内、互いに反対側に位置する斜め側壁部6aの側辺が延出されて、前記翼状突出部9が形成されている。又、内向き突出部から成る押し広げ用操作部6には、上下方向の吊りボルト案内用凹溝部10がプレス加工により形成されている。
【0010】
図1Bに於いて、11は上記の天井吊り金具1を取り付けるデッキプレートであって、コンクリートスラブの下側型枠板を兼用し、コンクリートスラブ側に凹入する蟻溝部12が適当間隔おきに形成されている。
【0011】
更に詳述すると、上記天井吊り金具1は、図2A,Bに示すように、各側壁部5の上端の抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の長さ方向に並列する向きでのみ、当該両抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入することが出来るように、両抜け止め用係止部7の外側辺間の間隔が広く設定されたものであって、図2Bに示すように、前記抜け止め用係止部7の直下位置(斜め側壁部6a,6bの位置)での横断面での四隅を結ぶ四角形が傾倒平行四辺形となるように構成されている。
【0012】
しかして、図2Aに示すように、前記抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入した状態で、当該両側壁部5を吊りボルト2のねじ込み方向(図2Bの矢印方向)に回転させたとき、図3Bに示すように、前記傾倒平行四辺形の4つの角の内、対角線が長い方の2つの角に相当する両側壁部5の各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)が、デッキプレート11の蟻溝部12の両肩部13の内側辺13aに当接して回り止めとなるように構成され、前記翼状突出部9は、両側壁部5の前記回り止めとなる各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)にのみ連設されている。
【0013】
上記構成の天井吊り金具1を使用するときは、吊りボルト2を底板部4の貫通ねじ孔3に、その吊りボルト2の上端が両側壁部5の押し広げ用操作部6を押し広げない程度に螺合貫通させた状態で、図2A,Bに示すように、当該吊りボルト2を使用して天井吊り金具1を、各側壁部5の上端の抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の長さ方向に並列する向きで押し上げて、当該両抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入する。
【0014】
次に、吊りボルト2をねじ込み方向に回転させて天井吊り金具1を一体に同一方向に回転させ、図3Aに示すように、一対の抜け止め用係止部7が蟻溝部12の巾方向に並列して当該蟻溝部12の左右両側入り隅部14内に嵌入するように、天井吊り金具1を回転させ、最終的に、図3Bに示すように、両側壁部5の各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)を、蟻溝部12の両肩部13の内側辺13aに当接させる。このとき翼状突出部9が、蟻溝部12の両肩部13の外側面(デッキプレート11の下側面)13bに隣接するように構成されている。
【0015】
上記のように天井吊り金具1によって吊りボルト2が回り止めされた状態で、更に吊りボルト2をねじ込み方向に回転させると、当該吊りボルト2が天井吊り金具1の底板部4に対して螺進上昇し、当該吊りボルト2の上端が両側壁部5の押し広げ用操作部6間に割り込んで、当該両押し広げ用操作部6を介して両側壁部5を左右に押し広げるので、図1B及び図4に示すように、両側壁部5の左右両側辺(斜め側壁部6a,6bの側辺)が全て蟻溝部12の両肩部13の内側辺13aに当接すると共に、各抜け止め用係止部7が蟻溝部12の左右両側入り隅部14内に密に嵌合当接し、当該各抜け止め用係止部7の左右巾方向の一端部とその下側に位置する翼状突出部9とが蟻溝部12の両肩部13を挟み込む状態となって、デッキプレート11への吊りボルト12の取り付けが完了する。
【0016】
尚、吊りボルト2は、図1Bに示すようにデッキプレート11の蟻溝部12の底面12aに当接するまでねじ込むことにより、当該吊りボルト12の左右両側に両側壁部5の上端の吊りボルト当接部8が当接することになり、吊りボルト2に大きな下向きの荷重が作用したときに、両側壁部5の各抜け止め用係止部7が内側に変形して蟻溝部12内から下に抜け落ちるのを確実に防止することができる。
【0017】
以上のようにして吊りボルト2をデッキプレート11の蟻溝部12に取り付けた状態に於いて、吊りボルト2に左右横方向(蟻溝部12の左右巾方向)の外力が作用したとき、当該吊りボルト2と一体に運動しようとする天井吊り金具1の両側壁部5の各抜け止め用係止部7が、吊りボルト2の上端と蟻溝部12の底面12aとの当接部を支点にして蟻溝部12内で回転しようとするが、その回転運動を、蟻溝部12の両肩部13の外側面(デッキプレート11の下側面)13bに当接する翼状突出部9が阻止することになるので、蟻溝部12の両側入り隅部14に対する抜け止め用係止部7の嵌合深さが浅くとも、下向きに回転しようとする一方の抜け止め用係止部7が蟻溝部12から外れる恐れがない。勿論、吊りボルト2の上端が蟻溝部12の底面12aに当接していない状態に於いても、蟻溝部12内での両抜け止め用係止部7の回転運動を前記翼状突出部9が阻止することには変わりがない。
【0018】
尚、図5に示すように、各側壁部5の上端の抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の左右巾方向に並列する向きに於いても、当該両抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入することが出来るように、両抜け止め用係止部7の外側辺間の間隔を狭く構成することも出来る。又、両抜け止め用係止部7の外側辺間の間隔が広いために、真上には両抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入することが出来ないものであっても、図6に示すように、天井吊り金具1を斜めにして、片側の抜け止め用係止部7から順に蟻溝部12内に挿入出来るように構成することが出来る。何れにしても、両抜け止め用係止部7を蟻溝部12内に挿入した状態で天井吊り金具1を吊りボルト2のねじ込み方向に回転させたとき、両側壁部5の左右両側辺の内、互いに反対側にある二側辺が蟻溝部12の両肩部13の内側辺13aに当接して、天井吊り金具1が回り止めされるように構成しておくのが望ましい。
【0019】
又、図1〜図4に示した実施形態に於ける天井吊り金具1に於いて、翼状突出部9を両側壁部5の左右両側辺(斜め側壁部6a,6bの側辺)の全てから突設させても良いし、両側壁部5の左右両側辺の内、先に説明した傾倒平行四辺形の対角線の短い方の両角に相当する側辺(斜め側壁部6bの側辺)にのみ翼状突出部9を突設しても良い。
【0020】
図7及び図8A,Bに示す実施形態の天井吊り金具20は、貫通ねじ孔3を備えた底板部4の左右両側辺から一体に曲げ加工により立ち上がる板材を、上方程互いに接近する対面板部21と、当該対面板部21の上端側から外側へ互いに離間するように延出する上端板部22と、前記対面板部21の両側辺と前記上端板部22の両側辺とをつなぐ両側板部23と、から成る略左右対称形の外向きスプーン状に曲げ絞り加工して構成された両側壁部5を備え、当該両側壁部5の前記両側板部23に切り欠き凹部24が設けられ、この切り欠き凹部24の上側が前記抜け止め用係止部7に形成されると共に、切り欠き凹部24の下側が、デッキプレート11に於ける蟻溝部12の両肩部13の外側面(デッキプレート11の下側面)13bに当接する突出部9に形成され、対面板部21の突出頂部が前記押し広げ用操作部6に形成されている。
【0021】
上記構成の天井吊り金具20は、両抜け止め用係止部7を蟻溝部12の左右巾方向に並列させた向きでのみ、当該両抜け止め用係止部7を蟻溝部12内に挿入し得るもので、底板部4の貫通ねじ孔3に螺合貫通させた吊りボルト2のねじ込みにより、当該吊りボルト2の上端で両側壁部5を左右に押し広げ、以て、図8に示すように、各側壁部5の左右一対の切り欠き凹部24を蟻溝部12の両肩部13に外嵌させることにより、当該切り欠き凹部24の上側の抜け止め用係止部7を蟻溝部12の左右両側入り隅部14に内嵌させると共に、当該切り欠き凹部24の下側の各左右一対の突出部9を蟻溝部12の両肩部13の外側面(デッキプレート11の下側面)13bに当接させることが出来る。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明の天井吊り金具によれば、デッキプレートの蟻溝部の左右両側入り隅部に両側壁部の上端の抜け止め用係止部を対応させた状態で、吊りボルトをねじ込み方向に強く回転させるだけで、両側壁部を左右に押し広げてその上端の抜け止め用係止部を前記蟻溝部の左右両側入り隅部に嵌合させ、吊りボルトを当該蟻溝部から垂下する状態に、デッキプレートに取り付けることが出来るものであるが、最大の特徴は、このようにデッキプレートの蟻溝部を利用して取り付けられた吊りボルトに左右横向き(蟻溝部の左右巾方向)の大きな外力が作用したとき、蟻溝部内で両側壁部上端の抜け止め用係止部が吊りボルトの揺動方向に回転するのを、両側壁部の外側に設けられた突出部と蟻溝部の左右両側肩部の外側面(デッキプレートの下側面)との当接により阻止させることが出来る点にある。
【0023】
従って、本発明の天井吊り金具によれば、吊りボルトに左右横向き(蟻溝部の左右巾方向)の大きな外力が作用したときでも、仮に、両側壁部の上端抜け止め用係止部と蟻溝部の左右両側入り隅部との嵌合深さが浅くとも、下向きに回動しようとする片側の抜け止め用係止部が蟻溝部内から外れて天井吊り金具(吊りボルト)が蟻溝部から外れ落ちる恐れがなくなり、天井吊り金具の取り付け強度が大巾に向上して安全性を高めることが出来る。
【0024】
尚、請求項2に記載の構成によれば、突出部を構成するための材料増加量を最小限に抑えることが出来、重量増加及びコストアップを抑えることが出来る。勿論、請求項3に記載のように構成して、より確実な外れ止め効果を得ることも出来るし、請求項4に記載のように構成して、製造コストの増大を最小限に抑えることも出来る。
【0025】
更に、請求項5に記載の構成によれば、両側壁部の強度アップを図り、且つ請求項3に記載の構成による効果と同様の効果も同時に得ることが出来るので、安全性の高い天井吊り金具を容易に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は天井吊り金具の斜視図であり、B図はデッキプレート蟻溝部に前記天井吊り金具を利用して吊りボルトを取り付けた状態を示す一部縦断正面図である。
である。
【図2】 A図は天井吊り金具の抜け止め用係止部をデッキプレートの蟻溝部内に挿入した状態を示す一部縦断正面図であり、B図は同状態での横断平面図である。
【図3】 A図は図2Aの状態から天井吊り金具を回転させた状態を示す一部縦断正面図であり、B図は回り止めされる状態まで天井吊り金具を回転させた状態を示す横断平面図である。
【図4】 図1Bの横断平面図である。
【図5】 第二の実施形態に於ける天井吊り金具をデッキプレートに取り付ける直前の状態で示す縦断正面図である。
【図6】 更に第三の実施形態に於ける天井吊り金具をデッキプレートに取り付ける直前の状態で示す縦断正面図である。
【図7】 A図は第四の実施形態に於ける天井吊り金具の平面図であり、B図は同一部縦断正面図である。
【図8】 図7に示す天井吊り金具で吊りボルトをデッキプレートの蟻溝部に取り付けた状態を示す一部縦断正面図である。
【符号の説明】
1,20 天井吊り金具
2 吊りボルト
3 貫通ねじ孔
4 底板部
5 側壁部
6 押し広げ用操作部
7 抜け止め用係止部
8 吊りボルト当接部
9 翼状突出部
10 吊りボルト案内用凹溝部
12 蟻溝部
13 蟻溝部の両肩部
13a 両肩部の内側辺
13b 両肩部の外側面(デッキプレートの下側面)
14 蟻溝部の左右両側入り隅部
21 側壁部の対面板部
22 側壁部の上端板部
23 側壁部の両側板部
24 側壁部の切り欠き凹部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a deck plate used when the lower concrete form plate of a concrete slab is also used, that is, a deck plate (generally referred to as a super E deck) having dovetail grooves at appropriate intervals. The present invention relates to a ceiling hanger that is attached to a groove and is used to suspend various pipes, ducts, ceiling plate attachment frame members, and the like with suspension bolts.
[0002]
[Prior art]
As this type of ceiling suspension fitting, a pair of left and right side walls that are extended from the left and right ends of a bottom plate portion having a through screw hole to the left and right by a suspension bolt that threadably penetrates the through screw hole are connected in series, and both side wall portions At the upper end of the ceiling plate, there is considered a ceiling hanging bracket in which a locking portion for retaining is formed that fits into the left and right corners of the dovetail portion of the deck plate when pushed to the left and right with a suspension bolt.
[0003]
By the way, in this type of conventional ceiling hanging metal fitting, the downward load acting on the suspension bolt is caused by fitting between the locking portion for retaining on both side walls and the left and right side corners of the dovetail portion of the deck plate, The deck plate has a dovetail groove that can be reliably supported by acting on both the left and right shoulders, but the engagement depth of the locking stoppers on both side walls to the dovetail portion of the deck plate is shallow, Since there is a gap between the locking part for retaining the part and the bottom of the dovetail part of the deck plate, when the horizontal and lateral bending force acts on the suspension bolt, the suspension bolt and the ceiling suspension bracket are integrated. And the locking portion for retaining the one side wall part comes off from the dovetail part of the deck plate. That is, when a horizontal bending force is applied to the suspension bolt on which a downward load is applied, the ceiling hanging bracket may easily come off from the dovetail portion of the deck plate.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the conventional problems as described above. The features of the present invention are shown in parentheses with reference numerals of the embodiments described later. The ceiling hanging bracket is provided with a pair of left and right
[0005]
When the ceiling hanging bracket for a deck plate of the present invention having the above-described configuration is implemented, the both
[0006]
Further, the projecting
[0007]
Further, the
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. In FIG. 1A,
[0009]
Each
[0010]
In FIG. 1B, 11 is a deck plate to which the above-described
[0011]
More specifically, in the
[0012]
As shown in FIG. 2A, in a state where the
[0013]
When the
[0014]
Next, the
[0015]
When the
[0016]
As shown in FIG. 1B, the
[0017]
In the state where the
[0018]
As shown in FIG. 5, even when the
[0019]
Moreover, in the
[0020]
7 and 8A and B, the
[0021]
The
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the ceiling hanging bracket of the present invention, the hanging bolt is screwed in the state in which the upper and lower locking engagement portions on the both side walls correspond to the left and right corners of the dovetail portion of the deck plate. Rotate both side walls to the right and left to fit them into the corners on both the left and right sides of the dovetail, and suspend the suspension bolt from the dovetail In addition, it can be attached to the deck plate, but the biggest feature is that it has a large external force in the lateral direction (left and right width direction of the dovetail portion) on the suspension bolt attached using the dovetail portion of the deck plate in this way. When the action acts, the locking stoppers at the upper ends of both side walls rotate within the dovetail groove in the swinging direction of the suspension bolt. The protrusions provided outside the both side walls and the left and right sides of the dovetail groove Shoulder outer surface (deck pre Is the point which may be prevented by abutment of the bets underside of the).
[0023]
Therefore, according to the ceiling hanging bracket of the present invention, even when a large external force is applied to the suspension bolt in the lateral direction (left and right width direction of the dovetail groove portion), the upper end retaining locking portion and the dovetail groove portion on both side walls are assumed. Even if the fitting depth with the left and right side corners is shallow, the locking stopper on one side that tries to rotate downward is removed from the dovetail part and the ceiling hanging bracket (suspending bolt) is detached from the dovetail part There is no fear of falling, and the mounting strength of the ceiling hanger can be greatly improved to increase safety.
[0024]
In addition, according to the structure of
[0025]
Furthermore, according to the structure of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a perspective view of a ceiling hanging bracket, and FIG. B is a partially longitudinal front view showing a state in which a suspension bolt is attached to a deck plate dovetail groove using the ceiling hanging bracket.
It is.
FIG. 2A is a partially longitudinal front view showing a state in which a locking part for retaining a ceiling hanging metal fitting is inserted into a dovetail portion of a deck plate, and FIG. 2B is a cross-sectional plan view in the same state. .
FIG. 3A is a partially longitudinal front view showing a state in which the ceiling hanger is rotated from the state of FIG. 2A, and FIG. 3B is a cross-sectional view showing a state in which the ceiling hanger is rotated until it is prevented from rotating. It is a top view.
FIG. 4 is a cross-sectional plan view of FIG. 1B.
FIG. 5 is a longitudinal sectional front view showing a state immediately before attaching the ceiling hanging bracket to the deck plate in the second embodiment.
FIG. 6 is a longitudinal sectional front view showing a state immediately before the ceiling hanging bracket according to the third embodiment is attached to the deck plate.
7A is a plan view of a ceiling hanger according to a fourth embodiment, and FIG. 7B is a front elevational view of the same part.
8 is a partially longitudinal front view showing a state in which the suspension bolt is attached to the dovetail portion of the deck plate with the ceiling suspension fitting shown in FIG.
[Explanation of symbols]
1,20
14
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242242A JP4492900B2 (en) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | Deck plate ceiling hanging bracket |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242242A JP4492900B2 (en) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | Deck plate ceiling hanging bracket |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002054262A JP2002054262A (en) | 2002-02-20 |
JP4492900B2 true JP4492900B2 (en) | 2010-06-30 |
Family
ID=18733288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000242242A Expired - Lifetime JP4492900B2 (en) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | Deck plate ceiling hanging bracket |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4492900B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017175659A1 (en) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | エヌパット株式会社 | Suspension bolt support bracket |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040048590A (en) * | 2002-12-04 | 2004-06-10 | 김영욱 | Insert for deckplate |
JP6853554B2 (en) * | 2018-04-20 | 2021-03-31 | 株式会社ササクラ | Radiant air conditioner |
US11891818B2 (en) | 2019-05-10 | 2024-02-06 | Verco Decking, Inc. | Decking anchor, decking system utilizing the decking anchor, and method of installing the decking anchor |
US11519185B2 (en) | 2019-12-27 | 2022-12-06 | Verco Decking, Inc. | Decking anchor, decking system utilizing the decking anchor, and method of installing the decking anchor |
BE1030662B1 (en) | 2022-06-24 | 2024-01-30 | Cdm Stravitec | Mounting system for in a dovetail groove |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0738339U (en) * | 1993-12-24 | 1995-07-14 | 株式会社タカギセイコー | Hanging bolt fitting |
-
2000
- 2000-08-10 JP JP2000242242A patent/JP4492900B2/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0738339U (en) * | 1993-12-24 | 1995-07-14 | 株式会社タカギセイコー | Hanging bolt fitting |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017175659A1 (en) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | エヌパット株式会社 | Suspension bolt support bracket |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002054262A (en) | 2002-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002115502A5 (en) | ||
CA2187851A1 (en) | Expansion joint cap | |
JP4492900B2 (en) | Deck plate ceiling hanging bracket | |
JPS63138038A (en) | Hanger structure in deck plate | |
CA2196515C (en) | Drawer | |
US6000495A (en) | Scaffolding system | |
JPH1179182A (en) | Synthetic resin pallet | |
JPH0433290Y2 (en) | ||
JP2838695B2 (en) | Hanging bolt attachment for deck plate | |
JP2001508683A (en) | Racks for supporting objects to be supported | |
JPH078690Y2 (en) | Ceiling material mounting bracket | |
JP7457565B2 (en) | hanger metal fittings | |
JP2589338Y2 (en) | Ceiling suspension bracket for deck plate | |
RU144162U1 (en) | WEDGE ASSEMBLY FOR FASTENING CONSTRUCTION STRUCTURES | |
JP2550646Y2 (en) | Separator fixture | |
JPH11287010A (en) | Ceiling material mounting device | |
JPH0644971Y2 (en) | Ceiling hanging hardware | |
KR101170543B1 (en) | Device for clamping horizontal rod and vertical column | |
JPS6129884Y2 (en) | ||
JPH0644970Y2 (en) | Ceiling hanging hardware | |
JP3665128B2 (en) | Building separator fixing bracket | |
JPH0631216Y2 (en) | Structural member having a closed cross-sectional shape | |
JP2566737Y2 (en) | Hardware for ceiling hanger | |
JP2004267523A (en) | Structure for mounting shelf on partition panel device | |
JPH0528860Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100401 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4492900 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 4 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |