JP4491930B2

JP4491930B2 - Instant food container lid

Info

Publication number: JP4491930B2
Application number: JP2000230738A
Authority: JP
Inventors: 健一金子; 俊晴荒木; 雅士後藤
Original assignee: Toppan Inc
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 2000-07-31
Filing date: 2000-07-31
Publication date: 2010-06-30
Anticipated expiration: 2020-07-31
Also published as: JP2002037311A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上端に開口部を有し、かつ上端周縁にフランジ部を有する容器本体の、前記フランジ部のシール密封に適した紙を主体とした蓋材に関するものであり、特に即席麺等を収納し、熱湯を注いで食する容器の蓋材を構成するアルミニウム箔を含まない構成の蓋材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば即席麺や即席スープ等を収納する容器で、上端に開口部を有し、かつ上端周縁にフランジ部を有する容器本体の前記フランジ部をシール等で密封する紙を主体とした蓋材として、紙層の下面にアルミニウム箔、シーラント層が積層されたものが知られている。この開封に際し、フランジ部にシールされている蓋材をその周縁のタブを持ち上げながら略中心部まで剥がすと、上記のようなアルミニウム箔を介在させた構成の蓋材は、剥がしたままの状態を維持できる性質（以下デッドホールド性という）を有する。この性質により、例えば即席ラーメンなどでは、剥がして半開きの状態のまま容易に熱湯を注ぐことができ、次いで一旦再封して麺を温めほぐし柔らかくする場合、蓋材を元に戻し、タブを容器本体のフランジ部に巻き付けるようにして止められる性質（以下再封性という）を有するものであった。この再封性として蓋材を元に戻すとカールなどせずに平坦になる性質であってもよい。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなアルミニウム箔が介在する構成の蓋材においては、使用後の焼却処理において、アルミニウム箔が炉中にインゴットとして絡みついて焼却炉を傷めたり、焼却効率を低下させたりする問題があった。また、その焼却灰の埋立処分において雨水等との反応による有害ガスの発生等の問題があった。
【０００４】
さらにまた、蓋材にアルミニウム箔の介在は、内容物が収容された容器中に金属系切り粉等の混入を検査する金属探知機の使用を不可能にしていて、このような金属探知機使用による検査法を可能とすることが要望されていた。
【０００５】
上記問題点と要望点を解決するための蓋材として、例えばアルミニウム箔を除いた紙層、シーラント層等で構成された積層材料を用いた場合、デッドホールド性がなく簡単に蓋が簡単に閉じてしまい、熱湯を注ぎ難くし、熱湯がこぼれ火傷などの危惧があった。また熱湯を注いだ後の再封に際し、熱等で蓋がカールして閉まらず、そのまま再封しにくいという問題点があった。
【０００６】
本発明は、かかる従来技術の問題点や要望点を解決するものであり、その課題とするところは、廃棄物に係わる環境問題の危惧がなく、かつ金属探知機による製品の検査を可能にするために、アルミニウム箔を用いない構成の積層体であっても、十分な開封状態（デッドホールド性）と再封性を有する即席食品用容器の蓋材を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項１の発明では、容器本体の上端開口部をシール密封する、アルミニウム箔を含まない積層体で、かつ外周縁に剥離用タブと開封用タブを有し、該両タブは中心より略９０°の位置に設けられている即席食品用容器の蓋材において、前記積層体は、複合シートと表面シートとが、中央に前記剥離用タブの基部の幅近傍の所定の領域に易剥離剤を塗布することにより形成された易剥離層による易剥離領域と該易剥離領域以外の接着領域とに区画されて互いに積層接着され、前記表面シートの易剥離領域と接着領域の境界線よりやや易剥離領域の両側にハーフカットによるミシン目もしくはそれと類似の切り目を刻設してなることを特徴とする即席食品用容器の蓋材としたものである。
【０００８】
また、請求項２の発明では、前記表面シートは紙層でなり、複合シートは内面側から少なくともシーラント層、基材フィルム層、接着熱可塑性樹脂層の順に積層されていることを特徴とする請求項１記載の即席食品用容器の蓋材としたものである。
【０００９】
上記請求項１または２の発明によれば、アルミニウム箔を含まないので、廃棄物に係わる環境問題の危惧がなく、かつ金属探知機による検査が可能にしたものである。さらに、開封に際し、まず外周縁の剥離用タブを引っ張り上げると易剥離領域の両側にハーフカットによるミシン目もしくはそれと類似の切り目に沿って易剥離領域の表面シートが切れて剥離され、次いで他方の開封用タブを引っ張りあげ、その剥離された部分まで蓋材を剥がして折り曲げると、その剥離された部分が、シーラント層、基材フィルム層等でなる薄いフィルムのみとなるので、折り曲げられたままの状態を維持できる性質、即ちデットホールド性を有し、さらに再封に際し、折り曲げられた部分を元に戻すと、この部分に紙層がないのでカールが無くなり平坦な状態に戻り易くなる所謂再封性にも優れる即席食品用容器の蓋材とすることができる。
【００１０】
また、請求項３の発明では、前記剥離用タブの基部の複合シートにハーフカットによる溝を刻設し、該刻設されたハーフカットによる溝が前記ミシン目もしくはそれと類似の切り目と交差していることを特徴とする請求項１または２記載の即席食品用容器の蓋材としたものである。
【００１１】
上記請求項３の発明によれば、開封前の易剥離領域の剥離に際し、その剥離用タブを一旦手前側に折り曲げてから引っ張りあげると、複合シートに刻設されたハーフカット溝がきっかけとなり、この溝と交差している表面シートのミシン目等から切断し易くなるので、易剥離領域における表面シートの剥離を容易にかつ確実にすることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
本発明は、図１の斜視図に示すように、例えば上端の周縁にフランジ部（１２）を設けた開口部を有する容器本体（１０）の前記開口部を密封するための即席食品用容器の蓋材（２０）に関するものであって、その蓋材（２０）は、アルミニウム箔を含まない積層体で、その外周縁に剥離用タブ（２２ａ）と開封用タブ（２２ｂ）を有し、これら両タブ（２２ａ、２２ｂ）は中心より略９０°の位置に設けられていて、その一方の剥離用タブ（２２ａ）は、表面シートに刻設されているミシン目（３２）を切断し表面シートを剥離するためのもので、他方の開封用タブ（２２ｂ）は、即席食品用容器の蓋材（２０）をフランジ部（１２）から剥離し開封するためのものであり、容器本体（１０）のフランジ部（１２）にヒートシール等でシールされ、密封されているものである。
【００１３】
上記本発明の即席食品用容器の蓋材（２０）は、まず図２の正面図に示すように、中心より４５°方向に延びる外周縁に剥離用タブ（２２ａ）と開封用タブ（２２ｂ）を有し、中央に前記の剥離用タブ（２２ａ）の基部（４８）に近い幅の領域に易剥離剤の塗布でなる易剥離領域（Ｌ１）とこの易剥離領域（Ｌ１）以外の接着領域（Ｌ２）とに区画されて表面の表面シートと内面の複合シートが互いに積層接着されていて、前記表面シートの易剥離領域（Ｌ１）と接着領域（Ｌ２）との２本の境界線（２６）よりやや易剥離領域（Ｌ１）内に、それぞれ複数本（図面では２本づつ）のハーフカットによるミシン目（３２）を刻設してなるものである。
【００１４】
さらに上記本発明の即席食品用容器の蓋材（２０）は、アルミニウム箔を含まない積層体でなり、この積層体は、図２のＢ−Ｂ面断面図として図３に示すように、例えば表面の表面シート（３０）と内面の複合シート（４０）が、中央に剥離用タブの基部の幅近傍の領域に易剥離剤を塗布することにより形成された易剥離層（５０）による易剥離領域（Ｌ１）とこの易剥離領域（Ｌ１）の両側に表面シート（３０）と複合シート（４０）が接着する接着領域（Ｌ２）とに区画されて互いに積層接着され、この表面シート（３０）の易剥離領域（Ｌ１）と接着領域（Ｌ２）の境界線（２６）よりやや易剥離領域（Ｌ１）内にハーフカットによるミシン目（３２）を刻設してなるものである。
【００１５】
上記事例ではミシン目（３２）を、それぞれ２本づつとしてあるが、特にその本数を限定するものではない。しかし例えば３〜４本づつ位とした方が切断しようとする線から外れて破れることがなく、直線的に切断され易くなるので好ましい本数である。また、このミシン目（３２）と類似の切れ目でもよく、例えば剥離用タブ（２２ａ）側から見て直線的に多数のハの字で形成される所謂ハの字切れ目（図示せず）とすることもできる。
【００１６】
また、本発明では、図３に示すように、例えば前記表面シート（３０）は紙層でなり、複合シート（４０）は、内面側から容器のフランジ部にシール適性のあるシーラント層（４２）、基材フィルム層（４４）、印刷インキなどによる遮光層（４６）、表面シート（３０）との接着性を持たせるための接着熱可塑性樹脂層（４５）の順に積層されている即席食品用容器の蓋材（２０）である。
【００１７】
また複合シート（４０）の層構成は、内面側からシーラント層（４２）、印刷インキなどによる遮光層（４６）、基材フィルム層（４４）、接着熱可塑性樹脂層（４５）、印刷インキなどによる遮光層（４６）の順とし、遮光層（４６）を外側すなわち表面シート（３０）側に施してもよく、遮光を必要としない内容物の場合は、この遮光層（４６）がない構成であっても構わない。
【００１８】
また、本発明では、図４の裏面拡大図に示すように、剥離用タブ（２２ａ）の基部（２４）の複合シート面にハーフカット溝（４８）を刻設し、この刻設されたハーフカット溝（４８）が、表面シートに刻設されたミシン目（３２）と直交するようにしたものである。
【００１９】
以上のような本発明の即席食品用容器の蓋材の開封は、例えば図５の斜視図に示すように、まず帯状の易剥離領域（Ｌ１）の先端の剥離用ノブ（２２ａ）をつまみ、その裏面の基部に施されているハーフカット溝（４８）で手前に折り曲げ、続いてこのハーフカット溝（４８）をきっかけとしてミシン目（３２）に沿って破りながら易剥離領域（Ｌ1 ）の易剥離層（５０）から剥離して、剥離用ノブ（２２ａ）ごと易剥離領域（Ｌ1 ）の表面シート（３０）を取り去る。その結果、易剥離領域（Ｌ1 ）の表面シート（３０）が取り去られた部分は、薄い複合シート（４０）のみとなる。
【００２０】
続いて、図６の側断面図に示すように、もう一方のノブつまり開封用ノブ（２２ｂ）を引っ張り上げながら中央の帯状の易剥離領域で表面シート（３０）が剥離除去された部分まで容器フランジ部（１２）より剥離し、その剥離除去された部分の複合シート（４０）から折り曲げて開封が完了する。このように易剥離領域の表面シート（３０）が剥離除去された部分の複合シート（１０）は薄いフィルムのみでなるのでデットホールド性に優れたような状態となり、よって折り曲げられたままの状態を保持できるようになる。このように折り曲げられた状態で容易に安全に熱湯等を容器内に注ぐことができる。
【００２１】
また、本発明の即席食品用容器の蓋材の再封は、図７の斜視図に示すように、折り曲げられた易剥離領域内の帯状の複合シート（４０）のみの部分を元の平坦な状態に戻すと、この部分に表面シート（３０）としての紙層がないので熱湯によるカール等もなく自然に平坦な状態となり、この状態を維持できる再封性に優れるので、麺等を温めほぐすために、蓋の上に重し等を乗せずに済む蓋材とすることができる。
【００２２】
以下に本発明の即席食品用容器の蓋材（２０）の材料等を説明する。
まず本発明の即席食品用容器の蓋材（２０）を構成する表面シート（３０）としては、紙層でなり、少なくとも表面が白色で多色印刷適性を有するものが好ましく、例えば坪量５０ｇ／ｍ²〜１２０ｇ／ｍ²程度の両アート紙、片アート紙あるいは両面コート紙、片面コート紙などを好適に使用することができ、場合によっては合成紙であってもよい。
【００２３】
また、本発明の即席食品用容器の蓋材（２０）の複合シート（４０）を構成するシーラント層（４２）としては、例えばヒートシール性に優れる直鎖低密度ポリエチレン（ＬＬＤＰＥ）、低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）、無延伸ポリプロピレン（ＣＰＰ）等のポリオレフィン樹脂あるいはエチレン／酢酸ビニル共重合体（ＥＶＡ）、エチレン／アクリル酸共重合体（ＥＡＡ）、エチレン／メタアクリル酸共重合体（ＥＭＡＡ）等エチレン共重合樹脂のフィルムが好適に用いられ、さらにこれらポリオレフィン樹脂にポリスチレンやポリブデン等からなる、ポリオレフィン樹脂に対し不相溶性成分を混合したものとすることもできる。また、エチレン／酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン／アクリル酸共重合樹脂等からなるホットメルト接着剤を塗布量１５〜２５ｇ／ｍ²程度で設けてもよく、これらシーラント層（４２）によって容器本体（１０）のフランジ部（１２）との十分な密封性と剥離開封性を可能とすることができる。
【００２４】
また、本発明の即席食品用容器の蓋材（２０）の複合シート（４０）を構成する基材フィルム（４４）としては、例えば厚さ６〜１６μｍのポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）フィルム、厚さ１５〜２５μｍの二軸延伸ポリエチレン（０ＰＥ）フィルム、二軸延伸ナイロン（ＯＮｙ）フィルム、厚さ１０〜２５μｍの二軸延伸ポリプロピレン（ＯＰＰ）フィルムなどの比較的薄く腰のないフィルムが挙げられ、サイズや内容物等によって適宜選定することができる。
【００２５】
さらにまた、本発明の即席食品用容器の蓋材（２０）の複合シート（４０）を構成する接着熱可塑性樹脂層（４５）としては、例えば熱溶融された直鎖低密度ポリエチレン（ＬＬＤＰＥ）、低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）とエチレン／メタアクリル酸共重合樹脂（ＥＭＡＡ）の混合樹脂等を厚さ１３〜２５μｍに押出してラミネート層としたものがなど挙げられる。
【００２６】
また、必要に応じて設けられる遮光層（４６）としては、カーボン入りのインキでもよいが、前記基材フィルム（４４）と接着熱可塑性樹脂層（４５）とを接着させる目的からエチレン／メタアクリル酸共重合樹脂（ＥＭＡＡ）やウレタン等のアンカーコート剤を混合したものとすることもでき、グラビア法等で塗布して得られる。
【００２７】
さらに、本発明の即席食品用容器の蓋材（２０）を構成する易剥離層（５０）としては、例えばニトロセルロース（硝化綿）系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリアミド樹脂あるいはこれら樹脂の混合物を主体とし、これらにポリエチレンワックスやシリコン等を相溶性を考慮して混合したものなどが挙げられ、これらを剥離ニスとしてグラビア法あるいはスクリーン法等にて易剥離領域（Ｌ１）に部分塗布して得ることができる。
【００２８】
【実施例】
次に実施例により、本発明を具体的に説明する。
〈実施例１〉
図３の側断面図に示すように、表面シート（３０）として、表面に絵柄等が印刷された坪量８０ｇ／ｍ²の片面コート紙を用い、その裏面に、ニトロセルロース５０重量部にポリエチレンワックス５０重量部をブレンドした易剥離剤を幅２５ｍｍの帯状の易剥離領域（Ｌ１）に塗布乾燥して易剥離層（５０）を形成した。
【００２９】
一方で基材フィルム（４４）として厚さ１２μｍのポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）フィルムを用い、その片面にウレタン系のアンカーコート剤を介して厚さ２０μｍの低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）フィルムをラミネートし、もう一方の片面にカーボン入りアンカーコート剤を遮光層（４６）として塗布乾燥し、この遮光層（４６）面と、上記で得た表面シート（３０）の易剥離層（４５）面との間に熱溶融された低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）５０重量部とエチレン／メタアクリル酸共重合樹脂（ＥＭＡＡ）５０重量部のブレンド樹脂を厚さ２０μｍの接着熱可塑性樹脂層（４５）として押し出してラミネートし、即席食品用容器の蓋材のための積層体を得た。
【００３０】
続いて図２に示すように、上記で得られた積層体の易剥離領域（Ｌ１）内両側に、それぞれ４本のミシン目（３２）を表面シートに施し、その帯状の易剥離領域（Ｌ１）方向の周縁先端に剥離用ノブ（２２ａ）とその帯状の易剥離領域（Ｌ１）と直交する方向の周縁に開封用ノブ（２２ｂ）と、該剥離用ノブ（２２ａ）の基部（２４）裏面で、複合シートにハーフカット溝（図示せず）を施した直径１００ｍｍの即席食品用容器の蓋材（２０）を得た。
【００３１】
上記で得られた即席食品用容器の蓋材（２０）を紙カップのフランジ部にヒートシールして密封し、即席麺カップの資料を作製した。この資料の開封に際するデッドホールド性（熱湯の注ぎ易さ）は、図６に示すように、開封用ノブ（２２ｂ）を引っ張り上げながらカップのフランジ部（１２）から剥離して、中央の易剥離領域で表面シート（３０）が切断され除去された部分で折り曲げられるとそのままの状態を維持するもので、熱湯の注ぎ易いものであった。またその再封性（熱湯を注いだ後、麺を温め軟らかくする待ち時間の再封のし易さ）は、図７に示すように、表面シート（３０）が切断され除去された部分では薄い樹脂フィルムのみでできているので熱（熱湯）によるカールがないので元の平坦な状態に戻すとそのままの状態を維持するもので、特に重しなどを必要としない所謂再封性に優れるものであった。
【００３２】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、本発明の即席食品用容器の蓋材は、紙層でなる表面シートと各種合成樹脂類のフィルムでなる複合シートの積層体でなり、アルミニウム箔を含まないので、廃棄物に係わる環境問題の負荷が軽減され、かつ金属探知機による製品検査を可能にすることができ、さらに、この蓋材の開封に際し、剥離用タブより表面シートの帯状の易剥離領域を切断剥離してこの部分を薄い樹脂フィルム（複合シート）のみとすると、開封用タブより容器からの剥離開封に際し、この薄い樹脂フィルムのみの部分が曲げられたままの状態を維持する所謂デッドホールド性に優れ、また再封に際し、折り曲げられた部分を元の平坦な状態に戻すと、そのままの状態を維持する所謂再封性に優れる即席食品用容器の蓋材とすることができる。
【００３３】
また、剥離用タブの基部で、その裏面即ち複合シートにハーフカット溝を設けることによって、易剥離領域での剥離に際し、このハーフカット溝がきっかけとなり、この溝と交差しているミシン目等からより確実に切断し易くすることができる。
【００３４】
従って本発明は、即席麺、即席スープ等の容器の蓋材において、環境問題の負荷が少なくかつ製品検査に金属探知機が使用でき、アルミニウム箔が介在しなくともデッドホールド性と再封性にも優れる即席食品用容器の蓋材として、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の即席食品用容器の蓋材が適用される一実施の形態を説明する斜視図である。
【図２】本発明の即席食品用容器の蓋材の一実施の形態を示すもので、その正面図である。
【図３】本発明の即席食品用容器の蓋材の一実施の形態を示すもので、その側断面図である。
【図４】本発明の即席食品用容器の蓋材の一実施の形態を示すもので、その裏面拡大図である。
【図５】本発明の即席食品用容器の蓋材の開封前の剥離状態の一実施の形態を示す斜視図である。
【図６】本発明の即席食品用容器の蓋材の開封状態とデッドホールド性の一実施の形態を示す側断面図である。
【図７】本発明の即席食品用容器の蓋材の再封状態と再封性の一実施の形態を示す側断面図である。
【符号の説明】
１０‥‥容器本体
１２‥‥フランジ部
２０‥‥即席食品用容器の蓋材
２２ａ‥‥剥離用タブ
２２ｂ‥‥開封用タブ
２４‥‥開封用タブの基部
２６‥‥境界線
３０‥‥表面シート
３２‥‥ミシン目
４０‥‥複合シート
４２‥‥シーラント層
４４‥‥基材フィルム層
４５‥‥接着熱可塑性樹脂層
４６‥‥遮光層
４８‥‥ハーフカット溝
Ｌ１‥‥易剥離領域
Ｌ２‥‥接着領域[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cover material mainly composed of paper suitable for sealing and sealing the flange part of a container body having an opening part at the upper end and a flange part at the upper edge, and particularly for instant noodles and the like. The present invention relates to a lid member that does not include an aluminum foil that constitutes a lid member for a container that is stored and poured with hot water.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, a container for storing instant noodles, instant soup, etc., which is mainly made of paper that seals the flange portion of the container body having an opening at the upper end and a flange portion at the upper end periphery with a seal or the like. Is known in which an aluminum foil and a sealant layer are laminated on the lower surface of a paper layer. At the time of opening, if the lid material sealed to the flange portion is peeled off to the substantially central portion while lifting the tabs on the periphery, the lid material having the above-described aluminum foil intervening state remains peeled off. It has a property that can be maintained (hereinafter referred to as dead hold property). Due to this property, for example, instant ramen can be peeled off and easily poured in half-open state, and then resealed once to warm the noodles and soften them, put the lid back on and put the tabs in the container It had a property (hereinafter referred to as resealability) that can be stopped by being wound around the flange portion of the main body. The resealability may be a property of flattening without curling when the lid is returned to its original state.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the lid material having the structure in which the aluminum foil is interposed as described above, in the incineration process after use, there is a problem that the aluminum foil is entangled as an ingot in the furnace and damages the incinerator or reduces the incineration efficiency. there were. In addition, the landfill disposal of the incineration ash has problems such as generation of harmful gases due to reaction with rainwater.
[0004]
Furthermore, the inclusion of aluminum foil in the lid makes it impossible to use a metal detector that inspects the mixing of metal chips in the container in which the contents are stored. There has been a demand for an inspection method based on this.
[0005]
For example, when a laminated material composed of a paper layer, sealant layer, etc., excluding aluminum foil, is used as a lid for solving the above problems and requirements, the lid can be easily closed without dead hold. As a result, it was difficult to pour hot water, and there was a risk of hot water spilling and burning. Moreover, when resealing after pouring hot water, there was a problem that the lid was not curled and closed by heat or the like, and it was difficult to reseal as it was.
[0006]
The present invention solves the problems and demands of the prior art, and the problem is that there is no risk of environmental problems related to waste, and the product can be inspected by a metal detector. Therefore, even if it is a laminated body of the structure which does not use aluminum foil, it is providing the lid | cover material of the container for instant foods which has sufficient open state (dead hold property) and resealability.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object in the present invention, first, in the invention of claim 1, the upper end opening of the container body is hermetically sealed, and is a laminate that does not contain aluminum foil, and has a peeling tab and an opening on the outer periphery. In the lid for an instant food container provided at a position approximately 90 ° from the center, the laminated body is composed of a composite sheet and a top sheet, and the peeling tab in the center. The topsheet is partitioned and bonded to each other by an easy-peeling layer formed by applying an easy-peeling agent to a predetermined region near the width of the base part and an adhesive region other than the easy-peeling region. It is a lid for instant food containers, characterized in that a perforation by half cut or a similar cut is engraved on both sides of the easy peel area slightly from the boundary line between the easy peel area and the adhesive area. is there.
[0008]
In the invention of claim 2, the top sheet is a paper layer, and the composite sheet is laminated in order of at least a sealant layer, a base film layer, and an adhesive thermoplastic resin layer from the inner surface side. Item 1. A lid for a container for instant food according to Item 1.
[0009]
According to the first or second aspect of the invention, since the aluminum foil is not included, there is no fear of environmental problems related to waste, and inspection by a metal detector is possible. Furthermore, when opening the opening, first the pull-up tab on the outer peripheral edge is pulled up, the surface sheet of the easy-peeling area is cut and peeled along the perforation by half-cut or similar cuts on both sides of the easy-peeling area, and then the other side Pull up the opening tab, peel off the lid to the peeled part and fold it, and the peeled part will be only a thin film consisting of a sealant layer, base film layer, etc. So-called reseal that has a property that can maintain the state, that is, a dead hold property, and when the folded part is returned to its original state when it is resealed, there is no paper layer in this part, so there is no curl and it is easy to return to a flat state. It can be used as a lid for an instant food container that is also excellent in performance.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, a half cut groove is formed in the composite sheet at the base of the peeling tab, and the formed half cut groove intersects the perforation or a similar cut. The lid for the instant food container according to claim 1 or 2, wherein the container is for instant food.
[0011]
According to the invention of claim 3 above, when peeling the easy peeling region before opening, when the peeling tab is once bent and then pulled up, the half cut groove formed in the composite sheet becomes a trigger, Since it becomes easy to cut | disconnect from the perforation etc. of the surface sheet which cross | intersects this groove | channel, peeling of the surface sheet in an easily peelable area | region can be performed easily and reliably.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in the perspective view of FIG. 1, the present invention provides an instant food container for sealing the opening of a container body (10) having an opening having a flange (12) at the periphery of the upper end, for example. The lid member (20) is a laminate that does not include an aluminum foil, and has a peeling tab (22a) and an opening tab (22b) on the outer periphery thereof. Both tabs (22a, 22b) are provided at a position of approximately 90 ° from the center, and one of the peeling tabs (22a) cuts the perforation (32) engraved on the top sheet and the top sheet. The other opening tab (22b) is for peeling off and opening the lid (20) of the instant food container from the flange portion (12), and the container body (10). Seal the flange (12) with heat seal etc. It is, those which are sealed.
[0013]
As shown in the front view of FIG. 2, the lid (20) of the instant food container of the present invention is firstly provided with a peeling tab (22a) and an opening tab (22b) on the outer peripheral edge extending in the direction of 45 ° from the center. An easy-peeling region (L1) formed by applying an easy-peeling agent in a region near the base (48) of the stripping tab (22a) at the center and an adhesive region other than the easy-peeling region (L1) The surface sheet on the surface and the composite sheet on the inner surface are laminated and adhered to each other, and two boundary lines (26) between the easily peelable region (L1) and the adhesive region (L2) of the surface sheet ) Perforations (32) formed by a plurality of half cuts (two in the drawing) are formed in the easily peelable region (L1).
[0014]
Furthermore, the lid material (20) of the instant food container of the present invention is a laminated body that does not contain an aluminum foil, and this laminated body is, for example, as shown in FIG. Easy peeling by the easy peeling layer (50) formed by applying an easy peeling agent to the region in the vicinity of the width of the base of the peeling tab at the center of the top surface sheet (30) and the inner surface composite sheet (40). The top sheet (30) and the composite sheet (40) are partitioned on both sides of the region (L1) and the easily peelable region (L1), and are laminated and adhered to each other. The top sheet (30) A perforation (32) by half-cutting is formed in the easily peelable area (L1) slightly from the boundary line (26) between the easily peelable area (L1) and the adhesion area (L2).
[0015]
In the above example, there are two perforations (32), but the number of perforations (32) is not particularly limited. However, for example, the number of three or four is preferable because it does not break off the line to be cut and is not torn and is easily cut linearly. The perforation (32) may be similar to the cut line, for example, a so-called C-shaped cut line (not shown) formed linearly as viewed from the peeling tab (22a) side. You can also.
[0016]
In the present invention, as shown in FIG. 3, for example, the top sheet (30) is a paper layer, and the composite sheet (40) is a sealant layer (42) that is suitable for sealing from the inner surface side to the flange portion of the container. For instant foods, a base film layer (44), a light shielding layer (46) with printing ink, etc., and an adhesive thermoplastic resin layer (45) for adhesion to the top sheet (30) are laminated in this order. It is a lid | cover material (20) of a container.
[0017]
The layer structure of the composite sheet (40) is as follows. From the inner surface side, the sealant layer (42), the light shielding layer (46) by printing ink, the base film layer (44), the adhesive thermoplastic resin layer (45), printing ink, etc. In the order of the light shielding layer (46), the light shielding layer (46) may be provided on the outer side, that is, on the surface sheet (30) side, and in the case of contents that do not require light shielding, the light shielding layer (46) is not provided. It does not matter.
[0018]
Further, in the present invention, as shown in the enlarged rear view of FIG. 4, a half-cut groove (48) is formed on the composite sheet surface of the base (24) of the peeling tab (22a), and the engraved half is formed. The cut groove (48) is perpendicular to the perforation (32) engraved in the top sheet.
[0019]
For opening the lid of the instant food container of the present invention as described above, for example, as shown in the perspective view of FIG. 5, first, the stripping knob (22a) at the tip of the strip-shaped easy stripping region (L1) is pinched, The half-cut groove (48) provided on the base of the back surface is bent forward, and the half-cut groove (48) is used as a trigger to break along the perforation (32) to facilitate the easy peeling region (L1). It peels from a peeling layer (50), and removes the surface sheet (30) of an easily peelable area | region (L1) with the knob (22a) for peeling. As a result, only the thin composite sheet (40) is removed from the surface sheet (30) in the easy peeling region (L1).
[0020]
Subsequently, as shown in the side sectional view of FIG. 6, while pulling up the other knob, that is, the opening knob (22b), the container up to the portion where the surface sheet (30) is peeled and removed in the central strip-like easy peeling region Peeling from the flange portion (12) and folding from the peeled and removed portion of the composite sheet (40) completes opening. Thus, since the composite sheet (10) of the part where the surface sheet (30) in the easy peeling region is peeled and removed is composed of only a thin film, the state is excellent in the dead hold property, and thus the state of being folded is maintained. It can be held. Hot water or the like can be poured into the container easily and safely in the folded state.
[0021]
In addition, as shown in the perspective view of FIG. 7, the resealing of the lid for the instant food container of the present invention is performed by replacing only the band-shaped composite sheet (40) in the folded easily peelable area with the original flat surface. When returning to the state, since there is no paper layer as a surface sheet (30) in this part, it becomes a naturally flat state without curling by hot water, etc., and since it has excellent resealability that can maintain this state, the noodles etc. are warmed and loosened Therefore, it is possible to provide a lid member that does not require a weight or the like on the lid.
[0022]
Below, the material of the lid | cover material (20) of the container for instant foods of this invention is demonstrated.
First, the top sheet (30) constituting the lid (20) of the instant food container of the present invention is preferably a paper layer, and at least the surface is white and has multicolor printing suitability. For example, the basis weight is 50 g / Both art paper of about m ^{2 to} 120 g / m ² , single-sided art paper, double-sided coated paper, single-sided coated paper, and the like can be suitably used. In some cases, synthetic paper may be used.
[0023]
Moreover, as a sealant layer (42) which comprises the composite sheet (40) of the lid | cover material (20) of the container for instant foods of this invention, for example, the linear low density polyethylene (LLDPE) excellent in heat-sealability, low density polyethylene (LDPE), high density polyethylene (HDPE), polyolefin resin such as unstretched polypropylene (CPP), ethylene / vinyl acetate copolymer (EVA), ethylene / acrylic acid copolymer (EAA), ethylene / methacrylic acid copolymer A film of an ethylene copolymer resin such as a polymer (EMAA) is preferably used, and further, an incompatible component with a polyolefin resin made of polystyrene, polybutene or the like may be mixed with the polyolefin resin. Further, a hot melt adhesive made of ethylene / vinyl acetate copolymer resin, ethylene / acrylic acid copolymer resin or the like may be provided at a coating amount of about 15 to 25 g / m ² , and the container body ( 10) It is possible to achieve sufficient sealing performance and peel-opening performance with the flange portion (12).
[0024]
Moreover, as a base film (44) which comprises the composite sheet (40) of the lid | cover material (20) of the container for instant foods of this invention, a polyethylene terephthalate (PET) film of thickness 6-16 micrometers, for example, thickness 15 Examples include relatively thin films such as ˜25 μm biaxially stretched polyethylene (0PE) film, biaxially stretched nylon (ONy) film, and 10-25 μm thick biaxially stretched polypropylene (OPP) film. It can be selected appropriately depending on the contents.
[0025]
Furthermore, as the adhesive thermoplastic resin layer (45) constituting the composite sheet (40) of the lid (20) of the instant food container of the present invention, for example, heat-melted linear low density polyethylene (LLDPE), Examples include a laminate layer obtained by extruding a mixed resin of low density polyethylene (LDPE) and ethylene / methacrylic acid copolymer resin (EMAA) to a thickness of 13 to 25 μm.
[0026]
The light shielding layer (46) provided as necessary may be carbon-containing ink, but ethylene / methacrylic for the purpose of bonding the base film (44) and the adhesive thermoplastic resin layer (45). It can also be a mixture of an acid copolymer resin (EMAA) or an anchor coating agent such as urethane, and can be obtained by applying by a gravure method or the like.
[0027]
Furthermore, as the easily peelable layer (50) constituting the lid (20) of the instant food container of the present invention, for example, a nitrocellulose (nitrified cotton) resin, a urethane resin, a polyamide resin or a mixture of these resins is mainly used. And a mixture of polyethylene wax, silicon and the like in consideration of compatibility. These can be obtained by partially coating the easy peeling region (L1) by a gravure method or a screen method as a peeling varnish. Can do.
[0028]
【Example】
Next, an Example demonstrates this invention concretely.
<Example 1>
As shown in the side sectional view of FIG. 3, as the top sheet (30), single-sided coated paper with a basis weight of 80 g / m ² on which a pattern or the like is printed is used, and on the back side, 50 parts by weight of nitrocellulose and polyethylene are used. The easy release agent blended with 50 parts by weight of wax was applied and dried on a strip-like easy release region (L1) having a width of 25 mm to form an easy release layer (50).
[0029]
On the other hand, a polyethylene terephthalate (PET) film having a thickness of 12 μm was used as the base film (44), and a low-density polyethylene (LDPE) film having a thickness of 20 μm was laminated on one side thereof via a urethane anchor coating agent. On one side, an anchor coating agent containing carbon is applied and dried as a light shielding layer (46), and between the surface of the light shielding layer (46) and the easily peelable layer (45) surface of the surface sheet (30) obtained above. A blended resin of 50 parts by weight of heat-melted low density polyethylene (LDPE) and 50 parts by weight of ethylene / methacrylic acid copolymer resin (EMAA) is extruded and laminated as an adhesive thermoplastic resin layer (45) having a thickness of 20 μm. A laminate for a lid for an instant food container was obtained.
[0030]
Subsequently, as shown in FIG. 2, four perforations (32) are applied to the surface sheet on both sides in the easy-peeling region (L1) of the laminate obtained above, and the strip-like easy-peeling region (L1) ) Direction peripheral edge at the distal end of the peeling knob (22a) and the strip-shaped easy peeling area (L1) in the direction perpendicular to the opening knob (22b), the base of the peeling knob (22a) (24) back surface Thus, a lid for a container for instant food with a diameter of 100 mm in which a half cut groove (not shown) was provided on the composite sheet was obtained.
[0031]
The lid for the instant food container (20) obtained above was heat-sealed on the flange of the paper cup and sealed to prepare an instant noodle cup document. As shown in FIG. 6, the dead hold property (ease of pouring hot water) at the time of opening of this material is peeled off from the flange portion (12) of the cup while pulling up the opening knob (22b). When the surface sheet (30) was cut and removed in the easy-peeling region, the state was maintained as it was and it was easy to pour hot water. Moreover, the resealability (easy to reseal after waiting time to warm and soften the noodles after pouring hot water) is thin in the portion where the topsheet (30) is cut and removed, as shown in FIG. Since it is made of resin film only, it does not curl due to heat (hot water), so it will maintain its original state when it is returned to its original flat state. there were.
[0032]
【The invention's effect】
Since this invention is the above structure, there exist the following effects.
That is, the lid for the instant food container of the present invention is a laminate of a surface sheet made of a paper layer and a composite sheet made of a film of various synthetic resins and does not contain aluminum foil. In addition, the product can be inspected by a metal detector, and when the lid is opened, the strip-like easy peeling area of the surface sheet is cut and peeled off from the peeling tab. When only a thin resin film (composite sheet) is used, it is excellent in the so-called dead hold property that maintains the state where only the thin resin film is bent at the time of peeling and unsealing from the container from the opening tab. When the bent portion is returned to the original flat state, it can be used as a lid for an instant food container that maintains its state and is excellent in so-called resealability.
[0033]
In addition, by providing a half-cut groove on the back surface, that is, the composite sheet at the base of the peeling tab, this half-cut groove is a trigger when peeling in the easy-peeling region, and from a perforation intersecting with this groove, etc. It can make it easy to cut more reliably.
[0034]
Therefore, the present invention has a low environmental burden and can use a metal detector for product inspection in containers for instant noodles, instant soups, etc., and is capable of dead-holding and resealability without the presence of aluminum foil. Excellent practical effect as a lid for instant food containers.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view illustrating an embodiment to which a lid for a container for instant food according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a front view showing an embodiment of a lid for an instant food container according to the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view showing an embodiment of a lid for an instant food container according to the present invention.
FIG. 4 shows an embodiment of the lid for the instant food container of the present invention, and is an enlarged view of the back surface thereof.
FIG. 5 is a perspective view showing an embodiment of a peeled state before opening the lid of the instant food container of the present invention.
FIG. 6 is a side cross-sectional view showing one embodiment of the opened state of the lid of the instant food container and the dead hold property of the present invention.
FIG. 7 is a side sectional view showing one embodiment of a reseal state and resealability of a lid for an instant food container of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Container body 12 ... Flange part 20 ... Immediate food container lid 22a ... Stripping tab 22b ... Opening tab 24 ... Opening tab base 26 ... Boundary line 30 ... Surface sheet 32 ... Perforation 40 ... Composite sheet 42 ... Sealant layer 44 ... Base film layer 45 ... Adhesive thermoplastic resin layer 46 ... Shading layer 48 ... Half-cut groove L1 ... Easy peeling area L2 ... Bonding area

Claims

A laminated body that does not contain aluminum foil and seals and seals the upper end opening of the container body, and has a peeling tab and an opening tab on the outer periphery, both tabs being provided at a position approximately 90 ° from the center. the closure member of the instant food containers are, the laminate comprises a composite sheet and the surface sheet is formed by applying a peelable adhesive to a predetermined region having a width near the base of the previous SL peeling tab in the center The easy-peeling layer is separated into an easy-peeling region and an adhesive region other than the easy-peeling region, and is laminated and bonded to each other, and is half cut on both sides of the easy-peeling region slightly from the boundary line between the easy-peeling region and the adhesive region of the topsheet A container for instant food, characterized by having a perforation or a similar cut by the above (excluding those in which holes are formed in the composite sheet when the surface sheet is peeled off in the easy peeling region) lid .

2. The instant food container according to claim 1, wherein the top sheet is a paper layer, and the composite sheet is laminated in order of at least a sealant layer, a base film layer, and an adhesive thermoplastic resin layer from the inner surface side. Lid material.

2. A groove formed by half-cutting is formed in the composite sheet at the base of the peeling tab, and the groove formed by the half-cut intersects the perforation or a similar cut. Or the lid material of the container for instant foods of 2 description.