JP4491152B2 - 増幅部および信号調整部で生じる歪補正用のサンプリングおよび補正装置を有する放送送信システム - Google Patents
増幅部および信号調整部で生じる歪補正用のサンプリングおよび補正装置を有する放送送信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4491152B2 JP4491152B2 JP2000619090A JP2000619090A JP4491152B2 JP 4491152 B2 JP4491152 B2 JP 4491152B2 JP 2000619090 A JP2000619090 A JP 2000619090A JP 2000619090 A JP2000619090 A JP 2000619090A JP 4491152 B2 JP4491152 B2 JP 4491152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information signal
- amplification
- signal
- distortion
- linear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/12—Systems in which the television signal is transmitted via one channel or a plurality of parallel channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the television signal
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/32—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
- H03F1/3241—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using predistortion circuits
- H03F1/3247—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using predistortion circuits using feedback acting on predistortion circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/32—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
- H03F1/3241—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using predistortion circuits
- H03F1/3294—Acting on the real and imaginary components of the input signal
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2201/00—Indexing scheme relating to details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements covered by H03F1/00
- H03F2201/32—Indexing scheme relating to modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
- H03F2201/3233—Adaptive predistortion using lookup table, e.g. memory, RAM, ROM, LUT, to generate the predistortion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は放送送信システムに関するものであり、特に、デジタルテレビジョン(以下、「DTV」という)送信システムなどのデジタル信号送信システムで生じる歪補償に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD放送システムなどの放送送信システムは、アンテナが励起して所望の強度で放送信号を発信するといった電気情報信号のパワーを増強する増幅装置を具えている。この増幅装置はパワーアンプと呼ばれる。放送信号の質を上げるためには、増幅する前に電気信号を調整する必要がある。この信号の調整は、電気信号を帯域フィルタでフィルタリングして、パワーアンプに入力する電気信号の周波数帯を制限する動作を含んでいる。
【0003】
このような送信システムを動作させるときにいくつかの問題が生じる。問題の一つは、パワーアンプや信号調整装置を含む送信システムの部品が、電気情報信号を歪ませて所望の値が得られないことである。特に、パワーアンプは、電気情報信号に非リニアな歪を生じさせる。また、信号調整装置のある部分(例えば帯域制限フィルタ)は、電気情報信号にリニアな歪を生じさせる。
【0004】
送信システムにこのような歪が生じる結果、瞬間的な振幅変化(AM/AM)や瞬間的な位相変化(AM/PM)が生じる。更に、周波数に依存した振幅変化や位相変化が生じる。位相−振幅変調システムにおいて、最適な性能を得るには、システムの振幅と位相を完璧な状態に保持することが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
テレビジョンシステム用の従来からのエコライゼーションは、静的な(アダプティブでない)予歪エコライザおよびコレクタによって完成されている。このエコライザおよびコレクタは、所望の予歪量を与えるには工場での調整を必要とする(プリエコライゼーション)。部品の経時変化や温度変化によって、エコライザおよびコレクタによって与えられるべき正しい予歪量にずれが生じる。時にフィールド調整が望まれる。
【0006】
デジタル信号処理技術は、情報信号の予歪性能を改善する。特に、アダプティブな補正/エコライゼーションで、デジタル信号処理を利用することができる。このようなアダプティブな方法によれば、工場における調整や、フィールド調整をなくすことができる。
【0007】
アンテナへ向けて処理をする信号ストリームにおいて信号をアダプティブに補正することが知られている。しかしながら、比較的高速のデータシステムでは、この補正に短時間に比較的大量の処理を必要とする。公知の技術の一つに、すべての歪(リニア、非リニアを問わず)を単一のステップで補正するものがある。
【0008】
他の技術では、システム内で生じた歪の処理が、アンテナに向けた方向において処理を行う部品によってなされる。より詳しく言うと、各部品ごとに、その部品から出力された信号をモニタしてその部品によって生じた歪量を決定し、次いでその部品について補正が行われる。信号の流れに沿って次の部品が順次、モニタされてその部品の補正が行われる。しかしながら、この技術では補正に時間がかかり、データレートの高い信号ストリームには向かない。従って、デジタル放送送信システムにおけるリニア歪および非リニア歪をアダプティブに、かつ高速で補正する技術が求められている。
【0009】
システム自身の第2の問題は、増幅中にパワーアンプが信号に被る周波数スペクトラムを発生することである。この周波数の被りは、周波数のスメアリングや不要な周波数成分の発生を含む。この周波数の被りは放送信号の質を悪化させる。増幅後、主にバンドパスフィルタリングの形で行われる更なる信号補正は、放送信号の質を改善する。しかし、更なる信号調整部品(例えばバンドパスフィルタなど)が各々信号に更に歪を生じさせる。システム中に歪を生じさせる部品数が増えると、補正する必要がある歪が増える。実際の信号処理システムは、“リアルタイム”処理能力に限界があり、コストと複雑性の制約にさらされている。HDTVなどの高速データレートストリームにおいて歪が発生する部品数が多いシステムは、実行可能な補正システムの可能性を容易に越えうる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は情報信号を提供する信号提供手段と、前記情報信号を放送送信パワーレベルまで増幅するパワー増幅手段であって、前記情報信号を所望の値から離れた歪シフトの対象にするパワー増幅手段とを具えるシステムにおいて、情報信号が前記パワー増幅手段によって増幅される前に情報信号を調整する増幅前調整手段を具え、当該増幅前調整手段が前記パワー増幅手段の上流側に位置しており、前記プリアンプ調整手段が前記情報信号を所望の値から離れた歪シフトの対象とし、前記情報手段が前記パワー増幅手段によって増幅された後に前記情報信号を調整する増幅後調整手段を具え、当該増幅後調整手段が前記パワー増幅手段の下流側に配置されており、前記増幅後調整手段が前記情報信号を所望の値から離れた歪シフトの対象とし、前記情報信号を変更して前記増幅後調整手段によって与えられた歪シフトを補償する第1の補償手段を具え、前記第1の補償手段が前記プリアンプ補正手段の上流側に配置されており、前記情報信号を変更して前記パワー増幅手段で生じた歪シフトを補正する第2の補正手段を具え、前記第2の補正手段が前記第1の補償手段の下流側で前記増幅前調整手段の上流側に配置されており、前記情報信号を変更して前記プリアンプ調整手段で生じた歪シフトを補償する第3の補償手段を具え、前記第3の補償手段が前記第2の補償手段の下流側であって、前記プリアンプ調整手段の上流側に配置されていることを特徴とする。
【0011】
本発明のシステムは情報信号を与える信号提供手段を具えている。パワー増幅手段は情報信号を放送送信パワーレベルまで増幅する。パワー増幅手段は情報信号に所望の値から離れた歪シフトを与える。プリアンプ調整手段は情報信号がパワー増幅手段で増幅される前に情報信号を調整する。増幅前調整手段は、パワー増幅手段の上流側に配置されている。増幅前調整手段は、情報信号に所望の値から離れた歪シフトを与える。増幅後調整手段は、情報信号がパワー増幅手段で増幅された後に情報信号を調整する。増幅後調整手段はパワー増幅手段の下流側に配置されている。ポスト調整手段は、情報信号に所望の値からシフトした歪を与える。第1の補償手段は、情報信号を変更してポストアンプ調整手段で生じた歪シフトを補償する。第1の補償手段はプリアンプ調整手段の上流側に配置されている。第2の補償手段は情報信号を変更してパワー増幅手段で生じた歪シフトを補償する。第2の補償手段は第1の補償手段の下流側であってプリアンプ調整手段の上流側に配置されている。第3の補償手段は、情報信号を変更してプリアンプ調整手段で生じた歪シフトを補償する。第3の補償手段は第2の補償手段の下流側であってプリアンプ調整手段の上流側に配置されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1に示すブロック図の装置10は、本発明にかかるものであり、データストリーム12路を定義する複数の部品として示されている。情報データ信号は、データストリーム12に沿って処理される。好ましくは、情報信号のデータレートは比較的高い。この高いデータレートは、装置10が配設されているシステム環境に関連する。装置10は、好ましくは、図2に示す高精細度(high definition “HD”)デジタルテレビジョン(digital television “DTV”)システム14の一部をなす。好ましくはDTVシステム14は、ラジオレンジの周波数帯の信号を放送する。一実施例においては、放送信号は超高域周波数レンジ(300〜3000MHz)、好ましくは470〜860MHz内にある。
【0013】
関連する部分では、DTVシステム14は、8VSBエクサイタ16とトランスミッタ18を具える。図1に示す装置10の部品は、図2に示す8VSBエクサイタ16とトランスミッタ18の中に配設されている。特に、トランスミッタ18はパワーアンプ20(図1)を具えており、このアンプは、RF信号の放送送信に適切なパワーレベルまで情報信号を増幅する。一例として、増幅されたパワーレベルは50キロワットである。パワーアンプ20は増幅器アレイで構成するようにしてもよい。複数の増幅器がパワーアンプ20内に配置されている場合は、コンバイナ装置を配設して増幅装置の出力をまとめるようにする。様々な形態のアンプを使用することができる。
【0014】
トランスミッタ18(図2)の上流側に配置されている部品について述べる。これらの上流側に排泄された部品の多くがデジタルフォーマットで、所定のデータレートで動作する。特に8VSBエクサイタ16は、情報をデジタル処理する。更に、この8VSBエクサイタ16のある箇所では、ベースバンド変調器が情報信号を複素ドメインにデジタルフォーマットで、ベースバンドシンボルレートと同じ出力サンプルレートで出力する。HDTV用には、1秒あたり10.76メガサンプル(Msa/s)のレートである。
【0015】
パワーアンプ20は、所望の周波数でアナログ信号を増幅して、比較的高レートのデータを送信する。従って、一連の部品を、パワーアンプ20の上流側に配置して、情報信号を変換、調整して、パワーアンプに所望の入力を与える。特に、(図1の右下コーナーから始まる)デジタル信号形式の情報信号が、所定のデータレート(例えば43.04Msa/s)でデジタル−アナログコンバータ(DAC)24に提供される。
【0016】
DAC24は情報信号をアナログ形式に変換する。その出力周波数は、中間周波数(IF)であってもよい。図面に示した実施形態では、出力信号周波数の中心周波数は10.76MHzである。低域フィルタ26がDAC24の下流側に配置されている。低域フィルタ26の出力は第1のアップコンバータ28に送られる。このアップコンバータは第1の局部発振器30で駆動される。帯域フィルタ32が第1のアップコンバータ28と第2のアップコンバータ34との間に配置されている。第2の局部発振器36がこの第2のアップコンバータ34を駆動する。第2のアップコンバータ34は、パワーアンプ20による増幅のための所望の周波数とデータレートで出力される。
【0017】
ポスト増幅フィルタ38は、パワーアンプ20の下流側に配置されている。ここで、ポスト増幅フィルタ38には、ハイパワーアンプ38が使用されている。ハイパワーアンプ38は帯域限定フィルタである。トランスミッタ18は、この他の部品を具えていてもよい。
【0018】
理論上の“同一”システムについて説明する。このような同一システムのトランスミッタは、全部品同じものになる。とくに、このシステムのパワーアンプは同一のものであり、同じ増幅をする変換特性カーブはリニアになる。従って、このようなシステム中では、増幅前の所定のパワーのレベルを有する情報信号は、増幅値を表すリニア関係にのみ基づいて、このアンプによって所定のパワーレベルに増幅される。また、同一システムのフィルタは、歪に依存した周波数を発生するものではない。
【0019】
しかしながら、実際には、装置10のパワーアンプ20は同一ではない。パワーアンプ20の実際のパワー変換カーブはリニアではない。情報信号の増幅中に情報信号にパワーアンプ20によって非リニア歪が生じる。特に、この非リニア歪は瞬間的な振幅の変化と位相の変化を変えてしまう。このように、このパワーアンプ20によって生じる歪を補償するために情報信号に補正が必要となる。
【0020】
更に、トランスミッタ18のフィルタ、特にフィルタ26、32、38は情報信号に変形によるリニア周波数を生じさせる。ローパスフィルタ26は、第1のリニア歪を、バンドパスフィルタ32は第2のリニア歪を、ハイパワーフィルタ38は第3の歪を情報信号に生じさせる。例えば、ハイパワーフィルタ38で生じた歪は、グループ遅れと振幅応答を生じさせる(すなわち、増幅の変動対周波数)。従って、補正あるいはエコライゼーション値を情報信号に与えてトランスミッタ18内で生じる各歪を補償する必要がある。
【0021】
理論上の同一システムに話をもどすと、情報信号に与えられるいかなる動作(すなわち、増幅動作あるいはフィルタ動作)も時間的には不変である。特に、同一システムにおいて、情報信号に与えられる動作は、時間を変えるものではない。従って、同一のシステムでは、所定の入力刺激に対して、その刺激が生じた時間に無関係に、常に同じ出力となる。
【0022】
しかしながら、現実問題として、トランスミッタ18は時間的に変動する。特に、所定の入力刺激に対しては、トランスミッタ18の部品の出力が時間的に変化する。この時間的変動の一つの理由はトランスミッタ18内の熱の影響である。この熱的な影響は、パワーアンプ20、フィルタ32および38によって情報信号に生じる信号変形量に変化を与える。従って、信号歪のすべて(例えばリニアシーケンス、非リニア、リニア)を補償して、歪の変化に対応することが要求される。
【0023】
本発明の装置10は、トランスミッタ18で生じる歪用に、8VSBエクサイタ16内に三つのコレクタまたはエコライザ(すなわち、補償)部品42−46を具える。コレクタ/エコライザ部品42−46は、歪を発生するトランスミッタ部品の上流側に配置されている。特に、コレクタ/エコライザ部品42−46はすべて、DAC24の上流側にある。従って、補正/エコライゼーションは、一旦歪がトランスミッタ18で順次生じるといった情報信号の予歪を介しており、この信号は所望の値を有する。
【0024】
コレクタ/エコライザ部品42−46の詳細を説明する。アダプティブなリニアエコライザ42が、情報信号に予歪を与えて、ハイパワーフィルタ38で生じるリニア歪を補正する。好ましくは、リニアエコライザ42は、情報信号を前もって補償するあるいは前もってエコライジングして、ハイパワーフィルタ38で生じるリニア歪を補償する、少なくとも一つの有限インパルス応答(Finite Impulse Response,“FIR”)デジタルフィルタを具えている。リニアエコライザ42は、プログラム処理を実行するマイクロプロセッサで構成するかあるいはこのプロセッサを具えていてもよく、および/または、独立したハードワイヤ(”hard-wired”)回路で構成するかあるいはこの回路を具えていてもよい。他のフィルタタイプのものを使用することもできる(例えば、IIR(Infinite Impulse Response)や、FIRとIIRの組み合わせ、あるいはアナログフィルタなど)。
【0025】
アダプティブな非リニアコレクタ44が、情報信号に予歪を与え、パワーアンプ20で生じる非リニア歪を補償する。非リニアコレクタ44は、信号に予歪を与えてパワーアンプ20による非リニア性を補償する(予補償)ものであればどのような構成としてもよい。特に、非リニアコレクタ44は、リニアな区分的補正カーブと、メモリ内で一セットの補正値をルーチンとしてアップデートする反復的あるいは経験的なアプローチを行うものであっても。代替として、パワーアンプ20に固有の逆の歪(inverse distortion)を生じる曲線のあてはめ(curve fitting)等、いくつかのアルゴリズムプロセスによる補正を用いることができる。従って、非リニアコレクタ44は、プログラム処理を実行するマイクロプロセッサで構成するかあるいはこのプロセッサを具えていてもよく、および/または、独立したハードワイヤ(”hard-wired”)回路で構成するかあるいはこの回路を具えていてもよい。
【0026】
アダプティブなリニアエコライザ46は、情報信号に予歪を与えて、主にローパスフィルタ26とバンドパスフィルタ32で生じる増幅前リニア歪を補償する。好ましくは、リニアエコライザ46は、情報信号を予め補償してあるいは予めエコライズして、増幅前の歪を補償するのに好適な構成を有するフィルタである。リニアエコライザ46は、プログラム処理を実行するマイクロプロセッサで構成するかあるいはこのプロセッサを具えていてもよく、および/または、独立したハードワイヤ(”hard-wired”)回路で構成するかあるいはこの回路を具えていてもよい。
【0027】
リニアエコライザ42、非リニアコレクタ44およびリニアエコライザ46は、歪が生じる順番と逆の順番で予歪(あるいは予補正)が生じるような順に配置する。特に、ハイパワーフィルタ38によるリニア歪は最後に生じるので(すなわち、他のすべての歪の下流側で生じる)、リニアエコライザ42による予歪は最初に生じる。非リニアコレクタ44による予歪は2番目に生じる。なぜなら、パワーアンプ20による非リニア歪は2番目に生じるからである。リニアエコライザ46による予歪は三番目に生じる(すなわち、リニアエコライザ42からの予歪と非リニアコレクタ44の予歪の後)。なぜなら、増幅前リニア歪は、パワーアンプ20とハイパワーフィルタ38で生じる歪に先だって生じるからである。
【0028】
ハイパワーフィルタ38によるリニア歪を第1に(すなわち、非リニア補正に先立って)補正して、周波数依存する変化が非リニア予歪に影響しないようにするべきである。このようなシーケンスは、補正の欠陥を防ぎ、正しくない、また正しい補正に必要な方向と反対方向に補正が成された場合であっても問題が生じることを防ぐ。従って、本発明による補正スキームでは、ハイパワーフィルタ38のリニア効果(グループ遅れなど)が最初に補正される。従って、周波数に対する振幅およびグループ遅れの変化が、情報信号に対する非リニアな変形となるなどの誤解が生じない。
【0029】
図1に示す装置10の信号入力に関連する部分を説明する。ベースバンド変調器から出力する情報信号(すなわち、複素デジタル信号であり、好ましくは10.76Msa/s)は、補間部品54に入力する。補間部品54は、コンプレックスデータストリームを2から21.52Msa/sで補間する。コンバータ48は、コンプレックスフォーマットからリアルフォーマットへ情報信号を変換し、また、情報信号のサンプルレートを実質2倍にする(好ましくは43.04Msa/sのレートにする)。コンプレックス−リアルコンバータ48の出力は、リニアエコライザ42の入力である。従って、コレクタ/エコライザ部品42−46は、すべてのコレクション/エコライゼーションがベースバンドで、あるいは比較的低い中間周波数(IF)で生じるように配置することが好ましい。
【0030】
このデータレートでのコレクタ/エコライザ部品42−46の動作の補足として、パワーアンプ20のジェネリックスペクトル分布の非リニア特性がある。パワーアンプ20の前段階で、信号帯域幅は、図1に示す構成の上流側に位置するナイキストフィルタ(シェーピングフィルタ)で設定した帯域幅に同一のものに限定される。パワーアンプ20で生じる非リニア歪は広域であり、ナイキスト信号帯域を越える。非リニア性が高次になると、帯域が広くなる。例えば、3次の非リニア性は、原帯域の約三倍のスペクトラムに広がり、5次の非リニア性のシステムは、原帯域の約5倍に等しい。
【0031】
非リニアコレクタ44は、このスペクトラムの広がり全体を補正することが要求されるので、パワーアンプで生じる歪と同じ帯域幅の補正を行いうるものでなくてはならない。このことは、非リニアコレクタ44に印可される信号は、補正すべき非リニア性の次数と同じ量でオーバーサンプリングする必要がある。部品54および48は、補正帯域幅の三倍の帯域幅を補正することができ、従って3次アーキファクトの補正をすることができる。
【0032】
装置の構成を説明すると、リニアエコライザ42は実ドメインでの信号に作用する。リアル−コンプレックスコンバータ50は、リニアエコライザ42と非リニアコレクタ44との間に位置している。従って、非リニアコレクタ44は複素ドメインで動作し、振幅補正と位相補正の両方がなされる。コンプレックス−リアルコンバータ52は、非リニアコレクタ44とリニアエコライザ46の間に配置されている。リニアエコライザ46とトランスミッタ18の構成部品は実ドメインで動作する。図1は、リニアエコライザの一実施例を示している。リニアエコライザ42と46はリアルフィルタであり、信号を実動作させるコンプレックス−リアル変換48および52がなくてはならない。リアル−コンプレックス変換器50は、非リニア補正の前段階でコンプレックスフォーマットに信号を戻すために必要である。コンプレックスエコライザを使用すれば、コンプレックス−リアル前段変換およびリアル−コンプレックス後段変換は不要である。
【0033】
リニアエコライザ42、非リニアコレクタ44およびリニアエコライザで成される補正/エコライゼーション量は、適宜決めることができる(すなわち、アップデートすることができる)コレクタ60は、リニアエコライザ42、非リニアコレクタ44、リニアエコライザ46の各々の補正/エコライゼーションの変化量を決定する(例えば、フィルタ効率を変える)。補正/エコライゼーションの適宜の変更に関する決定を行うために、各補正/エコライゼーション部の前段で情報信号をサンプリングする。リニアエコライザ42の前に取る信号サンプルは、Wメモリ62に保持される。非リニアコレクタ44の前に取る信号サンプルは、Dメモリ64に保持される。リニアエコライザ46の前に取る信号サンプルはXメモリ64に保持される。メモリ62−66は、コントローラ60に接続されており、信号サンプル値をコントローラ60に提供する。
【0034】
補正/エコライゼーションが適宜の変更を必要とするか否かの決定は、補正/エコライゼーションを行う前の情報信号と、歪が発生する前の情報信号とを比較する必要がある。従って、情報信号のサンプルは各歪について取られる。特に、帯域フィルタ32のリニア歪が識別可能となるように情報信号がパワーアンプ20の直前70で切り離されている。また、パワーアンプ20の非リニア歪が識別可能となるように情報信号がパワーアンプ20の直後72で切り離されている。また、ハイパワーフィルタ38のリニア歪が識別可能となるようにパワーフィルタ38の直後74で情報信号が切り離されている。
【0035】
サンプラ76は、3つのサンプル位置(すなわち、増幅前、増幅後、およびハイパワーフィルタ後)のうちの一つで選択的にサンプリングする。サンプラ76はスイッチとダウンコンバータを具える。サンプラの出力は、ローパスフィルタ78を介して、A/Dコンバータ80に送られ、Yメモリ84に保持される。Yメモリ84はコントローラ60に接続されている。
【0036】
コントローラ60はサンプラ76を、前記3つのサンプル位置(すなわち、増幅前、増幅後、およびハイパワーフィルタ後)のうちの一つでサンプリングを行うよう制御する。どのサンプル位置を選択するかの決定は、モニタされ、適宜変更されるべき補正/エコライゼーションによってなされる。Yメモリ84は、適宜の補正の決定を行うために必要な歪を表す情報信号値を保持する。従って、コントローラ60が歪を選択的に決定して、各瞬間にモニタして補正するので、プロセッサの容量が少なくて済む。また、その処理は少ないレートで行われる。
【0037】
サンプラ76を制御するプロセス100を図3に示す。プロセス100は、ステップ102から始まり、ステップ104に進む。ここでサンプラ76はコントローラ60からのスイッチ指示を待つ。ステップ106で、コントローラ60がスイッチ指示を出す。ステップ108では、このコントローラ60からの指示に従ってサンプラ76がそのスイッチのセッティングを調整する。情報信号は、“ピックオフ”位置(すなわち、増幅前、増幅後、およびハイパワーフィルタ後)にてサンプリングされる(ステップ110)。ステップ112では、コントローラ60が変更(すなわち、サンプラを変更するか、あるいは、ディスエーブルする)を必要とするか否かを決定する。ステップ112における決定が否定的であれば、(すなわち、コントローラが新たなコマンドを提供しないのであれば)、ステップ110に戻り、選択したピックオフ位置でサンプリングを行う。ステップ112における決定が肯定的であれば(すなわち、コントローラが新たなコマンドを提供している場合は)、ステップ104に進んで、ステップ104−108のスイッチ調整を行う。
【0038】
図4に、補正/適宜の調整用のプロセス200を示す。プロセス200は、ステップ202から開始して、ステップ204にすすみ、ここでリニアエコライザ42を、所定の補正量を提供すべくセットする。好ましくは、リニアエコライザ42が提供する最初の補償は、公称ハイパワーフィルタの補償である。ステップ206にて、非リニアコレクタが始動されて、最初の所定の補正が行われる。好ましくは、この非リニアコレクタによる最初の補正は、公称パワーアンプの補正である。ステップ208にてリニアエコライザ46が始動されて、所定の補償を行う。好ましくは、最初の補償は公称sinx/xおよびアップコンバータの補償である。
【0039】
ステップ210では、サンプラがセットされて位置70でサンプリングを行う。ステップ212において、XおよびYメモリがフルになる。ステップ214における、XおよびYメモリの値の比較に基づいて、エコライザ42でリニアエコライゼーションが行われる。ステップ216では、サンプラが位置72にセットされる。DおよびYメモリがステップ218でフルになる。非リニアコレクタ44の補正は、ステップ220におけるDおよびYメモリの値の比較に基づいて最適に行われる。ステップ222においてサンプラが位置74にセットされる。リニアエコライザ42は、ステップ224におけるWおよびYメモリの値の比較に基づいてエコライズされる。ステップ224が終了すると、ステップ210に戻る。
【0040】
放送信号送信システム(14)は、非リニア歪を発生するパワーアンプ(20)を具える。バンドパスフィルタ(32)などのプリアンプ部は、リニア歪を発生する。ハイパワーフィルタ(39)がパワーアンプ(20)の下流側に配置されており、リニア歪を生じる。リニアエコライザ(42)は、ハイパワーフィルタ(38)で生じる歪を補償する。非リニアコレクタ(44)は、パワーアンプ(20)で生じる歪を補償し、リニアエコライザ(42)の下流側に配置されている。リニアエコライザ(46)は、プリアンプ部(例えば32)で生じた歪を補償する。これらの補償部品(42−46)は歪を発生するプリアンプ部(例えば、32)の上流側に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る装置を示すブロック図である。
【図2】 図2は、本発明に用いる装置の一例を示すブロック図である。
【図3】 図3は、図1に示す装置で実行されるプロセスを説明するためのフローチャートである。
【図4】 図4は、図1に示す装置で実行される補正/調整プロセスを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 装置
12 データストリーム
14 デジタルテレビジョンシステム
16 8VSBエクサイタ
18 トランスミッタ
20 パワーアンプ
24 デジタル−アナログコンバータ
26 低域フィルタ
28 アップコンバータ
30 局部発振器
32 バンドパスフィルタ
34 アップコンバータ
36 局部発振器
38 ポスト増幅フィルタ
42 リニアエコライザ
44 非リニアコレクタ
46 リニアエコライザ
48 コンプレックス−リアルコンバータ
50 リアル−コンプレックスコンバータ
52 コンプレックス−リアルコンバータ
54 補間部品
60 コントローラ
62 Wメモリ
64 Dメモリ
66 Xメモリ
70 位置
72 位置
74 位置
76 サンプラ
78 ローパスフィルタ
80 A/Dコンバータ
84 Yメモリ
Claims (8)
- 情報信号を提供する信号提供手段と、当該情報信号を放送送信パワーレベルにまで増幅するパワー増幅手段を具え、当該パワー増幅手段が前記情報信号を所望の値から離れた歪シフトにかけるようにした放送信号送信システムにおいて、前記情報信号が前記パワー増幅器手段で増幅される前に前記情報信号を調整する増幅前調整手段を具え、当該増幅前調整手段が前記パワー増幅手段の上流側に配置されており、前記増幅前調整手段が前記情報信号を所望の値から離れた歪シフトにかけるものであり、前記情報信号が前記パワー増幅手段で増幅された後に前記情報信号を調整する増幅後調整手段を具え、該増幅後調整手段が前記パワー増幅手段の下流側に配置されており、前記増幅後調整手段が前記情報信号を所望の値から離れた歪シフトにかけるものであり、前記情報信号を前記増幅後調整手段で生じた歪シフトを補償するように変更する第1の補償手段を備え、前記第1の補償手段が前記増幅前調整手段の上流側に配置されており、前記情報信号を変更して前記パワー増幅手段で与えられた歪シフトを補償する第2の補償手段を具え、前記第2の補償手段が前記第1の補償手段の下流側であって、前記増幅前調整手段の上流側に配置されており、前記情報信号を変更して前記増幅前調整手段で生じた歪シフトを補償する第3の補償手段を具え、前記第3の補償手段が前記第2の補償手段の下流側であって、前記増幅前調整手段の上流側に配置されていることを特徴とする放送信号送信システム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、前記増幅前調整手段と前記パワーアンプ手段の間で前記情報の第1サンプルを切り離す第1のサンプル手段と、前記第3の補償手段で前記情報信号に与えるべき変更を決定するために前記第1のサンプルを使用する第1の決定手段とを具えることを特徴とする放送信号送信システム。
- 請求項2に記載のシステムにおいて、前記パワー増幅手段と前記増幅後調整手段の間で前記情報信号の第2のサンプルを切り離す第2のサンプル手段と、前記第2の補償手段で前記情報信号に与えるべき変更を決定するために前記第2のサンプルを使用する第2の決定手段を具えることを特徴とする放送信号送信システム。
- 請求項3に記載のシステムにおいて、前記増幅後調整手段の後段で前記情報信号の第3のサンプルを切り離す第3のサンプル手段と、前記第1の補償手段で前記情報信号に与えるべき変更を決定するために前記第3のサンプルを使用する第3の決定手段を具えることを特徴とする放送信号送信システム。
- 請求項4に記載のシステムにおいて、前記第1から第3の決定手段を具えるコントローラと、前記第1から第3のサンプル手段を選択的に接続して前記コントローラで使用するサンプルを提供するセレクタを具えることを特徴とする放送信号送信システム。
- 請求項1に記載のシステムにおいて、前記信号提供手段が、前記情報信号をコンプレックスフォーマット信号として提供し、前記システムが前記情報信号をコンプレックスフォーマットからリアルフォーマットに変換する第1の変換手段を具え、前記第1の補償手段がリアルフォーマットの前記情報信号を変更する手段を具えることを特徴とする放送信号送信システム。
- 請求項6に記載のシステムにおいて、前記情報信号をリアルフォーマットからコンプレックスフォーマットに変換する第2の変換手段を具え、前記第2の変換手段が前記第1の変換手段の下流側でかつ前記第2の補償手段の上流側に配置されており、前記第2の補償手段がコンプレックスフォーマットの前記情報信号を変更する手段を具えることを特徴とする放送信号送信システム。
- 請求項7に記載のシステムにおいて、前記情報信号をコンプレックスフォーマットからリアルフォーマットに変換する第3の変換手段を具え、前記第3の変換手段が前記第2の補償手段の下流側でかつ前記第3の補償手段の上流側に配置されており、前記第3の補償手段がリアルフォーマットの前記情報信号を変更する手段を具えることを特徴とする放送信号送信システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/312,344 | 1999-05-14 | ||
US09/312,344 US6281936B1 (en) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | Broadcast transmission system with sampling and correction arrangement for correcting distortion caused by amplifying and signal conditioning components |
PCT/US2000/013007 WO2000070748A1 (en) | 1999-05-14 | 2000-05-12 | Broadcast transmission system with sampling and correction arrangment for correcting distortion caused by amplifying and signal conditioning components |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003500874A JP2003500874A (ja) | 2003-01-07 |
JP4491152B2 true JP4491152B2 (ja) | 2010-06-30 |
Family
ID=23211023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000619090A Expired - Fee Related JP4491152B2 (ja) | 1999-05-14 | 2000-05-12 | 増幅部および信号調整部で生じる歪補正用のサンプリングおよび補正装置を有する放送送信システム |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6281936B1 (ja) |
EP (1) | EP1181770B1 (ja) |
JP (1) | JP4491152B2 (ja) |
KR (1) | KR100706286B1 (ja) |
CN (1) | CN1211918C (ja) |
AT (1) | ATE231304T1 (ja) |
AU (1) | AU4842600A (ja) |
CA (1) | CA2373777C (ja) |
DE (1) | DE60001234T2 (ja) |
HK (1) | HK1046335A1 (ja) |
TW (1) | TW496050B (ja) |
WO (1) | WO2000070748A1 (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6473133B1 (en) * | 1999-05-14 | 2002-10-29 | Harris Corporation | Broadcast transmission system with correction for distortion caused by amplifying and signal conditioning components at a different rate |
US6697436B1 (en) * | 1999-07-13 | 2004-02-24 | Pmc-Sierra, Inc. | Transmission antenna array system with predistortion |
US6798843B1 (en) | 1999-07-13 | 2004-09-28 | Pmc-Sierra, Inc. | Wideband digital predistortion linearizer for nonlinear amplifiers |
US6515712B1 (en) * | 1999-07-31 | 2003-02-04 | Lg Information & Communications, Ltd. | Signal distortion compensating apparatus and method in digital TV translator |
US6687466B1 (en) * | 2000-01-06 | 2004-02-03 | Adc Telecommunications, Inc. | Dynamic distortion control |
DE10001151A1 (de) * | 2000-01-13 | 2001-07-26 | Siemens Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Linearisierung eines Hochfrequenz-Hochleistungsverstärkers |
US7362957B2 (en) * | 2000-01-25 | 2008-04-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Reproducing apparatus |
US6600516B1 (en) * | 2000-04-21 | 2003-07-29 | Harris Corporation | Digital RF transmitter system employing both digital pre-correction and analog pre-correction |
KR100360273B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2002-11-09 | 엘지전자 주식회사 | 디지탈 티브이 중계기의 선형보상 적응 등화기 및 그의제어방법 |
GB2376582A (en) * | 2001-06-15 | 2002-12-18 | Wireless Systems Int Ltd | Digital interpolation and frequency conversion in predistortion and feedforward power amplifier linearisers |
JP2004040564A (ja) * | 2002-07-04 | 2004-02-05 | Fujitsu Ltd | 電力増幅器の歪補償方法及びその装置 |
US6937669B2 (en) * | 2002-12-03 | 2005-08-30 | Motorola, Inc. | Digital predistortion system for linearizing a power amplifier |
GB2396497B (en) * | 2002-12-20 | 2005-08-03 | Motorola Inc | Wireless communication unit and transmitter circuit therefor |
US7123890B2 (en) | 2003-03-11 | 2006-10-17 | Andrew Corporation | Signal sample acquisition techniques |
US6919764B2 (en) | 2003-03-11 | 2005-07-19 | Andrew Corporation | Amplifier control system with statistical enhancement of resolution of digital control signals |
US7295819B2 (en) | 2003-03-11 | 2007-11-13 | Andrew Corporation | Signal sample acquisition techniques |
EP1503333A1 (en) * | 2003-08-01 | 2005-02-02 | Sony International (Europe) GmbH | Correction of non-uniform image display |
US7313208B2 (en) * | 2003-11-03 | 2007-12-25 | Zenith Electronics Corporation | Pre-equalization for low-cost DTV translators |
US7430248B2 (en) * | 2004-01-27 | 2008-09-30 | Crestcom, Inc. | Predistortion circuit and method for compensating nonlinear distortion in a digital RF communications transmitter |
US7469491B2 (en) | 2004-01-27 | 2008-12-30 | Crestcom, Inc. | Transmitter predistortion circuit and method therefor |
US20050163249A1 (en) * | 2004-01-27 | 2005-07-28 | Crestcom, Inc. | Predistortion circuit and method for compensating linear distortion in a digital RF communications transmitter |
US7099399B2 (en) * | 2004-01-27 | 2006-08-29 | Crestcom, Inc. | Distortion-managed digital RF communications transmitter and method therefor |
CA2560281A1 (en) | 2004-03-25 | 2005-10-13 | Optichron, Inc. | Model based distortion reduction for power amplifiers |
EP1662655A1 (en) * | 2004-11-26 | 2006-05-31 | Alcatel | Power amplifier with digital linearisation device |
EP1742459A1 (en) * | 2005-06-13 | 2007-01-10 | SONY DEUTSCHLAND GmbH | Method for geometry distorsion correction |
US7724840B2 (en) * | 2006-12-19 | 2010-05-25 | Crestcom, Inc. | RF transmitter with predistortion and method therefor |
US20080285640A1 (en) * | 2007-05-15 | 2008-11-20 | Crestcom, Inc. | RF Transmitter With Nonlinear Predistortion and Method Therefor |
US8195118B2 (en) | 2008-07-15 | 2012-06-05 | Linear Signal, Inc. | Apparatus, system, and method for integrated phase shifting and amplitude control of phased array signals |
US8872719B2 (en) | 2009-11-09 | 2014-10-28 | Linear Signal, Inc. | Apparatus, system, and method for integrated modular phased array tile configuration |
US9608845B2 (en) * | 2015-02-27 | 2017-03-28 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Transmit apparatus and method |
EP3347994B1 (en) | 2015-09-10 | 2019-10-23 | Blue Danube Systems, Inc. | Active array calibration |
CN114268334B (zh) * | 2021-12-31 | 2023-09-19 | 展讯通信(上海)有限公司 | 一种信号处理方法、装置、芯片、电子设备和存储介质 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5133014A (en) * | 1990-01-18 | 1992-07-21 | Pritchard Eric K | Semiconductor emulation of tube amplifiers |
GB9212151D0 (en) * | 1992-06-09 | 1992-07-22 | British Broadcasting Corp | Signal processing with active devices to reduce inter-modulation products |
US5424680A (en) * | 1993-11-30 | 1995-06-13 | Harmonic Lightwaves, Inc. | Predistorter for high frequency optical communications devices |
US5781069A (en) * | 1996-05-16 | 1998-07-14 | Xemod, Inc. | Pre-post distortion amplifier |
US5920808A (en) * | 1996-12-12 | 1999-07-06 | Glenayre Electronics, Inc. | Method and apparatus for reducing key-up distortion by pre-heating transistors |
US5923712A (en) * | 1997-05-05 | 1999-07-13 | Glenayre Electronics, Inc. | Method and apparatus for linear transmission by direct inverse modeling |
US5900778A (en) * | 1997-05-08 | 1999-05-04 | Stonick; John T. | Adaptive parametric signal predistorter for compensation of time varying linear and nonlinear amplifier distortion |
US6081158A (en) * | 1997-06-30 | 2000-06-27 | Harris Corporation | Adaptive pre-distortion apparatus for linearizing an amplifier output within a data transmission system |
US6054895A (en) * | 1997-08-27 | 2000-04-25 | Harris Corporation | Apparatus and method for pre-distortion correction of a power amplifier stage |
US6141541A (en) * | 1997-12-31 | 2000-10-31 | Motorola, Inc. | Method, device, phone and base station for providing envelope-following for variable envelope radio frequency signals |
US9743824B2 (en) * | 2013-09-04 | 2017-08-29 | Siemens Medical Solutions Usa, Inc. | Accurate and efficient polyp detection in wireless capsule endoscopy images |
-
1999
- 1999-05-14 US US09/312,344 patent/US6281936B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-05-12 JP JP2000619090A patent/JP4491152B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-12 KR KR1020017014548A patent/KR100706286B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-05-12 CA CA2373777A patent/CA2373777C/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-12 EP EP00930638A patent/EP1181770B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-12 CN CNB008088977A patent/CN1211918C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-12 DE DE60001234T patent/DE60001234T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-12 AU AU48426/00A patent/AU4842600A/en not_active Abandoned
- 2000-05-12 AT AT00930638T patent/ATE231304T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-05-12 WO PCT/US2000/013007 patent/WO2000070748A1/en active IP Right Grant
- 2000-06-20 TW TW089109144A patent/TW496050B/zh not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-10-30 HK HK02107853.9A patent/HK1046335A1/zh unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100706286B1 (ko) | 2007-04-11 |
TW496050B (en) | 2002-07-21 |
ATE231304T1 (de) | 2003-02-15 |
CA2373777C (en) | 2010-05-11 |
EP1181770B1 (en) | 2003-01-15 |
DE60001234D1 (de) | 2003-02-20 |
JP2003500874A (ja) | 2003-01-07 |
EP1181770A1 (en) | 2002-02-27 |
CN1211918C (zh) | 2005-07-20 |
US6281936B1 (en) | 2001-08-28 |
WO2000070748A1 (en) | 2000-11-23 |
HK1046335A1 (zh) | 2003-01-03 |
AU4842600A (en) | 2000-12-05 |
CN1355955A (zh) | 2002-06-26 |
KR20020019915A (ko) | 2002-03-13 |
DE60001234T2 (de) | 2003-11-06 |
CA2373777A1 (en) | 2000-11-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4491152B2 (ja) | 増幅部および信号調整部で生じる歪補正用のサンプリングおよび補正装置を有する放送送信システム | |
JP4723726B2 (ja) | 分配補正放送送信システム | |
US6519010B2 (en) | Broadcast transmission system with sampling and correction arrangement for correcting distortion caused by amplifying and signal conditioning components | |
KR101109861B1 (ko) | 전치 보상기 | |
US6473133B1 (en) | Broadcast transmission system with correction for distortion caused by amplifying and signal conditioning components at a different rate | |
JP2008546261A (ja) | ベースバンドデジタル信号に予め歪を与える装置及び方法 | |
JPH11145734A (ja) | 電力増幅器の先行歪み補正方法及び装置 | |
US6501805B1 (en) | Broadcast transmission system with single correction filter for correcting linear and non-linear distortion | |
EP2795792B1 (en) | Adaptive predistortion for a non-linear subsystem based on a model as a concatenation of a non-linear model followed by a linear model | |
WO2008144231A1 (en) | Rf transmitter with nonlinear predistortion and method therefor | |
US6957044B2 (en) | Satellite communication apparatus | |
US20040119534A1 (en) | Model-based feed-forward linearization of amplifiers | |
US20050157813A1 (en) | Methods and apparatus for signal distortion correction | |
CN114244292B (zh) | 适用多场景的dpd分频段校正方法及应用 | |
KR20060098680A (ko) | 무선 통신 시스템에서 전력 증폭기의 기억 효과를 보상하는아날로그 전치 왜곡 장치 및 방법 | |
WO2000079746A1 (en) | Companion nyquist filter and linear equalizer within a data transmission system | |
WO2002073920A1 (en) | Distortion pre-corrector for communication apparatus | |
GB2376611A (en) | Method of adjusting received constellation points |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070403 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100309 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100405 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |