JP4484068B2 - Open shield method - Google Patents
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Description
本発明は、上下水道、共同溝、電信・電話などの付設地下道等の地下構造物を市街地などに施工するオープンシールド工法に関するものである。 The present invention relates to an open shield method for constructing an underground structure such as an underground passage such as a water and sewage system, a common ditch, a telegraph / telephone, etc. in an urban area.
オープンシールド工法は開削工法(オープンカット工法)とシールド工法の長所を活かした合理性に富む工法であり、このオープンシールド工法で使用するオープンシールド機1の概略は図8に示すように左右の側壁板1aと、これら側壁板1aに連結する底板1bとからなる前面、後面および上面を開口したもので、前記側壁板1aと底板1bの先端を刃口11として形成し、また側壁板1aの中央または後端近くに推進ジャッキ2を後方に向け上下に並べて配設する。図中3は隔壁を示す。
The open shield method is a rational method that utilizes the advantages of the open cut method (open cut method) and the shield method, and the outline of the
かかるオープンシールド機1を使用して施工するオープンシールド工法は、図示は省略するが、発進坑内にこのオープンシールド機1を設置して、オープンシールド機1の推進ジャッキ2を伸長して発進坑内の反力壁に反力をとってオープンシールド機1を前進させ、地下構造物を形成する第1番目のコンクリート函体4を上方から吊り降ろし、オープンシールド機1のテール部1c内で縮めた推進ジャッキ2の後方にセットする。推進ジャッキ2と反力壁との間にはストラットを配設して適宜間隔調整をする。
The open shield method to be constructed using such an
また、発進坑は土留壁で構成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの土留壁を一部鏡切りするが、必要に応じて薬液注入などで発進坑の前方部分に地盤改良を施しておくこともある。
In addition, the start pit is made up of a retaining wall, and in order to start the
ショベル等の掘削機9でオープンシールド機1の前面または上面から土砂を掘削しかつ排土する。この排土工程と同時またはその後に推進ジャッキ2を伸長してオープンシールド機1を前進させる。この前進工程の場合、コンクリート函体4の前にはボックス鋼材または型鋼を用いた枠体よりなる押角8を配設し、オープンシールド機1は後方にセットされたコンクリート函体4から反力をとる。
そして第1番目のコンクリート函体4の前に第2番目のコンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内で吊り降ろす。以下、同様の排土工程、前進工程、コンクリート函体の4のセット工程を適宜繰返して、順次コンクリート函体4をオープンシールド機1の前進に伴い縦列に地中に残置し、さらにこのコンクリート函体4の上面に埋戻土5を入れる。
Then, the
なお、コンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内に吊り降ろす際には、コンクリートブロック等による高さ調整材7をコンクリート函体4下に配設し、このテール部1c内でコンクリート函体4の左右および下部の空隙にグラウト材6を充填する。
When the
このようにして、オープンシールド機1が到達坑まで達したならばこれを撤去して工事を完了する。
In this way, if the
コンクリート函体4は鉄筋コンクリート製で、図9に示すように左側板4a、右側板4bと上床板4cと下床板4dとからなるもので、前後面を開口10として開放されている。
Concrete a
ここで前記グラウト材6を注入する工程以降を詳細に説明すると、グラウト材6の注入は、図10にも示すようにコンクリート函体4をセット後、オープンシールド機1を推進する前に行うもので、コンクリート函体4の外側とテール部1cとの間の一次注入としてグラウト材6を裏込注入材として充填するものである。
To describe here the subsequent step of injecting the
そして、一次注入が完了すれば、図11に示すようにバックホーなどの掘削機で切羽地山12を掘削する。この場合、前記掘削機による切羽地山12の掘削前まではバランスを保っていた地中の応力も、掘削による応力の開放に加えて、掘削による切羽地山12の地下水位の変動により変化し、地山は緩みやすくなる。
Then, if the primary injection is completed, to excavate the working face
また、地下水位が高い場合は、掘削による地下水位の変動により地山が洗掘される。特に、地下水位の高い砂質土では、細粒分含有率が比較的多く自立性が期待できる場合でも粘性土に比べ緩みは発生しやすく、周辺への影響も大きくなる。 If the groundwater level is high, the ground will be scoured due to changes in the groundwater level due to excavation. In particular, sandy soil with a high groundwater level tends to loosen more easily than viscous soil, even if it has a relatively high fine particle content and can be expected to be self-supporting, and the impact on the surrounding area is also large.
そこで、刃口11に設けてあるスライド土留板13を前方に伸長し、これにより切羽地山12側部の地山の緩みや崩壊を防止する。
Therefore, the
このようにして切羽地山12の側部崩壊を防止しながらオープンシールド機1を推進すれば、これにともないテールボイドが発生する。そこで、図12に示すようにオープンシールド機1を推進させながら、このテールボイドに二次注入として裏込注入材14を充填する。
In this way, if the
前記先行技術は当業者間で一般的に行なわれているものであり、文献公知発明にかかるものではない。 The prior art is generally performed by those skilled in the art, and is not related to a known invention.
オープンシールド機1の推進は、切羽地山12掘削後あるいは切羽地山12を掘削しながら、順次、オープンシールド機1のジャッキ推力とオープンシールド機1に作用する推進抵抗とのバランスをとりながら進むものであるが、オープンシールド機1の推進に伴い発生するテールボイドの発生速度と、二次注入の充填速度には差が生じるため、推進終了までに発生したテールボイド(シールド機板厚分)に裏込注入(二次注入)をほぼ完全に充填することは困難で、二次裏込注入充填の完了までの間に、テールボイドが地山の緩みによりつぶれるおそれがあり、周辺への地盤沈下などの影響も発生しやすくなる。
The propulsion of the
本発明の目的は、掘削時の地山の緩み低減を図るとともに、オープンシールド機の推進により生じたテールボイド(シールド機板厚分)への二次裏込注入充填の完了までの間に、テールボイドが地山の緩みによりつぶれることを防止し、周辺への影響の発生も防止でき、しかもこの場合に地山にある程度の自立性が期待できるときは、これを勘案して効率よく地山の緩みを防止できるオープンシールド工法を提供することにある。 The object of the present invention is to reduce the looseness of natural ground during excavation, and at the time until the completion of secondary backfill injection filling into the tail void (shield machine plate thickness) generated by the propulsion of the open shield machine. Can be prevented from collapsing due to the looseness of the natural ground, and the influence on the surroundings can also be prevented, and in this case, if a certain degree of independence can be expected in the natural ground, the looseness of the natural ground can be efficiently taken into consideration It is to provide an open shield method that can prevent the above.
本発明は前記従来例の不都合を解消するものとして、請求項1記載の発明は、オープンシールド機の前面または上面開口より前方の土砂を掘削・排土する工程と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を反力にしてシールド機を前進させる工程と、シールド機のテール部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリート函体を上方から吊り降ろしてセットし、シールド機の推進にともない発生するテールボイドに裏込注入を行う工程とを適宜繰り返して順次コンクリート函体を縦列に埋設するオープンシールド工法において、細粒分(74μm以下)含有率が15〜20%程度以上のシルト質砂およびシルトあるいは粘土混じり砂礫、粘土質砂、粘土質砂礫で地下水位が低く、洗掘による周辺への影響がほとんどない場合、N値=1〜3程度の軟弱粘性土で、地山の自立性は期待できるが、掘削時の地山変形が大きく、周辺への影響が懸念される場合などのように、少なくとも側部地山がある程度の自立性を有するとき、前記裏込注入充填完了までの間にテールボイドが側部地山の緩みによりつぶれないように一時的で部分的な地盤改良を薬液注入または高圧噴射攪拌工法によって側部地山に施し、未改良部分の地山がもつアーチアクション効果により、地盤改良した改良体の土と改良体間の土とを一体化し、地山の乱れを低減することを要旨とするものである。
The present invention eliminates the disadvantages of the conventional example, and the invention according to
請求項1記載の本発明によれば、テールボイドに裏込注入するとき、オープンシールド機の推進に伴い発生するテールボイドの発生速度と、二次注入の充填速度に差が生じても、側部地山は地盤改良を施してあるから、地山の緩みを防止でき、この間にテールボイドが地山の緩みによってつぶれることを阻止できる。 According to the first aspect of the present invention, when back injection is carried out into the tail void, even if there is a difference between the generation rate of the tail void generated by the propulsion of the open shield machine and the filling speed of the secondary injection, Since the mountain has undergone ground improvement, it is possible to prevent the looseness of the natural ground, and during this time, the tail void can be prevented from being crushed by the looseness of the natural ground.
この場合、地山にある程度の自立性があれば、未改良部分についてはある程度のアーチアクション効果が期待できるから、また、テールボイドに二次裏込注入する際、二次裏込注入充填の完了までの間に、テールボイドが地山の緩みによってつぶれないようにすればよいものであるから、一時的に地山の緩みを低減できる程度のもので足り、連続的な地盤改良によって地盤改良のみで長期間地山から作用する土圧に抵抗し緩みを抑える必要はなく、このような部分的な地盤改良であっても、未改良部の地山が持つアーチアクション効果とオープンシールド機自体の土留機能とにより全面改良を行わなくても十分に目的を達成でき、経済性にも優れる。 In this case, if there is a certain level of independence in the ground, a certain degree of arch action effect can be expected for the unimproved part, and when the secondary back injection is performed in the tail void, the secondary back injection filling is completed. During this period, it is only necessary to prevent the tail voids from being crushed by the looseness of the ground, so it is sufficient that the looseness of the ground is temporarily reduced. It is not necessary to resist the earth pressure acting from the period ground and suppress loosening. Even with such partial ground improvement, the arch action effect of the unmodified ground and the earth retaining function of the open shield machine itself Therefore, it is possible to achieve the purpose sufficiently without performing the entire improvement, and the economy is excellent.
請求項2記載の発明は、前記地盤改良は、側部地山に地下水がほとんど無い場所で、柱状の改良体を格子状に配置し、各改良体は角部を重合させ、側部地山を全体にわたって部分改良することを要旨とするものである。
In the invention according to
請求項2記載の本発明によれば、柱状の改良体を格子状に配置して全体を部分改良することで、地山が全体にわたって部分改良されるから、側部地山に地下水がほとんど無く、ある程度の自立性のある土質の場合に特に有効である。
According to the present invention described in
請求項3記載の発明は、前記地盤改良は、側部地山の地下水位が低い場所で、短尺の柱状体を下部に配置して、長短長さの異なる柱状体を交互に並列させ、下部の箇所では隣接する柱状体の側部を横方向に重合させて連続させ全面改良することを要旨とするものである。
In the invention according to
請求項3記載の本発明によれば、下部のみを全面改良し、上方を部分改良することで、ある程度の自立性のある土質であり、地下水位は低いが、切羽地山掘削時に掘削底部付近の崩壊が想定される場所に有効である。 According to the third aspect of the present invention, only the lower part is improved entirely, and the upper part is partially improved, so that the soil has a certain degree of independence, and the groundwater level is low. It is effective in places where the collapse of
請求項4記載の発明は、前記地盤改良は、柱状体を間隔をおいて櫛の歯状に配列することを要旨とするものである。
The gist of the invention according to
請求項4記載の本発明によれば、縦方向には連続する柱状の改良体が配置されるから、細粒分含有率が30%程度以上で自立性のある土質であるが、地下水位が高く周辺への影響が想定される場所に有効である。 According to the fourth aspect of the present invention, since the continuous columnar improvements are arranged in the vertical direction, the content of fine particles is about 30% or more, and the soil is free standing. It is effective in places where the impact on the surroundings is expected to be high.
以上述べたように本発明のオープンシールド工法は、掘削時の地山の緩み低減を図るとともに、オープンシールド機の推進により生じたテールボイド(シールド機板厚分)への二次裏込注入充填の完了までの間に、テールボイドが地山の緩みによりつぶれることを防止し、周辺への影響の発生も防止できる。 As described above, the open shield construction method of the present invention aims to reduce loosening of the ground during excavation and to perform secondary backfill injection filling of tail voids (thickness of shield machine plate) generated by propulsion of the open shield machine. By the time it is completed, tail voids can be prevented from collapsing due to loose ground, and the effects on the surroundings can also be prevented.
そして、この場合、地山にある程度の自立性があれば、未改良部分についてはある程度のアーチアクション効果が期待できるから、また、テールボイドに二次裏込注入する際、二次裏込注入充填の完了までの間に、テールボイドが地山の緩みによってつぶれないようにすればよいだけのものであるから、地盤改良は一時的に地山の緩みを低減できる程度の部分的なもので足りる。 And in this case, if there is a certain level of independence in the natural ground, a certain degree of arch action effect can be expected for the unimproved part, and when the secondary back injection is injected into the tail void, Since it is only necessary to prevent the tail void from being crushed by the looseness of the natural ground before completion, the ground improvement may be partial enough to temporarily reduce the looseness of the natural ground.
よって、連続的な全面地盤改良によって地盤改良のみで長期間地山から作用する土圧に抵抗し緩みを抑える必要はなく、このような部分的な地盤改良であっても、未改良部の地山が持つアーチアクション効果とオープンシールド機自体の土留機能とにより全面改良を行わなくても十分に目的を達成でき、経済性にも優れるものである。 Therefore, it is not necessary to resist the earth pressure acting from the ground for a long period of time only by improving the ground surface continuously, and to suppress loosening. The purpose of the mountain can be fully achieved without any improvement by the arch action effect of the mountain and the earth retaining function of the open shield machine itself.
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のオープンシールド工法の第1実施形態を示す説明図(図1(a)は地盤改良範囲を正面側から見た図、図1(b)は側面側から見た図である)で、オープンシールド工法の概要は既に説明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is an explanatory view showing a first embodiment of the open shield method according to the present invention (FIG. 1 (a) is a view of the ground improvement range seen from the front side, and FIG. 1 (b) is a view seen from the side. ) Since the outline of the open shield method has already been described, detailed description thereof is omitted here.
本発明は特に側部地山がある程度自立性を有する場合における地盤改良に関するもので、ここである程度の自立性とは、例えば、細粒分(74μm以下)含有率が15〜20%程度以上のシルト質砂およびシルトあるいは粘土混じり砂礫、粘土質砂、粘土質砂礫で地下水位が低く、洗掘による周辺への影響がほとんどない場合、N値=1〜3程度の軟弱粘性土で、地山の自立性は期待できるが、掘削時の地山変形が大きく、周辺への影響が懸念される場合などであり、未改良部分についてある程度のアーチアクション効果が期待できる場合である。 In particular, the present invention relates to ground improvement when the side ground has a certain degree of independence. Here, a certain degree of independence means, for example, that the content of fine particles (74 μm or less) is about 15 to 20% or more. If the groundwater level is low due to silty sand and silt or clay mixed gravel, clay sand, clay sand gravel, and there is almost no impact on the surroundings due to scouring, soft soil with N value = 1 to 3 This is a case where natural ground deformation at the time of excavation is large and the influence on the surrounding area is concerned, and a certain degree of arch action effect can be expected for an unimproved portion.
側部地山が前記のような条件を満たしてある程度の自立性を有する土質で、地下水が無いかほとんど無い場合は、二次注入としてのテールボイドへの裏込注入材14の充填に先行して、側部地山に図1に示すように短い柱状の改良体15を格子状に配置し、部分的に地盤改良する。
If the side ground is a soil that satisfies the above conditions and has a certain degree of independence, and there is little or no groundwater, prior to filling the
地盤改良の方法としては、例えば、薬液注入工法、高圧噴射攪拌工法を用いる。薬液注入工法は、図1にも示すように地上から注入管16を改良体15を造成する部分の地盤に挿入して、この注入管16から薬液(固化材)を地盤中に注入し固結土を造成し、地盤の透水性を低下させるとともに、地盤を強化するものである。
As a ground improvement method, for example, a chemical solution injection method or a high-pressure jet stirring method is used. In the chemical injection method, as shown in FIG. 1, the
また、高圧噴射攪拌工法は、ボーリングマシンによって目標深度まで削孔した後、ロッド下端から改良材(グラウト)を高圧で噴射し、地盤を切削すると同時に土粒子とグラウトを混合攪拌するか、もしくは置換により円柱状の固結体を造成する方法である。 In addition, the high-pressure jet agitation method uses a boring machine to drill holes to the target depth, and then sprays the improved material (grout) from the lower end of the rod at high pressure to cut the ground and simultaneously mix and agitate the soil particles and grout. This is a method for producing a cylindrical solid body.
このような方法でオープンシールド機1の側部地山を柱状の改良体15を格子状に配置して部分的に地盤改良する。かかる地盤改良は、地山にある程度の自立性があるから、未改良部分についてはある程度のアーチアクション効果が期待でき、また、テールボイドに二次裏込注入する際、二次裏込注入充填の完了までの間に、テールボイドが地山の緩みによってつぶれないようにすればよいだけのものであるから、地盤改良は一時的に地山の緩みを低減できる程度の部分的なもので足りる。
In this way, the side ground of the
そして、部分的な地盤改良であっても、部分地盤改良自体による地山の緩み防止(低減)作用に加え、未改良部の地山が持つアーチアクション効果とオープンシールド機自体の土留機能とにより全面改良を行わなくても十分に目的を達成できるものである。 And even in the case of partial ground improvement, in addition to the effect of preventing loosening of the natural ground by the partial ground improvement itself, the arch action effect of the natural ground in the unimproved part and the earth retaining function of the open shield machine itself The objectives can be fully achieved without any overall improvement.
また、地盤が粘性土で付着力のある場合は、オープンシールド機1の推進時にオープンシールド機1の側壁板1aに地山が付着し、図5に示すようにオープンシールド機1の側壁板1a付近の地山を引っ張り、オープンシールド機1の推進に必要な推進力も大きなものが必要となる。
Further, when the ground is cohesive soil and has an adhesive force, a ground pile adheres to the
その結果、オープンシールド機1付近の地山を乱し、近接家屋や家屋の塀17などに影響を及ぼすことになるが、前記のような地盤改良を行うことで、図6に示すように地山が引っ張られるのはオープンシールド機1と地盤改良した地盤の間の土18のみとなる。ちなみに、この間隔は実際には0から10cm程度であり、地山の乱れを低減できる。
As a result, the natural ground in the vicinity of the
さらに、前記のように地山が引っ張られるのはオープンシールド機1と地盤改良した地盤の間の土18のみとなることにより、図7に示すように改良体15間では土が締まり、アーチアクション効果がより大きくなって地盤改良した改良体15の土と、改良体15間の土とが一体化し、地山の乱れをより低減して周囲への影響をより少なくできる。
Further, as described above, since the ground is pulled only by the
図2は第2実施形態を示し、地山はある程度の自立性のある土質ではあり地下水位は低いが、切羽地山掘削時に掘削底部付近の崩壊が想定される場合である。 FIG. 2 shows a second embodiment, in which the natural ground has a certain degree of self-supporting soil and the groundwater level is low, but collapse near the bottom of the excavation is assumed when excavating Mt.
かかる場合は、短尺の柱状の改良体15aを下部に配置して、この短尺の改良体15aと長尺の柱状の改良体15bとを交互に並列させ、下部の箇所では隣接する改良体15a,15bの側部を横方向に重合させて連続させ全面改良し、上部では長尺の改良体15bのみが間隔をおいて配置され、この改良体15b間には未改良の地盤が残るようにした。この場合、短尺の改良体15aの高さは地下水位とほぼ等しくする。
In such a case, the short
このように、崩壊などが想定される掘削底部の地盤のみを全面改良し、上方の地盤を部分改良することで、必要最小限の地盤改良に止めることが可能となる。その他の作用は第1実施形態と同様であるから、ここでの説明は省略する。 In this way, it is possible to stop only the necessary minimum ground improvement by improving only the ground at the bottom of the excavated bottom where collapse or the like is assumed and partially improving the upper ground. Since other operations are the same as those in the first embodiment, description thereof is omitted here.
図3は第3実施形態を示し、地山は細粒分含有率が30%程度以上で自立性のある土質であるが、地下水位が高く、周辺への影響が想定される場合である。 FIG. 3 shows a third embodiment, and the natural ground is a soil having a self-supporting soil content of about 30% or more, but the groundwater level is high and the influence on the surroundings is assumed.
かかる場合は、地下水位にほぼ等しい高さの長尺な改良体15bのみを間隔をおいて櫛の歯状に配置する。これにより、地盤改良を必要とする部分に対して全体的に部分改良することができ、最小限の改良で地下水位による影響を低減できる。その他の作用は第1実施形態と同様であるから、ここでの説明は省略する。
In such a case, only the long improved
図4は第4実施形態を示し、前記第3実施形態と同様に地山は細粒分含有率が30%程度以上で自立性のある土質であるが、地下水位が高く、周辺への影響が想定される場合である。 FIG. 4 shows the fourth embodiment. Like the third embodiment, the natural ground is a self-supporting soil with a fine particle content of about 30% or more, but the groundwater level is high and the influence on the surroundings is high. Is assumed.
かかる場合も地下水位にほぼ等しい高さの長尺な改良体15bのみを間隔をおいて櫛の歯状に配置するものであるが、改良体15bを斜めに配置した。
In this case as well, only the
改良体15bが斜めに造成されても、地下水位の高さまで改良体15bが造成さるから所期の目的は達成され、また、崩壊の主動すべり面19の角度に近い角度に改良体15bが造成されることで、周辺への影響を効率よく低減できる。
Even if the
1 オープンシールド機 1a 側壁板
1b 底板 1c テール部
1d フロント部 1e ジャッキ部
2 推進ジャッキ 3 隔壁
4 コンクリート函体 4a 左側板
4b 右側板 4c 上床板
4d 下床板 5 埋戻土
6 グラウト材 7 高さ調整材
8 押角 9 掘削機
10 開口 11 刃口
12 切羽地山 13 スライド土留板
14 裏込注入材 15,15a,15b 改良体
16 注入管 17 家屋の塀
18 土 19 主動すべり面
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