JP4477716B2 - Twist correction device in pipe conveyor and pipe conveyor provided with the same - Google Patents

Twist correction device in pipe conveyor and pipe conveyor provided with the same Download PDF

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JP4477716B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、循環走行する無端の帯状搬送ベルトの一部分がパイプ状に丸められ、その内部に被搬送物を包み込んで搬送するパイプ状ベルトの捩れを矯正する捩れ矯正装置と、この捩れ矯正装置を備えたパイプコンベヤとに関する。
【0002】
【従来の技術】
循環する無端の帯状搬送ベルトの一部分をパイプ状に丸め、この中に粉粒体
を包み込んで連続搬送するパイプコンベヤは公知である。
このパイプコンベヤには、パイプ状に丸められた搬送ベルトの所定の部分に捩れが生じたとき、その捩れを矯正する捩れ矯正装置を設けることがあり、捩れ矯正装置の従来例としては、例えば以下の3つのものがある。
【0003】
特公平1−46404号公報に記載されている捩れ矯正装置は、矯正ローラを支持する軸受金具とこの軸受金具を支持する支持金具との間にスペーサを挟持させて矯正ローラの回転軸を搬送ベルトの走行方向に対して傾斜させて、矯正ローラの回転力により、搬送ベルトの捩れを矯正するものであるが、各矯正ローラ毎にスペーサを取り付けなければならず、矯正ローラを傾斜させる作業に手間を要していた。
【0004】
この問題を解決したのが、特開平5−8822号公報及び特開平10−329914号公報に記載されている捩れ矯正装置である。
【0005】
特開平5−8822号公報の装置は、丸められた搬送ベルトの捩れを起こし易い部分に、この部分を囲むようにして方形枠状の支持枠を配設し、支持枠の内周面に突設した搬送ベルト側を向く回転軸に、ローラ支持枠を回転自在に取り付けて、ローラ支持枠における搬送ベルトとの対向面に、搬送ベルトに接触する矯正ローラを取り付けるとともに、ローラ支持枠を上記回転軸まわりに回転させる角度調整手段により、ローラ支持枠を回転させて、矯正ローラを搬送ベルトの進行方向に対して傾斜させるものである。
【0006】
特開平10−329914号公報に記載された装置は、円形に丸められた搬送ベルトの下方に台座を配設し、台座に搬送ベルトの下面を支持する荷重保持ローラを取り付けるとともに、台座の側部に搬送ベルトの側方に位置する複数の支柱を立設し、各支柱に、搬送ベルト側を向く回転軸を突設して、この回転軸に、矯正ローラを回転自在に支持するアームを回転自在に取り付け、各アーム同士を自在ロッドで連結し、自在ロッドに連係したシャフトの先端に設けたハンドルを回転させることにより、各矯正ローラを互いに連動させて回転軸まわりに回転させることにより、各矯正ローラを搬送ベルトの走行方向に対して傾斜させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平5−8822号公報に記載されている捩れ矯正装置は、ローラ支持枠を回転させるものであるため、各ローラの回転角度が各ローラの取付位置によって異なり、十分な矯正効果を得ることができず、また、ローラ支持枠を回転させるので、大きな回転駆動力を必要とするという問題がある。
【0008】
また、特開平10−329914号に記載された捩れ矯正装置は、円形保持ローラが搬送ベルトのパイプ状に丸められた部分の側面に配設されているだけであり、かつ、荷重支持ローラと矯正ローラがベルトの長手方向に離間した位置に配設されているため、矯正ローラによる矯正効果が十分に得られないという問題がある。
【0009】
本発明は、帯状搬送ベルトの同一円周上に配列された総べてのローラの向きを変え、捩れ防止・矯正効果が十分得られるパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置と、この装置を備えたパイプコンベヤとを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 循環走行する無端の帯状搬送ベルトの一部分がパイプ状に丸められ、その内部に被搬送物を包み込んで搬送するパイプコンベヤにおいて、前記搬送ベルトの捩れを矯正する捩れ矯正装置であって、前記搬送ベルトの丸められた部分が貫通する正多角形のリング状に形成された固定フレームと、前記丸められた部分の外周面に前記パイプ状ベルトの走行方向に対して交差する向きに圧接するローラを有し、かつ前記固定フレームの内周に向き変更可能に複数配設された複数のローラ支持フレームと、前記固定フレームに設けられ、かつ前記ローラ支持フレームの向きを変更する複数の向き変更手段と、前記複数の向き変更手段を、互いに連動させる連係手段とを備え、前記向き変更手段が、前記固定フレームの辺の外周に前記パイプ状ベルトの走行方向と平行に配設されたボルトと、前記ボルトに螺合するナットと、前記ボルトと交差して前記固定フレームの辺に回転可能に設けられかつ前記ナットに連動する回動片とを有し、前記回動片が前記ローラ支持フレームに連結され、前記連係手段が、前記複数の向き変更手段の前記各ボルトに設けられたスプロケットと、前記複数のスプロケットに掛け渡されている無端チェーンとを有するものとする。
【0011】
() 上記(1)項において、複数の向き変更手段の各ボルトの内、1個のボルトに駆動源を接続する。
【0012】
() 上記(1)または(2)項において、搬送ベルトの丸められた部分が所定量捩れたとき、前記丸められた部分の重なり部を検知する捩れ検知手段を備えるものとする。
【0013】
() 上記(3)項において、検知手段を、捩れを検知したとき、駆動源を作動させて、前記捩れを矯正する方向にローラ支持フレームを介してローラを傾斜させるようにする。
【0014】
() パイプコンベヤであって、上記(1)〜()項のいずれかの捩れ矯正装置を備えるものとする。
【0015】
() 上記(5)項において、捩れ矯正装置を、搬送ベルトの走行方向に沿って、複数配設され、前記捩れ矯正装置の前記向き変更手段同士が連結手段によって連結されているものとする。
【0016】
() 上記(5)または(6)項において、捩れ矯正装置を、パイプ状のベルトの被搬送物を受け入れる入口端近傍と、前記被搬送物を排出する出口端近傍と、パイプ状のベルトがカーブしている部分との少なくとも1箇所に配設されているものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明のパイプ状ベルトの捩れ矯正装置を備えたパイプコンベヤ(12)を示す。
可撓性を有する無端の搬送ベルト(1)は、長手方向の軸線まわりに丸まってパイプ状になろうとする弾性傾向を有しており、図1に示すように、前方の駆動ドラム(2)と後方の従動ドラム(3)とに扁平に展開された状態で掛け回され、全体として駆動ドラム(2)が従動ドラム(3)より高く配設された傾斜状態で、図1の矢印の方向に回走するようになっている。
【0018】
(4)(4')は、連杆(5)をもって、搬送ベルト(1)の進行方向にほぼ一定間隔として前後方向に配設され、かつ搬送ベルト(1)と直交する方向を向く支持枠で、図2に示すように、上下2室(4a)(4b)に分かれ、その上室(4a)には、搬送ベルト(1)の往路部分である往路ベルト(1a)が、また下室(4b)には、搬送ベルト(1)の復路部分である復路ベルト(1b)が通過するようになっている。
【0019】
前後両端の支持枠(4')を除く各支持枠(4)の上下両室(4a)(4b)内には、それぞれ複数の保形ローラ(6)が、実質上円を描くようにして、同一円周上に、ほぼ一定間隔をもって枢設されている。
【0020】
偏平に展開されて、従動ドラム(3)の下面よりその上面に回った往路ベルト(1a)は、図3に示すように、該往路ベルト(1a)の下面と側面をそれぞれ支持する支持ローラ(7)(8)に案内されることにより、かつそれ自身の有する弾性傾向によって、次第に樋状に丸められる。
【0021】
往路ベルト(1a)が十分に丸まらないうちに、従動ドラム(3)の上方に設けたホッパ(9)より、粉体もしくは粒体の被搬送物(10)が、往路ベルト(1a)上に投下される。
【0022】
ついで、往路ベルト(1a)は、支持枠(4)の上室(4a)に進入し、保形ローラ(6)に案内されて、パイプ状に丸められるとともに、往路ベルト(1a)の両側端部同士が上方において重合され、その中に被搬送物(10)が包み込まれる。
【0023】
被搬送物(10)を包み込んだ往路ベルト(1a)は、保形ローラ(6)により周囲を支持されて、パイプ状を保ったまま走行する。
【0024】
前方の駆動ドラム(2)の近くにおいて、最前位の支持枠(4)から脱出した往路ベルト(1a)は、図3に示した被搬送物(10)の包み込み部分と概ね前後対称的に構成されたベルト展開装置(図示せず)を通過する間に展開されて、被搬送物(10)を、駆動ドラム(2)の前下方に設けた荷受箱(11)に投入する。
【0025】
駆動ドラム(2)を通過した復路ベルト(1b)は、上述同様にパイプ状に丸められて、各支持枠(4)の下室(4a)を通過し、従動ドラム(3)に戻って循環する。
【0026】
このように、コンベヤ装置(12)は、数100mに及ぶ長尺のものとして配設されることがあるが、両ドラム(2)(3)間の距離が余りにも長い場合には、パイプ状の搬送ベルト(1)の前後両端部が、その軸線まわりに捩じれることがある。
特に、往路ベルト(1a)が捩じれると、被搬送物(10)がこぼれ落ちることとなり、また搬送ベルト(1)や駆動用モータ等に無理な力が作用し、その損耗を著しく早めることとなる。
【0027】
このため、前後両端部の支持枠(4')の上室(4a')には、搬送ベルト(1)の捩れを矯正できる捩れ矯正装置(14)が設けられている。
【0028】
図4〜図7に示すように、上室(4a')の内周面には正面視正六角形をなす固定フレーム(13)が図示を省略した取付部材を介して固定されており、固定フレーム(13)の各辺の前後両縁部に立設された突片(16)(16)の内側には軸受(17)が設けられており、前後の突片(16)(16)を貫通する送りねじ(15)が軸受(17)によって、回転自在かつスラスト方向に移動不能に支持されている。
【0029】
送りねじ(15)の前端部(駆動ドラム(2)側の端部)には、スプロケット(18)が固着されている。送りねじ(15)の中間部には、前後両端面(19a)(19a)が円弧状に形成されたナット(19)が螺合しており、さらに、固定フレーム(13)の各辺の外周面に載置された回動片(20)の一端に突設された1対の連結突片(21)(21)の通孔(21a)が、ナット(19)の両端面(19a)(19a)に接触する状態で送りねじ(15)に遊嵌している。
【0030】
図7に示すように、回動片(20)の中間部に形成された角孔(22)は、固定フレーム(13)の各辺の中央部に穿設された円形の貫通孔(23)に整合しており、角孔(22)と貫通孔(23)を貫通するボルト(24)の外端部に螺合されたナット(30)は、回動片(20)の外面に締め付けられている。
【0031】
ボルト(24)には1対の方形のナット(24b)(24c)が、ボルト(24)の中間部に遊嵌された円形の丸軸部(24a)を挾持するようにして螺合されており、ナット(24b)は回動片(20)の角孔(22)に回転不能に嵌合しており、丸軸部(24a)は貫通孔(23)に回転自在に嵌合している。
【0032】
ナット(24c)には、矯正ローラ(6')を支持するローラ支持フレーム(26)に穿設された角孔(27)が回転不能に嵌合しており、ボルト(24)の内端部には、ナット(31)が螺合しており、このナット(31)が角孔(27)の周縁部に圧接することにより、ローラ支持フレーム(26)がボルト(24)の内端部に固定されている。
【0033】
以上説明したように、丸軸部(24a)が貫通孔(23)に回転自在に嵌合することにより、回動片(20)とローラ支持フレーム(26)は一体となって回動することができ、また、固定フレーム(13)、送りねじ(15)、ナット(19)、回動片(20)、ボルト(24)、ローラ支持フレーム(26)、矯正ローラ(6')等により、捩れ矯正装置(14)が構成されている。
【0034】
さらに送りねじ(15)、スプロケット(18)、ナット(19)、回動片(20)、及びボルト(24)等は、向き変更手段(37)を構成している。
【0035】
共通の固定フレーム(13)に設けられている総てのスプロケット(18)には、チェーン(32)が掛け渡してある。スプロケット(18)とチェーン(32)は、連係手段を構成している。
【0036】
次に動作を説明する。
往路ベルト(1a)の丸められた部分に捩れが生じたとき、作業員は、図5に示す各矯正ローラ(6')に対応する送りねじ(15)の内、一端に角軸部(33)が形成された送りねじ(15A)の角軸部(33)に着脱可能なハンドル(図示略)を取りつけて、その送りねじ(15A)を手動回転させると、その送りねじ(15A)のみならず、チェーン(32)によって他の総ての送りねじ(15)も回転し、総てのナット(19)が同じ方向に移動する。そして、ナット(19)の移動によって、回動片(20)とローラ支持フレーム(26)とが図6に矢印Aで示す方向に一体的に回動する。これによって、総ての矯正ローラ(6')が同一方向に傾く。
【0037】
矯正ローラ(6')を往路ベルト(1a)の丸められた部分が捩れて行こうとする方向と反対側の方に傾斜させると、丸められた部分に捩れようとする方向と逆方向の捩れ力を付与して、丸められた部分の捩れを矯正することができる。
【0038】
なお、送りねじ(15A)は図示を省略したモータを遠隔操作することによって回転させてもよい。
また、往路ベルト(1a)の丸められた部分の捩れは、図8に示すように、往路ベルト(1a)の重なり部分の近傍に回転自在に配設された1対の揺動部材(34)の検知片(34a)(34a)が往路ベルト(1a)の捩れによって回動し、検知片(34a)がセンサ(35)(35)に接触することによって、捩れと捩れ方向とを検知し、送りねじ(15A)に接続された図示略のモータを自動制御させることによって、自動的に矯正するようにしてもよい。
【0039】
さらに、図9に示すように互いに異なる固定フレーム(13)の送りねじ(15A)同士を連結手段である連結杆(36)によって接続して、複数の捩れ矯正装置(14)を同時に作動させてもよい。
【0040】
捩れ矯正装置(14)は、損耗の激しい、往路ベルト(1a)の被搬送物を受け入れる入口端近傍や、被搬送物を排出する出口端近傍の他、往路ベルト(1a)がカーブしている場合にはカーブ部分(図示略)に配設すると、より効果的に往路ベルト(1a)の損耗を防止することができる。
なお、復路ベルト(1b)側に捩れ矯正装置(14)を設けることもある。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、帯状搬送ベルトのパイプ状に丸められた部分の同一円周上に配設されている複数のローラの総べての向きを変更することができるようになっているので、帯状搬送ベルトのパイプ状に丸められた部分の捩れを確実に矯正することができる。
【0042】
しかも、ユーザが1つの向き変更手段を作動させると、連係手段により他の向き変更手段の向きも変えることができるため、1回の操作で総てのローラを傾斜させて、ローラの向きを同じ向きに揃えることがき、簡単な操作で、速やかに、帯状搬送ベルトのパイプ状に丸められた部分の捩れを矯正することができる。
【0043】
また、向き変更手段に、ボルトとナットを用いると、向き変更手段内において操作力を伝達するのにスリップが生じることがなく、総てのローラの向きを同じ向きに確実に揃えて変え、帯状搬送ベルトの丸められた部分の捩れを確実に矯正することができる。
【0044】
さらに、連係手段に、向き変更手段のボルトに設けたスプロケットと、そのスプロケットに掛け渡したチェーンとを使用すると、向き変更手段同士での操作力の伝達が確実に伝達され、総てのローラの向きを同じ向きに速やかに揃えて、帯状搬送ベルトの丸められた部分の捩れを確実に矯正することができる。
【0045】
請求項記載の発明のように、ボルトに駆動源が設けられていると、ユーザが手動で向き変更手段を操作する必要がなく、操作が容易になる。また、遠隔操作が可能になる。
【0046】
請求項記載の発明のように、搬送ベルトの丸められた部分が所定量捩れたとき、その捩れを検知する捩れ検知手段を備えていると、搬送ベルトの捩れを自動的に検知することができ、搬送ベルトの保守管理を容易に行うことができるようになる。
【0047】
請求項記載の発明のように、上記丸められた部分の捩れを検知する捩れ検知手段によって駆動源が作動してローラの向きを変更できるようになっていると、捩れを自動的に矯正することができる。
【0048】
請求項記載の発明のように、帯状ベルトの丸められた部分に捩れが生じたとき、捩れ矯正装置によって矯正することができるため、被搬送物を円滑に搬送することができる。
【0049】
請求項記載の発明のように、互いに連動する捩れ矯正装置を搬送ベルトの走行方向に沿って複数備えていると、帯状ベルトの捩れを確実に矯正して、被搬送物を円滑に搬送することができる。
【0050】
請求項記載の発明のように、捩れが生じやすい、被搬送物を受け入れる入口近傍と、被搬送物を排出する出口近傍、あるいはカーブしている部分に捩れ矯正装置を設けると、捩れが確実に矯正され、帯状ベルトの損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の捩れ矯正装置を備えたパイプコンベヤの正面図である。
【図2】 図1のII−II矢視図である。
【図3】 図1のIII−III矢視拡大図である。
【図4】 図1のIV−IV矢視拡大図である。
【図5】 図4を、一部の部材を省略して、右側面から見た一部を破断した側面図である。
【図6】 一部のローラを省略した図5の平面図である。
【図7】 一部を分解した捩れ矯正装置の斜視図である。
【図8】 搬送ベルトの丸められた部分の重なり部分の段部を検知するセンサが配設された部分の縦断正面図である。
【図9】 異なる固定フレームの送りねじ同士を連結杆によって接続して、各捩れ矯正装置を同期させた例を示す要部の側面図である。
【符号の説明】
(1)搬送ベルト
(1a)往路ベルト
(1b)復路ベルト
(2)駆動ドラム
(3)従動ドラム
(4)(4')支持枠
(4a)上室
(4b)下室
(5)連杆
(6)保形ローラ
(6')矯正ローラ(ローラ)
(7)支持ローラ
(8)支持ローラ
(9)ホッパ
(10)被搬送物
(11)荷受箱
(12)パイプコンベヤ
(13)固定フレーム
(14)捩れ矯正装置
(15)ボルト
(15A)ボルト
(16)突片
(17)軸受
(18)スプロケット(連係手段)
(19)ナット
(19a)両端面
(20)回動片
(21)連結突片
(22)角孔
(23)貫通孔
(24)ボルト
(24a)丸軸部
(24b)ナット
(24c)ナット
(25)回転軸
(26)ローラ支持フレーム
(27)角孔
(30)ナット
(31)ナット
(32)チェーン(連係手段)
(33)角軸部
(34)揺動部材
(34a)検知片
(35)センサ(捩れ検知手段)
(36)連結杆
(37)向き変更手段
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a twist correcting device for correcting a twist of a pipe belt that is partly rolled into a pipe and is wrapped in a pipe shape and envelops an object to be transported inside the belt, and this twist correcting device. And a pipe conveyor provided.
[0002]
[Prior art]
A pipe conveyor is known in which a part of a circulating endless belt-like conveyor belt is rolled into a pipe shape, and powder particles are encased therein and continuously conveyed.
This pipe conveyor may be provided with a twist correction device that corrects the twist when a predetermined portion of the conveying belt rolled into a pipe is twisted. As a conventional example of the twist correction device, for example, There are three things.
[0003]
Japanese Patent Publication No. 1-446404 discloses a torsion straightening device in which a spacer is sandwiched between a bearing bracket that supports a correction roller and a support bracket that supports the bearing bracket, and the rotation shaft of the correction roller is conveyed by a conveyor belt. It is intended to correct the torsion of the conveyor belt by the rotational force of the straightening roller, but it is necessary to attach a spacer to each straightening roller. Needed.
[0004]
This problem has been solved by the twist correction apparatus described in Japanese Patent Laid-Open Nos. 5-8822 and 10-329914.
[0005]
In the apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 5-8822, a rectangular frame-like support frame is disposed around a portion where the rolled conveyor belt is likely to be twisted so as to surround the portion, and is projected from the inner peripheral surface of the support frame. A roller support frame is rotatably attached to a rotation shaft facing the conveyance belt side, and a correction roller that contacts the conveyance belt is attached to a surface of the roller support frame facing the conveyance belt, and the roller support frame is arranged around the rotation axis. The roller support frame is rotated by the angle adjusting means for rotating the correction roller to incline the correction roller with respect to the traveling direction of the conveyor belt.
[0006]
In the apparatus described in Japanese Patent Laid-Open No. 10-329914, a pedestal is disposed below a circularly rounded conveyor belt, a load holding roller for supporting the lower surface of the conveyor belt is attached to the pedestal, and a side portion of the pedestal A plurality of struts located on the side of the conveyor belt are erected, and a rotation shaft facing the conveyor belt is projected from each strut, and an arm that rotatably supports the correction roller is rotated on the rotation shaft. By freely attaching, connecting each arm with a flexible rod, rotating the handle provided at the tip of the shaft linked to the flexible rod, rotating each correction roller around each rotation axis, The correction roller is inclined with respect to the traveling direction of the conveyor belt.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the twist correction apparatus described in Japanese Patent Laid-Open No. 5-8822 rotates the roller support frame, the rotation angle of each roller varies depending on the mounting position of each roller, and a sufficient correction effect is obtained. In addition, there is a problem that a large rotational driving force is required because the roller support frame is rotated.
[0008]
Further, in the twist correction apparatus described in Japanese Patent Laid-Open No. 10-329914, the circular holding roller is only disposed on the side surface of the portion of the conveyance belt that is rounded into a pipe shape, and the load support roller and the correction device are used. Since the roller is disposed at a position separated in the longitudinal direction of the belt, there is a problem that the correction effect by the correction roller cannot be sufficiently obtained.
[0009]
The present invention relates to a twist straightening device in a pipe conveyor that changes the direction of all the rollers arranged on the same circumference of a belt-like transport belt to obtain a sufficient twist prevention / correction effect, and a pipe conveyor equipped with this device. And is intended to provide.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above problem is solved as follows.
(1) A twist straightening device that corrects torsion of the transport belt in a pipe conveyor in which a part of an endless belt-shaped transport belt that circulates is rounded into a pipe shape, and a transported object is wrapped inside and transported. A fixed frame formed in a regular polygonal ring shape through which the rounded portion of the conveyor belt passes, and press-contact with the outer peripheral surface of the rounded portion in a direction intersecting the traveling direction of the pipe-shaped belt. A plurality of roller support frames having a roller and arranged in a plurality of positions on the inner periphery of the fixed frame so as to be changeable; and a plurality of direction changes provided on the fixed frame and changing the direction of the roller support frame. means and, said plurality of reorientation means, and a linking mechanism for linking together the orientation changing means, said pipe-shaped bell on the outer periphery of the sides of the fixed frame A bolt disposed in parallel with the traveling direction of the motor, a nut screwed into the bolt, a rotating piece that intersects with the bolt and is rotatably provided on a side of the fixed frame and interlocked with the nut. The rotating piece is connected to the roller support frame, and the linkage means is a sprocket provided on each of the bolts of the plurality of direction changing means, and an endless chain spanned between the plurality of sprockets. and shall to have a door.
[0011]
( 2 ) In the above item ( 1) , the drive source is connected to one bolt among the bolts of the plurality of direction changing means.
[0012]
( 3 ) In the above item (1) or (2) , when the rounded portion of the conveyor belt is twisted by a predetermined amount, a twist detecting means for detecting an overlapping portion of the rounded portion is provided.
[0013]
( 4 ) In the above item (3) , when the detecting means detects the twist, the drive source is operated so that the roller is inclined through the roller support frame in a direction to correct the twist.
[0014]
( 5 ) It is a pipe conveyor, and is provided with the twist correcting device according to any one of the above items (1) to ( 4 ).
[0015]
( 6 ) In the above item (5) , a plurality of twist correcting devices are provided along the traveling direction of the conveyor belt, and the direction changing means of the twist correcting device are connected by connecting means. .
[0016]
( 7 ) In the above item (5) or (6) , the torsion straightening device includes a pipe-shaped belt in the vicinity of the inlet end for receiving the object to be conveyed, a vicinity of the outlet end for discharging the object to be conveyed, and a pipe-shaped belt. Is arranged at least at one location with the curved portion.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
1 to 3 show a pipe conveyor (12) equipped with a pipe belt twist correction device of the present invention.
The endless conveying belt (1) having flexibility has an elastic tendency to be rounded around a longitudinal axis to form a pipe shape, and as shown in FIG. 1 and the driven drum (3) on the rear side in a state of being flattened and tilted so that the driving drum (2) is disposed higher than the driven drum (3) as a whole. It is supposed to run around.
[0018]
(4) (4 ') is a support frame which has a linkage (5) and is arranged in the front-rear direction at a substantially constant interval in the traveling direction of the transport belt (1) and faces in a direction perpendicular to the transport belt (1). As shown in FIG. 2, the upper chamber (4a) is divided into two upper and lower chambers (4a) and (4b). In the upper chamber (4a), the forward belt (1a) which is the forward portion of the conveyor belt (1) In (4b), the return belt (1b), which is the return path portion of the conveyor belt (1), passes.
[0019]
In each of the upper and lower chambers (4a) and (4b) of each support frame (4) excluding the support frames (4 ') at the front and rear ends, a plurality of shape-retaining rollers (6) are substantially drawn in a circle. These are pivoted on the same circumference at almost regular intervals.
[0020]
As shown in FIG. 3, the forward belt (1 a) that is flattened and rotates from the lower surface of the driven drum (3) to the upper surface of the forward belt (1 a) 7) It is gradually rounded into a bowl shape by being guided by (8) and by its own elastic tendency.
[0021]
Before the forward belt (1a) is sufficiently rounded, a powder or granular material (10) is transferred onto the forward belt (1a) from the hopper (9) provided above the driven drum (3). Dropped.
[0022]
Next, the outward belt (1a) enters the upper chamber (4a) of the support frame (4), is guided by the shape-retaining roller (6), is rounded into a pipe shape, and is also disposed at both ends of the outward belt (1a). The parts are polymerized in the upper part, and the object (10) to be conveyed is wrapped therein.
[0023]
The forward belt (1a) wrapped around the object (10) is supported by the shape-retaining roller (6) and travels while maintaining the pipe shape.
[0024]
In the vicinity of the front drive drum (2), the forward belt (1a) that has escaped from the foremost support frame (4) is substantially symmetrical with the envelopment part of the conveyed object (10) shown in FIG. The material to be conveyed (10) is unfolded while passing through the belt unfolding device (not shown), and is put into a receiving box (11) provided in front of and below the drive drum (2).
[0025]
The return belt (1b) that has passed through the drive drum (2) is rolled into a pipe shape as described above, passes through the lower chamber (4a) of each support frame (4), returns to the driven drum (3), and circulates. To do.
[0026]
In this way, the conveyor device (12) may be arranged as a long one extending to several hundreds of meters, but if the distance between the drums (2) and (3) is too long, it will be a pipe-like shape. The front and rear ends of the conveyor belt (1) may be twisted about its axis.
In particular, if the forward belt (1a) is twisted, the transported object (10) will spill out, and an excessive force will act on the transport belt (1) or the drive motor, thereby significantly accelerating its wear. Become.
[0027]
For this reason, in the upper chamber (4a ′) of the support frame (4 ′) at both the front and rear ends, a twist correction device (14) that can correct the twist of the transport belt (1) is provided.
[0028]
As shown in FIGS. 4 to 7, a fixed frame (13) having a regular hexagonal shape in front view is fixed to an inner peripheral surface of the upper chamber (4a ′) via a mounting member (not shown). Bearings (17) are provided inside the projecting pieces (16) and (16) standing on both front and rear edges of each side of (13), and penetrate the front and rear projecting pieces (16) and (16). The feed screw (15) is supported by the bearing (17) so as to be rotatable and immovable in the thrust direction.
[0029]
A sprocket (18) is fixed to the front end portion (end portion on the drive drum (2) side) of the feed screw (15). A nut (19) in which the front and rear end faces (19a) (19a) are formed in an arc shape is screwed into the middle part of the feed screw (15), and the outer periphery of each side of the fixed frame (13) The through holes (21a) of a pair of connecting projections (21) and (21) projecting from one end of the rotating piece (20) placed on the surface are the both end surfaces (19a) ( It is loosely fitted to the feed screw (15) in contact with 19a).
[0030]
As shown in FIG. 7, the square hole (22) formed in the intermediate part of the rotating piece (20) has a circular through hole (23) drilled in the central part of each side of the fixed frame (13). The nut (30) screwed into the outer end of the bolt (24) passing through the square hole (22) and the through hole (23) is tightened to the outer surface of the rotating piece (20). ing.
[0031]
A pair of square nuts (24b) and (24c) are screwed onto the bolt (24) so as to hold a circular round shaft portion (24a) loosely fitted in an intermediate portion of the bolt (24). The nut (24b) is non-rotatably fitted in the square hole (22) of the rotating piece (20), and the round shaft portion (24a) is rotatably fitted in the through hole (23). .
[0032]
A square hole (27) drilled in the roller support frame (26) that supports the straightening roller (6 ') is non-rotatably fitted to the nut (24c), and the inner end of the bolt (24) The nut (31) is screwed, and the nut (31) is pressed against the peripheral edge of the square hole (27), so that the roller support frame (26) is attached to the inner end of the bolt (24). It is fixed.
[0033]
As described above, when the round shaft portion (24a) is rotatably fitted in the through hole (23), the rotating piece (20) and the roller support frame (26) rotate together. In addition, with the fixed frame (13), feed screw (15), nut (19), rotating piece (20), bolt (24), roller support frame (26), straightening roller (6 '), etc. A twist correction device (14) is configured.
[0034]
Further, the feed screw (15), the sprocket (18), the nut (19), the rotating piece (20), the bolt (24) and the like constitute a direction changing means (37).
[0035]
A chain (32) is stretched over all the sprockets (18) provided on the common fixed frame (13). The sprocket (18) and the chain (32) constitute linkage means.
[0036]
Next, the operation will be described.
When twisting occurs in the rounded portion of the outward belt (1a), the worker can connect the square shaft portion (33) to one end of the feed screw (15) corresponding to each correction roller (6 ′) shown in FIG. If a removable handle (not shown) is attached to the square shaft part (33) of the lead screw (15A) on which the lead screw (15A) is formed, and the lead screw (15A) is manually rotated, then only the lead screw (15A) First, all the other feed screws (15) are also rotated by the chain (32), and all the nuts (19) are moved in the same direction. As the nut (19) moves, the rotating piece (20) and the roller support frame (26) are integrally rotated in the direction indicated by the arrow A in FIG. As a result, all the correction rollers (6 ′) are inclined in the same direction.
[0037]
If the straightening roller (6 ') is tilted in the direction opposite to the direction in which the rounded part of the outward belt (1a) twists, the twist in the direction opposite to the direction in which the rounded part tries to twist A force can be applied to correct the twist of the rounded portion.
[0038]
The feed screw (15A) may be rotated by remotely operating a motor (not shown).
Further, as shown in FIG. 8, the twist of the rounded portion of the outward belt (1a) is caused by a pair of swing members (34) rotatably disposed in the vicinity of the overlapping portion of the outward belt (1a). The detection piece (34a) (34a) is rotated by the twist of the forward belt (1a), and the detection piece (34a) is in contact with the sensor (35) (35) to detect the twist and the twist direction. Correction may be made automatically by automatically controlling a motor (not shown) connected to the feed screw (15A).
[0039]
Further, as shown in FIG. 9, the feed screws (15A) of the different fixed frames (13) are connected to each other by a connecting rod (36) which is a connecting means, and a plurality of twist correcting devices (14) are operated simultaneously. Also good.
[0040]
In the twist correction device (14), the forward belt (1a) is curved in addition to the vicinity of the entrance end receiving the conveyed object of the forward belt (1a) and the outlet end discharging the conveyed object, which is severely worn. In such a case, the wear of the forward belt (1a) can be more effectively prevented by disposing it on a curved portion (not shown).
A twist correcting device (14) may be provided on the return belt (1b) side.
[0041]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, it is possible to change the orientation of all of the plurality of rollers disposed on the same circumference of the portion of the belt-like conveyance belt that is rounded into a pipe shape. Therefore, it is possible to reliably correct the twist of the portion of the belt-like transport belt that is rounded into a pipe shape.
[0042]
In addition, when the user activates one direction changing means, the direction of the other direction changing means can be changed by the linkage means, so that all the rollers are inclined in one operation, and the directions of the rollers are the same. It is possible to align the directions, and it is possible to quickly correct the twist of the portion of the belt-like transport belt rounded into a pipe shape with a simple operation.
[0043]
In addition, if bolts and nuts are used for the direction changing means, no slip will occur in transmitting the operating force in the direction changing means, and the direction of all the rollers will be changed to the same direction without fail. It is possible to reliably correct the twist of the rounded portion of the conveyor belt.
[0044]
Furthermore, when the sprocket provided on the bolt of the direction changing means and the chain spanned over the sprocket are used as the linkage means, the transmission of the operating force between the direction changing means is reliably transmitted, and all the rollers By quickly aligning the directions in the same direction, the twist of the rounded portion of the belt-like transport belt can be reliably corrected.
[0045]
When the drive source is provided on the bolt as in the invention described in claim 2, it is not necessary for the user to manually operate the direction changing means, and the operation becomes easy. In addition, remote operation becomes possible.
[0046]
According to a third aspect of the present invention, when a rounded portion of the conveyance belt is twisted by a predetermined amount, the twist of the conveyance belt can be automatically detected if the twist detection means for detecting the twist is provided. This makes it possible to easily carry out maintenance management of the conveyor belt.
[0047]
If the drive source is activated by the twist detection means for detecting the twist of the rounded portion and the direction of the roller can be changed as in the invention described in claim 4 , the twist is automatically corrected. be able to.
[0048]
According to the fifth aspect of the present invention, when the twisted portion of the belt-like belt is twisted, it can be corrected by the twist correcting device, so that the object to be transported can be smoothly transported.
[0049]
If a plurality of twist correction devices interlocking with each other are provided along the traveling direction of the transport belt as in the invention described in claim 6 , the twist of the belt-shaped belt is reliably corrected and the object to be transported is transported smoothly. be able to.
[0050]
As described in the seventh aspect of the present invention, when the twist correcting device is provided near the entrance for receiving the object to be transported, near the outlet for discharging the object to be transported, or at the curved portion, the twist is surely generated. It is possible to prevent the belt belt from being damaged.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a pipe conveyor provided with a twist correction device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view taken in the direction of arrows II-II in FIG.
FIG. 3 is an enlarged view taken along the line III-III in FIG. 1;
4 is an enlarged view taken along arrow IV-IV in FIG. 1;
FIG. 5 is a side view of FIG. 4 with some members omitted and a part viewed from the right side.
6 is a plan view of FIG. 5 in which some rollers are omitted.
FIG. 7 is a perspective view of a torsional straightening device partially disassembled.
FIG. 8 is a longitudinal front view of a portion where a sensor for detecting a step portion of an overlapping portion of the rounded portion of the conveyance belt is provided.
FIG. 9 is a side view of a main part showing an example in which feed screws of different fixed frames are connected to each other by a connecting rod and each twist correction device is synchronized.
[Explanation of symbols]
(1) Conveyor belt
(1a) Outward belt
(1b) Return belt
(2) Driving drum
(3) Followed drum
(4) (4 ') Support frame
(4a) Upper room
(4b) Lower chamber
(5) Continuous
(6) Shape retaining roller
(6 ') Straightening roller (roller)
(7) Support roller
(8) Support roller
(9) Hopper
(10) Conveyed object
(11) Receipt box
(12) Pipe conveyor
(13) Fixed frame
(14) Twist straightening device
(15) Bolt
(15A) Bolt
(16) Projection
(17) Bearing
(18) Sprocket (linkage means)
(19) Nut
(19a) Both end faces
(20) Rotating piece
(21) Connecting protrusion
(22) Square hole
(23) Through hole
(24) Bolt
(24a) Round shaft
(24b) Nut
(24c) Nut
(25) Rotating shaft
(26) Roller support frame
(27) Square hole
(30) Nut
(31) Nut
(32) Chain (linkage means)
(33) Square shaft
(34) Swing member
(34a) Detection piece
(35) Sensor (torsion detection means)
(36) Linkage
(37) Direction change means

Claims (7)

循環走行する無端の帯状搬送ベルトの一部分がパイプ状に丸められ、その内部に被搬送物を包み込んで搬送するパイプコンベヤにおいて、前記搬送ベルトの捩れを矯正する捩れ矯正装置であって、
前記搬送ベルトの丸められた部分が貫通する正多角形のリング状に形成された固定フレームと、前記丸められた部分の外周面に前記パイプ状ベルトの走行方向に対して交差する向きに圧接するローラを有し、かつ前記固定フレームの内周に向き変更可能に複数配設された複数のローラ支持フレームと、前記固定フレームに設けられ、かつ前記ローラ支持フレームの向きを変更する複数の向き変更手段と、前記複数の向き変更手段を、互いに連動させる連係手段とを備え
前記向き変更手段が、前記固定フレームの辺の外周に前記パイプ状ベルトの走行方向と平行に配設されたボルトと、前記ボルトに螺合するナットと、前記ボルトと交差して前記固定フレームの辺に回転可能に設けられかつ前記ナットに連動する回動片とを有し、前記回動片が前記ローラ支持フレームに連結され、
前記連係手段が、前記複数の向き変更手段の前記各ボルトに設けられたスプロケットと、前記複数のスプロケットに掛け渡されている無端チェーンとを有していることを特徴とするパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
In a pipe conveyor in which a part of an endless belt-shaped transport belt that circulates is rolled into a pipe shape and wraps a material to be transported in the pipe conveyor, the twist correction device corrects the twist of the transport belt,
A fixed frame formed in a regular polygonal ring shape through which the rounded portion of the conveyor belt passes, and press-contact with the outer peripheral surface of the rounded portion in a direction intersecting the traveling direction of the pipe-shaped belt. A plurality of roller support frames having a roller and arranged in a plurality of positions on the inner periphery of the fixed frame so as to be changeable; and a plurality of direction changes provided on the fixed frame and changing the direction of the roller support frame. Means, and linkage means for interlocking the plurality of direction changing means with each other ,
The direction changing means includes a bolt disposed on the outer periphery of the side of the fixed frame in parallel with the traveling direction of the pipe-shaped belt, a nut screwed into the bolt, A pivot piece provided rotatably on a side and interlocking with the nut, and the pivot piece is coupled to the roller support frame;
It said linkage means, torsion in the pipe conveyor, characterized that you have a sprocket disposed on each bolt of said plurality of reorientation means, and an endless chain that is wound around a plurality of sprockets straightening apparatus.
複数の向き変更手段の各ボルトの内、1個のボルトに駆動源が接続されている請求項1記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。More of the bolts of the reorientation means, the correction device twist in one of the bolts to the mounting Claim 1 Symbol driving source is connected pipe conveyor. 搬送ベルトの丸められた部分が所定量捩れたとき、前記丸められた部分の重なり部を検知する捩れ検知手段を備えている請求項1または2記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。When rounded portion of the conveyor belt is twisted a predetermined amount, the correction device twist in claim 1 or 2 SL placing the pipe conveyor and a twist detecting means for detecting an overlap portion of the rounded portion. 検知手段が、捩れを検知したとき、駆動源を作動させて、前記捩れを矯正する方向にローラ支持フレームを介してローラを傾斜させるようにしたものである請求項記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。4. The twist correction in a pipe conveyor according to claim 3 , wherein when detecting the twist, the drive source is actuated to incline the roller through a roller support frame in a direction to correct the twist. apparatus. 請求項1〜のいずれかに記載の捩れ矯正装置を備えていることを特徴とするパイプコンベヤ。A pipe conveyor comprising the twist straightening device according to any one of claims 1 to 4 . 捩れ矯正装置が、搬送ベルトの走行方向に沿って、複数配設され、前記捩れ矯正装置の前記向き変更手段同士が連結手段によって連結されている請求項記載のパイプコンベヤ。The pipe conveyor according to claim 5 , wherein a plurality of twist correcting devices are arranged along a traveling direction of the conveyor belt, and the direction changing means of the twist correcting device are connected by a connecting means. 捩れ矯正装置が、パイプ状のベルトの被搬送物を受け入れる入口端近傍と、前記被搬送物を排出する出口端近傍と、パイプ状のベルトがカーブしている部分との少なくとも1箇所に配設されている請求項または記載のパイプコンベヤ。The twist correction device is disposed in at least one of the vicinity of the inlet end for receiving the conveyed object of the pipe-shaped belt, the vicinity of the outlet end for discharging the conveyed object, and the curved portion of the pipe-shaped belt. The pipe conveyor according to claim 5 or 6 .
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