JP4476965B2 - 髄内釘 - Google Patents

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本発明は、骨腫瘍等によってその一部が切除され、分断された骨を接合し、補強すると共に、上記切除された骨の一部に骨セメントを充填することによって人工的に骨を再生する場合に使用される髄内釘に関するものである。
大腿骨、頚骨、上腕骨等に癌が発症した場合には癌が発症したその患部を切除しなければならないことがある。この場合、分断された骨を接合し、補強するために髄内釘と呼ばれる骨補強部材が使用され、更に切除した骨の一部を修復するために骨セメントと呼ばれる充填材が使用されている。
そして従来は上記髄内釘は分断された骨の接合と補強のみを目的に使用されており、上記骨セメントの充填は別途手作業で行うか、下記特許文献1、2に示すような専用の骨セメント用の注入装置を使用して行われていた。また骨セメント用の注入装置としては、下記特許文献3に示すような簡易でコンパクトな装置も開発されている。
特許文献3に示す骨セメント用の注入装置はガイドワイヤによって案内されるカニューレを有しており、このカニューレ前端部に対して半径方向に開口した出口穴を有しており、骨セメント注入時にはカニューレ前端の開口部をボールによって閉鎖した後、カニューレ内に骨セメントを注入し、押し出すことによって上記出口穴から外方に骨セメントを流出させるようにしていた。
しかし、上記出口穴の口径が小さいため、粘度の高い骨セメントを使用する場合には骨セメントの注入に際して大きな抵抗を伴っていた。又、上記出口穴はカニューレ前端部の定まった位置に設けられているため、切除した骨の位置によってカニューレの挿入深さを調整しなければならなかった。又、カニューレは骨セメントの注入のみを目的にして使用される部材であり、骨セメント注入後はその都度抜き取って、別途髄内釘を挿入し直して当該骨の接合と補強を行わなければならず、連続した骨セメントの注入と骨の接合・補強を図り、施術の効率化を図る上において支障になっていた。
特表2004−525678号公報 特表2005−527279号公報 特表2004−501716号公報
上記背景技術及び背景技術が抱えていた問題点を踏まえて本発明が解決しようとする課題を整理すると、粘度の高い骨セメントの注入を容易にして短時間で多くの量の骨セメントを注入できるようにすると共に、当該骨の切除部位の位置に応じて開口部の開口面積と開口位置を適宜調整することができ、連続した骨セメントの注入と骨の接合・補強とを図ることである。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、骨の接合、補強部材として使用される随内釘に対して、骨セメントの注入具としての機能を持たせることによって切除した骨の修復と、分断した骨の接合、補強とを連続して効率的に行うことができる髄内釘を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による髄内釘は、骨内に挿入・配置される長手方向に沿って延長・形成された骨セメント流路を備えた髄内釘本体と、上記骨セメント流路の途中に長手方向に沿って連続して形成された開口部と、上記開口部の複数の適所に設けられた被取付部と、上記複数の被取付部の中から切除される骨の位置に応じて選択された被取付部に着脱可能に取り付けられるストッパ部材と、上記髄内釘本体側面に長手方向に沿って設けられた凹陥条と、を具備し、上記ストッパ部材を上記選択された被取付部に取り付けた状態で上記髄内釘本体を上記骨内に挿入・配置し、上記髄内釘本体の一端側から骨セメントを注入することにより上記ストッパ部材位置まで上記骨セメント流路に沿って骨セメントを供給し、上記ストッパ部材位置から外側に骨セメントを流出させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2による髄内釘は、請求項1に記載の髄内釘において、上記被取付部は雌ねじ部であり、上記ストッパ部材には雄ねじ部が設けられていて、上記ストッパ部材の雄ねじ部を上記雌ねじ部に螺合させることにより上記ストッパ部材は取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項3による髄内釘は、請求項1又は請求項2記載の髄内釘において、 上記骨内に挿入・配置され骨セメントを注入した後そのまま残置されるものであることを特徴とするものである。
又、請求項4による髄内釘は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の髄内釘において、上記髄内釘本体の一端側には髄内釘本体を骨内に挿入する際に使用する挿入手段と接続するための雌ねじ部と、挿入した髄内釘本体の取付角度を調整するためのガイド溝と、が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項5による髄内釘は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の髄内釘において、上記髄内釘本体の他端側には上記開口部と連通し他端面にかけて長手方向に延びるスリットが形成されており、上記スリットの間隙の範囲で上記髄内釘本体が縮径するように構成したことを特徴とするものである。
したがって、本発明による髄内釘によると、骨内に挿入・配置される長手方向に沿って延長・形成された骨セメント流路を備えた髄内釘本体と、上記骨セメント流路の途中に長手方向に沿って連続して形成された開口部と、上記開口部の任意の位置に着脱可能に取り付けられるストッパ部材と、を具備し、上記ストッパ部材を上記開口部の任意の位置に取り付けた状態で上記髄内釘本体を上記骨内に挿入・配置し、上記髄内釘本体の一端側から骨セメントを注入することにより上記ストッパ部材位置まで上記骨セメント流路に沿って骨セメントを供給し、上記ストッパ部材位置から外側に骨セメントを流出させるようにした構造になっているので、開口部の開口面積が広く、粘度の高い骨セメントであっても容易に注入することができる。又、ストッパ部材は着脱可能に取り付けられているからストッパ部材位置を変更することによって骨セメントの流出位置を調整することができる。そして分断された骨の接合・補強部材である随内釘を骨セメントの注入具として使用しているから、髄内釘は骨セメント注入後も引き続き骨内に残置しておけばよく、連続した骨セメントの注入と骨の接合、補強とを効率良く実行することが可能となる。
又、上記髄内釘本体の開口部の複数の適所には被取付部が設けられていて、それら複数の被取付部の内の任意の被取付部に上記ストッパ部材を取り付けるようにした場合には、微妙なストッパ部材位置の調整作業が不要となり、最適な位置にある被取付部を選択するだけでストッパ部材を容易に所定の位置に取り付けることが可能になる。
又、上記被取付部は雌ねじ部であり、上記ストッパ部材には雄ねじ部が設けられていて、上記ストッパ部材の雄ねじ部を上記雌ねじ部に螺合させることにより上記ストッパ部材が取り付けられている場合には、雄ねじ部を雌ねじ部に螺合させるという比較的簡単な操作によってストッパ部材を確実に取り付けることが可能になる。
又、上記髄内釘を骨内に挿入・配置して骨セメントを注入した後、髄内釘をそのまま骨内に残置するように構成した場合には、専用の骨セメントの注入装置を使用する場合に必要となる骨セメントの注入装置の出し入れにかかる工数を削減することが可能となり、施術の効率化と部材の有効利用とを図ることができる。
又、上記髄内釘本体の一端側には髄内釘本体を骨内に挿入する際に使用する挿入手段と接続するための雌ねじ部と、挿入した髄内釘本体の取付角度を調整するためのガイド溝とが設けられている場合には、挿入手段との連続が容易且つ確実になって円滑な髄内釘本体の挿入が可能になる。又、挿入手段等の一部が上記ガイド溝と係合することによって挿入した髄内釘本体の取付角度の調整も容易になる。
又、上記髄内釘本体の他端側には上記開口部と連通し他端面にかけて長手方向に延びるスリットが形成されており、上記スリットの間隙の範囲で上記髄内釘本体が縮径するように構成した場合には、髄内釘本体の骨内への挿入が容易になり、髄内釘本体を挿入するために予め形成される下穴の加工精度もそれほど高い精度が要求されなくて済むようになる。
以下、図1乃至図8に示す実施の形態を例にとって本発明の髄内釘1の構成と、その取付構造及び当該随内釘1を使用した施術の手順について具体的に説明する。
(1)髄内釘の構成と取付構造(図1〜図7参照)
本実施の形態に係る髄内釘1は骨3内に挿入・配置される長手方向Aに沿って延長・形成された骨セメント流路5を備えた髄内釘本体7と、上記骨セメント流路5の途中に長手方向Aに沿って連続して形成された開口部9と、上記開口部9の任意の位置に着脱可能に取り付けられるストッパ部材11とを具備している。
髄内釘本体7は中心に骨セメント流路5が貫通状態で形成された略円筒形状をした部材である。又は髄内釘本体7は図4に示すように適用する骨3の形状に合わせて幾分湾曲した形状になっており、その周面には長手方向Aに延びる2本の凹陥条13が形成されている。
上記2本の凹陥条13は上記開口部9と共に円周方向に約120°の角度で等分配置されており、適用する骨3に対して予め形成される下穴15の内周面との接触面積を減らして円滑な髄内釘本体7の挿入を可能にしている。
又、骨セメントCが注入される髄内釘本体7の一端側17には髄内釘本体7を骨3内に挿入する際に使用する挿入手段19と接続するための雌ねじ部21と、挿入した髄内釘本体7の取付角度αを調整するためのガイド溝23とが設けられている。
雌ねじ部21は骨セメント流路5の上流側に位置し、これより下流の骨セメント流路5に比べて口径が大きくなっている。一方、ガイド溝23は上記雌ねじ部21が形成された髄内釘本体7の一端側17の端部を凹字状に切り欠いた溝で、対向するように2つ設けられている。そしてガイド溝23には上記挿入手段19の一部や専用の角度調整部材の一部が係合することで、当該ガイド溝23を介して髄内釘本体7を回転させるためのトルクが伝達されるようになっている。
上記髄内釘本体7の他端側25の外周面は先窄まり形状になっており、髄内釘本体7の下穴15への挿入を容易にしている。又、髄内釘本体7の他端側25には上記開口部9と連通し他端面にかけて長手方向Aに延びるすり割り状のスリット27が形成されている。
そして上記スリット27の間隙Bの範囲で髄内釘本体7の他端側25における外周面の外径は縮径するため、髄内釘本体7の骨3内への挿入は一層容易になっている。
開口部9は図3に示すように正面視、長手方向Aに長い長円形状をしており、上記骨セメント流路5と滑らかに連通するように開口部9の開口幅Wは当該部位の骨セメント流路5の直径とほぼ一致するように構成されている。
開口部9の適所には被取付部としての雌ねじ部29が一例として5つ刻設されている。これらの雌ねじ部29の1つを選択して当該雌ねじ部29と螺合する雄ねじ部31を備えたストッパ部材11を取り付けることによって、骨セメント流路5が塞き止められ、骨セメント流路5内に流入した骨セメントCは上記ストッパ部材11が取り付けられたストッパ部材位置で開口部9の外側に流出するようになっている。
この他、図4に示すように髄内釘本体7の一端側17と他端側25の側面には髄内釘本体7を半径方向に貫く貫通孔33が一例として1つずつ計2個形成されている。
これらの貫通孔33には本発明の髄内釘1を適用する骨3に固定するための固定スクリュー35がそれぞれ挿嵌されるようになっている。
そしてこのようにして構成される本発明の髄内釘1は耐腐蝕性に優れ、充分な機械的強度を有するステンレス鋼等の金属製材料によって一例として形成されている。
(2)髄内釘を使用した施術の手順(図8参照)
次に骨腫瘍等が原因で骨3の一部37が切除され2つの骨要素39、41に分断された骨3を上記髄内釘1を使用して接合、補強し、上記切除された骨3の一部37を骨セメントCを使用して再生する施術の手順について説明する。
最初に図8(a)に示すように髄内釘1を挿入・配置するための下穴15を適用する骨要素39、41に対して形成する(尚、下穴15を形成することなく元々む存在する穴をそのまま使用することもある)。又、同時に切除された骨3の一部37に対応した位置の雌ねじ部29を選択し、当該雌ねじ部29に対してストッパ部材11の雄ねじ部31を螺合させてストッパ部材11を取り付けておく。
次に挿入手段19であるインサータやコンプレッサ等を髄内釘本体7の一端側17に形成されている雌ねじ部21を利用して接続し、ガイド溝23に係合させた状態とする。
そして図8(b)に示すように上記挿入手段19によって保持された髄内釘1の他端側25を下穴15内に挿入し、髄内釘1を所定の角度、時計回り或いは反時計回りに回転させながら徐々に押し込んで行く。
図8(c)に示すように挿入手段19の一部が骨3に当接すると、髄内釘1の一端側17の端面は骨3内に所定の深さ埋設した状態になり、挿入は完了する。
又、挿入した髄内釘1の取付角度αがずれている場合には髄内釘1を更に所定の方向に回転させて正規の取付角度αになるように調整する。
続いて上記挿入手段19を雌ねじ部21から取り外し、図8(d)に示すように該雌ねじ部21から調合した骨セメントCを骨セメント流路5に流し込む。骨セメント流路5内に流入した骨セメントCは骨要素39によって開口部9が閉塞されている上流側の骨セメント流路5を通って切除された骨3の一部37に向けて流れる。
骨セメント流路5内を流れる骨セメントCがストッパ部材11に到達すると、それ以上の進行ができないから、当該骨セメントCは開口部9の外側の筋肉43、骨3及び髄内釘本体7とによって囲まれた空間Sに流出するようになる。
そして流出した骨セメントCが上記空間S内にいっぱいに充填されたところで雌ねじ部21からの骨セメントCの注入を停止し、骨セメントCを固化させる。
最後に図8(e)に示すように固定スクリュー35を使用して骨要素39と骨要素41を髄内釘1に固定すれば、骨3の修復と接合及び補強を行う一連の施術が完了する。
そしてこのような髄内釘1を使用することにより、開口部9の開口面積を比較的広く取れるようになり、粘度の高い骨セメントCを使用する場合であっても容易に骨セメントCを注入することが可能になる。
又、着脱式のストッパ部材11を使用したからストッパ部材位置を適宜変更することによって骨セメントCの流出位置の調整を行うことができる。
又、分断された骨3の接合・補強部材である随内釘1を骨セメントCの注入具として使用しているから、髄内釘1は骨セメントC注入後も引き続き骨3内に残置しておけばよく、連続した骨セメントCの注入と骨3の接合、補強とを効率良く実行することが可能になる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば被取付部を圧入穴によって構成し、ストッパ部材11としての圧入ピンを上記圧入穴に圧入することでストッパ部材11を取り付けるようにする等、他の構成を採用することも可能である。又、ストッパ部材11や被取付部29の数は5個に限定されるものではなく、適用する骨3の長さ等に応じて適宜増減することが可能であるし、任意の位置にストッパ部材11を取り付けることができるように構成することも可能である。同様に固定スクリュー35を取り付けるための貫通孔33の個数も適宜、適用する骨3の形状や長さ等に応じて変更することが可能である。
本発明は、骨腫瘍等によって骨の一部が切除された場合に、切除された骨を人工的に再生し、分断された骨を接合、補強する施術分野や、当該施術に使用される髄内釘の製造、使用分野等において利用でき、特に連続した骨セメントの注入と骨の接合、補強とを効率良く実行したい場合に利用可能性を有する。
本発明の一実施の形態を示す図で、髄内釘の取付構造を示す正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、髄内釘の取付構造を示す側断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、髄内釘を示す正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、髄内釘を示す側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、髄内釘を示す背面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、髄内釘の一端側の端面を示す端面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、髄内釘の他端側の端面を示す端面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、髄内釘を使用して行う施術の手順を(a)〜(e)に分けて段階的に示す説明図である。
符号の説明
1 髄内釘
3 骨
5 骨セメント流路
7 随内釘本体
9 開口部
11 ストッパ部材
13 凹陥条
15 下穴
17 一端側
19 挿入手段
21 雌ねじ部
23 ガイド溝
25 他端側
27 スリット
29 雌ねじ部(被取付部)
31 雄ねじ部
33 貫通孔
35 固定スクリュー
37 一部
39 骨要素
41 骨要素
43 筋肉
A 長手方向
C 骨セメント
α 取付角度
B 間隙
W 開口幅
S 空間

Claims (5)

  1. 骨内に挿入・配置される長手方向に沿って延長・形成された骨セメント流路を備えた髄内釘本体と、
    上記骨セメント流路の途中に長手方向に沿って連続して形成された開口部と、
    上記開口部の複数の適所に設けられた被取付部と、
    上記複数の被取付部の中から切除される骨の位置に応じて選択された被取付部に着脱可能に取り付けられるストッパ部材と、
    上記髄内釘本体側面に長手方向に沿って設けられた凹陥条と、
    を具備し、
    上記ストッパ部材を上記選択された被取付部に取り付けた状態で上記髄内釘本体を上記骨内に挿入・配置し、
    上記髄内釘本体の一端側から骨セメントを注入することにより上記ストッパ部材位置まで上記骨セメント流路に沿って骨セメントを供給し、上記ストッパ部材位置から外側に骨セメントを流出させるようにしたことを特徴とする髄内釘。
  2. 請求項1に記載の髄内釘において、
    上記被取付部は雌ねじ部であり、上記ストッパ部材には雄ねじ部が設けられていて、上記ストッパ部材の雄ねじ部を上記雌ねじ部に螺合させることにより上記ストッパ部材は取り付けられていることを特徴とする髄内釘。
  3. 請求項1又は請求項2記載の髄内釘において、
    上記骨内に挿入・配置され骨セメントを注入した後そのまま残置されるものであることを特徴とする髄内釘。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の髄内釘において、
    上記髄内釘本体の一端側には髄内釘本体を骨内に挿入する際に使用する挿入手段と接続するための雌ねじ部と、
    挿入した髄内釘本体の取付角度を調整するためのガイド溝と、が設けられていることを特徴とする髄内釘。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の髄内釘において、
    上記髄内釘本体の他端側には上記開口部と連通し他端面にかけて長手方向に延びるスリットが形成されており、
    上記スリットの間隙の範囲で上記髄内釘本体が縮径するように構成したことを特徴とする髄内釘。
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