JP4476931B2 - 歯ブラシ - Google Patents

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Description

本発明は歯ブラシヘッドに関し、とりわけ歯磨きの圧力下で曲げることのできる、複数の区画を含む歯ブラシヘッドに関する。本発明はまた、そのようなヘッドを備えた歯ブラシに関する。
歯ブラシは一般に、使用者が歯ブラシを握るためのグリップハンドルと、剛毛担持ヘッドとを備えており、ここでヘッドとハンドルはヘッド-ハンドルの縦方向に沿って配置される。場合によりヘッドは取り替えできるようハンドルに接続可能である。通常、ヘッドとグリップハンドルの間にはネックがあり、ネックはヘッドおよびハンドルの隣接部よりも細くなっている。ヘッドはハンドルから離れた先端およびハンドルに最も近い基部を有し、ネックはヘッドの基部でヘッドに接合している。ヘッドの基部とネックとの間の接合部は一般に、変曲点(すなわち、ヘッドに担持される剛毛に沿って見下ろした平面図に見られるような、ヘッドとネックとの間の最も鋭い曲率の点)によって、またはこれとは別に、例えばハンドルに最も近い剛毛束のパターンの縁によって、特徴づけられる。
歯ブラシにおいて、よく知られている通り、ヘッドとグリップハンドルとは、それらの間に縦方向(それは直線である必要はない)とともに、この縦方向に対して直角な幅方向を規定するように配置されている。剛毛(この用語は、他の歯清浄部材、例えばエラストマーの薄層またはフィンガーをも包含する)は、縦および幅方向に対して概ね垂直な剛毛方向にヘッドから延びている。ヘッドは、ハンドルから最も遠い先端と、縦方向に離れたハンドルに最も近い基部を有するが、その基部は、剛毛クラスターの端によっておよび/またはヘッドの形状の変曲点によって画定される。
ヘッドは、複数(特に2または3つ)の縦に細長い区画の形態で提供されることが知られており、これらの区画は歯ブラシヘッドにわたって幅方向に隣接するように配置されており、かつハンドルに柔軟に連結されている。このタイプの公知の歯ブラシに関する問題は、清浄作用を向上させるために剛毛の分配・分布を最適化することである。
例えばUS-A-13230152は、3つの柔軟な区画を含んでなる歯ブラシヘッドを開示しているが、その3つの区画のうちの中央区画は、ヘッドの先に隣接したパッドを形成するよう広げられており、かつ、先端に隣接した歯ブラシヘッドの全幅にわたって延在しているものの、このパッドをハンドルに連結する相対的に細い「ストーク」(stalk)を有する。US-D440404およびUS-D1536446は、ヘッドが3つの区画を含んでなる歯ブラシを開示しており、各区画はグリップハンドルにそれ自身の対応する柔軟なネックによって連結されているものの、長さに対して相対的に細くなっている。US-A-4864676は、3つの区画の形をしたヘッドを開示しているが、このヘッドは2つの外側区画に幅方向で挟まれた中央区画を含んでなり、ハンドルから離れた外側区画の端が、中央区画の端の周りに部分的なリングを形成しており、中央区画がその端部に小さい束の剛毛を備えているにすぎない。US-A-44152853は、3つの幅方向に隣接した柔軟なネックを含んでなる歯ブラシを開示しているが、各ネックは、ハンドルから離れたその端部に剛毛担持パッドを有するものの、これでは結果的にヘッドが、その長さと比較して不釣り合いに幅広くなってしまう。
WO-A01/89344、FR-A-2548528およびUS-A-54991521は、このような区画を2つ含んだヘッドを開示している。
歯磨きの圧力に応答して曲がるよう、ハンドルに柔軟に連結されている隣り合って配置された区画を含んでなるこのような歯ブラシヘッドの目的は、歯の輪郭に合うように調整するヘッドの能力を改善すること、歯の隙間に届きやすいようにヘッドを改善すること、とりわけこの改善を歯に過度のブラッシング圧を加えることなく達成すること、ブラッシング圧を歯と歯茎に分配すること、ならびにヘッドの中を通して水が流れるようにしてヘッドが使用後に例えば過剰の練り歯磨きや残渣等からすっかり洗浄され得るようにすることである。
本発明の目的は、上述のタイプの歯ブラシを改善した歯ブラシを提供することであり、とりわけヘッドの剛毛の改善された分配を提供することを目的とする。本発明の他の目的および効果は、以下の記載により明らかになるであろう。
本発明において歯ブラシヘッドが提供されるが、その歯ブラシヘッドは、その基部において歯ブラシのグリップハンドルに接続されているかまたは接続可能であり、これによりヘッド-ハンドル縦方向を規定しており、幅方向に隣接した縦方向に延びる3つの区画(そこから剛毛が延びている)を含み、その3つの区画は、中央区画および中央区画の各側面にある外側区画からなり、1つ以上の区画がグリップハンドルに弾力的に柔軟に接続されているかまたは接続可能であり、以下の点を特徴としている:
ヘッドの先端に隣接する中央区画の端部が、縦方向に隣接した中央区画のハンドルに近い部分と比較して、一体的に幅方向に拡大されていて、ヘッドの先端に隣接する剛毛担持パッドを提供し、該剛毛担持パッドが、ヘッドの先端に隣接した歯ブラシヘッドの全幅にわたって延在していること、
中央区画が中間剛毛担持パッドを含み、該中間剛毛担持パッドが、先端パッドとヘッドの基部の間にある中央区画の部分の最大幅の領域であること、
先端パッドと中間パッドの間の該区画に第一連結領域があり、第一連結領域が先端パッドおよび中間パッドの隣接部分よりも幅が狭くなっていること、
中間パッドとハンドルの間の該区画に第二連結領域があり、第二連結領域が中間パッドの隣接部分よりも幅が狭くなっていること。
好ましくは、ヘッドは、このような区画を3つのみ、すなわち1つの中央区画および2つの外側区画のみを含む。好ましくは、2つ以上の区画、好ましくは全ての区画は、グリップハンドルに弾力的に柔軟に接続されており、その結果、該区画は、剛毛への圧力の作用下で、縦方向および幅方向に平行な平面から弾力的に曲げることができる。
好ましくは、中間パッドは1つのみであり、第一連結領域および第二連結領域もそれぞれ1つのみ存在する。
典型的には先端パッドは、横および縦方向にほぼ等しい寸法であり、すなわちほぼ円形、半円形、長方形、または多角形でありうる。典型的には、そのような先端パッドは縦方向において、歯ブラシヘッドの基部および先端の間の長さの約10〜50%(例えば20〜30%)の長さでありうる。
典型的には、このような先端パッドは、剛毛の多角形のクラスターを担持するのに好適な大きさであり、該剛毛は、典型的には複数の剛毛を含有する複数の束として配置され、かつ縦および幅方向に概ね垂直な剛毛方向に延びている。典型的には先端パッドは、歯ブラシ剛毛束の典型的な大きさ(例えば、束の直径または最大断面寸法が1〜2mm)の4〜10束の剛毛を担持するのに十分な大きさである。剛毛束の好適な配置は、1つ以上の中心束を5〜8つの束が取り囲んでいる多角形である。
中央区画の剛毛担持表面は、実質的に平面もしくは波状であってよく、またはカーブしていてもよく、例えば剛毛が担持されている面が凹状になっていてもよい。好ましくは、先端パッドの剛毛担持表面は、ハンドルに近いほうの該区画の隣接部分の表面(そこもまた剛毛を担持しうる)、例えば第一連結領域の表面、と180°以下の角度、例えば180°〜160°の角度を形成しうる。同様に、外側区画の剛毛担持表面も、実質的に平面もしくは波状であってよいし、また、例えば剛毛が担持されている面が凹状にカーブしていてもよい。
好適な実施形態において、先端パッドは、ハンドルから最も離れた外側区画の端を越えて縦方向に延在しており、典型的には歯ブラシヘッドの基部と先端との間の長さの約15〜30%の距離だけ、例えば18〜25%(例:20±2%)の距離だけ延在している。こうすると、先端パッドは、先端に隣接した歯ブラシヘッドの全幅にわたって延在することとなり、すなわち、その縦方向の延長の少なくとも一部分のために、先端パッドはいずれの側面においても外側区画に隣接することがない。
好ましくは、先端パッドと中間パッドの幅の比は、1:1.5〜1.5:1の範囲にあり、例えば1:1.2〜1.2:1の範囲である。好ましくは先端パッドは中間パッドよりも幅広である。
中間パッドは、例えば歯ブラシヘッドの先端と基部の間の長さの20〜40%の長さ、例えば約30±5%の長さであり得る。中間パッドは好ましくは、その剛毛表面の50%以上、特に75%以上、さらには90%以上、好ましくは全てが、ヘッドの先端から最も遠い縦方向半分に存在するよう配置される。例えば、中間パッドの最も幅広の部分は、ヘッドの先端よりもヘッドの基部のほうに近く、例えばヘッドの基部からヘッドの先端に向かって20〜40%の距離にある。
先端パッドと中間パッドは、実質的に同じ面積の剛毛支持表面を有してもよいし、かつ/または、それら先端パッドと中間パッドの上に、実質的に同じ面積のエンベロープ内にはめ込まれる剛毛束のクラスターを有してもよい。例えば先端パッドと中間パッドの剛毛支持表面は、面積にして20%しか違わなくてもよい。
中間パッドは例えば、剛毛方向を見下ろしたときの平面図では円形、楕円形または多角形であり得る。典型的には中間パッドは、歯ブラシ剛毛束の典型的な大きさ(例えば、直径または剛毛方向を横切って切断した最大寸法1〜2mm)の剛毛束を4〜12束担持するのに十分な大きさである。好適な束の配置は、1つ以上の中心束を囲む5〜10束の多角形であり、例えば中間パッドにわたって一列に並んだ2〜4個の剛毛束を含む。第一連結領域および第二連結領域は、例えばそれらの幅にわたって1個の剛毛束しか担持しないほど狭くなっていてもよい。
中央区画は、結果として、縦方向に連続して、ハンドルの方向からヘッドの先端に向かってヘッドの基部から延びる、第二連結領域を構成する幅方向に狭い領域;ヘッドの基部と先端パッドの中間位置で幅方向に広がっている、中間パッドを形成する領域;ハンドルの方向からヘッドの先端に向かって中間パッドから延びる、第一連結領域を構成する幅方向に狭い領域;および、ヘッドの先端に隣接して一体的に幅方向に広がっている、先端パッドを形成する領域、を含んでなる。
先端パッドまたは中間パッドと、それに隣接する第一連結領域または第二連結領域との間の接合部は、好ましくは変曲点(すなわち、ヘッドに担持される剛毛に沿って見下ろした平面図に見られるような、パッドと連結領域との間の最も鋭い曲率の点)によって特徴づけられる。
先端パッドと中間パッドの間の第一連結領域の長さは、例えば対応する先端パッドまたは中間パッドの長さよりも長くてよく、例えば先端パッドまたは中間パッドの長さの1〜1.5倍の範囲であってよい。
第二連結領域は、好ましくは中間パッドとヘッドの基部の間にある。
1つ以上の区画は、様々な方法で、グリップハンドルに弾力的に柔軟に接続することができる。
例えば、全ての区画は、歯ブラシのグリップハンドルと一体的に、弾性材料で作られている。例えば2つ以上の区画を、ヘッドの先端から離れた歯ブラシの一部で、互いにおよび/または歯ブラシハンドルに、例えば一体的に、接続させることができる。
好ましくは、少なくとも1つの区画、好ましくは全ての区画は、一体となった弾力的で柔軟なネックによりグリップハンドルに接続される。そのようなネックは柔軟であってよく、および/またはネックと区画の間もしくはネックとハンドルの間の連結部が柔軟であってもよい。弾力的で柔軟なネックは、歯ブラシに一般的に用いられる種類のプラスチック材料を用いた一体的な構成により達成することができる。
例えば、1つ以上の区画、例えば全ての区画は、対応する柔軟なネックにより、それぞれグリップハンドルに接続されうる。このようなネックは、区画の基部(つまり、先端から遠く離れた区画の端)と、その区画に最も近いグリップハンドルの端の間に延びている。典型的には、このような構成において、ヘッドの各区画は、ハンドルのほうに向かう区画の一体的な延長である、それぞれのネックによりグリップハンドルに接続される。このようなネックは、区画とほぼ同じ長さであり、例えばヘッド区画の長さの0.4〜1.5倍の範囲、好ましくは0.5〜0.75倍の長さであってよい。このような寸法は好適な弾力性を与えることがわかっている。
こうしたネックは、縦方向に平行で、幅方向に隣接した側面をもつことができる。これとは別に、そして好ましくは、幅方向に隣接した側面は、それらの幅方向の間隔が次第に狭くなっていて、ハンドルに最も近い端では側面間の空隙により離れて配置されるようになっているが、側面同士および/またはそれらと結合した区画同士は、先端に最も近い端で接触するようになっている。次第に狭くなる角度は、0.5〜5°であり得る。
上述のようなネックの幅方向に隣接した部分(例えばグリップハンドルに最も近いネックの端に隣接した部分)の間には、柔軟な材料、例えばエラストマー材料、例えばそのような材料の柔軟な薄いウェブが存在していてもよい。
あるいはまた、1つ以上の区画、例えば全ての区画が、例えばヘッドの基部で、グリップハンドルへと延びるネックに柔軟に接続されていてもよい。
1つ以上の区画、例えば全ての区画は、柔軟であってもよく、例えば該区画の縦方向または幅方向に隣接した領域の間(例えば先端パッドと第一連結領域の間)に弾力的で柔軟な連結部を組み入れるものであってもよい。
区画の縦方向に延びている幅方向に隣接した側面は、直線的であってもよいし、あるいは、相補的にかみ合う形状、例えば相補的な波状もしくは波打つ形状であってもよい。
各区画は剛毛を担持することができるが、剛毛は、例えば1つ以上の縦方向に延びる剛毛束の列として配置することができる。剛毛は、縦および幅方向に対して垂直な方向または垂直でない角度の方向に延びていてよい。
1つ以上の区画は、幅方向で外側または内側方向に弾力的に柔軟でありうる。外側区画の過度の外広がりを避けるために、中央区画および隣接する外側区画は、接合部品を備えることができ、これにより、外側区画が外側に曲がったとき、外側区画の接合部品が中央区画の接合部品に接して、外側区画が外側に動くことのできる範囲を制限するようにする。例えば、中央区画の端部を含む拡大されたパッドは、グリップハンドルに方に面する開口を有する凹部を備えており、その凹部に外側区画の接合部品がはまり込んで、凹部の表面が対応する接合部品を含むようにする。
幅方向に隣接した区画の間には、隣接区画の相対的な動きを可能にする空隙が存在しうる。これとは別に、幅方向に隣接した区画は接触していてもよく、これにより区画同士の相対的な滑り運動が、例えば縦および幅方向の両方に対して垂直な相対方向で、可能となる。幅方向に隣接した区画の間には、柔軟な材料、例えばエラストマー材料、例えばそのような材料の柔軟な薄い充填物またはウェブが存在していてもよい。
好ましくは少なくとも1つの区画、より好ましくは全ての区画は、剛毛を担持するように適応させる。例えば1つ以上の区画に剛毛用の孔を設けて、その孔の中に剛毛束を固定することができる。これとは別に、剛毛束を公知の方法で区画に埋め込むことができるが、この方法では剛毛束の端が金型キャビティーに突き出ており、この金型キャビティーにおいて区画が射出成形によって製造される。
本発明の歯ブラシの好ましい形態において:
全ての区画は、剛毛を担持し、かつ、ネックにより歯ブラシハンドルに一体的に柔軟に接続される;
ヘッドの先端に隣接する剛毛担持先端パッドは、歯ブラシヘッドの基部および先端の間の長さの約20〜30%の長さを有する;
先端パッドは、ハンドルから最も離れている外側区画の端を越えて縦方向に延びており、かつ先端に隣接する歯ブラシヘッドの全幅にわたって延在している;
中央区画は、単一の中間剛毛担持パッドを含み、該中間パッドは、先端パッドとヘッドの基部の間にある該区画の部分の最大幅の領域(そこから剛毛の束が延びている)であり、かつハンドルに最も近い歯ブラシヘッドの縦方向半分に完全に位置づけられ、かつ歯ブラシヘッドの基部と先端の間の長さの約20〜40%の長さを有する;
先端パッドと中間パッドの間の区画の第一連結領域は、先端パッドと中間パッドの隣接部分よりも幅が狭くなっている;
中間パッドとネックの間の区画の第二連結領域は、中間パッドの隣接部分よりも幅が狭くなっている;
先端パッドの剛毛担持表面は、第一連結領域の表面と180°以下の角度を形成する。
剛毛方向に沿って見下ろした平面図で見ると、先端パッド、第一連結領域および中間パッドを含んでなる中央区画は、結果としていわゆる「ダンベル」の形を有する。
好適な構成は以下のものである。すなわち、中央区画の上の剛毛束は、先端パッドと中間パッドの上に集中しており、例えば剛毛束の60%以上、例えば60〜80%が先端パッドと中間パッドの上に位置しており、残りの束が連結領域にあって合計100%とする。
この好適な構成において、2つのパッド、すなわち先端および中間パッドは、歯の表面にほぼ対応する距離だけ縦方向に分離されており、従って改善された清浄効率を提供する。このような距離は、先端パッドと中間パッドの中心間の距離で、例えば1〜2cmである。
本発明の歯ブラシヘッドは、歯ブラシ製造によく知られた、ポリプロピレンやポリスチレンなどの弾力的で柔軟なプラスチック材料で一体的に作ることができる。プラスチック材料は、区画および/またはネックの弾力性を最適化するように選択され、例えば比較的硬質のプラスチック、例えば繊維強化プラスチック材料(例:ポリエステル繊維強化ポリプロピレン)を使用することができる。区画およびネックは、グリップハンドルとともにこのようなプラスチック材料で一体的に製造され得る。
グリップハンドルは、上述のようなプラスチック材料で作ることができ、または、一般に知られたタイプのエラストマー材料製のグリップ改善部品を含んでいてもよい。
ここで、添付の図面を参照しながら、実例を挙げて本発明について説明することにする。
図1を参照すると、歯ブラシ10が、全体的に示されており(図1A)、ヘッド11は透視平面図(図1B)、透視下面図(図1C)、側面図(図1D)および平面図(図1E)で示される。歯ブラシヘッド11は、グリップハンドル12の方へ一体的に延びており、ヘッド11とグリップハンドル12とは、縦方向L-Lに配置され、縦方向に直角な幅方向W-Wを有し、さらに厚さ寸法T-Tを有する。ヘッド11は、基部13A(グリップハンドル12に最も近い、剛毛パターンの端である)と先端13Bを有する。ヘッド11の基部13Aとグリップハンドル12との間には縦方向に、一体的なネック領域14がある。
ヘッド11は、3つの幅方向に隣接した区画15、16、17に分割されており、その3つの区画のうちの中央区画15は、各側面で2つの外側区画16、17により挟まれている。各区画15、16、17は、縦方向L-Lに平行に細長くなっている。ヘッド11の各区画15、16、17の表面から、剛毛20が、幅方向W-Wに垂直な剛毛方向Bに延びている。
中央区画15は、ハンドル12から最も遠い端において幅方向に拡大しており、それにより先端パッド18を形成している。先端パッド18の表面19は、剛毛20の束の多角形クラスターを担持するのに好適な大きさである。中央区画15は、パッド18と基部との間の幅広部分へと152において拡大されており、それにより中間パッドを形成している。外側区画16、17の幅方向に隣接した表面は、それに対応して形づくられる。パッド152上では剛毛20の束が、幅方向に隣接して配置される。図1Dは、区画15、16、17の表面(そこから剛毛20が延びている)が、縦方向で緩やかに凹形にカーブしていることを示している。
先端パッド18と中間パッド152の間には、第一連結領域151があり、中間パッド152とヘッド13の基部の間には、第二連結領域153がある。パッド18の表面19は、連結領域151の隣接部分の表面と180°の角度を形成する。
ヘッドの基部13Aとネック14の間の接合部は、図1Bおよび図1Eの平面図に見られる通り、最大曲率の変曲点によって識別される。
剛毛20は、分離した束として配置される。図1に示す通り、剛毛束は、ヘッドを横切ってほぼ幅方向に延びる列、および各区画15、16、17に沿ってほぼ縦方向に延びる列として配置されている。
ヘッド11の基部13Aにおいて、3つの区画15、16、17はそれぞれ、対応するネック21、22、23へと一体的に形成され、そのネックにより前記区画は、グリップハンドル12に接続される。各ネック21、22、23は、弾力的で柔軟なプラスチック材料で作られており、ゆえにネック21、22、23は、弾力的にそして柔軟にその区画15、16、17をグリップハンドル12に連結する。各ネック21、22、23の長さは区画15、16、17の長さとほぼ同じであるが、要件を満たすように変化させてもよい。
グリップハンドル12は、概ね従来の構成とデザインのものであり、エラストマー製グリップパッド30がハンドル12のキャビティー(図には示されていない)に通常の射出成形法により組み入れられている。
図2〜5を参照すると、そこには本発明の歯ブラシヘッドの別の構成が示されている。
図2には、図1と類似したヘッドが、透視図(図2A、2B)、下面図(図2C)、側面図(2D)、および平面図(2E)で拡大して示されている。中央区画15は、そのハンドルに近い方の縦半分を占める幅方向に広げられた中間パッド152を有し、また、パッド152と先端パッド18との間のより細い第一連結領域151を有することが示されている。さらに、図2の他の構成とは独立していてもよいが、パッド18の面19(そこから剛毛が延びている)は、第一連結領域151の隣接面と180°未満の角度を形成する。図2を見ると、パッド18は平面図では多角形(ほぼ五角形)である。第二連結領域153は中間パッド152をネック21に連結する。
図3(図3Aは透視図、図3Bは下面図、図3Cは側面図、図3Dは平面図)には類似の構成が示されているが、ただし、先端パッド18の面19(そこから剛毛が延びている)は、隣接する第一連結領域151(そこから剛毛が延びている)と同一平面上にある。ここでもまた、中央区画15が、連結領域間で幅方向に広くなっていて、中間パッド152を形成する。また、これとは独立に、外側区画16、17の剛毛表面21は、幅方向W-Wから見た場合、波形をしている。
図4には、図1のそれと類似したヘッドが、図4Aの側面図、図4Bの透視図、および図4Cの平面図で拡大して示されている。中央区画15は、ヘッドの先端に隣接した、一体的に拡大された端部を有し、先端13Bに隣接した歯ブラシヘッドの全幅にわたり延びる剛毛担持先端パッド18を形成していることが見てとれる。この先端パッド18は、平面図では概ね円形であり、その先端13Bとその基部13Aの間の歯ブラシヘッドの約20〜30%の長さを、その縦方向に有する。
先端パッド18は、中心束の周りに多角形の束のパターンで束20の多角形クラスターを担持するのに適した大きさである。図4Aに見られる通り、先端パッド18の剛毛担持表面19は、ハンドルに近い方の中央区画15の、隣接する第一連結領域152の表面と180°未満の角度を形成し、また、先端パッド19は、ハンドルから最も遠い外側区画16、17の端を越えて縦方向に延在している。
図4の歯ブラシヘッドにおいて、中央区画15は、先端パッド18とヘッドの基部13Aの間にある区画15の部分の最大幅の領域である、単一の中間剛毛担持パッド151(そこから複数の剛毛20の束が延びており、2つの中心束を囲む多角形のクラスターとして配置されている)を含んでなる。中間パッド151は、平面図では楕円形であり(以下に説明する連結領域により中断されるところを除く)、平面図では先端パッド19と同様の面積を有する。中間パッド151は、ヘッドの先端13Bと基部13Aの間の歯ブラシヘッドの長さの約20〜30%の長さを有する。中間パッド151はハンドルに最も近いヘッドの縦方向半分内に位置する。中間パッド151の最も幅広の部分は、ヘッドの先端13Bよりもヘッドの基部13Aのほうに近い。
先端パッド18と中間パッド151の間には一体化された第一連結領域152があり、その第一連結領域152は、先端パッド19と中間パッド151の隣接部分よりも幅が狭くなっている。
中間パッド151とヘッドの基部13Aの間には第二連結領域153が存在し、その第二連結領域153は、中間パッド151の隣接部分よりも幅が狭く、ネック21に一体的に連結されている。パッド18、151および連結領域152、153の間の接合部を規定する変曲点(すなわち最大曲率の変曲点)が存在することが見てとれる。図4では、連結領域152、153のそれぞれは、平面図で見ると、平行な側面になっている。先端パッド18と中間パッド151との間の第一連結領域152の長さは、先端パッド18および中間パッド151のいずれの長さよりも長い。
中央区画15上の剛毛束20の大部分は、先端パッド18および中間パッド151上に位置することが見てとれる。すなわち、図4Cに見られる通り、中間パッド151上には10個の束、先端パッド18上には7個の束、そして連結領域152、153上には6個の束が存在する。
図5を参照すると、そこには本発明の歯ブラシヘッド11の好適な構成の平面図がより詳細に示されているが、そこでは3つの区画15、16、17が、それぞれ対応するネック21、22、23に一体的に連結されており、さらにまたそれらネックが、グリップハンドル12(ヘッド11に最も近い部分が示されている)に一体的に連結されている。ヘッドの構成は図4のそれと類似していることがわかる。すなわち、中央区画は先端パッド18、中間パッド152、第一連結領域151、および第二連結領域153を含んでなる。剛毛20は、代表的なパターン(これに限定されない)で示されており、ヘッド11の各区画の上に配置されている。
先端パッド18の表面19は、隣接する第一連結領域151の表面と、折り線24において、180°未満の角度を形成する。先端パッド18は概ね直径7.5mmの円形である。第一連結領域151は長さ約9〜10mm、幅約2〜3mmである。中間パッド152は楕円形であり、長さ約9〜10mm、幅約7〜8mmである。第二連結領域153は長さ約5〜7mm、幅約2〜3mmである。区画の厚さは約3〜4mmである。ネック21、22、23は長さ約23〜25mm、幅約2〜3である。外側ネック22、23は厚さ約3〜4mmであり、中央ネック21はわずかにより厚く、約4〜5mmである。ヘッド11は全体としては概ね楕円形であるが、先端に向かって徐々に細くなり、全長が約30〜32mmで、中間パッド152に幅方向に隣接した最も幅の広い位置の幅が約13mm、すなわち通常の大きさである。これらの寸法で、典型的なプラスチック材料(例えば、ポリプロピレン、ポリアミド、ABS、繊維強化ポリプロピレン)から作られた場合、好適な柔軟性が得られる。
ネック21、22、23の間の隙間25は、先端13Bに向かって徐々に狭くなり、ハンドル12に最も近い端で約0.5〜1mmであり、区画15、16、17が滑り接触するように徐々に狭くなる。ヘッド11の基部13Aに隣接したネック21、22、23の部分もまた滑り接触し得る。ハンドル12にはまた、エラストマーグリップパッド30が組み込まれており、柔軟なエラストマー材料31はハンドル12に隣接した隙間25の中まで延びている。
図1〜5では、平図面で見ると、ヘッド11の外郭が、先端13Bから縦方向に離れた154に浅いくぼみを示しており、そのくぼみ154の形状は、パッド18が歯の表面と接触して基部-先端方向で縦方向に動くときに、歯または他の口腔組織の表面が先端パッド18と区画16または17の間の隙間にひっかかって、例えばそれにより区画15、16、17を互いに離れさせることのないように設計されている。上記理由のために、外郭のこの領域における滑らかな移動が望ましい。
図6を参照すると、そこには図5のA- -Aの線で切断された、図5のヘッド11の切断面が示されている。区画15、16、17において剛毛20が、剛毛孔26にどのように配置されるか、または、さもなくば従来の方法でどのようにヘッド中に成形されるかが見てとれる。歯磨き中に生じる剛毛への圧力(矢印で示す)の作用下で、区画15、16、17が、縦および幅方向に平行な平面からどのように弾力的に動くことができるかがわかる。図6において、区画15、16、17の間の隙間は、明瞭にするために誇張して示されているが、区画15、16、17は、実際には接触しており、幅方向に隣接する区画間の相対的な滑り運動を可能にしている。
本発明の歯ブラシヘッドの全体図(図1A)、側面図(図1D)および平面図(図1E)を示す。 本発明の歯ブラシヘッドの透視平面図(図1B)および透視下面図(図1C)を示す。 本発明の別の歯ブラシヘッドの透視図(図2A)を示す。 図2Aの歯ブラシヘッドの透視図(図2B)、下面図(図2C)、側面図(2D)、および平面図(2E)を示す。 本発明の別の歯ブラシヘッドの透視図(図3A)、下面図(図3B)、側面図(3C)、および平面図(3D)を示す。 本発明の歯ブラシヘッドの側面図(図4A)、透視図(図4B)、および平面図(図4C)を示す。 本発明の歯ブラシヘッドの概略図を平面図で示す。 図5のヘッドの断面を示す。
符号の説明
10 歯ブラシ全体
11 歯ブラシヘッド全体
12 グリップハンドル
13A ヘッドの基部
13A ヘッドの先端
14 一体的なネック領域
15 中央区画
151 第一連結領域
152 中間パッド
153 第二連結領域
154 くぼみ
16、17 外側区画
18 先端パッド
19 先端パッドの剛毛担持表面
20 剛毛
21、22、23 ネック
24 折り線
25 ネックの間の隙間
26 剛毛孔
30 エラストマーグリップパッド
31 エラストマー材料

Claims (19)

  1. 歯ブラシヘッドであって、その基部が歯ブラシのグリップハンドルに接続され、それによりヘッド-ハンドル縦方向を規定しており、該ヘッドは幅方向に隣接した縦方向に延びる3つの区画を含み、該3つの区画から剛毛が延びており、該3つの区画が中央区画および該中央区画の各側面にある外側区画からなり、1つ以上の区画がグリップハンドルに弾力的に柔軟に接続されているかまたは接続可能であり、次の点:
    ヘッドの先端に隣接した中央区画の端部が、縦方向に隣接した中央区画のハンドルに近い部分と比較して、一体的に幅方向に拡大されていて、ヘッドの先端に隣接する剛毛担持パッドを提供し、該剛毛担持パッドが、ヘッドの先端に隣接した歯ブラシヘッドの全幅にわたって延在していること、
    中央区画が中間剛毛担持パッドを含み、該中間剛毛担持パッドが、先端パッドとヘッドの基部の間にある中央区画の部分の最大幅の領域であること、
    先端パッドと中間パッドの間の該区画に第一連結領域があり、第一連結領域が先端パッドおよび中間パッドの隣接部分よりも幅が狭くなっていること、
    中間パッドとハンドルの間の該区画に第二連結領域があり、第二連結領域が中間パッドの隣接部分よりも幅が狭くなっていること、
    を備えており、
    全ての区画が、それぞれの柔軟なネックによって、歯ブラシのグリップハンドルに弾力的に柔軟に接続され、該ネックが該区画の基部と該区画に最も近いグリップハンドルの端部の間に延びており、
    前記区画が、剛毛への圧力の作用下で、縦方向および幅方向に平行な平面から弾力的に曲げられるようになっている、ことを特徴とする歯ブラシ
  2. 前記歯ブラシヘッドが、1つの中央区画と2つの外側区画からなる、3つのみの区画を有することを特徴とする、請求項1に記載の歯ブラシ
  3. 前記歯ブラシヘッドが、1つのみの中間パッド、1つのみの第一連結領域、および1つのみの第二連結領域を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の歯ブラシ
  4. 縦方向において先端パッドが、歯ブラシヘッドの先端と基部の間の長さの約10〜50%の長さを有することを特徴とする、請求項1〜のいずれか項に記載の歯ブラシ
  5. 先端パッドの剛毛担持表面が、第一連結領域の表面の隣接部分の表面と180°〜160°の角度を形成することを特徴とする、請求項1〜のいずれか項に記載の歯ブラシ
  6. 先端パッドが、歯ブラシヘッドの基部と先端の間の長さの約15〜30%の距離だけ、ハンドルから最も遠くに離れている外側区画の端部を越えて縦方向に延在していることを特徴とする、請求項1〜のいずれか項に記載の歯ブラシ
  7. 中間パッドが、歯ブラシヘッドの先端と基部の間の長さの約20〜40%の長さを有することを特徴とする、請求項1〜のいずれか項に記載の歯ブラシ
  8. 中間パッドの剛毛面の50%以上がヘッドの先端から最も遠いヘッドの縦方向半分に存在するように中間パッドが位置づけられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか項に記載の歯ブラシ
  9. 中間パッドの剛毛面の全部がヘッドの先端から最も遠いヘッドの縦方向半分に存在するように中間パッドが位置づけられていることを特徴とする、請求項に記載の歯ブラシ
  10. 中央区画が、縦方向に連続して、ハンドルの方向からヘッドの先端に向かってヘッドの基部から延びる、第二連結領域を構成する幅方向に狭い領域;ヘッドの基部と先端パッドの中間位置で幅方向に広がっている、中間パッドを形成する領域;ハンドルの方向からヘッドの先端に向かって中間パッドから延びる、第一連結領域を構成する幅方向に狭い領域;および、ヘッドの先端に隣接して一体的に幅方向に広がっている、先端パッドを形成する領域、を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の歯ブラシ
  11. 第二連結領域が、中間パッドとヘッドの基部の間にあることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか項に記載の歯ブラシ
  12. 幅方向に隣接した区画同士が接触していて、これらの区画の相対的な滑り運動が可能であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか項に記載の歯ブラシ
  13. ヘッドの各区画が、それぞれのネックによってグリップハンドルに接続されており、該ネックが、ハンドルの方に向かう該区画の一体的な延長部分からなり、かつヘッド区画の長さの0.4〜1.5倍の範囲の長さであることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
  14. 幅方向に隣接した側面は、それらの幅方向の間隔が次第に狭くなっていて、ハンドルに最も近い端では側面間の空隙により離れて配置されるようになっているが、側面同士および/またはそれらと結合した区画同士は、先端に最も近い端で接触するようになっていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
  15. ネックの幅方向に隣接した部分の間にエラストマー材料が存在することを特徴とする、請求項1〜14のいずれか項に記載の歯ブラシ。
  16. 前記全ての区画が、剛毛を担持し、かつネックにより歯ブラシハンドルに一体的に柔軟に接続されており、
    ヘッドの先端に隣接する剛毛担持先端パッドが、歯ブラシヘッドの基部と先端の間の長さの約20〜30%の長さを有し、
    先端パッドが、ハンドルから最も遠くに離れている外側区画の端を越えて縦方向に延在しており、かつ先端に隣接する歯ブラシヘッドの全幅にわたって延びており、
    中央区画が、単一の中間剛毛担持パッドを含み、該中間パッドが先端パッドとヘッドの基部の間の該区画部分の最大幅の領域であり、該領域から剛毛の束が延びており、かつハンドルに最も近い歯ブラシヘッドの縦方向半分に全体が位置づけられていて、歯ブラシヘッドの基部と先端の間の長さの約20〜40%の長さを有し、
    先端パッドと中間パッドの間の該区画の第一連結領域が、先端パッドおよび中間パッドの隣接部分よりも幅が狭くなっており、
    中間パッドとネックの間の該区画の第二連結領域が、中間パッドの隣接部分よりも幅が狭くなっており、
    先端パッドの剛毛担持表面が、第一連結領域の表面と180°以下の角度を形成している、
    ことを特徴とする、請求項に記載の歯ブラシ。
  17. 先端パッドおよび中間パッドが、先端パッドと中間パッドの中心間で1〜2cmの距離だけ縦方向に分離されていることを特徴とする、請求項16に記載の歯ブラシ。
  18. 前記歯ブラシヘッドが、繊維強化プラスチック材料で作られた、請求項1〜17のいずれか項に記載の歯ブラシ
  19. 前記繊維強化プラスチック材料が、ポリエステル繊維強化ポリプロピレンからなる、請求項18に記載の歯ブラシ
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