JP4476400B2 - Ultrasonic diagnostic equipment - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波を用いて体内の臓器や血流の状態を描画し診断を行う超音波診断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
超音波画像診断装置は、被検体（患者）の所望の部位に超音波を照射し、この被検体内からの反射波に基づいて軟部組織の断層画像を得る診断装置である。近年、この超音波画像診断装置の性能の向上は著しく、例えば、以下に示す種々の検査方法・臨床アプリケーションが可能となっている。
【０００３】
超音波装置の基本検査方法には、Ｂモード２次元断層法、ＰＷまたはＣＷモードと呼ばれるドプラ法、ＣＤＦＭモードと呼ばれ血流を映像化するカラードプラ法、近年では組織の動きを映像化する組織ドプラ法（ＴＤＩ）、組織を立体的に表示する３Ｄ法、立体的画像を動画表示できる４Ｄ法等がある。また、これらの検査方法は、ストレスエコー法、コントラストエコー法、心臓の心拍出量を計測するＡＣＭ法等の臨床アプリケーションに従って実行され、被検体について有益な臨床情報を提供することができる。
【０００４】
この様に超音波診断装置における検査方法等が多様化した結果、その実行には非常に多くのスイッチ操作（キーボード、タッチパネル、トラックボール、マウス等）が必要となっている。医師や技師等の操作者は、上述した検査方法や臨床アプリケーション、及びそれらでの計測機能を駆使して診断を行う。従って、医師や技師等の操作者は、上述した個々の検査方法等についての超音波診断装置の操作方法を修得する必要がある。
【０００５】
また、その一方で、超音波診断装置のコストダウンも進んでいる。このコストダウンに伴って超音波診断装置は、大病院に限らず多くの病院でも導入されるようになっている。その結果、超音波診断装置の使用者人口は、増加の一途を辿っている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上述の様に、超音波診断装置の操作方法は、複雑化・多様化しており、実際に操作する場合には非常に高度な技術と経験が必要である。従って、操作技術や経験にはバラツキも多くなり、その結果、検査結果の信頼性を低下させる恐れがある。
【０００７】
また、上述した超音波診断装置の普及により、ビギナー技師も増加する傾向である。人口は増加する傾向にある。
【０００８】
このような状況下では誰にでも速やかに操作方法を修得でき、簡単に操作できる装置が要望されている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ユーザが超音波診断装置を利用した診断を、適切な手順、適切な内容で簡単に実行できる装置、若しくは、診断作業に関する最適な支援情報を提供できる装置、又は、診断結果等が適正であるか否かチェックできる装置を実現し、容易に信頼性の高い超音波診断を可能とすることにある。
【００１０】
請求項１に記載の発明は、超音波診断装置の機能から成るアクティビティを所定の順番に配列し作業手順を定義した複数の作業手順プロトコルを記憶する記憶手段と、前記複数の作業手順プロトコルのうち、所定の作業手順プロトコルを選択する選択手段と、前記選択された作業手順プロトコルが定義する作業手順をシンボル表示する表示手段と、ユーザからの指示に応答して、前記選択された作業手順プロトコルについて、複数の動作候補を含むアクティビティに対する選択、新たなアクティビティの割り込みのうちの少なくともいずれかの処理を実行するアクティビティ操作手段と、前記アクティビティ操作手段によって処理されたアクティビティを含む作業手順をシンボル表示する表示手段と、前記アクティビティ操作手段によって処理されたアクティビティを含む作業手順プロトコルに基づいて、超音波診断装置の制御を実行する制御手段と、を具備することを特徴とする超音波診断装置である。
【００１１】
この様な構成によれば、ユーザが超音波診断装置を利用した診断を、適切な手順、適切な内容で簡単に実行できる。また、診断作業に関する最適な支援情報を提供でき、さらに、診断結果等が適正であるか否かがチェック可能である。その結果、容易に信頼性の高い超音波診断を実現できる。
【００１２】
請求項２に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記選択手段は、患者、当該患者の疾患、使用者、撮影形態のうち少なくとも一つに基づいて前記作業手順プロトコルを選択することを特徴とする超音波診断装置である。
【００１３】
この様な構成によれば、前記選択手段は、患者、疾患、ユーザ等によって適切な前記作業手順プロトコルを選択する構成であるから、無駄な作業を省いた最適な診断を実行することができ、作業性を向上させることができる。
【００１４】
請求項３記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順プロトコルを構成するアクティビティは、前記超音波診断装置が備える一機能から成る基本アクティビティ、或いは前記超音波診断装置が備える一機能の組み合わせによる複合的機能から成る複合アクティビティのうち、少なくとも一方を含むことを特徴とする超音波診断装置である。
【００１５】
この様な構成によれば、超音波診断装置に関する種々の機能を用いて前記作業手順プロトコルを構成することができる。
【００１６】
請求項４記載の発明は、請求項３記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手順プロトコルが複合アクティビティを含む場合には、当該複合アクティビティを構成するアクティビティを所定の順番に配列し当該複合アクティビティが実行する作業手順を定義したサブ作業手順を表示する機能を有することを特徴とする超音波診断装置である。
【００１７】
この様な構成によれば、前記複合アクティビティを構成する各アクティビティをサブ作業手順として表示する構成であるから、さらに詳細な作業手順を表示することができ、さらに容易且つ適切に超音波診断装置を操作することができる。
【００１８】
請求項５記載の発明は、請求項４記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記サブ作業手順が更に複合アクティビティを含む場合には、当該複合アクティビティが実行するサブ作業手順を階層的に表示する機能を有することを特徴とする超音波診断装置である。
【００１９】
この様な構成によれば、複合アクティビティを構成する各アクティビティをさらに階層的にサブ作業手順として表示する構成であるから、より詳細な作業手順を表示することができ、さらに容易且つ適切に超音波診断装置を操作することができる。
【００２０】
請求項６記載の発明は、請求項４又は５記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手順と前記サブ作業手順とを同時に、或いは択一的に表示する機能を有することを特徴とする超音波診断装置である。
【００２１】
この様な構成によれば、前記表示手段は、前記作業手順と前記サブ作業手順とを同時に、或いは択一的に表示することができるので、必要な作業手順を表示したり不要な作業手順を表示しないようにすることができる。その結果、作業性を向上させることができる。
【００２２】
請求項７記載の発明は、請求項６記載の超音波診断装置において、前記作業手順と前記サブ作業手順とを択一的に表示する場合には、表示された作業手順が前記作業手順か前記サブ作業手順のいずれであるかを判断可能な表示を行う機能を有することを特徴とする超音波診断装置である。
【００２３】
この様な構成によれば、前記作業手順と前記サブ作業手順とを択一的に表示する場合、いずれの作業手順を示しているかを容易に判断することができる。その結果、作業性を向上させることができる。
【００２４】
請求項８記載の発明は、請求項４乃至７のうちいずれか一項記載の超音波診断装置において、前記表示手段が行う前記作業手順若しくは前記サブ作業手順の表示は、当該作業手順若しくはサブ作業手順のステイタス情報が判断可能な表示であることを特徴とする超音波診断装置である。
【００２５】
この様な構成によれば、作業手順若しくはサブ作業手順のステイタス情報が判断可能であるから、当該作業手順若しくはサブ作業手順の進行状況をステイタス情報として容易に知ることができる。
【００２６】
請求項９記載の発明は、請求項４乃至７記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順の進行状況に応じて前記作業手順若しくはサブ作業手順の表示形態を制御する機能を有することを特徴とする超音波診断装置である。
【００２７】
この様な構成によれば、作業手順若しくはサブ作業手順の進行状況をステイタス情報として容易に知ることができる。
【００２８】
請求項１０に記載の発明は、請求項８又は９記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手順を定義する各アクティビティが未実行、実行中、正常終了、異常終了、中断、再実行のいずれかによって、当該作業手順の表示形態を制御することを特徴とする超音波診断装置である。
【００２９】
この様な構成によれば、各アクティビティの動作状態（未実行、実行中、正常終了、異常終了、中断、再実行等）によって対応する作業手順等の表示の色、形状、態様等を区別して表示するので、各アクティビティの動作状態を容易に判断することが可能となる。従って、作業手順等の進行状況を容易に知ることができる。
【００３０】
請求項１１に記載の発明は、請求項４又は５記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順が分岐を含む場合には、分岐する作業を同時に表示することを特徴とする超音波診断装置である。
【００３１】
この様な構成によれば、ユーザは、次の作業手順を容易に知ることができる。
【００３２】
請求項１２に記載の発明は、請求項４又は５記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順が含む分岐する作業を同時に表示する場合、使用頻度に応じて分岐する作業の表示形態を制御することを特徴とする超音波診断装置である。
【００３３】
この様な構成によれば、使用頻度に応じて分岐する作業の表示形態を制御するので、次作業の選択時間を短縮することができ、その結果、作業性を向上させることができる。
【００３４】
請求項１３に記載の発明は、請求項４又は５記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくはサブ作業手順を定義するアクティビティに関するパラメータを設定する手段であって、前記表示手段に表示された当該作業手順若しくはサブ作業手順のシンボルに対して所定の操作を行うことにより前記パラメータを設定するパラメータ設定手段をさらに具備することを特徴とする超音波診断装置である。
【００３５】
この様な構成によれば、任意のタイミングで直接アクティビティに関するパラメータを設定することが可能であるから、作業性をさらに向上させることができる。
【００３６】
請求項１４に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順プロトコルを作成する作業手順プロトコル作成手段をさらに具備し、当該作業手順プロトコル作成手段により所望の作業手順が定義可能であることを特徴とする超音波診断装置である。
【００３７】
この様な構成によれば、種々の基準に従った作業手順プロトコルを所望する内容で設定することができる。その結果、作業性の向上、容易且つ適切な超音波診断装置の操作が可能となる。
【００３８】
請求項１５に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順プロトコルを構成するアクティビティのうち、一の基本アクティビティ若しくは複合アクティビティを他の基本アクティビティ若しくは複合アクティビティに変更するプロトコル変更手段をさらに具備することを特徴とする超音波診断装置である。
【００３９】
この様な構成によれば、作業手順プロトコルを所望する内容に変更することができる。その結果、作業性を向上させることができ、また、容易且つ適切な超音波診断装置の操作が可能となる。
【００４０】
請求項１６に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順プロトコルを構成するアクティビティの配列順番を変更することで作業手順の変更を行う作業手順変更手段をさらに具備することを特徴とする超音波診断装置である。
【００４１】
この様な構成によれば、作業手順プロトコルを構成するアクティビティの配列順番を所望の順序に変更することができる。その結果、作業性を向上させることができ、また、容易且つ適切な超音波診断装置の操作が可能となる。
【００４２】
請求項１７に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、前記作業手順プロトコルを構成するアクティビティの配列順序に基いていることを特徴とする超音波診断装置である。
【００４３】
請求項１８に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記制御手段は、複数の作業手順プロトコルに基いた超音波診断装置の制御が可能であることを特徴とする超音波診断装置である。
【００４４】
請求項１９に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、所定の作業の割り込みが可能であることを特徴とする超音波診断装置である。
【００４５】
請求項２０に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、マニュアル操作による任意の作業の割り込みが可能であることを特徴とする超音波診断装置である。
【００４６】
請求項２１に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、マニュアル操作によって選択される作業の分岐を含むことを特徴とする超音波診断装置である。
【００４７】
請求項２２記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、予め設定された条件式によって次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする超音波診断装置である。
【００４８】
請求項２３に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、予め設定された条件テーブルによって次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする超音波診断装置である。
【００４９】
請求項２４記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、予め設けられたデータベースとの問い合わせによって次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする超音波診断装置である。
【００５０】
請求項２５記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、予め設定された推測論理によって次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする超音波診断装置である。
【００５１】
この様な構成によれば、状況に応じた種々の作業手順を使用することができ、複雑化・多様化した超音波診断装置を容易且つ適切に操作することができる。
【００５２】
請求項２６記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手順を構成する作業に関する支援情報を表示する機能をさらに具備することを特徴とする超音波診断装置である。
【００５３】
この様な構成によれば、作業手順等に従った診断作業中に、必要に応じて各作業や診断等に関する支援情報を提供することができる。その結果、経験の少ないユーザであっても、適切な診断を実行することができる。特に、経験の少ないユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教育的な効果も期待することができる。
【００５４】
請求項２７記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記支援情報は、解剖学図、超音波画像の代表例、当該等音波診断装置の取り扱い説明、当該作業の内容に関する説明、臨床アプリケーションの説明のうち、少なくとも一つを有することを特徴とする超音波診断装置である。
【００５５】
この様な構成によれば、作業手順等に従った診断作業中に、必要に応じて診断対象の解剖学図や超音波画像のサンプル画像等を表示することで、診断等に関する支援情報を提供することができる。その結果、経験の少ないユーザであっても、適切な診断を実行することができる。特に、経験の浅いユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教育的な効果も期待することができる。
【００５６】
請求項２８記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記表示手段に表示された前記支援情報中の第１の情報を指定するための指定手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記指定手段によって指定された前記第１の情報に関連するアクティビティを実行する機能を有すること、を特徴とする超音波診断装置である。
【００５７】
この様な構成によれば、更なる作業性の向上をすること実現することができる。
【００５８】
請求項２９に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記選択された作業手順プロトコルと前記記憶手段に予め記憶された作業手順プロトコルとを比較する手段をさらに具備し、前記表示手段は、前記比較結果を表示する機能をさらに有することを特徴とする超音波診断装置である。
【００５９】
この様な構成によれば、計測結果に基く診断が困難である場合（例えば、所定の疾患に関する症状が現れつつある状態であり、その疾患を患っているか否かの判断が微妙である場合等）であっても、診断作業の妥当性をチェックする機能を有するので、さらに信頼性の高い診断を実行することができる。特に、経験の浅いユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教育的な効果も期待することができる。
【００６０】
請求項３０に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記作業手順に従った診断に関する結果と予め記憶してある診断情報とを比較する手段をさらに具備し、前記表示手段は、前記比較結果を表示する機能をさらに有することを特徴とする超音波診断装置である。
【００６１】
この様な構成によれば、計測結果に基く診断が困難である場合（例えば、所定の疾患に関する症状が現れつつある状態であり、その疾患を患っているか否かの判断が微妙である場合等）であっても、診断作業や計測結果、診断結果等の妥当性をチェックする機能を有するので、さらに信頼性の高い診断を実行することができる。特に、経験の浅いユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教育的な効果も期待することができる。
【００６２】
請求項３１に記載の発明は、請求項１記載の超音波診断装置において、前記診断情報は、所定の疾患に関する病状例、超音波画像、超音波に関する計測値、又は所定の疾患を有していない超音波画像、超音波に関する計測値であることを特徴とする超音波診断装置である。
【００６３】
この様な構成によれば、計測結果に基く診断が困難である場合（例えば、所定の疾患に関する症状が現れつつある状態であり、その疾患を患っているか否かの判断が微妙である場合等）であっても、病状例、超音波画像、超音波に関する計測値、又は所定の疾患を有していない超音波画像、超音波に関する計測値等と比較して診断作業や計測結果、診断結果の妥当性をチェックする機能を有するので、さらに信頼性の高い診断を実行することができる。特に、経験の浅いユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教育的な効果も期待することができる。
【００６４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第１実施形態〜第４実施形態を図面に従って説明する。
【００６５】
（第１実施形態）
図１は、本発明に係る超音波診断装置の概略構成を示している。
【００６６】
図１において、超音波プローブ１０は、被検体（患者）に対して超音波を送受波するための接触子であり、圧電素子で形成されている。
【００６７】
送受信回路１２は、選択されたモードに応じて超音波プローブ１０に駆動信号を送り超音波を送波させ、この時、超音波プローブから送られてくる超音波エコー信号に遅延・加算処理を施し受信信号として出力する。そして、受波した音波の電気信号は次段のBモード処理部１４とCFM（カラーフローマッピング）処理部１６に伝送される。
【００６８】
Bモード処理部１４は、送受信回路１２より受信した受信信号に包絡線検波を行い、検波した信号を画像処理回路１８に送り出す。CFM処理部１６は、送受信回路１２より受信した電気信号から速度情報を周波数解析し、解析結果を画像処理回路１８に送り出す。なお、Ｂモード処理部１４から出力される信号は組織の形態情報を、CFM処理部１６から出力される信号は血流又は組織の移動速度情報を表すものである。
【００６９】
画像処理回路１８は、Bモード処理部１４、CFM処理部１６からの信号を受け取り、TV用のスキャン信号に変換してモニタ２０に送り出す。
【００７０】
モニタ２０は、撮影した超音波画像、及び後述するワークフローをステイタスウィンドウとして表示する表示手段である。
【００７１】
制御部２２は、情報処理装置（計算機）としての機能を有し、本超音波診断装置１の動作を制御する制御手段である。また、制御部２２では、後述するワークフローシステムが実行される。
【００７２】
入力部２４は、キーボードやマウス等からなり、オペレータが超音波診断装置の各種入力指示を行うインタフェースである。
【００７３】
次に、制御部２２においで実行されるワークフローシステムについて説明する。
【００７４】
ワークフローシステムは、制御部２２において、ＣＤ−ＲＯＭ、フロッピーディスク、ハードディスク、メモリカード等の記録媒体、或いはネットワーク等の通信媒体により供給される専用のワークフローシステムソフトウェア（ワークフローシステムプログラム）を実行することにより実現されるものである。
【００７５】
ワークフローとは、所定の診断に必要な作業の手順を示す流れ図である。ここで、超音波診断装置の一機能を基本アクティビティと定義し、複数の基本アクティビティによって定義される複合的な一連の機能を複合アクティビティと定義する。また、特定の作業を実現するための基本或いは複合アクティビティの複数から成り、当該複数のアクティビティから選択したいずれか一つを実行するアクティビティを候補アクティビティと定義する。上述したように、ワークフローは、所定の診断に必要な作業の手順を示す流れ図である。このワークフローを構成する各作業を実現するために使用するアクティビティによって、ワークフローを定義したものをワークフロープロトコルと呼ぶ。従って、ワークフロープロトコルは、所定の診断に必要なアクティビティを実施する順に配列した規約である。また、ワークフローを使用した超音波診断装置の制御システムを「ワークフローシステム」と呼ぶ。
【００７６】
図２は、制御部２２において実行されるワークフローシステムの概略構成図である。
【００７７】
同図において、ワークフローエンジン２２３は、ワークフローに書かれた各アクティビティを指定された順序により超音波診断装置１に実行させる駆動手段である。また、ワークフローエンジン２２３は、実行中のワークフロー等のステータス情報を後述するワークフローデータベース２２１に保存したり、外部からの問い合わせに応じてステータスを回答することも行う。
【００７８】
ワークフローデータベース２２１は、ワークフローシステムの駆動に必要なワークフローテンプレートを格納するテンプレートデータベース２３１、ワークフロー等に関するステータス情報及びアクティビティ情報等を格納したステイタス情報データベース２３３、ワークフローを定義するワークフロープロトコルを格納したプロトコルデータベース２３４を有するデータベースである。ここで、ワークフローテンプレートとは、アクティビティの実行制御に関するプログラムである。また、ワークフロー等に関するステータス情報とは、ワークフローや後述するサブフローの内容や進行状況をユーザに知らせるための情報、或いはワークフロー及び当該ワークフローを構成するアクティビティの名称、現在の進行状況（正常、継続、終了等）、開始・終了時刻、各アクティビティ実行に要した時間等の情報である。
【００７９】
アクティビティ群格納部２２５は、各種アクティビティを起動するプログラムを格納する格納手段である。各アクティビティプログラムは、ワークフローの順番に従ってワークフローエンジン２２３によって読み出され起動される。
【００８０】
ワークフロー管理部２２７は、モニタにワークフローのステータスをウィンドウ表示したり、外部からの入力に応じて、実行中のワークフローに対し中止や停止などの制御を行う制御手段である。
【００８１】
次に、本発明に係る超音波診断装置において、上記ワークフローシステムを利用した診断を行う場合について説明する。
【００８２】
図３は、ワークフローシステムの立ち上げから、患者、患者の疾患、使用者（医師、医療技師等）等に関するデータを登録し、その内容に基づいて適切なワークフローを選択するまでの制御部２２の動作を示したフローチャートである。
【００８３】
図３において、まず、入力部２４からの所定の操作により、ワークフローエンジン２２３を起動させ、ワークフローシステムを立ち上げる（ステップＳ１）。
【００８４】
ワークフローエンジン２２３が起動すると、ワークフロー管理部２２７は、モニタ２０にステータスウィンドウを表示する（ステップＳ２）。
【００８５】
図４の符号３０は、ワークフローシステムを立ち上げて最初にモニタ２０に表示される、ワークフロー３１のステイタス情報をウィンドウ表示するステータスウィンドウ３０を表している。後で詳しく説明するが、ワークフロー３１及びアクティビティのステータス情報は、このステータスウィンドウ３０の表示形態によって提供される。
【００８６】
ステータスウィンドウ３０がモニタ２０に表示され、当該ウィンドウ中のアクティビティ「Ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ」がユーザによって選択されると、ワークフローエンジン２２３は、アクティビティ群格納部２２５に格納されている「Ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ」アクティビティを起動する。この「Ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ」アクテビティは、例えば、図４に示すような、登録シート３４をモニタ２０に表示し、当該登録シート３４に従って診断に必要な各種項目を登録し、登録内容に基づいて適切なワークフローをテンプレートデータベース２３１から読み出す基本アクティビティである。
【００８７】
登録シート３４の項目は、例えば以下の構成になっている。
【００８８】
登録シート３４は、患者ＩＤ等診断する患者に関する各種データを登録するための患者データ項目３４１、患者の疾患名を登録する疾患名項目３４２、臨床アプリケーションを登録する臨床アプリケーション登録項目３４３、から成っている。ユーザは、図４の画面に従って診断毎に必要な項目を登録する。
【００８９】
ワークフロー管理部２２７は、入力された登録データをテンプレートデータベース２３１に書き込む。また、ワークフローエンジン２２３は、登録された疾患名に基づいて、当該診断に適用するワークフロープロトコルをテンプレートデータベース２３１から選択し（ステップＳ３）、対応するワークフロープロトコルをプロトコルデータベース２３４から読み出して起動する（ステップＳ３）。
【００９０】
なお、上記説明では、登録された疾患名に基づいてワークフロープロトコルの選択を行ったが、当該選択においては種々の基準を設けることができる。例えば、患者によって特殊な診断作業が加わる場合には、予め当該患者用のワークフロープロトコルを記憶しておき、登録シート３４に入力された患者ＩＤに基づいて該当するワークフロープロトコルを選択するようにしてもよい。また、ユーザ（医師、医療技師等）によって、好ましい作業手順が個々存在する場合には、各ユーザ用のワークフロープロトコルを記憶しておき、入力された疾患名とユーザＩＤとに基づいて該当するワークフロープロトコルを選択するようにしてもよい。また、診察科、医療協会ごとにワークフロープロトコルを予め定義して記憶しておき、選択可能とすることもできる。さらに、ワークフロープロトコルをマニュアル設定可能な構成であってもよい。このワークフロープロトコルのマニュアル設定については、第２の実施形態において説明する。
【００９１】
次に、ワークフロー管理部２２７は、読み出したワークフロープロトコルを構成する各アクティビティを、ステップＳ２において表示したステータスウィンドウ３０中に進行順にシンボル表示する（ステップＳ５）。
【００９２】
図５は、ワークフロープロトコル選択後、当該プロトコルによって定義されるワークフローのステータスウィンドウ３０を示している。このステータスウィンドウ３０として表示されたワークフローは、診断作業をアクティビティのシンボル表示として順番に並べたものであるから、ユーザは、当該ワークフローに従って診断を進めることができる。
【００９３】
ステータスウィンドウ３０において、「Ｓｔａｒｔ」、「Ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ」、に加えて、過去の超音波画像を参照のために表示する「Ｈｉｓｔｏｒｙ」、超音波を被検体内に走査して超音波画像を得る「Ｓｃａｎ」、超音波画像に基づく各種計測を実行する「Ｍｅａｓｕｒｅ」、超音波画像や前記計測値を印刷する「Ｐｒｉｎｔ」、各種データを保存する「Ｓａｖｅ」等の各アクティビティがシンボル表示されている。各アクティビティは、シンボル表示された箇所にカーソルを合わせダブルクリックする等の操作により起動することができる。例えば、シンボル表示「Ｈｉｓｔｏｒｙ」に対応するアクティビティを選択し起動させると、図５に示すように、モニタ２０には過去の超音波画像４６を並列表示する。
【００９４】
ここで、ステイタスウィンドウ３０の表示について説明する。
【００９５】
まず、ステイタスウィンドウ３０を表示するタイミングについて説明する。
【００９６】
ステイタスウィンドウは、ワークフロー（作業手順）のステータス情報等を知らせるためのものであり、常に表示しておく必要はない。従って、必要に応じて表示したり消去したりする事が可能であることが好ましい。例えば、図６（ａ）に示すように、通常は表示せず、所定の位置（図６（ａ）においては、画面左縁）にカーソルポイントを持っていくと、図６（ｂ）に示すようにステイタスウィンドウ３０が出現する表示形態であってもよい。また、操作パネルやタッチコマンドスクリーン上にステイタスウィンドウ３０を表示させる入力キーを設け、当該キーによる入力支持があった場合にのみ表示する構成であってもよい。また、ワークフロープロトコルを構成する各アクティビティ毎に表示するか否かを定義し、表示するタイミングの自動化を図ることができる構成であってもよい。
【００９７】
この様な構成によれば、ユーザの所望するタイミングによってステイタスウィンドウ３０を表示することができ、モニタ２０の画面をより画面を広く使用でき、また、超音波画像等他の表示の障害とせずに表示することができる。
【００９８】
次に、ステイタスウィンドウ３０を表示する位置、ウィンドウ型式、表示色について説明する。
【００９９】
ステータスウィンドウ３０の表示は、図７に示すように、画面上の何れの位置であってもよい。表示するウィンドウ型式も、固定式ウィンドウやフローディングウィンドウであってもよい。また、ウィンドウの表示色は何色でもかまわないが、例えば図８に示すように、アクティビティのシンボルとそれ以外の背景５４とを明確に分けて表示し、当該背景５４を透明にすることで、ステイタスウィンドウ３０以外の表示領域をより広くする構成であってもよい。
【０１００】
この様な構成によれば、前記ワークフローの表示は、所望の位置、ウィンドウ型式、色彩に設定可能であるから、ユーザ毎により見やすい画面設定とすることができる。
【０１０１】
次に、ステータスウィンドウ３０中の各アクティビティのシンボル表示について詳しく説明する。
【０１０２】
ステータスウィンドウ３０は、ワークフローの進行状況や各アクティビティの動作状態を示すものである。従って、ステータスウィンドウ中の各アクティビティシンボルの表示方法は、当該アクティビティが未実行、実行中、正常終了、異常終了、中断、再実行、警告、或いは後述するように、対応するアクティビティが階層を持つ場合、バックグラウンドを実行中である場合等、動作状態が判断可能なものであることが望ましい。この動作状態を判断可能とする表示方法は、例えば、アクティビティシンボルの表示色、形状、表示態様（静止表示、点滅表示、ブラックアウト表示、未表示等）によって動作状況を区別するものが考えられる。
【０１０３】
図９は、アクティビティの動作状態に応じてシンボル表示の表示方法の一例を示した図である。
【０１０４】
これらの設定は、予め登録されている複数の色、形状、表示態様等のプログラム中から選択して設定する、或いはユーザによってマニュアル設定する構成であってもよい。これら設定による表示は、プレビューとして見ることができることが好ましい。また、ユーザ（技師や医師等）によって設定内容を登録可能とし、例えば、使用者名を入力することで自動的に表示設定が切り替わる構成であってもよい。
【０１０５】
図１０は、ステイタスウィンドウ３０のシンボル表示の形状を、各アクティビティ毎に区別した例を示している。
【０１０６】
また、ワークフロープロトコルを構成するアクティビティは、全てワークフローに組み込んでステイタス表示する必要はない。従って、例えば、図１１に示すように、予めアクティビティの内容によって表示、非表示のタイミングが設定可能な構成であってもよい。
【０１０７】
この様な構成によれば、各アクティビティの動作状態によって対応するシンボル表示の色、形状、態様等を区別して表示するので、各アクティビティのステイタスを容易に判断することが可能となる。従って、ワークフローの進行状況をステイタス情報として容易に知ることができる。
【０１０８】
また、必要のないアクティビティのステイタス表示は行わないことも可能であるから、ユーザが所望する画面設定を行うことができる。
【０１０９】
また、通常、アクティビティのプリセットパラメータ（例えば、「Ｓｃａｎ」アクティビティでは、焦点の深さ等）の設定は集中管理されており、設定変更を行う場合にはプリセット設定画面を起動し、対応する項目を探し出して設定を行う。しかし、作業の効率化の観点から、ユーザインターフェースの一機能として、ステータスウィンドウ３０中のシンボル表示から、直接そのアクティビティに関するパラメータ設定を可能とすることが好ましい。このシンボル表示からのパラメータ設定は、例えば、操作者はマウスまたはトラックボール等でカーソルをシンボル上に持っていき、マウスの右ボタンクリック等の操作によって直接当該シンボル表示に対応するアクティビティに関するパラメータの設定画面が表示される等の構成が考えられる。また、パネル上等に専用の設定ボタンを設ける構成であってもよい。図１２は、上述の操作により「Ｓｔａｒｔ」アクティビティの属性を設定する画面を表示した例を示している。なお、後述するが、このシンボル表示からのパラメータ設定は、一種の割り込み処理であり、後述する図３０等に基づいたワークフローに従う。
【０１１０】
この様な構成によれば、任意のタイミングで直接アクティビティに関するパラメータを設定することが可能であるから、作業性をさらに向上させることができる。
【０１１１】
図１３は、ユーザが図５に示したワークフロー３１に従って診断を進めた場合に、制御部２２が実行する動作を説明するためのフローチャートである。以下、図５のワークフロー３１と図１３のフローチャートとを参照しながら説明を行う。
【０１１２】
過去画像の参照を終了し、ユーザによってアクティビティ「Ｓｃａｎ」４０が選択されると、ワークフローエンジン２２３は、選択されたアクティビティの型が「基本」、「複合」、「候補」のいずれであるかを判別する（ステップＳ６）。
【０１１３】
例えば本実施形態において、「Ｓｃａｎ」４０が基本アクティビティであった場合には、制御部２２の動作はステップＳ６からステップＳ７に移行する。そして、ワークフローエンジン２２３は、アクティビティ群格納部２２５に格納されているアクティビティ「Ｓｃａｎ」４０を起動させる（ステップＳ７）。
【０１１４】
その後、アクティビティ「Ｓｃａｎ」の実行、すなわち、超音波探触子を介して被検体の内部を超音波で走査し、受信信号を得て（ステップＳ８）、当該スキャン作業が終わるとアクティビティも終了する（ステップＳ９）。
【０１１５】
次に、ワークフローエンジン２２３は、次のアクティビティが選択されたか否かを判別し（ステップＳ１０）、選択された場合にはステップＳ５に、選択されない場合にはワークフローシステムを終了する。今の場合には、診断作業はワークフロー３１に従っているので、ユーザによってアクティビティ「Ｍｅａｓｕｒｅ」４２が選択される。すると、制御部２２の動作は再びステップＳ５に戻り、「Ｍｅａｓｕｒｅ」のステイタス表示を行い、ステップＳ６に移行してアクティビティの型の判別を行う。
【０１１６】
例えば、「Ｍｅａｓｕｒｅ」４２が複合アクティビティであった場合には、制御部２２の動作はステップＳ６からステップＳ１１に移行する。そして、ワークフローエンジン２２３は、アクティビティ群格納部２２５に格納されている「Ｍｅａｓｕｒｅ」アクティビティを起動させる（ステップＳ７）。
【０１１７】
そして、ステップＳ６において複合アクティビティと判別されると、ステップＳ１１へ移行し、当該複合アクティビティを構成するアクティビティをサブフローとしてモニタ２０に表示する（ステップＳ１１）。
【０１１８】
図１４は、複合アクティビティを構成する各アクティビティを作業順に表示するサブフロー５０をワークフロー３１と同時に表示した画面を示している。今の場合、複合アクティビティである「Ｍｅａｓｕｒｅ」４２は、心駆出率を計測する「ＥＦ」、左心室容積を計測する「ＬＶ」、左心室内圧の時間的変化を計測する「ｄｐ／ｄｔ」の各基本アクティビティから構成されており、当該各アクティビティは、作業の順番に配列されてサブフロー５０中にシンボル表示されている。このサブフロー５０は、図１４に示す様にワークフロー３１と同時に並列して表示してもよく、また、図１５に示すように、ワークフロー３１中の複合アクティビティ（今の場合、「Ｍｅａｓｕｒｅ」アクティビティ）を選択した場合には、ワークフロー３１とサブフロー５０とが切り替わって表示される構成でもよい。但し、表示が切り替わる場合には、ワークフロー３１とサブフロー５０とが区別できる表示（例えば、色による区別、「サブフロー」等の名称表示等）とするのが好ましい。さらに、サブフロー中の複合アクティビティに関する新たなサブフローを、階層的に表示する構成であってもよい。
【０１１９】
この様な構成によれば、複合アクティビティを構成する各アクティビティをサブフローとして表示することができる。従って、当該サブフローに従って診断作業を実行することができるので、複雑化・多様化した超音波診断装置を容易に操作することができる。
【０１２０】
次に、ワークフローエンジン２２３は、次のアクティビティが選択されたか否かを判別し（ステップＳ１０）、選択された場合にはステップＳ５に、選択されない場合にはワークフローシステムを終了する。本実施形態では、ワークフロー３１に基づいた診断を想定しているから、ユーザによってアクティビティ「Ｓａｖｅ」４６が選択されたとする。すると、制御部２２の動作は再びステップＳ５に戻り、「Ｓａｖｅ」４６のステイタス表示を行う。そして、ステップＳ６に移行してアクティビティの型の判別を行う。
【０１２１】
例えば、「Ｓａｖｅ」４６が候補アクティビティであるとすると、制御部２２の動作はステップＳ６からステップＳ１４に移行する。そして、ワークフローエンジン２２３は、アクティビティ群格納部２２５に格納されている「Ｍｅａｓｕｒｅ」アクティビティを起動させる（ステップＳ７）。
【０１２２】
ステップＳ６において候補アクティビティと判別されると、ステップＳ１１へ移行し、当該候補アクティビティを構成する各アクティビティを候補ウィンドウとしてモニタ２０にシンボル表示する（ステップＳ１４）。
【０１２３】
図１６は、候補アクティビティ「Ｓａｖｅ」４６を選択した場合に、モニタ２０に表示される候補ウィンドウ５２を示している。当該ウィンドウ５２は、候補アクティビティ「Ｓａｖｅ」を構成する「ＭＯ」４６１と「ＨＤ」４６３の各基本アクティビティをシンボル表示している。
【０１２４】
そして、ユーザのマニュアル操作によって候補ウィンドウ５２から所望のアクティビティ（例えば、「ＨＤ」４６３）が選択されると（ステップＳ１５）、ワークフローエンジン２２３は、アクティビティ群格納部２２５に格納されているアクティビティ「ＨＤ」４６３を起動させる（ステップＳ７）。
【０１２５】
なお、候補ウィンドウ５２において、各アクティビティは、使用頻度の高い順に並べられて表示されることが好ましい。また、表示順番は、事前に任意に定義する構成であってもよい。さらに、検査中に操作者の操作で変更可能な構成であってもよい。この場合、例えば、トラックボールやマウスでのドラック＆ドロップ操作によって、図１７に示すように、ｂ→ｃの順番をｃ→ｂの順番に入れ替えができる。また、一度実施したアクティビティは表示順番の優先度やや色などを目立たなくすることが自動的に行われることが好ましい。図１８は、候補アクティビティＡにおいて、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３のうち最初にＢ１が選択されたので、その後の候補ウィンドウにはＢ２を表示しない様子を示したものである。
【０１２６】
この様な構成によれば、使用頻度等に応じたユーザに使いやすい表示形態とすることができ、その結果、操作性を向上できる。
【０１２７】
その後、アクティビティ「ＨＤ」４６３の実行、すなわちＨＤへの超音波画像データ等の記憶を行い（ステップＳ８）、当該記憶が終わるとアクティビティも終了する（ステップＳ９）。
【０１２８】
そして、ユーザによって、「終了」アクティビティが選択されることで、ワークフローエンジン２２３はワークフローシステムを終了する。
【０１２９】
なお、以上述べたワークフローシステムにおいて、診断作業に関する超音波診断装置の各種機能或いは各種機能から成る複合的機能を実行するアクティビティを定義することで、所望する作業に対応するアクティビティをワークフロープロトコルに組み込むことができる。従って、上記例に限定されず、種々の検査方法・臨床アプリケーション等を実行するアクティビティを組み込んだワークフロープロトコルを定義でき、ユーザは、当該プロトコルに従ったワークフローによって所望の診断作業を行うことが可能である。
【０１３０】
以上述べた構成によれば、以下の効果を得ることができる。
【０１３１】
ユーザは、ワークフローに従って診断作業を実行することができるので、複雑化・多様化した超音波診断装置を容易且つ適切に操作することができる。また、経験の浅いユーザに対して、教育的な効果も期待することができる。
【０１３２】
前記ワークフローは、患者、疾患、ユーザ等によって適切なワークフローを選択される構成であるから、無駄な作業を省いた最適な診断を実行することができ、作業性を向上させることができる。
【０１３３】
また、複合アクティビティを構成する各アクティビティをサブフローとして表示する構成であるから、さらに詳細な作業手順を表示することができ、さらに容易且つ適切に超音波診断装置を操作することができる。
【０１３４】
また、診断作業においてアクティビティの選択を伴う場合には、当該作業を実現するための各アクティビティを候補ウィンドウとして表示するので、さらに容易且つ適切に超音波診断装置を操作することができる。
【０１３５】
また、所望の機能を実現するアクティビティ・プログラムをアクティビティ群格納部２２５に格納し、ワークフロープロトコルを定義することで、所望の診断作業を支援するワークフローを作成可能である。その結果、作業性の向上、容易且つ適切な超音波診断装置の操作が可能となる。
【０１３６】
なお、以上の説明では、一つのワークフローを取り上げて説明を行ったが、ワークフローの種類については、種々のものが存在する。
【０１３７】
すなわち、図５に示したワークフロー３１は、図１９に示すように、割り込み処理等が存在せず、単純にシーケンシャルに各アクティビティをＡ→Ｂ→Ｃ→Ｄの順に実行するものであった。これに対し、ワークフローシステムは、以下に示す種々の形態のワークフローに従っても各アクティビティを実行することができる。
【０１３８】
図２０はｎ個のワークフローを平行して実行するものである。添え字は、ワークフローの種類を区別するものである。この様な複数のワークフローの実行は、当該ｎ個のワークフローに対応するだけのワークフローエンジンを制御部２２中に設け、例えば１番目のワークフローをフォアグラウンドとして実行し、残りのｎ−１個のワークフローをバックグラウンドとして同時に実行する構成であってもよい。また、一つのワークフローエンジンによって、フォアグラウンドとしてＡ１→Ａ２→…→Ａｎ→Ｂ１→Ｂ２→…→Ｂｎといった具合に交互に実施しても良い。また、ｎ個のワークフローのアクティビティを平行してランダムに実行する構成であってもよい。さらに、同時に実行する場合において、図２１に示すようにフォアグラウンドのフローとバックグラウンドのフローの進行時間はそれぞれ独立である構成であってもよい。上記図２０、図２１に示したワークフローは、例えばスキャン操作によって収集した画像データのレンダリング処理等を、バックグラウンドとして実行する場合等に適用することができる。
【０１３９】
図２２は、メインフローからサブフローに移動するワークフローを示しており、複合アクティビティＢを実行する場合、フローはＡ１、Ｂ１、Ｃ１の複合若しくは基本アクティビティで構成されているサブフローに遷移してＡ１→Ｂ１→Ｃ１の順番に実行し、Ｃ１の完了後にメインフローの遷移しＣ→Ｄの順番に実施する例である。この図２２に示す例は、既に図１４等に示した複合アクティビティ「Ｍｅａｓｕｒｅ」におけるワークフロー３１と図９に示したサブフロー５０との関係に相当する。
【０１４０】
図２３は、アクティビティＡの次に選択する候補としてＢ１、Ｂ２、Ｂ３が存在するワークフローを示している。また、図２４は複数のアクティビティの何れかを実施した場合にＣに進むことを示している。図１６においては、この選択候補となるアクティビティＢ１、Ｂ２、Ｂ３のステイタスウィンドウを候補ウィンドウと呼んだ。
【０１４１】
ワークフローが分岐（選択）を含む場合（すなわち、候補アクティビティを含む場合）、上述した様にユーザによって次のアクティビティが選択される場合に対して、所定のアクティビティを候補アクティビティの前に挿入することで、選択動作を自動的に行うことが可能となる。以下、図２５〜２８を参照してその例を説明する。
【０１４２】
図２５は、条件式に基づいて候補アクティビティの選択を自動的に行う例を示している。これは、計測結果等を予め設定した条件式に代入して所望の演算を行い、当該演算値に基づいて候補アクティビティを選択するアクティビティを設定することで実現できる。例えば、循環器計測でのＥＦ値を計測し、その結果が１０％以下、１０〜５０％以下、５０％以上で次の計測アクティビティを決定する例等のアクティビティの設定が考えられる。
【０１４３】
図２６は、データベースを参照することによって候補アクティビティの選択を自動的に行う例を示している。この場合は、計測結果等を基本情報として、予め登録したデータベースに受け渡し適合する結果を検索し、その結果に基いて候補アクティビティを自動的に選択するアクティビティを設定することで、実現できる。このアクティビティを含むワークフローに従えば、複数の基本情報を扱うことができ、それらの複合検索で最適な結果を検索することができる。
【０１４４】
図２７は図２６におけるデータベースの代りに、テーブルを設けてを参照するアクティビティを有したワークフローを示している。このアクティビティは、データベースを構築するアクティビティに比べて比較的容易に実装することができる。
【０１４５】
図２８は、候補アクティビティを選択する場合に、ＡＩ（Ａｅｔｉｆｉｃｉａｌ Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ：人工知能）等の推測アルゴリズムを用いたアクティビティを用いるワークフローである。
【０１４６】
図２９は、オークション機能等を有するアクティビティにより、候補アクティビティを選択するワークフローを示している。このアクティビティは、一連の作業を繰り返しながらワークフローを組み立てていくものである。例えば、アクティビティＡにおける作業が完了した場合、当該作業による情報をアクティビティデータベースに入力する。データベース内では、その情報に従って最適なアクティビティが決定される。この例ではＣ２が決定されて実行する。Ｃ２が完了すると再びデータベースに情報を入力し、次の最適なアクティビティが決定する。ワークフローを実施中に次のアクティビティが事前に定義されていない場合の例である。
【０１４７】
図３０は、ワークフロープロトコルに最初から割り込み操作による新たなアクティビティの挿入を想定しているワークフローである。このワークフローに従えば、ユーザは、ワークフロー中の「Ｆｒｅｅ Ｏｐｅｒａｔｉｏｎ」部分では、マニュアル操作により自由にアクティビティを設定し実行することができる。また、このマニュアル操作により新たに設定されたワークフローを登録可能とすることで、次回からマニュアル操作によるアクティビティ設定を行わずに同一のワークフローを実行することが可能である。
【０１４８】
図３１は、図３０の応用であり、マニュアル操作中に独立したサブフローだけを適宜実施することができるワークフローである。
【０１４９】
図３２は、実施中のワークフローに対して予め決まっていない別の制御が割り込むこと可能であるワークフローを示している。実行中のワークフローのプロトコルに定義されていないアクティビティを操作者によって実施する場合を想定している。操作者が装置上のキーやＧＵＩメニュー等で任意のアクティビティを実施した場合に画面上に表示されているステータスウィンドウに任意に実施したアクティビティに対応するシンボルを割り込んで表示することができる。第３の実施形態で説明するヘルプ機能の実施は、この割り込み可能なワークフローに従う。
【０１５０】
なお、割り込みが行われたワークフローの登録も可能であることが望ましい。この場合、装置で実現できるアクティビティは大小様々であるから、その全てを対象とする必要はない。例えば、検査の手順として履歴を残すことが必要であるレベルのアクティビティを対象とする等の基準が考えられる。
【０１５１】
図３３は、必ずしも順番通りにアクティビティを実施せず、ユーザが必要と判断した場合はスキップや再実行などフロー中の任意の場所から開始する例を示したワークフローである。この例は、ある特定の検査や計測のみ再実行する場合等に実益がある。
【０１５２】
なお、図１９〜図３３までの全てのワークフローは、図３４に示すように、アクティビティ間において順序の変更が可能である。
【０１５３】
以上述べた種々のワークフローによっても、複雑化・多様化した超音波診断装置を容易且つ適切に操作することができる。
【０１５４】
（第２の実施形態）
第１の実施形態では、予め定義され格納されていたワークフロープロトコルを読み出し、当該ワークフロープロトコルによって定義されたワークフローに基づいて診断を行う場合の説明を行った。これに対し、第２の実施形態では、予め定義されプロトコルデータベース２３４に格納されたワークフロープロトコルを使用するのではなく、新たにワークフロープロトコルをマニュアル設定する場合について、特にユーザ毎にワークフロープロトコルを定義する例について説明する。
【０１５５】
図３４は、ワークフロープロトコルをマニュアル設定する場合に用いるプロトコル設定シート８０の一例である。当該シート８０は、所定の操作によりワークフロープロトコル設定動作に移行した場合に、モニタ２０に表示される。
【０１５６】
プロトコル設定シート８０は、「ユーザ名」、「ワークフロー名」、「ワークフロープロトコル」の各項目を有している。「ユーザ名」は、ユーザ名を登録する項目である。「ワークフロー名」は、マニュアル設定したワークフロープロトコルについて、任意の名称を付すための項目である。「ワークフロープロトコル」は、ワークフロープロトコルを以下に述べるようにマニュアル設定するための項目である。
【０１５７】
このプロトコル設定シート８０を利用したワークフロープロトコルのマニュアル設定は、例えば次のようにして実行することができる。
【０１５８】
すなわち、ユーザ名、ワークフロー名を登録し、所望する診断を実現する各作業に対応したアクティビティを作業順に従って項目「ワークフロープロトコル」に登録することで、ワークフロープロトコルのマニュアル設定を行うことができる。なお、ここでは、項目「ワークフロープロトコル」に登録するアクティビティは、アクティビティ群格納部２２５に予め格納されているものを想定しているが、所望する機能を実現するアクティビティを新たに定義しアクティビティ群格納部２２５に格納することで、あらゆる超音波診断装置の所望の機能を自由にワークフロープロトコルに取り入れることが可能である。
【０１５９】
図３５において、例えば、Ｄｒ．Ａが標準に実行する「Ｎｏｒｍａｌ」ワークフローのワークフロープロトコルは、同図最上段の様に各アクティビティが定義されている。これに対し、ユーザ名がＤｒ．Ｇである同図最下段のワークフロープロトコルは、同じ標準に実行する「Ｎｏｒｍａｌ」ワークフローのワークフロープロトコルは、「Ｒｅｆｅｒ Ｐｒｅｖｉｏｕｓ Ｉｍａｇｅ」アクティビティ（ワークフロー３１では、シンボル表示「Ｈｉｓｔｏｒｙ」に対応するアクティビティ）を省略したものとなっている。
【０１６０】
すなわち、同じ通常行う標準的な超音波診断であっても、ユーザ（今の場合、医師）によって実行する作業手順が異なり、これによって起動するアクティビティの種類や順番も異なる場合がある。しかし、本発明に係る超音波診断装置によれば、使用者毎に所望のワークフロープロトコル、ワークフローを定義し登録することができるので、個々の使用者は、統一された所望の手順で診断を容易に実行することができる。その結果、作業性を向上させることができる。
【０１６１】
なお、上記ワークフロープロトコルのマニュアル設定は、診断対象とする疾患、患者、診察科、医療協会を基準として行い、登録する構成であってもよい。
【０１６２】
さらに、例えば、アクティビティ「Ｍｅａｓｕｒｅ」を複合アクティビティとして定義を望む場合、当該最初にメインフローの設定後に、必要に応じて別ウィンドウにて管理されるサブフローを設定することができることが好ましい。
【０１６３】
この様な構成によれば、種々の基準に従ったワークフロープロトコルを所望する内容で設定することができる。その結果、作業性を向上させることができ、また、容易且つ適切な超音波診断装置の操作が可能となる。
【０１６４】
（第３実施形態）
第１実施形態では、ワークフローをステイタスウィンドウとして表示し、作業手順をユーザに知らせることで作業性を向上させる超音波診断装置について説明した。第３の実施形態では、これに加えて、疾患についての解剖学図等による解説や超音波画像の代表例の表示、或いは、各アクティビティを起動して行う診断作業について説明を表示する機能（以下、ヘルプ機能）を具備する超音波診断装置について説明する。
【０１６５】
ヘルプ機能は、ステータスウィンドウ３０の最下部等所定の位置にヘルプボタンが設けられており、必要に応じて選択することで、ワークフローエンジン２２３がアクティビティ群格納部２２５からヘルプアクティビティを起動することで実行することができる。
【０１６６】
すなわち、ワークフローシステムを起動中であれば、任意のタイミングにおいて所望するヘルプ情報を取り出すことが可能であることが好ましい。このことは、所望のタイミングで、上述したヘルプアクティビティを立ち上げることで実現することができる。
【０１６７】
なお、このヘルプアクティビティは、通常割り込み動作によるものであり、例えばワークフロー３１に従った診断作業においてヘルプボタンを選択（すなわち、ヘルプアクティビティの立ち上げ）した場合には、図３２に示したワークフローに従うことになる。
【０１６８】
このヘルプ機能による解説は、例えば、図４に示した登録シート３４の疾患名項目３４２として「ＭＩ」（Ｍｙｏｃａｒｄｉｃａｌ Ｉｎｆａｒｃｔｉｏｎ：心筋梗塞）を登録した時に、ヘルプボタンを選択すると、心筋梗塞に関するヘルプデータが選抜され、図３６に示す様な心筋梗塞を解説した解剖学図や超音波画像例が表示される。また、心筋梗塞患者の診断（すなわち、登録シート３４に「ＭＩ」と登録した場合の診断）において、「Ｓｃａｎ」に関連したアクティビティの立ち上げ中にヘルプボタンを選択すると、「心筋梗塞」、「Ｓｃａｎ」に関するヘルプデータが選抜され、心筋梗塞の診断における超音波プローブの適切な使用例等が表示される構成となっている。
【０１６９】
図３７は、心筋梗塞患者の診断において、「Ｍｅａｓｕｒｅ」に関するアクティビティを立ち上げている場合に、ヘルプ機能によりモニタ２０に表示される解説の一例を示したものである。図３７（ａ）は、ヘルプの内容として、心筋梗塞の場合の画像観察方法や計測方法等の情報を表示した画面である。図３７（ｂ）は、図３７（ａ）が表示しているヘルプ内容の項目にポインタを合わせてクリックする等の選択動作により、更に詳しい解説内容を階層的に表示した画面である。また、前記ヘルプ内容の項目の選択動作により、当該項目に対応するアクティビティを直接起動できる構成であることが好ましい。これは、表示中のヘルプ内容の項目をクリックする作業が、対応するアクティビティ起動とリンクさせることで実現することができる。
【０１７０】
この様な構成によれば、更なる作業性の向上をすること実現することができる。
【０１７１】
なお、当該ヘルプ機能によって表示される解説は、上述した解剖学図や超音波画像例、画像観察方法や計測方法の他に、必要に応じて装置の取り扱い説明や検査方法や臨床アプリケーションの説明等も含むものとする。
【０１７２】
このような構成によれば、ワークフロー或いはサブフローに従った診断作業中に、必要に応じて診断対象の解剖学図や超音波画像のサンプル画像等を表示することで、診断等に関する支援情報を提供することができる。その結果、経験の少ないユーザであっても、適切な診断を実行することができる。特に、経験の少ないユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教育的な効果も期待することができる。
【０１７３】
（第４実施形態）
第４の実施形態においては、ワークフローに従って行った診断の結果をチェックする場合の動作について説明する。以下、ワークフローが妥当であったか否か（すなわち、作業手順で抜けている作業はないか）、計測値と一般的データ値との比較（例えば特定の疾患について、計測値を正常値との比較、計測値と所定の疾患に関するサンプル値等との比較等）の二つの観点によるチェック機能について説明する。
【０１７４】
なお、このチェック機能は、所定の操作により、ワークフローエンジン２２３がアクティビティ群格納部２２５から、以下のチェックを行うチェックアクティビティを起動することで実行することができる。
【０１７５】
図３８は検査内容のチェックを自動的に行うための仕組みを説明するための概念図である。
【０１７６】
ユーザは、検査終了時（例えば、ワークフロー３１における「Ｓａｖｅ」終了時）等において、以下に述べるチェックアクティビティを起動させる。これは、所定の操作による図３０、図３２に示した割り込み作業であってもよいし、予めワークフローがチェックアクティビティを含む構成であってもよい。
【０１７７】
チェックアクティビティとは、例えば次のような機能を実行するものである。すなわち、チェックアクティビティを起動させることで、ワークフローエンジン２２３は、現在の検査で実行したワークフロープロトコル情報をプロトコルデータベース２３４に入力する。そして、ワークフローエンジン２２３は、データベース２３４に事前登録済みの多くのワークフロープロトコルと、現在の検査で行ったワークフロープロトコルデータとを比較するプロトコル解析ルーチンを実行し、手順と疾患の妥当性を機械的に検証する。また、ワークフローエンジン２２３は、予め記憶している所定の疾患に関するサンプル値等と計測結果等とを比較する計測結果解析ルーチンを実行し、計測結果の妥当性を機械的に検証する。
【０１７８】
例えば、一通りの検査が終わって、当該検査内容の妥当性を検証する場合を想定する。検査の品質を向上させるために、当該検査に使用したワークフロープロトコルと、心筋梗塞の標準検査に用いられるプロトコルと比較する。この比較を実行することにより、標準的なデータとの差を確認することが容易となり、さらに、実行していない作業が存在するか否かを知ることができる。仮に必要であるが未だ実行していない作業が存在する場合、この作業を実行することで検査の補充し、さらに信頼性の高い診断結果を得ることができる。
【０１７９】
図３９は、標準的なワークフロープロトコルと実行したワークフロープロトコルとの比較結果、及び計測した結果の妥当性をチェックするプロトコルチェックシート９０を示している。
【０１８０】
プロトコルチェックシート９０は、ワークフロープロトコルをチェックするプロトコルチェック項目９０１と、計測値の妥当性をチェックする計測結果チェック項目９０３とを有している。プロトコルチェック項目９０１には、プロトコルデータベース２３４に記憶されている所定の疾患についての標準的なワークフロープロトコルがプロトコル欄９０５に表示され、実行した作業（アクティビティ）についてはチェックが付される。また、計測結果チェック項目９０３は、実行された作業（アクティビティ）による計測値を表示し、予め記憶している正常値範囲と比較して正常でないと判断された場合等には、色が変わる等の表示を行う。また、計測ミスなどで通常では考えられない値を示した場合には、表示や音声によって警告を行うことが好ましい。
【０１８１】
また、例えば、一通りの検査が終わって心筋梗塞の疑いがある場合を想定する。
【０１８２】
図４０は、計測した結果に基いて行う診断の妥当性をチェックするための診断チェックシート９３を示している。
【０１８３】
診断チェックシート９３は、診断目的としている疾患等（図３９の場合、心筋梗塞）を登録する診断所見入力９３０、計測値に基いて診断する診断項目９３１、診断項目９３１に関する診断結果項目９３３、診断所見入力９３０に入力した疾患等に関する診断項目９３１の一般的なデータを表す疾患データ項目９３５、診断結果項目９３３と疾患データ項目９３５とを比較したコメントを示すコメント９３７を有している。
【０１８４】
ワークフロー３１に従って実行された診断に基いて、各診断項目９３１の診断結果が診断結果項目９３３に表示される。また、心筋梗塞に関する各診断項目９３１の一般的なデータが疾患データ項目９３５に表示される。そして、ワークフローエンジン２２３は、前記一般的データと計測結果等とを比較する計測結果解析ルーチンを実行し、「再計測必要」等の計測結果の評価をコメント９３７に表示する。このとき、本計測による計測値や一般的データによる標準値等をそれぞれ診断結果項目９３３と疾患データ項目９３５にさらに表示する構成であってもよい。
【０１８５】
なお、以上述べたチェック機能は、また、ユーザが割り込み的に行った検査に関しては、マニュアル操作によりチェックアクティビティを起動させることで任意のタイミングで実行することができる。また、この結果はいつでもレポートとして参照することが望ましい。
【０１８６】
この様な構成によれば、計測結果に基く診断が困難である場合（例えば、所定の疾患に関する症状が現れつつある状態であり、その疾患を患っているか否かの判断が微妙である場合等）であっても、診断作業や計測結果、診断結果の妥当性をチェックする機能を有するので、さらに信頼性の高い診断を実行することができる。特に、経験の浅いユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教育的な効果も期待することができる。
【０１８７】
【発明の効果】
以上本発明によれば、ユーザが超音波診断装置を利用した診断を、適切な手順、適切な内容で簡単に実行できる。また、診断作業に関する最適な支援情報を提供でき、さらに、診断結果等が適正であるか否かがチェック可能である。その結果、容易に信頼性の高い超音波診断を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る超音波診断装置の概略構成を示す図。
【図２】制御部２２において実行されるワークフローシステムの概略構成図。
【図３】図３は、制御部２２の動作を示したフローチャート
【図４】図４は、モニタ２０に表示されるワークフロー３１のステイタスウィンドウ３０と、登録シート３４を示した図。
【図５】図５は、ワークフロープロトコル決定後にモニタ２０に表示されるワークフロー３１のステータスウィンドウ３０等を示す図。
【図６】図６（ａ）及び図６（ｂ）は、ステイタスウィンドウ３０の表示形態について説明するための図。
【図７】図７は、ステイタスウィンドウ３０の表示形態について説明するための図。
【図８】図８は、ステイタスウィンドウ３０の表示形態について説明するための図。
【図９】図９は、アクティビティの動作状態に応じてシンボル表示の表示方法の一例を示した図。
【図１０】図１０は、ステイタスウィンドウ３０のシンボル表示の形状を、各アクティビティ毎に区別した例を示した図。
【図１１】図１１は、予めアクティビティの内容によって表示、非表示のタイミングを設定した状況を示した図。
【図１２】図１２は、「Ｓｔａｒｔ」アクティビティの属性を設定する画面を表した図。
【図１３】図１３は、ワークフロー３１に従って診断を進めた場合に、制御部２２が実行する動作を説明するためのフローチャートを示す図。
【図１４】図１４は、サブフロー５０とワークフロー３１とを同時に表示した画面を示す図。
【図１５】図１５は、ワークフロー３１と切り替わって表示されるサブフロー５０を示した図。
【図１６】図１６は、候補アクティビティを選択した場合に、モニタ２０に表示される候補ウィンドウ５２を示した図。
【図１７】操作者のマニュアル操作による候補ウィンドウの表示順序変更を説明するための図。
【図１８】図１８は、選択された候補ウィンドウはＢ２を表示しない様子を示した図。
【図１９】図１９は、シーケンシャルに各アクティビティを実行するワークフローを示す図。
【図２０】図２０は、複数個を平行して実行するワークフローを示す図。
【図２１】図２１は、フォアグラウンドのフローとバックグラウンドのフローの進行時間はそれぞれ独立であるワークフローを示す図。
【図２２】図２２は、メインフローからサブフローに移動するワークフローの一例を示す図。
【図２３】図２３は、アクティビティＡの次に選択する候補となるアクティビティとして、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３が存在するワークフローを示す図。
【図２４】図２４は、複数のアクティビティの何れかを実施した場合にＣに進むワークフローを示した図。
【図２５】図２５は、条件式に基づいて候補アクティビティの選択を自動的に行うワークフローを示した図。
【図２６】図２６は、データベースを参照することによって候補アクティビティの選択を自動的に行うワークフローを示した図。
【図２７】図２７は図２６におけるデータベースの代りに、テーブルを設けてを参照するアクティビティを有したワークフローを示した図。
【図２８】図２８は、候補アクティビティを選択する場合に、ＡＩ等の推測アルゴリズムを用いたアクティビティを用いるワークフローを示した図。
【図２９】図２９は、オークション機能を有するアクティビティにより、候補アクティビティを選択するワークフローを示した図。
【図３０】図３０は、ワークフロープロトコルに最初から割り込み操作による新たなアクティビティの挿入を想定しているワークフローを示した図。
【図３１】図３１は、図３０の応用であり、マニュアル操作中に独立したサブフローだけを適宜実施することができるワークフローを示した図。
【図３２】図３２は、実施中のワークフローに対して予め決まっていない別の制御が割り込むこと可能であるワークフローを示した図。
【図３３】図３３は、スキップや再実行などフロー中の任意の場所から開始するワークフローの例を示した図。
【図３４】図３４は、作業手順の変更を行ったワークフローの一例を示す図。
【図３５】図３５は、ワークフロープロトコルをマニュアル設定する場合に用いるプロトコル設定シート８０の一例を示した図。
【図３６】図３６は、ヘルプ機能によりモニタ２０に表示されるヘルプ画面であって、解剖学図、超音波画像例を示した図。
【図３７】図３７は、心筋梗塞患者の診断において、「Ｍｅａｓｕｒｅ」に関するアクティビティを立ち上げている場合に、ヘルプ機能によりモニタ２０に表示される解説の一例を示した図。
【図３８】図３８は検査内容のチェックを自動的に行うための仕組みを説明するための概念図。
【図３９】図３９は、プロトコルチェックシート９０を示した図。
【図４０】図４０は、診断チェックシートを示した図。
【符号の説明】
１…超音波診断装置
１０…超音波プローブ
１２…送受信回路
１４…Ｂモード処理部
１６…CFM処理部
１８…画像処理回路
２０…モニタ
２２…制御部
２４…入力部
３０…ステータスウィンドウ
３１…ワークフロー
３４…登録シート
４６…超音波画像
５０…サブフロー
５２…候補ウィンドウ
５４…背景
８０…プロトコル設定シート
９０…プロトコルチェックシート
２２１…ワークフローデータベース
２２３…ワークフローエンジン
２２５…アクティビティ群格納部
２２７…ワークフロー管理部
２３１…テンプレートデータベース
２３３…ステイタス情報データベース
２３４…プロトコルデータベース
３４１…患者データ項目
３４２…疾患名項目
３４３…臨床アプリケーション登録項目
９０１…プロトコルチェック項目
９０３…計測結果チェック項目
９０５…プロトコル欄[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic diagnostic apparatus that draws a diagnosis of a state of an internal organ or blood flow using ultrasonic waves.
[0002]
[Prior art]
The ultrasonic diagnostic imaging apparatus is a diagnostic apparatus that irradiates a desired part of a subject (patient) with ultrasonic waves and obtains a tomographic image of a soft tissue based on a reflected wave from the subject. In recent years, the performance of the ultrasonic diagnostic imaging apparatus has been remarkably improved, and for example, various inspection methods and clinical applications described below are possible.
[0003]
Basic examination methods for ultrasonic devices include B-mode two-dimensional tomography, Doppler method called PW or CW mode, color Doppler method called CDFM mode, which visualizes blood flow, and in recent years, visualizes tissue movement. There are a tissue Doppler method (TDI), a 3D method for stereoscopically displaying a tissue, a 4D method for displaying a stereoscopic image as a moving image, and the like. These examination methods are executed according to clinical applications such as a stress echo method, a contrast echo method, and an ACM method for measuring the cardiac output of the heart, and can provide useful clinical information about the subject.
[0004]
As a result of the diversification of inspection methods and the like in the ultrasonic diagnostic apparatus in this way, a large number of switch operations (keyboard, touch panel, trackball, mouse, etc.) are required for the execution. An operator such as a doctor or an engineer makes a diagnosis by making full use of the above-described inspection method, clinical application, and measurement function thereof. Therefore, an operator such as a doctor or an engineer needs to learn the operation method of the ultrasonic diagnostic apparatus for the individual inspection methods described above.
[0005]
On the other hand, the cost reduction of the ultrasonic diagnostic apparatus is also progressing. Accompanying this cost reduction, ultrasonic diagnostic apparatuses are introduced not only in large hospitals but also in many hospitals. As a result, the population of users of ultrasonic diagnostic apparatuses is steadily increasing.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the operation method of the ultrasonic diagnostic apparatus is complicated and diversified, and very advanced technology and experience are required for actual operation. Therefore, there are many variations in operation techniques and experiences, and as a result, the reliability of the inspection results may be reduced.
[0007]
Also, the number of beginner engineers tends to increase due to the spread of the above-described ultrasonic diagnostic apparatus. The population tends to increase.
[0008]
Under such circumstances, there is a demand for an apparatus that anyone can quickly learn the operation method and can easily operate.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and a device that allows a user to easily perform diagnosis using an ultrasonic diagnostic apparatus with an appropriate procedure and appropriate contents, or optimal support information related to a diagnostic operation. An object of the present invention is to realize a device that can be provided or a device that can check whether a diagnosis result or the like is appropriate, and to enable highly reliable ultrasonic diagnosis easily.
[0010]
According to the first aspect of the present invention, there is provided storage means for storing a plurality of work procedure protocols that define work procedures by arranging activities composed of functions of an ultrasonic diagnostic apparatus in a predetermined order, and among the plurality of work procedure protocols. Selection means for selecting a predetermined work procedure protocol, display means for displaying a work procedure defined by the selected work procedure protocol, and the selected work procedure protocol in response to an instruction from a user. , Double Select an activity with a number of action candidates, interrupt Activity operation means for executing at least one of the processes, a display means for displaying a work procedure including the activity processed by the activity operation means, and a work procedure including the activity processed by the activity operation means An ultrasonic diagnostic apparatus comprising: control means for executing control of the ultrasonic diagnostic apparatus based on a protocol.
[0011]
According to such a configuration, a user can easily execute diagnosis using an ultrasonic diagnostic apparatus with an appropriate procedure and appropriate contents. In addition, it is possible to provide optimal support information related to the diagnosis work, and it is possible to check whether or not the diagnosis result is appropriate. As a result, highly reliable ultrasonic diagnosis can be realized easily.
[0012]
According to a second aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the selection means may use the work procedure protocol based on at least one of a patient, a disease of the patient, a user, and a photographing form. The ultrasonic diagnostic apparatus is characterized by being selected.
[0013]
According to such a configuration, since the selection unit is configured to select an appropriate work procedure protocol by a patient, a disease, a user, etc., it is possible to execute an optimal diagnosis without wasteful work, Workability can be improved.
[0014]
According to a third aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the activity constituting the work procedure protocol is a basic activity consisting of one function of the ultrasonic diagnostic apparatus or the ultrasonic diagnostic apparatus. An ultrasonic diagnostic apparatus characterized by including at least one of complex activities composed of complex functions based on a combination of one function.
[0015]
According to such a configuration, the work procedure protocol can be configured using various functions related to the ultrasonic diagnostic apparatus.
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the third aspect, when the work procedure protocol includes a composite activity, the display unit arranges the activities constituting the composite activity in a predetermined order. And an ultrasonic diagnostic apparatus having a function of displaying a sub work procedure defining a work procedure to be executed by the composite activity.
[0017]
According to such a configuration, since each activity constituting the composite activity is displayed as a sub work procedure, a more detailed work procedure can be displayed, and an ultrasonic diagnostic apparatus can be more easily and appropriately displayed. Can be operated.
[0018]
According to a fifth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the fourth aspect, when the sub work procedure further includes a composite activity, the display unit hierarchically executes the sub work procedure executed by the composite activity. It is an ultrasonic diagnostic apparatus characterized by having a display function.
[0019]
According to such a configuration, since each activity constituting the composite activity is further hierarchically displayed as a sub work procedure, a more detailed work procedure can be displayed, and ultrasound can be more easily and appropriately displayed. The diagnostic device can be operated.
[0020]
According to a sixth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the fourth or fifth aspect, the display means has a function of displaying the work procedure and the sub work procedure simultaneously or alternatively. This is a characteristic ultrasonic diagnostic apparatus.
[0021]
According to such a configuration, the display means can display the work procedure and the sub work procedure simultaneously or alternatively, so that the necessary work procedure can be displayed or an unnecessary work procedure can be displayed. You can hide it. As a result, workability can be improved.
[0022]
According to a seventh aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the sixth aspect, when the work procedure and the sub work procedure are alternatively displayed, the displayed work procedure is the work procedure. An ultrasonic diagnostic apparatus having a function of performing display capable of determining which of sub-work procedures.
[0023]
According to such a configuration, when the work procedure and the sub work procedure are alternatively displayed, it is possible to easily determine which work procedure is indicated. As a result, workability can be improved.
[0024]
The invention according to claim 8 is the ultrasonic diagnostic apparatus according to any one of claims 4 to 7, wherein the display of the work procedure or the sub work procedure performed by the display means is the work procedure or the sub work. The ultrasonic diagnostic apparatus is characterized in that the status information of the procedure can be determined.
[0025]
According to such a configuration, since the status information of the work procedure or the sub work procedure can be determined, the progress status of the work procedure or the sub work procedure can be easily known as the status information.
[0026]
The invention according to claim 9 is the ultrasonic diagnostic apparatus according to any one of claims 4 to 7, wherein the display means displays the work procedure or the sub work procedure according to the progress of the work procedure or the sub work procedure. It is an ultrasonic diagnostic apparatus characterized by having the function to control.
[0027]
According to such a configuration, the progress status of the work procedure or the sub work procedure can be easily known as the status information.
[0028]
According to a tenth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the eighth or ninth aspect, each of the activities defining the work procedure is not executed, is being executed, is normally ended, is abnormally ended, is interrupted, The ultrasonic diagnostic apparatus is characterized in that the display form of the work procedure is controlled by either re-execution.
[0029]
According to such a configuration, the display color, shape, mode, etc. of the corresponding work procedure are distinguished according to the operation state of each activity (not executed, executing, normal completion, abnormal end, interruption, re-execution, etc.). Since it is displayed, it becomes possible to easily determine the operating state of each activity. Therefore, it is possible to easily know the progress status of the work procedure and the like.
[0030]
According to an eleventh aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the fourth or fifth aspect, when the work procedure or the sub work procedure includes a branch, the display unit simultaneously displays the branching work. This is an ultrasonic diagnostic apparatus.
[0031]
According to such a configuration, the user can easily know the next work procedure.
[0032]
According to a twelfth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the fourth or fifth aspect, when the display unit displays the branching work included in the work procedure or the sub work procedure at the same time, according to the use frequency The ultrasonic diagnostic apparatus is characterized by controlling a display form of a work to be branched.
[0033]
According to such a configuration, since the display form of the work that branches depending on the frequency of use is controlled, the selection time of the next work can be shortened, and as a result, workability can be improved.
[0034]
According to a thirteenth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the fourth or fifth aspect, the parameter for the activity defining the work procedure or the sub work procedure is set and displayed on the display means. The ultrasonic diagnostic apparatus further includes parameter setting means for setting the parameter by performing a predetermined operation on the symbol of the work procedure or the sub work procedure.
[0035]
According to such a configuration, it is possible to directly set a parameter relating to an activity at an arbitrary timing, so that workability can be further improved.
[0036]
According to a fourteenth aspect of the present invention, the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect further includes a work procedure protocol creating means for creating the work procedure protocol, and a desired work procedure is defined by the work procedure protocol creating means. It is an ultrasonic diagnostic apparatus characterized by being capable.
[0037]
According to such a configuration, it is possible to set a work procedure protocol according to various standards with desired contents. As a result, it is possible to improve workability and easily and appropriately operate the ultrasonic diagnostic apparatus.
[0038]
According to a fifteenth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, a protocol for changing one basic activity or compound activity to another basic activity or compound activity among the activities constituting the work procedure protocol. The ultrasonic diagnostic apparatus further includes a changing unit.
[0039]
According to such a configuration, the work procedure protocol can be changed to a desired content. As a result, workability can be improved, and an easy and appropriate operation of the ultrasonic diagnostic apparatus can be performed.
[0040]
According to a sixteenth aspect of the present invention, the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect further includes work procedure changing means for changing the work procedure by changing an arrangement sequence of activities constituting the work procedure protocol. This is an ultrasonic diagnostic apparatus.
[0041]
According to such a configuration, it is possible to change the arrangement order of the activities constituting the work procedure protocol to a desired order. As a result, workability can be improved, and an easy and appropriate operation of the ultrasonic diagnostic apparatus can be performed.
[0042]
The invention according to claim 17 is the ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure is based on an arrangement order of activities constituting the work procedure protocol. This is an ultrasonic diagnostic apparatus.
[0043]
According to an eighteenth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the control means can control the ultrasonic diagnostic apparatus based on a plurality of work procedure protocols. It is a diagnostic device.
[0044]
The invention according to claim 19 is the ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure can interrupt a predetermined work. .
[0045]
The invention according to claim 20 is the ultrasonic diagnosis apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure can interrupt any work by manual operation. Device.
[0046]
The invention according to claim 21 is the ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure includes a branch of work selected by manual operation. It is.
[0047]
According to a twenty-second aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the work procedure or the sub work procedure includes a branch of a work for selecting a next work according to a preset conditional expression. This is an ultrasonic diagnostic apparatus.
[0048]
According to a twenty-third aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the work procedure or the sub work procedure includes a branch of a work for selecting a next work based on a preset condition table. This is a characteristic ultrasonic diagnostic apparatus.
[0049]
According to a twenty-fourth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the work procedure or the sub work procedure includes a branch of a work for selecting a next work by an inquiry with a database provided in advance. Is an ultrasonic diagnostic apparatus.
[0050]
According to a twenty-fifth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the work procedure or the sub work procedure includes a branch of a work for selecting a next work according to a preset guess logic. This is an ultrasonic diagnostic apparatus.
[0051]
According to such a configuration, various work procedures according to the situation can be used, and the complicated and diversified ultrasonic diagnostic apparatus can be operated easily and appropriately.
[0052]
According to a twenty-sixth aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the display means further comprises a function of displaying support information relating to work constituting the work procedure. Device.
[0053]
According to such a configuration, it is possible to provide support information related to each work, diagnosis, and the like as necessary during the diagnosis work according to the work procedure or the like. As a result, even a user with little experience can execute an appropriate diagnosis. In particular, for a user with little experience, the diagnosis work can be supported and an educational effect can be expected.
[0054]
According to a twenty-seventh aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the support information includes an anatomical chart, a representative example of an ultrasonic image, a handling instruction of the isosonic diagnostic apparatus, and an explanation regarding the contents of the work. An ultrasonic diagnostic apparatus having at least one of descriptions of clinical applications.
[0055]
According to such a configuration, support information regarding diagnosis and the like is provided by displaying an anatomical chart to be diagnosed, a sample image of an ultrasonic image, and the like as necessary during diagnosis work according to work procedures and the like. can do. As a result, even a user with little experience can execute an appropriate diagnosis. In particular, for an inexperienced user, diagnosis work can be supported and an educational effect can be expected.
[0056]
The invention according to claim 28 is the ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, further comprising designation means for designating first information in the support information displayed on the display means, and the control means Is an ultrasonic diagnostic apparatus characterized by having a function of executing an activity related to the first information designated by the designation means.
[0057]
According to such a configuration, it is possible to further improve workability.
[0058]
The invention according to claim 29 is the ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, further comprising means for comparing the selected work procedure protocol with a work procedure protocol stored in advance in the storage means, The display means is an ultrasonic diagnostic apparatus further having a function of displaying the comparison result.
[0059]
According to such a configuration, when diagnosis based on the measurement result is difficult (for example, when a symptom related to a predetermined disease is appearing and the determination of whether or not the disease is suffering is subtle) However, since it has a function of checking the validity of the diagnostic work, a more reliable diagnosis can be executed. In particular, for an inexperienced user, diagnosis work can be supported and an educational effect can be expected.
[0060]
The invention according to claim 30 is the ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, further comprising means for comparing a result relating to diagnosis according to the work procedure with diagnostic information stored in advance, wherein the display means Is an ultrasonic diagnostic apparatus further having a function of displaying the comparison result.
[0061]
According to such a configuration, when diagnosis based on the measurement result is difficult (for example, when a symptom related to a predetermined disease is appearing and the determination of whether or not the disease is suffering is subtle) However, since it has a function of checking the validity of diagnostic work, measurement results, diagnostic results, etc., a more reliable diagnosis can be executed. In particular, for an inexperienced user, diagnosis work can be supported and an educational effect can be expected.
[0062]
According to a thirty-first aspect of the present invention, in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first aspect, the diagnostic information includes an example of a medical condition related to a predetermined disease, an ultrasonic image, a measurement value related to an ultrasonic wave, or a predetermined disease. The ultrasonic diagnostic apparatus is characterized in that there are no ultrasonic images and measurement values relating to ultrasonic waves.
[0063]
According to such a configuration, when diagnosis based on the measurement result is difficult (for example, when a symptom related to a predetermined disease is appearing and the determination of whether or not the disease is suffering is subtle) ) Even if it is a medical condition example, an ultrasonic image, an ultrasonic measurement value, or an ultrasonic image that does not have a predetermined disease, an ultrasonic measurement value, etc. Therefore, a more reliable diagnosis can be executed. In particular, for an inexperienced user, diagnosis work can be supported and an educational effect can be expected.
[0064]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, first to fourth embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0065]
(First embodiment)
FIG. 1 shows a schematic configuration of an ultrasonic diagnostic apparatus according to the present invention.
[0066]
In FIG. 1, an ultrasonic probe 10 is a contact for transmitting / receiving ultrasonic waves to / from a subject (patient), and is formed of a piezoelectric element.
[0067]
The transmission / reception circuit 12 sends a drive signal to the ultrasonic probe 10 in accordance with the selected mode, and transmits an ultrasonic wave. At this time, the ultrasonic echo signal sent from the ultrasonic probe is subjected to delay / addition processing. Output as a received signal. The received electrical signal of the sound wave is transmitted to the B-mode processing unit 14 and the CFM (color flow mapping) processing unit 16 at the next stage.
[0068]
The B-mode processing unit 14 performs envelope detection on the reception signal received from the transmission / reception circuit 12 and sends the detected signal to the image processing circuit 18. The CFM processing unit 16 performs frequency analysis on the speed information from the electrical signal received from the transmission / reception circuit 12 and sends the analysis result to the image processing circuit 18. The signal output from the B-mode processing unit 14 represents tissue morphology information, and the signal output from the CFM processing unit 16 represents blood flow or tissue movement speed information.
[0069]
The image processing circuit 18 receives signals from the B-mode processing unit 14 and the CFM processing unit 16, converts them into TV scan signals, and sends them to the monitor 20.
[0070]
The monitor 20 is a display unit that displays a captured ultrasonic image and a workflow described later as a status window.
[0071]
The control unit 22 has a function as an information processing apparatus (computer), and is a control unit that controls the operation of the ultrasonic diagnostic apparatus 1. Further, the control unit 22 executes a workflow system described later.
[0072]
The input unit 24 includes a keyboard, a mouse, and the like, and is an interface through which an operator gives various input instructions to the ultrasonic diagnostic apparatus.
[0073]
Next, a workflow system executed in the control unit 22 will be described.
[0074]
The workflow system is executed by executing, in the control unit 22, dedicated workflow system software (workflow system program) supplied by a recording medium such as a CD-ROM, floppy disk, hard disk, and memory card, or a communication medium such as a network. It is realized.
[0075]
A workflow is a flowchart showing a procedure of work necessary for a predetermined diagnosis. Here, one function of the ultrasonic diagnostic apparatus is defined as a basic activity, and a composite series of functions defined by a plurality of basic activities is defined as a composite activity. Further, an activity that includes a plurality of basic or complex activities for realizing a specific work and executes any one selected from the plurality of activities is defined as a candidate activity. As described above, the workflow is a flowchart showing a procedure of work necessary for a predetermined diagnosis. A workflow that is defined by the activities used to realize each work constituting the workflow is called a workflow protocol. Therefore, the workflow protocol is a convention arranged in the order in which activities necessary for a predetermined diagnosis are performed. A control system for an ultrasonic diagnostic apparatus using a workflow is called a “workflow system”.
[0076]
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of a workflow system executed in the control unit 22.
[0077]
In the figure, a workflow engine 223 is a drive unit that causes the ultrasound diagnostic apparatus 1 to execute each activity written in the workflow in a specified order. In addition, the workflow engine 223 stores status information such as a workflow being executed in a workflow database 221 to be described later, and responds to a status in response to an inquiry from the outside.
[0078]
The workflow database 221 includes a template database 231 that stores workflow templates necessary for driving the workflow system, a status information database 233 that stores status information and activity information related to workflows, and a protocol database 234 that stores workflow protocols that define workflows. It is a database having Here, the workflow template is a program related to activity execution control. The status information related to the workflow is information for notifying the user of the content of the workflow or a subflow described later or the progress status, or the name of the workflow and the activity constituting the workflow, the current progress status (normal, continued, end) Etc.), start / end times, time required for executing each activity, and the like.
[0079]
The activity group storage unit 225 is a storage unit that stores programs for starting various activities. Each activity program is read and activated by the workflow engine 223 in accordance with the workflow order.
[0080]
The workflow management unit 227 is a control unit that displays the status of the workflow on a monitor in a window or controls the workflow being executed to be stopped or stopped in response to an input from the outside.
[0081]
Next, a description will be given of a case where diagnosis using the workflow system is performed in the ultrasonic diagnostic apparatus according to the present invention.
[0082]
FIG. 3 shows the control unit 22 from the start-up of the workflow system to registration of data related to the patient, the patient's disease, the user (doctor, medical engineer, etc.), and the selection of an appropriate workflow based on the contents. It is the flowchart which showed operation | movement.
[0083]
In FIG. 3, first, the workflow engine 223 is activated by a predetermined operation from the input unit 24 to start up the workflow system (step S1).
[0084]
When the workflow engine 223 is activated, the workflow management unit 227 displays a status window on the monitor 20 (step S2).
[0085]
Reference numeral 30 in FIG. 4 represents a status window 30 that displays the status information of the workflow 31 that is first displayed on the monitor 20 after the workflow system is started up. As will be described later in detail, the status information of the workflow 31 and activity is provided by the display form of the status window 30.
[0086]
When the status window 30 is displayed on the monitor 20 and the activity “Registration” in the window is selected by the user, the workflow engine 223 activates the “Registration” activity stored in the activity group storage unit 225. This “Registration” activity, for example, displays a registration sheet 34 on the monitor 20 as shown in FIG. 4, registers various items necessary for diagnosis according to the registration sheet 34, and performs an appropriate workflow based on the registered contents. This is a basic activity read from the template database 231.
[0087]
The items on the registration sheet 34 have the following configuration, for example.
[0088]
The registration sheet 34 includes a patient data item 341 for registering various data related to a patient to be diagnosed such as a patient ID, a disease name item 342 for registering a patient's disease name, and a clinical application registration item 343 for registering a clinical application. Yes. The user registers necessary items for each diagnosis according to the screen of FIG.
[0089]
The workflow management unit 227 writes the input registration data in the template database 231. Further, the workflow engine 223 selects a workflow protocol to be applied to the diagnosis based on the registered disease name from the template database 231 (step S3), reads the corresponding workflow protocol from the protocol database 234, and activates it (step S3). S3).
[0090]
In the above description, the workflow protocol is selected based on the registered disease name, but various criteria can be set for the selection. For example, when a special diagnosis work is added by a patient, the workflow protocol for the patient is stored in advance, and the corresponding workflow protocol is selected based on the patient ID input to the registration sheet 34. Good. In addition, when there are individual preferable work procedures by users (doctors, medical technicians, etc.), a workflow protocol for each user is stored, and the corresponding workflow is based on the input disease name and user ID. A protocol may be selected. In addition, a workflow protocol can be defined and stored in advance for each department and medical association so that it can be selected. Further, the workflow protocol may be manually settable. The manual setting of the workflow protocol will be described in the second embodiment.
[0091]
Next, the workflow management unit 227 displays each activity constituting the read workflow protocol as a symbol in order of progress in the status window 30 displayed in step S2 (step S5).
[0092]
FIG. 5 shows a workflow status window 30 defined by a selected workflow protocol. Since the workflow displayed as the status window 30 is obtained by arranging diagnostic work in order as symbol display of activities, the user can proceed with diagnosis according to the workflow.
[0093]
In the status window 30, in addition to “Start” and “Registration”, “History” for displaying a past ultrasonic image for reference, and scanning the ultrasonic wave into the subject to obtain an ultrasonic image “Scan” ”,“ Measure ”for executing various measurements based on the ultrasonic image,“ Print ”for printing the ultrasonic image and the measurement value, and“ Save ”for storing various data are displayed as symbols. Each activity can be started by an operation such as placing the cursor on a symbol-displayed location and double-clicking. For example, when an activity corresponding to the symbol display “History” is selected and activated, past ultrasonic images 46 are displayed in parallel on the monitor 20 as shown in FIG.
[0094]
Here, the display of the status window 30 will be described.
[0095]
First, the timing for displaying the status window 30 will be described.
[0096]
The status window is for informing the status information of the workflow (work procedure), and does not need to be displayed at all times. Therefore, it is preferable that it can be displayed or deleted as necessary. For example, as shown in FIG. 6 (a), when the cursor point is moved to a predetermined position (the left edge of the screen in FIG. 6 (a)), it is not normally displayed, and as shown in FIG. 6 (b). Thus, the display form in which the status window 30 appears may be used. Further, an input key for displaying the status window 30 on the operation panel or the touch command screen may be provided, and the display may be performed only when there is input support by the key. Further, it may be configured to define whether to display for each activity constituting the workflow protocol and to automate the display timing.
[0097]
According to such a configuration, the status window 30 can be displayed at a timing desired by the user, the screen of the monitor 20 can be used more widely, and without causing other display obstacles such as an ultrasonic image. Can be displayed.
[0098]
Next, the position where the status window 30 is displayed, the window type, and the display color will be described.
[0099]
The status window 30 may be displayed at any position on the screen as shown in FIG. The window type to be displayed may be a fixed window or a floating window. In addition, the display color of the window may be any number of colors. For example, as shown in FIG. 8, the activity symbol and the other background 54 are clearly displayed separately, and the background 54 is made transparent. The display area other than the status window 30 may be wider.
[0100]
According to such a configuration, since the display of the workflow can be set to a desired position, window type, and color, it is possible to set a screen setting that is easier to see for each user.
[0101]
Next, the symbol display of each activity in the status window 30 will be described in detail.
[0102]
The status window 30 shows the progress status of the workflow and the operation state of each activity. Therefore, the display method of each activity symbol in the status window is that the activity is not executed, is being executed, is normally ended, abnormally ended, aborted, re-executed, warning, or the corresponding activity has a hierarchy as described later. It is desirable that the operation state can be determined when the background is being executed. As a display method that can determine the operation state, for example, an operation state can be distinguished depending on the display color, shape, and display mode of the activity symbol (stationary display, blinking display, blackout display, non-display, etc.).
[0103]
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a display method of symbol display according to the operation state of the activity.
[0104]
These settings may be configured to be selected and set from programs such as a plurality of pre-registered colors, shapes, and display modes, or manually set by the user. The display according to these settings is preferably visible as a preview. In addition, a configuration in which setting contents can be registered by a user (such as an engineer or a doctor) and the display setting is automatically switched by inputting a user name may be used.
[0105]
FIG. 10 shows an example in which the symbol display shape of the status window 30 is distinguished for each activity.
[0106]
Further, it is not necessary to incorporate all the activities constituting the workflow protocol into the workflow and display the status. Therefore, for example, as shown in FIG. 11, a configuration in which display / non-display timing can be set in advance depending on the content of the activity may be used.
[0107]
According to such a configuration, the color, shape, mode, etc. of the corresponding symbol display are distinguished and displayed according to the operation state of each activity, so that the status of each activity can be easily determined. Therefore, the progress of the workflow can be easily known as status information.
[0108]
Further, since it is possible not to display the status of unnecessary activities, it is possible to perform screen settings desired by the user.
[0109]
Normally, the setting of activity preset parameters (for example, the depth of focus in the “Scan” activity) is centrally managed. When changing settings, the preset setting screen is started and Find and set up. However, from the viewpoint of improving work efficiency, it is preferable to be able to directly set parameters related to the activity from the symbol display in the status window 30 as one function of the user interface. The parameter setting from this symbol display is, for example, that the operator moves the cursor over the symbol with a mouse or a trackball, and directly sets the parameters related to the activity corresponding to the symbol display by an operation such as clicking the right button of the mouse. A configuration in which a screen is displayed can be considered. Moreover, the structure which provides a dedicated setting button on a panel etc. may be sufficient. FIG. 12 shows an example in which a screen for setting the attribute of the “Start” activity is displayed by the above-described operation. As will be described later, the parameter setting from the symbol display is a kind of interrupt processing, and follows a workflow based on FIG.
[0110]
According to such a configuration, it is possible to directly set a parameter relating to an activity at an arbitrary timing, so that workability can be further improved.
[0111]
FIG. 13 is a flowchart for explaining the operation executed by the control unit 22 when the user proceeds with diagnosis according to the workflow 31 shown in FIG. Hereinafter, description will be made with reference to the workflow 31 of FIG. 5 and the flowchart of FIG.
[0112]
When reference to the past image is finished and the activity “Scan” 40 is selected by the user, the workflow engine 223 determines whether the type of the selected activity is “basic”, “composite”, or “candidate”. A determination is made (step S6).
[0113]
For example, in the present embodiment, when “Scan” 40 is a basic activity, the operation of the control unit 22 proceeds from step S6 to step S7. Then, the workflow engine 223 activates the activity “Scan” 40 stored in the activity group storage unit 225 (step S7).
[0114]
After that, the activity “Scan” is executed, that is, the inside of the subject is scanned with an ultrasonic wave via an ultrasonic probe to obtain a received signal (step S8), and the activity ends when the scanning operation is completed. (Step S9).
[0115]
Next, the workflow engine 223 determines whether or not the next activity has been selected (step S10). If selected, the process proceeds to step S5, and if not selected, the workflow system ends. In this case, since the diagnosis work follows the workflow 31, the activity “Measure” 42 is selected by the user. Then, the operation of the control unit 22 returns to step S5 again, displays the status of “Measure”, moves to step S6, and determines the type of activity.
[0116]
For example, when “Measure” 42 is a composite activity, the operation of the control unit 22 proceeds from step S6 to step S11. Then, the workflow engine 223 activates the “Measure” activity stored in the activity group storage unit 225 (step S7).
[0117]
If it is determined in step S6 that it is a composite activity, the process proceeds to step S11, and the activities constituting the composite activity are displayed on the monitor 20 as a subflow (step S11).
[0118]
FIG. 14 shows a screen on which a subflow 50 that displays each activity constituting a composite activity in the order of work is displayed at the same time as the workflow 31. In this case, “Measure” 42 as a composite activity is “EF” for measuring the cardiac ejection fraction, “LV” for measuring the left ventricular volume, and “dp / dt” for measuring the temporal change in the left ventricular pressure. The basic activities are arranged in the order of work, and are displayed as symbols in the subflow 50. The subflow 50 may be displayed in parallel with the workflow 31 as shown in FIG. 14, and the composite activity in the workflow 31 (in this case, the “Measure” activity) is displayed as shown in FIG. 15. If selected, the workflow 31 and the subflow 50 may be switched and displayed. However, when the display is switched, it is preferable to display the workflow 31 and the subflow 50 so that the workflow 31 and the subflow 50 can be distinguished (for example, distinction by color, name display such as “subflow”). Furthermore, the structure which displays the new subflow regarding the composite activity in a subflow hierarchically may be sufficient.
[0119]
According to such a configuration, each activity constituting the composite activity can be displayed as a subflow. Therefore, since the diagnostic work can be executed according to the subflow, the complicated and diversified ultrasonic diagnostic apparatus can be easily operated.
[0120]
Next, the workflow engine 223 determines whether or not the next activity has been selected (step S10). If it is selected, the workflow system 223 is terminated. If not, the workflow system is terminated. In the present embodiment, since diagnosis based on the workflow 31 is assumed, it is assumed that the activity “Save” 46 is selected by the user. Then, the operation of the control unit 22 returns to step S5 again, and the status display of “Save” 46 is performed. Then, the process proceeds to step S6 to determine the type of activity.
[0121]
For example, if “Save” 46 is a candidate activity, the operation of the control unit 22 proceeds from step S6 to step S14. Then, the workflow engine 223 activates the “Measure” activity stored in the activity group storage unit 225 (step S7).
[0122]
If it is determined as a candidate activity in step S6, the process proceeds to step S11, and each activity constituting the candidate activity is displayed as a symbol on the monitor 20 as a candidate window (step S14).
[0123]
FIG. 16 shows a candidate window 52 displayed on the monitor 20 when the candidate activity “Save” 46 is selected. The window 52 displays the basic activities of “MO” 461 and “HD” 463 constituting the candidate activity “Save” as symbols.
[0124]
When a desired activity (for example, “HD” 463) is selected from the candidate window 52 by the user's manual operation (step S15), the workflow engine 223 displays the activity “HD” stored in the activity group storage unit 225. ”463 is activated (step S7).
[0125]
In the candidate window 52, it is preferable that the activities are arranged and displayed in descending order of use frequency. The display order may be arbitrarily defined in advance. Furthermore, the structure which can be changed by an operator's operation during an inspection may be sufficient. In this case, for example, the order of b → c can be changed to the order of c → b as shown in FIG. 17 by a drag and drop operation with a trackball or a mouse. In addition, it is preferable that the activity once performed is automatically performed so that the priority of the display order, the color, and the like are not conspicuous. FIG. 18 shows a state in which B1 is not displayed in the subsequent candidate window because B1 is first selected from among B1, B2, and B3 in the candidate activity A.
[0126]
According to such a configuration, it is possible to provide a display form that is easy for the user to use according to the usage frequency and the like, and as a result, operability can be improved.
[0127]
Thereafter, the activity “HD” 463 is executed, that is, ultrasonic image data or the like is stored in the HD (step S8). When the storage is completed, the activity is also ended (step S9).
[0128]
Then, when the user selects an “end” activity, the workflow engine 223 ends the workflow system.
[0129]
In the workflow system described above, an activity corresponding to a desired work is incorporated into the workflow protocol by defining an activity that executes various functions of the ultrasonic diagnostic apparatus related to the diagnostic work or a composite function composed of various functions. Can do. Therefore, the present invention is not limited to the above example, and it is possible to define a workflow protocol incorporating activities for executing various examination methods, clinical applications, etc., and the user can perform a desired diagnostic work by a workflow according to the protocol. is there.
[0130]
According to the configuration described above, the following effects can be obtained.
[0131]
Since the user can execute the diagnostic work according to the workflow, the complicated and diversified ultrasonic diagnostic apparatus can be operated easily and appropriately. In addition, educational effects can be expected for inexperienced users.
[0132]
Since the workflow is configured such that an appropriate workflow is selected by a patient, a disease, a user, and the like, it is possible to execute an optimal diagnosis without wasteful work and improve workability.
[0133]
In addition, since each activity constituting the composite activity is displayed as a subflow, a more detailed work procedure can be displayed, and the ultrasonic diagnostic apparatus can be operated more easily and appropriately.
[0134]
In addition, when an activity is selected in a diagnostic work, each activity for realizing the work is displayed as a candidate window, so that the ultrasonic diagnostic apparatus can be operated more easily and appropriately.
[0135]
Further, by storing an activity program that realizes a desired function in the activity group storage unit 225 and defining a workflow protocol, a workflow that supports a desired diagnosis work can be created. As a result, it is possible to improve workability and easily and appropriately operate the ultrasonic diagnostic apparatus.
[0136]
In the above description, a single workflow has been described, but there are various types of workflows.
[0137]
That is, as shown in FIG. 19, the workflow 31 shown in FIG. 5 does not have interrupt processing or the like, and simply executes each activity in the order of A → B → C → D. On the other hand, the workflow system can execute each activity according to various types of workflows described below.
[0138]
FIG. 20 executes n workflows in parallel. The subscript distinguishes the type of workflow. In order to execute such a plurality of workflows, a workflow engine corresponding only to the n workflows is provided in the control unit 22, for example, the first workflow is executed in the foreground, and the remaining n-1 workflows are executed. It may be configured to execute simultaneously as a background. Alternatively, the foreground may be alternately performed by one workflow engine, such as A1 → A2 →... → An → B1 → B2 →. In addition, the configuration may be such that n workflow activities are randomly executed in parallel. Furthermore, in the case of simultaneous execution, as shown in FIG. 21, the foreground flow and the background flow may be independent of each other. The workflows shown in FIGS. 20 and 21 can be applied when, for example, rendering processing of image data collected by a scanning operation is executed as a background.
[0139]
FIG. 22 shows a workflow that moves from the main flow to the subflow. When the composite activity B is executed, the flow transitions to a subflow composed of a composite of A1, B1, and C1, or a basic activity, and A1 → B1. In this example, the processes are executed in the order of C1, and after the completion of C1, the main flow transitions and is executed in the order of C → D. The example shown in FIG. 22 corresponds to the relationship between the workflow 31 and the subflow 50 shown in FIG. 9 in the composite activity “Measure” already shown in FIG.
[0140]
FIG. 23 shows a workflow in which B1, B2, and B3 exist as candidates to be selected next to activity A. FIG. 24 shows that the process proceeds to C when any of a plurality of activities is performed. In FIG. 16, the status windows of the activities B1, B2, and B3 that are selection candidates are called candidate windows.
[0141]
When a workflow includes a branch (selection) (ie, when a candidate activity is included), a predetermined activity is inserted in front of the candidate activity when the next activity is selected by the user as described above. The selection operation can be automatically performed. Hereinafter, an example will be described with reference to FIGS.
[0142]
FIG. 25 shows an example in which candidate activities are automatically selected based on a conditional expression. This can be realized by assigning a measurement result or the like to a preset conditional expression, performing a desired calculation, and setting an activity for selecting a candidate activity based on the calculated value. For example, an activity setting such as an example in which the EF value in cardiovascular measurement is measured and the next measurement activity is determined when the result is 10% or less, 10 to 50% or less, or 50% or more can be considered.
[0143]
FIG. 26 shows an example in which candidate activities are automatically selected by referring to a database. In this case, the measurement result or the like can be realized as basic information by searching for a matching result in a pre-registered database and setting an activity for automatically selecting a candidate activity based on the result. If a workflow including this activity is followed, a plurality of basic information can be handled, and an optimum result can be searched by a combined search.
[0144]
FIG. 27 shows a workflow having an activity for referring to a table provided in place of the database in FIG. This activity can be implemented relatively easily compared to the activity of building a database.
[0145]
FIG. 28 is a workflow that uses an activity that uses a guessing algorithm such as AI (AI) when selecting a candidate activity.
[0146]
FIG. 29 shows a workflow for selecting a candidate activity by an activity having an auction function or the like. This activity assembles a workflow while repeating a series of operations. For example, when the work in activity A is completed, information on the work is input into the activity database. In the database, the optimum activity is determined according to the information. In this example, C2 is determined and executed. When C2 is complete, information is again entered into the database and the next optimal activity is determined. This is an example when the next activity is not defined in advance during the execution of the workflow.
[0147]
FIG. 30 shows a workflow that assumes insertion of a new activity by an interrupt operation from the beginning in the workflow protocol. According to this workflow, the user can freely set and execute activities by manual operation in the “Free Operation” portion of the workflow. Further, by making it possible to register a workflow newly set by this manual operation, it is possible to execute the same workflow from the next time without performing activity settings by manual operation.
[0148]
FIG. 31 is an application of FIG. 30 and shows a workflow in which only independent subflows can be appropriately executed during manual operation.
[0149]
FIG. 32 shows a workflow in which another control that is not determined in advance can be interrupted with respect to the workflow being executed. It is assumed that an operator performs an activity that is not defined in the workflow protocol being executed. When an operator performs an arbitrary activity using a key on the apparatus, a GUI menu, or the like, a symbol corresponding to the arbitrarily performed activity can be interrupted and displayed in a status window displayed on the screen. The implementation of the help function described in the third embodiment follows this interruptable workflow.
[0150]
In addition, it is desirable that registration of the interrupted workflow is also possible. In this case, since the activities that can be realized by the apparatus are large and small, it is not necessary to target all of them. For example, a criterion such as targeting an activity at a level where it is necessary to leave a history as an examination procedure can be considered.
[0151]
FIG. 33 is a workflow showing an example in which activities are not necessarily performed in order, but are started from an arbitrary place in the flow such as skip or re-execution when the user determines that they are necessary. This example is beneficial when only a specific inspection or measurement is re-executed.
[0152]
Note that the order of all the workflows from FIG. 19 to FIG. 33 can be changed between activities as shown in FIG.
[0153]
Even with the various workflows described above, complicated and diversified ultrasonic diagnostic apparatuses can be operated easily and appropriately.
[0154]
(Second Embodiment)
In the first embodiment, a description has been given of a case where a workflow protocol defined and stored in advance is read and a diagnosis is performed based on the workflow defined by the workflow protocol. On the other hand, in the second embodiment, a workflow protocol is defined for each user especially when manually setting a workflow protocol instead of using a workflow protocol previously defined and stored in the protocol database 234. An example will be described.
[0155]
FIG. 34 is an example of a protocol setting sheet 80 used when manually setting the workflow protocol. The sheet 80 is displayed on the monitor 20 when the workflow protocol setting operation is performed by a predetermined operation.
[0156]
The protocol setting sheet 80 has items of “user name”, “workflow name”, and “workflow protocol”. “User name” is an item for registering a user name. “Workflow name” is an item for assigning an arbitrary name to a manually set workflow protocol. The “workflow protocol” is an item for manually setting the workflow protocol as described below.
[0157]
The manual setting of the workflow protocol using this protocol setting sheet 80 can be executed as follows, for example.
[0158]
That is, by registering a user name and a workflow name and registering an activity corresponding to each work realizing a desired diagnosis in the item “workflow protocol” in accordance with the work order, manual setting of the workflow protocol can be performed. In this example, it is assumed that the activity registered in the item “workflow protocol” is stored in the activity group storage unit 225 in advance. However, an activity realizing a desired function is newly defined and stored in the activity group. By storing in the unit 225, it is possible to freely incorporate desired functions of any ultrasonic diagnostic apparatus into the workflow protocol.
[0159]
In FIG. 35, for example, Dr. Each activity is defined in the workflow protocol of the “Normal” workflow executed by A as standard. On the other hand, if the user name is Dr. The workflow protocol of the “Normal” workflow executed in the same standard as the workflow protocol at the bottom of the figure, which is G, omits the “Refer Previous Image” activity (the activity corresponding to the symbol display “History” in the workflow 31). It has become a thing.
[0160]
That is, even in the same normal ultrasound diagnosis that is normally performed, the work procedure executed by the user (in this case, a doctor) is different, and the type and order of activities to be activated may differ accordingly. However, according to the ultrasonic diagnostic apparatus of the present invention, it is possible to define and register a desired workflow protocol and workflow for each user, so that each user can easily perform diagnosis with a unified desired procedure. Can be executed. As a result, workability can be improved.
[0161]
The manual setting of the workflow protocol may be configured to be performed and registered based on a disease, a patient, a department, and a medical association as a diagnosis target.
[0162]
Further, for example, when the activity “Measure” is desired to be defined as a composite activity, it is preferable that after the main flow is set first, a subflow managed in another window can be set as necessary.
[0163]
According to such a configuration, it is possible to set a workflow protocol according to various standards with desired contents. As a result, workability can be improved, and an easy and appropriate operation of the ultrasonic diagnostic apparatus can be performed.
[0164]
(Third embodiment)
In the first embodiment, the ultrasonic diagnostic apparatus that improves workability by displaying the workflow as a status window and notifying the user of the work procedure has been described. In the third embodiment, in addition to this, a function for displaying explanations on the diagnosis work performed by activating each activity or displaying an explanation of an anatomical diagram of a disease, a representative example of an ultrasound image, or each activity. An ultrasonic diagnostic apparatus having a help function will be described.
[0165]
The help function is provided with a help button at a predetermined position such as the bottom of the status window 30, and is executed when the workflow engine 223 activates the help activity from the activity group storage unit 225 by selecting it as necessary. can do.
[0166]
That is, if the workflow system is being activated, it is preferable that desired help information can be extracted at an arbitrary timing. This can be realized by launching the above-described help activity at a desired timing.
[0167]
This help activity is based on a normal interrupt operation. For example, when a help button is selected in diagnosis work according to the workflow 31 (that is, when the help activity is started), the workflow shown in FIG. 32 is followed. become.
[0168]
The explanation by the help function is, for example, that when “MI” (Myocardial Infarction) is registered as the disease name item 342 of the registration sheet 34 shown in FIG. The selected anatomical chart and an example of an ultrasonic image explaining the myocardial infarction as shown in FIG. 36 are displayed. Further, in the diagnosis of a myocardial infarction patient (that is, the diagnosis when “MI” is registered in the registration sheet 34), when the help button is selected during the activation of the activity related to “Scan”, “myocardial infarction”, “ Help data related to “Scan” is selected, and an appropriate use example of an ultrasonic probe in diagnosis of myocardial infarction is displayed.
[0169]
FIG. 37 shows an example of explanation displayed on the monitor 20 by the help function when an activity relating to “Measure” is started in diagnosis of a myocardial infarction patient. FIG. 37A is a screen displaying information such as an image observation method and a measurement method in the case of myocardial infarction as the content of help. FIG. 37B is a screen on which more detailed explanation contents are hierarchically displayed by a selection operation such as placing the pointer on the help contents item displayed in FIG. 37A and clicking. Moreover, it is preferable that the activity corresponding to the item can be directly activated by the selection operation of the item of the help content. This can be realized by linking the operation of clicking the help content item being displayed with the corresponding activity activation.
[0170]
According to such a configuration, it is possible to further improve workability.
[0171]
In addition to the anatomical drawings, ultrasonic image examples, image observation methods, and measurement methods described above, explanations displayed by the help function include device handling explanations, examination methods, and clinical application explanations as necessary. Shall also be included.
[0172]
According to such a configuration, support information related to diagnosis and the like is provided by displaying an anatomical chart to be diagnosed, a sample image of an ultrasonic image, or the like as necessary during a diagnosis operation according to a workflow or subflow. can do. As a result, even a user with little experience can execute an appropriate diagnosis. In particular, for a user with little experience, the diagnosis work can be supported and an educational effect can be expected.
[0173]
(Fourth embodiment)
In the fourth embodiment, an operation for checking the result of diagnosis performed according to the workflow will be described. In the following, whether the workflow was valid (ie, there is no work missing in the work procedure), comparison of measured values with general data values (for example, for a specific disease, compare measured values with normal values, A description will be given of a check function based on two viewpoints, such as a comparison between a measured value and a sample value related to a predetermined disease.
[0174]
This check function can be executed when the workflow engine 223 activates a check activity for performing the following check from the activity group storage unit 225 by a predetermined operation.
[0175]
FIG. 38 is a conceptual diagram for explaining a mechanism for automatically checking inspection contents.
[0176]
The user activates a check activity described below at the end of the examination (for example, at the end of “Save” in the workflow 31). This may be the interrupting work shown in FIGS. 30 and 32 by a predetermined operation, or the workflow may include a check activity in advance.
[0177]
For example, the check activity is to execute the following function. That is, by starting the check activity, the workflow engine 223 inputs the workflow protocol information executed in the current examination into the protocol database 234. The workflow engine 223 executes a protocol analysis routine that compares many workflow protocols pre-registered in the database 234 with workflow protocol data performed in the current examination, and mechanically validates the procedure and the disease. Validate. In addition, the workflow engine 223 executes a measurement result analysis routine for comparing a measurement value or the like with a sample value or the like relating to a predetermined disease stored in advance, and mechanically verifies the validity of the measurement result.
[0178]
For example, it is assumed that the validity of the inspection content is verified after one inspection. In order to improve the quality of the examination, the workflow protocol used for the examination is compared with the protocol used for the standard examination of myocardial infarction. By executing this comparison, it becomes easy to confirm the difference from the standard data, and it is possible to know whether there is an operation that is not being executed. If there is a work that is necessary but has not yet been executed, the work can be executed to supplement the inspection and obtain a more reliable diagnosis result.
[0179]
FIG. 39 shows a protocol check sheet 90 for checking the result of comparison between the standard workflow protocol and the executed workflow protocol and the validity of the measured result.
[0180]
The protocol check sheet 90 includes a protocol check item 901 for checking the workflow protocol and a measurement result check item 903 for checking the validity of the measurement value. In the protocol check item 901, a standard workflow protocol for a predetermined disease stored in the protocol database 234 is displayed in the protocol column 905, and a check is added to the executed work (activity). Further, the measurement result check item 903 displays a measurement value by an executed work (activity), and when it is determined that the measurement value is not normal as compared with a normal value range stored in advance, the color changes. Is displayed. Further, when a value that is not normally considered due to a measurement error or the like is shown, it is preferable to give a warning by display or sound.
[0181]
Further, for example, a case is assumed in which a series of examinations have been completed and a myocardial infarction is suspected.
[0182]
FIG. 40 shows a diagnostic check sheet 93 for checking the validity of the diagnosis performed based on the measurement result.
[0183]
The diagnosis check sheet 93 includes a diagnosis finding input 930 for registering a disease or the like (in the case of FIG. 39, myocardial infarction) to be diagnosed, a diagnosis item 931 for diagnosis based on the measurement value, a diagnosis result item 933 for the diagnosis item 931, a diagnosis It has a disease data item 935 representing general data of the diagnosis item 931 relating to the disease or the like input to the finding input 930, and a comment 937 indicating a comment comparing the diagnosis result item 933 and the disease data item 935.
[0184]
Based on the diagnosis executed according to the workflow 31, the diagnosis result of each diagnosis item 931 is displayed in the diagnosis result item 933. Further, general data of each diagnosis item 931 regarding myocardial infarction is displayed in the disease data item 935. Then, the workflow engine 223 executes a measurement result analysis routine for comparing the general data with the measurement result and displays the evaluation of the measurement result such as “re-measurement required” in the comment 937. At this time, the configuration may be such that the measurement value by main measurement, the standard value by general data, and the like are further displayed in the diagnosis result item 933 and the disease data item 935, respectively.
[0185]
Note that the check function described above can be executed at an arbitrary timing by activating a check activity by a manual operation with respect to an inspection performed by the user in an interrupted manner. It is desirable to refer to this result as a report at any time.
[0186]
According to such a configuration, when diagnosis based on the measurement result is difficult (for example, when a symptom related to a predetermined disease is appearing and the determination of whether or not the disease is suffering is subtle) However, since it has a function of checking the validity of the diagnostic work, the measurement result, and the diagnostic result, a more reliable diagnosis can be executed. In particular, for an inexperienced user, diagnosis work can be supported and an educational effect can be expected.
[0187]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a user can easily execute diagnosis using an ultrasonic diagnostic apparatus with an appropriate procedure and appropriate contents. In addition, it is possible to provide optimal support information related to the diagnosis work, and it is possible to check whether or not the diagnosis result is appropriate. As a result, highly reliable ultrasonic diagnosis can be realized easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of an ultrasonic diagnostic apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of a workflow system executed in a control unit 22;
FIG. 3 is a flowchart showing the operation of the control unit 22;
FIG. 4 is a view showing a status window 30 of a workflow 31 and a registration sheet 34 displayed on the monitor 20;
FIG. 5 is a view showing a status window 30 and the like of the workflow 31 displayed on the monitor 20 after the workflow protocol is determined.
6A and 6B are diagrams for explaining a display form of a status window 30. FIG.
FIG. 7 is a view for explaining a display form of a status window 30;
FIG. 8 is a diagram for explaining a display form of a status window 30;
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a display method of symbol display according to an operation state of an activity.
FIG. 10 is a diagram showing an example in which the symbol display shape of the status window 30 is distinguished for each activity.
FIG. 11 is a diagram showing a situation in which display and non-display timings are set in advance according to activity contents;
FIG. 12 is a diagram showing a screen for setting attributes of a “Start” activity.
FIG. 13 is a flowchart illustrating an operation executed by a control unit 22 when diagnosis is advanced according to a workflow 31;
FIG. 14 is a diagram showing a screen on which a sub-flow 50 and a workflow 31 are displayed at the same time.
FIG. 15 is a diagram showing a subflow 50 displayed by switching to the workflow 31;
FIG. 16 is a diagram showing a candidate window 52 displayed on the monitor 20 when a candidate activity is selected.
FIG. 17 is a diagram for explaining change in display order of candidate windows by an operator's manual operation;
FIG. 18 is a diagram showing a state where a selected candidate window does not display B2.
FIG. 19 is a diagram illustrating a workflow for sequentially executing each activity.
FIG. 20 is a diagram showing a workflow for executing a plurality of items in parallel.
FIG. 21 is a diagram showing a workflow in which the progress time of the foreground flow and the background flow is independent from each other;
FIG. 22 is a diagram illustrating an example of a workflow for moving from a main flow to a sub flow;
FIG. 23 is a diagram showing a workflow in which B1, B2, and B3 exist as activities that are candidates to be selected next to activity A;
FIG. 24 is a diagram illustrating a workflow that proceeds to C when any of a plurality of activities is performed;
FIG. 25 is a diagram showing a workflow for automatically selecting candidate activities based on a conditional expression;
FIG. 26 is a diagram showing a workflow for automatically selecting candidate activities by referring to a database.
FIG. 27 is a view showing a workflow having an activity for referring to a table provided in place of the database in FIG. 26;
FIG. 28 is a diagram showing a workflow that uses an activity using a guess algorithm such as AI when selecting a candidate activity;
FIG. 29 is a diagram showing a workflow for selecting a candidate activity by an activity having an auction function.
FIG. 30 is a diagram illustrating a workflow that assumes insertion of a new activity by an interrupt operation from the beginning in the workflow protocol.
FIG. 31 is a diagram showing a workflow that is an application of FIG. 30 and that can appropriately implement only an independent sub-flow during manual operation.
FIG. 32 is a diagram showing a workflow in which another control that is not determined in advance can be interrupted with respect to the workflow that is being executed;
FIG. 33 is a diagram showing an example of a workflow that starts from an arbitrary place in the flow such as skip or re-execution;
FIG. 34 is a diagram illustrating an example of a workflow in which a work procedure has been changed.
FIG. 35 is a diagram showing an example of a protocol setting sheet 80 used when manually setting a workflow protocol.
FIG. 36 is a help screen displayed on the monitor 20 by the help function, and shows an example of an anatomical chart and an ultrasound image.
FIG. 37 is a diagram showing an example of explanation displayed on the monitor 20 by the help function when an activity related to “Measure” is started in diagnosis of a myocardial infarction patient.
FIG. 38 is a conceptual diagram for explaining a mechanism for automatically checking inspection contents.
FIG. 39 is a view showing a protocol check sheet 90;
FIG. 40 shows a diagnostic check sheet.
[Explanation of symbols]
1. Ultrasonic diagnostic equipment
10 ... Ultrasonic probe
12: Transmission / reception circuit
14 ... B-mode processing unit
16 ... CFM processing part
18. Image processing circuit
20 ... Monitor
22 ... Control unit
24 ... Input section
30 ... Status window
31 ... Workflow
34 ... Registration sheet
46. Ultrasonic image
50 ... Subflow
52 ... Candidate window
54 ... Background
80 ... Protocol setting sheet
90 ... Protocol check sheet
221 ... Workflow database
223 ... Workflow engine
225 ... Activity group storage
227 ... Workflow management unit
231 ... Template database
233 ... Status information database
234 ... Protocol database
341 ... Patient data item
342 ... Disease name item
343 ... Clinical application registration items
901 ... Protocol check item
903 ... Measurement result check item
905 ... Protocol column

Claims (31)

超音波診断装置の機能から成るアクティビティを所定の順番に配列し作業手順を定義した複数の作業手順プロトコルを記憶する記憶手段と、
前記複数の作業手順プロトコルのうち、所定の作業手順プロトコルを選択する選択手段と、
前記選択された作業手順プロトコルが定義する作業手順をシンボル表示する表示手段と、
ユーザからの指示に応答して、前記選択された作業手順プロトコルについて、複数の動作候補を含むアクティビティに対する選択、新たなアクティビティの割り込みのうちの少なくともいずれかの処理を実行するアクティビティ操作手段と、
前記アクティビティ操作手段によって処理されたアクティビティを含む作業手順をシンボル表示する表示手段と、
前記アクティビティ操作手段によって処理されたアクティビティを含む作業手順プロトコルに基づいて、超音波診断装置の制御を実行する制御手段と、
を具備することを特徴とする超音波診断装置。Storage means for storing a plurality of work procedure protocols in which activities comprising the functions of the ultrasonic diagnostic apparatus are arranged in a predetermined order and the work procedures are defined;
A selecting means for selecting a predetermined work procedure protocol among the plurality of work procedure protocols;
Display means for symbolically displaying a work procedure defined by the selected work procedure protocol;
In response to an instruction from the user, for the selected work procedure protocol, selection for activities including operation candidates of multiple, and activity operation means for performing at least one of the processing of the interrupt of a new activity,
Display means for displaying a work procedure including the activity processed by the activity operation means as a symbol;
Control means for executing control of the ultrasonic diagnostic apparatus based on a work procedure protocol including an activity processed by the activity operation means;
An ultrasonic diagnostic apparatus comprising: 前記選択手段は、患者、当該患者の疾患、使用者、撮影形態のうち少なくとも一つに基づいて前記作業手順プロトコルを選択することを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the selection unit selects the work procedure protocol based on at least one of a patient, a disease of the patient, a user, and a photographing form. 前記作業手順プロトコルを構成するアクティビティは、前記超音波診断装置が備える一機能から成る基本アクティビティ、或いは前記超音波診断装置が備える一機能の組み合わせによる複合的機能から成る複合アクティビティのうち、少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The activity constituting the work procedure protocol is at least one of a basic activity consisting of one function provided in the ultrasonic diagnostic apparatus or a composite activity consisting of a composite function based on a combination of one function provided in the ultrasonic diagnostic apparatus. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, further comprising: 前記表示手段は、前記作業手順プロトコルが複合アクティビティを含む場合には、当該複合アクティビティを構成するアクティビティを所定の順番に配列し当該複合アクティビティが実行する作業手順を定義したサブ作業手順を表示する機能を有することを特徴とする請求項３記載の超音波診断装置。  When the work procedure protocol includes a composite activity, the display means arranges the activities constituting the composite activity in a predetermined order and displays a sub work procedure that defines the work procedure to be executed by the composite activity. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 3, further comprising: 前記表示手段は、前記サブ作業手順が更に複合アクティビティを含む場合には、当該複合アクティビティが実行するサブ作業手順を階層的に表示する機能を有することを特徴とする請求項４記載の超音波診断装置。  5. The ultrasonic diagnosis according to claim 4, wherein, when the sub work procedure further includes a composite activity, the display means has a function of hierarchically displaying the sub work procedure executed by the composite activity. apparatus. 前記表示手段は、前記作業手順と前記サブ作業手順とを同時に、或いは択一的に表示する機能を有することを特徴とする請求項４又は５記載の超音波診断装置。  6. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 4, wherein the display means has a function of displaying the work procedure and the sub work procedure simultaneously or alternatively. 前記表示手段は、前記作業手順と前記サブ作業手順とを択一的に表示する場合には、表示された作業手順が前記作業手順か前記サブ作業手順のいずれであるかを判断可能な表示を行う機能を有することを特徴とする請求項６記載の超音波診断装置。  In the case where the work procedure and the sub work procedure are alternatively displayed, the display means displays a display capable of determining whether the displayed work procedure is the work procedure or the sub work procedure. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 6, which has a function to perform. 前記表示手段が行う前記作業手順若しくは前記サブ作業手順の表示は、当該作業手順若しくは前記サブ作業手順のステイタス情報が判断可能な表示であることを特徴とする請求項４乃至７のうちいずれか一項記載の超音波診断装置。  8. The display of the work procedure or the sub work procedure performed by the display means is a display from which status information of the work procedure or the sub work procedure can be determined. The ultrasonic diagnostic apparatus according to item. 前記表示手段は、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順の進行状況に応じて前記作業手順若しくはサブ作業手順の表示形態を制御する機能を有することを特徴とする請求項４乃至７記載の超音波診断装置。  8. The ultrasonic diagnosis according to claim 4, wherein the display means has a function of controlling a display form of the work procedure or the sub work procedure according to a progress status of the work procedure or the sub work procedure. apparatus. 前記表示手段は、前記作業手順を定義する各アクティビティが未実行、実行中、正常終了、異常終了、中断、再実行のいずれかによって、当該作業手順の表示形態を制御することを特徴とする請求項８又は９記載の超音波診断装置。  The display means controls a display form of the work procedure according to any of the activities defining the work procedure not executed, being executed, being normally ended, abnormally ended, interrupted, or re-executed. Item 10. The ultrasonic diagnostic apparatus according to Item 8 or 9. 前記表示手段は、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順が分岐を含む場合には、分岐する作業を同時に表示することを特徴とする請求項４又は５記載の超音波診断装置。  6. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 4, wherein when the work procedure or the sub work procedure includes a branch, the display unit simultaneously displays the branching work. 前記表示手段は、前記作業手順若しくは前記サブ作業手順が含む分岐する作業を同時に表示する場合、使用頻度に応じて分岐する作業の表示形態を制御することを特徴とする請求項４又は５記載の超音波診断装置。  The said display means controls the display form of the operation | work to branch according to use frequency, when displaying the operation | work to branch included in the said work procedure or the said sub operation procedure simultaneously. Ultrasonic diagnostic equipment. 前記作業手順若しくはサブ作業手順を定義するアクティビティに関するパラメータを設定する手段であって、前記表示手段に表示された当該作業手順若しくはサブ作業手順のシンボルに対して所定の操作を行うことにより前記パラメータを設定するパラメータ設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項４又は５記載の超音波診断装置。  Means for setting a parameter relating to an activity defining the work procedure or sub work procedure, wherein the parameter is set by performing a predetermined operation on a symbol of the work procedure or sub work procedure displayed on the display means; 6. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 4, further comprising parameter setting means for setting. 前記作業手順プロトコルを作成する作業手順プロトコル作成手段をさらに具備し、
当該作業手順プロトコル作成手段により所望の作業手順が定義可能であることを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。A work procedure protocol creating means for creating the work procedure protocol;
The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein a desired work procedure can be defined by the work procedure protocol creating means. 前記作業手順プロトコルを構成するアクティビティのうち、一の基本アクティビティ若しくは複合アクティビティを他の基本アクティビティ若しくは複合アクティビティに変更するプロトコル変更手段をさらに具備することを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  2. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, further comprising protocol changing means for changing one basic activity or composite activity to another basic activity or composite activity among the activities constituting the work procedure protocol. . 前記作業手順プロトコルを構成するアクティビティの配列順番を変更することで作業手順の変更を行う作業手順変更手段をさらに具備することを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  2. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, further comprising work procedure changing means for changing a work procedure by changing an arrangement sequence of activities constituting the work procedure protocol. 前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、前記作業手順プロトコルを構成するアクティビティの配列順序に基いていることを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure is based on an arrangement order of activities constituting the work procedure protocol. 前記制御手段は、複数の作業手順プロトコルに基いた超音波診断装置の制御が可能であることを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the control unit is capable of controlling the ultrasonic diagnostic apparatus based on a plurality of work procedure protocols. 前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、所定の作業の割り込みが可能であることを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein a predetermined work can be interrupted in the work procedure or the sub work procedure. 前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、マニュアル操作による任意の作業の割り込みが可能であることを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure can interrupt any work by a manual operation. 前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、マニュアル操作によって選択される作業の分岐を含むことを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure includes a branch of work selected by a manual operation. 前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、予め設定された条件式によって次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure includes a branch of a work for selecting a next work according to a preset conditional expression. 前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、予め設定された条件テーブルによって次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure includes a branch of a work for selecting a next work according to a preset condition table. 前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、予め設けられたデータベースとの問い合わせによって次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure includes a branch of a work for selecting a next work by an inquiry with a database provided in advance. 前記作業手順若しくは前記サブ作業手順は、予め設定された推測論理によって次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the work procedure or the sub work procedure includes a branch of a work for selecting a next work according to a preset inference logic. 前記表示手段は、前記作業手順を構成する作業に関する支援情報を表示する機能をさらに具備することを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the display unit further includes a function of displaying support information related to work constituting the work procedure. 前記支援情報は、解剖学図、超音波画像の代表例、当該等音波診断装置の取り扱い説明、当該作業の内容に関する説明、臨床アプリケーションの説明のうち、少なくとも一つを有することを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  The support information includes at least one of an anatomical diagram, a representative example of an ultrasound image, a handling description of the isosonic diagnostic apparatus, a description regarding the contents of the work, and a description of a clinical application. Item 2. The ultrasonic diagnostic apparatus according to Item 1. 前記表示手段に表示された前記支援情報中の第１の情報を指定するための指定手段をさらに具備し、
前記制御手段は、前記指定手段によって指定された前記第１の情報に関連するアクティビティを実行する機能を有すること、
を特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。Further comprising designation means for designating the first information in the support information displayed on the display means;
The control means has a function of executing an activity related to the first information designated by the designation means;
The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1. 前記選択された作業手順プロトコルと前記記憶手段に予め記憶された作業手順プロトコルとを比較する手段をさらに具備し、
前記表示手段は、前記比較結果を表示する機能をさらに有することを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。Means for comparing the selected work procedure protocol with a work procedure protocol stored in advance in the storage means;
The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the display unit further has a function of displaying the comparison result. 前記作業手順に従った診断に関する結果と予め記憶してある診断情報とを比較する手段をさらに具備し、
前記表示手段は、前記比較結果を表示する機能をさらに有することを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。A means for comparing the result of the diagnosis according to the work procedure with the diagnostic information stored in advance;
The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the display unit further has a function of displaying the comparison result. 前記診断情報は、所定の疾患に関する病状例、超音波画像、超音波に関する計測値、又は所定の疾患を有していない超音波画像、超音波に関する計測値であることを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。  2. The diagnostic information is an example of a medical condition related to a predetermined disease, an ultrasonic image, a measurement value related to an ultrasonic wave, an ultrasonic image not having a predetermined disease, or a measurement value related to an ultrasonic wave. The ultrasonic diagnostic apparatus as described.
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