JP4475275B2 - 画像読取装置、及び、画像読取方法、並びに、スイープ型指紋読取装置 - Google Patents

画像読取装置、及び、画像読取方法、並びに、スイープ型指紋読取装置 Download PDF

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本発明は画像読取装置、及び、画像読取方法、並びに、スイープ型指紋読取装置に係り、特に、読取対象の画像に基づいて読取対象に移動量を検出する画像読取装置、及び、画像読取方法、並びに、スイープ型指紋読取装置に関する。
近年、コンピュータなどのセキュリティーの向上が求められる中、指紋などの生体認証が行われるようになっている。生体認証を実現するためのデバイスとして、指紋読取装置がある。
また、指紋読取装置として、記録面に対して指をスイープさせ、指紋画像をライン毎に読み取り、読み取ったライン毎の指紋画像を組み立てることによって、指紋画像を取得するスイープ式指紋読取装置がある。
このような指紋読取装置において指紋を読み取る方法として、空気層、すなわち、指紋の凹部と皮膚、すなわち、指紋の凸部との屈折率の違いをイメージガイドと呼ばれる光ファイバ束を利用した光学装置によって指紋を読み取る光学式指紋読取装置が提案されている。
なお、このような指紋読取装置は、単に、指紋を読み取るだけでなく、読み取った画像を用いて指の移動を検出することが可能である。このため、指の移動を検知することによりポインティングデバイスとして用いることができるようになっている。
しかし、光学式指紋読取装置では、動作時に読取対象に対して光を照射する必要があり、照明による電力を消費する。また、指紋画像を読み取るためのイメージセンサ、イメージセンサから出力される画像をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換器などでも大きな電力を消費する。また、指紋読取装置には取得した画像データを処理するために、メモリなども内蔵されており、メモリでも電力を消費する。
ポインティングデバイスとして使用する場合、指の動きを常時検知する必要があるため、消費電力が大きくなるなどの問題点があった。
なお、スキャナなどの画像読取装置、光学式ポインティングデバイスでは、低消費電力化のための提案が種々されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2004−213674号公報 特開2005−100436号公報 特開平8−227451号公報
上記指紋読取装置で、ポインティング機能を実現する場合には、常時、照明、イメージセンサ、アナログ−ディジタル変換器、メモリなどが動作していたため、消費電力が大きくなるなどの問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、不要な電力消費を低減できる画像読取装置、及び、画像読取方法、並びに、スイープ型指紋読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、読取対象の画像をライン毎に読み取るラインイメージセンサ部と、ラインイメージセンサ部から前記読取対象の画像を順次取り込み、読取対象の画像を取得する画像処理部とを有する画像読取装置において、画像処理部は、読取対象から取得した画像に基づいて読取対象の移動を検出する移動検出手段と、読取対象から取得した画像に基づいて読取対象の移動速度を検出し、検出された移動速度が所定速度より遅いときに、ラインイメージセンサ及び画像処理部を、サンプルホールド期間単位で、間欠的に動作させる画像読取間隔制御手段とを有する。
また、本発明は、読取対象の画像をライン毎に読み取るラインイメージセンサ部から読取対象の画像を画像処理部に順次取り込み、読取対象の画像を取得する画像読取方法において、読取対象から取得した画像に基づいて画像処理部により読取対象の移動速度を検出する移動速度検出手順と、移動速度検出手順で検出された移動速度が所定速度より遅いときに、前記ラインイメージセンサ部及び前記画像処理部を、サンプルホールド期間単位で、間欠的に動作させる読取間隔制御手順とを有する。
さらに、本発明は、指紋の画像をライン毎に読み取るラインイメージセンサと、ラインイメージセンサから指紋のライン毎の画像を順次取り込み、取り込んだ画像を組み合わせることにより指紋の画像を取得する画像処理部とを有するスイープ型指紋読取装置において、画像処理部は、指紋から取得した画像に基づいて指紋の移動を検出する移動検出手段と、ラインイメージセンサによりライン毎に取得した画像に基づいて読取対象の移動速度を検出し、検出された移動速度が所定速度より遅いときに、ラインイメージセンサ及び画像処理部を、サンプルホールド期間単位で、間欠的に動作させる画像読取間隔制御手段とを有する。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって特許請求の範囲が制限されるものではない。
本発明によれば、読取対象の移動速度が所定速度より遅いときにラインイメージセンサ部及び画像処理部を、サンプルホールド期間単位で、間欠的に動作させることにより、移動速度が遅い場合などに、無駄な読取を抑制でき、よって、消費電力を低減できる。

図1は本発明の一実施例のブロック構成図、図2は本発明の一実施例の斜視図を示す。
本実施例では、読取対象の画像を読み取る画像読取部と、画像読取部から読取対象の画像を順次取り込み、読取対象の画像を取得する画像処理部とを有する画像読取装置画像読取装置としてスイープ型指紋読取装置を例に説明を行う。
本実施例のスイープ型指紋読取装置100は、プリント配線板111上にLED112、導光ブロック113、イメージガイド114、ラインイメージセンサ115、アナログ−ディジタル変換回路116、処理装置117、メモリ118、コネクタ119を搭載し、モールド樹脂120によりモールドした構成とされている。
LED112は、処理装置117からの駆動信号により駆動されて、発光する。LED112から出射した光は、導光ブロック113に入射する。導光ブロック113は、例えば、透明、半透明樹脂材から構成されており、LED112から出射した光を読取面Sまでガイドして、読取面Sから矢印Z1方向に出射する。
読取面Sには、読取対象となる指が接触し、例えば、矢印X1方向にスイープされる。導光ブロック113から出射した光は、指に入射し、指内部で乱反射し、イメージガイド114に入射する、イメージガイド114は、例えば、光ファイバを束にして、固着し、その両端面が互いに平行となり、かつ、光ファイバの延在方向に対して所定の角度に傾斜して切断したものであり、長手方向が矢印Y1、Y2方向に延在するように配置されている。イメージガイド114は、指と密着した部分、すなわち、指紋の凸部からの光は入射し、他端面にガイドされ、指と離間した部分、すなわち、指紋の凹部からの光は反射し、他端面には到達しない。これによって、イメージガイド114の他端には、指紋に応じた明暗が発生する。イメージガイド114の他端面には、ラインイメージセンサ115が配置されている。
ラインイメージセンサ115は、イメージガイド114の他端に現れるイメージを読み取る。ラインイメージセンサ115は、フォトダイオードあるいはフォトトランジスタを矢印Y1、Y2方向に1又は複数列にわたって配列したものであり、ライン毎にイメージを読み取る。
ラインイメージセンサ115で読み取られた画像信号は、アナログ−ディジタル変換回路116に供給される。アナログ−ディジタル変換回路116は、ラインイメージセンサ115の各画素の画像信号をディジタルデータに変換する。アナログ−ディジタル変換回路116で変換されたディジタルデータは、処理装置117に供給される。
処理装置117は、ASIC、マイコンなどから構成されており、指紋読取動作時には、アナログ−ディジタル変換回路116から供給されたディジタルデータから指紋画像を組み立てる処理を行い、ポインティング動作時には指紋画像の移動に基づいてポインタなどを移動させるためのデータを作成する処理を行う。指紋読取動作は、読取面Sを操作される指の指紋をライン毎に読み取り、指紋の画像を組み立てる処理を実行する。また、ポインティング動作時には読み取った指紋画像の移動量、及び、方向を検出し、ポインタを移動させるためのデータを生成し、コネクタ119を介してホストコンピュータに送信する処理を実行する。このとき、処理装置117は、指の画像に基づいて指の移動速度を検出し、検出した移動速度に基づいてラインイメージセンサ115による指の読取間隔を制御する。
また、処理装置117は、LED112の発光タイミングを制御する。例えば、指の移動速度が所定速度より遅いときに読取間隔が大きくなるようにラインイメージセンサ115を制御する。また、処理装置117は、指の移動速度が所定速度より遅いときに処理装置117自体及びLED112、並びに、ラインイメージセンサ115などの各部が間欠的に動作するように制御する。また、メモリ118は、SRAMなどから構成されており、処理装置117の作業用記憶領域として用いられる。
次に、処理装置117でのポインティング動作時の処理について説明する。
図3は処理装置117のポインティング動作時の処理フローチャートを示す。
処理装置117は、ステップS1−1において指検出パラメータを設定する。指検出パラメータは、例えば、LED111の発光量、ラインイメージセンサ115の感度など指検出を行うのに最適な各種パラメータであり、予め内部に記憶されたパラメータである。
また、処理装置117は、ステップS1−2において指の移動検出間隔を連続に設定する。指の移動検出間隔は、ラインイメージセンサ115の読取間隔である。
さらに、処理装置117は、ステップS1−3において移動検出パラメータを設定する。移動検出パラメータは、取得した指紋画像から移動量、及び、方向を検出するためパラメータである。
処理装置117は、ステップS1−1〜S1−3で設定された各種パラメータに基づいてステップS1−4においてポインティング動作を開始する。なお、ポインティング動作には、指検出(タッピング検出)及び移動検出が含まれる。
処理装置117は、ステップS1−5において、画像を取得すると、ステップS1−6において指検出タイミングが否かの判定を行う。
処理装置117はステップS1−6で指検出タイミングのときには、ステップS1−7でラインイメージセンサ115からの画像を取り込み、読取面Sに指が接触しているか否かを検出する。指の接触は、ラインイメージセンサ115の出力によって行う。例えば、指が接触していない場合には、読取面Sが全面、空気層と接することになるので、ラインイメージセンサ115には光は入射しない。よって、ラインイメージセンサ115の出力を検出することによって、指の接触を検知することが可能となる。
処理装置117は、ステップS1−8において読取面Sに指が接触していると判定されると、ステップS1−9において指が読取面Sに接触していることを示す指接触情報をセットする。また、処理装置117はステップS1−8で読取面Sに指が接触していないと判定されると、ステップS1−10で指接触情報をリセットする。
また、処理装置117は、内蔵タイマなどにより、指接触タイミングを計時しており、ステップS1−6において指検出タイミングではない場合には、ステップS1−7〜S1−10の処理は実行しない。
処理装置117は、ステップS1−11において移動検出タイミングか否かを判定する。処理装置117は、ステップS1−11で移動検出タイミングであると判定した場合には、ステップS1−12においてラインイメージセンサ115から画像データを取り込み、取り込んだ画像データと保存されている画像データとを比較する。
処理装置117は、ステップS1−13において、ステップS1−12での比較結果にも基づいて移動量及び移動方向を検出する。処理装置117は、ステップS1−14において、ステップS1−13での移動検出結果、移動が検出されると、ステップS1−15において保存データを更新する。
次に処理装置117は、ステップS1−16において初期状態か否かを判定する。処理装置117は、ステップS1−16で初期状態ではない場合には、ステップS1−17において移動速度に応じた移動検出間隔を算出し、算出した移動検出間隔を移動検出タイミングの検出間隔として設定する。例えば、指が読取面Sを移動する速度が遅いときには、次のサンプルホールド期間でラインイメージセンサ115によって読み取られる画像データがほとんど画像データとなる。したがって、間欠的に動作させても移動量が小さいので、移動量及び移動方向を検知可能である。
したがって、第1の間欠動作を行うように設定する。第1の間欠動作は、例えば、3サンプリングホールド期間に1回の割合で画像データを読み取り、出力する。
また、指が読取面Sを移動する速度が早いときには、次のサンプルホールド期間でラインイメージセンサ115によって読み取られる画像の変化が大きくなるので、間欠的に動作させると、比較が容易でなくなり、移動量及び移動方向を検知できなくなる恐れがあるので、連続的に読み取るように検出タイミングを設定する。すなわち、サンプルホールド期間毎に画像データを読み取り、出力するようにする。
また、処理装置117は、ステップS1−16で初期状態の場合には、ステップS1−18において初期用移動検出間隔を移動検出タイミングの検出間隔として設定する。移動が高速か低速かわからないので、例えば、連続的に読み取り、出力するように動作を設定する。
また、処理装置117は、ステップS1−14において移動が検出されなければ、ステップS1−19において移動検出が規定回数に達したか否かを判定する。
処理装置117は、ステップS1−19で移動検出が規定回数に達した場合には、ステップS1−20において保存画像データを今回読み取った画像データに更新する。また、処理装置117は、ステップS1−21において移動検出タイミングを連続に設定する。
また、処理装置117は、ステップS1−19で移動検出回数が規定回数に達していない場合には、ステップS1−22において移動探索用検出間隔を取得し、ステップS1−23で取得した移動探索用検出間隔を移動検出タイミングの間隔として設定する。移動探索時には、第1の間欠動作で移動が検出されないため、第1の間欠動作より短い期間で検出を行うことにより、指の移動の探索を行うようにし、移動を確実に検知できるようにしている。
例えば、第2の間欠動作を行うように設定する。第2の間欠動作は、例えば、第1の間欠動作より短い期間で間欠動作を行う動作である。例えば、2サンプリングホールド期間に1回の割合で画像データを読み取り、出力する。
処理装置117は、ステップS1−17、S1−18、S1−21、S1−23で移動検出タイミングの検出間隔が設定されると、ステップS1−5に戻って処理を続ける。
次に指紋読取装置100の動作を説明する。
図4は読取動作時のタイミングチャート、図5は連続動作時のタイミングチャート、図6は第1の間欠動作時のタイミングチャート、図7は第2の間欠動作時のタイミングチャートを示す。図4(A)、図5(A)、図6(A)はフレーム番号、図4(B)、図5(B)、図6(B)はサンプルホールド信号、図4(C)、図5(C)、図6(C)は出力データ、図4(D)は1フレームの出力データ、図5(D)、図6(D)はラインイメージセンサ115の動作状態、図5(E)、図6(E)はLED112の動作状態、図5(F)、図6(F)はアナログ−ディジタル変換回路116の動作状態、図5(G)、図6(G)はメモリ118の動作状態、図5(H)、図6(H)は処理装置117の動作状態を示している。
図4に示すように読取動作状態において、フレーム番号(N−1)、N、(N+1)のサンプルホールド期間T(-1)、T0、T(+1)では、前のフレーム番号(N−2)、(N−1)、Nで取得した出力データを出力している。また、また、このとき、ラインイメージセンサ115が2ライン読取構造の場合には、図4(D)に示すように1フレームサンプルホールド期間T(+1)の間に第1ライン画素データ及び第2ライン画素データが含まれる。
このとき、図5に示すように連続動作時には、発光ダイオード112、ラインイメージセンサ115、アナログ−ディジタル変換回路116、メモリ118のいずれも連続して動作状態となる。
次に第1の間欠動作について説明する。
第1の間欠動作時では、図6に示すように、サンプルホールド期間T11において、LED112を点灯させるとともに、ラインイメージセンサ115を動作状態とし、ラインイメージセンサ115で画像を読み取る。このとき、アナログ−ディジタル変換回路116、処理装置117、メモリ118はスタンバイ状態である。
次のサンプルホールド期間T12でアナログ−ディジタル変換回路116、処理装置117、メモリ118をスタンバイ状態から通常の動作状態に復帰させ、サンプルホールド期間T11で取得した画像信号をラインイメージセンサ115から読み取り、アナログ−ディジタル変換回路116、処理装置117、メモリ118を動作させて処理し、出力する。なお、このとき、ラインイメージセンサ115は、画像を読み取らないので、LED112は、消灯される。
次のサンプルホールド期間T13では、LED112、ラインイメージセンサ115、アナログ−ディジタル変換回路116、処理装置117、メモリ118の動作は停止させる。
サンプルホールド期間T14〜T16では、サンプルホールド期間T11〜T13と同じ処理を行う。
このように、第1の間欠動作では、3サンプルホールド期間に1回の割合でデータが出力される。
これによって、各回路がスタンバイ状態となるため、図5に示す連続動作状態に比べて消費電力を低減できる。
次に第2の間欠動作について説明する。
第2の間欠動作時では、図7に示すように、サンプルホールド期間T11において、LED112を点灯させるとともに、ラインイメージセンサ115を動作状態とし、ラインイメージセンサ115で画像を読み取る。このとき、アナログ−ディジタル変換回路116、処理装置117、メモリ118はスタンバイ状態である。
次のサンプルホールド期間T12でアナログ−ディジタル変換回路116、メモリ118をスタンバイ状態から通常の動作状態に復帰させ、サンプルホールド期間T11で取得した画像信号をラインイメージセンサ115から読み取り、アナログ−ディジタル変換回路116、メモリ118を動作させて処理し、出力する。なお、このとき、ラインイメージセンサ115は、画像を読み取らないので、処理装置117はLED112を消灯する。
サンプルホールド期間T13、T14、及び、サンプルホールド期間T14、T15では、サンプルホールド期間T11、T12と同じ処理を行う。
このように、第2の間欠動作では、2サンプルホールド期間に1回の割合でデータが出力する。
これによって、各回路がスタンバイ状態となるため、図5に示す連続動作状態に比べて消費電力を低減できる。
図8は指紋読取装置100の状態を示す図である。図8(A)は動作状態、図8(B)はスタンバイ状態を示している。
図8(A)に示すように動作状態においては、LED112の消費電流は各々20mA、ラインイメージセンサ115の消費電流は8mA、アナログ−ディジタル変換器116の消費電流は3mA、メモリ118の消費電流は3mAである。
また、図8(B)に示すように非動作状態においては、LED112の消費電流は各々0mA、ラインイメージセンサ115の消費電流は漏れ電流などによって1μA、アナログ−ディジタル変換器116の消費電流も漏れ電流などによって1μA、メモリ118の消費電流は8μAに抑制される。
なお、メモリ118は、例えば、SRAMから構成されており、一般にSRAMの動作モードの一つにスタンバイ状態がある。SRAMは、スタンバイ状態では電源電圧が動作範囲内でメモリ素子にアクセスせず、リード/ライト動作を行なわない状態となる。なお、このとき、リード/ライト動作はいつでも可能である。処理装置117は、間欠動作時には、例えば、メモリ118をスタンバイ状態とする。
このように、図6、図7に示すように間欠動作を行うことにより大幅に電流消費を低減できる。
以上、本実施例では、指の移動速度が遅いときには、第1の間欠動作状態となり、また、指探索時には第2の間欠動作状態となり消費電流を低減できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
本発明の一実施例のブロック構成図である。 本発明の一実施例の斜視図である。 処理装置117のポインティング動作時の処理フローチャートである。 通常動作時のタイミングチャートである。 連続動作時のタイミングチャートである。 第1の間欠動作時のタイミングチャートである。 第2の間欠動作時のタイミングチャートである。 指紋読取装置100の状態を示す図である。
符号の説明
100 スイープ型指紋読取装置
111 プリント配線板、112 LED、113 導光ブロック
114 イメージガイド、115 ラインイメージセンサ
116 アナログ−ディジタル変換回路、117 処理装置、118 メモリ
119 コネクタ、120 モールド樹脂

Claims (3)

  1. 読取対象の画像をライン毎に読み取るラインイメージセンサ部と、前記ラインイメージセンサ部から前記読取対象の画像を順次取り込み、前記読取対象の画像を取得する画像処理部とを有する画像読取装置において、
    前記画像処理部は、前記読取対象から取得した画像に基づいて前記読取対象の移動を検出する移動検出手段と、
    前記読取対象から取得した画像に基づいて前記読取対象の移動速度を検出し、検出された移動速度が所定速度より遅いときに、前記ラインイメージセンサ部及び前記画像処理部を、サンプルホールド期間単位で、間欠的に動作させる画像読取間隔制御手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 読取対象の画像をライン毎に読み取るラインイメージセンサ部から前記読取対象の画像を画像処理部に順次取り込み、前記読取対象の画像を取得する画像読取方法において、
    前記読取対象から取得した画像に基づいて前記画像処理部により前記読取対象の移動速度を検出する移動速度検出手順と、
    前記移動速度検出手順で検出された移動速度が所定速度より遅いときに、前記ラインイメージセンサ部及び前記画像処理部を、サンプルホールド期間単位で、間欠的に動作させる読取間隔制御手順とを有することを特徴とする画像読取方法。
  3. 指紋の画像をライン毎に読み取るラインイメージセンサと、前記ラインイメージセンサから前記指紋のライン毎の画像を順次取り込み、取り込んだ画像を組み合わせることにより前記指紋の画像を取得する画像処理部とを有するスイープ型指紋読取装置において、
    前記画像処理部は、前記指紋から取得した画像に基づいて前記指紋の移動を検出する移動検出手段と、
    前記ラインイメージセンサによりライン毎に取得した画像に基づいて前記読取対象の移動速度を検出し、検出された移動速度が所定速度より遅いときに、前記ラインイメージセンサ及び前記画像処理部を、サンプルホールド期間単位で、間欠的に動作させる画像読取間隔制御手段とを有することを特徴とするスイープ型指紋読取装置。
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