JP4471503B2 - Colorable binder composition and paving colorable binder composition comprising the same - Google Patents
Colorable binder composition and paving colorable binder composition comprising the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP4471503B2 JP4471503B2 JP2001002989A JP2001002989A JP4471503B2 JP 4471503 B2 JP4471503 B2 JP 4471503B2 JP 2001002989 A JP2001002989 A JP 2001002989A JP 2001002989 A JP2001002989 A JP 2001002989A JP 4471503 B2 JP4471503 B2 JP 4471503B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- binder composition
- hydrogenated
- thermoplastic elastomer
- paving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な着色可能なバインダー組成物およびそれよりなる舗装用着色可能なバインダー組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】
着色可能な舗装用バインダー組成物としては、石油系溶剤抽出油、石油樹脂、熱可塑性エラストマー／ラテックスから構成される技術が提案されている（特公昭５８−１０４３５、特開昭６２−１８９２０３、特開平４−１００８６２、特開平４−３５９０６３、特開昭６１−９７３６９、特許第２６８８４４７など）。
【０００３】
これらの方法によって製造される着色可能な舗装用バインダー組成物は、それらが実際に屋外に供用された際の耐久性を、実験室内のマーシャル安定度試験、ホイールトラッキング試験といった物理性状試験、もしくは高温貯蔵試験によって得られる熱安定性の評価結果から予測していた。しかし、これらの試験結果上では優れた舗装用バインダーであっても、実際に屋外に供用した際には、特に日向部分で舗装の石飛び、クラック等が発生し、実際に満足できる耐候性を有していないのが実情である。
【０００４】
屋外に長期間暴露される材料の耐候性を向上させる手段としては、一般に、材料に酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤等を添加する等の手段が考えられる。しかしこれまで着色可能な舗装用バインダー組成物に対しては、これらの耐候性向上のための手段はとくにはとられていなかった。
【０００５】
本発明者らは、着色可能な舗装用バインダー組成物に一般に使用されている各原材料の太陽光下での耐候性をそれぞれ評価したところ、材料分子中に多くの二重結合をもつ熱可塑性エラストマー、樹脂類、芳香族分を多く含有する石油系油分の耐候性が劣ることを見いだした。そこでこれらの材料の耐候性向上の手段として、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤等の添加を試みたが効果がなく、さらにこれら添加剤の組み合わせによっては着色可能な舗装用バインダー組成物の黒色化をもたらした。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、実際に屋外に供用された際においても、優れた耐候性を発揮できる着色可能なバインダー組成物、とくに舗装用バインダー組成物を提供する点にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者らは、従来の着色可能な舗装用バインダー組成物に使用されている石油系溶剤抽出油を芳香族分および二重結合の少ない石油系潤滑油基油に変更することおよび石油樹脂、熱可塑性エラストマー分子中の二重結合に水素を添加し、二重結合を排除すること考え、本発明を完成するに至った。
【０００８】
すなわち、本発明の第一は、
（１）動粘度１０〜４０ｍｍ２／ｓ（１００℃）、引火点が２４０℃以上、および芳香族分５重量％、ナフテン分２７重量％、パラフィン分６８重量％組成からなる石油系潤滑油基油が１０〜７０重量％、
（２）水添石油樹脂が８０〜１５重量％、
（３）添加する熱可塑性エラストマーのうち、水添熱可塑性エラストマーの配合割合が９５重量％以上である熱可塑性エラストマーが０．５〜１５重量％
からなることを特徴とする着色可能なバインダー組成物に関する。
【０００９】
本発明の第二は、
（１）動粘度１０〜４０ｍｍ２／ｓ（１００℃）、引火点が２４０℃以上、および芳香族分５重量％、ナフテン分２７重量％、パラフィン分６８重量％組成からなる石油系潤滑油基油が１０〜７０重量％、
（２）水添石油樹脂が８０〜１５重量％、
（３）添加する熱可塑性エラストマーのうち、水添熱可塑性エラストマーの配合割合が９５重量％以上である熱可塑性エラストマーが０．５〜１５重量％、および
（４）酸価５０〜３００のトール油脂肪酸および／またはトール油誘導体が０．０５〜３重量％
からなることを特徴とする着色可能なバインダー組成物に関する。
【００１０】
本発明の第三は、水添石油樹脂が臭素価１０以下のものである請求項１または２記載の着色可能なバインダー組成物に関する。
【００１１】
本発明の第四は、請求項１〜３いずれか記載の着色可能なバインダー組成物よりなることを特徴とする舗装用着色可能なバインダー組成物に関する。
【００１２】
とくに、これらの発明においては、前記熱可塑性エラストマーの二重結合を排除するだけではなく、さらに他の原材料中の二重結合を排除することにより、さらに耐候性の向上に効果があることを発見した。具体的には、従来より使用されていた未水添の石油樹脂に代わり、臭素価１０以下、とくに７以下の水添石油樹脂を用いることで、一層耐候性を向上することができる。
【００１３】
特開平７−０２６１０８には、ストレートアスファルトに、部分水添のエラストマーを添加することにより、熱安定性に優れた舗装用バインダーを提供する技術が記載されているが、当該発明は一般の黒色のアスファルトに関するものであり、本発明のような着色可能な舗装用バインダー組成物に関するものではない。また、特開平７−０２６１０８では、バインダーの安定性の評価手段として、バインダーの製造、骨材との混合、運搬、施工に関わる熱劣化の程度で評価しているが、本発明では、バインダーの安定性を、施工後の供用に於ける太陽光、雨水による劣化の程度で評価するものであり、その技術思想は根本的に異なるものである。
【００１４】
本発明のバインダー組成物は着色可能な舗装用バインダー組成物として極めて有用であるが、さらに建設業でのルーフィング、シーリングおよびパイプコーティングの分野などにも利用しうる。
【００１５】
本発明の第一成分である石油系潤滑油基油は、動粘度１０〜４０ｍｍ２／ｓ（１００℃）、引火点が２４０℃以上、および芳香族分５重量％、ナフテン分２７重量％、パラフィン分６８重量％（石油学会規格ＪＰＩ−５Ｓ−２２−８３に規定される試験法）の組成からなるものが好ましい。更に好ましくは、動粘度３０〜４０ｍｍ ２ ／ｓ（１００℃）、引火点が２６０℃以上のものである。
【００１６】
本発明の第二成分である石油樹脂は、石油精製における熱分解留分中に存在する不飽和炭化水素および炭化水素の熱分解で得られる不飽和炭化水素の重合物に水素を付加した樹脂（水添石油樹脂）でありその軟化点が９０〜１４０℃程度、臭素価１０以下、とくに好ましくは７以下のものであって、無色のものが好ましい。
【００１７】
本発明の第三成分である熱可塑性エラストマーは、水添熱可塑性エラストマーの配合割合が９５重量％以上でさえあれば、その種類に特別の制限はないが、通常スチレンやアクリロニトリルのようなビニル系モノマーの重合体鎖と、ブタジエンやイソプレンのようなジエン系モノマーの重合体鎖よりなるブロックポリマーの水添物であって、加硫しなくても使用できるタイプの重合物であり、代表的なものとしてはスチレン−ブタジエンブロック共重合体水添物、スチレン−イソプレンブロック共重合体水添物などがある。
【００１８】
本発明では、水添熱可塑性エラストマーのうち特に、その分子中のジエンブロックの二重結合に水素を付加したタイプの水添熱可塑性エラストマーが好ましい。末端セグメントとしてポリスチレンセグメントを有し、ゴム成分セグメントとしては、ポリエチレン、ポリブチレンなど二重結合を含まないセグメントを有する鎖状、または枝状ブロック共重合体が好ましい。代表的なものとしてはＳＥＢＳ（スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体）、ＳＥＰＳ（スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体）を挙げることが出来る。分子量５００００以上、メルトインデックス（２００℃、５ｋｇ）が１０ｇ／１０ｍｉｎ以下、ポリスチレン含有量が１０〜５０％、比重０．９以上のものが好ましい。
【００１９】
本発明のバインダー組成物と骨材との接着性を向上するためには、第４成分であるトール油脂肪酸および／またはトール油誘導体を使用することが好ましい。これによりバインダーの骨材からの剥離を防止し、耐久性を向上させることができる。
【００２０】
バインダー組成物の骨材との接着性の向上には、以前から無水マレイン酸、マレイン化有機化合物（特開昭６１−９７３６９、特許第２６８８４４７）、アミン系材料を用いる方法が提案されている。これらの方法に用いる無水マレイン酸は、腐食性、爆発性、引火性などの危険性があり、取り扱いに細心の注意を要すること、また、マレイン化有機化合物は、いずれもわざわざ新しく合成しなければならず、そのための新規設備を必要とする。さらにバインダーの骨材からの剥離を防止する方法として、アミン系の材料を用いる方法も知られているが、アミン系材料はバインダー組成物の製造過程中などにおいて高温にさらされたとき、アンモニア臭を含む悪臭を発生したり、場合によっては装置の腐食、爆発の危険が生じることもある。
【００２１】
前記トール油脂肪酸やトール油誘導体は、硫酸塩パルプやソーダパルプ製造の廃液から得られる。また樹脂酸や脂肪酸などからなる油状副産物からも製造することができる。トール油脂肪酸やトール油誘導体は、無水マレイン酸、マレイン化有機化合物、アミン系材料に比べ、腐食性、爆発性が低く、バインダー組成物製造の際に悪臭の発生も無い。さらに本発明に於けるトール油脂肪酸やトール油誘導体は室温で液体であり、作業性に優れる材料である。
【００２２】
これらトール油脂肪酸および／またはトール油誘導体は、酸価５０〜３００のものを選択することが必要である。酸価が５０以下の場合はバインダー組成物の骨材との接着力を十分に向上させることができず、すなわちバインダーの骨材からの剥離を充分防止することができず、舗装の耐久性を向上させることができない。また酸価が３００以上の場合は本発明のバインダー組成物との相溶性が悪く、均質なバインダー組成物を製造することが困難になる。
【００２３】
また、トール油脂肪酸および／またはトール油誘導体は、よう素価が２００以下（通常５以上）、好ましくは１０〜１８０、さらに好ましくは２０〜１５０であることが望ましい。よう素価が２００を上回るような場合には、耐熱性が悪いため加熱貯蔵中に、バインダー組成物の骨材との接着力（剥離抵抗性）が低下する傾向がある。
【００２４】
本発明において、第一成分は１０〜７０重量％、第二成分は８０〜１５重量％、第三成分は０．５〜１５重量％の割合で使用することが好ましく、また第四成分の使用量は、通常０．０５〜３重量％使用すれば充分その使用目的を達成することができる。
【００２５】
【実施例】
以下に、実施例、比較例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらにより何ら制限されるものではない。
【００２６】
各実施例および比較例は次の表に示す組成に従って調整した。配合量はいずれも重量％で示す。なお着色可能な舗装用バインダー組成物の製造は、ホモミキサーを用い、混合温度１８０℃、ホモジナイザー回転数３０００ｒｐｍ、混合時間２時間で行った。完成した着色可能な舗装用バインダー組成物は、ＪＩＳ Ｋ ２２０７記載の方法で針入度、軟化点を測定した。
【００２７】
このバインダーを５ｃｍ×１０ｃｍ×１ｍｍのシート状にし、ガラス板上にのせ、暴露試験片とした。暴露試験片は、アルミ板に固定し、ＪＩＳ Ｋ ７２１９の参考図１にある直接暴露試験装置架台に設置した。屋外暴露試験は、２０００年９月１３日より１０月６日まで、神奈川県愛甲郡愛川町中津４０５２−２で行った。
【００２８】
表中の各材料を以下に示す。なお、表中における各成分に対応する数字はいずれも重量％である。
石油系潤滑油基油：
１００℃での動粘度が３３ｍｍ２／ｓ、芳香族分５重量％、ナフテン分２７重量％、パラフィン分６８重量％、引火点３２４℃のものである｛本発明の（１）成分である｝。
石油系溶剤抽出油：
１００℃での動粘度が６８ｍｍ２／ｓ、芳香族分３３重量％、ナフテン分２６重量％、パラフィン分４１重量％、引火点２５４℃のもの。
水添石油樹脂Ａ：
ジシクロペンタジエン（ＤＣＰＤ）を原料とする石油樹脂の水素添加物で、その性状は、軟化点１３０℃、臭素価３（ＪＩＳ Ｋ ２５４３）、溶融粘度１７３０００ｃｐｓ（１４０℃）のものである。
石油樹脂Ｂ：
Ｃ５留分を原料とする石油樹脂で、その性状は、軟化点１４０℃、臭素価５５（ＪＩＳ Ｋ ２５４３）、平均分子量約５００（ＧＰＣ法、ポリエチレン換算）のものである。
水添熱可塑性エラストマーＡ：
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン・ブロック共重合体の熱可塑性エラストマーであり、その性状は、比重０．９２、硬度（ショアＡ）７５、３００％モジュラス６２ｋｇ／ｃｍ２（ＡＳＴＭ Ｄ４１２）、引っ張り強度２４ＭＰａ（ＡＳＴＭ Ｄ４１２）、溶液粘度３７０ｃｐｓ（ポリマー濃度１０ｗｔ％トルエン溶液、２５℃）である。
熱可塑性エラストマーＢ：
スチレン−ブタジエン−スチレン・ブロック共重合体の熱可塑性エラストマーであり、その性状は、比重０．９４、硬度（ショアＡ）７２、３００％モジュラス２９ｋｇ／ｃｍ２（ＡＳＴＭ Ｄ４１２）、引っ張り強度３３ＭＰａ（ＡＳＴＭ Ｄ４１２）、溶液粘度４０００ｃｐｓ（ポリマー濃度２５ｗｔ％トルエン溶液、２５℃）である。
剥離防止剤：
酸価１９０（ｍｇＫＯＨ：ＪＩＳ Ｋ ００７０）、よう素価１１０で、炭素数１８のモノマー酸７重量％、炭素数３６のダイマー酸７６重量％、炭素数５４のトリマー酸７重量％よりなる混合物で、平均分子量は約５９０であるトール油誘導体である。
【００２９】
実施例１〜７
実施例１〜７は、石油系潤滑油基油、水添石油樹脂と水添熱可塑性エラストマーの組み合わせを調製して、種々のバインダー組成物をつくり、それぞれのバインダー組成物の屋外暴露試験を行った。その結果を表１に示す。
これより、水添石油樹脂と水添熱可塑性エラストマーを用いたバインダー組成物は、屋外暴露による総合評価は０ときわめて良好であり、舗装体として実用に供した場合、耐候性に優れていることを示している。
なお、表中の屋外暴露による評点は、以下の通りである。
表面のしわ：０；無し、
１；微細なしわが一部分に入る、
２；微細なしわが一面に入り、梨地になるが、平滑性は保たれる
３；しわが一面に入り、表面の平滑性が保たれない
クラック： ０；無し、
１；１本存在、
２；２本存在、
３；３本存在
透明性： ０；暴露前と変わらず、
１；やや曇る、
２；透明性を失う（失透）
総合評価： 上記３項目の合計点。
０であれば耐候性良しとする。
【００３０】
比較例１〜４
比較例１〜４は、石油系潤滑油基油と非水添石油樹脂（石油樹脂Ｂ）および水添熱可塑性エラストマーＡの組み合わせを調製して、種々のバインダー組成物をつくり、それぞれのバインダー組成物の屋外暴露試験を行った。その結果を表２に示す。
これより、非水添石油樹脂を用いたバインダー組成物は、石油系潤滑油基油および水添熱可塑性エラストマーＡとを組み合わせた場合でも、屋外暴露による総合評価は５であり、舗装体として実用に供した場合、耐候性に問題があることを示している。
【００３１】
比較例５〜６
比較例５〜６は、石油系潤滑油基油と水添石油樹脂Ａおよび非水添熱可塑性エラストマーＢの組み合わせを調製して、種々のバインダー組成物をつくり、それぞれのバインダー組成物の屋外暴露試験を行った。その結果を表２に示す。
これより、水添石油樹脂Ａを用いたバインダー組成物は、石油系潤滑油基油と組み合わせた場合でも、非水添熱可塑性エラストマーＢを用いたときは屋外暴露による総合評価は４であり、舗装体として実用に供した場合、耐候性に問題があることを示している。
【００３２】
比較例７〜９
比較例７〜９は、石油系溶剤抽出油と水添石油樹脂Ａまたは非水添石油樹脂（石油樹脂Ｂ）並びに水添熱可塑性エラストマーＡまたは非水添熱可塑性エラストマーＢの組み合わせを調製して、種々のバインダー組成物をつくり、それぞれのバインダー組成物の屋外暴露試験を行った。その結果を表３に示す。
これより、石油系溶剤抽出油を配合したバインダー組成物では、石油系溶剤抽出油のみでは、油中の芳香族分とナフテン分の量が多すぎるので、屋外暴露による総合評価は１以上であり、舗装体として実用に供した場合、耐候性に問題があることを示している。
【００３３】
【表１】
【表２】
【表３】
【発明の効果】
（１）本発明により、実際に屋外で使用したときに従来品に比べて優れた耐候性を発揮 できる着色可能なバインダー組成物を提供することができた。
（２）本発明のバインダー組成物は、舗装用のほか、ルーフィング、シーリングおよび パイプコーティング用としても有用である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a novel colorable binder composition and a paving colorable binder composition comprising the same.
[0002]
[Prior art]
As a pavement binder composition that can be colored, a technique composed of petroleum solvent extracted oil, petroleum resin, and thermoplastic elastomer / latex has been proposed (Japanese Patent Publication No. 58-10435, Japanese Patent Publication No. 62-189203, (Kaihei 4-100802, JP-A-4-359603, JP-A-61-97369, Japanese Patent No. 2688447, etc.).
[0003]
Colorable paving binder compositions produced by these methods have durability when they are actually used outdoors, physical property tests such as laboratory Marshall stability test, wheel tracking test, or high temperature. It was predicted from the thermal stability evaluation result obtained by the storage test. However, even if these paving binders are excellent on the basis of these test results, when they are actually used outdoors, pavement stones, cracks, etc. are generated especially in the sun, and the weather resistance is actually satisfactory. The fact is that they do not have it.
[0004]
As means for improving the weather resistance of a material exposed to the outdoors for a long time, generally, means such as addition of an antioxidant, an ultraviolet absorber, a light stabilizer and the like to the material can be considered. However, until now, no means for improving the weather resistance has been taken with respect to the binder composition for paving that can be colored.
[0005]
The present inventors evaluated the weather resistance under sunlight of each raw material generally used in a pigmentable paving binder composition, and found that a thermoplastic elastomer having many double bonds in the material molecule. It was found that the weather resistance of petroleum-based oils containing a large amount of resins and aromatics was inferior. Therefore, as a means for improving the weather resistance of these materials, attempts were made to add antioxidants, ultraviolet absorbers, light stabilizers, etc., but there was no effect, and depending on the combination of these additives, a paving binder composition that could be colored. Brought about blackening.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a colorable binder composition, particularly a paving binder composition, which can exhibit excellent weather resistance even when actually used outdoors.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present inventors changed the petroleum-based solvent extraction oil used in the conventional colorable pavement binder composition to a petroleum-based lubricating base oil having less aromatic content and double bonds, and petroleum The present invention was completed by considering adding hydrogen to the double bond in the resin and the thermoplastic elastomer molecule to eliminate the double bond.
[0008]
That is, the first of the present invention is
(1) Petroleum-based lubricating oil base having a kinematic viscosity of 10 to 40 mm 2 / s (100 ° C.), a flash point of 240 ° C. or higher , an aromatic content of 5 % by weight , a naphthene content of 27% by weight, and a paraffin content of 68% by weight. 10-70 wt% oil,
(2) 80-15% by weight of hydrogenated petroleum resin ,
(3) Among the thermoplastic elastomers to be added, 0.5 to 15% by weight of the thermoplastic elastomer in which the blending ratio of the hydrogenated thermoplastic elastomer is 95% by weight or more
It is related with the binder composition which can be colored characterized by comprising.
[0009]
The second of the present invention is
(1) Petroleum-based lubricating oil base having a kinematic viscosity of 10 to 40 mm 2 / s (100 ° C.), a flash point of 240 ° C. or higher , an aromatic content of 5 % by weight , a naphthene content of 27% by weight, and a paraffin content of 68% by weight. 10-70 wt% oil,
(2) 80-15% by weight of hydrogenated petroleum resin ,
(3) Among the thermoplastic elastomers to be added, 0.5 to 15% by weight of a thermoplastic elastomer in which the blending ratio of the hydrogenated thermoplastic elastomer is 95% by weight or more , and
(4) 0.05 to 3% by weight of tall oil fatty acid and / or tall oil derivative having an acid value of 50 to 300
It is related with the binder composition which can be colored characterized by comprising.
[0010]
The third aspect of the present invention relates to the colorable binder composition according to claim 1 or 2 , wherein the hydrogenated petroleum resin has a bromine number of 10 or less.
[0011]
A fourth aspect of the present invention relates to a paveable colorable binder composition comprising the colorable binder composition according to any one of claims 1 to 3 .
[0012]
In particular, in these inventions, it has been found that not only the double bond of the thermoplastic elastomer is eliminated, but also the weather resistance is further improved by eliminating the double bond in other raw materials. did. Specifically, weather resistance can be further improved by using a hydrogenated petroleum resin having a bromine number of 10 or less, particularly 7 or less, in place of a conventionally used unhydrogenated petroleum resin.
[0013]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-026108 describes a technique for providing a paving binder having excellent thermal stability by adding a partially hydrogenated elastomer to straight asphalt. It relates to asphalt and not to a pigmentable paving binder composition as in the present invention. Further, in JP-A-7-026108, as a means for evaluating the stability of the binder, the evaluation is based on the degree of thermal deterioration related to the production of the binder, mixing with the aggregate, transportation, and construction. The stability is evaluated based on the degree of deterioration due to sunlight and rainwater in service after construction, and the technical idea is fundamentally different.
[0014]
The binder composition of the present invention is very useful as a pigmentable paving binder composition, but can also be used in the fields of roofing, sealing and pipe coating in the construction industry.
[0015]
The petroleum-based lubricating base oil that is the first component of the present invention has a kinematic viscosity of 10 to 40 mm 2 / s (100 ° C.), a flash point of 240 ° C. or higher, an aromatic content of 5% by weight , a naphthene content of 27% by weight, A composition having a paraffin content of 68% by weight (a test method defined in JPI-5S-22-83, Petroleum Institute Standard) is preferable. More preferably, the kinematic viscosity is 30 to 40 mm 2 / s (100 ° C.) and the flash point is 260 ° C. or higher.
[0016]
The petroleum resin as the second component of the present invention is a resin in which hydrogen is added to an unsaturated hydrocarbon polymer obtained by pyrolysis of unsaturated hydrocarbons and hydrocarbons present in a pyrolysis fraction in petroleum refining ( Hydrogenated petroleum resin) having a softening point of about 90 to 140 ° C., a bromine number of 10 or less, particularly preferably 7 or less, and a colorless one is preferred.
[0017]
The thermoplastic elastomer which is the third component of the present invention is not particularly limited in its type as long as the blending ratio of the hydrogenated thermoplastic elastomer is 95% by weight or more, but usually a vinyl type such as styrene or acrylonitrile. This is a hydrogenated product of a block polymer consisting of a monomer polymer chain and a polymer chain of a diene monomer such as butadiene or isoprene, and is a type of polymer that can be used without vulcanization. Examples include hydrogenated styrene-butadiene block copolymers and hydrogenated styrene-isoprene block copolymers.
[0018]
In the present invention, among the hydrogenated thermoplastic elastomers, hydrogenated thermoplastic elastomers in which hydrogen is added to the double bond of the diene block in the molecule are preferable. A chain segment or a branched block copolymer having a polystyrene segment as a terminal segment and a segment not containing a double bond such as polyethylene and polybutylene is preferred as the rubber component segment. Typical examples include SEBS (styrene-ethylene-butylene-styrene block copolymer) and SEPS (styrene-ethylene-propylene-styrene block copolymer). Those having a molecular weight of 50,000 or more, a melt index (200 ° C., 5 kg) of 10 g / 10 min or less, a polystyrene content of 10 to 50% and a specific gravity of 0.9 or more are preferred.
[0019]
In order to improve the adhesion between the binder composition of the present invention and the aggregate, it is preferable to use a tall oil fatty acid and / or a tall oil derivative as the fourth component. Thereby, peeling of the binder from the aggregate can be prevented and durability can be improved.
[0020]
In order to improve the adhesion of the binder composition to the aggregate, a method using maleic anhydride, a maleated organic compound (Japanese Patent Laid-Open No. 61-97369, Japanese Patent No. 2688447), and an amine-based material has been proposed. The maleic anhydride used in these methods has corrosive, explosive, and flammable hazards, and must be handled with great care, and any maleated organic compound must be newly synthesized. Rather, it requires new equipment. Furthermore, as a method for preventing the peeling of the binder from the aggregate, a method using an amine-based material is also known. However, when the amine-based material is exposed to a high temperature during the production process of the binder composition, the ammonia odor May cause odors, and in some cases, the equipment may corrode or explode.
[0021]
The tall oil fatty acid and tall oil derivative are obtained from the waste liquid from the production of sulfate pulp and soda pulp. It can also be produced from oily by-products composed of resin acids and fatty acids. Tall oil fatty acids and tall oil derivatives are less corrosive and explosive than maleic anhydride, maleated organic compounds, and amine-based materials, and do not generate malodor during the production of the binder composition. Furthermore, tall oil fatty acids and tall oil derivatives in the present invention are liquids at room temperature and are excellent in workability.
[0022]
These tall oil fatty acids and / or tall oil derivatives are required to have an acid value of 50 to 300. When the acid value is 50 or less, the adhesive strength of the binder composition with the aggregate cannot be sufficiently improved, that is, the peeling of the binder from the aggregate cannot be sufficiently prevented, and the durability of the pavement is reduced. It cannot be improved. Moreover, when an acid value is 300 or more, compatibility with the binder composition of this invention is bad, and it becomes difficult to manufacture a homogeneous binder composition.
[0023]
The tall oil fatty acid and / or tall oil derivative has an iodine value of 200 or less (usually 5 or more), preferably 10 to 180, more preferably 20 to 150. When the iodine value exceeds 200, since the heat resistance is poor, the adhesive force (peeling resistance) of the binder composition to the aggregate tends to be reduced during heat storage.
[0024]
In the present invention, it is preferable to use 10 to 70% by weight of the first component, 80 to 15% by weight of the second component, and 0.5 to 15% by weight of the third component, and use of the fourth component. If the amount is usually 0.05 to 3% by weight, the purpose of use can be sufficiently achieved.
[0025]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described with reference to examples and comparative examples, but the present invention is not limited thereto.
[0026]
Each Example and Comparative Example was adjusted according to the composition shown in the following table. All compounding amounts are shown in% by weight. The coloring binder composition for paving was produced using a homomixer at a mixing temperature of 180 ° C., a homogenizer rotational speed of 3000 rpm, and a mixing time of 2 hours. The completed pigmentable paving binder composition was measured for penetration and softening point by the method described in JIS K 2207.
[0027]
This binder was formed into a sheet of 5 cm × 10 cm × 1 mm and placed on a glass plate to obtain an exposure test piece. The exposure test piece was fixed to an aluminum plate and installed on a direct exposure test apparatus frame shown in Reference Figure 1 of JIS K 7219. The outdoor exposure test was conducted from September 13 to October 6, 2000, in Nakatsu 4052-2, Aikawa-cho, Aiko-gun, Kanagawa Prefecture.
[0028]
Each material in the table is shown below. In addition, all the numbers corresponding to each component in a table | surface are weight%.
Petroleum base oil:
It has a kinematic viscosity at 100 ° C. of 33 mm 2 / s, an aromatic content of 5% by weight, a naphthene content of 27% by weight, a paraffin content of 68% by weight, and a flash point of 324 ° C. {the component (1) of the present invention } .
Petroleum solvent extraction oil:
Kinematic viscosity of 68mm 2 / s at 100 ° C., aromatic content 33% by weight, naphthenes 26 percent by weight, paraffin content of 41 wt%, and flash point 254 ° C..
Hydrogenated petroleum resin A:
This is a hydrogenated petroleum resin made from dicyclopentadiene (DCPD), and has properties of a softening point of 130 ° C., a bromine number of 3 (JIS K 2543), and a melt viscosity of 173,000 cps (140 ° C.).
Petroleum resin B:
Petroleum resin made from C5 fraction, which has a softening point of 140 ° C., a bromine number of 55 (JIS K 2543), and an average molecular weight of about 500 (GPC method, converted to polyethylene).
Hydrogenated thermoplastic elastomer A:
This is a styrene-ethylene-butylene-styrene block copolymer thermoplastic elastomer having a specific gravity of 0.92, a hardness (Shore A) of 75, a 300% modulus of 62 kg / cm 2 (ASTM D412), and a tensile strength of 24 MPa. (ASTM D412), solution viscosity 370 cps (polymer concentration 10 wt% toluene solution, 25 ° C.).
Thermoplastic elastomer B:
This is a styrene-butadiene-styrene block copolymer thermoplastic elastomer having a specific gravity of 0.94, a hardness (Shore A) of 72, a 300% modulus of 29 kg / cm 2 (ASTM D412), and a tensile strength of 33 MPa (ASTM). D412) and a solution viscosity of 4000 cps (polymer concentration: 25 wt% toluene solution, 25 ° C.).
Anti-peeling agent:
A mixture comprising an acid value of 190 (mgKOH: JIS K 0070), an iodine value of 110, 7% by weight of monomeric acid having 18 carbon atoms, 76% by weight of dimer acid having 36 carbon atoms, and 7% by weight of trimer acid having 54 carbon atoms. , A tall oil derivative having an average molecular weight of about 590.
[0029]
Examples 1-7
In Examples 1 to 7, a combination of petroleum-based lubricating base oil, hydrogenated petroleum resin and hydrogenated thermoplastic elastomer was prepared to prepare various binder compositions, and outdoor exposure tests of the respective binder compositions were performed. It was. The results are shown in Table 1.
As a result, the binder composition using hydrogenated petroleum resin and hydrogenated thermoplastic elastomer has a very good overall evaluation of 0 by outdoor exposure, and has excellent weather resistance when put to practical use as a paving body. Is shown.
The scores for outdoor exposure in the table are as follows.
Surface wrinkle: 0; None,
1; Fine wrinkles enter a part,
2; Fine wrinkles come in one side and become satin, but smoothness is maintained
3; Wrinkles are in one surface and the smoothness of the surface is not maintained. Crack: 0; None,
1; there is one
2; 2 exist,
3; 3 bottles existed Transparency: 0;
1; Slightly cloudy,
2: Loss of transparency (devitrification)
Overall evaluation: Total score of the above three items.
0 means good weather resistance.
[0030]
Comparative Examples 1-4
Comparative Examples 1-4 prepared various binder compositions by preparing combinations of petroleum-based lubricating base oil, non-hydrogenated petroleum resin (petroleum resin B) and hydrogenated thermoplastic elastomer A, and each binder composition The outdoor exposure test of the thing was done. The results are shown in Table 2.
As a result, the binder composition using the non-hydrogenated petroleum resin has a comprehensive evaluation of 5 by outdoor exposure even when the petroleum-based lubricating base oil and the hydrogenated thermoplastic elastomer A are combined. When it is used, it indicates that there is a problem in weather resistance.
[0031]
Comparative Examples 5-6
In Comparative Examples 5 to 6, a combination of petroleum base oil, hydrogenated petroleum resin A and non-hydrogenated thermoplastic elastomer B was prepared to produce various binder compositions, and each binder composition was exposed outdoors. A test was conducted. The results are shown in Table 2.
From this, even when the binder composition using the hydrogenated petroleum resin A is combined with the petroleum-based lubricating base oil, when the non-hydrogenated thermoplastic elastomer B is used, the overall evaluation by outdoor exposure is 4, It shows that there is a problem in weather resistance when it is put to practical use as a paving body.
[0032]
Comparative Examples 7-9
In Comparative Examples 7 to 9, a combination of petroleum solvent extracted oil and hydrogenated petroleum resin A or non-hydrogenated petroleum resin (petroleum resin B) and hydrogenated thermoplastic elastomer A or non-hydrogenated thermoplastic elastomer B was prepared. Various binder compositions were prepared, and the outdoor exposure test of each binder composition was conducted. The results are shown in Table 3.
Therefore , in the binder composition containing the petroleum solvent extracted oil, the petroleum solvent extracted oil alone has too much amount of aromatic and naphthene in the oil, so the overall evaluation by outdoor exposure is 1 or more. When used as a paving body, it shows that there is a problem in weather resistance.
[0033]
[Table 1]
[Table 2]
[Table 3]
【The invention's effect】
(1) According to the present invention, it was possible to provide a colorable binder composition capable of exhibiting excellent weather resistance as compared with conventional products when actually used outdoors.
(2) The binder composition of the present invention is useful not only for paving but also for roofing, sealing and pipe coating.
Claims (4)
（２）水添石油樹脂が８０〜１５重量％、
（３）添加する熱可塑性エラストマーのうち、水添熱可塑性エラストマーの配合割合が９５重量％以上である熱可塑性エラストマーが０．５〜１５重量％
からなることを特徴とする着色可能なバインダー組成物。(1) Petroleum-based lubricating oil base having a kinematic viscosity of 10 to 40 mm 2 / s (100 ° C.), a flash point of 240 ° C. or higher , an aromatic content of 5 % by weight , a naphthene content of 27% by weight, and a paraffin content of 68% by weight. 10-70 wt% oil,
(2) 80-15% by weight of hydrogenated petroleum resin ,
(3) Among the thermoplastic elastomers to be added, 0.5 to 15% by weight of the thermoplastic elastomer in which the blending ratio of the hydrogenated thermoplastic elastomer is 95% by weight or more
A colorable binder composition comprising:
（２）水添石油樹脂が８０〜１５重量％、
（３）添加する熱可塑性エラストマーのうち、水添熱可塑性エラストマーの配合割合が９５重量％以上である熱可塑性エラストマーが０．５〜１５重量％、および
（４）酸価５０〜３００のトール油脂肪酸および／またはトール油誘導体が０．０５〜３重量％
からなることを特徴とする着色可能なバインダー組成物。(1) Petroleum-based lubricating oil base having a kinematic viscosity of 10 to 40 mm 2 / s (100 ° C.), a flash point of 240 ° C. or higher , an aromatic content of 5 % by weight , a naphthene content of 27% by weight, and a paraffin content of 68% by weight. 10-70 wt% oil,
(2) 80-15% by weight of hydrogenated petroleum resin ,
(3) Among the thermoplastic elastomers to be added, 0.5 to 15% by weight of a thermoplastic elastomer in which the blending ratio of the hydrogenated thermoplastic elastomer is 95% by weight or more , and
(4) 0.05 to 3% by weight of tall oil fatty acid and / or tall oil derivative having an acid value of 50 to 300
A colorable binder composition comprising:
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001002989A JP4471503B2 (en) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | Colorable binder composition and paving colorable binder composition comprising the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001002989A JP4471503B2 (en) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | Colorable binder composition and paving colorable binder composition comprising the same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002206047A JP2002206047A (en) | 2002-07-26 |
| JP4471503B2 true JP4471503B2 (en) | 2010-06-02 |
Family
ID=18871403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001002989A Expired - Fee Related JP4471503B2 (en) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | Colorable binder composition and paving colorable binder composition comprising the same |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4471503B2 (en) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006525398A (en) * | 2003-05-01 | 2006-11-09 | クレイトン・ポリマーズ・リサーチ・ベー・ベー | Colorable composition |
| KR100632603B1 (en) * | 2003-08-20 | 2006-10-09 | 에스케이 주식회사 | Thermoplastic Elastomer Compositions and Method of Making the Same |
| EP1566411B1 (en) | 2004-02-19 | 2007-03-28 | Kraton Polymers Research B.V. | Coloured roofing felt |
| EP1748055A1 (en) | 2005-07-20 | 2007-01-31 | Icopal Sas | Binder composition, and coloured roofing material comprising said binder composition |
| JP4960623B2 (en) * | 2005-11-28 | 2012-06-27 | 昭和シェル石油株式会社 | Colorable binder composition |
| WO2009010582A1 (en) * | 2007-07-18 | 2009-01-22 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Colourless and transparent binder |
| EP2478057B1 (en) | 2009-09-17 | 2020-10-14 | Latexfalt B.V. | Storage stable, light coloured emulsions from low penetration grade clear binders |
| JP2014129460A (en) | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Showa Shell Sekiyu Kk | Colorable binder composition |
| JP5721768B2 (en) * | 2013-04-30 | 2015-05-20 | 前田道路株式会社 | Asphalt composition for drainage pavement and method for producing the same |
-
2001
- 2001-01-10 JP JP2001002989A patent/JP4471503B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002206047A (en) | 2002-07-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101155880B (en) | Blends of styrene butadiene copolymers with ethylene acrylate copolymers and ethylene based wax for asphalt modification | |
| US7439286B2 (en) | Modified asphalt compositions | |
| USRE42165E1 (en) | Modified asphalt compositions | |
| TWI303648B (en) | A polymer modified bitumen composition to be used in asphalt binders or roofing compositions | |
| TWI329661B (en) | Asphalt binder for porous pavements | |
| KR102417462B1 (en) | Asphalt compositions for roofing applications, methods for making the same, and filled asphalt material comprising the same | |
| JPH08503237A (en) | Asphaltamine functionalized polymer composition | |
| JP4471503B2 (en) | Colorable binder composition and paving colorable binder composition comprising the same | |
| EP0728814B1 (en) | Bituminous composition | |
| JPH11158346A (en) | Thermoplastic elastomer with excellent oil resistance | |
| JP2016035037A (en) | Asphalt composition | |
| JP2019163451A (en) | Asphalt coating for roofing waterproof film, waterproof film containing asphalt coating, and method for manufacturing asphalt coating | |
| JP4960623B2 (en) | Colorable binder composition | |
| JP2007270042A (en) | Asphalt composition | |
| JP2001172469A (en) | Colorable binder composition and colorable binder composition for pavement comprising the same | |
| CZ20031622A3 (en) | Bituminous composition exhibiting reduced gelling tendency | |
| JPH04100862A (en) | Asphalt substitute composition | |
| TWI255283B (en) | Bituminous compositions | |
| JP3742028B2 (en) | Color pavement binder composition | |
| US20180148604A1 (en) | Clear binder and applications of same | |
| CA2235310A1 (en) | Asphalt compositions and process for low temperature paving applications | |
| JP2009024062A (en) | Colorless and transparent binder composition | |
| JPH1060285A (en) | Modified asphalt composition for paving | |
| JP2009024063A (en) | Colorless and transparent binder composition |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070418 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091005 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091013 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091209 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100209 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100302 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4471503 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |