JP4469940B2 - スクリーン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙パルプ工場などで古紙を原料として紙、板紙、ファイバーボードなどを製造する際に製紙原料を良質繊維であるアクセプトと、プラスチックや砂などの異物であるリジェクトに選別する製紙原料用スクリーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は製紙原料用スクリーンの断面図である。1はスクリーン装置である。製紙原料Aは製紙原料入口2から原料入口室5内に流入する。なお、図では製紙原料入口2はスクリーン装置1の下部にあるが上部にあってもよい。スクリーン装置1内にはスクリーンシリンダ9とロータ10が設けられており、ロータ10には2〜4枚のベーン10aがロッド10bを介して取り付けられており、ベーン10aはスクリーンシリンダ9の円周面に沿って高速回転している。1aはスクリーン装置1のケージである。5は原料入口2に隣接する原料入口室であり、7はリジェクト出口3に隣接するリジェクト室である。6は原料入口室5とリジェクト室7の中間に位置し、スクリーンシリンダ9の入口側の面9aに隣接するスクリーン入口室であり、8はスクリーンシリンダ9の出口側の面9bに隣接するアクセプト室である。4はアクセプト出口である。Bはアクセプト、Cはリジェクトである。
【0003】
図7はスロットDを有するスクリーンシリンダ9の斜視図である。スクリーンシリンダ9は丸孔のものもあるが、スロットDの幅を狭くして精選度を上げても処理量があまり下がらないことから、近年はスロットのものが多く使われている。スロットDはスクリーンシリンダ9の母線方向に多数穿設されている。ベーン10aは断面が勾玉状のものが多く使われており、スクリーンシリンダ9の内面に沿って、狭い間隙を介して高速回転し、スクリーンシリンダ9のスロットDに正圧と負圧を交互に有効に発生して閉塞を防止するようになっている。製紙原料Aはスクリーン入口室6内で、ロータ10の働きで強制渦流を形成し、入口圧と出口圧との差圧および遠心力の作用でスクリーンシリンダ9を通ってアクセプト室8に流入する。製紙原料A中の良質原料はスクリーンシリンダ9を通ってアクセプト室8内にアクセプトBとして流入し、プラスチックや砂などの異物はスクリーンシリンダ9を通過することができず、スクリーンシリンダ9のスクリーン入口室6側の面9aに張り付くことになるが、ベーン10aの作用で引き剥がされ、スクリーンシリンダ9の内面を螺旋状に上方に流れてリジェクトCとなり、リジェクト出口3から外部に流出する。アクセプトBはアクセプト出口4から外部に流出する。リジェクトC中にはアクセプトとなるべき良質原料も残っているので、2次スクリーンにより処理して良質原料を回収する。
【0004】
図6は製紙原料用スクリーンの他の形態を示すもので、スクリーン入口室6はスクリーンシリンダ9の外側、アクセプト室8はスクリーンシリンダ9の内側になっている。図において、11はロータで、2〜4枚のベーン11aの上端は円板11bの外縁に固着されている。円板11bは中心部で軸11cに支持されている。11dはベーンの下端部同志を連結するリングである。なお、図6において、12はスクリーン装置、12aはケージである。2は原料入口、4はアクセプト出口、3はリジェクト出口、Aは製紙原料、Bはアクセプト、Cはリジェクトである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図5または図6に示す従来のスクリーン装置において、製紙原料入口2およびアクセプト出口4はそれぞれ1個所設けられている。したがって、それらはスクリーンシリンダ9に対しては円周方向に偏って位置しており、スクリーンシリンダ9を通過する製紙原料Aの流速はスクリーンシリンダ9の円周方向に一様でなく、製紙原料入口2およびアクセプト出口4に近い部分の流速が他の部分の流速より速くなっている。このためスクリーンシリンダ9の全開口面積が有効に利用されておらず、スクリーンシリンダ9の流速の速い部分の局部摩耗を引き起こしている。
【0006】
さらに、図5に示すスクリーン装置を抄紙機のヘッドボックス前に使用する場合にはベーン10aがアクセプト出口4付近を通過する毎に圧力変動があるので、アクセプトBの流れに脈動が発生し、ヘッドボックスの性能に影響を及ぼすことも考えられる。
【0007】
本発明は従来技術のかかる問題点に鑑み案出されたもので、スクリーン入口室の入口およびアクセプト室の出口にそれぞれ流量を絞るオリフィスを設けることにより、スクリーンシリンダの全開口面積を通る流速について円周方向の偏りを無くして、スクリーンシリンダの全開口面積が有効利用されるスクリーン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のスクリーン装置は、円筒状のスクリーンシリンダとスクリーンシリンダの円周面に沿って回転する複数のベーンを有してなり、製紙原料をアクセプトとリジェクトとに選別するスクリーン装置において、製紙原料入口はスクリーン装置の上部または下部に位置し、リジェクト出口は製紙原料入口と上下反対側に位置し、製紙原料入口に隣接する原料入口室と、リジェクト出口に隣接するリジェクト室と、原料入口室とリジェクト室の中間に位置し、スクリーンシリンダの入口側の面に隣接するスクリーン入口室と、スクリーンシリンダの出口側の面に隣接するアクセプト室と、アクセプト室を囲繞して設けられ、アクセプト出口に隣接するアクセプト出口室とを有してなり、原料入口室とスクリーン入口室との間およびアクセプト室とアクセプト出口室との間には流れを絞る円環状のオリフィスを形成するような円筒状の堰板を設け、上記2個のオリフィスはスクリーンシリンダを挟んで上下反対側に位置している。
【0009】
上記スクリーン装置において、スクリーン入口室はスクリーンシリンダの内側にあっても外側にあってもよい。また、製紙原料入口はスクリーン装置の上部にあっても下部にあってもよい。
【0010】
次に本発明の作用を説明する。原料入口室とスクリーン入口室との間に円環状のオリフィスを設けたので、製紙原料はスクリーンシリンダの上方または下方から全周にわたって一様な流れで流入する。また、アクセプト室とアクセプト出口室との間に円環状のオリフィスを設けたので、アクセプトはスクリーンシリンダの下方または上方から全周にわたって一様な流れで流出する。したがって、スクリーンシリンダを通過する製紙原料の流速は全円周にわたって一様で偏りがなく、スクリーンシリンダの全開口面積が有効利用され、局部摩耗も起こらない。
【0011】
さらに、本発明のスクリーン装置を抄紙機のヘッドボックス前に使用すれば、ベーンの回転により引き起こされる脈動がヘッドボックスの性能に影響するおそれがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の請求項2および請求項4に対応するスクリーン装置の一実施形態の断面図である。なお、本図において、図5、図6に示した従来のスクリーン装置と共通する部分については同一の符号を付しており、重複した説明は省略する。図2、図3、図4についても同様である。図1に示すスクリーン装置20が図5に示す従来のスクリーン装置1と異なる点は、(1)図5では原料入口室5とスクリーン入口室6との間には流れを絞る構造がなにもないのに対し、図1では原料入口室5aとスクリーン入口室6aとの間には流れを絞る円環状のオリフィス20bを形成するような円筒状の堰板20aを設けていること。(2)図5ではアクセプト室8は直接アクセプト出口4と連通しているのに対し、図1ではアクセプト室8aを囲繞して設けられ、アクセプト出口4に連通するアクセプト出口室8bを有していて、アクセプト室8aとアクセプト出口室8bとの間には流れを絞る円環状のオリフィス20dを形成するような円筒状の堰板20cを設けていること。である。
【0013】
したがって、本実施形態のスクリーン装置20は円筒状のスクリーンシリンダ9とスクリーンシリンダ9の円周面に沿って回転する複数のベーン10aを有してなり、製紙原料AをアクセプトBとリジェクトCに選別するスクリーン装置20において、製紙原料入口2はスクリーン装置20の下部に位置し、リジェクト出口3はスクリーン装置20の上部に位置し、製紙原料入口2に隣接する原料入口室5aと、リジェクト出口3に隣接するリジェクト室7と、原料入口室5とリジェクト室7の中間に位置し、スクリーンシリンダ9の入口側の面9aに隣接するスクリーン入口室6aと、スクリーンシリンダ9の出口側の面9bに隣接するアクセプト室8aと、アクセプト室8aを囲繞して設けられ、アクセプト出口4に隣接すアクセプト出口室8bとを有してなり、原料入口室5とスクリーン入口室6aとの間およびアクセプト室8aとアクセプト出口室8bとの間には流れを絞る円環状のオリフィス20b、20dを形成するような円筒状の堰板20a、20cを設け、上記2個のオリフィス20b、20dはスクリーンシリンダ9を挟んで上下反対側に位置している。
【0014】
図2は本発明の請求項2および請求項5に対応するスクリーン装置の実施形態を示す断面図である。図2に示すスクリーン装置21が図1に示すスクリーン装置20と異なる点は、図1では製紙原料入口2がスクリーン装置20の下部にあり、リジェクト出口3が上部にあるのに対し、図2では製紙原料入口2がスクリーン装置21の上部にあり、リジェクト出口3が下部にあることである。
【0015】
したがって、本実施形態のスクリーン装置21は円筒状のスクリーンシリンダ9とスクリーンシリンダ9の円周面に沿って回転する複数のベーン10aを有してなり、製紙原料AをアクセプトBとリジェクトCに選別するスクリーン装置21において、製紙原料入口2はスクリーン装置21の上部に位置し、リジェクト出口3はスクリーン装置21の下部に位置し、製紙原料入口2に隣接する原料入口室5bと、リジェクト出口3に隣接するリジェクト室7aと、原料入口室5bとリジェクト室7aの中間に位置し、スクリーンシリンダ9の入口側の面9aに隣接するスクリーン入口室6bと、スクリーンシリンダ9の出口側の面9bに隣接するアクセプト室8cと、アクセプト室8cを囲繞して設けられ、アクセプト出口4に隣接するアクセプト出口室8dとを有してなり、原料入口室5bとスクリーン入口室6bとの間およびアクセプト室8cとアクセプト出口室8dとの間には流れを絞る円環状のオリフィス21b、21dを形成するような円筒状の堰板21a、21cを設け、上記2個のオリフィス21b、21dはスクリーンシリンダ9を挟んで上下反対側に位置している。
【0016】
図3は本発明の請求項3および請求項5に対応するスクリーン装置の実施形態を示す断面図である。図3に示すスクリーン装置22が、図6に示す従来のスクリーン装置12と異なる点は、(1)図6では原料入口室5とスクリーン入口室6との間には流れを絞る構造がなにもないのに対し、図3ではスクリーン入口室6cを囲繞して原料入口室5cを設け、原料入口室5cとスクリーン入口室6cとの間に流れを絞る円環状のオリフィス22bを形成するような円筒状の堰板22aを設けたこと。(2)図6ではアクセプト室8は直接アクセプト出口4と連通しているのに対し、図3ではアクセプト室8eを囲繞して設けられ、アクセプト出口4に連通するアクセプト出口室8fを有していて、アクセプト室8eとアクセプト出口室8fとの間には流れを絞る円環状のオリフィス22dを形成する円筒状の堰板22cを設けていること。である。
【0017】
したがって、本実施形態のスクリーン装置22は、円筒状のスクリーンシリンダ9とスクリーンシリンダ9の円周面に沿って回転する複数のベーン11aを有してなり、製紙原料AをアクセプトBとリジェクトCに選別するスクリーン装置22において、製紙原料入口2はスクリーン装置22の上部に位置し、リジェクト出口3はスクリーン装置22の下部に位置し、スクリーン入口室6cを囲繞して設けられ、製紙原料入口2に隣接する原料入口室5cと、リジェクト出口3に隣接するリジェクト室7と、原料入口室5とリジェクト室7の中間に位置し、スクリーンシリンダ9の入口側の面9aに隣接するスクリーン入口室6cと、スクリーンシリンダ9の出口側の面9bに隣接するアクセプト室8eと、アクセプト室8eを囲繞して設けられ、アクセプト出口4に隣接するアクセプト出口室8fとを有してなり、原料入口室5cとスクリーン入口室6cとの間およびアクセプト出口室8eとアクセプト出口室8fとの間には流れを絞る円環状のオリフィス22b、22dを形成するような円筒状の堰板22a、22cを設け、上記2個のオリフィス22b、22dはスクリーンシリンダ9を挟んで上下反対側に位置している。
【0018】
図4は本発明の請求項3および請求項4に対応するスクリーン装置の実施形態を示す断面図である。図4に示すスクリーン装置23が、図3に示すスクリーン装置22と異なる点は、(1)図3では製紙原料入口2がスクリーン装置22の上部にあり、リジェクト出口3が下部にあるのに対し、図4では製紙原料入口2がスクリーン装置23の下部にあり、リジェクト出口3が上部にあること。(2)図3ではロータ11のベーン11aは円板11bから垂下しているのに対し、図4ではロータ13のベーン13aは円板13bから立ち上がっていること。である。
【0019】
したがって、本実施形態のスクリーン装置23は、円筒状のスクリーンシリンダ9とスクリーンシリンダ9の円周面に沿って回転する複数のベーン13aを有してなり、製紙原料AをアクセプトBとリジェクトCに選別するスクリーン装置23において、製紙原料入口2はスクリーン装置23の下部に位置し、リジェクト出口3はスクリーン装置23の上部に位置し、スクリーン入口室8gを囲繞して設けられ、製紙原料入口2に隣接する原料入口室5dと、リジェクト出口3に隣接するリジェクト室7と、原料入口室5dとリジェクト室7の中間に位置し、スクリーンシリンダ9の入口側の面9aに隣接するスクリーン入口室6dと、スクリーンシリンダ9の出口側の面9bに隣接するアクセプト室8gと、アクセプト室8gを囲繞して設けられ、アクセプト出口4に隣接するアクセプト出口室8hとを有してなり、原料入口室5dとスクリーン入口室6dとの間およびアクセプト室8gとアクセプト出口室8hとの間には流れを絞る円環状のオリフィス23b、23dを形成するような円筒状の堰板23a、23cを設け、上記2個のオリフィス23b、23dはスクリーンシリンダ9を挟んで上下反対側に位置している。
【0020】
次にこれらの実施形態の作用を説明する。原料入口室5a、5b、5c、5dとスクリーン入口室6a、6b、6c、6dとの間に円環状のオリフィス20b、21b、22b、23bを設けたので、製紙原料Aはスクリーンシリンダ9の上方または下方から全周にわたって一様な流れで流入する。また、アクセプト室8a、8c、8e、8gとアクセプト出口室8b、8d、8f、8hとの間に円環状のオリフィス20d、21d、22d、23dを設けたので、アクセプトBはスクリーンシリンダ9の下方または上方から全周にわたって一様な流れで流出する。したがって、スクリーンシリンダ9の開口面を通過する製紙原料Aの流速は全円周にわたって一様で、偏りがなく、スクリーンシリンダ9の全開口面積が有効利用され、局部摩耗も起こらない。
【0021】
さらに、本発明のスクリーン装置を抄紙機のヘッドボックス前に使用すれば、ベーンの回転により引き起こされる脈動がヘッドボックスの性能に影響するおそれがない。
【0022】
以上述べたスクリーン装置において、オリフィスにおいて発生する差圧は、0.03〜0.1kg/cm(約3,000〜10,000Pa)程度にするのがよい。ちなみに、スクリーンシリンダにおける差圧は、0.6kg/cm(約60,000Pa)、スクリーン装置に製紙原料を送るポンプの吐出圧力は、1.5〜2.5kg/cm(約0.15〜0.25MPa)程度である。
【0023】
本発明は以上述べた実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のスクリーン装置は、スクリーンシリンダに流入するスクリーン入口室の入口およびスクリーンシリンダから流出するアクセプト室の出口にそれぞれ流れを絞る円環状のオリフィスを設けたので、スクリーンシリンダの全開口面における製紙原料の流れは全周にわたって一様で、偏りがなく、スクリーンシリンダの全開口面積が有効利用され、局部摩耗も起こらないなどの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリーン装置の断面図である。
【図2】本発明のスクリーン装置の他の実施形態の断面図である。
【図3】本発明のスクリーン装置の他の実施形態の断面図である。
【図4】本発明のスクリーン装置の他の実施形態の断面図である。
【図5】従来のスクリーン装置の断面図である。
【図6】従来の他のスクリーン装置の断面図である。
【図7】スクリーンシリンダの斜視図である。
【符号の説明】
2 製紙原料入口
3 リジェクト出口
4 アクセプト出口
5a、5b、5c、5d 原料入口室
6a、6b、6c、6d スクリーン入口室
7 リジェクト室
8a、8c、8e、8g アクセプト室
8b、8d、8f、8h アクセプト出口室
9 スクリーンシリンダ
20、21、22、23 スクリーン装置
20a、20c、21a、21c、22a、22c、23a、23c 堰板
20b、20d、21b、21d、22b、22d、23b、23d オリ フィス

Claims (5)

  1. 円筒状のスクリーンシリンダとスクリーンシリンダの入口側の円周面に沿って回転する複数のベーンを有してなり、製紙原料をアクセプトとリジェクトに選別するスクリーン装置において、製紙原料入口はスクリーン装置の上部または下部に位置し、リジェクト出口は製紙原料入口と上下反対側に位置し、製紙原料入口に隣接する原料入口室と、リジェクト出口に隣接するリジェクト室と、原料入口室とリジェクト室の中間に位置し、スクリーンシリンダの入口側の面に隣接するスクリーン入口室と、スクリーンシリンダの出口側の面に隣接するアクセプト室と、アクセプト室を囲繞して設けられ、アクセプト出口に隣接するアクセプト出口室とを有してなり、原料入口室とスクリーン入口室との間およびアクセプト室とアクセプト出口室との間には流れを絞る円環状のオリフィスを形成するような円筒状の堰板を設け、上記2個のオリフィスはスクリーンシリンダを挟んで上下反対側に位置しており、上記2個のオリフィスの作用によってスクリーンシリンダを通過する製紙原料の流速は全円周にわたって一様で偏りがなくなっており、上記2個オリフィスで発生する差圧は共に0.03〜0.1kg/cm であることを特徴とするスクリーン装置。
  2. スクリーン入口室はスクリーンシリンダの内側に位置し、アクセプト室はスクリーンシリンダの外側に位置している請求項1記載のスクリーン装置。
  3. スクリーン入口室はスクリーンシリンダの外側に位置し、アクセプト室はスクリーンシリンダの内側に位置している請求項1記載のスクリーン装置。
  4. 製紙原料入口はスクリーン装置の下部に位置し、リジェクト出口はスクリーン装置の上部に位置している請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のスクリーン装置。
  5. 製紙原料入口はスクリーン装置の上部に位置し、リジェクト出口はスクリーン装置の下部に位置している請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のスクリーン装置。
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