JP4469811B2 - エレベータ用押しボタンスイッチ - Google Patents
エレベータ用押しボタンスイッチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4469811B2 JP4469811B2 JP2006126948A JP2006126948A JP4469811B2 JP 4469811 B2 JP4469811 B2 JP 4469811B2 JP 2006126948 A JP2006126948 A JP 2006126948A JP 2006126948 A JP2006126948 A JP 2006126948A JP 4469811 B2 JP4469811 B2 JP 4469811B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- push button
- spring
- guide plate
- light guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2219/00—Legends
- H01H2219/054—Optical elements
- H01H2219/06—Reflector
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Description
しボタンスイッチが知られている。
乗員を収容するかごKの壁面には、複数の押しボタンスイッチSを備えた操作盤Wが取
付けられる。この押しボタンスイッチSを人が押圧操作することで、押しボタンが壁面の
厚さ方向に沈降し、スイッチが閉じて行き先階の表示や昇降方向が選択され、もしくは扉
体Tの開閉がなされる。
り場の壁面に取付けられていて、人が押圧操作することにより前記と同様の機能を有する
。
る壁面aは、水平面方向となっているが、実際において通常は垂直面方向となっており、
ここに押しボタンスイッチSが取付けられる。
め込まれ、このトップ面dが壁面aから露出する。上記キートップ部cの裏面側には導光
板eが密着して取付けられ、これらキートップ部cと導光板eは支持箱体f内に弾性部材
gを介して弾性的に支持される。
としての発光部iが配置される。発光部iは、たとえば同色のLEDが複数個組み合わさ
れて構成されている。上記スイッチ本体hは、導光板eの裏面に一体に突設される作動杆
jの端面と対向した位置にあり、キートップ部cが押圧されると導光板eも変位し、作動
杆jはスイッチ本体hに接触する。上記複数の発光部iは、作動杆jがスイッチ本体hに
接触して押圧することで点灯する。
や、エレベータ乗り場の壁面は、家屋の壁面構造がそもそも薄かったり、搬送許容人数を
多くするためにかごKの壁面を薄肉化するなどする結果、可能な限り薄い板材を用いて構
成されることが望まれているので、上記押しボタンスイッチにおいてもこれらの薄肉の壁
面に納まるように薄型化が求められている。
部iと導光板eとの間にある程度の距離を確保しないと、光の広がりが得られず、キート
ップ部cから出た光にムラが生じているように視認される。そのため、支持箱体fの高さ
寸法を高く形成しなければならなくなる。このようにして、キートップ部cを光のムラな
く均一に照明して美的効果を確保する反面、スイッチ全体の厚さ(高さ)が厚くて、薄型
化を実現できないという不具合がある。
、キートップ部のほぼ中心部を押圧操作すれば、キートップ部は壁面と並行に移動して円
滑なスイッチ操作が行える。
性変形量が大になる反面、反対側部位の弾性部材gの弾性変形量がわずかでしかない。そ
のため、キートップ部cと導光板eが傾いた状態で強制的に押圧されることとなり、これ
らの側面部が支持箱体fの内壁面にこじれた状態で摺接する。当然、円滑なスイッチ操作
ができなくなる。
押圧されると同時にスライドプレートeが変位し、作動杆jがスイッチ本体hに接触する
。スイッチオンの状態となり、制御部から必要な信号が所定の部位へ送られる一方で、複
数の発光部iが点灯する。
人によってはある程度強い力で押圧する場合もあるが、それなりの安全率をもって設計さ
れているので、問題が少ない。
ップ部cは強大な衝撃力を受け、スライドプレートe、フレーム体fおよびスイッチ本体
hに強く当たって衝撃力を伝達する。
体gが容易に弾性変形してスライドプレートeがフレーム体fに激突する。また、キート
ップcも変形して反りが生じて、作動杆jがスイッチ本体hに衝撃力を伝達する。
が損傷する可能性がある。損傷した場合は、事後のスイッチ動作が不確実になり、信頼性
が損なわれてしまう場合がある。従来のエレベータ用押しボタンスイッチでは、このよう
な衝撃力を受けた場合での損傷を避けることが困難な構造になっている。
トップ部における光のムラがなく均一に発光して美的効果を確保するうえに、薄型化を実
現できるエレベータ用押しボタンスイッチを提供しようとするものである。
たとえ衝撃力がかかっても、機能が損なわれることなく、常に動作可能となるよう、信頼
性を確保可能な構造のエレベータ用押しボタンスイッチを提供しようとするものである。
また本発明は、壁面の開口部に設置されるエレベータ用の押しボタンスイッチであって、ばね性部材によって支持されており、操作者による押圧操作によって前記壁面に対して沈降する方向に変位するように設けられた押しボタン部と、前記壁面に相対的に固定され、前記押しボタン部の移動方向が所定方向となるよう規制するガイド体と、スイッチ本体と、このスイッチ本体を支持するとともに前記スイッチ本体からの電気信号を伝達する配線を有する回路基板とを有し、前記ガイド体により移動の方向を所定方向となるよう規制されるスイッチ端子部と、前記スイッチ端子部におけるスイッチ動作を受けて発光する発光部と、前記押しボタン部と前記スイッチ端子部との間に介挿される第1のばね体と、前記ガイド体の終端部と前記スイッチ端子部との間に介挿される第2のばね体と、を具備する押しボタンスイッチを提供する。
イッチの提供を可能とする。
図4および図5は、同じエレベータ用押しボタンスイッチの概略の縦断面図であって、
薄型化された押しボタンスイッチのコンセプトを示すものである。図4は通常状態を示し
、図5はスイッチオンの状態を示している。
などに取付けられ、かつ図2で示す従来と同様、壁面aが90°回動変位した垂直状態と
なる。
上記壁面aに開口部bが設けられていて、ここに押しボタンスイッチを構成するキート
ップ部4が嵌め込まれる。キートップ部4のトップ面4aは壁面aから突出し、もしくは
露出している。
、キートップ部4との密着面と対向する面2aが傾斜形成される。したがって、導光板5
は一側部が厚く、他側部に亘って漸次薄くなる。
る大きさに形成され、この突出部に孔部Hが設けられる。それぞれの孔部Hには、緩衝機
構3を構成するガイド体6が挿通している。
支持している。そして、ガイド体6における導光板5と回路基板1との間には、たとえば
コイルスプリングなどのばね体12が介在され、これらばね体12と上記ガイド体6とで
上記緩衝機構3が構成される。
して回路基板2に弾性的に支持される。そして、上記ガイド体6に沿って変位自在であり
、キートップ部4と導光板5は上記壁面aに対して常に並行に移動するようになっている
。
鍔部4cと上記壁面aとの間に、たとえばゴム材などの柔軟部材からなるパッキン材OR
が介在される。
プ部4の鍔部4cが壁面aに当接するよう弾性的に押圧されるところから、上記パッキン
材ORは押圧され扁平状に弾性変形している。
。この回路基板2の表面には、発光部7とスイッチ本体8とを電気的に接続する電気回路
がプリント配線されている。
具9を介して取付けられている。この発光部7の発光方向は、導光板5の側面部2bに対
向するよう向けられている。すなわち、発光部7は前記押しボタン部の一部を構成する導
光板5の変位を妨げない位置に設けられ、その向きは主として前記導光板5が変位する方
向に交わる方向に光を出射するように配置されている。
aは導光板5のほぼ中心部に対向して突出している。導光板5におけるスイッチ本体作動
子8aの対向面は上述した傾斜面2aである。
向けて反射させる作用を有するため、その角度は、発光部7による光の主たる照射方向(
あるいは光軸方向)とトップ面4aの光出射領域の位置とによる変化する。すなわち、条
件によっては、傾斜面2aは作動子8aの押圧方向に対して垂直な平面であったり、湾曲
した面であったりする場合がある。
図5に示すように、キートップ部4が押圧されると導光板5がスイッチ本体8に接触してオン状態になり、発光部7への通電がなされる。通電された発光部7は導光板側面部2bに向けて発光するようになっている。
傾斜面2aは作動子8aと直接接触するから、少なくともその直接接触する部分については、耐磨耗性を高めるために別部材を貼付したり埋め込んだりして補強を受けている場合や、キートップ部が変位する方向に垂直な面となるように形成されている場合がある。また、さらに薄型化するためにスイッチ本体8の大きさにあわせて凹部が形成される場合がある。
除の状態では、重ね合わされたキートップ部4と導光板5がばね体12によって弾性的に
押上げられて、スイッチ本体8とは離間している。この間にも、発光部7は点灯している
。
に圧縮変形して開口部bとキートップ部4の周囲からの塵埃もしくは水滴の侵入を阻止し
ている。
とともに導光板5がばね体12の弾性力に抗して押し下げられる。このとき、キートップ
部4と導光板5は緩衝機構3を構成するガイド体6に沿って移動する。
に、ガイド体6に案内されて移動するので、人がキートップ部4の中心部分を押圧すれば
勿論のこと、キートップ部4の隅部分を押圧しても、キートップ部は上記壁面aと、常に
、並行な状態で移動する。
板5の姿勢が、常に、一定化して移動する。このとき、所定の変位量があれば、導光板5
は確実にスイッチ本体8の作動子8aに接触する。
は、この板厚間に光が導かれ、傾斜形成される反射面2aでほぼ直角方向に屈曲するよう
反射される。これら反射光は導光板5のキートップ部密着面を介してキートップ部4を透
過し、このトップ面4aから発光する。
したので、発光部7からキートップ部4のトップ面4aに至る距離を充分に確保できる。
したがって、キートップ部4のトップ面4aから発光される光にムラがなく、均一な発光
をなして美的効果を得られる。
と導光板5との距離を極く短縮化して、導光板5でスイッチ本体8を直接的に接離できる
ようになり、構成の簡素化を得られる。
しボタンスイッチとして薄型化が図れる。そのため、エレベータかごを構成する板材やエ
レベータ乗り場を構成する板材の壁面に取付けるのに極めて好都合の構成となる。
とキートップ部4の鍔部4cとの間に介設されていることには変わりがないから、継続し
て押しボタンスイッチ内への塵埃と水分の侵入を阻止する。
光板5とキートップ部4が押上げられ、導光板5はスイッチ本体8から離間する。すなわ
ち、再び図4に示す状態に戻り、この導光板5とキートップ部4の移動中も再びガイド体
6に案内されるところから、導光板5とキートップ部4の移動が極めて円滑である。
レベータ乗り場の壁面に取付けられ、人が押圧することで行き先階や方向の選択もしくは
扉の開閉に用いられるエレベータ用押しボタンスイッチにおいて、上記エレベータのかご
内壁面等に、少なくともトップ面が露出するように取付けられるキートップ部と、このキ
ートップ部の基端面に密着して取付けられ、入射した光をキートップ部ヘ反射する導光板
と、上記キートップ部と上記導光板を、上記壁面に対して常に並行な姿勢で、移動自在に
支持する案内部材と、上記導光板の側面部外方に配置され、この側面部へ光を照射する光
源としての発光部と、上記導光板と対向して配置され、キートップ部が押圧されて導光板
が接触することにより上記発光部を点灯させるスイッチ本体と、このスイッチ本体や上記
発光部および上記案内部を配置する回路基板とを具備し、上記スイッチ本体は、キートッ
プ部が押されて、導光板が接触することによって、発光部を点灯へと切換える。
このような構成により、円滑な押しボタン操作を行え、キートップ部における発光を実
現して美的効果を確保するうえに、薄型化を実現できる。
とづいて説明する。
図6(A)(B)は、第1の実施の形態の緩衝機構を備えた同じエレベータ用押しボタ
ンスイッチの概略の縦断面図であって、図6(A)は通常の操作状態を示し、図6(B)
は故意に衝撃力がかかった状態を示している。
取付けられる。すなわち、壁面aの開口部bと対向する開口部1aを備えた枠状のフレー
ム体1が壁面の内側に取付けられる。フレーム体1の開口部1aと対向する底面部はスイ
ッチ端子部Tとして別体で構成され、フレーム体1に設けられる後述する緩衝機構3を介
して支持される。
成するキートップ部4のトップ面4aが壁面aに対して突出し、かつ沈降自在に支持され
る。
段部4bと、開口部b裏面側周辺に対向するフランジ部4cとの二段状をなす。
けられる。この導光板5は、キートップ部4との密着面と対向する面5aが傾斜形成され
る。
傾斜面5aは、側面部5bから照射される光をキートップ部4側へ反射する反射面となっ
ている。そのため、導光板5の反射面は、粗面化処理がなされ、あるいはフレネル(格子
状)レンズからなる。
り、操作者の押圧操作および押圧力に応じて壁面aに対する姿勢を保ったまま変位するよ
うになっている。
両側端面よりも外側に突出する大きさに形成され、これら突出部5cの所定部位に孔部が
設けられる。それぞれの孔部には、前記緩衝機構3の一部を構成する円柱状のガイド体6
が挿通している。
、これらで前記スイッチ端子部Tが構成される。
前記回路基板2の表面には、発光部7とスイッチ本体8とを電気的に接続する電気回路
がプリント配線されている。前記発光部7は、回路基板2の一側部で導光板5の側面部5
bよりも外方に支持具9を介して取付けられている。この発光部7の発光方向は、導光板
5の側面部5bに対向するよう向けられている。
は導光板5のほぼ中心部に対向して突出している。なお、上述したように導光板5のスイ
ッチ本体作動子8aとの対向面は傾斜面5aである。
5の傾斜面5aと離間して、スイッチ本体8がオフ状態となる。また、二点鎖線で示すよ
うに、押しボタン部Pが押圧されると導光板5がスイッチ本体8に接触してオン状態にな
る。
2が挿通し、他端部に受けワッシャ10とこれを支持する取付けねじ(ねじ体)11が取
付けられてなる。
る第1のばね体12が介在され、かつ回路基板2と受けワッシャ10との間にもばね性部
材である第2のばね体13が介在される。
ね定数は、第1のばね体12のばね定数よりも大であるものが選択されている。
4と導光板5は、第1のばね体12を介して回路基板2に弾性的に支持される。
けワッシャ10と取付けねじ11との間に弾性的に支持されることになる。
じて押しボタン部Pを押圧操作すると、キートップ部4とともに導光板5が第1のばね体
12の反力に抗して押圧されガイド体6に沿って移動する。
るので、キートップ部4の中心部分を押圧すれば勿論のこと、トップ面4aの隅部分を押
圧したとしても、トップ面4aは壁面aと常に並行な状態で移動する。
光板5の姿勢が常に一定化して移動する。このとき、所定の変位量があれば、導光板5は
確実にスイッチ本体8の作動子8aに接触する。
は、この板厚に沿って光が導かれ、傾斜形成される反射面5aにおいてほぼ直角方向に屈
曲反射する。これら反射光は導光板5のキートップ部密着面を介してキートップ部4を透
過し、このトップ面4aから発光する。
しボタン部Pを強く押すようなことがあっても、第1のばね体12は安全率を見込んだば
ね定数で設計されているので、これらの操作力を吸収し緩衝する。
導光板5ととともにキートップ部4が押上げられ、導光板はスイッチ本体8から離間する
。
に案内されるところから、押しボタン部Pの元の位置への移動は極めて円滑である。
ように、押しボタン部Pは通常の押圧操作力よりも強大な押圧力、すなわち衝撃力を受け
ることになる。
押し潰されて、キートップ部4と導光板5と第1のばね体12および回路基板2が一体と
なって移動し、これらの一体化物は第2のばね体13を衝撃的に押圧付勢する。
ような衝撃力に対する反力が作用するようなばね定数のものが選択されているので、この
一体化物の衝撃を吸収し緩衝する。導光板5とスイッチ本体8との間隔がそれ以上短縮す
ることが少なく、したがってスイッチ本体に加わる衝撃が低減され、スイッチ本体8の損
傷を防止できる。このように、押しボタン部Pが衝撃力を受けてもスイッチ機能として何
ら信頼性が損なわれることがない。
るように設けると、スイッチ本体8に対するダメージをより一層コントロールしやすくな
る。ストッパSTの長さは、導光板5が作動子8aに到達したあとに規制する長さであっ
てもよいし、キートップ部自体がある程度の可撓性を有する場合には、導光板5が作動子
8aに到達する前に規制する長さであってもよい。
より、スイッチ端子部Tに配置されているスイッチ本体8のスイッチ動作を行うに充分な
沈降量を得ている押しボタン部Pがさらに沈降しようとした際には、スイッチ端子部T自
体が沈降し始め、スイッチ本体8の損傷を確実に防止するように各部材を設定する。
よって与えられる程度の静的に加えられた圧力による沈降動作では、押しボタン部Pとス
イッチ本体8との接触を得ることができ、かつ乱暴な操作行動により与えられる急激に加
えられた圧力による沈降動作においては、押しボタン部Pとスイッチ本体8との接触を得
ることができないように設定することが可能である。
明し、第3の実施の形態のエレベータ用の押しボタンスイッチを図8にもとづいて説明す
る。それぞれ、上述の実施の形態と同一部品については同番号を付して新たな説明を省略
する。
2がガイド体6Aを介して所定の間隙を存するように取付け固定されていて、ガイド体6
Aに緩衝機構3Aとしてのばね性部材20が介在される。
かも第1のばね体12Aと第2のばね体13Aが一体に連結化された不等長ばねとなって
いる。
2Aのばね定数よりも第2のばね体13Aのばね定数が大であるように構成される。
で押しボタン部P4が押圧操作されると、図7(A)に二点鎖線で示すように、キートッ
プ部4および導光板5が第1のばね体12Aの反力に抗して移動し、スイッチ本体8の作
動子8aに接触してスイッチオンの状態となる。
ね体12Aにおいては何らの影響も受けることなく、その形態に変化がない。押しボタン
部Pから操作力を除去すれば、第1のばね体12Aの反力が作用して、キートップ部4と
導光板5が元の位置に戻る。
ている。このとき、第1のばね体12Aはさらに押し潰されて反力が全く作用しない。
3Aを衝撃的に押圧付勢する。この第2のばね体13Aは衝撃力に対する反力が作用する
ような反発係数もしくはばね定数のものが選択されているので、衝撃を吸収し緩衝する。
チ本体に衝撃が加わることがなく、スイッチ本体の損傷を防止できる。このように、押し
ボタン部Pが衝撃力を受けてもスイッチ機能として何ら信頼性が損なわれることがない。
20に係るばね特性を示している。ばね定数が小さい第1のばね体12Aでのストローク
が最大限になる付近から、ばね定数が大きい第2のばね体13Aのストロークに引き継が
れ、2段階のストロークとなる。
成する回路基板2がガイド体6Bを介して所定の間隙を存するように取付け固定される。
そして、前記ガイド体6Bに緩衝機構3Bとしての第1、第2のばね体12B,13Bが
介在される。
に並行に介在される。それぞれのばね体12B,13Bはコイルスプリングからなり、第
1のばね体12Bのばね定数よりも第2のばね体13Bのばね定数が大であるように設計
されている。
つ設けられていて、たとえば1本置きのガイド体6Bに第1のばね体12Bと第2のばね
体13Bが交互に取付けられる。あるいは、交互でかつ左右対称に取付けるようにしても
よい。
はこの間隔以上あって、ある程度短縮状態にして介挿される。これに対して第2のばね体
13Bのばね長は、導光板5がスイッチ本体8に接触した位置で、この突出部5cと回路
基板2との間の距離と略同等とする。
で押しボタン部Pが押圧操作されると、図8(A)に二点鎖線で示すように、キートップ
部4と導光板5が第1のばね体12Bの反力に抗して移動し、スイッチ本体8の作動子8
aに接触してスイッチオンの状態となる。
3Bにおいて何らの影響も受けることなく、その形態の変化がない。押しボタン部Pから
操作力を除去すれば、第1のばね体12Bの反力が作用して、キートップ部4と導光板5
が元の位置に戻る。
ている。このとき、第1のばね体12Bはさらに押し潰されて反力が全く作用しない。
。この第2のばね体13Bは衝撃力に対する反力が作用するようなばね定数のものが選択
されているので、衝撃を吸収し緩衝する。
チ本体に衝撃が加わることがなく、スイッチ本体8の損傷を防止できる。このように、押
しボタン部Pが衝撃力を受けてもスイッチ機能として何ら信頼性が損なわれることがない
。
ン部Pが沈降していくにつれ接触して、押しボタン部Pに対して力を加えるばね体が増え
ていくように構成した。
定数を増大させることができるようになる。これによって、沈降量が少ない動作初期はボ
タンを押し込んでいるという操作感覚を操作者に与えることができる。
高く設定することができ、スイッチにかかる負担を同一のばね材で支え続ける従来の構成
に比して軽減することができるようになる。
することができる。したがって、信頼性の高い押しボタンスイッチを提供することができ
るようになる。
との比較と、操作量と衝撃力とを比較する図である。
すなわち、押しボタンスイッチに対する操作量と操作力については、スイッチオンの
状態までは従来構造と本発明構造ともに互いに略同一の関係にあり、同一の操作力では同
一のストロークとなる。
範囲内でストロークが規制されるが、本発明構造では第1のばね体と第2のばね体の反力
の設定にもとづいた操作力と、それにともなう衝撃力の変化を得られ、本発明構造での緩
衝性が優れていることが分かる。
々の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない程度に種々変形実施
可能である。たとえば、ばね性部材はスポンジやゴムなどの弾性変形する他の部材に置換
することができる。
出した状態となっているが、これに限定されるものではなく、従来のような支持箱体内に
収容してもよい。このときの支持箱体の厚さは、押しボタンスイッチとしての薄型化の障
害とならないことは勿論である。
されている状態でもよい。したがって、キートップや導光板は全体がすべて透光性を有す
る部材で形成されている必要は無い。
4…案内部材、10…発光部、11…スイッチ本体、6…回路基板、
5a…(導光板の)反射面。
Claims (6)
- 壁面の開口部に設置されるエレベータ用の押しボタンスイッチであって、
ばね性部材によって支持されており、操作者による押圧操作によって前記壁面に対して 沈降する方向に変位するように設けられた押しボタン部と、
前記壁面に相対的に固定され、前記押しボタン部の移動方向が所定方向となるよう規制 するガイド体と、
スイッチ本体と、このスイッチ本体を支持するとともに前記スイッチ本体からの電気信 号を伝達する配線を有する回路基板とを有し、前記ガイド体により移動の方向を所定方向 となるよう規制されるスイッチ端子部と、
前記押しボタン部と前記スイッチ端子部との間に介挿される第1のばね体と、
前記ガイド体の終端部と前記スイッチ端子部との間に介挿される第2のばね体と、
を具備することを特徴とする押しボタンスイッチ。 - 壁面の開口部に設置されるエレベータ用の押しボタンスイッチであって、
ばね性部材によって支持されており、操作者による押圧操作によって前記壁面に対して沈降する方向に変位するように設けられた押しボタン部と、
前記壁面に相対的に固定され、前記押しボタン部の移動方向が所定方向となるよう規制するガイド体と、
スイッチ本体と、このスイッチ本体を支持するとともに前記スイッチ本体からの電気信号を伝達する配線を有する回路基板とを有し、前記ガイド体により移動の方向を所定方向となるよう規制されるスイッチ端子部と、
前記スイッチ端子部におけるスイッチ動作を受けて発光する発光部と、
前記押しボタン部と前記スイッチ端子部との間に介挿される第1のばね体と、
前記ガイド体の終端部と前記スイッチ端子部との間に介挿される第2のばね体と、
を具備することを特徴とする押しボタンスイッチ。 - 前記発光部は前記押しボタン部の変位を妨げない位置に、主として前記変位の方向に交わる方向に光を出射するように配置され、
前記押しボタン部は、前記光を受光して内部に採光する側面部と、前記操作者による押圧操作を受ける押圧面と、前記側面部から入射した光を前記押圧面に向けて反射させる反射面を有していることを特徴とする請求項2記載の押しボタンスイッチ。 - 前記第2のばね体のばね定数は、前記第1のばね定数よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の押しボタンスイッチ。
- 前記押しボタン部に設けられる孔部に挿通され、前記押しボタン部の沈降動作において前記押しボタン部を前記壁面に並行に保つガイド体を具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の押しボタンスイッチ。
- 前記押しボタン部の沈降により前記反射面が前記スイッチ端子に当接するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の押しボタンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006126948A JP4469811B2 (ja) | 2001-12-28 | 2006-04-28 | エレベータ用押しボタンスイッチ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001401298 | 2001-12-28 | ||
JP2006126948A JP4469811B2 (ja) | 2001-12-28 | 2006-04-28 | エレベータ用押しボタンスイッチ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002371263A Division JP3901634B2 (ja) | 2001-12-28 | 2002-12-24 | エレベータ用押しボタンスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006240886A JP2006240886A (ja) | 2006-09-14 |
JP4469811B2 true JP4469811B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=37047668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006126948A Expired - Lifetime JP4469811B2 (ja) | 2001-12-28 | 2006-04-28 | エレベータ用押しボタンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4469811B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113734918A (zh) * | 2021-10-22 | 2021-12-03 | 苏州美嘉智选电梯有限公司 | 一种基于踢脚开关的电梯外呼系统 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63167623U (ja) * | 1987-04-21 | 1988-11-01 | ||
JP2761210B2 (ja) * | 1988-01-11 | 1998-06-04 | 富士通株式会社 | キーボード |
JPH05205567A (ja) * | 1992-01-30 | 1993-08-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パネルスイッチ |
JP3668366B2 (ja) * | 1997-04-28 | 2005-07-06 | 和泉電気株式会社 | 押ボタンスイッチ |
JP2000302347A (ja) * | 1999-04-15 | 2000-10-31 | Toshiba Corp | 表示装置および押ボタンスイッチ |
JP2001266693A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 押しボタン装置 |
-
2006
- 2006-04-28 JP JP2006126948A patent/JP4469811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006240886A (ja) | 2006-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3901634B2 (ja) | エレベータ用押しボタンスイッチ | |
AU627396B2 (en) | Two-stage rubber switch | |
US7411142B2 (en) | Keypad with light guide layer, keypad assembly and portable terminal | |
TWI236025B (en) | Push-button switch | |
US7446276B2 (en) | Button actuation assembly | |
EP1724800B1 (en) | Key pad and keypad assembly | |
TW464783B (en) | Liquid crystal display device | |
EP1422733A3 (en) | Push button assembly | |
US10458173B2 (en) | Rear door open/close switch | |
US20080037277A1 (en) | Operation Device | |
JP4469811B2 (ja) | エレベータ用押しボタンスイッチ | |
US20060254895A1 (en) | Switch mechanism and electronic apparatus | |
JP2006331813A (ja) | 押しボタンスイッチ | |
TWI327022B (en) | Scanning device having a floating light source | |
US5743384A (en) | Self-leveling key switch | |
CN1255827C (zh) | 电梯用按钮开关 | |
US20030169463A1 (en) | Scanning module | |
JP2004182396A (ja) | 押しボタンスイッチ | |
KR100515781B1 (ko) | 엘리베이터용 스위치 | |
CN111261442B (zh) | 按键结构 | |
WO2021085308A1 (ja) | 操作装置 | |
JP2004327068A (ja) | 3ポジションイネーブル装置 | |
KR200237258Y1 (ko) | 엘리베이터용 스위치 | |
EP0858087A2 (en) | Push-button arrangement | |
US20210066005A1 (en) | Keyboard device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090911 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100205 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100301 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4469811 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305 Year of fee payment: 4 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |