JP4468243B2 - 超電導コイルの保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、励起電源に直列に接続された超電導コイルの保護技術に係り、特に、超電導コイルをクエンチによる損傷から保護する超電導コイルの保護装置に関する。
核融合実験装置、加速器、超電導電力貯蔵設備等の様々な分野で超電導コイルが適用されている。超電導コイルは、通常、その電気抵抗は零であるが磁場や温度の急変等によりその超電導性が失われるという異常現象であるクエンチ(常電導転移)が発生することがある。
超電導コイルにクエンチが発生すると、コイルの焼損といった不具合を発生する。よって一般に、超電導コイルがクエンチを起こした場合に、できるだけ早く超電導コイルのエネルギを放出し、超電導コイルに流れている電流を零にして、超電導コイルの焼損を回避して超電導コイルを保護する。このような超電導コイルの保護としては、超電導コイルを含む回路に、保護抵抗を直列に投入し、超電導コイルのエネルギを保護抵抗で消費することにより、超電導コイルの電流を零にする保護抵抗法というものがある。
保護抵抗法における超電導コイルの保護では、できるだけ早く超電導コイルのエネルギを放出するために、超電導コイルのインダクタンス(L)を保護抵抗値(R)で除した値からなる直流電流の減衰時定数τ(τ=L/R)が必要な値以下になるように、保護抵抗値を選定する。保護抵抗を投入した時に発生する電圧は、超電導コイルに流れる電流と保護抵抗値の積で決まるが、超電導コイルのエネルギが比較的小さい場合、常時に超電導コイルの両端に印可される電源の運転電圧と比較して同じレベルの電圧又はそれ以下になる。よって、超電導コイルのエネルギが比較的小さい場合、直流主回路の電圧設計を合理的に実施することができる。
一方、近時、超電導コイルが大型化し、コイル電流も大きくなり数〜数十kAに達し、超電導コイルに蓄積するエネルギも数十〜数百MJと巨大なものになってきている。超電導コイルに蓄積するエネルギが大きいと、エネルギに比例して超電導コイルのインダクタンスが大きくなるため、大きな値の保護抵抗値を選定する必要がある。保護抵抗を投入した時に発生する電圧は、超電導コイルに流れる電流と保護抵抗値の積で決まるため、超電導コイルのエネルギや回路構成や電源の出力によっては、常時に印加される運転電圧の数倍〜数10倍に達する。例えば、保護抵抗を投入したときの電圧Vproと常時に超電導コイルに印加される電源の運転電圧Vopの関係は、
[数1]
Vpro=Vop×(E/P)×(2/τ)
E:超電導コイルのエネルギ(MJ)
P:超電導コイルを励消磁する電源の直流定格容量(MVA)
τ:保護時の直流電流の減衰時定数(秒)
の式で表される。一般的な超電導コイルの減衰時定数τは数秒程度であり、τを2秒とすると、保護抵抗を投入した時に発生する電圧は、常時に印加される運転電圧のE/P倍の電圧となる。このような構成の場合、E≫Pの条件を仕様とする装置では、超電導コイルの保護時に発生する電圧を最大使用電圧として、超電導コイルや電源や周辺機器を設計することになり、過大な電圧設計となる。よって、超電導コイルのエネルギが比較的大きい場合、超電導コイルを複数に分割し、分割された個々の超電導コイルにエネルギを分散させる技術も考案されている。
図7は、従来の超電導コイルの保護装置を示す回路構成図である。
図7に示した従来の超電導コイルの保護装置には、超電導コイル1を6個に分割した超電導コイル1a乃至1fと、6個の直流しゃ断器3a乃至3fとが交互に、励起電源2に直列に接続されている。また、各直流しゃ断器3a乃至3fに保護抵抗4a乃至4fをそれぞれ並列に接続する。
超電導コイルの保護装置の超電導コイル1aにクエンチが発生すると、各直流しゃ断器3a乃至3fの全てを一斉に動作させて回路をしゃ断する。この場合、直流しゃ断器3aのみをしゃ断すると超電導コイル1a乃至1fの全てのエネルギが保護抵抗4aに流入するが、各直流しゃ断器3a乃至3fの全てを一斉に作動させ回路をしゃ断することになり、各超電導コイル1a乃至1fに蓄積されたエネルギは、そのコイルに直列の保護抵抗4a乃至4fによりそれぞれ放出される(例えば、特許文献1参照。)。
図9に示した従来の超電導コイルの保護装置では、励起電源2の運転電圧や超電導コイルに蓄積するエネルギを、複数に分割された個々の超電導コイル1a乃至1fに分散させることができるので、コイル自体の両端に発生する電圧を抑制することができる。よって、保護時に発生する電圧を最大使用電圧として、超電導コイルや電源や周辺機器を設計するにあたり、保護抵抗を投入した時に発生する電圧を抑制することで、電圧設計が容易となる。
特開平9−93800号公報
しかしながら、従来の技術によると、超電導コイルの保護時に問題となるストレーC等に起因する異常電位上昇を抑制するため、個々の保護抵抗に接地回路を設ける必要があり、各保護抵抗に対する常時多点接地となり好ましくない。
また、分割した複数の超電導コイルを直列に接続する場合、コイル個々の両端に発生する電圧は抑制される一方、直流回路の対地電圧は、コイル個々に印可される電圧の和となるため、常時の運転電圧を超える大地電位が直流主回路に印可され、分割しない場合と同様の電圧設計が必要となる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、超電導コイルの保護時に発生する電圧を制御することによって過大な電圧設計を避けることができ、合理的な設備を実現できる超電導コイルの保護装置を提供することを目的とする。
本発明に係る超電導コイルの保護装置は、上述した課題を解決するために、磁場発生器としての超電導コイルを分割した複数の分割超電導コイルを励起電源と直列に接続した直流主回路と、前記直流主回路の電位を大地電位に固定する接地回路とを備え、前記分割超電導コイルが形成するユニット回路に、前記分割超電導コイルの保護時にその分割超電導コイルに蓄積されたエネルギを放出する保護抵抗と前記分割超電導コイルとで構成されるコイル保護回路と、前記コイル保護回路に並列に接続され、前記分割超電導コイルの保護時に閉極する接地スイッチとを備えた。
また、本発明に係る超電導コイルの保護装置は、磁場発生器としての超電導コイルを分割した複数の分割超電導コイルを励起電源と直列に接続した直流主回路と、前記直流主回路の電位を大地電位に固定する接地回路とを備え、前記分割超電導コイルが形成するユニット回路に、前記分割超電導コイルの保護時にその分割超電導コイルに蓄積されたエネルギを放出する保護抵抗と前記分割超電導コイルとで構成されるコイル保護回路と、前記コイル保護回路の片端に接続され、前記分割超電導コイルの保護時に閉極する接地スイッチを有するユニット接地回路とを備えた。
本発明に係る超電導コイルの保護装置によると、超電導コイルの保護時に発生する電圧を制御することによって過大な電圧設計を避けることができ、合理的な設備を実現できる。
本発明に係る超電導コイルの保護装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る超電導コイルの保護装置の第1実施形態を示す回路構成図である。
図1は、強磁場発生器としての超電導コイルのエネルギを分散させるべく、超電導コイルを複数に分割させ、分割された超電導コイル(以下、「分割超電導コイル」という。)を励起電源と直列に接続した超電導コイル電源装置において、超電導性が失われるという異常現象であるクエンチ(常電導転移)が超電導コイルに発生した場合、超電導コイルを保護する超電導コイルの保護装置10を示す。なお、超電導コイルにクエンチが発生する場合として、各分割超電導コイルどうしが十分に遠い距離にあり、特定の分割超電導コイルのみにクエンチが発生する場合や、各分割超電導コイルどうしが十分に近い距離にあり、超電導コイル全体にクエンチが発生する場合がある。
超電導コイルの保護装置10は、超電導コイル11を分割した複数の分割超電導コイル、例えば3つに分割された分割超電導コイル11a,11b,11cと励起電源12とが直列に接続された直流主回路100と、その直流主回路100の電位を大地電位に固定する接地回路101と、励起電源12及び分割超電導コイル11aの切離しを行なう切離スイッチ14とから構成されている。
また、超電導コイルの保護装置10の分割超電導コイル11aはユニット回路106aを形成し、そのユニット回路106aには、分割超電導コイル11aとその分割超電導コイル11aの保護時に分割超電導コイル11aに蓄積されたエネルギを放出する保護抵抗16aとで構成されるコイル保護回路107aと、このコイル保護回路107aに並列に接続され、分割超電導コイル11aの保護時に閉極する接地スイッチ(しゃ断器)17aとが備えられる。
分割超電導コイル11aと保護抵抗16aとで構成されるコイル保護回路107aは、分割超電導コイル11aとその分割超電導コイル11aに並列に接続する保護抵抗16aとからなる第1並列回路に、強磁場発生時に閉極して分割超電導コイル11aに直流電流を流す転流スイッチ21aを直列に接続すると共に、保護抵抗16aに、強磁場発生時に開極する投入スイッチ22aを直列に接続した構成とする。なお、ユニット回路106b,106cの構成についてもユニット回路106aと同様とし、また、コイル保護回路107b,107cの構成についてもコイル保護回路107aと同様とし、符号aを符号b又はcにそれぞれ置換した構成とする。また、超電導コイル11の分割数は3個に限定されるものではない。
励起電源12は、交流電源(図示しない)に接続された変換器用変圧器26と、この変換器用変圧器26の交流電力を整流した直流電流を超電導コイル11に供給するサイリスタ変換器27とが設けられる。
続けて、超電導コイルの保護装置10の動作について説明する。
図1に示した超電導コイルの保護装置10では、超電導コイル11の強磁場発生時、切離スイッチ14及び転流スイッチ21a,21b,21cは全て閉極され、接地スイッチ17a,17b,17c及び投入スイッチ22a,22b,22cは全て開極されている。交流電源に接続された変換器用変圧器26の交流電力をサイリスタ変換器27で整流した直流電流は、励起電源12からユニット回路106aの転流スイッチ21a、分割超電導コイル11a、ユニット回路106bの転流スイッチ21b、分割超電導コイル11b、ユニット回路106cの転流スイッチ21c、分割超電導コイル11c及び切離スイッチ14を順に介して再び励起電源12に戻り、直流主回路100による閉回路(ループ)が構成される。ユニット回路106a,106b,106cの両端には、超電導コイル11を励消磁する時に印加される励起電源12の運転電圧を、超電導コイル11の分割数で除した電圧(ここでは1/3)がそれぞれ印加される。
一方、クエンチ検出器(図示しない)等で超電導コイル11又は特定の分割超電導コイル、例えば超電導コイル11aの異常を検出した場合や、装置全体の運転を急速に停止する必要がある場合、励起電源12が短絡モードに切り替えられる。この短絡モードでは励消磁を停止すると共に、投入スイッチ22a,22b,22cを全て閉極して保護抵抗16a,16b,16cを介して分割超電導コイル11a,11b,11cが全て短絡される。そして、接地スイッチ17a,17b,17cを全て閉極してユニット回路106a,106b,106cの電位が大地電位に固定される。その後、切離スイッチ14を開極し、超電導コイル11と励起電源12とを切離すと共に、転流スイッチ21a,21b,21cを全て開極して、分割超電導コイル11a,11b,11cを流れている電流が保護抵抗16a,16b,16cにそれぞれ転流される。
分割超電導コイル11a,11b,11cから保護抵抗16a,16b,16cにそれぞれ転流した電流は、投入スイッチ21a,21b,21cを介し、再び分割超電導コイル11a,11b,11cに戻り、閉回路がそれぞれ構成される。その結果、分割超電導コイル11a,11b,11cに蓄積されたエネルギは保護抵抗16a,16b,16cでそれぞれ放出され、分割超電導コイル11a,11b,11cに流れていた電流は、超電導コイル11a,11b,11cと保護抵抗16a,16b,16cとからなる減衰時定数でそれぞれ減少する。
なお、接地スイッチ17a,17b,17cを閉極すると、分割超電導コイル11a,11b,11cは接地スイッチ17a,17b,17cでそれぞれ短絡された状態となるため、比較的容易に励起電源12と超電導コイル11とを切離すことができる。このため、切離スイッチ14の替わりに、励起電源12のゲートをブロックすることで、励起電源12と超電導コイル11との切離しを行なうことも可能であり、その場合、切離スイッチ14を省略することもできる。
また、分割超電導コイル11a,11b,11cの電位を大地電位に固定する接地スイッチ17a,17b,17cと並列に、設定した電圧以上の電圧が印可された場合に分割超電導コイル11a,11b,11cを短絡する短絡スイッチ、例えばアレスタをそれぞれ設けることで過電圧保護回路を形成させてもよい。この場合、接地スイッチ17a,17b,17cが動作しない場合に、過電圧保護回路が動作することにより、分割超電導コイル11a,11b,11cの電位が大地電位に固定され、分割超電導コイル11a,11b,11cを保護することが可能となる。
図1に示した超電導コイルの保護装置10によると、超電導コイル11を分割し、保護時に全ての分割超電導コイル11a,11b,11cの電位を大地電位に固定するため、分割超電導コイル11a,11b,11cの保護時に発生する電圧を制御することが可能となる。よって、大型の超電導コイルにおいて、直流主回路100の最大使用電圧を任意の値以下に設定できるので過大な電圧設計を避けることができ、合理的な設備を実現できる。
図2は、本発明に係る超電導コイルの保護装置の第2実施形態を示す回路構成図である。
図2は、本発明に係る超電導コイルの保護装置10Aを示し、この超電導コイルの保護装置10Aに備えられ、分割超電導コイル11aと保護抵抗16aとで構成されるコイル保護回路107aは、分割超電導コイル11aに、保護抵抗16aと転流スイッチ21aとからなる第2並列回路を直列に接続した構成とする。なお、ユニット回路106b,106cの構成についてもユニット回路106aと同様とし、また、コイル保護回路107b,107cの構成についてもコイル保護回路107aと同様とし、符号aを符号b又はcにそれぞれ置換した構成とする。さらに、超電導コイルの保護装置10Aにおいて、図1に示した超電導コイルの保護装置10と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
続けて、超電導コイルの保護装置10Aの動作について説明する。
図2に示した超電導コイルの保護装置10Aでは、クエンチ検出器(図示しない)等で超電導コイル11又は特定の分割超電導コイル11aの異常を検出した場合や、装置全体の運転を急速に停止する必要がある場合、励起電源12の励消磁を停止すると共に、接地スイッチ17a,17b,17cを全て閉極し、ユニット回路106a,106b,106cの電位が大地電位に固定される。その後、切離スイッチ14を開極し、超電導コイル11と励起電源12とを切離すと共に、転流スイッチ21a,21b,21cを全て開極して、分割超電導コイル11a,11b,11cに流れている電流が接地スイッチ17a,17b,17cを介して保護抵抗16a,16b,16cにそれぞれ転流される。
分割超電導コイル11a,11b,11cから保護抵抗16a,16b,16cにそれぞれ転流した電流は、再び分割超電導コイル11a,11b,11cに戻り、閉回路がそれぞれ構成される。その結果、分割超電導コイル11a,11b,11cに蓄積されたエネルギは保護抵抗16a,16b,16cでそれぞれ放出され、分割超電導コイル11a,11b,11cに流れていた電流は、超電導コイル11a,11b,11cと保護抵抗16a,16b,16cとからなる減衰時定数でそれぞれ減少する。
なお、接地スイッチ17a,17b,17cを閉極すると、分割超電導コイル11a,11b,11cは接地スイッチ17a,17b,17cでそれぞれ短絡された状態となるため、比較的容易に励起電源12と超電導コイル11とを切離すことができる。このため、切離スイッチ14の替わりに、励起電源12のゲートをブロックすることで、励起電源12と超電導コイル11との切離しを行なうことも可能であり、その場合、切離スイッチ14を省略することもできる。
また、分割超電導コイル11a,11b,11cの電位を大地電位に固定する接地スイッチ17a,17b,17cと並列に、設定した電圧以上の電圧が印可された場合に分割超電導コイル11a,11b,11cを短絡する短絡スイッチ、例えばアレスタをそれぞれ設けることで過電圧保護回路を形成させてもよい。この場合、接地スイッチ17a,17b,17cが動作しない場合に、過電圧保護回路が動作することにより、超電導コイルの電位が大地に固定され、超電導コイルを保護することが可能となる。
図2に示した超電導コイルの保護装置10Aによると、超電導コイル11を分割し、保護時に全ての分割超電導コイル11a,11b,11cの電位を大地電位に固定するため、分割超電導コイル11a,11b,11cの保護時に発生する電圧を制御することが可能となる。よって、大型の超電導コイルにおいて、直流主回路100の最大使用電圧を任意の値以下に設定することができるので過大な電圧設計を避けることができ、合理的な設備を実現できる。
図3は、本発明に係る超電導コイルの保護装置の第3実施形態を示す回路構成図である。
図3は、本発明に係る超電導コイルの保護装置10Bを示す。超電導コイルの保護装置10の分割超電導コイル11aはユニット回路106aを形成し、そのユニット回路106aには、分割超電導コイル11aとその分割超電導コイル11aの保護時に分割超電導コイル11aに蓄積されたエネルギを放出する保護抵抗16aとで構成されるコイル保護回路107aと、このコイル保護回路107aの片端に接続され、分割超電導コイル11aの保護時に閉極する接地スイッチ17aを有するユニット接地回路109aとが備えられる。なお、ユニット回路106b,106cの構成についてもユニット回路106aと同様とし、また、コイル保護回路107b,107cの構成についてもコイル保護回路107aと同様とし、符号aを符号b又はcにそれぞれ置換した構成とする。さらに、超電導コイルの保護装置10Bにおいて、図1に示した超電導コイルの保護装置10と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
続けて、超電導コイルの保護装置10Bの動作について説明する。
図3に示した超電導コイルの保護装置10Bでは、クエンチ検出器(図示しない)等で超電導コイル11又は特定の分割超電導コイル11aの異常を検出した場合や、装置全体の運転を急速に停止する必要がある場合、励起電源12を短絡モードに切り替えて励消磁を停止すると共に、投入スイッチ21a,21b,21cを全て閉極して保護抵抗16a,16b,16cを介して分割超電導コイル11a,11b,11cが全て短絡される。そして、接地スイッチ17a,17b,17cを全て閉極してユニット回路106a,106b,106cの電位がユニット接地回路109a,109b,109cを介してそれぞれ大地電位に固定される。その後、切離スイッチ14を開極し、励起電源12と超電導コイル11とを切離すと共に、転流スイッチ21a,21b,21cを全て開極して、分割超電導コイル11a,11b,11cにそれぞれ流れている電流が保護抵抗16a,16b,16cにそれぞれ転流される。
分割超電導コイル11a,11b,11cから保護抵抗16a,16b,16cにそれぞれ転流した電流は、投入スイッチ21a,21b,21cを介し、再び分割超電導コイル11a,11b,11cに戻り、閉回路がそれぞれ構成される。その結果、分割超電導コイル11a,11b,11cに蓄積されたエネルギを保護抵抗16a,16b,16cにそれぞれ放出でき、分割超電導コイル11a,11b,11cにそれぞれ流れていた電流は、分割超電導コイル11a,11b,11cと保護抵抗16a,16,16cからなる減衰時定数で減少することで、分割超電導コイル11a,11b,11cの保護を実現する。
図3に示した超電導コイルの保護装置10Bによると、超電導コイル11を分割し、保護時に全ての分割超電導コイル11a,11b,11cの電位を大地電位に固定するため、分割超電導コイル11a,11b,11cの保護時に発生する電圧を制御することが可能となる。よって、大型の超電導コイルにおいて、直流主回路100の最大使用電圧を任意の値以下に設定することができるので過大な電圧設計を避けることができ、合理的な設備を実現できる。
図4は、本発明に係る超電導コイルの保護装置の第4実施形態を示す回路構成図である。
図4は、本発明に係る超電導コイルの保護装置10Cを示し、この超電導コイルの保護装置10Cに備えられ、分割超電導コイル11aと保護抵抗16aとから構成されるコイル保護回路107aは、保護時に開極して分割超電導コイル11の両端を直流主回路101から断路する断路スイッチ36a,37aを具備する。なお、ユニット回路106b,106cの構成についてもユニット回路106aと同様とし、また、コイル保護回路107b,107cの構成についてもコイル保護回路107aと同様とし、符号aを符号b又はcにそれぞれ置換した構成とする。さらに、超電導コイルの保護装置10Cにおいて、図2に示した超電導コイルの保護装置10Aと同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
続けて、超電導コイルの保護装置10Cの動作について、図5,6を用いて説明する。図5,6の装置構成は、図4の装置構成と同じものとする。
まず、図5に示した超電導コイルの保護装置10Cのように、超電導コイル11の強磁場発生時、切離スイッチ14と、転流スイッチ21a,21b,21cと、断路スイッチ36a,36b,36c,37a,37b,37cとは全て閉極され、接地スイッチ17a,17b,17cは全て開極される。交流電源に接続された変換器用変圧器26の交流電力をサイリスタ変換器27で整流した直流電流は、励起電源12からユニット回路106aの断路スイッチ36a、転流スイッチ21a、分割超電導コイル11a、断路スイッチ37a、ユニット回路106bの断路スイッチ36b、転流スイッチ21b、分割超電導コイル11b、断路スイッチ37b、ユニット回路106cの断路スイッチ36c、転流スイッチ21c、分割超電導コイル11c、断路スイッチ37c及び切離スイッチ14を順に介して再び励起電源12に戻り、直流主回路100による閉回路(図中太線)が構成される。
次いで、メンテナンス等で特定のユニット回路、例えばユニット回路106aを切離し、かつ、その他のユニット回路106b,106cでは運転を継続する場合、図6に示した超電導コイルの保護装置10Cのように、分割超電導コイル11aの両極に設けられた断路スイッチ36a,36bを共に開極する。交流電源に接続された変換器用変圧器26の交流電力をサイリスタ変換器27で整流した直流電流は、励起電源12からユニット回路106aの接地スイッチ17a、ユニット回路106bの転流スイッチ21b、分割超電導コイル11b、ユニット回路106cの転流スイッチ21c、分割超電導コイル11c及び切離スイッチ14を順に介して再び励起電源12に戻り、直流主回路100による閉回路(図中太線)が構成される。
なお、接地スイッチ17a,17b,17cを閉極すると、分割超電導コイル11a,11b,11cは接地スイッチ17a,17b,17cでそれぞれ短絡された状態となるため、比較的容易に励起電源12と超電導コイル11とを切離すことができる。このため、切離スイッチ14の替わりに、励起電源12のゲートをブロックすることで、励起電源12と超電導コイル11との切離しを行なうことも可能であり、その場合、切離スイッチ14を省略することもできる。
また、分割超電導コイル11a,11b,11cの電位を大地電位に固定する接地スイッチ17a,17b,17cと並列に、設定した電圧以上の電圧が印可された場合に分割超電導コイル11a,11b,11cを短絡する短絡スイッチ、例えばアレスタをそれぞれ設けることで過電圧保護回路を形成させてもよい。この場合、接地スイッチ17a,17b,17cが動作しない場合に、過電圧保護回路が動作することにより、分割超電導コイル11a,11b,11cの電位が大地電位に固定され、分割超電導コイル11a,11b,11cを保護することが可能となる。
図4に示した超電導コイルの保護装置10Cによると、超電導コイル11を分割し、保護時に全ての分割超電導コイル11a,11b,11cの電位を大地電位に固定するため、分割超電導コイル11a,11b,11cの保護時に発生する電圧を制御することが可能となる。よって、大型の超電導コイルにおいて、直流主回路100の最大使用電圧を任意の値以下に設定することができるので過大な電圧設計を避けることができ、合理的な設備を実現できる。
また、超電導コイルの保護装置10Cによると、直流主回路100から特定のユニット回路106aを簡易に断路すると共に、その他のユニット回路106b,106cにおける分割超電導コイル11b,11cの運転を継続できるので、冗長性を持つ運用が可能となる。
本発明に係る超電導コイルの保護装置の第1実施形態を示す回路構成図。 本発明に係る超電導コイルの保護装置の第2実施形態を示す回路構成図。 本発明に係る超電導コイルの保護装置の第3実施形態を示す回路構成図。 本発明に係る超電導コイルの保護装置の第4実施形態を示す回路構成図。 本発明に係る超電導コイルの保護装置の第4実施形態における一動作を示す図。 本発明に係る超電導コイルの保護装置の第4実施形態における一動作を示す図。 従来の超電導コイルの保護装置を示す回路構成図。
符号の説明
10,10A,10B,10C 超電導コイルの保護装置
11 超電導コイル
11a,11b,11c 分割超電導コイル
12 励起電源
14 切離スイッチ
16a,16b,16c 保護抵抗
17a,17b,17c 接地スイッチ
21a,21b,21c 転流スイッチ
22a,22b,22c 投入スイッチ
36a,36b,36c,37a,37b,37c 断路スイッチ
100 直流主回路
101 接地回路
106a,106b,106c ユニット回路
107a,107b,107c コイル保護回路
109a,109b,109c ユニット接地回路

Claims (9)

  1. 磁場発生器としての超電導コイルを分割した複数の分割超電導コイルを励起電源と直列に接続した直流主回路と、
    前記直流主回路の電位を大地電位に固定する接地回路とを備え、前記分割超電導コイルが形成するユニット回路に、
    前記分割超電導コイルの保護時にその分割超電導コイルに蓄積されたエネルギを放出する保護抵抗と前記分割超電導コイルとで構成されるコイル保護回路と、
    前記コイル保護回路に並列に接続され、前記分割超電導コイルの保護時に閉極する接地スイッチとを備えたことを特徴とする超電導コイルの保護装置。
  2. 前記直流主回路に、前記励起電源と前記超電導コイルとを切離す切離スイッチを備えたことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイルの保護装置。
  3. 前記接地スイッチと並列に、所定の電圧以上の電圧が印可された場合に前記分割超電導コイルを短絡する短絡スイッチを設けたことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイルの保護装置。
  4. 前記短絡スイッチとしてアレスタを設けたことを特徴とする請求項3に記載の超電導コイルの保護装置。
  5. 前記コイル保護回路は、前記分割超電導コイルとその分割超電導コイルに並列に接続する保護抵抗とからなる第1並列回路に、磁場発生時に閉極して前記分割超電導コイルに直流電流を流す転流スイッチを直列に接続すると共に、前記保護抵抗に、磁場発生時に開極する投入スイッチを直列に接続した構成とし、前記超電導コイルの保護時、前記励起電源の励消磁を停止すると共に、前記投入スイッチを閉極して前記分割超電導コイルを短絡し、前記接地スイッチを閉極して前記ユニット回路の電位を大地電位に固定し、前記分割超電導コイルと前記励起電源とを切離すと共に前記転流スイッチを開極して、前記分割超電導コイルを流れている電流を前記保護抵抗に転流させることを特徴とする請求項1に記載の超電導コイルの保護装置。
  6. 前記コイル保護回路は、前記分割超電導コイルに、前記分割超電導コイルに直流電流を流す転流スイッチと前記保護抵抗とからなる第2並列回路を直列に接続した構成とし、前記超電導コイルの保護時、前記励起電源の励消磁を停止すると共に、前記接地スイッチを閉極し、前記ユニット回路の電位を大地電位に固定し、前記分割超電導コイルと前記励起電源とを切離すと共に前記転流スイッチを開極して、前記分割超電導コイルに流れている電流を前記保護抵抗に転流させることを特徴とする請求項1に記載の超電導コイルの保護装置。
  7. 前記コイル保護回路は、保護時に開極して前記分割超電導コイルの両端を前記直流主回路から断路する断路スイッチを具備し、前記断路スイッチを開極して前記直流主回路から前記分割超電導コイル断路することを特徴とする請求項1に記載の超電導コイルの保護装置。
  8. 磁場発生器としての超電導コイルを分割した複数の分割超電導コイルを励起電源と直列に接続した直流主回路と、
    前記直流主回路の電位を大地電位に固定する接地回路とを備え、前記分割超電導コイルが形成するユニット回路に、
    前記分割超電導コイルの保護時にその分割超電導コイルに蓄積されたエネルギを放出する保護抵抗と前記分割超電導コイルとで構成されるコイル保護回路と、
    前記コイル保護回路の片端に接続され、前記分割超電導コイルの保護時に閉極する接地スイッチを有するユニット接地回路とを備えたことを特徴とする超電導コイルの保護装置。
  9. 前記コイル保護回路は、前記分割超電導コイルとその分割超電導コイルに並列に接続する保護抵抗とからなる第1並列回路に、磁場発生時に閉極して前記分割超電導コイルに直流電流を流す転流スイッチを直列に接続すると共に、前記保護抵抗に、磁場発生時に開極する投入スイッチを直列に接続した構成とし、前記超電導コイルの保護時、前記励起電源の励消磁を停止すると共に、前記投入スイッチを閉極して前記分割超電導コイルを短絡し、前記接地スイッチを閉極して前記ユニット回路の電位を大地電位に固定し、前記分割超電導コイルと前記励起電源とを切離すと共に前記転流スイッチを開極して、前記分割超電導コイルを流れている電流を前記保護抵抗に転流させることを特徴とする請求項8に記載の超電導コイルの保護装置。
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