JP4467382B2 - 水中分解式生ごみ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、分解槽に貯留された分解液の微生物により生ごみを処理する水中分解式生ごみ処理装置に関する。
従来、生ごみを生ごみ投入装置に投入して破砕した後に分解槽に導入し、この分解槽において分解液の微生物によって生ごみを分解処理する、所謂水中分解式生ごみ処理装置が提供されている。
そして、分解槽には電極棒などを用いたレベルセンサが設けられており、このレベルセンサによって分解槽に貯留された分解液の水位を調整するようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−340495
しかしながら、上記従来のようにレベルセンサを用いたものでは、当該レベルセンサが高価であるため装置のコスト高を招く要因になっていた。
また、レベルセンサによる水位の調整は、分解液が所定の水位まで下がった時にこれをレベルセンサが検出し、この検出結果に基づいて所定量の水を補給するようにしている。このため、分解液の水位は常時一定ではなく時間と共に変化しており、特に補給時には補給した水によって分解液の温度が急に低下することから、分解液の温度を一定に保持することによって安定した効率の良い生ごみ分解処理を図る上での障害になっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、高価なレベルセンサを用いることなく水を随時給水しながら分解液の水位を常に略一定に保持することにより、コストの低減を図るとともに、安定した効率の良い生ごみ分解処理を図ることができる水中分解式生ごみ処理装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明の水中分解式生ごみ処理装置は、生ごみ投入装置に投入された生ごみを当該生ごみ投入装置で破砕した後に分解槽に導入し、分解槽に貯留された分解液の微生物によって分解処理する水中分解式生ごみ処理装置において、前記分解槽の上部には給水タンクが設けられ、該給水タンクの上部には、給水タンク内に水を供給する供給管が連設されるとともに、給水タンク内の空気を外部に排気する空気抜き管が連設され、さらに給水タンクの底部には下端が分解液の液面に水没して配置され、給水タンク内の水を分解液に給水する給水管が連設され、上記供給管、空気抜き管及び給水管には開閉バルブがそれぞれ介装されたものである。
本発明によれば、高価なレベルセンサを用いることなく水を随時給水しながら分解液の水位を常に略一定に保持することができ、これによりコストの低減を図ることができるとともに、分解液に水を徐々に給水することで分解液の急激な温度低下を防止して温度を略一定に保つことができるので、安定した効率の良い生ごみ分解処理を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の水中分解式生ごみ処理装置の概略構成を示している。
図1において、1は、生ごみ投入装置であって、生ごみを投入するホッパ11と、投入した生ごみを破砕するディスポーザー12とを備えてなり、ディスポーザー12で破砕された生ごみは導入管13を通じて分解槽2に導入される。
分解槽2は、生ごみを分解処理するもので、当該生ごみを処理する微生物を含んだ分解液が貯留されている。
また、上記分解槽2には、攪拌機3、循環ポンプ4及び拡散部材5が設けられている。
攪拌機3は、モータ31の回転駆動により回転軸32に設けられた攪拌羽根33が回転自在に設けられており、攪拌羽根33の回転により分解槽2に貯留された分解液を下方に導く流れを発生させ、この流れにより分解液全体が均質になるように攪拌している。
循環ポンプ4は、前記分解槽2の底部に配置されており、分解槽2内の分解液を吸い込んで前記拡散部材5に供給するためのもので、その吐出口側には噴射管41の一端が連結されている。噴射管41の他端となる噴射口41aは前記拡散部材5の上部に配置されており、この噴射口41aから分解液を拡散部材5に噴射する。
拡散部材5は、上記噴射口41aから噴射された分解液を上部空間において拡散するためのもので、この拡散により分解液内に酸素を供給して微生物の活動を活性化するようにしている。つまり、好気性の微生物により生ごみを分解処理するようにしている。
そして、攪拌機3により発生する下方への水流と、循環ポンプ4の吸込により発生する水流とで分解槽2の分解液に循環流を発生させ、噴射口41aからの液面への分解液の供給と相まって、分解液全体を十分に攪拌して均質化するようにしている。これにより分解液の微生物による分解処理を良好な状態で効率良く行うことができる。
一方、前記噴射管41は、その途中部から返送管42が分岐接続されており、この返送管42を通じて当該返送管42に設けられたバルブ43の開閉操作により分解液の一部を前記生ごみ投入装置1に返送するようにしている。
つまり、返送管42を通じて生ごみ投入装置1に分解液を返送することによって、生ごみ投入装置1に投入して破砕した生ごみを当該分解液とともに導入管13を通じて分解槽2に導入するようにしている。
また、分解槽2には乾燥装置6が連結されている。乾燥装置6は、分解槽2の分解液内に含有する残渣等を定期的に引き抜いて乾燥させるためのもので、前記噴射管41に分岐管61を分岐接続して当該分岐管61を通じて接続されている。分岐管61には2つの開閉弁61a、61bが設けられるとともに、これら開閉弁61a、61bの間に分解槽2に連通された循環管61cが接続されている。
そして、通常は、開閉弁61aを開いて開閉弁61bを閉じておくことで、分解液の一部を分岐管61、循環管61cを通じて分解槽2に循環させており、所定のタイミングで開閉弁61aを閉じて開閉弁61bを開くことでこの間に溜まっている分解液を乾燥装置6に導入するようにしている。
つまり、乾燥装置6では容量的な面から一度に大量の分解液を引き抜いて乾燥処理するのではなく、定期的に当該容量に見合った量を引き抜いて乾燥処理するようにしており、開閉弁61a、61bとの間の分岐管61に溜まる分解液の量がこの量に相当するように設定している。このように分解液の一部を引き抜いて乾燥装置6で乾燥処理することで、後述する給水タンク7からの給水と相まって分解槽2内の分解液の塩分などの濃度調整を行うようにしている。
また、乾燥装置6での乾燥に寄与した熱風は、図示しない排気ブロワーにより熱風管62を通じて分解槽2の上部空間に導かれている。この熱風は、分解液が活性化する約40℃程度の適温に保持するために用いられており、当該熱風の他、微生物の分解熱や循環ポンプ4の駆動熱なども分解液の温度維持に寄与している。
ところで、前記分解槽2の上部には給水タンク7が設けられている。この給水タンク7は、図2に示すように上部に供給管71と空気抜き管72とが連設されるとともに、底部に給水管73が連設されている。
供給管71は、給水タンク7内に水を供給するためのもので、水道管などの図示しない供給手段に連通されている。また、供給管71には開閉弁71aが介装されており、図示しない制御手段によって開放することで当該供給管71を通じて給水タンク7内に水を供給するようにしている。
空気抜き管72は、給水タンク7内の空気を外部に排気するためのもので、一端が開放されている。また、空気抜き管72には開閉弁72aが介装されており、図示しない制御手段によって開放することで当該空気抜き管72を通じて給水タンク7内の空気を外部に排気するようにしている。
給水管73は、給水タンク7内の水を分解槽2の分解液に給水するためのもので、下端が分解液の液面Wに水没するように配置されている。また、給水管73には開閉弁73aが介装されており、図示しない制御手段によって開放することで当該給水管73を通じて給水タンク7内の水を給水するようにしている。
従って、給水タンク7内に所定量の水を貯留した状態で、開閉弁71a、72aを閉じるとともに開閉弁73aを開いておくことで、乾燥装置6への分解液の引き抜きなどによって分解液の液面Wが下がればこの下がった分だけ給水タンク7から水を給水管73を通じて給水することができる。これにより分解液の液面Wを略一定に保つことができる。
次に、このように構成された水中分解式生ごみ処理装置による、生ごみの処理について説明する。
まず、厨房などで発生した生ごみを生ごみ投入装置1のホッパ11に投入し、ディスポーザ12で破砕する。破砕した生ごみは、循環ポンプ4により噴射管41、返送管42を通じて生ごみ投入装置1に導入される分解液とともに、導入管13を通じて分解槽2に導入される。
分解槽2では、導入された生ごみを分解液中の微生物により分解処理する。この際、循環ポンプ4により分解液を噴射管41を通じて噴射口41aに導入し、噴射口41aから拡散部材5にスプレーすることによって、分解液に酸素を供給するとともに、乾燥装置6からの熱風の供給などにより分解液を適温に保持している。
また、攪拌機3による攪拌作用と、循環ポンプ4の分解液の吸込作用とにより分解液に循環流を生じさせて当該分解液を十分に攪拌して均質になるようにしている。
従って、これらの作用によって分解液はその微生物の活動が活性化された状態になっており、これによって生ごみの分解処理を効率良く行うことができる。
さらに、乾燥装置6では、分解槽2に投入した生ごみの量に応じて定期的に分解液の残渣等を引き抜いて乾燥処理する。
一方、乾燥装置6への分解液の引き抜きなどによって分解液の液面Wが下がればこの下がった分だけ給水タンク7から水を給水管73を通じて随時給水することによって分解液の液面Wが略一定に保たれる。
給水タンク7への水の給水は、開閉弁72a、73aを閉じて開閉弁71aを開くことによって供給手段により供給管71を通じて行う。なお、分解液に給水する水の量(例えば1日当たりに必要な給水量)は処理装置の規模によって予め決まっているので、その量を定期的に給水タンク7に貯留すればよい。
そして、このようにして所定量の水を給水タンク7内に貯留すると、開閉弁71aを閉じて開閉弁72aを開くことによって空気抜き管72を通じて給水タンク7内の空気抜きを行う。この際開閉弁73aは閉じたままである。
この後、開閉弁72aを閉じて開閉弁73aを開くことによって前述したように分解槽2の分解液への水の給水を随時行ってその液面Wを略一定に保つようにする。
このように給水タンク7を設けることによって、高価なレベルセンサを用いることなく水を随時給水しながら分解液の水位を常に略一定に保持することができ、これによりコストの低減を図ることができる。また、分解液に水を徐々に給水することで分解液の急激な温度低下を防止して温度を略一定に保つことができるので、安定した効率の良い生ごみ分解処理を図ることができる。
本発明の水中分解式生ごみ処理装置の全体の概略構成を示す図である。 給水タンクの構成を示す側面図である。
符号の説明
1 生ごみ投入装置
2 分解槽
7 給水タンク
71 供給管
71a 開閉弁
72 空気抜き管
72a 開閉弁
73 給水管
73a 開閉弁
W 分解液の液面

Claims (1)

  1. 生ごみ投入装置に投入された生ごみを当該生ごみ投入装置で破砕した後に分解槽に導入し、分解槽に貯留された分解液の微生物によって分解処理する水中分解式生ごみ処理装置において、
    前記分解槽の上部には給水タンクが設けられ、該給水タンクの上部には、給水タンク内に水を供給する供給管が連設されるとともに、給水タンク内の空気を外部に排気する空気抜き管が連設され、さらに、給水タンクの底部には、下端が分解液の液面に水没して配置され、給水タンク内の水を分解液に給水する給水管が連設され、上記供給管、空気抜き管及び給水管には開閉バルブがそれぞれ介装されたことを特徴とする水中分解式生ごみ処理装置。
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