JP4467342B2 - 印刷支援システム、印刷支援方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

印刷支援システム、印刷支援方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク上で共用される印刷装置で印刷を行うためのシステムおよび方法に関する。
近年、モバイル型の端末装置の普及、携帯電話回線およびPHS回線の高速化、およびインターネット環境の充実などに伴って、外出先で書類のコンテンツ(電子データ)を必要なときに簡単に入手できるようになった。
また、コンビニエンスストア、駅、レンタルオフィス、事務サービス店、または写真店などの施設に、フロッピディスクまたはメモリカードなどのリムーバブルな記録媒体を介して書類を印刷(プリントアウト)することができる印刷装置が徐々に設置されるようになった。
このように、今後、外出先で書類の電子データを取得し、近くのコンビニエンスストアなどの施設に設置されている印刷装置によってその書類を印刷する、というユーザが、ますます増加すると予想される。また、様々な機種の印刷装置が施設に設置されるようになると予想される。
しかしながら、このような印刷装置があちらこちらの施設に設置されたとしても、印刷対象の書類をユーザの所望する品質などの条件に合わせて印刷することができる印刷装置を外出先で上手く見つけることは困難である。
そこで、特許文献1〜3に記載されるような、複数の印刷装置の中から印刷対象の書類に適した印刷装置を判別する方法を用いることが考えられる。
特開2001−265554号公報 特開2002−132901号公報 特開2003−15848号公報
ところが、特許文献1〜3に記載されるような従来の方法では、ユーザの所望する条件に合致した印刷装置が選択されると、ユーザがその書類の印刷物をすぐに受け取ることができる状態にあるか否かに関わらず、その印刷装置で印刷処理が行われてしまう。したがって、従来の方法を、コンビニエンスストアなどの施設に設置する印刷装置に適用すると、書類の印刷物を他人に見られたり盗まれたりして、重要な情報が漏洩してしまうおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑み、印刷対象の書類を好適に印刷することができる近くの印刷装置をユーザに紹介するとともに、その印刷装置から書類の情報が漏洩するのを防止することを目的とする。
本発明に係る印刷支援システムは、印刷装置ごとに当該印刷装置で実現可能な印刷スタイルおよび当該印刷装置の設置場所を示す属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、印刷を所望するユーザが携帯する端末装置から、印刷対象書類の画質を示す画質情報を受信する画質情報受信手段と、前記端末装置の位置を示す位置情報を受信する位置情報受信手段と、画質をクラス分けした画質クラスごとに、当該画質クラスに属する画質の書類を印刷する場合の前記ユーザの好みの印刷スタイルを記憶する好みスタイル記憶手段と、受信した前記画質情報に示される画質の属する前記画質クラスの、前記ユーザの好みの印刷スタイルを実現可能でありかつ設置場所が前記ユーザの近くである前記印刷装置を選定する印刷装置選定手段と、前記印刷装置選定手段による選定結果を前記端末装置に通知する選定結果通知手段と、前記端末装置から、前記ユーザが前記印刷対象の書類の印刷先に指定した前記印刷装置を示す指定情報を受信する指定情報受信手段と、前記位置情報受信手段によって受信され最新の前記位置情報に示される位置が前記指定情報に示される前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所と一致したときに、当該印刷装置が当該端末装置より取得した前記印刷対象の書類の印刷データに基づいて印刷処理を開始するように当該印刷装置に対して指令する、印刷指令手段と、を有することを特徴とする。
前記印刷データは、当該印刷支援システムを介さずに、前記端末装置から前記印刷装置に送信される。当該印刷支援システムは、次のようなタイミングで前記印刷データを送信するように前記端末装置を制御する。例えば、前記指定情報が前記端末装置から送信されてきたら直ちに前記印刷データを送信するように前記端末装置を制御する。または、前記位置情報受信手段によって受信される前記端末装置の最新の前記位置情報に示される位置と前記指定に係る前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所との距離が所定の値以内になったときに、前記印刷データを送信するように前記端末装置を制御する。
なお、本発明において、「ユーザの位置が印刷装置の設置場所と一致する」とは、両者の経緯度が完全に一致することを意味するものではない。「ユーザが印刷装置の設置場所にいる」と認識できる程度に両者の差が小さいことを、意味する。
本発明によると、印刷対象の書類を好適に印刷することができる近くの印刷装置をユーザに紹介するとともに、その印刷装置から書類の情報が漏洩するのを防止することができる。請求項3の発明によると、ユーザの好みに合った印刷装置をユーザに紹介することができる。
図1は印刷システム100の全体的な構成の例を示す図、図2は印刷支援システム1のハードウェア構成の例を示す図、図3は印刷支援システム1の機能的構成の例を示す図である。
印刷システム100は、図1に示すように、本発明に係る印刷支援システム1、印刷装置2、端末装置3、および通信回線4などによって構成される。印刷支援システム1、印刷装置2、および端末装置3は、互いに通信回線4を介して接続可能である。通信回線4として、インターネット、公衆回線(固定電話回線、携帯電話回線、PHS回線など)、または専用線などが用いられる。
印刷装置2は、ネットワーク機能を有するプリンタであって、コンビニエンスストア、ショッピングセンタ、駅、レンタルオフィス、事務サービス店、または写真店などに設置される。印刷装置2として、後に説明するような通信機能を備えた複写機または複合機などが用いられる。以下、印刷装置2が設置されているコンビニエンスストアなどの施設を「サービスセンタ」と記載する。
端末装置3は、インターネットに接続する機能およびGPS(Global Positioning System)機能を有する、モバイルタイプの端末装置である。端末装置3として、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話端末、PHS(Personal Handy-phone System)端末、またはノート型パソコンなどが用いられる。または、カーナビゲーションシステムの端末装置を用いてもよい。端末装置3には、印刷支援システム1に対して印刷要求を行いかつ出力先(印刷先)の印刷装置2に書類のデータを送信するための仮想プリンタドライバがインストールされている。
印刷支援システム1は、図2に示すように、CPU1a、RAM1b、ROM1c、磁気記憶装置1d、および通信インタフェース1eなどによって構成される。磁気記憶装置1dには、図3に示すような、印刷要求受付部101、位置情報取得部102、出力先候補選定部103、出力先候補通知部104、出力先指定受付部105、データ送信指令部106、印刷指令部107、回答情報受付部108、および情報管理部1DBなどの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM1bにロードされ、CPU1aによってプログラムが実行される。図3の一部または全部の機能を、ハードウェアのみによって実現するようにしてもよい。印刷支援システム1として、サーバ用の装置(サーバ機)が用いられる。図3の各部を複数台のサーバ機などに分散するように、印刷支援システム1を構成してもよい。
このような構成により、印刷支援システム1は、外出中のユーザなどに対して近くにある印刷装置2を紹介するための処理を行う。以下、ユーザが近くのサービスセンタで書類の印刷を行う際の、印刷支援システム1、印刷装置2、および端末装置3などの処理の内容について説明する。
図4は情報管理部1DBの構成の例を示す図、図5はユーザデータベースRC1の例を示す図、図6は出力サービスデータベースRC2の例を示す図、図7は印刷装置データベースRC3の例を示す図、図8は印刷履歴データベースRC4の例を示す図、図9は画質クラスのクラス分けの例を示す図、図10は好適装置学習データベースRC5の例を示す図である。
図3の情報管理部1DBは、図4に示すように、ユーザデータベースRC1、出力サービスデータベースRC2、印刷装置データベースRC3、印刷履歴データベースRC4、好適装置学習データベースRC5、および地図情報データベースRC6などのデータベースを有しており、これらのデータベースの管理を行う。
ユーザデータベースRC1は、図5に示すように、ユーザのユーザID、パスワード、および連絡先の電子メールアドレスなどの情報を記憶している。印刷支援システム1を一度も使ったことのないユーザは、印刷支援システム1の管理者などに依頼して、自分のユーザIDおよびパスワードを予め発行してもらっておく。
出力サービスデータベースRC2は、図6に示すように、印刷システム100で提供可能な出力サービスに関する情報を記憶している。「出力サービス」とは、書類を印刷するサービスのことを意味する。本実施形態では、出力サービスとして、特殊な用紙を用いた高解像度印刷、標準的な解像度での印刷、またはOHP(Overhead Projector)用のフィルムへの印刷など、様々な印刷(出力)の形態またはスタイルのものが用意されている。各印刷装置のメーカは、自社の印刷装置の性能に応じて、出力サービスを自由に設けてユーザに提供することができる。図6の例では、J社が4種類の出力サービスを提供し、K社が2種類の出力サービスを提供していることが示されている。
図6において、「出力サービスID」は、その出力サービスを識別するための識別情報である。「出力サービス名」は、ユーザに対して出力サービスの内容を分かりやすく知らせるための名称であって、メーカが自由に付けることができる。
「対応画質」および「画像サイズ」は、それぞれ、その出力サービスで印刷を行う際の、印刷対象の書類に含まれる写真またはイラストなどの画像の、推奨画質および推奨サイズを示している。「用紙種類」は、その出力サービスで用いられる用紙の種類を示している。
印刷装置データベースRC3は、図7に示すように、各サービスセンタに設置されている印刷装置2に関する情報を記憶している。
図7において、「印刷装置ID」は、印刷装置2を識別するための識別情報である。「店舗位置」は、その印刷装置2が設置されているサービスセンタの座標(経度および緯度)を示している。
「出力サービスID」は、その印刷装置2が提供している出力サービスを示している。図7の例では、「AAAストア」の印刷装置2が4種類の出力サービスを提供していることが分かる。「用紙サイズ」は、そのサービスセンタでその出力サービスによる印刷が可能な用紙サイズを示している。どの出力サービスおよび用紙サイズを提供するのかは、サービスセンタが、印刷装置2の性能の範囲内で客層やニーズなどに応じて自由に決めることができる。「価格」は、そのサービスセンタでその出力サービスによる印刷を行った際の単価を示しており、サービスセンタが自由に設定することが可能である。
「ステータス」は、その印刷装置2に関する現在の状況を示している。例えば、稼動中であるか否か、用紙切れまたは紙詰まりなどのトラブルの有無、または印刷処理を待っている書類のページ数(未処理のジョブの量)などを示している。ステータスの情報は、各印刷装置2から適宜送信されてくる。
印刷履歴データベースRC4は、図8に示すように、印刷システム100内の印刷装置2で実行された印刷(出力)の処理の履歴情報を記憶している。
図8において、「オーダ番号」は、1回の印刷の処理ごとに発行される識別情報である。「ユーザID」および「端末装置種別」は、それぞれ、その印刷を要求したユーザのユーザIDおよび端末装置3の種類を示している。
「出力対象画質」は、その印刷の対象となった書類に含まれていた画像の品質(画質)を示している。「画質クラス」は、その画像の画質のクラス(レベル、ランク)を示している。この画質クラスは、印刷支援システム1の運営者が予め図9のようにクラス分けして規定したものである。本実施形態では、クラスA〜Eの5段階のクラスが規定されているものとして説明する。
好適装置学習データベースRC5は、印刷支援システム1のサービスを利用したことのあるユーザごとに設けられており、図10に示すように、ユーザの好みの出力サービスに関する情報を記憶している。
図10において、「書類条件」は、過去に印刷を行った書類に関する条件を示している。本実施形態では、書類の画質クラスおよび要求元の端末装置3の種類(端末装置種別)の2つの項目を組み合わせて書類条件を表している。
「出力サービスID」は、その書類条件の下で利用された出力サービスの出力サービスIDを示している。例えば、図10の好適装置学習データベースRC5は、ユーザIDが「U0001」であるユーザが「画質クラス=クラスA、端末装置種別=PDA」である書類条件の下で3種類の出力サービスを利用したことを示している。「好適度」は、その出力サービスについての、そのユーザの好みの度合いの大きさを示している。
好適装置学習データベースRC5は、ユーザが印刷装置2で印刷を行うたびに更新される。これにより、好適装置学習データベースRC5は、ユーザの印刷スタイル(印刷条件)の好みを学習していく。好適装置学習データベースRC5の更新の方法は、後に説明する。
地図情報データベースRC6は、道路および建造物などの経度および緯度に関する情報および地図の画像データなどを記憶している。
図11は印刷設定画面HG1の例を示す図、図12は出力先選定処理の流れの例を説明するフローチャート、図13は選定結果画面HG2の例を示す図、図14は印刷開始指令処理の流れの例を説明するフローチャート、図15はアンケート画面HG3の例を示す図である。
図3に戻って、ユーザは、印刷したい書類のデータ(ファイル)を自分が携帯している端末装置3に予め用意しておく。書類のデータは、例えば、ユーザの会社のサーバまたはインターネット上のWebサーバなどからダウンロードしてもよいし、端末装置3にインストールされているワープロソフト、表計算ソフト、または描画ソフトなどのアプリケーションソフトで作成してもよいし、端末装置3に内蔵されているデジタルカメラまたは外付けのデジタルカメラなどで撮影して用意してもよい。
ユーザは、印刷したい書類をオープンしておき、端末装置3に印刷コマンドを入力する。すると、端末装置3において、仮想プリンタドライバが起動し、図11に示すような印刷設定画面HG1が表示される。ユーザは、プルダウンメニューDM1をクリックして指定可能な出力先(印刷先)の一覧を表示させ、その中から「サービスデータセンタ」を選択する。この「サービスデータセンタ」は、印刷支援システム1を管理する機関(例えば、ASP(Application Service Provider)またはISP(Internet Service Provider)など)を意味する。印刷ボタンBT1がクリックされると、端末装置3は、印刷支援システム1に対して印刷要求を送信する。
すると、印刷支援システム1において、図3の印刷要求受付部101は、その端末装置3に対してユーザIDおよびパスワードを入力するように要求する。そして、ユーザデータベースRC1に登録されている正しいユーザIDおよびパスワードが入力されたことを確認できれば、端末装置3からの印刷要求を受け付ける。このときに、端末装置3より、印刷対象の書類の用紙サイズおよびその書類に含まれる画像のフォーマット、圧縮率、および画像サイズなどを示す書類属性情報71およびその端末装置3に割り当てられている電話番号を示す情報を取得しておく。
位置情報取得部102は、端末装置3の現在地を示す位置情報72を取得する。位置情報72を取得するには、既存のシステムを用いればよい。例えば、富士通社の「FLAIRINC(フレアリンク)」を用いると、プレゼンス情報(現在の位置情報72)を簡単に取得することができる。係るシステムによると、携帯電話事業者に対して携帯電話端末またはPHS端末の位置を問い合わせ、位置情報72を取得することができる。また、互いに異なる時刻における複数の位置情報72を取得することによって、端末装置3(ユーザ)の移動速度を求めることができる。または、位置情報72を端末装置3から直接取得するようにしてもよい。
出力先候補選定部103は、図12に示すような手順で、ユーザの現在地の近くにあるサービスセンタの印刷装置2の中から、印刷対象の書類を印刷するのに適した印刷装置2を幾つか選定する。
まず、そのユーザの現在地から所定の範囲内にあるサービスセンタを検索対象に決定する(図12の#101)。例えば、ユーザの移動速度に基づいて、ユーザが止まっているか、歩いているか、または自動車で移動しているか、を判別し、止まっているまたは歩いている場合は現在地から半径100mの範囲内にあるサービスセンタを検索対象に決定し、自動車で移動している場合は半径2kmの範囲内にあるサービスセンタを検索対象に決定する。
または、ユーザが所定の時間内(例えば、およそ5分以内)に移動できる範囲にあるサービスセンタを検索対象と決定してもよい。この場合の範囲は、GIS(Geographical Information System)またはVICS(Vehicle Information and Communication System)などの既存のシステムまたは公知の方法によって求めることができる。
そのユーザに適した出力サービスを次のように場合分けして判別する(#102〜#105)。そのユーザが印刷支援システム1を初めて利用する場合は(#102でYes)、そのユーザの端末装置3から取得された書類属性情報71に示される画像のフォーマット、圧縮率、および画像サイズの要件を満たす出力サービスを、図6の出力サービスデータベースRC2を参照して探し出す。そして、その出力サービスを、そのユーザに適した出力サービスと判別する(#103)。なお、印刷支援システム1を初めて利用するか否かは、図8の印刷履歴データベースRC4を参照することによって求められる。
そのユーザが過去に印刷支援システム1を利用したことがある場合は(#102でNo)、まず、そのユーザの端末装置3から取得された書類属性情報71に基づいて印刷対象の書類の画質クラスおよびその端末装置3の種類(端末装置種別)を判別する(#104)。画質クラスは、図9の規定を参照することによって求められる。
そのユーザの好適装置学習データベースRC5に基づいて、今回の条件(画質クラスおよび端末装置種別)で印刷する場合の、そのユーザにとっての好みの出力サービスを判別する(#105)。このとき、「好適度」の高いものを優先する。
例えば、そのユーザの好適装置学習データベースRC5が図10に示すような内容であり、かつ、ステップ#103において画質クラスが「クラスA」でありかつ端末装置種別が「PDA」であると判別されたとする。この場合は、まず、「好適度」が最も高い、出力サービスIDが「S−J01」である出力サービスを、そのユーザの好みであると判別する。
なお、好適度の高さが所定の順位までの出力サービスを、そのユーザの好みであると判別してもよい。この場合は、ステップ#101で求めた検索対象のサービスセンタの軒数に応じて、出力サービスの個数を決めてもよい。つまり、ユーザの周囲のサービスセンタが少ない場合はユーザの好みの出力サービスを多めに判別し、サービスセンタが多い場合はユーザの好みの出力サービスを少なめに判別するようにしてもよい。
図7の印刷装置データベースRC3に基づいて、ステップ#101で求めたサービスセンタに設置されている印刷装置2の中から、ステップ#103または#105で判別した出力サービスの提供が可能でありかつ書類属性情報71に示される用紙サイズの出力が可能な印刷装置2を選択する(#106)。
さらに、選択した印刷装置2の中から、そのユーザがサービスセンタに到着してからすぐに印刷を開始することができる印刷装置2だけを選択する(#107)。例えば、必要な用紙が空である印刷装置2、紙詰まりなどのトラブルが発生している印刷装置2、および閉店中のサービスセンタにある印刷装置2などを除外する。また、印刷装置2に印刷待ちの書類が溜まっている場合は、その印刷装置2の印刷速度、印刷待ちの書類の量、そのユーザがサービスセンタに到着するまでに掛かる時間、またはそのユーザの端末装置3の通信速度などに基づいて、そのユーザがサービスセンタに到着してから所定の時間内にそのユーザが依頼した印刷処理を開始することができるか否かを予測する。そして、開始することができないと予測した場合は、その印刷装置2を除外する。以上のようにして、ユーザにとって好適な印刷装置2が選定される。
図3に戻って、出力先候補通知部104は、出力先候補選定部103によって選定された印刷装置2および出力サービスを示す選定結果情報74およびその印刷装置2が設置されているサービスセンタ付近の地図の画像データ75を端末装置3に通知する。すると、端末装置3では、図13に示すような、選定結果画面HG2が表示される。
ユーザは、印刷装置2の選定をやり直したい場合は、ボタンBT23をクリックして検索範囲指定画面(図示しない)を表示させ、検索範囲の中心地およびその広さを指定する。すると、印刷支援システム1の出力先候補選定部103は、指定された検索範囲で、印刷装置2の選定をやり直す。また、書類の画質(画像の圧縮率など)を変更して印刷を行いたい場合は、品質変更ボタンBT24をクリックして画質変更画面(図示しない)を表示させ、画質を指定する。すると、出力先候補選定部103は、指定された画質に適した印刷装置2の選定を行う。ただし、この場合は、端末装置3は、後に説明する書類データ70を、指定された画質に補正してから印刷装置2に送信する。
ユーザは、この選定結果画面HG2を見ながら印刷装置2の出力サービスおよびサービスセンタの場所を確認し、書類の印刷先(出力先)にしたい印刷装置2に対応する送信ボタンBT21、BT22をクリックして指定する。その書類がとても重要であるので、早く書類の印刷物を手に入れることよりも、他人に見られたり盗まれたりするリスクをなくすことを優先させたい場合は、送信ボタンBT21、BT22をクリックする前に、チェックボックスCX2にチェック印を入れておく。
送信ボタンBT21、BT22がクリックされると、端末装置3は、出力先として指定された印刷装置2を示す出力先指定情報73を、印刷支援システム1に送信する。
図3の出力先指定受付部105は、端末装置3から出力先指定情報73を受信すると、今回の印刷の注文を識別するためのオーダ番号(reference)を発行する。データ送信指令部106は、その端末装置3に対して、そのオーダ番号を通知して、印刷対象の書類を印刷するためのデータ(以下、「書類データ70」と記載する。)を送信するように指令する。
すると、端末装置3は、書類データ70を、そのユーザのユーザID、その書類の印刷に用いる出力サービスの出力サービスID、およびその書類に対して発行されたオーダ番号と対応付けて、ユーザが指定した印刷装置2に送信する。図13のチェックボックスCX2にチェック印がある場合は、その書類が重要書類である旨を示す情報も一緒に送信する。これで、書類の印刷の注文が完了する。
また、書類データ70は、必要に応じて、その印刷装置2に対応したページ記述言語のデータに変換して送信する。例えば、現在ほとんどの機種の印刷装置で採用されているアドビシステムズ社のPostScriptのデータに変換して送信する。
印刷指令部107は、図14に示すような手順で、印刷装置2に対して印刷開始の指令を与える。まず、印刷の要求を行ったユーザの端末装置3の最新の位置情報72を位置情報取得部102に取得させる(図14の#201)。その位置情報72に示される位置とそのユーザが出力先として指定した印刷装置2が設置されているサービスセンタの位置(図7の店舗位置)とを比較し、両者が一致しまたは両者の差が所定の距離(例えば、数メートル)以内になるのを監視する(#202)。
両者が一致しまたは両者の差が所定の距離以内になったらユーザがサービスセンタに到着したと判別し(#203でYes)、その印刷装置2に対して印刷を開始するように指令する(#204)。このとき、そのユーザの印刷対象の書類に対して発行したオーダ番号もその印刷装置2に通知しておく。
ステップ#201〜#203の処理は、ユーザがサービスセンタに到着するまで所定の時間おきに(例えば、数秒〜数分おきに)繰り返し行う。
図3に戻って、印刷装置2は、印刷支援システム1からオーダ番号の通知を受信すると、そのオーダ番号に対応する書類データ70に基づいて、ユーザが指定した出力サービスによって書類の印刷を行う。このとき、他の書類の印刷物と区別するために、そのユーザのユーザIDおよびオーダ番号を記載した表紙(区切りページ)も書類とともに印刷する。
ユーザは、サービスセンタの店員から印刷の代金と引換えにその書類の印刷物を受け取る。店員は、代金を受け取ると、印刷装置2を操作するなどして、決済が完了した旨を印刷支援システム1に通知する。
なお、その書類が重要書類でない場合(つまり、ユーザが図13のチェックボックスCX2にチェック印を入れなかった場合)は、端末装置3からその書類の書類データ70を受信した後、印刷指令部107からの指令を待たずに印刷を開始してもよい。
すなわち、すべての書類についてユーザが印刷装置の近傍に存在するか否かで印刷の開始の可否を決めると、印刷を依頼した複数のユーザが一度にサービスセンタに到着した場合に、ユーザは、印刷物を受け取るのに長時間待たされるおそれがある。そこで、このように、書類の重要度に応じて印刷のタイミングを早めることによって、全体として、印刷装置を効率的に稼動させ、印刷物の受取りに要する時間を短縮することができる。例えば、データ量は大きいが他人に見られても支障のない書類は、すぐに印刷を開始するようにする。これにより、印刷を依頼したユーザはサービスセンタに到着するとすぐに印刷物を受け取ることができるし、そのユーザより後にサービスセンタに到着した他のユーザも、自分の印刷物をすぐに受け取ることができる。
決済の完了後、印刷を依頼(要求)したユーザの端末装置3には、図15に示すようなアンケート画面HG3が表示される。ユーザは、印刷の品質について満足である場合はチェックボタンCB31を選択し、不満足である場合はチェックボタンCB32を選択して、アンケートに回答する。そして、回答後、送信ボタンBT3をクリックする。
回答情報受付部108は、アンケート画面HG3で回答された内容に基づいて、次のように、そのユーザの好適装置学習データベースRC5(図10参照)を更新する処理を行う。
満足である旨が回答された場合は、今回の印刷に係る書類データ70の画質クラス、要求元の印刷装置2の端末装置種別、および出力サービスの出力サービスIDの組合せ(レコード)に対応する「好適度」に1点を加算する。逆に、不満足である旨が回答された場合は、1点を減算する。対応するレコードがない場合は、新たにその組のレコードを追加し、その「好適度」に1点を加算しまたは減算する。このようにして、好適装置学習データベースRC5は、ユーザの印刷スタイルの好みを学習していく。
また、初めて印刷支援システム1を利用したユーザの場合は、アンケートに対する回答があったときに、そのユーザの好適装置学習データベースRC5を生成し、点数を加算しまたは減点する処理を行ってもよい。
図16は印刷システム100の全体の処理の流れの例を説明するフローチャートである。次に、あるユーザが外出先で書類を印刷する際の、印刷システム100を構成する各部の処理の流れを、フローチャートを参照して説明する。
例えば、顧客先に移動中のユーザHMが、顧客に渡す書類の印刷物を自分の会社に置き忘れたことに気が付いたとする。そこで、ユーザHMは、その書類のデータを、自社のコンピュータにアクセスしてダウンロードしまたは同僚に電子メールで送信してもらうなどして用意する(図16の#1)。そして、その書類の印刷を印刷支援システム1に対して要求する(#2)。
すると、印刷支援システム1は、ユーザHMの現在地の近くにありかつその書類を上手く印刷することができる印刷装置2を選定する(#3)。係る選定の処理は、前に図12で説明した通りである。選定の結果を端末装置3に送信することによって、出力先として好ましい印刷装置2を推薦する(#4)。
ユーザHMは、選定の結果(図13参照)を見ながら出力先の印刷装置2を指定する(#5)。すると、印刷支援システム1は、その書類の印刷処理に対してオーダ番号(reference)を発行し(#6)、これをユーザHMの端末装置3に通知する(#7)。このとき、その端末装置3とその印刷装置2とのセッションを確立するための制御も行う。
端末装置3は、その書類の書類データ70を、通知されたオーダ番号、ユーザHMのユーザID、およびユーザHMが指定した出力サービスの出力サービスIDと対応付けて、ユーザHMが指定した印刷装置2に送信する(#8)。印刷装置2は、書類データ70をスプールして印刷の準備を行う。そして、準備が完了した旨を端末装置3に通知しておく。
なお、送信後、その印刷装置2とのセッションを切断し、印刷支援システム1に接続して送信が成功した旨を通知しておく。送信に失敗した場合も、その印刷装置2とのセッションを切断し、印刷支援システム1にその旨を通知する。この場合は、この後の処理を中止する。
一方、印刷支援システム1は、オーダ番号を発行した後、ユーザHMが出力先の印刷装置2の設置されているサービスセンタに到着するのを監視する(#9)。そして、ユーザHMが到着したら(#9でYes)、そのオーダ番号に係る印刷処理を開始するようにその印刷装置2に対して指令する(#10)。
印刷装置2は、印刷支援システム1からの指令を受けると、ユーザHMの端末装置3から送信されてきた書類データ70などに基づいてその書類を印刷する(#11)。ユーザHMは、印刷料金を支払ってこの書類を受け取る。印刷装置2は、印刷料金の決済などが終わった後、印刷が完了した旨を印刷支援システム1に通知する(#12)。印刷に失敗した場合は、その旨を印刷支援システム1に通知する。この場合は、この後の処理を中止する。なお、印刷後、その書類の書類データ70を削除する。
すると、印刷支援システム1は、その印刷装置2を設置しているサービスセンタに対する課金処理などを行うなどして、印刷のための一連の処理(トランザクション)を終了する(#14)。
ステップ#14の処理と並行して、印刷支援システム1は、ユーザHMに対して、今回の印刷に関するアンケートに回答するように要求する(#13)。そして、その回答結果に基づいてユーザHMの好適装置学習データベースRC5(図10参照)を更新することによって、ユーザHMの好みの印刷のスタイルを学習する(#15)。
なお、書類の重要度に応じて、ステップ#9の監視の処理を行うか否かを決定してもよい。そして、監視の処理を行わない場合は、書類データ70を受信してスプールすると直ちに書類を印刷する。例えば、ユーザが図13のチェックボックスCX2にチェック印を入れなかった書類については、監視の処理を行わずに直ちに印刷を開始する。
本実施形態によると、ユーザは、印刷対象の書類を好適に印刷することができる印刷装置2を容易に知ることができる。また、重要な書類は、その印刷装置2の設置されているサービスセンタに到着してから印刷されるので、情報の秘匿性を確保することができる。
印刷装置2は、ユーザの好みに応じて選定される。よって、ユーザは、初めて訪れる地域でも、普段使用していると印刷装置2と同様の印刷(出力)サービスを受けることができる。また、外出先で必要な書類を選択して印刷することができるので、必要であるか否かが疑わしい書類を出掛ける前に念のために印刷しておく必要がなくなる。よって、無駄な印刷をなくし、用紙を節約することができる。
ユーザの個人情報を印刷支援システム1で一元管理することができる。よって、ユーザの個人情報が分散し漏洩することを防止することができる。
本実施形態では、書類の出力を、その書類の画像を用紙に印刷することによって行ったが、その書類の電子データをCD−RまたはMOなどの記録媒体に書き込むことによって行ってもよい。
この場合は、サービスセンタには、これらの記録媒体に対応したドライブを有する装置を設置しておく。また、出力サービスデータベースRC2(図6参照)に「フォトCD焼付けサービス」などの名称の出力サービスを登録しておき、係る出力サービスを提供することができるサービスセンタを印刷装置データベースRC3(図7参照)に登録しておく。そして、ユーザから係る出力サービスが指定されたときに、印刷支援システム1は、そのユーザの現在地の近くにあるサービスセンタを紹介する。
係る出力サービスによると、例えば、デジタルカメラ内蔵の携帯電話端末を持つユーザは、携帯電話端末に蓄積された写真の一部または全部を外出先の最寄りのサービスセンタでCD−Rに保存することによって、フォトCDを作成することができる。
本実施形態では、端末装置3は、出力対象の書類の書類データ70を、出力先の印刷装置2が決まったらすぐにその印刷装置2に送信したが、しばらくしてから送信するようにしてもよい。例えば、ユーザとその印刷装置2の設置されているサービスセンタとの距離が所定の値以内になったときに送信するようにしてもよい。これにより、書類データ70が印刷装置2に保存される時間を短縮し、印刷装置2のディスクスペースを節約することができる。
本実施形態では、図10に示すように、好適装置学習データベースRC5は、どのような画質クラスおよび端末装置種別の条件のときにどのような出力サービスが好んで利用されたのかを記録(学習)したが、これ以外の条件に基づいて学習を行うようにしてもよい。例えば、画像サイズ、印刷枚数、印刷部数、印刷した時間帯または曜日、または重要種類であるか否か、などの条件も考慮して、ユーザの好みを学習するようにしてもよい。または、いずれか1つの条件のみに基づいて学習するようにしてもよい。
本実施形態では、図12で説明したように、2回目以降の利用の場合は好適装置学習データベースRC5を参照して出力先の印刷装置2を紹介(推薦)したが、ある程度の利用回数になるまでは、好適装置学習データベースRC5を参照せずに、初めての利用の場合と同様の方法で出力先の印刷装置2を紹介するようにしてもよい。そして、利用回数が増えて好適装置学習データベースRC5の信頼性が高くなってから、好適装置学習データベースRC5を参照するようにすればよい。また、ステップ#107で選定された印刷装置2と併せて、割引などのキャンペーンを実施しているサービスセンタの印刷装置2や新しい出力サービスを備えた印刷装置2などをユーザに紹介するようにしてもよい。
印刷装置2に、ロック式の出力カセット(出力トレイ)を設けておき、書類の印刷物をこの出力カセットに排出するようにしてもよい。この場合に、ユーザは、サービスセンタの店員に印刷料金を支払って、出力カセットの鍵を受け取る。そして、その鍵で出力カセットのロックを解除し、印刷物を手に入れる。または、パスワードを入力してロックを解除するようにしてもよい。この場合は、パスワードをユーザの端末装置3に送信するようにしてもよい。
書類データ70を印刷装置2に送信した後で印刷待ちのジョブが多いことが分かった場合は、他の印刷装置2を選定し直し、ユーザが新たに指定した印刷装置2に書類データ70を再度送信するようにしてもよい。
本実施形態では、JPEGフォーマットの圧縮率に基づいて画質クラスを定義したが(図9参照)、ビットマップまたはPNG(Portable Network Graphics)などの他の画像フォーマットについても、カラーマップのビット数などに基づいて画質クラスを定義しておいてもよい。
本実施形態では、図15に示すように、印刷品質に関するアンケートを2段階評価で行ったが、「とても満足した」、「満足した」、「普通」、「やや不満」、および「とても不満」のように、5段階評価で行ってもよい。
また、アンケートを行うことなく図10の好適装置学習データベースRC5を更新するようにしてもよい。この場合は、使用頻度に基づいてユーザの好みを学習すればよい。つまり、1回印刷が行われるごとに、その印刷の際の書類条件および出力サービスに対応する好適度に1点を加算するようにすればよい。
印刷料金を、例えば次のようにして徴収するようにしてもよい。印刷装置2は、端末装置3から印刷対象の書類の書類データ70を正常に受信すると、その旨を印刷支援システム1に通知する。印刷支援システム1は、その書類の印刷料金を算出し、これをそのユーザのユーザIDおよびその書類のオーダ番号と対応付けて記憶するとともに、そのユーザに通知する。
印刷装置2は、書類の印刷後、ユーザから印刷料金を受け取ると、印刷が完了した旨および印刷料金を受け取った旨をその書類のオーダ番号とともに印刷支援システム1に通知する。印刷支援システム1は、これらの通知を受けると、そのオーダ番号に対応する印刷料金が支払われた旨を記憶する。
このように、各印刷装置2での印刷料金の支払いの有無を印刷支援システム1で一元管理することによって、印刷料金の未払いを防止することができる。
書類データ70が印刷装置2にスプールされてから一定時間を過ぎてもユーザが到着しない場合は、今回の印刷処理をキャンセルするようにしてもよい。
その他、印刷システム100、印刷支援システム1、印刷装置2、端末装置3の全体または各部の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
以上説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)印刷装置ごとに当該印刷装置の性能および設置場所を示す属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
印刷を所望するユーザが携帯する端末装置から、印刷対象である書類の画質を示す画質情報を受信する画質情報受信手段と、
前記端末装置の位置を示す位置情報を受信する位置情報受信手段と、
前記各印刷装置の前記属性情報と受信した前記画質情報および前記位置情報とを比較することによって前記ユーザの近くにありかつ前記書類の印刷に適した1台または複数台の前記印刷装置を選定する印刷装置選定手段と、
前記印刷装置選定手段による選定結果を前記端末装置に通知する選定結果通知手段と、
前記端末装置から、前記ユーザが前記書類の印刷先に指定した前記印刷装置を示す指定情報を受信する指定情報受信手段と、
前記位置情報受信手段によって受信された最新の前記位置情報に示される位置が前記指定情報に示される前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所と一致したときに、当該印刷装置が前記端末装置より取得した前記書類の印刷データに基づいて印刷処理を開始するように当該印刷装置に対して指令する、印刷指令手段と、
を有することを特徴とする印刷支援システム。
(付記2)前記書類の印刷データを前記指定に係る前記印刷装置に送信するように前記端末装置に対して指令する印刷データ送信指令手段を有する、
付記1記載の印刷支援システム。
(付記3)前記印刷データ送信指令手段は、前記位置情報受信手段によって受信される前記端末装置の最新の前記位置情報に示される位置と前記指定に係る前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所との距離が所定の値以内になったときに、前記印刷データを送信するように指令する、
付記2記載の印刷支援システム。
(付記4)前記属性情報には、前記印刷装置の状況を示すステータス情報が含まれており、
前記印刷装置選定手段は、障害が生じている旨を示す前記ステータス情報を有する前記印刷装置を除外して選定を行う、
付記1ないし付記3のいずれかに記載の印刷支援システム。
(付記5)
前記指定情報受信手段は、前記書類の前記指定情報とともに当該書類の重要度を示す重要度情報を受信し、
前記印刷指令手段は、前記書類の前記重要度情報に当該書類が重要でない旨が示される場合は、前記位置情報に示される位置に関わらず、当該書類の印刷処理を開始するように指令する、
付記1ないし付記4のいずれかに記載の印刷支援システム。
(付記6)印刷装置ごとに当該印刷装置で実現可能な印刷スタイルおよび当該印刷装置の設置場所を示す属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
印刷を所望するユーザが携帯する端末装置から、印刷対象の書類の画質を示す画質情報を受信する画質情報受信手段と、
前記端末装置の位置を示す位置情報を受信する位置情報受信手段と、
画質をクラス分けした画質クラスごとに、当該画質クラスに属する画質の書類を印刷する場合の前記ユーザの好みの印刷スタイルを記憶する好みスタイル記憶手段と、
受信した前記画質情報に示される画質の属する前記画質クラスの、前記ユーザの好みの印刷スタイルを実現可能でありかつ設置場所が前記ユーザの近くである前記印刷装置を選定する印刷装置選定手段と、
前記印刷装置選定手段による選定結果を前記端末装置に通知する選定結果通知手段と、
前記端末装置から、前記ユーザが前記印刷対象の書類の印刷先に指定した前記印刷装置を示す指定情報を受信する指定情報受信手段と、
前記位置情報受信手段によって受信される最新の前記位置情報に示される位置が前記指定情報に示される前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所と一致したときに、当該印刷装置が当該端末装置より取得した前記印刷対象の書類の印刷データに基づいて印刷処理を開始するように当該印刷装置に対して指令する、印刷指令手段と、
を有することを特徴とする印刷支援システム。
(付記7)印刷を所望するユーザが外出先で書類の印刷を行うための支援を行う印刷支援方法であって、
印刷装置ごとに当該印刷装置の性能および設置場所を示す属性情報を属性情報記憶手段に記憶させておき、
前記ユーザが携帯する端末装置から、印刷対象の書類の画質を示す画質情報を受信するステップと、
前記端末装置の位置を示す位置情報を受信するステップと、
前記各印刷装置の前記属性情報と受信した前記画質情報および前記位置情報とを比較することによって前記ユーザの近くにありかつ前記印刷対象の書類の印刷に適した1台または複数台の前記印刷装置を選定するステップと、
選定結果を前記端末装置に通知するステップと、
前記端末装置から、前記ユーザが前記印刷対象の書類の印刷先に指定した前記印刷装置を示す指定情報を受信するステップと、
受信された最新の前記位置情報に示される位置が前記指定情報に示される前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所と一致したときに、当該印刷装置が前記端末装置より取得した前記印刷対象の書類の印刷データに基づいて印刷処理を開始するように当該印刷装置に対して指令するステップと、
を有することを特徴とする印刷支援方法。
(付記8)印刷を所望するユーザが外出先で書類の印刷を行うための支援を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
印刷装置ごとに当該印刷装置の性能および設置場所を示す属性情報を記憶する属性情報記憶手段にアクセスする処理と、
前記ユーザが携帯する端末装置から、印刷対象の書類の画質を示す画質情報を受信する処理と、
前記端末装置の位置を示す位置情報を受信する処理と、
前記各印刷装置の前記属性情報と受信した前記画質情報および前記位置情報とを比較することによって前記ユーザの近くにありかつ前記印刷対象の書類の印刷に適した1台または複数台の前記印刷装置を選定する処理と、
選定結果を前記端末装置に通知する処理と、
前記端末装置から、前記ユーザが前記印刷対象の書類の印刷先に指定した前記印刷装置を示す指定情報を受信する処理と、
受信された最新の前記位置情報に示される位置が前記指定情報に示される前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所と一致したときに、当該印刷装置が前記端末装置より取得した前記印刷対象の書類の印刷データに基づいて印刷処理を開始するように当該印刷装置に対して指令する処理と、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
本発明は、コンビニエンスストアなどの施設に設置されている印刷装置2の利用を促進するために好適に用いられる。
印刷システムの全体的な構成の例を示す図である。 印刷支援システムのハードウェア構成の例を示す図である。 印刷支援システムの機能的構成の例を示す図である。 情報管理部の構成の例を示す図である。 ユーザデータベースの例を示す図である。 出力サービスデータベースの例を示す図である。 印刷装置データベースの例を示す図である。 印刷履歴データベースの例を示す図である。 画質クラスのクラス分けの例を示す図である。 好適装置学習データベースの例を示す図である。 印刷設定画面の例を示す図である。 出力先選定処理の流れの例を説明するフローチャートである。 選定結果画面の例を示す図である。 印刷開始指令処理の流れの例を説明するフローチャートである。 アンケート画面の例を示す図である。 印刷システムの全体の処理の流れの例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 印刷支援システム
2 印刷装置
3 端末装置
71 書類属性情報(画質情報)
72 位置情報
73出力先指定情報
74 選定結果情報
101 印刷要求受付部(画質情報受信手段)
102 位置情報取得部(位置情報受信手段)
103 出力先候補選定部(印刷装置選定手段)
104 出力先候補通知部(選定結果通知手段)
105 出力先指定受付部(指定情報受信手段)
106 データ送信指令部(印刷データ送信指令手段)
107 印刷指令部(印刷指令手段)
RC2 出力サービスデータベース(属性情報記憶手段)
RC3 印刷装置データベース(属性情報記憶手段)
RC5 好適装置学習データベース(好みスタイル記憶手段)

Claims (4)

  1. 印刷装置ごとに当該印刷装置で実現可能な印刷スタイルおよび当該印刷装置の設置場所を示す属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
    印刷を所望するユーザが携帯する端末装置から、印刷対象の書類の画質を示す画質情報を受信する画質情報受信手段と、
    前記端末装置の位置を示す位置情報を受信する位置情報受信手段と、
    画質をクラス分けした画質クラスごとに、当該画質クラスに属する画質の書類を印刷する場合の前記ユーザの好みの印刷スタイルを記憶する好みスタイル記憶手段と、
    受信した前記画質情報に示される画質の属する前記画質クラスの、前記ユーザの好みの印刷スタイルを実現可能でありかつ設置場所が前記ユーザの近くである前記印刷装置を選定する印刷装置選定手段と、
    前記印刷装置選定手段による選定結果を前記端末装置に通知する選定結果通知手段と、
    前記端末装置から、前記ユーザが前記印刷対象の書類の印刷先に指定した前記印刷装置を示す指定情報を受信する指定情報受信手段と、
    前記位置情報受信手段によって受信される最新の前記位置情報に示される位置が前記指定情報に示される前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所と一致したときに、当該印刷装置が当該端末装置より取得した前記印刷対象の書類の印刷データに基づいて印刷処理を開始するように当該印刷装置に対して指令する、印刷指令手段と、
    を有することを特徴とする印刷支援システム。
  2. 前記好みスタイル記憶手段は、複数の前記印刷スタイルごとに付与される好みスタイル点数を記憶することにより、前記ユーザの好みの印刷スタイルを記憶し、
    前記印刷装置選定手段は、前記好みスタイル点数の高い前記印刷スタイルを実現可能である前記印刷装置を優先的に選定し、
    前記端末装置から、前記印刷対象の書類の印刷の品質に前記ユーザが満足したか否かを示す満足度情報を受信する満足度情報受信手段と、
    受信した前記満足度情報に示される内容に基づいて当該満足度情報に係る前記印刷スタイルに付与されている前記好みスタイル点数を更新する好みスタイル更新手段と、
    を有する、
    請求項1記載の印刷支援システム。
  3. 印刷を所望するユーザが外出先で書類の印刷を行うための支援を行う印刷支援方法であって、
    印刷装置ごとに当該印刷装置で実現可能な印刷スタイルおよび当該印刷装置の設置場所を示す属性情報を属性情報記憶手段に記憶させておき、
    画質をクラス分けした画質クラスごとに、当該画質クラスに属する画質の書類を印刷する場合の前記ユーザの好みの印刷スタイルを好みスタイル記憶手段に記憶させておき、
    前記ユーザが携帯する端末装置から、印刷対象の書類の画質を示す画質情報を受信するステップと、
    前記端末装置の位置を示す位置情報を受信するステップと、
    受信した前記画質情報に示される画質の属する前記画質クラスの、前記ユーザの好みの印刷スタイルを実現可能でありかつ設置場所が前記ユーザの近くである前記印刷装置を選定するステップと、
    選定結果を前記端末装置に通知するステップと、
    前記端末装置から、前記ユーザが前記印刷対象の書類の印刷先に指定した前記印刷装置を示す指定情報を受信するステップと、
    受信され最新の前記位置情報に示される位置が前記指定情報に示される前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所と一致したときに、当該印刷装置が当該端末装置より取得した前記印刷対象の書類の印刷データに基づいて印刷処理を開始するように当該印刷装置に対して指令するステップと、
    を有することを特徴とする印刷支援方法。
  4. 印刷を所望するユーザが外出先で書類の印刷を行うための支援を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    印刷装置ごとに当該印刷装置で実現可能な印刷スタイルおよび当該印刷装置の設置場所を示す属性情報を記憶する属性情報記憶手段にアクセスする処理と、
    画質をクラス分けした画質クラスごとに、当該画質クラスに属する画質の書類を印刷する場合の前記ユーザの好みの印刷スタイルを記憶する好みスタイル記憶手段にアクセスする処理と、
    前記ユーザが携帯する端末装置から、印刷対象の書類の画質を示す画質情報を受信する処理と、
    前記端末装置の位置を示す位置情報を受信する処理と、
    受信した前記画質情報に示される画質の属する前記画質クラスの、前記ユーザの好みの印刷スタイルを実現可能でありかつ設置場所が前記ユーザの近くである前記印刷装置を選定する処理と、
    選定結果を前記端末装置に通知する処理と、
    前記端末装置から、前記ユーザが前記印刷対象の書類の印刷先に指定した前記印刷装置を示す指定情報を受信する処理と、
    受信され最新の前記位置情報に示される位置が前記指定情報に示される前記印刷装置の前記属性情報に示される設置場所と一致したときに、当該印刷装置が当該端末装置より取得した前記印刷対象の書類の印刷データに基づいて印刷処理を開始するように当該印刷装置に対して指令する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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