JP4466747B2 - Chain - Google Patents
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Description
本発明は、複数の鎖樋素体を上下方向に配設し、軒樋から排水される雨水を鎖樋素体を伝って流下させるようにした鎖樋に関するものである。 The present invention relates to a chain rod in which a plurality of chain rods are arranged in the vertical direction so that rainwater drained from the eaves can flow down along the chain rods.
従来より、軒樋から排水される雨水を鎖樋素体を伝って流下させるようにした鎖樋が知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a chain rod that allows rainwater drained from an eave wall to flow down through a chain rod is known.
従来の鎖樋としては、例えば輪状をした鎖樋素体を鎖状に繋いだものがある。この鎖状をした鎖樋は、輪状をした鎖樋素体を輪同士が上下にクロスするように通して上下に繋ぐことで構成してある。 As a conventional chain rod, for example, there is one in which ring-shaped chain rods are connected in a chain shape. This chain-shaped chain rod is configured by passing a ring-shaped chain rod body vertically so as to cross each other vertically.
また、鎖樋素体として筒体の上下に逆U字状をした上繋ぎ部とU字状をした下繋ぎ部とを突出し、上下の鎖樋素体をU字状をした下繋ぎ部と逆U字状をした上繋ぎ部とをクロスするように通して上下に繋ぐことで鎖樋を構成したものが特許文献1等により知られている。
Moreover, the upper joint part which carried out the reverse U-shape on the upper and lower sides of the cylinder as a chain element, and the lower joint part which carried U-shape protruded, and the lower joint part which carried the U-shape on the upper and lower chain element bodies,
一般の縦樋は、筒状をしていて雨水が流下するのが見えないようにしているが、上記した鎖樋は、軒樋から排水される雨水を鎖樋素体を伝って流下する様子を見せることで、筒状の縦樋にはない趣のあるものとすることができるという特徴を有している。 The general downpipe has a cylindrical shape that prevents rainwater from flowing down, but the above-mentioned chain fence flows down the rainwater drained from the eaves along the chain element. By showing, it has the characteristic that it can be made into a quaint thing which is not in a cylindrical downspout.
しかしながら、上記いずれの従来例の鎖樋も、雨水が単純に鎖樋素体を伝って流下する様子を見せるだけの機能しかなかった。このため、鎖樋としての「見せるという機能(鎖樋素体を伝って流下する様子を見せるという機能)」がマンネリ化しており、商品価値の高い鎖樋を提供できないのが現状であり、鎖樋のもつ「見せるという機能を」更に発展させる商品を開発することが強く望まれている。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、鎖樋素体を雨水の流水力や風力により回転させる機能を備えることで、従来の鎖樋にはない新しい「見せる機能」を備えた鎖樋を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems, and has a function of rotating a chain element by flowing water of rainwater or wind power, thereby providing a new “show function” that is not found in conventional chain rods. It is an object of the present invention to provide a chain rod provided with “
上記課題を解決するために本発明に係る鎖樋は、複数の鎖樋素体1を上下方向に配設した鎖樋2である。そして、鎖樋素体1を軸体3に対して回転自在に取付け、該軸体3に対して回転自在に取付けた鎖樋素体1が、上下に開口した筒体7内に雨水の流水力を受けて当該鎖樋素体1を回転させる回転作用部4と、筒体7の外周面に突設した羽根部13に風力を受けて当該鎖樋素体1を回転させる回転作用部4を設けて構成してあることを特徴とするものである。
In order to solve the above problem, the chain according to the present invention is a
このような構成とすることで、流下する雨水の流水力又は風力を回転作用部4で受けることで鎖樋素体1を回転させて自然力により「鎖樋素体1が回転する様子を見せる機能」を備えており、従来の鎖樋2では発揮できなかった新しい見せる機能を備えた鎖樋2を提供できる。しかも、鎖樋素体1を回転させるに当って、雨水の流下力又は風力という鎖樋素体1に作用する自然力を利用して回転させるものであるから鎖樋2の構成が簡略化できる。
また、風力、雨水の流水力により鎖樋素体1を回転させることができ、降水はないが風が吹いている時、風は吹いていないが降水時、降水時で且つ風が吹いている時のいずれの場合も鎖樋素体1を回転させることができる。
By having such a structure, the function of showing the state that the
Further, the
また、上下方向に長い線状材5により軸体3を構成し、線状材5に鎖樋素体1を上下方向に複数取付けると共に、複数の鎖樋素体1の全部又は一部を線状材5に対して回転自在とすることが好ましい。
Further, the
このような構成とすることで、上下方向に長い線状材5により軸体3に複数の鎖樋素体1を取付けることで、簡単な構成で軸体3に対して回転作用部4を備えた鎖樋素体1を回転自在に取付けて鎖樋2を形成することができる。
By adopting such a configuration, a plurality of
また、鎖樋素体1を回転自在に取付けた軸体3に繋ぎ部6を設け、上下の鎖樋素体1を繋ぎ部6で繋ぐことが好ましい。
Moreover, it is preferable to provide the
このように、軸体3に回転自在に取付けた鎖樋素体1同士を繋ぎ部6で繋ぐことで、鎖樋素体1の繋ぐ数を調整することで、回転自在な鎖樋素体1を備えた任意の長さの鎖樋2を簡単に形成することができる。
In this way, the
また、軸体3に回転自在に取付けた鎖樋素体1を、軸体3に対して浮かせる手段19を設けることが好ましい。
Further, it is preferable to provide
このような構成とすることで、鎖樋素体1を軸体3に対して小さな力で回転することができ、雨水の流水量が少ない場合や、風力が小さい場合であってもスムーズに鎖樋素体1を回転することができる。
By adopting such a configuration, the
本発明は、上記のように鎖樋素体を軸体に対して回転自在に取付け、該軸体に対して回転自在に取付けた鎖樋素体に雨水の流水力又は風力を受けて当該鎖樋素体を回転させるための回転作用部を設けているので、雨水の流水力又は風力により鎖樋素体が回転する様子を見せるという機能を備えていることになり、簡単な構成で従来の鎖樋にはないまったく新しい「見せる機能」を備えた商品価値の高い鎖樋を提供できる。 In the present invention, the chain element body is rotatably attached to the shaft body as described above, and the chain element body rotatably attached to the shaft body is subjected to rainwater flow force or wind power to receive the chain element. Since the rotary action part for rotating the silicon body is provided, it has the function of showing the state that the chain element is rotated by the flowing water force or wind power of rainwater, It is possible to provide a chain with high commercial value with a completely new “showing function” not found in chains.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
本発明の鎖樋2は複数の鎖樋素体1を上下方向に隙間16を介して配設したものであり、上端を軒樋に接続して軒樋から流下する雨水を鎖樋素体1を伝って次々と流下させるようにするためのものである。
The
本発明においては、鎖樋2を構成する全部の鎖樋素体1又は一部の鎖樋素体1が軸体3に対して回転自在となっている。
In the present invention, all the
図1乃至図3には本発明を説明する参考例の形態が示してあり、本参考例の形態においては、ワイヤーや棒材のように上下方向に長い線状材5により軸体3を構成し、この線状材5に鎖樋素体1を上下方向に複数取付けてあり、複数の鎖樋素体1の全部又は一部が線状材5に対して回転自在に取付けてある。鎖樋素体1を線状材5よりなる軸体3に回転自在に取付けるには、例えば、鎖樋素体1の中心に中心軸部10を設け、この中心軸部10に上下に貫通する孔11をあけ、該孔11に線状材5を遊挿し、線状材5に設けた落下防止部12に中心軸部10の下端を載置することで、鎖樋素体1を線状材5に回転自在に取付ける。
1 to 3 show a form of a reference example for explaining the present invention. In the form of this reference example, the
軸体3(線状材5)に対して回転自在に取付けた鎖樋素体1には雨水の流水力又は風力を受けて当該鎖樋素体1を回転させるための回転作用部4が設けてある。
The
図1乃至図3に示す参考例の形態においては、筒体7内に螺旋状に回転羽根部13を1乃至複数中心軸部10周りに設けることで回転作用部4が構成してあり、回転羽根部13の内周縁及び外周縁はそれぞれ中心軸部10及び筒体7内面に当接又は固着又は一体化してある。
In the form of the reference example shown in FIG. 1 to FIG. 3, the
本参考例の形態は筒状をした鎖樋素体1の上開口14から鎖樋素体1内に雨水が流入すると、雨水は中心軸部10周りに形成した螺旋状をした回転羽根部13の傾斜面に当って回転羽根部13上を螺旋流となって流下するものであるが、この際、上開口14から回転羽根部13の傾斜面に図1の矢印イのように当ることで回転羽根部13が軸体3である線状材5を中心に回転する力が作用し、また、螺旋状となった回転羽根部13に沿って雨水が螺旋流となって鎖樋素体1内を流れることで、鎖樋素体1を更に回転する力が作用し、これにより鎖樋素体1が線状材5を中心に図1の矢印ロのように回転する。
In this embodiment , when rainwater flows into the
このように鎖樋素体1を回転させながら自身も螺旋流となった雨水は筒体7の下開口15から下方に螺旋流となって流下し、隙間16を介して下に位置する別の鎖樋素体1の上開口14内に流下する。
In this way, the rainwater that has become a spiral flow itself while rotating the
下に位置する別の鎖樋素体1の上開口14から流下した雨水は上記と同様に螺旋状をした回転羽根部13の傾斜面に当って回転羽根部13上を螺旋流となって流下するものであり、これにより上記と同様にして下の鎖樋素体1が線状材5を中心に回転する。
Rainwater that flows down from the
同様にして次々と、下の鎖樋素体1が線状材5を中心にして回転することで、全ての鎖樋素体1を回転することができる。
Similarly, all the
この参考例の形態においては、上記のように雨水が流れると、雨水の流水力により鎖樋素体1が回転する様子が見え、また、上下の鎖樋素体1間の隙間16においては雨水が螺旋流となって流れる様子が見える。これにより、従来の鎖樋素体1が回転せず、また、鎖樋素体1間の隙間16においては雨水が真っ直ぐ流れる様子しか見えないものに比べて、従来の鎖樋2では現出できなかった、雨水の動き、鎖樋素体1の動きを現出できることになる。
In the embodiment of this reference example, when rainwater flows as described above, it can be seen that the
もちろん、上記参考例では全部の鎖樋素体1を軸体3を構成する線状材5に対して回転できるようにした例で説明したが、一部の鎖樋素体1が回転作用部4を備えて軸体3に対して回転できるが、他の鎖樋素体1は回転作用部4を備えず且つ回転しないようにしたものであってもよく、この場合は、鎖樋2を構成する複数の鎖樋素体1のうち一部の鎖樋素体1が回転し、一部が鎖樋素体1が回転しない状態となり、回転する鎖樋素体1の下端から雨水が螺旋流で流下する様子が見え、回転しない鎖樋素体1の下端から雨水が下方に真っ直ぐ流下する様子が見え、回転する鎖樋素体1と回転しない鎖樋素体1とが上下方向に混在すると共に、螺旋流と、真っ直ぐな流れとが上下方向に混在し、変化に富んだ雨水の動き、鎖樋素体1の動、静の対比とが強調される鎖樋2を提供できる。
Of course, in the above reference example , the description has been given of the example in which the
また、鎖樋素体1を流れる雨水の流量により鎖樋素体1の回転速度が変化する。このため、鎖樋2を流れる雨水の流量の変化に対応して鎖樋素体1の回転速度が変化することになり、この点でも、雨天時に時間の経過と共に雨量が変化することで、時間の経過と共に回転速度が変化していく趣のある鎖樋2とすることができる。
Further, the rotational speed of the
図1乃至図3に示す参考例の形態においては、複数の回転する鎖樋素体1が雨水の流水力により同じ方向に回転するようになっている。もちろん、これにのみ限定されず、図4、図5のように、回転する鎖樋素体1のうちいずれかが一方向に回転し、他の回転する鎖樋素体1が該一方向(矢印ロ方向)と逆方向(矢印ニ方向)に回転するようにしてもよい。この場合、使用する鎖樋素体1として、図3に示す鎖樋素体1と、図6に示す回転作用部4を構成する螺旋状をした回転羽根部13の螺旋の巻き方向が逆になった鎖樋素体1とを併用して上下に配設する。
In the form of the reference example shown in FIGS. 1 to 3, a plurality of rotating
図6に示す鎖樋素体1は、上開口14から回転羽根部13の傾斜面に図1の矢印ハのように当ることで回転羽根部13が軸体3である線状材5を中心に回転する力が作用し、また、螺旋状となった回転羽根部13に沿って雨水が螺旋流となって鎖樋素体1内を流れることで、鎖樋素体1を更に回転する力が作用し、これにより鎖樋素体1が線状材5を中心に図4の矢印ニのように回転する。
The
図4、図5に示す参考例の形態では雨水の流水力により一方向に回転する鎖樋素体1と、逆方向に回転する鎖樋素体1とを上下に交互に配置した例を示しているが、必ずしもこれにのみ限定されず、一方向に回転する鎖樋素体1と、逆方向に回転する鎖樋素体1とを上下方向に配置する形態は任意に選択することができる。
4 and 5 show an example in which a
また、雨水の流水力により回転する複数の鎖樋素体1のうち、一部の鎖樋素体1が他の鎖樋素体1よりも回転速度が遅くなるようにしてもよい。
Moreover, you may make it a rotational speed of some chain |
この場合、例えば、図7、図8のように回転作用部4を構成する螺旋状をした回転羽根部13の傾斜角度を変えることで、傾斜角度の緩いものは流水力の作用による回転速度が速く、傾斜角度の急なものは流水力の作用による回転速度が遅くなり、これにより速く回転する鎖樋素体1と、遅く回転する鎖樋素体1とが上下方向に混在し、よりいっそう変化に富んだ動きをする鎖樋2とすることができる。
In this case, for example, as shown in FIG. 7 and FIG. 8, by changing the inclination angle of the spiral
また、図7、図8に示す参考例の形態では、流水力によって回転する複数の鎖樋素体1を用いて鎖樋2を構成するに当って、回転方向が異なる鎖樋素体1と、回転速度が異なる鎖樋素体1とを組み合わせた例で示したが、回転方向が同じ方向であるが回転速度の異なる複数の鎖樋素体1の上下方向に混在させて鎖樋2を形成してもよい。
Moreover, in the form of the reference example shown in FIG. 7 and FIG. 8, when the
また、上記例においては、ワイヤーや棒材のように上下方向に長い線状材5により軸体3を構成し、この線状材5に鎖樋素体1を上下方向に複数取付けた例を示したが、図9乃至図11に示すように、鎖樋素体1を回転自在に取付けた軸体3に繋ぎ部6を設け、上下の鎖樋素体1を繋ぎ部6で繋ぐことで、上下方向に複数の鎖樋素体1を配設した鎖樋2を構成するようにしてもよい。図9乃至図11の参考例の形態では、上端部又は下端部のいずれかに上又は下の繋ぎ部6を設けた軸体3を中心軸部10の孔11に遊挿し、軸体3の下端又は上端に下又は上の繋ぎ部6を取付ける。下の繋ぎ部6の上部には中心軸部10の下端部の下端が落下するための落下防止部12が設けてある。そして、上の鎖樋素体1の軸体3の下端部に設けた下の繋ぎ部6に、下の鎖樋素体1の軸体3の上端部に設けた上の繋ぎ部6を連結して繋ぐことで上下に複数の鎖樋素体1を配設した鎖樋2を構成することができる。
Moreover, in the said example, the
また、上記例では雨水の流水力で鎖樋素体1が回転する例を示したが、風力により鎖樋素体1が回転するようにしてもよい。
In the above example, the
図12にはその参考例の形態が示してあり、鎖樋素体1の筒体7の外周面に回転羽根部13を突設して回転作用部4を構成した例である。つまり、風が吹いて軸体3に対して回転自在に取付けた鎖樋素体1の外周部の回転羽根部13に風が当ると、鎖樋素体1が回転するようになっている。この形態においては、雨が降っている時、雨が降っていない時のいずれの場合であっても、風が吹いていれば、鎖樋素体1が回転をする。
FIG. 12 shows a form of the reference example, in which the
したがって、雨が降っている時に、風が吹かないと従来の鎖樋2と同様に鎖樋素体1は回転せず、風が吹くと従来の鎖樋2とは異なって鎖樋素体1が回転するというように、変化に富んだ動きをする鎖樋2を提供することができる。
Therefore, when it is raining, if the wind does not blow, the
この風力で回転する場合も、図示を省略しているが、回転羽根部13の形状を選択することで、回転方向が一方向、反対方向のいずれのものも形成でき、また、回転速度の異なるものを形成できる。
Also in the case of rotating with this wind force, illustration is omitted, but by selecting the shape of the
また、図13には鎖樋素体1の筒体7の外周面に回転羽根部13を突設して風により鎖樋素体1を回転させる回転作用部4を形成すると共に、筒体7内に前述の実施形態のように螺旋状をした回転羽根部13を設けて雨水の流水力により鎖樋素体1を回転させる回転作用部4を形成した例である。
Further, in FIG. 13, a
この実施形態においては、風力、雨水の流水力により鎖樋素体1を回転させることができ、降水はないが風が吹いている時、風は吹いていないが降水時、降水時で且つ風が吹いている時のいずれの場合も鎖樋素体1を回転させることができる。
In this embodiment, the
そして、これら各種の形態の鎖樋素体1を上下方向に適宜組み合わせて、前述の各形態と同様に、同一方向に回転させる鎖樋素体1を上下方向に配設して鎖樋2を形成したり、回転方向が異なる鎖樋素体1を上下方向に混在させて鎖樋2を形成したり、回転速度が異なる鎖樋素体1を上下方向に混在させて鎖樋2を形成したり、回転方向、回転速度が異なる鎖樋素体1を上下方向に混在させて鎖樋2を形成したりしてもよい。
Then, these various forms of
上記いずれの形態においても、軸体3に回転自在に取付けた雨水の流水力又は風力により回転する鎖樋素体1に、当該鎖樋素体1が雨水の流水力又は風力により回転する際に、当該鎖樋素体1の回転の視認を強調させるための回転視認強調手段8を設けてもよい。
In any of the above forms , when the
例えば、鎖樋素体1の外周面の周方向の一部を他の部分と色あるいは形状を異ならせて該色あるいは形状を違わせることで回転視認強調手段8を構成する。この形態では鎖樋素体1が回転すると外周面の周方向の一部の色あるいは形状の異なる部分である回転視認強調手段8が軸体3を中心に公転するように視認できて、鎖樋素体1の回転がより強調して視認できることになる。図12、13の形態では外部に露出する回転作用部4が回転視認強調手段8を兼用している。
For example, the rotation visual enhancement means 8 is configured by changing the color or shape of a part of the outer peripheral surface of the
また、図示を省略しているが、筒体7の外周面部の周方向の一部を透明、他の部分を不透明とすることで回転視認強調手段8を構成してもよい。この場合は、鎖樋素体1が回転することで、筒体7の透明の部分が軸体3を中心に公転するように視認できて、透明の部分から筒体7内が間欠的に視認されることで、鎖樋素体1の回転がより強調して視認できることになる。この場合は、筒体7内の回転作用部4及び螺旋流が間欠的に見えることになる。
Although not shown in the drawings, the rotation visual enhancement means 8 may be configured by making a part of the outer peripheral surface of the
また、図示を省略しているが、筒体7の全部透明とするか又は周方向にわたる透明部を設けて回転視認強調手段8を構成して、内部の回転作用部4の回転及び螺旋流が見えるようにしてもよい。この場合、回転作用部4を不透明とすることで、透明な筒体7を介して内部の回転作用部4の回転がよく視認できる。
Although not shown in the figure, the
図15には本発明を説明する他の参考例の形態が示してあり、本形態においては軸体3に回転自在に取付けた鎖樋素体1を、軸体3に対して浮かせる手段19を設けたものである。浮かせる手段19としては、軸体3に回転自在に遊挿した鎖樋素体1の下端部とこれに対向する軸体3の部位にそれぞれ対向する部分が同極となった永久磁石20を設けることで鎖樋素体1を軸体3に対して浮かせる手段19を構成したものであり、同極となった永久磁石20の反発力で鎖樋素体1が軸体3に対して浮いた状態になっている。このように鎖樋素体1を軸体3に対して浮いた状態で回転自在とすることで、流水力が小さい場合や風力が小さい場合であっても、軽く鎖樋素体1を回転させることができる。
FIG. 15 shows another embodiment of the present invention for explaining the present invention. In this embodiment , means 19 for floating the
1 鎖樋素体
2 鎖樋
3 軸体
4 回転作用部
5 線状材
6 繋ぎ部
7 筒体
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