JP4466243B2 - シャッター装置及び撮像装置 - Google Patents

シャッター装置及び撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4466243B2
JP4466243B2 JP2004208208A JP2004208208A JP4466243B2 JP 4466243 B2 JP4466243 B2 JP 4466243B2 JP 2004208208 A JP2004208208 A JP 2004208208A JP 2004208208 A JP2004208208 A JP 2004208208A JP 4466243 B2 JP4466243 B2 JP 4466243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
imaging
optical
light
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004208208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006030511A (ja
Inventor
大 新谷
努 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Opto Inc
Original Assignee
Konica Minolta Opto Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Opto Inc filed Critical Konica Minolta Opto Inc
Priority to JP2004208208A priority Critical patent/JP4466243B2/ja
Publication of JP2006030511A publication Critical patent/JP2006030511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4466243B2 publication Critical patent/JP4466243B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明はシャッター装置及び撮像装置に関するものであり、更に詳しくは被写体の映像を撮像光学系により光学的に取り込んで撮像素子により電気的な信号として出力する撮像装置と、その撮像装置に搭載されるシャッター装置に関するものである。
近年、光学ズームの可能なデジタルスチルカメラやビデオカメラの小型化が進んでいる。このため、搭載される撮像装置にも小型化・薄型化が求められている。こういった要望に対し、撮像光学系内にプリズムやミラーを配置して光路を折り曲げることにより、薄型化を図るとともにレンズがボディから飛び出さないようにしたカメラが、特許文献1,2で提案されている。これらのカメラでは撮像光学系が屈曲光学系から成っているため、シャッター位置は光路の折り曲げ前又は折り曲げ後に設定される。例えば、特許文献1記載のカメラでは光路を折り曲げた後の固定位置にシャッター装置が配置されており、特許文献2記載のカメラでは対物レンズ直前のバリア部分にシャッター装置が配置されている。
特開2001−75162号公報 特開2003−114461号公報
しかし、特許文献1記載のカメラでは、シャッター位置が光路折り曲げ後に固定される構成になっているため、撮像光学系の設計の自由度が低下してしまう。結果的に撮像装置を小型化することが困難になる。また、シャッター駆動用のアクチュエータが鏡胴中央部に存在するため、この点でも撮像装置の小型化は困難になる。特許文献2記載のカメラでは、シャッター位置が最も物体側に設定されているため、シャッターを構成する部材の大型化が避けられない。したがって、高速シャッターを実現することは困難である。さらに、露光ムラを防止するためにプログレッシブタイプのCCD(Charge Coupled Device)を使う必要があり、これを一般的なCCDと同じ画素数で実現しようとするとCCDサイズが大きくなってしまう。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、撮像光学系の設計の自由度を抑えることなく撮像装置の小型化を可能にするシャッター装置と、それを用いた小型で薄型の撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明のシャッター装置は、撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成するための撮像光学系に用いられるシャッター装置であって、前記撮像光学系の光軸に対して所定の角度を成す反射面で光路を折り曲げる反射部材と、前記反射面に対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉じる遮光部材と、を有し、前記反射部材に前記遮光部材を通過させるスリットが設けられており、そのスリットが前記反射面において前記撮像光学系の光軸と略同一点を通過し、かつ、折り曲げ前後の光軸を含む平面に対して垂直な方向に延びて前記反射面を分割することを特徴とする。
第2の発明のシャッター装置は、上記第1の発明において、シャッターを閉じる際に、前記遮光部材が前記反射部材側から光路を遮ることで、光路の遮光が軸上中心部近辺から開始されることを特徴とする。
第3の発明のシャッター装置は、撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成するための撮像光学系に用いられるシャッター装置であって、前記撮像光学系の光軸に対して所定の角度を成す反射面で光路を折り曲げる反射部材と、前記反射面に対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉じる遮光部材と、を有し、シャッターを閉じる際に光路の遮光が軸上中心部近辺から開始されるように構成されていることを特徴とする。
第4の発明のシャッター装置は、上記第1〜第3のいずれか1つの発明において、さらにシャッター駆動用のアクチュエータを前記反射面の裏面側に有することを特徴とする。
第5の発明のシャッター装置は、上記第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記所定の角度が略45°であることを特徴とする。
の発明の撮像装置は、物体の光学像を形成する撮像光学系と、前記光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、を備えた撮像装置であって、第1〜第のいずれか1つの発明に係るシャッター装置を備えたことを特徴とする。
の発明の撮像装置は、上記第の発明において、前記撮像光学系が複数のレンズ群から成り少なくとも1つのレンズ群を光軸に沿って移動させることにより変倍を行う可変焦点距離レンズであり、前記シャッター装置が最も物体側のレンズ群においてシャッターを構成することを特徴とする。
の発明の撮像装置は、上記第6又はの発明において、さらにNDフィルターを備えたことを特徴とする。
本発明に係るシャッター装置は、撮像光学系の光軸に対して所定の角度を成す反射面で光路を折り曲げる反射部材と、その反射面に対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉じる遮光部材と、を有する構成になっているため、撮像光学系の設計の自由度を抑えることなく撮像装置の小型化・薄型化を達成することができる。また、シャッターを閉じる際に光路を軸上中心部近辺から遮光するように構成すれば、周辺光量の低下を補正して均一な明るさの撮像画像を得ることが可能となる。そして、本発明に係る撮像装置をデジタルカメラ,携帯情報端末等の機器に用いれば、これらの機器の薄型・コンパクト化,高性能化,高機能化,低コスト化等に寄与することができる。
以下、本発明を実施したシャッター装置及び撮像装置等を、図面を参照しつつ説明する。本発明に係る撮像装置は、被写体の映像を光学的に取り込んで電気的な信号として出力する光学装置であって、被写体の静止画撮影や動画撮影に用いられるカメラの主たる構成要素を成すものである。そのようなカメラの例としては、デジタルカメラ;ビデオカメラ;監視カメラ;車載カメラ;テレビ電話用カメラ;ドアホーン用カメラ;パーソナルコンピュータ,モバイルコンピュータ,携帯電話,携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant),これらの周辺機器(マウス,スキャナー,プリンター等),その他のデジタル機器等に内蔵又は外付けされるカメラが挙げられる。これらの例から分かるように、撮像装置を用いることによりカメラを構成することができるだけでなく、各種機器に撮像装置を搭載することによりカメラ機能を付加することも可能である。例えば、カメラ付き携帯電話等の画像入力機能付きデジタル機器を構成することが可能である。
なお、従来「デジタルカメラ」の語は、専ら光学的な静止画を記録するものを指していたが、静止画と動画を同時に扱えるデジタルスチルカメラや家庭用デジタルムービーカメラも提案されており、現在では特に区別されなくなってきている。したがって「デジタルカメラ」の語は、デジタルスチルカメラ,デジタルムービーカメラ,ウェッブカメラ(オープン型・プライベート型を問わず、ネットワークに接続されて画像の送受信を可能にする機器に接続されるカメラであって、ネットワークに直接接続されるもの、パーソナルコンピュータ等の情報処理機能を有する機器を介して接続されるもの、の両方を含む。)等のように、光学像を形成する撮像光学系,その光学像を電気映像信号に変換する撮像素子等を備えた撮像装置を主たる構成要素とするカメラすべてを含むものとする。
図1に、撮像装置LUの構成例を示す。この撮像装置LUは、物体(すなわち被写体)側から順に、物体の光学像(IM:像面)を変倍可能に形成するズームレンズ系(撮像光学系に相当する。)TLと、シャッターを構成するとともに光路の折り曲げを行うシャッター装置SUと、光学フィルターOF(例えば、光学的ローパスフィルター,赤外カットフィルター等のフィルター類に相当する。)と、ズームレンズ系TLにより受光面SS上に形成された光学像IMを電気映像信号に変換する撮像素子SRとを備えており、デジタルカメラ,携帯情報機器(つまり、携帯電話,PDA等の小型で携帯可能な情報機器端末)等に相当するデジタル機器CUの一部を成している。これらの撮像装置LUでデジタルカメラを構成する場合、通常そのカメラのボディ内部に撮像装置LUを配置することになるが、カメラ機能を実現する際には必要に応じた形態を採用することが可能である。例えば、ユニット化した撮像装置LUをカメラボディに対して着脱自在又は回動自在に構成してもよく、ユニット化した撮像装置LUを携帯情報機器(携帯電話,PDA等)に対して着脱自在又は回動自在に構成してもよい。
ズームレンズ系TLは複数のレンズ群から成っており、少なくとも1つのレンズ群が光軸AXに沿って移動し、少なくとも1つのレンズ群間隔を変化させることにより変倍(すなわちズーミング)を行う構成になっている。なお、使用する撮像光学系はズームレンズ系TLに限らない。ズームレンズ系TLの代わりに、他のタイプの可変焦点距離レンズ(例えば、バリフォーカルレンズ系,複数焦点距離切り替え型レンズ等の焦点距離可変の結像光学系),単焦点距離レンズ等を用いてもよい。
撮像素子SRとしては、例えば複数の画素を有するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等の固体撮像素子が用いられる。そして、ズームレンズ系TLにより(撮像素子SRの受光面SS上に)形成された光学像は、撮像素子SRにより電気的な信号に変換される。撮像素子SRで生成した信号は、必要に応じて所定のデジタル画像処理や画像圧縮処理等が施されてデジタル映像信号としてメモリー(半導体メモリー,光ディスク等)に記録されたり、場合によってはケーブルを介したり赤外線信号に変換されたりして他の機器に伝送される。
ズームレンズ系TLで形成されるべき光学像は、撮像素子SRの画素ピッチにより決定される所定の遮断周波数特性を有する光学的ローパスフィルター(図1中の光学フィルターOFに相当する。)を通過することにより、電気的な信号に変換される際に発生するいわゆる折り返しノイズが最小化されるように、空間周波数特性が調整される。これにより、色モアレの発生を抑えることができる。ただし、解像限界周波数周辺の性能を抑えてやれば、光学的ローパスフィルターを用いなくてもノイズの発生を懸念する必要がなく、また、ノイズがあまり目立たない表示系(例えば、携帯電話の液晶画面等)を用いてユーザーが撮影や鑑賞を行う場合には、撮像光学系に光学的ローパスフィルターを用いる必要がない。したがって、光学的ローパスフィルターを必要としない撮像装置では、射出瞳位置を適正に配置することができれば、バックフォーカスの短縮により撮像装置やカメラの小型化を達成することが可能である。
また、上記光学的ローパスフィルターとしては、複屈折型ローパスフィルターや位相型ローパスフィルター等が適用可能である。複屈折型ローパスフィルターとしては、結晶軸方向が所定方向に調整された水晶等の複屈折材料から成るもの、偏光面を変化させる波長板等を積層して成るもの等が挙げられる。位相型ローパスフィルターとしては、必要とされる光学的な遮断周波数特性を回折効果により達成するもの等が挙げられる。
ズームレンズ系TL内の光路の途中には、光軸AXに対して略45°(つまり45°又は実質的に45°)の角度を成す平面状の反射面RLを有するミラーMRが、反射部材として配置されている。ミラーMRはシャッター装置SUの一部を成しており、ミラーMRの反射面RLにより、ズームレンズ系TLを屈曲光学系として使用するための光路の折り曲げが行われ、その際、光軸AXが略90°(つまり90°又は実質的に90°)折り曲げられるようにして光束が反射される。このようにズームレンズ系TLの光路中に光路を折り曲げる反射面RLを設ければ、撮像装置LUの配置の自由度が高まるとともに、撮像装置LUの厚さ方向のサイズを変化させて、撮像装置LUの見かけ上の薄型化を達成することが可能となる。
ミラーMRは光学的なパワー(焦点距離の逆数で定義される量)を有していないが、光路を折り曲げる光学部材に光学的なパワーを持たせてもよい。例えば、ミラーMRの反射面RLにズームレンズ系TLの光学的パワーを一部負担させれば、レンズ素子のパワー負担を減らして光学性能を向上させることが可能となる。また、光路の折り曲げ位置はズームレンズ系TLの前側,途中,後ろ側のいずれでもよい。光路の折り曲げ位置は必要に応じて設定すればよく、光路の適正な折り曲げにより、撮像装置LUが搭載されるデジタル機器(デジタルカメラ等)CUの見かけ上の薄型化やコンパクト化を達成することが可能となる。
ズームレンズ系TL内の光路の途中には、反射面RLに対して略90°(つまり90°又は実質的に90°)の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉じるシャッター羽根SHが、遮光部材として配置されている。シャッター羽根SHはシャッター装置SUの一部を成しており、シャッター羽根SHがミラーMR側から光路を遮ることにより、光路を軸上中心部近辺から遮光してシャッターを閉状態とする。このように光路の折り曲げ位置又はその近傍にシャッター位置を設定することが好ましい。撮像光学系として屈曲光学系を用いる場合、光路の折り曲げ部分がズーミングやフォーカシングのために移動すると、撮像装置の小型化・薄型化が困難になる。したがって、光路の折り曲げ位置を含むレンズ群はズーミング等のために移動しない固定群であることが好ましい。その固定群においてシャッターを構成すれば、ズームレンズ系TLを高い自由度で設計することが可能になる。したがって、撮像光学系の設計の自由度を抑えることなく撮像装置LUを小型化することが可能になり、鏡胴の設計も容易になるため撮像装置LUの小型化だけでなく低コスト化も可能になる。
上記のように光路を軸上中心部近辺から遮光する構成によると、シャッターの開口部が小さくて済む(つまり実質光路を切る部分が光路の半分で済む)ため、シャッター装置SUの小型化が可能になる。また、光路を軸上中心部近辺から遮光する構成は、撮像光学系での周辺光量落ちによるシェーディングを補正するように作用するため、周辺光量の低下を補正して均一な明るさの撮像画像を得ることが可能になる。したがって、撮像装置LUをデジタルカメラ,携帯情報端末等のデジタル機器CUに用いれば、その薄型・コンパクト化,高性能化,高機能化,低コスト化等に寄与することが可能になる。
上記シャッター装置SUの機能等を更に詳しく説明する。図2に、正負正正正の5成分から成るズームレンズ系TLを搭載した撮像装置LUの内部構造を示す。ズームレンズ系TLは、移動群として第2レンズ群GR2,第4レンズ群GR4及び第5レンズ群GR5を有しており、固定群として第1レンズ群GR1及び第3レンズ群GR3を有している。固定群である第1レンズ群GR1にはシャッター装置SUが搭載されており、固定群である第3レンズ群GR3には絞りSTが搭載されている。シャッター装置SUのミラーMRは、光軸AXに対して略45°の角度を成す反射面RLで光路の折り曲げを行い、シャッター装置SUのシャッター羽根SHは反射面RLに対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉状態とする。したがって、光路の折り曲げとシャッター開閉動作は共に第1レンズ群GR1において行われる。
反射部材であるミラーMRには、遮光部材であるシャッター羽根SHを通過させるスリットSLが設けられている。そのスリットSLは、反射面RLにおいてズームレンズ系TLの光軸AXと略同一点を通過し、かつ、折り曲げ前後の光軸AXを含む平面に対して垂直な方向に延びて反射面RLを分割するように設けられている。シャッターを閉じる際にシャッター羽根SHをミラーMRに当てて止めるのは構成上難しいが、ミラーMRに設けられているスリットSLをシャッター羽根SHが通過するようにすれば、シャッター装置SUの構成を簡単にすることが可能である。ズームレンズ系TLの光軸AXは、反射面RLの中央に対し略45°の角度で入射する構成になっているので、シャッター装置SUのコンパクト化も可能である。
上記のようにミラーMRのスリットSLをシャッター羽根SHが通過する構成においては、シャッター羽根SHがミラーMR側から光路を遮るように制御することができる。スリットSLは反射面RLにおいてズームレンズ系TLの光軸AXと略同一点を通過するよう形成されているので、シャッター羽根SHがミラーMR側から光路を遮ると、光路の軸上中心部近辺から遮光が進行することになる。したがって、前述した効果を得ることができる。つまり、実質光路を切る部分が光路の半分で済むためシャッターの開口部を小さくすることができ、結果としてシャッター装置SUの小型化が可能になる。また、光路を軸上中心部近辺から遮光する構成は、撮像光学系での周辺光量落ちによるシェーディングを補正するように作用するため、周辺光量の低下を補正して均一な明るさの撮像画像を得ることが可能になる。
上記のようにシャッター羽根SHを移動させるために、シャッター駆動用のアクチュエータACが反射面RLの裏面側(つまりミラーMRの背面側)に配置されている。ミラーMRの背面側はデッドスペースとなりやすいので、そこにアクチュエータACを配置すればデッドスペースの活用になり、撮像装置LUの小型化・薄型化に寄与することができる。なお、アクチュエータACは、ムービングマグネット,コイル等で構成されており、それらに電力,制御信号等を与えるためのフレキシブル基板(不図示)と接続されている。
図2に示すズームレンズ系TLのように、複数のレンズ群から成り少なくとも1つのレンズ群を光軸に沿って移動させることにより変倍を行う可変焦点距離レンズを撮像光学系として用いた構成では、シャッター装置が最も物体側のレンズ群においてシャッターを構成することが好ましい。図2に示すズームレンズ系TLでは、第1レンズ群GR1にシャッターを構成することにより、撮像装置の小型化・薄型化を効果的に達成している。また、正パワーの第1レンズ群GR1で光軸AXを折り曲げる構成は、撮像装置LUの軽量・コンパクト化に有効であり、それによってデジタル機器(デジタルカメラ等)CUの効果的な薄型化が可能となる。
次に、図2の撮像装置LUにおいて好適に使用可能なシャッター装置SUを、具体例を挙げて説明する。ここで挙げる具体例は、図3に示す1枚羽根タイプのシャッター装置SUと、図4に示す2枚羽根タイプのシャッター装置SUである。図3,図4は、いずれも図2の撮像装置LUにおいてシャッター装置SUをV方向から見たときのシャッター開閉動作を示しており、(A)がシャッター開状態、(B)と(C)がシャッター開閉の途中の状態(つまり開口11,21がシャッター羽根SHで一部覆われた状態)、(D)がシャッター閉状態をそれぞれ示している。
図3に示すシャッター装置SUは、開口11を有する基板10,開口11を開閉する1枚のシャッター羽根SH,シャッター羽根SHを駆動するためのアクチュエータAC等を備えている。シャッター羽根SHには、その回動の中心となる軸としてピン12が設けられており、基板10にはピン12を受ける穴(不図示)が形成されている。また、シャッター羽根SHにはピン14が取り付けられており、ピン14はアクチュエータACにより揺動するレバー13に設けられている。したがって、アクチュエータACによりピン14を移動させると、シャッター羽根SHがピン12を中心に回動してシャッターの開閉が行われる。撮影に先立ちライブビューを表示しているときはシャッターが開いた状態(A)にあり、光束はシャッター羽根SHで遮られることなく開口11を通過する。レリーズ指示されると、CCDは電荷掃き出しを行って露光を開始する。所定時間経過した後、シャッター羽根SHは(B),(C),(D)の順に示すように移動して露光を終了する。
図4に示すシャッター装置SUは、開口21を有する基板20,開口21を開閉する2枚のシャッター羽根SH,シャッター羽根SHを駆動するためのアクチュエータAC等を備えている。シャッター羽根SHには、各回動の中心となる軸としてピン22がそれぞれ設けられており、基板20にはピン22を受ける穴(不図示)が形成されている。また、各シャッター羽根SHには長孔25が設けられており、2つの長孔25の重なり部分にはピン24が嵌入している。ピン24はアクチュエータACにより揺動するレバー23に設けられている。したがって、アクチュエータACによりピン24を移動させると、各シャッター羽根SHがピン22を中心に回動してシャッターの開閉が行われる。撮影に先立ちライブビューを表示しているときはシャッターが開いた状態(A)にあり、光束はシャッター羽根SHで遮られることなく開口21を通過する。レリーズ指示されると、CCDは電荷掃き出しを行って露光を開始する。所定時間経過した後、シャッター羽根SHは(B),(C),(D)の順に示すように移動して露光を終了する。
図3,図4に示すいずれのシャッター装置SUにおいても、光軸AXが通る軸上中心部付近から遮光が開始されるので、軸外光での露光時間は長くなる。つまり、軸上中心光の露光時間をctとし、軸外光の露光時間をgtとすると、ct<gtとなる。前述したように、光路を軸上中心部近辺から遮光する構成は、撮像光学系での周辺光量落ちによるシェーディングを補正するように作用する。これを以下に詳述する。
図5に、一般的なレンズシャッター装置が光量分布に与える影響を模式的に示す。S1は、シャッターを閉じる際の光軸AX位置から画面周辺位置かけての減光量分布(Δ:減光量)を示すラインである。W1,T1は、広角端,望遠端における撮像光学系のみによる光軸AX位置から画面周辺位置かけての光量分布(L1:光量差)をそれぞれ示すラインである。W2,T2は、広角端,望遠端における光量分布W1,T1から各位置での減光量を差し引いたトータルの光量分布(L2:光量差)をそれぞれ示すラインである。一般的な撮像光学系を用いた場合、光量分布W1,T1で示すようにコサイン4乗則等によって軸外光の光量の方が軸上光の光量よりも少なくなる。この周辺光量落ちに対応するために通常シェーディング補正が行われるが、一般的なレンズシャッター装置では軸外光から遮光が開始されるため(図5中の減光量分布S1参照。)、トータルの光量分布W2,T2で示すように必要な補正量は増大してしまう。
図6に、本発明を実施したシャッター装置SU(図1〜図4)が光量分布に与える影響を図5と同様に示す。シャッター装置SUは光路を軸上中心部近辺から遮光するため、図6中の減光量分布S1で示すように、軸上光の光量の方が軸外光の光量よりも少なくなる。これは、シャッター装置SUが撮像光学系での周辺光量落ちを補正するように作用することを意味する。したがって、必要な補正量はトータル光量分布W2,T2で示すように少なくなり、撮像素子SRの受光面SS上での光量分布が改善されて、均一な明るさの撮像画像が得られる。もちろん、シャッター速度,焦点距離,絞り値等により周辺光量比は変化するので、それに見合ったシェーディング補正を行うようにするのが好ましい。
図7に、負正正負の4成分から成るズームレンズ系TLを搭載した撮像装置LUの概略構成を示す。図7では、広角端(W)におけるズームレンズ系TLのレンズ配置を光学断面で示している。また、実線矢印m2,m3は広角端(W)から望遠端(T)へのズーミングにおける第2,第3レンズ群GR2,GR3の移動(つまり像面IMに対する相対的な位置の変化)をそれぞれ模式的に示しており、破線矢印m4は第4レンズ群GR4がズーミングにおいて位置固定であることを示している。なお、光学フィルターOF(ここでは撮像素子SRのカバーガラスを含む。)もズーミングにおいて位置固定である。
図7に示す撮像装置LUは、パワー配置等の異なったズームレンズ系TLを備えているが、その基本的な構成は図2の撮像装置LUと同様である。そのズームレンズ系TLは、移動群として第2レンズ群GR2及び第3レンズ群GR3を有しており、固定群として第1レンズ群GR1及び第4レンズ群GR4を有している。固定群である第1レンズ群GR1にはシャッター装置SUが搭載されており、移動群である第2レンズ群GR2には絞りSTが搭載されている。シャッター装置SUのミラーMRは、光軸AXに対して略45°の角度を成す反射面RLで光路の折り曲げを行い、シャッター装置SUのシャッター羽根SHは反射面RLに対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉状態とする。したがって、光路の折り曲げとシャッター開閉動作は共に第1レンズ群GR1において行われる。
図7に示すズームレンズ系TLのように最も物体側のレンズ群と最終レンズ群を固定群とする撮像光学系では、従来型のシャッター配置を採用すると有効に光線を切ることができなくなる。例えば、絞りST付近にズーム位置固定のシャッターを配置すると、軸上光と軸外光とで切り方のバランスが崩れるといった問題が生じてしまう。図7に示す撮像装置LUでは、ズーム位置固定の第1レンズ群GR1にシャッター装置SUがビルトインしてあるので、シャッター配置に起因する問題は生じない。
図7に示すズームレンズ系TLには、減光手段としてND(Neutral Density)フィルターFLが設けられている。NDフィルターは配置に制約の少ない減光手段であるため、これを配置することにより撮像光学系の設計や小型化が容易になる。また、減光手段としてNDフィルターFLのみを用いれば、軸外光束の遮断を気にせずに光量調節を有効に行うことが可能となる。
図8に、正負正正の4成分から成るズームレンズ系TLを搭載した撮像装置LUの概略構成を示す。図8に示す撮像装置LUは、第1レンズ群GR1以外のレンズ群にシャッター装置SUを用いた場合の一例であり、ズームタイプとシャッター配置が異なるほかは、図2の撮像装置LUと同様に構成されている。そのズームレンズ系TLは、移動群として第2レンズ群GR2及び第4レンズ群GR4を有しており、固定群として第1レンズ群GR1及び第3レンズ群GR3を有している。固定群である第3レンズ群GR3にはシャッター装置SUが搭載されている。シャッター装置SUのミラーMRは、光軸AXに対して略45°の角度を成す反射面RLで光路の折り曲げを行い、シャッター装置SUのシャッター羽根SHは反射面RLに対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉状態とする。したがって、光路の折り曲げとシャッター開閉動作は共に第3レンズ群GR3において行われる。
図8に示すズームレンズ系TLは、高変倍ズーム等としてよく使用される正負正正タイプの4群ズームである。このタイプでは、ズーム位置固定の第3レンズ群GR3で光束幅が小さくなるため、その第3レンズ群GR3にシャッター装置SUを用いると、シャッター開口部,シャッター羽根等が小さくて済む。したがって、シャッター装置SU全体の小型化可能になり、高速シャッターも実現しやすくなる。この観点から、シャッター装置SUは光束の最も細くなる位置又はその近傍においてシャッターを構成することが好ましい。
なお、上述した各実施の形態には以下の構成が含まれており、その構成によると、撮像光学系の設計や鏡胴設計の自由度を抑えることなく薄型化・小型化を達成することができ、撮像光学系に起因するシェーディングを補正して均一な明るさの光学像を形成することができる。そして、それをデジタルカメラ,携帯情報機器(携帯電話,PDA等)等のデジタル機器に用いることにより、当該機器の薄型・軽量・コンパクト化,低コスト化,高性能化及び高機能化等に寄与することができる。
(U1) 物体の光学像を形成する撮像光学系と、前記光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、前記撮像光学系においてシャッターを構成するシャッター装置と、を備えた撮像装置であって、前記シャッター装置が、前記撮像光学系の光軸に対して所定の角度を成す反射面で光路を折り曲げる反射部材と、前記反射面に対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉じる遮光部材と、を有することを特徴とする撮像装置。
(U2) 前記反射部材に前記遮光部材を通過させるスリットが設けられており、そのスリットが前記反射面において前記撮像光学系の光軸と略同一点を通過し、かつ、折り曲げ前後の光軸を含む平面に対して垂直な方向に延びて前記反射面を分割することを特徴とする上記(U1)記載の撮像装置。
(U3) 前記遮光部材が前記反射部材側から光路を遮ることを特徴とする上記(U1)又は(U2)記載の撮像装置。
(U4) さらにシャッター駆動用のアクチュエータを前記反射面の裏面側に有することを特徴とする上記(U1)〜(U3)のいずれか1項に記載の撮像装置。
(U5) 前記所定の角度が略45°であることを特徴とする上記(U1)〜(U4)のいずれか1項に記載の撮像装置。反射面が撮像光学系の光軸に対して略45°の角度を成すように構成すると、シャッター装置をコンパクト化することが可能になり、それにより撮像装置の薄型化が可能になる。
(U6) 前記所定の角度が45°以下であることを特徴とする上記(U1)〜(U4)のいずれか1項に記載の撮像装置。反射面が撮像光学系の光軸に対して45°以下の角度を成すように構成すると、シャッター羽根の小型化が可能になる。例えば、略30°で光路を折り曲げると、折り曲げに関わる光路長は長くなるが、遮光に要する光束断面積(つまり反射面に対する入射光束と反射光束との重なり部分の断面積)は小さくなる。したがって、シャッター羽根は小さくて済み、シャッター装置の小型化が可能になる。
(U7) 物体の光学像を形成する撮像光学系と、前記光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、前記撮像光学系においてシャッターを構成するシャッター装置と、を備えた撮像装置であって、シャッターを閉じる際に光路を軸上中心部近辺から遮光するように構成されていることを特徴とする撮像装置。
(U8) 前記シャッター装置が、前記撮像光学系の光軸に対して所定の角度を成す反射面で光路を折り曲げる反射部材と、前記反射面に対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉じる遮光部材と、を有することを特徴とする上記(U7)記載の撮像装置。
(U9) 前記所定の角度が略45°であることを特徴とする上記(U8)記載の撮像装置。反射面が撮像光学系の光軸に対して略45°の角度を成すように構成すると、シャッター装置をコンパクト化することが可能になり、それにより撮像装置の薄型化が可能になる。
(U10) 前記所定の角度が45°以下であることを特徴とする上記(U8)記載の撮像装置。反射面が撮像光学系の光軸に対して45°以下の角度を成すように構成すると、シャッター羽根の小型化が可能になる。例えば、略30°で光路を折り曲げると、折り曲げに関わる光路長は長くなるが、遮光に要する光束断面積(つまり反射面に対する入射光束と反射光束との重なり部分の断面積)は小さくなる。したがって、シャッター羽根は小さくて済み、シャッター装置の小型化が可能になる。
(U11) 前記撮像光学系が複数のレンズ群から成り少なくとも1つのレンズ群を光軸に沿って移動させることにより変倍を行う可変焦点距離レンズであり、前記シャッター装置が最も物体側のレンズ群においてシャッターを構成することを特徴とする上記(U1)〜(U10)のいずれか1項に記載の撮像装置。
(U12) 前記撮像光学系が複数のレンズ群から成り少なくとも1つのレンズ群を光軸に沿って移動させることにより変倍を行う可変焦点距離レンズであり、前記シャッター装置が光束の最も細くなる位置又はその近傍においてシャッターを構成することを特徴とする上記(U1)〜(U10)のいずれか1項に記載の撮像装置。
(U13) さらにNDフィルターを備えたことを特徴とする上記(U1)〜(U12)のいずれか1項に記載の撮像装置。
(U14) 前記撮像光学系がズームレンズ系であることを特徴とする上記(U1)〜(U13)のいずれか1項に記載の撮像装置。
(C1) 上記(U1)〜(U14)のいずれか1項に記載の撮像装置を備え、被写体の静止画撮影,動画撮影のうちの少なくとも一方に用いられることを特徴とするカメラ。
(C2) デジタルカメラ;ビデオカメラ;又は携帯電話,携帯情報端末,パーソナルコンピュータ,モバイルコンピュータ,若しくはこれらの周辺機器に内蔵又は外付けされるカメラであることを特徴とする上記(C1)記載のカメラ。
(D1) 上記(U1)〜(U14)のいずれか1項に記載の撮像装置を備えることにより、被写体の静止画撮影,動画撮影のうちの少なくとも一方の機能が付加されたことを特徴とするデジタル機器。
(D2) 携帯電話,携帯情報端末,パーソナルコンピュータ,モバイルコンピュータ,又はこれらの周辺機器であることを特徴とする上記(D1)記載のデジタル機器。
本発明に係る撮像装置の概略光学構成例を示す模式図。 図1の撮像装置に撮像光学系として正負正正正の5成分ズームレンズ系を搭載した場合の内部構造を示す断面図。 図2の撮像装置に搭載される1枚羽根タイプのシャッター装置をV方向から見たときのシャッター開閉動作を示す透視図。 図2の撮像装置に搭載される2枚羽根タイプのシャッター装置をV方向から見たときのシャッター開閉動作を示す透視図。 一般的なレンズシャッター装置が光量分布に与える影響を説明するための模式図。 本発明を実施したシャッター装置が光量分布に与える影響を説明するための模式図。 図1の撮像装置に撮像光学系として負正正負の4成分ズームレンズ系を搭載した場合の内部構造を示す断面図。 図1の撮像装置に撮像光学系として正負正正の4成分ズームレンズ系を搭載した場合の内部構造を示す断面図。
符号の説明
CU デジタル機器
LU 撮像装置
TL ズームレンズ系(撮像光学系,可変焦点距離レンズ)
GR1〜GR5 第1〜第5レンズ群
ST 絞り
SU シャッター装置
MR ミラー(反射部材)
RL 反射面
SL スリット
SH シャッター羽根(遮光部材)
AC アクチュエータ
FL NDフィルター
OF 光学フィルター
SR 撮像素子
SS 受光面
IM 像面
AX 光軸

Claims (8)

  1. 撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成するための撮像光学系に用いられるシャッター装置であって、前記撮像光学系の光軸に対して所定の角度を成す反射面で光路を折り曲げる反射部材と、前記反射面に対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉じる遮光部材と、を有し、前記反射部材に前記遮光部材を通過させるスリットが設けられており、そのスリットが前記反射面において前記撮像光学系の光軸と略同一点を通過し、かつ、折り曲げ前後の光軸を含む平面に対して垂直な方向に延びて前記反射面を分割することを特徴とするシャッター装置。
  2. シャッターを閉じる際に、前記遮光部材が前記反射部材側から光路を遮ることで、光路の遮光が軸上中心部近辺から開始されることを特徴とする請求項1記載のシャッター装置。
  3. 撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成するための撮像光学系に用いられるシャッター装置であって、前記撮像光学系の光軸に対して所定の角度を成す反射面で光路を折り曲げる反射部材と、前記反射面に対して略90°の角度を成して光路を遮ることによりシャッターを閉じる遮光部材と、を有し、シャッターを閉じる際に光路の遮光が軸上中心部近辺から開始されるように構成されていることを特徴とすシャッター装置。
  4. さらにシャッター駆動用のアクチュエータを前記反射面の裏面側に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシャッター装置。
  5. 前記所定の角度が略45°であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシャッター装置。
  6. 物体の光学像を形成する撮像光学系と、前記光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、を備えた撮像装置であって、請求項1〜のいずれか1項に記載のシャッター装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 前記撮像光学系が複数のレンズ群から成り少なくとも1つのレンズ群を光軸に沿って移動させることにより変倍を行う可変焦点距離レンズであり、前記シャッター装置が最も物体側のレンズ群においてシャッターを構成することを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  8. さらにNDフィルターを備えたことを特徴とする請求項6又は7記載の撮像装置。
JP2004208208A 2004-07-15 2004-07-15 シャッター装置及び撮像装置 Expired - Fee Related JP4466243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004208208A JP4466243B2 (ja) 2004-07-15 2004-07-15 シャッター装置及び撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004208208A JP4466243B2 (ja) 2004-07-15 2004-07-15 シャッター装置及び撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006030511A JP2006030511A (ja) 2006-02-02
JP4466243B2 true JP4466243B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=35896961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004208208A Expired - Fee Related JP4466243B2 (ja) 2004-07-15 2004-07-15 シャッター装置及び撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4466243B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102051501B1 (ko) * 2012-07-26 2019-12-03 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
CN111158103B (zh) * 2019-12-31 2022-08-02 Oppo广东移动通信有限公司 变焦镜头、相机模组和电子装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003114461A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Olympus Optical Co Ltd 鏡枠装置及びこれを使用する電子カメラ
JP2004133053A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Olympus Corp レンズ鏡筒

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006030511A (ja) 2006-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4867383B2 (ja) 変倍光学系
JP4211761B2 (ja) 撮影レンズユニット
US7079325B2 (en) Taking lens apparatus
JP3925457B2 (ja) 撮影装置
CN102782553B (zh) 内调焦大孔径中望远镜头、摄像光学装置及数码设备
JP5590444B2 (ja) ズームレンズ、撮像装置および情報装置
JP4290935B2 (ja) 電子撮像装置
JP2005338143A (ja) 撮像レンズ装置
JP2007079194A (ja) 変倍光学系、および撮像装置
US8045274B2 (en) Zoom lens and image pickup apparatus using the same
JP2006317478A (ja) 変倍光学系
US20110249172A1 (en) Image pickup apparatus having zoom lens
JP2011048073A (ja) 光学素子、撮像光学系及び撮像装置
JP2009008841A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP2007025123A (ja) 変倍光学系
JP2006195071A (ja) 変倍光学系
US8325267B2 (en) Image pickup apparatus comprising an image pickup optical system including an optical element having optical incident and optical emergent surfaces and a fine textured structure having a mean pitch shorter than a wavelength of visible light, and an image pickup unit configured to receive an image formed by the image pickup optical system, and meeting a specified diameter condition
JP2006011186A (ja) 撮像装置
JP2008040485A (ja) レンズユニットおよび撮像装置
JP2006323051A (ja) 変倍光学系
JP4670261B2 (ja) 撮像レンズ装置
JP4992102B2 (ja) 変倍光学系及び撮像装置
JP4466243B2 (ja) シャッター装置及び撮像装置
JP2007148051A (ja) 撮影レンズユニット
JP2005189284A (ja) 撮像レンズ装置とズームレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070705

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070827

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees