JP4464902B2 - カメラ制御装置およびカメラ制御プログラム - Google Patents
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Description
〈カメラ制御装置の構成〉
図1はカメラ制御装置のブロック図である。この図1に示すように、カメラ制御装置1は、カメラ(図示せず)の動作を制御するもので、複数の注視領域選定手段3(3−1、3−2、3−3、・・・、3−N:Nは自然数)と、注視領域統合手段5と、制御手段7とを備えている。
注視領域選定手段3は、カメラで撮影している映像に含まれる画像において、注視対象となる被写体(人物、物体等)が含まれている注視領域を選定すると共に、予め設定した条件に従って画像における重要な度合いを示す重要度を注視領域ごとに設定するものである。この注視領域選定手段3は、それぞれの注視領域選定手段(3−1〜3−N)が別個に注視領域を選定(設定)し、それぞれ独立して注視領域を追跡することができる。
(1)カメラ制御装置1の操作者が手動で注視領域および重要度を入力する場合について、図2を参照して説明する。図2は、カメラで撮影している映像を表示画面に表示させて、操作者が注視領域を選定する場合を示した図である。この図2では、カメラで撮影している映像がサッカーの映像であり、ゴールポスト前に選手の集団が形成されて、攻撃側の選手がコーナーキックをするシーンを示したものである。図2(a)に示したように、当該装置1の操作者は、注視領域を指定する際に、キーボードやマウス等の入力装置を用いて、「指定枠」で該当する被写体(この例では、コーナーキックを行う選手)を特定し注視領域としている。この注視領域を拡大したものを図2(b)に示している。なお、図2(a)において、点線で示した「指定枠」を選択した場合、「ゴール前に集まる選手群」が注視領域として選定されることになる。
(2)カメラ制御装置1の注視領域選定手段3が画像解析を行って、注視領域を選定する場合について説明する。
注視領域選定手段3は、当該装置1に入力される入力データの中の画像データを用いて、画像解析(例えば、画像認識)を行う。例えば、この注視領域選定手段3に、サッカー等のスポーツ映像を解析する装置である「映像解析装置および映像解析プログラム」(特願2005−108094)を採用することができる。
この映像オブジェクト識別・追跡装置を注視領域選定手段3に採用する場合、例えば、サッカー等のスポーツ映像を解析すると、スポーツ映像中で何らかの動きがある領域を追跡し、この追跡している領域を映像オブジェクトとして捉え、この映像オブジェクトに対し、顔画像認識や背番号認識等の被写体識別手法により、識別子を自動的に付与することになる。
(3)注視領域選定手段3が、注視領域Fや重要度Wを選定する場合に、センサ2から出力された計測値を加味する場合について説明する。注視領域選定手段3は、例えば、現在、カメラが向いている方向やズーム量によって、現時点のカメラアングルから、撮影されている視野(画角)に近い領域に限定して注視領域を設定することができる。
ズームの制御目標値は、得られたパン角の制御目標値およびチルト角の制御目標値に基づいて、カメラを動かした際に、統合注視領域Gの像が所望の面積となるように算出される。
チルト角制御手段7cは、制御目標値算出手段7aで算出されたチルト角の制御目標値に基づいて、チルト角駆動手段7gに出力する制御入力値を求めるものである。
フォーカス制御手段7eは、制御目標値算出手段7aで算出されたフォーカスの制御目標値に基づいて、フォーカス駆動手段7iに出力する制御入力値を求めるものである。
チルト角駆動手段7gは、チルト角制御手段7cで求められた制御入力値に基づいて、チルト角を操作する駆動機構を駆動させるものである。
フォーカス駆動手段7iは、フォーカス制御手段7eで求められた制御入力値に基づいて、フォーカスを操作する駆動機構を駆動させるものである。
次に、図3に示すフローチャートを参照して、カメラ制御装置1の動作について説明する(適宜、図1参照)。
まず、カメラ制御装置1は、入力データとして、他のカメラまたは当該装置1の制御対象としているカメラ(以下、制御対象カメラという)から入力された画像データ(映像)、音声データ、テキストデータと、センサ2で計測された計測値とを注視領域選定手段3に入力する(ステップS1)。なお、センサ2で計測された計測値は、制御手段7にも入力される。
2 センサ
3 注視領域選定手段
5 注視領域統合手段
7 制御手段
Claims (5)
- 駆動機構に取り付けられたカメラの動作を、当該カメラの撮影状態を検出するセンサからの計測値を用いて制御するカメラ制御装置であって、
前記カメラで撮影している画像において、予め設定した条件に従って注視対象となる被写体が含まれている複数の注視領域を選定すると共に、前記画像における重要な度合いを示す重要度を前記条件に対応した前記注視領域ごとに設定する注視領域選定手段と、
この注視領域設定手段で設定された複数の注視領域である注視領域群を、前記重要度に応じた統合注視領域に統合する注視領域統合手段と、
この注視領域統合手段で統合された統合注視領域と前記計測値とに基づいて、前記駆動機構を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするカメラ制御装置。 - 前記注視領域選定手段は、
入力された入力データに基づいて、前記注視領域および前記重要度を設定することを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御装置。 - 前記注視領域選定手段は、
前記カメラで撮影している画像を、画像解析した結果に基づいて、予め設定した所定範囲内の画像の特徴量を有する領域を前記注視領域として設定し、前記画像解析の仕方により予め設定しておいた算出手法により求めた前記重要度を設定することを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御装置。 - 前記注視領域選定手段は、
前記計測値を参照して、前記カメラの撮影状態から推測される現在の撮影領域と、この現在の撮影領域以外の領域との違いにより、前記重要度が変化するように設定することを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御装置。 - 駆動機構に取り付けられたカメラの動作を、当該カメラの撮影状態を検出するセンサからの計測値を用いて制御するために、コンピュータを、
前記カメラで撮影している画像において、予め設定した条件に従って注視対象となる被写体が含まれている複数の注視領域を選定すると共に、前記画像における重要な度合いを示す重要度を前記条件に対応した前記注視領域ごとに設定する注視領域選定手段、
この注視領域設定手段で設定された複数の注視領域である注視領域群を、前記重要度に応じた統合注視領域に統合する注視領域統合手段、
この注視領域統合手段で統合された統合注視領域と前記計測値とに基づいて、前記駆動機構を制御する制御手段、
として機能させることを特徴とするカメラ制御プログラム。
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