JP4461838B2 - Solar cell module and method for manufacturing solar cell module - Google Patents
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Description
本発明は太陽電池モジュールに関し、特に、光起電力素子あるいは互いに電気的に接続された複数の光起電力素子からなる集積型素子群を表面保護材と裏面保護材との間に絶縁性封止材によって封止してなる太陽電池モジュールに関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a solar cell module, and in particular, an insulating element is formed between a surface protective material and a back surface protective material with a photovoltaic element or an integrated element group composed of a plurality of photovoltaic elements electrically connected to each other. The present invention relates to a solar cell module sealed with a material.
太陽光発電システムは、クリーンなエネルギー源として、住宅用発電システムとして普及しつつあり、今後は産業用発電システムへと普及していくことが期待されている。
一般的な太陽光発電システムでは、所要の直流電力を生成するために、複数の太陽電池モジュールが接続された構成となっている。
Photovoltaic power generation systems are becoming popular as residential power generation systems as clean energy sources, and are expected to spread to industrial power generation systems in the future.
A general solar power generation system has a configuration in which a plurality of solar cell modules are connected to generate required DC power.
図12は、従来の太陽電池モジュールの概略断面図である。
太陽電池モジュール1000は、複数の太陽電池セル1001が絶縁性封止材1004で封止され、その受光面側及び非受光面側に対して、表面保護材1002及び裏面保護材1003がそれぞれ配置されている。太陽電池セル1001に用いる材料は、単結晶シリコン、多結晶シリコン、化合物半導体などがある。太陽電池セル1001自体は電気的な接続構造を備えておらず、そのサイズは大きくても20mm角程度である。
FIG. 12 is a schematic cross-sectional view of a conventional solar cell module.
In the
また、太陽電池モジュールは、太陽電池サブモジュールを用いて構成することもできる。太陽電池サブモジュールは、非晶質シリコン(a−Si)、多結晶シリコン、化合物半導体などの薄膜を支持基板上に形成し、複数の発電領域に分割すると共に、それらを互いに電気的に接続したものである。太陽電池サブモジュールでは、支持基板上に形成される各発電領域が太陽電池セルに相当する。このような太陽電池サブモジュールによって構成された太陽電池モジュールは、高出力用の太陽電池モジュールとして期待されている。 Moreover, a solar cell module can also be comprised using a solar cell submodule. In the solar cell submodule, a thin film made of amorphous silicon (a-Si), polycrystalline silicon, compound semiconductor or the like is formed on a support substrate, divided into a plurality of power generation regions, and these are electrically connected to each other. Is. In the solar cell submodule, each power generation region formed on the support substrate corresponds to a solar cell. A solar cell module constituted by such a solar cell submodule is expected as a solar cell module for high output.
このように、太陽電池モジュールには大別して、太陽電池セルによって構成されたものと太陽電池サブモジュールによって構成されたものとがある。いずれの場合も、1つの太陽電池セルから得られる電圧は1V程度のため、複数の太陽電池セルあるいは複数の太陽電池サブモジュールを太陽電池モジュール内で直列及び並列接続することで、所要の出力電圧及び出力電流を得る構造となっている。 As described above, the solar cell module is roughly classified into a solar cell module and a solar cell sub-module. In any case, since the voltage obtained from one solar cell is about 1 V, the required output voltage can be obtained by connecting a plurality of solar cells or a plurality of solar cell submodules in series and in parallel in the solar cell module. And an output current.
図13は、太陽電池セルによって構成された従来の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図である。また、図14は、図13に示す太陽電池モジュールの問題を解決した、従来の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図であり、図15は、図14に示す太陽電池モジュールの問題を解決した、従来の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図である。 FIG. 13 is a schematic diagram showing an example of a wiring structure of a conventional solar cell module configured by solar cells. 14 is a schematic diagram showing an example of a wiring structure of a conventional solar cell module that solves the problem of the solar cell module shown in FIG. 13, and FIG. 15 solves the problem of the solar cell module shown in FIG. It is the schematic diagram which shows the example of wiring structure of the conventional solar cell module.
図13に示す太陽電池モジュール1100は、太陽電池セル1101が縦横共に6セルずつマトリクス状に配置されている。各太陽電池セル1101は、直列接続経路Sに従う順番で、負極側から正極側へ配線部材などによって互いに直列接続され、光起電力発生部Eが構成される。そして、この光起電力発生部Eの最も正極側に位置する正極側端部セルA及び最も負極側に位置する負極側端部セルBから、端子リード線1102がそれぞれ取り出される。
In the
この太陽電池モジュール1100では、各端子リード線1102が離れた位置に取り出されているため、これら各リード線と外部の配線を接続するための端子箱も、正極側と負極側とで1つずつ設ける必要がある。従って、材料及び工程が共に増加してコストが増大するという問題があった。また、端子箱の位置が太陽電池モジュール1100の端部に限定されるため、フレーム組みがし難くなり、施工時の取り付け作業及び配線作業の作業性が悪化するという問題もあった。
In this
このような問題を解決するため、図14に示す太陽電池モジュール1200では、直列接続経路Sに従う順番で、各太陽電池セル1201が配線部材などによって互いに直列接続され、光起電力発生部Eが構成される。そして、光起電力発生部Eの正極側端部セルA及び負極側端部セルBから、端子取り出し用配線部材1203が太陽電池モジュール1200の端縁部中央までそれぞれ配線される。その後、このように配線された各端子取り出し用配線部材1203には、端子リード線1202がそれぞれ接続される。このような構成とすることで、端子リード線1202を一箇所にまとめることが可能になるため、図13に示す太陽電池モジュール1100の各問題が解決される。
In order to solve such a problem, in the
しかしながら、この太陽電池モジュール1200では、端子取り出し用配線部材1203を配線するスペースが別途必要となる。このスペースは発電に寄与しないため、材料のコストが増大するという問題があった。また、余分なスペースを設けることで、外観が損なわれるという問題もあった。
However, in this
このような問題を解決するため、図15に示す太陽電池モジュール1300では、直列接続経路Sに従う順番で、各太陽電池セル1301が配線部材などによって互いに直列接続され、光起電力発生部Eが構成される。そして、光起電力発生部Eの正極側端部セルA及び負極側端部セルBから、端子取り出し用配線部材1303が太陽電池モジュール1300の中央までそれぞれ配線される。その後、このように配線された各端子取り出し用配線部材1303には、端子リード線1302がそれぞれ接続される。このような構成とすることで、発電に寄与しない余分な配線スペースが不要になるため、図14に示す太陽電池モジュール1200の各問題が解決される。
In order to solve such a problem, in the
続いて、太陽電池サブモジュールを用いて構成された太陽電池モジュールの一般的な配線構造を説明する。図16は、太陽電池サブモジュールによって構成された従来の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図である。また、図17は、図16に示す太陽電池モジュールの問題を解決した、従来の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図であり、図18は、図17に示す太陽電池モジュールの問題を解決した、従来の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図である。 Then, the general wiring structure of the solar cell module comprised using the solar cell submodule is demonstrated. FIG. 16 is a schematic diagram showing an example of a wiring structure of a conventional solar cell module configured by solar cell submodules. FIG. 17 is a schematic diagram showing an example of a wiring structure of a conventional solar cell module that solves the problem of the solar cell module shown in FIG. 16, and FIG. 18 solves the problem of the solar cell module shown in FIG. It is the schematic diagram which shows the example of wiring structure of the conventional solar cell module.
図16に示す太陽電池モジュール1400は、多数の太陽電池セルが直列接続された太陽電池サブモジュール1401を有している。この太陽電池サブモジュール1401内で最も正極側に位置する正極側端部セルA、及び最も負極側に位置する負極側端部セルBには、端子リード線1402がそれぞれ接続されている。この太陽電池モジュール1400では、図13に示す太陽電池モジュール1100と同様に、正極側の端子箱と負極側の端子箱とをそれぞれ設ける必要があるため、コストの増大や作業性が悪化するという問題があった。
A
このような問題を解決するため、図17に示す太陽電池モジュール1500では、太陽電池サブモジュール1501の正極側端部セルA及び負極側端部セルBから、端子取り出し用配線部材1503が太陽電池モジュール1500の端縁部中央までそれぞれ配線される。そして、このように配線された各端子取り出し用配線部材1503には、端子リード線1502がそれぞれ接続される。このような構成とすることで、端子リード線1502を一箇所にまとめることが可能になるため、図16に示す太陽電池モジュール1400の各問題が解決される。
In order to solve such a problem, in the
しかしながら、この太陽電池モジュール1500では、図14に示す太陽電池モジュール1200と同様に、発電に寄与しない余分な配線スペースが必要となるため、材料コストの増大や外観が悪化するという問題があった。
However, in this
このような問題を解決するため、図18に示す太陽電池モジュール1600では、太陽電池サブモジュール1601の正極側端部セルA及び負極側端部セルBから、端子取り出し用配線部材1603が太陽電池モジュール1600の中央までそれぞれ配線される。そして、このように配線された各端子取り出し用配線部材1603には、端子リード線1602がそれぞれ接続される。このような構成とすることで、発電に寄与しない余分な配線スペースが不要になるため、図17に示す太陽電池モジュール1500の各問題が解決される。
In order to solve such a problem, in the
このように、上述してきたような従来の太陽電池モジュールでは、両端部に配置された正極側端部セル及び負極側端部セルからモジュール中央まで端子取り出し用配線部材をそれぞれ配線し、各端子取り出し用配線部材と正極用の端子リード線及び負極用の端子リード線をそれぞれ接続した構成のものが、良好な配線構造を有する太陽電池モジュールとなる。 As described above, in the conventional solar cell module as described above, the terminal-extracting wiring member is wired from the positive-side end cell and the negative-side end cell arranged at both ends to the center of the module, and each terminal is extracted. A solar cell module having a good wiring structure is formed by connecting a wiring member for a positive electrode, a terminal lead wire for a positive electrode, and a terminal lead wire for a negative electrode.
しかしながら、このような太陽電池モジュールについても、以下のような問題がある。
即ち、図15に示す太陽電池モジュール1300では、各端子取り出し用配線部材1303と、太陽電池セル1301及び他の配線部材との間に絶縁部分を設ける必要がある。従って、太陽電池モジュール1300の封止構造が複雑になり、その製造工程が煩雑化するため、製造時に配線の成形不良や工程不良が発生する頻度が高まり、生産性が低下するという問題があった。また、長期使用に伴って上記絶縁部分が劣化するため、これに起因する短絡が発生しやすくなり、信頼性が低下するという問題もあった。
However, such a solar cell module also has the following problems.
That is, in the
このような問題を改善するため、従来、正極側端部セル及び負極側端部セルを中央2列の端部に配置する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図19は、各端部セルを中央2列の端部に配置した、従来の太陽電池モジュールの配線構造を示す模式図である。
In order to improve such a problem, a technique in which positive electrode side end cells and negative electrode side end cells are conventionally arranged at the ends of two central rows has been disclosed (for example, see Patent Document 1).
FIG. 19 is a schematic diagram showing a wiring structure of a conventional solar cell module in which each end cell is arranged at the end of two central rows.
図19に示す太陽電池モジュール1700では、直列接続経路Sに従う順番で、ほぼ中央に屈曲段部を有する接続部材によって各太陽電池セル1701が互いに直列接続され、光起電力発生部Eが構成される。これにより、光起電力発生部Eの正極側端部セルA及び負極側端部セルBは、太陽電池モジュール1700の中央2列端部に配置される。そして、正極側端部セルA及び負極側端部セルBから端子リード線1702がそれぞれ引き出される。このような構成とすることで、仮に短絡が発生してもその影響が低減される。
しかしながら、上記の太陽電池モジュールでは、各端子リード線を正極側端部セル及び負極側端部セルの上に渡すことになるため、両者の間に絶縁部分を設ける必要がある。従って、太陽電池モジュールの封止構造が複雑になり、その製造工程が煩雑化するため、製造時に配線の成形不良や工程不良が依然として発生し易く、生産性が低下するという問題があった。また、絶縁部分の短絡の影響は低減されているが、絶縁部分の劣化に伴う短絡自体は依然として発生し得るため、長期使用に伴う信頼性が低下するという問題もあった。 However, in the above solar cell module, since each terminal lead wire is passed over the positive electrode side end cell and the negative electrode side end cell, it is necessary to provide an insulating portion between them. Therefore, the sealing structure of the solar cell module becomes complicated and the manufacturing process becomes complicated, so that there is still a problem that wiring molding defects and process defects are still likely to occur at the time of manufacturing, and productivity is lowered. Moreover, although the influence of the short circuit of the insulating part is reduced, the short circuit itself due to the deterioration of the insulating part can still occur.
また、太陽電池サブモジュールによって構成された太陽電池モジュールに関しても、端子リード線を太陽電池モジュールの中央から引き出し、各端子リード線と正極側端部セル及び負極側端部セルとを端子取り出し用配線部材でそれぞれ接続するような配線構造の場合には、端子リード線を引き出すための端子取り出し用配線部材と、太陽電池サブモジュール及び他の配線部材との間に絶縁部分を設ける必要がある。従って、太陽電池モジュールの封止構造が複雑になり、その製造工程が煩雑化するため、製造の際に配線の成形不良や工程不良が発生する頻度が高まり、生産性が低下するという問題があった。また、上記絶縁部分の劣化に伴って短絡が発生しやすくなるため、長期使用に伴う信頼性が低下するという問題もあった。 Also, with respect to the solar cell module configured by the solar cell submodule, the terminal lead wire is drawn out from the center of the solar cell module, and each terminal lead wire is connected to the terminal side lead cell and the negative side end cell. In the case of a wiring structure in which each member is connected, it is necessary to provide an insulating portion between the terminal lead-out wiring member for drawing out the terminal lead wire, the solar cell submodule, and the other wiring members. Therefore, the sealing structure of the solar cell module becomes complicated and the manufacturing process becomes complicated. Therefore, there is a problem that the frequency of occurrence of wiring molding defects and process defects is increased during manufacturing, and productivity is lowered. It was. In addition, a short circuit is likely to occur due to the deterioration of the insulating portion, and there is a problem that reliability associated with long-term use is lowered.
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、良好な生産性を実現し、長期使用に伴う信頼性を高めた太陽電池モジュールを提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、良好な生産性を実現し、長期使用に伴う信頼性を高めた太陽電池モジュールの製造方法を提供することである。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the solar cell module which implement | achieved favorable productivity and improved the reliability accompanying long-term use. Another object of the present invention is to provide a method for manufacturing a solar cell module that realizes good productivity and increases the reliability associated with long-term use.
本発明では上記課題を解決するために、複数の光起電力素子を互いに電気的に接続してなる光起電力発生部を表面保護材と裏面保護材との間に絶縁性封止材によって封止してなる太陽電池モジュールにおいて、前記光起電力発生部の両極側の端部の一方に位置する第1端部素子と、前記光起電力発生部の両極側の端部の他方に位置する第2端部素子と、前記第1端部素子と前記第1端部素子と隣り合うように配置した前記第2端部素子との間に位置する両極端部間間隙部と、前記第1端部素子の受光面側に形成された第1端子電極に接続された第1端子配線部材と、前記第2端部素子の非受光面側に形成された第2端子電極に接続された第2端子配線部材と、を備え、前記第1端子配線部材は、前記両極端部間間隙部で前記絶縁性封止材及び前記裏面保護材を貫通して前記裏面保護材の非受光面側に引き出され、前記第2端子配線部材は、前記第2端部素子の直下で前記裏面保護材の非受光面側に引き出されることを特徴とする太陽電池モジュールが提供される。 In the present invention, in order to solve the above-described problems, a photovoltaic power generation unit formed by electrically connecting a plurality of photovoltaic elements to each other is sealed with an insulating sealing material between the surface protection material and the back surface protection material. In the solar cell module which is stopped, it is located at the other end of the first end element located at one end of both ends of the photovoltaic power generation unit and the end of both ends of the photovoltaic power generation unit A gap between both extremes positioned between the second end element, the first end element and the second end element disposed adjacent to the first end element, and the first end A first terminal wiring member connected to the first terminal electrode formed on the light receiving surface side of the partial element, and a second terminal connected to the second terminal electrode formed on the non-light receiving surface side of the second end element. A terminal wiring member, and the first terminal wiring member includes the insulating sealing material and the gap between the extreme portions. It penetrates the back surface protective material and is pulled out to the non-light receiving surface side of the back surface protective material, and the second terminal wiring member is pulled out to the non light receiving surface side of the back surface protective material directly under the second end element. A solar cell module is provided.
上記の構成によれば、第1端部素子及び第2端部素子のそれぞれの直下に端子配線を引き出すことが可能となる。
また、本発明では上記課題を解決するために、複数の光起電力素子を互いに電気的に接続してなる第1光起電力発生部及び第2光起電力発生部を表面保護材と裏面保護材との間に絶縁性封止材によって封止してなる太陽電池モジュールにおいて、前記第1光起電力発生部の両極側の端部にそれぞれ位置する第1端部素子同士が隣り合うように配置されると共に、前記第2光起電力発生部の両極側の端部にそれぞれ位置する第2端部素子同士が隣り合うように配置され、さらに、第1極側の前記第1端部素子及び前記第2端部素子が隣り合うように配置されると共に、第2極側に位置する前記第1端部素子及び前記第2端部素子が隣り合うように配置されていることを特徴とする太陽電池モジュールが提供される。
According to said structure, it becomes possible to lead out terminal wiring to each directly under 1st end element and 2nd end element.
In the present invention, in order to solve the above-mentioned problem, the first photovoltaic generation unit and the second photovoltaic generation unit formed by electrically connecting a plurality of photovoltaic elements to each other are provided with a surface protective material and a back surface protection. In a solar cell module that is sealed with an insulating sealing material between the first and second materials, the first end elements located at the end portions on both poles of the first photovoltaic power generation unit are adjacent to each other. And arranged so that second end elements located at both ends of the second photovoltaic power generation unit are adjacent to each other, and further, the first end element on the first pole side. And the second end elements are arranged adjacent to each other, and the first end elements and the second end elements located on the second pole side are arranged adjacent to each other. A solar cell module is provided.
上記の構成によれば、第1極側の前記第1端部素子及び前記第2端部素子の直下、並びに第2極側の前記第1端部素子及び前記第2端部素子の直下に、端子配線をそれぞれ引き出すことが可能となる。 According to the above configuration, immediately below the first end element and the second end element on the first pole side, and directly below the first end element and the second end element on the second pole side. The terminal wiring can be drawn out.
また、本発明では上記課題を解決するために、支持基板上に形成され、互いに電気的に接続された複数の光起電力素子からなる複数の集積型素子群を互いに電気的に接続してなる光起電力発生部を表面保護材と裏面保護材との間に絶縁性封止材によって封止してなる太陽電池モジュールにおいて、前記光起電力発生部の両極側の端部にそれぞれ位置する第1端部素子及び第2端部素子が隣り合うように配置されていることを特徴とする太陽電池モジュールが提供される。 In order to solve the above-described problems, the present invention is formed by electrically connecting a plurality of integrated element groups formed of a plurality of photovoltaic elements formed on a support substrate and electrically connected to each other. In the solar cell module in which the photovoltaic power generation unit is sealed with an insulating sealing material between the front surface protection material and the back surface protection material, the photovoltaic power generation unit is positioned at both ends of the photovoltaic power generation unit. A solar cell module is provided in which the first end element and the second end element are arranged adjacent to each other.
上記の構成によれば、第1端部素子及び第2端部素子のそれぞれの直下に端子配線を引き出すことが可能となる。
また、本発明では上記課題を解決するために、支持基板上に形成され、互いに電気的に接続された複数の光起電力素子からなる複数の集積型素子群を互いに電気的に接続してなる第1光起電力発生部及び第2光起電力発生部を表面保護材と裏面保護材との間に封止してなる太陽電池モジュールにおいて、前記第1光起電力発生部の両極側の端部にそれぞれ位置する第1端部素子同士が隣り合うように配置されると共に、前記第2光起電力発生部の両極側の端部にそれぞれ位置する第2端部素子同士が隣り合うように配置され、さらに、第1極側の前記第1端部素子及び前記第2端部素子が隣り合うように配置されると共に、第2極側の前記第1端部素子及び前記第2端部素子が隣り合うように配置されていることを特徴とする太陽電池モジュールが提供される。
According to said structure, it becomes possible to draw out terminal wiring to each directly under 1st end element and 2nd end element.
In order to solve the above-described problems, the present invention is formed by electrically connecting a plurality of integrated element groups formed of a plurality of photovoltaic elements formed on a support substrate and electrically connected to each other. In a solar cell module in which the first photovoltaic power generation unit and the second photovoltaic power generation unit are sealed between a front surface protective material and a back surface protective material, both ends of the first photovoltaic power generation unit So that the first end elements located in the respective portions are adjacent to each other, and the second end elements located in the end portions on both pole sides of the second photovoltaic power generation portion are adjacent to each other. And arranged such that the first end element and the second end element on the first pole side are adjacent to each other, and the first end element and the second end part on the second pole side. Solar cell module characterized in that elements are arranged adjacent to each other Le is provided.
上記の構成によれば、第1極側の前記第1端部素子及び前記第2端部素子の直下、並びに第2極側の前記第1端部素子及び前記第2端部素子の直下に、端子配線をそれぞれ引き出すことが可能となる。 According to the above configuration, immediately below the first end element and the second end element on the first pole side, and directly below the first end element and the second end element on the second pole side. The terminal wiring can be drawn out.
本発明では、絶縁処理を行うことなく端子配線を引き出すことが可能になるので、太陽電池モジュールの封止構造を簡易化することが可能となり、生産性を向上させることができる。また、絶縁部分の劣化に起因する短絡を防止することが可能になるので、長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。 In the present invention, since it is possible to draw out the terminal wiring without performing an insulation treatment, it becomes possible to simplify the sealing structure of the solar cell module, and to improve productivity. In addition, since it is possible to prevent a short circuit due to deterioration of the insulating portion, it is possible to improve reliability associated with long-term use.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図である。また、図2は、本実施の形態の太陽電池モジュールでの太陽電池セル間の直列配線及び各端部セルから取り出される端子リード線を示す概略断面図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(First embodiment)
FIG. 1 is a schematic diagram showing a wiring structure example of the solar cell module according to the first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing the serial wiring between the solar cells and the terminal lead wire taken out from each end cell in the solar cell module of the present embodiment.
本実施の形態の太陽電池モジュール10は、マトリクス状に配置された複数の太陽電池セル1、表面保護材4、及び裏面保護材5を有し、表面保護材4と裏面保護材5との間に各太陽電池セル1を絶縁性封止材6で封止した構造をなしている。
The
太陽電池セル1は、光電変換によって所定の起電力(1V程度)を生成する機能を有する。本部材の材料としては、例えば単結晶材料の半導体PN接合、非単結晶材料のPIN接合、あるいはショットキー接合などの半導体接合などが用いられる。半導体材料を用いる場合は、例えばシリコン系あるいは化合物系を用いることが可能である。本実施の形態では、材料が多結晶シリコンで15cm角サイズのものを用いた。
The
表面保護材4は、透光性を有し、太陽電池モジュール10の受光面側に配される。本部材の材料としては、例えばポリエチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)、ポリ3フッ化エチレン、及びポリフッ化ビニルなどのフッ素樹脂フィルムやガラス板などを用いることができる。フッ素樹脂フィルムを用いた場合、その絶縁性封止材との接着面には、絶縁性封止材が接着しやすいように、コロナ放電処理などの表面処理を施しておくことが望ましい。本実施の形態では、表面保護材4としてガラスを用いた。
The surface
裏面保護材5は、太陽電池モジュール10の非受光面側に配される。本部材の材料としては、鋼板、アルミ板、ステンレス版などの金属板、プラスチック板、FRP板、フッ素樹脂フィルム、及びこれらの積層体などを使用することができる。裏面保護材5が主として金属板などの導電性材料で構成されている場合は、裏面保護材5の表面に絶縁性材料が形成されていることが望ましい。本実施の形態では、裏面保護材5としてアルミ箔をポリビニルフルオライド(PVF)でサンドイッチした積層シートを用いた。
The back surface
絶縁性封止材6は、各太陽電池セル1の絶縁を確保する機能を有する。本部材の材料としては、例えばエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂、ブチラール樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素化ポリイミド樹脂などの透明な樹脂を用いることができる。さらに、架橋材を添加することによって架橋することも可能である。また、光劣化を抑制するために、紫外線吸収剤が含有されていることが望ましい。本実施の形態では、絶縁性封止材6としてEVAを用いた。
The insulating
本実施の形態の太陽電池モジュール10は、太陽電池セル1が外形を矩形(正方形)状とするマトリクス状(碁盤目状)に縦横各6セル(合計36セル)配置されており、その外寸は概ね1m角となる。このように配置された各太陽電池セル1は、本実施の形態では、直列接続経路Sに従う順番で負極側から正極側まで互いに直列接続され、これによって光起電力発生部Eが構成される。
In the
本実施の形態に用いた太陽電池セル1は、その受光面側に正極側の端子電極が形成され、非受光面側に負極側の端子電極が形成されている。従って、本実施の形態での各太陽電池セル1間の直列接続は、図2に示すように、互いに間隙(素子間間隙部)を有して隣接する一方の太陽電池セル1の受光面側に形成された正極側の端子電極と他方の太陽電池セル1の非受光面側に形成された負極側の端子電極とを、直列接続配線部材12によって半田付けなどで配線することで行う。
The
このようにして直列接続経路Sに従う順番で各太陽電池セル1を接続することで、太陽電池モジュール10では、光起電力発生部Eの両極側の端部にそれぞれ位置する太陽電池セル1、即ちその最も正極側に位置する正極側端部セルA及び最も負極側に位置する負極側端部セルBが隣り合うように配置される。
By connecting the
これにより、図2に示すように、正極側端部セルAの受光面側に形成された正極側の端子電極に接続された端子リード線2aは、太陽電池セル1が配置されていない部分(両極端部間間隙部)で絶縁性封止材6を貫通することで、正極側端部セルAの直下に引き出される。また、負極側端部セルBの非受光面側に形成された負極側の端子電極に接続された端子リード線2bは、そのまま負極側単部セルBの直下に引き出される。
Thereby, as shown in FIG. 2, the
上記のように引き出された端子リード線2a,2bは、裏面保護材5に設けられた所定の穴5a,5bを通って裏面保護材5の非受光面側に取り出される。そして、正極側端部セルA及び負極側端部セルBの配置部に対応する裏面保護材5の非受光面側に設けられた端子箱3(図1参照)の内部に引き込まれ、外部に電力を供給するための出力ケーブルとそれぞれ接続される。
The
図3は、図1に示す太陽電池モジュールと端子箱との接続を示す概念図である。なお、この図は、端子リード線2bを端子箱3内に引き込んで接続した状態を示している。
図3に示すように、裏面保護材5の上記配置部に対応する非受光面側には、接着剤7によって端子箱3が取り付けられている。そして、負極側端部セルBに対して上記のように接続された端子リード線2bは、そのまま直下に引き出され、裏面保護材5に設けられた穴5bを通って裏面保護材5の非受光面側に取り出された後、端子箱3内部に引き込まれる。
FIG. 3 is a conceptual diagram showing the connection between the solar cell module and the terminal box shown in FIG. This figure shows a state in which the
As shown in FIG. 3, the
本実施の形態では、端子箱3に対して正極出力用及び負極出力用の一対の取り出し端子が設けられており、上記のように端子箱3内部に引き込まれた端子リード線2bは、負極出力用の取り出し端子9と接続される。これにより、端子リード線2bは、負極出力用の取り出し端子9を介して負極側の出力ケーブル8と接続される。なお、端子リード線2aについても、裏面保護材5の非受光面側に取り出されて端子箱3内部に引き込まれた後、上記と同様に、正極出力用の取り出し端子を介して正極側の出力ケーブルに接続される。
In the present embodiment, a pair of extraction terminals for positive electrode output and negative electrode output are provided for the
このように、端子リード線2a,2bが各端部セルの直下に引き出されるので、各端子リード線と太陽電池セル1との絶縁を確保する必要がなくなり、太陽電池モジュール10の封止構造を簡易化できる。
Thus, since the
以下、本実施の形態の太陽電池モジュール10の製造方法について説明する。
まず、太陽電池セル1をマトリクス状に縦横各6セル配置する。そして、直列接続経路Sに従う順番で各太陽電池セル1が互いに直列接続となるように、各セル同士を半田付けなどによって直列接続配線部材12で接続して、光起電力発生部Eの正極側端部セルA及び負極側端部セルBを隣り合うように配置する。
Hereinafter, the manufacturing method of the
First, six
次に、光起電力発生部Eの受光面側及び非受光面側に、表面保護材4及び裏面保護材5をそれぞれ配置する。そして、正極側端部セルAの受光面側に形成された正極側の端子電極に端子リード線2aを接続し、負極側端部セルBの非受光面側に形成された負極側の端子電極に端子リード線2bを接続する。そして、端子リード線2aは、太陽電池セル1が配置されていない部分を用いて正極側端部セルAの直下に引き出し、端子リード線2bは、そのまま負極側端部セルBの直下に引き出す。さらに、このように各端部セルの直下に引き出された端子リード線2a,2bを、裏面保護材5に設けられた穴5a,5bを通して裏面保護材5の非受光面側に取り出す。そして、絶縁性封止材6によって光起電力発生部Eを封止する。
Next, the front surface
その後、正極側端部セルA及び負極側端部セルBの配置部に対応する裏面保護材5の非受光面側に、接着剤7を用いて端子箱3を取り付ける。そして、上記のように取り出された端子リード線2a,2bを端子箱3内部に引き込み、端子箱3に予め設けられている正極出力用及び負極出力用の各取り出し端子を介して各出力ケーブルと接続する。そして、端子箱3内部に充填材11を充填して絶縁処理を行う。
Then, the
このような工程によって製造された本実施の形態の太陽電池モジュール10では、端子リード線2a,2bを各端部セルの直下に引き出すことができるので、各リード線の絶縁処理に伴う煩雑な工程が不要となり、生産性を向上させることができる。また、上記絶縁処理に伴う絶縁部分が不要となることで、長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。
In the
以上説明したように、本実施の形態の太陽電池モジュール10では、光起電力発生部Eの正極側端部セルA及び負極側端部セルBを隣り合うように配置することで、端子リード線2a,2bを各端部セルの直下に引き出すことが可能となる。これにより、端子リード線2a,2bと太陽電池セル1との間に絶縁部分を設ける必要がなくなるため、太陽電池モジュール10の封止構造を簡易化できる。従って、製造時に発生し得る配線の成形不良や工程不良が低減され、生産性を向上させることができる。また、上記絶縁部分が不要となることで、この部分の劣化に起因する短絡を根本的に防止することが可能となり、太陽電池モジュール10の長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。
As described above, in the
また、端子箱3に正極出力用及び負極出力用の各取り出し端子を設けることで、端子リード線2a,2bと各出力ケーブルとを直接接続することなく配線を行うことが可能になるので、取り付け時の作業性を向上させることができる。
Also, by providing each terminal for positive output and negative output in the
なお、上記の説明では、受光面側及び非受光面側に正極側及び負極側の端子電極がそれぞれ形成された太陽電池セル1を用いたが、正極側及び負極側の端子電極が共に非受光面側に形成された太陽電池セルを用いてもよい。この場合、端子リード線2a,2b共に、そのまま各端部セルの直下に引き出すことが可能となる。
In the above description, the
図4は、第1の実施の形態の変形例を示す太陽電池モジュールの配線構造を示す模式図である。なお、図1と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。
この変形例の太陽電池モジュール10aでは、太陽電池セル1が外形を矩形(長方形)状とするマトリクス状(碁盤目状)に縦2セル横12セル(合計24セル)配置されており、その外寸は概ね縦0.5m×横2mとなる。また、裏面保護材にはポリエステル塗装ガルバリウム鋼板を用いた。太陽電池モジュール10aでは、直列接続経路Sに従う順番で各太陽電池セル1が互いに直列接続され、光起電力発生部Eが構成される。光起電力発生部Eでは、上記と同様に、その最も正極側に位置する正極側端部セルA及び最も負極側に位置する負極側端部セルBが隣り合うように配置される。これにより、端子リード線2a,2bが各端部セルの直下にそれぞれ引き出される。
FIG. 4 is a schematic diagram showing a wiring structure of a solar cell module showing a modification of the first embodiment. The same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
In the
このような構成を有する太陽電池モジュール10aでも、端子リード線2a,2bを各端部セルの直下にそれぞれ引き出すことができるので、端子リード線2a,2bと太陽電池セル1との間の絶縁部分が不要となって封止構造が簡単になり、生産性を向上させると共に長期使用に伴う信頼性を高めることができる。
Even in the
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図である。図1と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。
(Second Embodiment)
FIG. 5 is a schematic diagram showing a wiring structure example of the solar cell module according to the second embodiment of the present invention. The same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
本実施の形態の太陽電池モジュール20は、マトリクス状に配置された複数の太陽電池セル1を有し、前述の太陽電池モジュール10と同様に、受光面側に配された表面保護材と非受光面側に配された裏面保護材との間に各太陽電池セル1を絶縁性封止材で封止した構造をなしている。なお、本実施の形態に用いる表面保護材、裏面保護材、及び絶縁性封止材は、前述の太陽電池モジュール10で用いた材料と同一のものを用いた。
The
本実施の形態の太陽電池モジュール20は、太陽電池セル1がマトリクス状に縦横各6セル(合計36セル)配置されており、その外寸は概ね1m角となる。このように配置された各太陽電池セル1は、本実施の形態では、直列接続経路S1,S2に従う順番で負極側から正極側まで前述の直列接続配線部材12によって互いに直列接続され、これによって光起電力発生部E1,E2が構成される。
In the
上記のように接続することで、太陽電池モジュール20では、光起電力発生部E1の両極側の端部に位置する太陽電池セル1、即ちその最も正極側に位置する正極側端部セルA1及び最も負極側に位置する負極側端部セルB1が隣り合うように配置されると共に、光起電力発生部E2の両極側の端部に位置する太陽電池セル1、即ちその最も正極側に位置する正極側端部セルA2及び最も負極側に位置する負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。さらに、各端部セルの正極側の正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2が隣り合うように配置されると共に、負極側の負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。
By connecting as described above, in the
本実施の形態では、上記のように配置された正極側端部セルA1と正極側端部セルA2とは、その受光面側に形成されている正極側の端子電極同士が、並列接続配線部材21によって接続される。また、負極側端部セルB1と負極側端部セルB2とは、その非受光面側に形成されている負極側の端子電極同士が、並列接続配線部材21によってそれぞれ接続される。そして、正極側を接続した並列接続配線部材21には端子リード線2aが接続され、負極側を接続した並列接続配線部材21には端子リード線2bが接続される。ここで、互いに隣り合う正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2を正極側端部セル部、互いに隣り合う負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2を負極側端部セル部とすると、上記のように接続された端子リード線2a,2bは、各端部セル部の直下にそれぞれ引き出される。ただし、端子リード線2aは、太陽電池セル1が配置されていない部分で絶縁性封止材を貫通することで、正極側端部セル部の直下に引き出される。
In the present embodiment, the positive electrode side end cell A1 and the positive electrode side end cell A2 arranged as described above are configured such that the positive electrode side terminal electrodes formed on the light receiving surface side thereof are connected in parallel. 21 is connected. Further, the negative electrode side end cells B1 and the negative electrode side end cells B2 are connected to each other by the parallel
上記のように引き出された端子リード線2a,2bは、裏面保護材に設けられた所定の各穴を通って裏面保護材5の非受光面側に取り出される。そして、正極側端部セル部及び負極側端部セル部の配置部に対応する裏面保護材の非受光面側に設けられた端子箱3の内部に引き込まれ、外部に電力を供給するための出力ケーブルとそれぞれ接続される。本実施の形態では、前述の太陽電池モジュール10と同様に、端子箱3に対して正極出力用及び負極出力用の一対の取り出し端子が設けられており、端子箱3内部に引き込まれた端子リード線2a,2bは、各取り出し端子に接続される。これにより、端子リード線2a,2bは、外部に電力を供給するための各出力ケーブルとそれぞれの取り出し端子を介して接続される。
The
このように、端子リード線2a,2bが各端部セル部の直下に引き出されるので、各リード線と太陽電池セル1との絶縁を確保する必要がなくなり、太陽電池モジュール20の封止構造を簡易化できる。
Thus, since the
以下、本実施の形態の太陽電池モジュール20の製造方法について説明する。
まず、太陽電池セル1をマトリクス状に縦横各6セル配置する。そして、直列接続経路S1,S2に従う順番で各太陽電池セル1が互いに直列接続となるように、各セル同士を半田付けなどによって直列接続配線部材12で接続する。このような接続を行うことで、光起電力発生部E1の正極側端部セルA1及び負極側端部セルB1を隣り合うように配置すると共に、光起電力発生部E2の正極側端部セルA2及び負極側端部セルB2を隣り合うように配置し、さらに、各端部セルの正極側の正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2を隣り合うように配置すると共に、負極側の負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2を隣り合うように配置する。
Hereinafter, the manufacturing method of the
First, six
次に、光起電力発生部E1,E2の受光面側及び非受光面側に、表面保護材及び裏面保護材をそれぞれ配置する。そして、正極側端部セル部を構成する正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2の受光面側に形成された正極側の各端子電極同士を、並列接続配線部材21によって接続する。また、負極側端部セル部を構成する負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2の非受光面側に形成された負極側の各端子電極同士を、並列接続配線部材21によって接続する。続いて、正極側及び負極側の並列接続配線部材21に対して、端子リード線2a,2bをそれぞれ半田付けなどによって接続し、正極側端部セル部及び負極側端部セル部から、それぞれ端子リード線2a,2bを引き出す。端子リード線2aは、太陽電池セル1が配置されていない部分を用いて正極側端部セル部の直下に引き出し、端子リード線2bは、そのまま負極側端部セル部の直下に引き出す。そして、このように各端部セル部の直下に引き出された端子リード線2a,2bを、裏面保護材に設けられた各穴を通してその非受光面側に取り出す。さらに、絶縁性封止材によって光起電力発生部E1,E2を封止する。
Next, a surface protective material and a back surface protective material are respectively disposed on the light receiving surface side and the non-light receiving surface side of the photovoltaic power generation units E1 and E2. And each terminal electrode of the positive electrode side formed in the light-receiving surface side of positive electrode side end cell A1 and positive electrode side end cell A2 which comprises a positive electrode side edge part cell part is connected by the parallel
その後、正極側端部セル部及び負極側端部セル部の配置部に対応する裏面保護材の非受光面側に、接着剤を用いて端子箱3を取り付ける。そして、上記のように取り出された端子リード線2a,2bを端子箱3内部に引き込み、端子箱3に予め設けられている正極出力用及び負極出力用の一対の取り出し端子を介して各出力ケーブルと接続する。そして、端子箱3内部に充填材を充填して絶縁処理を行う。
Then, the
このような工程によって製造された本実施の形態の太陽電池モジュール20では、端子リード線2a,2bを各端部セル部の直下に引き出すことができるので、各リード線の絶縁処理に伴う煩雑な工程が不要となり、生産性を向上させることができる。また、上記絶縁処理に伴う絶縁部分が不要となることで、長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。
In the
以上説明したように、本実施の形態の太陽電池モジュール20では、光起電力発生部E1の正極側端部セルA1及び負極側端部セルB1、並びに光起電力発生部E2の正極側端部セルA2及び負極側端部セルB2を上記のように配置することで、端子リード線2a,2bを各端部セル部の直下に引き出すことが可能となる。これにより、端子リード線2a,2bと太陽電池セル1との間に絶縁部分を設ける必要がなくなるため、太陽電池モジュール10の封止構造を簡易化できる。従って、製造時に発生し得る配線の成形不良や工程不良が低減され、生産性を向上させることができる。また、上記絶縁部分が不要となることで、この部分の劣化に起因する短絡を根本的に防止することが可能となり、太陽電池モジュール20の長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。
As described above, in the
また、端子箱3に正極出力用及び負極出力用の各取り出し端子を設けることで、端子リード線2a,2bと各出力ケーブルとを直接接続することなく配線を行うことが可能になるので、取り付け時の作業性を向上させることができる。
Also, by providing each terminal for positive output and negative output in the
なお、上記の説明では、受光面側及び非受光面側に正極側及び負極側の端子電極がそれぞれ形成された太陽電池セル1を用いたが、正極側及び負極側の端子電極が共に非受光面側に形成された太陽電池セルを用いてもよい。この場合、端子リード線2a,2b共に、そのまま各端部セル部の直下に引き出すことが可能となる。
In the above description, the
また、上記の説明では、各並列接続配線部材21に端子リード線2a,2bを接続することで各端部セル部から出力を取り出すようにしたが、並列接続配線部材21を用いずに、各端部セルの端子電極から端子リード線をそれぞれ引き出し、端子箱3内部で正極側端部セルA1,A2から引き出される端子リード線同士及び負極側端部セルB1,B2から引き出される端子リード線同士をそれぞれ並列接続するようにしてもよい。この場合、正極側端部セルA1,A2の受光面側の端子電極に接続される各端子リード線は、上記と同様に、それぞれ太陽電池セル1を配していない部分を用いて正極側端部セル部の直下に引き出すことができる。
In the above description, the
また、上記の説明では、正極側端部セルA1,A2同士及び負極側端部セルB1,B2同士を辺同士が接して隣り合うようにそれぞれ配置したが、正極側の各端部セル同士及び負極側の各端部セル同士がそれぞれ対角線上に隣り合うように配置してもよい。ただし、このように配置する場合、正極側及び負極側の並列接続を並列接続配線部材21によって各端部セル同士で行うと、各々の並列接続配線部材21が交差して絶縁を行う必要が生じるため、各端部セルから端子リード線をそれぞれ引き出し、端子箱3内で並列接続を行うようにするのが望ましい。
Further, in the above description, the positive electrode side end cells A1 and A2 and the negative electrode side end cells B1 and B2 are arranged so that the sides are adjacent to each other. You may arrange | position so that each edge part cell by the side of a negative electrode may mutually adjoin on a diagonal line. However, in the case of arranging in this way, when the parallel connection on the positive electrode side and the negative electrode side is performed between the end cells by the parallel
図6は、第2の実施の形態の変形例を示す太陽電池モジュールの配線構造を示す模式図である。なお、図5と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。
この変形例の太陽電池モジュール20aでは、太陽電池セル1がマトリクス状に縦2セル横12セル(合計24セル)配置されており、その外寸は概ね縦0.5m×横2mとなる。また、裏面保護材にはポリエステル塗装ガルバリウム鋼板を用いた。太陽電池モジュール20aでは、直列接続経路S1,S2に従う順番で各太陽電池セルが直列接続され、光起電力発生部E1,E2が構成される。これにより、上記と同様に、光起電力発生部E1の正極側端部セルA1及び負極側端部セルB1が隣り合うように配置されると共に、光起電力発生部E2の正極側端部セルA2及び負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。さらに、各端部セルの正極側の正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2が隣り合うように配置されると共に、負極側の負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。
FIG. 6 is a schematic diagram showing a wiring structure of a solar cell module showing a modification of the second embodiment. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same thing as FIG.
In the
このような構成を有する太陽電池モジュール20aでも、端子リード線2a,2bを各端部セル部の直下にそれぞれ取り出すことができるので、端子リード線2a,2bと太陽電池セル1との間の絶縁部分が不要となって封止構造が簡単になり、生産性を向上させると共に長期使用に伴う信頼性を高めることができる。
Also in the
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施の形態の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図である。
(Third embodiment)
FIG. 7 is a schematic diagram showing a wiring structure example of the solar cell module according to the third embodiment of the present invention.
本実施の形態の太陽電池モジュール110は、マトリクス状に配置された複数の太陽電池サブモジュール100、受光面側に配された表面保護材、及び非受光面側に配された裏面保護材を有し、表面保護材と裏面保護材との間に各太陽電池サブモジュール100を絶縁性封止材によって封止した構造をなしている。なお、本実施の形態の表面保護材、裏面保護材、及び絶縁性封止材は、前述の太陽電池モジュール10で用いた材料と同一のものを用いた。
The
太陽電池サブモジュール100は、支持基板上に形成され、光電変換機能を有する薄膜を複数の太陽電池セル100−1に分割すると共に、それらを互いに電気的に接続することで構成され、集積型の光起電力素子群として機能する。上記薄膜の材質としては、非晶質シリコン(a−Si)、多結晶シリコン、及び化合物半導体などを用いることが可能である。また、支持基板としては、ガラス基板及びフィルム基板などを用いることができる。本実施の形態では、支持基板を45cm角サイズのガラス基板とし、その上に形成されたa−Si薄膜によって概ね1.5cm×45cmサイズの太陽電池セル100−1が20セル構成され、それらが負極側から正極側まで互いに直列接続されたものを用いた。
The
本実施の形態の太陽電池モジュール110は、太陽電池サブモジュール100がマトリクス状に縦横各2サブモジュール(合計4サブモジュール)配置されており、その外寸は概ね1m角となる。そして、各太陽電池サブモジュール100は、本実施の形態では直列接続配線部材111によって互いに電気的に直列接続され、これによって光起電力発生部Eが構成される。
In the
上記のように接続することで、太陽電池モジュール110では、光起電力発生部Eの両極側の端部にそれぞれ位置する太陽電池セル100−1、即ちその最も正極側に位置する正極側端部セルA及び最も負極側に位置する負極側端部セルBが隣り合うように配置される。
By connecting as described above, in the
ここで、本実施の形態に用いた太陽電池サブモジュール100では、その最も正極側に位置する太陽電池セル100−1及び最も負極側に位置する太陽電池セル100−1の非受光面側には、正極側の端子電極及び負極側の端子電極がそれぞれ形成されている。
Here, in the
これにより、正極側端部セルAの端子電極に接続された端子リード線2a、及び負極側端部セルBの端子電極に接続された端子リード線2bは、それぞれ各端部セルの直下にそのまま引き出される。
Thereby, the
上記のように引き出された端子リード線2a,2bは、裏面保護材に設けられた所定の各穴を通って裏面保護材5の非受光面側に取り出される。そして、正極側端部セルA及び負極側端部セルBの配置部に対応する裏面保護材の非受光面側に設けられた端子箱3の内部に引き込まれ、外部に電力を供給するための出力ケーブルとそれぞれ接続される。本実施の形態では、前述の太陽電池モジュール10と同様に、端子箱3に対して正極出力用及び負極出力用の一対の取り出し端子が設けられており、端子箱3内部に引き込まれた端子リード線2a,2bは、各取り出し端子に接続される。これにより、端子リード線2a,2bは、外部に電力を供給するための各出力ケーブルとそれぞれの取り出し端子を介して接続される。
The
このように、端子リード線2a,2bが各端部セルの直下に引き出されるので、各リード線と太陽電池サブモジュール100との絶縁を確保する必要がなくなり、太陽電池モジュール110の封止構造を簡易化できる。
As described above, since the
以下、本実施の形態の太陽電池モジュール110の製造方法について説明する。
まず、太陽電池サブモジュール100をマトリクス状に縦横各2サブモジュール配置する。そして、直列接続配線部材111を用いて半田付けなどによって各太陽電池サブモジュール100同士を直列接続して、光起電力発生部Eの正極側端部セルA及び負極側端部セルBが隣り合うように配置する。
Hereinafter, the manufacturing method of the
First, the
次に、光起電力発生部Eの受光面側及び非受光面側に、表面保護材及び裏面保護材をそれぞれ配置する。そして、正極側端部セルA及び負極側端部セルBの非受光面側に形成されている端子電極に端子リード線2a,2bをそれぞれ接続して各端部セルの直下に引き出し、さらに裏面保護材に設けられた各穴を通して裏面保護材の非受光面側に取り出す。そして、絶縁性封止材によって光起電力発生部Eを封止する。
Next, a front surface protective material and a back surface protective material are disposed on the light receiving surface side and the non-light receiving surface side of the photovoltaic power generation unit E, respectively. Then,
その後、正極側端部セルA及び負極側端部セルBの配置部に対応する裏面保護材の非受光面側に、接着剤を用いて端子箱3を取り付ける。そして、上記のように取り出された端子リード線2a,2bを端子箱3内部に引き込み、端子箱3に予め設けられている正極出力用及び負極出力用の一対の取り出し端子を介して、出力ケーブルとそれぞれ接続する。このような配線後、端子箱3内部に充填材を充填して絶縁処理を行う。
Then, the
このような工程によって製造された本実施の形態の太陽電池モジュール110では、端子リード線2a,2bを各端部セルの直下に引き出すことができるので、各リード線の絶縁処理に伴う煩雑な工程が不要となり、生産性を向上させることができる。また、上記絶縁処理に伴う絶縁部分が不要となることで、長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。
In the
以上説明したように、本実施の形態の太陽電池モジュール110では、光起電力発生部Eの正極側端部セルA及び負極側端部セルBを隣り合うように配置することで、端子リード線2a,2bを各端部セルの直下に引き出すことが可能となる。これにより、端子リード線2a,2bと太陽電池サブモジュール100との間に絶縁部分を設ける必要がなくなるため、太陽電池モジュール110の封止構造を簡易化できる。従って、製造時に発生し得る配線の成形不良や工程不良が低減され、生産性を向上させることができる。また、上記絶縁部分が不要となることで、この部分の劣化に起因する短絡を根本的に防止することが可能となり、太陽電池モジュール110の長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。
As described above, in the
また、端子箱3に正極出力用及び負極出力用の各取り出し端子を設けることで、端子リード線2a,2bと各出力ケーブルとを直接接続することなく配線を行うことが可能になるので、取り付け時の作業性を向上させることができる。
Also, by providing each terminal for positive output and negative output in the
図8は、第3の実施の形態の変形例を示す太陽電池モジュールの配線構造を示す模式図である。なお、図7と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。
この変形例の太陽電池モジュール110aでは、太陽電池サブモジュール100aとして、20cm×90cmサイズのフィルム基板上に形成されたa−Si薄膜によって、概ね1.5cm×20cmサイズの太陽電池セル100a−1が60セル構成され、それらが負極側から正極側まで互いに直列接続されたものを用いた。また、裏面保護材にはポリエステル塗装ガルバリウム鋼板を用いた。太陽電池モジュール110aでは、上記太陽電池サブモジュール100aがマトリクス状に縦横各2サブモジュール(合計4サブモジュール)配置されており、その外寸は概ね0.5m×2mサイズとなる。
FIG. 8 is a schematic diagram showing a wiring structure of a solar cell module showing a modification of the third embodiment. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same thing as FIG. 7, and description is abbreviate | omitted.
In the
このように配置された各太陽電池サブモジュール100aは、直列接続配線部材111によって互いに電気的に直列接続され、光起電力発生部Eが構成される。光起電力発生部Eでは、上記と同様に、その最も正極側に位置する正極側端部セルA及び最も負極側に位置する負極側端部セルBが隣り合うように配置される。太陽電池サブモジュール100aでは、上記と同様に、その最も正極側に位置する太陽電池セル100a−1及び最も負極側に位置する太陽電池セル100a−1の非受光面側には、正極側及び負極側の端子電極がそれぞれ形成されている。これにより、端子リード線2a,2bが各端部セルの直下にそれぞれ引き出される。
The
このような構成を有する太陽電池モジュール110aでも、端子リード線2a,2bを各端部セルの直下にそれぞれ引き出すことができるので、端子リード線2a,2bと太陽電池サブモジュール100aとの間の絶縁部分が不要となって封止構造が簡単になり、生産性を向上させると共に長期使用に伴う信頼性を高めることができる。
Even in the
(第4の実施の形態)
図9は、本発明の第4の実施の形態の太陽電池モジュールの配線構造例を示す模式図である。なお、図7と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。
(Fourth embodiment)
FIG. 9 is a schematic diagram showing a wiring structure example of the solar cell module according to the fourth embodiment of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same thing as FIG. 7, and description is abbreviate | omitted.
本実施の形態の太陽電池モジュール120は、マトリクス状に配置された複数の太陽電池サブモジュール100を有し、上記の太陽電池モジュール110と同様に、受光面側に配された表面保護材と非受光面側に配された裏面保護材との間に各太陽電池サブモジュール100を絶縁性封止材で封止した構造をなしている。なお、本実施の形態に用いる表面保護材、裏面保護材、及び絶縁性封止材は、前述の太陽電池モジュール10で用いた材料と同一のものを用いた。
The
本実施の形態の太陽電池モジュール120は、太陽電池サブモジュール100がマトリクス状に縦横各2サブモジュール(合計4サブモジュール)配置されており、その外寸は概ね1m角となる。また、太陽電池モジュール120の上側で互いに隣接する太陽電池サブモジュール100同士、及び下側で互いに隣接する太陽電池サブモジュール100同士は、それぞれ直列接続配線部材121によって互いに直列接続され、これによって光起電力発生部E1,E2がそれぞれ構成される。
In the
上記のように接続することで、太陽電池モジュール120では、光起電力発生部E1の両極側の端部に位置する太陽電池セル100−1、即ちその最も正極側に位置する正極側端部セルA1及び最も負極側に位置する負極側端部セルB1が隣り合うように配置されると共に、光起電力発生部E2の両極側の端部に位置する太陽電池セル100−1、即ちその最も正極側に位置する正極側端部セルA2及び最も負極側に位置する負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。さらに、各端部セルの正極側の正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2が隣り合うように配置されると共に、負極側の負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。
By connecting as described above, in the
本実施の形態では、上記のように配置された正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2は、並列接続配線部材122によって、それぞれの非受光面側に形成されている正極側の端子電極同士が接続される。また、負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2についても同様に、それぞれの非受光面側に形成されている負極側の端子電極同士が並列接続配線部材122によって接続される。そして、正極側を接続した並列接続配線部材122には端子リード線2aが接続され、負極側を接続した並列接続配線部材122には端子リード線2bが接続される。ここで、互いに隣り合う正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2を正極側端部セル部、互いに隣り合う負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2を負極側端部セル部とすると、上記のように接続された端子リード線2a,2bは、それぞれ各端部セル部の直下にそのまま引き出される。
In the present embodiment, the positive electrode side end cell A1 and the positive electrode side end cell A2 arranged as described above are connected to the non-light-receiving surface side by the parallel
上記のように引き出された端子リード線2a,2bは、裏面保護材に設けられた所定の各穴を通って裏面保護材5の非受光面側に取り出される。そして、正極側端部セル部及び負極側端部セル部の配置部に対応する裏面保護材の非受光面側に設けられた端子箱3の内部に引き込まれ、外部に電力を供給するための出力ケーブルとそれぞれ接続される。本実施の形態では、前述の太陽電池モジュール10と同様に、端子箱3に対して正極出力用及び負極出力用の一対の取り出し端子が設けられており、端子箱3内部に引き込まれた端子リード線2a,2bは、各取り出し端子に接続される。これにより、端子リード線2a,2bは、外部に電力を供給するための各出力ケーブルとそれぞれの取り出し端子を介して接続される。
The
このように、端子リード線2a,2bが各端部セル部の直下に引き出されるので、各リード線と太陽電池サブモジュール100との絶縁を確保する必要がなくなり、太陽電池モジュール120の封止構造を簡易化できる。
Thus, since the
以下、本実施の形態の太陽電池モジュール120の製造方法について説明する。
まず、太陽電池サブモジュール100をマトリクス状に縦横各2サブモジュール配置する。そして、直列接続配線部材121を用いて、上側で互いに隣接する太陽電池サブモジュール100同士、及び下側で互いに隣接する太陽電池サブモジュール100同士を半田付けなどでそれぞれ直列接続する。このような接続を行うことで、光起電力発生部E1の正極側端部セルA1及び負極側端部セルB1を隣り合うように配置すると共に、光起電力発生部E2の正極側端部セルA2及び負極側端部セルB2を隣り合うように配置し、さらに、各端部セルの正極側に位置する正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2を隣り合うように配置すると共に、その負極側に位置する負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2を隣り合うように配置する。
Hereinafter, the manufacturing method of the
First, the
次に、光起電力発生部E1,E2の受光面側及び非受光面側に、表面保護材及び裏面保護材をそれぞれ配置する。そして、正極側端部セル部を構成する正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2の非受光面側に形成されている正極側の端子電極同士を並列接続配線部材122によって接続する。また、負極側端部セル部を構成する負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2の非受光面側に形成されている負極側の端子電極同士を並列接続配線部材122によって接続する。続いて、正極側及び負極側の並列接続配線部材122に対して、端子リード線2a,2bをそれぞれ半田付けなどによって接続し、正極側端部セル部及び負極側端部セル部から端子リード線2a,2bをそれぞれ引き出す。そして、端子リード線2a,2bをそのまま各端部セル部の直下に引き出し、さらに、裏面保護材に設けられた各穴を通してその非受光面側に取り出す。そして、絶縁性封止材によって光起電力発生部E1,E2を封止する。
Next, a surface protective material and a back surface protective material are respectively disposed on the light receiving surface side and the non-light receiving surface side of the photovoltaic power generation units E1 and E2. Then, the terminal electrodes on the positive electrode side formed on the non-light-receiving surface side of the positive electrode side end cell A1 and the positive electrode side end cell A2 constituting the positive electrode side end cell portion are connected by the parallel
その後、正極側端部セル部及び負極側端部セル部の非受光面側の配置部に対応する裏面保護材の非受光面側に、接着剤を用いて端子箱3を取り付ける。そして、上記のように取り出された端子リード線2a,2bを端子箱3内部に引き込み、端子箱3に予め設けられている正極出力用及び負極出力用の一対の取り出し端子を介して各出力ケーブルと接続する。そして、端子箱3内部に充填材を充填して絶縁処理を行う。
Then, the
このような工程によって製造された本実施の形態の太陽電池モジュール120では、端子リード線2a,2bを各端部セル部の直下に引き出すことができるので、各リード線の絶縁処理に伴う煩雑な工程が不要となり、生産性を向上させることができる。また、上記絶縁処理に伴う絶縁部分が不要となることで、長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。
In the
以上説明したように、本実施の形態の太陽電池モジュール120では、光起電力発生部E1の正極側端部セルA1及び負極側端部セルB1、並びに光起電力発生部E2の正極側端部セルA2及び負極側端部セルB2を上記のように配置することで、端子リード線2a,2bを各端部セル部の直下に引き出すことが可能となる。これにより、端子リード線2a,2bと太陽電池サブモジュール100との間に絶縁部分を設ける必要がなくなるため、太陽電池モジュール120の封止構造を簡易化できる。従って、製造時に発生し得る配線の成形不良や工程不良が低減され、生産性を向上させることができる。また、上記絶縁部分が不要となることで、この部分の劣化に起因する短絡を根本的に防止することが可能となり、太陽電池モジュール120の長期使用に伴う信頼性を向上させることができる。
As described above, in the
また、端子箱3に正極出力用及び負極出力用の各取り出し端子を設けることで、端子リード線2a,2bと各出力ケーブルとを直接接続することなく配線を行うことが可能になるので、取り付け時の作業性を向上させることができる。
Also, by providing each terminal for positive output and negative output in the
なお、上記の説明では、各並列接続配線部材122に端子リード線2a,2bを接続することで各端部セル部から出力を取り出すようにしたが、並列接続配線部材122を用いずに、各端部セルの端子電極から端子リード線をそれぞれ引き出し、端子箱3内部で正極側端部セルA1,A2から引き出される端子リード線同士及び負極側端部セルB1,B2から引き出される端子リード線同士をそれぞれ並列接続するようにしてもよい。
In the above description, the
また、上記の説明では、正極側端部セルA1,A2同士及び負極側端部セルB1,B2同士を辺同士が接して隣り合うようにそれぞれ配置したが、正極側の各端部セル同士及び負極側の各端部セル同士がそれぞれ対角線上に隣り合うように配置してもよい。ただし、このように配置する場合、正極側及び負極側の並列接続を並列接続配線部材122によって各端部セル同士で行うと、各々の並列接続配線部材122が交差して絶縁を行う必要が生じるため、各端部セルから端子リード線をそれぞれ引き出し、端子箱3内で並列接続を行うようにするのが望ましい。
Further, in the above description, the positive electrode side end cells A1 and A2 and the negative electrode side end cells B1 and B2 are arranged so that the sides are adjacent to each other. You may arrange | position so that each edge part cell by the side of a negative electrode may mutually adjoin on a diagonal line. However, in the case of arranging in this way, when the parallel connection on the positive electrode side and the negative electrode side is performed between the end cells by the parallel
図10は、第4の実施の形態の変形例を示す太陽電池モジュールの配線構造を示す模式図である。なお、図9と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。
この変形例の太陽電池モジュール120aでは、前述の太陽電池サブモジュール100aがマトリクス状に縦2サブモジュール、横4サブモジュール(合計8サブモジュール)配置されており、その外寸は概ね縦0.5m×横4mとなる。また、裏面保護材にはポリエステル塗装ガルバリウム鋼板を用いた。太陽電池モジュール120aでは、その左半分及び右半分の各4サブモジュールを構成する各々の太陽電池サブモジュール100a同士が、直列接続配線部材121によって互いに直列接続され、これによって光起電力発生部E1,E2がそれぞれ構成される。これにより、上記と同様に、光起電力発生部E1の正極側端部セルA1及び負極側端部セルB1が隣り合うように配置されると共に、光起電力発生部E2の正極側端部セルA2及び負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。さらに、各端部セルの正極側の正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2が隣り合うように配置されると共に、負極側の負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。
FIG. 10 is a schematic diagram showing a wiring structure of a solar cell module showing a modification of the fourth embodiment. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same thing as FIG.
In the
このような構成を有する太陽電池モジュール120aでも、端子リード線2a,2bを各端部セル部の直下にそれぞれ取り出すことができるので、端子リード線2a,2bと太陽電池サブモジュール100aとの間の絶縁部分が不要となって封止構造が簡単になり、生産性を向上させると共に長期使用に伴う信頼性を高めることができる。
Even in the
図11は、第4の実施の形態の別の変形例を示す太陽電池モジュールの配線構造を示す模式図である。なお、図10と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。
この変形例の太陽電池モジュール120bでは、その右半分を構成する4サブモジュールの極性の向きが、上記の太陽電池モジュール120aの場合と比較してそれぞれ逆になるように配置されている。そして、上記と同様の直列接続を行うことで、太陽電池モジュール120bでは、光起電力発生部E1の正極側端部セルA1及び負極側端部セルB1が隣り合うように配置されると共に、光起電力発生部E2の正極側端部セルA2及び負極側端部セルB2が隣り合うように配置される。さらに、各端部セルの正極側の正極側端部セルA1及び正極側端部セルA2、並びに負極側の負極側端部セルB1及び負極側端部セルB2が、それぞれ対角線上に隣り合うように配置される。
FIG. 11 is a schematic diagram showing a wiring structure of a solar cell module showing another modification of the fourth embodiment. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same thing as FIG.
In the
これにより、太陽電池モジュール120bでは、各々の端部セルから端子リード線2a,2b,2c,2dがそのまま直下に引き出され、さらに裏面保護材に設けられた所定の各穴を通って端子箱3の内部に引き込まれる。そして、正極側端部セルA1,A2から引き出された端子リード線2a,2d同士、及び負極側端部セルB1,B2から引き出された端子リード線2b,2c同士は、端子箱3内部でそれぞれ並列接続される。なお、正極側端部セルA1,A2同士、及び負極側端部セルB1,B2同士をそれぞれ並列接続配線部材によって接続してもよいが、並列接続配線部材同士が交わるようになるため、両者の間に絶縁処理が必要となる。
Thereby, in the
このような構成を有する太陽電池モジュール120bでも、正極側の端子リード線2a,2d及び負極側の端子リード線2b,2cを各々の端部セル部の直下にそれぞれ取り出すことができるので、端子リード線2a,2b,2c,2dと太陽電池サブモジュール100aとの間の絶縁部分が不要となって封止構造が簡単になり、生産性を向上させると共に長期使用に伴う信頼性を高めることができる。
Even in the
1 太陽電池セル
2a,2b 端子リード線
3 端子箱
4 表面保護材
5 裏面保護材
6 絶縁性封止材
10 太陽電池モジュール
100 太陽電池サブモジュール
A 正極側端部セル
B 負極側端部セル
E 光起電力発生部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記光起電力発生部の両極側の端部の一方に位置する第1端部素子と、前記光起電力発生部の両極側の端部の他方に位置する第2端部素子と、 A first end element located at one of the end portions on both polar sides of the photovoltaic power generation section; a second end element located on the other end of the opposite ends of the photovoltaic power generation section;
前記第1端部素子と前記第1端部素子と隣り合うように配置した前記第2端部素子との間に位置する両極端部間間隙部と、 A gap portion between both extreme portions positioned between the first end element and the second end element disposed adjacent to the first end element;
前記第1端部素子の受光面側に形成された第1端子電極に接続された第1端子配線部材と、 A first terminal wiring member connected to a first terminal electrode formed on the light receiving surface side of the first end element;
前記第2端部素子の非受光面側に形成された第2端子電極に接続された第2端子配線部材と、を備え、 A second terminal wiring member connected to a second terminal electrode formed on the non-light-receiving surface side of the second end element,
前記第1端子配線部材は、前記両極端部間間隙部で前記絶縁性封止材及び前記裏面保護材を貫通して前記裏面保護材の非受光面側に引き出され、 The first terminal wiring member is drawn out to the non-light-receiving surface side of the back surface protective material through the insulating sealing material and the back surface protective material at the gap between the extreme portions,
前記第2端子配線部材は、前記第2端部素子の直下で前記裏面保護材の非受光面側に引き出されることを特徴とする太陽電池モジュール。 The solar cell module, wherein the second terminal wiring member is drawn to a non-light-receiving surface side of the back surface protective material immediately below the second end element.
一の光起電力素子の受光面側に形成された第1端子電極と、前記一の光起電力素子に隣接する他の光起電力素子の非受光面側に形成された第2端子電極とを直列接続配線部材により前記素子間間隙部を越えて接続して、前記第1端部素子から前記第2端部素子まで前記複数の光起電力素子を直列接続することを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。 A first terminal electrode formed on the light-receiving surface side of one photovoltaic element; a second terminal electrode formed on the non-light-receiving surface side of another photovoltaic element adjacent to the one photovoltaic element; The plurality of photovoltaic elements are connected in series from the first end element to the second end element by connecting the first and second end elements through a series connection wiring member. 1. The solar cell module according to 1.
前記複数の光起電力素子は、外形を矩形状として碁盤目状に配置され、 The plurality of photovoltaic elements are arranged in a grid pattern with a rectangular outer shape,
前記光起電力素子は、四辺のうちの二辺のそれぞれで前記直列接続配線部材により隣接する前記光起電力素子と直列接続することを特徴とする請求項2記載の太陽電池モジュール。 3. The solar cell module according to claim 2, wherein the photovoltaic element is connected in series with the photovoltaic element adjacent to each other on two sides out of four sides by the series connection wiring member. 4.
前記光起電力発生部の両極側の端部の一方に位置する第1端部素子と、前記光起電力発生部の両極側の端部の他方に位置する第2端部素子とを、両極端部間間隙部を有して隣り合うように配置する第1の工程と、 A first end element located at one of both ends of the photovoltaic power generation section and a second end element located at the other end of the opposite ends of the photovoltaic power generation section A first step of disposing adjacent portions with inter-part gaps;
前記光起電力発生部の受光面側及び非受光面側に表面保護材及び裏面保護材をそれぞれ配置し、前記第1端部素子の受光面側に形成された第1端子電極に接続された第1端子配線部材を前記両極端部間間隙部を通して引き出し、前記第2端部素子の非受光面側に形成された第2端子電極に接続された第2端子配線部材を前記第2端部素子の直下から前記裏面保護材の非受光面側に引き出し、前記第1端子配線部材及び前記第2端子配線部材を前記裏面保護材の非受光面側に取り出した後、前記光起電力発生部を前記絶縁性封止材によって封止する第2の工程と、 A surface protective material and a back surface protective material are disposed on the light receiving surface side and the non-light receiving surface side of the photovoltaic power generation unit, respectively, and connected to a first terminal electrode formed on the light receiving surface side of the first end element. A second terminal wiring member connected to a second terminal electrode formed on the non-light-receiving surface side of the second end element is pulled out through the gap between the extreme parts, and the second terminal element is connected to the second terminal element. The first terminal wiring member and the second terminal wiring member are taken out to the non-light-receiving surface side of the back surface protective material, and then the photovoltaic power generation unit is A second step of sealing with the insulating sealing material;
前記第1端部素子及び前記第2端部素子の配置部に対応する前記裏面保護材の非受光面側に端子箱を設ける第3の工程と、 A third step of providing a terminal box on the non-light-receiving surface side of the back surface protective material corresponding to the arrangement portion of the first end element and the second end element;
を有することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。 The manufacturing method of the solar cell module characterized by having.
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