JP4460018B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、プロキシサーバなどのデータ中継装置を通過するHTTPプロトコルを用いて作成・送信した電子メールの抽出・閲覧技術に関するものである。
ネットワーク技術の発展によって、情報のやりとりが非常に簡便に、且つ効率良く行うことが可能になっている。例えば会議に使用する資料を電子メールに添付して参加者に前もって送付したりすることが、手間も煩わしさもなく行うことが可能になっている。
ただ、このようにネットワーク技術が発達し、情報のやりとりが容易に行われるようになった反面、重要な機密情報が簡単に外部に流れてしまうという危険性の度合いも増してきている。
このような背景とあわせ、個人情報保護法などの施行により、企業には情報のきちんとした取り扱いが求められるようになったため、例えば、企業において情報の漏洩対策として、社内から外部へ送信される電子メールの内容(例えば、宛先や本文のテキスト情報、添付ファイルの内容)をチェックし、所定の条件に合致した場合にはその電子メールを社外に送信することを禁止するようなシステムを導入している。
また、このようなシステムの多くは、社外への送信データを保存しておき管理者が内容を閲覧することが出来るようなシステムとしている。これにより、社内から重要な機密情報が漏洩してしまう、あるいは企業として不利益な情報が流出してしまう危険性を低くしている。
また、問題が発生した場合には保存された送信データを解析し、どのデータがどのような経緯で、どこに流出したのか調査を行うことを可能としている。
一方、ネットワーク経由の情報漏洩や不利益な情報の流出の危険性は、電子メール送信によるものだけではない。例えば、インターネット上の掲示板への投稿などによる機密情報漏洩や不利益な情報の流出など、HTTPを利用したWebサービスについても同様の危険性が存在する。HTTPを利用したインターネット上のWebサービスは多様化してきており、そのサービス毎に情報漏洩に対しての企業としての対応が求められるようになっている。
そのようなWebサービスの代表的なものとして、HTTPにより電子メールの送受信を行うサービスをあげることができる。このサービスでは、電子メール用のアプリケーションを使用することなく、汎用的なブラウザソフトウェアを使用して電子メールの送受信が可能になっている。以下では、このHTTPプロトコルを用いて送受信される電子メールを「Webメール」と呼称する。
特開2004―348202号公報
このようなWebメールでのメール送信の制御や閲覧については、従来の電子メール(SMTPによるもの)とは通信の規約が異なるために、従来の電子メールに対しての中継制御や閲覧の手法を用いることが出来ない。また、上記特許文献1に開示されている技術を用いることで、特定キーワードを用いての通信制御や閲覧は可能であるが、従来の電子メールの通信制御や閲覧システムのような、宛先、CC、件名といった情報に基づいた細かい通信制御や管理者が電子メールを閲覧することは出来ない。
また、そのような通信の制御や閲覧を行おうとした場合にも、従来の電子メールに対して、統一的な規約がないために、プロトコルの違いを考慮しただけでは対応できない。また、複数のHTTPトランザクションから構成されるという根本的な違いのために、管理者が閲覧しようとした場合、それぞれの情報を関連付ける作業が必要となるといた問題もある。
さらに、一般に電子メールは下書き保存や添付ファイルの追加や削除など複数の工程を経て作成されるものであるが、管理者が閲覧しようとするときのレベルが最終的に送信された電子メールだけを閲覧すればよいのか、下書きの段階も含めサーバへ送信された通信データの全てを閲覧しなければならないかの選択も要求されるが、上記特許文献1に開示されている技術ではできない。
従来の電子メールでは送信するまでの、メール作成中のデータはクライアント端末装置上の電子メール用アプリケージョン内で処理が閉じているが、Webメールの作成ではメール作成開始操作によりHTTPの通信が発生する。
そのため、管理者が、どのデータがどのような経緯で、どこに流出したのか調査するために、Webメールの内容を閲覧する際、電子メールデータと共に、補助情報として作成開始方法の情報は重要であるが、従来の技術では、対応できるものでなかった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、HTTPデータとして送信されるWebメールに関するリクエスト情報から、指定された条件に合致するWebメールを抽出することにより、管理者がより制度が高いWebメール閲覧を可能とすることを目的とする仕組みを提供することである。
本発明は、HTTPを用いた電子メールであるウェブメールの送受信を行うサービスを提供するウェブメールサイト毎に、クライアント装置で生成されて該クライアント装置から当該ウェブメールサイトのウェブメールサーバに対して送信されるウェブメールに関するリクエストに含まれるリクエストURLと、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得して管理テーブルに格納するために実行するアクションと、が対応付けられて定義されている定義情報を予め記憶している記憶手段を備え、前記クライアント装置から前記ウェブメールサーバに対して送信されたウェブメールを、抽出条件に従って抽出する情報処理装置であって、前記クライアント装置から前記ウェブメールサーバに対して送信されたウェブメールに関するリクエストを取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記リクエストに含まれるリクエストURLと同一のリクエストURLを有する前記定義情報に定義された前記アクションを実行することにより、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得し、該取得した前記ウェブメールの入力内容を前記管理テーブルに格納する制御手段と、前記管理テーブルに記憶されたウェブメールの抽出条件の入力を受け付ける受付手段と、前記管理テーブルに記憶されているウェブメールから、前記受付手段で入力を受け付けた抽出条件に合致するウェブメールを抽出する抽出手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、HTTPデータとして送信されるWebメールに関するリクエスト情報から、指定された条件に合致するWebメールを抽出することにより、管理者がより制度の高いWebメール閲覧を行うことができる等の効果を奏する。
本発明の一実施形態を示す情報処理装置を適用可能なシステムの構成例を示す図である。 図1に示した中継サーバ101のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3のステップS304で記録されるリクエスト記録の一例を示す図である。 本発明で用いるサイト定義テーブルの一例を示す図である。 本発明で用いるセッション開始イベント定義テーブルの一例を示す図である。 本発明で用いるデータ操作イベント定義テーブルの一例を示す図である。 本発明で用いるセッション管理テーブルの一例を示す図である。 本発明で用いるセッション管理テーブルの一例を示す図である。 本発明で用いるセッション管理テーブルの一例を示す図である。 本発明で用いるセッション管理テーブルの一例を示す図である。 管理者用端末装置107に表示されるWebメールの閲覧画面の一例を示す模式図である。 管理者用端末装置107に表示されるWebメールの閲覧画面の一例を示す模式図である。 管理者用端末装置107に表示されるWebメールの閲覧画面の一例を示す模式図である。 管理者用端末装置107に表示されるWebメールの閲覧画面の一例を示す模式図である。 管理者用端末装置107で入力される抽出条件入力画面の一例を示す模式図である。 本発明に係る情報処理装置(中継サーバ101)で読み取り(読み出し)可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す情報処理装置を適用可能なシステムの構成例を示す図である。
図1に示す如く、本実施形態に係るシステムは、HTTPサーバ105、クライアント端末装置102a、102b、管理者用端末装置107、そして本実施形態に係る情報処理装置として機能する中継サーバ101により構成されている。以下、本実施形態に係るシステムを構成するこれらについて説明する。
クライアント端末装置102a、102bは、中継サーバ101、広域ネットワーク網106を介してHTTPサーバ105にアクセスし、HTTPサーバ105が提供する各種のホームページのうち所望のホームページを閲覧するために用いられるものである。
管理者用端末装置107は、中継サーバ101にアクセスして中継サーバ101が行う制御の操作や諸設定を行ったり、クライアント端末装置102a、102bから送信され中継サーバ101に保存されるリクエスト記録から電子メールデータを管理者が閲覧できるように、設定、指示するものである。
HTTPサーバ105は、一般のプロバイダに設けられているHTTPサーバと同様の動作を行うものであり、中継サーバ101、広域ネットワーク網106を介してアクセスしてきたクライアント端末装置102a、102bに対して要求に応じたホームページを提供するものである。
本実施形態では、このようなホームページの1つとして、Webメールのサービスを提供するホームページが提供されるものとする。Webメールページについては周知の如く、一般のプロバイダで提供されているものであるので、これに関する詳細な説明は省略する。
中継サーバ101は、クライアント端末装置102a、102bと、HTTPサーバ105との間のデータ通信を中継するためのものである。クライアント端末装置102a、102bがHTTPサーバ105が提供するWebメールページにアクセスした場合、中継サーバ101はすべてのリクエストについて所定のフォーマットに従ったリクエスト記録を作成、保存する。
また、管理者用端末装置107が中継サーバ101に対して、中継サーバ101に保存されたリクエスト記録から電子メールデータを抽出、表示する操作指示を入力した場合、中継サーバ101は、この操作指示を受け、受けた操作指示に従った各種の処理を実行する。
中継サーバ101が行う処理について詳しくは後述する。
広域ネットワーク網106は、インターネットに代表されるネットワークである。103は、LANやインターネットなどのネットワークにより構成されるものである。
図2は、図1に示した中継サーバ101のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、RAM202やROM203に格納されているプログラムやデータを用いて中継サーバ101全体の制御を行うと共に、中継サーバ101が行う後述の各処理を実行する。
202はRAMで、HDD(ハードディスクドライブ)204や記憶媒体ドライブ206からロードされたプログラムやデータ、ネットワークI/F(インタフェース)205を介して外部から受信したプログラムやデータ等を一時的に記憶するためのエリアや、CPU201が各種の処理を実行する際に用いるワークエリア等、各種のエリアを適宜提供することができる。
203はROMで、中継サーバ101の設定データや、ブートプログラム等を格納する。
204はHDDで、OS(オペレーティングシステム)や、中継サーバ101が行う後述の各処理をCPU201に実行させるためのプログラムやデータなどを保存するものであり、これらはCPU201による制御に従って適宜RAM202にロードされ、CPU201による処理対象となる。
205はネットワークI/Fで、中継サーバ101を上記ネットワーク103、広域ネットワーク網106に接続するためのものであり、中継サーバ101はこのネットワークI/F205を介して、ネットワーク103、広域ネットワーク網106に接続されている各装置とのデータ通信を行うことができる。
206は記憶媒体ドライブで、CD−ROM、CD−R/RW、DVD―ROM、DVD−R/RW、DVD−RAM等の記憶媒体に記録されているプログラムやデータを読み出し、RAM202やHDD204に出力する。なお、HDD204が保持している情報のうちの一部をこの記憶媒体に記憶させておいても良い。
207はキーボード、208はマウスやジョイスティックなどにより構成されているポインティングデバイスであり、中継サーバ101の操作者が操作することで、各種の指示をCPU201に対して入力することができる。
209は表示部で、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU201による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。
210は外部機器接続I/Fで、周辺機器を中継サーバ101に接続させるためのポートである。中継サーバ101は、この外部機器接続I/F210を介して、この周辺機器とのデータの送受信を行う。外部機器接続I/F210は、USBやIEEE1394等により構成されており、通常複数の外部機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線/無線を問わない。
211は上述の各部を繋ぐバスである。
なお、中継サーバ101のハードウェア構成は図2に示した構成を有するとして説明するが、必ずしも同図の構成を有することに限定するものではなく、中継サーバ101が行う処理として説明する以下の処理が実行可能な構成であれば、中継サーバ101の構成は適宜変形しても良い。
また、クライアント端末装置102a、102b、管理者用端末装置107、HTTPサーバ105のハードウェア構成についてであるが、これらには一般のコンピュータを適用するので、周知の如く、概ね図2に示した構成を有する。
次に、クライアント端末装置102a、102bが中継サーバ101、広域ネットワーク網106を介してHTTPサーバ105が提供するWebメールページにアクセスした場合に、中継サーバ101が行う処理について、同処理のフローチャートを示す図3を用いて以下説明する。
図3は、本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、中継サーバ101が行う処理に対応する。
なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU201に実行させる為のプログラムやデータはHDD204に保存されており、これをCPU201による制御に従ってRAM202にロードし、ロードしたプログラムやデータを用いてCPU201が処理を行うことで、中継サーバ101は以下説明する各処理を実行することになる。なお、図中、S301〜S304は、各ステップを示す。
なお、以下の説明では、クライアント端末装置102a、102bをまとめてクライアント端末装置102と呼称する。
上述の通り、同図のフローチャートに従った処理を開始する時点では、クライアント端末装置102はWebメールページにアクセスしており、電子メールの作成や保存、送信などを指示可能な状態にある。
例えば、クライアント端末装置102が有する表示装置の表示画面上にはWebメールページの画面が表示されており、このWebメールページには、電子メールの送信先(TO,CC,BCC)を指定する領域、電子メール本文を記述するための領域や、作成した電子メールをHTTPサーバ105に保存したり、送信したり、あるいは、当該電子メールに添付するファイルを指定するためのボタン画像などが設けられている。
中継サーバ101のCPU201は、クライアント端末装置102から何れの指示が送信されても良いように、待機状態にある(S301)。
そして、ユーザーがクライアント端末装置102側で、電子メールの作成や保存、送信などの指示を入力した場合、例えば、作成や保存を指示するためのボタン画像がクライアント端末装置102側で指示された場合には、クライアント端末装置102からは、指示した内容を含むHTTP中継パケット(HTTPデータ)が中継サーバ101に送信される。
中継サーバ101のCPU201は、ネットワークI/F205を介してHTTPデータの受信を検知すると、これをRAM202、若しくはHDD204に格納する処理を行う。この格納する処理は、送信された全てのHTTPデータの受信が完了するまで行う(S302)。
全てのHTTPデータ(クライアント端末装置102側で電子メールに関する1つの指示を入力した場合に、クライアント端末装置102から送信される全てのHTTPデータ)を受信した場合には処理を、中継サーバ101のCPU201は、ステップS302を介してステップS303に進める。
ステップS303では、中継サーバ101のCPU201は、受信したHTTPデータを解析し、ステップS304において、所定のフォーマットに従ったアクセスログと外部送信データからなるリクエストの記録をHDD204内に作成する(図7)。すなわち、すべてのリクエストについて、IPアドレス、トランザクションID(各リクエストに一意なID)、認証名(uid)、時刻、リクエストURL(クエリー部を含む)とCookieヘッダ値などをアクセスログとして記録する。なお、この処理の後、ステップS301で再び待機状態になる。
また、ボディ部を持つリクエストについては、リクエスト全体を外部送信データとして記録する。なお、その後の閲覧作業やデータファイルの管理を容易にするために、例えば1日毎のデータとしてまとめて1つのファイルとしてもよい。
図7は、図3のステップS304で記録されるリクエスト記録の一例を示す図である。
次に、図4のフローチャートを参照して、管理者用端末から中継サーバ101に対して、上記で作成したリクエスト記録ファイルから電子メールデータを抽出、表示する操作が指示された場合に実行する、電子メール作成の各セッションの詳細情報を管理するためのセッション管理テーブルを作成する処理について説明する。
図4は、本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、中継サーバ101が行うセッション管理テーブル作成処理に対応する。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU201に実行させる為のプログラムやデータはHDD204に保存されており、これをCPU201による制御に従ってRAM202にロードし、ロードしたプログラムやデータを用いてCPU201が処理を行うことで、中継サーバ101は以下説明する各処理を実行することになる。なお、図中、S401〜S411は、各ステップを示す。
まず、管理者用端末装置107のCPU201は、管理者が抽出、表示したい条件を受け付けるため、例えば図19に示すような抽出条件の入力画面1900を管理者用端末装置107の表示部209に表示する。
図19は、管理者用端末装置107で入力される抽出条件入力画面の一例を示す模式図である。
図19に示す入力画面1900では、1901〜1910において、抽出条件となる期間、時間範囲、IPアドレス/認証名、サイト、受信者・同報者アドレス、メール標題、添付、サイズ、開始方法、状態などの項目を入力可能である。そして、表示ボタン1911がポインティングデバイスで指示されると、管理者用端末装置107のCPU201は、図19の入力画面1900で入力された各項目の値を、中継サーバ101に送信する。
そして、中継サーバ101のCPU201は、ステップS401で、管理者用端末装置107からのデータを受信すると、ステップS402に処理を進め、HDD204から図8に示すサイト定義テーブル、図9に示すセッション開始イベント定義テーブル、図10に示すデータ操作イベント定義テーブルのデータをそれぞれRAM202にロードする。
図8は、本発明で用いるサイト定義テーブルの一例を示す図である。
図8に示すごとく、サイト定義テーブルは、それぞれのサイトIDに対応する、サイト名、クライアント識別子、セッション識別子のセットが登録されている。例えば、サイトID=1には、freemailがサイト名で、CookieパラメータのSESSIDの値がクライアント識別子で、フォームデータのmailidの値がセッション識別子としてセットで関連付けられている。
図9は、本発明で用いるセッション開始イベント定義テーブルの一例を示す図である。
図9に示すごとく、セッション開始イベント定義テーブルは、サイトIDごとの新規作成、下書き保存したメールのオープン、受信メールへの返信、受信メールの転送などの新規セッションが開始される場合の定義情報とそれぞれのアクションのセットが登録されている。
例えば、サイトIDが1においては、新規作成のイベントは、リクエストURLが'http://mail.example.com/Compose'に一致し、かつ、クエリーパラメータに'msgid'値を含まない場合であり、この条件に一致する場合は、開始方法に「新規」をセットし、状態を「開始」にし、時刻、ユーザー情報をセットするとともに、イベント履歴を記録するといったアクションの定義が関連付けられている。
図10は、本発明で用いるデータ操作イベント定義テーブルの一例を示す図である。
図10に示すごとく、データ操作イベント定義テーブルは、サイトIDごとのファイル添付、添付ファイルの削除、ファイル添付画面へ遷移や、メール送信、下書き保存やキャンセルなどのデータ操作に関する定義情報とそれぞれのアクションのセットが登録されている。
例えば、サイトIDが1においては、ファイル添付のイベントは、リクエストURLが'http://mail.example.com/Attach'に一致し、かつ、フォームデータ'action'の値が'attach'に一致する場合であり、この条件に一致する場合は、フォームデータ'userFile'のデータを添付ファイルに追加し、最終時刻を更新するとともに、イベント履歴を記録するといったアクションの定義が関連付けられている。
以下、図4のフローチャートの説明に戻る。
ステップS403では、中継サーバ101のCPU201は、ステップS304で保存したリクエスト記録ファイル(図7)から、1件のリクエストを読み込む。
ステップS404で、中継サーバ101のCPU201は、ステップS403で読み込んだリクエストがS401で受信した条件(即ち、図19の入力画面1900で入力された条件)に一致するか判断し、一致すると判定した場合、つまり「はい」の場合は、ステップS405に処理を進め、一方、一致しないと判定した場合、つまり「いいえ」の場合、ステップS403に処理を戻す。
次に、ステップS405では、中継サーバ101のCPU201は、上記S403で読み込んだリクエストをさらに構成要素(以降の処理で参照する各要素)に分解する。すなわち、例えば、Cookieヘッダ値については、セミコロンを区切り文字としてトークンに分解し、さらに各トークンについては、=を区切り文字とする名前−値のペアに分解する。また、外部送信データがある場合は、Content-TypeヘッダやContent-LengthまたはTransfer-Encodingヘッダの内容に基づき、リクエストボディの内容も解析し、構成要素に分解する。
次に、ステップS406において、中継サーバ101のCPU201は、セッション開始イベントテーブル(図9)を参照して、ステップS405で解析されたリクエストと条件が一致するものがある場合、つまり、ステップS406で「はい」の場合は、ステップS407に進み、セッション管理テーブルに新規のエントリーを追加する(詳細は図5に示す)。
一方、ステップS406において、中継サーバ101のCPU201は、セッション開始イベントテーブル(図9)内にステップS405で解析されたリクエストと条件が一致するものがないと判定した場合、つまり、ステップS406で「いいえ」の場合は、ステップS408に処理を進める。
ステップS408では、中継サーバ101のCPU201は、データ操作イベントテーブル(図10)を参照して、ステップS405で解析されたリクエストと条件が一致するものがあるか判定し、条件が一致するものがあると判定した場合、つまり、ステップS408で「はい」の場合は、ステップS409に処理を進め、セッション管理テーブルのエントリー操作を行う(詳細は図6に示す)。
一方、ステップS408において、データ操作イベントテーブル(図10)内にステップS405で解析されたリクエストと条件が一致するものがないと判定した場合、つまりステップS408で「いいえ」の場合は、ステップS410に処理を進める。
ステップS410では、中継サーバ101のCPU201は、閲覧対象の全リクエストの処理が終了したか否かを確認し、処理していないリクエストが残っていると判定した場合、つまりステップS410で「いいえ」の場合は、ステップS403に処理を戻し、全リクエストの処理が終了するまで繰り返す。
そしてステップS410において、閲覧対象の全リクエストの処理が終了したと判断した場合、つまりステップS410で「はい」の場合は、ステップS411に処理を進める。
最後にステップS411では、中継サーバ101のCPU201は、処理した結果を管理者用端末装置107に送信し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、ステップS411で中継サーバ101から送信された処理結果を受信した管理者用端末装置107は、該処理結果を、管理者用端末装置107の表示部209に表示する。
以下、ステップS407のエントリー追加の処理について、図5により説明する。
図5は、本発明における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図4のステップS407に示したエントリー追加処理に対応する。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU201に実行させる為のプログラムやデータはHDD204に保存されており、これをCPU201による制御に従ってRAM202にロードし、ロードしたプログラムやデータを用いてCPU201が処理を行うことで、中継サーバ101は以下説明する各処理を実行することになる。なお、図中、S501〜S505は、各ステップを示す。
ステップS501で、中継サーバ101のCPU201は、図4のステップS405で分解した要素のうちクライアント識別子(例えば、pid=ajk2jkk)を取り出した上で、ステップS502において、中継サーバ101のHDD204に保持されるセッション管理テーブルに新規のエントリーとして追加する(図12)。
次に、ステップS503では、中継サーバ101のCPU201は、セッション開始イベント定義テーブル(図9)に定められ、図4のステップS406で一致したサイト情報とイベントに対応したアクションを行う。すなわち、例えば、開始方法には「転送」、状態には「開始」をセットした上で、図4のステップS406から受け取ったリクエストから「開始時刻2006/09/26 12:43:24」を、ユーザー情報のIPアドレスには、「192.168.0.1」を、ユーザー情報の認証名には、「abc」を、イベント履歴には一致したイベントとトランザクションIDの組、「転送(00075A-A0)」としてデータセットをつくり、ステップS502で追加したレコードに記録する。その結果を図12に示す。
なお、ここで同一のクライアント識別子を持つブラウザを、複数開き、複数のウェブメールを同時に作成開始される状況がある。この場合、セッション管理テーブルには、クライアント識別子が同一でセッション識別子が未登録であるエントリーが複数作成されることになる。その様子を図13に示す。
この場合、後述する図6のステップS605の処理でエントリーを一意に決定することができない。そこで、中継サーバ101のCPU201は、上述のように同一クライアントにより複セッションが開始された場合(エントリーが複数作成される場合)、つまりステップS504で「はい」の場合は、ステップS505へ処理を進め、開始方法と開始時刻とイベント履歴とを、すべてのエントリー間でOR結合した値に変更する。その様子を図14に示す。
以上の処理により、エントリー追加処理を終える。
なお、図11〜図14は、本発明で用いるセッション管理テーブルの一例を示す図である。
以下、ステップS409のエントリー操作の処理について、図6により説明する。
図6は、本発明における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図4のステップS409に示したエントリー操作処理に対応する。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU201に実行させる為のプログラムやデータはHDD204に保存されており、これをCPU201による制御に従ってRAM202にロードし、ロードしたプログラムやデータを用いてCPU201が処理を行うことで、中継サーバ101は以下説明する各処理を実行することになる。なお、図中、S601〜S607は、各ステップを示す。
ステップS601,ステップS602において、中継サーバ101のCPU201は、図4のステップS405で分解した要素のうちクライアント識別子(例えば、sid=a17_001)と、セッション識別子(例えば、a=fd319189)を取り出す。
次に、ステップS603において、中継サーバ101のCPU201は、セッション管理テーブル(例えば、図14)を参照して、クライアント識別子が一致するものがあるか否か判定し、クライアント識別子が一致するものがあると判断した場合、つまりステップS603で「はい」の場合は、ステップS604に処理を進める。
一方、ステップS603において、セッション管理テーブルを参照して、クライアント識別子が一致するものがないと判定した場合、つまりステップS603で「いいえ」の場合は、中継サーバ101のCPU201は、本フローチャートの処理を終了させる。
次にステップS604では、中継サーバ101のCPU201は、ステップS603でクライアント識別子が一致したもののうち、セッション識別子が一致するものがあるか判定し、セッション識別子が一致するものがあると判定した場合、つまりステップS604で「はい」の場合は、(同じWebメールと判断できるため、)ステップS607に処理を進めて、エントリーにアクションを適用する。即ち、データ操作イベントテーブル(図10)に定められ図4のステップS408で一致したサイト情報とイベントに対応したアクションを適用する。
一方、ステップS604で、ステップS603でクライアント識別子が一致したもののうち、セッション識別子が一致するものがないと判定した場合、つまりステップS604で「いいえ」の場合は、中継サーバ101のCPU201は、ステップS605に処理を進める。
また、ステップS605では、中継サーバ101のCPU201は、ステップS603でクライアント識別子が一致したもののうち、セッション識別子が空となっているものがあるか判定し、セッション識別子が空となっているものがあると判断した場合、つまりステップS605で「はい」の場合は、ステップS606に処理を進め、空になっているセッション識別子を上述の「a=fd319189」とした上で、ステップS607に処理を進める。
一方、ステップS605において、ステップS603でクライアント識別子が一致したもののうち、セッション識別子が空となっているものがないと判定した場合、つまりステップS604で「いいえ」の場合は、中継サーバ101のCPU201は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
ステップS607では、中継サーバ101のCPU201は、データ操作イベント定義テーブル(図10)に定められ、ステップS408で一致したサイト情報とイベントに対応したアクションを行う。すなわち、フォームデータ'To'の値を宛先にセット、フォームデータ'Cc'の値をCCにセット、フォームデータ'Subj'の値を標題にセット、フォームデータ'Body'の値を本文にセット、状態を「送信済み」にし、最終時刻を更新する。さらに、イベント履歴を記録し、セッション管理テーブルを更新する。その結果を図11に示す。
上述の説明では、例えば1日単位で記録しておいたリクエスト記録のうち、管理者が閲覧を要求したある一定期間(図19の入力画面1900から指定)のリクエスト記録からセッション管理テーブルを作る場合を例に説明したが、リアルタイムで流れるHTTPデータからセッション管理テーブルを作成する構成であっても、さらには両者を組み合わせ、過去のリクエスト記録にリアルタイムで新たに送信されるデータを追加する構成であってもよい。
さらに、複数の期間のリクエスト記録から、1つ又は複数の別の単位期間ごとにセッション管理テーブルを集約し作成するのであっても良い。
つまり、日毎で分割し記録した1か月分のリクエスト記録から、1個の1ヶ月分のセッション管理テーブルを作るものであっても良い。
以下、このようにして作成されるセッション管理テーブルに基づき、管理者がWebメールで送信された電子メールを閲覧する場合の処理について、図15〜図18を用いて説明する。
図15〜図18は、管理者用端末装置107に表示されるWebメールの閲覧画面の一例を示す模式図である。
中継サーバ101のCPU201は、管理者用端末装置107から閲覧処理を要求されると、上述の図4〜図6の処理を実行して、セッション管理テーブルを作成し、送信日時、IPアドレスおよび認証名、件名などともに、開始方法と状態を示すデータを管理者用端末装置107に返す(図4のS411)。これを受信すると、管理者用端末装置107のCPU201は、図15に示すような一覧を表示する。
なお、管理者から、図19の入力画面1900を介して、状態1910が「下書き保存」である電子メールの一覧要求の入力があった場合は、セッション管理テーブルから、状態が「下書き保存」のデータについてのみ返す(図4のS411)。これを受信すると、管理者用端末装置107のCPU201は、図16に示すような一覧を表示する。
また、図16の一覧内において、「操作」項目1601の下線部(関連メール検索)1062がポインティングデバイス208で指示されると、中継サーバ101のCPU201は、当該メールの下書き保存が行われた日時以降に同一ユーザーが同一サイトで下書きから作成したWebメールに関するデータを返す(図4のS411)。これを受信すると、管理者用端末装置107のCPU201は、図17に示すような一覧を表示する。
なお、図15〜図17の一覧内において、「操作」項目1501の下線部(本文表示)1502がポインティングデバイス208で指示されると、管理者用端末装置107のCPU201は、対応するメールの本文を表示部209に表示するように構成する。
このようにして、管理者は、電子メールの作成途中にHTTPサーバ105に下書き保存されたデータと、最終的に送信されたWebメールの内容を確認することが可能となる。
また、逆に管理者が電子メールを一覧表示している状態から、開始方法が「下書き」である特定のメールについて、その作成途中においてHTTPサーバ105に下書き保存されたデータを確認する場合の処理では、当該メールの「操作」項目の下線部(関連メール検索)をポインティングデバイス208で指示することで、中継サーバ101のCPU201は、下書きのオープンが行われた日時以前に同一ユーザーが同一サイトで下書き保存したWebメールに関するデータを返す(図4のS411)。これを受信すると、管理者用端末装置107のCPU201は、図16に示したような一覧を表示する。
また、セッション管理テーブルに記録したイベント履歴を用いて、上記で説明した一覧を表示する場合にこのイベントをキーに検索し表示させるものであってもよい。
また、イベント履歴を用いることで、セッションからイベントの詳細を検索・表示(図18)することも可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、Webメールをメール内容だけではなく、作成開始方法と送信状態を含めて抽出することにより、管理者がより精度の高いメール閲覧を行うことができる等の効果を奏する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図20に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置(中継サーバ101)で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図20は、本発明に係る情報処理装置(中継サーバ101)で読み取り(読み出し)可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図4,図5,図6に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 中継サーバ
102 クライアント端末装置
103 ネットワーク
105 HTTPサーバ
106 広域ネットワーク網
107 管理者用端末装置
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 HDD
206 記憶媒体ドライブ
208 ポインティングデバイス
209 表示部
210 ネットワークI/F

Claims (8)

  1. HTTPを用いた電子メールであるウェブメールの送受信を行うサービスを提供するウェブメールサイト毎に、クライアント装置で生成されて該クライアント装置から当該ウェブメールサイトのウェブメールサーバに対して送信されるウェブメールに関するリクエストに含まれるリクエストURLと、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得して管理テーブルに格納するために実行するアクションと、が対応付けられて定義されている定義情報を予め記憶している記憶手段を備え、前記クライアント装置から前記ウェブメールサーバに対して送信されたウェブメールを、抽出条件に従って抽出する情報処理装置であって、
    前記クライアント装置から前記ウェブメールサーバに対して送信されたウェブメールに関するリクエストを取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記リクエストに含まれるリクエストURLと同一のリクエストURLを有する前記定義情報に定義された前記アクションを実行することにより、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得し、該取得した前記ウェブメールの入力内容を前記管理テーブルに格納する制御手段と、
    前記管理テーブルに記憶されたウェブメールの抽出条件の入力を受け付ける受付手段と、
    前記管理テーブルに記憶されているウェブメールから、前記受付手段で入力を受け付けた抽出条件に合致するウェブメールを抽出する抽出手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記定義情報には、更に、前記リクエストに含まれる、前記ウェブメールサーバに対するデータ操作イベントを識別するための識別情報が含まれ、一のウェブメールサイトについて、異なる識別情報が設定された複数の前記定義情報を設定可能であり、
    前記制御手段は、前記取得手段で取得したリクエストに含まれる識別情報と同一の識別情報を更に有する定義情報に設定された前記アクションを実行することで、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得し、前記ウェブメールの入力内容を前記管理テーブルに格納する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記管理テーブルには、さらにウェブメールの状態が記憶され、
    前記アクションとして、前記ウェブメールの状態の変更を行うアクションが設定可能あり、
    前記リクエストURLと同一のリクエストURLを有する定義情報に状態の変更を行うアクションが設定されている場合に、前記制御手段は、前記ウェブメールの状態を前記アクションに従って格納する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記抽出条件には、前記ウェブメールの状態条件が含まれる
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記抽出条件には、抽出を行うウェブメールの時刻条件が含まれ、
    前記時刻条件が設定されている場合に、前記取得手段で取得したリクエストに含まれる時刻情報に従って、当該リクエストが時刻条件に合致するかを判定する判定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記判定手段で時刻条件に合致すると判断されたリクエストに含まれるリクエストURLと同一のリクエストURLを有する定義情報に設定された前記アクションを実行することで、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得し、前記ウェブメールの入力内容を前記管理テーブルに格納する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記抽出手段で抽出したウェブメールの一覧データを表示するための表示データを生成する生成手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. HTTPを用いた電子メールであるウェブメールの送受信を行うサービスを提供するウェブメールサイト毎に、クライアント装置で生成されて該クライアント装置から当該ウェブメールサイトのウェブメールサーバに対して送信されるウェブメールに関するリクエストに含まれるリクエストURLと、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得して管理テーブルに格納するために実行するアクションと、が対応付けられて定義されている定義情報を予め記憶している記憶装置を備え、前記クライアント装置から前記ウェブメールサーバに対して送信されたウェブメールを、抽出条件に従って抽出する情報処理装置によって行われる情報処理方法であって、
    前記クライアント装置から前記ウェブメールサーバに対して送信されたウェブメールに関するリクエストを取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記リクエストに含まれるリクエストURLと同一のリクエストURLを有する前記定義情報に定義された前記アクションを実行することにより、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得し、該取得した前記ウェブメールの入力内容を前記管理テーブルに格納する格納工程と、
    前記管理テーブルに記憶されたウェブメールの抽出条件の入力を受け付ける受付工程と、
    前記管理テーブルに記憶されているウェブメールから、前記受付工程で入力を受け付けた抽出条件に合致するウェブメールを抽出する抽出工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  8. HTTPを用いた電子メールであるウェブメールの送受信を行うサービスを提供するウェブメールサイト毎に、クライアント装置で生成されて該クライアント装置から当該ウェブメールサイトのウェブメールサーバに対して送信されるウェブメールに関するリクエストに含まれるリクエストURLと、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得して管理テーブルに格納するために実行するアクションと、が対応付けられて定義されている定義情報を予め記憶している記憶手段を備え、前記クライアント装置から前記ウェブメールサーバに対して送信されたウェブメールを、抽出条件に従って抽出する情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記クライアント装置から前記ウェブメールサーバに対して送信されたウェブメールに関するリクエストを取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記リクエストに含まれるリクエストURLと同一のリクエストURLを有する前記定義情報に定義された前記アクションを実行することにより、前記リクエストからウェブメールの入力内容を取得し、該取得した前記ウェブメールの入力内容を前記管理テーブルに格納する制御手段と、
    前記管理テーブルに記憶されたウェブメールの抽出条件の入力を受け付ける受付手段と、
    前記管理テーブルに記憶されているウェブメールから、前記受付手段で入力を受け付けた抽出条件に合致するウェブメールを抽出する抽出手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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