JP4459799B2 - Towing conveyor - Google Patents
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Description
本発明は牽引運搬装置に関するものであり、より詳細にはハンドカートやキャリーケースなどの牽引によって推進させる手動の運搬装置に関するものである。 The present invention relates to a traction conveyance device, and more particularly, to a manual conveyance device driven by traction such as a hand cart or a carry case.
従来、複数のパイプ体をテレスコープ状に連結して伸縮自在に形成される引き棹を備えた牽引運搬装置としては、特許文献1や特許文献2に記載されたものが知られている。これらの従来例において牽引運搬装置はカートであり、引き棹は、一対の支柱の上端を把手で連結して形成され、各支柱が径の異なる基端側のパイプ、中間のパイプ、および先端のパイプをテレスコープ状に連結して形成されることにより内周側のパイプを外周側のパイプ内部に収容し、あるいは外周側のパイプ外部に繰り出すことによって伸縮自在に形成される。
2. Description of the Related Art Conventionally, as a traction conveyance device provided with a pulling rod that is formed to be telescopically connected by connecting a plurality of pipe bodies in a telescope shape, those described in
また、カート使用時における引き棹の長さを維持するために、先端のパイプと中間のパイプのそれぞれの下端部には係止手段が設けられ、中間のパイプと基端側のパイプのそれぞれの上端部には孔部が設けられる。上記係止手段は、パイプの径方向に移動自在な金属球と、大径部と小径部を備えてパイプの長手方向に移動自在なピン状の進退部材とを有し、進退部材の大径部によって金属球を上記孔部内に押し出すことにより先端パイプと中間パイプ、中間パイプと基端パイプの相対移動を規制し、引き棹を伸長姿勢に維持する。加えてこの進退部材がスプリングによって金属球に大径部を対峙させる位置に付勢されることにより、伸長に伴って金属球が孔部に弾発係止し、ワンタッチで引き棹が伸長姿勢に保持される。 Further, in order to maintain the length of the pulling rod when the cart is used, a locking means is provided at the lower end of each of the leading pipe and the intermediate pipe, and each of the intermediate pipe and the proximal pipe is provided. A hole is provided in the upper end. The locking means includes a metal ball that is movable in the radial direction of the pipe, and a pin-like advance / retreat member that includes a large diameter portion and a small diameter portion and is movable in the longitudinal direction of the pipe. By pushing the metal ball into the hole by the portion, the relative movement of the tip pipe and the intermediate pipe, the intermediate pipe and the base pipe is restricted, and the pulling rod is maintained in the extended posture. In addition, the advancing / retracting member is urged to a position where the large-diameter portion is opposed to the metal ball by the spring, so that the metal ball is elastically locked in the hole as it is extended, and the pulling lever is in the extended posture with one touch. Retained.
さらに、遠隔操作によって引き棹の縮退を可能にするために、先端パイプ内部の中空部には線材が挿通され、引き棹の上部には操作体が設けられる。上記線材は一端が操作体に、他端が先端パイプに設けられた係止手段の進退部材に連結され、操作体が操作されると大径部によって金属球を孔部内に押し出していた進退部材を上方に移動させ、金属球に小径部を対峙させる。したがってこの状態で引き棹を上方から押し下げると、金属球が孔部から退避して先端パイプを中間パイプ内部へと収容することが可能で、また、これに伴って先端パイプの進退部材が中間パイプの進退部材を押圧して下方に移動させることにより、中間パイプの進退部材の金属球との接点が大径部から小径部に変化して中間パイプが基端パイプ内部へと移動可能になる。
しかしながら、上述した第1、第2従来例においては、係止手段によって維持できる引き棹の長さが上記伸長姿勢の一態様のみであるために、カート使用者の身長などによってはカートが牽引しづらくなる場合がある。 However, in the above-described first and second conventional examples, the length of the pulling rod that can be maintained by the locking means is only one aspect of the above-mentioned extended posture, so that the cart is pulled depending on the height of the cart user. It may be difficult.
本発明は以上の欠点を解消すべくなされたものであって、使い勝手の良好な牽引運搬装置の提供を目的とする。 The present invention has been made to solve the above drawbacks, and an object of the present invention is to provide a traction transportation device that is easy to use.
本発明によれば上記目的は、
三段以上からなるテレスコープ状にパイプ体1を連結して伸縮自在に形成される引き棹2と、
パイプ体1に固定されて引き棹2内部に収容され、伸長に伴って隣接するパイプ体1、1を相対移動不能に弾発係止して引き棹2を縮退不能に保持するロック体3の複数とを有し、
前記ロック体3は、細径部23aと大径部23bを備えてパイプ体1の長手方向に移動自在なスライダ23によりロック球25をパイプ体1の径方向に移動自在に形成され、引き棹2の伸長姿勢において上段側に配置される各パイプ体1(1A、1B)の下端部に固定されて下段側に配置される各パイプ体1(1B、1C)の上端部に形成されたロック孔21に前記ロック球25を係止して隣接するパイプ体1、1(1A、1B、あるいは1B、1C)を縮退不能に保持するとともに、前記スライダ23は圧縮スプリング28により大径部23bによってロック球25をロック孔21内に押し出す位置に付勢され、
最上段位置のロック体3’のスライダ23は前記引き棹2に形成された操作レバー19に線状体26を介して連結され、前記操作レバー19の操作によりスライダ23を移動させてロック球25に細径部23aを合わせて最上段位置のロック体3’を係止解除して引き棹2を上方から縮退させることによって該ロック体3’より下段に位置するロック体3”のスライダ23を前記圧縮スプリング28に抗してロック球25に細径部23aを合わせるように押し下げて係止解除操作可能で、引き棹2を縮退姿勢に移行可能に形成され、
かつ、最上段部において隣接する下段側のパイプ体1Bには調整ロック孔29、29・・が形成され、前記最上段位置のロック体3’のロック球25を調整ロック孔29に係止させることによって該ロック体3’より下段に位置するロック体3”の非係止解除操作範囲内において複数の相対位置で前記最上段部において隣接するパイプ体1A、1Bを拘束可能に形成され、引き棹2の長さを調節可能な牽引運搬装置を提供することにより達成される。
According to the present invention, the object is
A
A
The
The
And, adjusting the
本発明によれば、牽引運搬装置は、最上段位置のロック体3’により、すなわち、最内周側に配置されて引き棹2の最上段に位置するパイプ体1Aに固定され、該パイプ体1Aあるいは隣接する二段目のパイプ体1Bの中空部に収容されて伸長姿勢の引き棹2において最上段に位置するロック体3’により、上記最上段のパイプ体1Aと該パイプ体1の外周側に隣接する二段目のパイプ体1Bとを複数の相対位置で拘束することによって引き棹2の全長を調節可能に形成される。引き棹2の長さを調節するためには伸長に伴って弾発係止するロック体3を係止解除する必要があるが、引き棹2を縮退する際に適宜係止解除される上記最上段のロック体3’を利用することにより、縮退時と同様の操作をするだけで引き棹2の長さを調節することが可能になり、使いやすくすることができる。また、最上段のロック体3’による最上段部に隣接するパイプ体1A、1Bの拘束を除いては上述した従来例に特段改造を加えたり、変更したりする必要がないことから、従来例の構造を利用して、引き棹2伸長・縮退時の操作を何ら変更することなく、簡単に引き棹2を長さ調節可能にすることができる。
According to the present invention, the towing and transporting device is fixed to the
上記最上段位置のロック体3’による引き棹2の長さ調節は、例えば、上述した二段目のパイプ体1Bに長手方向に沿って複数の孔を設けてロック体3’を係止する孔を選択できるようにして行うことが可能であり、従来例同様に遠隔操作可能な操作部を引き棹2の上部に設ければ、楽な操作によってロック体3’を係止解除でき、あるいは係止させたくない孔に対して妄りに係止しないようにすることができる。さらに、上記二段目のパイプ体1Bの長さは、カートの携行性を考慮して適宜決定される引き棹2の縮退姿勢における長さにほぼ一致するために、引き棹2の全長の調節に適した特定の長さの範囲を設定することができる。
The length adjustment of the
したがって本発明によれば、テレスコープ構造により引き棹2を縮退時にコンパクトにすることができ、携帯性が高められるとともに、引き棹2内部に収容されるロック体3によって上記携帯性を損ねることなく使用時の長さを調節でき、使い勝手を良好にすることができる。
Therefore, according to the present invention, the
また、以上においては引き棹2の長さを調節できること、すなわち使用状態としての引き棹2の長さを調整できることにより牽引運搬装置の使い勝手を高める場合を示したが、テレスコープ構造により伸縮自在に形成される引き棹2の不使用状態における携行性をより高めることによって、牽引運搬装置の使い勝手を向上させることもできる。すなわち、上述した従来例は、引き棹2を縮退姿勢に保持できないために、持ち運びに注意を要するという欠点がある。
In the above, the case where the length of the
この発明はかかる欠点を解消すべくなされたものであって、携行性を高めることによって使い勝手に優れたカートの提供を目的とするもので、
三段以上からなるテレスコープ状にパイプ体1を連結して伸縮自在に形成される引き棹2と、
パイプ体1に固定されて引き棹2内部に収容され、伸長に伴って隣接するパイプ体1、1を相対移動不能に弾発係止して引き棹2を縮退不能に保持するロック体3の複数とを有し、
前記ロック体3は、細径部23aと大径部23bを備えてパイプ体1の長手方向に移動自在なスライダ23によりロック球25をパイプ体1の径方向に移動自在に形成され、引き棹2の伸長姿勢において上段側に配置される各パイプ体1(1A、1B)の下端部に固定されて下段側に配置される各パイプ体1(1B、1C)の上端部に形成されたロック孔21に前記ロック球25を係止して隣接するパイプ体1、1(1A、1B、あるいは1B、1C)を縮退不能に保持するとともに、前記スライダ23は圧縮スプリング28により大径部23bによってロック球25をロック孔21内に押し出す位置に付勢され、
最上段位置のロック体3’のスライダ23は前記引き棹2に形成された操作レバー19に線状体26を介して連結され、前記操作レバー19の操作によりスライダ23を移動させてロック球25に細径部23aを合わせて最上段位置のロック体3’を係止解除して引き棹2を上方から縮退させることによって該ロック体3’より下段に位置するロック体3”のスライダ23を前記圧縮スプリング28に抗してロック球25に細径部23aを合わせるように押し下げて係止解除操作可能で、引き棹2を縮退姿勢に移行可能に形成され、
最上段部において隣接する下段側のパイプ体1Bには下端部にもロック孔21が形成され、かつ、前記引き棹2の伸長姿勢において下段側に配置される残余の各パイプ体1(1C)には下端部に第2のロック孔21’が形成されるとともに、前記最上段位置より下段の各ロック体3”は、スライダ23に前記細径部23aおよび大径部23bと天地を逆にした第2の細径部23a’および第2の大径部23b’を備え、前記圧縮スプリング28に抗して第2のロック球25’を前記第2の大径部23b’により前記第2のロック孔21’に係止して引き棹2を縮退姿勢に保持する牽引運搬装置を提供するものである。
The present invention has been made to eliminate such drawbacks, and aims to provide a cart that is easy to use by improving portability.
A
A
The
The
The
この発明によれば、テレスコープ構造により伸縮自在に形成されて携帯性に優れた引き棹2をロック手段4によって縮退姿勢に保持することができる。したがって、引き棹2の妄りな伸長を防止することができるために、例えば引き棹2上部に形成される把手を握るなどして牽引運搬装置を持ち運ぶことができ、より携行性を高めることができる。
According to the present invention, the
ロック手段4は引き棹2を縮退姿勢に保持できれば足り、例えばネジ止めによって構成することも可能であるが、上述した従来例等のように弾発係止する係止手段と孔部等を用いた場合には操作性を高めることができる。 The lock means 4 is sufficient if it can hold the
一方、引き棹2を伸長姿勢にも保持できるようにすれば荷物の運搬をより安定させることが可能であり、この場合において引き棹2の縮退・伸長姿勢の保持を同一のロック手段4によって行えば、引き棹2の構造を単純化でき、牽引運搬装置の製造コスト等を低減することができる。また、ロック手段4を引き棹2内部、すなわちパイプ体1の中空部に収容した場合には、外観がスマートになり、より携行性を向上させることができる。
On the other hand, if the
一方、パイプ体1を三段以上に連結して構成する場合においては、最上段位置より下段に位置するロック体3”、すなわち従来例における中間パイプの係止手段等によって中間パイプと基端パイプなどの隣接するパイプを縮退状態にも保持できるようにしなければならない上に、この係止手段を引き棹2伸長時に解除操作できるようにしなければならなくなる。したがって、最上段位置より下段に位置するロック体3”についても個々に係止、係止解除操作できるように構成すればよいが、例えば後述する実施の形態に詳述するように、最上段位置のロック体3’によって最上段部に隣接するパイプ体1A、1Bを縮退状態に保持したときに、最上段位置より下段のロック体3”が付勢力に抗して隣接するパイプ体1、1を縮退状態に保持するように構成すれば、操作性をより向上させることができる。
On the other hand, in the case where the
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、引き棹の長さを調節できることにより、使い勝手の良好な牽引運搬装置を提供することができる。 As can be seen from the above description, according to the present invention, it is possible to provide an easy-to-use traction / transport device by adjusting the length of the pulling rod.
また、引き棹を縮退姿勢に保持できることにより、使い勝手の良好な牽引運搬装置を提供することができる。 In addition, since the pulling rod can be held in the contracted posture, it is possible to provide a traction transport device that is easy to use.
図1に本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、牽引運搬装置はハンドカートであり、一対の支柱10、10の上端部を把手11で連結して形成される引き棹2と、該引き棹2の下端部に連結される荷台12および車輪13を有する。
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention. In this embodiment, the towing and transporting device is a hand cart, and is connected to a
上記支柱10は、図1および図2に示すように、上段パイプ1A、中段パイプ1B、下段パイプ1Cの3本の金属からなるパイプ(パイプ体1)を有し、上段パイプ1Aの外径が中段パイプ1Bの内径によりもやや小さく、中段パイプ1Bの外径が下段パイプ1Cの内径よりもやや小さく形成されることにより、上段パイプ1Aの外周側に中段パイプ1Bが、中段パイプ1Bの外周側に下段パイプ1Cが配置されれて図5に示す縮退姿勢から図1や図2に示す伸長姿勢まで三段からなるテレスコープ状に伸縮自在に形成される。また、上段パイプ1Aや中段パイプ1Bを内周側のパイプ1とし、中段パイプ1Bや下段パイプ1Cを外周側のパイプ1としたときの内外周パイプ1、1間の伸長方向における相対移動範囲を規制するために、上記内周側をなす上段パイプ1A等の下端にはキャップ14が固定され、上記外周側をなす中段パイプ1B等の上端部にはストッパ部15が形成される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
キャップ14は、図2等に示すように、パイプ1の中空部に差し込まれる細径の挿入部14aの下方にパイプ1の外部に突出する太径の張出部14bを備えた段付き円柱形状に形成され、上記上段パイプ1A等の下端に挿入部14aを嵌合させて該パイプ1A等の下端を適宜かしめることなどによって固定される。張出部14bは、装着される内周側のパイプ1外径よりも大きく、かつ、外周側のパイプ1の内径よりも小さい外径を有し、上記上段パイプ1A等の下端に外周側に突出する段部を形成する。また、ストッパ部15は、内周側のパイプ1の外径よりも大きく、かつ、上記張出部14bの外径よりも小さい程度の内径を備えるように外周側のパイプ1上端部を内方に突出させて形成される。このストッパ部15は、図2等に示すように、中段パイプ1Bにおいてはパイプ1内径方向に突出する段部を上端部に一体形成することにより、下段パイプ1Cにおいてはその上端部に固定される補強部材16により形成される。なお、上記補強部材16は両支柱10、10を下段パイプ1C、1Cの上端部において相互に連結して当該位置における支柱10、10の間隔を維持する機能を果たすもので、合成樹脂材により形成されて図示しないネジ等により各支柱10の下段パイプ1Cの上端部に固定される。
As shown in FIG. 2 and the like, the
したがって支柱10はキャップ14がストッパ部15に衝接するまで伸長することが可能であり、衝接時において最大伸長状態となる。なお、支柱10の縮退方向については、下段パイプ1Cに外嵌されるエンドキャップ15によって下段パイプ1Cの下端が閉塞されることにより、中段パイプ1Bの下段パイプ1Cより下方への移動が禁止され、移動範囲が規制される。
Therefore, the
把手11は、図2等に示すように、両端部に上段パイプ1Aの上端部が嵌入される連結開口18aを備えて中空状に形成され、両支柱10、10の上端部の間隔を拘束するケース体18を有する。ケース体18は、合成樹脂材を射出成形して形成される図示しない上ケース片と下ケース片をネジ止めして形成され、かかるネジ止めのためにケース体18にはボス18bが設けられる。このケース体18は、ハンドカート牽引時に握りやすいように、支柱10への連結状態において下部側が長手方向ほぼ中央部を中心に全体的に膨らむようにして曲面処理され、この曲面処理の中心部分には後述する操作レバー19へのアクセスを可能にする操作用開口18cが開設される。
As shown in FIG. 2 and the like, the
荷台12は、図1に示すように、上述した従来例とほぼ同様の枠状部材であり、金属のパイプをコ字形状に屈曲して形成される主枠12aと、主枠12aに対して垂直回転自在に連結される補助枠12bおよび脚片12cを有する。主枠12aは、前述したエンドキャップ15を貫通する棒状の回転軸20に自由端側を軸支されて引き棹2に対して垂直回転自在で、引き棹2に対してほぼ直角をなす水平姿勢と、引き棹2に沿う垂直姿勢との間を回転することができる。補助枠12bおよび脚片12cは、棒状の金属線材の中央部をほぼ凸状に屈曲させてクランクシャフト状に形成され、両端が主枠12aに連結される。上記補助枠12bは回転によって主枠12aの荷受け部分を拡張するもので、平面視において凸状部分が主枠12aの内方に収納される収納姿勢と主枠12aから突出する拡張姿勢とに変化する。また、脚片12cは車輪13とともに荷台12の荷受け部分を水平に支えるもので、主枠12aが水平姿勢をとるときに凸状部分が主枠12aから下方へと突出する支承姿勢をとり、主枠12aの垂直姿勢において凸状部分が主枠12aに沿う収納姿勢をとる。
As shown in FIG. 1, the
車輪13も従来例とほぼ同様で、上述したエンドキャップ15に回転自在に支持される車軸13aの両端にゴムタイヤ13bを取り付けて形成され、二個のゴムタイヤ13bを連結した単一車軸に形成される。このゴムタイヤ13bは一対の支柱10、10を外方から挟み付けるように引き棹2の両側方に配置され、主枠12aに載せた荷物とゴムタイヤ13bとの接触を避け、安定して荷物を運搬しやすくするために、上述した主枠12aからゴムタイヤ13bの上方にかけて水平姿勢をとる主枠12aと支柱10に沿うようにL字状に屈曲するタイヤカバー枠12dが延設される。
The
したがって、ゴムタイヤ13b、13bと脚片12cによって支えられて水平姿勢をとる主枠12aや補助枠12b等に荷物を載せ、引き棹2を傾けると、引き棹2やタイヤカバー枠12d、12dに背中をもたれるようにして荷物が二本のゴムタイヤ13b、13dによって二点支持され、この状態で引き棹2を牽引することにより車輪13によって荷物を楽に運搬することができる。また、荷物を運搬しないときには、引き棹2を縮退させ、主枠12aを垂直姿勢にすることにより、荷台12とほぼ同程度の大きさにハンドカートを折り畳むことができる。さらに、前述したエンドキャップ15にはゴムタイヤ13bの底面と同じ高さまで下方に突出する支持片15aが設けられるため、上記折り畳んだ状態においてゴムタイヤ13b、13bと支持片15a、15aの四点支持によってハンドカートを自立させることができ、より収納性が高められる。なお、この支持片15aは平面視において車軸13aに対して荷台12側の偏心した位置に配置されるためにハンドカート牽引時に地面等と接触することはない。
Therefore, when a load is placed on the
また、この実施の形態において、上述した引き棹2を伸長姿勢や縮退姿勢に保持できるようにするために、支柱10内部にはロック手段4が収容され、把手11はロック手段4を解除操作可能な上述した操作レバー19を備える。ロック手段4は、前述したキャップ14によって上段パイプ1Aや中段パイプ1Bの下端部に取り付けられるロック体3と、上記外周側のパイプ1をなす中段パイプ1Bや下段パイプ1Cに穿孔されるロック孔21とを有し、ロック体3をロック孔21に係止させることにより内外周のパイプ1、1間における相対移動を規制して引き棹2を伸長・縮退姿勢に保持する。
Further, in this embodiment, in order to be able to hold the pulling
ロック体3は、図2等に示すように、キャップ14に設けられるスライダガイド孔22内に挿入されるスライダ23と、ロック球ガイド孔24内に保持されるロック球25とを有し、上記スライダガイド孔22はパイプ1の長手方向に沿って形成され、上記ロック球ガイド孔24はスライダガイド孔22からパイプ1の外周までパイプ1の径方向に伸びるようにして形成される。
As shown in FIG. 2 and the like, the
スライダ23は、細径部23aと太径部23bを備えた合成樹脂材からなる段付きピンであり、段付きのスライダガイド孔22に挿入されて引き棹2長手方向に移動可能で、移動によりスライダガイド孔22に連通するロック球ガイド孔24に対して細径部23aと太径部23bのいずれかを面する。一方、ロック球25は、ロック球ガイド孔24の長さよりもやや大きい直径を備えた金属製の球状体であり、ロック球ガイド孔24に挿入されてパイプ1の径方向に移動可能に保持され、スライダ23がロック球ガイド孔24に太径部23bを面したときにロック球ガイド孔24からその一部が外部に押し出され、細径部を面したときにロック球ガイド孔24およびスライダガイド孔22内に収容される。したがって、スライダ23をパイプ長手方向、すなわち上方あるいは下方に移動させることにより、ロック球25をキャップ14内に収容し、あるいはキャップ14外方に突出させることができ、外周側のパイプ1に形成されるロック孔21にロック球25を係脱させることができる。なお、図2等に示すように、スライダ23は、上段パイプ1Aに取り付けられるロック体3’においては後述する線状体26により、中段パイプ1Bに取り付けられるロック体3”においては抜け止めピン27によりスライダガイド孔22から抜け止めされる。
The
一方、ロック孔21は、ロック球25よりやや小さい直径を備え、ロック球25の突出によって引き棹2を伸長・縮退姿勢に保持できるように、外周側のパイプ1の上下端部に形成される。すなわち、ロック球25を備えたロック体3が固定される上段パイプ1A等の下端部とロック孔21が穿孔される中段パイプ1B等の上端部がロックされることにより引き棹2の伸長姿勢が維持され、上段パイプ1A等と中段パイプ1B等のそれぞれの下端部がロックされることにより引き棹2の縮退姿勢が保持される。
On the other hand, the
また、伸縮に伴ってワンタッチで引き棹2を伸縮姿勢に保持できるように、上記スライダ23は、圧縮スプリング28によって付勢されるとともに、傾斜面23cを備えて形成される。上記圧縮スプリング28は、図2等に示すように、スライダ23とキャップ14に両端を保持されてロック球25に太径部23bを対峙させる方向にスライダ23を付勢する。一方傾斜面23cは、ロック球25がロック孔21内に進入できないときにスライダ23の細径部23aがロック球25に面するように圧縮スプリング23の付勢力に抗してスライダ23を移動させる分力を生じさせ、あるいは、ロック球25がロック孔21に面したときに上記圧縮スプリング28の付勢力によってロック球25をパイプ体1外部に押し出す分力を生じさせるように細径部23aから太径部23bに向かって漸次直径を大きくするようにして形成される。したがってロック孔21がロック球ガイド孔24に対峙しないときには、外周側のパイプ1に移動を規制されたロック球25が細径部23aに面するように圧縮スプリング28の付勢力に抗してスライダ23を移動させ、対峙に伴って傾斜面23cによりロック球25をキャップ14外部に押し出すことにより、引き棹2の伸長に伴ってロック体3をロック孔21に弾発係止することができる。
Further, the
一方、ロック球25をロック孔21に対して係止解除するために、上記把手11は、ケース体18内部に上述した操作レバー19を収容して形成される。操作レバー19は、図2等に示すように、上述した操作用開口18cからケース体18外部に押圧操作可能に露出するボタン部19aと、このボタン部19aの両端からケース体18の連結開口18aに臨む程度まで延設される一対のアーム部19b、19bとを有し、このアーム部19bには上述したボス18bが貫通するガイド開口19cが開設されてケース体18に対して操作レバー19を上下方向に摺動自在に連結する。なお、ボタン部19aの下部、すなわちケース体18から露出する部位は、ケース体18と連続するように曲面に形成される。
On the other hand, in order to release the
また、上記操作レバー19への操作によってロック球25を係止解除するために、上段パイプ1A内部の中空部には線状体26が収容される。線状体26は一端部がアーム部19bに他端部が上段パイプ1Aに取り付けられるスライダ23に連結されて操作レバー19への操作力を上段パイプ1Aのスライダ23に伝達し、該スライダ23を上下動させてロック球25に対して太径部23bを面した状態から細径部23aに面した状態にする、すなわちロック球25をロック孔21から退避可能な状態にする。
Further, in order to unlock the
以上のロック手段4と操作レバー19を備えるこの実施の形態においては、図2および図3(a)に示すように、把手11を握り込むようにボタン部19aを上方に押し込むことによって操作レバー19を操作できるようにするために、上段パイプ1Aのロック体(最上段位置のロック体3’)のスライダ23’は圧縮スプリング28によって下方に付勢され、ボタン部19aの押し込みによる線状体26の上方移動により上方に移動することによってロック球25に細径部23aを面するように形成される。したがって操作レバー19への操作により上段パイプ1Aのロック体3’を係止解除すれば、あとはそのまま引き棹2を上方から押し下げることにより、ロック孔21の周縁でロック球25を押圧してキャップ14内部に退避させ、上段パイプ1Aを中段パイプ1B内部の中空部に収容することができる。
In this embodiment provided with the locking means 4 and the
一方、中段パイプ1Bに取り付けられるロック体(最上段位置のロック体3’より下段に位置するロック体3”)は、上記上段パイプ1Aの中段パイプ1Bに対する降下によって係止解除できるように、スライダ23”が上方に付勢され、上段パイプ1Aのキャップ14に押し下げられることによりロック球25に細径部23aを面するように形成される。したがって図3(b)に示すように、上段パイプ1Aの収容完了に伴って中段パイプ1Bのロック体3”が係止解除されるために、引き棹2をそのまま上方から押し下げてゆくだけで、今度は中段パイプ1Bを下段パイプ1C内部に収容することができる。
On the other hand, the lock body (the
さらに、このように引き棹2を縮退してゆく場合において、操作レバー19の操作を解除しておけば、今度は上段パイプ1Aのロック体3’が中段パイプ1B下端部のロック孔21に弾発係止して上段パイプ1Aと中段パイプ1Bの縮退状態が維持される。一方、このとき中段パイプ1Bはエンドキャップ15によって降下が規制されて下段パイプ1Cとの間で縮退状態となり、また、中段パイプ1Bのロック体3”は、上段パイプ1Aのキャップ14とエンドキャップ15の間に挟まれるようにして圧縮され、上述同様ロック球25が細径部23aに対峙するようにスライダ23”が押し下げられた状態となる。このため、かかる押し下げられた状態において中段パイプ1Bと下段パイプ1Cの縮退状態を保持するために、ロック手段4は、中段パイプ1Bのロック体3”のスライダ23”に第2の細径部23a’、第2の太径部23b’および第2の傾斜面23c’を備えるとともに、上記ロック体3”に第2のロック球25’を備え、また、中段パイプ1Bには第2のロック球ガイド孔24’が設けられ、下段パイプ1Cには上記第2のロック球25’に係止する第2のロック孔21’が設けられる。
Further, in the case where the pulling
上記第2の太径部23b’、第2の細径部23a’、第2の傾斜面23c’、第2のロック球25’、第2のロック球ガイド孔24’、および第2のロック孔21’は、図5および図6に示すように、上述した太径部23b、細径部23a、ロック球25、ロック球ガイド孔24およびロック孔21に対して干渉しないようにスライダ23”の軸周りに直交方向に配置され、また、第2の太径部23b’と第2の細径部23a’は天地を逆にして形成される。したがって、上述したように中段パイプ1Bのロック体3”が押し下げられると、第2のロック球25’に第2の太径部23b’が対峙し、第2のロック球25’が第2のロック孔21’に係止して中段パイプ1Bと下段パイプ1Cの相対移動が規制され、中段パイプ1Bと下段パイプ1Cが縮退状態に拘束される。この拘束解除は操作レバー19によって上段パイプ1Aのロック体3’を係止解除して引き棹2を上方に引き延ばし、上段パイプ1Aのキャップ14の上昇によって中段パイプ1Bのロック体3”を圧縮状態から開放してスプリング28の弾性復帰力によってスライダ23”を上方に移動させることにより行うことが可能で、これにより第2のロック球25’に第2の細径部23a’が対峙して第2のロック球25’がキャップ14内に収容される。なお、第2の太径部23b’と第2の細径部23a’は上述同様傾斜面23cを介して形成されるために、引き棹2の伸長に伴って第2のロック球25’に第2の細径部23aが対峙するようにスムーズにスライダ23”が移動し、あるいは引き棹2の縮退に伴ってスムーズに第2のロック球25’が第2のロック孔21’に係止する。
The second
加えて、この実施の形態において、カートは、全長を調節できるように、上述した中段パイプ1Bの上下端部のロック孔21、21の間に、該ロック孔21とほぼ同寸法の複数の調節ロック孔29、29・・を備える。この調節ロック孔29は、引き棹2を伸長状態と縮退状態に保持するロック孔21、21の中間において上段パイプ1Aのロック体3’を係止させることにより中段パイプ1Bからの上段パイプ1Aの引き出し量を調整し、引き棹2の全長の調節を可能にするもので、図4に示すように中段パイプ1Bの長手方向に等ピッチで複数設けられる。このため、上段パイプ1Aのロック体3’を任意の調節ロック孔29に係止させることにより、中段パイプ1Bの長さを利用して引き棹2の全長を調節することができる。
In addition, in this embodiment, the cart has a plurality of adjustments having substantially the same dimensions as the lock holes 21 between the lock holes 21, 21 at the upper and lower ends of the
したがって、以上のカートは、図5に示すように、縮退姿勢において、上段パイプ1A下端部のロック体3’が中段パイプ1B下端部のロック孔21に係止するとともに、中段パイプ1B下端部のロック体3”が下段パイプ1C下端部のロック孔21に係止することにより、引き棹2の全長を拘束することができ、携帯時に引き棹2が妄りに伸長することはなく、この状態で把手11を握って運搬することもできる。この状態から引き棹2を伸長させるには、把手11の操作ボタン部19aを押圧すればよく、これにより上段パイプ1Aのロック体3’が中段パイプ1B下端部のロック孔21に対して係止解除され、上段パイプ1Aを中段パイプ1B内部から引き出すことができ、さらに、中段パイプ1Bからの上段パイプ1Aの引き出しによって中段パイプ1Bのロック体3”がスプリング28の弾性復帰力によって係止解除され、連動して中段パイプ1Bを下段パイプ1Cから引き出すことができる。
Accordingly, as shown in FIG. 5, in the above-described cart, in the retracted position, the
また、この後、把手11を引き上げて引き棹2を伸長させれば、中段パイプ1Bのロック体3”は今度は下段パイプ1C上端部のロック孔21に弾発係止して中段・下段パイプ1B、1Cが伸長状態に拘束され、また、上段パイプ1Aのロック体3’は中段パイプ1Bの最下部に配置される調節ロック孔29に弾発係止するが、この状態でさらに操作ボタン部19aを押圧すれば、上段パイプ1Aのロック体3’の最下部の調節ロック孔29との係止を解除でき、そのまま把手11と操作ボタン部19aを操作して任意の調節ロック孔29、あるいは中段パイプ1B上端部のロック孔21に上段パイプ1Aのロック体3’が係止する位置まで上段パイプ1Aを中段パイプ1Bから引き出すことにより、引き棹2の長さを調節することができる。また、この状態から引き棹2を縮退姿勢に戻す場合には、再度操作ボタン部19aを押圧して引き棹2を下方に押し込むように縮めればよく、操作ボタン部19aの押圧によって上段パイプ1Aのロック体3’が係止解除されることにより上段パイプ1Aを中段パイプ1B内に収容することができる。加えて、この上段パイプ1Aの中段パイプ1Bに対する降下により中段パイプ1B下端部のロック体3”も下段パイプ1C上端部のロック孔21に対して係止解除されるために、中段パイプ1Bも下段パイプ1Cの内部に収容することができるようになり、したがって、引き棹2を上述した縮退姿勢に移行させることができる。
After that, if the
1 パイプ体
1’ 最上段部に隣接するパイプ体
2 引き棹
3 ロック体
3’ 最上段位置のロック体
3” 下段に位置するロック体
4 ロック手段
DESCRIPTION OF
Claims (3)
パイプ体に固定されて引き棹内部に収容され、伸長に伴って隣接するパイプ体を相対移動不能に弾発係止して引き棹を縮退不能に保持するロック体の複数とを有し、
前記ロック体は、細径部と大径部を備えてパイプ体の長手方向に移動自在なスライダによりロック球をパイプ体の径方向に移動自在に形成され、引き棹の伸長姿勢において上段側に配置される各パイプ体の下端部に固定されて下段側に配置される各パイプ体の上端部に形成されたロック孔に前記ロック球を係止して隣接するパイプ体を縮退不能に保持するとともに、前記スライダは圧縮スプリングにより大径部によってロック球をロック孔内に押し出す位置に付勢され、
最上段位置のロック体のスライダは前記引き棹に形成された操作レバーに線状体を介して連結され、前記操作レバーの操作によりスライダを移動させてロック球に細径部を合わせて最上段位置のロック体を係止解除して引き棹を上方から縮退させることによって該ロック体より下段に位置するロック体のスライダを前記圧縮スプリングに抗してロック球に細径部を合わせるように押し下げて係止解除操作可能で、引き棹を縮退姿勢に移行可能に形成され、
かつ、最上段部において隣接する下段側のパイプ体には調整ロック孔が形成され、前記最上段位置のロック体のロック球を調整ロック孔に係止させることによって該ロック体より下段に位置するロック体の非係止解除操作範囲内において複数の相対位置で前記最上段部において隣接するパイプ体を拘束可能に形成され、引き棹の長さを調節可能な牽引運搬装置。 A pulling rod that is telescopically formed by connecting pipe bodies in a telescope shape consisting of three or more stages,
A plurality of lock bodies fixed to the pipe body and accommodated inside the pull rod, and elastically locking the adjacent pipe bodies so that they cannot move relative to each other as they extend, and holding the pull rod in a non-degenerate manner,
The lock body has a small diameter portion and a large diameter portion, and a lock ball is formed to be movable in the radial direction of the pipe body by a slider which is movable in the longitudinal direction of the pipe body. The lock ball is locked to a lock hole formed in the upper end portion of each pipe body that is fixed to the lower end portion of each pipe body that is arranged on the lower stage side, and the adjacent pipe bodies are held indestructible. The slider is urged to a position for pushing the lock ball into the lock hole by the large diameter portion by the compression spring,
The slider of the lock body at the uppermost position is connected to the operation lever formed on the pulling rod via a linear body, and the slider is moved by operating the operation lever so that the small diameter portion is aligned with the lock ball and the uppermost position is moved. The lock body at the position is unlocked and the pulling lever is retracted from above, so that the slider of the lock body positioned below the lock body is pushed down against the compression spring so that the small diameter portion is aligned with the lock ball. unlocking can be operated Te a, are migrated to be able to form a pull rod to degenerate attitude,
And, on the lower side of the pipe adjacent Oite the uppermost portion is adjusted lock hole is formed, the in the lower than the locking member by engaging the locking balls of the locking member of the uppermost position in the adjustment lock hole A pulling and conveying device that is formed so as to be able to restrain an adjacent pipe body at a plurality of relative positions within a plurality of relative positions within a non-engagement release operation range of the lock body, and is capable of adjusting the length of the pulling rod.
パイプ体に固定されて引き棹内部に収容され、伸長に伴って隣接するパイプ体を相対移動不能に弾発係止して引き棹を縮退不能に保持するロック体の複数とを有し、
前記ロック体は、細径部と大径部を備えてパイプ体の長手方向に移動自在なスライダによりロック球をパイプ体の径方向に移動自在に形成され、引き棹の伸長姿勢において上段側に配置される各パイプ体の下端部に固定されて下段側に配置される各パイプ体の上端部に形成されたロック孔に前記ロック球を係止して隣接するパイプ体を縮退不能に保持するとともに、前記スライダは圧縮スプリングにより大径部によってロック球をロック孔内に押し出す位置に付勢され、
最上段位置のロック体のスライダは前記引き棹に形成された操作レバーに線状体を介して連結され、前記操作レバーの操作によりスライダを移動させてロック球に細径部を合わせて最上段位置のロック体を係止解除して引き棹を上方から縮退させることによって該ロック体より下段に位置するロック体のスライダを前記圧縮スプリングに抗してロック球に細径部を合わせるように押し下げて係止解除操作可能で、引き棹を縮退姿勢に移行可能に形成され、
最上段部において隣接する下段側のパイプ体には下端部にもロック孔が形成され、かつ、前記引き棹の伸長姿勢において下段側に配置される残余の各パイプ体には下端部に第2のロック孔が形成されるとともに、前記最上段位置より下段の各ロック体は、スライダに前記細径部および大径部と天地を逆にした第2の細径部および第2の大径部を備え、前記圧縮スプリングに抗して第2のロック球を前記第2の大径部により前記第2のロック孔に係止して引き棹を縮退姿勢に保持する牽引運搬装置。 A pull rod to be stretched or squeezed freely formed by connecting a pipe in telescopic to a three or more stages,
A plurality of lock bodies fixed to the pipe body and accommodated inside the pull rod, and elastically locking the adjacent pipe bodies so that they cannot move relative to each other as they extend, and holding the pull rod in a non-degenerate manner,
The lock body has a small diameter portion and a large diameter portion, and a lock ball is formed to be movable in the radial direction of the pipe body by a slider which is movable in the longitudinal direction of the pipe body. The lock ball is locked to a lock hole formed in the upper end portion of each pipe body that is fixed to the lower end portion of each pipe body that is arranged on the lower stage side, and the adjacent pipe bodies are held indestructible. The slider is urged to a position for pushing the lock ball into the lock hole by the large diameter portion by the compression spring,
The slider of the lock body at the uppermost position is connected to the operation lever formed on the pulling rod via a linear body, and the slider is moved by operating the operation lever so that the small diameter portion is aligned with the lock ball and the uppermost position is moved. The lock body at the position is unlocked and the pulling lever is retracted from above, so that the slider of the lock body positioned below the lock body is pushed down against the compression spring so that the small diameter portion is aligned with the lock ball. Can be unlocked and formed to be able to shift the pulling lever to a retracted position,
A lock hole is also formed at the lower end of the lower pipe body adjacent in the uppermost stage, and the remaining pipe bodies arranged on the lower stage in the extended posture of the pulling rod are second at the lower end. The lock body is formed at a position lower than the uppermost position, and the second small diameter portion and the second large diameter portion in which the small diameter portion and the large diameter portion are inverted to the top and bottom of the slider. the provided, 牽 pull conveyor that holds the pull rod engages the second locking hole by the second locking ball against the compression spring and the second large-diameter portion to degenerate position.
引き棹を縮退させることによって前記最上段位置より下段の各ロック体のスライダがキャップにより押し下げられる請求項1または2記載の牽引運搬装置。 A cap is fixed to a lower end portion of each pipe body arranged on the upper side in the extending posture of the pulling rod, and the lock body is held by the cap,
The traction conveyance device according to claim 1 or 2, wherein the slider of each lock body below the uppermost position is pushed down by a cap by retracting the pull rod .
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