JP4459217B2 - クラスタシステムおよびクラスタシステムのデータ復旧方法 - Google Patents

クラスタシステムおよびクラスタシステムのデータ復旧方法 Download PDF

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この発明は、ディスクミラーリング構成のクラスタシステムにおけるデータレプリケーション技術に関する。
耐障害性を高めたコンピュータシステムの1つとして、ディスクミラーリング構成のクラスタシステムが存在する。クラスタシステムでは、稼動系のサーバでアプリケーション処理を開始した後、稼働系のサーバと待機系のサーバとの間でクラスタソフトウェアが通信路経由でハートビートと称される所定のパケットを交換し続け、互いの生存を通知し合う。また、稼動系のサーバと待機系のサーバとの間でフィルタドライバとミラーリングデーモンとが連携してミラーリングディスクのデータ同期を常に行う。そして、稼動系のサーバが故障すると、待機系のサーバが、ハートビートの断絶を検出し、同一のアプリケーションを起動させることでアプリケーション処理を継続させる(フェールオーバ)。
しかしながら、稼働系のサーバが復帰した際、クラスタ構成を元に戻すためには待機系のサーバから稼働系のサーバへミラーリングディスクのデータを全コピーする必要があるため、多大な時間がかかってしまう。
このようなことから、データを差分転送することによって全コピーを避けるようにするといった提案などもなされている(例えば特許文献1等参照)。
特許第3399398号公報
この特許文献1に記載のフォールトトレラントシステムでは、ディスクを例えば512バイトずつのブロックに分割し、各ブロックに対応するビットマップを用意する。フェールオーバ以降、待機系のサーバは、自装置で書き込みを行ったブロックに対応するマス目をビットマップ内から探してダーティフラグを立てていく。これにより、稼働系のサーバが復帰した際、待機系のサーバは、ビットマップ内でダーティフラグの立ったマス目に対応するブロックのデータのみを稼働系のサーバに転送すればよい(データの差分転送が実現される)。
しかしながら、この手法では、ミラーリングディスクへの書き込み量が少なくても、ビットマップ用のメモリ領域が固定で必要であったため、専用に固定サイズのメモリ領域を確保しなければならないという問題があった。この問題は、ディスク装置の大容量化が顕著な今日において特に深刻である。
この発明は、このような事情を考慮したものであり、可変サイズで、かつ、サイズの上限を設定可能なメモリ領域によってデータの差分転送を実現可能なクラスタシステムおよびクラスタシステムのデータ復旧方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、この発明のクラスタシステムは、各々がディスク装置を備える複数のコンピュータを疎結合したディスクミラーリング構成のクラスタシステムにおいて、前記複数のコンピュータそれぞれは、他のコンピュータの故障により単体で稼働する場合に、前記ディスク装置の差分管理情報として、当該単体での稼働を開始した時点からデータの書き込みが行われていない前記ディスク装置上の領域を、データが書き込まれていない領域が連続する各区間を1要素として管理する差分管理手段と、前記他のコンピュータが復帰した場合に、前記差分管理手段により管理された各区間以外の領域のデータを前記他のコンピュータに転送するデータ復旧手段と、を具備し、前記差分管理手段は、管理する要素数が上限値を越えた場合に、最も短い区間の要素から削除していく手段を含む、ことを特徴とする。
また、この発明のクラスタシステムは、各々がディスク装置を備える複数のコンピュータを疎結合したディスクミラーリング構成のクラスタシステムにおいて、前記複数のコンピュータそれぞれは、他のコンピュータの故障により単体で稼働する場合に、前記ディスク装置の差分管理情報として、当該単体での稼働を開始した時点からデータの書き込みが行われた前記ディスク装置上の領域を、データが書き込まれた領域が連続する各区間を1要素として管理する差分管理手段と、前記他のコンピュータが復帰した場合に、前記差分管理手段により管理された各区間の領域のデータを前記他のコンピュータに転送するデータ復旧手段と、を具備し、前記差分管理手段は、管理する要素数が上限値を越えた場合に、最も間隔の短い2つの区間を1つの区間に統合することによって要素数を削減する手段を含む、ことを特徴とする。
この発明によれば、可変サイズで、かつ、サイズの上限を設定可能なメモリ領域によってデータの差分転送を実現できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の実施形態に係るクラスタシステムの構成例が示されている。このクラスタシステムは、稼働系のサーバ(A)1と待機系のサーバ(B)1との2台のサーバを疎結合したものである。また、この2台のサーバ1は、各々がディスク装置2を備えており、この2つのディスク装置2でミラーリングディスクを構築している。この2台のサーバ1は、必ずしも同一のハードウェア構成とすることは要しないが、ここでは、同一のハードウェアを持つことを想定する。
このような構成を持つ本クラスタシステムでは、稼働系のサーバ(A)1でアプリケーションプログラム11の実行を開始する。アプリケーションプログラム11がディスクドライバ12経由でディスク装置2に対する書き込みを行うと、アプリケーションプログラム11とディスクドライバ12との間に介在させたフィルタドライバ21が当該書き込みを検知する。フィルタドライバ21により書き込みが検知されると、ミラーリングデーモン22が、待機系のサーバ(B)1側のミラーリングデーモン22と連携して、当該書き込みをサーバ(B)1のディスク装置2にも反映させるデータ同期処理を実行する。より具体的には、稼働系のサーバ(A)1では、フィルタドライバ21から受け取った書き込みデータをミラーリングデーモン22が相手側に送信し、一方、待機系のサーバ(B)1では、ミラーリングデーモン22が相手側から受信した書き込みデータをフィルタドライバ21がディスク装置2へと書き込む。このフィルタドライバ21およびミラーリングデーモン22によって、疎結合された2台のサーバ1のディスク装置2によるミラーリングディスクの構築が実現されている。
また、この2台のサーバ1のそれぞれでは、クラスタソフトウェア23がさらに動作している。クラスタソフトウェア23は、互いの生存を通知し合うためのものであり、ハートビートと称される所定のパケットを交換し続ける。これにより、一方のサーバ1が故障を発生させると、このサーバ1からのハートビートが途絶えることから、他方のサーバ1が相手の故障を検知することができる。
もし、稼働系のサーバ(A)1が故障を発生させると(図1(1))、ハートビート切れを待機系のサーバ(B)1のクラスタソフトウェア23が検知する(図1(2))。そうすると、待機系のサーバ(B)1では、ミラーリングデーモン22がデータ同期処理のための通信を停止し(図1(3))、アプリケーションプログラム11を起動する(図1(4))。アプリケーションプログラム11が起動されると、待機系のサーバ(B)1にてディスクアクセスが開始されるので(図1(5))、フィルタドライバ21は、無変更区間の管理を開始する(図1(6))。本クラスタシステムは、可変サイズで、かつ、サイズの上限を設定可能なメモリ領域(無変更区間記録領域30)によってデータの差分転送を実現するために、この無変更区間の管理を行う仕組みを持つものであり、以下、この無変更区間の管理について詳述する。
図2は、この無変更区間の管理を説明するための概念図である。無変更区間とは、フェールオーバー以降にアプリケーションプログラム11による書き込みが行われていない連続領域をいい、例えば、ミラーリングディスクを構成するディスク装置2が100Mバイトの容量を有していると想定すると、フィルタドライバ21は、まず、0〜99,999,999番地からなるディスク装置2のアドレス区間全体を1つの無変更区間として管理する。この時点では、無変更区間記録領域30にて管理すべき要素数は、0〜99,999,999番地の区間の1つのみである。
その後、アプリケーションプログラム11によるディスク装置2への書き込みが発生する度に(図2(1))、フィルタドライバ21は、(その区間が無変更区間として管理されていれば)その区間を管理対象から除外していく(図2(2))。最初の書き込みが発生した直後、無変更区間記録領域30にて管理すべき要素数は2つとなる。以降、書き込みに応じて無変更区間が細分化され、管理すべき要素数が増加していくことになる。
そして、稼働系のサーバ(A)1が復帰すると、ミラーリングデーモン22によるデータ同期処理が開始されるが、この際、フィルタドライバ21は、無変更区間記録領域30にて管理される無変更区間以外の区間のデータをミラーリングデーモン22に渡し、相手に送信させることにより、差分転送を実現する。
もし、フェールオーバー後の書き込みがそれ程発生しない間にサーバ(A)1が復帰できたならば、たとえディスク装置2が大容量を有していたとしても、差分転送のために管理しなければならない情報は小量で済む。つまり、本クラスタシステムは、第1に、可変サイズのメモリ領域によってデータの差分転送を実現する。
また、フィルタドライバ21は、無変更区間記録領域30の構造として、図3に示すように、アドレス順に各区間を整列させるための第1区間記録領域31と、幅が短い順に各区間を整列させるための第2区間記録領域32とを用意する。これらは2分木等のツリー構造を持ち、第1区間記録領域31で管理される区間(要素)と第2区間記録領域32で管理される区間(要素)とは、同一の区間同士がポインタにより繋がれている。
フェールオーバー後、サーバ(A)1の復帰が遅れたり、ディスク装置2への書き込みが短時間に頻発したりすると、無変更区間の数が増大し、管理しなければならない情報量が大量となる場合がある。そこで、フィルタドライバ21は、無変更区間数が上限値を越えたら、第2区間記録領域32において先頭に位置する、即ちその幅が最も短い区間を第1区間記録領域31および第2区間記録領域32から削除する。無変更区間数によってではなく、無変更区間記録領域30として確保した容量からマージン分を差し引いた容量に達したタイミングで、この削除を行うようにしてもよい。
これにより、差分転送のために管理しなければならない情報の総量が限定される。つまり、本クラスタシステムは、第2に、サイズの上限を設定可能なメモリ領域によってデータの差分転送を実現する。なお、情報の総量を限定すべく無変更区間の削除を行うと、サーバ(A)1が復帰した際の差分転送において、本来であればその必要のない無変更のデータが転送されることになるが、幅が短い区間から削除を行うので、その影響を最小限に止めることができる。
図4および図5は、このクラスタシステムが管理する無変更区間の遷移例を示す図である。
稼働系のサーバ(A)1がダウンした直後、待機系のサーバ(B)1のフィルタドライバ21は、無変更区間として、まず、0〜99,999,999番地の区間aの管理を開始する(図4(A))。
その後、200番地から200バイトの書き込みが発生すると、フィルタドライバ21は、この区間aを、0〜199番地の区間bと400〜99,999,999番地の区間cとに分離する(図4(B))。続いて、500番地から500バイトの書き込みが発生すると、フィルタドライバ21は、今度は、区間cを、400〜499番地の区間dと1,000〜99,999,999番地の区間eとに分離する(図4(C))。
さらに、300〜500バイトの書き込みが発生したとする。この書き込みは、区間dを包含する書き込みであるので、このような場合、フィルタドライバ21は、区間dの削除を行う(図4(D))。
また、書き込みに伴う無変更区間の更新をこのように重ねて行くと、その数が上限値を越えてしまうことがある。図5(E)は、無変更区間数が上限値を越えた時点の状態を例示するものである。このような場合、フィルタドライバ21は、その幅が最も短い区間から削除していく。ここでは、区間tが幅が最も短い区間であるものとし、図5(F)に示すように、フィルタドライバ21は、この区間tを削除する。
次に、図6および図7を参照して、図4および図5に示した無変更区間の遷移に伴う無変更区間記録領域30(第1区間記録領域31,第2区間記録領域32)の遷移について説明する。
まず、フィルタドライバ21は、第1区間記録領域31および第2区間記録領域32の双方ともに、区間aのみを管理する(図6(A))。また、この区間aが区間bと区間cとに分離された際も、区間bおよび区間cは、アドレス順および幅が短い順のいずれの並びでも区間b→区間cの順になるので、フィルタドライバ21は、これらを第1区間記録領域31および第2区間記録領域32の双方で同様に管理する(図6(B))。
続いて、区間cが区間dと区間eとに分離された際には、アドレス順では区間b→区間d→区間eの並びになり、一方、幅が短い順では区間d→区間b→区間eの並びになるので、フィルタドライバ21は、第1区間記録領域31および第2区間記録領域32のそれぞれで当該順序通りに並ぶように各区間を管理する(図6(C))。
また、区間dが削除された際には、フィルタドライバ21は、第1区間記録領域31および第2区間記録領域32のそれぞれから区間dを削除する(図6(D))。なお、アドレス順または幅が短い順に各区間をするためのツリー構造の管理手法は、ここで示した2分木を始めとして種々存在するが、この2分木に限らず、いずれの管理手法も適用することが可能である。
そして、このように、アドレス順および幅が短い順の2通りに無変更区間を管理することによって、図7(E)に示すように、無変更区間数が上限値を越えたために幅が最も短い区間を削除することとなった際、該当する区間tが第2区間記録領域32において先頭に位置しているので、これを即座に削除でき、また、そのリンクを辿って第1区間記録領域31の区間tも簡単に削除できることになる(図7(F))。
図8は、稼働系のサーバ(A)1がダウンして待機系のサーバ(B)1にフェールオーバーした後のサーバ(B)1のフィルタドライバ21による無変更区間の管理手順を示すフローチャートである。
フィルタドライバ21は、ディスク装置2に対する書き込みを待機し、書き込みが発生したら(ステップA1のYES)、書き込み区間と重なる要素(区間)を第1区間記録領域31から全て検索する(ステップA2)。そして、検索された要素全てに対し、フィルタドライバ21は、その区間が書き込み区間に含まれるかを調べ(ステップA3)、含まれる場合は(ステップA3のYES)、その要素を第1区間記録領域31および第2区間記録領域32から削除する(ステップA4)。
一方、その区間が書き込み区間に含まれなければ(ステップA3のNO)、フィルタドライバ21は、その区間を書き込み区間と重なる区間分縮め(ステップA5)、第2区間記録領域32の要素を区間幅に適した位置に移動させる(ステップA6)。
このように、フィルタドライバ21が、各無変更区間を1要素として無変更区間の管理を行うので、可変サイズのメモリ領域によってデータの差分転送を実現し、また、アドレス順の第1区間記録領域31および幅が短い順の第2区間記録領域32の2通りに無変更区間を管理し、無変更区間数が上限値を越えた際に、その幅が最も短い区間を迅速に削除できるようにすることで、サイズの上限を設定可能なメモリ領域によってデータの差分転送を実現する。
即ち、本クラスタシステムは、可変サイズで、かつ、サイズの上限を設定可能なメモリ領域によってデータの差分転送を実現する。
なお、ここでは、稼働系のサーバ(A)1がダウンして待機系のサーバ(B)1にフェールオーバーした場合を例に、フィルタドライバ21による無変更区間の管理について説明したが、このフィルタドライバ21による無変更区間の管理手法は、サーバ(B)1ががダウンしてサーバ(A)1が単独動作することになった場合にも当然に有用である。
また、以上では、フィルタドライバ21が無変更区間を管理する例を説明したが、これと表裏の関係にある手法として、変更区間を1要素として管理するように変形することも容易に可能である。この場合、前述のアドレス順の区間記録領域と共に、隣の要素との距離が近い順の区間記録領域を設けて、変更区間数が上限値を越えた場合に、隣の要素との距離が近い要素の組みからマージしていくようにすればよい。
このように、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係るクラスタシステムの構成例を示す図 同実施形態のクラスタシステムが実行する無変更区間の管理を説明するための概念図 同実施形態のクラスタシステムが無変更区間を管理するために用いる無変更区間記録領域の構造を示す図 同実施形態のクラスタシステムが管理する無変更区間の遷移例を示す第1の図 同実施形態のクラスタシステムが管理する無変更区間の遷移例を示す第2の図 図4および図5に示した無変更区間の遷移に伴う無変更区間記録領域の遷移について説明するための第1の概念図 図4および図5に示した無変更区間の遷移に伴う無変更区間記録領域の遷移について説明するための第2の概念図 同実施形態のクラスタシステム上で動作するフィルタドライバによる無変更区間の管理手順を示すフローチャート
符号の説明
1…サーバ、2…ディスク装置、11…アプリケーションプログラム、12…ディスクドライバ、21…フィルタドライバ、22…ミラーリングデーモン、23…クラスタソフトウェア、30…無変更区間記録領域、31,32…区間記録領域。

Claims (6)

  1. 各々がディスク装置を備える複数のコンピュータを疎結合したディスクミラーリング構成のクラスタシステムにおいて、
    前記複数のコンピュータそれぞれは、
    他のコンピュータの故障により単体で稼働する場合に、前記ディスク装置の差分管理情報として、当該単体での稼働を開始した時点からデータの書き込みが行われていない前記ディスク装置上の領域を、データが書き込まれていない領域が連続する各区間を1要素として管理する差分管理手段と、
    前記他のコンピュータが復帰した場合に、前記差分管理手段により管理された各区間以外の領域のデータを前記他のコンピュータに転送するデータ復旧手段と、
    を具備し、
    前記差分管理手段は、管理する要素数が上限値を越えた場合に、最も短い区間の要素から削除していく手段を含む、
    ことを特徴とするクラスタシステム。
  2. 各々がディスク装置を備える複数のコンピュータを疎結合したディスクミラーリング構成のクラスタシステムにおいて、
    前記複数のコンピュータそれぞれは、
    他のコンピュータの故障により単体で稼働する場合に、前記ディスク装置の差分管理情報として、当該単体での稼働を開始した時点からデータの書き込みが行われていない前記ディスク装置上の領域を、データが書き込まれていない領域が連続する各区間を1要素として管理する差分管理手段と、
    前記他のコンピュータが復帰した場合に、前記差分管理手段により管理された各区間以外の領域のデータを前記他のコンピュータに転送するデータ復旧手段と、
    を具備し、
    前記差分管理手段は、管理する要素の容量が上限値を越えた場合に、最も短い区間の要素から削除していく手段を含む、
    ことを特徴とするクラスタシステム。
  3. 各々がディスク装置を備える複数のコンピュータを疎結合したディスクミラーリング構成のクラスタシステムにおいて、
    前記複数のコンピュータそれぞれは、
    他のコンピュータの故障により単体で稼働する場合に、前記ディスク装置の差分管理情報として、当該単体での稼働を開始した時点からデータの書き込みが行われた前記ディスク装置上の領域を、データが書き込まれた領域が連続する各区間を1要素として管理する差分管理手段と、
    前記他のコンピュータが復帰した場合に、前記差分管理手段により管理された各区間の領域のデータを前記他のコンピュータに転送するデータ復旧手段と、
    を具備し、
    前記差分管理手段は、管理する要素数が上限値を越えた場合に、最も間隔の短い2つの区間を1つの区間に統合することによって要素数を削減する手段を含む、
    ことを特徴とするクラスタシステム。
  4. 各々がディスク装置を備える複数のコンピュータを疎結合したディスクミラーリング構成のクラスタシステムにおいて、
    前記複数のコンピュータそれぞれは、
    他のコンピュータの故障により単体で稼働する場合に、前記ディスク装置の差分管理情報として、当該単体での稼働を開始した時点からデータの書き込みが行われた前記ディスク装置上の領域を、データが書き込まれた領域が連続する各区間を1要素として管理する差分管理手段と、
    前記他のコンピュータが復帰した場合に、前記差分管理手段により管理された各区間の領域のデータを前記他のコンピュータに転送するデータ復旧手段と、
    を具備し、
    前記差分管理手段は、管理する要素の容量が上限値を越えた場合に、最も間隔の短い2つの区間を1つの区間に統合することによって要素数を削減する手段を含む、
    ことを特徴とするクラスタシステム。
  5. 各々がディスク装置を備える複数のコンピュータを疎結合したディスクミラーリング構成のクラスタシステムのデータ復旧方法であって、
    前記複数のコンピュータそれぞれが、
    他のコンピュータの故障により単体で稼働する場合に、前記ディスク装置の差分管理情報として、当該単体での稼働を開始した時点からデータの書き込みが行われていない前記ディスク装置上の領域を、データが書き込まれていない領域が連続する各区間を1要素として管理し、
    前記他のコンピュータが復帰した場合に、前記管理する各区間以外の領域のデータを前記他のコンピュータに転送し、
    前記管理する要素数が上限値を越えた場合に、最も短い区間の要素から削除していく、
    ことを特徴とするクラスタシステムのデータ復旧方法。
  6. 各々がディスク装置を備える複数のコンピュータを疎結合したディスクミラーリング構成のクラスタシステムのデータ復旧方法であって、
    前記複数のコンピュータそれぞれが、
    他のコンピュータの故障により単体で稼働する場合に、前記ディスク装置の差分管理情報として、当該単体での稼働を開始した時点からデータの書き込みが行われていない前記ディスク装置上の領域を、データが書き込まれていない領域が連続する各区間を1要素として管理し、
    前記他のコンピュータが復帰した場合に、前記管理する各区間以外の領域のデータを前記他のコンピュータに転送し、
    前記管理する要素の容量が上限値を越えた場合に、最も短い区間の要素から削除していく、
    ことを特徴とするクラスタシステムのデータ復旧方法。
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