JP4458799B2 - ネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法 - Google Patents

ネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4458799B2
JP4458799B2 JP2003323538A JP2003323538A JP4458799B2 JP 4458799 B2 JP4458799 B2 JP 4458799B2 JP 2003323538 A JP2003323538 A JP 2003323538A JP 2003323538 A JP2003323538 A JP 2003323538A JP 4458799 B2 JP4458799 B2 JP 4458799B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
port
request
http
net service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003323538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005092456A (ja
Inventor
学 中村
孝治 藤永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003323538A priority Critical patent/JP4458799B2/ja
Priority to US10/938,717 priority patent/US20050114469A1/en
Publication of JP2005092456A publication Critical patent/JP2005092456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4458799B2 publication Critical patent/JP4458799B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

本発明はネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法に関するものである。
近年、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の各装置の機能を一つの筐体内に収納した、複合機あるいは融合機と呼ばれる画像形成装置が提供されるに至っている。更に、これらの画像形成装置は、オフィス内のイントラネット等に接続可能とされ、Webサービス等の各種のネットサービスを提供する機能も有している。
ところで、上述したネットサービス機能を有した従来の画像形成装置にあっては、ブラウザ等のHTTPクライアントからのリクエストをHTTPデーモン(httpd)と呼ばれるサーバプログラムで処理しており、HTTPデーモンはリクエストに含まれるURLパスに従って対応するWebアプリケーションに処理をディスパッチ(振り分け)し、処理のレスポンスをHTTPクライアントに戻すまでの処理を行っている。ここで、HTTPデーモン(httpd)と呼ばれるサーバプログラムは、一般には単一のポート番号(例えば「80」)で識別され単独でWebサービスを提供するもの(例えばフリーのWebサーバソフトで有名な「Apache」等)を意味することが多いが、画像形成装置の分野では上述したような意味で用いられている。これは、画像形成装置に要求される多数の機能を満たすため、一般のネットサービスよりも細分化されたプロトコルを処理する必要があるためである。
ネットサービス機能を有した従来の画像形成装置におけるHTTPデーモンの動作をより詳しく説明すると次のようになる。
先ず、HTTPデーモンはサービスに固定的に割り当てられたポートを起動時に全てオープンする。例えば、通常のHTTP通信はポート「80」、SSL(Secure Sockets Layer)を使ったHTTP通信はポート「443」、画像形成装置に特有のIPP(Internet Printing Protocol)はポート「631」といったものである。
次いで、HTTPデーモンは自己がオープンしたポートで受け付けたHTTPリクエストに対し、HTTPリクエストに含まれるURLパスのチェックを行い、対応するWebアプリケーションに処理をディスパッチする。例えば、Webアプリケーション「Websys」のURLパスが「/websys/aaa」と定めてあった場合、HTTPリクエストにURLパス「/websys/aaa」が指定されていた場合はWebアプリケーション「Websys」に処理をディスパッチする。このとき特にポート番号のチェックは行わず、URLパスのチェックが通ればどのポート番号で受け付けたHTTPリクエストであっても対応するWebアプリケーションにディスパッチが行われる。なお、対応するURLパスが存在しない場合はエラーを返すことになる。
その後、Webアプリケーションで処理が行われ、結果としてHTML,XML,TEXT等の文書が生成されると、HTTPデーモンはリクエスト元のHTTPクライアントに結果を返す。
一方、装置内のアドレス可能な部分(例えば、プロセス)へのメッセージの経路をポート番号を用いて選択する先行技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特表2002−523924号公報
上述した従来のネットサービス機能を有した画像形成装置におけるHTTPデーモンの動作は一般のWebサーバとは異なる特徴的なものであるが、次のような問題点があった。
すなわち、URLパスのチェックが通ればどのポート番号で受け付けたHTTPリクエストであっても対応するWebアプリケーションに処理が渡ってしまうことから、Webアプリケーションが想定していないポート番号からのHTTPアクセスを受け付けてしまう可能性があり、セキュリティ上の問題(セキュリティホールになりかねないという問題)があった。
また、遠隔診断サービス:NRS(New Remote Service)と呼ばれるような契約した特別なユーザしか使用しないアプリケーションに対応するポートがオープンされている可能性もあり、そのポートを介した不正アクセスなど、実際に使用していないポートがオープンされていることによるセキュリティ上の問題(セキュリティホールになりかねないという問題)があった。なお、実際に使用していないポートがオープンされる場合としては、上記のNRSの他に、ファックスボードが実装されていない場合にファックスアプリケーション用のポートがオープンされる場合など、画像形成装置では多くの原因が考えられる。
一方、予め定められたポート番号が固定的に割り当てられてしまうため、独自のポート番号を用いた通信を行うことができず、Webアプリケーション側の自由度が低いという問題もあった。
以上の点はHTTPデーモンについてだけでなく、FTPデーモン(ftpd)等の他のネットサービスを扱うプロトコルデーモンについても同様に言える問題である。
本発明は上記の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、画像形成装置を含む情報処理装置において、ポートアクセスにおけるセキュリティの向上を図ると共にアプリケーション側のポート選定の自由度を高めることのできるネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、複数のポートから入ってくるリクエストをプロトコルデーモンが受け付け、当該リクエストに含まれるアプリケーションを特定する情報に基づいてアプリケーションに処理のディスパッチを行うネットサービス機能を有する情報処理装置において、上記リクエストを受け付けたときに上記アプリケーションに対応するポート識別子を取得して当該リクエストが入ってきたポート番号に対応するポート識別子と一致するか否かをチェックし、一致した場合にのみアプリケーションへのディスパッチを行うリクエスト処理部を上記プロトコルデーモン内に備えるように構成している。
これにより、想定しないポートからのリクエストがアプリケーションに渡ることがなくなり、セキュリティの向上を図ることができる。
また、本発明は、請求項に記載されるように、複数のポートから入ってくるリクエストをプロトコルデーモンが受け付け、当該リクエストに含まれるアプリケーションを特定する情報に基づいてアプリケーションに処理のディスパッチを行う情報処理装置のネットサービス提供方法において、上記プロトコルデーモンが、上記リクエストを受け付けたときに上記アプリケーションに対応するポート識別子を取得して当該リクエストが入ってきたポート番号に対応するポート識別子と一致するか否かをチェックする手順と、一致した場合にのみ、上記プロトコルデーモンが、アプリケーションへのディスパッチを行う手順とを備えるネットサービス提供方法として構成することができる。
本発明によれば、想定しないポートからのリクエストがアプリケーションに渡ることがなくなると共に、使われないポートについて不用意にオープンとされることがなくなり、ポートアクセスにおけるセキュリティの向上を図ることができる。また、アプリケーション毎に処理を受け付けるポートを登録するため、アプリケーション側のポート選定の自由度を高めることができる。更に、ポート識別子という概念を導入してポートの管理を行うことにより、ポート番号を一斉に変更するような場合に容易に対応することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を画像形成装置に適用した一実施例に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置1は、アプリケーション層2とプラットフォーム層4とエンジン部8とを含む。インタフェース3はアプリケーション層2に対するプラットフォーム層4の提供するインタフェース(API)であり、インタフェース7はプラットフォーム層4とエンジン部8との間のインタフェース(エンジンI/F)である。
アプリケーション層2は画像形成装置1における個別の処理を行うソフトウェア群であり、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリケーション21と、ファックス用のアプリケーションであるファックスアプリケーション22と、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリケーション23と、ネットワークを介してファイルのやりとりを行うネットファイル用のアプリケーションであるネットファイルアプリケーション24とを含む。また、Webアプリケーション20はHTTPプロトコルによるWebサービスを行うアプリケーション群であり、ブラウザを使って機器の状態を見たり、機器のネットワーク設定等をすることができるWebアプリケーション(Websys)25と、ネットファイルアプリケーション24の機能を使い、ブラウザを使って文書の引き取りおよび文書管理を行うWebアプリケーション(webdocbox)26と、プリンタのジョブ履歴(スプールの状態)等を表示するWebアプリケーション(GPS−web)27と、ファックスの初期設定やファックスの通信管理レポート(通信履歴)を表形式で見ることのできるWebアプリケーション(Fax−web)28とを含む。
また、NRSアプリケーション29は従来技術の部分でも説明したように、遠隔診断サービス:NRS(New Remote Service)と呼ばれる、契約した特別なユーザに提供される遠隔診断サービスを行うアプリケーションである。
なお、図では省略してあるが、アプリケーションとインタフェース3の間にはアプリケーションに対して共通的な機能を提供しソフトウェア開発を容易にするためのライブラリ(プラットフォーム)が適宜に設けられる。
一方、プラットフォーム層4はアプリケーション層2のアプリケーション21〜29に対してインタフェース3を介して共通的なサービス機能を提供するソフトウェア群であり、サービス層5とOS層6に分かれる。サービス層5には、アプリケーション管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、リソース管理、および割り込み制御等の複数の機能を有するSCS51と、ファックス機能のAPIを提供するFCS52と、エンジン部の制御を行うECS53と、メモリ制御を行うMCS54と、オペレータ(操作者)とのインタフェースとなる操作部(オペレーションパネル)の制御を行うOCS55と、ネットワーク入出力を必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するNCS56とが含まれる。OS層6にはOS(LPUX)61が含まれる。
一方、エンジン部8には、プロッタ81、スキャナ82、その他ハードウェアリソース83等のエンジンと、これらのエンジンを制御するエンジン制御ボード84とが含まれる。
図2は図1に示す画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、画像形成装置1は、画像形成装置における主たる制御動作を行うコントローラ101にオペレーションパネル113とファックスコントロールユニット114とプロッタ81とスキャナ82とその他ハードウェアリソース83とが接続されて構成されている。
コントローラ101は、画像処理用途向けのICであるASIC102にブリッジとしてのNB105を介して一般制御用のICであるCPU106が接続され、NB105のバス(PCI BUS)に、周辺デバイス等との接続を行うブリッジであるSB108と、ネットワーク通信を制御するNIC109と、USBインタフェースを提供するUSB110と、IEEE1394インタフェースを提供するIEEE1394111と、セントロニクスインタフェースを提供するセントロニクス112とが接続され、ASIC102に記憶装置としてのMEM−C103とHDD104が接続され、NB105に記憶装置としてのMEM−P107が接続されて構成されている。
図3は図1に示す画像形成装置のネットサービス機能に関する部分の機能構成を示すブロック図である。
図3において、NCS56は図1のサービス層5におけるものと同じであり、本発明の機能に関係する内部構成のみを示している。なお、図3の上部に同名のNCS56Aが示されており、NCS56と一体をなすものであるが、機能的に分けて示してある。
NCS56にはインタフェース3を介し、Webアプリライブラリ202およびWebページライブラリ201を挟んで、Webアプリケーション(Websys)25およびWebアプリケーション(webdocbox)26を含むWebアプリケーション20が配置されている。また、NCS56にはインタフェース3を介し、NRSアプリケーション29も配置されている。
一方、NCS56にはHTTPのプロトコルに関する処理を行うHTTPデーモン561と、FTPのプロトコルに関する処理を行うFTPデーモン564が含まれており、HTTPデーモン561にはIPPライブラリ203を介してプリンタアプリケーション23が配置されている。ここで、IPPライブラリ203はHTTPのプロトコルを使った印刷であるIPP(Internet Printing Protocol)に対応させるためのものであり、HTTPデーモン561から直接にIPPライブラリ203を経由してプリンタアプリケーション23にジョブを渡すようにしている。
一方、HTTPクライアント9はネットワークを経由してリクエストを出しレスポンスを受ける部分であり、通常はパーソナルコンピュータ上で稼動するブラウザである。
HTTPデーモン561の内部構成について説明すると、HTTPデーモン561には、アプリケーション(25,26,23,29等)毎に処理を受け付けるポートを対応付けて登録する処理等を行うポート登録部562と、ネットワークを経由してHTTPクライアント9からリクエストを受け付けたときにアプリケーションに対応するポートを取得して当該リクエストのポートとが一致するか否かをチェックし、一致した場合にのみアプリケーションへのディスパッチを行うリクエスト処理部563と、アプリケーションを識別するアプリIDとURLパスとを対応付けて管理するアプリID/URLパス対応テーブルT2と、アプリケーションを識別するアプリIDとポート識別子とを対応付けて管理するアプリID/ポート識別子対応テーブルT3とを含んでいる。
ここで、「URLパス」とはHTTPリクエストを例えば「http://xxx.xxx.xxx.xxx/web/user/ja/websys/webArch/mainFrame.cgi」とした場合、ホスト「xxx.xxx.xxx.xxx」の次から最後までの「web/user/ja/websys/webArch/mainFrame.cgi」部分を意味するものである。ちなみに、ホスト「xxx.xxx.xxx.xxx」に続く1階層分の「web」部分は「アプリケーションパス」と呼ばれる。
また、アプリID/URLパス対応テーブルT2およびアプリID/ポート識別子対応テーブルT3はHTTPデーモン561の管理するメモリ上に配置される。これは、他のプロセスでは使用されないデータであると共に、セキュリティの確保からデータを適切に管理するためである。なお、アプリID/URLパス対応テーブルT2およびアプリID/ポート識別子対応テーブルT3は画像形成装置1の起動直後は空の状態であり、その後のポート登録部562の動作によりデータが登録されていく。
一方、NCS56の外にポート識別子と実際のポート番号とを対応付けて管理するポート識別子/ポート番号対応テーブルT1が設けられている。このポート識別子/ポート番号対応テーブルT1はハードディスク装置等にファイルとして存在すると共に、画像形成装置1の起動後はメモリ上にコピーされて使用されるものである。これは、ポート識別子とポート番号の対応を示すに過ぎないものであると共に、他のプロセス、例えばFTPデーモン564等によって参照される可能性のあるデータであるからである。なお、ポート識別子/ポート番号対応テーブルT1は予めポート識別子とポート番号とが管理者等によって登録されているものである。
図4はポート登録の処理手順を示すシーケンス図である。
以下、図4に沿ってポート登録の処理手順を説明する。
先ず、画像形成装置1の起動後の任意の時点でいずれかのアプリケーション(25,26,23等)から、利用するURLパスの登録の依頼がHTTPデーモン561に対して行われると(ステップS1)、HTTPデーモン561のポート登録部562は依頼元のアプリケーションを識別するアプリIDと指定されたURLパスを対応付けてアプリID/URLパス対応テーブルT2に登録する(ステップS2)。
次いで、アプリケーションから自己へのアクセスを許可するリクエストのポートに対応するポート識別子の登録の依頼が行われると(ステップS3)、HTTPデーモン561のポート登録部562は依頼元のアプリケーションを識別するアプリIDと指定されたポート識別子を対応付けてアプリID/ポート識別子対応テーブルT3に登録する(ステップS4)。
次いで、HTTPデーモン561のポート登録部562はポート識別子/ポート番号対応テーブルT1を参照し、登録の完了したポート識別子に対応するポート番号を取得し(ステップS5)、そのポート番号のポートがオープンされているか否かを判断した上でオープンされていない場合(クローズの場合)はそのポートを動的にオープンする(ステップS6)。
図5は上記のポート登録におけるアプリケーションからの依頼とテーブルに登録される内容の関係を示す図である。
図5において、Webアプリケーション(Websys)25,Webアプリケーション(webdocbox)26,プリンタアプリケーション23からそれぞれ依頼D1,D2,D3が前後して行われた場合、図4に示した処理手順により、アプリID/URLパス対応テーブルT2およびアプリID/ポート識別子対応テーブルT3にデータが登録される。すなわち、例えば依頼D1については、依頼元のアプリケーションを識別するアプリID「Websys」と指定されたURLパス「/websys/aaa」「/websys/bbb」が対応付けられてアプリID/URLパス対応テーブルT2に登録され、アプリID「Websys」と指定されたポート識別子「HTTP」「HTTPS」が対応付けられてアプリID/ポート識別子対応テーブルT3に登録される。
そして、個々の依頼D1〜D3につき、アプリID/ポート識別子対応テーブルT3への登録が完了した時点でポート識別子/ポート番号対応テーブルT1の参照を経由してポートがオープンされる。
このように、画像形成装置1の起動後に依頼のあったポートについてのみ登録を行い、動的にオープンするようにしているので、使われていないサービスに対応するポートが不用意にオープンされることがなくなり、不正なアクセスを低減させてセキュリティを向上させることができる。
図6はリクエスト受付時の処理手順を示すシーケンス図である。
図6において、HTTPクライアント9からネットワークを経由してリクエストが行われると(ステップS11)、NCS56のHTTPデーモン561がそのリクエストを受け付ける。
そして、HTTPデーモン561のリクエスト処理部563はリクエストを受け付けたポート番号を認識した上でポート識別子/ポート番号対応テーブルT1を参照し、そのポート番号に対応するポート識別子を取得する(ステップS12)。
次いで、HTTPデーモン561のリクエスト処理部563はリクエストで指定されたURLパスを認識した上でアプリID/URLパス対応テーブルT2を参照し、そのURLパスに対応するアプリIDを取得する(ステップS13)。
次いで、HTTPデーモン561のリクエスト処理部563は取得したアプリIDに基づき、アプリID/ポート識別子対応テーブルT3を参照し、そのアプリIDに対応するポート識別子を取得する(ステップS14)。
そして、ステップS12で取得したポート識別子とステップS14で取得したポート識別子とを比較し、一致する場合にはURLパスで指定されるアプリケーションにリクエストをディスパッチし(ステップS15)、一致しない場合にはHTTPクライアント9に対してエラーを返す(ステップS16)。
図7は上記のリクエスト受付時のポートのチェックにおけるリクエストとテーブルの内容の関係を示す図である。
図7において、到来したリクエストR1がポート番号「443」、URLパス「/websys/aaa」であったとすると、図6に示した処理手順により、リクエストR1のポート番号「443」からポート識別子/ポート番号対応テーブルT1の参照によりポート識別子「HTTPS」が得られる。一方で、リクエストR1のURLパス「/websys/aaa」からアプリID/URLパス対応テーブルT2の参照によりアプリID「Websys」が得られ、このアプリID「Websys」に基づきアプリID/ポート識別子対応テーブルT3の参照によりポート識別子「HTTP」「HTTPS」が得られる。
ここで、両者が比較されることになるが、比較はリクエストのポート番号とURLパスとからそれぞれ求めたポート識別子に共通のものがあるか否かという観点で一致を見るため、ポート識別子「HTTPS」が両者に存在するため一致すると判断され、アプリケーションへのディスパッチが行われる。
このように、アプリケーションが予め登録したポートからのリクエストしかディスパッチしないようにしているので、想定しないポートからのリクエストがアプリケーションに渡ることがなくなり、セキュリティの向上を図ることができる。
上記の実施例においては、HTTPデーモン561について説明したが、FTPデーモン564(図3)等の他のプロトコルデーモンについても同様である。すなわち、プロトコルデーモン内にポート登録部、リクエスト処理部、アプリID/URLパス対応テーブル、アプリID/ポート識別子対応テーブルを設けることにより、他のプロトコルにおいても、想定しないポートからのリクエストを防止し、使用しないポートの不用意なオープンを防止することができる。
本発明の一実施例に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置のWebサービス機能に関する部分の機能構成を示すブロック図である。 ポート登録の処理手順を示すシーケンス図である。 ポート登録におけるアプリケーションからの依頼とテーブルに登録される内容の関係を示す図である。 リクエスト受付時の処理手順を示すシーケンス図である。 リクエスト受付時のポートのチェックにおけるリクエストとテーブルの内容の関係を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
20 Webアプリケーション
25 Webアプリケーション(Websys)
26 Webアプリケーション(webdocbox)
56 NCS
561 HTTPデーモン
562 ポート登録部
563 リクエスト処理部
T1 ポート識別子/ポート番号対応テーブル
T2 アプリID/URLパス対応テーブル
T3 アプリID/ポート識別子対応テーブル

Claims (2)

  1. 複数のポートから入ってくるリクエストをプロトコルデーモンが受け付け、当該リクエストに含まれるアプリケーションを特定する情報に基づいてアプリケーションに処理のディスパッチを行うネットサービス機能を有する情報処理装置において、
    上記リクエストを受け付けたときに上記アプリケーションに対応するポート識別子を取得して当該リクエストが入ってきたポート番号に対応するポート識別子と一致するか否かをチェックし、一致した場合にのみアプリケーションへのディスパッチを行うリクエスト処理部を上記プロトコルデーモン内に備えたことを特徴とするネットサービス機能を有する情報処理装置。
  2. 複数のポートから入ってくるリクエストをプロトコルデーモンが受け付け、当該リクエストに含まれるアプリケーションを特定する情報に基づいてアプリケーションに処理のディスパッチを行う情報処理装置のネットサービス提供方法において、
    上記プロトコルデーモンが、上記リクエストを受け付けたときに上記アプリケーションに対応するポート識別子を取得して当該リクエストが入ってきたポート番号に対応するポート識別子と一致するか否かをチェックする手順と、
    一致した場合にのみ、上記プロトコルデーモンが、アプリケーションへのディスパッチを行う手順とを備えたネットサービス提供方法。
JP2003323538A 2003-09-16 2003-09-16 ネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法 Expired - Fee Related JP4458799B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003323538A JP4458799B2 (ja) 2003-09-16 2003-09-16 ネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法
US10/938,717 US20050114469A1 (en) 2003-09-16 2004-09-13 Information processing apparatus with a network service function and method of providing network services

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003323538A JP4458799B2 (ja) 2003-09-16 2003-09-16 ネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005092456A JP2005092456A (ja) 2005-04-07
JP4458799B2 true JP4458799B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=34454589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003323538A Expired - Fee Related JP4458799B2 (ja) 2003-09-16 2003-09-16 ネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4458799B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007213156A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Seiko Epson Corp 複数種類のサービスを提供するサーバー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005092456A (ja) 2005-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8001270B2 (en) Method and apparatus for discovering a network address
US7490139B2 (en) Embedded business apparatus including web server function
JP4827523B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、ならびに制御プログラム
AU2006232450B2 (en) System and method for managing documents with multiple network applications
US9398084B2 (en) Information processing system
US7216070B2 (en) System and method for managing documents with multiple applications
EP1569416B1 (en) Methods and apparatuses for providing a requested service on a standardised protocol interface
JP5485246B2 (ja) 画像形成装置
US20050254086A1 (en) Job display control method
US20040021890A1 (en) Image forming apparatus, information processing apparatus and the authentication method
US20120096465A1 (en) Image forming apparatus, log management method, and storage medium
US7457839B2 (en) Selective rejection of access to parameters of an option application detachable from an embedded apparatus including web server function
JP6039446B2 (ja) Webサーバ装置、制御方法、そのプログラム。
US8773695B2 (en) Data communication apparatus and method of controlling the same
US20050114469A1 (en) Information processing apparatus with a network service function and method of providing network services
US20090300478A1 (en) Image forming apparatus, information processing method and program
JP4097584B2 (ja) Wwwサーバ機能を有する組み込み機器、ウェブページ提供方法、および、ウェブページ提供制御プログラム
JP4394725B2 (ja) 組み込み機器、リクエスト振り分け方法、および、リクエスト振り分けプログラム
US20090249346A1 (en) Image forming apparatus, information processing apparatus and information processing method
JP4458799B2 (ja) ネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法
JP4190991B2 (ja) ネットサービス機能を有する情報処理装置およびネットサービス提供方法
JP2004171571A (ja) ドキュメント管理方法およびシステム
JP2004164621A (ja) プリントジョブ送信方法
JP4602707B2 (ja) WWWサーバ機能を有する組み込み機器、ポート情報共有方法、ポート情報共有プログラム、および、Webシステム
JP2005071040A (ja) 機器、ユーザ認証装置及びユーザ認証方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees