JP4457418B2 - 歯ブラシ保持台 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は主として子供向けに、歯磨を楽しく行えるように、又歯磨が必要な時間だけ十分に行えるようにするために、表示等に子供の興味を十分惹くような工夫を凝らした、歯ブラシを収納又は保持する歯ブラシ保持台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
子供向けの歯ブラシ保持台としては、単に歯ブラシを収納又は保持するのみの機能しか有しないものか、あるいは歯ブラシを歯ブラシ保持台から抜取ると音楽や音声が鳴り出すものはあったが、表示が変化するものは、ランプが単にON, OFF するもの(実公昭61−37345号)等単純な機能のものしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、虫歯のない歯を維持するためには、歯磨を十分に行うことが不可欠であるが、これは一般的に子供にとっては非常に苦痛で退屈なことである。そこでこれを少しでも楽しく行わせるようにするために、工夫を凝らした歯ブラシ保持台が望まれていたが、従来のものでは表示機能が単純で子供の興味を十分ひくことは出来ず、従って必要な時間だけ継続して歯磨をさせるのに効果的なものではなっかた。
本発明はこのような欠点を改良するためになされたものであって、歯磨が楽しく行えるように子供の興味を十分惹くことが出来、必要な時間だけ継続して歯磨をさせるのに効果的で、ひいては正しい歯磨習慣を習得させることが出来る歯ブラシ保持台を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は子供の興味を惹くための手段として、歯ブラシ保持台をキャラクターの顔の形とし、その顔の中に開いた口を描き、その口のなかに液晶パネル等を利用することにより色又は明暗が変化する、歯列を模した表示部を設けることを着想した。
【0007】
すなわち本発明は、歯ブラシ保持手段と、前記歯ブラシ保持手段における歯ブラシの保持の有無を検知する歯ブラシ検知手段と、前記歯ブラシ検知手段の出力が前記歯ブラシの保持有りから保持無しに変化した時に保持離脱信号を出力し、前記歯ブラシの保持無しから保持有りに変化した時に保持復帰信号を出力する保持変化検出手段と、キャラクターの開口した口中内に個別に点灯制御可能な単位表示部を複数並設して構成した歯列を模した歯列表示部と、あらかじめ設定した歯磨単位時間の計測を前記保持離脱信号により開始し、前記計測を終了すると歯磨単位時間タイムアップ信号を出力すると同時に、この歯磨単位時間タイムアップ信号を開始信号として前記歯磨単位時間の計測を複数回連続して行う歯磨単位時間計測手段及び、前記歯磨単位時間タイムアップ信号が出力される毎に1カウントを既値に加算又は減算すると共に、カウント結果出力信号を出力する歯磨時間計測カウンタで構成される、歯磨時間計測手段と、前記保持離脱信号を開始信号とし、前記保持復帰信号を終了信号とし、前記カウント結果出力信号のカウント数が所定数に達した時を全歯列の歯磨完了時とみなし、歯磨動作の進行状況をそのカウント数で段階的に表現して、前記歯列表示部の表示パターン制御を行うとともに、前記カウント数が所定数に達する前に保持復帰信号の出力を検出した場合に、保持復帰信号の出力を検出したときの前記歯列表示部の表示が残るようにした歯列表示制御手段とで、歯ブラシ保持台を構成する(請求項1)。そして、上記請求項1の発明において、前記歯列表示制御手段は、前記保持復帰信号の出力を検出したときの歯列表示部の表示が、次に保持離脱信号を検知するまでの間、残り続けるようにしたものが好ましい(請求項2)。また、請求項1の発明においては、前記歯列表示制御手段は、前記単位表示部をすべて同時に明色から暗色に転換する暗色転換手段と、前記単位表示部を一個又は複数個まとめて順次暗色から明色に転換する明色転換手段とで、構成することが出来る(請求項3)。
【0008】
また、請求項1の発明において、前記歯列表示部の配列を上下2列で構成し、左上、左下、右上及び右下の4グループに分割されており、前記歯列表示制御手段が、全グループをすべて同時に明色から暗色に転換する暗色転換手段と、前記4グループを順次暗色から明色に明色表示面積が累積的に増大するよう転換する明色転換手段とで、構成したものが好ましい(請求項4)。
【0009】
又、子供の興味を更に高めるため、前記の各方法に音声出力装置を付け加えることも好ましい。つまり請求項1の発明に、音出力手段と、前記保持離脱信号及び前記保持復帰信号を駆動信号とし、かつ前記音出力手段の出力制御を行う音出力制御手段とを、付け加えて、歯ブラシ保持台を構成するものが好ましい(請求項5)。
【0011】
さらに、請求項1〜4の発明に、音出力手段と、前記保持離脱信号と前記保持復帰信号及び前記カウント結果出力信号を駆動信号とし、前記音出力手段の出力制御を行う音出力制御手段とを、付け加えて、歯ブラシ保持台を構成するものが好ましい(請求項6)。
【0012】
【実施例】
次に本発明の歯ブラシ保持台の詳細を図示した実施例に基づき説明する。本実施例では、歯ブラシとして子供用歯ブラシを対象とする。図1は本発明の歯ブラシ保持台の実施例である正面図を表わしている。歯ブラシ保持台はアニメの主人公などの人気キャラクターの顔を模した人形本体1の側部に歯ブラシ保持部3を設けた構成である。人形本体1は図1では安定載置を可能とするため、末広がりの胴部2を設けた構成であるが、図2に示すように顔の下部を広面積の台座として使用することで、胴部2を省略することも出来る。又人形本体1は樹脂成型品であり、その耐水性により内部に内蔵される制御回路が保護される構造になっている。
【0013】
人形本体1の前面上部、中央部にはキャラクターの目と鼻を、又前面下部には半月状をした口を描き、この口の中に独立して表示点灯可能な単位表示部6を上下それぞれ6個連設した形状の歯列表示部5を設けている。ここで単位表示部6は1個の歯の形を表現している。ただし表示個数に限りがあるので、実際の歯と1対1の対応関係にあるものではない。この歯列表示部5は、各々の単位表示部6の表示面が独立の電極面で構成される液晶パネルを使用する。この歯列表示部5の表示制御を行うハードウエアは人形本体1に内蔵されている。
【0014】
歯ブラシ保持部3には、上方が開口した装着孔を設ける。この装着孔の深さは歯ブラシ4の柄の長さの5分の1程度とする。これは子供が歯ブラシ保持部3より歯ブラシ4を取出す時に、植毛部に触れることなく柄の部分を直に把持するのに好適なサイズである。この装着孔の中に歯ブラシ4の柄の下部を装着して、歯ブラシ4を保持する。この歯ブラシ保持部3が歯ブラシ保持手段に該当する。ここで、装着孔の内径と歯ブラシ4の柄の外径との径差は、歯ブラシ4の抜き差し動作が容易なサイズに設定されている。なお、抜き差し動作が困難とならない範囲であれば、装着孔内径と歯ブラシ4の柄の外径をほぼ一致させて柄の下部外周面を装着孔内周面に摩擦保持させてもよい。この場合は歯ブラシ4の自立姿勢の保持はより強固になる。
【0015】
図3及び図4は歯ブラシ保持部3の縦断面図であり、図3は歯ブラシ4を保持した場合を、図4は歯ブラシ4を保持しない場合を示す。この装着孔の底に歯ブラシ検知スイッチ11を設けている。図3、図4の歯ブラシ検知スイッチ11は、機械式の自己復帰式マイクロスイッチで、スイッチ本体部の上面に出没する可動片を有し、この可動片を歯ブラシの自重により押下することで、スイッチがONとなる。このマイクロスイッチに代えて可動片を間接的に押下するレバーを備えたマイクロスイッチを用いてもよい。なお、スイッチは水の溜まりにくい側壁に設ける場合もある。
以上の説明は、本実施例のみならず以下に述べる実施例にも共通のものである。本発明の歯ブラシ保持台は、以上述べた外観上の構成を有し、歯ブラシ保持部3への歯ブラシの脱着動作を契機として歯列表示部5の表示を起動させると共に、表示態様を変化させるものである。表示態様のパターンは様々であり、この表示パターンの制御を行うのが、人形本体に内蔵させた歯列表示制御手段である。表示パターンの具体的な動作態様は子供の関心を惹きやすく、歯磨の習慣付けを支援する観点から決定する。以下歯列表示部5の表示態様を制御するハードウエア構成並びにその動作フローを説明する。
【0016】
図5(a)は第1実施例の動作制御を担当するハードウエアのブロック図である。5は液晶パネルで構成された歯列表示部、6は前記歯列表示部5の区画された領域である単位表示部、11は歯ブラシ検知スイッチ、21はマイクロコンピュータ、22はマイクロコンピュータ21のCPU、23はマイクロコンピュータ21の入力部、24はマイクロコンピュータ21の出力部、25は電源スイッチと電池で構成される電源部、26は歯列表示部5の液晶パネルを駆動させるための液晶パネルドライバーである。本実施例では感電防止の観点から、電源に電池を使用しているが、商用電源を使用してもよい。
【0017】
図5(a)において、電源部25の電源スイッチがONすると本発明の歯ブラシ保持台の動作が開始され、電源スイッチがOFFすると動作が終了する。本歯ブラシ保持台は歯ブラシの着脱を検知する必要があることから、電源スイッチをOFFとすることは通常なく、常時ON状態で使用される。
【0018】
次に保持変化検出手段と歯列表示制御手段につき説明する。保持変化検出手段は、歯ブラシ4の保持有りから保持無しに変化した時に保持離脱信号を出力し、保持無しから保持有りに変化した時に保持復帰信号を出力する機能を有し、歯列表示制御手段は歯列表示部の表示パターン制御を行う機能を有するが、これらの機能は、前記のハードウエアと、図6(a)にフローを記載したソフトウエアで構成される。図6(a)の二重線はこれにぶら下がるフローがすべてマイクロコンピュータ21により同時並列処理されることを表わす。この点は、本明細書の他のフローチャートにおいても同様である。本発明では、歯ブラシ4が歯ブラシ保持部3から抜取られ、次に装着されるまでの間は歯磨動作がなされていると見なしている。
【0019】
保持変化検出手段は次のように構成される。図5(a)において歯ブラシ検知スイッチ11のON、OFF信号は入力部23を介してCPU22に伝えられ処理される。この処理は図6(a)においてAの部分、即ち「保持変化検出手段の動作フロー」として示す部分で処理され、そのフローの詳細は図7で示される。即ち電源がONの時、先ず最初に歯ブラシ4が歯ブラシ保持部3に装着状態であるか否かがチェックされる。つまり歯ブラシ検知スイッチ11がONか否かをチェックし(StepA1)、ONであれば歯ブラシ4が保持されていると判断して即座に保持復帰信号を出力し(StepA2)、OFFであればONになるのを待って保持復帰信号を出力することで行う。このようにして歯ブラシ4が保持状態であることが確認されれば、次にこの歯ブラシ4が抜かれる時期の検出が行なわれる。この検出は歯ブラシ検知スイッチ11がOFFか否かをチェックし、OFFになれば(StepA3)歯ブラシ4が抜かれたと判断して保持離脱信号を出力して(StepA4)、最初のステップ(StepA1)に戻り、最初から繰返す。
【0020】
歯列表示制御手段による処理は、図6(a)においてBの部分、即ち「歯列表示制御手段の動作フロー」として示す部分で処理され、そのフローの詳細は図8で示される。その内容は次のとおりである。保持離脱信号が出力されると(StepB1)歯列表示部5の点灯表示開始が指令される(StepB2)。この指令により、CPU22は予めプログラムされた内容に従って、歯列表示部5の、どの単位表示部6(1個或いは複数個)をどの位の時間間隔で点灯、消灯するかについて、液晶パネルを駆動する信号を生成し(この部分は図示されていない)、この信号を図5(a)の出力部24および液晶パネルドライバー26を介して歯列表示部5へ伝送することにより、歯列表示部5の点灯表示をおこなう。次に図8において保持復帰信号が出力されると(StepB3)、歯列表示部5の点灯表示終了が指令され(StepB4)、前記と同様な方法ですべての単位表示部6に消灯が指示され、歯列表示部5の点灯表示を終了する。
【0021】
歯列表示部5の表示態様としては、歯列表示部5を構成する単位表示部6夫々を個別に点灯表示する場合もあるし、あるいは歯列表示部を複数ブロックに分割し各ブロックに含まれる複数単位表示部を一括して点灯或いは消灯することもある。又点灯の具体的態様も、▲1▼全歯暗色状態から明色個所を徐々に増加させていく方法、▲2▼徐々に増大する明色領域において、この前記明色化をリードする単位表示個所を着目度を上げるために複数回点滅させる方法、▲3▼多階調表示可能な液晶等を用いて暗色から明色への移行を多階調にする方法等が考えられる。
【0022】
本実施例では、歯列表示部5として液晶を用いているが、駆動電圧が低く、消費電力も少なく、耐水性があるものであれば、他の表示デバイスを用いることも可能である。例えば、発光ダイオードや、面発光デバイスであるエレクトロルミネッセンス等が考えられる。
【0023】
以上の構成を有する第1実施例においては、歯ブラシ4が抜かれると歯ブラシ4が元に戻されるまで歯列表示部5が点灯動作をする。従って歯磨をしている子供の興味を惹くことができる。又歯列表示部5の点灯、消灯の方向および周期を、歯ブラシの上下または左右の動作のサイクルにあわせることによって、リズミカルな歯磨動作を子供にさせることが出来、楽しみながら歯磨動作をさせることが出来るとともに、正しい歯磨方法を習得させることができる。又歯ブラシ保持台に歯ブラシを保持させておくことにより、歯ブラシ4の植毛部を清潔に保つことが出来るが、子供が歯ブラシ4を歯ブラシ保持部3に戻すのを忘れると、その効果が得られないところ、本発明の歯ブラシ保持台では、歯列表示部5の表示を点滅表示させることにより、注意散漫を防いで歯ブラシ4の戻し忘れを防ぐことができる。
以上が本発明の歯列表示部5の表示パターンの基本形である。この基本型では、歯列表示部5の点灯、消灯は時間要素との関係はなく、歯ブラシ保持の有無信号のみに依存している。
【0024】
次に第2実施例について説明する。図5(b)がこの実施例のブロック図であり、この実施例では歯列表示部5の表示パターンの制御要素に、時間要素を付加している。具体的には、歯磨時間計測タイマー27(T)がCPU22に接続されている以外は第1実施例の図5(a)と同じである。又動作の処理フローは図6(b)に記載の通りであり、歯列表示制御手段の構成に、歯磨時間計測タイマー27による歯磨時間計測処理が付加される点を除けば、他は前記第1実施例と同じ構成である。歯磨時間計測タイマー27を設けたのは、歯磨に必要な一定時間を計測し、計測の終了により歯列表示部5の表示を終了させようとするものである。歯磨時間は一般的に3分間は必要とされており、本実施例においても計測時間を3分間に設定している。
【0025】
この3分間の時間計測を行う歯磨時間計測手段による処理は、図6(b)におけるCAで示す部分で処理され、そのフローの詳細は図9で示される。
先ず歯ブラシ4が抜かれて保持離脱信号の出力を検出すると(StepCA1)、歯磨時間計測タイマー27が時間計測を開始する(StepCA2)。この歯磨時間計測タイマー27には3分があらかじめセットされており、3分経過すると歯磨時間タイムアップ信号を出力する(StepCA3)。もし3分経過する前に歯ブラシが元に戻されて保持復帰信号の出力を検知すると(StepCA4)、歯磨時間タイムアップ信号は出力せずに歯磨時間計測タイマー27をリセットして(StepCA5)保持離脱信号検出ステップに戻る(StepCA1)。
【0026】
歯列表示部5の表示を点灯させる歯列表示制御手段は、次のように構成される。図6(b)のCBのフローつまり図10において、保持離脱信号の出力を検出すると(StepCB1)歯列表示部5の点灯表示開始を指令し(StepCB2)、第1実施例と同様な方法で歯列表示部5の点灯表示を行う。そして歯磨時間タイムアップ信号が出力されると(StepCB3)歯列表示部5の点灯表示終了を指令し(StepCB5)、第1実施例と同様な方法で歯列表示部5の点灯表示を終了する。もし3分経過する前に保持復帰信号の出力を検出すると(StepCB3、StepCB4)歯磨時間タイムアップ信号は出力せずに、歯列表示部5の点灯表示終了を指令し(StepCB5)保持離脱信号検出ステップに戻る(StepCB1)。
【0027】
以上の通り実施例2においては、歯ブラシ4が抜かれると3分間の間、歯列表示部5が点灯動作を行うようにしている。従って、歯磨をしている子供の興味を惹くことが出来るとともに必要な歯磨継続時間である3分を経過したことが子供にわかり、子供に歯磨を十分励行させることが出来る。もし子供が3分経過する前に歯ブラシを元に戻すと、その時点で歯列表示部5の点灯動作が終了するので、歯磨が十分でないことが子供にわかり反省の機会を与えることが出来る。
【0028】
次に第3実施例について説明する。この実施例は歯磨に要する時間をカウント数で表現し、歯磨完了までの段階を複数の到達段階に段階分けして、その達成状況を段階的に子供に知らしめることを可能にするものである。ハードウェアの構成は図5(c)において、歯磨時間計測タイマー27(T)の代りに歯磨時間計測カウンタ28(C)及び歯磨単位時間計測タイマー29(UT)がCPU22に接続されている以外は、第2実施例の図5(b)と同じである。ここにおいて歯磨時間計測カウンタ28(C)とは、前記のカウント数をカウントするカウンタである。このカウント数は、以下で説明する歯列表示部5をその単位表示部6の1個あるいは複数個を1グループとして区画した領域の個数に相当する。又歯磨単位時間計測タイマー29(UT)とは、実際に歯磨に要するトータル歯磨時間を前記カウント数で割算して求められる歯磨単位時間を計測するものである。又この歯磨単位時間は、歯列表示部5の前記1区画の点灯、消灯を制御する時間制御の単位時間に相当する。例えば、実際に歯磨に要する時間を3分間とし前記のカウント数を4とすると、この4を歯磨時間計測カウンタ28(C)がカウントすることになる。又歯磨単位時間は45秒間となり、歯磨単位時間計測タイマー29(UT)は、この45秒間を計測することになる。本実施例の動作の処理フローは図6(c)に記載の通りであり、電源のON,OFF処理及び保持変化検出手段のフローも第2実施例の図6(b)と同じである。
【0029】
第3実施例では歯列表示制御手段の構成に、前述のように第2実施例の歯磨時間計測タイマー27による歯磨時間計測手段に代えて、歯磨時間計測カウンタ28及び歯磨単位時間計測タイマー29で構成される歯磨時間計測手段を加えて行う。本実施例においても、計測時間は3分間とする。又、歯列表示部5の単位表示部6を図12で示すように連続する3個の単位表示部6をひとまとめにして、歯列全体を左上グループ、左下グループ、右上グループ、右下グループの4つのグループに分けている。
【0030】
本実施例の歯磨時間計測手段及び、歯列表示部5の表示を点灯させる歯列表示制御手段は、双方が複合した形で次のように構成される。この第3実施例の動作フローは図6(c)で示され、同図中のDで表わされる「歯列表示手段の動作フロー」の詳細は、図11で示される。本実施例では、歯ブラシ4が抜かれて保持離脱信号の出力を検出すると(StepD1)、まず歯列表示部5のすべての単位表示部6を暗色転換した後(StepD2)、歯磨時間計測カウンタ28に数字の4をセットし(StepD3のαを4とする)、次に45秒でタイムアップして歯磨単位時間タイムアップ信号を出力する歯磨単位時間計測タイマー29を起動し(StepD4のβを45とする)、このタイマーの歯磨単位時間タイムアップ信号の出力ごとに歯磨時間計測カウンタ28を減算カウントする(StepD5,StepD6,StepD8)。そしてこの歯磨時間計測カウンタ28のカウント結果出力信号が表わす数字に相当する単位表示部6のグループの表示を明色転換する。ここで数字の4に対応するのが左上グループであり、以下同様に数字の3に対応するのが左下グループ、数字の2に対応するのが右上グループ、数字の1に対応するのが右下グループである。そして歯磨時間計測カウンタ28のカウント結果出力信号が数字の0になるまでこれを繰返す(StepD10、StepD11)。カウント結果出力信号が数字の0になった後、歯ブラシ4が元に戻されて保持復帰信号の出力を検出すると(StepD14)、歯磨時間計測カウンタ28及び歯磨単位時間計測タイマー29をリセットして(StepD12、StepD13)保持離脱信号検出ステップ(StepD1)に戻る。この結果、歯列表示部5の表示は図13に示すように、左上グループ、左下グループ、右上グループ、右下グループの順に明色転換する。
【0031】
もしカウント結果出力信号が数字の0になる前に、歯ブラシ4が元に戻されて保持復帰信号の出力を検出すると(StepD9)、すべての単位表示部グループの表示を明色転換した後(StepD15)、歯磨時間計測カウンタ28及び歯磨単位時間計測タイマー29をリセットして(StepD12、StepD13)保持離脱信号検出ステップ(StepD1)に戻る。例えばカウント結果出力信号が数字の2のままで保持復帰信号の出力を検出すると、その段階でまだ明色転換していない右上グループ及び右下グループの表示をすべて明色転換する。
【0032】
以上の通り実施例3においては、歯ブラシ4が抜かれると最初に歯列表示部5を構成する4つのグループ全ての表示を暗色転換した後、3分間の間に歯列表示部5の4つのグループがグループ単位で順番に明色転換して白くなるので、あたかも黒い歯が、磨いたことにより白くなったような印象を子供に与えることが出来、第2実施例と同じく、歯磨をしている子供の興味を惹くことが出来るとともに、必要な歯磨継続時間である3分を経過したことが子供にわかり、子供に歯磨を十分励行させることが出来る。また歯列表示部5の表示が図13に示すように、左上グループ、左下グループ、右上グループ、右下グループの順に明色転換するので、子供に歯磨の順番を分からせることが出来、又表示の順番に合わせて、左上、左下、右上、右下の表示部分に相当する歯の部分を磨かせることにより、磨き忘れの部分がないようにすることが出来る。これを子供に繰返して行わせることにより、歯磨の正しい方法を子供に習熟させることもできる。又もし子供が3分を経過する前に歯ブラシ4を元に戻すと、次に歯ブラシ4を抜くまで一部のグループの表示が暗色表示のままの状態を続けるようにすれば(図11のStepD15を省略する)、歯磨を必要な時間だけ十分行なわなかったことにつき、子供に反省の機会を与えことが出来る。
【0033】
又第3実施例において、歯ブラシ4が抜かれて3分経過した場合、即ちカウント結果出力信号が数字の0になった場合に、歯列表示部5のすべての単位表示部6の表示を瞬間的に交互に数回、暗色転換と明色転換をさせる機能を追加してもよい。そうすることにより、広い面積の表示が激しく点滅するので、必要な時間十分に歯磨きをしたことを子供に強く印象づけることが出来る。
【0034】
次に第4実施例について説明する。この実施例は基本的に第3実施例と同じであるが、歯列表示部5の表示形態およびその表示制御方法が異なる。歯列表示部5の表示制御は、図14で示すように、上下6本の単位表示部6を各々独立させた形で行う。図14において、イ1、イ2、イ3は夫々左上の大臼歯、小臼歯、前歯を表わす。以下同様にロ1、ロ2、ロ3は左下の大臼歯、小臼歯、前歯を、ハ1、ハ2、ハ3は右上の大臼歯、小臼歯、前歯を、ニ1、ニ2、ニ3は右下の大臼歯、小臼歯、前歯を表わす。本実施例においても、歯磨時間計測手段の計測時間は3分間とする。
【0035】
本実施例の歯磨時間計測手段及び、歯列表示部5の歯列表示制御手段は、双方が複合した形で次のように構成される。前述したように、本実施例では歯列表示部の区画された領域の個数が12個であるから、カウント数は12となり、又歯磨単位時間は3分間を12で割算した15秒間となる。つまり図5(c)の歯磨時間計測カウンタ28に数字の12をセットし、歯磨単位時間計測タイマー29に15秒をセットする。即ち図6(c)のDのフローつまり図11において、StepD3のαを12とし、StepD4のβを15とする。それ以外のところは第3実施例と全く同じである。つまり歯磨時間計測カウンタ28のカウント結果出力信号が表わす数字の番号に相当する単位表示部6の表示を明色転換する。ここでカウント結果出力信号が出力する数字の12,11,10に対応するのが夫々左上の大臼歯(イ1)、小臼歯(イ2)、前歯(イ3)である。以下同様に数字の9,8,7に対応するのが左下の大臼歯(ロ1)、小臼歯(ロ2)、前歯(ロ3)、数字の6,5,4に対応するのが右上の大臼歯(ハ1)、小臼歯(ハ2)、前歯(ハ3)、数字の3,2,1に対応するのが右下の大臼歯(ニ1)、小臼歯(ニ2)、前歯(ニ3)である。この結果、歯列表示部5の表示の変化は、図15に示すような順に明色転換する。
【0036】
従って第3実施例に比べてより一層きめの細かい表示が可能となり、第3実施例以上の効果が得られる。即ち第3実施例による効果に加えて、歯磨の順番を大臼歯、小臼歯、前歯というように細かく分からせることが出来、又大臼歯、小臼歯、前歯各々の暗色表示時間を例えば、前歯よりは小臼歯の時間を長く、小臼歯よりは大臼歯の時間を長く設定するなど、磨き残しの発生し易い部位やより丹念に磨く必要のある部位と、他の部位との表示の時間に差をもたせることによって、よりきめの細かい歯磨方法を子供に分からせることが出来る。
【0037】
さらに、これまで述べた実施例に、音出力手段と音出力制御手段とを付け加えて音声出力機能を付与することも出来る。この音声出力機能を実現する音出力制御手段の動作フローは、図6(a)、(b)、(c)に示すように、他の処理と並列的に処理されるフローE、F、Gとして付加される。その内容としては、歯列表示部の点灯開始指令と同時に音声出力を開始するステップと歯列表示部の点灯終了指令と同時に音声出力を終了するステップとをループ接続したものでる。
【0038】
このようにすることにより、歯列表示部の表示が変化している間、同時に音楽を鳴らすことが出来、子供に楽しく歯磨をさせることが出来る。音楽は歯磨動作のテンポにあったリズミカルなものが好ましい。又音楽の代りに「ガンバッテ!」、「もう少しだ!」などの人の声を鳴らすことにより、子供を励ましてもよい。或いは歯列表示部の明色転換のシフトに同期して、「ハイ!今度は左の下の歯よ!」とか「ハイ!今度は左下の奥歯からよ!」などを鳴らすことにより、励ますことと指導することを合わせて行うようにしてもよい。
【0039】
図16は歯ブラシ保持台に時計をはめ込んだ実施例である。この場合、本発明の歯ブラシ保持台で時刻表示が出来るため、本発明の上記で説明した効果に加えて、子供が歯磨をする時刻を知ることが出来る利点もある。更に、この時計に目覚まし機能を付加することにより、歯磨をする時刻を子供に知らせることも出来る。
【0040】
【発明の効果】
本発明の歯ブラシ保持台は歯の色が変化する歯列表示部を有することにより、次の効果を有する。すなわち、子供が歯磨のため、歯ブラシを歯ブラシ保持台から抜いて元に戻すまでの間、歯列表示部の表示が変化するので、歯磨をする子供の興味を惹くことが出来る。又歯列表示部の点灯、消灯の方向および周期を、歯ブラシの上下または左右の動作のサイクルにあわせることによって、リズミカルな歯磨動作を子供にさせることが出来、楽しみながら歯磨動作をさせることが出来るとともに、正しい歯磨方法を習得させることができる。又歯列表示部の表示を点滅表示させることにより、注意散漫を防いで歯ブラシの戻し忘れを防ぐことができ、歯ブラシの植毛部を清潔に保つことが出来る。
【0041】
請求項2記載の歯ブラシ保持台は、子供が歯磨のため、歯ブラシを歯ブラシ保持台から抜いた後一定時間経過する間、歯列表示部の表示が変化するので、歯磨をする子供の興味を惹くことが出来る。
【0042】
また、歯列表示部の表示を分割して順番に表示出来るので、子供に歯磨の順番を分からせることが出来、又表示の順番に合わせて表示部分に相当する歯の部分を磨かせることにより、磨き忘れの部分がないようにすることが出来る。これを子供に繰返して行わせることにより、歯磨の正しい方法を子供に習得させることもできる。又子供が設定された時間より短い時間しか歯磨をしなかった場合には、それが分かる表示が後々まで残るようにすることも出来るため、子供に反省の機会を与えることが出来る。
【0043】
また、音出力手段と音出力制御手段とを附加することによって、上記に述べた効果をより一層高めることが出来る。即ち、歯列表示部の表示が変化している間、同時に音楽を鳴らすことが出来、子供に楽しく歯磨をさせることが出来る。又音楽の代りに励ましの声を出力することにより、子供を励ますことが出来る。あるいは、歯列表示部の明色転換のシフトに同期して、歯磨の手順を音声で出力することにより、子供に歯磨の指導をすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯ブラシ保持台の1実施例の外観図
【図2】他の実施例の正面図
【図3】歯ブラシを保持した状態の歯ブラシ保持部の縦断面図
【図4】歯ブラシを保持しない状態の歯ブラシ保持部の縦断面図
【図5】(a)は第1実施例のハードウエアのブロック図、(b)は第2実施例のハードウエアのブロック図、(c)は第3実施例及び第4実施例のハードウエアのブロック図
【図6】(a)は第1実施例のソフトウエアのフローチャート、(b)は第2実施例のソフトウエアのフローチャート、(c)は第3実施例及び第4実施例のソフトウエアのフローチャート
【図7】保持変化検出手段のフローチャート
【図8】第1実施例の歯列表示制御手段のフローチャート
【図9】第2実施例の歯磨時間計測手段のフローチャート
【図10】第2実施例の歯列表示制御手段のフローチャート
【図11】第3実施例及び第4実施例の歯磨時間計測手段及び歯列表示制御手段のフローチャート
【図12】第3実施例の歯列表示部の説明図
【図13】第3実施例の歯列表示部の明色転換のシフト説明図
【図14】第4実施例の歯列表示部の説明図
【図15】第4実施例の歯列表示部の明色転換のシフト説明図
【図16】本体前面に時計を設けた実施例の正面図
【符号の説明】
1 人形本体
2 人形胴部
3 歯ブラシ保持部
4 歯ブラシ
5 歯列表示部(液晶パネル)
6 単位表示部
7 はめ込み時計
11 歯ブラシ検知スイッチ
21 マイクロコンピュータ
22 マイクロコンピュータのCPU
23 マイクロコンピュータの入力部
24 マイクロコンピュータの出力部
25 電源部
26 液晶パネルドライバー
27 歯磨時間計測タイマー
28 歯磨時間計測カウンタ
29 歯磨単位時間計測タイマー
Claims (6)
- 歯ブラシ保持手段と、
前記歯ブラシ保持手段における歯ブラシの保持の有無を検知する歯ブラシ検知手段と、
前記歯ブラシ検知手段の出力が前記歯ブラシの保持有りから保持無しに変化した時に保持離脱信号を出力し、前記歯ブラシの保持無しから保持有りに変化した時に保持復帰信号を出力する保持変化検出手段と、
キャラクターの開口した口中内に個別に点灯制御可能な単位表示部を複数並設して構成した歯列を模した歯列表示部と、
あらかじめ設定した歯磨単位時間の計測を前記保持離脱信号により開始し、前記計測を終了すると歯磨単位時間タイムアップ信号を出力すると同時に、この歯磨単位時間タイムアップ信号を開始信号として前記歯磨単位時間の計測を複数回連続して行う歯磨単位時間計測手段及び、
前記歯磨単位時間タイムアップ信号が出力される毎に1カウントを既値に加算又は減算すると共に、カウント結果出力信号を出力する歯磨時間計測カウンタで構成される、
歯磨時間計測手段と、
前記保持離脱信号を開始信号とし、前記保持復帰信号を終了信号とし、前記カウント結果出力信号のカウント数が所定数に達した時を全歯列の歯磨完了時とみなし、歯磨動作の進行状況をそのカウント数で段階的に表現して、前記歯列表示部の表示パターン制御を行うとともに、前記カウント数が所定数に達する前に保持復帰信号の出力を検出した場合に、保持復帰信号の出力を検出したときの前記歯列表示部の表示が残るようにした歯列表示制御手段と、
よりなる、歯ブラシ保持台。 - 前記歯列表示制御手段は、前記保持復帰信号の出力を検出したときの歯列表示部の表示が、次に保持離脱信号を検知するまでの間、残り続けるようにした、請求項1記載の歯ブラシ保持台。
- 前記歯列表示制御手段が、前記単位表示部をすべて同時に明色から暗色に転換する暗色転換手段と、前記単位表示部を一個又は複数個まとめて順次暗色から明色に転換する明色転換手段と、よりなる、請求項1記載の歯ブラシ保持台。
- 前記歯列表示部の配列が上下2列で構成され、左上、左下、右上及び右下の4グループに分割されており、前記歯列表示制御手段が、全グループをすべて同時に明色から暗色に転換する暗色転換手段と、前記4グループを順次暗色から明色に明色表示面積が累積的に増大するよう転換する明色転換手段と、よりなる、請求項1記載の歯ブラシ保持台。
- 音出力手段と、前記保持離脱信号及び前記保持復帰信号を駆動信号とし、前記音出力手段の出力制御を行う音出力制御手段とを付加した、請求項1記載の歯ブラシ保持台。
- 音出力手段と、前記保持離脱信号と前記保持復帰信号及び前記カウント結果出力信号を駆動信号とし、前記音出力手段の出力制御を行う音出力制御手段とを付加した、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の歯ブラシ保持台。
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