JP4456250B2 - Fixed shock absorber for outboard motor packaging - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複雑・異形の船外機を輸送箱に収容して運搬する際に使用する固定緩衝体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に例示するように、船外機は重量が60〜70kgもある重く特殊形状をした大きな製品であるが、この船外機を梱包して遠隔地に輸送するに際しては後記のように特別な配慮が要求されている。
【0003】
船外機は、エンジン部を包むカウリング1、ステアリングハンドル2、船外機をボートの船尾に固定するためのクランプブラケット3、ドライブ軸を保護するアッパーケーシング4とロアケーシング6、キャビテーションプレート5、プロペラ7、スケグ8等を主要構成部品とする製品であり、図7に示すように、ロアケーシングに取付たプロペラを水面下に沈めて水を蹴りボートを走らせることができるようになっており、カウリング下の脚が細長い特殊形状をしている。また船外機の重心位置はカウリングの下部、すなわちドライブケーシングの上部に偏在した構造となっている。
したがって、このような複雑な構造をもった船外機を解体することなく梱包輸送する際には、輸送中及び荷役中に梱包箱を落としたり、強い衝撃や振動が加わっても船外機がガタついたり底付きすることなく、また外部からの衝撃等を吸収して製品に故障を生じないように梱包箱内に固定緩衝材を装置する必要があった。
【0004】
従来、25〜30馬力程度の小形船外機を輸送するときは、発泡スチロール等の合成樹脂成形品からなる上下の合わせ枠を用い、その両枠内に製品を嵌め込んだ上で輸送箱に入れて運搬していた。
【0005】
しかし現在、発泡スチロール等の合成樹脂材料から成る包装廃棄物の問題は、国の内外を問わず世界的な社会問題になっている。すなわち合成樹脂からなる包装廃棄物を処理するに当たっては紙等の可燃物と一緒に焼却できず、分別しなければならなかったので回収及び廃棄処理コストも高くつくという難点があるとともに、焼却するときに有害なガスが発生したり、燃焼カロリーが上昇して焼却炉を傷めることがあり、他方、埋立処理をしたときはこの種の廃棄物は分解しないという不都合を生ずる。
【0006】
そのため近年において、従来型の欠点である環境対策上の問題をクリアし、かつ古紙としてリサイクル処理しやすい段ボールを使用した固定緩衝材と、同じ紙製品である外装箱とを組み合わせた梱包材の開発が望まれている。
【0007】
かかる観点から最近において、本出願人等は、発泡スチロールの緩衝材に代えて段ボール製の枠材と外箱の組み合わせからなる船外機の梱包箱を提案した(特開平5−338669号公報参照)。
この梱包箱は、段ボール製の輸送箱の中に、2つ折にした段ボール単板からなる井桁状の受け枠と、同様な素材から成り、前記受け枠上に支持された船外機を上から押さえる押さえ枠とを組込んで構成した包装箱を提案している。さらに詳しく述べると、受け枠は、縦、横各2枚の細長い部材を井桁状をなすように組合わせ、その受け枠に船外機の外形の対応した窪みをくりぬき形成するとともに、押さえ枠は、全体を下向きコ字状に折り曲げた上で、折り曲げた両端を部分に船外機の外形の対応した窪みと前記縦部材に係合する凹部を形成し、さらに前記井桁状の受け枠とコ字状の押さえ枠との間に船外機を収納する構成とした包装技術を提案し、従来の合成樹脂梱包材に免れない環境問題上の欠点を解決させるに至っている。
【0008】
しかるにこの先行発明では、ほぼ70kgに近い重量があり、形状も大きな船外機を輸送するには、上記受け枠と押さえ枠の耐荷重強度が弱く、大きな衝撃や振動が加わると、その衝撃または振動により上記両枠の係合箇所が変形破損したり、包装品にガタつきを生ずるおそれがあることが判明した。
また、この先行例では下側の受け枠と上側の押さえ枠をきつくかみ合わせる必要があり、その作業が面倒でわずらわしく、包装時の組立作業効率の面でも改善が望まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来型の問題点を解決するものであって、梱包材に全て段ボール(紙材料)を使用するという先行発明の利点をそのまま生かしながら、重量物に対する耐荷重強度が高く、変形やがたつきを生じにくくし、かつ包装時に組み立て易く、しかも船外機のよう大型で異形の重量物を解体することなく、そのままの形で包装できる固定緩衝体を提案することを目的する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明が採用した課題解決手段は次の通りである。
(1) 請求項1の発明は外箱内の底部に設ける底部固定緩衝体と、上記外箱内の天部に設ける天部固定緩衝体とにより、上下より船外機をサンドイッチ状に挟んで弾性的に保持する固定緩衝体において、
上記底部固定緩衝体は、段ボール等の厚紙から形成した紙シートを角筒形に折曲げて中空材とし、その中空材により構成した2本の横梁部材に対し、同様な中空部材からなる2本の縦梁部材を直交するように組み合わせ、
上記天部固定緩衝体は、段ボール等の厚紙から形成したシートを角筒形に折曲げて中空材とし、その中空材により構成した1本の横梁部材に対し、同様な中空部材からなる2本の縦梁部材を直交するように組み合わせ、
かつ、上記底部固定緩衝体の横梁部材と上記天部固定緩衝体の横梁部材とを同一長さに形成させ、
包装時に、上記天部固定緩衝体の横梁部材の底面部を底部固定緩衝体の横梁部材間に嵌合させて、上記天部固定緩衝体と底部固定緩衝体とが平行移動及び斜め方向に移動しないように保持することを特徴とする船外機包装用の固定緩衝体である。
【0011】
(2) また、請求項2の発明は、上記天部固定緩衝体の横梁部材と、上記底部固定緩衝体の横梁部材とに、それぞれ船外機のドライブ軸保護ケーシングを上下から押さえる保持溝が形成され、少なくとも上記天部固定緩衝体の横梁部材を挟んだ一方の側にカウリング収容部が、他方の側にロアケーシング収容部が形成されている請求項1に記載の船外機包装用の固定緩衝体である。
【0012】
(3) また、請求項3の発明は、前記トップカウリング収容部の外側、及び/またはロアケーケーシング収容部の外側に、段ボール等の紙製平板状シートを用いて形成した妻面パッドが配置され、該妻面パッドはその一端または両端に中空角柱部を有している請求項2に記載の船外機包装用の固定緩衝体である。
【0013】
【発明の実施の形態】
次ぎに本発明の実施の形態を説明する。
添付図面には本発明を具体化した船外機包装用の固定緩衝体が示されており、図1は本発明に係る固定緩衝体を輸送用外装箱から取り出して示した分解斜視図、図2は使用時(包装時)の状態を示した斜視図である。図1において符号Gが船外機であり、符号10で示すものは輸送用外装箱(以下単に外箱という)である。
【0014】
本発明の固定緩衝体は、全体として符号11で示した底部固定緩衝体と、12で示した天部固定緩衝体とからなり、上記のように底部緩衝体11は外箱10の底部にセットして使用される。船外機Gは底部緩衝体11と上記外箱10の天部にセットする天部固定緩衝体12とにより、上下からサンドイッチ状に挟んで弾性的に保持される。
【0015】
図1で使用されている外箱10は、通常A−1形と呼ばれている外フラップ付き合わせタイプの段ボール箱であり、JIS Z 1507、コード0201で規定された箱形式と同じものである。しかし、本発明で使用する箱は、これに限るものではない。また箱素材も本発明の固定緩衝体と同様にコルゲート構造をもつ紙、すなわち段ボールまたは段ボール同等のシートを使用するのが好ましいが、板紙あるいはこれらを適宜組み合わせて構成した複合シートを用いることが可能である。
【0016】
次に底部固定緩衝体10について、図4を参照し説明する。
底部緩衝体は、2本の横梁部材21A、21Bと、それらを横切るように組み立てられる2本の横方向に延びる縦梁部材22A、22Bとからなっている。2本の横梁部材21A、21Bは、共に外箱の対向する妻板間の長さに対応する長さに作られている。また2本の縦梁部材22A、22Bは、外箱の対向する側板間の長さに対応する長さに作られている。さらに2本の横梁部材21A、21Bは、ともに同じ高さに作られているが、縦梁部材22A、22Bよりも高さは若干高く形成されている。
【0017】
図4に示すように、横梁部材21A、21Bと縦梁部材22A、22Bは、断面が角型の中空部材より形成されている。通常は、コルゲート構造のシートを角筒形に折り曲げて作ったパイプ材や断面コ字形に折り曲げたシートを向き合わせて作った中空部材より形成される。
【0018】
そして上記横梁部材21A、21Bと縦梁部材22A、22Bには両者が交叉する箇所に、きつくかみ合わせための垂直方向の差込み用の溝または切欠きが形成されている。対応する各溝または切欠きを互いにきつく噛合わせて、上記横梁部材と縦梁部材とを互いに噛合わせて固定し、全体としてほぼ井桁構造となるように組み立てて、船外機Gを載せる台として使用する。
【0019】
2本の横梁部材21A、21Bの中央上面には、船外機のドライブ軸保護ケーシングを支える保持溝23A、23Bが形成されている。この保持溝は、左右共に同じレベル(高さ)に形成され、上記ケーシングを水平に支承させることができる構造になっている。この保持溝を挟んでステージの一端側にカウリング収容部24が、他端側にロアケーシング収容部25が、それぞれ2本の縦梁部材22A、22Bにより前後を囲まれるように形成されている。
【0020】
符号26で示すものは、横梁部材21Aのカウリング収容部側に接着剤で固着した重心部支持パッドであり、コルゲート構造のシートを角筒形に折り曲げて作られ、船外機のカウリングのボトムに当接する構成となっている。また縦梁部材22Aの上面プロペラ側にはプロペラ収容穴27が形成されている。
【0021】
続いて天部固定緩衝体11について、図3を参照して説明する。
天部緩衝体11は、1本の横梁部材31と、それと直角に組み立てられる長短2本の横方向に延びる縦梁部材32A、32Bとからなっている。長尺の縦梁部材32Aは、底部固定緩衝体10の縦梁部材22A、22Bと同じ長さに形成され、横梁部材31を横切るように構成されている。他方の縦梁部材32Bは、短く、この実施の形態では横梁部材のところで止まっている。これはガソリンタンクの収容部35を形成するためである。しかし、縦梁部材32Aと同じ長さの中空部材を使用して横梁部材31を横切るように構成してもよい。
上記天部固定緩衝体11を構成する横梁部材31と縦梁部材32A、32Bは、底部固定緩衝体と同じ様に、両者が交叉する箇所に、きつくかみ合わせための垂直方向の溝または切欠が形成されている。対応する各溝または切欠を互いにきつく噛合わせて、上記横梁部材と縦梁部材とを互いに固定する。
【0022】
この横梁部材31と縦梁部材32A、32Bも、断面が角型の中空部材より形成するもので、通常は、コルゲート構造のシートを角筒形に折り曲げて作ったパイプ材や断面コ字形に折り曲げたシートを向き合わせて作った中空部材より形成する。また横梁部材31と縦梁部材32A、32Bの上面は同じ高さになるように組み立てられているが、図1に示すように、横梁部材31の底面部は縦梁部材32A、32Bのそれよりも下方に突き出るように形成されている。
【0023】
図面は省略しているが、横梁部材31の中央下面には、船外機のドライブ軸保護ケーシングを上から押さえる保持溝33が形成されている。また、縦梁部材32Aのカウリング側下面にはカウリングを上から押さえる凹欠34が、他方のロアケーシング側の下面にプロペラ収容穴35が形成されている。縦梁部材32Bの側面にはステアリングハンドルの収納穴36が形成されている。
【0024】
図1〜6に示すように、底部固定緩衝体11の横梁部材21A,21Bと天部固定緩衝体12の横梁部材31とは、等しい長さに形成されている。図5に示したように、使用時には、上記天部固定緩衝体12の横梁部材31の底面部を、底部固定緩衝体の横梁部材21A、21B間に挿入して嵌合させ、上記天部固定緩衝体と底部固定緩衝体とが実質的に平行移動及び斜め方向に移動しないように保持されている。
【0025】
符号40、40A、40Bで示すものは、外箱のカウリング側の内妻面とプロペラ側の内妻面にそれぞれ配設して使用する妻面パッドである。妻面パッド40、40Aは断面がチャンネル形をした部材41の両端に1組の角柱部41A、41Bを有している。43はカウリング保護仕切り、44はケーシングの保護仕切りである。
【0026】
次に本発明の固定緩衝体の使い方をさらに詳しく説明する。
図1に示した船外機を梱包し輸送する場合、外箱の妻面に妻面パッド40、40A、40Bを取り付けてから、まず底部固定緩衝体11を外箱10の底部にセットする。その後、底部固定緩衝体11の上に船外機Gを静置する。このとき重心支持パッド26上に船外機のカウリングのボトムを当接させながら、同時に細長いドライブ軸保護ケーシング部分を横梁部材21A、21Bの中央部に形成した保持溝23A、23Bに嵌め込み横架するとともに、カウリングはカウリング収容部24に納め、ロアケーシングはロアケーシング収容部25に納め、プロペラはプロペラ収納穴27に入れ、位置決めするとともに、その上から天部固定緩衝体12を組み合わせる。このとき、天部固定緩衝体12の横梁部材31の底面部を底部固定緩衝体11の横梁部材21A、21B間に嵌合させ、上記天部固定緩衝体と底部固定緩衝体とが実質的に平行移動しないように保持させるのである。このようにすれば、横梁部材31の設けた保持溝33で船外機のドライブ軸の保護ケーシングを上から押さえられる。カウリングは縦梁部材32Aに形成した凹欠34で押さえられ、ステアリングハンドル収納穴36にステアリングハンドルを入れると、図2に示したように、船外機Gは上下の固定緩衝体11と12とにより保持され動かなくなる。このようにして船外機Gを箱10の中へ収めたのち、該箱の内外フラップを閉じ、外側から接着テープを貼り、最後に箱の外からバンドを掛けて梱包を終えるのである。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明は、底部固定緩衝体11と天部固定緩衝体12とにより船外機を上下よりサンドイッチ状に保持するものであり、上記両固定緩衝体は、段ボール等の厚紙から形成したシートを角筒形に折曲げて中空材とし、その中空材により構成した横梁部材に対し、同様部材からなる縦梁部材を直交するように組み合わせたものであり、上記底部固定緩衝体の横梁部材と上記天部固定緩衝体の横梁部材とを同一長さに形成させ、包装時に、上記天部固定緩衝体の横梁部材の底面部を底部固定緩衝体の横梁部材間に嵌合させて上記天部固定緩衝体と底部固定緩衝体とが平行移動及び斜め方向に移動しないように保持するものであるから、重量物に対する耐荷重強度が高く、変形やがたつきを生じにくくなり、輸送中及び荷役中の振動や衝撃に対し十分な強度を発揮するとともに、軽量で低コストの梱包体が得られるという効果を有する。
また本発明によれば、使用後の包装材の廃棄処理に際し回収や焼却が容易で環境負荷が少なくなる点でも優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固定緩衝体を箱から取り出して示した分解斜視図である。
【図2】使用時(包装時)の状態を示した斜視図である。
【図3】天部固定緩衝体の全体を示した斜視図である。
【図4】底部固定緩衝体の全体を示した斜視図である。
【図5】底部固定緩衝体と底部固定緩衝体とを組合わせた状態を示した側面図である。
【図6】底部固定緩衝体と底部固定緩衝体とを組合わせた状態を示した平面図である。
【図7】船外機の外観図である。
【符号の説明】
1 トップカウリング
2 ステアリングハンドル
3 クランプブラケット
4 アッパーケーシング
5 キャビテーションプレート
6 ロアケーシング
7 プロペラ
8 スケグ
G 船外機
10 外箱
11 底部固定緩衝体
12 天部固定緩衝体
21A、21B、31 横梁部材
22A、22B、32A、32B 縦梁部材
23A、23B、33 保持溝
24 カウリング収容部
25 ロアケーシング収容部
26 重心支持パッド
27 プロペラ収容穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fixed shock absorber that is used when a complex or irregular outboard motor is accommodated in a transport box and transported.
[0002]
[Prior art]
As illustrated in FIG. 7, the outboard motor is a large product having a heavy special shape with a weight of 60 to 70 kg. However, when the outboard motor is packed and transported to a remote place, it is special as described later. Careful consideration is required.
[0003]
The outboard motor includes a cowling 1 that wraps the engine, a
Therefore, when packing and transporting an outboard motor having such a complicated structure without dismantling it, the outboard motor will not be damaged even if the packing box is dropped during transportation or loading, or strong impacts or vibrations are applied. There was a need to install a fixed cushioning material in the packing box so that the product would not be damaged by rattling or bottoming and absorbing external shocks.
[0004]
Conventionally, when transporting a small outboard motor of about 25 to 30 horsepower, upper and lower alignment frames made of a synthetic resin molded product such as polystyrene foam are used, and the products are fitted in both frames and placed in a transport box. I was carrying it.
[0005]
However, at present, the problem of packaging waste made of synthetic resin materials such as polystyrene foam has become a global social problem regardless of the country or country. That is, when processing packaging waste made of synthetic resin, it could not be incinerated with combustibles such as paper, and it had to be separated, so there was a problem that the recovery and disposal costs were high, and when incinerated Injury gas may be generated, burned calories may increase and the incinerator may be damaged. On the other hand, when landfilling is performed, this kind of waste is not decomposed.
[0006]
Therefore, in recent years, we have developed a packaging material that combines a fixed cushioning material that uses corrugated cardboard that is easy to recycle as used paper and an exterior box that is the same paper product, clearing the problems of environmental measures, which is a drawback of the conventional type. Is desired.
[0007]
From this viewpoint, the present applicants have recently proposed a packaging box for an outboard motor comprising a combination of a cardboard frame material and an outer box in place of the foam cushioning material (see Japanese Patent Laid-Open No. 5-338669). .
This packing box is composed of a cardboard-shaped receiving frame made of corrugated cardboard folded in a corrugated cardboard shipping box and the same material, and the outboard motor supported on the receiving frame is viewed from above. Proposes a packaging box that incorporates a holding frame to hold down. More specifically, the receiving frame is formed by combining two vertical and horizontal elongate members so as to form a cross-beam shape, and by forming a hollow corresponding to the outer shape of the outboard motor in the receiving frame, Then, after folding the whole downward in a U-shape, the bent ends are formed with corresponding recesses in the outer shape of the outboard motor and recesses that engage with the vertical members, and further, A packaging technique has been proposed in which an outboard motor is accommodated between the holding frame and a conventional plastic frame material.
[0008]
However, in this prior invention, in order to transport an outboard motor having a weight of approximately 70 kg and a large shape, the load bearing strength of the receiving frame and the holding frame is weak, and when a large impact or vibration is applied, the impact or It has been found that there is a possibility that the engaging portion of both the frames may be deformed and damaged due to vibration, or the packaged product may be rattled.
Further, in this prior example, it is necessary to tightly engage the lower receiving frame and the upper holding frame, which is cumbersome and cumbersome, and an improvement in the assembly work efficiency at the time of packaging has been desired.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves the above-mentioned problems of the conventional type, and maintains the advantages of the prior invention of using all corrugated cardboard (paper material) for the packaging material as it is, and has a high load bearing strength against heavy objects and deformation. An object of the present invention is to propose a fixed shock absorber that can be easily assembled at the time of packaging and that can be packaged as it is without disassembling a large and irregular heavy object such as an outboard motor.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The problem solving means employed by the present invention to solve the above problems are as follows.
(1) In the invention of claim 1, the outboard motor is sandwiched between the top and bottom by a bottom fixing buffer provided at the bottom in the outer box and a top fixing buffer provided at the top in the outer box. In the fixed buffer that holds elastically,
The bottom fixed buffer body is formed by folding a paper sheet formed of cardboard or other thick paper into a rectangular tube shape to form a hollow material, and two transverse beam members made of the hollow material are made of similar hollow members. Combine the vertical beam members of
The top fixed cushion is made of a cardboard or other thick paper sheet that is folded into a rectangular tube shape to form a hollow material, and two transverse beam members made of the hollow material are made of similar hollow members. Combine the vertical beam members of
And the transverse beam member of the bottom fixed buffer and the transverse beam member of the top fixed buffer are formed to the same length,
At the time of packaging, the bottom portion of the cross beam member of the top fixed buffer is fitted between the cross beam members of the bottom fixed buffer, and the top fixed buffer and the bottom fixed buffer move in parallel and obliquely. It is the fixed buffer for outboard motor packaging characterized by holding so that it may not.
[0011]
(2) Further, in the invention of
[0012]
(3) Further, in the invention of
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described.
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a fixed shock absorber for outboard motor packaging embodying the present invention. FIG. 2 is a perspective view showing a state in use (packaging). In FIG. 1, reference numeral G denotes an outboard motor, and reference numeral 10 denotes a transport outer box (hereinafter simply referred to as an outer box).
[0014]
The fixed shock absorber of the present invention comprises a bottom fixed shock absorber indicated by
[0015]
The outer box 10 used in FIG. 1 is a corrugated cardboard box with an outer flap which is generally called A-1 type, and is the same as the box format defined by JIS Z 1507 and code 0201. . However, the box used in the present invention is not limited to this. As for the box material, it is preferable to use paper having a corrugated structure, that is, corrugated cardboard or a sheet equivalent to corrugated cardboard as in the case of the fixed buffer of the present invention, but it is possible to use paperboard or a composite sheet constituted by appropriately combining these. It is.
[0016]
Next, the bottom fixed shock absorber 10 will be described with reference to FIG.
The bottom shock absorber is composed of two
[0017]
As shown in FIG. 4, the
[0018]
The
[0019]
Holding
[0020]
What is indicated by
[0021]
Next, the
The
The
[0022]
The
[0023]
Although not shown in the drawings, a holding
[0024]
As shown in FIGS. 1 to 6, the cross beam members 21 </ b> A and 21 </ b> B of the bottom fixed
[0025]
[0026]
Next, the usage of the fixed buffer of the present invention will be described in more detail.
When packing and transporting the outboard motor shown in FIG. 1, first, the bottom fixed
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the outboard motor is sandwiched from above and below by the bottom fixed
Further, according to the present invention, an excellent effect is exhibited in that the packaging material after use can be easily recovered and incinerated and the environmental load is reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a fixed shock absorber according to the present invention taken out of a box.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in use (packaging).
FIG. 3 is a perspective view showing the entire top fixed buffer.
FIG. 4 is a perspective view showing the entire bottom fixing buffer.
FIG. 5 is a side view showing a state in which a bottom fixed buffer and a bottom fixed buffer are combined.
FIG. 6 is a plan view showing a state in which a bottom fixed buffer and a bottom fixed buffer are combined.
FIG. 7 is an external view of an outboard motor.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (3)
上記底部固定緩衝体は、段ボール等の厚紙から形成したシートを角筒形に折曲げて中空材とし、その中空材により構成した2本の横梁部材に対し、同様な中空部材部材からなる2本の縦梁部材を直交するように組み合わせ、
上記天部固定緩衝体は、段ボール等の厚紙から形成したシートを角筒形に折曲げて中空材とし、その中空材により構成した1本の横梁部材に対し、同様な中空部材からなる2本の縦梁部材を直交するように組み合わせ、
かつ、上記底部固定緩衝体の横梁部材と上記天部固定緩衝体の横梁部材とを同一長さに形成させ、
包装時に、上記天部固定緩衝体の横梁部材の底面部を底部固定緩衝体の横梁部材間に嵌合させて、上記天部固定緩衝体と底部固定緩衝体とが平行移動及び斜め方向に移動しないように保持されていることを特徴とする船外機包装用の固定緩衝体。A fixed buffer that elastically holds an outboard motor sandwiched from above and below by a bottom fixed buffer provided on the bottom of the outer box and a top fixed buffer provided on the top of the outer box. There,
The bottom fixed buffer body is formed of a cardboard or other thick paper sheet, folded into a rectangular tube shape to form a hollow material, and two transverse beam members made of the hollow material are made of two similar hollow member members. Combine the vertical beam members of
The top fixed cushion is made of a cardboard or other thick paper sheet that is folded into a rectangular tube shape to form a hollow material, and two transverse beam members made of the hollow material are made of similar hollow members. Combine the vertical beam members of
And the transverse beam member of the bottom fixed buffer body and the transverse beam member of the top fixed buffer body are formed in the same length,
At the time of packaging, the bottom portion of the cross beam member of the top fixed buffer is fitted between the cross beam members of the bottom fixed buffer, and the top fixed buffer and the bottom fixed buffer move in parallel and obliquely. A fixed shock absorber for outboard motor packaging, characterized in that it is held so that it does not.
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