JP4453210B2 - Air conditioner for vehicles - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置において、左右に分割された樹脂製の空調ケースの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7(a)の断面図および図7(b)の上面図に示す、特開2000−71748号公報に記載の車両用空調装置では、樹脂製の空調ケース11上面の左右方向中央部にセンターフェイス開口部26を形成し、センターフェイス開口部26の左右両側にサイドフェイス開口部25を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば、空調装置の車両搭載位置によっては、上記公報の空調装置では、計器盤中央部に配置されるセンターフェイス吹出口とセンターフェイス開口部とを接続するセンターフェイスダクトを、オーディオデッキ機器等のセンタークラスタを左右方向に迂回させて設置させなければならない場合がある。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、計器盤中央部に配置されるセンターフェイス吹出口とセンターフェイス開口部とを接続するセンターフェイスダクトの圧損低減を図ることを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両左右方向に垂直な分割面(C)で分割された右側ケース(11R)および左側ケース(11L)から構成され、空気通路を形成する樹脂製の空調ケース(11)と、空気通路内に配置されて空気を冷却する冷房用熱交換器(12)と、空気通路内に配置されて空気を加熱する暖房用熱交換器(13)と、空調ケース(11)のうち分割面(C)を中心に左右対称に形成され、両熱交換器(12、13)により冷却、加熱された空調風を車室内前席側の車両左右方向の左右両側部において前席乗員の上半身もしくは車両側面窓ガラスに向けて吹き出すサイドフェイス開口部(25)と、空調ケース(11)のうちサイドフェイス開口部(25)の左右両側に形成され、両熱交換器(12、13)により冷却、加熱された空調風を車室内前席側の車両左右方向の中央部において前席乗員の上半身に向けて吹き出すセンターフェイス開口部(26)と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1の記載の発明では、センターフェイスダクトの湾曲部を少なくでき、圧損低減に有利である。
また、請求項1に記載の発明では、サイドフェイス開口部(25)およびセンターフェイス開口部(26)への空調風の流れを制御するドア手段(33)と、空調ケース(11)のうち分割面(C)部分に形成され、センターフェイス開口部(26)がドア手段(33)により閉塞されたときでも、サイドフェイス開口部(25)へ空調風を導入する常開通路(27a)とを備え、常開通路(27a)を空調ケース(11)の外方に拡大させて形成したことを特徴とする。
【0008】
ここで、右側ケース(11R)および左側ケース(11L)は車両左右方向に分割されたケースであるため、車両左右方向に金型を型抜きさせなければならない。これに対し、請求項1に記載の発明では、常開通路(27a)を、空調ケース(11)の分割面(C)部分にて空調ケース(11)の外方に拡大させて形成しているので、空調ケース(11)のうち常開通路(27a)を形成する部分が車両左右方向に金型を型抜きさせることの妨げにならないようにできる。
【0009】
よって、空調ケース(11)のうちサイドフェイス開口部(25)の左右両側にセンターフェイス開口部(26)を形成しつつ、空調ケース(11)と別体の部品を必要とすることなく空調ケース(11)への常開通路(27a)の形成を可能にできる。
【0010】
さらに、請求項1に記載の発明では、空調ケース(11)に形成され、両熱交換器(12、13)により冷却、加熱された空調風を車両前面窓ガラスに向けて吹き出すデフロスタ開口部(21)を備え、常開通路(27a)の一端(27b)をサイドフェイス開口部(25)内に配置し、他端(27c)をデフロスタ開口部(21)内に配置して、サイドフェイス開口部(25)とデフロスタ開口部(21)とを直接連通させるようにしたことを特徴とする。
【0011】
ところで、一般に、デフロスタ開口部(21)は、車両前面窓ガラスの曇り止めを図る目的で、全吹出モードにおいて常時空調風を吹き出させるように開閉制御されている。よって、請求項1に記載の発明のように、サイドフェイス開口部(25)とデフロスタ開口部(21)とを直接連通させれば、デフロスタ開口部(21)の開閉制御によりサイドフェイス開口部(25)から常時空調風を吹き出させるようにすることができるので、サイドフェイス開口部(25)から常時空調風を吹き出させるようにすることを容易にできる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明のように、分割面(C)に、空気通路を車両左右方向に仕切る仕切板を配置し、車室内の左右の空調ゾーンをそれぞれ独立に空調可能になっている空調装置に請求項1に記載の発明を適用できることは勿論である。
【0013】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1〜図5は、本実施形態における空調ユニット10部分を示すもので、本実施形態による車両用空調装置の通風系は、大別して、図示しない送風機ユニットと、空調ユニット10との2つの部分に分かれている。送風機ユニットは車室内の計器盤下方部のうち、中央部から助手席側へオフセットして配置されており、これに対し、空調ユニット10は車室内の計器盤下方部のうち、車両左右方向の略中央部に配置されている。
【0015】
送風機ユニットは周知のごとく内気(車室内空気)と外気(車室外空気)を切替導入する内外気切替箱と、この内外気切替箱を通して空気を吸入して送風する送風機とから構成されている。
【0016】
空調ユニット10部は、1つの共通の空調ケース11内に蒸発器(冷房用熱交換器)12とヒータコア(暖房用熱交換器)13を両方とも一体的に内蔵するタイプのものである。空調ケース11はポリプロピレンのような、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなる。空調ケース11は具体的には車両左右方向に垂直な分割面(図2中の符号Cに示す面)で分割された右側ケース11Rおよび左側ケース11Lから構成されており、これらの右側および左側ケース11R、11Lは、上記熱交換器12、13、後述のドア等の機器を収納した後に、金属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて空調ユニット10を構成する。
【0017】
そして、これらの右側および左側ケース11R、11Lを樹脂成形する際には、図2、図3中の矢印K1に示す方向(車両左右方向)に金型を型抜きするようになっている。なお、後述のデフロスタ開口部やフェイス開口部等のアンダーカット部はスライドコアにより型抜きするようになっている。
【0018】
空調ユニット10部は、車室内の計器盤下方部の略中央部に、車両の前後方向および上下方向に対して、図1に示す形態で配置されている。空調ケース11の、最も車両前方側部位の側面(助手席側の側面)には空気入口14が形成されている。この空気入口14には、前述の送風機ユニットから送風される空調空気が流入する。
【0019】
空調ケース11内において空気入口14直後の部位に蒸発器12が配置されている。この蒸発器12は車両前後方向には薄型の形態で空調ケース11内通路を横断するように上下方向に配置されている。従って、蒸発器12の車両上下方向に延びる前面に空気入口14からの送風空気が流入する。この蒸発器12は周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空調空気から吸熱して、空調空気を冷却するものである。
【0020】
そして、蒸発器12の空気流れ下流側(車両後方側)に、所定の間隔を開けてヒータコア13が配置されている。このヒータコア13は空調ケース11内の下方側において、車両後方側に傾斜して配置されている。なお、図示しないが、蒸発器12およびヒータコア13の車両左右方向の幅寸法は、空調ケース11の幅寸法と略同等に設計されている。
【0021】
ヒータコア13は、蒸発器12を通過した冷風を再加熱するものであって、その内部に高温の温水(エンジン冷却水)が流れ、この温水を熱源として空気を加熱する温水式熱交換器である。空調ケース11内の空気通路において、ヒータコア13の上方部位には、このヒータコア13をバイパスして空気(冷風)が流れる冷風バイパス通路15が形成されている。
【0022】
また、ヒータコア13と蒸発器12との間の部位には平板状のエアミックスドア16が配置されている。このエアミックスドア16は、ヒータコア13で加熱される温風と、冷風バイパス通路15を通ってヒータコア13をバイパスする冷風との風量割合を調整する。エアミックスドア16は水平方向(車両幅方向)に配置された回転軸17と一体に結合されており、この回転軸17を中心として車両上下方向に回動可能になっている。このエアミックスドア16は上記風量割合の調整により車室内への吹出空気温度を調整する温度調整手段をなす。
【0023】
回転軸17は、空調ケース11に回転自在に支持され、かつ回転軸17の一端部は空調ケース11の外部に突出して、図示しないリンク機構を介して、サーボモータ等を用いたアクチュエータ機構または手動操作機構に連結され、このアクチュエータ機構または手動操作機構によりエアミックスドア16の回動位置を調整するようになっている。
【0024】
そして、空調ケース11において、ヒータコア13の空気下流側(車両後方側の部位)には、ヒータコア13との間に所定間隔を開けて上下方向に延びる壁面18が空調ケース11に一体成形されている。この壁面18によりヒータコア13の直後から上方に向かう温風通路19が形成されている。温風通路19の下流側(上方側)はヒータコア13の上方部において冷風バイパス通路15の下流側と合流し、冷風と温風の混合を行う空気混合部20を形成している。
【0025】
一方、空調ケース11の上面部において、空気混合部20に隣接する部位にデフロスタ開口部21が開口している。このデフロスタ開口部21は空気混合部20から温度制御された空調風が流入するものであって、図示しないデフロスタダクトを介してデフロスタ吹出口に接続され、このデフロスタ吹出口から、車両前面窓ガラスの内面に向けて空調風を吹き出す。
【0026】
デフロスタ開口部21は平板状のデフロスタドア22により開閉される。このデフロスタドア22は、空調ケース11の上面部近傍にて水平方向に配置された回転軸23により回動するようになっている。また、デフロスタドア22はデフロスタ開口部21と連通口24を切替開閉する。この連通口24は空気混合部20からの空調風を後述のフェイス開口部およびフット開口部側へ流すための通路となる。
【0027】
図2および図3は空調ケース11の上面部のうち、デフロスタ開口部21およびフェイス開口部の形成部位を示す図であり、吹出開口部の形状は分割面Cを中心に左右対称である。空調ケース11の上面部において、デフロスタ開口部21よりも車両後方側(乗員寄り)の部位に、前席用サイドフェイス開口部25が設けられている。
【0028】
この前席用サイドフェイス開口部25は空調ケース11の上面部において車両幅(左右)方向の中心部に配置され、この前席用サイドフェイス開口部25の左右両側部に前席用センターフェイス開口部26が配置されている。
【0029】
そして、サイドフェイス開口部25は、図示しないサイドフェイスダクトを介して、計器盤幅方向の左右両側部に配置されているサイドフェイス吹出口に接続される。このサイドフェイス吹出口は夏期には空調風(冷風)を車室内前席側の幅方向の左右両側部において乗員の上半身に向けて吹き出すとともに、冬期には空調風(温風)を車両側面窓ガラスに向けて吹き出す。従って、サイドフェイス吹出口は周知のごとく乗員の上半身および車両側面窓ガラスの両方に向けて空調風を吹出可能な風向変更グリルを備えている。
【0030】
また、センターフェイス開口部26は図示しないセンターフェイスダクトを介して、計器盤幅方向の中央部上方側に配置されているセンターフェイス吹出口に接続され、このセンターフェイス吹出口から空調風(冷風)を車室内前席側の幅方向の中央部において前席乗員の上半身に向けて吹き出す。
【0031】
図4は図2のA−A断面を示す部分拡大図であり、図5は図2のB−B断面を示す部分拡大図である。図3〜5に示すように、空調ケース11の上面部には、空調ケース11の外方に拡大し、サイドフェイス開口部25の車両前方側からデフロスタ開口部21の車両後方まで筒状に延びる拡大部27が形成されている。そして、図5に示すように拡大部27の内部には常開通路27aが形成されており、常開通路27aの一端27bはサイドフェイス開口部25内に配置され、他端27cはデフロスタ開口部21内に配置されている。従って、常開通路27aにより、サイドフェイス開口部25とデフロスタ開口部21とは直接連通されている。
【0032】
なお、この常開通路27aは空調ケース11の上面部のうち拡大部27だけを外方に拡大させて形成しているので、右側および左側ケース11R、11Lを樹脂成形するにあたり、矢印K1に示す方向(車両左右方向)に金型を型抜きすることの妨げとならず、また、スライドコアを必要とすることもなく、拡大部27を右側および左側ケース11R、11Lと一体に樹脂成形できる。
【0033】
よって、デフロスタドア22が連通口24を閉じた場合や、後述のフットフェイス切換用ドアがサイドフェイス開口部26を閉じた場合であっても、常開通路27aにより空気混合部20からの空調風を常時、サイドフェイス開口部26に導入できるようにしている。
【0034】
次に、空調ケース11において最も車両後方側の外壁面28は、壁面18との間に所定間隔を開けて上下方向に延びている。そして、この外壁面28と壁面18の間に、連通口24の直後から下方に向かうフット通路29が形成されている。このフット通路29の上下方向中間部には、前述の前席用フット開口部30が設けられている。この前席用フット開口部30は空調ケース11の左右両側の側面に開口しており、図示しない前席用フットダクトを介して前席用フット吹出口から、前席の運転席側および助手席側の乗員足元に空調風を吹き出す。
【0035】
また、フット通路29の下方部には、後席用フット開口部31が設けられており、この後席用フット開口部31は、空調ケース11の左右両側の側面に開口している。そして、後席用フット開口部31に接続された図示しない後席用フットダクトは車両の床面に沿って後席まで延びており、後席用フット開口部31に流入した空調風は後席用フットダクトを介して後席まで導かれ、図示しない後席用フット吹出口から後席乗員の足元に向けて吹き出される。
【0036】
また、サイドおよびセンターフェイス開口部25、26とフット通路29の入口部32の間に平板状のフットフェイス切替用ドア(ドア手段)33が回転軸34により回動可能に配置され、この切替用ドア33によりサイドおよびセンターフェイス開口部25、26と入口部32が切替開閉される。
【0037】
なお、デフロスタドア22とフットフェイス切替用ドア33は、吹出モード切替用のドア手段であって、図示しないリンク機構を介して、サーボモータ等からなる吹出モード切替用のアクチュエータ機構もしくは手動操作機構に連結されて、このアクチュエータ機構もしくは手動操作機構により連動操作されるようになっている。
【0038】
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明すると、本実施形態の車両用空調装置は吹出モード切替用のドア手段をなすデフロスタドア22とフットフェイス切替用ドア33の操作位置を選択することにより、以下の吹出モードを設定できる。
【0039】
(1)フェイス吹出モード
デフロスタドア22を図1の実線位置に操作して、デフロスタ開口部21を閉じるとともに連通口24を全開する。また、フットフェイス切替用ドア33を図1の実線位置に操作してフット通路29の入口部32を閉じる。このとき、エアミックスドア16を図1の実線位置に操作すると、ヒータコア13への通風路を全閉し、冷風バイパス通路15を全開する最大冷房状態が設定される。この状態において、図示しない送風機ユニットおよび冷凍サイクルが運転されると、送風機ユニットからの送風空気が空気入口14より流入した後、蒸発器12で冷却されて冷風となる。
【0040】
最大冷房状態ではこの冷風がそのまま、冷風バイパス通路15を通過し、空気混合部20および連通口24を経てサイドおよびセンターフェイス開口部25、26へ向かい、前席用のセンターフェイス吹出口およびサイドフェイス吹出口から前席乗員の上半身に向けて冷風が吹き出す。
【0041】
また、車室内吹出空気温度の制御のために、エアミックスドア16を図1の実線位置(最大冷房位置)から図4、図5の実線位置(中間開度位置)に操作すると、エアミックスドア16の開度位置に従って冷風の大部分が冷風バイパス通路15を通過し、残余の一部の冷風はヒータコア13に流入して加熱され、温風となる。この温風は温風通路19を上昇して空気混合部20に至り、ここで、冷風と合流し、混合される。冷風と温風との混合により所望温度に調整された空調風が上記経路にて前席側の乗員上半身に向かって吹き出される。
【0042】
(2)バイレベル吹出モード
デフロスタドア22を図1の実線位置に操作して、デフロスタ開口部22を閉じるとともに連通口24を全開する。また、フットフェイス切替用ドア33を図1の実線位置と図4、5の実線位置との中間位置に操作して、サイドおよびセンターフェイス開口部25、26と、フット通路29の入口部32とをともに開放する。
【0043】
従って、サイドおよびセンターフェイス開口部25、26を通して前席乗員の上半身側へ空調風が吹き出される。これと同時に、フット通路29の入口部32の開放によりフット通路29、前席用フット開口部30、後席用フット開口部31を通して、前席および後席乗員の足元側へ空調風が吹き出される。なお、バイレベル吹出モードは、通常、春秋の中間シーズンで用いられるので、エアミックスドア16が中間開度位置に操作され、空調風は所望の中間温度に調整される。
【0044】
(3)フット吹出モード
デフロスタドア22を図1の実線位置からデフロスタ開口部21を少量開放するとともに連通口24を開放(ほぼ全開)する位置に操作する。また、フットフェイス切替用ドア33は図4、5の実線位置に操作してフット通路29の入口部32を全開する。
【0045】
このとき、エアミックスドア16を図1の2点鎖線位置に操作すると、冷風バイパス通路15を全閉し、ヒータコア13への通風路を全開する最大暖房状態が設定される。従って、送風機ユニットからの送風空気は蒸発器12を通過後、その全量がヒータコア13に流入して加熱され、温風となる。この温風は温風通路19を上昇して空気混合部20に至り、ここから連通口24を経てフット開口部27からフット通路29に流入し、さらに、前席用フット開口部30、後席用フット開口部31を通して前席および後席乗員の足元側へ温風が吹き出される。
【0046】
また、温風通路19からの温風の一部は、少開度開いているデフロスタ開口部21を通して車両前面窓ガラスに向けて吹き出す。そして、常開通路27aにより、サイドフェイス開口部25とデフロスタ開口部21とは直接連通されているので、温風の一部は常開通路27aからサイドフェイス開口部25を通して車両側面窓ガラスに向けて吹き出す。この温風吹出により車両窓ガラスの曇り止めを行うことができる。
【0047】
なお、フットモードにおける吹出空気温度の制御も、エアミックスドア16を図1の2点鎖線位置(最大暖房位置)から中間開度位置に操作して、冷風と温風の混合割合の調整により行うことができる。
【0048】
(4)デフロスタ吹出モード
デフロスタドア22を図4、5の2実線位置に操作して、デフロスタ開口部21を全開し、連通口24を閉塞する。
【0049】
このとき、送風機ユニットからの送風空気はエアミックスドア16の回動位置により温度調整され、空気混合部20を通過した後に、その大部分がデフロスタ開口部21に流入し、デフロスタ吹出口から車両前面窓ガラスに向けて吹き出され、前面窓ガラスの曇り止めを行う。また、同時に、送風空気の一部が常開通路27aにより、温風の一部はデフロスタ開口部21からサイドフェイス開口部25を通して車両側面窓ガラスに向けて吹き出され、側面窓ガラスの曇り止めを行う。
ところで、従来、図7(a)の断面図および図7(b)の上面図に示す、特開2000−71748号公報に記載の車両用空調装置では、樹脂製の空調ケース11上面の左右方向中央部にセンターフェイス開口部26を形成し、センターフェイス開口部26の左右両側にサイドフェイス開口部25を形成している。そして、サイドフェイス開口部25内部に仕切板100を配置して、サイドフェイス開口部25を全吹出モードにおいて常時空気混合部20に連通させる常開通路100aを形成することにより、車両側面窓ガラスの曇り止めを図っている。
また、上記公報には形成されていないが、一般的に空調ケース11は図中の符号Cの位置で左右に分割されて、少なくとも右側ケース11Rと左側ケース11Lとから構成されている。そして、これらの両ケース11R、11Lを樹脂成形する際には、図中の矢印K1に示す方向に金型を型抜きするようになっている。そして、アンダーカット部である常開通路100a部分はスライドコアにより図中の矢印K2に示す方向に型抜きするようになっている。
しかし、上記公報の常開通路100の構造を単純にサイドフェイス開口部25の左右両側にセンターフェイス開口部26を配置させた空調装置に適用して、図7(b)の2点鎖線に示すように仕切板110を配置して常開通路110aを形成しようとすると、仕切板110のうち符号110bに示す板面により、矢印K1方向の金型の型抜きが不可能となる。なお、少なくとも板面110bを右側および左側ケース11R、11Lとは別に樹脂成形し、板面110bを右側および左側ケース11R、11Lに接着等により固定しようとすると、部品点数の増加および作業工数の増加を招いてしまう。
ここで、右側ケース11Rおよび左側ケース11Lは車両左右方向に分割されたケースであるため、車両左右方向に金型を型抜きさせなければならない。そこで、上記実施形態の構成では、常開通路27aを、空調ケース11の分割面C部分にて空調ケース11の外方に拡大させて形成しているので、空調ケース11のうち常開通路27aを形成する部分が車両左右方向に金型を型抜きさせることの妨げにならないようにできる。よって、空調ケース11のうちサイドフェイス開口部25の左右両側にセンターフェイス開口部26を形成しつつ、空調ケース11と別体の部品を必要とすることなく空調ケース11への常開通路27aの形成を可能にできる。
【0050】
(他の実施形態)
上記の実施形態では、図5に示すように常開通路27aの他端27cをデフロスタ開口部21内に配置して、サイドフェイス開口部25とデフロスタ開口部21とを常開通路27aにより直接連通させるようにしているが、本発明はこのような形態に限定されるものではなく、例えば、図6に示すような次のごとき変形が可能である。
【0051】
図6は図2のB−B断面を示す部分拡大図であり、常開通路27aの他端27cを連通口24内に配置している。換言すれば、図5では他端27cを、デフロスタドア22に対してデフロスタ開口部21側に配置しているのに対し、図6では他端27cを、デフロスタドア22に対して連通口24側に配置している。また、デフロスタドア22のうち他端27cに対応する部分に切欠部22aを形成してデフロスタドア22をコの字状に形成している。
【0052】
これにより、サイドフェイス開口部25を全吹出モードにおいて常時空気混合部20に連通させることができるので、前述の公報に記載の空調装置と同様の作動が可能となり、車両側面窓ガラスの曇り止めを図ることができる。
【0053】
なお、図5の空調装置では、フット吹出モード時に常開通路27aを流れる空調風の風量が、デフロスタ吹出モード時に常開通路27aを流れる空調風の風量に比べて少なくなるのに対し、図6の空調装置では、全モードにおいて、常開通路27aを流れる空調風の風量を同じ風量にできる。よって、車両側面窓ガラスの曇り止め用空調風を全モードにおいて同じ風量にさせたい場合には、図6の空調装置を適用して好適である。一方、図5の空調装置では図6の空調装置のデフロスタドア22の切欠部22aが不要であるため、簡素な構造にできる。
【0054】
また、空調ケース11の分割面Cに、空気通路を車両左右方向に仕切る仕切板を配置し、車室内の左右の空調ゾーンをそれぞれ独立に空調可能になっている空調装置に本発明を適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、図2のA−A線に沿う全体構成の縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるデフロスタ開口部およびフェイス開口部周辺の平面図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】本発明の変形例を示す図2のB−B断面図である。
【図7】従来の車両用空調装置を示すもので、(a)はフェイス開口部周辺の平面図でり、(b)は(a)のD−D線に沿う全体構成の断面図である。
【符号の説明】
11…空調ケース、11L…左側ケース、11R…右側ケース、
12…蒸発器、13…ヒータコア、25…サイドフェイス開口部、
26…センターフェイス開口部、27…拡大部、27a…常開通路、
33…フットフェイス切替用ドア、C…分割面。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a resin air conditioning case divided into left and right in a vehicle air conditioner.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the vehicle air conditioner described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-71748 shown in the cross-sectional view of FIG. 7A and the top view of FIG. The center face opening 26 is formed on the left and right sides of the center face opening 26, and the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
But,For example, depending on the vehicle mounting position of the air conditioner, the air conditioner disclosed in the above publication may have a center face duct connecting the center face air outlet and the center face opening arranged at the center of the instrument panel to a center such as an audio deck device. There are cases where the cluster has to be detoured in the horizontal direction.
[0006]
In view of the above points, the present inventionReduces the pressure loss of the center face duct connecting the center face outlet and the center face opening located in the center of the instrument panelThe porpose is to do.
[0007]
To achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the air passage is formed by the right case (11R) and the left case (11L) divided by the dividing surface (C) perpendicular to the vehicle left-right direction. A resin air conditioning case (11), a cooling heat exchanger (12) disposed in the air passage for cooling air, and a heating heat exchanger (13) disposed in the air passage for heating air ) And the air conditioning case (11) formed symmetrically about the dividing plane (C), and the conditioned air cooled and heated by both heat exchangers (12, 13) The side face opening (25) that blows out toward the upper body of the front seat occupant or the vehicle side window glass at the left and right sides of the direction, and the left and right sides of the side face opening (25) of the air conditioning case (11), Both heat exchangers (1 , 13) and a center face opening (26) for blowing out the conditioned air cooled and heated toward the upper half of the front seat occupant at the center in the vehicle left-right direction on the front seat side of the vehicle interior. To do.
In the first aspect of the invention, the curved portion of the center face duct can be reduced, which is advantageous for reducing pressure loss.
Also,Claim1In the invention described in the above, the door means (33) for controlling the flow of the conditioned air to the side face opening (25) and the center face opening (26), and the dividing surface (C) portion of the air conditioning case (11) And a normally open passage (27a) for introducing conditioned air into the side face opening (25) even when the center face opening (26) is closed by the door means (33). (27a) is formed to be expanded outside the air conditioning case (11).
[0008]
Here, since the right case (11R) and the left case (11L) are cases divided in the left-right direction of the vehicle, it is necessary to release the mold in the left-right direction of the vehicle. In contrast, the claims1In the invention described in the above, the normally open passage (27a) is formed so as to be expanded outward of the air conditioning case (11) at the dividing surface (C) portion of the air conditioning case (11). ) In which the normally open passage (27a) is formed can be prevented from obstructing the die cutting in the lateral direction of the vehicle.
[0009]
Therefore, the air conditioning case (11) is formed without the need for a separate part from the air conditioning case (11) while forming the center face opening (26) on the left and right sides of the side face opening (25). The normally open passage (27a) to (11) can be formed.
[0010]
further, Claims1In the invention described in (1), the air-conditioning case (11) is provided with a defroster opening (21) that blows out the air-conditioned air that is cooled and heated by the two heat exchangers (12, 13) toward the front window glass of the vehicle, One end (27b) of the normally open passage (27a) is disposed in the side face opening (25), and the other end (27c) is disposed in the defroster opening (21), and the side face opening (25) The defroster opening (21) is in direct communication with each other.
[0011]
By the way, in general, the defroster opening (21) is controlled to be opened and closed so that the conditioned air is always blown in the full blowing mode for the purpose of preventing the front window glass from being fogged. Therefore, the claim1If the side face opening (25) and the defroster opening (21) are directly communicated with each other as in the invention described in the above, the air conditioning is always performed from the side face opening (25) by controlling the opening and closing of the defroster opening (21). Since the air can be blown out, it is easy to constantly blow out the conditioned air from the side face opening (25).
[0012]
Claims2As described in the invention, the partition plate (C) is provided with a partition plate for partitioning the air passage in the vehicle left-right direction, and the left and right air-conditioning zones in the passenger compartment can be independently air-conditioned. Term1Of course, the described invention can be applied.
[0013]
In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means is an example which shows a corresponding relationship with the specific means as described in embodiment mentioned later.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIGS. 1-5 shows the air-
[0015]
As is well known, the blower unit is composed of an inside / outside air switching box for switching and introducing inside air (vehicle interior air) and outside air (vehicle outside air), and a blower for sucking and blowing air through the inside / outside air switching box.
[0016]
The
[0017]
When the right and
[0018]
The
[0019]
In the
[0020]
And the
[0021]
The
[0022]
A flat
[0023]
The rotating
[0024]
In the
[0025]
On the other hand, a
[0026]
The
[0027]
FIGS. 2 and 3 are views showing the formation portions of the
[0028]
The front seat
[0029]
And the side
[0030]
The
[0031]
4 is a partially enlarged view showing the AA cross section of FIG. 2, and FIG. 5 is a partially enlarged view showing the BB cross section of FIG. As shown in FIGS. 3 to 5, the
[0032]
The normally
[0033]
Therefore, even when the
[0034]
Next, the
[0035]
Further, a rear
[0036]
Further, a flat foot face switching door (door means) 33 is disposed between the side and center face opening
[0037]
The
[0038]
Next, the operation of the present embodiment in the above configuration will be described. The vehicle air conditioner of the present embodiment selects the operation positions of the
[0039]
(1) Face blowing mode
By operating the
[0040]
In the maximum cooling state, this cold air passes through the cold
[0041]
Further, when the
[0042]
(2) Bi-level blowing mode
By operating the
[0043]
Accordingly, the conditioned air is blown out to the upper body side of the front seat occupant through the side and
[0044]
(3) Foot blowing mode
The
[0045]
At this time, when the
[0046]
Further, a part of the warm air from the
[0047]
Note that the temperature of the blown air in the foot mode is also controlled by adjusting the mixing ratio of cold air and hot air by operating the
[0048]
(4) Defroster blowing mode
The
[0049]
At this time, the temperature of the blown air from the blower unit is adjusted by the rotational position of the
By the way, in the conventional vehicle air conditioner described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-71748 shown in the sectional view of FIG. 7A and the top view of FIG. A
Although not formed in the above publication, generally, the air-
However, the structure of the normally
Here, the
[0050]
(Other embodiments)
In the above embodiment, as shown in FIG. 5, the
[0051]
FIG. 6 is a partially enlarged view showing a BB cross section of FIG. 2, and the
[0052]
As a result, the
[0053]
In the air conditioner of FIG. 5, the air volume of the conditioned air flowing through the normally
[0054]
Further, the present invention can be applied to an air conditioner in which a partition plate for partitioning the air passage in the vehicle left-right direction is arranged on the dividing surface C of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention, and is a longitudinal sectional view of an overall configuration taken along line AA in FIG.
FIG. 2 is a plan view around a defroster opening and a face opening in an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of FIG. 2;
4 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
6 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 2 showing a modification of the present invention.
FIGS. 7A and 7B show a conventional vehicle air conditioner, in which FIG. 7A is a plan view of a periphery of a face opening, and FIG. .
[Explanation of symbols]
11 ... Air conditioning case, 11L ... Left case, 11R ... Right case,
12 ... Evaporator, 13 ... Heater core, 25 ... Side face opening,
26 ... Center face opening, 27 ... Enlarged part, 27a ... Normally open passage,
33: Door for foot face switching, C: Divided surface.
Claims (2)
前記空気通路内に配置されて空気を冷却する冷房用熱交換器(12)と、
前記空気通路内に配置されて空気を加熱する暖房用熱交換器(13)と、
前記空調ケース(11)のうち前記分割面(C)を中心に左右対称に形成され、前記両熱交換器(12、13)により冷却、加熱された空調風を車室内前席側の車両左右方向の左右両側部において前席乗員の上半身もしくは車両側面窓ガラスに向けて吹き出すサイドフェイス開口部(25)と、
前記空調ケース(11)のうち前記サイドフェイス開口部(25)の左右両側に形成され、前記両熱交換器(12、13)により冷却、加熱された空調風を車室内前席側の車両左右方向の中央部において前席乗員の上半身に向けて吹き出すセンターフェイス開口部(26)と、
前記空調ケース(11)に形成され、前記両熱交換器(12、13)により冷却、加熱された空調風を車両前面窓ガラスに向けて吹き出すデフロスタ開口部(21)と、
前記サイドフェイス開口部(25)および前記センターフェイス開口部(26)への空調風の流れを制御するドア手段(33)と、
前記空調ケース(11)のうち前記分割面(C)部分に形成され、前記センターフェイス開口部(26)が前記ドア手段(33)により閉塞されたときでも、前記サイドフェイス開口部(25)へ空調風を導入する常開通路(27a)とを備え、
前記常開通路(27a)を、前記空調ケース(11)の外方に拡大させて形成するとともに、前記常開通路(27a)の一端(27b)を前記サイドフェイス開口部(25)内に配置し、他端(27c)を前記デフロスタ開口部(21)内に配置して、前記サイドフェイス開口部(25)と前記デフロスタ開口部(21)とを直接連通させるようにしたことを特徴とする車両用空調装置。An air-conditioning case (11) made of resin, which is composed of a right case (11R) and a left case (11L) divided by a dividing surface (C) perpendicular to the vehicle left-right direction, and forms an air passage;
A cooling heat exchanger (12) disposed in the air passage for cooling air;
A heating heat exchanger (13) disposed in the air passage for heating air;
Of the air conditioning case (11), the left and right sides of the vehicle on the front seat side of the vehicle interior are symmetrically formed around the dividing surface (C) and cooled and heated by the heat exchangers (12, 13). A side face opening (25) that blows out toward the upper body of the front seat occupant or the vehicle side window glass at both left and right sides of the direction;
The air-conditioning wind formed on the left and right sides of the side face opening (25) in the air-conditioning case (11) and cooled and heated by the heat exchangers (12, 13) A center face opening (26) that blows out toward the upper body of the front seat occupant at the center of the direction;
A defroster opening (21) that is formed in the air conditioning case (11) and blows out the conditioned air that is cooled and heated by the heat exchangers (12, 13) toward the vehicle front window glass;
Door means (33) for controlling the flow of conditioned air to the side face opening (25) and the center face opening (26);
Even when the center face opening (26) is closed by the door means (33), it is formed in the dividing surface (C) portion of the air conditioning case (11) and to the side face opening (25). A normally open passage (27a) for introducing conditioned air,
The normally open passage (27a) is formed to extend outward from the air conditioning case (11), and one end (27b) of the normally open passage (27a) is disposed in the side face opening (25). The other end (27c) is disposed in the defroster opening (21) so that the side face opening (25) and the defroster opening (21) communicate directly with each other. Vehicle air conditioner.
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