JP4452763B2 - 魚体に発信機等を取り付けるための器具及びその使用方法 - Google Patents

魚体に発信機等を取り付けるための器具及びその使用方法 Download PDF

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Description

本発明は魚体に発信機等を取り付けるための器具とその使用方法に関する。詳しくは、魚体に発信機等を、魚体を損傷することなく、また発信機等が脱落しないように取り付けるための簡易な器具とその容易な取り付け方法に関する。
近年、海洋生物に衛星追跡用の発信機を装着し、生態を調べる研究が行なわれている。しかし、まぐろ類や大型サメ類等の生きている大型の魚体に発信機を装着する作業は非常に困難である。現在行なわれている方法は、魚体の皮下に銛で打ち込む方法、定置網で捕獲した魚体の背鰭にダイバーがボルト留めする方法等である。このうち、銛で打ち込む方法は、一動作で発信機を装着できるが、銛先を魚体に突き刺すことは、魚体を損傷させるので、傷口が悪化するとついには死亡させることになりかねない。うまく突き刺したとしても、銛先を皮1枚で支え続けることになるので、脱落するケースが多い。また、背鰭にダイバーがボルト留めする方法は、魚体を損傷するおそれがないので好ましいが、ダイバーを必要とするので仕掛けが大がかりになり、コストが高くなる。さらに、背鰭に取り付ける方法でも、銛先を突き通しただけでは脱落を防止できない。このように、魚体に発信機を取り付ける方法や器具の開発は、未だ十分でないのが現状である。
上記の状況に鑑み、本発明者らは、魚体を損傷することなく、確実かつ容易に発信機を取り付けるための器具の開発を志向し、まず、公知文献を調査した。
特開2002−112657号公報 特開2001−128585号公報 特開平8−89120号公報 特開2000−201558号公報 ニンガルーリーフにおけるジンベイザメの移動・行動パターン:ツーリズムへの影響/ Natonal Ecotourism Final Report:Application Ref. No.30051(オーストラリア政府)p.8 〜10
特許文献1には、海産哺乳類用発信装置に関する発明が記載されていて、その装着方法として発射装置によって発射された発信装置のノズルの先端を鯨などの海産哺乳類の皮下に差し込むと共にノズル先方の複数の樹脂噴出孔から樹脂を皮下に注入して硬化させ、抜けにくくする方法が開示されている。同様に、特許文献2には、発信装置の一部を哺乳類の皮下に差し込み、該発信装置内から樹脂を注入して硬化させ、該樹脂をアンカーとして発信装置を装着する方法が開示されている。また、特許文献3には、先端円錐部及びその先端円錐部と同軸でその最大径よりも小径の中間軸部を備えた魚類用標識をブリやハマチなどの回遊性の魚の体内に挿入し、遊泳力の強い回遊魚でも脱落しないように外部標識を取り付ける方法が開示されている。なお、特許文献4は、発信機等を取り付ける方法ではないが、本発明者らが開発した「魚体に薬剤を注入する方法及びその方法に使用する器具類」の発明が開示されている。
非特許文献1には、水中銃の筒先に、開閉自在の2枚の翼片と先端にタグを装着してあるワイヤーとを取り付けた細身の銛先を装填し、この銛先をジンベイザメの体内に打ち込んで取り付け、ワイヤーを引っ張ると体内の翼片が開いて肉に食い込むようにして銛先の脱落を防いで、ジンベイザメにタグを装着する方法とその方法に用いる器具が開示されている。この方法は、サメの体内に銛先を打ち込んで取り付ける方法であるから、サメに損傷を与えると共に、特殊な銛先や水中銃を使用する点でコストが嵩むものと思われる。
特許文献1〜特許文献3に記載の発信装置や標識の装着方法は、いずれも、発信装置の先端や標識を魚体の皮下にに突き刺して取り付ける方法であり、魚体を損傷させ、その遊泳力を弱化させ、ついには死亡させることになりかねない。魚体を損傷させずに発信機を取り付けるには、魚体の背鰭に取り付けるのが好ましいが、適当な方法は公知文献には見当たらない。
上記調査結果に基づき、本発明者らは、魚体の背鰭に脱落しないように発信機等を取り付ける方法を開発すべく試作・研究を重ね、その結果、ようやくにして本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、発信機等の器具や装置を、魚体を損傷することなく、かつ脱落しないように取り付けることができる簡単な器具とその容易にして確実な取り付け方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明のうち特許請求の範囲・請求項1に記載する発明は、綱を二重に折ってその両方を押さえ板の穴に貫通させてあると共に綱の折り返し部には銛先を回動自在に取り付けてあり、さらに綱の一方は戻り止め器に固着し、その他方は戻り止め器に通して綱が逆行しないようにしてあると共にその先端に発信機等に結続可能な取付具を取り付けてある構成の魚体に発信機等を取り付けるための器具である。
また、同請求項2に記載する発明は、銛先を先頭にして綱の全体を装着棒の外側にそって輪ゴム等の簡易固定具で装着棒に固定してある請求項1に記載の魚体に発信機等を取り付けるための器具である。
また、同請求項3に記載する発明は、請求項1又は2に記載する器具を用いる方法であって、銛先を魚体の背鰭に刺し込んで綱を背鰭に貫通させた後、綱を引っ張って銛先と押さえ板とで背鰭を挟持した状態にして魚体に発信機等を取り付ける方法である。
同請求項4に記載する発明は、請求項3に記載する方法において、銛先を魚体の背鰭に刺し込んで綱を背鰭に貫通させた後、綱を引っ張って戻り止め器を背鰭に接近させ、戻り止め器によって押さえ板を背鰭に押しつけて押さえ板と銛先とで背鰭を挟持した状態にして魚体に発信機等を取り付ける方法である。
また、同請求項5に記載する発明は、発信機等を取り付ける魚体がまぐろ類や大型サメ類である請求項3又は4に記載の魚体に発信機等を取り付ける方法である。
本発明に係る魚体に発信機等を取り付けるための器具(以下この器具を「装着用器具」とも記す。)は、上記の構成であるから、簡単な構造であり、あり合わせの材料で安価に作ることができる。しかも、きわめて使いやすい。
本発明に係る装着用器具の使用方法は、簡単である。すなわち、銛先を魚体の背鰭に突き通した後、綱を引っ張ると、綱に取り付けてある戻り止め器が背鰭の方に接近し、戻り止め器によって押さえ板を背鰭に押しつけるので押さえ板と銛先とで背鰭を挟持する状態になる。このとき、綱の一端は戻り止め器に固着してあり、その他端は戻り止め器に通してあるので、戻り止め器の働きによって綱の逆行を抑えることができ、綱から手を離しても、綱は引っ張られた状態のままで緩むことがない。すなわち、本発明に係る装着用器具は、魚体の背鰭に銛先を刺し込んで綱を貫通させた後、綱の片方を引っ張るだけで魚体にしっかりと取り付けることができる。
すなわち、本発明に係る装着用器具とその使用方法は、銛先を魚体の背鰭に刺し込んで綱を貫通させた後、綱を引っ張って押さえ板と銛先で背鰭を挟持して固定するだけであるから、魚体を損傷させることがない。それでいて、本発明に係る装着用器具とその使用方法によれば、発信機等を脱落しない状態で確実に魚体に取り付けることができる。また、この取り付け方法は、いたって容易であり、ダイバー等の手を借りる必要は全くない。
本発明に係る装着用器具及びその使用方法によれば、まぐろ類や、ジンベイザメ、ホホジロザメ、ウバザメ等の大型のサメ類(長さ3〜5m、体重200kg〜3トン程度)や外洋性のサメ(長さ1〜3m程度)等の大型魚や獰猛な魚にも、発信機等を容易かつ確実に取り付けることができるので、これらの魚体に発信機等を取り付けるに際して特に効果が大きい。
また、本発明に係る装着用器具及びその使用方法によれば、魚体に取り付け可能な機器類は、通常の交信用発信機の他、ポップアップ発信機(長さ17.5cm、重量76g程度)、アスゴス発信機を取り付けた浮体(ブイ:長さ48cm、重量730g程度)、データーローガー(自記記録型測定機)、サンプラー等の機器類を挙げることができ、いずれも、魚体を損傷させることなく、容易かつ確実に魚体に装着することができる。
以下、本発明に係る装着用器具とその使用方法の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本実施例の装着用器具の構造の説明図である。また、図2は、図1の装着用器具を装着棒に輪ゴムで固定した状態の説明図である。また、図3は、図2の装着用器具を魚体に取り付ける方法の説明図である。
図1に基づいて本実施例の装着用器具Aの構造を説明する。図1において、Aは本実施例の装着用器具であり、Bは装着用器具Aを用いて魚体に取り付けるべき発信機である。また、Rは適宜の太さと長さと強度を備えた綱(ロープ)であり、R1・R2は綱Rを二重に折った一方と他方を表す。次に、1は魚体の背鰭に刺し込むことが可能な先端部11と略中央背部に綱Rを通すためのリング12を備えた銛先であり、2は二重に折った綱Rの両方R1・R2を通して綱Rを前後自由に移送できる大きさの孔21を中心部に穿ってある円板状の押さえ板、3は綱Rの逆行(綱を引っ張らないときに緩むこと)を抑止する戻り止め器、4は発信機Bに結続した別の綱Lを取り付けるための環状の取付具である。なお、綱Lも、適宜の太さと長さと強度を有するロープである。
本実施例の装着用器具Aの作り方について説明する。まず、綱Rの一方R1を銛先1のリング12に通して銛先1を回動自在に綱Rに取り付け、綱Rを二重に折り曲げてその両方R1・R2を押さえ板2の孔21に貫通させる。次いで、綱Rの一方R1の先端に戻り止め器3を固着すると共に、その他方R2を戻り止め器3の戻り止め孔に通して綱Rが逆行しないようにする。また、綱Rの一方R2の先端に環状の取付具4を取り付けて、発信機Bを繋いである綱Lに結続できるようにする。
この状態で、綱Rの一方R1(戻り止め器3を固着した方)を手で抑えて、綱Rの他方R2を手で引っ張ると、綱Rは環状の取付具4の方へ引っ張られるが、綱Rの一方R2には戻り止め器3が働いてその逆行を抑えるので、引っ張るのを止めても緩まず、綱Rは元の状態には戻らない。この綱Rに対する戻り止め器3の作動具合を確認できれば、本実施例の装着用器具Aは完成である。
すなわち、本実施例に係る発信機Bを取り付けるための器具Aは、二重に折った綱Rの両方R1・R2を押さえ板2の孔21を貫通させてあり、その折り曲げ部には銛先1が回動自在に装着されている。綱Rの一方R1は戻り止め器3に固着され、その他方R2は戻り止め器3の戻り止め孔に通してあるので、魚体の背鰭に銛先1を刺し込んで綱Rを貫通させた後、綱Rの一方R2を手で引っ張ると、戻り止め器3が背鰭の方に移動し、押さえ板2は戻り止め器3に押されて銛先1に接近する。その結果、戻り止め器3によって押さえ板2を魚体の背鰭に押しつけるので、押さえ板2と銛先1とで魚体の背鰭を挟持・固定する状態になる。銛先1は、リング12を介して綱Rに回動自在に取り付けてあるので、背鰭を貫通した後はフリーの状態であり、銛先1の背部が押さえ板2と協同して魚体を挟持する壁の役目をする。なお、綱Rは、引っ張るのを止めても戻り止め器3の働きによって緩むことがないのは前記のとおりである。
本実施例の装着用器具Aは、発射管等を用いて発射することによりそのままでも魚体の背鰭に突き刺して、取り付けることが可能であるが、図2に示すように、銛先1を先頭にして細い棒からなる装着棒5の外側にそって輪ゴム6等の簡易固定具を用いて装着棒5に固定すると、発射管等の用具を用いることなく、装着用器具Aを手に持ったまま魚体の背鰭に一動作で刺し込むことができるので、便利である。
次に、図3に基づき、本実施例の装着用器具Aを魚体の背鰭へ取り付ける方法について説明する。図2の装着用器具A(装着棒5に固定したもの)を手に持って、図3のイに示すように、魚体の背鰭に銛先1の先端部11を刺し込んで銛先1を貫通させる。この場合、銛先1は、できるだけ背鰭の基部又はその近くを貫通させることが好ましい。背鰭に銛先1を刺し込んだ後、装着棒5を抜きながら、或いは装着棒5を抜いた後、綱Rの一端R2を環状の取付具4の方向に引くと(図3のロ)、綱Rは引っ張られて短くなり、戻り止め器3が押さえ板2を押すので、押さえ板2が背鰭に接近し、ついには背鰭を貫通した銛先1と押さえ板2とで魚体の背鰭を挟持する状態となる(図3のハ)。綱Rの一端R2には戻り止め器3が働いて綱Rが銛先1の方向にに緩むのを抑えるので、綱Rの一端R2を手前側に引けば引くほど、綱Rが締まって銛先1と押さえ板2によって魚体の背鰭を締めつけることになって、しっかりと固定でき、しかも、綱Rはいつまでも緩まない。かくして、魚体を損傷させることなく、魚体の背鰭に装着用器具Aを、緩むことなく、簡単に取り付けることができる。
なお、この場合、戻り止め器3は抑え板2の孔21よりも大きい外径のものを用いる必要がある。もし、戻り止め器3の外径が抑え板2の孔21よりも小さいときは、戻り止め器3の押さえ板2側の端部に布を巻き付ける等して、戻り止め器3の外径を押さえ板2の孔21よりも大きくして用いるとよい。
魚体の背鰭に銛先1を突き刺した後、装着棒5は綱Rを引っ張るときに同時に回収すればよい。装着棒5は輪ゴム6で装着用器具Aに固定してあるだけであるから、容易に抜き取ることができる。
発信機Bは、装着用器具Aを魚体の背鰭に取り付ける前から環状の取付具4に綱Lによって取り付けておいてもよいし、装着用器具Aを魚体の背鰭に固定した後で取り付けてもよい。
上記の実施例では、円板状の押さえ板2を使用したが、本発明で用いる押さえ板は必ずしも円板状である必要はない。また、上記の実施例では、ロープ状の綱Rと綱Lを用いたが、本発明で用いる綱はロープ状のものに限るものではなく、魚体や発信機等の大きさや重量に応じてこれを細い紐状のものに替えることもできる。さらに、上記の実施例では、魚体に発信機Bを取り付ける器具と方法について説明したが、本発明は発信機の装着に限るものではなく、発信機でない器具や発信機であっても各種のものを取り付けることができることは勿論である。
また、上記の実施例では、装着用器具Aを装着棒5に固定するために輪ゴム6を使用したが、本発明で用いる簡易固定具は輪ゴムに限るものではなく、細い紐状のもので装着用器具を装着棒に固縛しても差し支えない。要は、本発明で用いる簡易固定具は、装着用器具を装着棒に固定した状態にして、これを魚体の背鰭に刺し込んだ後、装着棒だけを容易に抜き取ることができ、そのまま放棄しても構わないものであれば、どのような固定手段を用いてもよい。
本発明で用いる銛先は、上記の実施例からも理解できるとおり、回動自在に取り付けてあるので、図3のハに示すように、銛先の背部を背鰭の固定に使うことができる。そのため、銛先は先端部の細いものを用いることができ、細い銛先を用いることによって、背鰭の銛先貫通面積を少なくし、背鰭の損傷を抑えることができる。
本発明で用いる戻り止め器は、綱の緩みを抑止できる機構を備えたものであれば、任意の構造・形状の器具を使用して差し支えない。既販品を再使用してもよく、例えば、市販のプラスチック製結束バンドの戻り止め具やベルトのバックル(金具)の如きもの、さらには、デイパックのバンド止めのようなものでも、使用して差し支えない。
本発明に係る装着用器具及びその使用方法は、まぐろ類や、ジンベイザメ、ホホジロザメ、ウバザメ等の大型のサメ類や外洋性のサメ等の大型の魚や獰猛な魚にも発信機等を容易かつ確実に取り付けることができる。
また、本発明に係る装着用器具及びその使用方法は、交信用の通常の発信機の他に、ポップアップ発信機、アスゴス発信機を取り付けた浮体、データーローガー(自記記録型測定機)、サンプラー等の機器類を魚体を損傷させることなく、容易かつ確実に取り付けることができる。
産業上の利用分野
以上詳しく説明したとおり、本発明に係る魚体に発信機等を取り付けるための器具及びその使用方法は、簡単な構造であり、あり合わせの材料で安価に作ることができる。しかも、きわめて使いやすい。その使用方法は、魚体の背鰭に一動作で刺し込んで取り付け、取り付けた後、綱の片方を引っ張るだけであるから、きわめて簡単である。
また、本発明に係る魚体に発信機等を取り付けるための器具及びその使用方法は、発信機等を、魚体を損傷することなく、かつ、脱落しないように確実に取り付けることができる。よって、本発明は、魚類の生態や動向の調査・研究等に大いに活用することができ、水産業の発展に大きく寄与するものである。
本発明の実施例の装着用器具の構造の説明図 図1の装着用器具を装着棒に輪ゴムで固定した状態の説明図 図2の装着用器具を魚体に取り付ける方法の説明図
符号の説明
1:銛先、 11:銛先の先端部、 12:銛先のリング
2:押さえ板、 21:押さえ板の中心部に設けた孔
3:戻り止め器
4:取付具
5:装着棒
6:輪ゴム
R:綱、 R1:二重に折った綱の一方、 R2:綱の他方
L:発信機を取り付けた別の綱
A:実施例の装着用器具
B:発信機

Claims (5)

  1. 綱を二重に折ってその両方を押さえ板の穴に貫通させてあると共に綱の折り返し部には銛先を回動自在に取り付けてあり、さらに綱の一方は戻り止め器に固着し、その他方は戻り止め器に通して綱が逆行しないようにしてあると共にその先端に発信機等に結続可能な取付具を取り付けてある構成の魚体に発信機等を取り付けるための器具。
  2. 銛先を先頭にして綱の全体を装着棒の外側にそって輪ゴム等の簡易固定具で装着棒に固定してある請求項1に記載の魚体に発信機等を取り付けるための器具。
  3. 請求項1又は2に記載する器具を用いる方法であって、銛先を魚体の背鰭に刺し込んで綱を背鰭に貫通させた後、綱を引っ張って銛先と押さえ板とで背鰭を挟持した状態にして魚体に発信機等を取り付ける方法。
  4. 請求項3に記載する方法において、銛先を魚体の背鰭に刺し込んで綱を背鰭に貫通させた後、綱を引っ張って戻り止め器を背鰭に接近させ、戻り止め器によって押さえ板を背鰭に押しつけて押さえ板と銛先とで背鰭を挟持した状態にして魚体に発信機等を取り付ける方法。
  5. 発信機等を取り付ける魚体がまぐろ類や大型サメ類である請求項3又は4に記載の魚体に発信機等を取り付ける方法。




























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