JP4451799B2 - データ記憶装置及びコンピュータプログラム及びグループ化方法 - Google Patents

データ記憶装置及びコンピュータプログラム及びグループ化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4451799B2
JP4451799B2 JP2005068439A JP2005068439A JP4451799B2 JP 4451799 B2 JP4451799 B2 JP 4451799B2 JP 2005068439 A JP2005068439 A JP 2005068439A JP 2005068439 A JP2005068439 A JP 2005068439A JP 4451799 B2 JP4451799 B2 JP 4451799B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
data
storage unit
stored
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005068439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006254140A (ja
Inventor
昌行 桐村
幹郎 佐々木
正史 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005068439A priority Critical patent/JP4451799B2/ja
Publication of JP2006254140A publication Critical patent/JP2006254140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4451799B2 publication Critical patent/JP4451799B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、例えば、複数のデータを記憶可能なデータ記憶装置において、複数のデータをグループ化して管理する管理方式に関する。
テレビ放送やインターネット、音楽CD(Compact Disk:コンパクトディスク)などから取得したメディアデータをメディアデータ保存機器に保存し利用するケースがある。この場合、メディアデータが増加するにつれ、ユーザが所望のメディアデータを検索する手間が発生する。そのため、ユーザがグループを作成し、ユーザの嗜好によって関連項目ごとにグループに振り分けるなど手動で行う必要がある。
特許文献1は、録画した1番組について、その1番組に付加されたEPG情報の複数の属性1つ1つに対してグループを作成し、その複数のグループすべてに録画した1番組を登録し、録画した番組の検索を容易に行うことを提案している。
特開2000−285638号公報
しかし、特許文献1の方法は、録画した1番組に付加されたEPG(Electronic Program Guide:電子番組表)に登録された属性1つ1つに対してグループを静的に作成するため、1番組に対して少なくとも1つ以上のグループを必要とする。これにより、登録した番組以上のグループが存在することとなり、検索に時間を要するだけでなく、メディアデータ保存機器のストレージに対するグループ領域の割合が増大する可能性があるという課題がある。
本発明は、例えば、上記のような課題を解決して、グループの生成、登録、削除を自動化してユーザの手間を削減するとともに、グループの数が必要以上に増大しないよう制御することを目的とする。
本発明のデータ記憶装置は、
データを記憶するデータ記憶部と、
上記データ記憶部が記憶したデータを分類するグループを記憶するグループ記憶部と、
所定の分類条件に基づいて、上記データ記憶部が記憶したデータを分類するグループの候補を、グループ候補として生成するグループ候補生成部と、
上記グループ記憶部が記憶したグループのなかに上記グループ候補生成部が生成したグループ候補がない場合に、所定のグループ生成条件を満たすか否かを判断し、満たすと判断した場合に、上記グループ候補を上記グループとして、上記グループ記憶部に追加するグループ追加部と、
上記グループ記憶部が記憶したグループのなかに上記グループ候補生成部が生成したグループ候補がある場合に、上記データ記憶部が記憶したデータを、上記グループ候補に登録するデータ登録部と、
を有することを特徴とする。
本発明は、例えば、保存した複数のデータについて、その属性情報を元に動的にグループを作成し、そのグループに対してデータを登録することにより、ユーザが所望するデータを効率よく取得する手段を提供できるだけでなく、グループ作成に際する保存領域の節約、グループの生成・削除の手間を削減できるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1を図1〜図11を用いて説明する。
図1は、この実施の形態におけるデータ記憶装置100の外観の一例を示す図である。
図1において、データ記憶装置100は、システムユニット910、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置901、キーボード(K/B)902、マウス903、コンパクトディスク装置(CDD)905、プリンタ装置906、スキャナ装置907を備え、これらはケーブルで接続されている。
さらに、データ記憶装置100は、FAX機932、電話器931とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク(LAN)942、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
図2は、この実施の形態におけるデータ記憶装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、データ記憶装置100は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、CRT表示装置901、K/B902、マウス903、FDD(Flexible Disk Drive)904、磁気ディスク装置920、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続されている。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915は、FAX機932、電話器931、LAN942等に接続されている。
例えば、通信ボード915、K/B902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部の一例である。
また、例えば、通信ボード915、CRT表示装置901などは、出力部の一例である。
ここで、通信ボード915は、LAN942に限らず、直接、インターネット940、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続されている場合、データ記憶装置100は、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続され、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム(OS)921、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923は、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明するものが、「〜ファイル」として記憶されている。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、RAM914もしくは磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる実施の形態を実施するプログラムは、また、RAM914もしくは磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
図3は、この実施の形態におけるデータ記憶装置100の全体構成を示す図である。
データ記憶装置100は、例えば、入力部101、表示部102、データ記憶部111、データ追加部112、データ削除部113、グループ記憶部121、グループ登録データ記憶部131、データ登録部132、分類条件記憶部141、グループ候補生成部142、グループ生成条件記憶部151、グループ追加部152、グループ削除条件記憶部161、グループ削除部162を有する。
入力部101は、例えば、ユーザの操作などを入力させる。
表示部102は、例えば、データ記憶部111が記憶したデータ、グループ記憶部121が記憶したグループ、グループ登録データ記憶部131が記憶した、グループとそのグループに登録したデータの関係等をCRT表示装置901に表示する。
図4は、この実施の形態において、表示部102がCRT表示装置901に表示する画面の一例を示す図である。
この例において、画面には、グループ記憶部121が記憶したグループのグループ名、及び、データ記憶部111が記憶したデータのうち、どのグループにも登録されていないデータのタイトル(属性情報の一例)と放送日時(属性情報の一例)が表示されている。
なお、どのグループにも登録されていないデータは、グループ名「その他」に登録されているかのように表示することとしてもよい。
アイコン801は、その右に表示されているものがグループ名であることを示す。
このように、データ記憶部111が記憶したデータの数が多くなっても、それをグループ化し、一覧表示においてはグループ名を表示することとすれば、表示される項目数が減るので、目的とするデータを見つけ出すことが容易となる。
グループ「名探偵明智耕助」に登録されたデータの一覧を見たい場合には、マウス903(入力部101の一例)を操作して、マウスカーソル811をアイコン801に合わせ、アイコン801をクリックする。
図5は、この実施の形態において、上記の操作ののち、表示部102がCRT表示装置901に表示する画面の一例を示す図である。
画面には、グループ「名探偵明智耕助」に登録されている3つのデータのタイトル等が表示されている。
アイコン802は、その右に表示されているものがグループ名であることを示すとともに、その下に、そのグループに登録されているデータの一覧が表示されていることを示している。
なお、この例においては、グループ「名探偵明智耕助」に登録されていないデータについても表示している。グループ「名探偵明智耕助」に登録されているデータかどうかの区別は、字下げによって表現されている。
しかし、グループに登録されているデータの一覧を表示する画面においては、そのグループに登録されているデータ以外のデータについての情報は表示しないこととしてもよい。
これにより、目的とするデータがグループに登録されている場合には、そのグループの内容を表示させることによって、目的とするデータを見つけ出すことが容易となる。
データ記憶部111は、データを記憶する。データ記憶部が記憶するデータには、例えば、番組コンテンツや音楽データなどのメディアデータ、テレビ放送およびラジオ放送の映像・音声データ、PCなどのコンピュータ機器に保存したファイルのデータなどがある。
また、データ記憶部111は、データとともに、そのデータの属性情報も記憶する。属性情報には、例えば、EPG(Electronic Program Guide:電子番組表)情報(放送局名、放送時間帯、番組名、ジャンル、出演者など)、音楽情報、音声データを文字列に変換した情報、ファイル名などがある。
データ追加部112は、データ記憶部111に新しいデータを追加して、記憶させる。例えば、DVD(Degital Video Disk)レコーダーで新しい番組を録画して、DVD(データ記憶部の一例)に記憶させたり、携帯電話で新しいデータをダウンロードして、メモリ(データ記憶部の一例)に記憶させたりする。
データ削除部113は、データ記憶部111に記憶したデータを削除する。例えば、録画した番組やダウンロードしたデータを消去する。
グループ記憶部121は、データを分類するグループを記憶する。グループの中には、背反関係(一方のグループに登録されているデータが、他方のグループに登録されることがない関係)のあるグループや階層関係(一方のグループに登録されているデータは、必ずもう一方のグループにも登録されているが、その逆は必ずしも成立しない関係)のあるグループがあってもよい。
分類条件記憶部141は、グループにデータを分類する際の分類条件を記憶する。なお、分類条件は、あらかじめ設定して記憶しておいてもよいし、入力部101の入力に基づいて、新規登録、修正、削除等してもよい。
また、入力部101がユーザに入力させた分類条件を解析して、その規則性を導き出し、自動的に新たな分類条件を設定、あるいは古い分類条件を修正できる構成としてもよい。
グループ候補生成部142は、分類条件記憶部141が記憶した分類条件にしたがって、データ記憶部111が記憶したデータを分類し、データを分類すべきグループの候補(グループ候補)を生成する。このとき、一つのデータを複数のグループに分類してもよい。
グループ登録データ記憶部131は、グループ記憶部121が記憶したグループに、データ記憶部111が記憶したデータのうち、どのデータが登録されているかを記憶する。登録する内容はそのデータの実体でもかまわないし、実体へのリンクであってもかまわない。
データ登録部132は、グループ候補生成部142が生成したグループ候補を、グループ記憶部121が記憶している場合には、そのグループにデータを登録し、グループ登録データ記憶部131に記憶させる。分類されたグループが複数ある場合には、一つのデータを複数のグループに登録してもよい。
グループ生成条件記憶部151は、グループ候補生成部142が生成したグループ候補を、グループ記憶部121が記憶していない場合に、新しいグループを生成するかどうかの条件(グループ生成条件)を記憶する。なお、グループ生成条件は、あらかじめ設定して記憶しておいてもよいし、入力部101の入力に基づいて、新規登録、修正、削除等してもよい。
また、入力部101がユーザに入力させたグループ生成条件を解析して、その規則性を導き出し、自動的に新たなグループ生成条件を設定、あるいは古いグループ生成条件を修正できる構成としてもよい。
グループ追加部152は、グループ候補生成部142が生成したグループ候補を、グループ記憶部121が記憶していない場合に、グループ生成条件記憶部151が記憶したグループ生成条件を満たすか否かを判断して、満たす場合には、新しいグループを追加する。追加された新しいグループは、グループ記憶部121が記憶する。
したがって、グループ候補生成部142が生成したグループ候補を、グループ記憶部121が記憶していない場合、グループ生成条件を満たせば、グループ追加部152が新しいグループを追加するので、データ登録部132は、新しく追加されたグループにそのデータを登録することになる。しかし、グループ生成条件を満たさない場合には、新しいグループが追加されないので、データ登録部132は、登録を行わない。
これにより、記憶しているデータが増えて、登録すべきグループが増えた場合であっても、グループの数の増加を抑えることができる。その結果、記憶領域全体に対するグループ記憶部の占める記憶領域の割合を抑えることができる。また、ユーザが、グループ一覧の中から目的とするグループを見つけ出すことが容易となる。更に、あらかじめグループ生成条件を記憶させておいて自動でグループを生成するので、ユーザが手動でグループを生成する必要がなく、ユーザの手間を削減することができる。
グループ削除条件記憶部161は、データ削除部113がデータ記憶部111に記憶したデータを削除した場合に、不要となったグループを削除する条件(グループ削除条件)を記憶する。なお、グループ削除条件は、あらかじめ設定して記憶しておいてもよいし、入力部101の入力に基づいて、新規登録、修正、削除等してもよい。
また、入力部101がユーザに入力させたグループ削除条件を解析して、その規則性を導き出し、自動的に新たなグループ削除条件を設定、あるいは古いグループ削除条件を修正できる構成としてもよい。
グループ削除部162は、グループ削除条件記憶部161が記憶したグループ削除条件を満たすか否かを判断して、満たす場合には、グループ記憶部121が記憶するグループを削除する。
例えば、グループに登録されたデータがなくなった場合には、そのグループは不要となる。そのようなグループをグループ記憶部121が記憶していると、グループ記憶部が占める記憶領域が無駄になる。また、そのようなグループを表示部102が表示していると、ユーザが目的のグループを見つけ出すことが困難になる。
このように、グループ削除条件を満たすグループを削除すれば、記憶領域の使用効率を高めることができる。また、ユーザが、グループ一覧の中から目的とするグループを見つけ出すことが容易となる。更に、あらかじめグループ削除条件を記憶させておいて自動的にグループを削除するので、ユーザが手動でグループを削除する必要がなく、ユーザの手間を削減することができる。
なお、グループの削除は、グループ記憶部121がそのグループを記憶していた領域を開放してそのグループを消去してもよいし、そのグループについての削除フラグを立てることにより、表示部102がそのグループを表示しないようにしてもよい。
グループ削除条件は、そのグループが空になった場合に限らない。
表示部102がデータをグループ化して表示するのは、データの数が多い場合に表示項目数を減らすことにより、ユーザが目的のデータを見つけ出すのを容易にするためである。
したがって、グループに登録されているデータが1つだけであれば、グループ化して表示しても、データのタイトル等をそのまま表示しても、表示される項目数は変わらない。
更にいえば、表示部102がデータをグループ化して表示する場合、ユーザが目的のデータに辿りつくには、例えば、そのグループを選択して展開し、そのグループに登録されているデータを表示させて選択するという手順を踏むことになる。したがって、データのタイトル等をそのまま表示する場合と比べて、ユーザの操作が増える。また、グループを選択して展開しなければ、そのグループに目的のデータが本当に登録されているか不明である。
したがって、あるグループに登録されているデータが複数ある場合であっても、データのタイトル等をそのまま表示するほうが、表示項目数は増えることになるが、全体的に見た操作性は高くなる場合もある。
そこで、そのグループに登録されているデータの数が所定の数を下回った場合に、そのグループを削除するというグループ削除条件を設ければよい。
グループ削除条件で設定する所定の数は、あらかじめ一定の数に定めておいてもよい。あるいは、入力部101の入力に基づいて定めてもよい。また、すべてのグループについて同じ数を設定する必要はなく、例えば、そのグループを生成したグループ生成条件ごとに異なる数を設定してもよい。
グループ削除条件として、グループに登録されたデータの数による条件を設けた場合、データ記憶部111が記憶したデータを、データ削除部113が削除したときに、グループ削除条件を満たすようになる可能性がある。
したがって、データ削除部113がデータを削除した場合に、グループ削除部162は、グループ削除条件を満たすかどうかのチェックを行う。
この場合において、グループ削除条件を満たすかどうかのチェックを行う必要のあるグループは、データ削除部113が削除したデータが登録されていたグループだけである。なぜなら、他のグループに登録されているデータの数は変わらないからである。
しかし、それ以外にもグループに登録されたデータの数が減る場合はある。例えば、入力部101の入力に基づいて、新しいグループ生成条件を設定した場合や、データ追加部112が新しいデータを追加した場合に、グループ追加部152が新しいグループを追加することがある。このとき、分類条件記憶部141が記憶する分類条件の優先順位が、新しいグループのほうが高く、しかも、両グループにデータを重複登録できない設定となっている場合には、データが新しいグループに移動してしまうので、古いグループに登録されたデータの数が減る場合がある。
グループ削除条件として、グループに登録されているデータがまだある場合でも、グループを削除する設定となっている場合には、グループを削除されると、登録されたグループがなくなってしまうデータが存在する。
したがって、グループ登録データ記憶部131が記憶しているリンクのうち、削除されたグループに登録していたデータについてのリンクも削除する必要がある。
なお、グループ登録データ記憶部131が、リンクではなくデータの実体を記憶している場合には、削除された以外のデータが失われないように、データの実体を他の領域に退避する等の措置が必要である。
更に、グループ削除部162がグループを削除する場合、削除されたグループに登録されていたデータについて、再度、グループに登録する手順(グループ候補の生成、グループの生成、データの登録等)を行う。
これは、グループに背反関係がある場合、そのデータがあるグループに登録されていたことによって、そのグループと背反関係にある他のグループの分類条件を満たしていても、他のグループには登録されない場合があるからである。その場合、そのデータが登録されていたグループが削除されていたことによって、そのデータを他のグループに登録すべき場合がある。
したがって、グループ間に背反関係を設けない設定にしている場合には、再度グループに登録する手順を行う必要はない。
次に、動作について、詳しく説明する。
図6は、この実施の形態において、データ記憶部111が記憶したデータをグループ化する手順における、データ記憶装置100の全体の制御の流れの一例を示すフローチャート図である。
初期状態において、データ記憶部111が記憶したデータには、既にグループ化の処理が終わっているものと、グループ化の処理が終わっていないものがある。
例えば、データ追加部112が新しいデータを追加した場合には、古いデータはグループ化の処理が終わっているが、新しく追加したデータはグループ化の処理が終わっていない。
あるいは、グループ削除部162がグループを削除したことによって解放されたデータを再グループ化する場合には、他のデータはグループ化の処理が終わっているが、解放されたデータはグループ化の処理が終わっていない。
また、これから初めてグループ化を行う場合には、データ記憶部111が記憶したデータすべてが、グループ化の処理の終わっていない状態である。
グループ候補生成部142は、まず、グループ化の処理の終わっていないデータの属性情報をデータ記憶部111から取得する(S11)。
データ記憶部111が記憶するデータの属性情報には、例えば、以下のようなものがある。
アナログテレビ放送では、EPGと呼ばれる番組表を取得することが可能である。番組表にはこれから放送されるテレビ番組に関する情報を記載している。記載内容としては、放送局名、放送時間帯、番組名、ジャンル、出演者などがある。
そこで、データがアナログテレビ放送の録画データである場合、録画時に、その番組に関する情報をEPGより取得して、属性情報として、録画データとともに記憶することができる。
また、録画した日時や予約録画の設定も、同様に、属性情報として、録画データとともに記憶することができる。
例えば、毎週同じ番組を録画するような設定(毎週録画予約)であれば、同じ毎週録画予約で録画された録画データは、同じ属性情報を持つ。したがって、同じグループに分類することができる。
デジタルテレビ放送やデジタルラジオ放送のようなデジタル放送番組は映像と音声のほかにその番組に関する文字データ放送が含まれる。
そこで、データがデジタル放送の録画・録音データである場合、録画・録音時に、その番組に関する文字データ放送の内容を取得して、属性情報として、録画・録音データとともに記憶することができる。
文字データ放送の内容をそのまま、属性情報として記憶してもよい。
あるいは、文字データ放送の内容を解析して、単語ごとに分割し、同一の単語が所定の回数(例えば20回)以上出現した場合に、その単語およびその出現回数を、「多数出現単語」という属性情報として記憶してもよい。
あるいは、データがテレビ放送およびラジオ放送の録画・録音データである場合、その音声データを属性情報として記憶することができる。
このとき、音声データを無音状態やある一定期間で分割して、記憶してもよい。
更に、分割された音声データを解析して、類似度の高い音声は同じものとして扱い、所定の時間(例えば1秒)以上の同じ音声が所定の回数(例えば10回)以上出現した場合に、その音声およびその出現回数を「多数出現音声」という属性情報として記憶してもよい。
あるいは、音声データを解析して、文字列に変換し、属性情報として記憶してもよい。
更に、その文字列を解析して、単語ごとに分割し、同一の単語が所定の回数(例えば20回)以上出現した場合に、その単語およびその出現回数を、「多数出現単語」という属性情報として記憶してもよい。
PC(パーソナルコンピュータ)に保存されたファイルには、そのファイルのファイル名、作成者、更新日などの情報がファイルのデータとともに保存されている。
したがって、データがPCに保存されたファイルのデータである場合、これらの情報を属性情報として記憶することができる。
あるいは、ファイルのデータを解析して、単語ごとに分割し、同一の単語が所定の回数(例えば20回)以上出現した場合に、その単語およびその出現回数を、「多数出現単語」という属性情報として記憶してもよい。
グループ候補生成部142は、次に、グループ化の処理が既に終わっているデータがあるかを判断し、ない場合には、グループ候補を生成しない(S12)。他に比較の対象がなければ、グループ化することはできないからである。そのデータについて、グループ化の処理が終わったことを示すフラグを立て、他にグループ化の処理が終わっていないデータがある場合には、そのデータについて、最初から処理を繰り返す。
グループ候補生成部142は、グループ化の処理が既に終わっているデータがある場合、その中の1つについての属性情報を、データ記憶部111から取得する(S13)。
グループ候補生成部142は、次に、2つのデータの属性情報を比較して、分類条件記憶部141が記憶した分類条件を満たす場合には、グループ候補を生成する。
例えば、分類条件として、録画データのタイトル(属性情報の一例)が完全に一致するものをグループ化するという条件が設定されている場合には、2つの録画データのタイトルを比較する。タイトルが完全に一致する場合、そのタイトルをグループ名とするグループ候補を生成する(S14)。しかし、グループ名は任意の文字列でもよい。
図7は、この実施の形態において、グループ候補生成部142が生成するグループ候補の一例を示す図である。
データ記憶部111は、データ711として、録画データ1〜録画データ4を記憶している。このうち、録画データ2〜録画データ4はグループ化処理が終わっており、録画データ1についてのグループ化処理を行う。
分類条件記憶部141は、分類条件として、タイトルに含まれる単語(属性情報部分文字列の一例)が4文字以上一致するものをグループ化するという条件を記憶している。
まず、録画データ1のタイトルを単語に分割する。
録画データ1のタイトルは「クイズ日本人のハテナ」であるから、「クイズ」「日本人」「ハテナ」などの単語に分割する。
なお、ここでいう単語は名詞などの品詞を指す。したがって、助詞である「の」は無視される。
次に、比較対象のタイトルも同様に単語ごとに分割し、両者を比較する。
録画データ2を比較対象とすると、録画データ2のタイトルは「クイズアメリカ人のハテナ」であるから、「クイズ」「アメリカ人」「ハテナ」などの単語に分割する。
この場合、「クイズ」と「ハテナ」が一致し、一致文字数が合計6文字であるから、分類条件を満たし、グループ候補1を生成する。
このときグループ候補のグループ名は、一致した単語から「クイズ・ハテナ」としてもよいし、他の名前をつけてもよい。
同様に、録画データ3を比較対象とすると、同じグループ候補1を生成する。
また、録画データ4を比較対象とすると、グループ候補2を生成する。
したがって、この場合、グループ候補が2つ生成された。
図8は、この実施の形態において、グループ候補生成部142が生成するグループ候補の別の例を示す図である。
データ記憶部111は、データ711として、録画データ3及び録画データ4を記憶している。このうち、録画データ4はグループ化処理が終わっており、録画データ3についてのグループ化処理を行う。
分類条件記憶部141は、分類条件として、25回以上出現し、4文字以上の多数出現単語が一致するものをグループ化するという条件を記憶している。
まず、両者の多数出現単語を比較する。
なお、多数出現単語は、あらかじめデータを解析してデータ記憶部111に記憶しておいてもよいし、グループ化の手順の中で、データを解析して求めてもよい。
この例において、両者の多数出現単語は「ホームラン」と「逆転」が一致する。
しかし、「ホームラン」は比較対象である録画データ4で20回しか出現していないので、分類条件を満たさない。
また、「逆転」は文字数が2文字なので、分類条件を満たさない。
したがって、グループ候補は生成されない。
このほか、分類条件には、以下のものが考えられるが、それ以外の分類条件であってもかまわない。
例えば、文字列データにより構成される属性情報を文字ごとに比較して、一致する文字の割合(文字列一致率)が所定の割合(例えば80%)以上である場合(すなわち、文字列長が10文字なら8文字以上一致した場合)に、グループ候補を生成する。
あるいは、音声データにより構成される属性情報の波形データを比較して、所定の方法により算出した類似度が所定の割合を超える場合に、グループ候補を生成する。
次に、グループ追加部152は、グループ候補生成部142が生成したグループ候補を、グループ記憶部121がグループとして記憶しているかを判断する(S15)。グループ記憶部121がグループ候補のグループを記憶していない場合には、グループ生成条件記憶部151が記憶したグループ生成条件を満たすか否かを判断する(S16)。
図7において、グループ候補生成部142は、グループ候補を2つ生成した。
グループ生成条件記憶部151は、分類条件1に基づいて生成するグループは、データ数が3以上のときに生成するという条件を記憶している。
そこで、それぞれのグループ候補をグループとして登録した場合、そのグループに登録されるデータがいくつあるかを数える。
その結果、グループ候補1には、録画データ1〜録画データ3が登録されるので、データ数は3である。
また、グループ候補2には、録画データ1と録画データ4が登録されるので、データ数は2である。
したがって、グループ候補1はグループ生成条件を満たすが、グループ候補2はグループ生成条件を満たさない。
グループ追加部152は、グループ生成条件を満たすグループ候補をグループとしてグループ記憶部121に追加し、グループ記憶部121が記憶する(S17)。
図7の例であれば、グループ追加部152は、グループ候補1を登録し、グループ記憶部121が記憶する。
このとき、グループ名は、グループ候補につけておいたグループ名をそのまま使用してもよい。あるいは、入力部101がユーザに入力させたグループ名をつけることとしてもよい。
データ登録部132は、グループ記憶部121が記憶したグループに、データを登録する(S18)。
既存のグループにデータを登録する場合には、そのときグループ化を行っているデータについて、登録を行えばよい。
しかし、新しくグループを追加した場合は、そのときグループ化を行っているデータ(この例では、録画データ1)だけでなく、そのグループに登録されるべき全てのデータ(この例では、録画データ1〜録画データ3)を、そのグループに登録する。
また、グループ候補を、グループ記憶部121が記憶しておらず、グループ生成条件も満たさない場合には、データを登録すべきグループがないので、そのデータはグループに登録されない。あるいは、どのグループにも登録されないデータを登録するグループ(「その他」グループ)を作り、そこに登録することとしてもよい。
図9は、以上で説明した手順が完了したあとにおいて、各記憶部が記憶している内容の一例を示す図である。
グループ記憶部121は、グループ追加部152が追加したグループ候補1を、グループ1として記憶している。
また、グループ登録データ記憶部131は、各グループとそこにデータ登録部が登録したデータとの関係を記憶している。
この例でいえば、グループ1に録画データ1、録画データ2、録画データ3の3つのデータが登録されていることを示している。
なお、この例では、グループ生成条件として、そのグループを生成した場合に登録されるデータの数を条件としていたが、他の条件であってもかまわない。
これによって、例えば、この実施の形態を放送録画装置に適用した場合には、ユーザは録画した番組を自分で整理することなく、属性が類似する複数の番組においてグループを自動的に作成し、振り分けられる。そのため、ディレクトリ(グループの一例)作成と振り分けの手間を省くことが可能である。また、属性ごとにディレクトリを用意しないため、ディレクトリ保存ストレージの無駄を省くことが可能である。
すなわち、あらかじめ分類条件とグループ生成条件を指定しておけば、自動的にグループが作成されるので、ユーザの手間が省かれる。
そのうえ、グループ生成条件により作成されるグループを制限するので、無駄にたくさんのグループが作成されることはない。
しかも、分類条件、グループ生成条件を変更することができるので、ユーザの好みに合わせることもできる。
図10は、この実施の形態において、グループを削除する手順におけるデータ記憶装置100の全体の処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
図11は、この実施の形態における各記憶部の記憶内容の一例を示す図である。
この状態において、データ削除部113が録画データ2を削除したとする(S21)。
グループ削除部162は、グループ登録データ記憶部131から、録画データ2が登録されていたグループを検索する(S22)。
この例では、録画データ2はグループ1に登録されていたことがわかる。
録画データ2が登録されていたグループがわかったので、グループ登録データ記憶部131が記憶している録画データ2についての情報も、削除してしまってよい。
グループ削除部162は、グループ記憶部121が記憶するグループを検索して、グループ1が分類条件1に基づいて生成されたグループであることを知り、グループ削除条件記憶部161が記憶するグループ削除条件のうち、分類条件1に基づいて生成されたグループの削除条件を調べる(S23)。
この例において、グループ削除条件記憶部161は、分類条件1に基づいて生成されたグループについて、データ数が2以下になった場合に削除するという条件を記憶している。
当然のことであるが、グループ削除条件記憶部161が記憶しているグループ削除条件と、グループ生成条件記憶部151が記憶しているグループ生成条件とが矛盾してはならない。
あるいは、グループ削除条件記憶部161を設けず、グループ生成条件記憶部151が記憶するグループ生成条件を満たさなくなった場合にそのグループを削除するという構成としてもよい。
グループ削除部162は、グループ1に登録されているデータ数が2以下かどうかを判断するため、グループ登録データ記憶部131が記憶する内容を調べる(S24)。
すると、グループ1にはデータが2つしか登録されていないことがわかる(録画データ2は削除されてしまっている)ので、グループ削除条件を満たしている。
そこで、グループ削除部162は、グループ1に登録されていたデータの解放を行う(S25)。
すなわち、データの実体をグループとともに記憶していた場合には、グループを削除することによってデータが失われてしまうのを防ぐため、データを安全な場所に退避する。
あるいは、グループ間に背反関係のある設定の場合には、解放されたデータが他のグループに登録できる場合があるので、解放されたデータについて、再度グループ化の処理を行う。
そして、グループ削除部162は、グループ1を削除する(S26)。
これにより、あらかじめグループ削除条件を指定しておけば、自動的に不要になったグループを削除するので、ユーザの手間が省かれる。
しかし、グループ生成条件により作成されるグループを制限するので、無駄にたくさんのグループが作成されることはない。
しかも、グループ削除条件を変更することができるので、ユーザの好みに合わせることもできる。
実施の形態2.
実施の形態2を図1〜図17を用いて説明する。
実施の形態2におけるデータ記憶装置100のハードウェア構成、内部構成、各部の働きは、実施の形態1と同様なので、ここでは説明を省略する。
この実施の形態では、分類条件が複数ある場合の関係について説明する。
図12は、この実施の形態における各記憶部の記憶内容の一例を示す図である。
データ記憶部111は、データ711として録画データ1〜録画データ5を記憶している。
また、分類条件記憶部141は、分類条件として、分類条件1及び分類条件2を記憶している。
グループ候補740は、実施の形態1で説明した手順により、グループ候補生成部142が生成する。
ここで、グループ候補1は、分類条件1に基づいて生成されたものであり、グループ候補2及びグループ候補3は、分類条件2に基づいて生成されたものである。
この実施の形態において、分類条件には優先度が設定されており、優先度の異なる分類条件との重複適用をするかを定めている。
すなわち、一つのデータが複数のグループの分類条件を満たす場合、そのデータをどのグループに登録してもよいかを示すものである。
優先度などは、あらかじめ定めておいてもよいし、入力部101がユーザに入力させて、設定・修正等ができるようにしてもよい。また、この例で示したよりも、もっと細かい設定ができるようにしてもよい。
例えば、この例において、グループ候補1の分類条件を満たすデータは、3つ(録画データ1、録画データ2、録画データ4)ある。
また、グループ候補2の分類条件を満たすデータは、5つ(録画データ1〜録画データ5)ある。
グループ候補3の分類条件を満たすデータは、3つ(録画データ1、録画データ2、録画データ4)ある。
ここで、分類条件1は分類条件2よりも高い優先度が設定されている。
そこで、グループ追加部152は、優先度の高い順にグループを追加するかどうかを判断する。
したがって、グループ追加部152は、優先度の高い分類条件1に基づいて生成されたグループ候補1について、最初に判断する。
その結果、グループ追加部152は、グループ候補1の分類条件を満たすデータは3つあるので、グループ候補1をグループ記憶部121に追加する。
次に、グループ追加部152は、優先度の低い分類条件2に基づいて生成されたグループ候補2及びグループ候補3について、グループを追加するかどうか判断する。
ここで、分類条件2は、自分よりも優先度の高い分類条件と重複適用はしない設定となっている。
したがって、分類条件2に基づいて生成されたグループ候補2及びグループ候補3には、分類条件2よりも優先度の高い分類条件1に基づいて生成されたグループ候補1(追加済)に登録されたデータを、重複して登録することはできない。
そこで、グループ候補1に分類されたデータ(録画データ1、録画データ2、録画データ3)を除くと、グループ候補2の分類条件を満たすデータは2つ(録画データ3、録画データ5)あり、グループ候補3の分類条件を満たすデータは0である。
よって、グループ候補2及びグループ候補3はともにグループ生成条件を満たさないので、グループ追加部152はグループ記憶部121に追加しない。
図13は、この実施の形態における各記憶部の記憶内容の別の例を示す図である。
データ記憶部111が記憶しているデータ711、属性情報712は、図12と同じである。また、分類条件記憶部141が記憶している分類条件も同じである。
違う点は、分類条件記憶部141が記憶している分類条件の優先関係である。すなわち、分類条件1に基づいて生成されたグループと、分類条件2に基づいて生成されたグループとの間で、データが重複して登録されることを許す設定となっている。
グループ候補740は、実施の形態1で説明した手順により、グループ候補生成部142が生成する。
次に、グループ追加部152は、グループ候補740をグループ記憶部121に追加するかを判断する。
このとき、グループ追加部152は、優先度の高い順に判断をする。
そこで、グループ追加部152は、優先度の高い分類条件1に基づいて生成されたグループ候補1について判断すると、分類条件を満たすデータが3つ(録画データ1、録画データ2、録画データ3)あるので、グループ追加部152は、グループ候補1をグループ記憶部121に追加する。
次に、グループ追加部152は、優先度の低い分類条件2に基づいて生成されたグループ候補2及びグループ候補3について判断する。
このとき、重複登録を許す設定となっているので、グループ候補1(追加済)に分類されるデータ(録画データ1、録画データ2、録画データ4)も含めて、分類条件を満たすデータの数を数える。
したがって、グループ候補2の分類条件を満たすデータは5つ(録画データ1〜録画データ5)、グループ候補3の分類条件を満たすデータは3つ(録画データ1、録画データ2、録画データ4)あり、ともにグループ生成条件を満たす。
次に、グループ追加部152は、もう一つのグループ生成条件を判断する。
データの重複登録を許す設定とした場合、条件によっては、2つのグループに登録されたデータがまったく同一となる場合がある(例えば、この例におけるグループ候補1とグループ候補3)。
このような場合、2つのグループがまったく異なる切り口から分類されたものであれば、両方のグループがあることにより、ユーザの検索の便がよくなる場合もある。
しかし、まったく内容の同じグループがあると、表示項目が増えるだけで、ユーザが目的のデータを見つけ出す妨げとなる場合もある。
そこで、グループ生成条件により、他のグループと同一のデータが分類されたのではない場合にのみグループを追加する設定とすれば、まったく内容の同じグループが2つできることはないので、好ましい。
この例においては、グループ候補2は、グループ候補1(追加済)と同一の内容ではないので、グループ生成条件をすべて満たすので、グループ追加部152は、グループ候補2をグループ記憶部121に追加する。
しかし、グループ候補3は、グループ候補1(追加済)と同一の内容なので、グループ生成条件を満たさないので、グループ追加部152は、グループ候補3をグループ記憶部121に追加しない。
このように、複数の分類条件に優先度をつけ、更に重複適用するかどうかを選べる構成とすることにより、同じ分類条件でも、様々なタイプの分類が可能となる。これにより、ユーザは、自己の好みに合った分類方法を選べることになり、目的とするデータを見つけ出すことが容易となる。
なお、この例において、グループ1に分類されるデータは、すべてグループ2にも分類されることになり、両グループには階層関係がある。
したがって、これを表示部102が表示する際、階層関係を表示画面上に表現すると、ユーザがグループの構造を理解しやすくなるので、目的のデータを見つけ出すことが容易となる。
図14及び図15は、この実施の形態において、表示部102がCRT表示装置901に表示する画面の一例を示す図である。
図形803は、グループを表す図形である。
図形804は、そのグループに登録されたデータの数を表す図形である。
図形805は、データを表す図形である。
図14が表示されているとき、ユーザがマウス903を操作して、マウスカーソル811を、簡略表示されたグループ「名探偵・明智耕助」を示す図形803に合わせ、クリックすると、図15のように、グループ「名探偵・明智耕助」に登録されたデータを見ることができるようになる。
逆に、図14が表示されているとき、ユーザがマウス903を操作して、マウスカーソル811を、詳細表示されたグループ「名探偵」を示す図形803に合わせ、クリックすると、全体が簡略表示となる。
このように、グループの階層関係を利用した表示方法とすることにより、ユーザが目的のデータを見つけ出すことが容易となる。
図16は、この実施の形態における各記憶部の記憶内容の更に別の例を示す図である。
図16において、データ記憶部111が記憶しているデータ(録画データ1〜録画データ5)は既にグループ化の処理が終了しており、その結果として、グループ記憶部121はグループ1及びグループ2を記憶し、グループ登録データ記憶部131は、図に示すグループとデータの関係を記憶している。
ここで、データ追加部112が新たに録画データ6を追加した場合について説明する。
グループ候補生成部142は、分類条件記憶部141が記憶した分類条件に基づいて、録画データ6の属性情報712と、録画データ1〜録画データ5の属性情報712とを比較して、グループ候補3及びグループ候補4を生成する。
グループ候補3及びグループ候補4はグループ記憶部121が記憶するグループに一致するものがないので、グループ追加部152は、グループ生成条件記憶部151が記憶したグループ生成条件に基づいて、グループ候補3及びグループ候補4をグループ記憶部121に追加するかどうか判断する。
グループ候補4の分類条件を満たすデータは4つ(録画データ1〜録画データ3、録画データ6)あるが、重複適用しない設定なので、優先度の高い分類条件1に基づいて生成されたグループ1に登録されたデータ(録画データ1〜録画データ3)は、優先度の低い分類条件2に基づいて生成されたグループ候補4に登録できない。よって、グループ候補4に分類されるデータは1つだけ(録画データ6)である。
したがって、グループ生成条件を満たさず、グループ追加部152は、グループ候補4をグループ記憶部121に追加しない。
グループ候補3の分類条件を満たすデータは2つ(録画データ5、録画データ6)ある。重複適用しない設定であるが、優先度の低い分類条件2に基づいて生成されたグループ2に登録されたデータ(録画データ5)は、優先度の高い分類条件1に基づいて生成されたグループ候補3には、登録できる。
したがって、グループ生成条件を満たすので、グループ追加部152は、グループ候補3をグループ記憶部121に追加する。
図17は、ここまでの手順によって、各記憶部の記憶内容が変わったことを示す図である。
グループ候補3が、グループ記憶部121に追加されてグループ3となったので、録画データ5はグループ2とグループ3の両方に登録されていることになる。
しかし、この例では、重複適用しない設定なので、優先度の低い分類条件2に基づいて生成されたグループ2の登録は、データ登録部が削除する。
グループ削除部162は、グループ2に登録されているデータの数が減ったので、グループ削除条件記憶部161が記憶しているグループ削除条件を、グループ2が満たすかどうかを判断する。
その結果、グループ2に登録されたデータは1つ(録画データ3)しかなく、分類条件2に基づいて生成されたグループの削除条件を満たすので、グループ削除部162は、グループ2を削除する。
グループ2を削除することにより、グループ削除部162は、グループ2に登録されていたデータ(録画データ3、録画データ5)を解放する。
このうち、録画データ5は、グループ2よりも優先度の高いグループ3に登録されたので、再グループ化の手順を行う必要はない。
他方、録画データ3は、解放されたことにより、他のグループに登録すべき状態になっているかもしれないので、グループ化終了フラグを「済」から「未」に戻し、もう一度、グループ化の手順を行うことになる。
グループ候補生成部142は、録画データ3を登録すべきグループ候補を生成する。
この例では、録画データ3を登録すべきグループ候補は、削除されたグループ「名探偵」以外にないので、グループ候補生成部142は、グループ候補を生成しない。
したがって、録画データ3はどのグループにも登録されない。
あるいは、この例においては、削除されたグループ2を生成した分類条件2よりも、優先度の低い分類条件が存在しないので、録画データ3がグループ2に登録されていたことによって、登録を阻まれたグループは存在しないはずである。
したがって、グループ削除部162がそれを判断し、再グループ化の手順を行わないこととすれば、グループ候補生成等の手順を行わずに済むので、処理の負担が軽くなり好ましい。
このように、状況が変化するたびに、グループ生成条件・グループ削除条件を満たすか判断し、動的にグループを生成・削除することにより、常に最適のグループ数を保つことができる。
実施の形態3.
実施の形態3を図18〜図24を用いて説明する。
この実施の形態は、メディアデータ保存機器200(データ記憶装置の一例)に保存した複数のメディアデータ(データの一例)に対して、その属性情報とグループ生成ルール(分類条件及びグループ生成条件の一例)により動的にグループを生成しメディアデータの登録を行う手段である。
図18は、この実施の形態におけるメディアデータ保存機器200の全体構成を示すものである。
メディアデータ保存機器200は、この装置の全体モジュールである。
メディアデータ表示部210は、メディアデータ保存部230(データ記憶部の一例)に保存されたメディアデータやグループ保存部240(グループ記憶部及びデータ登録部の一例)に保存されたグループを表示するためのモジュールである。
グループ管理部220は、複数のメディアデータからグループを生成するためのルール(分類条件及びグループ生成条件の一例)とグループからメディアデータを削除するためのルール(グループ削除条件の一例)を保持し、メディアデータ保存部230から取得した複数のメディアデータからグループを生成、もしくは、グループからメディアデータを削除する、メディアデータとグループの管理を行うモジュールである。
メディアデータ保存部230は、番組コンテンツや音楽データなどのメディアデータを保存するための領域である。メディアデータにはEPG情報や音楽情報などの属性情報を付加することが可能である。
グループ保存部240は、グループ管理部220によって生成されたグループ情報を保存するためのモジュールである。ここでグループ情報とはグループ名とそのグループに属するメディアデータ保存部230に保存しているメディアデータへのアドレスを格納しているテーブルである。
図19はこの実施の形態におけるグループ管理部220の全体構成を示すものである。
グループ生成部221(グループ追加部及びデータ登録部の一例)は、複数のメディアデータに対してグループ生成ルールを満たす場合、グループを生成し、生成したグループに対して、これらのメディアデータを登録するモジュールである。
グループ削除部222は、グループに登録されているメディアデータを削除する場合に、グループ削除ルールを満たした場合にそのメディアデータが属するグループの分解を行うモジュールである。
属性比較部223(グループ候補生成部の一例)は、複数のメディアデータに付加されたタイトル名やジャンル名などの属性情報に含まれる単語文字列の一致度を比較するためのモジュールである。
グループ生成ルール部224(分類条件記憶部及びグループ生成条件記憶部の一例)は、グループを生成するための属性比較部223での単語文字列の一致率の設定を行い、グループ生成ルール(分類条件及びグループ生成条件の一例)として管理するためのモジュールである。
グループ削除ルール部225(グループ削除条件記憶部の一例)は、グループを削除するための条件を保持するモジュールである。
次に、この実施の形態における、メディアデータ保存機器200の全体動作を図20のフローチャートと共に説明する。
まず、保存したメディアデータはあらかじめメディアデータ保存部230に保存されており、それぞれのメディアデータにはEPGなどから取得した、番組名やジャンル名などの属性情報も保存されているものとする。グループ管理部220では、メディアデータ保存部230に登録された複数のメディアデータの属性情報を取得する(S31)。
次に、グループ管理部220に処理が移される。取得した属性情報の文字列は属性比較部223が単語ごとに分割する(S32)。ここで単語とは名詞などの品詞を指す。例えば、属性情報として番組名が「クイズ日本にハテナ」では、「クイズ」「日本」「はてな」のように、属性比較部223が分割を行う。
次に、複数のメディアデータに対して分割した属性情報に対して属性比較部223が文字列の一致率を計算する(S33)。このとき、グループ生成ルール部224で生成したグループ生成ルールの条件を満たした場合に、グループ生成部221に対して属性比較部223がグループ生成の要求を行う。このとき、そのグループが既に生成されているかどうかの存在チェックを、グループ生成部221が行う(S34)。
このとき、グループが存在しない場合、グループ生成部221はグループを生成し(S35)、そのグループをグループ保存部240に保存する(S36)。
また、グループ生成部221は、グループを生成する際、そのグループに格納すべき、メディアデータ保存部230に保存されたメディアデータの実体へのアドレスをグループに登録する(S37)。
そして、ユーザからグループの表示要求が行われた場合、メディアデータ表示部210は生成したグループ内容およびメディアデータを表示する。
メディアデータ保存部230が、図21のようなデータを記憶しているものとする。すなわち、メディアデータ保存機器にP1〜P5の番組(データの一例)が保存されており、かつ、それぞれの番組名属性情報(属性情報の一例)はP11〜P51と設定されている。
また、グループ生成ルール部224が、図22のR1のようなグループ生成ルールを記憶しているとする。
グループ管理部220は、上述した手順により、グループD11を生成し、グループ保存部240が記憶する。
また、グループ管理部220は、グループ生成ルールを複数適用してもかまわない。その際、グループ生成の際、複数のグループ生成ルールに合致する場合は優先度に応じて生成することが可能である。
図21のようにメディアデータ保存機器にP1〜P5の番組(データの一例)が保存されており、かつ、それぞれの番組名属性情報(属性情報の一例)はP11〜P51と設定されていると仮定する。
次に、図23のR11、R12のように複数のグループ生成ルールが設定されていると仮定する。ここではR11は完全一致文字列長が4文字以上、R12は完全一致文字列長が2文字以上となっている。またグループ生成ルールの優先度をR11>R12とする。
ここで、グループ管理部220は優先順位が高い順にグループ生成ルールを適用するとすると、P1〜P5の番組は図23のようにグループ形成される。このとき、グループD21は文字列「名探偵日本太郎」でP1、P2、P4は優先的にグループ生成される。このとき、P1〜P5はすべてグループ生成ルールR12を満たすが、R11が優先条件となる。このとき、R11を満たさないP3とP5はR12が適用され、同一グループD31としてグループ生成する。
逆に、グループ管理部220は優先順位が低い順にグループ生成ルールを適用するとすると、P1〜P5の番組は図24のようにグループ形成される。このとき、文字列「日本」でP1〜P5のグループD5が生成され、さらにその内部には文字列「名探偵日本太郎」でP1、P2、P4のグループD4が生成する。
以上のように優先度の高低の切り替えによって、グループの生成を制御することが可能である。
実施の形態4.
実施の形態4を図18〜図25を用いて説明する。
この実施の形態は、グループを作成した状態において、グループに登録されたメディアデータを削除する場合、そのメディアデータに付随していた属性情報とグループ削除ルールによりグループの削除を行う手段である。
図18はこの実施の形態におけるメディアデータ保存機器200(データ記憶装置の一例)の全体構成を示すものである。
次に、この実施の形態における、メディアデータ保存機器200の全体動作を図25のフローチャートと共に説明する。
まず、保存したメディアデータはあらかじめメディアデータ保存部230(データ記憶部の一例)に保存されており、それぞれのメディアデータにはEPGなどから取得した、番組名やジャンル名などの属性情報も保存されているものとする。また、グループ保存部240(グループ記憶部及びデータ登録部の一例)にはあらかじめこれらのメディアデータが実施の形態3で説明した手順によってグループ化されているものとする。
メディアデータを削除する場合、グループ管理部220では、まずメディアデータの取得をメディアデータ保存部230に対して行う。次に、そのメディアデータがどのグループに属するかをチェックし、そのグループをグループ保存部240に対して行う(S41)。
次に、グループ削除部222では、グループ削除ルール部225(グループ削除条件記憶部の一例)より取得した削除ルール(グループ削除条件の一例)の比較を行う(S42)。例えば、削除ルールとして、「メディアデータ数3個以下」というグループ削除ルールが存在するとする。このとき、このグループには事前に4個のメディアデータが存在したとする。このとき、このグループに属するメディアデータを削除する場合、このグループはメディアデータ数が3個となり、グループ削除ルールの条件を満たす。
これにより、グループ削除部222はこのグループからこのグループに属するメディアデータの解放を行い(S43)、グループ保存部240に登録されている当該グループの削除を行う(S44)。そして最後に、メディアデータ保存機器200は、削除対象となるメディアデータをメディアデータ保存部230から削除する(S45)。
実施の形態5.
実施の形態5を図18〜図25を用いて説明する。
グループ生成管理方式の例として、アナログテレビ放送録画装置(データ記憶装置の一例)が考えられる。
アナログテレビ放送では、EPGと呼ばれる番組表を取得することが可能である。番組表にはこれから放送されるテレビ番組に関する情報を記載している。記載内容としては、放送局名、放送時間帯、番組名、ジャンル、出演者などがある。これらを属性情報と呼び、メディアデータ保存機器200は、これらの属性情報を番組とともに保存する。
属性比較部223は、保存された複数の番組間について、複数の属性値の文字列一致率を計算する。グループ生成部221は、グループ生成ルールに則り、その一致率がグループ生成ルールに合致するものであれば、その複数番組に対してグループ化し、ディレクトリ(グループの一例)を作成する。そして、グループ生成部221は、そのディレクトリに対して番組を登録する。このとき、登録する内容はその番組の実体でもかまわないし、実体へのリンクであってもかまわない。
例を用いて説明する。例えば、図21のように保存した複数の番組P1〜P5について、番組名属性がそれぞれP11「名探偵日本太郎1」、P21「名探偵日本太郎2」、P31「日本ニュース」、P41「名探偵日本太郎3」、P51「ドキュメント日本」として付加しているものとする。
このとき、図22のようにグループ生成ルールR1として、文字列の完全一致文字数を4文字以上、2番組以上というグループ生成ルールをユーザが用意した場合、属性比較部223が、これらの番組において、グループ生成ルールの条件を満たす「名探偵日本太郎」という完全一致文字数が4文字以上であり、かつ3番組以上一致していると判断した、番組P1、P2、P4を、グループ生成部221がグループ化し、ディレクトリを作成する。この際、ディレクトリD1にD11のようにタイトル属性を付加することも可能である。このとき、タイトル属性はユーザが任意で入力するか、先ほどの一致文字列をそのまま自動的に付加してもかまわない。
また、上記の例では、ユーザがグループ生成ルールR1を設定したが、ユーザの録画履歴、ディレクトリの生成履歴からグループ生成ルール部224がグループ生成ルールを生成することも可能である。
これによって、ユーザは録画した番組を自分で整理することなく、属性が類似する複数の番組においてグループを自動的に作成し、振り分けられる。そのため、ディレクトリ作成と振り分けの手間を省くことが可能である。また、属性ごとにディレクトリを用意しないため、ディレクトリ保存ストレージの無駄を省くことが可能である。
また、グループ生成ルールを自動的に生成することにより、さらにユーザの手間を省くことが可能である。
実施の形態6.
実施の形態6を図18〜図27を用いて説明する。
グループ生成管理方式の例として、デジタルテレビ放送録画装置(データ記憶装置の一例)が考えられる。
デジタルテレビ放送やデジタルラジオ放送のようなデジタル放送番組は映像と音声のほかにその番組に関する文字データ放送が含まれる。そのため、EPG情報以外に、文字データ放送を番組の属性情報と考えることができる。
例えば、図26のように、録画する番組についてこれらの文字データ放送も同時に録画するものとする。このとき、各番組の文字データ放送を単語ごとに分割を行った上で、図27のように、グループ生成ルールとして、同一番組に繰り返し出現する単語を番組内同一単語使用数として、20回以上使用されている単語で、かつ、その単語が2文字以上でかつ、3番組以上で一致する場合とする、グループ生成ルールR2を用意する。
このとき、グループ管理部220は、複数の番組Q1〜Q5において、このグループ生成ルールに則った番組をグループ化し、ディレクトリを生成し、登録を行う。この図の場合、対象属性「録画データ放送」に対して、「日本捕手」という文字列で、録画番組1、録画番組2、録画番組4がこのグループ生成ルールR2の条件に一致したと属性比較部223が判断したため、グループ生成部221は、それらをグループ化し、ディレクトリE1を生成する。この際、E11のようにタイトル属性をディレクトリE1に付加することも可能である。このとき、タイトル属性はユーザが任意で入力するか、もしくは、先ほどの一致単語をそのまま自動的に付加してもかまわない。
これによって、ユーザは録画した番組を自分で整理することなく、属性が類似する複数の番組においてディレクトリを自動的に作成し、振り分けられる。そのため、ディレクトリ作成と振り分けの手間を省くことが可能である。また、属性ごとにディレクトリを用意しないため、ディレクトリ保存ストレージの無駄を省くことが可能である。
また、グループ生成ルールを自動的に生成することにより、さらにユーザの手間を省くことが可能である。
また、録画データ放送に番組の内容が格納されている場合、ユーザは内容を見ずとも、録画した番組を自動的にディレクトリに振り分けられる。
実施の形態7.
実施の形態7を図18〜図29を用いて説明する。
グループ生成管理方式の例として、テレビおよびラジオ放送録画装置(データ記憶装置の一例)が考えられる。
テレビ放送およびラジオ放送の音声データをもとに、複数の放送データをディレクトリに整理する。
図28のように複数の録画番組U1〜U5に対して、その音声データとしてそれぞれU11〜U51が設定されているものとする。このとき、これらの音声データを文字列に変換する。変換した文字列を番組の属性情報として考え、グループ管理部220は、実施の形態3で説明した手法を利用して放送データをグループ化し、ディレクトリに登録を行う。
これによって、ユーザは録画した番組を自分で整理することなく、属性が類似する複数の番組においてディレクトリを自動的に作成し、振り分けられる。そのため、ディレクトリ作成と振り分けの手間を省くことが可能である。また、属性ごとにディレクトリを用意しないため、ディレクトリ保存ストレージの無駄を省くことが可能である。
また、グループ生成ルールを自動的に生成することにより、さらにユーザの手間を省くことが可能である。
また、音声情報と映像情報が同期しているテレビ放送の場合、ユーザは内容を見ずとも自動的にグループに振り分けられる。
実施の形態8.
実施の形態8を図18〜図29を用いて説明する。
グループ生成管理方式の例として、テレビおよびラジオ放送録画装置(データ記憶装置の一例)が考えられる。
テレビ放送およびラジオ放送の音声データをもとに、複数の放送データをディレクトリに整理する。
各番組の音声データを無音状態やある一定期間で分割を行い、グループ生成ルールとして、複数の音声データの波形一致率を利用することによって実施の形態7と同一の効果を得ることができる。
例えば、図28のように複数の録画番組U1〜U5に対して、その音声データとしてそれぞれU11〜U51が設定されているものとする。そして、図29のようにグループ生成ルールをR3のように、1番組で類似の波形音声が10個以上存在しており、かつその類似している部分が1秒以上続いており、その類似部分がほかの3番組以上と一致すればディレクトリを生成するようにグループ生成ルールが設定されているものとする。このとき、複数の録画番組U1〜U5において、録画番組1、録画番組2および録画番組4の各録画番組において、「ホームラン」という音声が1秒以上、10回以上されている場合、一致番組3番組以上も満たしグループ生成ルールの条件を満たすこととなる。このとき、グループ管理部220は、これらの3番組に対してグループ化し、ディレクトリF1を作成する。この際、ディレクトリF1にF11のようにディレクトリにタイトル属性を付加することも可能である。このとき、タイトル属性はユーザが任意で入力するか、もしくは、先ほどの一致単語をそのまま自動的に付加してもかまわない。
これによって、ユーザは録画した番組を自分で整理することなく、番組中にてある一定回数以上発声される音声の類似している複数の番組において、グループを自動的に作成し、振り分けられる。そのため、グループ作成と振り分けの手間を省くことが可能である。また、属性ごとにグループを用意しないため、グループ保存ストレージの無駄を省くことが可能である。
また、グループ生成ルールを自動的に生成することにより、さらにユーザの手間を省くことが可能である。
実施の形態9.
実施の形態9を図18〜図31を用いて説明する。
グループ生成管理方式の例として、PC(データ記憶装置の一例)におけるディレクトリ自動生成機能が考えられる。
PCなどのコンピュータ機器に保存したファイルをグループ生成ルールに基づき、自動的にディレクトリ(グループの一例)を生成、振り分けを行う。
例えば、PCのあるディレクトリの中に図30に示すようなT1〜T5の複数のファイルが存在する。このとき図31のように、グループ生成ルールをR4を用意する。グループ生成ルールR4では、グループの生成条件を、対象属性を「ファイル名」、一致文字列長を「5文字以上」、一致ファイル数を「2ファイル以上」とする。
このとき、グループ管理部220は、グループ生成ルールR4に従い、図31に示すようなディレクトリの生成および振り分けを行う。
この場合、ファイル1、ファイル2、ファイル4はファイル名属性において、文字列長11文字の「ミーティング議事録04」という一致文字列で共通しており、かつ、2ファイル以上の一致し、上記の条件を満たしている。一方で、ファイル3、ファイル5はタイトル属性において、文字列長6文字の「年度研究計画」という一致文字列で共通しており、かつ2ファイル以上の一致し、上記の条件を満たしている。
これにより、図30の複数のファイルT1〜T5は図31に示すようなディレクトリJ1とディレクトリK1が生成され、ディレクトリJ1にはファイル1、ファイル2、ファイル4、そして、ディレクトリK1にはファイル3、ファイル5が登録される。このとき、ディレクトリのタイトル属性はユーザが任意で入力するか、もしくは、先ほどの一致単語をそのまま自動的に付加してもかまわない。
上記例では、属性としてファイル名を取り上げたが、日付やファイルサイズ、ファイルの内容をグループ生成ルールの条件として記述してもかまわない。このとき、タイトル属性はユーザが任意で入力するか、もしくは、先ほどの一致単語をそのまま自動的に付加してもかまわない。
これによって、ユーザはPCに保存したファイルを自分で整理することなく、ファイル名などの属性が一致している複数のファイルにおいて、ディレクトリを自動的に作成し、振り分けられる。そのため、ディレクトリ作成と振り分けの手間を省くことが可能である。また、属性ごとにディレクトリを静的に用意しないため、ディレクトリ保存ストレージの無駄を省くことが可能である。
また、グループ生成ルールを自動的に生成することにより、さらにユーザの手間を省くことが可能である。
以上説明したように、従来は、ユーザが記録した番組やコンテンツなどのメディアデータをディレクトリやライブラリなどのグループに振り分ける場合、ユーザは手動でグループを生成し、そのグループにメディアデータを振り分ける必要があった。また、HDDレコーダーやPCなど、メディアデータ保存機器がキーワードやジャンルなどによって上記で作成されたグループに自動的に振り分ける。これらはユーザにグループ作成の手間を発生させていた。また、メディアデータ保存機器がEPG情報や音楽CD情報データベースに登録された複数の属性に1個1個に対してグループを作成し、それらすべてのグループにメディアデータを登録する方法では、メディアデータの増大に伴い、少なくともメディアデータの数以上のグループを生成することとなり、グループ検索の手間が生じていた。
そこで、複数のメディアデータに対して、ユーザが手動で入力した属性もしくは、あらかじめ放送時に付加された属性と、ユーザが設定あるいはメディアデータ保存機器が生成したルールに基づいて、自動的にグループ化し、グループを作成し、それらのメディアデータへのリンクを登録することで、上記のような課題を解決するものである。
具体的には、メディアデータ保存機器に保存された複数のメディアデータに対して、メディアデータに付随したメディア情報の属性と、ユーザが設定あるいはメディアデータ保存機器が生成したルールにしたがって動的にグループ化を作成し、生成したグループにそれらのメディアデータを登録するグループ生成管理方式によって、これを実現する。
あるいは、メディアデータや作成したグループの一覧を表示するためのメディアデータ表示部と、グループ生成ルールにしたがって、グループを生成し、複数のメディアデータへのリンクを、生成したグループに登録するためのグループ管理部と、グループを生成するグループ生成部と、複数のメディアデータの属性の文字列を比較するための文字列比較部と、番組コンテンツや音楽データなどのメディアデータを保存するための領域を保持するメディアデータ保存部と、生成したグループを保存するための領域を保持するグループ保存部と、グループの生成ルールを保持するグループ生成ルール部と、グループの削除ルールを保持するグループ削除ルール部と、を保持する構成としてもよい。
また、上記グループ生成ルール部は、ユーザが手動でグループ生成ルールを設定することが可能であってもよい。
また、上記グループ生成ルール部は、メディアデータ保存機器がメディアデータ閲覧履歴や属性文字列一致率からグループ生成ルールを設定することが可能であってもよい。
また、上記グループ削除ルール部は、ユーザが手動でグループ削除ルールを設定することが可能であってもよい。
また、上記グループ削除ルール部は、メディアデータ保存機器がメディアデータの閲覧履歴や属性文字列不一致率からグループ削除ルールを設定することが可能であってもよい。
また、上記グループ管理部は、グループ生成ルール部によって生成されたグループ生成ルールを利用し、複数のメディアデータ間において、グループ生成ルールに満たした場合、それらのメディアデータに対して、グループ生成部にグループ生成を要求し、そのグループに対してメディアデータのリンクを登録してもよい。
また、上記グループ管理部は、メディアデータがユーザもしくはメディアデータ保存機器によって削除された場合、グループ削除ルール部によって生成されたグループ削除ルールを利用し、グループ削除ルールを満たした場合、そのメディアデータが登録されていたグループを削除してもよい。
実施の形態1及び実施の形態2におけるデータ記憶装置100の外観の一例を示す図。 実施の形態1及び実施の形態2におけるデータ記憶装置100のハードウェア構成の一例を示す図。 実施の形態1及び実施の形態2におけるデータ記憶装置100の全体構成を示す図。 実施の形態1及び実施の形態2において、表示部102がCRT表示装置901に表示する画面の一例を示す図。 実施の形態1及び実施の形態2において、表示部102がCRT表示装置901に表示する画面の一例を示す図。 実施の形態1及び実施の形態2において、データ記憶部111が記憶したデータをグループ化する手順における、データ記憶装置100の全体の制御の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1及び実施の形態2において、グループ候補生成部142が生成するグループ候補の一例を示す図。 実施の形態1及び実施の形態2において、グループ候補生成部142が生成するグループ候補の一例を示す図。 実施の形態1及び実施の形態2における各記憶部の記憶内容の一例を示す図。 実施の形態1及び実施の形態2において、グループを削除する手順におけるデータ記憶装置100の全体の処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1及び実施の形態2における各記憶部の記憶内容の一例を示す図。 実施の形態2における各記憶部の記憶内容の一例を示す図。 実施の形態2における各記憶部の記憶内容の一例を示す図。 実施の形態2において、表示部102がCRT表示装置901に表示する画面の一例を示す図。 実施の形態2において、表示部102がCRT表示装置901に表示する画面の一例を示す図。 実施の形態2における各記憶部の記憶内容の一例を示す図。 実施の形態2における各記憶部の記憶内容の一例を示す図。 実施の形態3〜実施の形態9におけるメディアデータ保存機器200の全体構成を示す図。 実施の形態3〜実施の形態9におけるグループ管理部220の構成を示すブロック図。 実施の形態3〜実施の形態9におけるグループ管理部のグループ生成動作を示すフローチャート図。 実施の形態3〜実施の形態5における複数の録画番組とその番組名属性情報の一例を示す図。 実施の形態3〜実施の形態5におけるグループ生成ルールとそれを利用したグループ化を示す図。 実施の形態3における複数のグループ生成ルールとそれをR11、R12の順に適用した結果のグループ化を示す図。 実施の形態3における複数のグループ生成ルールとそれをR12、R11の順に適用した結果のグループ化を示す図。 実施の形態3〜実施の形態9におけるグループ管理部のグループ削除動作を示すフローチャート図。 実施の形態6における複数の録画番組とそのデータ放送属性情報の例を示す図。 実施の形態6におけるグループ生成ルールとそれを利用したグループ化を示す図。 実施の形態7及び実施の形態8における複数の録画番組とその音声データ属性情報の例を示す図。 実施の形態7及び実施の形態8におけるグループ生成ルールとそれを利用したグループ化を示す図。 実施の形態9における複数のPCデータファイルとそのファイル名属性情報の例を示す図。 実施の形態9におけるグループ生成ルールとそれを利用したグループ化を示す図。
符号の説明
100 データ記憶装置、101 入力部、102 表示部、111 データ記憶部、112 データ追加部、113 データ削除部、121 グループ記憶部、131 グループ登録データ記憶部、132 データ登録部、141 分類条件記憶部、142 グループ候補生成部、151 グループ生成条件記憶部、152 グループ追加部、161 グループ削除条件記憶部、162 グループ削除部、801,802 アイコン、803,804,805 図形、811 マウスカーソル、711 データ、712 属性情報、740 グループ候補、200 メディアデータ保存機器、210 メディアデータ表示部、220 グループ管理部、221 グループ生成部、222 グループ削除部、223 属性比較部、224 グループ生成ルール部、225 グループ削除ルール部、230 メディアデータ保存部、240 グループ保存部、901 CRT表示装置、902 K/B、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、907 スキャナ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話器、932 FAX機、940 インターネット、941 ゲートウェイ、942 LAN。

Claims (11)

  1. データを2つ以上記憶し、上記データそれぞれについて上記データの属性情報を記憶するデータ記憶部と、
    上記データ記憶部が記憶したデータのうち2つ以上のデータが属するグループを記憶するグループ記憶部と、
    上記グループ記憶部が記憶したグループと、上記グループに属するデータとの関係を記憶するグループ登録データ記憶部と、
    1つのグループに属する2つ以上のデータについての属性情報の間の関係が満たすべき分類条件を2つ以上記憶し、上記分類条件それぞれについて上記分類条件の優先度を記憶する分類条件記憶部と、
    生成するグループに属するデータの数の下限を表わすグループ生成条件を記憶するグループ生成条件記憶部と、
    削除するグループに属するデータの数の上限を表わすグループ削除条件を記憶するグループ削除条件記憶部と、
    上記データ記憶部が記憶した属性情報に基づいて、上記属性情報間に、上記分類条件記憶部が記憶した分類条件のうちいずれかの分類条件を満たす関係がある属性情報を有する2つ以上のデータが、上記データ記憶部が記憶したデータのなかにある場合に、上記分類条件満たす関係がある属性情報を有する2つ以上のデータが分類されるグループ生成するグループ候補生成部と、
    記グループ候補生成部が生成したグループ候補について、上記グループ候補分類されるデータの数を算出し、算出したデータ数を、上記グループ生成条件記憶部が記憶したグループ生成条件が表わす下限と比較し、上記データの数が上記下限以上である場合に、上記グループ候補をループとし上記グループ記憶部に記憶させるグループ追加部と、
    記グループ候補生成部が生成したグループ候補を上記グループ追加部グループとして上記グループ記憶部に記憶させた場合に、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類されたデータが、上記グループ追加部が追加したグループに属することを上記グループ登録データ記憶部に記憶させ、上記グループ記憶部が記憶したグループのうち、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類された2つ以上のデータについての属性情報の間の関係が満たす分類条件について上記分類条件記憶部が記憶した優先度よりも、優先度が低い分類条件に基づいて生成されたグループに、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類された2つ以上のデータのうち少なくとも1つが属する場合に、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類された2つ以上のデータのうち、上記優先度が低い分類条件に基づいて生成されたグループに属するデータが、上記優先度が低い分類条件に基づいて生成されたグループに属さなくなったことを上記グループ登録データ記憶部に記憶させるデータ登録部と、
    上記グループ記憶部が記憶したグループに属するデータの数が少なくなった場合に、上記グループに属するデータの数を算出し、算出したデータの数を、上記グループ削除条件記憶部が記憶したグループ削除条件が表わす上限と比較し、上記データの数が上記上限以下である場合に、上記グループを上記グループ記憶部から削除するグループ削除部とを有することを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 上記グループ候補生成部は、上記データ記憶部が記憶したデータのうち、上記グループ削除部が削除したグループに属していたデータそれぞれについて、上記データの属性情報との間に、上記分類条件記憶部が記憶した分類条件のうちいずれかの分類条件を満たす関係がある属性情報を有するデータが、上記データ記憶部が記憶した他のデータのなかにある場合に、上記分類条件を満たす関係がある属性情報を有する2つ以上のデータが分類されるグループ候補を生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 上記グループ追加部は、上記データ記憶部が記憶したデータのうち、上記グループ記憶部が記憶したいずれのグループにも属さないデータのなかから、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類されるデータの数を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ記憶装置。
  4. 上記グループ追加部は、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補が2つ以上ある場合、上記グループ候補に分類されたデータについての属性情報の間の関係が満たす分類条件について上記分類条件記憶部が記憶した優先度が高い順に、上記グループ候補分類されるデータの数を算出し、算出したデータの数が上記グループ生成条件が表わす下限以上である場合に、上記グループ候補をグループとして上記グループ記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ記憶装置。
  5. 上記データ記憶部は、上記属性情報として、上記データに関連する文字列を記憶し、
    上記分類条件記憶部は、上記分類条件として、上記文字列を構成する単語のうち少なくとも一部の単語が一致するという条件を記憶し、
    上記グループ候補生成部は、上記データ記憶部が記憶したータについて、上記データ記憶部が属性情報として記憶した文字列を構成する単語のなかに、上記データ記憶部が記憶た2つ以上のデータについ共通する単語がある場合に、上記文字列を構成する単語のなかに共通する単語がある2つ以上のデータが分類されるグループ候補を生成することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のデータ記憶装置。
  6. コンピュータが実行することにより、上記コンピュータが請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータ記憶装置として機能することを特徴とするコンピュータプログラム。
  7. データ記憶部と、グループ記憶部と、グループ登録データ記憶部と、分類条件記憶部と、グループ生成条件記憶部と、グループ削除条件記憶部と、グループ候補生成部と、グループ追加部と、データ登録部と、グループ削除部とを有するデータ記憶装置が、記憶したデータをグループ化するグループ化方法において、
    上記データ記憶部が、データを2つ以上記憶し、上記データそれぞれについて上記データの属性情報を記憶し、
    上記グループ記憶部が、上記データ記憶部が記憶したデータのうち2つ以上のデータが属するグループを記憶し、
    上記グループ登録データ記憶部が、上記グループ記憶部が記憶したグループと、上記グループに属するデータとの関係を記憶し、
    上記分類条件記憶部が、1つのグループに属する2つ以上のデータについての属性情報の間の関係が満たすべき分類条件を2つ以上記憶し、上記分類条件それぞれについて上記分類条件の優先度を記憶し、
    上記グループ生成条件記憶部が、生成するグループに属するデータの数の下限を表わすグループ生成条件を記憶し、
    上記グループ削除条件記憶部が、削除するグループに属するデータの数の上限を表わすグループ削除条件を記憶し、
    上記グループ候補生成部が、上記データ記憶部が記憶した属性情報に基づいて、上記属性情報の間に、上記分類条件記憶部が記憶した分類条件のうちいずれかの分類条件を満たす関係がある属性情報を有する2つ以上のデータが、上記データ記憶部が記憶したデータのなかにある場合に、上記分類条件を満たす関係がある属性情報を有する2つ以上のデータが分類されるグループ候補を生成し、
    上記グループ追加部が、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補について、上記グループ候補に分類されるデータの数を算出し、算出したデータの数を、上記グループ生成条件記憶部が記憶したグループ生成条件が表わす下限と比較し、上記データの数が上記下限以上である場合に、上記グループ候補をグループとして上記グループ記憶部に記憶させ、
    上記データ登録部が、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補を上記グループ追加部がグループとして上記グループ記憶部に記憶させた場合に、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類されたデータが、上記グループ追加部が追加したグループに属することを上記グループ登録データ記憶部に記憶させ、上記グループ記憶部が記憶したグループのうち、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類された2つ以上のデータについての属性情報の間の関係が満たす分類条件について上記分類条件記憶部が記憶した優先度よりも、優先度が低い分類条件に基づいて生成されたグループに、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類された2つ以上のデータのうち少なくとも1つが属する場合に、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類された2つ以上のデータのうち、上記優先度が低い分類条件に基づいて生成されたグループに属するデータが、上記優先度が低い分類条件に基づいて生成されたグループに属さなくなったことを上記グループ登録データ記憶部に記憶させ、
    上記グループ削除部が、上記グループ記憶部が記憶したグループに属するデータの数が少なくなった場合に、上記グループに属するデータの数を算出し、算出したデータの数を、上記グループ削除条件記憶部が記憶したグループ削除条件が表わす上限と比較し、上記データの数が上記上限以下である場合に、上記グループを上記グループ記憶部から削除することを特徴とするグループ化方法。
  8. 上記グループ候補生成部は、上記データ記憶部が記憶したデータのうち、上記グループ削除部が削除したグループに属していたデータそれぞれについて、上記データの属性情報との間に、上記分類条件記憶部が記憶した分類条件のうちいずれかの分類条件を満たす関係がある属性情報を有するデータが、上記データ記憶部が記憶した他のデータのなかにある場合に、上記分類条件を満たす関係がある属性情報を有する2つ以上のデータが分類されるグループ候補を生成することを特徴とする請求項7に記載のグループ化方法。
  9. 上記グループ追加部は、上記データ記憶部が記憶したデータのうち、上記グループ記憶部が記憶したいずれのグループにも属さないデータのなかから、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補に分類されるデータの数を算出することを特徴とする請求項7または請求項8に記載のグループ化方法。
  10. 上記グループ追加部は、上記グループ候補生成部が生成したグループ候補が2つ以上ある場合、上記グループ候補に分類されたデータについての属性情報の間の関係が満たす分類条件について上記分類条件記憶部が記憶した優先度が高い順に、上記グループ候補に分類されるデータの数を算出し、算出したデータの数が上記グループ生成条件が表わす下限以上である場合に、上記グループ候補をグループとして上記グループ記憶部に記憶させることを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれかに記載のグループ化方法。
  11. 上記データ記憶部は、上記属性情報として、上記データに関連する文字列を記憶し、
    上記分類条件記憶部は、上記分類条件として、上記文字列を構成する単語のうち少なくとも一部の単語が一致するという条件を記憶し、
    上記グループ候補生成部は、上記データ記憶部が記憶したデータについて、上記データ記憶部が属性情報として記憶した文字列を構成する単語のなかに、上記データ記憶部が記憶した2つ以上のデータについて共通する単語がある場合に、上記文字列を構成する単語のなかに共通する単語がある2つ以上のデータが分類されるグループ候補を生成することを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれかに記載のグループ化方法。
JP2005068439A 2005-03-11 2005-03-11 データ記憶装置及びコンピュータプログラム及びグループ化方法 Expired - Fee Related JP4451799B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005068439A JP4451799B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 データ記憶装置及びコンピュータプログラム及びグループ化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005068439A JP4451799B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 データ記憶装置及びコンピュータプログラム及びグループ化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006254140A JP2006254140A (ja) 2006-09-21
JP4451799B2 true JP4451799B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=37094140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005068439A Expired - Fee Related JP4451799B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 データ記憶装置及びコンピュータプログラム及びグループ化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4451799B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1993052B1 (en) 2007-05-15 2010-09-22 Sony Corporation Data processing apparatus and method, program, and storage medium for the identification of content
US20100274750A1 (en) * 2009-04-22 2010-10-28 Microsoft Corporation Data Classification Pipeline Including Automatic Classification Rules
JP2011203939A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Nec Corp ファイル管理装置、ファイル管理方法、およびファイル管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006254140A (ja) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9740774B2 (en) System and method of organizing and editing metadata
USRE46536E1 (en) System and method of managing metadata data
US7945568B1 (en) System for browsing through a music catalog using correlation metrics of a knowledge base of mediasets
CN1249609C (zh) 用于浏览信息单元集合的系统
KR101550490B1 (ko) 인터랙티브 미디어 안내 어플리케이션을 사용하기 위한 방법
CN109804364A (zh) 知识图谱构建系统及方法
US7930329B2 (en) System, method and medium browsing media content using meta data
US20040261040A1 (en) Method and apparatus for media access control
US20060197762A1 (en) Scalable visualizer for heterogeneous data
US20080140655A1 (en) Systems and Methods for Storing, Maintaining and Providing Access to Information
JP2006510997A (ja) メディアファイルのデータベース管理方法及びシステム
JP2005235196A (ja) 自動クエリクラスタリング
KR20080020647A (ko) 표준적 재생목록을 생성하고 일관성을 유지하는 방법,컴퓨터 판독가능 매체 및 시스템
JP2009277219A (ja) 複数の供給源からのメディアファイルの管理
CN104182413A (zh) 多媒体内容的推荐方法与系统
US20080288462A1 (en) Database system and display method on information terminal
US20220335084A1 (en) User consumption behavior analysis and composer interface
JP4848874B2 (ja) 情報処理装置,再生装置,通信方法,再生方法及びコンピュータプログラム
JP4451799B2 (ja) データ記憶装置及びコンピュータプログラム及びグループ化方法
US7921140B2 (en) Apparatus and method for browsing contents
US20030200224A1 (en) Content management system and methodology employing a tree-based table hierarchy featuring arbitrary information retrieval from different locations in the hierarchy
WO2010061538A1 (ja) 情報検索装置、情報検索方法、及び記録媒体
KR102516212B1 (ko) 추천 플레이리스트 생성 방법 및 그를 위한 장치
US11695810B2 (en) Enhanced content sharing platform
US11531668B2 (en) Merging of multiple data sets

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4451799

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees